鳴海さん愛してる・第四話

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35鳴海昌平 ◆NaruDyL/a.
>>23
誰に言ってるか不明だが、んっふっふ! お〜はようさん。
だがもう夕方に差し掛かっているな。
んー、君、暇ならゴウトの毛をブラシで梳いてあげてくれない?
ほら、膝の上に乗せて。今、睡っててウットリしているから……。
この隙に、そおっとそおっと、毛並みにそって、とかしつけてご覧。

あ。
勿論、珈琲も淹れるよ。
今日はまったりとした後味なんだと。パーラーの店主がいうにはねー。
ミルクとザラメ砂糖、それから今日は白桃のケーキがあるんだ。
是非、ぜぇひ、やっていってぇ!

>>25

し び れ び れ ! !

──ひあ!! びびび、吃驚したぁ。
俺は別になにもっ…、悪さとか、していないだろう?
なぁに?
「ヨシエちゃんとお菊ちゃん、どっちをオトすか」…考えていたってぇ?
そ、そうか。君は、そんな獣の姿だけど、聡明な獣なんだな。恐れ入った。
しかし電撃攻撃は腰に響くから。出来ればやめて頂戴よ。
三十路の男からの、お願いでした。

あ…。前髪、チリチリになってやがる…。
こ、これ以上天然パァマが爆発したら、どーすんのッ。んもう!