1 :
業斗童子 ◆xwI.Gouto. :
此処は大正二十年帝都
漆黒の闇を裂く如く駆ける三つの影があった
悪魔陰謀跳梁跋扈
近代文化百花繚乱
今此の地に新たなる日々が幕を開ける
異界開きの儀にて彼の地より参り来る由
此れより捜査開始と致す次第也
つ100万回生きたねこ
お兄ちゃんどこー?
どこなのー?
おいしいお茶が飲みたいです
ケルベロスのいびきがうるさくて眠れね
106 名前:水先案名無い人 メェル:sage 投稿日:2008/06/29(日) 09:45:05 ID:TR9pXafo0
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//Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人 Д /,,_|. :: :; < 祝まーす
て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;|
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ん? こんな所があったんだな。
俺は鳴海昌平。職業は探偵だ。鳴海探偵社という事務所を構えてる。
ヤタガラス機関に頼まれ、ライドウという悪魔召喚師を部下にしている。
バァや料理屋の借金が気になるお年頃だ。
…自己紹介はこれぐらいでいいかな?
じゃあ、珈琲でも淹れようか。
──まず、昨日来ていたお人の置き手紙があるので、そっちを。
前案件795へ
おっとォ! …君は、このあいだ、事務所に来ていた娘さんだね〜〜?
いやぁ、見違えたよぉ。晴れ晴れと上を向く向日葵のようだ。
ふふ。いい恋をしているんだなー?
やっは! 当たっちゃったぁ〜〜?
そんな笑顔が出来るんだったら、そうだね。
探偵さんとしては、何も言うべくもないよ。
いつまでもいつまでも健やかで、そうやって、優しく笑えればいい。
勿論、泣く時は思いっきり泣くんだよ?
それが健康的な女子のあるべき姿だって思うからね!
もし挫けて、どうしても一人で立てない時は。…また、この探偵さんを頼っておいで。
それぐらいで、「弱い人間」とは言わない。むしろ、探偵さん的にはどんと来いだ。
ふっふ!
>>1 ゴウト
…す、凄いな。…
お前、絶対文才があるよ。いや、本当に。
一体いつから生きているのかわからない。わからないが──。
……うちの曾祖父さんよりも、前から生きているんだろう?
言葉は時代時代に依ってくるくると変化すると聞く。
お前にとって、それは──それでも、現代語なのかもしれないな。
ちょっとそんなことを、思ったよ。ふふ、なぁんだかね。
探偵社の扉を開けてくれて、ありがと!
さぁて、これからもお客人を迎え撃ちますか!
撃ち落とす勢いで!!
「BANG!」
あれ……なんか……違ったかな?
よしっ。ゴウト。
久々にねこじゃらし。しゅたっ!
今 日 は 七 回 ま で に し て お こ う
>>3 なんだろう。
この猫、目が…、ずいぶん老成しているような印象を受けるよ。
何故だろうな。この猫の身に降り掛かっているのは。…──まさか!
呪い…っ?
呪いなのか!!
ライドウの斑駒のような、一時的にかけられてる呪いとは違う。
これは、この猫自身にかけられた、生命延長の呪い。
この猫はこんなふうに生きていて幸福なのか。…本当に?
くッ。理解らない。理解らないよ。
俺なんてさ、一介の探偵よ。
こんな「眼」をした猫に、俺がどう言えば、いいわけ。
何故か、お前さんを見ていると泣けてくるんだ。無性にね。
本当に、どうしたってんだ。今日の俺は…畜生。
ひとつ訊いてもいいかい。猫さん。
お前さんの「幸せ」って一体なんなんだい──?
それを俺に教えてくれ。教えてくれたなら、なにがなんでも、それを探してやる。
俺は探偵だ。こう見えてもここ帝都では名が知れている。帝都随一の名探偵よ。
だから、ひた走るよ。ひたすらに。例えそれが泡沫の夢のようなものだとしてもね。
>>4 オッ…!?
お 兄 ち ゃ ん ! ?
お、おおおおお、俺は鳴海といって此所の探偵所長よ。
従って、「お兄ちゃん」ではない。
でも…えっ…とォ。
君によく似たまん丸いのが、この間ここに来ていたよなァ〜。
その時は焼き饅頭を食べて貰った。なんでも、自分は猫型ロボットだって。
ゴウトが尻尾を引っ張ったら、こてん、と倒れちまったんだよね。
だから、ほぉら、其処の長椅子で休んでいる。というか、機能停止している。
えぇ!? 妹いたのォ!!??
あ。
ゴソゴソ...
そういえばね「姫由莉」っていう純喫茶がここの近くにあるんだ。
そこの店主が「メロンの形状のパン」を試作で焼いたんだよね。
はっきり言って、パンなんてまだまだ庶民に浸透してないでしょー?
山型食パンくらいでは、人心は靡かない…
とか言って、レモンエッセンスで香り付けして、「メロンパン」というのを創ったんだ。
「ふかふかカリカリもふもふ」なんだって。お嬢ちゃん、ちょっと試食していかなぁい?
>>5 んっ。
はぁい、こ〜んばんはっ。
美味しいお茶を所望とな!?
──ふっふっふ、あ〜りますよ、おっきゃくさぁぁ〜〜ん!
俺ね。ここでは珈琲ばかり淹れてるけど、紅茶とか緑茶とか焙じ茶も大好きなのォ!
お茶好きとして……握手、握手っ。ぶんぶんぶんっ。
あー、ねー、そうだなー。
今日は上方から取り寄せた「宇治茶」をお淹れしちゃいましょう!
少し蒸らして…でも、抽出時間は長すぎず…はいっ
さ。飲んでみてよ。なんならザラメ砂糖付きのお煎餅もつけちゃう?
はっは! どんどん注文してねぇぇ〜〜!
ん〜ふっふ! ふっふっふっふ〜〜!
>>6 君は…
ここに来るのは、これで三度目だね。
今は少年の面影がある。──そういう年頃なんだな。
お前さん、実はすごく純なところがあるだろう。
この間は、「パートナーが欲しい」…と、言っていたね。
君ならきっといい人が見つかると思うよ。
お前さんのいい所を理解ってくれる、理想のパートナーが…ね。
そうだな。
眠れない時は、焙じ茶がいい。
このお茶を飲んで、喉と気持ちを潤していってくれ。
しかし。
ケルベロス…地獄の番犬…そんな悪魔と連れ立って歩いてるのッ!?
肉体派じゃない、安楽椅子探偵の俺としちゃあ、頭が上がらないなぁ。こりゃ。
お前さんの上着に、白い獣の毛がついているね。
ふふ…そう口ではいいながらも、その旅を楽しんでいるんじゃないかい。
大きい悪魔でも怯えない、お前さんの剛胆なところ、凄く探偵向きなんだけどなぁ。
お前さん、いっちょう、探偵修行でも、してみないかい?
なーんて、ね。
お前さんはこれから運命の渦に巻き込まれていく。
ああ。人品骨柄と言ってね。パッと見れば、理解るんだ。
その過程で、涙することも、挫けそうになることもあるだろう。
本音は優しいお前さんを、…責める人間も、いるだろう。
俺も、お前さん側の人間だからね。
そう。この手は一回、血に塗れている。
だからなんとなくお前さんの肩を持ちたい。いつでも気軽に寄ってくれよ。
珈琲を淹れて、待ってるからさ。
>>7 γ'⌒ヾ
ζ ,ノ~ゞヽ
ヽζ゚ ー゚ノ こちらこそ祝いまーす
<| <v>|>
7__|: 」
i_/ J
あ、あれェ〜ッ?
タヱちゃんが持ってきたグラフ誌だったのか!
「魅惑のエジプト旅行」…特集ね。
出たばかりのグラフ誌を置いていくなんて、タヱちゃんも太っ腹よねー。
なんとなく、スフィンクスのような格好をすることがあるよな、ゴウト。
やっぱり猫は猫。古代の猫もこうやって座っていたんだろうなぁ。
ヤギを英語で言うと?
>>14 あっはっはァ────っっ!
そぉんな簡単な英単語、わかるに決まって……!
えーと。
えーと。
えーとだね。
ううっ。俺の灰色の脳細胞が「ざわ… ざわ…」してるぅ──────!!
あー、えぇと、何だったかな。いや、ど忘れよ、ど忘れ。
たしか
──…なんだっけ? ゴ・ウ・ト。
16 :
マイコー:2008/07/01(火) 00:20:32
ポーゥ
17 :
以上、自作自演でした。:2008/07/01(火) 01:12:39
ひー
焚き火だ、焚き火だ
ゴウトにくべる〜♪
19 :
周防兄:2008/07/01(火) 12:17:23
ね、ねこねこねこォー!!
ほんの少し、さ…触らせてもらえないだろうか…?そっとするので…!
ハークション、クション!!
克哉さんあんた捨て身なwww
とっておきの悩殺ポーズを教えて下さい。
赤い〜チャンチャンコ着〜せま〜しょか〜…
23 :
以上、自作自演でした。:2008/07/02(水) 05:24:57
ニートスパイクおはよう!
朝は早い方ですか。
……………………ンーン ンーン
ラムネに入ったビー玉を
瓶を割らずに取りたいです
どうすればいいですか?
27 :
以上、自作自演でした。:2008/07/03(木) 21:36:13
うんこ出そうでも限界まで我慢して一気にひり出して興奮する人?
ぼくのこいぬがいなくなったよ
たんていさん、みつけて
僕の飼い犬もまたいなくなってしまいました…
鳴海さん、パスカルを探していただけませんか
30 :
以上、自作自演でした。:2008/07/05(土) 06:34:51
下痢気味の時ひり出す直前まで我慢して興奮する人?
探偵の7つ道具を見せてくだはい
ソーダ水飲んでる?
はぁい、探偵さんだよぉ。
>>16 ………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………!!ブバッ!!
! えはっ、えはえはえはっ!!
ごはァッ!!!!
あぁ────あんたそれ、一発芸────────っっ?
目から珈琲噴いちゃったじゃないよぅ…
お、俺のおろしたてのシャツが…ひぃえええええええっ
とりあえずその「ポーゥ」…ってのはぁ、禁止ッ!!
も、ツボに入って何するか自分でも理解らなくなるからぁぁぁぁあー!!!!
…はー。はー。はー!
>>17 ん? ああ、突然の雨だったからね。
軒下で雨宿りしてたんだ?
ん、いいよ、どうせならこっち上がっておいでよん。
熱々の珈琲、淹れてあげましょう!
ぶっちゃけ言うとぉ、ちょうど話し相手が欲しかったのよねー。
さぁ、探偵さんに何か、打ち明ける話なんか、なぁい?
最近はどうなの。上手くいってるのかい? 御飯はちゃんと食べてる?
──っておかあさんか。俺は。話題変えよう。
>>18 ゴウトにくべる──って、ゴウトは業火か何かですか!
ゴウトをくべる──じゃなくて良かったのかも知れないが。
それにしても、野焚きはやっぱり秋の風物でしょぉ〜〜?
あっ。どうせなら芋でも焼きたいな。火があるならばね。
>>20 とっておきのォ!?
…えー……
そんなの、此所でやるの、恥ずかしいしー……
一緒に帰って噂されると恥ずかしいしー……
…うーん…
…そうだな。こんな、感じ?
「 ド ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … 」
悩殺というより「奇妙な」格好になっているかもね。
ま。細かいことは言いっこなしだ。
うん、うん。
>>21 おォ。写真がカラーだね。
ふぅん。…なかなか良さげな紳士じゃあない〜〜?
俺から言うのはこんなところだけどねー。
付け加えるなら。そうだな。
眉が少し特徴的かも知れない。
俺、思うんだけどぉ。日本人ってさ、一色の髪色しかないじゃーない?
だから、将来ロマンスグレーになるの、結構楽しみなのよ!!
異国のお人は、色々な髪色があって、いいよね。赤やら金髪やら。
結構あの華やかさは憧れ。だから、自分も白髪になると思うと嬉しい。
勿論、年相応に、そういう歳になったらの話だけど、ね。
今は…
少し陽に透かすと、赤みがかかってるが。
ま、あんまり、気にしないでいるよ。基本、黒髪だし。
>>22 ──ヒッ!?
かかかか還暦のお祝いなのか? そーなのか?
黙っているのが得策だな。ここは。
赤い色は、…んん…特別好いてるわけじゃなし。
たしか…都市伝説で…こういうのがあったような気がするが。
怪談って、特に都市の怪談とか、かなり不条理なのが多いよね。
殺されたっていうのに、何故か「最後は殺された話」…が語り継がれたり。
そういう目線で見ると、都市伝説や怪談は、お か し い 。
>>23 誰に言ってるか不明だが、んっふっふ! お〜はようさん。
だがもう夕方に差し掛かっているな。
んー、君、暇ならゴウトの毛をブラシで梳いてあげてくれない?
ほら、膝の上に乗せて。今、睡っててウットリしているから……。
この隙に、そおっとそおっと、毛並みにそって、とかしつけてご覧。
あ。
勿論、珈琲も淹れるよ。
今日はまったりとした後味なんだと。パーラーの店主がいうにはねー。
ミルクとザラメ砂糖、それから今日は白桃のケーキがあるんだ。
是非、ぜぇひ、やっていってぇ!
>>25 し び れ び れ ! !
──ひあ!! びびび、吃驚したぁ。
俺は別になにもっ…、悪さとか、していないだろう?
なぁに?
「ヨシエちゃんとお菊ちゃん、どっちをオトすか」…考えていたってぇ?
そ、そうか。君は、そんな獣の姿だけど、聡明な獣なんだな。恐れ入った。
しかし電撃攻撃は腰に響くから。出来ればやめて頂戴よ。
三十路の男からの、お願いでした。
あ…。前髪、チリチリになってやがる…。
こ、これ以上天然パァマが爆発したら、どーすんのッ。んもう!
>>24 そうだね。朝はそれなりに早いかなー。
ライドウは六時起きなんだけど、たまぁに、ね。
──それよりも早く目が醒めてしまう。
歳なのかもね。ふふー。
…上司たるこの俺が先に起きて仕事していたら、書生の名折れだ。
だから、そんな時は、二度寝する。
寝床の中で、枕本を読んだり。まぁ、日中の計画を立てたり。
ライドウは俺が起きてるのを理解っているか、知らないが。
まぁ、あいつもなんだかんだと言って、早起きだね。若い内は眠いだろうに、ねぇ。
>>26 ラムネ。
レモネードが訛って、ラムネ。
俺も、ラムネ、だぁいすきよ。ふふ。
明治の頃から職人さんが造っていたそうだね──。
餓鬼の頃、少ないこづかいでラムネを飲むのが楽しかった。
カランカランと「びいだま」も揺れる。心も、同じように揺れた。
夏の風景と共に、あぁ。この瞼に、蘇るよ。ふふ…
あー、ところでェ、「びいだま」なんだけど。
あれは…。…とれないでしょ。
むしろね。とれないからこそ、興趣があるんじゃあないかい? ん?
確かに、硝子の窪みに嵌ってるのを見ると、取り出したくなるけどね。
だが、やはりあれはそのままであっていいと思うよ。俺はね。そう思う。
一度「びいだま」を鉄鍋かなにかで、加熱すると
ちょっと面白いよ。なぁんか、亀裂が入ってキラキラするんだ。
是非やってみて。火に気を付けて。
>>27>>30 A感覚を嗜んでいるのかぁぁ────────ッ!!??
とりあえず、見せしめに、殴っておくよ。
γ'⌒ヾ
ζ ,ノ~ゞヽ
ヽζ゚ ー゚ノ=つ≡つ
<| <v>|≡つ=つ
7__|: 」ババババ
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γ'⌒ヾ\从从/
ζ ,ノ~ゞヽへ >
ヽζ゚ ー゚ノ..ノYY\ 足穂でも谷崎でも乱歩でも澁澤でもなんでも読めばいーじゃない!!
(><v/⌒)
彡∠__/-|__/
彡/_/!i |i!i
彡i!i|i!i |i!i
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もういっちょ! あ〜それっ!!
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// / ζ.,,, ., ソ / .|
( ̄ ̄二<|_ 彡|> カキーン!!
 ̄ ̄ y____∧
ミ |___/__ヽ,,
>>28 そうか。……それは、いけないな。
君の子犬、首輪とかはしているのかい?
そうだ。ここに色鉛筆がある。インクは、これ。
これを使って、君の子犬をなるべく詳しく、描いて?
大丈夫。探偵さんのことを信じてよぉ。
きっと見つけだそう。うん、すぐ見つかる筈だ。
この町の子なんだろう?
だったら、手当たり次第、路地を巡ってみよう。
この席がはけたら、一緒に行こうな。
>>31 果たして見て面白いのかね? ふぅん?
ま、いいさ。ここでさらして見せちゃおうじゃないの。
まず、こまごまとしたものなら──…
其の一。万年筆型懐中電灯
其の弐。小型の万能ナイフ
其の参。縄梯子
其の四。望遠鏡
其の伍。時計
其の六。磁石
其の七。小型の手帳と筆記具
ふん。こんなところかな。
あまり面白味のない品揃えだが、まぁ現実の探偵はこんなんだよ〜ってことで。
勿論ルガーP08は俺の大事な相棒だ。だから俺は、所謂「てっぽ持ち」…よ。
>>29 あぁ。…君は。
あっはっはぁ! ひ〜さしぶりィ〜ッ!
あれからどうしていたのか、ちょっと気になっていたんだ。
くぅぅ。顔が見られて嬉しいよ。ふっふ!!!!
──なんか、ちょっと見ない内に、逞しくなってない?
世間の水ってのは冷たく、濁っているものだが──それを、飲んだにしては。
澄んだ、いい眼をしているね。──うん。
もしかしたら、君は、これからもずっとその眼なのかも知れないな。
俺とは違う。だが、君のことは、なんだかね。世話、焼きたくなるのさ。
きっと廻りの人達、皆、そうなんじゃないかい。
そういう運命の下に生まれついているのさ。ははっ。君はね。
…おっと。それで、依頼は犬君のことで?
そうか。パスカル君、此所には来ていないんだよ。
来ていたらあの子のことだ。ゴウトのミルクを舐めちゃったり
いろいろ、しでかしてる筈よ。
よっし。
腕まくりしてェ… っと。
小さな依頼人と、少年の依頼人。
一度に片付けて見せようじゃないの!
夕闇が迫る前に。じゃあ、行こうか。
いつも行く場所とか、お前さんの匂いの付いてる場所とか。
──それから、元、住んでいた付近とか。
意外にも簡単に見付かったりするもんだ。……こういうのはね。
大丈夫。この帝都の名探偵に、まっかせてェ〜〜!!
ん〜ふっふ! んふっふ〜ん!
日本人たる者、洋服ではなく着物を着るべきだ!
41 :
サトシ:2008/07/05(土) 19:03:32
鳴海、ゲットだぜ!
ヴィクトルにマッサージしてもらいてぇ。
しゅたたたたたたっ。
俺は業斗童子…黒猫だ。
猫が喋って何が悪い!
いや普通は人語を喋らぬのだ、本当ならばニャーニャーとしか聞こえぬ筈だ。
だがミルクホール主人から翻訳機能つき首輪を借り受けたんだ。
今後も喋るぞ。
時折故障するのでな…突然ニャーニャー云い出しても気にせんでくれ。
前783 5年後はどんなヒト
5年後の鳴海は…葛葉の手によって使役悪魔になっているかも知れん。
拳銃を使いこなし遠距離攻撃スキルにたけた仲魔として戦闘に参加するんだ。
要領が好いので逃げ足も速い…つまり行動スピードはトップクラスだ。
悪魔化すると云う事はすなわちヒトでなくなる…ヒトデナシだな。
おい鳴海、是非ともヒトデナシになってもらいたい!
前784 二人
ヒトがひとりに猫一匹だしな。
或いは時期を置かず、ヒトなど居ない様になるかも知れんしな。
鳴海が悪魔化したら、数え方で云うなら単に 『二匹』 となるしな。
だが… 『二人』 と数えても支障の無い場合が出てくればそれも面白い。
俺がヒトの姿をとれば好いんだ。
悩殺スキル 『目で殺す』 とか持ってみたいものだな。
今は精精、 『ねこパンチ』 くらいだからニャ…。
前785 ニンジャ
何処にもいるんだな…。
俺も十四代目に進言しておかねばならないな。
黒マントの下に身につけた革製ホルダーや陰陽葛葉を知られてはまずい。
師範學校と云えども、あの扮装は逸脱しているだろうしな。
ニンジャだなどと噂になれば葛葉の名折れだ!
前796以降 異世界の俺
ウム、御苦労である。
異世界の俺と云えども俺に変わりないだけに、労ったりするのは妙な気分だ。
だが御主の登場も、ここの恒例行事になりそうだな。
折を見て、互いに箱坐りで語り合うてみたくもある…。
猫用ミルクと干物を用意して待っているぞ。
今後ともよろしく頼む。
ニャ。
>3 100万回生きたねこ
此処に描かれているのはどんな悪魔だ?
俺は違うぞ俺は…まだ20回くらいしか生きてないからな。
しかしこやつも苦難の道程を歩んでいるんだな…。
葛葉が興ってようよう、1200年程になろうか。
その期間の間に100万回生きたと考えるならば、一年に833回。
なんと云う激しい生き様だ!
継承順位の高い、有効なスキルを所持しているんだろう。
実戦でも合体でも大活躍だな…想像するだに難くない。
>4 ドラミちゃん
ウギャフッ。
フンフン…くんかくんか…やはりな、猫っぽいのに猫の匂いがせぬ。
蓮の花に似た容器から飛び出して来たからには或いはネコ型の…。
女神だな?
時間旅行はヒトの造りし技術と想像していたが、未来の神まで利用しているとは!
此れは失礼致した…あなたの兄神様はこちらに鎮座ましましておられまする。
供物は何が宜しいか…此処はやはりミルクか?
>5 お茶
どうやら此処も、すっかりカフェーの佇まいだな。
今のままでは看板に偽りありだ…よし、此処は鳴海!
茶葉を独自配合して自家製ブランド 『鳴海さん愛してる』 を作るんだ!
ミルクホール主人や、異界晴海町のスカアハに訊いてみよう。
なにか手がかりがつかめるかも知れん。
>6 ケルベロスのいびき
おいおい待て待て御主…寝る時も召喚しっ放しかーっ。
なんだ、実はケルベロスの事が好きなんじゃないか。
もしも御主の召喚能力が高いのなら、リャナンシーも同時に出しておけ。
ドルミナーで心地好く眠れる。
其の上、ケルベロスのもふもふした毛並で幸せになれるぞ。
>7 祝まーす
おいトート! トートはいるか!
此れは御主宛の絵葉書ではないのか。
差出人は…アヌビスとある。
ウム、次回は此の悪魔にも是非、我等葛葉の捜査に加わってもらいたいものだ。
しかし祝まーすか…いわまーす。
…おいドアマース…御主を呼んだ覚えは無い。
出番が無いからって拗ねるなよ…。
>鳴海
操作続行にあたり、引き続き十四代目共々世話になるぞ。
まぁ俺は肉球だしな、『撃つ』 よりは 『噛む』 だ。
ニャヒーヤ! ニャヒーヤ!
俺を釣るな釣るなーっハヒィィィィィィィ
ニャフッ! ハニャッ! フーッ! ヒギャッス!
ウニャッ! キキー! プギャー!
俺…鴉になった方がいいのかな…。
えぇい、では景気付けにまずはおまえを噛む!
かぷっ。
うちの猫も伸びをする時プギャーって言う
ゴウトにゃんは育児が上手そう。
いやー! あまりに暑いから、深川まで足を延ばして「大國湯」に浸かってきたよ。
朝風呂も優雅だが、夕暮れの銭湯ってのも、いいもんよねぇ。
皆、暑さに参っちゃいないかい?
>>40 そうね。
そういう向きもあるだろうね。当然。
無理に時代に乗っからなくても、いいんじゃないの。
……俺は、昔餓鬼の頃は当然着物だった。
なにしろ兄弟子沢山の寒村の生まれでね。
大概が、兄貴のお古だったよ。
そうさ、水通しを何度もした、馴染んだ着物。
兄貴の匂いが染みついた、そんでもって、動きやすくて着易い着物。
裾を端折っては、河川の魚を捕まえて、夕飯の足しにしたね。
ああ。懐かしいな。…今、思うと。
贅沢で優しい「時」を過ごし、そして、通り過ぎてきたんだろう。
あー。ん。…なぁにか、話がずれちゃったねぇ。ポリポリ。
──…えぇと…ォ。俺が言いたいのは、洋装派も和装派も
喧嘩しないで、お互いの距離を保って。
同じ時を過ごせれば、いい。──ってこと!
俺は、この通り洋装をしてはいるが。
寝間着さえ着古したシャツ一枚だが。
着物を大事にする心。それは、俺にも、よぉっく理解るんだ。
お互いを大事に思う心が、時代の急激な変化に、対応できるんのじゃないかな。
個人的には、女の子なんかはぁ──。
半襟がレースで、エプロンなんかをしていると、胸がときめくね。ふっふ!
男については──まぁ、機能的だったら、洋装もいいんじゃーない?
要は似合ってて、本人のこだわりが見られれば、いいのさ。
ビシッと筋が通った着こなし。これは、洋装も和装も、同じだと思うからね。
>>41 \ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
そ、それはらめえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
\ | / /
,イ
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゙l γ'⌒ヾ ゙、_
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─ _ ─ { ヽζ゚Д゚ノ /─ _ ─
). <| <v>|> ,l~
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ゝ i_/ J ,
こ…こらこらこらァ!
せめてそこは特殊合体で造れ!
俺は何者なんだぁぁぁぁ────────っっ!!??
ゲットってしかも、なぁによ。
聞き慣れないけど、俺には辞書が。
ちょっとちょっと!!
そこの少年!! 話ちょっとでも聞けってぇの! おいぃ!!??
>>42 Dr.ヴィクトルの業魔殿…
地下の伽藍は、いろいろな器具でいっぱいだとか。
主は昼間に外に出ず、鼻眼鏡をして夜な夜な出歩いてるとか。
噂も様々よね。
手をわき…わき?
ああ、そうなの?
手指が、ふぅん。器用な人なんだ?
だったら一度、マッサージってのも、やって貰いたいかも。
最近座業ばっかりで、麻雀やっても腰が痛いし…ツボ、押してもらえるかな。
しかしィ。
ライドウに聞いた話じゃあ、お金もガッポリ取られるし
酷い時には悪魔の血を採られたり、するそうじゃない。
やっぱり、信用ならない人間に、身は任せられないよねー?
……ん?
ライドウ……やけにサッパリとした姿だが。
もしかしてDr.ヴィクトルの施術を、受けたのぉぉぉおお!?
…結構肝が据わってるよなー。お前。…
>>43-46 ゴウト
あーいや。
いやいや。
それ、多分女神じゃないから!!
未来から来たそうだよ?
ネコ型…ロボトミー……?
ロボ…
あれ、なんだっけ?
とりあえず、しっかり者の妹さんのようだ。
ゴウトもほら。ちょっと話し相手になって頂戴よ。
どうやら兄さんの方は、機能停止してたけど、妹さんのお陰でなんとかなったし。
うんうん。
兄妹仲良し、これにて一件落着!
…甘噛みされても…
…「竜宮」の女将特製鯖の煮付け。食べなくても、い〜いのかなぁ?
…ん〜ふっふ、ん〜ふっふ!
んげほげほっ。げほっ。
そういえばね。
今日は「渡邊豆腐店」が朝から営業してたんだよ!!
──吃驚して絹ごし四個買ってしまった俺は一体。
ほれ。ライドウ。今日の飯は豆腐だ。
ついでに明日の朝も豆腐だ。
んー…味噌汁にでもするぅ?
>>47 あ──成程ね!
たしかにあの人間では発音できないような鳴き声は。
「プギャー」…だな。うん、「プギャー」。
お家の猫さんは、可愛いかいー?
可愛いに決まってるよな。お前さん、凄く幸せそうに語るんだもの。ふふ。
そんな貌をされると、一度見てみたくなるな。俺、こう見えて猫好きだし。
ちょっと時間が空いたら、案内してくれないかい──?
>>48 くだんの「ネコ型ろぼとみー」とやらは、そういう役目を持っていたようだね。
妹のドラミちゃんから聞いた。量産されているそうだとか。
でも兄さんとドラミちゃんは特別な存在だそうだよ?
兄さんの「耳」が欠けてることに、関わりはあるのかね。
うぅ〜ん、探偵眼が冴えてくるっっ!!
どこから書き込んでるの?
55 :
ライドウ:2008/07/07(月) 01:16:32
,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、
| | (・)。(・)| 鳴海さんに喜んでもらおうとキャメルスーツを石鹸で洗濯したら
| |@_,.--、_,> 一つ残らず縮んでしまったの巻
ヽヽ___ノ
はぁい。探偵さんだよぉ。
日中暑いけど、日差しには気を付けて。
昨今の科學で解明した所によると──
太陽光線には有害なものも含まれていると言う。
俺は帽子を被っているが、お嬢さんなんかは日傘推奨よ。
>>54 どこからどこまで…って?
うぅん。そーだな。
ライドウは此所「鳴海探偵社」で「記録」する。
たまに麻雀をやってる時、頻繁に記録したりしているね。
俺は逐一記録なんぞ取ったりしないから、ライドウは一種、挙動不審にも見えるね。
まぁ、男の書生のやることなんぞ、ど〜ぉでも、い〜んだけ〜〜どー。
ん?
まさか。
おおおおおおおおおおおお、俺の金銭出納帳のことぉ?
こっ……これはァ、一応端から端まで、ちゃあんと付けているよ。
それが義務なんだもの。う、うん。
──まさか二重帳簿とか、やってない。やーってないってぇ!!
真実一路の男、鳴海昌平。そぉんな小細工なんて、やるわけないでしょ?
…ねー?
……………………。
…………………………ねー?
>>55 ライドウ
く。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、俺の!
俺のキャメルのスーツが! 上下共に!!
なぁぁぁぁんじゃこりゃああぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!
石鹸で!? …しかも、洗濯板でかッ!!??
有り得ないだろぉぉぉぉ! そんなのはァァァ!!!!
あのなぁ。…お前に家事の才能が無いのは、もう、理解った。
理解ったから、これ以上俺のシャツとかまで、洗うのはやめておくれ。
はあぁ…
喜んで貰おうと思ってくれたその「心」は。
ありがたく貰っておくよ。あぁ。「心」は、ね。
戦闘以外は不器用で、おまけに口下手なお前のことだ。
そうやって思ってくれたのは、ん──。
──素直に、ありがとうって、ね。思うよ。
ところで替えのスーツも…うわぁ。襤褸襤褸だ。
しょうがないな。今日はもう、そうだなあ。
買い物に失敗した、似合わない色のスーツはあるにはあるが
春色が似合う、所謂春男の俺には、決定的に似合わないし────。
ま。いいかもね。
今日は浴衣で和装と行こう。真っ白な浴衣が、あるんだ。
幸い今日の依頼人はいなかったし、それもまた趣があるだろ。
ライドウ、今日はお疲れさん。また明日から、頼むよ。
あー…。 「いい上司」ってやつも、辛いのねぇ…
…んー…。…しみじみ…
58 :
ヤコウ:2008/07/08(火) 19:25:07
ムド
>>58 ! っ…ひぃっ!?
──いいいいいいい、いまぁ! 今、俺の耳を掠めていった……!
ぼ、梵字のようなものが、通り過ぎていった…よ……
ひぃぃぃぃ──っっ!!
らららら、ラ〜イドウ!!
これって、お前さんの仲魔ぁぁぁあ────っっ!!??
こんな仲魔は麻雀でも見たこと、ないぜ。ああぁ、もぅ、吃驚したぁ…
…ん。ふぅー。
過ぎ去っていった跡は、壁に不思議な光、ひとつだけか。
ライドウのようなデビルサマナーが視れば或いは。
違う風景が、視えるのやも、ね。
…はぁ…
…あー、冷や汗かいた。
替えの浴衣に着替えよう。嫌な汗、かいちまったぜ。
キャメルのスーツは注文したけど…まだ届いてないんだよね。
それにしても水色に透けた首無しの馬。
首無しの馬の伝承は各地にあるね。
しかし乗っている者と眼を合わせなくて、良かったぜ。
ああいうのは、本当に「百鬼夜行」…。麻雀にも誘えない、「厄場い悪魔」…だな。
んー。ライドウ、どうした?
召喚管持って。どうするってェの……え!?
「あの悪魔を仲魔にします。」だってぇ!?
ちょーっと無理なんじゃないのかぁ? ああいうのは…
むむむ。何でも飼う飼う、って、おとーさんは許しませんよ?
あ。とか言ってるうちに、マント靡かせ、出て行った。
あの日の誓いは忘れたのっ!?
宇宙人はいると思いますか。
62 :
アグモン:2008/07/09(水) 00:16:20
ライドウぅ〜!
ゴウトへ子守歌を唄ってあげて。
あなたはだんだん ねむくなーるー
ぐーぐー…
, λ,..,,λΨ ,
/i\/ ・ω・ヽ|/i\ パタタタ
⌒⌒l::.:... o⌒⌒ `'ー---‐´l
見習い悪魔ですポッポ
お前の魂もらうポ
見える…
大家の怒声轟く鳴海探偵社が見える…
鳴海の白々しいお世辞と言い訳が更なる怒りを招く…
休日はいつも独りで過ごしているんですか?
はぁい。探偵さんだよぉん、元気ィ!?
今日はミルクホールの帰りだよ〜。んー…ヒックゥ。
ところでぇ。
カレーにミルクって決定的に合わないと思うんだけど。
そこんとこ、どうよー?
>>60 いや…。…え!?
いやいやいや……ちょっと落ち着いて頂戴よ。
あの日がいつなのか──俺は全く記憶に──えぇっ?
なんか俺、やっちゃったの!?
ま、まさか…
お前さんの娘さんを嫁に貰うとか!?
書生にもっといい待遇をするとか!?
猫まんまに鰹節かけてあげるとか!?
そういう「アチャー」的なことを、やってしまったのかっっ。
…えーと!!
娘さんだったら責任取らせて貰います!!
だって、あなた、目鼻立ち調ってるしィ。
悪い人じゃ、ないんでしょ。
だったらさ、いいよ。
その娘さん、一度逢わせて?
ね。
>>61 はっは!!
宇宙人!?
これはこれは──!!!!
いるに決まってるよねー、な、ラ〜イドウッ
師範学校でもそう習ってるよなーっ!?
──うん。ライドウは見世物小屋の怪物にも胸ときめかせる日本男児だ。
宇宙人なんて、いるに決まってるんだよ!!
というかァ、いて欲しいって思うのよ。俺はね。
この広い広い宇宙でさ、地球だけが生物を擁してるって思うと、なんだかこう。
寂しいじゃないの。ねぇ?
うん、そうだ。宇宙人は、きっといる。いるに決まってる!
2000年辺りになったら、地球人も、宇宙人と外交したりしてるんだよ。
こう、烏賊とか蛸みたいな奴でも、きっと酒飲んで腹割って話せばオッケー、オールオッケーよ。
未来の話になっちゃうけどさ。地球人も宇宙人として、胸張って生きていくんだ。
この暗くて深い宇宙。そんな出会いをいつかしてみたい。「接触」…をしたいね。
あー。
団扇を扇いで、アー。
ワ・レ・ワ・レ・ハ ウ・チュ・ウ・ジ・ン・ダ …。
ほいほい、ライドウ、お前もやるんだ。
ワ・レ・ワ・レ・ハ ウ・チュ・ウ・ジ・ン・ダ …。
>>62 おッ!
うわっ!
ひぇ!
音声だけでは理解らないが、こいつは──可愛いっっ!!
声も凄くいい声ね。どーいう声帯持ってるのかなぁ? んん?
黄色の姿は、小さい肉食獣のようだけれど…
…瞳の色は、ゴウトと同じ。綺麗な碧だね。
うん。とっても優しそうだ。
ゴウトの瞳の色は「マグネタイト」が充満しているかららしいけど。
この子は、どうなのかな。生まれつきのような気も、するな。
ライドウ、ほら。
お客さんだ。
しっかりもてなすんだぞ?
──ふふふ!
小さいお客さん。はっは! なんだか、なごんじゃうねぇ!!
珈琲なんかは好きじゃないよな。ゴウト、この子、何が食べたいのかねぇ?
あ、そうだ。ライドウ。お得意の「読心術」で、訊いてよ。
好きな飲み物、あったら出してあげたいからさー。
>>63 ゴウトは猫。
「猫」は「寝る子」で、「猫」だ。
子守歌なんか歌わなくても、だぁ〜いじょ〜うぶっ!!
だよな? んー、ゴウト?
ふさふさがないっ!
ふさふさをくれぇぇ!! ゴウト!!
ゴウトぉぉ〜〜…
>>64 それ、催眠術でしょ!!
おぃぃ!
こんな所で実験されてもなぁ。
なんとなく、怖いしぃ。
……いや、本当に。催眠術は怖いんだよ。
所謂「狐憑き」に対する間違った対応ね。これ。
もう江戸から明治の昏い時代は、過ぎた。そうだろう?
心の病にも、もっと人道的な処方をするべきだ。
昔、座敷牢。今、蟄居。はっ。──ナンセンスにも、程がある。
もう少し明るく、外での解放治療を推進していった方がいいと俺は思うね。
! おッとぉ。
──少し、喋りすぎたかな。
まぁ、一市民の健全な意見だからね。探偵としてじゃあ、なくってさ。
そこらへんは、多目に見て頂戴よ。ね。
怖ぁ〜い警邏の人とか憲兵がいたら、嫌だしね。
聞き耳頭巾の人がいたら、厄介だ。
ところで、お前さんの催眠術、効いているお人がいるね。
先刻には居なかった筈だけど、こ、この人は。
>>65 うわあああああああああああああああああああああああ!!
知ってる! っていうか、前にもいたから!
なんで、探偵社で褌一丁…?
いや、別に褌云々にケチを付けるんじゃ、ないが。
その切れ味の良さそうな長い刀。
こ…これは…。剣呑な……!
と、とりあえず、睡っているみたいだ。ほっ。
それなら、よいしょっと。
──細身なのに、筋肉のせいかな。結構重いな──
長椅子の方で横になって貰おう。そうしよう。
しかし朝になったら、どうするかなー。
んー。
ひとまずは綿の柔らかい薄布団を掛けて。よっ…と。
この人の眼は閉じられて今は見えないが
きっと、きらきらと輝くんだろうな。──なんとなく、直感だけど。
ひとかどの政治家、或いは愛国の心を持つ文士なのかも。
グラフ誌で見たとことがるんだよねー、このお人のお顔。
うーむ。
しかし、こんなに簡単に、子供みたいに催眠術にかかるとは。
大丈夫なの?
大人なのに!
>>66 かっ…
可愛いじゃないのよ!
んねぇ。何処から来たの?
なんだかぁ、「ぽ」って感じで可愛いね。いやぁ、身体もふさふさだ。
この口元。口吻も、丸くて、いい。
何?
あっはっは、もう一回言ってよ。
──…「魂」だって!?
とっくの昔に俺の魂は売ってるよ。
「麻雀」という悪魔にね。
珈琲は飲めない?
とりあえず、ミルクでも飲んで行って。
探偵さん、可愛い娘さんも好きだけど
お前さんみたいな愛らしい生物も──大好きだよ?
ふっふ!
それにしても「悪魔」だって!
ふふふふふふふふふふ……!!!!
ライドウ。そういえば、久しく麻雀してないじゃなぁ〜い。
この俺の腕が鳴るのよ。ふっふ、鳴海だけに、鳴る!!
この子悪魔なんだって。だから、もう一体召喚してくれれば、いいから。
今夜は「見習い悪魔」ちゃんに、「魂の盗り方」…を教えちゃおうと思ってねぇ!
いやー、あっはっはぁ!
さぁて、準備はオッケー? ザッツ、オッケー?
>>67 見 え る の ! ?
月末に納めているからぁ、未来予知か!
こっ…怖い!!
うううううううわあああああああ、大家さん!
いつも綺麗で、洋装も似合ってますね!
──って、まだ月末じゃないのに、俺は何をお世辞言ってるんだ!?
あぁぁぁぁ〜〜…
えーとォ。
い、いつも白いスーツがよくお似合いで。
ええ、帽子も特注でしょ? 伊太利亜製の。
見る者が見たら、そりゃー、理解りますってぇ!!
ああああああ、あのぅ。
今月はなんとかっ。…早めに…します……んでっ。
そんなに目線をきつくしないで下さい。ひぇぇぇ。
>>68 んー。
探偵仕事にはあまり休日は、ないね。
だけど、勿論週末には休んでいるよ。当たり前の勤め人のようにね。
でも、この探偵社が俺のヤサではあるし──
休日と勤務日の線が、やや、曖昧ではあるかな。
なにしろ、休日でも仏頂面の書生と黒猫がいるし。
結局、俺は自分が不味いもん食べたくないから、自炊するし。
そうするとォ、ライドウ達と面と向き合って喰うわけでしょー?
なぁんか、休日という感じがしないのよねェ。そこはもうね。うん。
休日に、銃の手入れとか、あまり普段しないことをしだすと、雨が降るの。
これ、ほぼ十割の確率ね。…凄いでしょー?
愛銃はけして疎かにしてないつもりだが。
もしかしたら、銃本人は、不満なのかもね。俺の扱い方に。
しょうがないよ。ルガーは一応護身用だもの。
大人しくしていて欲しいよ。出来ればね。
そんなわけで、いつでも、朝と昼は居なくても。
宵闇の時間には、三人一緒に飯喰ってるよぉん。
…ふぁあ。 …まぁそんなところ… かな
…んぐー……
78 :
以上、自作自演でした。:2008/07/10(木) 02:48:04
んぐー
…………………。
いい旅夢気分。
寝てる鳴海の唇にムヒを塗ってやろう
はいよ!鳴海探偵事務所さん!
カツ丼10個にライスカレー20杯、オムライス6皿にハンバーグとキツネうどん5杯おまち!
お代は28000円ね。
いや〜しっかしこんなにいっぱい誰が食うんだい?
注文の電話してきたのは、ホーホー言ってる子供の声だったけど。
この場所を四字熟語で表すとしたら?
深夜に窓を開けてみると。
川縁がゆらゆらとたゆたっているね。
澱んでない。いい水だ。俺もあんなような生き方、してみたいよ。
急流じゃなくてもいい。
だが、濁る程遅くても駄目だ。
ゆるやかに小石を丸く削っていって
最後には合流したい。…だって一人は、寂しいじゃない。ねぇ?
>>78 んっふっふ。まぁだ、目が醒めないの、その娘。
やれやれ。…こうなると西洋のお伽噺「眠り姫」…だね〜。
可憐にして鮮烈な口元は──未だゆるく閉ざされている。
俺にはこういう類のお嬢さんは勿体ないな。
ああ、勿体ない。勿体ないさ。
そう。
なんてったって、眠り姫には「王子様の接吻」だ。
俺にはちょっとばかり荷が重いのさ。こんなのは。
よし。ラーイドウ?
そこの掃除が終わったら。
其処で寝ているお嬢さんを接吻で起こしてあげてくれ。
所長命令だ────頼んだよぉ?
>>79 ブバッ!!!!!!!!
ひ…ちょっと待って。話、話合おうじゃないのよ!!
お前さんの相手は俺じゃないだろう?
俺は別に子供を虐待したり、し、してないからな。
覇王も覇者も関係ない。ただの──探偵だ。
え!
えわっちょっ!!
「そこで野宿している子供がいた 今夜だけ寝かせてやってくれ」
……。……え!?
この子、なんだか顔色が悪い。
そればかりか、栄養失調っぽいな…いけない。
お前さんの言いたいことは、大体理解できた。
この子を、即刻、確保して、柔らかな布団で寝かせればいいんだな?
それくらいならお安い御用さ。…と言いますか。
あんた、凄く!! 優しいいい奴じゃないのよ!!
珈琲飲んでいってよ。時間があるならさ、ねっ。
ミルクもザラメ砂糖があるよ。
たまには「闘い」…休んでみちゃーどうだい?
>>80 いい旅をそういうふうに言うんだ?
成程ォ。…俺も旅に出たら使ってみようかなー、その言葉!!
温泉とかいいよねー。
こう、美女と混浴とか!!
薄曇りで相手の鼻さえ見えなくても、オッケーオッケー。
その為に人間には「想像力」…ってものがあるんだからねっ。
ふっふっふ〜ん。 …視力良くてよかった。
なるみんはペルソナ4プレイしてる?
>>81 鏡を見たら、唇が…腫れ上がっているんだよねぇ。
なんだろー。俺、女の子に口なんか噛まれてないよ?
以前、思いっきり口を噛まれて、血が出てさぁ、それで腫れて。
そんなんなった時もあったけど。…外傷がないのよね。
おまけに喉がなんだかスースーするのよ。
? 何故…?
昨日の事を思い出しても。悪魔ージャンくらいしか憶えがない。
ちゃんと顔洗って床についた筈。
んなぁぁぁぁ────んでぇぇぇぇぇえええええ────っっっっ!?
>>82 ライドウ。こっから好きなのを選べ。
夜食でも朝食でも、好きにしろ。
ほら、オムライスなんか、どうだ?
食べたいって言ってただろ?
…ジリジリジリジリジリジリ…!
──…あ もしもし。はい、こちら鳴海です。
──…親方、おられます? えぇ、はい…
──…ちょっと事情で近所のレストランや蕎麦屋からー…
──…ずぇーんずぅえん、これっぽっちも、注文してない料理が大量に届いたんです!!
──…そちらの方に廻してもいいでしょうか? あ、お金も精算して下さる!?
──…正直折半になるかなと思ったんで、いえ、本当にありがたいですよ。
──…やっぱり親方は懐深いですねぇ! 今度また麻雀打ちに行きますからぁ〜。
──…どうもー、ありがとうございますぅ。
──…カチャ
品物は近所の相撲部屋に引き取ってもらったよぉん。
ホーホー言ってる子。さぁてさぁて、どこにいるかなぁ??
もしかして、あてが外れて今頃「ホーホー」って言ってるかもねぇ! はっは!
ま、あの子は麻雀ではいいカモ…、いや、いい友達なんだ。
これぐらいは多目に見ないとねー? な、ライドウ?
>>83 七転八起。ななころびやおき。──って、どうかな?
ゴウトやヤタちゃん達にも合うというと、「合縁奇縁」…かなっ?
>>86 ぺそ…なー?
って…はぐッ!!
うふぇ、ひたかんら。舌噛んだ。
なぁんだい、一体そりゃ。
西洋の言葉だよね──?? ペ・ル・ソ・ナ。
心理学用語、なのかな。そうだな。…何処かで聞いたことがある。
しかし聞き囓っただけ。俺は心理学を専攻しなかったから、不案内なのよね〜。
ごっめん!
しょぉーじきに言いますっ。
全く意味が理解んないのよォ!!
……かろうじて「四」というのは理解るんだけどね?
何か西欧の物の、「四」なんだよね。ふん、ふん。
「四」とは、いかにも愛されてるねぇ。それ、息が長いってことでしょ?
お前さんにとっても大事なことなんだな。……眼を見れば理解るよ。
よく理解らないけどぉ、その「四」ってのさ。大事にしてあげて頂戴よ。
もうしてるかもしれないけどさ、なんだか、お前さんが幸せそうだったんで。
うん。幸せにしてあげて頂戴。それがいいような気がする。
おっと。最後の一滴、落ちたな。
さぁ、深夜に珈琲は如何ですか〜?
ミルクもザラメ砂糖も取り揃えておりますよぉん!
90 :
以上、自作自演でした。:2008/07/12(土) 06:07:38
ライドウクビにして直斗きゅん入れよう
ビアンカ派ですか?
フローラ派ですか?
それともまさかのデボラ派ですか?
鳴海さん愛してない
鳴海さん変してる
ライドウは学校とかで、コミュ作りに励んでる様子?
暑い…もうダメだ…
…確かに暑いな。
黒毛の身体がこれほどキツイとは思わなかった。
誰だっ木の周りを巡れば黒いバターになるだろうなどと云う輩は!
俺は虎じゃないっ黒猫だっキシャー。
>14 山羊を英語で
メェーだ。
…いや待て。
メェー。
…なんだ此れは…翻訳首輪の調子がおかしい…。
メェー、メェー、メェーメェーメェーメェーメェーメェーッ。
えぇい俺はふざけているんじゃないっ真剣に応じているぞ!
こんな事では此の名が廃る…今一度申す俺は業斗童子!
ゴウトだぞーっ。
>16 ポーゥ
中中好い掛け声だな!
ヨシツネの 『ハッハー!』 に匹敵すると思うぞ。
今にも頭上からメギドが降ってきそうだ。
御主もデビルサマナーか…なに、違う?
いやしかし目付役が傍らにいるじゃないか…猿が。
それに御主の顔は随分と白いしな…移し身の術 『班駒』 の最中なんだろう?
俺はてっきり御主も舶来のサマナーかと思うたのだが。
違うとなると、ふむ…御主はまさに帝都のスリラーだな…。
>17 ひー
どうやら御主には聞こえている様だな。
あの異形の鉄塔から昼夜問わず放たれている毒電波が。
其れはじわじわと精神に干渉し、奥底に埋もれた闇を引きずり出す。
やがて闇は毒々しい姿を成し、『ヒルコ』 となって飛び出してくるんだ。
運命は免れ得ないが、引き伸ばす方法は無い事も無いぞ。
根を詰めすぎず、時には遊んでみるのもいいだろう。
築土町の至る所にいる猫を追い掛け回してみたりとかな。
異界築土町のアガシオンにいろんな虫を持って行ったりとかな。
ねこじゃらし10回振った後でも飽きずに振り続けるとかな…。
>18 焚き火だ焚き火だ♪
熱い、熱いって!
尻尾に火がついたらどうするっ。
何よりもまず、俺を発火してどうすると云うんだっ。
風間刑事と違うんだから俺に発火は意味が無いだろう!
アイテムが欲しかったら根気よく 『ねこじゃらし』 を集めてくれ…。
>19 周防兄
待て…云うておくが俺は招き猫じゃないからな。
いやある意味鳴海探偵事務所の招き猫と云えなくも無いとは思うが。
しかし本当に捨て身だな…鼻水がすごいじゃないか。
まぁ好かろう、存分に撫でていけよ!
ついでに記念だ、かぷっ。
>20 とっておきの悩殺ポーズ
尻尾をピンピンに立てて尻を上げるのが効果的だな。
捜査中に披露する機会は全くないとは思うが。
いや…次回の重大事件の際には…或いは。
『ねこじゃらし』 以外にも 『マタタビ』 とかアイテムに加わりそうだ…。
予感が的中していたら、どうしたものかな…。
そうそうところで、>19の客人がソファでのびている、介抱してやってくれ。
>21 中村敦夫
…このプロマイドは一体なんだ!
メガネを外した金王屋の主人じゃないか!
こんなに面長で眉毛の濃い男は帝都全土を探しても、そうはいまい。
さては十四代目の活躍を実写活劇に仕立てる腹積もりかっ。
ウーム金王屋め、商売にかけては抜け目が無いな。
しかしだ…俺は大衆の面前で堂々喋る訳にはいかぬ。
吹き替えが必要だな…おい御主、誰か適役はいると思うか?
>22 赤いチャンチャンコ着せましょか
猫サイズか!?
猫の俺が着用可能な大きさか!?
人間用のチャンチャンコでは大き過ぎるぞ!?
しかし銀楼閣は怪異の集合地点だな。
先だっても十四代目に電話があってな…ある少女からだった。
それ以来、少女はずっと十四代目の背後にいるんだ。
いや、名はメリーでは無く、アリスだが。
ニャフーン。
>23 ニートスパイク
通りの向こうで声がする…辻占いか。
築土町には珍しいな…どうやらあのふたりは顔見知り同士の様だ。
八卦で 『二一』 の並び… 『離坎』 『火水未済』 だな。
フム、俺も他人事では無い。
天命未だ至らず天地転ずるならば其の時命運は開かれる…とするならば。
業を背負うた俺もまた、その通りの生き様だからな。
今は其れで好かろう…木火土金水とはまさしく自然現象にして此の世のコトワリ。
機はいずれ熟すと云うものだ。
>24 朝
猫の朝は早いぞ。
此れは本能だからな…致し方あるまい。
しかし眠気は感じないんだ。
昼間は捜査活動だし、夜は徹夜麻雀なんだがな。
元来マグネタイトで活動する身だから、其れ程の身体消耗は無いらしい。
だから俺が丸くなって眠るのは…俺がそうしたいからなんだ。
さて今宵は麻雀もせぬ様子だし、俺もくるくる丸くなるぞ!
>鳴海
…すごい腫れ具合だぞ。
よほど塗り込まれたのだな、その唇。
…なんだかイチモクレンを連想してしまうな。
いやいいんだけどないいんだけどな。
では寝る前に鳴海自慢の豆腐をいただこう。
では。
もふもふー。
やぁ、可愛い猫さん。
おいで。いいものを持ってる。
本当に吸い込まれそうな瞳だ…!
かき氷食べたいね。
白玉と練乳かかってるの。
飛べない豚はただの豚だ
はぁ…
鳴海さんには困ったものです…
川からどんぶらこ、どんぶらこと
スイカが流れてきましたとさ
HA!HA!HA!
ようこそT・D・Lへ!
キミたちの運をためしてあげるよ!
はぁい。探偵さんだよぉん。
皆元気にしてたかなぁ〜?
今日はショートケーキがあるよぉん。
さ、寄ってって、寄ってってェ!
>>90 んっ…?
ははっ!
そぉ〜だねぇ〜。
新しい書生ってのも、いいかもねぇん?
心機一転、心晴〜れ晴れ!
そんな、爽やかな子が来てくれれば嬉しーがぁ。
…直斗…という子は、どうなの。その辺。爽やか好青年ー?
まぁね。俺は男のことに関しては、特にないよ。ん。別にぃって感じ。
従って、ライドウでもライドウじゃなくても、いい。んだがぁ。
そうそう葛葉ライドウの名を他人に渡さないだろう。ライドウはね。
だから、その案件も、ライドウ自身が許さないだろうな。
そもそも書生を二人も抱える甲斐性はないからね。
実際ライドウもよくやってる。だから、代換えなんてのも、ないだろう。
しっかし。過去のライドウ達は、どんなお人だったのかね?
なんだか想像するとおっかしい。ふふ。
! ああ、これはゴウトに訊くといいのかもしれないよね!?
代々のライドウの目付役なんだからな──。
ゴウト自身の姿も、猫だったのか。それとも別の?
ゴウトを見ているとなんだかんだ言って猫の生活は楽しそうだ。
ライドウに付いて廻るのも楽そーだし。
俺も、今更猫好きなのに気が付いた所だ。
姿、変わらないといいんだがなぁ。
うーん。
>>91 えぇい。
──俺はフローラ派だ!!
と、よく理解らんが、言ってみるよ。
一体何のことやらサッパリなんだが、一応挙手して発言よぉ。
…フローラって花の御姫様なんでしょ。
…向こうのお伽噺で読んだ憶えがある。
懐かしいなぁ、もう一度本を探して読んでみようか。
ちょうどこんな夕暮れ時に、時間が空くのよねぇん。
>>92 折り紙でここまで作れるの。
へぇ。凄いじゃーないよぉ!!
よっ! 折り紙名人ッ!
例のあれに素晴らしく似ているが。…違うんだろうね?
超力超神オオマガツ、そして「ヤソマガツ」…。
手足の長い所やパキパキ折れそうな造詣──変型しそうな。
そういうのがちょっと気になるけど。
って、えッ!! 二体も作ったのォ!?
ひえぇえ、彩りも豊かだし、メッキのようなものまで付けてある!
こりゃぁただの神細工を逸脱してるね。ふー。…凄いなー…
って、あああ、「紙」細工ね。
驚きすぎて、発音間違っちゃった。あはは!
か・み・ざ・い・く。紙細工だ。
>>93 俺はこれでもいろんなものを愛してるよぉ。
そぉんな、情の薄そうな男に見えるかい。
──そうか。
一度情を繋ぐと薄情になる男もいるが、俺は違うねぇん。
心のどこかに、ずっと「初恋の人」…も、いるし。
これでも、人情には篤いんですよ? お客さぁぁ〜〜んっ!!
こうやって、そう。
窓の外を見てみると。
瓦斯灯や電灯でほのかに照らし出された町の人達が伺える。
逢い引きをしている男女もいる。これから家に帰る奉公人もいる。
お使いに走る女の子もいる。ようやくの生業を終えて、やれやれと帰る商売人もいる。
そんな人々の日常を眺めるのが、ああ、好きだよ。
いろんなものが好きだけど、こうやって人影を見やるのは、別格なんだ。
ほら。
窓を開けよう。
今日も暑かったね──
ふふ。どうだい?
いい風景、お前さんにも見えるだろう?
珈琲、ここに置いておこう。
風を、人々の息を、そうやって感じて頂戴よ。
>>94 いや、いやいやっ。
「変してる」って、なぁによぉ──!?
ったく〜…、俺は至って正常な男子なのよ。
危険な所もあるにはあるが、それは──まぁ、男子だもの、そういう所もあるのさ。
逆に「俺は危険じゃないよ」…とか言う男は、嘘っぱちだからね。
ああいうのは、信用ならないよ?
ほぉんと。
と、言いますかぁあ。
変な噂とか、特に大家さんにとか。耳に入れないで下さいねー?
んー、理解ったかなぁー…?
ただでも書生が仏頂面だっていうのに!
そして猫まで真っ黒だというのに!
こらっライドウ!
俺の分まで大家さんに愛想振りまけよ!
俺、愛想笑いしすぎてもう、顔の筋肉がぁぁ…!
うううううううううううああああああああぁ。
>>95 といいますかぁ、そもそも學校に行ってないな。
初日に顔を出していたような気もするが、俺は頓着してないや。
書生だからね。仕事と學業を成り立たせてこそ、真骨頂。
──とはいえ、あいつはデビルサマナーだからな。難しい話よねぇん。
それにしても「こみゅー」…とは?
面妖な西洋語が出てきたね。
よし、今夜はこれについて調べてみようかなー。
>>96 んだ! …だぁいじょぶぅ〜っ?
お前さん、汗が玉のようだ。
ちっ。──いけないね。
ちょっとこっちの椅子にお座り。
昼間の熱気にあてられたんだろう────?
さ、冷たくした桃の果汁がある。
水蜜桃の甘さが存分に味わえるって噂だ。
これでも飲んで、少し一休みしていって。
団扇でお前さんの方に風を送ろう。
ああそれから、冷たくしたおしぼり。これを額に乗せて。ほら。
あんまり暑すぎてもねぇ。夏とはいえ、やはりね。
畑の食べ物は収穫に向けて育っているが、人間は、ね。
……こう倒れるまで無理しちゃ、いけないよ。
さ。とりあえず頬に赤みが戻ってきた。
熱々の珈琲でも、一杯、行くぅ?
あはは。嘘、嘘!
今日は桃の果汁だけにしといた方がいいよ。
珈琲はまた後日。
俺は今日の案件を纏める作業があるから、ん、そうだね。
其処の寝椅子で寝てご覧よ。
そう、頭を…。ゆっくり、落として。
頭がシャッキリしたら、家まで送ろう。
それまで、小休憩しててよ。
だからあんまりその……、良くなるまで無理しないでよー…?
……ね。
112 :
人修羅:2008/07/17(木) 21:57:10
…………………。
………………………。
………………………………。
…………………………………ケーキ?!
>>97-100 ゴウト
ひッ!? あぁー、それ!
俺がとっておいた絹ごしぃぃぃ────ッ!!
…うううううぁぁ、食べやがった。最後の一個なのにぃー!!
でも、「もふもふ」って食べてるのが可愛い!!
憎いんだか、可愛いんだか、うわああああああ、理解らんっ!!
とほほほほほ…………あ──、豆腐って言えば、最近は何?
五、六個くらい、大皿にのせて食べるってのが本式みたいねぇん。
うちもそうやって食卓にのせてみようかねー。
! ん、ゴウト。お前。
昼間の熱が黒い毛皮に集中して、妙に熱いぞ。
大丈夫なのか、それって。ううんー?
なでなで。よしよし。
>>101 ! おお。
宵闇が人の形になって、戸口に立ったな。一体、何者だ?
ふぅん。ゴウトに用なのかい、綺麗なお兄ちゃん。
「いいもの」って何だい──?
なんだか、俺の方まで気になるが。
まぁね。他人の逢瀬に口は挟まないつもりだよ……。
さぁ、ゴウト。
行っておやり。
大丈夫だ。俺はまだ案件を纏める作業がある。
猫集会も、今日あるんだろう?
──いいから、行って来い。
たまには羽目を外して遊び歩くのも、男の仕事よぉん!!
これは目出度い。百の席が埋まったんだねぇ。
おめでとう、俺。自分で祝うけど、俺。
そしてゴウト、ライドウと雷堂君。ヤタちゃん。
来てくれる人間と悪魔の人達!
あ〜りがとねっ!
>>112 ん。…んんー?
ああ、人修羅君。ひっさしぶり〜ィ。
元気でやってたぁ?
そうなの。今日は苺のショートケーキ。
仏蘭西語では、「ガトー」っていうね。
それがあるのさぁ。
どう?
珈琲と一緒に…
ちょっちょ、ちょぉぉぉぉお──っっと、待ってェ!!
君一人だと思ったのに──。
なぁんで、仲魔まで召喚するんだぁ────ッッ!
「最大十二人まで」って、そんな、こっちはホール一個しかないのに!
ま、いっか、しょうがない!
ライドウの分がなくなったら、「人修羅にやられた…」って言っておくね!
あっはっは! まー、食べてけ、食べてけーい!!
>>103 …え? ライドウの仲魔じゃあないが、何だろう?
見憶えがあるような、ないような!!
お前さん自体は、ふぅわりふぅわり、浮かんでいるんだな。
飛べる豚って、それはそれで稀少だと思うが──
逆に言えば、飛べるだけでも、駄目なんじゃあないかな?
え?
なぁにぃ?
「飛べるだけじゃなくて呪殺も出来る」…、ってェ!?
ああああああああああ、あああああ、あ、そそ、そう。
そういうお人なんだ、君って。
流石悪魔というか……丸っこい外見に比べ、中身は厳しいなー…。
>>104 「\
〉 > /7
/ / 〈 <
┌─ヾ ┌へ丶
___ / / / ゝ
>===o=< 〈 < / /
(cレ´,_ノ`) \ `\ | |
/ 人| \ \ / /
ム_ノ J \ \ / /
し─J ヽ ヽ/ /
__| ´ /__ ライドウ助けてくれぇ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
……わかってるんなら、助けろ!
こっちは郷里で肥だめに嵌って以来の大穴だ! は、はやくしろってぇの!
こんな姿を見せると女性が悲しむだろ! って、本当、ライドウさんっ、助けてくだサァイー。
>>105 その西瓜、貰ったァァ!!
はー、はー、…これで。
ケーキが無くなっても、ライドウに言い訳できるな。
奴は甘味ならなんでも喰う。西瓜の甘さで、イチコロよぉん。
そうと決まればこの西瓜、貯蔵室で冷やしておかないと!
ショートケーキはまた今度だ、ワハハ! 悪いなライドウ!!
>>106 ひぃええッ!!??
いきなり停電か!
どうしたライドウ?
何かあったのか──…
「運が良ければこの世は天国!」
──って……
誰の声だ!?
怪奇だ。怪異だ。これは、オカルトだ!
ライドウ、ゴウト、出番だぞ!
あっちょっと待って…。扉のようなもんが…。あー…?
なんで、ここら辺一体、停電していないのに、うちの事務所だけ落ちてるわけぇぇ!?
なーんで、どうしてっ。なんでさぁぁ。
ちょっと待ってよ、俺はここで案件を纏めなきゃいけないのに……っ!!
ひぇ!?
うわああああああああああああああああああああ────────っっ!!!!
手が膨れて、「毒」「痺れ」にかかってる!! ひぃぃぃ。
なぁんで、こんなぁぁー…!?
アッー!
それより芋を食おう
スイカバーは男のロマン!
夏は茄子の季節じゃ!
探偵のあんちゃん、うちの畑の採れたてを幾つか持ってけぃ!
蜂の子食べられる?
鳴海さんは夏休みの宿題を先に済ませておく?
それとも、ギリギリになって慌ててする?
123 :
以上、自作自演でした。:2008/07/21(月) 19:44:10
ライドウに思いっきりカンチョーしたら、無言でこめかみに手刀くらった
深く切れて流血してるんで包帯ください
帝都が混乱している?
きゅうけつきじゃ!きゅうけつきのしわざじゃ!!
∧_∧
( ・∀・)
⊂|、, つ きゅうっ
((, |
| | ノ
(.(_)
人魚姫がハッピーエンドじゃないのは何故でしょう
童話なのに・・・
超力超神が量産の暁には…
128 :
以上、自作自演でした。:2008/07/23(水) 20:45:42
はぁい。探偵さんだよぉ。
今日は早めに顔を出してみた。
>>117 んだぁぁぁぁあ!
暑いのは理解ってるッてェ────────っっ!
お前さんはぁ、そんな日向にいるからでしょ? んもー!
はぁいはぁい、こっちに来て。
ふっふ、団扇で扇いであげる〜。
こういう時はね、簾なんか下ろすといい感じなのよん。
暑い夏も、工夫次第でなんとでもなるのさぁー。
うちは…特に何もしてないけど、実はお香を焚いているのよね。
暑気払い、虫払いのお香を。…気付いた?
海の香りがして、なかなかいいよ。
なんなら、少し包んで、持っていくぅ?
>>118 ラーイドウ。ライドウ。
お前さん、捜査に向かったんじゃなかったっけ?
なんで甘味が出てくると「ひょこっ」…と現れるわけ。
ま。いいけどねぇ。
ん、んー
もぐ、ごく
蜜たっぷりの大學芋はいいねー。
ライドウ、たくさん喰え。どんどん喰え。
何となれば、この大學芋はお隣さんからの差し入れ!
はっはっは、嬉しいねぇ!
お前さんの仏頂面も少しほぐれたような気さえするな。
「美味しかったです。」…って、お隣さんに会ったら言っておいて頂戴よ?
仏頂面の書生が言うから価値があるんだ。お前、そこらへん理解してるのかねぇ。
……。…してても、なんとなく怖いか。
>>119 うっは〜!
美味しそうな氷菓子ぃ!!!!
…ちょいちょい。ねぇねぇ……探偵さんにも、食べさせてー?
んあぅ。がりっ!
──んんー…
えぇ!? これ、チョコレートの粒が入ってるんだ!?
凝ってるねぇ!
これって西瓜の種のつもりなんだろうー…?
いや凄いな。ゴウトも食べてみろよ。ほらほら。
あ、ライドウ。だからお前は甘味が出てくるとひょっこり来るんだな!
まぁいいけどよ。
はいひとくち。
────…どうだ? 男の浪漫。
御免。殆ど無くなって棒だけになっちゃった…あは、あは
珈琲淹れるから、座って涼んでいってよ。あははははははッ!
>>120 茄子、美味しそうだねぇ!
ありがとう、戴くよぉ。
早速今晩の夕餉に出すよ。ええっとぉ…
麦飯
青海苔かけ山芋
冷やし焼き茄子、生姜添え
茄子と牛の炒め物
漬け物たくさん
…こんな感じにしようかな。
これでも毎日自炊してるのよん、探偵さんは!
焼き茄子もいいけど、ただ味噌汁に入れるのも美味いよねぇ〜。茄子。
こんなにいい作物を貰ったんだ、いっちょ、気張って夕餉作りに励みますか!
じゃあ、また夜にねぇ!
探偵さんとのお約束ゥ!
さってェ。夕餉の支度も終わった、終わった!
後はライドウ達が帰ってくるのを待つだけだな。
やっ。探偵さんだよぉん。
>>121 ああ──蜂の子ね。
うん、食べられるよぉ〜。
郷里ではよく盆の頃に出たな。ふふ、懐かしい!
あのね、「朴葉」っていう葉っぱに包んだ寿司の中に入ってたの。
佃煮みたいになってて、美味しかったよ。
田舎ではよく食べるんじゃないの?
ここ帝都でも佃煮屋に行けばありそうな気もするけどね。
別に何の味がするってわけじゃないけど、朴葉寿司によく合ってたよ。
朴葉寿司の内容は「鮭、玉子、しじみの佃煮、蜂の子、紅生姜」。
夏の風物詩だったねぇ。
>>122 うッ。
や、やなこと訊くなぁ。
えっと、そうだね。──俺は期限ぎりぎりに提出した口よぉ。
そのそも「やらない」という人間だっているんだし、まぁ、そこはそれ。
やるだけ偉いと思ってよ。はは、餓鬼の頃の話だけど。
高等科ではいい先生がいてね。その年ばかりは、一番に提出したな。
あの先生はいい先生だった。今でも瞼に思い浮かんで来るよ。
>>123 え──あ──……?
何、フィルムなんか持ち出して。上映会?
って…。
どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?
ら、ラァイドウゥ。いっ……一体何をやってるんだぁぁぁあ!?
もしや、身体で金を稼いでいるのか?
舞踏手みたいに夜な夜な踊って賃金を手にしているとー!?
俺はたしかに書生からも悪魔ージャンで根こそぎふんだくるけどっ!
こんなことをして、金を稼ぐなんて、隠密行動が出来なくなるぞっ!
探偵としてそれは、どうなんだぁぁ────っっ!?
お、落ち着こう!
と、とりあえず、珈琲、飲む?
ミルクもザラメ砂糖も上質なのが取り揃えてありますよん!
──それにしても、ライドウ、あの顔で華麗に舞っていたな──。
案外、そういう仕事も向いているのかも、ね……。
>>124 んなっ!?
そ、それはねー…。
浣腸なんてあの歳になったら自分で出来るでしょっ。
それを無理にしたら、本人怒るに決まってるじゃーないの。
お前さんも奇特なお人だねぇ。
衛生箱、衛生箱、っと。
はい。消毒して、脱脂綿で拭いて。
頭にぐるっと巻くよ。いいかい。
>>125 γ'⌒ヾ
ζ ,ノ~ゞヽ
ヽζ゚ ー゚ノ 「きゅうけつき」 !?
<| <v>|> 赤マント以外にそんなもんが──っっ!!? ?
7__|: 」
i_/ J
きゅうっとした尻を見せつけられた!
何かで倍返しにしてやりたい気もするが、自重しとくね。
いや、俺もなんだかんだいって、探偵社所長だからさー。
ライドウみたいに踊ってる暇はないのよ。ああ、そうだとも。
帝都防衛の為にバァやダンスホールに行かなきゃいけないでしょ?
間諜の舞踏手や給仕がいたらば、いくらか握らせて抱え込まなきゃならないし。
これでもいろいろと策を弄しているのよぉん。本っ当にぃ!
ふっふっふ、んふっふっふ〜。
とりあえず、お前さんもお座りよ。
吸血鬼は理解ったから、珈琲お飲み。
ミルク? ザラメ砂糖?
…──間近で見ると、お前さん。
つぶらな瞳で、か、可愛い、な……。
…ごくり。…
>>126 んー。
童話だからかも知れないね。
童話って、かなり理性によって書かれてる所、あるだろう?
人生が異様に厳しかったり。苛烈な人間性が露呈されたり。
「白雪姫」なんか、本当はあれ、継母じゃなくて実の母親だっていうからね。
女性の恐ろしい面がよく表されてると、思うよ。
ああ、「人魚のひいさま」の話だったね。安得仙の、原題は「DEN LILLE HAVFRUE」。
泡になって消えてしまう人魚姫。俺も、この結末のものしか読んだことがない。
泡にならず天に召されるという結末もあるようだが、それは作者の意図じゃないだろう。
後々になって他人が改訂していったんだろうな。
────それでも、やっぱり、幸せな結末じゃない。
童話には暗い話が多いのさ。
日本の童話作家もかなり暗い。
人としての土壌が暗ければ、その結露として暗い話になるだろうね。
ましてや、安得仙なんかは中世の暗い歴史を背負っている。
幸せな結末でないのも、理に叶ったことかも知れないな。
「人魚のひいさま」は、でも、美しい話だね。
泡沫の夢と消えるからこそ、その美しさは真実のものであるのかも。ね。
>>127 !!
量産なんかされたら、ライドウの身体がいくつあっても足りないぜ。
そんなことを言うってのは、なぁにぃ〜〜?
お前さんも「あちら側」のお人──?
ま。いいや。そんなことはもうさせない。
俺だって、この身を投げ打って阻止する。
ああ、そうだとも。
だって、あんなものは、ここ帝都の平穏には、要らないものなんだから──……。
>>128 ! んッ。
お嬢さん。真っ白な綺麗なハンカチ、落としましたよ〜。
瑞西製かな。こりゃぁ…。見事な透かし織りですねぇ!!
ハンケチ、ハンカチ、ハンカチーフと言ったら、瑞西製だ。
俺も愛用しています。…ほら。
男性用は幾何学模様が美しいですが
女性用は花やレースが美しいんだな。
今度百貨店に出向いたら、眼の保養に見てこようかな。
ああ──そうだ。
今日はやや酸味がきいた珈琲なんです。
そのハンカチは、…さぁ、仕舞ってぇ。
探偵社に訪れたからには、ふっふ! 味わっていって頂戴よー。
ミルクもザラメ砂糖もありますよぉん。
さっさ、座ってくっだっさぁぁぁぁ〜〜〜〜いッ!
鳴海VSメカ鳴海
>25 グレッグル
随分とふてぶてしい面構えじゃないか。
なに…所持スキルは 『どくづき』 と申すか…面白い!
紅蓮属の持つ 『発火』 とは一味違う心理効果がありそうだ。
心象を露呈させるでは無く、激昂した癇癪を沈静化させるのだな。
よし、此れは仲魔に加えるべく働きかけねばなるまい!
ムムッ…逃げられたか…どうやらクダン並の危険予知能力があるようだな。
>26 ラムネに入ったビー玉
ウコバクを召喚してみたらどうだ?
ドゥンやムスッペルでは魔力値が高すぎる故、玉もろとも溶けてしまう。
ウコバクならば、そこそこの火力のアギで、瓶の口だけ溶かしてくれると思うぞ。
御主が玉だけ取り出したいと希望する理由までは判らぬが。
或いは次回の事件に於いて、こうした依頼は増えるかも知れん。
よし十四代目、柔軟な発想を磨くんだ!
>27 興奮する人?
>どうでもいい
どうでもいい
どうでもいい
参ったな…まさかこんな選択肢が俺にも付随するとは思わなかった。
>28-29 鳴海への依頼
ウム、鳴海も実に探偵らしい仕事をこなしているようだな。
日がな一日、金閣寺建立に携わっているよりは建設的と云うものだ。
頑張れよ鳴海、ルガーの銃弾備蓄は残り少ないぞ!
>30 我慢する人?
そう云う御主は経験者か。
俺は獣の姿に身をやつしてから、其の様な経験が無い。
云い換えれば、体調を崩すなどと云う生きる証を自身で実感できる御主が羨ましい。
いつか人の姿に戻れたならば、腹が下るまで酒を飲んでみたいものだ…。
>31 探偵の七つ道具
…金をかけるべき処がずれている。
確か此処にある蓄音機と電話とタイプライターは新式だった筈だ。
ヤタガラスの使者に一筆啓上仕るべきや否や。
俺は些か試案に暮れるぞ。
ニャフーン。
>40 日本人たる者
気持ちは判らぬでもない…。
親しんだ事物に拘るもまた、安寧を得る為の作法と云うものだ。
しかし平安の世から此の国を眺めてきた俺だ。
和服と云う習俗、其れすらが新奇な時代もあった事を俺は知っているぞ。
文化と云うは、時代に寄り添う様に移ろうものだ。
いずれ時を経て、洋装が自明となる時代も来るやも知れん。
期至るまでに、ニューウェイブなカルチャーをアップデートするんだ!
ボディコニアンとか、くびなしライダーとかに負けてはならんぞ!
…慣れぬ言葉は翻訳首輪に負荷が掛かるな…。
>41 鳴海、ゲットだぜ!
待て。
悪いが鳴海は俺と十四代目がすでに予約済みだ。
現在ヴィクトルと折衝のの最中でな。
どうやったら 『外道ナルミ』 を合体に拠り生成できるか研究中だ。
量産に成功したら、一体進呈しよう。
其れまで暫し待たれよ。
>42 ヴィクトルにマッサージ
御主…其れは危険だ。
施術の最中にどの様な器具を埋め込まれるか知れぬ。
ヴィクトルに背中を見せるのは勧められんぞ?
…もしや其れを承知で?
まさか御主…人造人間としてヴィクトルに仕える腹積もりか?
メイド服で…。
ウニャフー!
>47 プギャー
なにっ其れは本当か!
ウーム…一度会ってみたいものだ…いや猫にも色色あってな。
プシューって云う猫もいれば、ヒニャムーって云う猫もいるぞ。
クハァーって云うのもいるし、グムムーって腹に込めるのもいるしな。
ギコーって云う猫にはお目にかかったことは無いが。
仮にだ…仮に御主が葛葉傍流であったと想定しよう。
何代目かは知らぬし、御主自身未だ自らの境遇に気付いておらぬかも知れん。
しかし仮にそうだとすると…其の猫…俺は知っている者かも知れん!
御主、今度じっくり顔をつき合わせて詰問してみろ。
『フフフ…実は私も目付役でしてね…』
などと言い出すかも知れんぞー!
>48 育児が上手そう
子育てだと…俺にそんなスキルがあるのか?
其の様な経験とは無関係に生きてきたからな…見当もつかぬ。
俺が出来るのは精精、喧しく小言を並べるくらいだぞ?
或いは争いに負けぬ魂を与えんがために一緒になって戦争ごっこでもしかねん。
…あまり勧められたものでは無いな。
なにより今は十四代目の目付役に心血を注ぐ毎日よ。
十四代目はまだまだ未熟だ、俺が目を光らせねば日も暮れぬ。
おい…十四代目…そこでねこじゃらしを構えているのは何故だ?
>鳴海
捜査進展状況は中中に好い様だな。
俺は後追いの感が拭えぬが、追従させてもらうぞ。
おやおや、美形の書生に美形の猫さん。
夕方には仕事を終えた。俺って優秀!
さぁーて、珈琲の時間だよぉ。
>>137 お ぼ ろ べ ぼ っ ! ! ? ?
な、なんだぁぁぁぁああああ────っっ!
俺は何をしてる──っっ!
だぁぁぁぁ、こんなところどうやって見てたのーっ!?
いっとくけど、好きで一人で踊ってたんじゃないからねぇぇッ!?
一応、その、ちょっと前まで相手がいたのよ。ほ、本当よ。
あああああああああああああああああああああああああ!!!!
だぁいたい、あの日は憂鬱だったんだよぉお〜〜。
好きな舞踏手には袖にされるわ、給仕には胡散臭がられるわ。
俺の身嗜みは抜群に冴えていた筈なのに。くそぉぉ、一見様お断り、って。
非道いじゃないのよ、ねぇ。こっちは、舞踏手に招かれたから来てるのに。
招待状がなければ駄目、舞踏手の名前を出したら退くかと思ったら
人の姿形を上から下まで舐め回すようにじろじろ見やがって、畜生。
ううっ。
それで朝まで踊っていたんだ。ほ──本当は相手が、舞踏手の娘さんがいたんだけど。
先約があるとか、さらっと言っちゃってさぁ。俺はどーしろっていうのよ。
あー、あー、それで一人で踊ってましたよ、そうだよ、そうさ!
あああああっ。そんなところを見られてたなんてっ、痛恨の痛手よぉ。んもぉ。
…ううッ。
…はぁぁぁ。嫌な汗かいちまったぜ…。
…うっく…。
>>138 ん、なぁぁぁぁ──んじゃそりゃ────!!!!
その言葉で胸が高鳴るのは少年の心を持つ者だけだー!
と言いますか……俺は一体全体、なんなわけェ!?
メカニックな鳴海。メカな俺。
とほほほほぉ。
なんか、こう、ツルッとしるの?
動きとかもギクシャクして。ああもう。
! あ、なーるほどぉ。
さては……あれだな?
お前さんってば、Dr.ヴィクトルの回し者かぁいー?
はっはっは!
Dr.ヴィクトルは、所謂世間で言うところの変人だからね!
素直なお前さんに、変なこと、吹き込んだんだろう──。
ううん? どーなのぉ?
>>143 俺は!?
俺はァ────────────っっ!!
>>139-142 ゴウト
はぁいはぁい。
だいじょうぶ、ライドウには明日の起床の時間、伝えてあるよ。
しかし珍しいな、別行動なんて。
あいつが朝飯喰ってる時にでも、帰ってこいよ。
無表情で寂しがるから。ははっ、あれでもねェ。
├── | |⌒ヽ
| / ̄\ / ̄\ | / | /
|/ ̄ヽ | | | | |/ヽ |⌒ヽ
__ノ \_/ \_/ | \ |_/
>>146 あー、ラーイドウ?
そこの壁の落書き、お前消しておいてよ。
よっろしくぅ!
さて、渡邊豆腐店から買い込んできた豆腐でいっちょう夕飯にしますかぁ。
今日は──
生姜と油揚げの炊き込みご飯
ひじきと人参の炒め
魚介類の甘辛煮付け
山形のだしと豆腐
……だ。
そこのお人もさぁ、食べていくぅー?
ご飯はおひつにまだ残ってるよぉん。
煮付け食べたいね、ウィズミー。
続編にも鳴海さんは出てるの?
何か書かれた紙切れが落ちている…
殆ど消えていて読めないが
…土)ニ−2…
とだけ辛うじて読めた…
開幕国士?
愛を感じるわ!
削りたての鰹節をおもむろに懐から取り出す。
異国の地より書き込んでみる。
「なるみ」=「나루미」
「ごうと」=「고우토」
「らいどう」=「라이도우」
となるらしい。
155 :
以上、自作自演でした。:2008/07/29(火) 14:35:02
おなかいたい
ライドウさんに女の好みをきいて下さい!
つくどちょうを ながれる かわから
それはそれはおおきな もも が どんぶらこどんぶらこ と ながれてきましたとさ
158 :
アバドン王:2008/07/30(水) 15:52:30
新作のご挨拶に来ました
鳴海のばーかばーかうーんこ
>54 どこから書き込んでるの?
窓際だ。
正確に申すならば、鳴海探偵事務所の鳴海の机の上だ。
そりゃ俺だって机の上に乗るなど無作法だと判っている!
だがタイプライターは重いのだ…俺の力では動かせん。
なぁ鳴海、俺専用の机と云うは用意できぬものか。
そこに俺専用タイプライターをしつらえてくれると云うは如何。
さすれば俺ももっと捜査報告書への書き込みをしても好いと思うておるのだが。
なに…ヤタガラスの使者に申せと?
…其れを云うな其れを。
>>55 キャメルスーツが縮んで
こ…此れが…鳴海のスーツであったと申すのか!?
俺用かと思うておった。
仕方ないな…よし十四代目、オボログルマを召喚するんだ。
人気のない異界築土町で試すのが好いだろう。
街路に縮んだキャメルスーツを並べ、其の上を往復させてみろ。
車輪の跡は残るが、圧迫によって多少は伸びるかも知れん。
>58 ヤコウ
…しまった!
攻撃方法について仲魔に指示出しをしていたばかりに!
数ターンが経過して戦闘が終わってしまったではないか!
遺憾である…これではデビルカルテが100パーセントに到達せぬ!
よし十四代目、ここはヴィクトルに相談しよう。
なんとしてもあのヤコウという悪魔…合体で生み出すんだ!
>60 あの日の誓いは忘れたの
案ずるな。
明日になれば全てが判明する。
我等葛葉の、帝都守護の任は決して中断したわけでは無いんだ。
新たな事件新たな敵…そして麻雀に代わる新たな資金対策。
全ては明日だ…明日になれば御主にも語って進ぜよう…。
心して待つがいい。
俺も、視界の右下辺りでキョロキョロしながら座っているぞ。
>61 宇宙人
おぉ、いるぞ。
大正二十年現在ではどうか知らんがな。
俺が修行に勤しんでいた時代には、ひとりいたんだ。
月から来たとかでな、時の貴族達が大勢押しかけていたものだ。
迎えが来るのを阻止するのだと云うて、俺も警備に駆り出されたよ。
無駄だと思うていたから、俺は乗り気では無かったがな。
>62 アグモン
おいおい待て待て!
何故頭にバケツを被っておるのだ!
なに…食い物を漁っていたら抜けなくなっただと…何をしているんだ!
いいから落ち着け、外してやる…ん?
御主…御主も目が緑色…マグネタイトか…すると御主も誰かの目付役!?
そんな馬鹿な事があるか。
仲魔になると云うならば構わぬがな。
管から勝手に出たり入ったりする様な真似だけはせんでくれよ。
>63 子守唄
子守唄か!? 子守唄なんだな!?
それならば好いのだが…仲魔の中にはいるんだ。
手っ取り早くドルミナーを使えば手間がかからぬと云うてな。
いきなり使われると立った状態で寝入ってしまうのでな、其の後したたかに頭を打つんだ。
せめて箱座りするだけの余裕をくれと云いたい…。
>64 だんだんねむくな〜る〜
…待て。
だから箱座りする余裕をくれと云っておるだろう!
>65 ゴトウ
だから待てと云うておるだろう!
御主が眠ってどうする!
こんな処で寝ていて好いのか御主!
御主が眠っている間に帝都に爆弾でも堕ちたら誰も責任を取れんぞ!
歴史が変わってしまうではないか!
えぇいこうなれば仕方ないっ猫パンチ!
>ゴトウは食いしばった!
食いしばる程の攻撃か!
>66 見習い悪魔
ニャニッ!
…キシャーッ!
フッ…猫の俺を甘く見るな、猫反射神経は素早さ値に増補修整がかかっている。
まぁ待て落ち着け、俺から魂は奪えぬ。
身体が爆破されても鴉になってしまったりして必ず生きるであろう俺だ。
それよりもどうだ…今現在、仲魔には飛行スキルを仕えるものがいなくてな。
御主、加わってみないか?
なに加わるにやぶさかでないが、やはり俺の魂が欲しいと?
面白い、時間をかけて試してみよ。
もし成功した暁には…次回の事件で俺が登場せぬ羽目になるかも知れんな。
明日までに結果が出るだろう、楽しみだニャ。
>67 大屋の怒号
いや…八卦で調べずともだな。
いつもそうなんでな。
見たくなくても毎日見えるぞ。
其れを街頭で常に耳にしながら何も言及せぬ風間刑事。
…字を当てるなら 『漢』 だな。
そして此の事をヤタガラスの使者に対し巧妙に隠蔽し続ける鳴海。
…字を当てるなら 『嘆』 だな。
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>68 休日はいつもひとり
そう云えば俺に休日ってあったか?
日々、目付役と猫情報網整備で駆け回っているからな。
休日と云える休日が俺にあるのか、覚えが無い。
しかしながら俺は…猫だ!
猫は気楽だぞー何処でゴロゴロしていても猫だからな。
イカン、イカンイカン!
常在戦場を旨とするこの業斗童子、猫に馴染んで如何とするのだ!
いやしかし日向ぼっこは心地好いしナァ…ハフゥ
>78 んぐー
此処にも先程の子守唄で寝入った者がいたか。
よしクラマテングを召喚してパトラで…いや。
眠るが儘にしておくか…別段戦闘中と云う訳でも無いしな。
安らかなれば其れもまた好し、フム…どの様な夢を見ているのやら。
御主も俺も生きる此の場所が、俺達の世界そのものだ。
互い、自分らしく振舞える世界であれば好いな。
>鳴海
おぉ…背中をさすってくれるのか?
今宵は子守唄が囁かれて、この事務所も一時穏やかな気配に満たされている。
そうだな…俺も戦いばかり気に病む様では、マグネタイト消費も早まるばかりだ。
近いうちに新規の捜査ももたらされるだろうしな。
たまには…さすられてやっても…ファーア。
フニャ…ちょっと寝る…ムフーァ…モクモクモク。
>163 情報屋
おぉ、早いな。
ヤタガラスの使者に先んじての報告か?
好かろう、俺も士気を高めておくとしよう。
ヤタガラス機関からの正式通達発布も近い筈だからな。
御主も休んでゆけよ…今宵は時もゆるゆると流れている。
俺の猫の姿、目に焼き付けておくべきかも知れんしな。
次に目覚めた時、俺は別の姿になっているやも知れぬからな…。
よう初代
タエちゃんの肩に手をちゃっかり回すハレンチニートめ!
>166 よう初代
というか俺が初代であると云う事はすでに万人が認める処なのかーっ!?
俺としてはあまり表立って云わずに来た筈だがっ。
まぁ好い確かに俺は初代…いや待て…例えばだが。
初代であると云う俺の記憶が間違いだったとしたら困らないか?
捜査進展のさなかに、違う事実が判明したら俺は…俺は!
鴉に化けて身を隠すぞ。
今はどうか俺の記憶が正しい事を祈るのみだ…明日を待て。
>167 ハレンチニート
案ずるな。
きっと其の後で俺の猫パンチがクリーンヒットしている筈だ。
しかし御主達、いささか興奮気味じゃないのか?
俺か?
云うまでもないだろう…目付役は常に冷静で無ければな。
いくつ掛け持ちするの?
また掛け持ち増やして…自重したら?
ゴウトさん、ほらほらねこじゃらしですよー
フリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリ
フリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリ
もう一回いきますねー
フリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリ
フリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリ
新作オメ
>170 掛け持ち
そうはいかんな。
俺も葛葉を背負う者、事件ある処あらば出向かぬわけにはいかないんだ。
早駆けの情報屋に拠れば、どうやら異世界での捜査も予定にあると云うじゃないか。
こうしてはいられないぞ! よし十四代目、早速準備に取り掛かるんだ!
掛け持ち捜査がひとつふたつ増えたと云うて、怯んでなどいられないからな!
…帰りの電車賃を忘れずにな。
>171 ねこじゃらし
ヌグオオオオオオオオオオオオオ
フリまくられているじゃないかっ…ヒギニャース!
クッ…堪えろ、堪えろ俺…こんな処でこんな処でっ…
猫の姿に未練など無かった筈ではないか俺っ…
鴉でも構わぬから鳴き声を練習しようとか思ったりしたと云うのにっ…
プギャー!
あぁ…俺やっぱり猫だな…ガクリ
>172 新作オメ
いやまだまだ気が早いぞ。
そう急いてはならぬ…落ち着いて待つが肝心だ。
それに、材料になる筈の悪魔も揃っていないではないか。
あまとび兄弟を早く悪魔合体で作らなければ、陰陽葛葉は完成しないぞ!
それまでは前作で我慢だ…モコイで作った魔力ニ上昇の 『破水』 だぞ。
>173 暑さで参っている
フフフ…俺のあられもない姿態を垣間見てしまったのだな御主…フフフフフ
じゃないだろう!
俺はこんな格好で寛いでいた覚えはないぞ!
もっと他にあるだろうっ実直な一枚目とか魅力的な二枚目とか!
わざわざ腹を出した三枚目の俺を記憶に留めるなど以ての外だ!
えぇーい噛んでやるっ。
かぷっ。
>79 ケンシロウ
おい待て。
御主、何を黙っているんだ。
何故、そんなに期待に満ちた目で俺を見る。
御主が人差し指で俺の背を突付いたからと云うて、何か起こるわけでもないだろう?
…。
……。
あ…あ…あべしっっ!
ムフーゥ…珍しく、くしゃみなどしてしまった。
>80 いい旅夢気分。
しかし其れも…電車賃を確保してあればこそだぞ。
何時でも俺が貸してやれるとは限らないんだ。
目的地に着いたは好いが、懐が寒いばかりに無茶な戦闘をせねばならぬ時もあるからな。
まぁいい、今回は俺が出そう。
昨晩鳴海に手ひどくカモられた同士だ…せめて帰りは溜飲を下げて行けよ…。
>81 ムヒ
此れか…鳴海の唇をイチモクレン状態にした秘薬と云うは。
ウーム成る程、見るからに妖しげだな…して他の用途は?
なに…虫刺されかゆみに効果ありだと!?
其れは僥倖である!
よし十四代目、此れでオキクムシが機嫌を損ねても対処できるぞ!
あやつが枕元でずぞずぞ這い回るのは怖いからな…。
>82 店屋物
ライホー!
ラァイホォゥゥゥゥゥゥゥ!
当てが外れたからと云うて再度電話しようなどとするな!
確かに此処の食事は量が少ない。
何故此れ程までに…と思う程、少ない。
だがなぁライホー、ここで先走りしすぎては後が面倒だ。
開幕国士はなんとしても回避せねばならん…判ってくれライホー。
>83 四文字熟語
『不満快快』 で如何か。
>86 ペルソナ4プレイ
麻雀ではいつもしていると思うぞ。
東西南北四隅を囲って、心中悟られず微笑を絶やさずにな。
まさに仮面を被った四人打ちだ。
目に見えぬ虚空で火花が散る様を俺はいつも見ているからな…。
ニャフー。
オジサン!カキ氷買ってホー
生ゴミ出しておいて
新作の公式サイト見ました!
鳴海さん、出てるんですね!
ライドウふとったよね
鳴海さんがこき使うからヤケ食いしてストレス太りしたんだろうな
悪い鳴海さんだ
あと朝倉さんが可愛いね
きっと鳴海さんが○×△□したからだ
悪い鳴海さんだ
181 :
ヵャャ:2008/08/03(日) 19:54:53
私は出ないんですか。
そうですか。
182 :
ダンテ:2008/08/03(日) 21:38:49
学生に仕事取られたぜ…
新作情報のお陰でまたこのスレを見つける事が出来た!
鳴海さん、ゴウトにゃん、逢いたかったよぉおおおおぉぉおお
夏ということで氷の塊、置いときますね つ【□】
お身体を大切に。熱中症にはくれぐれもお気を付けください
184 :
以上、自作自演でした。:2008/08/04(月) 20:06:04
もっとタヱックスする!
185 :
以上、自作自演でした。:2008/08/05(火) 02:19:26
おなかいたい
アバドン王はアバドンの首領。
つまり、アバドンドン?
柚子茶ウマー(゚д゚)
1回飲んでみて
188 :
以上、自作自演でした。:2008/08/06(水) 18:30:50
柚子茶ウマー(゚д゚)
やー!
紳士淑女の皆々様。グッド・イ〜ブニング。
ご機嫌は如何ですかぁ〜?
>>148 え。煮付け?
んーふっふ、ふっふ!
じゃああああーん!
魚介の煮付け。作っておいちゃった!!
ししゃも、蒸した帆立貝、鯛の切り身を──こう、だね──。
「砂糖、味醂、酒、醤油」で煮付けるだけ。これで完成!
コツは生姜を一欠片入れるってところかな〜。
蒸した帆立貝やししゃもは味がよく出る。鯛もふんわりして美味しいよ。
昨晩は金時草と梅紫蘇の炊き込み御飯だったんだ。
このおひつに残った飯を……今……お握りにするからぁ。
……ほぉら。一緒におあがりよ。
ちなみに、昨晩の献立は──
金時草と梅紫蘇の炊き込み御飯
魚介類の甘辛煮付け、いんげん添え
冷や奴
茸のお吸い物
……だったよぉん!
茸のお吸い物は醤油で味をしめてみた。
榎茸と各種の茸が絶妙に出汁と絡むのよね〜。
どう? お握りもさっぱりしてて、美味いでしょー。
これならいつでも婿に行けるぜ。あっはっはぁ!
>>149 え。続編……?
…って、なに。
やだなー、なぁによ。ちゃんと教えて頂戴よ。…んんー?
それとも俺には打ち明けられないことなのかなぁー?
なにかの符牒なのかな。いやいや、さーっぱり、理解りませぇん。
こんなんで知ったかぶっても仕方ないでしょ。うん、賢明な探偵さんとしてはね。
というわけで、だ。
俺は出てるの? …それに?
続編…。誰か俺を見本にして小説を書いてる……とか!?
帝都随一の探偵だもん。それも想像に難くない。
だとしたら肖像権ってのが関わってくるな。んー……
よしッ。作者をふんじば……いや、見つけだして、正規の使用料を払わせよう。
そうしよーっと。
それにしても、源氏物語とか、元々は回覧小説だったっていうじゃーない?
そういうのがまた、大正のこの世でも流行ってるのかしらね。
だとしたら本人がしゃしゃり出て行くのも、興醒めかな。
んんっ。…──悩ましい。これは、悩ましいぞぉ。
ま、本人見たら惚れられちゃうかもね!
女學生とかが書いていたら、あまりの格好良さ、刺激に卒倒しちゃうかも?
あー! 罪な男よね、俺ってば。ふっふっふー!
>>150 い い か ら お 前 は 芋 を 喰 え
片 付 か ん
目元がどうかしたっての? んー? グリグリ。
お前、ここいら付近で王子様呼ばわりされてるからなー。
そうやって哀しげな振りをすると、老若男女、ゴッソリくっついてくるぞ。
自覚があるんだかないんだか。全く、お前って奴はねぇ。
まあ、いい。
俺は今夜は夜っぴて案件を纏めるからァ──
お前はとっとと部屋へ辞するか、暇だったら一緒に案件纏めてよ。
明日は特に用事はないんだろう?
ま! どちらでもいいが、ここに、お客人に淹れている珈琲がある。
今日はパーラーの店主がおすすめしてくれた、新しい豆なんだけど。
ほれほれ、かぐわしい、いい薫りがするだろうー?
折角だから、お前もやってお行き。ね。
──言うなれば毒味役ってやぁつぅ?
さぁさライドウ、ミルクとザラメ砂糖は? お前、入れるんだっけ?
其処に座って、大學芋と一緒に。はぁい、やっちゃって。
>>151 ああ。
これは理解りにくいけど、「道順」…だね。
京の都ではこういうのが普通って、誰かに聞いたことがある。
ほとんど読めないくらいだから、この紙切れはもう使命を全うしたんだろう。
探偵さんの、勘だけどねぇ。
>>152 はいはい! ロン!
……リーチ 来い!
よしッ、これで行ける!
リーチ一発 清竜、ドラ2でハネ満だッッッッ
悪いな ライドウ! …ワハハハ!
ん? んーどぉ? 其処の君も。
もっともっと愛を感じたいかなぁ──?
ふっふっふ。この悪魔ージャンは始まったばかりだよん。
お嬢さんも、はいはい。此所においで。
じゃあ、アリスちゃんとお兄さんとお嬢さんとライドウで打ち続けよっか。
ライドウ、こちらのお嬢さんに珈琲を。
さぁ、楽しませてもらおうじゃないの!!
ふ〜っふっふ! あははは!!!!
>>153 おォ。
凄いね、それ、持ち歩いているんだ?
鰹節は俺、削るの結構好きだよ。気分転換になるしね。
餓鬼の頃は家の手伝いでよくやったものよ。ふふっ。
懐かしいな。夢中になってやってたら、山盛りになってたりしてねぇ!
お袋に声を掛けられて、ぎょっとして爪切っちゃったりしてさ。
んふふ。あー…。なっつかしぃー…。
猫好きのお前さんは、あれかい。それを懐中しておくのが「紳士の嗜み」…なのね。
余程の猫好き、動物好きってわけだ。うん、成程。
ゴウトは気紛れな猫だが、お前さんにもきっと挨拶するだろう。
ん。────ゴウト?
何、なぁに。
…ライドウが居眠りしてるのを猫の手で叩いて起こしてらぁ。…
あはははっ。おかしいな、こりゃぁ。
いや、おかしがっても仕方ないけどもね。けども。
おーい。ライドウ。居眠りはやめろっ。次、お前の番よ!
>>154 わわっ…!
んっんー。異国情緒溢れるね〜。
ありがとう。忙しそうなのに足をとめてくれて、嬉しいよ──。
清の国からの便りかな。へぇ──…
そういえば以前俺のことを「ミンハイ」…と呼んだお人がいたね。
ふっふ。お国が変われば読みも変わる。なんだか、おかしいね?
考えれば此所日本の中でも、いろいろと方言があるんだし
ほぉんと、地域性っていうのは面白いもんだ。
>>155 ! …や。いけないね。
急性の盲腸だったら、ことだよ?
何か悪いものでも食べてならば、まだいいが。
夜中に医者を呼ぶのは原則無理だ。
医者もこの時間だと──寝ているし──。
置き薬を見てみよう。
ライドウ、衛生箱ちょっと貸して。うん、それ。
この中に確か…。……えーっと…、ん?
ああ、これだな。富山の薬。
この丸薬、ちょいと苦いが、効能は高いんだ。
ん、はい。これ飲んでご覧よ。さぁ、水も用意したから──。
>>156 そ こ の と こ ろ を
詳 し く 聞 か せ て も ら お う じ ゃ な い の
んー?
ライドウ?
「──鳴海さん。一体何故そんなことを?」
「──恋愛事には疎い修行中のこの身です。ですが。そうですね──」
「──慎ましい、母様のような女人が好みです」
だぁってさ。
これ以上のことは聞き出せなかったよ。御免ね。
お嬢ちゃんは、なぁにィ?
ライドウを好いてるのかなぁー?
いやいやいやいや、そんな顔を紅くしたり青くしたりして否定しなくても
だぁいじょうぶだったら!
好きなんでしょ。ライドウのこと。
だったらねぇ、いい方法があるよ。
實話雑誌で読んだんだけど──…
「嫁にしてくれと全裸写真を送ってこられた。」
「裸は夫婦同士でしか見ないのに、俺は見てしまった!」
「相手は住所と姿しかわからないが、責任を取って妻に娶るべきか云々」
って、相談してる投稿者がいたのよね。
だから全裸写真でも撮って、ライドウに見せつけたら、どぉ?
もっとも、その為には恥ずかしいのを乗り越えなきゃいけないけどねぇ。
女の好みを訊くだけでそんなに顔を赤らめてちゃ、駄目、だぁめ。
ねっね。どうよ。これ、名案だと思わないかいー?
>>157 え?
……
…………
………………
……………………あ、え?
ほ、本当だ。
でかい桃が流れて来ている。
大岩のところで引っかかった。
……。………………………………なんだあれ。
>>158 こらこらッ!
だぁれが「うんこ」よ。だぁれがっ。
そんな口はこーして、あーして、こーしてやるっっ。
──しかしでかい口だなー。
って、んんー?
そういえば、あんた悪魔だっけ。
俺も随分慣れてきたなぁ、怪異や悪魔に。
新作の挨拶?
なんだかよくわからんが、それで挨拶のつもりかっ!
でかい口叩きやがって、まぁったく。
近頃の悪魔と来たら、いやぁねー、もう。
>>159-162>>164-165 >>168-169>>174-176 ゴウト
「不満快快」か。上手いなァ──。
俺はもっと違う熟語で来るかと思ったぜ。
と言いますか、お前の寝姿が帝都で葉書になって出廻っているぞ。
なんでも「麗しの探偵助手に付き従う美猫、業斗童子」とか言って!
そうでもやって稼がないとライドウの電車賃が出せないのか……?
……もしかして。
…………。
この間、女學生がすれ違い様にキャーキャー嬌声を発してたのは
けして俺の魅力にやられたわけじゃなくって、足元にいたお前のせいだったのね。
がっくし。
そういえば、乳製品は嫌いだったか?
知り合いの乳業者に「生酥」を貰ったんだ。
これ、いい匂いがして、なぁかなかおつなんだよ。
お前も、どう? いっちょ、食べてみるかい。
「生酥」は古代から食べられているが、これを製品化しようとしているんだ。
貯蔵庫がもっと発達して電気仕掛けにでもなれば、保存も無理じゃないかもねぇ。
>>163 あっあー
うう、難しい外来語で責め立てられてるウゥぅぅぅ。
んー。まぁ、ライドウが関係してるのってのは、理解ったよ。
「デビルサマナー」と言えば、ライドウだ。うん、そこは納得。
情報屋さん。どうもありがとよ。
んじゃ、せっかくだし。珈琲でも飲んで行くー?
ミルクは? ザラメ砂糖も、ちゃーんと用意してありますよぉん!
>>166 ゴウトが初代なら、俺も初代だな。
この「鳴海探偵社」の。
…誰だよ。
今、「一代で潰れるだろー」とか思ったのは。
んんー?
>>167 え。
だってー。タヱちゃんは可愛いでしょ。
いつも遊びに来て珈琲ねだるのは、戴けないがァ。
いい娘さんよ。ふふ、ほぉんとにねぇ。
おまけに結構いい仕事するんだよ──。
民俗学にも造詣があるし、もし新聞社から抜けて一人になっても
女性民俗学者として身を転じられるかも。或いは、ね。
…ふん。
と言うことで、俺はわりとタヱちゃんのこと買ってるのよ。
まぁ、五月蠅いから本人には言わないけどねぇ。ははっ。
暇さえありゃ、女性の地位向上に役立ちたい、って弁舌ふっかけてくるからさー。
あれだけは俺、付き合ってらんないのよん。
女性解放運動が本格的になるのは、まだまだ先だろうね。
今の新聞社でも女性の身でよくやってると思うよ。実際、さ。
お嬢さんお嬢さんして男に寄りかかっていれば、楽なのに
それをあえてしない。自らを律して、禁じているのが、こう──
男から見ると、なんとも言えない感慨を思わせるものさ。
まー。結論としてはぁ。
「タヱちゃんはいい娘」。これだね。
しかしィ。「破廉恥漢」扱いされるのは非道いよぉ。
大正二十年の今、肩に手を廻す位。エスコートしてるも同然。
後ろに御婦人を侍らすより、一緒に手を取り合って、寄り添って歩く。
こっちの方が、断然進歩的で今風だと思うなぁ。
うんうん。
>>170 「掛け持ち」と言うと「二足の草鞋」。
そりゃするでしょ。当〜然。
ゴウトにだって「目付役」の顔しかないわけじゃない。
ああ見えてヤタちゃんと接するときは「初代ライドウ」の顔になっていたりもするものさ。
俺は実際その場に居ることはない。だが。想像する余地はあるだろう?
俺だって、そうさ。おんなじ。
此所でこうして──珈琲を淹れてる時は、本当にゆったり、いい気分さ。
だけど大家に遭えば顔面蒼白、平身低頭。見られたもんじゃーない。
子羊のように身を震わせて「いい店子」…を演じているんだろう。
タヱちゃんには余裕のある「探偵」の顔を見せて。大人の男を演じて。
ライドウには出来うる限り「いっぱしの上司」の顔に見せる。
そうやって、人はいろいろな顔を見せるんじゃないのかなァ。
もとより、「人の性格は氷山の一角」と言うね。
見えてるだけの性格を評価するのは、容易い。
そういうことなんじゃないかな。
>>171 飛んでる!
ゴウト、飛んでる!
あー…
幸せそうにゴロゴロ言ってるわー…
こりゃ初代のメンツも形無しだな。んんー。
ゴウト、ゴウト。肩でぜぇぜぇ言ってるぞ。大丈夫かぁー?
>>172 なんだか、いまいち理解らないがぁ。えーっとォ。
「新作」の噂がよく来るね。……どーして?
新作。新作か。新しい作物とかなのかねー?
農業では、西洋茄子の掛け合わせやら、いろいろな外来作物が試されてるもんね。
その手の話題なんだろうか。んー…。…こりゃ、難しい、なぁ…
……ゴウトの寝姿の葉書が、新しくなったとか?
ま、いいか。…お目出度い、と言われればこっちも悪い気はしないさ。
ほらほら。じゃあ珈琲でもやってって頂戴よ。んっ。
ちょうど今淹れたところよぉん。あっつ、熱。
>>173 これが!
噂の!!
「業斗童子の葉書」…か。
普段見せない姿を見せちゃいます!
とかなんか言われて撮ったのかなぁ、これ?
それともライドウの私室で寝てるところを隠し撮られた…………?
もしかして、内部犯の犯行なのか?
タヱちゃんって確かパーレット、カメラを持っているな。いつも。
…タ、タヱちゃんなのか…?
んっ。ふぁあ、──じゃあ、また夕方にでも案件を纏めるよぉ〜〜。
俺はこれからヤタちゃんの顔を見に、神社に顔を出してくる。
ライドウ。お前も一緒に来てくれ。すぐに出る。
お前がいないとヤタちゃんも顔を出してくれないからね──。
さ、行こう。
200 :
以上、自作自演でした。:2008/08/07(木) 10:09:50
デビルサマナー 葛葉ライドウ
デビル様な
アツイゼー アツクテシヌゼー
203 :
以上、自作自演でした。:2008/08/08(金) 11:36:44
そんなばかな
コーヒー飲んでる人は口が臭い
学校の先生がそうなんで最悪
俺、鳴海さんに憧れて同じヘアスタイルにしてみました!
ついでにライドウさんにも憧れてるんでモミアゲだけマネしてみました!
似会いますか?
33分探偵、どう思います?
確かに夕刻って言ったけど! 言ったけどォ!!
……今何時よ? ライドウ。
ふぁあ。寝すぎたかな、こりゃー…
んっ。まぁいどお馴染み、探偵さんだよぉー
>>177 !? んだっっっ。
だっだっだ、誰が「おじさん」……だぁッ!!??
ホーホーいう子、お前さん、ライドウの仲魔だよねぇん?
はっはっは。これは「 監 督 不 行 届 」としか言い様がないよなぁー。
今日の飯は二膳までだ。ライドウ。理解ったな?
──とか 言ってるうちにぃ、お代わり自分ですなっ。
まぁったく。「居候、三杯目にはそっと出し」──…だろう? 基本なら!
お前ひとつ、そこで書生のコトワリでも築いたらどうだい?
んんー? 葛葉の秘蔵っ子ちゃんよ?
>>183 わっと、と! ありがとォぉぉぉぉぉおおおお!!
貯蔵室に即入れて置いた。つぅめたいね!
夏の氷売り屋ってのは儲かるもんだ。それだけ庶民には大事なもの、ってわけェ。
嬉しいな。こんな大きな氷、お嬢さんの手じゃ運べなかったろう。
本当に嬉しいよ。これで、ホーホーいってる子にも、氷が馳走できるしね!
ふっふ! なんてグッドなタイミング!! ばぁっちりだよ!!
ねっちゅー?
ああ、そういうのがあるんだ?
ゴウトは身体が黒いからな。炎天には向かないよねぇ。
この時間はゆっくりしているから、ゴウトにも声、かけて頂戴よ。
其処の寝椅子に寝そべっているからさ。
んなっ? ゴウト。
>>178 ふぅん。
別に厭な仕事じゃないから、さっさと片付けるよ。
生の塵と言うことは、ははぁん。
台所仕事で出た、塵だね──?
…ここ…、もっちょっと……水絞って。
びしゃびしゃだと……大家が五月蠅い。
それにここも、ほら…。…握り潰せば半分くらいの容量になるでしょ?
んー。口の所を縛って、と。
こんなところかな。…なかなか軽くなったぜ。
夏場の家事仕事は辛いが、お互い頑張ろうよ?
工夫一つで、いろいろと時間の配分やら、変わってくるからねぇん!
それにしても白い割烹着が眼に眩しいな〜〜。眼福、眼福ぅ!
夏はカフェーの店員さんみたいな、厚くないのにでもしてみたら。
いや、俺? 俺は手拭いで腰回り覆ってるだけだけどぉ。
ま、いーじゃない。そういうことはさ! ははは!!
>>179 さぁ?
公式、非公式とかいろいろ話があるよねぇ。
大袈裟な家系のお人なんぞ、何事もあからさまになったりね。
ああいうのは、仕方ないとしても、人道的に──納得はいかないな。
まぁ、俺は別に監視されてても……、ん。…いいさ。
うちには天下無双のデビルサマナーもいるし。
目付きの悪いお目付役も、いーるし!
用心棒としちゃあ、これ以上ってのはないからね!
私生活にはそれでも謎はでるってもの。大人の探偵ってのは、ね。
それを勘ぐられると辛い時もあるがぁ。
そこを上手く泳ぐ。世間の水を飲む。
この世の成り立ちって、こんなものさ。
おッと。
少々喋りすぎたかな。ふふ。
お喋りも過ぎると「公式」に意見求められちゃうからな。
あっはは! ──…っとォ。これも一種の喋りすぎかなぁん?
>>180 あー。書生は太らないの!
これ、世間の常識ねぇ。
というか、そんなに太ってないだろ。何処見てるんだい。
たしかに──そりゃ──大學芋はたらふく喰ってるけど。
今も目の前で喰ってるよ。ああ。蜜たっぷり。
夕餉もペロリと平らげたからね。なかなかの喰いっぷりさぁー。
でも其処で俺が関係してくるってのは一体全体どういうわけよ。
「ストレッサー」というのは「心的軋轢」でしょ。
俺があいつの何なわけ。非道いわよ、もぉ。
たっ、タヱちゃんに手を出す、ってェ!? んな莫迦な────…!
丸も罰も三角も四角もしてない! 押してない!
俺はなぁぁぁ────んにもっ、押してないって──ぇの!!
…………。くッ。怒鳴ったら、んぁぁあ。眩暈が!!
…ぜぇぜぇ、ったく、ハァハァ。…
>>181 伽耶ちゃん。やぁ、こんばんは!
んー… いい宵だねぇ。
ライドウなら、ほら、此所で茶を啜ってる。
君も紅茶か何か淹れよう。ちょっと座っててご覧。
以前氷川総司令さんの為に取り寄せた「マカイバリ」。
まだポット二杯分くらいは淹れられそうよ。
珈琲とは違う抽出具合…一垂らし、たらして。
薫りをみてぇと。これで、行けるかな?
──ん。
ほぉら。
ライドウもぼうっとしてないでお嬢さんに椅子ひいてひいて!
舶来製のチョコレートもあるよぉ。さ、やってって。
……それにしても、出ないとは?
探偵さんに理解るように説明してって。
うんうん… うん、うん…?
>>182 悪魔か…っ!?
何者だ、その剣と血塗られたような赤い服は。
ちょっとちょっと剣呑じゃあないの。お前さん。
學生といえば、此所にはライドウがいますがァ。
ん?
お前さん達、もしかして知り合いなのか?
やれやれ。
そうやって睨み合いをしているとお嬢さんが怖がるでしょー。
あんたもいい歳なんだから、ゆっくり、椅子にでも座って。
ダンテ、ダンテね。「Dante Alighieri」のダンテとは縁故じゃないだろうがね──
他に、思いつかないな。…ンン。
紅茶が旨いぞ。
これは水色がいい。
さぁてダンテの旦那。紅茶で乾杯と参りますか?
學生は學生同士、ああやって和気藹々としているしぃ。
大人の話でもしちゃいましょうか?
んんー?
「Ebony and Ivory」…。
ははっ、なんでもないよ。
ちょっと言ってみただけさ。
さぁ──月はいよいよ皓々として、中天にかかっている。
今宵の賭事の運気は、さぁて、お前さんに転ぶか? それとも?
>>184 ちょ、ちょちょ。
それだとタヱちゃんが新装開店の百貨店のようじゃないの。
自由すぎるよ、それはぁぁぁあ────っっ!!
>>185 丸薬丸薬。ん──あった。
ひょい、ぱくっ。
はぁい。チョコレートと一緒におあがりよ。
今なら紅茶も淹れたてだ。
ふふっ、い〜いでしょ!! ねっ。ねっ!
こぉんなにマカイバリの薫りをさせているのに氷川さん、来ないなァ。
せっかく50gで取り寄せたのに。まぁ、いいけどねぇ〜。
……紅茶飲んでると、チョコレートがよく合うのに気が付くね。
珈琲も大概、チョコレート向きではあるけど。
サッパリとしていいものだなー。紅茶も。
えぇ!? …緑茶と紅茶って元々は同じ葉っぱ、なのぉ!!??
しーらなかった。しらなかった。だって、こぉんなに色が違うのに!!
へぇ。…。ん、まぁ、こうやってるうちに……ちょっと賢くなったかなぁ。俺も。
紅茶の作法なんか、しーらないよ。俺。
だけどザラメ砂糖を入れたら甘くなりすぎるかな。んん。美味い。
>>186 はァい。皆様御一緒にィ。
ア ァ ァ ァ ァ ァ ──────── バ
ド ン ド ン ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
>>187 へぇ──…
これが「柚子茶」っていうの。ふぅん?
お湯の中に沈殿物が浮いてるが?
これがそうなんだ。
ほっほっほー。
隣の国では色々な果実の使われ方をしているんだな。成程。
面白いけど、今…飲むのは…、あちちちっ…。…熱い、かも。
少し冷まそう。それでも、いいんだよね?
──ああ、いい香り。
こういうのもいいものだね。文明開化の味がするよ。
とするとこれは所謂輸入品ってことなんだよね?
こういうもの、何処で手に入れるの? なんか気になる探偵さんであった。
此所筑土町の界隈ではカフェーやらパーラーやらあるから。
其処で手に入れることもできるな。
あとは…。やっぱり、あれ? 金王屋とか?
あそこも海から荷を降ろしているもんな。有り得ないことも、ない。
んっ。あぁ〜〜りがとう。美味しかったよぉ。
おまけにたくさん話も出来た。
さァて。じゃあ、お前さんのお気に入りの「柚子茶」。
この足で探してみちゃおうかなぁー。
>>188 柚子茶、ユジャロンって言うんだねぇ。
俺はこの歳までぜぇんぜぇん、知らなかったよぉー。
飲んでみると上澄みも澄んで、…綺麗なもんだな。
これってば、寒天で固めて冷たく冷やしても、なぁかなかいけそうじゃないかいー?
…………腹が減って眩暈が。
良い香りだ…私の為に取り寄せてくれたのか。
では、有難く戴くとしよう。
お茶に良く合うというオレンジカステラを持って来た。
私の部下が甘い物好きでな…。
そこの、傷の彼にもあげてくれないだろうか?
>>214 雷堂君
やっほぉ。雷堂君じゃなーぁい。
元気してたのォ?
うんうん。今日はあの「天津…」で来たのかい。
ライドウなら、其処で伽耶ちゃんと茶、飲んでるけど。
こんな刻限に、お前さんのところの所長はどうした?
所長っていうかァ、俺。俺。俺のことね。
……。
……。
……。
家賃滞納で追い出され…
あ、そ、そ、そう。
い、一応此所は屋根の下だ──。
お前さんが頷くならば、ここでゆっくりやってってご覧。
俺は今更書生が二人に分裂しようが、何ともなぁいからねぇ。
とりあえず、あれだ。
鯛飯が残っているんだったっけェ──。ああ、そうそうっ!
今日は鯛の御頭を近所に戴いたからね。炊き込みにしたんだ。
これを菜っ葉でサラリと巻いて。はい。出来上がり。
──…ッてェ!? ちょーっと!!
血が足りなくてフラフラしているんじゃーないのかい──…?
以前訪問してくれた時よりもー、これ、顔色にきてるよ。
気付けに、紅茶を飲ませよう。それから……と……
>>215 あっはは!
こんばんは! 総司令さん、相変わらず仏頂面だねぇん。
「マカイバリ」って余分な香料が入ってなくって、それでいて深いねぇ〜。
こういうの何処で調べて嗜好品にしてるのよ。いいなぁ、いいなぁ、モダーンで!
そうそう。この葉ってね、50gでもかなりのお値段だった。
けど、味は勿論別格だねっ。
おすすめしてくれた甲斐があったってもぉん!
じゃあ、雷堂君には、気付け代わりにカステーラをあげるよ。
氷川さん。あ〜りがっとぉね〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!
オレンジの皮が、なめすように入ってるんだ。…。いい…。
労働の後には甘いものが最高ォォォォ。
氷川さんも上着くらい脱いでさ。
ここの窓、開けるから──
……ちょっと 涼んで頂戴よ。ね。
……ふ。
……あはは、なぁんか、久々だと照れるじゃーない?
……氷川さんは部下に差し入れしてくれるような人、いんの。
……いいなぁ。このカステーラ、絶品過ぎ。強烈に気に入っちゃったよ。
……ふぅ。…………もう一杯、マカイバリ淹れる?
……本当に鼻腔の中が花の蜜のような薫りで一杯だよ。氷川さんっ。あっりがと〜!!!!
>>200 うん?
デビルサマナーは此所にいるが。
俺じゃない!!
俺じゃないよ!?
言って置くけど、このライドウと──この雷堂君。このふたりがサマナーだ。
俺は保護者のような立場なんだが…。まぁ、一応サマナーを擁してる探偵だよ。
悪魔使いに折り入って話か?
此所には今、二人いるが、ライドウはお嬢さんを送っていくそうだ。
よければ──雷堂君に話しかけて頂戴よ。よろしくねぇん。
勿論ライドウが帰ってきたら聞いて貰おう。
それが悪魔使いたる、デビルサマナーの仕事なんだからな。
>>201 そっそー。そんなような発音でもオッケー、オッケー!
別に拘ってるわけじゃないから、いいんじゃ〜〜ない?
──…拘ってたら、いろいろとこの世の中、渡っていけないよぉ。
だけど、ライドウは「ライ様」なんて呼ばれちゃいるっけ。
悪魔限定だけど。ははっ。
>>202 ああ、そうなの?
夕刻、銀楼閣の前に打ち水をうった。あれでなんとかなると──思ったけど。
あれじゃ駄目だったか。…参った、な。
いやね。近所にもよく暑い暑いとこぼすお人がいてねぇ。
俺はそれ程じゃないとは思うんだけど、でも、こういうのって人それぞれでしょ?
無視するわけにもいかないし。どうしたものかな? これ。
その人、カチッと背広で決めてて、帽子も被ってるのよね。
ちょっと薄着するかして欲しいけど、人の服装にけちはつけられない。
ど〜しよっかなぁ〜〜。
>>203 そんなー莫迦なとーいわれってもー
あーそりゃそりゃそりゃ!
たしかに、俺が莫迦だった。
昼間ライドウひとりに留守番させておくなんてなー。
あいつ、ゴウトに囓られて鼾かいてたよ。もー。
書生は書生らしくもっと慎ましくして貰いたいものよ。…全く…
寝こけるなんて無礼千万。ちょーっとくらいなら、いいよ? いいのよ?
だけどねぇ。あぁんな熟睡されちゃあ、物盗りにも気付かないってェの!!
一応此所はお金掛けていろいろ、取り揃えてるっていうの?
蓄音機やらラジオやら、調度品も凝ってるし。
筑土町自体がそこそこ平和とはいえ、油断は禁物。雨あられ。
でしょでしょー?
>>204 成程! そういう見方ってあるんだ〜。
珈琲の出し殻は脱臭作用があるからね。探偵さん、見落としてたかも?
飲まない人には、きつい香りなのかもねぇ──…
その人、まさか、胃から腐ってるわけじゃないよな。
生き腐れのゾンビーみたいな先生に教授は…出来れば、されたくないもんね。
と言いますかァ。あれだ。
先生も疲れてるんじゃないの?
探偵さんには推理しか出来ないけど、さ。
>>216 鯛飯…!! 何日ぶりの米だろうか…くっ、涙が…。
鳴海所長、ゴウト、そして此方の十四代目よ。しばし厄介になる。
なすべき使命も尽きぬ故、頻々と顔を出せるかはわからぬが、宜しく頼む。
…温情ついでと言ってはなんだが、その、信乃田までの電車賃も貸してはもらえぬだろうか。
我の業斗とはぐれてしまって借りるもできず、ほとほと困り果てているのだ…
>>215 お気遣いまこと痛み入る。
……………美味い。臓腑に染み渡るようだ。
これは目出度い。二百の席が埋まったんだねぇ。
おめでとう、俺。自分で祝うけど、俺。
そしてゴウト、ライドウと雷堂君。ヤタちゃん。
来てくれる人間と悪魔の人達! あ〜りがとねっ!
勿論、二百の席に座ったお前さんもだよ!
今後ともよろしく、よろしくぅ。
>>205 だあぁぁぁぁ────────ッッ!!!!
どんなスタイルなの!?
それはァアー!!!!!!!!
ちょいちょい。此所だけの話。
揉みあげは、あれは…。流行らないっっ!!!!
だーっ、お前さん、せっかく容姿がいいのに、床屋で失敗してどうする!
ちょいと待っててねぇ。今お母さんが鋏で切って差し上げてよ!?
はぁい。ハンカチーフ、首に巻いて。
チョキチョキ。ショキショキン。
シャクシャクシャクシャク……。
ん。こんなところかな。
よく頑張った! 自分!
ところで今日は紅茶が淹れてあるんだ。
花の香りが異国情緒だよ。カステーラと一緒に、はぁい、ああん。
御中元に貰って嬉しいものは何ですか?
>>206 三十三分しか探偵じゃないの?
それってば、探偵と言えるわけぇ?
やだなぁ。俺は二十四時間探偵してるよ。これでも、ね。
──だ、だから。こっちをじとっと見るな!!
俺はこれでも前進全力、毎日情報合戦ですよ?
んっん〜〜??
ナ、ナンデスカー、ソノカオハー?
>>220 あっはは!
いいのいいの! そんなのはァ!!
それにしてもそっちの俺は飯喰わしてないのか──?
つ、追求すると怖いな!
あああああははははは!!
うーん! 勿論ゆっくりしていって。
むしろ、「これっきり」…なんて言わないでよぉ?
雷堂君、いつも出たり入ったりが激しいからな!
まぁ、それも魅力的なモダンボーイとしての嗜み、だっけどね〜。
いい男予備軍としては全部さらけちゃうのは、惜しいものだ。うんうん。
なにはともあれ、お前さんがいてくれて、ライドウもゴウトも喜ぶ。
ヤタちゃんも先刻までいたんだ。そう、ほんのちょっと前にね。
あァ──もしかして窮乏してるのを知ったら、手助けしてくれるかもな……?
志乃田ね。はい。50円。
このお金は払わなくていいから。
鯛飯もまだまだあるぞぉ。もっといっちゃおうかぁ?
深夜に握り飯を握ると何故か気合いが入る俺。ナゼだァァァア!!??
>>222 水羊羹。
水羊羹が俺は食べたい。
出来れば和装の美人が持ってきてくれると尚いい。
あとは、水菓子とか──…
この時季だとこう、お高価いからね。
ま、貰って嬉しいっていうのは、忌憚ないところを言うと
「美人のお土産」…ならなんでも俺はオールオッケーなのよ。
そんな感じ〜〜?
>>222 我は書生の身ゆえ戴ける立場では無論ないが、そうだな…
米。味噌。醤油。
あたりを戴けると有難い。大変有難い。非常に有難い。切実に有難い。
>>223 そのように言ってくれるならば有難い、探偵社へは極力顔を出すよう心掛けよう。
一宿一飯の恩義もある、捜査の手が必要ならば此方のライドウ同様に使ってくれ。
ちなみに彼方のナルミ所長については、聞くな。……語れば怒りがぶり返す。
――では、鯛飯の握り飯を弁当に、志乃田へ行って参ります。
朝顔、ここにおいておくねっ
早起きサンなら蕾が開くの見られるよ
大學芋…
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
誰にもわけてあげません。モグモグ
水羊羹と見せかけてスライム
梅羊羹と見せかけてブロブ
ぶどうゼリーと見せかけてブラックウーズ
歌は得意ですか?
得意なら一曲ご披露してください
ただいま戻った。
志乃田で用件を済ませ筑土町で捜査を行っていたところ、どうやら我と名を同じくする者――
"十四代目葛葉雷堂"の名を持つ者が、以前この探偵社を訪なっているとの噂を耳にした。
だがそれは、今ここに在る我ではない。
恐らくは、異世界の"雷堂"が我のほかにも存在するということなのだろう。
我ならぬ"雷堂"よ、許せ。我はお前の名を騙るつもりも、お前の居場所を奪う意図も持たぬ。
ゆえにお前も我に気兼ねせず、また探偵社へ顔を見せてはくれないか。
この通り、我は木札に名を書いて首から吊しておる。我の業斗が捺してくれた肉球印もついている。
これを常に我が身につけていれば、名も顔の向かい傷もおなじ我とお前でも、皆見分けてくれよう。
鳴海所長、ゴウト、此方のライドウ、そして来客の方々、
かような訳でいささか紛らわしい状況と相成ってしまったが、含みおいて戴けると有難い。
そしてこの提案が礼を欠いた愚行であると思うならば、どうかただ、我に去ねと命じてくれ。
この名を名乗るに当たり確認を怠ったはこの我だ、叱責は甘んじて受け、粛々とここを去ろう。
たしかに雷堂くんは居たけど、
ゴウト曰く「酉」の力を使っていたのは稀だったはず・・・
それに、いろいろな雷堂が居たって、いいじゃないか!?
来てくれて嬉しいよ。大歓迎さ!
ところで、ゴウトがマッド口調になったらどうなるのかなぁ。
アバドンズとアドバンスがごっちゃになります。
何か良い覚え方はありませんか?
なるみ〜野球やろうぜ〜
ゴウトとライドウと雷堂とその仲魔も入れてさ〜
ゴウトがキャッチャーね
モグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグ…ゴクッ
やきゅう――ですか?
あまりやったことがないのです――
しかし――楽しそうです。
―――では。
アウト!セーフ!ヨヨイのヨイッ!
235 :
アズミ:2008/08/14(木) 01:20:42
いやぁん。
おばちゃん脱げばいいのん?
ただいま戻った。
うだるような灼熱の暑さに辟易していたら、俄に南の空が掻き曇り、
豪雨に見舞われたと思う間もなくライジュウの群れに囲まれ、いささか難儀した。
――まあ御陰で夜が過ごしやすくなったのでよしとしよう。
>>230の件については、皆の忌憚なき意見は無論だが、何よりここの主である
鳴海所長やゴウトの返事に重きを置きたいと思っている。
この場所を大事に護ってきたのは、他でもないこの二人だと我は思うからな。
それまでは来客に番茶でも出しつつ、拙いながら話し相手とならせていただこう。っ旦~
>>226 これはまた鮮やかな青紫だ、美しいものだ。
我はどこぞの探偵と違って日の出と共に起床するからな、存分に堪能させてもらおう。
しかし鳴海所長の椅子の後ろとは…確かに窓際で日当たりはよい場所だが。
――ある日気づけば所長の髪に蔓が巻き付いているやもしれぬな。
>>227 大學芋か。帝都へ来て初めて食べた甘味だな、あれは実に感動的な出会いであった。
芋の端の、蜜が固まってカリカリと飴のようになったところが我は好みだ。
……欲しいなどとは言っていないぞ。
…………ずいぶんと山盛り買ってきたのだな。お前独りではさすがに食べ切れまい、
困っているならば、我が少し手を貸してやるに吝かではないぞ?
……だから欲しいなどとは言ってない。……目が訴えている? 気のせいだ。
>>228 まとめて封魔! 冷蔵庫へ投入! 刻んで器に盛りつけ!
悪魔ならば腹も壊さぬだろうから仲魔に三時にでも与えてやろう。
……人には食えまい。食えぬに決まっているな。
……いやしかし万が一ということも……。
…………。
>雷堂の勇気が上がった!
>>229 帝都へ来るまで歌とは縁のない生活をしてきたから、得手かはわからんな。
ただ、ナルミが気紛れに回した蓄音機であったか、それともラヂオから流れたのだったか
聞くともなしに聞いたあの歌は、なぜだか今も耳に残っている。
煙草のめのめ、あの世も煙れ
どうせ、亡くなりや野の煙
煙よ、煙よ、ただ煙
一切合切、みな煙
>>231 己の失態に鬱屈していた心が貴方の笑顔で随分と救われた気がする。
――感謝する。
ここのゴウトは理知的だから狂人口調など想像もつかないな。
……ゴウト、ちょっとヴィクトルのところへ行かぬか。
なに、ほんの少しこのオボログルマと混ざるだけだ。
>>232 それは何だ、酢か?
前者は丼物用、後者は板用と見受けるが。
…………板用!?
いかに困窮しようとも、この十四代目雷堂、戸板を食うほど落ちぶれてはおらぬぞ!
>>233 では我がゴウトの可憐な前足に合うミットを作るとしよう。
――ところでゴウトの小さな体ではすとらいくぞーんが
恐ろしく狭くなると思うのだが、お前はそれでよいのだな?
>>234 ……だから欲しいなどとは言ってない。……涎も垂らしておらぬ!
よ? よいのよい? ――む、負けた。
何、負けたら脱ぐ? 野球とはそのような規則の競技だったか?
仕方あるまい、制服の上着を……帽子は却下だ。
しかしゴウトが負けたら何を脱ぐのだ?
>>235 いやだからアズミ、お前も脱ぐものはあるのか?
…………鱗!? 何枚あるのだそれは?
らっしゃっせー!
雷堂さんを見ていると
武士はくわねど高楊枝 というのを思い出す。
つか、その顔で遊郭の裏とか何とか行ったら、それだけで色々貰えんじゃないの?(うりうり)
傷が怖いからダメなのか?そうなのか!?
>我がゴウトの可憐な前足
とか雷堂が言ってると激しく萌えるな。
強面とちっちゃ可愛い生き物の組み合わせはいいな。
鳴海さんがお姉ちゃんに「可憐な掌」とか言ってても多分全然萌えないな。
競争相手だからだろうな。
はぁい。
グッド・イ〜ブニング。
探偵さんだよぉ。
んっふっふ、元気にしてたぁ?
>>225>>230>>236-238 雷堂君
んんっ!? 今更なぁ〜にを、言ってるのかなぁ──っ?
勿論、歓迎だよ。はぁい。こうやって、諸手をあげてね〜〜ッ。
……それに、雷堂君は雷堂君でしょー。
それは確かで、もっと言うと、それだけが重要ともいえるんだ。
所謂平行世界のライドウなんだろうけど、ゴウトを素直に可愛がるところなんか
お兄さん、涙ものよ。──美しい光景さぁ。
こちらのゴウトが見たらどう思うかな? あはっ、それも楽しみだったりしてねぇ!
しかつめらしく「仲良きことは美しき哉」…とでも、のたまうかねぇ?
んー、ふっふっふー! なにか、くくっ。──想像したら笑えてきた!!
ということで、今後とも、宜しく、宜しくゥ!
>>226 朝顔かぁ。いいねぇ!
夏の風物詩といっても、いい。
確かに俺の座ってる前に置いてあると、朝日に咲くところが、見られるねぇん。
いやいやいや、雷堂君。別に俺は不動の枷を着けられてるわけじゃー、ないんだからねっ!?
髪には巻かれないでしょ!! 冗談きついよ、サマナーくぅん。
下町では朝顔市や鬼灯市の季節だね。
此所軽子川商店街でも市が出るのかも。
夕刻に……そう。
風情があって、いいものだよ。
あの娘誘って行きたし、夏祭り。ってねェ。
んー。…俺も誰か誘って、明日辺りに夜店でも物色してみようかなー。
>>227 ……おっ、お前な。
いいもん、いいもんねー…。ああ、別にいいもんなー。
俺は昼間買っておいたアイスクリンがあるかーらっ。ほれ!
大學芋と一緒に食べようと思って買ってきたがぁ、お前さんがそういうつもりなら。
いいさ。ひとりで食べちゃうもんね。ふっふっふーん。
ところで、ライドウ。
お前さんそうやってるとなにか小動物のようね。
ま。食べてるときだけは可愛いと言えなくもないなぁ〜。
しかし、その王子様面のままで、「もきゅもきゅ」…やってるとぉ。
ヤタちゃんあたりが「御免!!」…なんて、いきなりやってくるかもよ。
そうなっても、お前達なら平常心で話し込みそうだけど、さ。
ヤタちゃん「これからは『満腹満杯王子・十四代目ライドウ』と名乗ると良いでしょう」
ライドウ 「──モグモグ。承諾した。」
────みたいなね。
しかしヤタちゃん、気配を完全に掻き消してるよねー……
またあの姿に逢いたいぜ。
美人だし、結構天然なところがいいのよね。不思議と。
今日の席がはけたら、俺も志乃田に行ってこようかな。
>>228 あ、あの。
これ、なにかブルブルって震えてるんですけど……っっ?
なぁーんでこーんな贈り物になってるのかなぁー、悪魔がぁぁぁぁあッッ。
冷やせばいいのか!! おりゃおりゃ!! 冷やせば!!
と、言いますか! 雷堂君ーっ!
漢気充填されるぎよ、それはぁぁぁぁ────っっ!!!!????
ん ぐ 。
あ ぁ 。 あ れ れ れ ぇ 〜 っ ! ?
大國湯で湯あたりしたか?
ちょっと鼻血が出てきたので
まぁた、明日────っっ!
鼻血が出てるところなんて、お客人に見せられないしねぇ。
なにしろ俺ってモダーンな探偵稼業だもの。夢を壊せない!!
んー。にしてもゴウトもヤタちゃんもこの暑さ、大丈夫なのかな。
ライドウは余裕そうな顔色してるけど。ゴウトは黒いしなー。
というわけで、また明日、此所で案件を纏めるよぉ。
じゃあ、氷枕でも作って、寝椅子で寝ることにするか。
はぁふぅ。ん──…宜しく、宜しくぅ。
いつも案件は一遍に纏めていたのに。
こんなことって初めてだな。
この夏の暑さは只者じゃー、ないのかもしれないねぇ。んっんー。
エマニュエル夫人とエマニュエル坊や、どっちが好き?
鳴海おじさんだーいすき!
ぴとっ。
ただいま戻った。
今日の帝都は曇天、涼しくなかなかに過ごしやすい。
溶けかかっていたフロストが喜んではしゃぎ回っている。
>>242-244 鳴海所長
我は我――か。
よい言葉をいただいた。心に刻んでおく。
湯あたりか暑気あたりかはわからぬが、冷やしたいときは
銀氷属を呼び出すので言って欲しい。御身お大切に。
それと先日お借りした電車代50円、やはりきちんとお返しする。
っIIIII
80円すら出せぬほどにこの探偵社も困窮していたとは……
此方の十四代目の苦労が忍ばれる。
>>239 軽快な掛け声、心地よいな。
なにを商っているのだ――ガソリン?
生憎とこの探偵社に自動車は……いや、我の下に一台いるにはいるが、
あれはガソリン車ではなくマグネタイト車なのでな。すまない。
混迷する"霧"深き時代ゆえ商いも何かと苦労多かろうが、どうか頑張ってほしい。
……無用の懸念とは思うが、ひとつだけ忠告を。
帝都の安寧脅かす者あらば、この十四代目葛葉雷堂、
帝都守護の任にあたる者として"神"殺しをも厭いはせぬ。
……貴方がここで鳴海所長が入れる珈琲を手に、ゴウトや此方の十四代目達と共に
束の間の休息を楽しむだけの御客人であることを、我は祈っている。
>>240 ああ、遊郭に限らず、女人にとって我の傷は随分と恐ろしいらしい。
遠巻きに見られることも多いし、我の顔を見て悲鳴をあげる者も少なくない。
気の弱い女学生など、恐怖のあまりか気絶することもあるほどだ。
学帽を目深にかぶってなるべく顔を見せぬよう気をつけているが
聞き込み調査は……苦手だ。
>>241 なるほど植物は声をかけてやるとよく育つという。
同様に、声をかければゴウトもすくすくと萌え出ずるというわけだな?
ゴウトの芽、ゴウトの木、ゴウトの花……
おおっ、これは良いことを聞いた。
来年の今頃にはたわわに実る業斗童子が見られるかもしれないな、
客人、ゴウトに声をかけるのを手伝ってくれ!
>>245 いずれも会ったことがないので好悪はわからないが、
強いて言うなら坊やとやらだな。
ちょうど"侵入"持ちの小型の仲魔が欲しかったところなのだ。
――で、その悪魔はどのあたりで封魔できる?
>>246 お前、鳴海所長におぶってもらうのはやめておけ。
連れて帰れば小判に変わると言われているお前をなら、
そのおじさんは気合いと根性で負ったまま帰ることは間違いない。
金王屋に売り払われたくはなかろう?
敵を挑発する格好いいキメ台詞をどうぞ!
悪魔を手懐ける秘訣とか、ある?
251 :
以上、自作自演でした。:2008/08/18(月) 07:39:36
心のブリーフをッ!トランクスをッ!ふんどしを脱げッ!
この時期ってさ、すぐに物が腐ってやんなっちゃうよね
食べ物。ほんの少し油断してる間に次々異臭を…
ああ、そうそう。
これ探偵社皆様一同に御中元。ささ、遠慮なく受け取ってね
つ【ちょっと臭う大学芋】
ライドウが更にかっこよくなりますように
ゴウトのぷにぷに感が増えますように
ヵャャの髪が伸びますように
タヱちゃんのバストが膨らみますように
鳴海が働きますように
>>251 ユーの心意気はミーが受けとったヨ。
(゜Д゜) ジブンヲ...
(ヽ ノ )
| |
ヽ(゜∀゜)ノ トキハナテ!
( )
ノωゝ
興味ないね。
ゴウトさんが黒いゴリラに憑依しなくてよかった…!
はぁい。探偵さんだよぉ。
皆々様、ご機嫌は如何かなぁ〜〜?
>>229 あはっ。面白い質問、どうもありがと!
歌か。俺は得意という程じゃー、ないけどねぇー…。
餓鬼の頃歌った歌なら──今でも憶えてて口ずさむよ。
童謡というか、唱歌が多いけどね。
流行歌も、ほら、ラジヲがあるでしょ。これで憶えられるけどねぇ。
思わず口について出るのは。……やっぱり昔から聞き馴染んだ歌かな。
流行歌なら、これだ。
「ひと目見たとき 好きになったのよ
何が何だか わからないのよ
日暮れになると 涙が出るのよ
知らず知らずに 泣けてくるのよ
ねえねえ 愛して頂戴ね
ねえねえ 愛して頂戴ね」
──…って奴。ねっね。この頃の帝都でよく聴くでしょー?
曲名は「愛して頂戴」。女心の歌さ。
西條八十の作詞する歌は理解りやすくて、それでいて心に残る。
手風琴を合間に鳴らすのも、この歌によく合ってて、いいもんだね。
>>231 うん。俺も雷堂君に居着いて貰いたいねー。
だぁって、なんだかんだ言って、ふふ!
ライドウとは別人だしィ?
傷を背負ってる辺り、苛烈な人物かと思ってたら、こぉんなに好青年だしね。
いつでも此所で寛いでもらいたいよぉ。いい子だもん、雷堂君!
そういえば「『酉』の力を借りよ」…って言を発したのはゴウトだったな。
此所のゴウトも雷堂君が来てくれて嬉しがると思うよ。
今からあいつの反応が楽しみでしょうがない! ふっふ!!
ゴウトがー ああー
イッポンダタラ君みたいになるってことかい?
「うぉ、うぉれの 鯖の煮付けぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ずっどぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉん!!」
「保留」
──知性のかけらもないな!!
──ぶあはははははは!!!!
──それにしても、ゴウトは今頃何処ほっつき歩いてるんだろー。
──ちょっと心配になってくるじゃあないの。んもう。
>>232 む し ろ そ の ま ま で よ し !
と探偵さんは思うんだけどぉ。──ん、どう?
日常でそんな単語使わないでしょ。そもそも、ね。
──え!? 使うの…っ!?
アバ丼って何よ?
それからアドバイス…?
えー。わっかんない。何のことだか、ぜぇんぜん、わっかんないよぉぉ〜?
>>233 カモン・レッツゴー・ベースボール。
野球かぁ。ここのお人達と仲魔達で出来るのかいー?
野球って人数ないと駄目なんでしょ。…えっと、九人かける九人か。
結構厳しいような気がするが、略式ならいけるかも!?
そうだ、足りない人数分は、あれよ。
ここの商店街の皆さんの力をお借りして。やっちゃえばオッケー、オッケー。
ドーン!!
………………。
というかゴウトにキャッチャーをやらせるのは酷じゃないの────ッッ!?
雷堂君が言うとおり、ものすっごおおおく狭い「すとらいく・ぞーん」になるよ!!
代替わり激しそうよ! 常に横に黒い生き物の死骸を用意しとかないと!!
俺嫌だから! 猫じゃないと嫌だから!
蟻になったゴウトが説教するのとか本当に嫌だからぁ────っっ!!!!
>>234 ぶ 、 ぶ ぼ っ 。
それ違う野球。違う野球よ、それはぁぁぁぁぁぁあああ────っっっっ!!!!
いわばそれは男と女の果たし合い。宴会芸の極北。好きなあの娘とお座敷遊戯!!
と言いますかぁ、お前一体何処からそんな情報を仕入れて来たんだっ!?
葛葉の秘蔵っ子も世間の荒波に揉まれて……って感心しないよ俺は!
ほぉれ。まぁ其処に座って。今日の珈琲はまろやかな味わいよ。
これ飲んで気を静めろよ。ん────。理解ったな?
>>235 アズミさん
アズミさん。うわっ。凄い久しぶり。いつも麻雀でお世話になってまぁす!
と、というか、ライドウにおかしなこと教え込んだの、アンタかい──っっ!!??
いいけどね! いいけど! 純朴な男子にいろいろ仕込むのも楽しいけどね!
というか、アズミさんは心の母なんだからぁ、そんなこと「いや〜ん」…よぉ。
>>239 わ!
吃驚した。
うう、鼓膜に響く……。
莫迦声出すなよぉ、こんな狭い応接室でぇー!
ん? お前さん…?
ここの辺りじゃ見掛けない貌してるねぇ。
もしかして、最近越して来た人ぉ?
ははっ。「いらっしゃい」の意味だったんだ。成程。
此所は鳴海探偵社。銀楼閣の一角を占領している。
商店街の皆さんとも仲がいいよ。とんとんとんからりと、隣組〜。ってねぇ。
お前さんも商店街の方で商いしているのかい?
え? 筑土町は長い?
──でも俺、お前さんのこと知らないなぁ。
──矛盾していないかい? 何か。
ま、いいか!
帝都には沢山の民がいるもんね。知らなくても当然かも。
とりあえず初めましての挨拶。握手でもしようよ。
それから珈琲でも飲んでいって。丁度淹れたての芳しいのがあるのよぉ!
ふっふ! お近づきの印に、ね!
それにしても変わった格好だね〜。
作業に相応しい格好なのかもしれないが、よく見ると案外機能的で吃驚。
そういう服が似合うのも若い証拠だ。
あぁ、今度背広でも誂えてご覧よ。きっと見違える。
この辺りにいいテーラードがあるんだ。
俺の名刺、持って行ってみてよ。きっといいのを作ってくれるからさ。
>>240 うん。確かに。
遊郭にでも行ったら、有形無形、色々なモノを貰えそうな気がするねぇ!
可愛い娘さんに「貰って下さい…」とか。
艶っぽい姐さんに「うちの純情、貰ってくださる?」とか。
端女の童女にも「少ないけどお菓子、貰って、お兄ちゃん」とか。
ありそうだな。うん、大いにありそうだ。
傷のことを気にしているようだが大丈夫。世間には「貌傷好き」な女子がいるんだ。
傷が付いているからこそ、その他の部分が光るって、いうね。白肌が月光を弾く。
そういう手合いもいるから──差し引きしても、プラスに働くんじゃーないの〜?
>>241 ああ。正に「仲良きことは美しき哉」…だな。
此所のゴウトも大概世話好きだが、雷堂君のゴウトも、面倒見がいいんだろーなー。
ふふ。そういう姿を見るのは──なんだか──嬉しいよねッ。
微笑ましいというか。可愛らしいというか。
まぁ何にしろ、仲がいいのはいいことさ。
お目付役に反目したらそれこそ歴代ライドウにかごめかごめされちまうぜ。
おっ、俺ぇぇえ!?
そりゃー、お目当ての娘さんには心を砕いて親身に話すよ。
それが萌えないとか言われても…???
今は草木が萌えいずる季節だ。何かの言葉遊びぃ?
ちょっと探偵さんには理解んない。んー。
>>245 夫人の方がいいです。俺は。
だぁって、聞き込みをするにも、人妻の方がぐぐっとやる気が出るし──。
案外御婦人の横の繋がりも軽視できないものなんだよ。
まぁ、美人の依頼者だったら、俺はいつでも大歓迎だけどねぇん!
人妻も。ふっふ。いいものだよぉ?
>>246 オバリヨン君
お、おじ……っっ!?
おじさんって俺のことですか────っっ!!??
あ、あーのーねー!
俺はまだ花の三十路なのよ!?
「おじさん」にはまだまだまだまだ程遠いのよ────っっ!!
──…もう。わっかったぁ?
背中にぴたっとくっついてると、珈琲が飲めないぞー?
ほらほら。淹れたての珈琲。用意したよ。
ミルクは? ザラメ砂糖は?
んー…。どうかなぁ?
>>247-248 雷堂君
しまった。…筑土町からは運賃、八十円だったか。
すまないね。探偵さん、失念していたよぉ。
本郷までは八十円、深川町までは百六十円、銀座町までは百六十円
晴海町までは二百四十円、霞台までは八十円、そして志乃田までは八十円。
──暑くて惚けしていたのかねぇ。済まない。この通りだ!
あ。そうだ。今日は飯喰って行けるんだろう?
お詫びって訳じゃないが、夕餉、用意してるよぉ。
ちなみに、今晩の献立は──
雑穀混ぜた山菜御飯
釣り立て鮪のフライ
芋と蒟蒻の煮物
若布のお吸い物
刻んだ漬け物と絹ごし豆腐
……だよぉん!
朝釣り上げた鮪は、贅沢にフライにしてみたよ。ふっふっふ。
生姜醤油と一緒に生で食べようかと迷ったんだが、これもよし。
遠慮はいらないよ。さぁ、そこの君も。ん──どうだい?
わたし、はきゅんちゃん!
うたおーぜー
にゃんにゃんにゃんにゃんニーハオにゃん
ゴウトが来ないなデカルチャー♪
さぁてさぁて夕餉も終わった。
ゆるやかに珈琲の湯気が部屋に舞うよ。
どうだい? 今日の珈琲は大人の味だ。
お前さんもやっていかなぁい?
>>264 はきゅん?
それがお前さんの名前なのかい──?
変わった名前だけど、ん。憶えたよぉん。
俺は此所鳴海探偵社の所長、鳴海だ。
一応ここの頭ってわけだけど、実質的な探偵作業は書生にも任せている。
書生の名はライドウっていうんだ。…ええっと──おい──ライドウ?
お客人に珈琲をお出しするから。お前も手すりを磨いてないで、こっちゃ来い。
いいね。
>>265 に ゃ ん に ゃ ん に ゃ ん に ゃ ん
ニ ー ハ オ に ゃ ん ! !
ゴ ウ ト よ お い で よ
デ ッ カ ル ッ チ ャ ァ ァ ァ ァ ァ ──── ッ ッ ! !
「超時空飯店 娘娘」。一度は行ってみたい店だぜ。
あ。いや、こっちのこと。こっちのことね。
それにしても、その歌って、所謂あれ?
「デカルト」
「カント」
「ショーペンハウエル」
の三人を略した「デカンショ節」?
──に、近いもの?
>>249 敵と言えば麻雀かな。
相手を喰ってやる気概でいれば、言葉は要らないな。
一手一手を見極めて、気合いで打つ。これね。
言葉は二の次三の次。鍔迫り合いは眼と眼でやりあうもんだ。
よって沈黙は金、という結論を出すよ。
だが毎日がこれ実戦のライドウや雷堂君は、言葉を操るのかもね──。
二人共目線が厳しいからね。眼で語って──それでも尚、言葉を継ぐのであれば。
一体全体どんな台詞なんだろうね。うん、これは俺も聞いてみたいよ。
>>250 ん。これは──雷堂君宛かな。
悪魔なんて古来から、魔方陣の中に入れて置けば世話はないわけだけど。
「デビルサマナー」ともなれば、そうはいかないよねぇ。
魔を使い、魔を討つ。そういった仕組みさ。ライドウ達はね。
ライドウを見る限り、天然で悪魔とキャッキャウフフ言って手懐けているようだけど。
気位の高い悪魔なんか、大変だよね。
もっと言うと代々のライドウ達は一体どうやっていたんだろう。
女性のライドウもいるようだし。
やっぱり悪魔使い独特の「気」があるのかなぁ。
>>251 !! そうですねッ!!
心の下履きを脱ぎましょう!!!!
ぱーっと、ね!!!!
って、言うと思ったかぁぁぁぁぁぁぁああああああ────っっ!!!!
ハァハァ、ぜぇぜぇ、ハァハァ。…何をさせるつもりなのよ!?
と言いますかァー。これってゴウトはどうなの?
ゴウトってば唯一の着衣が首輪だよ?
……ゴウト的には、心の下履きって、あるのか……?
>>252 うわぁーい。嬉しいな。差し入れ?
大學芋、胡麻が振ってあって香ばしいねぇ。
あー、じゃあさじゃあさ。一緒に食べていかなぁい?
丁度珈琲も淹れたところ! 皆で食べれば怖くない!!
いや、もっちろん、持ってきてくれた君は、食べられるよねぇ?
ふっふっふ! 今更帰ろうとしても駄目、だぁめ!
さぁ、皿に盛ったよ。ちょっとねばねばしてるけど蜜のせいだよね! あはは!
>>253 ん……ライドウはいつもと変わりないな。
仏頂面の唐変木よぉ。──巷では「王子様」呼ばわりされてはいるけど!けど!
ゴウトはぷにぷにっていうよりフサフサかな。毛並みは吃驚する程艶やかだよー。
伽耶ちゃんは……元々自分の意志で髪を切ったんじゃあ、ないからね。
順調に伸びているんじゃないのかな。どうだろう?
タヱちゃんは……。………………………………………………。……。
──…ってェ、最後のそれってば何ぃぃぃぃぃ!?
俺はいつでも情報の奪い合いよ。ちゃんと働いてるってェ!!
表に現れないだけで、俺はライドウを全力で支えているのよ〜〜?
昔取った杵柄って奴で、働いて…「暗躍」しているところを見せないだけさ。
わっかるぅ? この控えめかつ周到な働きぶり!
ちゃーんと理解ってよぉ。ねぇ?
>>254 胡乱な露西亜人
こらこらッ。ここで「肉体の解放」…すなっ。
だぁいたい、あんた、いつ母国に帰るのよー?
余程居心地がいいのねぇ。帝都で女の子たらしまくり!
タヱちゃんは身持ちが固いのよ。さっさ、帰った、帰った!
というか、帝政露西亜の冒険譚、話して聞かせてよ。
珈琲のつまみに。俺、そういうの大好きなのよねー。
歴史は浪漫ッ!
>>255 !! いよっ。こーんばんはっ。
金髪の少年。お前さん、久しぶりじゃーない?
今日は「超究武神覇斬!!」…とかって、技を繰り出さないの。
いっ、いや、してくれなくていいから。普通にしてて。うんうん。
……お前さんが此所、この場所に訪れるのはこれで四回目だね。
もう旧知の間柄と言っても、いい。
さ、今夜はまろやかな味の珈琲があるんだ。
ミルクは? ザラメ砂糖は? どうするんだいー?
はは。「興味ないね」とは。いつもの冷淡な態度だねぇ。
だけど俺はその胸の奥にある熱い塊──「情熱」を、知っている。
そうさ。お前さんも今を生きているんだろう。
眼を見れば、理解るさ。
>>256 知性のかけらもないゴウトが見られたわけね。ウホッ、ウホホホッ。
まぁ、街中に黒い生き物の屍体、そんなに転がってないから。
ましてやゴリラって…。密林の奥に棲んでるんでしょー?
────ちょっと面白そうだと思ったのは、内緒だ。
お前さんも、夜中の珈琲。
淹れ立ての熱々よ。さ、召し上がれ。
んー…、でも調べてみるとゴリラっていうのはー。
人間にかなり近い遺伝子を備えているのね。知能もかなり高い、と。
猫や鴉よりも断然知能が高いだろうし…案外…しっくりいくのかもよ…?
いや、俺はゴウトがそうなっても責任取れないけどさ……。
目付役としては… どうなん、だろう…?
タヱと伽耶はべっぴんだなぁ
ライドウよりもオラの方がいい男だっぺな
271 :
閣下:2008/08/21(木) 02:47:38
|∀・`)チラリ
鳴海さんのために浴衣、着てみました。
あのっ、…に、似合う、でしょうか…?(胸元ちらり)
ただいま戻った。
筑土町のそこここにたむろする猫たちに、近寄るたび逃げられる。
フシャーと毛を逆立て、足下をするりと駆け抜ける姿も愛らしいが
あれらと懇意になることはできぬものだろうか……。
業斗も気安く撫でさせてはくれぬし、猫はなかなかに気難しいものだな。
アズミを連れて行ったら匂いに釣られて寄ってきてくれる……か?
>>249 挑発に言葉はいらぬ。
ひたと視線を合わせ、無言で切っ先を向けてやれば
それで全ては伝わろう。
……と、鳴海所長と同じ回答になってしまったが
最近は行動以上に言葉が有効な場合もあると知った。
…………コホン。
「悪 い な
>>249! … ワ ハ ハ !」
……どうだ客人。腹立たしくならないか。
無性〜〜〜〜〜〜に腹立たしくはならないか。
特に開幕国士で上がったあの男の不敵な笑みときたら……!!
……麻雀とは、大枚をはたいての精神修行と心得ている。
>>250 葛葉流の封魔術は圧倒的な力を持って制し、使役するもの。
常に鍛錬を怠らず、油断せず、慢心せず、
悪魔を畏れさせ、平伏させることがすなわちそれにあたるだろうか。
他には……そうだな、悪魔はみな酒好きのようだな。
手に入れた酒を振る舞うと喜んで酒盛りを始めるぞ。
だが……
こうして仲魔たちと茶菓を楽しむ鳴海所長の姿を見ていると、
力で支配するのではなく、言葉を重ね分かり合い、友となり、
その強大な力を借り受ける形もあるいは可能なのかもしれない。
……そう、近頃は思う。
平安より連綿と続く葛葉の流儀を根底から揺るがす浅慮よと
業斗には叱られるかもしれないがな。
>>251 「ボクをご指名とは チミはナイス!!」
……モコイよ。褌は脱がなくていい。
「ハッハッハッ… 愉快 愉快」
……ネビロス、貴様もだ。
……失礼、褌どもを説教部屋へ送ってくる。
>>252 夏場は貴重な食料を無駄にすることが増えて困るな。
以前捜査が難航して数日ぶりに帰ったときなど、
煮付けの入った鍋の蓋を開けたら妖しげな緑の物体が
「グゲゲゲ……コンゴトモヨロシク……」
とか呟いていたのでファイヤブレスで再加熱して事なきを得た。
丁度訪れていた定吉に振る舞ったが、
斬新かつ本格的なグリーンカリーだと好評であったよ。
ところでその釘善新作の糸引き大学芋、ケルベロスに焼き直してもらえば
きっと新たな味を発見できるに違いないと思うのだ。
その際には提供者である
>>252殿に一番に味わってもらうとしよう。
無論、この探偵社の家長ともいえる鳴海所長にもだ。
なに遠慮はいらぬ、我らはあなた方が食した後にゆっくりといただくとしよう。
さあ。さあさあさあ。
>>253 雷堂は充分かっこいいけど更にかっこよくなりますように。
業斗のぷにぷに肉球を心ゆくまで堪能できますように。
伽耶嬢が髪を片づけてくれる気遣いを学んでいますように。
タヱさんの財布が膨らみますように。小遣い的な意味で。
ナルミ所長が働きますように。
未払いの給金が払われますように。
溜め込んだツケを精算してくれますように。
積み込みがなくなりますように。
燐寸金閣寺が完成と同時に炎上しますように。
……名も無き神社はどれほど御利益があるだろうな……?
>>254 心ゆくまで魂の解放をしてくるといい。宇宙で。
ヽ | /
ヽ |/
―― ★ -ー――
____ // | ヽ
/ >==< / / | ヽ
// / ( ) / .|
( ̄ ̄二<|_ 彡|> カキーン!!
 ̄ ̄ y____∧
ミ |___/__ヽ,,
……すまぬ鳴海所長、酒瓶お借りした。
>>255 我はお前に興味があるぞ。特にその背に負った得物、面白い。
まあ茶でも飲んでしばし付き合え。っ旦~
ほう……その巨大な西洋剣、いくつもに分解される仕組みなのだな。
なんとも奇っ怪な代物だ。さぞ名のある名工の手によるのだろう。
我はこの赤口葛葉ひと振りを携えるのみだが、
敵の属性に合わせ複数本所持できれば、と思うときもある。
さすがに外套の下に隠しきれなくなるのでやらぬがな。
しかし、その剣……
以前ナルミ所長が見せてくださった、
独逸の軍制支給品だというそれによく似ている。
む……なんといったか……
………………十徳ナイフ、だったか?
>>256 業斗童子は禁忌を犯したがゆえに黒き生き物に憑くのだと聞く。
黒き生き物はあまたあれど、犬猫ならば人の生活に馴染む適役だな。
我としても業斗が愛くるしい猫で心から嬉しい。
あのしなやかな姿が我を追って走るのを見ているだけで安らぐよ。
だが、他の生き物たちでは少々難ありだ。
鳥では夜は動けぬだろうし、虫ではアガシオンに収集されかねん。
ゴリラだの黒豹だのといった猛獣はともに戦ってくれそうではあるが
連れ立って歩いたら一騒動では済まぬだろうな。
――ああ、出目金はどうだ。黒出目金。
あれならば金魚玉に入れて携えることもできるし、懐に入れれば目立たぬ。
目の保養にもなるし、涼しげでいい。なによりひらりひらりと愛らしいぞ。
……いや、筑土町は猫の多い町、危険と隣り合わせの日々となるか?
ネコマタなど恐ろしくて近寄らせたがらぬようになってしまうかもしれん。
……うむ。ネコマタを嘆かせないためにも、
やはりゴウトには猫のままでいてもらいものだ。
>>264 ……ほう、喋る弓とは珍しい。新種の悪魔か、それとも付喪か。
……なに、
「かつては当代無比の強弓と謳われ称えられてきたが、
同時に妬み嫉みも一身に受けてきた
難敵に挑む主の力となるためと思えば耐え忍べたが
気づけば新たに台頭してきたあまたの武器たちに押され、
今では見向きもされぬばかりか、忌み者のように扱われている」
……明るく振る舞ってはいるが、随分と苦しんでいるようだな。
だがそのままでは陰気が勝り、ヒルコ憑きになってしまうぞ。
――周囲の強き光に惑わされ己を見失うことはない。
最強の座は譲ろうとも、お前にはお前だけの良さがあるはずだ。
他の者達には真似できぬ、お前の持つ煌めきがきっと――な。
我はお前を満足させるような使い手になってやることはできぬが、
こうしてさ迷い来たお前の愚痴くらいならば聞いてやる、
好きなだけ思いの丈を吐きだして憂さを晴らすがいい。
まあまずは焙じ茶でも飲んで気を静めるがいい。っ旦~
>>265 わ、我もか!?
……………
にゃ、にゃんにゃん……
……にゃん、にゃん……
……にーはお……ニャン……
ゴウトや来い来い でかるにゃあー☆
………………
………………………
……黒ずくめの書生と三十路男が舞い踊っているこの様は
空恐ろしい光景になってはいないかっ!?
くっ……このような召喚の舞は、いにしえのアメノウズメの舞とおなじく
やはり女人が披露してこそだと我は思うぞ。
――ヤタガラスの使者殿、ここは是非とも貴女にお願いしたい。
>>257-263>>266-269 鳴海所長
おおっ、なんと豪勢な夕餉か!
くっ……感動で、感動で前が見えぬ……!
ああ良い香りだ、腹が鳴る。ありがたくいただきます。
……もぐもぐ……サクサク……パクパク……
……待て業斗、それでは口に大きかろう、いま切り分けてやる……
……うまうま……うまうま……ずずー……
……ごちそうさまでした。大変結構なお点前でありました。
干天の慈雨とはまさにこのことだ。ふう。
しかし……ううむ、そうか……
此方の鳴海所長は手ずから食事を作り振る舞ってくれるのだな。
我の知るナルミ所長は料理どころか茶もろくに自分では入れられぬ。
初日に「遠慮なく食べていいぞ〜!」と出されたのが
いびつな塩にぎりのみであったのも今ではいい思い出だ。
翌日からは家事全般が我の仕事であったし、
住み込みの書生なのだからそれも当然のこと、
これも修行のうちよと受け止めていたのだが……。
……なあ此方の我よ、我の代わりに彼方の探偵社へ帰ってみる気はないか?
あそこは良い修行になるぞ。いろいろな意味で。
>>270 ああ、それぞれ個性は違えど、生気に満ちて美しいな。
竜宮の女将、シズ殿、凛殿もそうだ。
なにかしらの信念を持って邁進する女性というのは、
それだけで着飾る必要などないほどに光を放つもののようだ。
我ら男も彼女たちに負けてはおれぬな。お互いに頑張ろうではないか。
うむ、お前はいい男だ。
その妖しくうねる角も、意味ありげな眼差しも、
あらゆる点で此方のライドウよりいい男だ。
我には負けるがな。
……ところでお前、ちょっと封魔してみてもいいか?
>>271 │___
│==o=<
│ メ∀゚レ 負けじとチラリ
なにをもじもじと遠慮している。
ここの主は異人だからといって素気なく追いやるような酷薄者ではないぞ。
さあ、鳴海所長の入れてくださる珈琲を飲んで、のんびりしてゆけ。
……なに、もうすぐよろしく だと?
何の話だ、此方のライドウへの言伝か?
……よくはわからぬが、しかと伝えておこう。
我に劣らぬ無愛想者だが、我からもよろしく頼む。
大いにこき使い、振り回してやってくれ。フフ。
>>271 !!
>雷堂は視線をそらし 帽子を目深にかぶりなおした。
……鳴海所長への案件だな。
……よかったではないか、所長。
せっかくだから二人で銀座へデエトにでも行ってきてはどうか。
留守は我と業斗が預かろう。
無論此方のライドウも邪魔だてはすまい。
貴方のためにと頑張った客人の心意気、しかと酌んでやってくれ。
>雷堂はさらに視線をそらした……。
……ああ、今夜はずいぶんと喋った気がする。
かしましい奴よと思われたかもしれぬが許せ。
修行の一環と思って冗長に話してはいるが、
本来の我ならばこの半分も喋らぬのだ。
無言でじっと睨むだけの我が立っていても
それはそれで鬱陶しいであろう?
アオーン! 金! 金!
可愛いよ恥じらう雷堂さん可愛いよ
鳴海さんにも、らいどう(あえて平仮名)ぐらいフレッシュで可愛かった時期があったのかね
いまはただのモジャニート
男所帯にウジが沸く
ゴウト様ぁ、足首痛いでありんす
ライドウはペルソナみたいに連載漫画にならないの?
289 :
OH!くん:2008/08/23(土) 20:44:36
OH!
290 :
以上、自作自演でした。:2008/08/23(土) 21:26:01
ゴウト=ライドウの掛け持ちスパイラル!
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ 雷堂はわしが育てた
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー—i´
アナタハカミヲシンジマスカ
293 :
人修羅:2008/08/24(日) 00:28:07
ジリリリリリ…………ガチャ
はい……修羅探偵事務所。
…………………………
…………………………
…依頼………了解…………。
鳴海…仕事だ……………すぐ現地に向かってくれ……
…………………………………
…………ペットの………ワニ……
散歩させてやって欲しいそうだ…………………。
294 :
以上、自作自演でした。:2008/08/24(日) 10:30:34
ゴウト=ライドウの掛け持ちスパイラル!
ただいま戻った。
先日は最後の最後で気がゆるんだか、御客人の名を呼び誤った。
>>282の案件は
>>272客人への回答だ。済まぬことをした。
詫びとしてこれをお納めいただきたい。
名も無き神社で今朝取れたてぴちぴちだ。っオオクワガタ
>>283 そのような憐れな声をあげてどうしたドゥン。
……なに、おぬしの主人サマナーが金欠で苦労している?
……そうか。他人とは思えぬな。
召喚師として働いていると、やれ薬だの弾薬だの
仲魔がねだる酒だのと、何かと入り用でな。
遠吠えのひとつもしたくなるような困窮に陥ることはままあるのだ。
アオーン! 米! 米!
……フフ、冗談だ。
……冗談だといっている。生暖かい眼差しで我を見るな。
……そっと涙をぬぐいつつ傷薬を差し出すな。
>>284 か………!?
――だ、誰が可愛いだ、誰がっ!!
可愛いなどという形容が赦されるのは我が業斗のみ!!
!?!?
業斗よ、なぜ毛を逆立てるっ!?
いたた、脛にかじりつくな業斗っ、なぜ怒るのだっ!?
>>285 だから可愛いという形容が赦されるのは業――痛い痛い!
……すまぬ、業斗も立派な益荒男であれば
可愛いなどと評されるは不本意であったのだな。
だが我から見ればその愛らしい猫姿は可――わかった。
わかったから我の脚で爪研ぎをするのは堪忍してくれ。
鳴海所長の若かりし頃、ということだな?
あのちゃらんぽらんな性根は生来のものと見受ける。
さぞかしやんちゃ小僧で周囲を困らせてばかりいただろうな。
……だがきっと憎まれてはいなかったろうな。
今の所長を見ていると、そんな気がするのだ。
>>286 ああ、御客人は異界・霞台を訪れたことがあるのだな。
あそこは本当に凄まじい所だった……。
何しろ男所帯の陸軍、ましてやゾンビー憲兵どもの巣窟だ。
見た目のおぞましさもさることながら、腐臭厳しく眩暈を起こすし
油断するとゾンビー巡査が落とした肉片を踏みつけてげんなりさせられる。
到底長居したい場所ではなかったな……。
とはいえ、ならばレディゾンビーが加われば清潔になるかというと
はなはだ疑問なわけだがな。
>>287 む。これはゴウト宛の案件だな。
……此方のゴウトの仲魔なのか、お前?
いったいあの猫体のどこに管を隠していたのだろう。
――ああ、そのようにさめざめと泣くな、すぐにゴウトも戻ってこよう。
それまではほら、この傷薬で応急の手当てをしておくがいい。
……早く帰ってこい、ゴウトよ。
>>288 連載漫画……というと帝都新報などに掲載されているあれか。
たまに目を通すが、風刺がきいていてなかなか面白い読み物だな。
此方の十四代目を題材にした漫画を――か。
タヱさんが持ってきそうな話だな。
だが仏頂面で大学芋をむさぼり食らう書生の日常など面白いか?
むしろ業斗を主役にした冒険活劇などはどうだ、
きっとご婦人方の好評を得られると思うのだが。
>>289 おう、新たな客人だな、よくぞ来た。空いているところへ座るといい。
「OH!」
おお、いま茶をいれよう。番茶がいいか? 焙じ茶か?
「OH…」
…………。
「OH?」
…………しばし待たれよ、ヴィクトルのところからモコイを連れてくる。
>>290 確かにゴウトは初代ライドウだと聞く。
だが"ゴウトはライドウである"というのは"真なり"とは言えぬな。
業斗童子というのは葛葉の罪人が受ける刑罰なのだ、
ライドウの名を継ぐ者だけが業斗童子となるわけではない。
例えばあの葛葉狂死も、禁忌を犯せば業斗童子だ。
さぞかし扱いに困る可愛げのないゴウトになるだろうとも。
――まあ、そういうわけだ。及第点とはいかぬな。
一人前の召喚師となるべく勉学に勤しむがいい。
>>291 なんと!
貴方は幼き我の世話をしてくださったというのですか。
それはそれは大変お世話になりました。
知らなかったこととはいえ、ご挨拶が遅れましたことを
心よりお詫びさせていただきます。
――は? 我のむつきを手ずから取り替えてくださったと?
そ、それはまた……お手を煩わせ申し訳ない……
――は? 豪快に噴水!?
――ちょ、ちょっとお待ちください、その、あのっ、
赤子の我の武勇伝はできれば仲魔たちのおらぬところで……!!
>>292 神の存在は信じる。
そら、ちょうど祟り神ミシャグジさまが管に入っているぞ。
神の奇跡は信じぬ。
彼らの強大な力が奇跡のように見えるにすぎぬ。
紙の価値は信じる。
窓硝子の穴を塞ぐによし、体に巻いて寒さを凌ぐによし。
いざというときは食料代わりにもきっとできると踏んでいるぞ。
……憐憫の目で見つめないでいただけるか御客人。
>>293 ……不覚。我の留守に鳴海所長は倒されたか。
……おまえは人……いや、悪魔――か?
ならば斃し封じ、所長の仇は取らせてもらうぞ。
そしてその暁には、我がここの新所長になるしかあるまい!!
葛葉探偵事務所。
どうだ業斗、あつらえたようにぴったりの名ではないか。
――よし、そこな客人、武器を取れ。
見事我が討ち取って封魔してくれよう!!
――なに、給料はちゃんと出す、だと?
…………。
…………。
…………本日より宜しく頼む、人修羅所長殿。
>>294 千客万来、ものまね好きの木霊も来たか。
>>290客人を真似ているのだな。
――はは、上手い上手い、なかなか芸達者だな。
だがせっかく来たのだ、他者を真似るのではなく
お前自身の言葉で話をしてゆくといい。
ここの所長はひとの話を聞くのがとても好きな方だからな。
きっと喜んで相づちを打ってくれるだろう。
そら、いま熱い番茶を煎れてやろう――
ゴガギーン
ドッカン
m ドッカン
=====) )) ☆
∧_∧ | | ←借金取り / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( )| |_____ ∧_∧ < おらっ!出てこい鳴海
「 ⌒ ̄ | | || (´Д` ) \___________
| /  ̄ | |/ 「 \
| | | | || || /\\
| | | | | へ//| | | |
| | | ロ|ロ |/,へ \| | | | ←大家
| ∧ | | | |/ \ / ( )
| | | |〈 | | | |
/ / / / | / | 〈| | |
/ / / / | | || | |
/ / / / =-----=-------- | |
雷堂もきっとライドウも困窮しているだろうに、
折角手に入れたアイスクリンを木の幹に塗ってしまうんだな。
なんて良い奴なんだっ、そんなにアガシオン坊やのことをっ……!
雷堂さんにチッス
朝晩が寒くなってまいりました
秋ですね
秋といえば何の秋?
雷堂さん雷堂さん!ちょっと耳打ちするよ!
遠巻きに見られることが多いのはみんな格好いいって噂してるんだよ!
顔を見て悲鳴をあげるのも「キャー、雷様ー!」って悲鳴。
気絶するのも気が弱いからじゃなくて好きだから!
そうじゃない?
305 :
アヤセ:2008/08/27(水) 02:47:31
えー?
髪の毛モジャとかーちょーヤバくなーい?
今更ライドウのファンブック買ってきたよ
大正時代で180センチの鳴海さんでけえ
ライドウは意外とがっちりなのね
ゴウトはちっちゃいね
伽耶ちゃんはさすがヒロイン体型
そしてタエさんの「秘密」と言われる体重が気になる
細身ひんぬーだから43〜48キロぐらいだと思うけど
ヒロインはアリスじゃ
もちろん異論などあるまいな?鳴海
308 :
アリス:2008/08/28(木) 01:18:37
じゃあ今日からアタシがアリス探偵社しょちょー!
いっぱいサツリクしよーね!
309 :
以上、自作自演でした。:2008/08/28(木) 03:07:40
掛け持ち二役がバレて失踪
痛い痛い痛い やっと死ねるぅ
スパイクゴウト様は飽きてライドウになりました。
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
…鳴海が「超一流の探偵」だなんて
――お土産です。っ【星型クッキー】
妙な機械を付けたつんつん頭の人にいただきました。
ナンパされました。
仲魔に銀氷属ポニョはいないの?
魔法が得意だよ
可愛いよ!
メラメラバーニングぅ
たんていじむしょにひぃつけたるぅー
ただいま戻った。
帝都では最近とみに雷電属が活発だ。
満月でもないのにあの熱狂ぶりは一体どうしたことだ。
なにか由々しき事態が密かに進行しているのでなければいいのだが。
御客人の皆々様方も、雷電属には充分に御注意めされよ。
>>300 おっ、大家殿っおはようございます所長は外出しているので事務所には
誰もおりませんええ本当に誰もおりません人っ子ひとりおりません行き
先も我にはわかりかねますいえ本当に知らぬのです滞納している家賃
の件についても我は一介のしがない書生にすぎぬゆえわかりかねます
滅相もない隠し立てなど御世話になっている大家殿になぜいたしましょ
うか本当にわからぬのですできることならば貴女の愁眉を開いてさしあ
げたいのですが家計はオボログルマが火の車ソロネも手を携え走って
おる始末でして今すぐ立て替えてお支払いできるほどの手持ちはないの
です必ずや所長に後日滞納分を耳をそろえて支払わせますゆえどうか
どうか本日はひらにひらにご容赦いただければこれ幸い有難き幸せっ!
……ぜぇぜぇぜぇ……。
……や、やっと帰っていただけた……。
…………。
此方の鳴海所長も締め出しを食らうほどの滞納癖があるのか?
……また多聞天の軒先に鳴海探偵社出張所を構えることになりそうだ。
業斗よ、また異世界の我と出会えるかもしれぬな。フフ。
……………………はぁ。
>>301 ……実はな、我はアイスクリンを食べたことがなかったのだ。
葛葉の里にはあのようなハイカラな甘味はなかったからな。
それで手に入れたときは嬉しくて、すぐに食べるのも何だか惜しくて
捜査が終わってからの楽しみにと大事大事に懐にしまっておいたのだ。
……まあ、結果は推して知るべし、だな。
液体になったアイスクリンを前に項垂れていたら
憐れに思った悪魔が大木にでも塗ってみてはどうかと励ましてくれてな。
見事立派なカブトムシを手に入れたときは奴と手を取って喜んだものだ。
――その悪魔というのが、異界筑土町のアガシオンなのだ。
また虫が採取できたら礼をかねてあやつに贈りたいと思っているよ。
……決してあやつが手に入れた戦利品を己の壷にしまって
もだえる様見たさに贈るわけではないぞ?
>>302 !!!!!!!!!!!!!!!!
ななななにをなさるお客人っ!!
ここここのような人前でせせせせせせ接吻など、
なんたる破廉恥、なんという、なんという――
ぶ ち っ
_____
____ >=o=< ____
>=o=< |____| >=o=<
( Д ) ( ) ( Д )
____ ( ) \/ ( ) ____
>=o=< \/ \/ >=o=<
( Д) (Д )
____ ( ) ____ ( ) ____
>=o=< \/ >=o=< \/ >=o=<
( Д) ヽ( メω;)ノ (Д )
( ) ___ / / ___ ( )
\/ >==o< ....ノ ̄ ゝ >o==< \/
( ) ____ ____ ( )
( ) >==< >==< ( )
\/ ( ) ____ ( ) \/
( ) >==< ( )
\/ ( ) \/
( )
\/
……………た、ただいま戻った。
くっ……プリンパ+マリンカリン+ペトラの複合だと……?
この十四代目葛葉雷堂ともあろうものが、
これしきの精神攻撃に敢え無く倒れるとはなんたる屈辱。
さてはあの御客人、名高い術者に違いあるまい。
このような無様は二度とさらせぬ、鎮心葛葉に急ぎ切り替えねばなるまい。
……西洋文化の先端をゆく女人は皆がみな、あのようにいとも易々と
接吻をしてはばからぬ剛胆な方なのだろうか……。
>>303 我は弓月の君高等師範学校に在籍する身、
ここは無論学問の秋、と答えねばならないだろうな。
悪魔召喚師としては鍛錬の秋、封魔の秋といったところか。
そして鳴海探偵社の書生としてはやはり――
大 學 芋 の 秋
……いかん、涎が。
>>304 さて、それはどうだろうな――。
傷を見たご婦人方が我を恐ろしいと思うか好もしいと思うか、
それは読心術でも使ってみなくては我にはわからぬ。
だがいずれであれ、聞き込みの際に尋常でない反応を引き起こすのは
探偵見習いとしては喜ばしいことではない、
こうして学帽を目深にかぶってやり過ごすことにしておこう。
――御客人、気遣いいただいたこと、感謝する。
どうやら誤解を与えてしまったようだが、
我はこの向こう傷を負い目に思っているわけではないのだ。
男子たるもの顔の造作を気にするなど女々しいことだし、
仲魔たちはこの傷を気にもとめぬ。
この程度の傷で我の召喚師としての真価は損なわれはせぬよ。
それに何より、所長や業斗、タヱ殿やご近所の方々は
恐れることなく笑顔で接してくださる。
……それで充分だ。
まあ、捜査に支障をきたすことも時にはあるだろうが、
どうにもならぬようであれば、その時は所長殿にお出ましいただけばよい。
女性相手の聞き込みならば、喜んで重い腰を上げてくださるだろう。
>>305 その外見、その拙い日本語――お客人は異国より参られたか?
異国には所長のようなくるくる髪の者は多いと聞いていたが違うのだろうか。
我は閉鎖的な里で暮らしてきたので初めて所長に会ってしばらくは、
あれは我にとっての學帽のようなものなのだとばかり思っていた。
触らせてもらったこともあるが、綿毛のように細く柔らかで、
我の硬いばかりの髪とはずいぶん違うと思ったよ。
雨の日は湿気で苦労するらしくこんな髪でいやだとぼやいておられたが、
綿菓子のようにふわふわしていて、我は嫌いではないな。
――お客人の髪も見事な金色で綺麗なものだ。
触れたらきっとさぞかし柔らかく気持ち良いのだろうな。
>>306 おぬし、腕の立つ密偵とお見受けする。
この鳴海探偵社をよくよく調べ抜いているな。敬意に値する。
だが、肝心要の最重要機密が抜けているぞ。
――そう、稀代の悪魔召喚師、十四代目葛葉雷堂の情報だ!
フフ……
……なに、それはどうでもいいだと?
そ、そんな事を言うな、調査に手抜かりがあっては不味かろう。
……わ、我が自ら教えてやらぬこともないぞ?
居候には興味ない? そ、そうか……
>>307 ふむ、活動写真の主役の話か。
なるほどアリスは愛らしく華やかだ、誰からも愛されるキネマ女優になるだろう。
実は我は帝都に暮らしながら活動写真をちゃんと見たことがまだないのだ、
どのような物語なのかはあえて聞かぬ、完成を楽しみに待つとしよう。
どうか素晴らしい作品に仕上げてほしい。
おぬしやネビロスのことだ、案ずるまでもなく
アリスの魅力を最大限に引き出すに違いなかろうがな。
……よもや狂気の笑みでマハ・ムドを放ちまくる怪奇映画ではないだろうな?
>>308 む、キネマ女優より所長になりたいというのか?
しかしアリスよ、探偵所長への道は険しいぞ。
まずは所長椅子にふんぞり返る練習だ。
依頼がくるまで日がな一日座って待つ忍耐力が必要だ。
どれだけ座っても痛くならぬ腰の耐久力も要求されるぞ。
次は電話を取って「うちは変わったの専門でね〜」と断る練習だ。
魅力的な依頼に惑わされ便利屋に成り下がらぬための信念が必要だ。
……たまには請け負って稼いでくれぬと困るのだがな……。
それから麻雀に勝つ練習だ。
巻き上げた金で探偵社を維持する勝負運と
哀れな書生や仲魔達の嘆きをやり過ごす胆力が必要だ。
ここで先日の人修羅所長(仮)は素寒貧になって挫折した。
……ちょっと済まぬことをした。
最後に最大の難関、燐寸による立派な金閣寺建立の練習だ。
繊細な指先と揺るがぬ集中力、肉球に踏みつぶされても
蹴り飛ばされてもへこたれぬ打たれ強さが必要だ。
……賽の河原の石積みのようだな。
もしや所長も何らかの禁忌を犯し、その罰を受けているのか?
さあアリス、おまえはどこまでやり遂げられるかな。
……なに、退屈なのは嫌だ? では第一関門で失格か。
――こら待て暴れるなっ!! マハ・ムドを連発するなっ!!
震天大雷もだめだーーーっ!!!!
>>310 ――死ぬな!!
死ぬな、死ぬな、死ぬなっ!!
リャナンシー、この客人にディアラハンを!!
くっ――、サティ、リカームだ!!
…………。
……ああ……命は取り留めたようだな。
苦しかったろう、気付けにこの酒を少し飲むがいい。っ【清酒まんさく】
…………。
……苦痛から解放されたばかりの客人にこのようなことをいうのは憚られるが……
どんなに苦しくとも、死を選んではいけない。
命を粗末にしてはいけない。自暴自棄に死を望むべきでもない。
その誘惑に駆られた時は、どうかあなたの傍らにいる者のことを思い出してほしい。
――足元が崩れ落ちるような絶望。
――心臓を冷たい手で鷲掴みにされたような恐怖。
――指先からすべてがこぼれ落ちる、あの喪失感。
残される者に、そんなものを味わわせないでやってくれ。
どうか、どんな時も生きることを諦めないでくれ。
――あのような思い、我は誰にもしてほしくはない。
お昼どきなので・・・
つ【卵とじカツ丼】
>>312 どうした、なにを憂鬱そうにしておいでだ御客人。
まあまずは茶でも飲むといい っ旦~
……なに、所長が帝都新聞に"超一流の探偵"と紹介されていたのか。
フフ、それはきっとタヱさんの記事だな。
先日受けた依頼の謝礼代わりに鳴海探偵社を宣伝しておくと言っていたからな。
――だが御客人、鳴海所長は間違いなく、帝都随一の名探偵だ。
鋭い推理力、なにものをも見過ごさぬ洞察力、瞬時に正しきを選び取る判断力。
どれをとっても流石はヤタガラスが十四代目に相応しい協力者と
見込んだ男よと得心のゆく、超一流の探偵だぞ。
……まあ、めったにその能力を発揮しないのが玉に瑕なのだが。
>>313 おお、すまぬな此方の十四代目。
これは美味そうな焼き菓子だ、さっそくひとつ戴こう。
……うむ、ほんのりと甘く、さっくりと香ばしいな。
なにか香草の匂いが口の中いっぱいに広がって……
……………………………ぐぅ。
…………はっ!?
不意に心地よい睡魔に襲われてうたた寝をしてしまった。
……なに、不眠によいクッキー?
おもしろい菓子を作る人もいるものだ。どうか礼を言っておいてくれ。
ああ、此方の帝都も事件続きで忙しいのかもしれぬが、
お前もなるべくちょくちょくと社へ顔を出しておけよ。
社にあまり人がいなさすぎてもよろしくないだろうからな。
まあ我とお前では仏頂面の朴念仁が倍になるだけだがな、フフ。
>>314 ほほう、銀氷にそのようなものがいたとは知らなんだ。
ぽにょ。ぽにょぽにょぽにょ。
フフ、なんだか触ってみたくなる柔らかそうな名前だな。
封魔できるか試してみたい、どのあたりにいるのだ。
崖っぷち? 探偵社の家計なら常に崖っぷちだぞ?
なに、違う?
>>315 却下だ。悪戯もほどほどにせぬと雹魔撃斬で仕置きだぞ。
……よし、大人しくその椅子に座ってこの番茶でも飲め。っ旦~
ここが焼かれてしまっては大家殿が嘆く。
それが社へきた客人のせいとあっては顔向けできぬよ。
無論、我や鳴海所長たちも路頭に迷う。
なにより御客人をお迎えできる場所がなくなっては困る。
退屈するのもわかるが、もう少し穏やかな遊びをしてくれ。
なんなら鳴海所長が戻り次第、麻雀でもしてゆくか?
そら、星のクッキーもいただいたからな、食べてゆくといい。
……む、寝たか。
そういえばドルミナー効果付だったな……。
>>324 むっ、良い匂いがすると思ったら御客人を挟んでいたか。
差し入れとは嬉しいことだ、ありがたくいただこう。
よかったら一緒に昼餉にしようではないか、
せっかくのカツ丼、ひとりで食べるのでは味気ない。
茶くらいならば我でも煎れてやれるのでな。っ旦~
……、鳴海所長もゴウトも不在、か。
よく喋るあの二方がいないと社が静かすぎるな。
我ひとりが続けざまに御客人の相手をするのは
居候としてはいささかならず気が咎めるのだが……。
さりとて留守が長引くのも気にかかる。
御客人方、所長やゴウトを見かけたら伝えてはくれぬか。
傷持ちのほうの書生が帰りを今か今かと待っているぞ、とな。
アバドン王Plusに付属のマニアクスには
鳴海さんは出てないの?
鳴海さんは髪の長い女性が好みだそうですが、周りの女性陣が揃いも揃って短髪な現状をどう思っていますか?
あなたが天空に召されるとき、ふと空を見る。
その時、どんな空であることを望みますか?
331 :
アルプ:2008/08/30(土) 20:20:56
雷サマ、大学イモ一口ちょーだい?
あーん
雷堂ちゃんもライドウと身長体重は同じなんだよな
体格差ありそうなのに
そして333なら幸せになる
なぁに。まぁだゴウトは帰ってきてないのかい?
ライドウの寝所で寝ているにしても、長丁場よね〜。
鯖の煮込みを用意しているよ。ほら、削り立ての鰹節も。
目付役にもいろいろと厄介なことがあるだろうが。
俺が出来ることなら、やってやるから。──…早く、帰って来いよ。ゴウト。
>>270 …ブバ────────────────っっ!!!!
ちょ、ちょっとあんたァ!
その角! 当たってるってば、さっきからっ!!
何…?「 あ て て ん の よ 」……?
無駄に流し目をするな! 色気だすなぁぁぁあ────ッッ!!
あっ。こらこらこら、だからこの応接室でうろうろするなって!
蓄音機とか高価な調度品に傷がついたら…ひぃぃっ …ああっもぅ!
モダンボーイ、モボの条件としては色が白くなくちゃあ、いけないでしょー。
だから、ちょーっとお前さんは外れてるんじゃないのぉ。所謂さ、規格外って奴?
ま、目鼻立ちは異様に整っているけどさ。その角が気になるの。お兄さんはッ!
あぁ。そう言えば君、此所に来るのは二度目じゃないかい。
この間も吃驚したけどね、今日も吃驚したよ! いいけど!
とりあえず珈琲やっていってよ。ミルク? ザラメ砂糖は?
今度はお祖父さんやお兄さんと一緒に来て頂戴よ。そしたら麻雀やろう。
俺はさ、わりと年配のお人の話、聞くの好きなわけ。
お祖父さんの昔話聞いてみたいな。一体どんな若者だったのか。
君の容貌に似ているとは思うけどね。それで妻をどうやって娶ったのか。
子孫の君を見ているとつくづく謎だよ。うんうん。
そうよね。タヱちゃんと伽耶ちゃんはいい娘さん。いいお嬢さんだよ。
お前さんがライドウに勝ってるかは、置いておくとして、だ。
…え。まさか、本気なの? ……。
……ほ、本気の目だな……これ。
一旦撤退します!!
>>271 ん?
お前さん。いや。
君──?
以前に来た時と、また服装がガラッと違うね。
この間は悪魔ージャンやってって、あやうく天文学的な金額を払わされそうに…
うっ…ごほごほ。ま、まぁそれはいいか。せっかくチャラにして貰ったんだし。
とっ、とにかく、モダーンな服装だね。この間とは大違いだよ。
この間ははっきりいって半裸だったしな。……その姿が本当の君なの?
あー、謎は深まるばかり。わっかんないよぉ。
だぁって、俺、「大魔王ルシファー様」とか言われても理解の範疇にないし?
一応ここでは身分は詮索しないけど…サ。
ちらりと柱の影から見やっても、バレバレよぉ?
さ、こっち来て。珈琲淹れるからさ。
其処の…、うん。長椅子にでもゆったり腰掛けてて頂戴よ。
すぐ淹れるからね。
そうそう。あれから時間が経ってねぇ。
禁酒していたんだけど、もう解禁したんだ。
どう? ブランデーでも一垂らし。
深夜の珈琲。たまにはこういうのも、いいんじゃーない?
>>272 …ン
……其処のお嬢さん。…ちょいとこっちにおいで。
…………っと。……これでよし。
ふ。駄目駄目。そんなふうに自分を安売りしちゃあ!
だぁいたいね、君はそんなことをしなくってもー、ほら。
こんなに綺麗じゃないかい。ね?
この帝都随一の名探偵が言ってるのよぉ。もっともっと自信持ってよ。自分に。
でも本気言うとぉ、ぐっと来ちゃった。あはは、俺も立派な男だもん。
しょうがないよね。しょうがないよ。男ってのはね。
こんな姿はね、懇意になった男にだけ、見せて頂戴。
それが男の願いだよ。恐らく、これは──永遠不滅の真理なのさ。
綺麗なものは取っておいて欲しいんだ。しっかりと守っていて欲しい。
男と女の仲ってのはだ、果実が自然に熟れるように。
そんな緩やかな「時間」をかけて。大事に大事に育っていくのがいいの。
可愛らしい娘さん。お前さんはそんなことをしなくとも、充分魅力的さ。
だから胸元はきちんと仕舞って。ふふ、微笑んでみせてよ。
「どうかしら?」…みたいな瞳も、凄くいいよ。魅惑的だよ。
だけど、やっぱり君は、そのままに、あるがままに振る舞ってくれた方が、いい。
その方が何倍も何十倍も綺麗さ。自分に自覚がなくっても、…ね。
ふっふ!
や〜っぱり、笑った顔の方がかぁわいい!
その笑顔、大事にしてて。それは、出し惜しみしないで、いいから…さ!
それだけでお前さんのまわりに人が寄ってくるだろう。
花に引き寄せられるのは蝶の宿命にして運命。
お前さんの花のようなその笑顔。きっと、「運命」…を手にすることが出来るだろう。
∧,,▲
(;;・∀・) 鯖煮込み食わせろにゃー
@(;;;;uuノ
∧∧
(,,゚ー゚) さばにこみ たべたいにゃー
〜(___ノ
∧_∧
(´・ω・) だぶったにゃ。
.c(,_uuノ ごめんにゃー
>>273-282 雷堂君
チガウ、十徳ナイフ、チガウ。
って、片仮名喋りになっちゃったじゃいの。雷堂君のせいだよ、もう。
つっこみはこれぐらいにして。朝餉の支度もしたから、食べて行って頂戴ね。
ちなみに朝餉の献立は──
麦入り白飯
豆腐と若布の味噌汁
出汁巻き玉子焼きと大根おろし
ほうれん草のおひたし
胡瓜の糠漬け
……の予定だよぉん!
胡瓜の糠漬けは漬け込みが足りないかなー どうかなー
ああ、そういえば雷堂君って納豆は食べられるの。
うちのライドウは食べられるんだが、お前さん、もしも苦手だったら言ってね。
この大正の御代、代換食品はたんとある。遠慮せずに好きな食べ物を喰ってくれ。
まだまだ発育盛りなんだからね。我慢は無し。絶対だよ?
>>337 うわっ
ひぇ!
か、可愛い!!!!!!!!
お前さんってば、ゴウトに似ているけど、ちょっと違うんだぁ。
右耳だけが白いんだね。…変わってるなぁ。面白い。
それにくるん、と巻いた尻尾。なぁんて可愛いんでしょー。
鯖の煮込みね。うん。昨夜の夕餉に作ったのが、残ってるよぉ。
いっちゃって、いっちゃって。どぉんどん、いっちゃって。
お代わりはー? んー、どおっかなぁーん?
>>338 おっとぉ。今度は白い猫ちゃんかぁー
可愛いな。うん。可愛いよ。
勿論君にも鯖の煮込み。御馳走しちゃうよぉん!
ふっふっふ〜。二時間弱火でじっくり煮込んだのよ。
生姜とか刺激物は取り除いてあるからね。遠慮無く食べてよ。
先刻の猫ちゃんと違って尻尾は長く伸びているんだね。
お前さんも、とーっても可愛いなぁ。うんうん、これぞ猫天国。
あ。そうだ。
猫の君に折り入って訊いてもいいかな。
最近ゴウトが何処かに消えて、その上消息が不明なんだ。
ゴウトってのはね…、あ。理解る?
そう。この辺りの猫集会にも出てる、あの真っ黒な猫だよ。
よく黒ずくめの書生に寄り添って駆けている、この界隈では有名な猫だ。
お前さんもゴウトを見掛けたら一報くれるかな──?
俺、自覚はなかったんだけどね。…猫、それも黒猫が大好きなんだ。
なくしてみて初めて理解ったんだ。だから。だからね。
どうかゴウトを見掛けたら、言ってやって欲しい。
「お前の場所は此所だ。
いいからライドウの側から離れるな」…とね。
ライドウも心配して寝ずの番をしたりしている。
不眠症なんてハイカラな病に罹るのは、書生にしちゃあ、生意気だ。
俺もずっと待っている。だから、伝言を頼むよ。もし見掛けたら、宜しくね。
>>339 __ _
〈>, ' ⌒ くノ
∩ζ ,ノ~ゞヽ
))、ζ゚ ー゚ノ …可愛いから、赦すッッッ!!
(( <| <v>|>
ヽ 7__|: 」
i_/ J
……くっ。滅茶苦茶可愛いじゃないかよ。くそっ…。
…はぁ、このふさふさの体毛…つぶらな瞳…そんでもって、可愛らしい口吻…っっ!
……で。なぁにを謝ってるのかなぁ? 君ってば。
「だぶった」イコール「留年した」のはライドウの責任でしょ。
君が謝ることなぁんて、ないないッッッ!
全てはライドウの一身上の都合だよ。だぁいじょうぶ〜っ!!
本当に「大丈夫」なのか別としてっ!!
君もそうだ。鯖の煮込み、食べておいきよ。
あのゴウトを唸らせた味よぉん。さっさ、召っしあ〜がれっ。
あは。御飯食べるところ見るの好きなんだ、俺。
もし君がァ、「食べてるところ見られるの、イヤッ。」…って言うのなら。
窓際に行って、ゆっくり川縁の景色でも見るよ。
ちょうど珈琲もはいったところよ。うん。ゆっくりしておいで。
ふふ。本当にか〜わいいなぁ!
鰹節、削り立てのをあげよう。ちょっと待っててねぇん。
>>283 ライドウの仲魔
ひぃぃぃい!?
なっななななな、なん────!?
ちょっ、燃えてる!
滅茶苦茶、滅多やたらに、燃えてるぅぅぅ──っっ!!!!
────…はひぃ、ひぃ。ああ、腰が抜けたぁ〜〜……。
普段、悪魔ージャンに出て来ないライドウの仲魔なのか。
ひぃぇぇ、吃驚したよぉ〜〜…。
……金……。
…な…仲魔って、お金なんかは必要ないんじゃないのぉぉ!?
なんでも悪魔がこの世に現出するには「マグネタイト」…っていうのが必要であるとか。
そういう説明をライドウに受けたけどね。俺は。
え。何? そのライドウが「金をせしめて来い」と言ったって?
……………………………………………………
………………あ、あああああああ、そ、そう。そうなの。
いやね? 俺も大盤振る舞いしたい気持ちはあるんだよ?
だけどねー こっちもそのー
な、無い袖は振れないっていうかさー
あ、あはははははははははははは!! あははは!!
>>284 花も恥じらう年頃ですから!
もっと言っちゃって下さい! 旦那ぁ!
だってねー、ライドウも照れる時は、そう。學帽を目深に被るのよん。
これ、本人は気付いているかどうかは、知らないけどね?
俺は敢えて指摘しない。横目で、うっふっふ、見ィてるだけぇ!
囃し立てない程度なら、どんどん言ってやって頂戴。それも社会勉強の内だからね!
>>258 ふれーっっっっっっっっしゅ!!!!
と、夜中に気勢をあげる俺。
無駄って言うな!
「独身男に拍車がかかってもどーにもならない」なんて言うな!
俺が一番理解ってるんだ────っ!!
…それはともかく「モジャニィト」…って、なぁによ。
非道いじゃーない。ニィト、って外来語で理解んないけど、いい意味に聞こえないのぉ。
それともなに? 俺の過去が知りたいって? ああ、そういうことなんだぁ?
ん。そうね。俺の郷里は近所中が顔見知りでね。
此所筑土町も大概、暖かい人々で一杯だけど。
うちの辺りも、本当に気易い、いい人達に囲まれていたよ。
悪いことをしたら大人が叱ってくれた。余所の子でも、なんでもね。
自分の子供のように、叱ってくれたんだ。
そうやって育ってきた俺は、悪戯なんかも散々やったけど──…
凄くいい少年時代を過ごせたよ。ああ。これだけは自負してる。
オジキは特に俺をよく構ってくれた。ハハ、説教が長いのも、オジキ譲り。
こうやって長話しちゃうのもぉ、オジキの遺伝子のせいってわけ!
しかし雷堂君は恥じらいが多少はあるが、ライドウは──
案外いけしゃあしゃあと発言することがあるぞ。環境の違い?
或いは「上司の違い」だったりしてね。あははは!
あはは… あはははは… あは
>>286 蛆なんぞ湧いとらんわ!
俺は──これでも──清潔好きなのッ!
ったくぅ。お前さん、なぁにか勘違いしているんじゃーないかい?
女でも蛆が湧くようなのはいるぞ。多分、何処かに。
俺は毎日毎朝掃除を欠かさないのよ!
ライドウが主にやってるんだけどな!
わかったらお前さんも此所の隅っこ掃除しておいて!?
まぁったく、埃が残ってましてよ?
葛葉の里では一体どういう教育をされたのかしらぁ? オホホホホ。
>>287 ん。これはゴウト宛ての案件ね。
ゴウトはひょっこり帰ってくるさ。絶対。天地神明に賭けても。
俺は、さ。あいつがいないと、ね。調子が狂っちゃうの。
此所に来てくれるお人達。どんどんゴウトに声掛けて頂戴よ。
こういうのは言わないと伝わらない。言葉ってのは大事なものなんだ。
ゴウト。聞いているかい。お前は目付役だから耳はいい筈だ。
もとより猫なんだからな。聞こえているだろう?
ライドウも雷堂君も。
そして──ここの椅子に横座りして休んでいるお嬢さんも。
お前の姿と、元気な声を聞きたいんだ。
きっとお前なら理解ってくれると思う。
永い永い間、ライドウ達を見守って来たお前だ。
たまに、猫の身体に抗しがたくて、ふらりと出掛けることもあるだろう。
だがお前の居場所は此所だ。何より皆がお前を待っている。
俺が言えるのはこれだけだ。
…どうか無事でいてくれよ?…
346 :
人修羅:2008/09/01(月) 02:26:12
鳴海……………………
………砂糖………………8つで……………
…………………………よろしく。
>>288 ライドウが漫画ァ?
何それ、悪い冗談?
「のらくろ」とかそういう類の漫画ねぇ……。…あの、ライドウが?
新聞で一コマ漫画や四コマ漫画はよく読んでるけどね。
密度の高い記事の中、息抜きになっていいもんだけど。
ライドウはデビルサマナーだ。そして、その手腕はけして公にはされない。
そうだよ。だって、そうなんだもん。ヤタちゃんだって影に隠れているでしょ?
その尖兵となるライドウが、世に憚ってどうする?
こういうのはね。帝都随一の名探偵とか、そういう題材がいいと思うわけ。
要するに俺を題材にすればぁ、新聞も莫迦売れしちゃう筈よぉ。
お前さんも、ね。そのほうがいいと思わないかいー?
仏頂面の書生なんぞ、せいぜいブロマイド止まりでしょ。
俺なんて出自も実績もあるからぁ、皆虜になっちゃうよぉ!
ふっふっふ、タヱちゃんから依頼が来ちゃったらどうしようかなぁー…
最初は渋った方が、いいかな?
安い男と思われるのもなんだしさぁ。ねっね、どう思うー?
>>289 おやおや。岡山から来たの、君。
凄いね。遠かったでしょ。旅支度は解いて、寝椅子に座って御覧。
岡山と言えば……最近台頭してきた「横溝正史」の作品の舞台になってるよね。
重たっ苦しい雰囲気がグッドなのよ。俺、結構好き。
それはともかく、君ってば、可愛い声してるねぇ〜〜。
感動した時に声を上げるんだ。なぁるほどォ。
雷堂君に「OH!」攻めしたってことはぁ、感動してしょうがなかったってことね?
ふっふふ。そういうことなら大歓迎。雷堂君はちょっと困っていたようだけど。
とりあえず、ゴウト用の小魚、新鮮だよ。食べて、たーべてぇ!!
よっ。
改めまして、こぉ〜んばんはっ。
>>346 多い!
多いよソレ!
んもぅ。珈琲飲めないなら無理するんじゃないの。
まだ二十歳前だろう。飲めなくても恥ずかしくなんか、ないからねぇ?
そうだ。ミルクホールでソーダを土産にしたんだっけ。
エリキシルニッキ。なかなかのお味よぉん。
人修羅君はこれをお飲み。理解ったね?
今日は特に甘味はないんだ。
──って、おいおいおいおいおいいいいいぃっっ!!??
ザラメ砂糖を瓶ごと口に流すな!
え、なに。
「マガタマ飲み込むのに、緩和剤として、ちょうどいいから…」
…………
……………
……………………………………マ、マガタマ?
>>290>>294 はぇ? ライドウがどうしたの?
スパイラル、ってどういう意味なんだろ。…んー……
辞書、辞書。す、す、す、す、すぱ…い
スパイラル。────「螺旋」のこと。またはその形状を持つ物のこと。
うぅ。なにがなんだか全然意味理解りませぇん。降参!!
はぁ……俺も外来語にもっと詳しくならないとねぇー。
学生時代、英語とその他の言語しか教授されなかったからな。
しかも本当にカタコト英語。いやはや、なんとも。
>>291 あぁ──どうも。初めまして。
俺、此所の探偵社の鳴海です。
いつもはライドウが居るんですが、今は私室に居ますよ。
ん…?
え。雷堂ぉぉぉお!?
雷堂君の御父様なんですかっっ。凄い。全ッ然似てねぇ。
ああああああ、すみません。失言しました。今のは忘れて下さい。
えーと…それにしては面差しが似ていないですね…。はぁ…、はぁ。母上似ですか。
それならば合点が行きます。疑ってしまい──申し訳ありませんでした。
見れば紳士も紳士、球界の大御所とか。素晴らしいですねぇ。
積もる話もあるでしょう。ここはひとつ、ごゆるりと滞在なさっては。
俺の…、いえ、私の寝所で宜しければ、一室御案内出来ますし。
この鳴海、お客人は元来歓迎です。えぇ、もう、謝礼なんてとんでもない!!
では、お二人の歓談が一段落するまで、お──私は応接室で案件を纏めています。
何かあったら、お声を掛けて下さい。飛んで行きますから。
珈琲を淹れましょう。
雷堂君。君もやってくれ。
そういえば二週間ものの草加煎餅があったな。
ごそごそ。雷堂君達、これでもお茶菓子にして。
歯が折れないように、気〜をつ〜けてっ!
>>292 !? ────……何奴──!!
なんだ、なんだ、あんた。不穏な気配が…するっ。
き、気味が悪いっっ。なんだろう、この雰囲気は。
神も仏もこの世には不要だ。
お前さん、その姿は仮の姿。隠れ蓑なんだろう。
神の僕には全く見えないよ。はは…。その「眼」が裏切っている。
そんなお前さんに「神を信じるか」…なんて冗談でも聞かされたくないね。はっ。
俺は俺の為に生きる。皆もそうだ。簡潔に言うならば、そうだ。
この手に縋るのは自分の力のみ。俺は世迷い事に付き合うつもりはない。
せいぜい墓場にでも行って自分の立場を思い出せ。
闇の手に墜ちた、ダークサマナー。お前さんには、其処がお似合いだ。
>>293 待てぇい。
なぁにが、「修羅探偵事務所」…よ。
子供の遊びにしちゃ、気合いが入ってるんじゃないのぉ?
雷堂君も雷堂君だよ。なぁにが「葛葉探偵事務所」だっ。
人修羅君が所長になってもね。きっと報酬はマグネタイトとかよぉー?
大人しく二人共、珈琲でも飲みなさい。
ほら。人修羅君には甘い珈琲。ミルクたっぷりにしといたよ。
二週間物の草加煎餅を先刻発見したから、仲良く噛みなさい。いいね。
そういえば… 鰐ってさー
食べると美味しいって、帝都新報に書いてあったな。
未開の地に潜入して歓待を受けたという記事だった。
ちょっと気になるかな…
味。
これは目出度い。三百の席が埋まったんだねぇ。
おめでとう、俺。自分で祝うけど、俺。
そしてゴウト、ライドウと雷堂君。ヤタちゃん。
来てくれる人間と悪魔の人達! あ〜りがとねっ!
勿論、三百の席に座ったお前さんもだよ!
今後ともよろしく、よろしくっ!
>>300 って、三百の席に座ったのが大家と借金取りかよ!!
目出度いんだか地獄なんだかわかんねぇ──!
あっ、あのね!
夜中にそこまでするなんて、もはやそりゃ営業妨害ですよぉ────ッッ!?
というか、大家さん!スカート姿でそれはないでしょ!!見えますよ!?
せっかく瀟洒にしつらえてある扉を、完膚無きまでに壊さないで下さい!!!!
ツケは明日──い、いや、明後日──明明後日、返しますからっ。
お客人が恐ろしがって、これじゃぁ、依頼人も来られませんよ。
とりあえずぅ、今日の所はお帰り下さいませっ!!
まぁわれー、右っっ!!
大家さんと借金取りのお人に、敬礼ッッッッ。ビシィッ!
>>295-299 雷堂君
あのね。ちょーっと、いいかなぁん?
雷堂君。雷堂君の淹れる番茶って、どーしてこう、色が薄いのッッ!!??
ひょっとして……その……節約生活が身に染みてる、とか……?
なんにしろ、こりゃ薄すぎるよ。もはや「色の付いた湯」に等しいくらい!
焙じ茶も番茶も葉っぱ、沢山使っていいから。
ね。お茶くらいは豪勢に行こうよ〜。
……やっぱり…あっちの俺って……想像を絶する赤貧だったんだな……
……キャメルの背広とか特注の靴とか、一体何処から捻出したんだろー……
……考えるだに恐ろしいぜ……
>>301 そうだな。俺はライドウにこうやって話し掛けたものさ。
「お── お帰りライドウちゃん
今日の成果はどんなもんよ!?」
里から降りたてで、奴と上手く意思疎通が出来なかった頃のことだ。
無表情なのは仕方ない。世間知らずだって、本人のせいじゃあ、ない。
だから俺なりに考えたわけ。もっとライドウを理解する為に会話する必要があると。
そうしたら、俺の声にこう返答が来た。
「今日はパーラーで入手したアイスクリンを
神社の木の幹にぬりつけてきた」
……俺の「 な ん で 」という声は、心の裡にとどまったよ……。
多分あいつも色々思案しての末だったんだろうと思ってさ。
しかし、雷堂君の話を聞いていると。なぁんだ。
悪魔の子の為に虫取りしてたんだねぇ。
あー ライドウもそうやって順序立てて説明してくれれば
謎がもっと早く解けたのに。解けたのにぃぃぃぃ!!!!
>>302 なぁんだ。チッスかい。要するに口づけ。接吻。
俺はもっと過激なことをするかと思ったよ。
──って、それだけで説教部屋に行くな! むしろ逝くなァァァァぁぁあ!!
男子たるもの、それぐらい寛容の精神で流さなきゃあ。んねぇ?
いやもう散々歴代ライドウ達から罵倒されて来たわけだし
俺から言うべきことじゃ、ないけどさ。
怖いなー、説教部屋。まさかこの目で目視できるとは。
くわばら、くわばら。
>>303 はぁい。こんばんは!
そうそう。もう暦の上じゃぁ、初秋だ。
所謂「小さい秋見つけた」…みたいな感じィ?
俺は秋と言えば秋刀魚の秋。魚の秋。海の幸の秋!
七輪でね、炭火をおこして。そうしてじっくりと魚を焼くのさ。
いいもんだよねぇ。そのうち、野良猫とかも寄ってきちゃったりしてさ!
炭火の焼き魚はいいもんだよぉ。
勿論此所でも焼こうと思ってる。
ゴウト、ライドウ、雷堂君。それから──ヤタちゃん?
皆一緒に、お客人も交えて食べられるといいよね!
んっふっふっふ。
>>304 ああ。それは俺も思ったなァ。
だぁって、人柄って顔に出るでしょ。
育ちの良さとか、常々心に秘めてることとか──出るんだよ。顔にね。
雷堂君は良い若者だ。そんな雷堂君だもぉん、慕われているに決まっている。
仲魔を見てれば理解る。アズミさんなんか、悪魔とは思えない程優しいじゃない。
勿論他の悪魔も、おんなじだ。
しかし女學生に気絶されるまでとは、雷堂君も隅に置けないねぇ〜。
その顔の傷はいささかも傷ついてない。雷堂君という人間の本質にはね。
そういうことなんだろう。きっとね──。
さて、案件を纏めるのはまた夕刻以降にしよう。
ふぁあ。…ンンッ。肩凝っちゃった。っふー……
じゃあ、俺は朝餉の支度の仕上げをして、一旦寝所に行くよ。
雷堂君、不在が続いて悪かった。でも、俺は必ず此所、応接室にいるからね。
お客人をもてなしてくれてあっりがと〜う! 感謝感謝だよぉ。
朝餉も食べて行ってね! ふっふ!
応接室の椅子の周りにバナナの皮を置いておこう
教師 オオツキが 100体 でた!
ただいま戻った。
鳴海所長も戻られたようで一安心だ。
やはり主不在ではここもぱっとせぬし、なにより鉄面皮の朴念仁が相手では
御客人もくつろぎにくいのではと気にかかっていたのでほっとした。
……我は所長のようにニコニコする訓練でもしたほうがいいのだろうか。
…………。
>雷堂は鏡の前でニヤリと笑った…。
…………………………………………………却下だな。
>>328 丼王……以前もそれ用の酢がどうのと言っていた客人がいたが
我はどんぶり物の王がどの料理を指すのか知らぬのだ。
いつどんぶり物たちの史上最強決定戦が行われたのかは知らぬが
此方の鳴海所長は料理上手だ、その勝負に参加していても不思議はない。
…………むう、気になるな。
今度そのどんぶり王とやらをつくっていただけぬかお願いしてみるか。
>>329 これは鳴海所長宛の案件だな。回答はお任せする。
……長い髪というと、母様が髪を洗っている姿が思い出される。
普段きっちりと結い上げられている髪をおろし、
櫛でゆっくりと繰り返し梳く姿を飽かず眺めている……
――そんな穏やかな時間が我は好きだった。
――ああ、御客人のおかげで久しく忘れていたことを
懐かしく思い出させていただいた。感謝する。
>>330 む、なんとも神々しい御客人が参られたな。
このような粗茶しか出せませんが、まずは一服。っ旦~
天空に…というと、それはすなわち死の瞬間ということだろうか。
そう……
叶うならば、雲ひとつ無い真っ青な、晴れやかな夏の空を。
……だが、我は帝都守護の任を受け、日々戦いに身を置く
悪魔召喚師の身であれば、そのような安息は望むまい。
禍々しくも美しい異界の空、ちらちらと舞うマグネタイトの光。
それらを見上げながら己の血溜まりの中で息絶える――
それこそが死と踊る我には相応しかろう。
……先代達が手に手を取って螺旋を描きながら我を迎えに来る
空恐ろしい光景だけは絶対に見たくないものだ。
「業斗……僕もう眠いんだ……」なんて誓って言わぬからな!
>>331 む、此方の十四代目がおらぬうちにこっそり食べようと
懐にしまっておいたのに見つかってしまったか。フフ、目ざといな。
仕方あるまい、ひとかけだけだぞ。そら――
……………。
……………お前達、期待に目を輝かせながら管から出てくるな。
整列するな。口を開けるな。茶まで用意するな!
――ああもう仕様のない奴らだ。本当に一口ずつだけだぞ。
――ちょっと待てケルベロス、おまえの一口はマルカジリ限定か!?
>>332 我のほうが此方の十四代目よりも立派だ。
身の丈は無論、…………の方もな。フフ。
――と言いたいところだが、
「後ろ姿だけでは流石の俺も区別がつかん」と業斗が笑っている。
業斗がそう言うのなら、きっと鏡のように我らは相違がないのだろう。
だが、悪魔召喚師としての技は引けを取るつもりはないぞ。
帝都へ出てきてから随分と多くの経験をしている我だ、
悪魔も神も薙ぎ倒し、いつかは巨大戦艦をも斬り捨ててくれよう!
はーっはっはははは!!
…………
…………そんな心底呆れ返った溜息をつかないでくれ業斗。
>>333 言霊による呪法だな。
おめでとう御客人、見事術は完成したようだ。
333……そう、"みぃみぃみぃ"の呪により、
御客人は帝都中の猫という猫に懐かれ擦り寄られ甘えられ
ごろごろと喉を鳴らされ鰹節とマタタビをねだられるであろう。
…………………羨ましい。
>>334-336>>340-345>>347-353 鳴海所長
豪勢な朝餉、ありがたく頂戴しました。出汁巻きがたまらん……。
糠漬けもちょうど食べ頃、さすがは鳴海所長だ。御馳走様です。
納豆は好きだ。箸でぐるぐると混ぜている時が楽しい。
基本的に好き嫌いはないと思う。食べられぬものも特別思い浮かばぬ。
危急の折には木の根や皮をかじって飢えを凌ぐ訓練もしているしな。
……そういう問題ではない? む???
茶は…………う、そうか、薄すぎたか。
これまでにいらした御客人にはすまぬことをしてしまったようだ。
茶葉は小指でひとつまみ。御客人にはふたつまみ。招かざるには出がらしで。
――そう身に付いてしまっていたな。なんとも情けない限りだ。
今後はもう少し豪勢に、三つまみで振る舞うぞ。うむ!
――名誉のために言っておくが、我のナルミ所長は別段
つねに素寒貧なわけでも、ぐうたらの穀潰しというわけでもないのだ。
選り好みこそするが、働くとなったらそれは立派に働いてくださる。
特殊な――悪魔絡みの任務ともなれば、得られる報酬も法外だ。
ただ……使うときも立派に使うのだ。ぱーっと。
それはもう、ぱーーーーーーーーーーーーーーっ、と。
……先日は夏用!と真っ白な三揃えと、揃いの帽子を誂えていた。
あれは伊太利亜製だったか仏蘭西製だったか……。
>>337-339 おお、仔猫の三兄弟か。
鯖煮込みの匂いに釣られて姿を見せたのだな。
馳走してもらって幸せそうに食べる姿はなんとも長閑でいいものだ。
よかったな、お前達。ここの所長の料理はうまいだろう。
腹が減ったらまたいつでも来るといい。
なに、お前達の小さな腹を満たす分の魚くらいは
我がしかと稼いで贖ってやれるだろうとも。
礼はいらぬ。どうか立派に育って、いつか此方のゴウトが張り巡らせた
猫情報網の担い手となってやってくれればそれでいい。
さあもっと食え食え。あとで猫じゃらしでまとめて遊んでやるからな。
>>346 ……人修羅殿、そのう、なんというかだな……
匙でかきまわしてカップの中でざりざり音がし続ける珈琲はさすがにどうか。
というかそれはもはや砂糖入り珈琲ではなく、珈琲入り砂糖だ。
珈琲は飲むものであって、断じて匙ですくって食うものではない!
……うっぷ。見ているだけで胸焼けが。
>>354 ……なにをしている。
そのようなところにバナナの皮など置いたら他の御客人が転ぶだろう。
速やかに片づけていただこうか。
そもそも手土産に持ってくるなら皮でなく中身をだな――
――!?
>>355 ――!?!?!?!?
な、なんだとっ!?
100人もの男がいきなり現れたと思ったら
全員一斉にバナナの皮で転んだだとっ!?
くっ……
>>354客人、あなたという人はなんと恐ろしい人だ。
この襲撃を見越して罠を仕掛けていたというのか……。
…………。
…………で、この累々と転がるオオツキ先生の後始末はどのように。
…………面倒なのでまとめて生霊送りしてしまってよいか……?
>>356 所長。鳴海所長。
先ほどからあの直立歩行する悪魔が物言いたげに
貴方をじっと見つめているのだが……。
……味見したいなどというから……。
……肉、ひとかけらもらえぬか聞いてみた方がよいだろうか?
363 :
セベク:2008/09/02(火) 01:19:50
( ̄ ̄ヽ
 ̄ ̄)| ≡
___ノ.|
(・・ | ≡
\ /ヽヽ ≡
ノ ヽ ヽλ スー
/ ヽ (_⊃
//)(ヽ| ≡
|| | |. ||
// )ノ ∪ ≡
∪ /ノ ≡
( (
ヽヽ ≡
∪
セベクー?セベクー?
どこー?
366 :
打撃天使ルリ:2008/09/02(火) 18:55:29
だああああああしゃあああああああああああああああああああああああああ
(#゚▽゚)=○)'A`)
367 :
アカギ:2008/09/02(火) 19:56:35
狂気の沙汰ほど面白い…!
368 :
福田:2008/09/02(火) 20:54:30
鳴海さんは少年愛に走ってライドウや雷堂に性的悪戯を施してるのよ
なに?所長が働かない?
――――ゴルゴムの仕業かッ!!!!
鳴海ならオレの横で寝てるよ
ゴウト様ぁ。こなに夜更けにお許しなんし
わちき先程恐ろし夢みて、目が冴えてしまいんした
それで…今宵は…ゴウト様がよろしければ…お、お傍においてくんなまし?
┏━━━┓
┃━ ━┃ ┏┓ ┏━┓
┃━ ━┃ ┏┛┗┓┏┓ ┏╋━┛
┗┳┳━┛ ┗┓┏╋╋┛ ┃┗━━┓
┏┛┗━┓ ┃┣┛┗┓ ┗━━┓┃
┗┓┏┓┃ ┗┫━┏┛ ┏━━┛┃
┗┛┗┛ ┗━┛ ┗━━━┛
\ /:.:.:.:.:.:,r-------- 、:.:.:.:ヽ /
\ /:.:.:.:.:./l、ll二.l⌒l 「ヽr-ヽ、! /
__ l:.:.:.:.:/ |ヽ||_ l、_ノヽコ|ー 「 l:| _―
 ̄l__L.:-―――――-二ヽリ _―
ミヽ、l;=、シ ヽ、__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄\
=ミ:|{入| l └” ゞノフヒテ==___) ―
三ミ|!ヽ (|l /_ ̄ ハヽヽヽ ―
に_そ/~l、_,,. -'" ̄;;;;/ヽL_l | l| l | 三
、 ~>''";;;;;;;/;;;ー、;/ `ヾリリ \
::_>''";;;;;;;;;;;;;/;;_;;;;;/`丶、__ , 人`ヽ、
#;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;入、 Υ~ )
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;ー、/ `ヽ、ノ`ー-'/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/`丶、 ト、リ^ー^ーイ_
―ー┬ー―-く-、 }J か 勝 拳
/ 、ヽ l | `ー―'J い 負 ひ
/ /ヽ \_ヽ 〉 ! ! せ と
/ |、  ̄ヽ | ん つ
/ | / - _ !く で
/ | // |l  ̄う_ /
| // |l / 丶----"
| // |l / |! \
深夜にどうもー。
はぁい。探偵さんだよぉん。
>>305 あっはぁ!
なぁんて、か〜わいい女の子〜。ひょっとして、學生さんなのかい?
界隈では見ない制服だけど、ちょっと遠い所の學校なのかなぁ。
君の髪、金色って言うの。珍しいね。もしや何処かの大使のお嬢さん──?
此所帝都も外国人と日本人の混血は進んでいる。
君もそういった娘さんなのかな。
うん。日本人はもっと外国人と親しみ、歩み寄らなきゃ、ね!
こんな御時世だもの。もっともっと、手を差し伸べ合うべきさ。
俺の髪をじぃっと見ているが、ひょっとして、外国人だと思った?
俺は純日本人だよ。
でもね。心は、そうじゃないかも?
いわば「地球人」。昨今の「空想科學小説」…のようにサ。
そう! もぉっと広大な視野で物事を見ないと、ね!
……だから「髪の毛モジャ」がどうのと文句言わないように。
宇宙規模で見たらほんっっっっっとぉに、些細なことなんだからね!だからな!
…………エフンエフン。……………………。うぅ。
…だ、だからッ、いかにも「イケてな〜い」…みたいな顔で見ない、見ないっ!
同じ四肢、同じ身体。些細な違いなんて、すべて「人類はひとつ」という
愛に満ちてる言葉で一っ飛びに段階を超えられるんだよ!
だから君も俺と一緒に飛ぼう、何処までも駆けて行こうそして目と目で感じ合おう
そしてすべてを分かち合おう、その心をさらけ出してくれ!そらそらそら!!!!
……ハァハァ。
ちょっと夜中に発奮しすぎた。……
>>306 ふぅん。
……別に今更知りたくもない情報だねぇ…。…ふぁああ。
うん。そーぉーよー。
俺って、小さい頃から「お前は背だけだ」…って言われてきたから。
「でかい」って感嘆されるのも、慣れてるよ。うん、なーれてるともォ。
身長がでかくたって、悪目立ちするだけさ。
軍なんて、やたらめったらシゴキをする場所だしね。
答えにくい難問を嫌らしくぶつけられたり。挙げ句の果ては「生意気だ!」…と、来る。
こっちは普通に相手を見ているだけなのにね。
見下してると思ってるのはそっちだけだっての。
はは。よく根性ひん曲がらずに過ごして来られたよォ。実際ね。
そう、ライドウは俺より五センチメートルばかり低い。
これから喰って、運動したらばァー、そのうち追い越されるかもね。ははっ
ゴウトは子猫から大猫への成長途中みたいな、しなやかな体型だよね。俺は好き。
伽耶ちゃんは……。んん……。
たしかに、キネマ女優みたいなほっそり美人よね。髪の毛は片付けないけど。
あの髪を片付けたの、俺よ、俺、俺。
タヱちゃんは流石記者だけあって、隠匿工作がはなはだしいなぁ。
隠されるとこう、さ。────…探りたくなるって気もするがぁ。
やっぱりタヱちゃんも花の乙女だしね。こういうのは秘匿しておくのが、いいかもねぇー…。
んー。
>>307 ベリアル爺さんじゃぁないかい!
あっはは! ひぃさしぶりィ〜ッ。
この間の麻雀ではお宅にしっぽりがっぽり、やられちゃったよねー。
あの時の借り、まだ返してなかったよねぇん。ふっふ。
出てきたからにはぁ、悪魔ージャン。……やって貰っちゃうよぉ?
ジジアンドヤングで、イケイケよぉん!!!!
…… …… …… ……
……は? ひろいん?
異論は別にないけどぉ。それって一体どんな活動なの。
銀幕を彩る女優さんと言ったら、脱ぐ時は脱がなきゃーいけない。
お爺ちゃんの可愛い可愛いアリスを、そんなふうにさせられるの〜?
ううん? どうなんだい?
はは! 御免ごめぇん、困らせるつもりじゃー、なかったんだよ。
やっぱりヒロインは無理だね。アリスちゃんは、君達の宝ものだもん。
三人でゆったりと…、ここでこうして静かに暮らすのが、一番。
悪魔使いたるライドウの手腕はお爺ちゃんも認めるところだろう?
だから、いつまでも仲睦まじく、しててくれ。
ライドウもきっとそう、思ってる。あいつは仏頂面の朴念仁だが。
仲魔のことは、人一倍想っているよ。ふふ。
>>308 お。噂をすれば! 悪魔のお嬢ちゃ〜ん。
そういえば君も頻繁に悪魔ージャンで会ってるね!
はぁい。で、今日は探偵さんに何の御用かなー?
って、え。え。ええええええ。え!?
いやちょっと「アリス探偵社」…って。あ、あのねぇぇぇえ!!
サツリクするのはぁー、ライドウと一緒の時でしょ?
それは理解ってる? んね? んんん〜…?
ほぉれ。ライドウ。今宵のアリス嬢はいささか血に飢えているらしい。
お前、ちょっと悪魔と戦っておいで。アリスちゃんの頼みだ。
宜しく、宜しくぅ!
>>309 うん。き〜みのいうとぉ〜りッ。
疾走感を伴う活動写真はあまりないね。
全部コマ落ちしてるような感じなのが、せいぜいだ。
だけど弁士の腕があるからね。其処は多目に見なきゃねぇ?
俺はこれから総天然色に移行すると思っているよ。写真も、一部カラーが台頭してきた。
これから技術が、土が水に染み込むように──花開いていくんだろうな…。
大陸で活動作りをしている御仁もいるらしいじゃない。
外国人技師も雇い入れたとか、そう聞いている。
これからも人々を愉しませる──娯楽っていうのは──ずっと廃れずにあるんだろう。
どんなに心が落ち込んだ時も。雨水しか飲むものがないような時でも。
軽やかな歌声と麗人の笑顔があれば。もしかしたら、人生、渡って行けるのかも、しれない。
ウホッ!いい男!触ってやるホー!
>>310 な……っ
────なんだ、これ!!!!
あやうく、抱きつかれて串刺しになる……とこだったッ……っ! くぅっ!
中世の拷問器具を模した悪魔、なのか?
俺には理解らない。理解らないよ。
「鋼鉄の処女」…噂には聞いているが、これ程とは…っ。
近づくと、防御していても、串で刺されてお仕舞い、ってわけだ。
それなら──このルガーの一発で。お前を天に送ってやる。
いいか。情などは掛けないぜ。お前を取り逃がすと、帝都が混乱するんだから──…
……ッ!!
はは。は。
手強い相手だったぜ。
鋼鉄の檻を開いた時、一瞬覗き見た、女の貌。
苦しそうに、していたよ。
おまけに身体自体は、石化の病に冒されていた。
とんだ茶番だよ。こんなのは……。
せめて、魂は、彼女が元居た場所に。
懐かしい場所に、還られるように。
この鳴海昌平。心から、祈ろう。
ほろほろと崩れる身体から、ペンダントが出てきた。
生前、実験に供される前に、彼女が大事にしていたものだろう。
これを…、どこに、葬ってやればいい……?
なぁ……。答えてくれよ。
神様。
伽耶が部屋に散らかしたのが髪の毛じゃなくて陰毛だったらライドウも鳴海も大喜びだったんだろうな
>>378 ほいほい。こぉんば〜んはっ。
大正妖都の色男、鳴海昌平とは俺のことさぁ!
「ホーホー」言ってるってことはァ。……さぁては。
ふっふっふ。君ってば、ジャックフロスト君。……でしょぉー?
あんまり悪魔ージャンでは見ないけど、どう。息災なのかい?
触ろうっていったって、はは!
俺なんて触っても、何もならないだろおー?
この通り、髪がくりんくりんしているところくらいしか、特徴ってないし。
君の方が全然珍しくて、触りたいよぉ!
ほれっ。ほれほれほれっ。お触り返しッッッ。むーに、むにぃ。
あっはっは! 抱っこしてると、君の身体は柔らかいな────っっ。
こういうのも、たまにはね。いいかも?
ふっふー!
あ、そーれ、天井まで抱っこ!! ぽーん!!!!
どうだい? 肩車したら、京の都まで、見通せそうかいー…?
>>311 ゴウトはスパイクなんて物、履けやしないでしょー。
くっくっく。なぁにを言ってるの、おっちゃくさぁぁ〜ん!
あんな小さな手足。靴なんて作れないし、それに。
ゴウト自身が嫌がるだろう。
例え、ライドウに終始付き従って、帝都中歩いて、肉球が硬くなっても。
それは目付役としては、むしろ胸を張れる事柄なんじゃー、ないのかな。
俺はそう思う。
そして、ライドウはライドウだ。
いつも無口で、手すりから窓を見やっている。だがね。
いつも此所にいるんだよ。それはそれは、熱心に。
ライドウとゴウト。二人はそれぞれ、一緒の任務についている。
だが、いくら一緒だからと言って、思う心は別物さ。…理解ったかい?
>>380 乙女の陰……ってちょっとちょっとぉ。
いくらなんでも、そこまで女日照りじゃーなくってよ!?
どこの毛だろうがなんだろうが、迷惑には変わりないよ……。本当。
だってさー、考えても御覧。
こっちは袋叩きにあって、やっと帰ってきたヤサなんだぜ?
そっこに何故かバラバラ屍体、ならぬバラバラ長髪が。
オカルトもんでしょ、これって。俺は怖いと思う。
それに俺は誰の髪の毛かどうかも理解らなかったからね。
輪を掛けて怖かったよ。うんうん。
それにね。お客人。
後学の為にひとつ言って置くがぁ。
陰毛って言うのはね、男女が……モニョモニョ……した時に
いっちばん、その場に散らばるの!
故に俺は、神聖なる探偵社でそんな物をばらまかれたくは、ない!
そして声を大にして言いたい。「伽耶ちゃん、髪切るなら普通に切って!」。
>>312 なんで其処でガックリ肩落としてるのぉぉぉぉぉお────────っっ!!??
やー。あっはっは!
俺もついに
「帝都随一の探偵」…から
「超一流の探偵」…に、なったのねぇん!
こういうのはー。民衆の声で名声が高まっていくってもん!
極めて自然な流れだと思うよ?
ねー?
……あの、なんで更に肩を落としてるのよ……?
素直に喜んでよ! 俺の活躍、見ててよねぇ〜〜!!
>>313 ライドウ
へぇ。お前が甘味を一人占めしないなんて、珍しいな。
なぁんてね。嘘嘘。お前は正直な奴だよ。
雷堂君も食べたのね。んじゃ、俺もおひとつ戴こうかな?
……あ。なんだか若草をはむような香り。すがすがしいな。
サクサクッとして、なんだか異国の香り。思ったよりも柔らかいんだ。
ん が あ
あれ?
今のなに?
ちょっと睡魔に襲われてしまっていたよ。……んー、疲れてるのかねぇ?
でもなんだかいい「夢」を見たような気がする。
ツンツン頭の男と、綺麗な綺麗な妖精のような娘さんが、睦まじく暮らしてるの。
男の方は、まぁ、どうでもいいが、娘さんの方はふわりとした風情で可愛かった。
──え。お前さん、男の方に軟派…所謂、ガァルハントみたいなこと、されたの!?
ま、まぁいいや。細かいことを詮索しても、どうせお前は「……。」なんだからな。
もし、またお土産をくれたお人に会ったら、とても美味しかったよとお伝えしてくれ。
このクッキーは本当に素人裸足だよ。きっと、毎日心を込めて作っているに違いない。
……それに、今晩は何故か……ふぁあ……よく、睡れそうだ。
それも、このクッキーのお陰かな?
…ふぁあ。…
>>314 どうなんだ? ライドウ?
お前、可愛い悪魔、大好きだろう?
ついでに言うと、生意気な若者も好きだし
おばちゃんも好きだし小僧っ子も好きだし
爺様も大好きだしおきゃんな娘も好きだし
ヒホヒホ言ってる子も獣の悪魔も好きだし
素敵すぎて死ぬ奴もありんす娘も好きだし
すかしたボクっ子もメロメロ〜に好きだし
──…お前、本当に死角がないな。
俺だって其処まで好みの範疇が広くはないぞ。胸を張って主張。
魔法が得意なポニョ…ちゃん、か。ふふふ。
居てくれたら悪魔ージャンも面白くなりそうね、チミ。
どう? 仲魔にしちゃってみる? ポニョちゃん。
>>315 ……寝ちゃってるけど。
なぁに、この子。悪魔の子にしては、見掛けないけどぉ。
身体は白くて、火の付いた棒を掲げてるんだ。へぇ。
しかしメラメラバーニング。何故か心躍る響きよね。
探偵さんの心にも火ィ、つけちゃって? どぅお?
め ら め ら ば ー に ん ぐ ぅ ぅ ぅ ぅ ! !
火 ィ つ け た る ー ! !
…………………………
──……なんか 気持ちいい な ……。
あ、勿論探偵社に火をつけられたら困るけどね!!
雷堂君、止めてくれて、あっりがと〜!!!!
>>316-323>>325-327 雷堂君
やっ。お客人と仲良くやってるようで、なぁによりだよぉ!
鍛錬の秋とか封魔の秋とか聞いたことがないよ。俺は。
まぁ、雷堂君らしいっちゃあ、らしいか! あっはっは──っっ!!
ああ、そうそう。ちょいと早いが、朝餉の準備もしてあるからね。
遠慮せずに食べてお行き。
ちなみに、朝餉の献立は──
白飯
あさりの味噌汁
青海苔入り納豆
箸休めに牛の時雨煮
漬け物沢山
……の予定だよぉん!
納豆が食べられるってことで、これからは納豆もどんどん出すよ。
青海苔をかけると、ふっふ、ちょおっと料亭風の味。
是非箸でぐるぐるとかき混ぜて頂戴よぉ?
>>324 あは。いい匂いがしたと思ったら、君だったんだ?
ふっふ、ライドウも雷堂君もいい奴さ。
これからも仲良くやってくれぃ! ふっふ!
でもいつも差し入ればかりさせて、……御免よ。
いつかは差し向かいで君と飲んでみたいな。珈琲をね。
>>328 はぁい。こんばんは!
珈琲、勿論やってくよね?
ミルク? ザラメ砂糖も?
…っと…ちょっと待ってて。今、抽出しているところさ。
…ん…。……こんな、ところかな? いよっし。
俺も随分珈琲を淹れるのが上手くなったもんだなぁ。
習うより慣れろって言うのかな。これって、サ。
俺がそんな「まにあーくす」…に出ても、この懐は暖かくならないんだろうー?
どうせそうさ。俺はそれに、安楽椅子探偵が基本なの。灰色の脳細胞ってねェ。
肉弾戦とか怖気を震うよ。本当に。血とか見るの、苦手だしね。
それが「まにあーくす」…なんて言われる特別な悪魔だったら、尚更だ。
そんな役目はライドウにさせればいい。
或いはゴウトが目付役として付き添うかも知れないが。
ま、ね。俺はそんなことに関知しないの。よって、興味もなしよ。
──それよりさ、今日は星型のクッキーがあるらしいの。
ちょうど深夜で、小腹が空いて来ただろう?
沢山頂戴したようだからさ。お前さんも、是非是非、御賞味ぃ。
>>329 あー!
それを言われると痛いのよねー。
伽耶ちゃんも結局断髪しちゃったしね。ほんっと、思い切りのいいお嬢さんだ。
昨今、モダンガァルとかって、短髪が流行っているけどね。
俺は断然長髪派でしょ?
この風潮ってどうかなー って、思うのよー
でも最近は、短髪もいいかなって思い始めてる。
その…。短髪だと、滅多に見られない「うなじ」…が、見られるじゃーない?
それが俺にとっては僥倖と言いますか……ま、そのだね。
短髪でも、風に髪がそよそよと靡いているのを見ると。
悪くないんじゃない、って思うようになったよ。うん。
もうかりまっか〜?
>>330 女神のお客人か。…。ふぅん。
目を瞑っても、いいかい?
あなたを見ていると目が光量に圧倒されて──
肝心のあなたの姿も輪郭さえ、わからない。
一体何処からこの探偵社に降り立ったのか。一介の探偵には推理すべくもない。
だけど、これは一期一会の出逢いだ。それは、理解るよ。
あなたが……俺が。
天空に……天国に。
召されるとき。
ふと空を見る。
その時の、空は──…
今にも雨が降りそうな曇り空。……だ。
泣きそうな顔は見たくない。笑って死んで逝きたいんだ。
そして出来れば、周囲の人も、微笑んでいて欲しい。
そのかわり──空は涙色でいてもいい。
俺の少しばかりのセンチメントを、空に代弁して貰いたいんだ。
土砂降りまではいかなくてもいい。
荒れ狂う雷雨でなくともいい。
俺はそこまで、泣いて悲しんで貰うような、人間じゃないから。
こんな答で良かったかい?
この瞑った眼にうつるあなたは、神々しくて、そして……優しい。
そうやって、問いかけて、人々に恵みを与えているんだな。
理解る。理解るよ。あなたはそうやって生きてきたんだ。
どうか、自らの民を優しく強く導いて行ってくれ。
さようなら。気紛れな女神さん。
>>387 カンテーレ!!
ふっふっふ、真夜中に、どうもぉ〜〜!!
大きな紅い口。んー、不思議な形状よねぇ。
ちょうど熱々の珈琲を淹れたところなのよねー。
どう? 君もやっていかなぁい?
君の大きなお口なら、一息に全部飲めそうだ。
あっ。だからって本当に全部飲んじゃったら、だぁめよ?
もし舌を火傷したら、痛いじゃ済まないからね。
そっか。君は──。……上方から来てくれたんだね。
遠いところを来てくれてありがとう! 疲れてなんかない?
アイスクリン、冷えてるんだ。これと、先刻のクッキー。
珈琲のお供にはぴったりだ。是非是非、召し上〜がれっ。
物事をよく見るための目。か……。ふふっ。ふふふふ。
君はずっと素直なままでいて欲しいよ。
この混濁した世の中を見ると、もしや、汚れてしまうかもしれない。
でも、そういうものもひっくるめて、世の中なんだと思う。俺はね。
だから──。
今日はゆっくり旅支度を解いて。
其処の長椅子で、なぁんにも考えず、休んで御覧。
ふふ……。本当に愛嬌のある顔だな、君ってば。
はい。電灯、消して。ランプだけの灯りにするよ。
────……御休み。
あ。
しまった。
「もうかりまっか〜?」
…って、上方の常套句なんだったね。うっかりしてた。
時間が時間だし、思わず布団掛けて寝させちゃったよ。
えぇと。まだ、起きてるかな?
「ぼちぼちですよー、旦那ぁ」!
……こ、こんなもんで、オッケー?
んんー?
>>331 いやぁん。アルプちゃんじゃーない。元気ィ?
最近ライドウとはどう? 扱き使われたりしてない?
してないなら、いいんだけどね。
また悪魔ージャンで御一緒しましょう! そうしましょー!!
それにしても雷堂君、見事に溶け込んでるね!
いずれライドウと雷堂君の仲魔がごっちゃになったりして。
…………管に入れてりゃ、大丈夫か。
>>332 そうだねぇ。平行宇宙の雷堂君だからね。
多少の変わりようは、あるのかと思っていたが……。
どうも、そうでもないようだねぇ。
体格差、というか貫禄で見た目の印象は変わってくるんだろう。
或いはその人物の持つ「気」…とかね。
そういえば、俺にも、平行宇宙の「俺」がいるんだったっけ?
そっちの俺も色男で鳴らしてるのかなぁ。
鳴海だけに、鳴る。
てなもんで、どーでしょー。
>>333 俺からはそうだなぁ。
おめでとうの言葉と、珈琲を。
ザラメ砂糖もミルクもたっぷり、サービスしとくよ。
三揃いって俺も好きよ。麻雀の手の基本でもあるし。
あと、背広も三揃がいいよねぇ。お洒落の基本って言うの?
この秋は残暑も厳しいようだからね。
白い三揃い、ぱ──────────────っ、と。
誂えちゃったのよね。どう?モダーンでしょお〜〜?
生地は何でも仏蘭西製で、縫製は伊太利亜製だって。
たまにはこんな報酬金の使い方も、いいよねぇ!
ふっふふ。
あ、そうだ。君にだけ、白い三揃い、先に見せてあげちゃう。
……っ……と。……ほうら。
帽子も共布で作ったんだ。ちょっと小粋でしょ?
さぁ、どうー?
なかなかいい伊達男姿だと、思わなぁ──い?
さてさぁて。案件を纏めるのはまた夕刻以降にしよう。
今日はもうちょっと粘れるかと思ったんだけど、ね。
有言実行を胸に。頑張っちゃいます、この鳴海!!
じゃあ、また──応接室で。
モグモグ…モグモグ…
――――あ、鳴海さん
先程御電話で、三丁目のミサコさんからデェトのお誘いがありましたが―――
――今日は竜宮の女将さんに逢いに往かれるとのことでしたので
――――事情を話し、お断りしておきました。
――――――?
――――――――そんな顔なさっても、大学芋はわけてあげないのです―――
モグモグモグモグ
(なんて素敵な殿方かしら・・・お伽噺の王子様みたい・・・)
ようこそ男の世界へ
395 :
宮本明:2008/09/05(金) 19:00:09
ヨーグルト?いいやケフィアだ
アバドンの鳴海さん、
ちょっと太った?
中年太りですねわかります。
398 :
以上、自作自演でした。:2008/09/06(土) 00:34:38
メタボ鳴海へ
セクシー化したたえちゃんと成田あかねさんの区別がつきません
・_・`川
おや?伽耶ちゃんがこっちを見ています
川´・_・`川ノ400
あらあら伽耶ちゃんは400をゲットしたかったみたいです
>>354-355 ……。え。……何よこの惨状は。
バナナ……バナナって結構高級品じゃないの。
ひょいっ。ほら、これなんふぁ……中身もまふぁ、はひってふひ。
甘くて美味いよ。うん。この甘さは台湾じゃないね。比律賓製かなぁー。
しかぁし。そんな、無駄なことをしてぇ。いいのかいー?
それになんか……貧弱な……いや失敬、風変わりなお人が沢山転んでるんだけど。
一体……何が起きたっていうのよ。ここで何か催事でもやるとか?
うちの応接室は土台もしっかりと造ってはいるけど
成人男性がこんなに一遍に来たらば、運悪ければ、床が抜けちゃうよぉん。
バナナで滑ることよりもそっちのが心配よ。俺は。
バナナの可食部に面する果皮の内側は多量の植物油を含んでいるため
「潤滑効果」と呼ばれる現象が発現し、摩擦係数が低減するため滑りやすくなる。
これはワックスを塗った床が滑りやすくなるのと同じ原理である。…と。
これで証明完了。ね。
──理解った? 結構危ないんだよ、バナナの皮ってねぇ。
おまけに皮には微量の毒性もあるの。知ってたかい──?
んー、そうだね。面倒だから、雷堂君。
生霊送りにしといてやって〜。
俺にもそのお人達をどうすればいいか、わっかんないし…サ。
この白衣の人達が目を醒ます前に、丁重に送っちゃって頂戴。
ねっ!!
なんだよぉ、鳴海も転べよ(´・ω・`)
>>356 首輪と鎖をつけた────「鰐」!?
うっわわああああああああぁ、ああああ!!??
に、肉はいい! 要らないから!
鰐肉なんか、興味ないから!! さ、さっさと此所から出て行って! は、早く!
君には──、きっと正統な主人がいるんだろう!?
だっだだだから、お願いよ!! ここは退いてくれぇ……っ!!!!
>>363 わわわわわわあ!!!!
ちょっと待ってよ、ちょっと待ってよ、ちょっとぉぉぉお〜〜ッ。
や、やだな。こ、この鰐の悪魔、この間やってた博覧会で、見たような。
あっそうか。古代エジプトのなんていうか……その……神様だ。
水の神様だと聞いているが、成程。それで鰐の姿なのか。
よ、よく見てみると、瞳がきらきらと輝いて、うん、綺麗だ。綺麗だな。
…………ん。
ちょっと待てよ。そういえば、水の神でもあり
洪水を引き起こす、悪神なんじゃあ、なかったか!?
あくあくあく、悪神……!!
ひぃええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええ!!
こ────こここ珈琲でもお淹れしましょう。そ、そうしましょ……う
あのその、もしですね、紅茶の方がよかったらそっち淹れますんでー。はいぃぃい。
>>364 ≡ γ'⌒ヾ
ζ ,ノ~ゞヽ
≡ヽζ゚ ー゚ノ 一旦広告入りまーす
スー.. <| <v>|>
≡ 7__|: 」
≡ i_/ J
>>402 あ・の・ね。
こぉんなの、あっからさまに罠じゃな〜〜い。
騙されないでしょ。普通。誰がバナナなんぞで転ぶかっ。
人呼んで、そっ。「黄色い罠」…ね。過去にやられたことも、あるしねぇ。
そうそう人間、同じ失敗は繰り返さないの! んねっ。
ん。そういえば、まだバナナの皮、全部片付けてな……いなって……っぅうわぁ!!
……んひっ……!
くぅぅ……っ
つつつつ、痛ぅぅ……っ……!!
ちょーっとライドウ! そこの書生野郎ォォ!!
バナナの皮、俺の死角に置きやがッたなぁぁぁ!!
すっとぼけて見せても理解ってるんだよ、お前!
一体どんな恨みがあるってェのよ、ああああああああ、もう!
すっ転んだお陰で、持ってた珈琲茶碗が、床に落ちちまったい。
あー……もう、ライドウ。其処はいいから。うん、俺が片付けます。
ちょっと纏めて掃除するから部屋の隅に行って。しっ、しっ。
お客人が変なこと言うから、素直なライドウが変に気を利かせちゃったじゃない。
これはね、お前さんにも非があるよ? ……んもう。ぶつぶつ。
はい。
お前さんも、熱い珈琲。
そこで見ているだけでも疲れたろー? んん?
今日は甘味にザラメ砂糖をまぶした煎餅があるのよ。
よかったら、召し上がれ。…ほいっ。
金田一耕助に似てるって言われません?
ライドウの股間のバナナにみんないちころ
いつの間にか稲川淳二を応援するスレになってるな
やぁれ、やれ。やっと、応接室が片付いたよ。
こうやって掃き出してみると結構小さな塵なんかがあるのね。
>>405 金田一耕助よりもー、明智小五郎よりもー。
俺のほうが、いい男────っっ!!
……でしょでしょー…?
金田一なんてさ、終盤も終盤、人死にがたぁくさん出た後で
「全部理解ってました。
犯人はあなたですね」
──なァんてさぁー。これじゃね。守備率悪すぎでしょ〜〜。
それに、瘋癲みたいじゃない。格好もさぁ。あれ、本当どうにかならないのぉ?
格好といえば明智だって、一皮剥けば風来坊の優男じゃないの。
ああいうのは探偵の風上にも置けないよ。本当さ。
だって、探偵という生業は、高等遊民の手慰みじゃあ、なーいの。
素人半分のつもりで首を突っ込んで、危なくなったら憲兵を呼ぶ。
「これ以上は司直の手に委ねましょう」…って、ね。
どうして、お前は、犯人を薄々理解っていながら。
その類い希な──そうだよ、類い希だ──「頭脳」を持っていながら。
「犯罪」に手を染めるのを、未然に防げない?
それは「物語」のなかのことだから。
お話のなかの探偵だから。
そう言えば、いいと思う?
探偵っていうのは、憲兵崩れじゃないんだ。確固たる信念を持ち、正義を貫く。
弱きを助け。強きを挫く。
──ね。どうぉ。
それが探偵のありようだって。──俺は、そう思うよ──。
>>406 流石に身体にバナナは仕込まないでしょ!!
おっきゃくさ〜〜ん、あなた面白い人ねぇ。
バナナがあったら、「いただきます。」…して、もりもりいただくのがライドウだ。
それ程の甘味好きなの。だーかーらー、身体に仕込んだり、しないと思うよぉー。
それにね。ライドウは葛葉の里での教育のせいか、食べ物はとても、大事にする。
恐らく幼少時、躾が厳しかったんじゃあ、ないのかな。ま、推測の内だけど。
そんなライドウが、まかり間違ってもバナナを粗末に扱ったり、しないだろうよ。
むしろ喜んでバナナを一房ペロリと食べるだろう。
ああ見えて甘味は底なしの胃袋だからな。
夕餉の後でも大學芋、さくさくさくさく、食べて、一皿平らげるし。
だからいつも俺は言い聞かせてるのよ。
…「甘い物をあげるって人についていっちゃあ駄目よ」…ってね。
ふっふ、本当よ、これ!
笑えるでしょ、あのライドウがさぁー!
>>407 ああ、んん。そうなの?
んー… わぁかったよぉ。
じゃあ、そういうことで。報告書に書いておくねぇん。えー……と。はい、これね。
いいよいいよ。後は俺に任せて。
その格好、今晩はダンスホォルにでも遊びに行くんだろう──?
若い人らしく、思い切り遊んできちゃいなよ。ユー。
ってことで、今日の報告書には
「いつの間にか稲川淳二を応援することになった由」
……と。これでいいかな。う〜ん! 了解!
はっは! 今日の仕事は楽でいいなぁ────っ!
いつもこうだといいんだけどね! アハハハ!!
ライドウは鳴海のおちんぽもペロリ
>>410 ジリリリリジリリリ……──あ、すみません。夜間にお電話をしてしまって。鳴海です。
昨日来られた依頼人なんですが、どうも言ってることが曖昧、朦朧としているんです。
此所に。えぇ。留め置いています。──はい。今も。
はっきり言いますと軽度の妄想なんですが、早い内に診察して貰ったほうがいいかと思いまして。
今は、興奮が冷めて、長椅子に横たわっています。
そうですね、うっすらと口を開いて譫言めいたことをまだ唱えているようでしたが──
軽い睡眠導入の薬で、浅く睡っているようです。
これ以上よくない妄言を吐きだすようになったら、然るべき処理を取りますが
出来れば俺はそれはしたくないのです。
最悪の場合は先生に診て戴くことになると思いますが。
……そうですね。
朝になったら、すっかり、憑き物が落ちたようにスッキリしているかも──
では、事後報告もしますので、今日はひとまず、ご報告のみで。はい。
──……ガチャリ。
ああ。
お嬢さん。
何か悪い夢でも見ているのかな。
それとも、いい夢を?
理解らない。理解らないよ。人の心なんて、複雑だ。
だけど、今夜はゆっくり御休み。それこそ、朝日を浴びたら、正気に戻るかも知れない。
こうやって睡っている姿は、なんら心身に異常のないお嬢さんに見える。
だから──今はただ、睡っていててくれ。
御休み。
夜の部スタァトかい?
あ、スタッフゥ〜のライドウ君にちゃんとギャラ払ってやんなよ
ラーメンつけ麺僕イケメン!
>>365 おっ。
やぁ、いらっしゃい。なんにもないけど、──珈琲飲む?
何処かの學生さんかな。…ちょっとスカートが短いような気もするけど。や、気にしないで。
以前来た少年……「吉祥寺の珈琲をくれた少年」。あの子と似てるね、その…機械……?
そう、その左腕の機械よ。見れば見る程、似ているね。
探偵さんは最新機械に疎いんだ。…難しそうな装置だから、触るのは、よそう。
えっと、セベクだっけ。セベク。
あん? あああああああ、あの悪魔の鰐、君の……仲魔ァァア!!??
ううっそ。信じられねぇー…。あの強そうな悪魔を従えるなんてさ。
見掛けに寄らず、君ってば、悪魔使いとして優秀なんだぁ。ほー。
うちにもデビルサマナーがいるよ。なんなら、悪魔使い同士、話でもしてみるぅ?
あ、いかんいかん。
セベクだっけ。
大丈夫、ここで寝てるから。
ライドウの仲魔用のお酒を飲ませたら、コロッといっちゃったのよねん。
喉ゴロゴロ鳴らして懐いてくれたよ!! かぁ〜わいいね!!
本当、よかったよ。「体当たり」とかで事務所潰されなくてさぁ。
ちなみに、ライドウからくすねた酒はこれ。「銘酒ごうりき」…よ。
!!
わわー。へぇ、やるぅ。
その左腕の機械の中に、仲魔を収納出来るんだね。成程。
凄い発明なんじゃあない。作った人は、一体どんなお人なのかねぇー…。
こうして見ても、まるで魔法みたいだな。
>>366 !! ……お嬢さん。
血に塗れた拳を振り上げて、さぁて、何処に行く?
おおっと、いいさ。何も言わなくて、いい。いいのよ。
お嬢さんみたいな年頃にはね、秘密があって、当然さ──。
俺は、いつだって、人の眼を真っ直ぐ見詰める、君を信じている。
君は殴るたびに美しくなる。
そうなんだろう?
────…打撃の天使。小峰ルリ。名前は、済まない。調べたんだ。これも仕事なんでね……。
混沌とした世の中だよね。今は。闇に潜伏する「魔」が、ほうら、ざわざわと蠢いている。
そういった地平に降り立った君は、拳ひとつでその「魔」と対峙し、粉砕する。
正義をのせて振るわれる拳なのか。それとも、我欲、怒りなのか。
きっと…、君にも理解らないんだろうな。そういう、迷う瞳をしている。
俺が言えるのは、だ。君は優しく強い。ただ、それだけなのよ。
全ては握った拳に答がある。そう、なんだろう?
君のこれからの前途が明るいよう、この鳴海昌平。祈っているよ。
あぁ! 其処で襤褸襤褸になっている人は、お兄さんが片付けておく。
君にあった記憶も綺麗さっぱり忘れているだろう。だから、安心して、…お家にお戻り。
>>412 やっ。こ〜んば〜んはっ。
珈琲と煙草しかないけど、どうする?
煙草なら、そこにピースがあるよ。それともゴールデンバット?
それとももっと──違う銘柄がお好みかい。
今日の俺は些かささくれてるの。理由は訊かないでくれ。きっと上手く答えられない。
スタッフ……?
ん、んーと。あれかな。魔法使いの杖のことォ?
確かに一般人から見ればぁ、ライドウも雷堂君も魔法使いかもしれないね。
扱う得物は杖じゃないけど。銃と刀だ。いつもはマントで隠しているが。
ギャランティは払って……いるけど……書生だから雀の涙よぉ。
それでも辛抱強く勤め上げてるよ。ライドウはね。
ま、若さの特権ってやつ?
君も若いけど、なんだか老成している雰囲気もあるな。
なんでだろう? もしかして何処かの業界の水でも飲んでる?
ま、いいか。今日は麺物の差し入れもあるし!
ずるずるずる。──って、え? これってお前さんの差し入れ、じゃーないの??
ん?
美味しいよー?
変わった中華麺だけど、こういうのもいいもんねぇ。
ライドウに取られるうちに、喰うよ、俺は。ふっふっふ〜。
>>367 ……
…きたぜ ぬるりと…
ふゥん。そんな安い手で和了るつもりぃ?
あんたくらいの打ち手なんか山程見てみたよ。はは……この眼でね。
自分の身を削らずして…どうして人が騙せよう…?
なっ!
なんっ!
なんだって!
…ダメだ… なんたるくそ手…! 艶がない…!
ついさっき地獄の淵から帰ってきた──そこで…悪魔と取引してきたよう…!
なんたる悪党ぶり…! お前さんの本質、それはまぎれもなく悪…!
それも最上級最高峰の資質……悪漢……!
お前さんのしている麻雀は、百戦して百勝する麻雀だ…
…俺の、負けだよ。
ふふ……。はははっ。く……! く……! く……!
何でもいいよ。今日は奢りだ。
寿司でも喰いに行くかい? えぇ、悪魔の坊ちゃん?
>>368 範囲広ッッッ。
まーまー、落ち着いて。落ち着いて。
一時の気持ちで発言すると足元から崩れるよぉ?
そういう世界で生きているんでしょ。真剣勝負の、勝負師の闊歩する世界。…違う?
おっかしいなぁ。確かに、あんたの纏う「空気」…がそれと告げていたんだけど。
俺の勘も鈍ったのか?
それとも。
お前さん、もう足元から瓦礫に、崩れたぁー?
はっはっは。ざまはないね。あっはっは!
今までの怠慢が効いたんだろ。それも薬の内だよ。
取り敢えず、これ以上みっともない真似はやめて、大人しくしているんだね。
大人の飲む薬は子供用の甘いものじゃない。それはそれは苦ぁい薬さ。
今は飲む水もないかもしれないが、その苦い薬、完爾として受け止めることだね。
って、言いますかァ。俺もあんたのこと、悪し様に言える人間じゃないけど。
あんたからは身の程を知らない、「子供の遊戯」…の匂いがしたんだよ。
それなりに地位を保って、業界の──何処の業界かは知らないが──水を飲むんだね。
それがあんたに残された、唯一の「道」…さ。
>>369 いいいいいィィィッッ!!?? いやいやいや!
少年愛は理解できるけどー、実践となると、ちょっと。俺は駄目。
實話雑誌とかグラフ誌とか、作家の戯れ言なんかが書き連ねてあるもの、目を通すけど。
頭で「耽美派なのねー」…とか思ってるのと、実際にするのは違うでしょ?
文學上の、高級な思考のやり取り。──それぐらいしか、俺は許容できないなぁー…。
そーれーに。これでも俺、身持ちは堅い方なのよぉん!
少年愛を頭で語れても、実践なんぞ無理の無理!
理解ってくれるかいー?
…………それにライドウや雷堂君って「少年」というには
いささか育ちすぎてるような気が……。……ま、いっか。
それこそ「 ど う で も い い 」話になりそうだな。うん。
>>370 い い か ら そ の 妙 な 扮 装 を と け
落 ち 着 か ん
それに鮪の刺身を猫ちゃんに盗られたくらいで、そんな騒がないでよ。
話は一切れの鮪なんだからぁ。ねー?
あと、俺はこれでも超稼働で働いてるのよ!?
何処のどいつがそんなこと、噂してるんだい。
ちゃんとほら、ライドウに指示を出したり〜
ライドウに大家さんの相手をさせたり〜
夏用の三揃いを取りに行って貰ったり〜
いろいろと指示することが多くて、困っちゃうくらいよ。はぁあ。
>>371 あ。ごめぇん。話聞いてなかった。
一瞬うとうと〜ってしてたの、気が付いちゃったぁ? あははは……!
ウフフフフ……!
>>372 ライドウの仲魔
いやっほぉ。ネコマタちゃ〜〜ん!
いつ見ても可愛いね。はっは、ライドウが羨ましい!
ん。……これはゴウト宛の案件よね。よしきた。ちゃんと伝えよう。
きっと君、ゴウトに逢いたい、その気持ちが、不安が夢に表れたんだろう?
こんなのは、別に心理學の先生じゃなくても、わっかるさぁ。わかるとも。
大丈夫。ゴウトはきっとすぐに帰るさ。今は、そう、猫情報網の整備に勤めているんだよ。
あれでも、筑土町界隈の猫情報網は他でもない、ゴウトが整備したものだからね〜。
それにしても。
今頃、どんな空の下、どんな夢を見ているのかな。
早い内に同じ夢を見られると、いいね。ネコマタちゃん!
>>373 いや、佐竹さん。普段言ってることと、かなり違ってません?
「佐竹の旦那は蹴り技」──千寿からも此所に噂、轟いていますし──。
勿論この鳴海、この身を持って味わっていますから。
……拳を出した所なんか、一回位しか、なかったじゃないですか。…そ…そうですよね?
ま、いろいろとライドウの面倒を見て貰っていますから。今更って気もしますがァ。
いつも感謝してます。ありがとうございます。佐竹さん!!
大國湯に世間話でも……ええ、世間話をしに今度伺いますんで。
若衆達にも、宜しく言って下さい。ええ。
あ。……そうだ!
今日は珈琲やって行けるんだー!?
やって行って下さいよ。是非!
いつも疾風のように来て、疾風のように去って行かれるんですから。
今日のは挽き立て。淹れ立てです。ミルクもザラメ砂糖も、はぁい、どぉぞお〜!
さぁて。長話も根気がないと聞きづらいよね〜〜。
ってことで、今回は短めに纏めてみるよぉ。いっかなぁ? やっちゃうけど。
近頃、短歌の本とか読んでるんだけどね。歌壇にもいろいろな人がいて、面白いよ。
俺の作る歌は「人事詠」──人間社会の出来事、人間関係、または個人個人のことを詠んだ歌。
というくくりになるんだろうか。まだその道は暗いから、わっかんないけどねぇ。
最近は 短歌で恋文 送らない
だけど俺は 結構好きだよ
────…思いっきり、字余り。
>>392 ライドウ
もぐもぐと 頬膨らませ 秋の書生
俺宛の電話を 勝手に取るなよ
>>393 してみたい ああしてみたい 読心術
読唇術は 心得てるが
>>394 誰だろう 目を合わせたら 終わりな気分
誘われても 誘われても
>>395 否定文 されると逆に 勘ぐりたく
なれど一応 ここは避難で
>>396 探偵の 俺の体重 気にするの?
服の色 白に 変わっただけよん
>>397 理解ってない 理解ってないぞと いいつつも
いつもよりかは ちょっと気になる
>>398 タヱちゃんを セクシィなどとは いうなかれ
あれがそうなら あれはどうなる
>>399 なんか視線が気になるけどぉ。ん?
やぁやぁやぁ、大道寺のお嬢さん。伽耶ちゃんじゃないのぉー。
やや。なぁんだい。そんな、寂しそうに眉を下げて──…
……もっと溌剌と笑っていられるだろう? 君は。
大丈夫、もうあの事件は終わったんだ。君はもう何者にも捕らわれていやしない。
呪いは王子様が解いただろう?
そうだよ、ふふっ、あの仏頂面の朴念仁の王子様が……さ!
あははははっ。笑った。そう、それだよ、探偵さんが求めている「微笑み」!!
凛ちゃんと話している君は活発な女學生そのものだよ。うん…。この俺が保証するよ。
もっともっと世界を広く、見て御覧。そうしたら、みるみるうちにまわりが変化する。
君の微笑みは、それだけの価値があるんだよ。そうさ。そうだとも。
君の呪いを解くのは容易じゃあ、なかった。
だがあいつはやり遂げたんだ。…君も、心の裡で、戦った。
いわば、戦友。けして、囚われの哀しいお姫様じゃあ、ない。
君だって身体のなかで、戦って、打ち勝ったんだよ。
うん────。
やっぱり、笑顔がいいよ。伽耶ちゃん。
これは目出度い。四百の席が埋まったんだねぇ。
おめでとう、俺。自分で祝うけど、俺。
そしてゴウト、ライドウと雷堂君。ヤタちゃん。
来てくれる人間と悪魔の人達! あ〜りがとねっ!
勿論、四百の席に座ったお前さんもだよ!
今後ともよろしく、よろしくぅ〜〜。
>>400 あははは!
くっ、くっ、くくっ。
あ、ほんとぉ。そーだったのぉ。へぇー。
あのライドウが本名言われて、恥ずかしげに俯いたのねぇ。
あー、出くわしたかったなぁ、その場面!
さぞかし見物だったろうにね。ふふっ……
そう。四百の席に座ってくれたんだ。ふふ!
あ〜りがと。伽耶ちゃんに座られた椅子は、光栄だねぇん!
あららら。そんな真っ赤になって恥ずかしがらない、恥ずかしがらない!
伽耶ちゃんが身体の中で戦っていた時
「ビッグカップル誕生だ!」
……なぁんて、廻りの人には言われていたのよぉ?
まあ、本人達は必死でいたからね──。
町の人達の声も頭の上辺を通りすぎただけかも知れないが。
というわけで、実は、君達は付き合ってる間柄、すなわち恋仲だと思われていたのよぉ!
ふっふっふ。本当に、縁って不可思議なものだよね。
書生とお嬢様の恋。まるで銀座でかかっている活動写真みたいじゃない。
今のところライドウは書生とデビルサマナーの仕事で、手一杯だけど。
きっと、君と一緒に戦って、そして、勝ったこと。
忘れていや、しないよ。────…きっとね。
だーめだめだめダメ人間
人間ー人間ー
ダメ人間の世界へようこそ
>>422 お、お前さん!
しぃ──っ! しぃ────っ! しぃぃぃい────っっ!!
大きな声で歌うなぁぁァ────!! 今は夜中よ!? おまけに俺の生命力も零よ!?
駄目人間駄目人間と連呼すなっ!
ふふふん。発想の転換よ。それなら駄目人間の王国を作ってみようじゃーない!
王様は俺ね。家来は勿論、君!
だ、駄目だ────っっ! 駄目!
それでも生きていかざるをえない!
…あー、駄目人間!!
>>357-362 雷堂君
おお。出汁巻き気に入ってくれたぁ?
朝飯の喰いっぷりを見てるとお兄さんも嬉しいねー。
料理する人間ってさ、報われないことが、多いのよ。これ、本当。
毎日作ってると、どうしてもね、所謂マンネリズムに陥っちゃうし?
でもさー、雷堂君がそうやってはぐふぐもぐむぐ食べてくれると、苦労も飛んでく。
ありがと! 俺の料理なんか、嬉しがって食べてくれて!
感謝してるよ。あーりがとっ!
ちなみに朝餉の献立は──
雑穀入り白飯
油揚げと豆腐の味噌汁
目玉焼き、腸詰め添え
ひじきの梅あえ
……の予定だよぉん!
朝餉の支度は大体してあるから。──うん、いい味。オッケー、オッケー。
じゃあ俺は寝所に行くよ。いささか長丁場だったね。お疲れさんでふ〜。ふぁあぁ〜…。
ただいま戻った。
む、所長がまた朝餉を振る舞ってくださったか。
さっそく有難くいただくとしよう。
………………まぜまぜまぜ。
>>363 ほう、意外と鰐族の悪魔は種類豊富なものなのだな。
――感心している場合ではなかった。
そこの客人、セベクというか。まあ落ち着いてはどうだ。
我からはとっておきの栗最中を進呈しよう。っ●
しかし美味いらしいと噂されたくらいで怒るものでもなかろう。
むしろ褒め言葉ととってもいいではないか。
我などしょっちゅう仲魔に「筋張ってそう」だの「肉カタソウ」だの
「なんかじゃりじゃりしそ〜う」だのと散々な言われよう、
業斗まで我をまたいでいくほど不味そうな男なのだぞ。
…………。
……何故かは知らず気分が沈んできた……くっ……。
>>364 ………………。
………………。
………………!?
な、なんだ今の音もなく滑るように目の前を横切ったのは、
あれは……あ、悪魔……か?
鳴海所長まですーっと!すーっと!!
………………。
どうやら我は疲れているらしい……
後でヴィクトルのところへ立ち寄っておいたほうがいいようだ。
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ。
>>365 どうなされた御客人。
ここは帝都一の名探偵と有能な助手が依頼人を待つ鳴海探偵社。
人捜しならばうってつけの――
鰐?
……鰐ならば、鳴海所長としばし睨み合ったあと、
気づいたら和解したのか、仲良く酒を酌み交わしていたが。
……そうか、貴女の使役魔であったか。
それは僥倖、速やかに回収をお願いできるであろうか。
麻雀で仲魔や書生から容赦なく巻き上げる困った方だが、
頭や腕を囓られてしまってはいささか困る。
――まあここへおいでになられたのも何かの縁、
手法は違えど同じデビルサマナー同士、しばし歓談してゆかれてはどうか。
お好きな茶をお淹れしよう。茶請けに饅頭もあるぞ。
――で、その腕につけた面妖な機械が貴女の管なのか?
>>366 むっ……!?
その独特の掛け声、すわ狂死の急襲かと身構えてみたが
現れたのは麗しきご婦人ではないか。
これは一体……?
……まさか狂死の奴、どこぞでのたれ死んで魂魄となり
この女人に取り憑いているのではあるまいな。
……業斗、とりあえず撃っておくか?
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ。
>>367 イッポンダタラのことかぁぁぁぁぁぁっ!!
……ゴホン。失礼した。
御客人のおっしゃるような境地にはいまだ至ったことはないが、
狂人調の仲魔たちを見ているとさもありなん。
あの頓狂な会話は到底理解できぬが、人生を謳歌してはいるようだ。
あれらの見ている世界はきっと我が見るそれとは違っているのだろうな。
御客人も随分と愉快そうだ。そのような生き様、羨ましく思う。
……ところで"黄色い青"とはどのような色か教えてはもらえないだろうか?
>>368 まあ落ち着かれよ御客人。茶葉三つまみの贅沢茶はどうだ。っ旦^
……ふむ、なんとも大きな溜息をつかれるのだな。
どうやら独り負うには大きすぎる重荷を降ろされた様子、
無念でもあり安らかでもある溜息、といったところか。
我が見るに、おそらく御客人は国家を担うお方であったのだろう。
御客人が為した事柄について……は、我はなにも申し上げるまい。
大切なのは、無くした覇権に執着して大望を見失わぬことだ。
国家安寧のお役目は、大いなる権力を持たずとも果たせるもの。
そう――我が一召喚師として帝都守護を担うように、な。
ここで少し休んで、何を目指してその高みへ立ったのか、
それを改めて思い出すのも悪くはあるまいよ。
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ。
>>369 そ れ は な い。
ありえぬ。まったくもってあり得ぬ讒言というものだ。
鳴海所長は女好きだ。
それはもう、まったくもって見事なまでの女好きだ。
ヤタガラスから得た資金をことごとく、聞き込み調査の必要経費と称して
カフェーの女給に注ぎ込んでいるのは周知の事実。
我が把握しているだけでもヨシエちゃん、ミサヨちゃん、お菊ちゃんと
3名もの女性を口説いている。
これで女好きでないというなら何だというのだ。
その鳴海所長がなにを好きこのんで我や此方のライドウと
いかがわしい真似をしようなどと思うものか。
むしろ思うなら女給たちにするように貢いでもらってしかるべきだ。
そもそもまずは我らに相応の給金をだな――!!
……失礼した。つい日頃の鬱憤が噴出してしまった。
ともあれ、そのような下世話な流言飛語を口にするのはやめるがいい。
所長を侮辱するばかりか、あなた自身の人柄をも貶めることになるのだからな。
>>370 むっ、なにか重大な原因をご存知か飛蝗男殿っ!?
――ん? 飛蝗ではないと?
だがその姿は……飛蝗ではなくイナゴか?
む、なにを怒っておいでだ――
うっ!
……い、いい蹴り……だ……。
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
………………………………………ふう。
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ。
>>371 そうか。このようなところで寝るとはだらしないが、
所長も夏の疲れが出ているのだろう。
すまぬが御客人、しばしそのまま添い臥ししてさしあげてくれぬか。
目が覚めたとき独りきりでは寂しかろうからな。
……まあ、この際それが男であることは目を瞑っていただこう。うむ。
>>372 ゴウトへの案件だな。
……なんとも慕われているではないか。
女人をこのように寂しがらせるとは此方のゴウトは罪作りなのだな。
貴女が悲しんでいると知れば、一刻も早く戻ってくるに違いない。
……早く戻ってくれ、ゴウト。
このようなときどうすればよいのか、我はわからない……。
>>373 ――さまで言われては十四代目葛葉雷堂の名が廃る。
応よ、堂々と拳のみで闘おうではないか!!
――ちょっと待て、なぜ卓を投げつける!?
椅子を振り回すな! あああそれは所長の大事な蓄音機――!!
御客人、言行不一致にも程があるぞっ!!!
>>374-377>>379-386>>388-391 鳴海所長
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ。
………………………………………よし。
――あ、鳴海所長、朝餉、いただいている。
ちょうど納豆が見事な糸をひいているので、一緒にいかがだろう。
まるで土蜘蛛に絡め取られたかのように真っ白で実に美味そうだ。
…………なぜそのようなしかめ面をする。
>>378 鳴海所長をぺたぺた触るのは面白いのか?
…………。
…………我も試してみるか。
…………ぺたぺた……ぺたぺたぺた……。
…………い、いや所長、むにむに返しは結構だっ。
>>387 儲かっているように見えるか。
儲かっているように 見 え る か。
………………はぁ。
――ああ、それは上方の挨拶のようなものだったのか。
そうとは知らず失礼した。
では我も所長にならって――
「ぼちぼち、であります、御主人」……?
>>380 ……御客人、その発言は見過ごせぬ。
下劣な言葉で伽耶殿を辱めるのはやめていただこうか。
この探偵社は女子供も訪れる場所、
皆が和やかに過ごせるよう言動には御注意めされよ。
酔っておられるのか知らぬが、あまり目に余るようなら――
……む、我が一番殺伐として和やかでないな。失礼した。
>>392 フッ。今日はお前の芋を羨ましくなど思わないぞ。
見ろ、我もちゃんと大学芋を贖っておいたのだ!
――というわけで、いま茶を入れる。
たまには並んでゆっくり甘味を味わうのも悪くなかろう。
………………………。
…………………………………食ったな。
わ、我の分を……食ったな貴様あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
ええい表へ出ろ、此方の十四代目っ!!!
大学芋に誓ってこの手で成敗してくれるわ!!!
………………ただいま戻った。
……此方の十四代目との勝負は決着がつかなんだ。
というか一太刀も振るわぬうちに、奴と我の管からアズミが現れ
「ライドウちゃん、意地悪したらあかんやろ!」
「雷堂ちゃんもお芋ぐらいで大人げない、仲良くうせなあかんよ!」
と、正座でこんこんと二重放送の説教をされた。
……正直のところ、説教部屋よりきつかったぞ……。
>>393 >雷堂は視線を足下へ落とした。
……ああ、業斗のことか。
異国の御伽噺に確か靴をはいた猫が活躍する物語があったな。
機転を利かせて己の主を幸福へ導いた猫だったと記憶している。
長寿の猫は変じて猫又になるとも人語を喋るともいうし、
猫というのは古今東西賢い生き物と認識されているのだろうな。
――まあ、業斗はただの猫ではないから、
靴をはき羽根付き帽子をかぶって華麗に戦うくらい造作なかろう。
白馬にまたがって颯爽と現れるのは、流石に難しいかもしれないがな。フフ。
>>394 確かにこの鳴海探偵社は男所帯で花のひとつもありはせぬが、
御客人はそれをこそ歓迎しているのか。
ふむ、では御客人のために男衆をさらに招こうか。
――――来いっ!
ナーガラジャ! トール! パワー! オオクニヌシ!
ムスッペル! スサノオ! アビヒコ! ナガスネヒコ!
クラマテング! オニ! ヨシツネ! ミシャグジさま!
さあ、
>>394御客人を大いに歓待せよっ!!
……………………あ、暑苦しい…………。
>>395 ヨーグルトというと数年前に売り出された食品だな。
一度食べてみたいとは思っているが、いかんせん高い。
あのような嗜好品にはまだまだ手が届かぬよ。
……む、食べさせてくれるというのか? これはありがたい。
ヨーグルトではなくけふぃあ? 似て非なる物ということだろうか。
よくはわからぬが……うむ、美味い。
ありがとう御客人、堪能させていただく。
……我に似て斜な態度をしているゆえどう接したものかと思っていたが、
優しいお方なのだな、御客人は。
>>396 鳴海所長は太ったのか?
……そうは思えぬが、毎日見ているとわからぬものかもしれないな。
よし所長、しばらく走り込みでもしてはいかがか。
気が乗らぬというのであれば、走りたくなるよう
ケルベロス・オルトロスの兄弟に後ろから追わせて差し上げよう。
さあさあ――
――おお、全速力で走ってゆかれたか。
うむ、戻ってくる頃には良い汗をかいておられることだろう、
風呂を焚いておいてさしあげるか。
>>397 日々の献立を見る限り、贅肉は付きそうにないのだがな。
竜宮で飲めや歌えやの暴飲暴食をしておられるに違いない。
腹まわりに肉がついて、せっかく仕立てた背広が入らなくなろうものなら
「全部仕立て直さなきゃね〜」とか言って散財しかねないからな、
せいぜい運動していただくとしよう。
――我? 我はまだ中年などという歳では……
…………大学芋太りしてもおかしくない?
……………………………………所長と一緒に走ってまいる。
>>398 ……業斗よ。めたぼ、とはなんだ?
めたぼ……滅汰墓……か?
せくしー……急く死、か???
……よくわからぬが妙に不安を誘う手紙だな、これは。
何事もなければよいのだが……。
>>399-400 ああ、伽耶殿、ようこそ参られた。
いま茶をお出しする、そちらの席へ――
……ああ、落とし物を拾ってくださったか。すまぬ。
きっと此処を訪れた御客人のどなたかに違いない、確かに預かった。
む、この財布、四百圓も入っているぞ。大金を落としてさぞ困っているだろうな。
念のため駐在にも連絡しておいたほうがいいかもしれない。
……此方のライドウのものではないだろうな。
いや、しょっちゅう大学芋を買い込んで独り占めする男だ、
このような大金は持っているまい。
……鳴海所長ということはないだろうな。
……ないな。あの人がこんな大金を持っていたら今頃竜宮かカフェーだろう。
あとは…………
なにっ!? これは業斗の財布だったのか!?
……時折電車賃を借りたりして、常々不思議には思っていたが
業斗はもしやどこぞの財閥の御曹司であったりするのか……?
>>402 ……人を呪わば穴ふたつ、という。
そのように人の不幸を望んでは己に返ってくるぞ、御客人。
それに鳴海所長は帝都にこの人ありといわれる名探偵だ、
隠密行動にも長け、細心の注意を払って行動するあの人が
そのようなわかりやすい罠にかかるはずが――
あ、転んだ。
……我は鳴海所長に対する認識を改めたほうが良いのだろうか……。
>>401>>403-404 鳴海所長
お怪我はないか、所長。
……む、後ろ頭にコブができているな。
ちょうど葛葉特性の湿布薬を持っているので貼ってくれ。
っ【とても漢方臭い怪しげな湿布】
>>405 金田一氏というと……探偵小説の主人公だったか。
残念ながら娯楽小説はほとんど目を通さないのだが、
言われてみれば鳴海所長とおなじく巻き髪の探偵だな。
だが所長は金田一のように身なりを気にしない男ではないな。
……それどころか気にしすぎて破産寸前の始末だ。
あの髪だって、癖毛なりに綺麗に撫でつけてある。
似ているどころか、受ける印象はおそらく真逆であるだろうな。
むしろ我は英国の探偵小説に出る男の方が似ていると思う。
事件に一度取り組めば真摯であるところや、時として自堕落なところ、
そして優秀な助手が常に傍らにあるところとか――な。フフ。
女嫌いなところも真似てくださると出費が抑えられてなおいいのだが。
>>406 ……御客人。
率直に申し上げるがよいか。
………………その川柳、つまらぬ。
――あ、いや、直裁が過ぎたか、すまぬ。
落ち込まないでいただけるといいのだが……。
だが我は生憎そういった遊びには疎いので
そのようなシモの句を嬉々として聞かされても他に応じようがない。
申し訳ないが、相応の場でご同好の士と語り合っていただけるだろうか。
>>407 稲川……氏、という方には心当たりがないな。
……ほう、高名な怪談の弁士であるのか。
応援ということは、この探偵社で一席弁じていただけるのか?
これは楽しみだ、仲魔達にも是非聞かせてやるとしよう。
――なに。本物がいるほうが恐ろしいから駄目?
そうか……それは残念だ……。
>>410 ……鳴海所長、そちらの御客人、
……………いや。
ここは鳴海探偵社、そして所長は貴方だ。
我は貴方の決定に準じよう。
……ライドウが、ゴウトが、そして無論、我と業斗が、ついている。
貴方はそのことを忘れずにいてくれれば、それでいい。
>>412 わかったぞ! 仲間はずれなのは食べ物ではない御客人本人だな!
……ん? そういう謎かけ遊びではないのか?
>>422 御客人、酔って放歌はばからぬとは……まあよいか。
その駄目人間王国なるものは、我には居場所がなさそうだ。
なにしろそのようでは葛葉雷堂の名を取り上げられてしまうからな。
だが……気持ち良く放吟する御客人を見ていると
そこに加われないことが残念な気もしてくるから不思議だ。
おのれの目的を持って邁進することこそが"生きる"ことと思っていたが、
人間、思うように生きるのが一番幸福なことなのかもしれないな。
>>408-409>>411>>413-421>>423 鳴海所長
いつも朝餉の準備、かたじけない。
所長の料理は大変上手なので、ありがたく食べさせていただいている。
彼方の探偵社で勤めていた時には考えられぬ幸せだ。
それから深夜から明け方までの案件の取り纏め、お疲れ様です。
朝餉のお礼……というには、いささか無骨なものになってしまうが、
夜食を作ってみたのでどうぞ。っ【とても巨大なばくだんおにぎり】
体が資本の探偵業だ、あまり根を詰められぬよう……。
では我も所長に習って一句。ごほん。
おさんどん 辛いと思いはせぬけれど
上げ膳据え膳 帰りたくない
――痛いいたい、業斗怒るなちょっとした冗談ではないか!
――なに、本気だったろうだと?
そのようなことは……なくはないが……
あああああわかってる、ちゃんと使命は心得ている!
………………業斗のひとり説教部屋に行ってまいる。
秋はお芋の美味しい季節
良かったね雷堂
さつまいももいいけどじゃがいももネ☆
ヴィクトルに発明の極意を
聴いてきてくれませんか?
納豆にはカラシと玉子とねぎだろう?
向こうのナルミさんは雷堂のそんな男の料理に耐えられるのか?
こっちの鳴海さんと違って舌が肥えてないのか?
……いや、料亭通い詰めで肥えてないってこともないわな……。
雷堂もお風呂入るとき帽子被ったままなの?
なんでライドウは被ったまま入るの?
髪の毛ちゃんと洗ってるの?
444 :
伽耶:2008/09/08(月) 06:20:02
川´・∀・`川ノ444
あらあら伽耶ちゃんは嬉しそう♪
上げ膳はともかく据え膳なのかw
ご飯を前にワクテカした目で座ってる大型犬を幻視したw
雷堂すっかり餌付けされたなw
>………………業斗のひとり説教部屋に行ってまいる。
愛の肉球ぽふぷふ地獄ですね、わかります。
殴られ屋始めました
さあさあ、日頃の鬱憤を私で晴らしてください
遠慮はいりませんよ
思いっきりやってくださいね
開業記念としてお代はサービスします
おれの人生終わっちゃったよ!
鳴海さんは同じモジャとして、
ライドウは同じ学生として、
ゴウトは同じ漢としておれをはげましてくれぃ
449 :
ペプシマン:2008/09/09(火) 20:15:33
ペプシマァ〜ン
モグモグモグ…ゴシゴシゴシ…
モグモグモグモグ…ゴシゴシゴシ…
モグモグモグモグモグ…ゴシゴシ…
モグモグモグモグモグモグ…ゴシ…
―――――あ…
―――――洗濯物に
―――鳴海さんのシャツに大学芋の蜜がついてしまいました
――――まぁ、良し。
ユーは、ショック!
ただいま戻った。
軽子川の川縁で鬼蜻蜒が群れをなして飛んでいた。
朝晩も涼しくなって、すでに秋はそこまで来ていたようだ。
夏場はフロストやアズミを単独捜査に出せぬが、そろそろよさそうだ。
>>438 うむ、実りの秋の到来だ。
御客人は芋掘りをしたことがあるだろうか。
青々とした葉の下、土を掘り返すとごろりと大きな芋が顔を見せる。
繋がった根を引っ張ればまさに芋蔓式にごろごろと兄弟が転がり出て、
そのあとも探ればまだ小さな芋がころりころりと現れる。
あの収穫の喜びは、なんともいえぬ幸福感があっていい。
蒸かすか焼こうか揚げようか――芋を両手に抱えて帰る道すがら、
そんなことを考えるのも楽しいものだ。
――ああ、今日は芋の天麩羅でもしてみようか。
御客人も、御同席いただければ幸いだ。
>>439 うむ、甘藷の甘みもよいが、馬鈴薯のほっくりも美味――
…………。
…………野菜の悪魔は初めて見る。
しかも真っ赤な外套を翻して、それは赤マントに憧れてのことか?
…………えー……むむ……あぁ…………。
…………その、なんというか、だな。
…………我が窮乏の際にはどうか隠れていてくれるか。
さもないと、オレサマ オマエ マルカジリ ――なのでな。
>>440 調査依頼だな。さっそくヴィクトルに尋ねてきた。
「極意?……ほう、我が輩の研究に興味を持つとは、良い傾向だ。
早速おぬしの血液と肉を提供して――なんだ違うのか、残念だ。
そう、研究に必要なのは、類い希なる頭脳、旺盛な好奇心、
多岐にわたる知識と、それを用いる技術、そして――閃きだ。
科学、呪術、医学、錬金術、数学考古学心理学歴史学生物学天文学――
膨大な情報の中から有効なそれらを繋ぎ合わせて形にするには
結局のところ、一瞬の閃きが何よりも有用なのだ。
そして我が輩の勘は今、新たな人造人間の完成のためには葛葉、
おぬしの血肉が必要だと告げている。
我が輩の崇高なる発明のために、おぬしの血を!肉を捧げてくれ!!」
…………以上だ。満足いただける結果だろうか。
それにしてもあの男、医者としても悪魔合体の技術者としても腕は確かだが
行くたび行くたび血肉血肉と五月蠅くてかなわぬ。
倒れて運び込まれでもしたら治療費に血の一、二升も提供させられかねないな。
>>441 3種、だと……? しかも鶏卵などという高級品まで入れるとは、
なんとも羽振りのよいことを言われるな、御客人。
我はしがない書生の身、そのような贅沢はできぬ。醤油のみだ。
――だが、懐が豊かなときには少しだけ砂糖を入れるぞ。
これは納豆売りの親父に教わった極秘の隠し味なのだ。
御客人には到底及ばぬが、豪奢な気分は味わえる。フフ。
>>442 わ、我は耐え難いほど不味い飯を作りはせぬぞ!?
……確かに薄すぎる茶を入れて平然としていたが……
……ちょっと節約しすぎて調味料足りない煮物を
作っていたりした……ような気はせぬでもない。
………………。
……ナルミ所長はいつも
「雷堂ちゃんがせっかく作ってくれたものを俺が残すわけないでしょ〜?」
と綺麗に平らげてくださるので、口に合わぬかもしれぬなどと考えたこともなかった。
だが思い返すに、所長は何かにつけて外食へ誘ってくださった。
洋食を知らぬ我に機会を与えてくださっているのだとばかり思っていたが、
あれはもしや暗に不味いと訴えたかったのだろうか……?
………………いや。いや。我の作る飯は美味い。
この十四代目葛葉雷堂が手ずから作るのだから美味いに決まっている。
薄味なのは素材の味を生かすためなのだ!
うむ、そうだ、そういうことに決めたぞ!
そのようなわけで
>>442御客人、先ほど作った我の芋天を
毒味……ではなく味見していただこうか!っ○
>>443 その案件については第一級極秘事項につきお答え致しかねる。
――ご忠告する。この件については好奇心を起こさぬがよいだろう。
うかと触れれば、それは世にも恐ろしい経験をなされることに……。
髪の毛については無論、我はつねに清潔にしている。
ざぶざぶと丸洗いだ。
……もとい、きちんと洗っている。
>>444 伽耶殿、今日は晴れやかな顔をしておいでだな。
なにか良いことでも――ああ、444を手に入れられたか。
それは"シシシ"の札といって、黒魔王の加護が得られるものだ。
――いや、魔王といっても恐れることはない。
その札にかけられているのは、笑顔を呼び起こす良き呪だからな。
――そら、手が自然と口元にあてがわれているな。
次は笑い声が「シシシシシ」となるのだ。
どうだ、愉快な呪札であるだろう?
>>445 ただいま戻りました――といつものように探偵社の扉を開けば、
誰もおらぬ室内の、卓の上には蝿帳がかぶせられている。
折り畳みのそれをそっとよければ煮付けや漬け物が並んでいて
傍らの書き付けには見慣れた眠たそうな字で、
『聞き込み調査ご苦労さん。味噌汁は温め直して飲めよ』
――我が無事帰ってくることを信じて疑ってもおらぬ。
その信頼がくすぐったくも心地いい。
戦いのさなか膝を折りそうになった時、我はふとそれを思い出す。
所長の信頼に応えるためにも、我は必ずここへ帰らねばならぬ――とな。
…………決して食事のために帰って来ているわけではないぞ。
今日のおかずはなんだろうなどと考えながら帰路についてなど決していない!
>>446 御客人、なぜそれを知っている。
……そう、あれはまさしく地獄というに相応しい。
説教部屋の真ん中で、我は正座する。
その正面に業斗は座り、きりりと眦を吊り上げて我を睨む。
そして滾々として尽きることなき説諭の間――
長い尻尾がパタリ、パタリと苛立たしげに板張りの床をはたく。
綺麗な三角形を描く耳が怒りに呼応してぴくぴくと揺れる。
ふわりと丸い前足が目の前でたしたしと床を打つ。
思わず触れんと手を伸ばせば、柔らかな肉球がぴしりと我の手を打つ。
そして説教時間は倍加するのだ……。
だがあの愛らしい姿を見ているだけにしろなどと、なんたる拷問……!
――業斗はどんな悪鬼よりも残酷だと、我は思う。
>>447 ほほう、これは珍しい興行師が現れたものだ。
殴られるをもって人の陰氣を晴らしてやるとは、奇特な方だ。
ご苦労も多かろう、是非とも応援したいところだが……
ああ、殴られ屋殿。我ではなく、我の仲魔達でもよいだろうか。
狭い管に詰められていては鬱屈する、たまには息抜きが必要だ。
なに、いま管にいるのは皆愛らしい女子供の悪魔たちだ。
あの華奢な手でぽかりと殴られたところで、御客人は痒くもなかろう。
そら、出てこいお前達。存分に胸をお借りするがいい。
――それでは殴られ屋殿、よろしく頼む。
……なんだ? 「この細腕でこのように立派な御人をぶっては怪我しんす」?
それもそうだな。
……では得意の魔法でかかってはどうだ。
どうだ殴られ屋殿、打たれるを生業とする体力自慢の貴方であれば
殴られるも魔法で撃たれるもさほど違いはきっとあるまい?
――さあ、魔力の限りに撃って撃って撃ちまくるがいい!!
>>448 ………………………すまぬ。我からはかける言葉はない。
ない、というか……我にはそのやるかたない思い、共感できぬ。
我ら葛葉は肉体の死後も、その魂は滅びるわけではないからだ。
ゆえに我は、御客人になんと言えばよいかわからぬ。
わからぬが――
理不尽に突きつけられる苦難なぞ、不敵に笑って乗り越えてみせろ
……今の御客人には、もはや意味をなさぬ言葉なのかもしれないが。
>>449 む、どうしたムスッペル、いつの間に管から出て――
……ムスッペルではない、のか?
これは失礼、悪魔違いならぬ人違いであった。
……なぜ「しょわぁぁぁぁ」と叫びながら見得を切る。
……なぜ物凄い勢いで飛び出してゆく。
あ、窓枠にぶつかった。
…………見なかったことにしてさしあげるのが優しさ……か?
あーらあら、まだゴウトはいないの。
ネコマタちゃん、ちょっとあいつの行きそうな所
見廻ってきてくれなぁい。
勿論、お礼はするからさ!
はぁい。雷堂君。
お勤め、ごっくろぉさぁ〜〜んっ!!
夕餉、用意してるよ、もっちろん!
ちなみに、今晩の献立は──
大豆と人参のかやく御飯
茄子の味噌汁
鶏皮煮
縮み豆腐と椎茸の煮物
……だからねぇん!
煮物は味をゆぅっくりと染み込ませてみたよ。
やや甘めになっちゃったけど、まぁまぁ、いい味かなぁー。
はーい、どうぞ! 焙じ茶も淹れちゃおう!
俺も焙じ茶で一息入れるよ。ふぅー…
なかなかいい季節に、なったじゃなーい。ねぇ?
>>450 食いながら洗濯をするとは行儀が悪いぞ。
――ああ、終わったのなら干すのは我が請け負おう。
居候の身であれば、これくらいの手伝いは当然しなくてはな。
……なんだか良い匂いがするが気のせいか?
ほう、新製品の石鹸なのか、珍しい品もあったものだ。
まるで大学芋のように甘い匂いだ。
――だが我らの服を洗うのに使うのはやめておけよ、
このように美味そうな香りを漂わせていては
悪魔たちがこぞって食らいついてくるだろうからな。
ことに子供悪魔どもは離れてくれぬかもしれぬな。フフ。
>>451 我は旅立ちもせぬし明日を見失いもせぬ。
――しばらく姿を見せぬので立派な死兆星になったかと
夜空を探していたのだが、戻ってきたのか。
残ね……いや、無事で何よりだ。
探偵社内での"肉体の解放"は禁じられている、
以後注意のうえで来訪願いたい。
まあ取りあえずは三つまみの番茶でくつろがれよ っ旦
芋天も作ったので良ければ食べてゆくといい。 っ○
……三つまみの出がらしではないかだと?
……芋天が尻尾のところしかない?
……………………気のせいだ。
また二役か
>>458 ああ、鳴海所長――厨房においでであったか。
てっきり今宵もカフェーか竜宮へ繰り出しているものとばかり。
作りたての夕餉とはありがたい、さっそくいただきます。
……む、煮物、我はこれくらい甘い方が好きだ。
かやくご飯も旨いです。鶏皮煮はよく出汁が出ていて……もぐもぐ。
そういえば鳴海所長はモダーンな洋食を好まれるのかと思っていたが、
ここでの献立はごく普通に和食なのだな。
ライドウや我の好みに合わせてくださっているのだろうか。
……よろしければ今度、皆で上野の精養軒という店へ行きませんか。
所長のお好きなハヤシライスが美味いのだそうです。
――御馳走様でした。
美味い美味いと浮かれてちょっと食べ過ぎた……ふう。
ああ、焙じ茶の茶請けに我が揚げた芋天をどうぞ っ○○○○○
――では、我は装備の手入れをしてまいります。
ライドウと雷堂みたいに異なる自分に会うってどんな気分なんだろ
自分だったら絶対嫌だw
動物が好きでよく懐かれるし、自宅で犬を飼っているのに、犬猫アレルギー。
そんな私を励まして下さい。
464 :
以上、自作自演でした。:2008/09/10(水) 22:35:07
ゴウト役はもう飽きたの?
っ[美少年]
寝床へつく前に覗いてみれば、まだ御客人がおいでであったか。
>>462 ふむ……そうだな、我は別段嫌だと思ったことはないぞ。
多聞天で初めて遭遇したときは影法師かと疑ったが、奴は速やかに
天津金木を回収して"葛葉ライドウ"としての能力を示してみせた。
あのときに、ああ、こ奴は確かに異世界の我であるのだな――
と、認めることができたのだと思う。
我が此処へ来てからは……そのときとは逆に、
ああ、こ奴は確かに我ではないのだな、と思うようになった。
奴は大学芋を独り占めにしたり、ひたすら食い続けたりと、
芋のことになると途端に食い意地が張る。
我の分まで平らげたときは流石に呆れたよ。
だが、まあ――
誤解を招きやすい男だが、我にはその思うところは漠然とながらわかる。
今は修行のひとつとして極力語るようしてこそいるが、
言葉が圧倒的に足りぬのは、我も本来ならば同じだからな。
漠然とわかるが、鏡のようにはっきり見えるわけでもない。
兄弟のようでもあるし、己自身のようでもある。
双子のようでもあるし、好敵手のようでもある。
…………決して、嫌な感覚ではない、な。
――奴が我のことを同じように思っているかは、わからないがな。フフ。
>>463 アレルギー……拒否反応、というのか。
むう、それはさぞかし辛かろう……心中お察しする。
触れたいのに触れられぬというのは切ないものだ……。
我の場合、つい構い過ぎるためか猫にはあまり好かれぬ。
業斗など、撫でようとすると容赦なく爪で薙ぎ払ってくるほどだ。
しょうことなしに、触れたいと思ったときには
タヱ殿にお願いして撮影してもらった写真を眺めて我慢している……。
御客人も、猫の写真を懐に忍ばせておいてはいかがだろう。
触れられぬことに変わりはないが、愛らしい写真には心慰められるぞ。
>>464 ゴウト役……?
>雷堂は本を調べている。
……ああ、これだろうか。
"黒一色:
筒子の黒丸のみの牌 (2・4・8) と風牌(東南西北)で構成された
和了形を役満としたもの。対々和か七対子の形となる。
ローカル役のなかでも採用されることは稀である。"
なるほどゴウト役か、確かに黒一色だ。
御客人、面白い役をご存知だな。
だが我はゴウト役などという愉快な役は成したことがない。
きっとどなたかとお間違えなのだろうな。
しかし……フフ、ゴウト役か。うまいことを言うものだ。
>>465 むっ、差し入れであろうか御客人。
これはかたじけない、有難く受け取らせていただく。
我は酒は嗜まぬが、鳴海所長と仲魔たちは皆酒豪なので喜ぶだろう。
――そう言えば、近頃なにやら腹を下すかもしれぬ酒が出回っていると聞く。
酒好きの仲魔たちはその話を聞いて大変な憤りようだ。
そんな物騒な酒をうっかり与えては、忠誠度が零になり、頼もしい味方が
一転手強い敵となりかねないぞと、最近気にかけているところだ。
無論、御客人がくださったこの酒がそのような粗悪品であるはずもないが
酒の出所にはくれぐれも御注意なされるといい。
うかと毒酒を提供などしようものなら、怒り狂った悪魔どもが
こぞって御客人に襲いかかってこようからな――。
さて、それでは我はこれにて休ませていただく。
皆々様方に、よい夢が訪れますよう。
お休みの間、悪魔に肉体を乗っ取られぬよう お気を付けて……
わ、わ、わたしの作った詩集、買って下さい
お代は読んでから、幾らでもいいです。お願いします!
ヒホホ〜…きのうかき氷食べ過ぎちゃったホ
朝起きたらナルミの布団におねしょしちゃってたヒホ…
ごめんなさいホ…
ライドウは王子っぽいイメージ
雷堂は男臭いイメージ
ライドウはハッカ飴ってイメージ
雷童はボンタン飴ってイメージ
今日も全裸で
雷堂君、せっかくだから鳴海さんにお料理習ってみたら?
、ゞヾ'""''ソ;μ,
. ヾ ゚ω゚ 彡 召喚お断りします
ミ ミ
彡 ミ
/ソ,, , ,; ,;;:、ヾ`
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
>>467 雷堂さん、雷堂さん。
463嬢は触りたいのに触れないって言ってるんじゃないと思うの。
アレルギーだから触らなくてもいいのに懐かれるって言ってるんじゃないかと思うの。
だから雷堂さんとは逆だと思うの。
やーい羨ましいだろー!!
それは違うんです、
>>477さん。
動物は大好きですから、懐かれるのは嬉しいんですよ。ただ、触った後に発疹が出て痒くなるので困っているんです。体力が落ちてるとクシャミに鼻づまりとか。
その程度なら気にしなければいいんですけどね。自宅の犬でも痒くなって、時々へこたれそうになるのでここで相談してみました。
言葉足らずでしたらごめんなさい、わざわざ読み取ろうとしてくれてありがとうございます。
男二人に猫一匹というむさい環境なのに
ここはまことにほのぼのしておりますなぁ
俺が魔界から魔王クラウザーさんを呼んでやろう
その代償として俺は死ぬだろうが後悔はない
覚悟しろ、鳴海
バリバリバニシングバリヤー!
___
/ \.\
| <・> .| |\ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< 獣の眼光
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< マカカジャ
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< マカカジャ
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< マカカジャ
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< 獣の眼光
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< マカカジャ
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |∀゜)< メギドラオン
| |⊂)イ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
483 :
人修羅:2008/09/17(水) 23:38:15
……………雷堂…の………
……………………………………
……………………………………
……………………………………
…………大学芋うめぇ………!
ただいま戻った。
満月の前後は仲魔達が血に飢えて落ち着かぬ。
修験界から戻るのを嫌がって戻るのに少々手を焼いた。
>>469 幾らでも、などと言うな。これは御客人が努力して作り上げた
大切な作品なのだろう、胸を張って対価を受け取るべきだ。
我は詩を書くような才は持ち合わせないからな、羨ましく思う。
では、早速読ませていただくとしよう。
『摩訶不思議☆国士無双』
不敵な視線が煌めけば
五つ目の東牌が どこからともなく現れる
「よし、ツモ!……悪いなライドウ、ワハハ!」
嗚呼、きっと貴方は素敵な錬金術師
不思議な技で なかった牌を創り出すの
不敵な笑みが零れれば
ヤオ九牌の どれを切ってもアガられる
「はいはい!ロン!……悪いな雷堂、ワハハ!」
嗚呼、きっと貴方は無敵の魔法使い
不思議な呪文で 十三面待ちを繰り出すの
…………。
……わ、我は文壇の作法や流行はわからぬが、
こういった作風がもてはやされているのだろうか……。
……文学とは奥深いもの…………なのか?
>>470 なんだ、姿が見えないと思ったら、昨夜は所長の布団に潜り込んだのか。
なにか楽しい寝物語を聞かせていただけたか?
――そんな泣きそうな顔でしょぼくれるな。
子供が寝小便をするのは当たり前のことだ、気にするほどのものか。
まあ、鳴海所長にすまぬと思うのなら、そうだな、
お前が立派な地図を描いた布団を干すのを手伝うといい。
布団がふかふかになれば所長の機嫌も治るだろう。
そうしたらきっちりと謝ればいい。気後れするなら我が一緒にいってやろう。
……しかしまた立派な地図だな。これは……筑土町か?
>>471 男臭いと評されるに不満はないが、
奴が王子などともてはやされるのは納得がゆかないな。
考えてもみるがいい。
大学芋てんこ盛りの皿を大事大事に抱え込んで
黙々と食べ続ける王子がこの世のどこにいるというのか。
ヤタガラスの使者殿なら
「帝都無類の大學芋狂 十四代目葛葉ライドウと名乗るがよいでしょう」
とでも新称号をくださるだろうよ。
>>472 ボンタンアメ。つまり田舎くさい、と言いたいのだな。美味いが。
……まあ確かに葛葉の隠れ里から出てきて日も浅い我が
右も左もわからぬ垢抜けない野人なのは認めよう。
銀座などに行くと未だに浮き足立つことだしな。
そして此方の十四代目はハッカくさい、と。これも美味いが。
……ハッカ……はっか………………発火?
そういえばなにか焦げ臭いような……
――ジャックランタン! それは所長の帽子だ、悪戯ををするなっ!
……ああぁぁぁ……こ、焦げ跡が……。
>>473 む? 全裸で……何をする?
業斗は猫姿だから無論全裸だし、仲魔にも全裸といえる者は多いな。全裸で。
そういえばかつては帝都でも男が褌ひとつで歩き回るのはざらだったと聞く。全裸で。
開国してはじめて、それが恥ずべき光景だと皆気付いたのだとか。全裸で。
この国はいわば世界の田舎物だったわけだな。全裸で。
…………。
お客人、なにか妙な呪いをかけなかったか?全裸で。
意図していないのに何故だか会話の最後に
余計な一言がついてしまうのだが……。全裸で。
>>474 ああ……それは名案だ。
これまで我は料理を女悪魔達に師事して学んできた。
味付けが微妙なのは決して彼女たちのせいではないが、
悪魔風になっていたのかもしれないな。
アンズーの香味焼きやオロチの蒲焼き、グールのくたくた煮など
仲魔達には好評でも人間には微妙な味わいであったろうしな。
……なぜそのような顔で我を見るのだ御客人?
>>475 だ が 断 る。
……いや失礼した。
だが我は悪魔召喚師だ、召喚を封じられては本領を発揮できぬ。
銃を撃ち刀で斬りつけるのみではいずれ行き詰まるだろうことは、
シキミの壁の例を挙げるまでもないだろう。
我は魔をもって魔を討つ悪魔召喚師。
召喚は我らにはなくてはならぬ技なのだ。
……だからこの封印状態、どうか解いてはいただけぬだろうか……。
ダンテと鬼ごっこ
クヴァンダと鬼ごっこ
ライドウと鬼ごっこ
>>476 これは所長への案件だな。
悪魔がらみのようでもなし、鳴海所長にお任せしよう。
その間に我はこの新容器の使い心地をだな……おぉ、なんと便利な。
……う、うむ、これは事件解明のためにも試食してみなくてはなるまい。
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ
まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ…………
>>477 ふむ、
>>478殿が答えてくださった通り杞憂だったようだな。
やーいやーい恥ずかしいだろー!!
…………。
……ごほん。失礼、ちょっと羽目を外しすぎた。
御客人の言うような、触れたいと思わぬのに懐かれてしまう
困った体質の方も世にはいると聞く。
アレルギィで苦しいのなら遠ざけるのも致し方ないが、
単に動物が好かぬだけなら、いっそのこと動物を飼ってしまうといい。
一緒に暮らすと情が湧いて、気づけば無類の動物好きになっていたりするものだ。
我も業斗と過ごすようになってから、それまで気にもとめなかった
町内の犬猫にも自然と目が行くようになったからな。
まあ、どの猫よりもうちの業斗が一番愛らしいがな。フフ。
>>478 速やかな訂正をしていただき、有難い。
動物に懐かれるのは、あなたがこんな風に気遣いのできる方だからに違いあるまい。
――そうだな、発症度合いがあまり酷くないようであれば、
マスクや軍手などをして撫でてみてはどうだろうか。
あなたの犬はあなた慕って寄ってくるのだろうから、きっと喜ぶと思う。
まあ、無理にとは言えぬし、あなた自身は軍手越しでは
撫で甲斐がないかもしれないがな。
>>479 フフ……そうだな。
この探偵社を訪れる御客人方はみな愉快であったり、
和やかであったり、華やかであったりする。
それを迎える鳴海所長は剽げているが明るく懐広く、
ゴウトは堅苦しいが博識で愛らしい。
――我はここへ来て、とても、
…………
>雷堂は帽子を目深にかぶり直した。
……良かった。
>>480 ほう……その魔王とやらはどのような能力を持っているのだろう。
鳴海所長とどのような因縁があるのかは知らないが、
その決着がついたあとは無論、我が封魔してよいのだろうな?
弱点はなんだろうな……取りあえず一通り属性を揃えてお待ちしよう。
ああ、御客人のことはきちんと反魂香で生き返らせてさしあげるゆえ
心置きなく、さくっと逝くがいい。さくっと。
所長もしっかと戦ってまいられるといい。反魂香はたんとあることだしな。
>>481 むっ、結界か!?
御客人、その技なかなか役に立ちそうだ、
もし差し支えなければ我も習得したいのだが。
……なに、敵も仲魔も一緒くたに吹き飛ばされるがいいかだと?
それは一気に忠誠度が下がりそうだな……。
>>482 なっ――!?
_____
____ >=o=< ____
何を言ってるのか >=o=< |____| >=o=<
わからねーと思うが ( Д ) ( ) ( Д )
____ ( ) \/ ( ) ____
>=o=< \/ \/ >=o=< 俺たちも何をされたのか
( Д) (Д ) よくわかんなかった。てへ。
____ ( ) ____ ( ) ____
>=o=< \/ Σ >=o=< \/ >=o=<
( Д) ヽ( メω・)ノ !? (Д )
( ) ___ / / ___ ( )
\/ >==o< ....ノ ̄ ゝ >o==< \/
催眠術とか ( ) ____ ____ ( )
超スピードとか ( ) >==< >==< ( )
よくわかんないし?\/ ( ) ____ ( ) \/
( ) >==< ( ) もっと恐ろしいものの片鱗の
\/ ( ) \/ 説教を味わってね〜
( )
\/
>>483 ……あ、頭がどうにかなりそうな説教部屋から帰ってみれば……
此方の十四代目にも仲魔にも見つからぬよう
所長の机の奥深くに隠しておいた我の、我の大学芋が……
……………。
……………。
人修羅よ、表へ出ろっ!
……と言いたいところだが、今日はもう説教で精根尽き果てた……。
お前は此方の十四代目とよくよく似ているようだな……。
くっ……我が少ない稼ぎで贖った大学芋だ、しっかりと味わって食えよ。
次に来るときは手土産のひとつも持ってくるのだぞ、いいなっ!!
……………芋……………。
>雷堂は男泣きに泣いている…。
>>487 ダンテとならば どちらが先に人修羅を封魔するかの勝負だな。
クヴァンダとならば 我が鬼だな。捕まえたら問答無用で封魔する。
ライドウとならば どちらが鬼かを決める勝負に三日はかかるだろうな。
誰が相手でも、愉快な鬼ごっこにはなりそうだ。
無論我はいずれの勝負にも勝ってみせるがな。フフ。
25歳になったので祝ってください
もう年はとりたくないよおおおおおお
おばさんとか言ったら殴ります
>>492 今宵が誕生日なのであろうか。おめでとう、
>>492殿。
人生を謳歌するのはこれからではないか。
むしろこの先、歳を重ねてどのように深みある人間に成長するかを思い描き、
それを目指して日々を楽しめばよいと我は思うぞ。
そもそも卑下するような歳でもあるまい、我の仲魔たちなど――
……………………
お、御客人っ、ここは我に任せて今すぐ撤収するのだっ!
>アズミは
>>492を睨んでいる…
>リャナンシーは
>>492を睨んでいる…
>パールヴァティは
>>492を睨んでいる…
>リリスは
>>492を睨んでいる…
!
雷堂のお兄ちゃん、まだ起きてるの?
子供ははやく寝ないとダメって母さまがいってたんだよ。
おやすみのちゅーしてあげるから、ねんねしなさい!
ほっぺちゅっ!
>>494 !?
……お、おやすみのちゅーをされてしまった……。
我はもう子供とは言えぬ歳だが、御客人の母様がそうおっしゃるのならば従おう。
随分と夜も更けた、
>>494御客人もあまり夜更かしをされぬようにな。
それでは我は床に就かせていただく。
皆々様方に良い夢が訪れますよう。――おやすみなさい。
496 :
以上、自作自演でした。:2008/09/19(金) 23:04:58
鳴海は二役に飽きました
はぁ〜い。探偵さんだよー。
今日も珈琲淹れて、お客人を歓待しようじゃないの! ふっふふ!
>>424-437 雷堂君
おっとォ、いやぁ、別に顔を顰めてなんか、いないよ〜?
食通は三百回まぜるもんな。それくらい、余裕、余裕!!
「納豆は三百回程、糸を引かなくなるくらいまでかみまわすとよい」…ってね!
むっかしから言うでしょぉー? んねー?
だから糸引いてるの見せつけるのはよして。ね。
いや、だからだからぁぁ、納豆をこっちに寄せて来るなッ!
んもー、匂いが背広についちゃったら、どーするのっ
ああああああああああああ!!
んー? むにむにされたいのかなぁー?
ほっぺ、むーにむに。おお、結構柔らかいじゃーないのよ。
それ、もう一回、むーにむに!!
湿布、あーりがとう!
これをして寝ると具合がよくなるんだよね〜。
もしや葛葉の里、秘伝の薬だったりするのぉ?
…ッっくしゅッ!!
はふぁ。へ、変な匂いに誘われて、は、鼻が……
──…ぶぇいくしゅッ!!
…はぁあ〜…
>>438 ああ。そうだね。秋はいい季節だよ──。
芋大好きな書生、二人共、無表情でにっこりさ。ふふ!
あ、そうそう。最近わかったんだけどォ、雷堂君は結構微笑むんだよね〜。
界隈の女子學生がみたらキャーキャー言って倒れそうなやぁつ。
なんていうか……う〜ん…言うなればァ、「不敵な笑い」…っていうのかなー?
芋を持ってフフフと笑ってても絵になるんなら、世の男は拗ねちゃうね。こりゃ。
ま、男の書生のすることなんざ、再三言うけど、どーでもいいんだけどねぇー。
……食材としては、薩摩芋はなかなかいいものだしー…。
俺としては腕を振るうだけさ。甘味にもしやすい食材だしねぇん。
大學芋の蜜はたぁっぷりで。これ、世間の常識よ!
知ってる? 蜜には少し醤油を垂らすと、味が深くなるんだよぉ。
お前さんも作る時、やってみて頂戴な。
>>439 噂のがじゃいも? ……ほぅ?
君がその、がじゃいもなの?
……美味しそうに見えるな。普通に。
顔色もいいし、なかなかの色艶と形。
かれー ぽてとちっぷ? ぽ、ぽたーじゅすーぷー?
よく理解らないけど、歌い踊ってる余裕があるうちに、踊っておいで。
そのうち味噌汁の中に投入しちゃうからね。ふふふ。待っててよぉ〜。
赤いマントを着てなけりゃ、君も普通の馬鈴薯だね。
ほぉらほぉら、表面がでこぼことして。
持ってみると──ちょっと御免──重みもあるし。
標準的な馬鈴薯に見える。……やっぱり君、朝餉にしてもいいかい?
!
なるみのおじちゃんも、こんな時間に起きてるの!?
でもおじちゃんは子供じゃないから、夜ふかししてもいいのかなあ。
んーと…んーと、じゃあ、ちゅーしてもねないから、しちゃダメ?
>>440 ん?
お前さん、何か疲れていないかい。
研究疲れでもしてるの? その──眼。
赤い目しちゃって。駄目だよ。睡眠はしっかり摂らなきゃぁー。
発明家は時間を惜しんで研究に没頭するというが、そんなの、ナーンセンス。
脳髄細胞にも血を廻らせて、息抜きするのも、大事だよ。
ほぉら、ザラメ砂糖とミルク、多目にしといたから。
甘い珈琲で眼を醒まして。そうして、夜の空気でも大きく吸って御覧。
そうしたら、自分のやるべきこと、考えるべきことが見えてくるのさ。
Dr.ヴィクトルの意見を要約すると、素地たる知識と頭脳、それから、好奇心。
探求心。その果てにある、「閃き」。これだ。
これらは言うのは容易いが、限られた人間にしか出来なかったり、する。
ただびとたるお前さんが、そこまで言われて出来るかどうか、保証しかねるよ。
Drの言うことはもっともだが、限られた……天与の才を持つ人間限定のようにも聞こえる。
それはあたかも科学者であり、美術家でもあった
万能の人──「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の心の裡のようだ。
皆が皆、万能の天才じゃない──そんなことは、もうとうに理解ってるんだろう?
俺は思う。
ただびとは天才になれないが、一瞬の閃きだけは平等に与えられるのかもしれないと。
そしてそれを受信しやすく努めるのは、無駄な努力じゃないよ。
一分の光は、ある筈だ。
お前さんと同じく「ただの人」…である俺は、そう思う。
お前さんは何か研究する職にでも就いているのかな。
そうでなくても、何か没頭するような仕事をしてるのかい。
生業はいろいろなものがある。しかしそれもお前さんが選んだ道だ。
出来るだけ周囲を片付けるようにして、精神を統一しよう。
そうしたら、かの天才のように、無限の閃きが降ってくるかも。ね。
>>499 はぁい。こんばんはぁ、なるみのお兄さんだよぉ。
お兄さんね、お・兄・さ・ん。
おじちゃんじゃ、ないのよぉー?
あは、俺にも接吻?
可愛い君にそんなことをさせてもいいのかっっ!?
そういえば、雷堂君は甘んじて受けたんだっけ。はは、あの顔は見物だった!
んー。いいよぉ。
御休み前の接吻は西洋式の就寝儀式だね──。
君の母上はいつも君にしてるんだな。なんとなく、羨ましい。
いや、俺はさ。そういうのって全然なかったからね〜。
郷里の母親を思い出すよ。ふふ、なぁんかね。
じゃぁ、目を瞑っているから──…
頬に、よろしく。
…………。……。
ん!ありがとぉ。
なるみのお兄ちゃんからの返礼は、そうだな。
君の髪に、そっと接吻を返そう。
────ん。
じゃあ、ちゃんとこれから寝床に入って睡ろうね。
はい。可愛い君。……御休み、いい夢を。
>>501 ?
おじちゃん、弟がいるの?
いいの?
わぁ……、うん、父さまと母さまが、寝るまえにちゅーって。
だからわたしもそうするの。
……えへ……。――ちゅー。
…………んん。
えへ……。
かみの毛、くすぐったいね。
はーい。
じゃあ、おじ……お兄ちゃんはお仕事、まだするのね。
がんばってね! おやすみなさい!
>>502 はは。子供は可愛いな〜ッ。
あんな姿を見ると、つい、所帯を持ちたくなるよねぇ──…。
男子たるもの、一度は見る夢。だが、今は、棚上げだ。
…少しの間、いい夢を見せて貰った、そんな気がするな……。
髪からは、何の不自由もない子供の香り、石鹸のいい香りが漂っていた。
明日も明後日も明明後日も、そのままの無邪気さで、笑顔で────いられるといい。
ありがとう。可愛い君。
夜だから気分がメランコリックになっていたが、幾分楽になったよ。なぁ〜んとなくね。
ライドウや雷堂君やゴウトも俺も、君の来訪をまた、待つよ。
今後共よろしくねぇん。
そして、大きくなったら、また改めて──探偵さんのところに、おいで。
その時も是非お兄ちゃんと呼んでくれ。ふっふ。理解ったかぁい?
>>441 そうなの?
へー。玉子なんか入れちゃうとアワアワにならないのかねー。アワワワ……。
芥子は……理解るな。俺も、一味あればいいなって、思うもの。
葱も、蕎麦とかの薬味には使うけどぉ、そっかそっか、納豆にね〜〜。
一手間掛けて、美味しいものを食べようって気概は、いいもんだ。
納豆って地方によって違う楽しみ方があるんだろうね。
雷堂君の砂糖は東北のお人に聞いたことがあるよ。
少しだけ使うのが、コツ。だってね。
いつのまにかいろいろ入ってるのが、納豆ってもんだ。
素材の良さを際立たせる為に、俺は素のままで戴いちゃうよぉ。
まぁ、材料揃えるのが面倒なんだけどね。あっははー!
>>442 ん。まぁね。──男料理も、案外、いいもんだよ〜?
豪快に野外とかでやるやつ。ほらほら、あるじゃない。
燃やせ! むしろ全部燃やせ!! みたいな勢いの料理。
家庭料理と違って、野趣溢れる料理。それが、男料理。
台所でちまちまやるのとは違う、良さがあるのさ。
燻製とかは親父の仕事だろう?
郷里では、冬支度の燻製作りは、親父の仕事だった。
親父は黙々と毎年燻製作りの仕事をやっていたな。煙にまみれながらね。
背中を見ていたが、なかなか格好良かったよ。あんなふうに、俺もなりたいと思った。
家の外で、でぇっかい川魚を捌いていたりもしてたよ。親父の手付きに見惚れたりしてさ。
丸ごとの鶏なんかも、親父が包丁で切り分けてたな。
母親は血に弱かったから、親父がそういう仕事をしていたんだ。
だから、そういった意味では、俺は男の料理肯定派だ。
帝都のど真ん中の此所じゃあ、ちまちまとした料理になっちゃうけどね。どうしても。
だけど、一度は大自然の中で釣った魚をそのまま捌いて食べたり、したいなー。
たまに出来ることだから、憧れるのかも知れないけどねぇー。
雷堂君?
えー…っと、なかなか独創的なものを作るよね。
芋の天麩羅ひとつとっても、切り方が妙に厚切りだったり…
いいんじゃないの? デビルサマナーだしサ。
むしろヤタちゃん的には、台所仕事なんかは俺がやるって思ってるよ、きっと。
そうやって経験を積むのもいいのかもしれないけどね。
この世に無駄な経験なんて、ないし。なんでも、そう。一度はやらなきゃあ!
だから、まぁ──俺はライドウや雷堂君の男料理に文句は言わないよ。
あっちの俺も、多分そう思っているんじゃないのかな。うん──そう思うよ。
>>443 あー、あー、あー
──それは禁則事項です、みたいな?
俺もライドウの頭、見たことないな。…すでに帽子と一体化してるんじゃないのー?
タヱちゃんに言ったら信じるかな。うぅん、どうかなぁ。
まるきり信じ込んじゃって、ずっとライドウの帽子を取ろうと苦心したりして。
あのタヱちゃんだ。あり得るかも知れない。はは。
いや、笑い事じゃないんだけどね。
ただでさえ、此所はタヱちゃんが監視しているらしいし。はは……うん、やっぱ笑えない。
ライドウはあれで照れ屋なのかもね〜。目元を學帽で隠したり、してるし。
やっぱりデビルサマナーたるもの、内心は悟られたくないんじゃないの。
喜怒哀楽に富んでいる時期に、御苦労なことだよ──実際ね。
あの時期って言ったら、笑って怒って哀しんで楽しんで。
それが全てじゃない。はっきり、言えばさ。
だけどライドウは葛葉ライドウとして立って行かねばならない。
これは、ライドウたるものの宿命にして、業だ。
俺達大人は、そんなライドウや雷堂君達を、見守ってやれば、いい。
遠くから、近くから。見守ってあげよう。君も、一緒に、ね。
>>444 あ。伽耶ちゃん、笑ってらぁ。
可愛いお嬢さんが口元に手をやって、くすくすと笑っている。
いい光景だなぁ──… ふふふ!
おっとォ。こっちも思わず「呪」が」かかっちゃった!?
どうやらその、「シシシの札」というのは、伝播するものであるようだね──
ふふふふ。あははは。うん、伽耶ちゃん、いい笑顔だよ。
ずっとそうやっていて欲しいね。────まるで花が咲いたようだ。ふっふ!
>>445 上げ膳据え膳、いい御身分!
とかいうが、まぁ、こんなのは別にね?
探偵の仕事にちょろっと付随してるものだし──俺は気にしてないな。
というか、一人分増えるのは結構ありがたい。なんでかって言うとォ、そう!
「飯は沢山炊いた方が美味く炊ける」。これね。
一合より二合。二合より四合。四合より、たぁ〜くさん。
美味く炊くコツって、結構意外な所にあるのさぁー。
大型犬……そうかぁ。うん、確かに雷堂君は大型犬かもねぇ!
猫科の動物よりも、狼とか犬とかに通じるものがあるなー。
>>446 雷堂君も苦労してるのね……。絶句。
そのうち薙ぎ払ってくるのも快感になってきたりして。はは。
あんな姿だもん。触りたいけど、そりゃ、目付役にはおいそれと触れないよなぁ。
俺なんか、隙をついて抱き上げてたけど。これって、蛮勇だったのかしら。どうかしら。
さぁて。案件はまた夕刻以降に纏めよう。
ライドウと雷堂君、ゴウトに朝餉を作っておいた。書き置きしておこうか。
「たべてね。 なるみ。」…これでいいかなっと。
ちなみに朝餉の献立は──
白飯
なめこと豆腐の味噌汁
鯵の干物と大根おろし
金時豆の甘煮
胡瓜の一夜漬け
……の予定だよぉん!
納豆は今日はどうしようかね。一応貯蔵庫にはあるけど。
「なっとうもあります。 なるみ。」…としておくか。…んー。
猫かと思ってよく見りゃパン、しかも一斤
まだ、まだ一斤もあるじゃないか!
ヒホヒホ ごはんがあるホ たべていいホ?
「たべてね。 なるみ。」ってかいてあるホ。
ひらがなだから ちゃんとよめたホ! いいみたいだホ!
モグモグモグモグ・・・まぜまぜモグモグ・・・
俺の話を聞け
五分だけでもいい
掛け持ち
グッド・イ〜ブニング。
はぁい、いつもの探偵さんよ。
>>507 ……………………………………………………。
……ブ ボ ッ ! !
あ、あんたね。この間大挙して押しかけた輩ねー!?
今日は一人なのぉ。ん、そぅお。それは……よかったけどさ。
と言いますかァ、猫と食パン間違えないでよ!! 有り得ないわー!
うちのゴウトは赤色の猫じゃないの、艶々の黒猫なのぉぉぉぉぉお!!
そしてっそのパンは俺の小遣いから買ってきたのっ!!
そこ! いきなりガツガツ食べ出すなぁぁぁぁぁぁぁあ────っっ!!
ハァ、ハァ。ハァハァハァ……!
そんなに一遍に口に入れるから、詰まったじゃないのよ。ポン、ポン。
はい。珈琲淹れたから。ミルクは? ザラメ砂糖もいっとくぅ?
異世界に飛ばされて餓えてるのか知らないけど、こんなことはもうこれっきりよ!?
>>508 …。え!?
雷堂君の分の朝餉が、すっかり、まるきり、綺麗になくなってるなー!
こりゃ、嬉しいね! 気に入ってくれたんだ! はは!
ライドウは仏頂面の無表情だからね。平らげても、御馳走様でしたとしか、言わない。
台所を預かる身としては。こうやって食べ方で示してくれるのは。う〜れしいねッ。
おや。貯蔵庫の納豆もカラッとなくなってるや。
そうかそうか、あまりの飯の美味さに箸が止まらず、納豆も食べたわけだなっ!
モグモグモグモグモグモグモグモグ ゴクッ
――――――手が 空きました。
―――そうですね…
―――――鳴海さん、たまには自分が朝食の支度をします。
―――手伝え――――雷堂。
まず―――飯を炊く釜戸を造る。
―――――雷堂は事務所の床に手頃な大きさの穴を掘っていてくれ――
自分は釜戸につかう岩を幾つか―――――ついでに猪を志乃田の森で狩ってこよう。
>>508 ──……お。何だか知らないが、置き手紙があるな。
なになに。んー…
「うまうまヒーホー。 じゃっくふろすと。」
────え。え??? ジャックフロスト君の字だよな、これ……??
雷堂君、朝餉、食べられなかったのかぁ……????
>>509 ふん?
ああ、こんばんは。どう。元気でやってるかいー?
お前さんの噂は前々から聞いてたの。だから、話してみたかったのよぉ!
そうか。大事なことを話そうっていうんだな。ん、理解った。
じゃあ、珈琲を淹れよう。話は、それからでもいいだろう?
……。あちッ。熱、熱。──はぁい、いれたよぉん。
夜の気配も濃厚に漂う。今は、会話するのには、いい時間だ。
お前さんのこと、聞かせてよ。まだまだ俺にも知らない世界がある。
そういう世界を生きてきたんだろう? …お前さんは。
さぁ。──窓を開けよう。
充分に語ってくれるかい。君の言葉で。
その喉元から流れる心地いい旋律で。
三役はやらないの?
>>512 ライドウ
猪って、なぁにぃぃ!?
ここで猪汁とか牡丹鍋でも作るわけ────っっっっ!!??
い、いや、牡丹鍋は、味噌味で好きだけどォ。此所でやるのかい、此所で!!??
飯炊き用の釜はあるから!!
飯もそこで炊けるからー!!
お前っ、最初に此所に来た時、ちゃんと説明したでしょ!?
聞いてるのかよ、おいっ。耳、引っ張ってやるっ。
猪なんて、俺は捌けないからね? 本当よ?
郷里の親父だったら、やってたんだろうが。お〜れは、基本的に血が苦手なのッ。
…全く… たまに動くとこれなんだからな。仏頂面の王子様は。やれやれだぜ。
雷堂君も、乗り出して話聞いてないで。こいつの言うこと、聞いちゃぁ、駄目よ。
志乃田の森に行くんだったら、ライドウ。ヤタちゃんに伝言しといて。
「いつでも、いつまでも待っている。 鳴海。」…とね。
俺はヤタちゃんの凛々しい言葉使いが、好きだったんだ。ああ、好きだったんだよ。
いつでもいいから、気軽に顔を出して欲しい。そう、言い添えてくれ。
>>447 でかっ!! 黒い象!!
なんだか厭な予感がしますがぁ。あの……さ。
この間来てた「カタキラウワ」…って悪魔の子も、凄い呪殺技、持ってたし?
悪魔を叩くなんて、怖くて、俺は駄目。うん、ここは気持ちだけ貰っておくよ。
お腹がぽーんとしてて、確かに叩くといい音が出そうだけどね。んー。
ちょっと触っても、いいかいー?
さわさわ… さわさわ…
あ〜 こりゃ いいさわり心地だわ。…こんな枕欲しいな……。
>>448 ……残念だな。
俺は──君のことを知らないんだ。
君という足跡を辿ることは、そう、可能だ。いくらでも、出来るよ。
だけど生きてる時、君に会っていたら。もっともっと、言葉が出てくるだろうな…。
溢れんばかりに、この両手に沢山。キラキラと輝くように。手、いっぱいに。
君は…
想い人がいたんだな。
そして、まわりの皆に愛されて、毎日を生きていた。君のその緩やかな曲線を描く眉。
いささかの曇りもない、それ──。その時々を、精一杯生きてきた証拠だ。
その髪も……君の代名詞みたいになっていたんだろう?
君がその場に居ると、皆、和んだ筈だ。
ああ、理解る。理解るよ。君は、この世に、美しい軌跡を描いて、そして、……逝ったんだ。
まだ若い身空でさ。大事な子もいたのに。皆、君のことが好きだったのに。
まだ、やるべきことがあったのに。それなのに。
だからさ! そんな君に、俺がどう言葉をかけれるんだ……っ!
俺は神なんか信じない。こんな世の中、間違ってるよと、思わずにいられない。
だけど、この世がどんなに厭になっても、「厭世」…は、したくない。したくないよ。
それは「負け」だから。──俺は、この理不尽な世の中に生きるからこそ。
この世を厭わず、笑って生きていきたいと。そう、思うんだ。
うん。雷堂君と言ってることは、同じよ。
ああそうさ。男だったら、笑い飛ばして。不敵な面で、生きて欲しい。
もう既に死んでしまった君に言うのは辛い。だけど、聞いて欲しいんだ。
この世を本当に嫌いにはならないでくれ。お願いだ。
そうしたら、また、君という花が咲くだろう。
いつか、君と君の友人達、先生。その心の中に。
君という綺麗な花が、咲いて、そして、芽吹くんだ。
今はそれをよすがにして欲しい。これが俺からの、今言える、餞別さ。
>>449 変態。ムスッペル変態。ド変態。
>>450 …こらこらぁぁ────ッッ!!
ラァイドウ!! てめぇ、何しやがるかなーっっっっ!?
もうお前は洗濯するなって、以前に言ったでしょ────ッッ。
俺のシャツは特別製の伊太利亜製なのよ!!
またキャメルの背広みたいに、縮んだら、どうするんだっっ!!
ったくぅ、…お前ねー…
……デビルサマナーの修行をしに、此所に来たんだろう?
そりゃまぁ、何でも一度はやってみないとわからない。わからないけどねぇ。
もう洗濯の才能はないって、思い知るのも、肝心よぉ?
聞き分けのない子は大學芋抜きですからね!
わーかったぁー??
────…ん。ふぅ。わかれば、よろしい。
ああそれから、秋用の背広、出しておいてくれる〜〜?
お前の寝所の箪笥に入れてあるから。じゃっ、た〜のんだよっ。
>>451 あっはは! 面白いなぁー!
誰を指して言ってるのか不明だが、少なくとも俺は驚いてないよぉん。ふっふ!
驚くのはお前さんの足元よ。それ、そのサンダル履き。露西亜からそれだったのぉ?
破戒僧ってのは聞いてるけどさー。いくらなんでも、自由すぎない? それ。
まぁ、俺もサンダルを履きたい時もあるけれど……。いい男は足元を疎かには出来ないの。
あんたは、何? 一応その服に合わせてんの?
もっとびしっと靴を誂えたほうが、いいんじゃなーい? んー?
>>452-457>>459>>461 口を挟んですまなかった、雷堂君
芋天多い! 妙に多い!! んがもごごーッ!?
……。……ん、結構ほっくりと揚がってるのね。いい具合じゃなーい。
衣がやけに多いのが気になるが、なかなかイケてるよぉん。御馳走様!
俺はハヤシライスが好きだけど、そーだねぇ。此所で作るにはちょっと修行が足りないのさ。
料理店みたく上手く作れたらいいんだけどねー。洋食は、ソース? だっけ??
そういうのを作らないと駄目だから…サ。探偵さんとしても、二の足踏んじゃうの。
和食は……そのてん、作り慣れているからね。出汁もそんなに種類はないし。
精養軒はいい味を魅せてくれるって帝都で評判だね。じゃあ、今度足を運んでみようか!
……その前にヤタちゃんに言って前借りをさせて貰おうかな〜ッ。うっふっふ、必要経費、必要経費!
>>460 にゃーく! にゃーく! にゃーくっ!
聞き飽きましたよ、その台詞はぁぁぁ────っ!! ズビシ!!
…お前さん、さ。もしかして「自分の言葉」で喋っていないんじゃない〜?
どうも芝居の台本を読み上げてるように、上の空で、抑揚がないよ。
そんなことしなくても俺はお前さんに向かって話すよ。約束する。
それが、会話でしょー? ね、そーじゃない??
探偵さん、間違ったこと言ってるかなぁー。
応答求むよ。「二役」「掛け持ち」「自演」以外の言葉で。是非、ぜぇひ。
サロンでエロールか
>>462 んー… そうだねぇ〜… ま、そうねぇ。
ライドウと雷堂君は、似通ってはいるが、全然別個の人間だからね。
俺は、話をしてみると、全く違う印象を受けた。はは。見事にね。
ドッペルゲンゲル、だっけ。西洋のなぁんていったかな。似てる自分、ってぇやつ。
そういうのとも、また、違うから。事は複雑になってくるよねー。
平行宇宙の俺は、多分、きっと、い〜い男っ。
これだけは譲れないね!!
無理矢理にでもそう言わせてやるぜ。雷堂君よ、えぇ?
あ、そうだ。こんな遊びがあるんだったよ。
夜中に、灯りをつけずに、姿見を見て御覧。
そうして、鏡に映った自分に向かって「誰?」…って、訊いてみるの。
これが、そんじゃそこらの怪談を聞くよりも怖い。本気で、怖い。
俺はいい歳した男だけどさ。この遊び、肝が冷えるね。本当。
──なんの話、だったっけ? ……ん?
──あ、あれぇ?? 怪談の話だっけ?
…んんっ?
>>463>>478 これは──雷堂君が解を出しているね。それもかなり的確に。
そうさ。触れなくても、姿を写し取って、眺めるという手があるさ──。
拒否反応がある君のお家に、犬が居る。……と、言うことは。
これも、何かの縁だよね。けして、不幸な巡り合わせでは、ない。
ゴウトや業斗が、ライドウと雷堂君につかわされたように。
君の元に、その子も巡り合わせた。これは、単純に「よい縁」…と考えなきゃあ、ね。
日々を過ごしていると、抱きたいのに抱けない苦しさが募るだろう。
だけど、それこそ、触れないで、見守るだけの愛もあるのさ。
その子もちゃあんと理解っているだろう。月日を重ねるのは、何も身を重ねるだけが本分じゃない。
時には、向こうが擦り寄って、甘えることもあるだろう。
君は、拒めずにいるかもしれない。なにしろ可愛い子なんだからね。
でも、無理しちゃいけないよ。自分の身体を、大切にしなきゃね。自分第一に考えて、いいのさ。
見守るだけの愛もある。
俺は、この世には触れちゃいけない愛や愛し方もあると思っている。
例えば、さ。人類は月に行こうとして、月に──恋してきたじゃない。
いずれ時を待たず、人類は月に足跡を残すだろう。このまま、テクノロジィが熟せば。
けど、月ってのはいろいろな面で地球と違うじゃない?
人間が住めない場所。不毛の大地。けして其処では生きてはいけない。
月にまで届く飛行船を飛ばすには多数の人間の努力が必要だ。
携わる人間は、皆、月に恋い焦がれているに想像は難くない。
そして、きっと、月に降りるのは、一握りの限られた人間だろう。
たった一つの足跡を残す為。
月に恋文の刻印をする為だけのことに、人間はこれから、いろいろな努力をするだろう。
だが、それは一体実のある行動なのか? 生物もいないと思われる場所に行って、なんとする?
だけど、それは、触れられない人間でも。たとえ、飛行船に乗れない人間でも。
力を合わせて、実現させるよう努力するだろう。きっと、ね。
そんな、触れられないのにそれでも努力する人間が、いる。
自分が足跡を残せなくても、精一杯頑張る人。
そんな人間に、俺はなりたいと思うよ。
君の家の子も、月だと思えばいいのさ。
月を愛でるように、愛して御覧。
きっと、相手にも伝わる。……探偵さんが、保証しちゃうよん。
あ! あ! あ! ……ごめん
>鳴海の腕時計は こえだ に変化した!
>>519 ??「サロン・デ・エロール」……?
え。そんな舶来物の名前、出されても。…ん。弱ったなぁ。…
香水とか、昔から憧れなんだけどねー。オジキは、きっと嫌がるだろうなぁー、とかね。
日本製の控えめな紳士用香水とか、出ないかな。そしたら、俺、速攻で買うのにィ。
──すまないけど、君の言う商品名に全く身に覚えがないんだ。ざぁんねぇん!
輸入されてきたら試してみるよ。いい情報、あ〜りがっとね〜っ!
>>464 ゴウト、か……。
めっきり姿を見せてくれないな。……俺が何か悪いことをしたのかも、しれないな……。
俺も男として、探偵としての──矜持がある。言い争いをしたことも、あった。
あいつとは腹を割って話をしたな。いい時間だったし、忘れられない。
ああ、忘れられないよ。だから、「飽きた」なんて思ってもみない。
あいつは、いつかフラリと、やってくると、思っている。
人生単位で考えたら、此所で話してるのは、一瞬の夢のようなものだ。
いつかこの夢が終わって、また新しい夢になったら。
また違う風が吹く。──そよそよと。ゴウゴウとね。
その頃には、ゴウトの気持ちも変わって、ライドウの寝所からのそのそやってくると思っている。
少なくとも、俺は、そういう気持ちだよ。
>>522 お──俺の──カルティエの腕時計っっ!!?? ひぃぃっ!!??
いきなりなんなんだっ!! うわああああああああああああ!!!!!!
こ、これねェ、必死で金を工面して、決死の思いで買ったのよぉぉぉおぉ!?
いきなり何さらすんじゃーい!! こ、この…っ 悪魔ァァァァァアア!!!!!!
うっ… ううっ… うっ…
ただでさえ今月出費が多かったのに!!
ライドウに駄目にされた背広、仕立て直したのにィいー……
もう……泣くしかないのね……こんな時……。うっ、ううううっ……!!
>>465 ん。あぁ。酒かぁ。ありがとー…。
以前は禁酒してたんだけどね。もう今は解禁さ。
「新作」の願掛けに乗って、んー、何ヶ月だったっけなぁ……
まぁ、こんな話は横に置いておいて。うんうん。
どうもありがとうね! 君もやっていかない? 「美少年」。
名前が名前だけに、縁がないと思っていたら。此所で差し入れがあるなんてねぇ!
はい、じゃあ、かんぱーい!
……ゴクゴクゴク……んくっ。──っ。──っ。
ぷっはぁ────!! いいね! いいですね!! この感じー!!
え?? ……その酒は飲んじゃいけない??
だってぇ、君が持ってきてくれたんでしょ? なんら怪しい所、ないんでしょー?
今更取り上げるのは、なぁし、なしよ。
寝床まで持っていくからなっ。だから取り上げるのはなしだって──……。あっ、こら!!
>>466-468 雷堂君
うげ。麻雀は本で憶えるものじゃないよぉー?
実戦、実戦、これ実戦。その身に染みて、憶えたほうが身になるのよぉん。
勉強熱心なのはいいけどね。……本で勉強するのはぁ、廻り道だと思うなー。
あんまり手を憶えてもらうと、こちらも困…… いや、なんでもない。なーんでも。
うげほげほ、げほほんっ。
>>469 詩集……ね。
それは君。恋文じゃあ、ないのかい?
ほら。この閉じられたところ、白い綺麗な透かし彫りの入った、便箋が入ってる。
……ね?
どうやらライドウか雷堂君、どちらか宛のものみたいねー。
あははは、顔を真っ赤にして否定しなくても。いいのよいいのよ。大丈夫ゥ。
探偵さん、言い触らしたりなんか、しやしないから。安心おしよ。
それにしても詩と戯れるなんて、素敵だね。内容もなかなかに素人裸足だ。
いつか恋文も、自分で届けられるといいね。ふふ。──…探偵さんも、祈っているよぉ!
>>470 なにか冷えると思ってたら。き、君だったのねぇー……。
あああああ、一瞬朝、自分が地図描いちゃったのかと思ったよ。とほほ…
一緒に寝てたの? ああそう。気が付かなかったよ……。
もうなんでもいいよ……うん……。
俺の時計……カルティエの腕時計……うう、もう悪魔なんか信じないわぁ……ううっ……
慰めてくれなくていいから……。
え。えっと、今日も寝床に入るの?
じゃあ、あっためておいて頂戴よ。……だからそこで無理だとか言わないように……!
>>471 ああ──そうねぇ。
確かにライドウは筑土町界隈の王子様だ。
雷堂君は、どちらかと言うと、番長呼ばわりされてるような気がするね。
あくまで想像の中で、だけどねぇ。
ライドウは芋の王子様。雷堂君は……やっぱり芋の番長様かな、泣く子も黙る。
ま、どっちにしろぉ、男の書生のことなんて、どーでもいいっちゃ、いいんだけどねー。
と 言 い ま す か 、 気 に し た ら 負 け だ
────うん。そうそう。そういうこと。オッケー?
>>472 薄荷飴は俺も好き。
すーっとするのがいいよね。すーっと。
文旦飴は薩摩の特産だっけな。うん、確かそう。
ああ、いや。どちらもいい意味なんだろう? 勿論さ。
すーっと喉ごしのいい薄荷飴。
口の中で蕩けるような文旦飴。
それぞれに、良さがある筈だ。
薄荷は鼻から抜けるような感じがいいし。
文旦飴は、ボンタンの果汁が新鮮だし、求肥好きにはたまらない嗜好品だろう。
餅米特有の柔らかさがあって、俺の友人でも常に携帯しているのが、いるよ。
それにしても、人を上手く飴で例えるなんて、粋だぁね。
どっちも頷ける。君、感性がいいんだなぁ。きっとさ。
>>473 今日も全裸で。って、え。何、何やんの。
ちょっちょっと、お前さぁぁぁん!!
その格好で俺のお気に入りの椅子に座るなぁぁぁぁああ!!!!
しょっぴくぞ! 警邏の人呼びますよ!? とにかくっ、早くそこからどけぇぇぇぇえ────!
ああ… 俺… もう…
郷里に帰りたいよぉ……。オジキ……っ。
帝都でやっていくと親兄弟を棄てた俺だが。
こんな時は、挫けそうになるよ……うううっ。全裸…………っ。
夢に見そうだよぉぉ……。
走馬燈……今なら、この目で見られそうだぜ──…… あぁあ。
>>474 んー。美味しいものを食べてれば、きっと理解ってくるよ。大丈夫さぁ。
手取り足取り教授するだけが、道じゃない。…オッケー?
だってね。例えば、外食で料理店に行くとするじゃない?
そうして、魚のムニエル。所謂バター焼き。これが出てくるとするよね。
ちゃんとした店ならば、バターが焼いている最後まで焦げてない、新鮮な味がする筈よ。
ここで、「バターは最後まで焦がさない、そうすると美味しい」…ことを、学ぶわけ。
舌で憶えて行くってこと。重要で簡単で、確実な道だよ。ね。
わからなかったら、年長の人間に訊いてみる。
とことん追求する。……雷堂君より年長な人間なら、それなりに答えられるだろう。
外食……遊食には知識も必要だが、何よりその人間の感性で受け止めることが、肝心なのさ。
知識ばかりで頭でっかちでは、美味しいものも美味しいと認識しなくなっちまう。
旬じゃないと決めつけて、美味しい魚も口にしなかったら。
それは美味しいものを逃がしていることになる。そうだろう?
つんのめりつつ、包丁も持ってみると、いいよ。
ひょっとしたら「傷」が増えるかもしれないが、なぁに。
それも、男の「勲章」…さ。
>>475 いいっ!?
お、お断りされた!!
なんか口惜しいぞぉぉぉぉお!!
うううううううう! あああああああ!
──って。俺、召喚師じゃないんだっけ。
そうそう。俺は帝都随一の名探偵、鳴海よぉん。はっはー。
んはっはっは。…んげふげふ。
>>476 γ'⌒ヾ
ζ ,ノ~ゞヽ
ヽζ゚ ー゚ノ 納豆やるから
<| <v>|> 俺を養ってくれ!
7__|: 」
i_/ J
君は追っ手を振り切って逃げられるお人だと思ってるよ!!
さぁ〜よ〜う〜な〜らぁ〜。
…と、言いますか、あんた絶対依頼料払う気ないでしょ。
納豆なんぞ喰えば全部解決!!
どんな納豆だって喰らってやるぜ!!
むしろ地獄の鬼だって喰らってやるぜ!!
……と、まぁ…そーいう意気込みで対してみてはどうだいー……?
おーい。きーこーえーてー いーるかーぁぁ。
>>477 成程ね。はっはぁ!
そういう見方もあるなぁ。うんうん。
ゴウトをうかうか触れない雷堂君へのあてこすりだと。
ゴウトに薙ぎ払われてあの傷を作った雷堂君への惚気話だと。
そういうふうにも──取れるっちゃあ、取れるな。
果たして真相は如何に。と、思ったら。あらら、回答が出ているのねぇん。
とりあえず、さ。此所には今、ゴウトが居ないけど。気配は消してるだけとして。
声を掛けて可愛がってみるのは、どうかなぁ?
ほら、ゴウトも、穏便に触るなら、怒ったりしないから。
よしよしと敬意を込めて撫でるのは悪いことじゃないと思うのよ。だから、ね。
スピリチュアルな物の導きでしょうか、薄荷の話をしておられる!
薄荷愛好家に悪い人はいません
そしてホールズのオーシャンブルーは色がメチャキレイだけど
スースー感はハイパーミントが上ってことは生まれた時から決まってるよなものだと思います
>>479 え、そう? そうなのかい──?
俺、魔界とか死ぬとか言われて脅されているけど。…ええー。
「死ぬ」「覚悟しろ」「代償」…とかいう単語が飛び交っても、此所はほのぼのなのー?
ソウナンデスカー…??
ヨク、ワカラナイデース… オー。テリブルー。
>>480 ふっふ。なぁーに。魔界の王って、そりゃ君、牛蒡のような色白君じゃあない!
さっきからしきりに化粧しているみたいだけど、俺には、通用しないよぉん。
どうせこの世では身分を隠して生きているんでしょ?
ほら、この間来てくれた、「閣下」…みたいに、サ!
「君」みたいなひょろっと細い子が、魔界の魔王なわけ、ないよ。
悪魔は、身分を隠すにしても、自ずとその出自を明らかに示すと言う。
さよならを言った後で硫黄の香りをさせたり。持ち物に獣の印をつけていたり。
だけど君には──君の背後にいる人は。ぜぇんぜんそんな素振りもない────。
根っからの小市民。子羊のような優しい顔をしてるじゃない。ねぇ?
そんな子を引っ張ってきて、おまけに「死ぬ」なんて、言うんじゃないよー?
大人の探偵をからかったり、し〜な〜いこと。ん。……わっかるぅ?
理解ったらその長椅子にでも二人共、お座りよ。
今、熱々の珈琲を淹れてあげるからねぇ!
ふっふ。そこの「君」はミルクたっぷりの紅茶のほうが、いいかなぁー……?
上手く「恋の味」…がしたら、いいんだけどね。んっんー。
>>481 そ の 技 禁 止 。
禁 止 技 だ か ら ね。 聞 い て る ! ?
僧侶姿の女の子。いいから君も座っておいで。
今、探偵さんが珈琲を淹れてあげよう。待っててねぇん!
>>529 すぴー。……スピリチュアル?
ああ、「魂的なもの」…のことだね。
俺にも君にも魂が宿ってるし、道端の花にも宿っている。
山川草木、全て魂抜きでは語れないよね。うん、そういうもん!
薄荷は俺、好きなのよね〜。
帝都で一番最初に買ったのは、驛で買った、小さな薄荷飴だった。
その小さな薄荷飴が、長旅の疲れを──癒してくれたのさ。
すーっとした頭で見上げるのは抜けるような青い青い青空。
憧れの東京驛は、瀟洒なしつらえで俺の心を奪った。
同時に己の小ささを感じたなぁ。懐の中の薄荷飴を握りしめてなかったら
もっともっと長い間、東京驛の屋根を見上げてたかもしれないね──。ああ…懐かしいな。
お前さんも薄荷が好きなんだ。そうかぁ。
ふふ! ……なぁんだか、嬉しいじゃない。ねぇ?
俺も薄荷好きには悪い人はいないと思うよ。保証する。
はいぱーみんとかぁ。それ、口にしてみたい。
──筑土町で、買えるかな? ──んんん。
金王屋で扱ってたら、是非是非手に入れたいな!
いい情報を教えてくれて、あ〜りが〜とねっ!!
>>482 かっ……! かかか、かんっ……!
棺桶!! 棺桶が喋ってる!?
いや違う、棺桶の中から手が……のぞいて……!!
お、オカルト!!
この世には不思議なことがいっぱいなのだよライドウ、雷堂君!
うっぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!
……と言いますか。結構、のぞいてる顔が可愛いなぁ。
角みたいなのも見えるけど。まー、気にしないでおこう。そーしよう。…お手。
これは目出度い。五百の席が埋まったんだねぇ。
おめでとう、俺。自分で祝うけど、俺。
そしてゴウト、ライドウと雷堂君。ヤタちゃん。
来てくれる人間と悪魔の人達! あ〜りがとねっ!
>>483 いや人修羅君…それ、雷堂君の……。
あ。食べてる。滅茶苦茶、食べ尽くしてるわ。うわー……
あああああああ、もう!
大學芋なんぞ、大量に作ってやるわー!
これでどうだ!! ほれほれ、蜜たっぷりだぞ────っっっっ。
はぁ… はぁ…
お、俺… なんで芋如きで怒鳴ってんのー?
もう自分がよくわからなーい。
>>484-486>>488-491>>493>>495 雷堂君
あ。薄荷飴、食べる?
すーっとするよ。すーっと。
……何か他に言うべきことがあるような気もするけど……
うん……いいや。
納豆…………。練りすぎるのもどうかと思うよ。うん…、まぁ、いいけどね……。
>>487 ダンテと言えば、この間ここに来てくれた赤いお人のことよね。
なにやら、常人ならぬ、狩人のような眼をしていたな。
それが鬼ごっこ? ふぅん?
……そうか。
あのお人も意味があって「腹筋」してたんだな。
此所でいきなり鍛え始めるから、どうかしたかと思ってたよ。
そうか…。鬼ごっこ、ね。成程。
クヴァンダは仏教系の本に出てくるね。ええと……地獄の獄卒なんだとか?
俺は悪魔使いじゃないから、よくは知らないが。それも鬼ごっこ…なの??
ライドウは毎日が鬼ごっこだよな。仕事自体が鬼ごっこみたいなもんだ。
帝都を奔り廻って、見えない敵と戦っているんだもんね。
たしか「オニ」…も使役していた筈だ。赤鬼。麻雀にはあまり参加しないが。
>>492 二十五歳かぁ。いいじゃなーい、いいじゃないーっ!
その時って一番輝いてるんじゃないの。そう思うのは、俺だけ?
おばさんなんて言う方がおばさんさ。君は綺麗。そうだろう?
君の価値は人が評価を下せる程安くはない──…。
そう。そうやって、キラキラと瞳を輝かせているところなんか。
まーだまだ、青春。でっしょお?
そうして、ひとつ付け加えると。
三十代は楽しいよー。うっふふふ。二十代よりも、なんかね。気負いがなくなるの!
三十になっても、新鮮な君で居て頂戴よ。君だったら、言うまでもないけどねぇん!
おめでとう。
君が幸せな一年を過ごせますよう。探偵さんからも、祝言だ。
────これは、花束。綺麗な色のを、見繕っておいた。
是非、受け取って頂戴。
>>494 ははっ。可愛らしい君に、雷堂君も目を白黒させている!
仲良きことはなんとやら、ってね!
いいじゃない、いいじゃなーい。
そうだ。君はよく睡れたかい?
今日もいい一日になるといいね。
お兄ちゃんも、影ながら、祈ってるよ。ふっふ!
>>496>>510 そうか。うんうん、御苦労様!
じゃあ、そっちの埃。片付けておいて。
朝の空気はいいな。なんか、清々しいよ。
君もこの空気を吸っているんだろう──……?
歳を経るたびに、この「朝」の空気が痛くなってくるんだ。俺はね。
裏の世界を見過ぎたからかもしれないが。自分では、よくは、理解らない。
──さて。じゃあ、寝所に行くとするよ。 ふぁ… …あぁあ。
今日の朝餉はライドウが作ってくれるようだから、さぼったがー。
釜の使い方くらいは知ってると思うけど……何かやらかしそうな気もするな。
まぁいいか。どんな物体が出てきても、平らげてみせるよー。
この鳴海、伊達に自炊歴長くないんだからな。
珍妙な物体も、散々作ったからねぇ。
──ま。今更ってとこ?
ああ。それから。もしかして「漏れ」があったら、忌憚なく口を挟んでね。
夜の気配にあてられて、聞きこぼしがあるかもしれない。宜しく、宜しくゥ!
おっと。
>>514 「三役流行らないの」…と、言われてもねぇ。
俺は演劇のことには疎い。申し訳ないが答える術がない。
変わり身の術とか、使えると楽しいと思ったことは、あったよ。
子供の頃の紙芝居にはそういう出し物があった。
胸をドキドキさせながら、観ていたっけな。
──俺はこの通り一介の探偵にすぎない。
ちょいと風変わりな依頼をこなしてはいるが、それだけだ。
デビルサマナーの隠れ蓑といえば、いえるかもしれないが。
だから、演劇のことや、流行物のことだったら。
他をあたってくれないかい。
探偵さんからの、穏健なお願い。ね。
悩んでばっかり人生を猫見たり犬見たり
猫猫猫猫!犬犬犬犬!猫猫猫猫!犬犬犬犬!
あー!!!!
どっちを選べど獣のように生きるしかない!
雷堂の世界の鳴海さんはどうなの?
一度、納豆に梅入れて食べてみて。すっごくおいしいよ!
貞子「うふふ」
伽耶子「うふふ」
丑三つ時に世界を制した怨霊コンビが遊びに来たわ
よろしくね
グッド・モ〜ニング。
はぁい。探偵さんだよぉ。
朝の珈琲を淹れよう。はっきり目が醒めるからね〜…。
は、ふぁあ。
>>536 け、けもののように!? そ、そうなのか。
見れば教師のようなお姿だけどぉ、……あんたもなかなかに悩み多いのね〜。
教師は神職だ。いろいろな苦労があるんだろうな……。うん…ま…理解できるよ。
だけどね。人間は獣にはない「悟性」…ってぇのがある。これ、知ってるでしょー?
人間と獣を分かつもの。それ即ち魂のきらめき。動物には──持ち得ないもの。
お前さんは學校内に籠もって、内に内にと思いを塗り込めているんじゃないのかな。
俺は、お前さんを見てて、そう、思う。
その眼は赤く血走っていて、尋常じゃない光を灯している。
そしてそれは……きっと、お前さんの生きてきた道、そのものなのだろうな。
でもさ──。でも、だよ?
っと、ん、はい。
珈琲熱々だよ。…そっと持ってね。
悩んでばかりいる人間は、俺は、綺麗だと思うよ。
特にお前さんみたいな素直な──悪く言えばそう──率直すぎる人。
そんな人間は見てて、一種綺麗だと思う。「生きている」…って感じがするの。
ふふ! 本当にねぇ。何故かなぁ。
お前さんが心情を素直に吐露するからなのかもしれない。
探偵ってのは、どうしても、人の顔色を窺わずにいられない職業だ。
なかなか人ってのはさ、内心を語らないじゃない。
それをいろいろな断片から探るのは、探偵の原則行動ではあるんだけど……時々ね。…疲れるんだ。
だからかな。そうやって心の裡をぶつけてくれて、俺は嬉しいんだ。ふふ。
あんたも、ほら、珈琲を奢るからさ。いつでも、此所来て。話していって頂戴よ。ね!
>>537 ん? 鳴海ー…?
あはっ。これは、雷堂君宛の──質問だねぇん!
俺について聞かされるのはちょっと心臓が脈打つのよね。動悸がするのォ。
人ってさぁ、どうしたって自分のことを客観的にはみられないじゃーない?
俺は色男。名探偵。そう思っていても。他人の目のほうが、余程正確だからね。
……あ。……そう思ったら、なんとなく緊張してきたよ。
…仕方ない。煙草でもやるか。
>>538 おおッ。そーなんだー?
じゃあ、一度梅干しでも入れてみようかなーっ?
梅って健康にもいいよね。酸っぱさが身体を綺麗にしてくれそう。
まぁ、詳しくはないんだけどさ!! 梅、いいよねぇ〜〜〜〜ッ。
じゃあ、今日の朝餉は梅入り納豆。芥子と葱もつけようかなぁん。
>>539 ん、なんだろう。これ、髪の毛?
…ぃひぃぃぃぃぃいい────ッッ!!??
か、髪の毛お化け! 髪の毛お化けだぁぁぁァあ!
なななな…なんなのぉぉぉぉぉおおおおお────っっ!!
美人だけど、びびび、美人だけに! 凄惨なありさま…が…っっ。
「うふふ」って口元がほころんで……なんて、美しく、醜悪な……貌!
君達は、所謂実体のある、霊…っ。なのか……っ
おおおお、俺は、俺は……探偵だ。お前さん達の為に何が…出来るっていうんだ────…?
くッ。身体が金縛っていて、とけない……!
何が目的なんだ。何をすれば君達は浮かばれる? 成仏できる?
教えてくれぇぇぇぇえッ。何も知らないで死ぬのは、厭だ…………っっっっ!!!!
うひぃぃぃぃ。……。…………。…………って、あれ? 挨……拶、されただけ?
タエちゃんが脱走・失踪だってね
見つかったってよ
やったねタエちゃん!
ドゥンに乗りたい触りたいよー
雷堂さん協力してー
英国式茶菓スコーンを焼きました。皆さんぜひ食べてください
甘いシロップをかけてアツアツでお召し上がり下さい
スコーンを焼いたのは久々です・・・美味しいといいんですが
スコーンにはコレでしょ
つ【クロテッドクリーム】
愛してる
>>541 貞子「今、お化けって言った?醜悪って言った?今度言ったら殺すわよ。
何かしてくれるのなら、このビデオをダビングして2人以上の人に渡してくれる?
…え?ビデオが普及していないの?遅れてるのね…
だったらせめて住み心地の良い井戸を紹介して。うるさいところは嫌よ。」
伽耶子「あああああああああああ
私からは特にないわ。
住処なら箪笥と壁の隙間でも押入れでも布団の中でも構わないし。
そうそう。息子を紹介するわ。俊雄よ。猫が好きなの。」
俊雄「にゃーにゃー」
ぴょ〜ん ぴょよよ〜ん
ただいま戻った。…………フフ。
>雷堂は鳴海お手製大學芋を抱え込んで満足している。
>>499>>502 おお……鳴海所長がまったく動じてない……。
我は動揺して結局よく寝付けなかったというのに、流石だ。
接吻など破廉恥なものと思っていたが、西洋式は親愛の情を示すものなのだな。
では業斗や所長にも敬愛を込めて"おやすみのちゅー"をするべきか。
まずは業斗から、いざ。
…………。
…………全身の毛を逆立てて拒否されてしまった。
>>507 ……御客人、猫とパンを見誤るほど飢えておいでか。
一度ならずひもじい時間を耐えてきた我だが、そこまで豪快に幻をみたことはないぞ。
研究に従事する、先生とまで呼ばれる立場でありながらその有様、
なんとも胸の詰まる思いがする……。他人事とは思えぬよ。
我も腹一杯食わせて差し上げられるほど懐豊かなわけではないが、見過ごせぬ。
弁当にでもと思っていたが、これを提供しよう。 っ【ふかふか蒸かし芋】
なに遠慮はいらぬ、我には鳴海所長が仕度してくださった朝餉があるからな。
>>508 …………。
……わ、我の朝餉……金時豆……な、納豆まで……!
なに? 「らいどうくんへ」とは書いてないだと?
た、確かにそうだが……そうだが……っ!!
……お前は此方の十四代目の使役魔か。そうか。
ではこの借りは彼奴に返してもらうとしよう。
フフ。フフフフフフフ……。
>>509 よかろう、そこへ座れ御客人、その椅子だ。
珈琲は所長から出ているな。ほかに茶と茶請けも準備した、おかわりもできるぞ。
さあこれでいい、五分などといわず一時間でも二時間でも話すがいい。
そして是非、この空腹を紛らわせてくれ……! っ旦~ 【花林糖】
>>512 ……お前、最近食べているところしか見ない気がするのだが。
まあいい、朝餉の仕度、手伝おう。
釜戸造り……は、所長に止められてしまったか。
だが飯炊き用の釜戸はあるが、天火はないようだ。
なんでも西洋では天火――おぅぶんなるものがあって、
鶏を丸のまま焼くことができるらしい。
これがあればお前が捕ってくる猪も丸のまま――
……ん? 仲魔に焼いてもらえば丸のままもあっという間か?
ふむ……よし、我は紅蓮族を2、3封じてくるとしようか。
火力が強そうなのはどの仲魔だろうな?
>>514 三役ならばそら、そこに。
「こんなマズい飯が食えるかホー! 伝説の奥義・卓袱台返しだホ!」
「ああっお父さんいけませんホ! 晩ご飯のかき氷がもったいないホ!」
「ヒホヒホー、家庭崩壊だホ悲しいホ。おいらグレてやるホ〜!」
……ジャックフロストのひとり飯事はいつ見ても涙を誘う。
どうだ御客人、あやつの遊び相手になってはいただけないだろうか。
御客人はお母さん役でいかがだ。
>>519 サロンとは社交の場……大きな座敷遊びのようなものだ、と以前所長より伺った。
だがエロールとは……ろーるとはなんだ業斗。
……巻くこと? ふむ、なるほど。
つまり絵巻物を座敷で展示する、ということだな?
――どうだ御客人、正解だろうか。
外国語はまるで謎掛けか暗号だな。頭が茹だりそうだ。
>>522 鳴海所長、嘆かれるな。
その小枝は我の仲魔が元に戻して差し上げるゆえ。
さあ、トート、頼んだぞ。
……いや違う、所長に指圧をしろと言ったわけでは――
あ。
……鳴海所長、重ね重ね申し訳ない……。 っ【マッスルドリンコ】
>>529 すぴり……?しゃんぶる? ぱーみ???
……む……御客人、異国からいらしたのか?
その……大変申し訳ないのだが……日本語で、頼む。
我はゴウトや所長のように外国語が堪能なわけではないのだ。
御客人の言うことはイッポンダタラとの会話よりわからぬ……。
発光ダイオード
そういえば、ゴウトや業斗はどうやって英語を覚えたんだろう。
らいどうの勉強を見てやったりしてるんだろーか?
>>553 発光大王度?とは一体なんだ?
光る王? 光る主人……?
……………
………………………
い、いや、金王屋の主人のことなど思い出してはいないぞ。
晴海で太陽を浴びてぴかっとしていたな、などと思ってはいないぞ。
>>497-498>>500-501>>503-506>>511>>513 >>515-518>>520-521>>523-528>>530-535 鳴海所長
指定範囲の多さに、書き終わってから">>鳴海所長"で纏めるべきであったと
気が付いたが消すのも癪なのであえて残す。
そんなわけで此方の十四代目と共同での朝餉の仕度が完了した。
残念ながら猪はいなかったそうだが、かわりに立派な熊を仕留めてきてくれたぞ。
「そんな餌には釣られクマー」と喋る変わった熊であった。
さあ、お好きなだけ召し上がるといい! っ【クマーの丸焼き葛葉風】
>>536 なるほど御客人は犬猫に恋をしているのだな。
――なに、そうではない?
いや、犬猫がお好きだから、どこを見渡しても犬猫ばかり目に付くのだ。
気づけば目で追い、どんな人混みの中にいても見つけ出す――
それが"恋"というものなのだ、とタヱさんが言っていた。
種族の違いの壁は高かろうが、獣のごとく生きればきっと思いは通じよう。
ミルクホールの御主人も同好の士というやつだな。一度会ってみるといい。
きっと同じような悩みをお持ちだと思うぞ。
――ちなみにここのゴウトや業斗にちょっかいはかけぬがいいぞ、
容赦なく引っ掻かれること請け合いなのでな。
>>554 確かに葛葉の里にいたにしては、ゴウトも業斗も博識だな。
あの生真面目さと勤勉さからすると独学なのかもしれないが
小さな小さな前足で教本を捲る姿を想像すると――フフ、微笑ましくなる。
我の勉強は、業斗が夜、時折見てくれるな。
帝都守護のお役目でとかく勉強が疎かになってしまうから助かる。
知識も経験も豊富で、我の知らぬことをなんでも知る生き字引のような存在だ。
学問だけでなく、社会生活においても召喚師としても我の師だな。
我は業斗を尊崇しているよ。いつか我もあのようになれるといいのだが。
>>537 む……どう、と言われても……そうだな。
飄々として、昼行灯で、女好きで、酒と煙草と洋食が好きで、
仕事嫌いで怠け者の不精者、しかし動くときは迅速かつ的確。
新しい物好きで身なりに金をかけること甚だしく、
ツケと滞納はお手の物、だが不思議と嫌われも憎まれもしてはいない。
よく笑いよく怒り、表情がめまぐるしく変わるがその心中は決して読ませぬ。
他にもあるが、言葉にできる部分は、此方の鳴海所長と変わるところはない。
どちらの鳴海所長の性格も同一なのだ、と受け取ることも出来るが、
彼の陸軍時代の職務を鑑みれば、ふたりとも"鳴海所長"という役割を
見事に演じていることの証明なのかもしれないな。
まあ、あのぐうたらぶりが本性か演技かはさておき、
どちらの世界の鳴海所長も基本的には変わらないな。
違うのはせいぜい、彼方のナルミ所長は料理下手なことくらいか?
――ただ、うまく言えぬが、そういった表面的な行動ではなく、
もっと本質の部分が……言葉にはできぬ"何か"が、確実に違っている。
姿形はまったく同じでも、我はお二人を間違えることはないだろう。
……口が不調法ゆえ、上手く伝えられず申し訳ない。
わっ、きみのからだあったかーい☆
>>538 梅干しか、それは試したことがなかったな。
ではさっそく……まぜまぜまぜ(略)まぜまぜ……よし、いただきます。
…………。
……………………。
……………………………はっ。気づいたら3杯もおかわりを……。
さっぱりとしていて食欲をそそる、白米にぴったりの組み合わせだ。
こ、これは危険だ、禁ずるべき罠だ! 食費がかさんでしまうっ!
>>539 うむ、我は十四代目葛葉雷堂だ、よろしく頼む。
そちらへ座られよ。玄米茶だ、ゆっくりしてゆかれるがいい。 っ旦~ 旦~
茶請けは頂き物のおはぎあるが、お好きだろうか。
夜中に茶菓子は体に毒かもしれないが、茶請けがないのも寂しいしな。
……鳴海所長、なにを驚いておられる。
怨霊の悪魔など今更珍しくも――なに、覚えがない?
おどろおどろしくない見てくれに惑わされると、憑き殺されてしまうぞ。
なあ、そうだろう、アリス?
>>542-543 脱走?失踪!? これは鳴海探偵社の出番――
と思う間もなく五分で解決とはまた、どこの名探偵が現れたのだか。
あまりの素早さに唖然とし、次いで笑いがこみ上げてしまったぞ。
探偵として、その機動力は見習いたいところだ。
……しかし脱走とは穏やかではないな。
どこぞの作家先生のように、新聞の原稿が書けないと帝國ホテルに
軟禁されて書き上がるまで外へ出られなくなったりしてしまうのだろうか。
そうでなくとも事件を追うとなったらとかく無茶をする人だ……。
あとで帝都新報へ様子を見に行ってみるとしよう。
!
雷堂のお兄ちゃんは、今日も夜ふかしさんなの?
>>557 …………………ずるい。
ずるいぞ業斗、女性の客人にはそうして大人しく抱かれるくせに、
なぜ我は駄目なのだっ!
ちょっとの間でいいから我にも抱き上げさせてくれてもいいではないか。
ほんの少し腹毛をもふもふしたり、肉球をさわさわしたり、
尻尾をつつーっと撫でたりさせてくれてもいいではないか!!
男尊女卑ならぬ女尊男卑だ! 断固抗議する!!
>>544 それは無論、ドゥンに頼むのは容易いことだ。
悪魔とはみな気位高いものだが、主である我の頼みであれば応じてくれるだろう。
だが……御客人、火炎耐性はお持ちだろうか?
ドゥンは全身に常に炎をまとっているからな、
吸収か無効か、せめて火炎半減くらいなくては危険だぞ。
どうだ、ケルベロスかオルトロスで妥協せぬか。
虎ではなくて犬だが、もっふもふと気持ちいいぞ。
……そう言えば御客人は普通の人間のようだが、悪魔はちゃんと見えるのか?
>>545 ああ、これはいい香りだ。ありがたい差し入れだ、感謝する。
さっそく茶を……いや、これは鳴海所長に珈琲をいれていただくべきだな。
この菓子にはきっと番茶より珈琲や紅茶が合うだろう。
む……なんとも美味いな。さっくりしていて、かつしっとりとしている。
このような焼き菓子もあるのだな、なんとも幸せだ。
美味さを表現できぬ語彙の少なさが申し訳ないくらいだ。
>>559 む、見つかってしまったか。
遅くなってはまたお前に叱られると思って早めに切り上げるつもりだったのだがな、
気づけばこんな時間だ。はは、また叱られてしまうな。
とはいえ小さな御客人、お前も幼いのに宵っ張りだな、母様に叱られてしまうぞ。
そら、
>>545御客人の差し入れてくださった焼き菓子を一緒に食べようか。
そしてそれを食べ終わったら、早々に寝床につくのだぞ。
――ああ、いや、その、"おやすみのちゅー"は遠慮しておくぞ。
あれは我には、濃い珈琲よりも眠れなくなる代物だからな……。
>>546 むむ、シロップのかわりにクリームをか。なるほど食べ方にもいろいろとあるのだな。
ではそちらも試そう。……ああ、なるほどこってりと濃厚になった。
クリーム自体は癖が無く、焼き菓子の味を邪魔しないのだな。これも美味い。
――ああ、なんとも幸せなひとときであった。
>>545客人および
>>546客人、珍しいものを馳走になりました。
……まだ余っているな。少し分けていただいてもいいだろうか。
仲魔達にも甘味が好きな者は多いのだ、是非とも食べさせてやりたい。
>>547 そうか、我もだ! 我も愛しているぞ!
この、大 學 芋 をっ!!!
さあ御客人、大學芋を愛する者同士、鳴海所長が
>>532にて作ってくださった
この愛しき蜜たっぷり大學芋を一緒に食べようではないか!!
なに、ライドウや人修羅には分けなくていいのかだと?
奴らにはくれてやらん。絶対にくれてやらぬ、これは我の大學芋だーーーッ!!
>>548 御客人は井戸住まいか。皿屋敷のお菊と同じだな。
井戸など湿気と寒気が酷いところだろうと思っていたが、
わざわざ紹介しろというほどなら存外悪いものでもないのだろうか。
……今度銀楼閣を閉め出されたときの仮宿候補に覚えておこう。
だが生憎と筑土町にはこれという空き井戸に覚えがない。
少々脚を伸ばして深川までゆけば、あのあたりは古い町並みがまだまだ残っている、
きっといい井戸もあるのではないかと思うのだが。
あとで佐竹殿に手頃な物件がないか尋ねておこう。
そちらの御客人ご希望の箪笥は……
ああ、金王屋の商品に、人のふたりや三人入れそうな立派なのがあったはずだ。
居心地がいいかはわからぬので試してみていただくのがいいだろう。
俊雄殿にとっても、筑土町は猫が多い町ゆえきっと気に入っていただけよう。
――ああ、この探偵社の箪笥は駄目だ。生憎と先住の悪魔が色々と居るのでな。
鳴海所長の部屋の洋箪笥など――
……いや、なんでもない。
>>549 !!!!!!
なっ………………
なんだ、この愛らしい悪魔はっ……!?
まっしろもふもふと癒しそのもの、つぶらな瞳も可憐な口元も
ぴょんぴょんと跳ねるような歩みも、なにもかもが可愛らしい……!
封魔したい。是が非でも封魔したい。
だが何故だろう、違うとわかっているのにとても飛びつきたくなる。
走り寄って両手足であの白い体に飛びつきたくなる。
おかしい、ないはずの髷が見える……飛びつこうと促されている気が……。
猫違いだと思うのだが、これは一体なんの幻なのだろうな……?
>>561 えへ、見つけちゃった。
雷堂のお兄ちゃんも、なるみのおじちゃんも夜ふかしさんだから、会えるかなーって。
でも、わたしちゃんと寝てるのよ?
ひつじさん数えるの、100までいったら、もどってきて……それで、でも、とちゅうで目がさめちゃうの。
わあ!パーラーにありそうなおかし。
手を合わせて、いただきまーす。
あむ……。ふふ、バタァのにおいがすてきね!ありがとう、お兄ちゃん、
>>545さん!
ちゅーすると、寝れなくなるの?……ふーん……。
うん、じゃあ、おじいさまおばあさまのごあいさつだけね。
みつゆびついて、おやすみなさいませ。
…えへへ……、おやすみなさい、雷堂のお兄ちゃん!おしごとがんばってね!
564 :
人修羅:2008/09/23(火) 03:00:07
……雷堂よ……………。
…………………………………
…………………………………………………
…………………………………………………………
その大学芋…………貰い受けるっ
地 母 の 晩 晩 !
>>557 …………………ずるい。
ずるいぞ業斗、女性の客人にはそうして大人しく抱かれるくせに、
なぜ我は駄目なのだっ!
ちょっとの間でいいから我にも抱き上げさせてくれてもいいではないか。
ほんの少し腹毛をもふもふしたり、肉球をさわさわしたり、
尻尾をつつーっと撫でたりさせてくれてもいいではないか!!
男尊女卑ならぬ女尊男卑だ! 断固抗議するぞ!!
>>563 そうか、羊さんを数えるのか。100まで数えられるとは偉いな。
では今夜はモコイを数えてみるといい。きっとよく眠れ……
……いや、ぷるぷるする緑で埋め尽くされた悪夢を見そうな気がするな……。
今のは忘れろ。リャナンシーに頼んでやるから添い寝してもらうといい。
子守歌でも歌ってもらえば、夢も見ずにドルミナー……ゴホン、眠れるだろう。
ゆっくり眠れ。そして見るのならばよい夢を。
>>564 くっ!! させるかっ!!
この大學芋は雷堂の名にかけて死守するっ!!
…………
…………ばんばん???
…………………。
……人修羅、お前、寝ぼけているだろう。
まあなんだ、その、モコイを100まで数えて、投げ返ってきたブーメランが
頭に刺さったモコイ100体に囲まれる悪夢でも見ておけ。
さて、それでは我も小さな御客人にならって三つ指をついて――
皆々様方、お休みなさいませ。
……しまった、同じ案件に同じ回答を2度しているところがあった。
人修羅を笑えぬ失態だな。すまない。
モコイ100体にぷるぷると押しつぶされてくる。
567 :
モコイ:2008/09/23(火) 08:05:47
ボクの腕の中で目覚める、チミはナイス。
おっけい。
568 :
人修羅:2008/09/23(火) 14:22:26
………グー……グー………
うーん……うん……
……………………………………
…………………………………
モ…コイさん…………
…………モっコイ…………モっコイ…………
大學芋とアイスクリンって相性良いらしいッスよ
570 :
L:2008/09/23(火) 20:33:54
こんばんは。探偵のLです。
その若さで探偵の看板を掲げてらっしゃるんですか?すごいですね。
え?探偵は天然パーマの方?
失礼しました。そちらの学生服の方にただならぬ雰囲気が感じられたので。
すると護衛の方でしょうか?
それにしてもこの大学芋は美味しいですね。癖になります。
今度ワタリに頼んでおきましょう。
珈琲の砂糖はたくさんお願いします。いえ、もっと。
悪魔…ですか?
死神がいるのだし今更驚くようなことではありませんね。
人間の世界に干渉するのはやめてほしいものです。
悪魔よりも性質が悪いのは自分を神か何かと勘違いした人間ですけどね。
ファミコン風に会話してみよう。
572 :
シエロ:2008/09/24(水) 16:16:20
⊂二二§^ω^)二⊃ブーン
ライドウさんが道路に仁王立ちして車の往来を妨げてました
ただいま戻った。
……やはり夜っぴて御客人のお相手をするのは問題だな。
思い返すに芋だ、もふもふだと、上っ調子が過ぎたようだ。
沈着をもって善しとする召喚師にそぐわぬ振る舞いであった。精進せねば…。
>>567 ……自ら課したことではあるが、あてがわれた部屋に充ち満ちた
モコイ軍団というのは、なんとも心臓に悪い目覚めだな。
あちらでぷるぷる、こちらでビクッとなっているのを見続けることが
こうも精神的に過酷だとは思わなかった。我まで体がびくりとなる気がする。
そういえば人修羅はよく眠れただろうか……。
>>568 ……やはりうなされているな。すまぬことをした。
モコモコつながりでオルトロス・ケルベロス兄弟に添い寝させておこう。
きっと安眠できるはずだ。獣臭いかもしれないが。
今日は釘善で大學芋を贖ってきたのだ。
詫びを兼ねて、目が覚めたら分けてやることとしよう。
>>569 それは初耳だ。是非とも人修羅に食べさせてやろう。
で、それはどのように作ればいいのだろうか。
大學芋にアイスクリンを添えるだけ……ということはないか。
アイスクリンを作る際に大學芋を練り込むのか、
はたまた大學芋の蜜にアイスクリンを混ぜてかけるのか。
……もしや大學芋の中をくり抜いてアイスクリンを詰めるのかっ!?
ううむ、大學芋の世界は奥が深いな……。
>>570 よくぞ参られた。同業の御客人とは珍しい、歓迎する。
御客人も甘味はお好きか。では遠慮無く釘善の大學芋を召し上がるといい。
珈琲入り砂糖……は……人修羅もそうであったな。
好みは人それぞれだ、止めはすまい。鳴海所長は嘆かれるかもしれないが。
――死神、か。それが見える御客人もただならぬ宿命を負っておいでのようだな。
残念ながら人間の世界、人だけのための世界というのは元より存在しない。
悪魔達も人と同じくこの世界の一部だ。関わらぬことはありえぬよ。
……確かに人は時として、魔に魅入られる。
ヒルコに憑かれ赤マントになるような、心弱い者、悩み惑う者などばかりではない。
むしろ強く真っ直ぐな信念、真摯な正義への情熱――
強い意志を抱える者ほど、強大な力を手に入れたとき己を見失う。
絶対的な力、圧倒的な支配力が持つその万能感に酔いしれ、
世界を変えることができるのは、他ならぬ自分なのだと高笑するのだ。
宗像然り、――伽耶殿に憑きし者然り。
だが魔に魅入られ、知らず歪められた者をどうして笑えるだろうか。
是非はあれど、己の志すところを目指したその魂は、きっと気高い。
御客人が思い描いた「神を僭称した人間」は、そのような者ではなかっただろうか?
もしそうであるならば、その者と出逢い、対峙し、刃を交えることができたを
貴方は誇っていいのだと、我は思う。
何故なら御客人、貴方もまたひとつの正義を胸に闘った戦士であると見受けるからだ。
たとえ志半ばにして倒れたとしても、貴方の魂もまた気高くあったに違いない。
――いかがであろうか、影を持たぬ御客人よ。
探偵としてはまだまだ未熟者だが、我の見立て、なかなかのものだろう?
>>571 らいきゃく
>>571 が 1たい あらわれた!
たたかう
ふうま
しょうかん
>もてなす
ばんちゃ ませき
>だいがくいも ぶぶづけ
ねこじゃらし さかびん
らいどう は だいがくいも をつかった!
ライドウ が えんぐんに あらわれた!
ライドウ は だいがくいも をたべつくした!
つうこんのいちげき!
らいどう に 350 の ダメージ!
らいどう は ちからつきた...
>>572 なんとも楽しそうに飛んでおいでだな、御客人。
我の仲魔にも空を飛べる者達がいるが、あれらもとても楽しそうに風を切って飛ぶ。
飛べぬ身であれば、その様はただただ羨ましく、焦がれるばかりだ。
高い高い上空から帝都を見下ろすのはいったいどのような心持ちなのだろうな……。
――まあ御客人、せっかくこの探偵社へいらしたのだ、
ここへ降りて我らと茶を飲んではいかがだ。
そして我ら飛べぬ者に、空から見える風景を語って聞かせてほしい。
きっと素晴らしい光景に違いあるまい。 っ旦~
>>573 ああ……それは帝都へ来たばかりの頃は、我も銀座でよく失敗したな。
車がないときに仲魔を単独で偵察などに出したもののなかなか戻らず、
かといって我が場所を変えては、戻った仲魔が我がいなくなったと惑ってしまう。
意図して妨げているわけではないが、結果路面電車の運転士に睨まれていたりする。
最近は流石に道の隅で指示を出すことを覚えたよ。
……ライドウが今も堂々と仁王立ちする理由は知らぬ。本人に聞いてくれ。
どうせ道行く大學芋に目を奪われていたとか、そんなことであろうがな。
さて、過去の記録を繰っていたところ、先日19日をもって、
この場が開かれてより丁度一年が経過したことを知った。
居心地よいこの探偵社が今まで存在し、栄えていたのは
鳴海所長、ゴウトのご両人と、それを支える御客人方あってのこと。
愉快な時間を共有させていただいてきた者のひとりとして、厚く御礼申し上げる。
ささやかながら慶事の祝いとしてこれらを奉納させていただく。
っ【酒樽】【鯛】【鰹節】【スルメ】【鮑】【昆布】
目出度い席に並ぶものを集めてみた。……ちょっと何かが違う気がするが。
それからこれは鳴海所長に。
っ【ゴールデンバット】【ハヤシライス】【竜宮の請求書】【赤いちゃんちゃんこ】
これはゴウトに。…席を外しているようだが、受け取ってもらえるだろうか。
っ【鰺の開き】【猫用ミルク】【マタタビ】【ねこじゃらし】
これは探偵社へいらっしゃる全ての御客人方へ。
っ【大學芋】【大學芋】【大學芋】【大學芋】【大學芋】【大學芋】
どうぞお納めください。
そして改めまして、末永くおつきあいいただけますよう
この十四代目葛葉雷堂、心よりお願い申し上げる。
コンゴトモヨロシク――。
一周年おめめとう。
早いものだね。
ではお言葉に甘えて一つ……
>>【大學芋】【大學芋】【大學芋】【大學芋】【大學芋】【大學芋】
………。
大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大
學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學
芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋
大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大
學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學
芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大學芋大
…………こう並んでいると芋がゲシュタルト崩壊を起こしそうなんだが。
ライドウ続編発売までライドウで頭いっぱいだったけど…
TOVやったらラピードで頭一杯になったw
犬も可愛いよね
ここでリアルの、しかも他のゲームの話しされても…
一周年おめでとうございます!ささやかながら、お納め下さい。
つ【お赤飯】
583 :
以上、自作自演でした。:2008/09/25(木) 06:40:49
落ち着け
∵. ∵. ・ _ ∩
|! ∵. ・ ⊂/ ノ )
>>583 、 从 / / /ノV
_ _,ノ `ー, し'⌒∪
`) r'  ̄
>=o=< '´⌒Y
レ^ω^レ⊃ / i モミアゲカッター!
(⊃ )
/ ヽ
てるくはのる
∵. ∵. ・ _ ∩
|! ∵. ・ ⊂/ ノ )
>>585 、 从 / / /ノV
_ _,ノ `ー, し'⌒∪
`) r'  ̄
>=o=< '´⌒Y
レ^ω^レ⊃ / i モミアゲカッター!
(⊃ )
/ ヽ
風林火山
∵. ∵. ・ _ ∩
|! ∵. ・ ⊂/ ノ )
>>587 、 从 / / /ノV
_ _,ノ `ー, し'⌒∪
`) r'  ̄
>=o=< '´⌒Y
レ^ω^レ⊃ / i モミアゲカッター!
(⊃ )
/ ヽ
一周年おめでとさん
大学芋さん遠慮無く頂きます
!? の、喉に詰ま――
乳輪火山
一緒に風呂に入ってくれ!
鳴海さんのレス大好きで最初の頃から見てるけど書き込んだことなかった。
せっかくの1周年なのでおもいっきし叫んどこう。
鳴 海 さ ん 愛 し て る 〜 っ!
これからもガンバってね! 応援してるよ!
ゴウトにゃんも早く帰ってこないかな。まってるよー
雷堂ちゃんも芋泥棒wに負けずにガンバレw
みんな集まれ〜♪
楽しい探偵ごっこが始まるホ♪
ヒホホ!もちろんオイラがライドウ役だヒホ〜!ヒホヒホ
そのかわりライドウはゴウトやるホ
かっこいいホ〜♪
それで雷堂はタヱちゃん役任命ヒホ
とびきり可愛いくやってホ?
お次は人修羅ホ、モコイさんやるホ!
くねくねするヒホホ〜ッ
最後にナルミだホ
ナルミは…えっと…
ナルミは電話の役ホ〜♪
東条英機と西城秀樹、どっちが好き?
ヌエの啼く夜は恐ろしい
こんなに苦しいのなら…悲しいのなら…愛などいらぬ!
女子十二楽坊
ごはんですよ
何うどんが好き?
(ボケて!ボケて!)
今日 人類が初めて 木星に着いたよ
――――――こんばんは。
>>517 ――――あきよう…たんす…せびろ?
―――自分の―――寝室にですか?
――――――――――すいません。
――――――あの衣装箱は随分使い古されていたものでしたので――――不要品かと思い
赤口葛葉での試し斬りの後――――破棄させていただきました。
>>532 モグモグ鳴モグモみグさんモグモグありモグモグモグとモグう
モグモグごモグモグモグモグいまふ―――――ごくっ
>>537 ――――――――雷堂。
(誰にも気づかれぬようそっと目元を拭う)
>>538 ――――ちょうど良いところに――――ここに
誰かの納豆がありました―――
モグモグモグモグモグモグモグモグねばねばねばねば
これは――――――とても美味しいです。
さっぱりしていて、食欲が―――雷堂。自分と同じ感想を言うのは――止めてください。
――――――――――これではまるで自分が二人いるみたいです。
>>539 ――――――――こんばんは。よろしく。
その力―――護る為に―――
自分と伴に――戦事を引き受けて欲しいのです―――
>>544 ――――ドゥンは―――腹枕もまた格別です。
―――――――――ふかふかです。
>>545 すこ…ん?
ありがとうございます―――――いただきます。
モグモグモグモグモグモグモグモ―――――グッ!
――――――――!
く――――――――――口の中が――――これがすこん――
なるほど。―――――なるほど。
ここ《帝都》は――――――――見るもの総てが葛葉の里には無いものばかりです。
>>549 ―――――こんにちは。
白くて柔らかくて―――――
ゴウト――――「あれ」は初めて会う悪魔です――――
―――――はじめまして。
>>561 (帯刀してマントを豪快に羽織る)
――――――雷堂よ
表へ出ろ――――どちらがこの芋を得るに相応しいか決着をつける――――!!
>>564 ―――――――この大學芋は総じて自分のものです。
――――ここは――引いてください、貴方とは徒為な争いはしたくありません。
しかし―――――拒むならば―――――――――ッ
(胸苦しそうに酒ビンを構える)
>>569 ――――――ありがとうモコイさん。
モコイさんは並々ならぬ物知りで――――敬服してしまいます。
――――――鳴海さん―――あいすくりんが欲しいのでお小遣い下さい。
>>570 ――――こんばんは。
護衛――――――いえ。見習い者の葛葉ライドウと申します。
―――――その大學芋は所長の手製故、まだ沢山あります。
珈琲も菓子もどうぞ遠慮なさらず
――――――――貴方は死神知り合いなのですか。
死神…悪魔も――――人より実に大きなもの
――――貴方は―――その大きさも力の流れも正しい向きも理解しているのですね。
>>571 *「――――じぶん は だいじゅうよんだいめ くずのはらいどう」
―――――――こんごとも ヨロシク」
*「―――――げんざい は ていと を しゅご す――――――あ。
ゴウト、肉球でそのボタンを踏んでは―――――
プツッ
>>572 ―――――よい笑顔です。
丑込め返り橋のたもとで遊ぶ子供達を―――思い出しました。
――――きっと――かように美しく笑える者は、心許した友を持つ強き者であらう。
>>573 ――――――――――。
(學帽のつばをくいと下げ口元には微かな笑みの貌)
>>593 ゴウト―――役―――――――ですか。
―――――――やってみます。
ライドウ!ボケッとしてないでさっさと聞き込みするニャ!
ライドウ!なんとか心熱く燃やして、こいつの本音を聞き出すニャ!
つまり「は」から始まって「か」で終わる文字の特技を持った悪魔を早く出すニャ!
ライドウ!その晩飯の焼き魚をよこすニャ!
>>595 ――――はい。
しかし――――――いいえ、ヌエは本当はとても可愛らしいのです。
――――――視ることは出来ないかもしれませんが―――本当なのです。
>>599 ―――――ラドン。
>>600 ――――――――――お告げ―――ですか?
――――――――では――おやすみなさい。
らっ……
ライドウ!
大丈夫か!?
お前がそんなに喋くるなんて……
暫く反動で人魚姫になっちゃうんじゃないのか?!
学帽を下げる仕草が好きですお
608 :
サーフ:2008/09/30(火) 15:49:00
…………………………
ただいま戻った。…………………………寒い。
>>579 その者 黒き衣をまといて 金色の大學芋に降り立つべし
嗚呼、素晴らしいではないか。大學芋の絨毯。
見ているだけで夢心地だ……フフ。フフフフフフ。
>>580 ラピードとはお客人の飼い犬の名か? なんとも素早そうな勇ましい名だな。
我もジャックフロストに名付けてやったことがあるのだが、不評だった。
"大福"……名は体を表す良い名だと思うのだがな。
>>581 なんだ御客人、娯楽は好かぬか?
確かに此処は麻雀の話ばかりに花が咲くが、他の遊技も面白そうだぞ。
佐竹殿にお聞きしたが、花札や賽子などは子供でも手軽にできるという。
麻雀は何かと難しく、我はたびたび所長や仲魔達に素寒貧にされるが、
賽子ならば単純に半丁の運試しだ、勝てるようになるのではないかと思っている。
――どうだ御客人、勝負運に自信がおありならひとつ試してみないか。
幸運到来しておれば、ひと稼ぎできるかもしれないぞ。
>>582 これはご丁寧に、お心遣い痛み入る。
……赤飯といえば以前、中のささげを甘く煮付けたのを食べたことがある。
それをナルミ所長に話したら、子供用かとさんざからかわれ信じていただけず、
それならば食べてみてもらうのが早いだろうと、甘納豆で作って振る舞って差し上げた。
――いや、ささげ豆をではない。餅米を甘納豆に換えたのだ。
重箱にみっちりと詰まった赤い甘納豆とささげ豆。素晴らしい出来映えであった。
だが子供の仲魔には喜ばれたが、なぜか大人悪魔とナルミ所長と業斗からは苦情が出た。
なかなか美味かったのだがなあ……。
>>583 ああまったくだ、皆落ち着け。
我の目を盗んで振る舞い酒を掠めとった仲魔がいたようだ、
この乱痴気騒ぎ、申し訳ない。
さあ、さっさと管へもどれお前た――
>>584 ライホー! この馬鹿者、お客人になにをしている!
速やかに帰還しろ、さもないと説教部屋で15代目ライホーとして先代方に叱っていただくぞ!
いやそれ以前になんだそのもみあげカッターとやらは、妙な技を身につけるのではない!
>>585 む? なんだ、お客人も振る舞い酒に酔うておられるのか?
それともなにか意味ある言葉か……嫌に禍々しき響きを帯びているが……
謎掛けだろうか。もう少し詳しく話を――
>>586 ……っ、ライホー! お客人との話がまだ終わらぬうちになにをやらかす!
だから管へ戻れと言ったはず――
――む。我のライホーはすでに管に収まっているな。
ではお前は此方の十四代目のライホーか。揃いも揃って悪戯者め。
……いや、我とライドウの躾がなっておらぬということか。なんとも不甲斐ない。
>>587 速きことゴウトの爪一閃の如く、静かなることライドウの如く、
侵略すること大家殿の取り立ての如く、動かざること鳴海所長の如し
>>588 だからライホー! 何度お客人に妙な技を繰り出すなと言えば――
……………十四代目葛葉ライドウ! 貴様もか!!
というか奇天烈な技をライホーどもに伝授したのは貴様かっ!
どいつもこいつも……まとめて説教部屋へ行ってこい、この阿呆どもっ!
>>589 !! お客人、これを飲め、さあいますぐ!
っ【超力熱々煎れたて番茶】
>>590 お客人、酔うて多少騒ぐはかまわぬが、御婦人方が眉を潜める猥談は別室で頼む。
話し相手がほしいなら、うってつけの仲魔を喚んで差し上げよう。
そらミシャグジさま、このお客人を隣室へお連れしろ。
ゆっ……くりともてなして差し上げるのだぞ。
>>591 残念ながら今は我はお客人方を捌くので手一杯だ。
我のかわりに…そうだな、ムスッペルを供につかせよう。三助がわりに背を流させるといい。
ちょっとむさ苦しいかもしれないが、湯が冷めてもすぐわかしなおしができる優れものだ。
>>592 なんとも清々しい若人の主張だな、潔くていい。
鳴海所長がとても好かれておいでだということがよく伝わってくる。
我もそのように言っていただけるよう努力せねばなるまい。
うむ、無体な芋争奪にも心折れぬよう鍛錬だ!
……いや、芋争い自体を防ぐべきなのか……?
というか我はなぜここまで必死に芋を死守する羽目になっているのだ……
>>593 ……我がタエさんを真似るのか? 我がか!?
あー、………鳴海所、ではなかった探偵さん、珈琲を……
所長役がおらぬな、では役をふられておらぬゴウト、頼む。
ごほん、探偵さん、珈琲淹れてくださらないかしら?
ミルクとお砂糖たっぷりでお願いねっ。うふっ♪
>雷堂は精一杯しなをつくってみせた。
ああ、フロ……ライドウ君にはお小遣いをやろ……あげるわね。
探偵さんには内緒だ…わよ? っ【コイン型チョコレイト】
>雷堂はさらに頑張ってしなをつくってみせた。
…………つ、疲れる……。
……あとはなにもないところで転べば完璧か?
>>594 さっぱりわからぬ。会ったことのない方に好悪は湧かないからな。
が、強いていうなら一芸ある方がよいだろう。
歌のひとつも歌ってもらえれば、仲魔たちがアクマカンゲキー!と喜んでくれるだろうか。
>>595 かつて京の宮廷を震撼させた魔として名高いが、別段それほど恐ろしくはないぞ。
なりは大きいが、とぼけた顔できょときょととあたりを見回している様は
なかなかに愛嬌があると我は思う。
色仕掛けができるところをみても、世間一般から見ても魅力的な姿なのだろう。
とりあえず奴の腹毛に埋もれてみてはどうか。
柔らかくもこもこと暖かで、恐ろしさなどあっという間に吹っ飛ぶぞ。
銀楼閣を閉め出された時にも重宝するぬくもりだ。
>>596 お客人、なにがあったかは知らぬがそのような悲しいことはいうな。
愛情とは与えられれば優しく暖かな心持ちになるもの。
そして正しく情をかければ相手はそれに応えてくれるものだ。
……我は仲魔達を相手に日々それを感じている。
お客人にもきっとその情愛をかける相手がおり、その人はそれを待っているだろう。
だからそのように嘆かず前を向くがいい。きっと良いことがある。
>>597 婦人部による楽器演奏の記事か。
女性の社会進出が進む昨今とはいえ、技術を披露し認められるようになるのは
なかなか容易いことではないだろう。頑張っておられる女性は応援したいものだ。
……どうしたモー・ショボー。……なに、自分たちも楽団をやりたい?
ふむ、女悪魔たちによる和楽器演奏も面白いかもしれないな。
……ああオシチ嘆くな、確かにその羽根の手では楽器は難しいが……
御客人、なにか手羽先、ではなかった鳥の手でも弾ける楽器はご存知ないか?
>>598 む、もう夕餉の時間か、支度いただいたようで申し訳ない。
海苔の佃煮か、熱い飯が何杯でもはいってしまう危険な食べ物だな。
ではさっそく……このロイドめがねは?
これをかけずには食べさせぬと? それはまたなぜ……まあかまわないが。
では……むむっ!? か、顔が変わる……! なんだこの眼鏡はっ!? なんの罠かっ!
>>599 うどんにもごはんですよ!
……はっ、口が勝手に……!?
>>600 人類にもごはんですよ! 木星にもごはんですよ!
ピテカントロプスにもごはんですよーーーーーっ!!!
……これはなんの呪いだっ、なにもかもに海苔の佃煮をかけたくなる呪いかっ!?
>>601-605 ライドウ
お前が饒舌なのは珍しいことだな。
だが良い傾向だ、その調子で喋る訓練は続けるといい。
ナルミ所長曰く、「お前さんは喋りすぎだと思うくらい喋ってちょうど人並みなんだ」そうだ。
――所長基準の"人並み"はお喋りの部類ではないかとも思うがな。フフ。
あと口に物を入れたまま喋るのはやめないか、行儀が悪いぞ。
というか我の大學芋を片っ端から食らうな!
納豆も"誰かの"ではない、我のだ!
>>606 よく喋ると人魚になる……のか?
…………学帽とマントを身につけたアズミのようなものか?
>>607 >雷堂は困ったように学帽の鍔を引き下げた。
……なに、我ではなくライドウの仕草が好きなのだ、だと?
……………………。
>雷堂は学帽の鍔で情けない顔を隠した…。
>>608 …………よく来たな。………… っ旦~
……甘味は好きか……。……大學芋がある……食い尽くされていなければ……。
………頂き物……赤飯、海苔の佃煮も……。
………うむ。………………そうか。…………フフ。……………。
……いかん。油断すると目線だけで会話が進んでしまう。
御客人、なるべく言葉を発していただけると助かる。
我やライドウはともかく所長やゴウト、他の御客人方が置き去りになるのでな。
ごはんですよフイタw
これもどうぞ。
つ【イナゴの佃煮】
雷堂さんと手を繋いでみる
はぁい。探偵さんよぉん。
グッド・イ〜ブニングぅ!
>>542 え。タヱちゃん……。…そ、そうなのか。言ってくれれば俺、珈琲くらい奢ったのに。
言 っ て く れ れ ば 。
あ ぁ 、 言 っ て く れ れ ば っ っ ! !
えーとでも失踪ってのは理解るが、脱走って?
新聞記者は大変な重労働だからな…
不動の足枷でもつけられて、強制労働でもされてたのか……?
いまいち理解らんね。俺、新聞社の内情には詳しくないからねー。
職業婦人としてはなかなかの仕事ぶりだと評価していたんだけどなぁ。
帝都新報ってそうなの? 厄場いの? えー…?
>>543 発見するの、早ッ!
僅か五分の間に何があったんだろうな。タヱちゃん。
人生は劇のようなものとはいうけど……それにしても凄まじいじゃないの。
タヱちゃん。お前さんさァ、はなから逃げる気、なかったでっしょおー?
そうとしか思えないよ。
「この仕事を受けてくれなきゃー……うううううっ。
この邸宅で迷子になって祟ってやりますからねっ!」
……なぁんて作家先生でも脅して、文字通り迷子になったんじゃないの?
ほら、物書きの先生のお宅って迷路のように豪勢な作りだしさ。
風流な識者の皆さんなんか、そうやって遊んでるらしいじゃない?
とにかく、無事で良かったよ。屋敷の中で木乃伊にならなくて、良かった、良かった。
毎日365日四六時中制服着てるの?
>>616 そのさまを凝視してみる。
じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃっっっっ。
もう一度凝視しまくってみる。
じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃっっっっ。
雷堂君の頬が紅くなってるのを注視してみる。
じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃっっっっ。
あっ、殴らないで。顔はやめて頂戴。
わわわっ。ひぇぇぇえ。
>>618 ん。──ああ。
これは、ライドウと雷堂君のことだねー…?
俺が目視で確認している限りでは、そうだね。いつもあの學生服。外出時には黒マント。
もう黒ずくめじゃないライドウはライドウに見えないし。それは雷堂君も、然り。でしょ。
って、あのねぇ。寝所でどういう姿をしてるかなんか、俺に訊かないで頂戴よ。…気色悪い。
寝る時くらいはぁ、寝間着を着てるでしょ。常人ならば。常人ならばね〜?
でもさ。考えてもみてよ。
猫であるゴウトも、毎日毎日同じ服、黒装束だ。
それを考えると、まぁ、普通なんじゃない?
ま。俺は男の書生が何を着ようが、ぜぇんぜぇん、気にならないですよーん。
下手な思考、休むに似たり。もっと別のことを思索したほうがいいってこと!
ねっ、ねっ。
頂き!マッスル!
>>544 ドゥン君って、何故かあまり麻雀に出て来ないんだよね。本当、何故か。
そのかわり、リリス姐さんやアリスちゃんが面子の中によく混じってるよ。
二人とも引きが強いんで、こちらも内心青ざめながら打ってるのよぉん。
戦々恐々とはまさにこのことねぇ! ふっふ!
──…お前さんがドゥン君に乗ってるところ、俺も見てみたいなー…。
ドゥン君格好いいよねー。いかんせん背中が燃えてるのがなんだけどさ……。
あと、大きいだろう肉球も堪能してみたい。ちょっと……その、まぁ、怖いけど。
ふかふかでふさふさな悪魔はいいよねぇー。夢があるよ。んー。
>>620 いただき、マッスル?
……筋肉をいただきます?
…………えぇえ。えぇえー……あ、ん、え?
「戴きます」と言えばぁ、今日の夕餉、お前さん、食べたのかい?
まだなら食べてお行きよ。
さぁさぁ、はい。其処に座って。
ちなみに、今晩の献立は──
しめじと栗の炊き込み御飯
若竹汁
烏賊と里芋の煮物
馬鈴薯のチーズ揚げ
蝗の佃煮
……だよぉん!
烏賊と里芋は、よぉく味が染みてて、なっかなかの出来だよ。
馬鈴薯のチーズ揚げは、モダーンな味。竜宮で酒のつまみとして出てたのよねー。
蝗の佃煮は豪華だよね。差し入れしてくれたお人に、感謝! あっりがとぉ〜。
>>621 …………いただきます。
>雷堂は炊き込みご飯を幸せそうにかきこんだ!
>煮物とチーズ揚げに感動の涙を流しつつ堪能した!!
>佃煮と若竹汁に生きている喜びを噛みしめ舌鼓を打った!!!
…………ごちそうさまでした。
…………調査に行ってまいります。げふ。
はは! 凄いね!
雷堂君、蝗の佃煮で御飯三杯食べるとは、やるぅ!
頬に御飯粒ついてるぞー るぞー るぞー…
あ、もう行っちゃった。早いなぁぁー。
「頬に何かついてるわよ、色男さん」…とか、言われちゃうぞぉ。おーい。
>>545 わ。凄いね。いい匂いがするなぁ。……こっ、これ、お前さんが焼いたのォー?
ふっくらとして優しい形だね。型抜きで丸く抜くの? それとも手でー…?
こうして手に乗るくらいだが、ずっしりとして、食べ応えがありそうなお菓子だよ。
探偵さん、何を隠そう、こういうお菓子を食べるの、はーじめてさぁ。
英国式茶菓だって。ふっふ! いいねぇ、いいねぇ、洒落てるねぇ〜〜。
この…、シロップっていうの? 甘い琥珀色の…。こうかけて…っとぉ。
うんうん、美味しい。サクサクっとして、幾重にも層が重なってるのね。
バターの香りが馥郁として。なぁんて豪華なお菓子なんでしょ。これは初めての体験よぉ。
うん、ほちそうふぁま……。ああ、珈琲、淹れるから。ちょっと待っててね。
ミルクは? ザラメ砂糖は? それとも、どちらも入れるかいー?
>>546 おおぉ。乳白色の濃厚なクリームだね。
では、御賞味。
これも……むぐむぐ……本場物なのぉー?
美味しいね。シロップと一緒に付けて食べると……これは…いい。……。
マカイバリの残りがあったな。そういえば。
氷川さん来た時用に、それと紅茶愛好者用に、また五十グラム買い足したんだが。
ここで淹れちゃおう。このお菓子には珈琲、紅茶がよく似合うね。んーむ。
クリームを差し入れしてくれてありがとう。君も、紅茶、是非やっていってねぇん!
>>547 愛してる。……といえば、俺も。
此所から見える町並みや川縁。うん。だぁいすきよ。
特に、さ。この時間は、瓦斯灯と電灯の交差するあかりが、美しい。
綺麗な綺麗な影が出来て、人の輪郭はくっきりと、浮かび上がる。
そうやって行き来する人達。…俺は、愛さずにいられない。
不器用でもなんでも、生きて歩いていく人達ってね。いいじゃーない?
君もここから見てみてよ。
ほら、はい。窓を開けた。
夜気が侵入りこんでくる。
闇も、この指に絡め取れそうな程、近い。
だけど、暗い闇には浸食されはしない。ここは、──明るいから。
行き交う人達の貌も、こんなふうに明るく輝いているといい。
勿論、俺と、君もだよ。
ねっ。
>>548 え? 何、何。なんなんだよ、この変な──… え、え?
びでお? ひでお? なんかの暗号ーっ!?
しゅ、醜悪は言い過ぎましたっ。すすすす、すみませーんっ!!
だけどお二人共、美人ですからっ。凄惨な雰囲気で、こう……何というか!!
井戸? …井戸は勿論あるけど、駄目っ、駄目よぉー!!
空井戸ってことでしょ? そんな所にあなた、居ちゃ、いけないよ。年頃の、娘が。
陽の当たる場所にはいられないのかい──?
…どうしても?
……
…………そう、か。
それが君の宿命なんだな。そう……なのか。
いつかお天道様の下を歩いて欲しいが……無理、なのか?
いったいなんだって君は、井戸住まいなんかしてるわけよ。
一体全体、どんな運命だってのよ。 …そんな…、若い身空で……ッ
あ、あのねぇ。探偵さんを泣かせないで頂戴。──っ。お、お願いよ。
押し入れや… 隙間…
あ、あのねェ!
お前さんはそれで不自由ないというが、それは、間違いだ!
妄執を残す人間が現世に執着することは、ある。だが。
君達は聡明な「人間の眼」をしている。まだ、帰って来られる。
帰って来られるんだ。
いいから、来いっ。
俺が二人まとめて受け止める。…君達は何の不安もいらない。
理解ったな。
その、猫の声を発してる子供も。
君の背中に、胸に、抱かれたい年頃だ。
君も抱きたいだろう? 愛しい我が子なんだ、俺が言うまでもない。
頭に黒猫の姿がよぎる。これは、幻覚か……?
なんでもいい。なんでもいいよ。もう、この世に執着していいことなんて
ひとつもない。ひとつも、ないんだ。
君達は少し睡って、また、眼を醒ます。
今度はいい夢を見られる筈だ。だから──
御休み。
二人揃って、お睡りよ。
それがいい。俺は見守っているから……ね。
>>549 ギャース!!
ひぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃ!!??
猫…、猫…、で、でで、でかい、でかいッッッ!!
そそそ、そういえば君、久しぶりだよねぇ。げ、元気だったぁ〜?
相変わらず餅みたいに柔らかだな。うん……ふにふに。ふにふにふに。
そそ、そうだね、ちょっと窓を開けたから寒いでしょ。
こっちに寄って御覧。はぁい、座布団。
珈琲も飲んでいくんだろう? 今、淹れるからねぇん。
…ああっ、兜が俺の頭に刺さりそうですぅ…
>>553 発 酵 大 黄 道 ?
はっこー、だいおーどー?
何。はは。それって、今の流行なわけェー?
……。んー。
わっかんないな。黄道っていうのももしかしたら王道…、なのかい──?
発酵した大王道。うぅぅ。わ、わっかんねぇぇぇえ。
ううううううあああああああ。謎が謎を呼ぶぅぅー!!
……う……うぅ〜む。
日本人は古来から発酵した食物を愛して来たからねー。
納豆しかり、生酥しかり。ほら、寿司だって、発酵させるでしょ。
その伝でいいますとぉ、発酵は食の大王道と言えるんだなぁー。これが!
鳴海さんは今夜も朝までお仕事か〜?
たくさんレスあるけどがんばってね
俺は寝る〜。鳴海さんの膝枕で。(つ∀-)
>>627 あ。はぁ〜い。ご挨拶、あっりがとぉ〜っ!
就寝時に挨拶っていいよねぇ。なんか、胸があたたかくなるよぉ。
……あ…ここ、この案件、ヤタちゃんの簡易判子が、要るな。……ん
それからここにも……ここは、俺の判子でいいかっ。んーと、判子、判子……
…あ、いけねぇ、ここにも一筆いるの?…とすると纏めてやるのがいいかぁ…
って!!
お前さんーっ!!
男の膝枕で寝るなァァぁァァァァアアアアア────っっ!!
…こらこらこらぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁああああ────────ッ!!!!
其処で寝るのかいぃぃぃぃいいいい!!!!!!
>>557 んっふっふ。やぁ、子供は無邪気でいいなー。
俺も所帯持ったら、子供も…。こども、も…
あ、あれ。…いかん。
「おとーさん」する自分の姿が浮かばないぃぃぃ。ううっそ!?
どうよ。どうなのよ、これって。ううっ。お先真っ暗闇ってことぉ?
…業斗は軽そうだなー。子供の手にもあんなに、軽々と抱かれるんだなー…
この季節になったら。そうだな。炬燵を出さないとな。
ゴウトも業斗も、二人丸くなって。ねーこは炬燵でまるくなーるー。ってねぇ!
>>559>>563 三つ指ついてくれるような娘さんじゃなくってもいいから、俺も所帯をっ。
あーでも、まぁ、今は無理かなぁ。ヤタちゃんとの約定も、あるし。
今のところ、独り身が無難かな。そっかなー。やっぱなー。んっんー…
結婚は人生の墓場なんて、嘘よねぇ。
俺の友人、皆、幸せそうに惚気てやがるもの。
あー、あー、いろいろとつらいねぇ。世間ってェやつはさー…
……………………ううぅ。
>>564>>568 人修羅君
寝惚けてるのね、そうなのね。
人修羅君も寝惚けるのねー んー
いや、まだ一杯あるから全然大丈夫だから。安普請の床を拳で割ろうとしないで。お願い。
蜜は砂糖五杯と水三杯で作るんだけど、人修羅君用に蜂蜜をたっぷり追加しておいた。
甘いの好きなのねー。ゴウトがいると蜜が糸ひいて、じゃれつくような有様よねー。
俺の大學芋は郷里の母親譲り。ほら、どことなく田舎の味がするでっしょぉー?
蜜の粘りが出たら、少しだけ醤油を足すのさ。これがあとをひく美味しさの秘訣。
皮は好き嫌いがあるが、俺は厚く剥いた方がいいと思っている。
──どう? 深夜に、こんな甘味。
もっちろん、珈琲も淹れるよぉん。
さっさ。寄ってらっしゃい。見てらっしゃい。
帝都随一の名探偵が手ずから差し上げます。どうぞ!
>>567 モコイさん……モッコイ……モッコイ……モコイさん……
モコイさんって何処生まれの悪魔さんなのォー…?
日本人離れした顔つき……素敵です。
日本に来なかったら褌してなかったって?
あ、そうなの?
で、その……。何処出身?
得物が凄いよね。研ぎ澄まされてて。木で出来てるの? へー
モコイさん珈琲飲めるんなら、飲んでいって。
お国の味と違うかもしれないけど。…はい。
ズズー。
こうやって深夜で肩寄せ合って飲むのも、いいもんよねー
お国のお話聞かせてよ。減るもんじゃなし。ねぇ、ねぇ。
>>550-552>>555-556 >>558>>560-
>>562 >>565-566 雷堂君
なぁによぉ。案件に二度判子を押すなんてザラにあるでしょー?
気〜にしない、気〜にしない! オッケー、オッケーよぉ!
ところでモコイさんの頭に刺さってるの、なんだか見てて痛いから取ってあげて。
いや、モコイさんは痛くないんだと思うけどね。平気そうな顔色だしね。
あと、熊の丸焼きは流石に胃もたれするなぁ。もぐもぐ。ゴクリ。
──…ぷっはぁぁぁあ〜っっ。んーっ、 も う 一 頭 ! !
……ううっそー。
>>569 アイスクリンが!? へぇぇーっ!!
冷めた大學芋に合うのかね!? 全然ッ、知らなかったよぉ〜〜!
ちょっと想像しにくいがァ、飴菓子を添えるような感じなのかねー?
熱々だとアイスクリンが溶けてしまうから、きっとそれだぁね。
んっふっふ、いいこと聞いちゃった! 聞〜いちゃった〜っとぉ。
今度その合わせ技、試してみるよ。雷堂君と人修羅君の居ない所で。
……いや、居合わせると怖いでしょ。なんとなく。
銀楼閣もそう堅牢な建物じゃーないしさぁ…… 床板が心配なのよ。
>>570 ……うわ。吃驚した。
いきなり後ろにいると思ったら、大學芋の皿持って──
…いったい、何者なんだ?
まぁいいか。此所は来る者は拒まない。
俺は鳴海だよ。下の名前は──お前さんも明かさないんだろう?
だったら秘密だ。ふっふ!
珈琲、熱々のが淹れ立てだよぉ。はい、よっと…ォ。
砂糖五杯も入れるのぉ!? いやいやそりゃちょっと…
あ…、入れちゃった……
…うわぁぁ…
ワタリってのはお前さんの身内かね。ふぅん?
窓の下についてる黒塗りの自動車。あれに乗っているのかい。
いい車だな。帝都では目立つだろう。
──そうでもない? へぇ?
悪魔は神でもある。それは世には憚らないが、真実だよ。
信仰が透徹になっていくと、悪魔も「神」になるのさ。
死神…。いいや。俺は死神にはあまり遭いたくないな。お前さんは遭ったのかい?
此所に居る雷堂君とライドウは、護衛じゃない。
悪魔を使役して、悪魔を討つ、「悪魔使い」…だよ。
ただならぬ気配を感じるのは、お前さんも常人ではないからだろう。
大体……ね。偽名を使って人と腹割って話すなんて、おかしな話だ。
俺もお前さんの前では下の名前は黙っておくよ。
眼の下に隈がある。
もうちょっと甘味以外のものをお摂り。
理解ったね。
>>571 『 ワ タ ク シ ハ ジ ャ シ ン ナ ル ミ
キ ョ ウ モ テ イ ト ハ ヘ イ ワ デ ス
・ ・ ・ オ ワ リ 』
>>572 おわああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああッッ!?
ひぃッ……!
やっ、やめて…くれぇ…!
何なのその嘴! 尖って、突っつくのォ!?
いっ厭だよ俺!
そんなので死にたくはないよぉぉぉおお!
青い鳥……っ! こ、ここここ、怖いよぉぉぉぉお!!
郷里のオジキ……御免な、オジキ。オジキは俺のことを思って
「帝都へは行くな」…って言ったんだよな。それを俺は……振り切って……。
あの時俺が踏みとどまっていたら、こんな…青い鳥に喰われて死ぬようなことは…
…なかった、だろう、な…
ああ、天使が…
…青い翼の天使が、飛んでるよ。
俺は帝都守護の任を果たせず土塊に還るのかもしれない…
済まない……オジキ。そして、ライドウ。ゴウト。雷堂君。
ご、ごめ… ん、 ね……
>>573 ライドウ?
ライドウなんて書生はいないね。
「芋泥棒」…なら一人いるよ。
お ぉ ー い 、 芋 泥 棒 ー ! !
ど こ い っ た 、 芋 泥 棒 の 大 盗 人 ぉ ぉ ー !
と言いますかぁ、まぁた、あいつなのー?
世が世なら鉄道の警邏に捕まっちまうよぉん。
鉄道司法警察官吏。すこぶる怖いって評判よぉ?
葛葉の銘を持つ刀を見せれば、手には輪っぱ、かからないだろうが──。
いちいち道路を塞いでたら、そのうち車屋さんや自動車にも睨まれちまうよ。本当。
>>574-578 雷堂君
あー?
え…そうだっけ──??
一回忌……じゃなくて一周年ね。一周年。
そっ、かぁ……。
「ナルミ」…来なかったな。
ナルミさんって女の子。 …それを待ってたのにな。
この場所は俺が居るべきところじゃなかったんだっけ……。今、思い出した。
…「ナルミさん、愛してる」というのは俺のことじゃないんだよ……
小さな背中が可愛らしい、一生懸命生きて笑って泣いて怒って悲しむ、娘さんのことだった。
その「ナルミ」を待っている存在を俺は忘れていたんだな。ひととき。
此所の成り立ち…忘れそうになるけど、大切なことだよな……。
ありがとう、雷堂君。
懐かしい背中を思い出したよ。
ありがとう。
…………だから、竜宮の請求書を突きつけないで。お願い。
>>579 一周年だったんだよね。俺は知らなかった。
此所は様子、あまり変わらないけど。窓からの眺めも、ほぉら。ね。
大學芋ばかり見るから駄目なんじゃないの。こっち見て頂戴よ。
俺の眼は──君の視線に耐えうるだろうか。
この目玉は、腐っていやしないか。
君のその眼で、出来れば──── 見通してやってくれ。
さて! 案件はまた夕刻以降に纏めよう。……んー……んんッ!
今日はゴウトと業斗に、特別製の朝餉を置いておくね。ふぁあ。
鯛の身をよりわけて… 鰹節を、ふわさっ。
これでいいかなぁん。ふっふっふ〜。
ちなみに人間用の朝餉の献立は──
鮑入り粥
昆布と鯣、人参の醤油漬け
鯛の御頭
小松菜のお浸し、鰹節かけ
……の予定だよぉん!
食材は雷堂君が奉納してくれたものからだよ〜〜。
何となく趣旨があれよね。こう…「結納」…みたいな感じではあるけど!
あっ…とォ。
この酒はどうしようか?
料理酒にするには勿体ない清酒だ。
これは──…
一緒に「禁酒」をしてくれた「ゴウト」に一番に飲んで貰おう。
酒樽に浸かって、酒浸りになって。そんな姿、見てみたいから。
あの堅物の猫も、酒に酔うとどうなるか。
怖いもの見たさで、サ。見てみたいと思うじゃーない? ねぇ?
葵鳥さんの可愛さに惚れて帝都新報に就職したでござる
636 :
以上、自作自演でした。:2008/10/04(土) 04:44:11
ぷにゅりん
今晩どう?
あなたはダメです
つんく調子にのり過ぎ
鳴海、パーマあて過ぎ!
>>72 そんなことでFOするキャラハンが同僚じゃなくて良かった。
ぶっちゃけこういう人の粗捜しが好きな奴とは相性合わないしな。
ここへ来ると美味いものが貰えると聞いてやって来ました
ただいま戻った。
>>615 佃煮の差し入れ、ありがたい。
さっそく鳴海所長が夕餉に出してくださったので堪能させていただいた。
――イナゴは大陸においては集団で農作物を食い尽くす害虫だという。
まるで大學芋を前にした此方の十四代目のようではないか。フフ。
…………フフフフ。
……我の大學芋がまた……蜜すら残っておらぬよ……フフフフフ。
>>616 む、な、なんだ御客人? 何故我の手をそのように握りしめる?
……な、鳴海所長、なにを見ているのだ。
あー、その、御客人、そのように手を握られていては危急の際、抜刀できぬ。
申し訳ないが放して……い、いや、左手ならいいわけではなくてだな。
……鳴海所長っ、にやにやと何を笑っているっ。
お、御客人、左手も管を抜くためによく使うのだ、自由が効かぬのは困る。
うっ……そ、そのように物言いたげな目で見詰められては、だな……
……………………その……………………
――くっ、所長っ! しげしげと我を見るなっ!
そもそも楽しげに眺めておらず助けてくれてもいいではないかっ!!
>>618 大國湯ではちゃんと制服は脱ぐぞ。それが銭湯に入る際の作法というものだからな。
もちろん着替えだって色々と取りそろえてある。
常に身だしなみに気を遣うのには意味がある。
探偵業には信頼が欠かせぬ。
不潔にしていたり見苦しかったりしては聞き出せる情報も聞き出せなくなってしまうのだ。
……所長の受け売りだがな。フフ。
それに異界での戦闘中に傷を負うこともあれば、返り血を浴びることもある。
同じ制服一着というわけにはどうしてもゆかぬよ。
――そら、我の洋箪笥を披露してやろう。
これは師範学校へ行くときの制服。これは通常の聞き込み時に使う制服だな。
これは通常の戦闘用の制服、修験界での修練用、難敵に立ち向かうための勝負服、
おさんどん用に麻雀用、寝間着に風呂上がりの夕涼み用、封魔用に仲魔と戯れる時用、
所長に誘われて銀ブラする時の一張羅に業斗を撫でさせてもらうための正装――
どうだ、我もなかなかの衣装持ちであるだろう?
>>620 御馳走様ッスル!
――御客人のおかげで鳴海所長の夕餉を調査へ出る前に
腹一杯詰め込んで行くことが出来た。感謝する。
>>627 此方の鳴海所長は明け方まで実に勤勉に働いておいでのようだ。
無理をしておいでなのではとお体を心配せずにいられぬよ。
我の世界のナルミ所長がこのような刻限まで御客人の応対をしたり
書類を片付けているところは見たことがない。
我が見ておらぬところで処理していたのかもしれないが……
……書類は常に山を成していたが、処理していたのだろうか?
ともあれ鳴海所長はあまりご無理をなさらぬよう。
御客人、所長の脚が痺れてしまうからな、そちらの寝椅子で休まれるといい。
膝枕は……ちょっと硬いがアラハバキで我慢していただけるだろうか?
>>鳴海所長 夕餉ごちそうさまでした
モコイのブーメランは頭に刺さっているのがちょうど収まりがいいそうだ。
枝のようなものだと思ってお気になさらず。
それからアイスクリン添えの大學芋を召し上がる際は、我をお呼び願いたい。
我はライドウや人修羅と違って大人しく大學芋を堪能する分別を持ち合わせています。
ですので至福の時間には我をお供に。是非とも。是非とも……!
>>635 誰かに憧れておのれの職種を決めるというのは、我には想像もつかないが、
それもまた立派な動機となるのだろう。
だがタヱさんの外見だけに惚れてという話であるならば、
御客人はしばらくもせず音を上げることになるかもしれないな。
職業婦人として凛々と働くタヱさんは、召喚師として日々鍛える我でも
時として舌を巻くほど精力的かつ活動的だ。
あの細い体のどこにかくも力を蓄えているのかと不思議になる。
御客人がタヱさんの怒濤の取材攻勢についてゆけることを祈っているぞ。
>>636 ぷにゅりん……?
なんとも不思議な語感だな。どのような意味をもつのだろう。
アガシオンやポルターガイストのような丸い姿形のものに触れたら
そのような音が出そうだが……実際にはそうでもないしな。
……ああ、いつもばっさりと斬り捨てているから触れたことがないが、
ヒルコは案外そのような音がするかもしれないぞ。ぷにゅっと。
>>637 よかろう、挑まれては受けねば男が廃る。今宵は夜通し悪麻雀とゆこうか。
フフ……泣かないで、などと歌う余裕があるとは不遜な。
我も鳴海所長も我が仲魔も、容赦はせぬぞ。
――いざ、勝負っ!
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
────────大學芋。
────────────無断で食べる、雷堂の大學芋は────また格別です。
>>646 …………貴様とはどうあっても一度決着を付けねばならないようだな。
というか!! 目の前で!! 我の目の前で堂々とかっ食らうな!!
少しは遠慮とか慎ましさとかそういうものをだな――!!!
嗚呼……ゴウト、早く帰ってきてこの阿呆を叱りつけてくれ。
ゴウトがいないとこ奴はやりたい放題だ……
我はもう……限界、だ………財布が……
>>638 ぐっ……確かに安手であがったが、そのようにきっぱり批難されると辛い。
我は仲魔のように引きが強いわけでも、鳴海所長のような奥の手があるわけでもない。
着実に堅実にあがってゆかなくてはすぐに最下位になるのだ。
振り込まぬことと安手でもよいからあがること、これが我の勝負法だ。
……地味だなどと言わないでくれ。自覚はしている。
>>639 むっ……冷静なご指摘、ありがたい。
確かに今、皆が振り込みあっているお陰で首位を独走状態だ。
勝って兜の緒を締めよ、という言葉もある。
慢心することなく、しかと勝ちを取りたいところだ。
>>640 ……そういえば今日の所長の髪は妙にくるくる具合が進化しているな。
それにいつもの癖と見逃していたが、しきりと髪を気にしている様子。
………………あやしい。
……もしやあの髪の中に……? いや、だがまさか……な……?
>>641 同僚? 鳴海探偵社は通常所長ひとり見習いひとり猫一匹だが、
今は我が居候しているので、此方の十四代目が我の同僚というところか。
だが奴が誰かのあら探しをするようなさもしい男でないのは我が保証する。
むしろおおらか……というか大雑把……というかどんぶり勘定……な男だぞ。
ゴウトのために魚の粗ならどのような手を使ってでも探すだろうがな。フフ。
>>642 そうか、よく来た。
では遠慮無くこの葛葉流カリーをたんと食べてゆかれるがいい。
仲魔にせがまれて初めて作った、たっぷり珍味のおつまみが入った贅沢な一品だ。
大量の唐辛子が浮かんでいるが……ちょっと赤すぎるような気もするが……
近づくだけで目や鼻が痛くなる気もするが……問題ないだろう。……多分な。
……今日もまた大學芋を食べ損ねてしまった、か……。
……修験界へ大學芋資金を稼ぎにいってくる。
――貴様も付き合えライドウっ! ネビロス道場へ殴り込みだッ!!
>>647 ───────人は───腹が減ると、怒りやすくなるそうです。
そう─────佐竹さんは言っていました。
(一欠片の大學芋がのった皿を差し出す)
─────遠慮する必要は──────ないぞ。雷堂。
────────食うがいい。
>>649 む…………確かにその通りだな。
我は元より血が頭に上りやすいと業斗にもよく叱られる。
腹がくちくなれば心も大らかになり、他者に優しく接することができるものだ。
そう、こうして大學芋を分け与えてくれるお前のように、な……。
――温情感謝する、ありがたくこの芋をいただこう。
……………って元々我の芋だ! 我の!!!
ライドウが溜息をついたり、首を傾げたり、微笑んだりする仕草だけで
世の中の女性(+一部の男性)は悩殺されてしまうのに
どうして鳴海さんには効かないんですか?
仲魔の皆さんにどうぞ
つ【濁酒からじし】
三度のメシよりペルソナ3
諸般の事情で、言葉少なにしてみるよ。
深い意味はないから、気にしないで。
>>580 ワンワン! ワンワン! なぁんて、ね! パスカル君の真似〜。
>>581 他の遊戯? ん…なんのことだろう? 気にしなくても大丈夫さ。和やかに行こう!
>>582 お赤飯、ありがとうねぇん。早速夕飯に戴くよ。胡麻塩がやっぱりいいよねぇん。はぐはぐ。
>>589 「さん」と言うからには、上方のお客人かな。遠くからどうもありがとう、珈琲飲んで行ってよ!
>>591 いや、別にいいけど。銭湯なんて、別に普通でしょ。
>>592 俺 も 愛 し て ま す 。 君 を 。
>>593 ジリジリジリジリ… ジリジリジリジリ… ってぇ、おいッ!? ずっとこのまま!? 誰かとってよ!
>>595 ヌエって、あの不思議な顔の子でしょ。なかなか可愛いと思うが。──恐ろしいのォ?
>>599 炭団。
────たどん、だ。
炭団はこれからの季節に入り用だよね。
────炭団。
豆炭もあるが、俺は絶対、たどんだね。
────炭団。
真っ黒な球なのも、格好いいじゃない。
────炭団。
>>583>>584>>585>>586>>587>>588>>590>>594>>596>>597>>598 >>600>>638
>>639>>
>>653 ∵. ∵. ・ _ ∩
|! ∵. ・ ⊂/ ノ )
、 从 / / /ノV
_ _,ノ `ー, し'⌒∪
γ'⌒ヾ `) r'  ̄
ζ ,ノ~ゞヽ '´⌒Y
ヽζ゚ ー゚ノ> / i まとめて裁断!
(> : 」
/ ヽ
なんか──この頃、広告の紙が舞い込んでくるね──。
うちは探偵事務所だからぁ、そういうのは要りませんよぉん。
まぁ、あればあったで裏面にメモをとったりといろいろ便利なんだけどね〜。
こちらも紙を配ったりする時間はないから。今回は纏めて裁断してしまうよ。……御免ね。
いつもならば、紙を折ったりして楽しめるんだけど。如何せん、時間が経ってしまってね。
雷堂君、丁寧な対応ありがとう。
俺も今回は一つに纏めたが、本当は君みたいにひとつひとつ手に、とりたい。
探偵社の雰囲気がいいのは、君とライドウのお陰だな。ふふ……あ〜りがとぉねっ!
>>601-605>>646>>649 ライドウ
……
…………
……………………
………………………………
……………………………………はぁ? あいすくりん?
……。なぁによ。
小遣いは最初にやったろう?
もう使い果たしたってのぉー?
あのな。ひとつ教えてやるよ。金王屋の……あれな。値段。
本当は桁がひとつ、違うから。
お前…………ボラれているんだよ。
筑土町の中で、お前さんだけが、ボ・ラ・れ・て・い・る・の。
今度金王屋の主人に直訴して来い。
伝達力が高ければ、あのごうつく爺さんにも通用するだろう。
あ。勇気も高くなきゃー、駄目だっけぇ。
ん。だからね。端的にいいますとぉ。あいすくりん代は、やれません。はい。
──……んなーんちゃって。んっふっふっふ〜〜。
はぁい。あいすくり代くらいならならないこともない。
ちゃんとお釣りは持って来なさいよ〜? 大學芋につぎ込むなよぉ〜?
鳴海さんに愛してるって言うとストレートに返して貰えるのね。きゃっ。
諸事情って何だろう……っと残りバイト数を見たら、あと32しかないのね。
これって結構ピンチと違う?
次の場所の予定とか立てなくちゃ。
>>657 なにごとも直裁に。これ、男女の機微よぉん。
言葉にしないと理解らないことって、あるんだと思うのよ。
諸事情はこちらの一身上の都合なんだけれども
そういえば此所ももうすぐ満杯なんだね──。
此所に来てくれる人間のお人、悪魔のお人。
そしてお客人をもてなしてくれる雷堂君、ライドウ。
皆、ありがとう。────感謝感激、だよん。
ところで、まだ少し席は残ってる。もうちょっとだけなら、ゆっくりできると思うよ。
今回は慌てないように用意しておくよ。
ゴウト、来なかったな……
あいつがいないと俺は調子狂っちゃうの。
早くライドウの寝所からのそのそ、やってくるといいな。……うん。
春になれば、暖かくなるから猫も動き出すかもよ。
コタツを置いたらくるんじゃない?w
鳴海海峡
>>661 それはむしろ入った人が出られなくなりますよw皆でこたつむり。ゴウトが入る隙間はあるのか!?
大学芋食べよう!
ただしライドウ、テメェは駄目だ。
少し痩せなさい
グッド・イ〜ブニング。
言葉少なになってしまったけど、心を込めて。
熱々の珈琲。淹れ立てよぉん。
君もさぁ。やっていって!
>>606 人魚姫に? 非常にメルヘンチック!!
>>607 あれはただのもみあげだ。帽子をよりあわせて出来たのがあの學帽よ〜。
>>608 人魚……っ 人魚……!! あわわわわわわわわあああああああぁっぁああああ!!!!
>>609-614 雷堂君 タヱちゃんの真似をしてるさまを じ っ く り 見 る 。 じ っ く り 。
>>615 早速夕餉にしたよォ。ありがとぉねっ!! …結構帝都では珍味として値が張るでしょー…?
>>635 目が輝いてるねー。…でも、タヱちゃん…おっと、葵鳥さん目当てなのぉ? これは驚き、驚き。
>>636 俺は男だ。ぷにゅりんっとしたところなんか、なぁーいの!
>>640 俺の髪はァー、天然なのォ!! 子供の頃は厭だったっけど、今は気に入ってる。
>>641 FOってファインド・アウトの意味? 雪山で遭難とか、なのかい。それは……心配だな。
>>642 うん? 淹れ立ての珈琲と、蜜たっぷりの大学芋。黒胡麻をかけてみたよぉん。さぁ、どうぞぉ。
>>643-650 雷堂君 俺の髪なんかじっと見ないで。いや、見ないで下さいぃぃぃぃい。ご、ごほん!
>>651 男だし、上司がほだされてちゃぁ、駄目じゃないのよ。それに俺は女の子一筋だからねぇ。
>>652 濁酒かぁ。いいねぇいいねぇ。…俺も一口、お猪口にひとつ。…駄目?
>>659 春になると水温む。
そして花が咲く。
ゴウトの頭の上にも、ちらほらと、桜が舞い落ちる。
その頃にはきっと戻って来ているだろう──。
俺は花見をしたいんだ。ゴウトもライドウも雷堂君も、一緒にね。
それに。禁酒に付き合ってくれたゴウトだもん。あいつと一番に酒を酌み交わしたい。
>>660 はは、やっぱね。秋でも冬でも、それぞれ、いい季節だよねぇん。
あいつと、ゴウトと季節の移り変わりを楽しみたいんだ。
こんなこと言うと……、変かな? うん、変かも。
変でもいいよ。俺は猫が好きで、ゴウトも、好きだ。
一緒にいたいよ。なによりライドウだけ独占するのは、お か し い 。
気位の高い、帝都無双の猫、ゴウト。
きっとあいつは帰ってきて、ニャーンという。
そうして喋りだすんだ。「猫が喋って何が悪い。」……ってね。
>>662 ううううううう。おッ、おおおお、俺の頭に何するんだぁぁあ──ッ!!!!
そーですよ、そーですよッ。俺の頭は鳴海海峡の如くモジャモジャですよ!!
だぁからって、そんな、指とか──つつつ、突っ込むなぁぁぁあ!!
んっもー。落ち着いて其処、其処の長椅子にお座りよ。
珈琲、今日もいくんだろう?
ミルクは? ザラメ砂糖は?
んー どうするぅ?
>>664 ん──……?
ライドウ。…そんなに太ったかね?
俺は男の書生のことなんぞ、注視しちゃいないがぁ。
別に太っちゃあいないぞ…っと。思うんだけど────ね?
あ、失礼、煙草吸っても、いいかなぁん?
……──っフゥ────……
大學芋。蜜たっぷりで美味しいでッしょォ?
夕方作って置いたんだ。大皿に盛ると壮観っっ!!
是非是非食べて行って頂戴よ。珈琲飲みつつ。ははっ!
話に花が咲くとはこのことだぁね。
「一杯の珈琲から……夢の花咲くこともある……」なんてね。流行歌さ。
>>661>>663 秋は炬燵でぬくぬくですね
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ .曰  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.| | 炬燵は人間が作り出した夢の機械だなー
ノ__丶 γ_、_τヾ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____ ||雷|| (<_,`ζ§
>====o=< ||★|| /〆 ⌒i
(cレ*゚∀゚レ =||堂||======== (ヨ凵 ノ//・ | |
ノ >O/凵 `~~~´ .(<二:彡) \・ | |
( / ======================== ノu m
て/※※※※※※※※※※※※ \(;´д`) )〜
(~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ )
鳴海さん、鳴海さん。
ゴウトきっと帰って来るから大丈夫だよ。
でもちょっとだけ寂しいから撫で撫でさせてね。
ぎゅーってさせてね。…………ぐすん。。。
>>668 ……うん。
ゴウトは漢だ。あいつのことは目付役としても、人間としても……尊敬している。
いまはただ少し、馴染みの猫と遊んでいるだけさ。きっとね。
筑土町の路地はなかなかに入り組んでいるからね。迷子になって
親猫の所に辿り着けなくなった子猫を、引率して導いているのかもしれない。
あいつは人の手には触れられない、孤高の猫。たったひとつの──業斗童子だ。
俺達が待っていて。此所を居心地の良い場所にしていれば──…
きっと、あいつはふらりと帰って来て──…
炬燵のところでぱたんと横になって、睡るんだ。
「ちょっと遠出したから、疲れたかも知れんニャ」…なんて、言ってね。
君の言葉で俺、だいぶん救われたよ。
胸の奥がこう…、ほぉっ…と暖まったような気がするのさ。
ありがとう。君は……優しいんだな……。
撫で撫で、かい。
いいよ。お、俺で──いいのか理解らないけど。……ふふ。
大人のじゃない、「子供のぎゅー」…なら、ふっふ。オッケーさ。
よし、よし。
……。
………ああ…君の言う通りだ。
俺達がこうしてあいつを望んでいるんだ。
この想いが届かない筈はない。そうじゃないかい?
────ありがとう。
────今は影を落とすのみだが、ゴウトは必ずやってくる。
────その日を楽しみに、ねっ。ゆっくり待っていようね。
……うん、戻ってくるよね。
子供のがいいの。鳴海さんがいい……。
……、ありがとう……。何か、急に寂しくて、涙出てきちゃったの。
――ゴウト、元気だよね。皆で待ってるから戻ってくるよね。
ありがとう…、今日これで寝るね。
鳴海さん、お休みなさい。
…思い出の子守歌って、あります?
>>670 寂しがってる君を見てゴウトはどうするかな。
きっとあの小さな手で、不器用に、目尻の涙を拭ってくれるだろう。
そんな奴さ。あいつは。
悠久の時を生きてきたあいつ。
此所での「時間」…なんて、ほんの少し、目を瞑った程度。
まばたき程の時間感覚だろう。そのてんでも──人間とは、相容れぬもの──。
だが、俺達はそれでも、同じ時を生きていけるんだ。
ゴウトは大昔──古くは飛鳥時代から「業斗」だった。そうだったんだよ。
その名前があいつの上に冠している限り。きっと、此所に戻ってきて。
また何くれと世話を焼いたり……逆に焼かれたりして挙動不審になったり。
絶対に、業斗童子たるその姿を見せてくれる筈さ。これは、探偵の、勘。
君は子供の匂いがするんだな。
優しい石鹸のような匂い。幸せな湯気の匂い。
一人で足って歩ける気でいるが、もしかしたらまだ支えが必要なのかもね……。
今日は特別に「子供のぎゅー」をしたけど、ま、ね。
…君の気持ちが落ち着いたなら、僥倖ってもんさ。
心まですっかり見事に大人になったら。
また抱擁を交わそう。ふふっ!
本当に大人になったら、ね。
だから今は御休み。────…よい、夢を。
>>671 う〜ん。そっれがねぇ。
切れ切れにしか、思い出せないんだが。
子守歌というよりは民謡や、お祭りの時の歌を歌っていたと思う…んだ…。
…母親の声は誰よりも澄んでいたから、俺は聞き惚れて──
ずっと聞いていようと思ったが、いつの間にか、朝が来て、朝陽が輝いて、いたな……。
ん。ふふ。
なんだか、……懐かしいじゃないのよ。ふふっ……
三役はキツイらしいな
>>673 へぇー… そうなんだ?
声の俳優さんってのは、声色をいろいろに変えるらしいが。
この声の人ってば、昼の放送にも出てるのねぇ。感心。
でも、三役やれたらばー それで充分なんじゃーないのかい〜?
俺なんかひとつの声色しか出せないし。流石に其処は。
ねぇ、あとさ。
ぶ っ と ば し て い い か な ?
随分前になるが、そういう、「何役」だのなんだの宣うんなら
顔が変わるくらい殴るって言っておいたよねぇ。
勘違いの推理で人に罪を被せる探偵は「腐った奴」だ。
お前さんが「自分は探偵じゃない、一市民だ」と泣いて頼んでも。
傷つく人間がいるんだ。
お前さんのその頓珍漢な「推理」でね。
おまけにお前さんは、なぁによ。
何か言いたいことがあるんだったら
目 ェ く ら い 合 わ せ ん か ァ ア ! !
素知らぬ顔で呟いて「三役はキツイらしいな」……だと?
お前は何を言っているんだ?
恥ずかしい行いだと思わないのか?
冤罪で死ぬ迄刑務所に入る人間もいる。
お前さんは、仮にでも、人をそういう立場に追いやれるのか?
自分でやっていることに、責任を持てるか?
どうなんだ、えぇ。──お前のその行いは、胸を張って吹聴できる類のものか?
ま。いい。今日はこれだけだ。お前さんに探偵講座など教授している暇などはないんでね……。
……もっと自分の行動を省みて御覧。自ずと理解ってくるだろう。自分のするべきことが。
からだ巡茶
おはようございます!
上手にメモをとる秘訣ってありますか?
アンタ…背中が煤けてるぜ
ここ見てると大学芋食べたくなるー
一回は作ってみたいけど家の事情で揚げ物出来ないんだよなぁ・・・
ただいま戻った。
>>651 それは無論、世間がライドウの本性を知らぬからだろう。
大學芋を独り占めできねば溜息をつき、鳴海所長の一張羅を駄目にしても
素知らぬ顔で首をかしげ、ゴウトをねこじゃらしで翻弄して満足げに微笑む――。
こんな男のどこに悩殺されうる要素があるというのか。
これで惚れたらいっそ感心するというものだぞ。
>>652 差し入れかたじけない。
フフ、仲魔達がさっそく管の中でそわそわと落ち着かぬよ。
それでは鳴海所長、晩酌のお相手をお願いできるだろうか。
生憎と今宵は男悪魔しかおらぬのだが……
たまには男同士、腹を割っての打ち明け話なども面白いかもしれないぞ。
>>653 御客人、三度の飯はしかと摂れ。
飯は体を動かす大事な大事な燃料なのだ。
腹が減って力がでなかったために悪魔に倒されなどしようものなら
先代方の説教の辛辣さもいや増すというものだ。
食えぬのは辛いぞ。食えるときにしっかと食っておくがいい。
>>654-656>>658 鳴海所長
お忙しいときはすべてにきっちりと応対するのも難しかろう、
無理をなされず気楽に、肩の力を抜かれるとよい。
我も力及ばずながらお手伝いさせていただく所存だ。
なんとはいえ、探偵"助手"なのだからな。フフ。
>>657 >>592客人の真っ直ぐな言葉にも胸打たれるものがあったが、
所長の端的な言葉にも、はっとさせられるものだな。
言葉とは、無駄に連ねればよいわけではないと思い知らされる。
短い言葉で人を引きつける、そんな応対ができるようになりたいものだ。
>>659 ゴウトは寒いからといって屋内に引きこもるような家猫ではないだろう。
だが暖かければやはり活発になるだろうな。
浮かれて踊り出すように……は、あの生真面目なゴウトは流石にないか?
>>660 確かに気の長い話だ。オニが笑っているな。
だが来年の春、鳴海所長とゴウトとライドウと、人修羅やフロストや
多くの御客人方が和気藹々としていることを願うのは悪いことではない。
その時、我もその幸福な場に居合わせることができれば僥倖だ。
>>661 炬燵はいいな、彼方の探偵社でも炬燵を置くと業斗がいそいそと潜り込んでいた。
まあ、仲魔もナルミ所長もいそいそと潜り込んで、気づくと麻雀が始まっていたが。
>>662 鳴門海峡の渦潮と、鳴海所長のくるくる髪を掛けたのか。
フフ、なかなか上手いことを言うものだ。
>>663 ゴウトの体は小さいからな、ほんの少しの隙間で充分だろう。
それでも場がなければ誰かの膝の上に乗ればいい。
炬燵に入ってぬくぬくとしながら猫の丸い体を撫でる……ああ、いい光景だな。
>>664 そうだぞライドウ、お前は少々食べるに意地汚い。
少しは節制して……なに、学生ズボンは変わらず入る?
確かに腹が出たようにも見えないな。
……ということは、同じ体型の我も痩せねばならぬのか……
>>665-667 鳴海所長
その炬燵、我の居場所はあるだろうか。
――む? もういるじゃないか、と?
……ま、まさか炬燵の上の……す、スルメが我か!?
>>668>>670 ゴウトは帰ってくる。帰ってくるとも。
帰ってくる。――そう言い続ければ、言霊が成就するはずだ。
何事もなかった顔をして、ふらりと戻ってくるだろうとも。
>>671 夜に笛を吹けば蛇が出る。歌を歌えば魔を招く。
――そんなふうに言われていたからな、子守歌はほとんど縁がなかった。
だが添い寝してくれる母様の、頭を繰り返し撫でてくれる優しい手は忘れられぬ。
あの手があれば、寂しさも悲しさも忘れてよく眠れたものだ……。
>>669>>672>>674 鳴海所長
お怒りごもっともとは思うが、どうか穏やかに。
下らぬ中傷、呆れた讒言、根拠なき誹謗だということは、
貴方も我も、そしてゴウトも当然知っていることだ。
そして同様に、ここを訪れる御客人方にもそれを見極められぬ節穴はいるまい。
そうであれば、胸を張り堂々としておられれば良い。
そして全てに応じたいという信念に沿わぬとしても、あえて触れぬことも必要だと我は思う。
――貴方自身の心を荒げぬためにこそ。
>>675 茶は臓腑にしみるな。特に数日飲まず食わずの後は天の恵み、甘露だ。
……あまりそのような切実な幸福感は噛みしめたくないのだが。
>>676 頭の良い仲魔に記録を取らせる。
……いや、我が書き留めると後々自分で判読できなくてな……。
>>677 むう、先ほどジャックランタンがじゃれついてきたせいだな、
外套にランタンの煤が付いてしまったようだ。
指摘していただき助かった、あとで洗濯をしておかなくてはな。
>>678 そうか、ならばこの探偵社でたらふく食ってゆけばよい っ【皿いっぱいの大學芋】
小火でも出してはことだからな、揚げ物をせぬのも仕方ないことかもしれぬな。
まあ、大學芋を扱うを近所に探してみてはどうか。
我も主に釘善で贖っているぞ。色々な店を食べ比べるのもいいものだ。
――残り数席のため、応対がやや簡潔になった。許せ。
新たな場への道を開くは鳴海所長にお任せしてよろしいだろうか。
差し支えなくば、我は静かに座して"その時"を待ちたいと思う。
では皆々様方、またお会いしよう。――コンゴトモヨロシク。
言葉少ななのも、いいものだぁねー…
雷堂君の話し振りを聞いていて、ふとそう思った。
深い意味なんてないさ。おはよう。いつもの探偵さんだよぉん。
>>675 それは──身体の隅々まで染み渡るような──お茶なのかい。
いいね。この季節はお茶が美味い時季でもある。
茶菓子なんか探して、商店街のお店を覗いて来ようかな〜っ。
あ、そうよ、そうよ。君も一緒に行ってはみないかい?
老舗の和菓子屋なんかもひっそりと在るんだ。
細道を猫ちゃんに案内されてそぞろ歩くのも、なかなかおつなものよ。
>>676 おっ、俺自身が教えて貰いたいくらいよォ!!
ううっぅー…。実は筆記魔ではあるんだけどぉ、一度も見直したことがないのよねー!
これって帳面につけて置く必要性が感じられないよねぇ。とほほほ。
本当に大事なことは手の平に書いた少年時代だ。
今やったら笑われるだろうね。んんー…
一度書くと頭に入るから、それでも筆記癖は為になっているんだろうね。
そう思わないとやってられないでしょ。帳面代も莫迦にならないしねぇ。
君は帳面に控えて置く時、結構上の空だったりする?
二度三度と頭で復唱しながら控えると、後々まで忘れない。
少なくとも探偵さんは、そんな感じよぉ。
うん、うん。
>>677 何を言ってやがるのよ。お・兄・さ・ん?
お兄さんの指先も、震えて──見境がなくなっているぜ。
俺の背中が煤けてるだって? へぇ、そうなんだ?
じゃあ、煤けた背中で麻雀を打とう。たまには一騎打ちってのも、いいじゃないー?
見たところ、君の背中は煤けていないが……それでも、その指はまだ、迷っている。
迷う人間の打つ麻雀も、俺は好きだよ。人間らしくって……サ。
その迷う指のまま、かかっておいで。
背中の煤けてる探偵さんも、精一杯受け止めてやるぜ。
さぁ、おいでよ────
>>678 大學芋は雷堂君が言っている通り、この近辺でも売っているね。
だけど、まぁ──自家製には叶わないよねぇ。ほっくほく!
いつか冷凍させて大學芋が売られるようになったら、家庭でも出来たての味が堪能できるね。
冷凍保存の技術はこれから向上していくだろうから。未来に、期待。かなっ?
まったりした蜜が蕩けて、一口囓ると芋と蜜の優しい香りが鼻をつく。
胸一杯に香りを吸い込んで、もう一口、かぶりと囓る。……。
さっくりとした芋が堀立そのままの味で、舌の上に鮮やかに蘇る。
油は切ってあるから、胸に凭れない。蜜がとろりとなって、糸をひく──。
優しい、素朴な味だよね。ライドウ君や雷堂君、人修羅君が魅了されるのも理解るよ。
だからさァ、食べたくなったらば。此所で食べてお行きよ。
珈琲と一緒に食べるのも、なかなかよぉー?
ねぇん。
遠慮なんか、なぁしなし!
ふっふー。
>>679-682 雷堂君
…あ…ありがとう。雷堂君の声で正気に返ったよ。ったくもぅ……ははは!
すまないな──。こんな姿を見せてしまって。──自分が、恥ずかしいね──。
素直で真っ直ぐなお前さんや、ゴウトにまで悶着を付けられた気がしたんだ。
だが怒りにまかせて糾弾しても、皆、幸せには、ならないよな……。
俺が──微笑んでいないと。皆、珈琲も不味く感じる。
俺が、寂しい顔のお客人に逢うと、同じく寂しい気持ちになってしまう。
それと同じことなんだよね。……忘れてた。
雷堂君、言いにくいことを言ってくれて、感謝するよ。
────ありがとう。今後とも、よろしく。
さぁてさぁて。話は変わって。今日は朝餉、どうする〜〜?
と言いますかぁ、一応用意はあるんだけれどね。
ちなみに朝餉の献立は──
白飯
呉汁
出汁巻き玉子焼きと大根おろし
凍み豆腐と椎茸の煮物
カスタードプリン
……の予定だよぉん!
呉汁は好き嫌いがあるからね。気に入らなかったら置いておいて。
それとね、カスタードプリンは釘善の御主人から習ってきましたよぉ。
たくさんあるから仲魔の子にも持っていって頂戴よ。ねー。
なんて幸せな朝御飯でしょうか、しかもデザート付き!
呉汁はポカポカ温まりそうですね。
ここは食欲増進の効果がありますね、そして大学芋への愛が溢れてます!
出来たての熱々な大学芋にあいすくりんを乗せて食すのはどうでしょうか?
おおお残り8byteじゃて……
これにレスはいらないぞ。
>>689 んー。カスタードプリンはなかなかのお味よ。
どぉ。…君も。
……ん……美味しい……かいー?
あはっ、呉汁はね、懐かしい味でしょ。
一見して白っぽい汁物だから、一遍で理解ったら、これ凄いよ。
てわけでぇ、君は凄い。若いのになかなかの健啖家なのかな。
熱々大學芋にね。なぁるほどぉ!
アイスクリンと合うだろうね。舌の上で奏でる奏鳴曲。
じゃあ、君のおすすめの通り、次の場所でやってみよう!
新しい味ってさ、こう、胸が躍るよね──。
>>687 警鐘を鳴らしてくれたんだね。あ〜りがとっ。
今日も君が幸せな一日でありますように。鳴海探偵が、祈ってるよぉん!
──では、新しい応接室に出社しますかぁ。
ふぁあ。じゃ、行ってくる。
「\
〉 > /7
/ / 〈 <
┌─ヾ ┌へ丶
___ / / / ゝ
>===o=< 〈 < / /
(cレ´,_ノ`) \ `\ | |
/ 人| \ \ / /
ム_ノ J \ \ / /
し─J ヽ ヽ/ /
__| ´ /__ 新応接室はこちらだ。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1223427558/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ライドウへ
お前も気が向いたらお客人に、ぽつりぽつりでいいから話してみてくれよ。
なんせお前は帝都の王子様……なんだからなっ。
あと、酒瓶は武器じゃない。
雷堂君へ
やっ。いつもありがとうよ。
炬燵の上の鯣は、お前さんが納めてくれた例のやつよー。
寧ろ酒瓶が君なんじゃない? ……今ここで言うな?
ゴウトへ
いつまでも待っている。
お前はお前だ。……ねこじゃらしたんまり揃えているからな!
ヤタちゃん
あれから息災かい? ヤタちゃんの声が聞けなくて寂しかったよ。
此所はもう大丈夫だ。もし、帝都守護の任務の時間に空きが出来たなら。
是非顔を出して欲しいな…。ん。──待ってるよぉ!
>>488 そうそう、愛家で肉丼もいいけど、肉まんも捨てがたいんだよねぇ。
中でも角煮まんが特にデッカくてさー。
入ってる肉がホント、肉ぅー!て感じにゴロっとしてて食べごたえがあるだよね〜。
あぁ…思い出したら食べたくなってきたよぉ。
今度、愛家いったら絶対角煮まんだね!
>>489 …なにそれ、バラエティ番組とかでよくあるローションレスリングみたいなやつ?
いくら花村でも、あれは結構くるんじゃん…?
え…いや、やらないってば!
まあ、あれで滑るのは楽しそうだけどさ、絶対こけたくないよね…。
>>490 マックかぁ。そういえば、あたし達が住んでるとこには一店舗もないんだよね。
ジュネスにマックぐらい作ればよかったのにさぁ。
まあ、その代わりでフードコートがあんだろうけど。
うーん、美味しいって話聞いちゃうと、どうしても食べたくなるな〜。
ていうか、なに気に沖奈市でもマックとか見たことない気がすんだけど?
ここってさ、もしかしてあたし達が思ってるよりさらに田舎だったりすんのかな…。
>>491 うんうん、あの味は一度覚えたら止めらんないよ!
初めの一噛みで口に広がる香しい肉の味。
もう、ホントたまんないんだよね〜。
なのに花村はさぁ、一枚くれって言うからあげたら、目の前で吐き出すんだよ!
しかもこんなに美味しいのに“こんなの食えるか!”って言うし!
それがくれって言った奴が言うセリフかっての!肉ガムに謝れ!グレコに謝れ!
>>470 聞いたことないからホームページ見てみたけど…。
あれって…お豆腐屋なの?
どこかの劇団かなにかの開いたのかと思った。
…完二なら買うかも。
>>471 話す事はいくらでもあるから。
事件の事とか、あっちの世界の事とか。
あと先輩達の事とか…完二の話とかもね。
大丈夫、少し疲れただけだから…ありがとう。
>>472 完二は良い人だけど、そんな目で見れない。
態度だって乱暴で、先輩みたいに紳士的じゃないし。
それに、完二は完二で気になる娘がいるし。
私と完二はそういうじゃない。あくまで友達。
それでいいし、それがいいの。
>>473 …予定がありますから。
それに、私といる所、誰かに見られたら困りますよね?
また別の機会に…失礼します。
>>474 いいの…ああいうの慣れてるから。
もっとひどい時は断れないように裏で細工してくるし。
あの程度なら、まだ警戒するほどじゃない。
>>455 ぬふふ、どっちだなんて選べないよ…だからボクなら漢の男がいいどぇす。
無理矢理だなんてナンセンスさぁ。相思相愛の精神は何にだって大事なのさぁ。
>>456 うほっ、こちらの彼もいい筋肉でそそられるぅ。
できればそのマスクを外して、ありのままの君を完二させてほしいどぇす。
それでは、お言葉に甘えて…いくぜオラアッ―――!
>>457 うぅん、今思うと、もう少しゆっくり助けに行けばよかったのに。
今の直斗きゅんも可愛がれるけど、決して同じ道を歩めない残酷な現実が…。
>>458 うっほほほ、菜々子ちゃんがこの世界を知るには、まだまだ早いかも…?
大人になったら、ボクがこっちについて教えてあ・げ・ちゃ・う。
今はお兄ちゃんと好きにさせてあげるけど…将来先輩はボクがもらっていくからねぇ!
>>459 うほっほほほ、ボクはどっちだっていけるけど、人によって臨機応変さぁ。
いきなり攻められたらびっくりしちゃう人もいるから、時には優しく、激しくが基本だよ。
…昨日の彼ったら、優しい上に逞しくて、もうメロメロさぁ。
>>460 うほほほ、我慢できなくなったら、いつでもボクが相手になってあげちゃうよぉ。
ここはみんなが解放される素敵ゾーンだからねぇ。
ああ、楽しい時間はあっと言う間に過ぎていっちゃうもの…。
ボクと皆様の出会いは、双方にとって素敵なものとなったのでしょうか…?
それはボクと、ボクと交わした皆様にしかわからないひ・み・つ☆