私はラクス・クラインです

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921GUNSLINGER GIRL VII
ttp://2se.dyndns.org/test/readc.cgi/etc3.2ch.net_charaneta_1128875409/
***地球教の教会施設***
気が付くとナナは椅子に縛り付けられていた。

和泉ナナ「ここは何処っ! 何なのよぅ、お願い!ロープを解いてっ!!」
地球教の主教「やっと意識が戻ったね。でもご覧のように完全に身体の自由を奪っているから、
        抵抗しようが暴れようがムダだよ。大声を出してもいいが、
        この村はすでに地球教の支配下にある。どんなに叫んでも誰も助けには来ないよ」
和泉ナナ「そんな!? もうこの村まで地球教の支配下に入ってたなんて!
      わたしをどうするつもり!?」
地球教の主教「まもなく反世界軍が地球へも本格的な侵攻を開始する。
        そこで我らが総大主教猊下直々のご指示により、Dショッカーへの激励も兼ねて、
        母なる地球の守護と敵軍降伏を祈願すべく、我らが神に生贄を捧げるのだよ」
和泉ナナ「えっ!? もしかしてわたしがその生贄なのっ!? 冗談でしょっ!」

地球教の主教は薄笑いを浮かべながらガムテープを取り出し、
ナナの口にピッタリと貼り付けた。

和泉ナナ「うーっ、うんぐぐぐっ」

地球教の主教「ところで、デグスビイ主教の行方は掴めたか?」
地球教の司祭「いえ、それが今だに…」
地球教の主教「この大事な時期にあの男も何処で何をしているのやら。
        まあよい。生贄の儀式は明後日に予定通り行なうぞ。
        Dショッカーや我々に協力的な政財界の現首脳部からも
        幾人かが来賓として出席されるから抜かりのないようにな」
地球教の司祭「畏まりました」
地球教の主教「フフフ……あの娘もそれまでの命よ」

和泉ナナ「うーっ、うーっん(お兄ちゃん、助けて…!)」