■大正野球娘。■

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ttp://www.geocities.jp/akirenge/kikyorai/AKANE.htm
***銀河帝国軍総旗艦・ブリュンヒルト***
この時、ラインハルトは軽い発熱の症状が出ていたため、
艦内の寝室で静養していたので、Dショッカーの電波ジャックによる映像を
直接見ることはなかったが、ヤン・ウェンリーの訃報はすぐに首席秘書官ヒルダの口から報告されたのである。
ヒルダ「陛下、ご報告申し上げます。ヤン・ウェンリー提督が…亡くなりました…」
ラインハルト「な、なにっ!?」
ヒルダが語る言葉を理解した時、失意が落雷のようにラインハルトの頭上に落ちかかった。
蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳が、むしろ怒りに近い光彩をたたえてヒルダを直視した。
ラインハルト「フロイライン……フロイライン! 貴女から兇報を聞いたことは幾度もあるが、
        今回は極めつけだ! それほど予を失望させる権利が貴女にはあるのか!
        誰も彼も、敵も味方も、皆、予をおいて行ってしまう! なぜ予のために
        生き続けないのか! 予はあの男に、予以外の者に倒される権利など
        与えた覚えはない! あの男はバーミリオンでもイゼルローン回廊でも、
        予を勝たせなかった! その挙げ句に、予以外の者の手にかかったというのか!!」