1 :
夢幻魔実也:
居心地のよいバーだ。今夜はここにしようか。
さて君が僕の事を忘れないうちに言っておこう。
僕の名は夢幻だ。夢幻魔実也。
夜は滅多につかまらない探偵だが
なに、訊きたいことがあれば
自然に僕の住処に足が案内してくれる。
夜更けというにはまだ早いが
僕に訊く事があるのなら何でも伺おう。
2 :
以上、自作自演でした。:2007/01/26(金) 19:24:19
2げと
どの魔実也たん?
4 :
夢幻魔実也:2007/01/26(金) 20:17:02
いつの間にか隣にお客がいますね。
どうも、こんばんは。
>>2 ふふふ。そんなにはしゃぐと足元があぶないですよ、そら
まぁ、さっそく来て頂けて僕も嬉しいですよ。
>>3 あァ、これは失礼しました。
言い忘れていましたが、僕は「夢幻魔実也」の一人で
見かけはこの通り青年探偵の姿をしている。
様々な夢幻魔実也がいるので混乱するかも知れないが
僕らも間違えられて始終厄介な思いをしていてね。
感覚で探ってもらえるとありがたい。
ちなみに僕は青年の姿の魔実也では一番古いようですよ。
「古い」というと何か妙な気がしますが。
……「たん」とは? なにやら面妖ですね。
君の故郷の言葉なのかい。……覚えておきましょう。
5 :
香椎由宇:2007/01/26(金) 20:58:30
すっとこどっこいすっとこどっこいすっとこどっこいすっとこどっこい
6 :
以上、自作自演でした。:2007/01/26(金) 21:02:59
>5
死ね
7 :
夢幻魔実也:2007/01/26(金) 21:38:05
>>5 …フゥ──…。(タバコの煙を吹き掛ける)
どうですか? 君も一服。
吸えばよく頭が廻るようになって
その切れ目のないセリフも簡潔に
まとめられるかも知れませんよ。
>>6 君、女の子がそんな言葉を使っちゃいけない。
ンム……暗闇で姿がよく分からないな。
まぁいい。
君もよかったら一服しないかい。
私、今は独り身なの
以前はね…夫がいたけれど
首を吊って自殺してしまいました
だから、少し寂しいの
お時間があるなら、お茶でもいかが?
あら、遠慮はいりませんわ
家には誰もいませんから
ええ、主人もいません
さっきも話しましたが、毒薬をのんで自殺を図ったんです
最低の夫でした
他人に私を襲わせて、それを覗き見て喜ぶような……
だから夫は死にました
私が殺しました
9 :
夢幻魔実也:2007/01/26(金) 22:24:35
>>8 こんばんは、奥さん。
(花束を差し出し)
先程から聞いてますとあなたのご主人は……複数いる。
さて、どの方があなたの本当のご主人なのでしょうか。
ふふ。僕?
僕は一人ですよ。
以前に、こんな女性に逢ったと
僕と同じ姿の魔実也に聞かされたことはありますがね。
僕の学校の焼却炉はね、人間を喰うんだよ
どこにでもある七不思議さ
貴方を、犯人です
夜も更けましたね。
>>10 人喰い焼却炉ですか。それは剣呑。
……君の学校に、そんな話が?
君は無事な所を見ると、やれやれ
どうやら被害にはあってないようですね。
しかしま……僕の世界では普通にありそうな気がしてくるな。
>>11 七不思議というのは一体だれが創って誰が語るのでしょうね。
しかし、どこにでもあるような話なのかい?
七不思議よりもむしろそっちの方が気になります。
>>12 (眉を寄せつつ)
おい君、そこは大事なところだろう?
…………噛むなよ。
鬼太郎さんと似てる・・・
夢幻くんて妖怪の一種?半妖怪とか?
夜の雨は暖かいですね。
マスター、おかわりだ。
この
>>14の方にもね。
>>14 僕の目は両方とも自前のが入っておりますよ。
ホラ、この通りに。
とっくの昔に義眼でも、お父さんと呼ばせて下さいでもありません。
ご覧の通りのごく普通の人間ですので、妖怪辞典には載りませんね。
君の目もこうして見ると……
ふふ、義眼というわけではないようですね。
成人してから昔なじみの女の子が全然登場しなくなったが捨てたの?
薄情だなぁ
昼間出歩くのもいいですね。
少し太陽が眩しいですが。
……う、日光が身に刺さる。
>>16 君、公道で「捨てた」のなんだのと外聞が悪いですねぇ。
最近は煙草もおちおち吸えなくなって不便ですよ。
(マッチをピンっと投げ捨てながら)
女の子ですか?…………はて、なんのことでしょう?
身に覚えは、ありませんけど。
……そんなふうに見ても、本当にありませんよ。
「昔」なじみだなんて。
あァ……君の言っているのは「冒険活劇」が得意な方の事ですね?
僕とあれは別人ですよ。見間違えられて僕も参っているんです。
せっかくですので本人にその辺りの事を訊いてみましょう。
(胸に手を入れて何かを引っ張り出す)
どぅわぁああああ〜〜!!
(ズルゥ〜〜っと魔実也から引っ張り出されて)
わっ、と、ととととっ。
ちょ、何だよ! 今のっ! 心臓に悪いだろ!!
僕とあんたを間違えている人がいるから質問に答えろって?
あああああんたなぁ、そんな事で僕を呼んだのかよ!
あぁもう、今アッコと三時のオヤツ食べてたのにぃ……。
……コホン。
で、何?
>>16 昔なじみっていうと、うーん、アッコの事かな?
なぁんて、なじみの子なんてアッコくらいなんだけどね。(ポリポリ)
成人してから捨てる……ってまさか! ぶるぶる。
ん〜〜だから君が言ってるのはあのロクデナシの事でしょ?
僕はまだ成人してないけど、今はアッコとずっと一緒だったら
いいなぁって思っていて……僕がそう思ってるって事は
それはこれからもきっとそうなる筈で……。うう。なんて事言わすんだ。
と、とにかく。(帽子を拾って被り直す)
僕とあいつは別! アッコは絶対あいつには見せないしね!
絶対紹介なんかしないしな! ククッ。
せっかく来たし、僕も答えるよ。
この目つきの悪いオッサンは当然無視ね!!
>>2 二番手っていいよね。
よくなんでも一番がいいって言うけど
大体1番ってその後改良されていって
時代遅れになるわけじゃない。
僕も二番目の夢幻魔実也だし、二番は結構好きだ。
三っていうとこれがまたオチだったりするし。
……一番に出しゃばられたり、三番がおいしいところ
持っていったりもあるけどね……。
>>3 僕は冒険活劇の魔実也だよ。
たん?
「ちゃん」の変型なのかい、それ。
じゃあ僕は男なので「きゅん」じゃないと!
…い、いややっぱり恥ずかしいからいいや。
>>5 どうかしたの? 頭。
頭といえばこの僕の頭も爆発するときもあって大変さ。
髪型の事だけどね。
>>6 わわっ、穏便に、穏便に。
>>8 う〜ん……そりゃ相手が悪いんじゃないかな。
だから殺しても良かった……
なんてことは言わないけど、僕としては見て見ぬふりをしたい。
でもきっとあなたの様な人は僕に依頼はしないんだろうなー。
なーんで人妻の依頼っつーとあいつらの方ばかりに行くんだろ。
>>10 いいねいいね!
僕もそーいうの大好き。
その喋り口、参考になる。メモメモ。
あ〜、メモがないや。
ねぇ、紙、貸してくれなァ〜〜ぃ?(ニタリと笑って)
>>11 七不思議って音楽室で絵が動くとか銅像が動くとか
階段が増えてるとかいろいろあるんだよね。
トイレに引きずられたりとか。
ねぇ、紙、貸してくれなァ〜〜ぃ?……あ。お邪魔しました。
>>12 もっと言ってやれ言ってやれ。
……って、僕かよ!
>>13 半分妖怪でしょ?(魔実也を見上げる)
あぅ、いいいい、痛いって! もう、わかったよ!
それじゃあ、さようなら!
(来た時とは違って普通に出て行く魔実也)
アッコの事だからもう全部食べられてるだろうなぁ……えぇーいもう。
まったく(煙草に火を点ける)
……台風みたいな奴だな。
それに
>>21の
>>13は、
>>14の間違いだろう?
無視をすると言ったそばから……
かわってお詫びする。
そうそう。今回は僕の中から簡易的に来て貰ったが
あくまで簡易的なので気にしないでもらいたい。
こういう時「同じ存在だけど別人」というのは便利ですね。
人違いされて大変な時もありますが。
それにしても、そんなに似てるのでしょうかね? 僕たちは。
トリップは付けないんですか?
お兄ちゃん
お兄ちゃま
あにぃ
お兄様
おにいたま
兄上様
にいさま
アニキ
兄くん
兄君さま
兄チャマ
にいや
どれなん?
キャラサロンの夢幻魔実也を知ってるかい?
探偵斡旋所てとこに居るよ。
怪奇編が好きだな
幻の女の子バージョンもいるかい?
ある日私はとある部屋で目を覚ました。薄暗く、物音一つ無い場所だった。
前方には、5人の男がそれぞれ柱に縛り付けられていた。
私は直ちにこの奇妙な場から去ろうとするが、足首を頑丈な鎖で縛られとても動けそうにない。
そして私は目の前に置かれている一枚のメモ紙に気づく。
そのメモ紙にはこう書かれていた。
「目の前の5人の男の中には一人だけ死刑囚が紛れている。
お前は明日までに手元の銃でその死刑囚を殺さなければならない。
撃つ前にそれぞれの男に1回のみ質問をすることが出来る。
指示通り、死刑囚を殺した場合にはお前をこの場から逃がしてやる。
ただしルールに違反した場合、その場でお前は命を失うこととなる。」
私は早速それぞれの男に「お前は死刑囚か」と問いかけた。
男A:「私ではない。だから私以外の4人の中に死刑囚が居るはずだ」
男B:「私ではない。だが私は誰が死刑囚なのかを知っている」
男C:「私ではないが、私も死刑囚が誰なのかを知っている」
男D:「私ではない。そして私は誰が死刑囚なのかも知らない」
男E:「私ではない。第一私はこれまで罪を犯したことが一度も無い」
やはり自らを死刑囚と名乗るものは居ないだろう、私は結局ここは5分の1に賭けるしか無いのか、と考え込んだ。
しかしその時、私はふと気付いてしまった。そして確信した。誰が死刑囚なのかを。
私は迷うこと無くその死刑囚を銃で撃ち殺した。
すると私の足首を縛っていた鎖は解かれ、私はその部屋から脱出することが出来たのだ。
さて、死刑囚とは5人の男のうち一体誰だったのだろうか?
ただし、文章内に登場する以外の手がかりは無い物とする
なんだ、簡単じゃないか
こんばんは。まだまだ明けませんね。
>>23 つけたらどうなるのか怖くてね。
魂をとられるのでしょう、あれは。
うん?……何かと間違えてるですって?
冗談です。(にっこり)
せっかくの進言、心に留めておきましょう。
>>24 「呼び名はどれがいいか」という事ですか?
そうですね。こういうのは呼んで欲しいと
頼むものではないですから。
どんな呼ばれ方でも結構。
僕はこう呼びなさいと言った事はありませんが
その中で選ぶとしたら、「お兄様」かな。
>>25 彼は、僕が言うのもおかしな話ですが
「あたたかい血が通った非常に魅力的な存在」ですね。
……君。そこで引くのはおかしくないかい?
……自分でも身贔屓をしてるような、妙な気になってくる。
僕が、昼間の彼を出したりするのは血肉を分けた存在故にですが
彼はそうでなく一つの、まさにあたたかい血が通う存在ですからね。
だからこそ僕も彼に訊いてみたいことがあります。
例えば、
強風の日には帽子に気を使うかい?
とか。
>>26 この方におかわりを。
いつものツケで。
……君、そんな顔をするなよ。
たまにはおごりたくなるさ。
>>27 幻よりも生きている女性の方が僕は好きですね。
どうせなら。
>>28 君にだけ答えを言ってもよいですか。
はい、どうぞ。もっとこっちへ。
答えは……男Dですね。
それにしても何度も繰り返し話させてすまなかったねぇ、君。
3度くらい聞き直したかな。やれやれ、深酒が過ぎたものだ。
そこかしこでこの話を聴いている方々もまだおられます。
種明かしは無粋ですからやめておきましょう。
もし君が不満というのであれば、遠慮なく言って下さい。
>>29 君は聞き耳ですか?
ふふ、そちらの答えも聞いてみたいですね。
では、いい夜を。
32 :
29:2007/01/28(日) 10:53:51
答えはEだ
まぁ…答えなんか、あっても無いようなものだから
どうでもいいがネ
……そろそろ、活動時間だ。
>>32 え。(両目を少し寄せて)
ということは僕は…誤って
この人を殺してしまったわけか。
これはまったく、困りましたね。
現実の出来事ではないのが救いですが。
…………
君、ちょっとそっちの足を
持ってはくれませんか。
あなたがDだと思えば、それで良い
あなたは悪くない…
その証拠に、あなたは生きている
タバコの銘柄は?
36 :
エレベーターガール:2007/01/30(火) 19:22:16
いらっしゃいませ。
上へ参ります
おっとこれは。
たまには上階の景色もよいですね。
君、どうもありがとう。超超過勤務にならぬように。
>>34 終わった話を蒸し返すようにして申し訳ないのですが
君に僕が聞き間違えた場所を伝えておきましょう。
なに、楽しい話をしてくれたのですから当然の権利です。
「そして私は誰が死刑囚なのかも知らない」の
「誰が」を
「そして私は「私」が死刑囚なのかも知らない」
と、聞き間違えてしまったようです。
……ちゃんと目の前で話してたじゃないかって?
……誠に申し訳ない。(肩をすくめる)
「自分自身ほど分からないものはない」だろうとね。
しかしこれは…ふふ、むしろ僕か。
深酒は時と場合によってはいけませんね。
一人ならばいいですが、特にこのように語らい合う場では。
それにしても君の話しぶりは淀みなく実に簡潔です。
そして、君の言うとおり僕は生きておりますし。
君さえよければまた面白い話を聞かせて欲しい。
…しかし、指鉄砲でも割に威力がある事がわかったのが
今回の収穫なのかも知れない。
ばぁん。
……あ。また。
そうこうしているうち、夜の入り口か。
冬の空気のせいかな。いっそう煙が白く、紫に見えますね。
>>35 今喫っているものでよいかな?
これが最後だったのでちょうど店の者に今頼んだところだ。
あァ、来たね──ちょっとこちらの方に見せてあげてくれ。
>>「ショートピース」
ところで話は変わりますが
>>27の「幻の女の子」
煙草を吸うのであれば、どんな煙草を吸っているのでしょうね。
…まさか、フィルター付きなんかなんじゃないだろうな…
あれだと僕にとっては禁煙しているようなものだが…
魔実たん好き好きv
>>39 これはありがとうございます(にっこり)
あなたのような方に言われると格別ですね。
魔実「たん」…ひょっとしていつかの
>>3の人かな。
まぁいいか、誰でも。暗くて見えないし。
それよりも君頬になにか付いてますよ。
とってあげましょう。じっとしててご覧なさい。
…………「v」?
よくわかりませんが、綺麗なのでもらっておきましょうか。
(///)
帝都の小悪魔さんですね?
さっきから煙草ばかりやっているな。
店の者に悪いか。まぁいい。
君、コーヒーをくれ。
三つだ。
>>41 君、頬が……いやこれは失礼。
今度はあなたの膚の下の色が出ているようですね。
薄暗闇でこんなに紅くなっている。
──酔われましたか。
僕でよろしければ帰りはお送りしましょう。
>>42 おっと。
こんな所でそう呼ばれるとは…。はい。勿論そう呼んで頂いて結構ですよ。
悪魔といっても「小」と付くと多少可愛気がありますね。
その名の通り、占いくらいしかしなかったり──ね。
君もコーヒーをどうぞ。
100レス目まで禁煙席になりました
人外のお知り合いが多いですよね。
命?のやり取りも彼らとは当たり前の日常なんですか?
一月ももう終わりか。早いな。
店のツケはまだいいか…盆あたりで。
>>44 な ん だ っ て ! ?
あぁ、いや失礼。
それはこの店の意向なのかい? …参ったな。
河岸を変えてもいいが実はここはかなり気に入ってるんでね。
まぁいい。僕は堪え性のない男ではありません。
100まで位なら、待ちますよ。
なぁに、こうして語らっていればすぐです。
…しかし100まで禁煙席とは何かの実験か…?
まさかその後は禁酒だとか言わないよな。…不利益にも程があるぞ。
>>45 君の言うとおり、多い方です。
知り合いというか何でしょうか。
知り合いが魔物であったり、魔物が知り合いであったり。
見たままの魔物がいれば世の人皆が楽なのでしょうが。
最近は人の皮を被った魔物ばかりですので、これも致し方ないと言ったところかな。
僕は少し人と違う能力があり、それを行使する。
それが日常と言えば、そうです。
念の為付け足しますが、僕は荒事はしない主義ですよ。勿論降りかかる火の粉は払いますが。
(背後を見る)
ん…ちゃんと付随してるようだな。
よし、いい子だ。
トリップ付けたんですね。
似合ってますよぅ(´∀`)
緩やかな時間ですね。
こんな夜もいいものだ。
>>48 ………。
……ふふ…いやなに、彫像のように硬い人間の表情も美しいものですが
あなたを見ていたら、このように豊かな表情で笑うのも素敵だとついね。
こちらまで笑えて──いやいや。
君、これからもその表情を忘れないでくれたまえ。
僕も笑えるような気がします。ふふ。
単なる記号だと思っていたのですが…「似合っている」などと言われると
なにか付加価値が付いた気がしてくるのでおかしいな。
思うに、物というのはこうやって気に入っていくのでしょうね。
ありがとう。
おっと。
>>23の方も。ありがとう。
どうです、一杯やりませんか?
>>50 いいですね。では乾杯。
……君もなかなかやるね。ひょっとしてザルですか?
その姿、自由に変化させることは出来るの?
子供とかおじいちゃんとか
煙草煙草……あァ、禁煙だったか。
>>52 基本的に同じ存在ですので、僕の身体から出すことが出来ます。
おじいさん、子供。 …不可能ではありません。
例えば子どものような方も。
あれを子どもと言っていいのかは疑問ですがお望みならば。
あなたの言う「おじいちゃん」が
おじいちゃんらしいかと言うのも少々僕としては口を濁す所ですが。
結論として、はい。出来ます。
こう、思い出深い女性などいますか?
伊達男のあなたにこんな質問は野暮かも知れませんが。
あなたのそばで眠らせてください。
(肩に寄りかかってスゥスゥ寝息を立てる)
荒事はお嫌いだそうですが、何気に腕っ節も立ちますよね。
鍛えてたりするんですか?
今日は少し強いのを持ってきてくれ。
ボトルのままで結構。
>>54 まさか野暮だなどとは思いませんよ。まぁこちらに。
さてご質問ですが。
僕はこう見えて、女性と次々に関係を持っては
冷たくあしらう男と言われますが、実際そうです。
……。
ですが何も一人でこうして立っているわけではありません。
これは世間の人と同じくでしょう。
思い出深い女性というと、ある時に逢った「機械の身体の娘」を思い出します。
街で介添えした女性が、偶々そうだったのですが──まだ記憶に新しく残っている。
彼女は僕から見て魅力的でしたが、ただ「綺麗なだけの」女性だったとも言えます。
──あれだけでは、まだ。
彼女は生まれつきの身体や環境のせいで不自由な身でした。
彼女が望んだ事の何割も叶えられなかっただろう。…そう断定しても過言ではない。
彼女がもしその命を全うできていたら。
作り物のような身のこなしも表情も
きっと見たこともないようなものを見せたでしょう。
…しかし、それは、叶えられなかった。
時々、僕は思いますよ。
誰かに演じるのを定められてそのように振る舞ってるかのようだと。
あなたは神に操られているような、そんな気になったりはしませんか?
探偵の仕事というのは常に後手後手に回ります。
これは存在に基づく基本的な成り立ちだ。
多くは事件とは「発端」──最初の被害者が出ているものです。
どんなに人を救ってもたった一人の人が救えないことがあります。
彼女を救うことが出来なかったのも、定められた運命だったのでしょう。
しかし僕は、運命に抗いたい。
自らの存在理由をかけて…ね。
探偵をやっていると、もつれ、ねじれた糸が絡み合う複雑怪奇な出来事があります。
しかし、どんな姿になっても、どういった形でも。僕は助けに行きたい。
そう思っているのですよ。
…長々と話してしまったね。失敬した。
もしかしたらつまらない話だったかもしれないな。
ですが、僕は君に話せてとても有意義だった。
よい時間を、ありがとう。
>>55 オヤ、さっきからやけに肩が温かいと思えば、いつのまにか寝入っているね。
ボソボソ……『お客さん、終電ですよ』
ボソボソ……終点でも僕は困らないが、君は困るのでしょう?
どうなんだ、おい。君。
おい?
…あァ。寝てるんだったか。
それにしてもあなたは子どものような顔で寝る方ですね。
自分で見たことはありませんか。
そこの君。
この人に毛布を。
いや、起こさなくてもいい。
今 いい夢を見ているところなんだ。
>>56 鍛える?
ふむ…これといって縁はありません。
登山して、帰って来る程の足腰は持ち合わせているつもりですが。
中には鍛えることが趣味の御仁もおられるようですが… まぁ、僕は、ね。
寒中水泳大会や千本ノックなどとはついぞ縁が無く過ごしてきましたので
そういう事は、したくてしたくて堪らない人がやればいいと思っていますよ。
《流血の友》でも読んで。
こんな場所があったんですねぇ。
昔からごく僅かですが、あなたのお仲間を色々と見てきましたよ。
ミゾロギ某という人が最初でしたっけ……。宵闇通りの女の子もいました。
もちろんあなたであってあなたでない存在もいくつか……。
なんだか懐かしいですよ、とても。
あなたも頑張ってくださいな……というとあなたは頑張らないんでしょうけれど。(苦笑
>>60 これはどうも。
君、僕を見ながら彼方を見ていますね。よい貌だ。
しかし少女ならともかく、そんなよくわけのわからない者を
思い浮かべられてはいけません。
理由は解りませんが寒くなってきます。…なんなんだろうか、これは。
男というのは単純で「頑張れ」と言われると嬉しいものですよ。
お言葉有難く頂戴しておきましょう。
何しろ、僕はひねくれた人間ではありません。
素直に受け取りますよ。もちろん。
昔大学に在籍してたそうで。
やはり変わったご学友などいましたか?
日本酒の差し入れなど…
(一升瓶を置いておく)
心はまるで帽子、毎日どれかひとつ
だからは私は、息子に帽子をかぶせている。
魔実也君はどうですか?
鞄の中に子供が居たみたいだけど (((゜Д゜)))
私の鞄の中にオジサンが入っていました。
なんかキモかったです。
おや。席に何か良い物がありますね。
む。
「差し押さえ」…いや「差し入れ」か。
どこの方かわからないが、ふふ、シャレていますね。
君、人数分の器を持ってきてくれたまえ。
節分用の木桝しかない? よいでしょう。
>>62 はい……(トクトク)……君も一献。
学生時代はそれほど昔ではありませんよ。ん? そんなふうに見えますか。
環境が環境だけに荒っぽい者もいましたが──
しかしどちらかと言えば大人しい、僕から見て性質のよい者ばかりですね。
運んでくる厄介事は性質のよくないものばかりですが。
中にはかなり強引な先輩もいたりしてね。
自分の奥方を僕に押しつけたり。
……あれは
……結果的に僕もよかったですが
……いえ。忘れて下さい。
>>63 君の手配だったんだね。ありがとう。
もちろんやっていくだろう? さァ。(トクトク)
────フゥ。
この酒は実に実に味わい深い。
こうして冷やでやるにもよいね。
────ん。
なにかこう、飲めば飲むほど技の切れが良くなる心地が…
さてもどんな銘柄で…
>>「夢幻」
渾然一体としたようで良い喉ごし。ウマイな…。
>>64 あなたも……はい、やってください……
どうぞ。(トクトクトク…)
あぁ、お子さんはよしにした方がいいですね。
利発そうなご子息で。
…………
…………。
あ、膝に登ってくるな。こら。
これだから子どもは…。
君、こういう所では帽子は脱ぐ物だ。
ほら僕も脱いでいるだろう。
大人ばかりでつまらないか?
ではこの帽子を覗いてご覧。
そう…ずっとそう覗いていてくれ…ずっと…
>>65 そんなに震えなくてもいい。
さァ、抱いてやるから。
…ほうら止まった。 どうです?ご気分は。
僕も子どもは苦手なので君のその恐ろしがる気持ちはわかります。
あれはどうも…ね。
鞄は普段は持ちませんがそうですね。洋行には持ってこいでしょう?
よく使っている者に聞いたことがありますが
なかなか使い勝手がよく重宝らしい。
今度…それ…見せてもらいましょう。
ん… はい、君もどうぞ。(トクトク)
>>66 君の鞄は変わっているねェ。
今度見せてごらん。見てなんとかなるかは分からないが。
キモかった… ええ、それは気持ち悪い、という事かい。
しかし結構気に入ってるんではないかね? 納得しているようにも見えます。
大事にしてあげて下さい。
手なずけると、いざと言う時守ってくれるかもしれない。
さァ、君も飲みたまえ……。(トクトクトク…)
朝は弱い方ですか? なんとなくそんなイメージが。
もうすぐバレンタインですね
もらうとしたら何がいい?
昨日は節分でしたね。鬼には遭いましたか?
目隠し鬼〜♪
あなたの一番の友はなんですか?
心なしか酒量が増えるような気がするな、何故か…。
>>70 すごいな。
君何故それがわかったんだい?
今日など出かけようとして、あまりに意識が朦朧として一歩先も判別できなくてね。
まさに一寸先は闇というやつです。
そのまま廻れ右しましたが、出かけていたらどうなっていたかな。
そういう事で、こちらに寄る時は極力朝は避けることにしています。
もし朝いたら、覚悟しておいて下さい。
僕も朝の僕はよくわからない。
>>71 かわいらしい方に甘いお菓子を差し上げたくなるのはわかりますが……
女性から貰うというのは、どうも、ね?
落ち着かないような気になってきます。
……でも、そうですね。
貰うとしたらその方の笑顔でしょう。
チョコレートなどと同じく消えもので儚いものですが。
僕はそのご婦人の儚い笑顔を見るのが……嫌いではありません。
>>72 いえ。
楽しい鬼さん達はいましたが、特に鬼らしい鬼には。
お遭いしませんでしたね。そういえば。
昔からの言い伝えでは「鬼は外 福は内」。
これを「鬼も内」と言って行き場のない鬼を家に迎えた例もあるらしいですね。
感謝して鬼がその家を代々護り続ける──という美談ですが
実は面倒だったのではないかと思いますよ? 追い払うのが。
>>73 君、そう走り回っては…ほら足元が危ないだろう?…いけません。
はい、捕まえました。
今度はあなたが鬼の番ですが、それは僕が肩代わりしてもいい。
さぁ、鬼を捕まえられますか?
これ以上捕まえられるのでしたら。
捕まえて見て下さい。
>>74 何よりも一番に煙草。これでしょう。
今は忘れなければならないのですが。……あぁ。
しかし、友を思い出すのは自然な事と言えますね。
時にあなた。
僕の友を持っていませんか?
銘柄にはそれ程こだわりませんよ。
実に洒落た返答ですな。
風流を感じます。
ご自身が夢を見るのは好きですか?
紳士のたしなみとは常にダイナマイトを持ち歩くことですか?
そういえば事件を解決しても何もお金が入らないし、特に要求もしない事が多々ありますよね。
やっぱりそういうのってお金じゃないんですか?
タバコ解禁まであと少しですね。
冬の路面は冷えて美しいですね。
こう、反響する音もよい。
>>77 君。
こういう席ではお世辞は抜きでしょう?
僕はこの通りの者ですので、風流などと言うのは少し憚られます。
風流を感じる……そうだな。
風流を解する方が風流人。
これはあなたこそが風流人だという証左に他なりません。
ね。
事件を追っていると聞こえてくる、街のさざめきのような声、声、声。
その中には時に心臓を突くような核心が潜んでいることがあります。
こちらはとても居心地のいい、お優しい方々ばかりだ。
僕も昼間の声とは違い、心からその声に楽しく酔っております。
しかしそんなこちらの声、ざわめき、衣擦れにも。
もしかしたら僕の心臓を突いている方がいるかも知れません。
君もその手で僕の心臓を探り当てて──僕を踊らせてみませんか?
さァ……ふふ、さァ……。
>>78 ……む
……これはいけない。
……寝入っていた。
どうも。君が話しかけてくれて目が醒めた。
……夢、ね。
そうだな、夜見る夢はあまり覚えがないな?
ですが先程のようなうたたねでは、大概昼間の光景がそのまま出てきますね。
僕はよく街を歩くのです。人の多い駅、華やかな通り。
または路地。人の歩かない場所、歩く場所。ふふ……なかなか健脚なのです。
夢は現実そのままが出てくるから不思議なものだ。
僕はそれを夢だとはまったく思っていない。
雑踏の中にどんなに埋もれ切っていても、僕はあちらを見つけます。
そう……いつもあちらよりも早く。
目に飛び込んでくるのです。
おそらくそれはあちらも同じなのでしょう。
だからどんな雑踏でもすれ違ったりはしない。
よくわからない夢ですね。しかしそれが夢の夢たるゆえんかな。
君、そんな不思議そうな顔で見るなよ。
夢の話なのだから多少おかしくても仕方ない。
まァ──もしまた僕が眠り込んでいたら、きっとすぐに起こして下さい。
苦しそうな顔をしていても、幸せそうな顔をしていても。
君の声で必ず叩き起こしてくれ。いいですね。
>>79 そんな話をどこで耳打ちされたのです?
大方あれなのでしょう? ……あれ。
あれは存外に丈夫な者ですので、本気で耳を貸さない方がよろしい。
たしなみというのは好きに親しんだりするもので
自身を律する余裕のようなものですから……。
あれにとっては充分親しんで使えるのだろうが、そういう事を言い広めてはいけない。
今度僕から釘を刺しておきますよ。
マッチでも投げておきます。
>>80 これで地道な仕事も請け負っております。心配されずともよい。
ん? ひょっとして僕の身なりが変わらないので気にされておられる。
なァに。
この服もなかなか便利なのですよ。
何せ弔事にはネクタイを代えるだけでよい。
友人にはお前は手を抜いているだろう?と邪推されますが
僕には何を言っているかわからないですねェ。
それよりも死者を悼めと言いたい。まったく不謹慎な輩です。
僕が偶然遭遇する出来事には見返りはありません。
──どころか、地獄の鬼に撒く金さえも持たず逝く場合が多いのです。
ですのでやはり──お金の問題ではないですね。
>>81 ええ。
こうしているとまったく気になりません。
心なしか酒もうまい。いささか酒量が増えているような気もしますが。
…………………………ええ。一向に気になりませんし
…………………………本当にもうすぐなのか? ……耐えられないのは僕だけなのか?
子孫を残すとか、そんなこと考えたりしたことあります?
精神的奇形って信じます?
恋文など頂くことありますか?
煙草がないと……
真っ直ぐ歩けなくなるんだな……
>>85 子孫ね… う〜む
申し訳ありません……正直な所、考えた事がない。
勿論よく考えてみましたよ。しかしどうやら僕には遠いお話です。
うん……でも、そうですね。
アアアアッ !!
と思うことはありますけどね。
もしくは、こいつはうっかりだ!!
…とかね。
辛いことを思い出してしまいました。僕が。
>>86 精神的奇形……ふむ。それは先天的と言うことかい?
違っていたらどうぞ教えて下さい。
そうですね。そういう方はいらっしゃるだろう、おそらく。
出会っていなくとも想像する余地はある。
こういっては何ですが興味深いね。
僕は往来で泣く子供を見ると、それこそ精神的奇形のような気がしてくる。
ああ、すみません。 少し話はズレるのですが。
煩くて煩くてたまりませんが、しかし、その子供の持って生まれた性質なのであれば
長じて多少人よりも泣くことがあっても…
それはそれでいいのではないかと思います。
いえ… 子供に限っていえば… 面倒なだけなのですが。
女性でしたら涙を拭いて差し上げればよろしいでしょうね。
>>87 ダイイング・メッセージならありますが、女性はありません。
住所はまず知らせないものでね。
ええ、まァ、その辺りは詮索しないで頂きたい。
胸に手紙を携えてくるような方はその場で文面を読んで貰いますよ。
僕はできたらその方の声も聞きたいので。
今日早いですな。事件がなかったんですか?
タバコの準備を着々としてると見た
二日酔いの後とかどうしてます?
普段、どんなものを食べてます?
お酒はともかく物を食べているイメージがあまりないんですが。
動物はお好きで? 無論物の怪のたぐいも含みますが。
物騒なご友人が多いようですが、その中でも特に危ない方を教えてはもらえませんか?
あなたでも、年は取るんですか?
そろそろタバコ解禁だと思って内心ワクワクしてますね?
>>90-91 ……なんだか君たち面白いねェ。
そう二人並んで連携のように言葉を継いでいると何か和むね。ウン。
ああ、気にしないで下さい。 ……少し面白かったんだ。
>>90 昼頃に情報収集をしていたのですが、後方の建物でいきなり爆撃が始まったので
いささかやる気を削がれまして。それでそのままこちらに寄ったのですよ。
身体もやけに傾いていましたし。
ああ、いえ。僕は健康です。ご心配なさらぬように……。
>>91 何をおっしゃるやら。さっぱりですよ。僕は、別にそんな事はしていません。
…………。
……今はその名を聞くのも嫌なんだ……頼むから……煙草、煙草と言わないでくれ……
>>92 僕自身が言うのもなんですが、しみじみとよく寝ております。
飲むなら白湯が良いね。
ん? 君、二日酔いで死ぬ目にあった口ですか。
介抱してくれる方がいるのが一番の薬ですが、いなければ一気に吐いておしまいなさい。
僕もその方が楽です。
>>93 酒ばかり飲んで生きてるわけではないので、勿論僕も人並みに……
そうですねェ。健啖家とまではいきませんが食べるのは好きです。
和食もよいです。洋食もよい。その時々に美味しいものを食べるのがいいですね。
特に和食は旬のものが料理店で幅を利かす。
中華などもいいですが、そうすると老酒などもいいですねェ。…結局 酒の話になりますね。ふふ。
冬はミカンにも手が伸びます。
>>94 動物はそれほどは親しんでいませんが……世間では犬か猫に好みが別れるようだ。
僕は特にその趣味はありませんが、犬か猫と言うなら猫が好きです。
柔らかい身体が何となく女性を思わせます。
物の怪のように変化したらきっと妖艶でしょう。
>>95 そうですねェ。危なっかしい人はいますが、そう酷いわけではありませんよ。
多少頼りなかったり、だらしなかったりはしますが。まァ、あれくらいならばね。
拘束されて閉じこめられるようなひどさがあるわけでもない。
僕にとって物騒といいますと、友人はさておき奥方などもこわい方だったりする。
類は友を呼ぶのでしょうか? それとも夫婦だからかな。
どちらにしろ僕はあまり関知したくない事柄ですね。こればかりは。
>>96 ん? 何をおっしゃる。僕とて年は取るでしょう。
確かに世間には年齢を感じさせない方はおられるが。
一日一日の積み重ねで人は年を取っていきます。
日々の楽しさを甘受して、年を取らないなどと言うことは
……ね。どうです。それではまるで──夢か幻のようではないですか。
>>97 ええ。
胸が躍っているせいかな、指まで震えてきます。
心なしか風景もいつもより美しく見えますね。原色がまだらになって来るような。はて?
…………………………ええ。そろそろだな…とは思っていますが
…………………………何で見抜かれている? ……僕はけして浮き足だったりなどは……
と、いうわけでタバコをどうぞ。(差し出す「ショートピース」)
>>100 君ね。…まさか待ちかまえていたんじゃあるまい?
何をそんなにそそくさと勧めます……
子供でもあるまいにそんな……
……ありがとう……。
君もどうぞ。吸えなくてもやりたまえ。
まずは、一服だ……。
あなたそっくりに変装してみたんだが・・・
どうかな?
小さいほうの父親について何か一言お願いします
普段、どこで寝泊りしてるんです?
便乗質問ですが……
例の父親が大魔神のぬいぐるみ着てで「あ〜まいわ息子よ!」とここへ乱入してきたらどうします?
そこの女性から恋文を渡してくれと頼まれました。どうぞ。
失礼かもしれませんが、今おいくつですか?
個人的には28?くらいだと思うんですが・・・・
あたたかい夜ですね。
>>102 !!
………………………ああ。
いきなりそのような真っ黒な姿で現れるものだから──驚きました。
ふむ。良く出来た変装じゃないかい。
どれ… こちらへ来てもっとよく見せて下さい。
……何かよい香りがするな。
黒よりももっと明るい色が似合うのではないですか。 春のようなお嬢さん。
あなた、あの福音さん家の──いや、夢幻さん家のと言うかな──温子お嬢さんだ。
しょげかえってどうしたんです。
もしかして、あれと喧嘩でもしましたか。
いくら君とあれの背格好が似ていても、一緒に生活して似て来ていると言っても
まさか見間違えはしませんよ。僕はね。
ほら、君にはそんなものは似合いません。
君にはもっともっと似合う服があるでしょう?
まあいい。後であれを呼んで送らせましょう。
……ああ、服はここで脱がなくてもいいですから。…探偵の僕が捕まります。
>>103 支那のォ〜〜夜ゥ〜〜〜。
……ですか?
なかなか豪快な人物らしいね。風評で聞き及んでおります。
あれの口からも……まあ、よく聞くかな?
父親の話になると少々うるさいので話半分に聞いていますがね。
ん… そういえばあいつの口から女親の話は聞かないな……何か隠しているのか?
ああ。すみません。父親の話でしたね。
ふむ。あなたのような人品卑しからぬ方が意見を求めるとは余程の人物なのでしょう。
探偵としての好奇心も疼いて参りました。何しろ、隠し事は良くありませんからね。
今度家にでも行ってみることにしましょう。
>>104 なァんだい。君。藪から棒に。
その辺の瘋癲じゃあるまいし……僕はちゃんと床について寝ていますよ。
朝を路地裏で迎えたりなどもしていない。ご心配は無用です。
本当に。隠し事はよくありませんからね。
君はそれとも、僕の艶っぽい話など聞きたいのかい?
>>105 ……ああ。──ぬいぐるみ。ぬいぐるみね。
あれが言っていたのをお陰で思い出しました。
親父がこんなものを着ていて参る──と言って絵で描いて見せてましたね。
僕にはそれは古代の武人のように見えましたが──だいまじん、と言うのか。
魔神と言うからには少々扱い辛いかもしれませんが、味方にすれば百人力なのでしょう。
──で、そんな格好をして彼は何をしているのです。 ええ? それは訊くな?
あなたにも分からないのですから僕にも分かりませんよ。
何せ、会ったこともありません。
しかし……日常的にそんな事をされたらどうだろうな。
何だかよく分からないですが、そんな事をされると……
いかにも家族的喜劇な毎日が始まって、そのまま止まらなくなりそうな気がします。
>>106 恋文ね……。
君。こちらへ。
そう。そのお嬢さんではなく、君の方だ。
何をやっているんだ? 君は。
──それは君の妹なのでしょう?
見ればまだ若く子供のような方じゃないか。
君から僕の話を聞いて──それで恋文を書いて下さったのでしょうが。
ふん。 余程可愛い妹なのだね。頼みを断り切れなかった。
どうです。 …違うかい?
君の顔を見ていると大層複雑そうに見えるよ。自覚はあるかい。
──ええ、これはこの通り。大事に受け取っておきましょう。
お嬢さん。
君が大人になって来られるその時まで手紙は読まずにおきます。
……お兄さんの付き添いがなくてもこちらに来られたら。
ここでなく二人きりで読んで聞かせてください。……いいですね。
それにしても余程可愛い妹のようだね。
そうだね…僕から見てもかわいらしいし……君も余程参っているようじゃないか。ええ?
さあ。今夜はもう一緒に帰ってあげるんだ。
ふふ……でも、もし妹御がまた僕の所に来たら──その時は。
遠慮無く君を「素敵なお兄様」と呼ばせて貰いましょう。
>>107 君から見てそれくらいに見えるのですか。
ふむ……それぐらいで結構ですよ。
ちょっとは年嵩に見えた方が仕事柄よいです。
ああ、関係ない話になりますが、深追いは身を滅ぼします。
君はまだ若い。滅多なことはしてはいけませんよ。いいですね?
ここからは昭和初期の匂いがしますね。
年下の男を尊敬できますか?
どちくしょう〜
ブサイクのオレがまったく口説けない美人も
夢幻さんなら、一発で落とせるんだろうな〜
むううん・・・
時々何かが憑り付いたように酷く憂鬱になるんです。見て貰えませんか?
あなたに弄ばれるなら本望です。
>>102 こんな所まで来て何をやってるんだよ。探したんだぞ。
あー。歩き回ったら疲れたなー
帰りにどこか寄ってくか?
甘いもん食べたくなったから丁度いいさ。
ほら、どうせお前は夕飯もペロっと食べるだろ……あ、あたっ!
他に欲しい物があったら買ってやる。
言っておくけど別にご機嫌なんて取ってないんだからな。
僕が買い物したいだけなんだよ。
わかったら付いて来んかい。 うりうり。
>>103-115 あのォ〜〜
…コホン。
アッコの面倒を見てくれて、ありがとう。
ついでに質問に僕も答えていくよ。
べ、別に恩に着るなんて思っちゃいないんだからな!
ここの人達の面倒見がいいから……ただ、それだけなんだから…な。
>>103 ち、小さいって何だ! 小さいってェ!
──成長期なんだよ僕は。
親父か。出来れば一生関わりたくなかったね。フッ…
あなたも関わらないほうがいいですよ。
でも、なんで親父の事なんか訊いてるのさ?
>>104 ウン。 いつもは家で寝てるけど。
たまに事務所で夜更かしもするよ。
>>105 ううッ!
こ、こんなところまで来やがるのかあいつ!!
返り討ちにしてやるゥッ!!
……でも、なんでみんな親父の事なんか訊くんだよ?
まさか──
あ、あれ、人気あるのか?
もしかしてちょっと悪くて格好いいってのかァ!?
それは騙されすぎだろォ!
おいコラ待てアンタ!!
>>106 え…っ?
僕に? そうなのかい? て、照れる……
──は、背後から殺気が……ッ
有難いけどそれは受け取れないんだ。ごめんね。
本当にごめん。
僕も残念うぐッ!
あ、あなた早くそれ引っ込めて下さい!!
わざとやってるだろォッ!!
>>107 あははははははははは!
そういえば僕は何歳なんだ?
いっかんなー、事件にかまけて忘れ去ってたなー
あっはっは〜〜〜〜!
本当に何歳なんだ?
そう言えば、ブロマイドの裏に書いてあったんじゃあなかったっけ。
そうそうこのブロマイド写真…………いや違う。
こっちね。こっち。
一枚あげるから、許してね。
あ、あの、なんでこんなに腰低くなってんの僕?
>>111 危険な匂いってわけじゃないの? なーんだ!
ワクワクしてくる匂いって事なら僕の出番ですよ。
>>112 うーんそうだなー。
──おい ちょっと待てよ。
年下の同性がほとんどいないじゃないか!
いるっちゃいるけど、親しくはないよな〜〜
僕の交友関係もっと見直した方がいいよね〜〜?
>>113 落とせない、落とせてないよ。
ぜぇんぜん。これっぽっちも。全く駄目です。
だから……ちょっと待てアッコ! こら!
だからそこ噛むなァ〜〜〜〜ッ!
>>114 うっ、暗雲を背負ったような顔だなー
これは深刻なんじゃないの?
あなた…もしかして締め切りに悩んでいたりしてない?
たまには仕事以外の事をしないとホテルで凍死!しちゃいますよ。
>>115 よく言った! では、遊んであげよう!
ほれほれ、どうだどうだ〜〜??
ええのか、ええのんかぁ〜〜!??
これでいいのんかァ──!!
ハァハァ……ハァハァ。
ど、どう? 良かった?
さあ、帰るぞー、アッコ。
もうここに来るんじゃないぞ。
何でお前が拗ねたのかさ〜〜っぱりわからん! わからんけどなー
僕のせいなんだろう?
…だったら、僕のところに来いよ。
ほれほれ。 さっさとわかったらこっちこい。
おい、前見て走れよ! あっ こら まてちゅうに!!
ええと、それじゃあ、さようなら!
……母親のことを訊くのを忘れたな。
>>111 へえ。
そんな匂いがするのかい。
僕にはよくわからないが……君がそう言うのなら、そうなのでしょう。
どうやら悪くない匂いのようです。 少し安心しました。
硝煙や火薬の匂いは少々不得手なのでね。
それにしても、時代の匂いか。 ふふ、面白いじゃないか……。
>>112 あまり年下を構わないのでよくわかりませんが。
でも、できるのではないかな。
尊敬するのに年は関係ないでしょう。
具体的に誰と言われると…そうだな…咄嗟には思い付きませんが。
あァ。
手始めに君なんかどうだい?
僕は、君を、尊敬しています。
──どうです。 尊敬されているような気にならないかな?
>>113 ふふ、妬くな、妬くな。
でもね。君が年上の美人が好きならば、特に紹介できる方がいますよ。
「男は金」が持論の持ち主ですが、なァに。
ほだしておしまいになればいい。
あなたはなかなか保護欲をそそる顔されております。
ひょっとすると人生が変わるかも知れません。
>>114 君。もしかしたら…
ハッ!? と気が付いたら叔父の遺産相続に巻き込まれてたり
ハッ!? と気が付いたら初対面の女の子に連れ回されてたり
そんな事は、ありませんか?
ええ、そんな人相をされていますよ。
僕としてはそのような方につける薬はありません。
ですがそんな顔をされる事はない筈だ。
その分人よりも幸せな事も多いでしょう。 なぁ、君?
>>115 あなたは……何という目で僕を見るのです?
その目がどんな力を持っているか。ご自身はわかっておられないのでしょう。
弄ばれたいとおっしゃいますが、その実あなたに狂わされるのは僕の方だ。
弄ぶようでいて、その実弄ばれるのは、僕。
……そうなればあなたの願いはずっと叶えられないままです。
だがそんな者でもいいのであれば。 願いが、叶えられなくても良いのなら。
僕があなたをひととき弄んで差し上げましょう。 永遠に。 …永久に。
時々小さいのが出てくるようですが、彼にも質問はありということなんですか?
冷えて来たな。
君、コーヒーをくれ。
ああ。二つだ。
>>122 ええ。どうぞして下さって構いませんよ。
あれは出たがりですので、呼びかけてやれば自然に出て来るでしょう。
名前では分かりにくい面がありますが、なァに。
「小さいの」とでも呼んでやればいいのです。
それにしても「小さいの」という言い方は何かしっくり聞こえますね。
僕はじゃあ「大」ですか。
洋行ならどこがお好きですか?
冷たそうに見えて実は優しい人ですよね。
▲キスチョコどぞー
夢幻さーん、チョコレートが届いてますよー。(ドサドサ)
おや。席に何か。
む。
「めりいくりすますじゃ」…いや「ハッピーバレンタイン」か。
君、送り主がどこの方かわからないのかい。
こんなに沢山頂いても生身、いや送り主の方がいなくてはね。
……どうにもならないだろう? これは。
>>124 どちらかというと人が多い所がいいですね。
あまりゆっくりした記憶がありませんので今度は
この足でブラリと廻るのもいいでしょう。
まあどちらにしろ、鞄は工面しないといけない。
>>125 ほう。そんなふうに見えるのですか。
僕が冷たい人間に一見見えると、そうおっしゃる。
成程あなたがどう思っているかよく分かりました。
なァんて、ね。冗談です。
最後のは聞かなかった事にしますよ。
ここであなたと飲めれば僕はそれでいいのです。
>>126 変わった形だったので見入っておりました。
……あそこの橋の、擬宝珠のようだ……
手に乗せると実にこれはかわいらしいなァ。
君。ありがとう。帰ってから大事に頂きますよ。
僕は一つだけ頂きますので。
だからできれば、ここで……君もどうぞ召し上がって下さい。
>>127 …………いいから君も食べて行け。
さァ、紅茶でも取ってやろう。
ところで、出所は絶対秘密なのかい。 配達夫さん?
もし、夢幻さんの手で食べさせてもらったなら…
鼻血でちゃうー!(///)
ん?ここのマミーは怪奇編のマミー?
全身からくりにされてた女の子かわいそうだったよね
132 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/02/15(木) 22:20:43
時には上階の景色も良いものですね。
>>130 これはこれは。
あなたのような綺麗な方が鼻血とは、ね。それは、少々不味くはないですか?
…………………………………………。
……………………想像してしまった僕を許して下さい。
…………はい、あーん、だ……。
>>131 ええ。
あれは僕にとっても痛恨の出来事でした。
おそらくずっと忘れはしないでしょう。
だが過去は過去。今は今です。
せっかく明朗で美しいあなたなのです。眉を曇らせてはいけませんよ。ね?
それにしても…ええ、マミー…です、か。
そのように呼ばれたことは無かったので少々焦りますがその…まァ。
あなたがそう呼びたいのであれば勿論構いませんが。
人にこう呼びなさいなどとは僕は言いません。
しかし、なんとなくだが……全身包帯になったような気がして来ますよ……?
同じ魔実也としては活劇編とかのギャグな魔実也をどう思う?
あとパンツはブリーフ?トランクス?
>>133 男の下履きなどに興味がおありですか。変わった方だな……。
ああ、いえ、説明されずとも結構です。説明されてもわからないでしょう。
ブリーフという形です。 …ご満足いかれましたか。
活劇が好きな彼は、そうですね。少々危なっかしい気もします。
ですがそうやって成長していくものなのでしょうね。
揉まれれば揉まれるだけ輝くのではないかと思いますよ。
ホワイトデーのお返しなんかします?
溝呂木博士が失踪したようです
……まだまだ寒いな。
>>135 どうも君。良い話題を振って下さいました。
実は最近それで懸念していたのですよ。
>>127の配達夫氏をシメ上げ…いえ、贈り主を訊き出そうとしたのですが
「僕ちゃんはこれで〜」と言って去っていってしまったのですよ。これがね。
咄嗟に腕を掴んだのですが何故かその時寒気がしまして。
取り逃がしてしまいました。まったく……残念です。
ここまで持って来られる人間なのですから、お返しも配達できるのだとは思うんだがねェ。
しかし何か特異な人物でした。あれは。不思議な言動でしたし。
配達してもらっておいて何ですが、言わずにおれない気がします。
>>136 な ん だ っ て ! ?
あの溝呂木博士が…… 溝呂木……
…………ん
…………溝呂木博士って誰だ?
ああ。申し訳ない。
あまりに思いがけない名前だったのでついね。
表沙汰にならない事件だったので、人の口の端に上るとは意外だな。
おや──… でも、そんな事を知っている君は何者だい。
もしかしてその失踪事件に関わっていたり──?
事件に一番近しい者が廻りを暗躍している場合はままあります。
君は、一体、何者だ?
失礼ですが身なりを拝見してもよいかな。
…………。
失礼しました。あなたはあの精神病理学者にして殺人鬼、溝呂木紅造ではないようですね。
金髪だし。やや背も低いし。…その目はどうかされたのですか? お大事にして下さいよ。
アルカードはいないの?
意外と季節の行事には敏感なのですね。
>>138 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
雨ですね。
>>138 僕の側にはいません。
しかしあの手の男は果たして良い話し相手になるでしょうか。
どちらかと言うと家内安全や力仕事の方でしょう。本人もそれが良さそうな風です。
>>139 ええ。
意外かも知れませんが、こういうものは目が楽しいのでいいですね。
祭りなども好きな方なのですよ。通り過ぎるだけでもたのしいな。
夏に通りを過ぎる金魚売りなどを見るのも良いです。おっと、これは行事ではなく風物詩か。
>>140 …呼吸をするのを忘れるなよ。
煙管等はお吸いにならないのですか?
雨の日は好きですか?
あなたのような二枚目には雨もよく似合います。
小さい方は後半になると夢も幻もへったくれもない感じになっちゃいましたね
いない日は事件を解決してるの?
母が禁煙を決意したのに今日もタバコを吸ってました。
やっぱりタバコって中々やめられない物なんですか?
夜になるとまだまだ冷え込みますね。
>>142 常用はしないな。
この通り、風体と合いません。
ですが、そこにあれば吸ってみる事もありますよ。
寝煙草をしてしまいそうになるので持ちませんし
これからも持たないかと思います。
煙管趣味は江戸時代からの流れですね。
これが、分かってる人でないとなかなか様にならない。
簡便な紙巻き煙草はやはり楽なものだ。
それに正規品は葉の程度が均一ですので、やはりこれがいいのです。
>>143 春雨くらいなら濡れていっても構いません。
男がずぶ濡れになってもしょうがないのでね。
血糊でも被ってた方がショッキングシーンになるだけまだましかも知れない。
僕もずぶ濡れになった事がありますが、あれはバツが悪いですね。
白昼、水を被った男がいるのはかなり胡乱なものです。
帽子もどこかへやってしまいましたし。
>>144 何が彼をああさせるのか、因果は何処にあるのか。興味深いですねェ。
そう、所詮他人事です。ええ。
一言だけ言うなら、時は不可逆であるという事でしょうか。
一瞬だけ綺麗でも、やはり生きて動いていないといけません。
>>145 夜半にかかる事件があれば。
ああ…もしや昨日の事ですか。 それならば。
まだ朝寝が足りなかったので、正体不明で寝ておりました。
年を取れば少しは寝覚めが良くなるのでしょうか。
きっとわかる時が来るのでしょう。その時には正体不明とは言わせません。
>>146 禁煙を決意した君のお母様は素晴らしい。
と、感心するに留まる僕は如何なのでしょうか。
いえ。これでは質問返しですね。
そうだな。
朝の一服、食後の一服。寝る前の一服。その都度誘惑されると思いますが。
段々自分にとって何にも代え難いものになってくるでしょう。前よりもずっと。
その過程を愉しみにするのも一興ではないかな。
いつか結果を出せばいいのですから。そう、死ぬまでにはきっとね。
死刑囚さえ最後に求めれば紙巻き煙草が与えられるのです。
よかったら付き合って──いや、あたたかい目で見ておあげなさい。
僕からも頼みます。
今の若者はホームレスを集団暴行して殺したりして
凶暴ですが、どう思いますか?
昔に比べると人の心も冷えていますね……
いえ、それともこういうのは昔から持つ心の闇が表に出ただけなんでしょうか?
顔泥棒〜♪
美味いエビの料理でも食べに行きませんか?
──クシュン。
ああ失礼。
>>149 醜悪という他ないな。
独自に調べてみましたが……何とも厭な事件だ。
一寸先は闇と言います。次には自分が殺されているかも知れない。
それ程想像力を働かせずとも分かろうものですが。
それにしてもその若者の頭の中はつくづく想像したくはないな。見てもつまらなさそうだ。
形は大人でも、心は未熟なのでしょう。
例えるなら、エンジンのいかれたスポーツカーで嵐の日にドライブするようなもの。
自分の乗っている車がどんな機能があるか知らずに暴走するが如しですね。
>>150 ええ。心の闇は勿論昔からある。
猟奇事件も昔からあります。
がしかし、それは人間の滑稽さや哀しさが滲んで出来たような事件ばかりだ。
カストリなどで取りざたされ、大衆が密かに溜飲を下したりする、一種朗らかなものではない。
犯罪を犯す人間はそれ程こちら側と違っていません。
ごく普通の人間が何故か起こしてしまう。
その心理は彼方と此方で区切られていても共感するのは可能な筈です。
共感できれば良いわけではありませんが。闇にも多様の色があるという事なのでしょう。
>>151 おっと。危ないな。
君。女の子がそんな食用ナイフみたいなのを振り回しちゃいけない。
さあ、目を開けて。ほら壁に書いてあるでしょう?
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
| お 親 は 未 |
| 越 同 ・ 成 |
| し 伴 ・ 年 |
| 下 で 者 |
| さ |
| い |
| __________ |
店先でなくて中に地味に貼ってあるのが意味不明ですね。
僕もそう思います。
>>152 いいですね。行きましょうか。
築地の寿司屋でいいかな。君のおごりで。
ですが何故エビが好きなのか分かったのです。 言った覚えはないですが。
魔実也氏はどんなパソコン使ってんのー?
>>155 さァね もしかしたら使っていないかも。
その手の道具に関して詳しくはありません。
こちらに声が届いているかどうかも怪しく思う程です。
ですから、そのようなお話はもっと詳しい方に訊いた方がいいでしょう。
女性絡み酷い目にあったことって何回ほどあります?
あれから手の目には会う事がありますか?
小さい方のお母さん、美人ですよね。
大きい夢幻さんの母親も美人だったんですか?
怪しいアルヨ言葉の老人からの差し入れです。
(スイカほどの真っ黒い玉。大きく「爆弾」と書いてある)
>>157 知るかァッ!!
ええーい大雑把に言って10回だ!細かいのは記憶から拾うのが大変なんだよ!
猫おばさん、アッコ、あとお母さんかな。
身内多っ!
>>158 それが何かが分からないなー…。
どうも力になれそうもないですね。
>>159 ち、小さい方ってだからアンタなああああ。
そうかな、そんなに美人なのかな。
確かに僕から見ても美人だと思うけどね……ハッ!
いやだからマザコンとかじゃないからね。それは。
あ。そういえば先に言うのを忘れてた。
あいつから伝言があるんだよね。コレコレ。ほれ。ほい。
あー、コホン。読み上げるよォ。
>>157 酷い目にあった事などないさ。
何をそんな疑わしそうな目で見るんだい、君。
そんな男に見られてるのですか。それは誤解ですよ。
普段の素行?何の事です?
それこそ身に覚えがありませんねェ。
>>158 ……どこかで聞いただろうか。
手の目、手の目、手の目。
思い出せないが聞き過ぎる事ができないような音だな。
街で?友人との会話?それとも夢で?
思い出せないが何か気になります。
>>159 母親とは疎遠で思い出せません。あしからず。
ふむ。──美人なのか。
手の目……何かこの胸に引っかかるような気がするな。
……では、
調べに行くとしよう……。
ってなんだよこれ。あんたら何の話してるんだ。
というか、どーいうことなんだよこれは。
ちょ!
>>160はスルーかあっ!!
紳士淑女の皆様、爆発オチはお好きですか?
というわけで、あいつの後追って投げつけてやる!
この間はマッチ投げてくれたし、これぐらいならいいだろ。
>>160さん、どうもありがとうアルヨ。アルヨ……そんなしゃべり方の奴いたかな。
ハァハァハァ…………。
とりあえず投げたね! 決まったね!
それでどうやら僕は後を任されたみたいなんですが。
ここに来て質問に答えてればいいんでしょう要は。簡単、簡単。
えーと、ルールっぽいものを考えてみたんだけど。
性的いやがらせっての?あれはなしでね。
あるかはわからない!いや想像したくない!だけど!
僕はひっじょーに正直なので、うっかりいらんことまで喋ってしまうかも知れないんだッ!
何しろ自分の事だからよく分かるんで!でもそれはまずい!ギャグが滑るのよりも寒い!!
というわけでよろしくお願いするよ。……な、なんか情けないなァー。
それからもう一つ。
同じような匂いがする人がいたら、名前を名乗ってずっといて欲しいんですよ。
僕と同じ名前でも勿論いいんです。
僕が二人いようが三人いようが今さらどーってことありません。キッパリ。
賑やかな方が好きな性格なんだ。
半分だけ同じ匂いがするって人でもいいしね。自分で言ってて何が何だかわかりませんが!
それじゃあ、よろしくね。
165 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/02/22(木) 21:15:15
忘れてた。
一応、上の方によっ…と。これで、いいかな。
セク質はだめなの?
ミステリーマガジンに連載されてる、怪奇編見てます
手の目可かわいいよ手の目
>>166 だ・め・に・き・ま・っ・と・る・だ・ろ・ぉ
がァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ。
アンタはすぐ上のも読めんのかい!もしかして読んだ上でか!?
性的いやがらせもセク質もおんなじだッ。日本語を読め!
>>167 いやそこはミステリマガジンでしょ?
ミステリっていわないとマニアにつっこまれるぞー。
冒険活劇って割に後半は家にいる事が多かったですね。
名前を名乗ってて欲しいってのは、質問側も何かしら夢幻キャラを名乗れということなんですか?
回答側の話ですよね?
ドーン!!
172 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/02/23(金) 19:55:37
>>169 一年の後半、特に年末は、家の用事がたてこんでるからなー。
合間を縫って大掃除も手伝ってるんだけど、あれはなァ。
うん。理不尽の一言だな。
「大物だけ運んでね、マーちゃん」とか言われても、指示ないと動けないし。
アッコ達が拭き掃除してる間、次の指示までボーッとしてなきゃならんの。
で、ヒマだなーと外に出れば容赦なく引き戻されちゃうし。
かといって拭き掃除を手伝おうとすると邪魔扱いされるしさ。
僕もやりたいのに。「まぁ!障子の桟にこぉんなホコリがありましてよ!」とかさァ。
お母さんかアッコが言ったら、それはそれでまずいだろ。
かといってやらないとイカンでしょああいうのは。様式美的に考えて。
>>170 これは僕の
>>164の言い方が悪いなァ。
ルールってわけじゃなくて、単にこれは僕の願望なんだよな。
ルールとか、ましてや強要なんかじゃないんだよ。
本当に守ってほしいのは
>>166みたいなのだけだから。
紛らわしい言い方をしてごめんよ。
あなたに言われなかったら気が付かなかっただろうなァ。
これからもどんどん突っ込んで下さいね。僕も突っ込みます。
>>171 ドーンじゃありませんことよ!!
一体どこの坊ちゃまザマス!!
……っとに、もー。
……………………。
あ、あれ……? サイフがない……。
心のスキマ…ありますか?
おれんちの庭の清掃手伝ってくれ、正装で
帝都の少年探偵もしくはオカルト兄ちゃんの方でもいいや。
ギコナビが不調で見えないです。
なんとかして。
それはともかく少年探偵はアッコちゃんと結婚しますが、
オカルト兄ちゃんの方も子孫あるんだよね。あの先生とか。
176 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/02/24(土) 16:15:54
>>173 スキマというか「心の隙」ならあったようですね。
いやー あっはっはー。
あっはっはっはー…
>>174 はァ〜い!
いつもニコニコ夢幻探偵事務所ですゥ!
今日はぁ、174さんちのお庭にお掃除に来ましたぁー。
わぁーい、すっごい荒廃度!これはワビサビの域を超えてますね!
古井戸なんてアンタどんな家に住んでるんですか!!純日本ホラーかよ!!
この井戸は今にも人外の奥様が這い出て来そうですねー。
…って やらすな、やらすな。
清掃と正装でシャレのつもりか!!そーなのか!!
それ言いたかっただけってか。ええーい、この口めこの口めッ。
>>175 わ、わ。ちょい待ち、ちょい待ち。
いきなりそんなまくし立てられても困りますよ。
ギコナさんの事は力になれません。
占い師も間に合ってます。どーせインチキなんでしょ。
でもオカルトっていうとちょっと違わないかな。
その昔、とある雑誌にあなたの人形が掲載されてた事がありました。
結構雰囲気出てましたよ。
半生人形〜♪
夢幻魔実也て何人いてもみんな美形ばっかだけど
スゲー、ブサイクな夢幻魔実也とかいたらやっぱやだ?
180 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/02/26(月) 00:02:35
>>177 人形ゥ!?
そんなのあったのかァ。全っ然知らなかったな。
子供がそれで遊ぶのかな。首とかもげてそう。
!!
ああッ、もしかしてそれって変型する?
合体とか、腕とか脚とか動いたりするのかな。
日本の職人さんはすごいらしいからねー。
ね、ね、どーなんですか。
ゆっくり目を逸らさないで下さい177さん。
>>178 ……いや それは 陶器が焼けてないだけです。
>>179 同姓同名の人がいるって事ですか。
その美形云々とゆー女の子向けの言葉は置いておくとして。
時々、夜中に雑誌とかで、冒険小説や探偵小説を読むんだけど。
まだ読み慣れてない雑誌は、最初はどうやって読んで行きますか。
僕の場合は、目次をパッと見て名前が気になった人から読んでいくんだ。
それで外れの場合もあったりしてね。
ほら筆名って珍しくて目立つのがあるでしょう。その点とっかかりがいいんだよね。
で、また違う人のを読んだりしてね。
それで段々、名前でなくて内容で好きな作者が出てくるんだ。
そしたらそのうち名前を見ただけでドキドキしちゃってさぁ。小説の世界を思い出して。
沢山の人の名前がどんなに細かい字で載ってても、名前が輝いて見えるんだ。
珍しくない名前でも珍しい名前でも、中身が良ければそれでいいんだ。
上手く言えないけど、そんな感じかな。
ああっ! あっちの銀行で狂四郎が強盗を!!
少年探偵はタバコすいませんよね?
そしてあの
いかにも冷酷そうな鮪目
理不尽さ
策士っぷり
ドS
愉快犯
たまの優しさ
丁寧かつ精神を支配するような巧みな言葉使い
能力的に最強
もぐろ愛してるもぐろ
「マミ〜、差し入れだよぉ〜♪」とのことです。
(ちゃんこ鍋)
185 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/02/27(火) 20:06:30
あー 今日は家にあった茶っ葉持ってきたんだ。
コレ。
中国茶なんだって。
昼間お母さんがやって見せてくれたから、それ思い出して淹れるよ!
男子たるもの中国茶くらい淹れなさいねってお母さんがよく言ってはいないんですが。
……はい 今度はこっちの茶碗にいれまぁす。
ドポドポドポォ〜っと……
これでできたっと。どうかな、お口に合うといーけどねー。
僕もいただきま
>>181 ブゥ──────!!
……………………ヒクヒク
いい! ほっといていいッ!
っとにもー あの親父はまったく…………ヒクヒク
>>182 うん。
少年探偵って煙草吸わないもんだよね。
物語の中で出てくる少年探偵が吸ってたら色々と問題が。ケケケケ。
僕も煙草は吸わないんだ。少年探偵ってわけだからじゃなくて
機会がないだけなんだけどね。
…でもあれって本当に美味しいのか?
>>183 え?
ラ、ラブレターかなこれ。見ていいの?
プッ!…何かどこかの誰かさんみたいだな…
…──って うぉおい!!
よく読むとこれは誉めてるようで誉めてないゾォ!!
こういうのも愛なのかァ。よ、よーわからんなーっ。
でも、この手紙もらうと嬉しいかもね。
詩みたいで、うん……心を打つんじゃないの?
まー ちょっとは人を選ぶかもしれんが。ちょっとは。
そういえばこんなに熱烈なラブレターって貰ったことないな。
なんか落ち込んできた。ドォーンて。
>>184 あああああああなたそれ持ってて平気なんですかァァッ!!
あ、あれっ……。大丈夫なの…あ、そう?
ってことはアッコじゃなくてお母さんが作ったんだなー
…よ、良かったァ。
ああ、気にしないで下さいよ!
あったかいうちに食べましょう食べましょう〜。
霊能力はある?
あれ、アルカードって親父さんが連れてきたんだっけ?
189 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/02/28(水) 18:45:51
>>187 広い世界にはあっても不思議じゃないな。
でもそれを信じるかどうかは……別!
ってとこ?
そういう能力を目の当たりにしたことはあるんだけど
場の雰囲気にのまれてたのかも知れないと思い返す事もあるんだ。
でも、僕は僕を信じるからね。あは…当たり前だけどね!
だから僕の経験した範囲ではそういう能力ってあると思うよ。
あ、でも猫おばさんの霊能力。ありゃーインチキですからね。
だまされないよぉにッ。
あはは! 今頃おばさんクシャミでもしてたりしてね。
>>188 おおッ。そうなんだっけ?
うわー思い出せんっ。
…そういえば戦争の話を聞いたような気もするなァ。
抱っこしてもらってる写真があるけど今と変わらないんだよねー。
本当にそのまんまだから。
見るときっとビックリしますよ。
……アルカードって何歳なんだろ……
江戸川警部について思うとこなんかひとつ
>>189 しょおーしーみーぃん〜〜〜♪
……ってところかな。
いや、本当はもっと思うところあるんだけどね!
いつも言おう言おうと思って、朝顔見ると忘れるんだこれが!
「この間貸した昼飯代はどーなってんの」とかね。
あーでもこれは言っといた方がいいよね。給料日前に言おう。
うわ! ごめんね。
>>190さんにじゃなくて189に呼びかけたよ。
…末期だなァ。自分に呼びかけるなんて。
これも多分江戸川警部のせいですね!
映画『帝都大戦』公開時に高橋先生がその漫画描いたけど魔実也氏出しちゃっててビックリ!
何もせんけどw
お父さん中々ダンディーだね。今風に言えばちょい悪オヤジ?
帽子祭り
猫は好き? 色んな意味で解釈してくれて結構です
197 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/01(木) 18:55:58
>>193 ていとたい…まんがかい…え、何かよくわからないな…
でも「魔実也氏」ってのはあいつの事だよね。
…193さんはあいつがす…スキなの?
やっぱり背が低いからダメなのか。
ああッでもね。毎朝牛乳飲んでるし、成長期だし、すぐに伸びますよ!
だ、だからさ。…僕のことも見て?…
>>194 なァにいいいいいいいいいい!!??どこでそんな思想を植え付けられたああ!!!!
君がッ
改心するまでッ
くすぐるのをやめないッ!
ハァハァ…ハァ…ハァハァハァ……。
さぁていい感じに人間性が崩壊したところで事務所まで行こうかァお兄さん!
あははーすーぐそこだからねーはあーい
ズールズルズルズルズル....................ズルズル.........ズル.....
>>195 祀ってるんですか!
ご神体なんですか!
どこの秘祭なんですかァァ──ッ!!
でもちょっと行ってみたいな。近場なんですか。
>>196 あは! 猫っていうとどーしてもおばさんを思い出すなァ。
僕、動物はなーんでもイケル口なんです。猫も好きィ〜!
猪も馬も兎も羊も鳥もみーんな可愛いよね。
犬は柴犬に限るよね。ウン。
冗談ですッ冗談!…猫はぜったい食べられないんだってばぁ…
いらっしゃいませご主人様。
怪奇編はどこいったんだ?
よしよしいい子いい子〜
(魔実也くんのお膝なでなで…)
若旦那ー?
老博士があなたと狂四郎氏の脳を入れ替えようと企んでるそうです
帽子狩り
205 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/02(金) 20:29:41
>>199 あっ…どうも。
──って 思わず返事しちゃったよ。あはは。
ご主人様っていうと女中さんなのかな。
お連れの人とはぐれたんですか。じゃ、僕が捜して来ますよ!
どんな人なんです?黒服で男性?…あ、あの、もっと具体的な特徴をお願いしますゥ…
>>200 なにか失せ物で困っているんですか。
怖い話ならそこの本棚にありますよ。ほら。
……もしかして、あなたも怖い話好きなんですか?
ね、最近何かいい話入った?こっちはぜんぜん。イマイチ不作なんだよねー。
>>201 あ、あのなァ!…僕はいい子って呼ばれるような年じゃないぞッ。
このくらいの年の人って皆一緒くたに子供扱いするんだからなー。
それに、いい子ってのは大人しくしてる子の事でしょう。
ああああッ!!ちょっと、くすぐったいからやめてってばァ──!!
……僕は脚気なんかじゃーありませんッ。
心配性してくれて嬉しいけど、毎日ちゃんとご飯食べてるからね。栄養はバッチリなの!
>>202 い、いないッ!そんな奴はいないッ!!
>>203 あは! それは無理だよ。
だって僕も親父も捕まったりしないからね。
いけすかない奴だけどすばしっこいからな。
えーと……それで……老博士って誰なんでしたっけ?
>>204 ……それは少なくとも紳士のスポーツじゃないと僕のカンが言います。
帽子と一緒
今日は雛祭りですが、あなたはおっぱいを見たことある?
208 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/03(土) 17:58:25
>>206 そっだよォ。
帽子はいつも一緒です。
…基本的には!
これがまた現場によく置いてっちゃうんだよねェ〜。
出先で走り回ると手荷物になったりするしさ。…でも、ないと困るんだ。なんとなくね。
そういえば、なかなかいい品質だって聞いたような気もするよ。
試しにちょっと被ってみますか?
…おおォ。…結構似合う?
>>207 そう。今日はひなまつりだったねー。
アッコは酒に弱いのになんでああ呑むのかねー。
明日になって後悔しても知らんっちゅーのに全くねぇ。ハァ…
ってェ…
雛祭りと おっ… に何の関係があるんだああァ────────ッッ!!??
せめてむ、胸とか… オブラートに包んだ言い方して下さいネッ! ネッ!?
…ああもぉ…そ、そうやってからかって楽しんでるんでしょ…わかるよ、それくらい!
あっこのハダカって本当に奇麗なん?
210 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/04(日) 18:04:10
>>209 あ、まずいな。その話題まずいよ。
アッコにどっかから聞かれたらうるさいからなァ。
…昨日の今日だから大丈夫か…
んー。
綺麗かどうかっていっても、まじまじとみてないからね。
比較する人もいないし。それこそお母さんくらいしかさ。
……たしかに猫おばさんとは違うんじゃないかと思うけど。
あの脱ぎ癖はありがたがってる人もいるけど、どうなの実際。
本人はいいかもしれないけど、端で見てる方の身になって欲しいよォ…。
それにあんな全部脱いだら嬉しみがないというかさぁ……あががががが。
アッコなりの職業意識ってのか、それともそーゆービョーキなのか。
まー、ビョーキなのかもしれんがなー。
ビョーキでもいい。たくましく育ってほしい。
ってところかな!…あ、ちょっと強引でした?…これ。
大きい夢幻さんの単行本にあなたの写真が付いてきてましたよね?
さっき夢に夢幻さんが出てきましたよ。
や、小っさい方じゃなくて大人のね(*u_u)
夢幻魔実也は3人いると昔聞いてましたが、大きいのとあなた、あとは誰なんです?
214 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/05(月) 19:37:25
>>211 おっとぉ。こーれは初耳ですッ!!
「本」って事は、それっていわゆる「事件簿」…ってやつでしょぉ?
そんなのが出るなんてなかなかやるんじゃあないのキミ! あっはは!
あれ、でも。探偵小説はよく読む方だし、これでも結構新しい本も読むけど
あいつの小説本なんて────売っているところを見かけないぞ。
ひょっとしてその本、とっても希少本なんですか。
それより何であいつの本に僕のブロマイドが付いてくるんだ。
別に僕が売ってるんじゃないけど…な、なんか釈然としないぞォ…
>>212 あいつは、ええっと、なんだっけ。
テノーメさんだか、ツァトゥーグァさんだかを探しに行ったんでしょ。
…テノメーって一体何なんだったんですか。そういえば。
まさかお化けってわけじゃないんでしょう?
まぁいいや。……あー、とにかく!
あんな凧の切れた糸のよーな、オカルトだかホラーな男は早く忘れるんです。
わかった?
…………うっわわわ…………
──わ、わかってなぁい!!
絶対わかってないよ、この反応はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
僕はもう大人なんです。…その…。……ちょっと前まで、子供だっただけなんだ。
あんまりそう見えないかもしれないけど、あなたのことも守れるんです!
だ、だからさ…夢の中までは無理だけど…うわあああ!!何をいってるんだ僕は!!
夢の中までってな言葉はどっからでたぁ!? あいつの病気が伝染ってるーッ!!
警部、今日はもう早退しまーす。早引けしまーす。そう半ドンってことでぇーす。
ってもう今日は警部と別れたんだっけぇー?…ああ混乱してきたよぉ……もぉ。
>>213 フーン。あっ…そぉー。
そんなにあいつが気になるんならどこへでも探しに行けばぁー?
え、えっ?…………あっ…ああ!
僕、今なにか勘違いした?
ははは、ごめぇん、で……なんだっけ。
もう一人の人って、あの人のことだよね。
あいにくと寡聞にして聞かないんだ。
調べようったって、あいつみたいなご都合主義の霊能力もないしなァ。
でもなんだか夢で見たような気がするんだよね、これがまた。
それがやったら鮮明な夢でさ。
僕より背が低いのに何故か見下ろされてるような気がしたっけ。これなんなの?
夢幻君も成人したら夢幻さんのような美青年になるのかな。
手の目はその名の通り、手の平に第三の目を持ってる妖怪少女です
超能力持ってて背中に牛鬼飼ってまふ
怪奇編も見ておくれよォ〜旦那〜
217訂正。逢魔編だった
動物とか飼いたくなりませんか?
それとも飼うと親父さんが食っちまいますか?
220 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/06(火) 23:17:52
>>216 ちょ… あっ あのねぇ…!
ど、どぉも引っかかるんだけどなぁ〜。
「夢幻さんのような」ってェ!!
そ、そんなの最初っから勝ち目ないでしょ…?
僕を飛び越して、あいつを見てるんだからさ。
…もぉ。いいけどね。
あんなのちょっとばかし背が高くても
無用の長物なんですよ。
たとえば結婚したってさぁ
そう──
帰 っ て こ な い か も し れ な い ! !
それでもいーって言うんですかァ?
美青年だからいいって言うんですか?
わけのわからん魑魅魍魎と戯れてても許すのォ?
亭主元気で留守がいいんですか!?
どーなんですかぁ、そのへんはぁ!!
……うッ。も、血管切れそ。
>>217 それは…なんというか
……すごいなァ。
妖怪少女ってのもよーわからんけど。
その上、超能力で牛鬼ぃ?
そんなにたくさん背負ってる身の上で
その子は──いったい、大丈夫なの。
にしても牛鬼か。──「牛鬼」ね。
僕が知ってるもう一つの牛の話は
晒し者になっている妖怪の話だったっけ。
不思議な話だったけど、なんだか哀しかったよ。
その牛は何も言えなくて……うぅん。
ただ見られているだけでも苦しそうだったな。
……その子は、それを飼ってて果たして平気なんだろうか。
そっかぁ。
あいつはその子に会いに行ったんだなァ。
事情はよくわからないけど……早く、見つかるといいね。
テクシステカトルさん。
>>218 えーとォ。 …はい旦那ですッ!
「怪奇編」って怖い話の掌篇を纏めたものなんだよね。
「逢魔」ってのもあるのか。 ん、ちゃんとオボエたよォ。
本の題名からしてそーとー怖そうですね。夏向きなのかな。
>>219 そういえば思い出したんです。
忌まわしくも呪わしいあの日の記憶を。
小っさい頃、猫拾ってきてさぁ。ウチで飼おうと思ったんだけどねー。
親父がアルカードにいって、即シメようとしたんだ。
アルカードは優しいんだけど、基本的に親父に従うし。
僕は親父の足に噛みついたんだけど、文字通り歯が立たなくてさ。
騒いでたら縁側にいたお母さんが走ってきて……。
怖かったなァ。あのときのお母さん。
…僕、今日トイレいけないかも。
高橋ヨウスケ先生について何かコメントを
224 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/07(水) 18:28:32
>>223 き、きたぁ────!!
きたきたきたきたぁ────っ!!
こういう質問が一番答えにくいんだよォ〜〜〜〜ッ。
あァ〜〜〜〜、えっと。
「先生」と呼ぶのに相応しい業績を上げている方です。
まさに時の人というのは彼なのではないでしょうか。
僕から言えるのはこれぐらいですね。
…………もう よろしいですか。
フゥ……おかしな事喋ってなかったかな。
しかし、タカハヨー?だっけ…そんな名前聞いたことないぞォ!!
もしかして知ってて当然の有名人なのか。
そんなのを知らないなんて探偵の名折れじゃないの。
江戸川警部は知ってるのかな。これが犯罪者なら頼りになるんだがなー。
オカチメンコのほっぺをつねるの大好きですか?
まさに外道!
227 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/08(木) 18:24:43
>>225 そうそう〜。
あのオカチメンコのほっ……!
コホン。……あの娘見てるとどーもつねりたくなるんだよね。
なんかこう、むにむに、ギュゥ〜ッ…っとォ。
目があうと
「あら?まだなのかしら?」みたいなツラするから
──それがまた心の琴線ってヤツを震わせるんだ。
これって相互理解って言うんだよね。なんか微妙だ。
ああそうだ微妙って言えば…
警部の娘とも微妙にカブってるような気もするよ。
ね。ピン子ちゃんと乱子ちゃん、どっちの趣味がマシだと思います?
>>226 そう。
うちの親父はまさに外道と言っていい。
まったく226さんの言うとおりです!!
そんなよく解ってる226さんに言うことは何もないけど…そうだ。
せっかく来てくれたんだから、はい。この間のお茶をもいっかい煎れよう。
美味しいー? んん?
あの……どーしてそんなアテの外れたような顔……。……こ、困るなぁ……
しかし江戸川警部、よく結婚できたと思いません?
理想の女の子っているん?
みんな同じ顔してる警官どもを気持ち悪いって思ったこと無い?
231 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/09(金) 19:01:33
>>228 あははは!! あは、ははっ……
いいすぎだよォ、それは!!
……うッ…くッくッく……………………。
ん。涙出ちゃった。…
あれでも一応警視庁猟奇課だし結婚相手としてはいいんじゃないかな。
蓼食う虫も好き好きって言うヤツかも知れないし。
……それに警部はいい人だもの!
つい貸したお金の催促を忘れるくらいの──あの人相ッ!
でもおカネの事は言っておいたほうがいいよね。うん。
忘れた頃に三倍くらいオゴってもらうかな? あはは!
あー おナカ痛いや。笑いすぎてコリャ寝つけないかも……。
228さんのせい…いや。
これも全部江戸川警部のせいですね!
>>229 はい。僕にだって理想の女の子くらいいますよ。
えっとね…やさしくてきれいな人。
あとはこう守ってあげたくなっちゃうような子かな。
例えるならそう、人も通わぬ山奥に咲く百合のよーなァ…
あ、あの…あんまりこっち見ないでくれます?…僕、はずかしいよォ…。
>>230 警部の部下の人達は話してみるとこれが結構面白いんだ。
みんな青春を趣味に費やしてるからね。
アレ誰だっけ? 鉄道の話をしたら止まらなくなってたヒト。
公務がない日は超特急や路面電車に乗ってたりするのかしら。
同じ顔ってそんな大袈裟、大袈裟!
制服ぬいでウチに帰ったらただの人だよ、きっと。
うっそもう大人の夢幻さんいないの?
もっと遊びたかったのにー
いじいじ
昔はでっかいカマキリとかと戦ってたね。おっかなくなかった?
加藤って夢幻くんからみてどうなの。オヤジさんの悪友の軍人さん。
賑やかな人たちに囲まれてて、たまには疲れることって無い?
237 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/11(日) 20:51:27
>>233 あ、遊ぶって、遊ぶってェ!
あいつは一体あなたに何をしたんですかァァ〜〜〜〜ッ!?
まさか親父みたいにヌイグルミかぶって遊んでたんじゃあるまい。
でその──あいつともっと遊びたかったってわけね。
ふゥん……結局これって……ヤサがわかればいいのかなァ?
あ、でも。今ここには僕しかいないんだ。
僕でいいなら…が、ガマンできれば…遊んで行ってほしいな。
ガマンできればァ……。ううっ。
ガマンしてくれない? ダメ?
それにしても「いじいじ」って。
どこをいじってたんだ、何処を!?
>>234 あ……!
あれってやっぱりカマキリ……だよね。そうか。
大きすぎてどうしてもそう思えなかったんだ。
頭が否定してたのかなァー。
ずっと逃げてる間中「ムシムシムシ……」ってね。
そう思ってた。
そうだね。…ウーン…
怖いというよりはゾォッとするような感覚だった。
──やっぱりこれって怖いって事かな。…だね。
そもそものところ、あれに銃は効いてなかった。
あそこであの蝶々が出て来なかったら ボキグシャ!
だったかも知れないね。
>>235 なんと言いますかァ、アレだよね。
両親の若い頃の話って……聞いてると照れくさいよねぇ。
なんせ生まれる前の事でしょ。赤ん坊の頃とかさぁ。
聞いてるこっちがはずかしいわ。っとに。
加藤大佐はありゃしょーがないよなァ。相手が悪かったよ。
特に、お母さんがマズイ。時々あの人が恐ろしいですよ僕は。
個人的にどーこー思ったりはしないんだけど……
自分の恋路が上手く行かなかったからって
自分の娘と僕をくっつけようとしたのは参ったなァ。
未練ってヤツですか、これも。
昔好きだった人がズーっと忘れられないってのは、やっぱり、あるの?
>>236 うんにゃー。
あはは! ちょーっとおかしい人達が多いけどみんなこんなもんでしょ!!
疲れるというよりおっかしいねー。
お陰で腹筋は鍛えられてるの。特になんもやってないのに。
…………精神的に疲れるって事ならあると断言できますが。
特に親父がおかしなものを着てるとドッと疲れるんだよォ!!
思い出したら頭痛くなってきたァ……ああ……ちょっと横になって休憩します……。
両親のことは好きですか?
江戸川警部にいくら貸したんです
あらぁ、女装好きの変態少年探偵様じゃありませぇん?
時々人生ってなんだろなぁ、って思うこと無い?
事務所って銀座にあるんだっけ?
寝泊りする事もあるようだけれど、居心地はどう?
ちょっとォ!いつまで寝てんのさ、このスットコドッコイ!
今日こそあんたのカビの生えた布団虫干しして、部屋中掃除するんだからね!
さァ、表へ出なさいったら!
・・・・・・って、あらァ?
間違えちゃった、ごめんね、ボウヤ。
うちのロクデナシの気配を感じたと思ったんだけど・・・
どこ行っちゃったのよ・・・もう、知らない!
おや、少年探偵何か事件に巻き込まれたかな?
247 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/14(水) 19:21:48
>>246 だァァ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!
巻き込まれとらん、なんも巻き込まれとらんわ〜〜い!!
僕をそこらの十把一絡げの探偵と一緒にしないで頂きたいッ!
そんなヤワじゃありませんったら。もぉ。
大体物語の中の探偵でしょ、都合良く巻き込まれるなんてさ。
……あのね、今日を目掛けて贈り物を用意しろと言われてたんだ。
この日に何でもいいからお菓子を配れって事だったからお店を回ってたんです!
で、迷っちゃったんだよね。なかなかいいモノ無くってさー。
それで肝心のブツは梅ぼ志飴なんだけどォ。…こ、こんなんでもいいのかな?
どこにでもあるフツーの飴だけど、勘弁してね。…はい。
というわけで皆さん、はいっ、どうぞ!
>>241さん以外に、はいっ、どうぞ!
>>239 親父は嫌いだ。
あんのクソ親父だけは、これまでもこれからも好きにゃー絶ッ対なれない!!
なれないけど、なれないんだけど……でも。
あんまりこういう事言うとお母さんが悲しがるからね。
…ハァ……まったくさぁ!
親父は軽佻浮薄って言うのも生やさしい輩だからァ、僕とは絶対合わないッ。合わないんだ!
でもお母さんを泣かせた事はないから。それだけは、認めてやってもいい。
影で泣いてたら僕だってわかるからさ。……それだけ。
>>240 江戸川警部に「いくら」貸したんです……。……ん?
……い、イクラぁぁ?
えッでも何で!……いや。──そ、そんなにイクラが好きだったんですか警部は!?
付き合い長いってのに、借りてまで食べる程イクラが好きだったとは知らなかったな。
確かに、数の子なんかは「かっちゃん数の子ニシンの子ぉ〜♪」で安いけど
そこへいくとイクラは高いよねぇ。
へー。ほォー。ナルホドねー。…って、僕は何故こうも衝撃を受けてるんだ。
でも借りてるって事は警部、お金無いって事だよね。 イクラ食べてる場合じゃないでしょ警部。
>>241 …え?
だ──だぁれが女装好きの変態だコラァァ────────っ!!!!!!!!
いっきなり人の顔見て何言っとるンだぁ────────ッッ!!!!????
確かにそりゃ女の子の服は着る、着るけど!! あ、あれはその変装なんだから仕方ないでしょ……?
僕だって好きっ……でやってるワケじゃーないっ!!本当に!!ああ 本ッ当ーにだッッ!!
とりあえず覚悟はして訊いた筈ですね!
さァ! 241さんはムチかローソク、どっちが好きなのォ?
>>242 んー。
アッコの料理を食べると、この野菜はこんな運命になるなんて
思ってなかっただろうなって思ったりはするな。
数奇な運命だよなァ。あれは。人生……野菜の人生ですね。
完食するとまた、ああ、僕まだ生きてる、って思ったりする。
それから……
こうやって見たこともない学校の制服を着てたりするとなんなんだろうなぁって思うね。
人生よりも自分が……って。
>>243 あ、あのォ〜〜。
これを着るって事で良かったんですか。
なんでそう無口なんです。ちょっと。いや、いいですけどね。
……うーむ。サイズはぴったりだ。……
モダンだけど、なんだか使用人みたいにも見えない?これ。
女学校の制服ってこれが────!?
こんな丈短いの着てたら気が散って勉強に身が入らないんじゃないの。
ところで243さんは何でこの制服を持ってるんです。娘さんのとか?
……他にもあるんですかこーいうの。
>>244 あそこは目立つ場所だけど、夜はそう、結構静かですよ。
事務所は気に入っています。まー、時々は散らかしちゃうけどね。
散らかすって言ってもせいぜい切り抜きとか植木を引っ掛けて倒すとかァ……。
壁に穴があいてなきゃそれでいいんだよ。
それから、台所というにはおこがましい程の水場があるんでそこでお茶を淹れます。
>>245 ちょちょっ人違……わわッ。今さっき来たばっかりなのにィ〜〜〜〜!!
こ、こらァ!! 気配で叩き出そうとしないで下さいよ気配でェ!!
そんな大事なんだったらそのロクデナシ、首にナワ付けといて下さいよ、もー。
若い女の人にボウヤって言われると堪えるんです!猫おばさんとかならともかく!
看護婦のコスプレしてた事あったっけ?
何故変装をするときに主に女装を選ぶんですか?
253 :
夢幻魔実也 (女学校制服) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/15(木) 18:48:31
>>251 …………………………………………
……………………
…………
……へ?
あぁー、あったあった! あったねぇそんな事。
ヨノイさんは元気なのかなー?あっあれヨノイでいいんだっけ?名前?
正直顔もおぼろげだな。お年賀も貰ってないと人って記憶が薄れるのね。
>>252 ああ、あれはね。
探偵としては非常に不本意だけど僕は巷では面が割れている。
そこで女の子を装う。これで幾らかは欺けます。つまりはそういう事です。
裏をかいた方が潜入捜査も自由に出来る。身柄の保証などはされない状況で
これは大きな利点となります。
探偵は女性には向かない職業ですからね。そうして巷の意識を逆に利用するのさ。
だけどそんなに言われるほど女装してますか僕? …してないよなァ〜全然。
あの…… 昨日の飴どうだった?
甘過ぎで食べられなかったって事はない?
>梅ぼ志飴
おいしく戴きました。ごちそうさまでした。
あのー、夢幻猫さんと合コンしたいんですが、
アポイント取って貰えませんか?
>>255 それは良かった! お口に合って何よりでした。
あの飴は僕が好きなだけだからどうかな〜と思っていた所です。
……ううッ。ヨコモジは疎いんだよォ。あ、頭が割れるよーにイタイ!
あ〜……でも何となく解りますよ。ええ。…つまり。
猫おばさんのヤサを教えろって事かな?
あの人隠れ家はいっぱい持ってるんだろうけど如何せん定住してないんだなー。
でも呼べばもしかしたら来るかもしれないね。…「ベントラー、ベントラー」で来るかな?
それよりも、若い男の人を人身御供にしたら一発必中かもね。255さん、どうー?
学校はどうした?
コルトの他で好きな武器はある?
好みの年増は?
なんでお父ちゃん後半太っとるん?
大蛇に飲まれた時の感想を
なんで毒耐性持ってるの?
ウエストなんぼ?
ラーメン食え
沼の水だ・・、あの沼の水が飲みたい・・。
おまえのかーちゃんデベソ!
「ソーセージの中にほんの少し人間の肉を入れると、味がグンと良くなる」
という話は本当ですか?
実はどろろんえんまくんなんでしょ?
269 :
夢幻魔実也 (女学校制服) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/18(日) 07:51:44
>>257 ああ!
僕は学校は読み書きソロバンだけなんだ。
高等科に行ける歳だけど、あれはもちろん強制じゃないから。
考えてみると同じ歳でもいろいろな人がいるんだね。
どこかに学校に行きたくても行けない子がいるんだと思うと
なんか考えちゃうけど──まぁ、自分のやるべき事があるからね。
これは仕方ないと思わなきゃ。
>>258 それはやっぱり日本刀かな。
長銃は持て余してしまうけど刀なら小手先で何とかなるから大丈夫なんだ。
あんまり使ってるところは見せてないけど、こんな芸も出来ますよ。
ハッ!
────刃物には慣れておりますれば。
>>259 待て!いやちょっと待てよ!!
「好みの年増は?」なんて訊かれてサラッと答えられる程
ドグサレた青少年ですか僕はァー!
まぁ年増といいますとぉ、僕にとっては猫おばさんかしら。
他の人で年増なんて思ってても言わないものォ。
>>260 そ、そうなの? あいつアレ太ってんの? そっ、そうなのかな……?
確かに「ガッチリ」してて「ムッチリ」しているよーな気もするが。
…ん──…でも、あいつが太ろうが痩せようが全く関係ないからなァー。
どこででも自由に伸び縮みすればいいんじゃないの。
目につかなけりゃそりゃ万々歳だけどね。
>>261 あれはあんまり思い出したくないんだけど。
猫おばさんの飼い蛇……って言ったらいいのかな?アイちゃんの事ですね……。
あれは一応言い訳しとくけど、全部呑まれるまでは行かなかったんですよ。
でも靴の先はちょっと柔らかくなってたな。
>>262 それはなんと言うか、毒に耐えられるように育てられたんだ。
家訓って事になってるけど、僕が生まれた時もうその習慣は取り止めにしようとしたらしい。
ところがどっこい。ここにアルカードという男がいまして。
アルカードの田舎がトランシルヴァニアなのってのは知ってます?そう、すごく遠いんだって。
そこの風習で
「小さい頃から子供に毒を盛って、だんだん量を増やして、毒に慣れさせる」
──ってのがあったらしい。
なんでも、それをやって大きくなれた子は大概丈夫に育つんだってさ。
僕はそれは、それで生き延びたんならそりゃ大概は丈夫だろうと思うんだけどね。
とにかく、実直なアルカードはそうやって先祖伝来のやり方で慣れさせてくれたらしい。
アルカードの土地の先祖と夢幻家の先祖はもしかしたら同じ事を考えていたのかもね。
「子供が丈夫に育つように」…って。
>>263 腰回りなんて測った事あったかな。ここに巻き尺はないしね……。
えっと、親指と人差し指を伸ばすとおおよそ10センチでしょ。
こうやって測ってみると……よっと。
おッ、出ました!
んー。60センチくらいかな。
>>264 わーい!
じゃあ遠慮なくいただきまーす!
……こ、これは……鶏ガラと野菜の出汁が渾然一体となって調和して…!
ずるずるずるずるずるずるずるずる
ずるずるずるずるずるずるずるずる
屋台のお兄さん もう一杯おかわり!
虹が見えたよォ!
>>266 母の事となると少し言葉が途切れますが。
…さて、どうしたものか。
僕は母親とあまり親しまない冷たい息子でしたのでね。
当然風呂を共にしたことなども憶えてはいません。
それでも、夏には庭で行水をする姿を見たような気もします。
白い輪郭が茫と浮かびますが、やはり顔が思い出せるような
思い出せないような…?
目を凝らしても、白い芙蓉の花が邪魔をしてしかとは浮かんでこない。
母より庭の花木の方が余程印象的だったのでしょう。
早くに実家の暮らしに飽いて独り立ちして学生時代も
良くて年に一回程しか帰っておりません。
その時も影の薄い人でしたから──ますます母から興味が遠のいて行きました。
そうですね、もしかしたら。
母は初めて棄てた女性なのかも知れません。僕が。
だとしたら顔が思い出せないのも道理だ。
薄情と思われるかもしれませんが
彼女との交歓は御免被りたいというのが本音です。
闊達な女であろうとなかろうと、それは関係なくね。
母との関係はただ僕が彼女の息子であるという事実。
それがあれば……良いのではないかと思います。
ですので──。
母の「臍」の事までは憶えていないのですよ。…あしからず。
……あれ 今何か誰かが口を挟んだような
>>267 人間入りのソーセイジね。うーん。
聞いてたらソーセイジが食べたくなってきちゃった。
夕飯に出してもらおうかな。血入りのヤツをアルカードに言って。
どうせならそこまでやった方が寝覚めがいいってものだよね。
>>268 どろろん おどろん でろでろ ばあ〜♪
って、何を歌わせるんだ!?かかってるこの曲は一体なんだァ──!
そんな目で見ても二番までは歌わないですよ。二番までは。
それに怖ぁい人がいきなり来るかも知れないしね。ピンポンジャスはぐっ!
…ひ、ひたかんだ!ひたかんだ!…
>>265 ああ…この人いい夢見てるんだなぁ…とってもいい顔で寝てるよ。
何か寝言まで言っちゃって……ウフフ……。
「沼の水」かぁ……
……沼の夢見てるんですね……
そっかそっかァ、沼の夢かぁ……ウフフフ……………………。
276 :
夢幻魔実也 (女学校制服) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/19(月) 18:32:41
>>274 わ、わ、わっ!! 何だ、何だァ!
…………突然、上から本を落とすなんて酷いんじゃない、もー。
天井の梁の辺りから落ちてきたから、えーと……。10メートルは飛距離があんぞォ!
万一ぶち当たって、これ以上僕の明晰な頭脳が冴え渡ったらどーすんの!
ところでこれは──いきなり降ってきたコレコレ!
──これって。
……どうやら、古いアルバムなんですね。
古いアルバムかぁ……アルバムって……大体は古いよね。
職業柄こういう物を観るのは好きなんだよォ〜〜。実は!
こうやって観ていくと、ほら、面白い物が挟まっていたりして。
写真とか……桜貝とか……巻き貝とか……昆布とか!
お見合い写真とか、手紙とか、そう夕飯の献立とか!
「この日の夕飯は結局一体何だったの」とか、まさに──謎が謎を呼ぶ!!
そういう、どーでもいい物から推理して行くのは探偵の基本だよね。
おっと。……話、ズレちゃった。
家系図なんかも挟まっていたりする事があるね。
古い血脈に遡ると、わりと突拍子もない縁組みがあったりして。
どう見てもそりゃ捏造だ!とか。
近年になってくると、がぜん詳しくなって来るんだコレが!
ここには家系図は挟まってないけど──さて、仮に書いたらどういう事になるんだろ。
僕はそーいう遊び感覚溢れる捏造万歳な家系図が見たいんですッ!!
ねぇねぇ……。誰か書きません?
天井から降ってきたって事はすると、そこにずっと置かれていたのかな。
何にしてもこうやって手に取れて良かったね。……危うく、捕獲失敗しそうだったけど。
それに古い紙の匂いは好きなんだよね。そうだ!今夜はこれを抱いて寝てみよっかなぁ?
あ。またやっちゃってます。…いかんなァ。
>>276は
>>275ですよ。分かってくれるとは思うけど、一応ね。
勿体ないんで僕からの質問を置いておくね。
「着こなしのコツってある?」
……これは、もしここに誰か同じようなニオイの人が来た時用に。
何だかんだで結構進みが早いですね、ここ
ボウヤだからさ
280 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/03/21(水) 17:29:18
>>278-279 それ、繋がってんのォ!?
繋がってるんですかァ、その会話は──!?
いや別にいいけど、いいんですけど……何か変じゃないか! 何か!
>>278 うん。さっきまで、雑誌を読むのに夢中になってたんだ。
待ってる時間にって読んでたんだけどね。──やっぱり、わかる?
そうなんだ。好きな小説家の頁だと、結構読み進んじゃえるんだよぉ!
…ん。でも、昼間から日光の下で読んでたから目がちょっとイタイな。…
こんなふうに僕はこの小説家をいいなぁと思うけど──
当然、他の人は好きかどうか分からないんだよね。
犯人を捕まえるなら、証拠や目撃者の言を取って辿り着く事が出来るけど
物語の感想って言うとやっぱり……ソウ……ええっと、相対的なものなワケです。
事件の「謎」は出来れば相対的じゃない方がいいよね。
仮にそうでないとすると──それは、迷宮入りになってしまう。
特に僕はそう願うけど、でももしかすると──事件自体は相対的なものなのかも知れないね。
ウーン。ややこしい事考えちゃったな。
それから
>>243さん、制服ありがとうねー! はいっと。
……娘さんによろしく言っておい……いや、言わなくていいです。
>>279 わァ──っもぉ!
だから僕は「ボウヤ」じゃあないってのッ!!
そう見えなくっても、ちゃんと一人前なんです!
大体ねー。トウの立ったご婦人ならともかくとしてェー。
なーんで279さんにボウヤ呼ばわりされんといかんのー。もぉ。
……あ。
「妙齢のご婦人」ね。……訂正。ここ訂正。
噂が広まって、ご婦人の依頼が来なくなったらコトだもんね。うん。
なにげにジョジョ好きでしょ
温子さんとはどこまで進んだおつきあいをしてるんですか
>>282 いや、それはまた食べたことが──…ぇ。
食べ物じゃないの?
んー。「JOAK...JOAK...」ならラジオの東京放送局だったけど……違うよね。
ジョジョかァ。────なんか濁点が多くて呪われそうな気がするが。
ねぇ、それって一体どういうモノなの?
そんな勿体ぶらずに教えて下さいよォ。ネッ。お願い。
面倒だったら、かいつまんで説明して貰ってもいいんです。
>>283 どっからそんな誤解が生まれるんだよおおおおぉぉ。あ、頭イタイ!
──進んどらん、進んどらんッ。
大体ね、アッコ程色気のないヤツも珍しいんですから!
いくら一緒に暮らしてるからってだなー
メシ食ってそのまま寝るよーな姿を見て惚れたりはせんのですよ。
えぇ。えぇ。
えぇ。えぇ。
えぇ。えぇ。
……283さん、タイが曲がっていましてよ。
バイクは親父に買ってもらったのかい
>>285 いいね、バイク!
乗るのは気持ちいいし大好きですよ。
でも最近は乗ってなかったから、整備は放ったらかしなんだよね。
多分、ありゃすぐにはエンジン掛からないぞォ。
……手入れして調子見て、今度遠出してみようかな?
って、親父ィ?
いーや。買って貰ったんじゃないよ。
「これがいいんじゃないか?」…とか言われたんで参考にはしたけど、ね。
正直明鈴に惹かれたりとかした?
枝毛多そうですけど、ちゃんと手入れしてるんですか
魔実也たん全員で記念写真〜♪
さぁ、誰を真ん中にする?
290 :
那由子:2007/03/25(日) 13:44:29
…あの、私、とっても不憫なんです…救い出してくれませんか…?
291 :
285:2007/03/25(日) 13:46:17
免許いつとったんだよ
ね〜 ね〜 いつ戻って来てくれるの〜 ? ずっと待ってるのにィ〜
魔実也って名前、自分ではどう思いますか?
…ふう、どうやらまいたようですね…
あの娘にはどうにも分が悪い、
勝手が違いすぎるというのか、
気を乱されてなりませんね…
やぁ先客のみなさん、
僕のことは気にしないでいただけますか、
隅の暗がりで目立たぬよう、
しばらく潜んでいたいだけですのでね。
これでしばらく、やりすごせればよいが…
さて、それでは、一服。
外伝というより怪奇編ぽい口調だな。
>>295 怪奇編…?
すると彼も此処に来ていたのですか…?
今は姿が見えないようですね。
いやなに、今は人目を忍んでいる身ですのでね、
目立たぬよう、口調も控え目にしておきたいのですよ…
外伝版さんにも質問していいの?
あぁ、いや、
どうかこれ以上は御容赦願いたい、
なにより此処には来たばかり、
先客に失礼があっては、
なりませんからね…
あーっ!見付けたァ!
こんなところにいたんだね、このロクデナシ!
もう、宿で目が腐るくらい寝てるかと思ったら、いきなりいなくなってるんだから。
おかげでここのボ…じゃなかった、小さい探偵さんに、迷惑かけちゃったじゃないのォ!
それから、「あの娘」っていったい誰のことさ。
そもそも今度は、どこのお嬢さんをだまくらかして、こんなところに逃げ込んでいるのやら…
あんたみたいなロクデナシは、絶対いい死に方しないんですからね…ええ、そうですとも!
…なんてことだ。
こうもあっさり見つかるとは。
…なんですって、以前この店に来たている…?
あぁ、
>>245 時頃?
ふう…昼暗燈が過ぎたか、それとも毒を少々飲んだせいか、どうも感が鈍っている…
まったく相変わらずだな、あの娘の言葉に一番毒がある…
さて、捕えられて宿に引き戻される前に、退散するとしましょう。
ではみなさん、いずれまた。
娘が誰かなど云わぬが花、
知らぬは当人ばかりなり、
やれやれ…
大人な夢幻さんキタ━(゜∀゜)━!
ろくでなしでもいいから私を弄んでくらはい
…おっと、誰が袖をつまんで引き留めるかと思えば、可憐な女性ではありませんか。
うぅむ、どうしたものかな…
彼方では小っこいのがみなさんの質問に返答を返そうとさかんに唸っているようですし。
此方では下宿の娘がおかんむり、まるで小姑のようだ…いや失敬…
まして怪奇編の彼の留守中になどと、間男のような振舞いをするのもね…
お相手するからには、弄ぶなんてことはしませんがね、
>>301 のお嬢さん。心から真剣におつきあいしますよ。
まぁ、おつきあいしている間だけ、ですがね。
フフフ…
>>287 うっ……ぁ
そ、そうだね。あはは!
最初は、そりゃ親切できれいな人だなって思ったけど、ね。
でも知り合っていくうちに、どっちかって言えば骨のある……
そうだ!そうそう!
「気骨のある子」って思うようになったんだ。
彼女一見キツそうに見えるよね。
だけど、んん〜……あれは、なんていうのかなァ。
情に篤くて……そこの辺りは第一印象と変わらなかったよ。
だけど、変装の仕方はなっちゃいなかったな〜〜。
あれはどこからどう言えばいいのか、僕も分からなかったけど。
今度会ったら変装の手ほどきでもしようかな。あは……明鈴がいいって言えばね!
僕たちって、男同士だったらいい好敵手になったと思わない?…なんて言ったら失礼かな。
ああ、こんなふうに話題になってるって知ったら、明鈴はどんな顔するかなァ。
……ウン! また出来たら会いたいね!
でも、いつもは僕、ポーカーフェイスなんだけど。
こうやって女の人に面と向かって訊かれると、なんだか、恥ずかしいね。
…帽子でカオ、隠しても照れくさいよ。……あ、あんまり見ないで下さい、ね。
あッでも、訊かれるのが嫌なんじゃないんだ。訊いてくれて嬉しいんですから!
「明鈴」だけだと全然平気なのに
それに「惹かれる」とかが付くとダメなんだよなァ。なんでかな。
明鈴の話、出来て懐かしかったよ。287さん、ありがとう!
……本当にまた会いたいな。
>>288 んー。
──そういえば何もやってないなァ、髪の手入れって。……ポリポリ
僕の髪って「枝毛」ってのがありそうに見えるんだね?
たまにぼっさぼさ〜ってなるけど、一応これでも、クシ通してるんだけどな。
…じゃあ気を付けてみるかな?…でも、具体的には何をすればいいんだろうか。
分かった、ひとまずは親父の髪毟っておくよ! 暇 だ か ら。
>>289 ちょーっと待て待てッ。その前に!!
「記念写真撮ろぉ〜!」って集ってくるような
ノリのいい奴はいるのかァァ──っ!?
夏のカブトムシみたいに、幹に蜜塗って集ってくればいいのにね。ははは。
「記念写真というよりはそりゃ怪奇写真だろ!」
と自分でツッコミをするお茶目な僕だ。
ここの人達って、僕よりも僕たちの事知ってるみたいだしィ。
間違った事言ってないか、ちょーっと心配なんだよね。
んー。でも、ちょっと待ってよ。
今この紙に書いてみるから。…テキトウでもいいね?
夢幻魔実也(欠席)
夢幻魔実也 夢幻魔実也
夢幻魔実也 僕 夢幻魔実也
欠席は気にしないで。
それより、これで人数合ってる?
>>290 うわぁ。見るからに薄幸そうな女の子。
って、いつかに助けた工場の女工さんじゃないか君!!
ふんふん、ナルホド。────じゃあ、僕がなんとかしてあげる。
…よッ
…はッ。
よいさ!
はァ〜〜い! 金魚三匹捕れたよォ〜〜〜〜ッ!!
それにしても、こぉんなに「すくい網」破っちゃうなんて、本当にツイてないね。
金魚もっと欲しいなら、まだまだ捕ってあげますよ。いいの?……君、欲がないなァ。
あ、待って待って。これ、帰りの電車賃。さっきので無くなっちゃったでしょ?
夜道は危ないから、気を付けてね。きっとだよ。
>>291 フッ。何を言うかと思えば。
こう見えて、僕は生まれつき免許は持っているんだ。
言うなればそう。
「探偵のライセンス」を、ね。
そして、その上に「少年」が付くんだ。これの意味は解る?
世に憚る少年探偵を見廻してみれば……もう想像はつくよね?
──端的に言って「無免許」です。
だって、まだ法定年齢に達してないし〜〜。当たり前じゃないですかァ。
>>292 ねぇ君。……おうち、どこなの?
もう夜遅いよ。お兄ちゃんと一緒に、さァ、帰ろうね。
お父さんとお母さん待ってるよ。
え?────…何?
「髪の長いかっこいいお兄さんじゃなきゃあ嫌」
え、選り好みしとる場合か〜〜ッ、こンおガキ様は……!
……まったくもぉ、猫おばさんトコの教室に放り込むぞ!
あ、あれだと逆効果か。
…コホン。…とにかくッ。
お兄ちゃんが連れていってあげるから、ホラ。
しばらく手を繋いでいよう。
>>293 ええ!
勿論、気に入ってますよ!
これだけは親父に感謝だな。…まぁ…ホントは、したくないけど。
この名前、一発で覚えて貰えるんだ。これが一番気に入ってる所さ。
あァ……でも、「魔実也」って親父が名付けたのか、ハッキリとは聞いた事がない。
命名札は以前に見たんだよ。だからもしかしたら、易者さんにでも頼んだのかもね。
気になってきたから、今度訊いてみる事にするよ。
>>295 口調か。……うん、そうだね。案外口調で人柄って分かるんだよね。
現場や街に残された一欠片のメッセージはまるで
剥がれ落ちたそのヒトの人格の欠片だ。
夢、欲望、謎、人生、愛するもの、憎むもの。
それぞれが導く物は、全て人格の「核」と言っていい。
ボロボロにこぼれたその欠片に気が付いた時──。
それは、事件の始まりなのかも知れませんよ。
なんて、ちょっとは探偵らしいコトを言ってみたりィ〜。
……最近力頼りの仕事ばっかり依頼が来るんだもんなァ。
誰ですか今、「適材適所」なんて言ったのは。聞こえたぞ。
>>297 ええ。おじさ……「お兄ちゃん」が来やすいように、是非お願いするよ。
なにしろ大人のヒトだしィ、ちょーっとキワドイ質問でもイイんじゃない?
なにしろ、彼のことは、あなた達の方が良く知ってそうだしね。
本能の赴くままに、どんどん訊いてみて。
よろしくね。
>>301 ……!!
301さんは、そんな見たこともないような笑顔で…。ううッ。
僕、自信無くなりそぉ……。
でも。301さん、ここにいるって事は、僕に興味あるって事なんでしょう?
知らん顔したってェ、そうなんでしょ?
ええいもう。ちゃんと知ってるんですから。
あんな「ロクデナシ」なんかより
僕の方がずっとずっと有名な探偵なんですよ?
なんたって、丸紅堂でブロマイドなんて物を売ってる位にィ……
『…夢幻さーん、今月の写真の売れ残り、早く引き取って下さーいッ…』
あ、は、は〜〜いッ!?
いや、今の幻聴だから!
単なるご用聞きの人だからね!!
>>294,296,298,300,302
なんだ、誰かと思えばァ。もう一人のヒトじゃない。
……………………
そーいや、あいつが「たまに様子を見にいって欲しい」って言ってたんだっけ?
僕はそんなのいいって言ったのに、……まったく。
それに聞いてれば何ですか、様子見にかこつけて
そこの下宿先の娘さんから、コソコソ逃げ隠れしてるんじゃないの?
「間男」……っつーても、あいつそのものが既にマオトコでしょ。
そんなに、気にすることないんじゃないィ〜〜?
こうして見ると、ホント〜〜にあいつに良く似てるね。
でも……あなたは本当は、鴉の様に真っ黒いマントを着ているんでしょ。
今度来る時は、そのトレードマークを着て来て下さいね。
おっと。どうしてかなんて野暮は言わないでね。ね!……約束ですよ?
>>299 またお会いしましたね。うふふ、今晩はァ!
ね。あなた達って、俗に言う
「好きって言いなさいよ!」「死んでも言わない!」みたいな関係なの?
ま、なんでもいいですけどぉ。
あ、顔赤くなった!ひょっとして、……図星でした?
310 :
猫夫人:2007/03/29(木) 14:09:16
ええぃ、黙って見てりゃ人の居ないとこでおばさんおばさんいいよってからにぃ!!
何べん言ったらわかるんじゃこのガキゃ!!
猫夫人と呼びなさい
っていってんでしょうがぁ!!!(首締める)
はぁ……はぁ……
そういうわけで猫夫人って呼んでね、マーくん?(にっこり)
>>310 おばさん、怒るとシワが
…おっと。 危ない。
ちゃ、ちゃーんと「おばさん」じゃなくて
「叔母さん」って言ってますからァ!
そっそれに、おばさんの旦那って今生存してるんですか?これ素朴な疑問。
……と言いますかァ、首シメはさすがに勘弁!! ギブですギブギブ!!
おばさんの首シメは洒落にならないよ、その手でまさか……あ、また、はゥッぐぐぐ
なーんてね。それ、人形ですよ。
あ、僕もう行かなきゃ。警部と約束してる時間だった。
じゃあねぇ、猫おばさん!またね。
ちっこい魔実也君も可愛くて好き
好きな殿方が誘っても靡いてくれません
脱いでも無反応です
毎晩お座敷でお酌もししています
このシチュエーションで手を出さないのは頭おかしい
子供だと思われているのでしょうか?
アドバイスください
(東京都 9歳 匿名希望の手の目)
314 :
↑:2007/03/31(土) 15:52:22
手の目降臨?
>>312 キャ。そんな面と向かって「好き」だなんてェ。
はァずかしいィ〜〜〜〜っっ!!
でも もっと言ってもっとォ〜〜〜〜!!
フゥ。────いやもぉ、いいの、いーのッ!いーんですッ。
本当はあなたも大人の方が断然好きなんでしょ?
ふふん、わっかってるよ、もぉ。
……大人になったら、僕の方があいつよりずっと背だって高くなる筈さ。
その時に残念がっても、遅いんだからね。
まァね。
でも、そんなコトを言ってくれた312さんにはじゃあ。
僕が「少年」探偵じゃなくなったら…真っ先に依頼を受けに行ってあげるよ。
ハタチくらい?うんじゃあ、それくらい。まだちょっと遠いけど。
その時の為に、「整理券」を渡しておくね!
その頃には売れっ子探偵で順番待ちが出来てるかも知れないしさ〜〜。
じゃあこれ。..........ゴソゴソ..........ガサッ
>>「肩たたき券」3回分
……あれぇ?
お、おっかしいな。整理券作った筈なのに、何故か母の日のプレゼントが…?
まァいいや、とにかく!
312さん、コレ貰ってねー。
>>313 ああ。これ、今日の新聞ですね。
ちょうど良かった! 僕、今朝は読んで来なかったんだよー。
ふゥん…… へぇ……。
…まぁ、目新しい事件は無さそうかな。
この「人生相談」なんてのも目を通すけど、最近この欄って何だかウケ狙いが多いよね?
今日は東京都の九才……。きゅ、九才ぃ? と、投書できるのかこれはァ!そもそも!!
……まぁこうして載ってるんだから、投書したんだろうな……。
……………………内容も爛れとるのぅ。
他には何か……ぁ。
ああッ!!
一面トップ記事:『老博士・死亡』────!!??
>>203さんが言ってたラオって……そういえばあの老か……!!
────こうしちゃいられないな。僕を誘い出す嘘記事でも、真偽を確かめないと!
ホントだったら、ネクタイ変えて弔問に行かなきゃ。──アルカード、一応車の用意しておいて。
さて。
僕はいったん中座しますが、すぐに戻ります。
ああそうそう、一つだけ言い置いておくことがあるんだ。
>>294のおじさ……おニィちゃん。
僕は素直なタチじゃあないからね。…額面通りには取られないかも知れないけど。
本当に、賑やかな方が僕は好きなんだ。だから、装備を調えたら是非ここに来て欲しいよ。
何、気軽に来てくれればいいんだ!
あなたが気に入ったら、いつでも──そう、いつだって、いてくれればいいんです。
一応、ここの机に置き手紙を伏せて置いておくよ。だから、ネッ?
やぁ、あらためましてみなさん。
僕も夢幻魔実也というのです。
布団をはおったままでは格好もつきませんから、
服装を整えて出直して参りました。
…ふむ、テーブルの上に置き手紙があるな。
…そうですか、入れ違いになってしまったようですね。
彼もああ見えて、方々から引く手あまたの御仁だと聞きます、
まぁ直に戻るでしょう、
そうなれば、ああでもない、こうでもないと、土産話も聞けるでしょう。
どれ、暫くこちらの席で待たせてもらうとしましょうか。
さてこの新聞の投書欄、
実に興味をそそられますね。
悪い予感がすると、
ワクワクしてしまうのでね…
どれどれ…
319 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/04/01(日) 20:38:07
春ですね。
冬の間の捜し物は見つかりましたか。
>>312 ええ。
昔から小さな物には美しさが宿ると言いますね。
例えばこの籠目模様の美しい、たった一個の切り子グラスも。
こうやって手の中で見据え転がしていると。
どちらが転がし弄んでいるか。さて当人にも理解らない。
…理解らなくなってしまう時がある。
そんな極みのある小さな、持った者にしか知り得ぬ魅力が。
「モノ」には、───ええ。……あるのでしょう。
>>313 随分廻し読みされた跡がありますねェ。
朝刊は既に読んだので僕は夕刊が読みたいな。
そこの君。
夕刊をふたつばかり持ってきてくれ。
あ…ああ。どうもありがとう。
ここの店は実に仕事が早いですね。いえ、とてもよいことですが。
>>314 …?
そのように虚空に指をのばして一体どうしたのです。
どうか君。挙動は落ち着かれますように。
季節柄と相まって少々心配です。
フム。しかし降臨と言うからには
君の目には何かが映っているのでしょうか。
それとも、その挙げた手に何かが付いてでもいるのかな?
さァ、手を拡げて。僕に見せてご覧なさい。
>>318 留守中はあれの様子を見てやれと、あれ程言っておいたのにな。
とうとうあなたは、終わりも終わりの頃になってやっと来られたようですね。
…まぁ くだくだと繰り言を言っても始まりません。
お互いよく知っているようなものですから、今後も言葉はさほど要らないでしょう。
改めてこうして来られたのですから、これも縁。
せいぜい、そうだな──その顔が血にまみれ斃れるまで踊って頂きましょう。
冗談だ。今後ともよろしく頼むよ。
あァ……。
そうだな、良かったら帰る前に
>>277に答えて言ってくれないか。
小さいのの後始末も僕たちの役目と心得ることにしましょう。
>>320 これは久しく。
戻って早々、
なんとも物騒な話をされる方だ、フフ。
僕は血にまみれるより、
布団の中を好みますのでね。
それでもというなら、
ご一緒しなくもありませんが。
フォックストロットなど如何です?
>>277 ふむ、着こなしですか…?
強いていうなら、
ほんの少しのケレン味が欲しい。
僅かにどこかを着崩して、
隙を見せるのがよいでしょう。
女性の受けもよろしいようですしね…
なに、ロクデナシとはそういうものですよ、フフ。
僕もお邪魔にならぬ程度に、
こちらで見物させてもらうとしますか。
さて、一服…
大人な魔実也さん二人に挟まれたーい
君、コーヒーをくれ。
二つ…
いや、三つだ。
>>322 喜んで。
無邪気なあなたに声を掛けられると思わずこちらの理性も揺らぎます。
二人に 挟まれたい と言うのが少々引っ掛かりますが
まだまだここでは紳士の仮面を被っていろと言う天の配剤なのでしょうね。
ですが、これ以上あなたの目を見ていると惹き込まれそうになります。
手遅れになる前に。目線を外すことを
……許してくださいますか。
>>321 もう一方
そうやって影のようになって飲んでいるとまるで陰膳ですね。
こちらの方のご要望です。あなたも「あァ〜〜」などと言っておらず
存分に挟んで挟んで挟むのですよ。口を。
外伝のあなたはいつもどこで釣りをしてるんですか?
あれェ?小さい探偵サンがいなくなったと思ったら、うちのロクデナシが二人?
いったいどうなってんの、これェ?
もう、あんたが来てから何だか妙なことばっかり起こるんだから!
目くらましして逃げようったって、そうはいかないわよ!
たまった家賃支払い終わるまで、アタシもここに居座らせてもらいますからねっ!
>>322-323 あァ〜〜…
いや失礼。
こんな可憐なお嬢さんが目の前にいるとなれば、
僕はまだ白昼夢から目覚めていないようだ。
コーヒーとは有難い、
遠慮なくいただきましょう。
挟まれたい、との御要望、
ですがお気をつけなさい、
くれぐれも、僕たちの間で、
板挟みになど、ならぬよう…
327 :
以上、自作自演でした。:2007/04/02(月) 22:15:10
>>324 …おや僕にも質問ですか。
釣りですか…それはもちろん、
釣れるものがある場所ですよ。
夜の繁華街しかり。
邪気漂う磯場しかり。
気長に待てば、
楽しげな魚たちが、
すり寄ってきますのでね…
>>325 なんだ…またおまえか。
僕たちの区別もつかぬなら、
好きな方を連れて帰るがいい。
いや…まぁ座ったらどうだ。
遠巻きにあれやこれやと、
言われるのも煩わしい。
いっそ近くで、
好きなものでも飲みながら、
黙っていてくれた方が、
気も楽というものだ。
エレキブランでいいなら、
持って来させよう、
なに御代はあちらさんがしてくれる。
まったく…
>>327 あぁまったく。
この娘には調子を狂わされてばかりです。
つい天を仰いで自失してしまった、
我を忘れるなど、
そうそうないのですがね…
黙っていろと言ったところで、
黙っている娘でもない、
精々、賑やかしでもしてくれ…
これはいいツンデレですね
どっちが、とはいいますまい・・・ねえ、怪奇篇のお兄さん。
(ノ≧∀≦)ノ⌒vv
>>329 …なんと面妖な言葉を使う御仁か。
言霊には食傷気味ですので、
扱いはそちらにお任せしますよ、
>>1の方。
>>330 ん…これはこれは、
>>322のお嬢さんですか、
返礼ととってよろしいか?
大事に頂戴します。
あぁよく見れば、ふたつ、ある。
あちらは視線を外してよそを向いている、
では、両方、僕が頂いてしまおうかな…
本性はどっちなんだと小一時間
いつも似たような服を着てますよね。
あの黒服は一張羅なんですか?
>>324 外伝と言うと、正典もしくはそのような物から生まれたもの
として捉えてもよいかな。
「本道」それ自体が無くとも、既にそれその物が「外伝」となる事もありますね。
「ソトコト」…外なる世界から来られた物に纏わる物語。
僕はその辺りは決して詳しくは知りません。
が、そういうものを好んで精通する方もいるのでしょうね。
しかしそれもまた、……別の者の「物語」なのでしょう。
>>325 見ない顔だな。
誰だ?
あァ…。あなたはもう一人の縁の方ですね。
これはこれは初めてお目に掛かります。
家賃未払いとは、それはまた酷いなァ。お怒りはごもっとも。
生気に溢れた目でお怒りですが、どうかな、その懐の手紙は?
隠された手紙には何とあるかな?ほぅ……「迷惑でなかったら…」と。
ふっふ、何とも殊勝な心の裡だ!
あなたと彼には垣根などない間柄と思っていましたが
余人にはわからぬ均衡で保たれている。
そうお見受けました。
そのしたためた手紙──いつか渡せるとよろしいね。
失敬。
あらぬところを見詰めるつもりはありませんでした。
ただ、きっちりと襟元を正した娘姿のその下がどんなに魅力的か
一見しただけでは──分からないだろうと思ったのです。
ふふ…さすがに彼は慧眼という他ないな。
…洋装に首元に装身具…という姿もお似合いだろうが
その少しだけ覗く鎖骨が、何よりもあなたに相応しい美しい飾りなのでしょう。
どうかいついつまでもいらして下さい。彼と一緒に。
そうだな。もし彼が寝惚けていたらあなたのお声で起こしてやって下さい。
よろしくお願いしますよ。
>>326-328 もう一方
はは……。面白いですねェ。
実に実に面白い。
こういう時の作法としては生温く見つめるのが正しいのでしょうね。
………………………………………………………………
……………………………ふ
ま。同じような顔を見ていてもつまりませんから。
こちらの方々に充分に見つめて貰いたまえ。
>>331 僕にもよく解らないんだが。
だからといってそうさっさと二人連れ立って行くなよ。
>>329 フム…公平に欠けますが──少々わかりづらい言葉がありますので。
少しあなたを覗かせていただきます。
何。ほんの少しの間じっとしているだけですとも…さァ……。
うん……ああ 見えてきた。
…………!!
……僕はそのような者ではありません。
戯れにしても行きすぎなのではないかな?君。
以前に「冷たそうに見えて本当は」と言われた方がいましたが
僕などに言わせるとそれは──むしろそう思う方がお優しい。…それは世の必定でしょう。
人の性格は氷山の一角に過ぎません。聡明なあなたは勿論それをご存じだ。
あの時は「ここで飲めればよい」と答えた。
その言葉に偽りはけしてありません。
ここはそういう場所なのですから。
……ですが いまだ僕への心臓はおろか膚の下にも届かず
顔のうす皮一枚ほどが 剥がれているに過ぎません。
そうだな。
この場所が消える前に──。
何しろ水商売というのはいつ閉店してもおかしくはないので。
一握りは、なにがしかの真実を掴んでいるかも知れませんよ。
その時は是非。その手をひらいて「それ」を僕にも覗き込ませて下さい。
どうか君。きっと掴んで見せて下さい。 …きっと、ね。
>>330 眠りから醒めてみれば、そうですね。
もう桜です。
こちらに来られる前に桜の木々の下にでもいましたか。
まるで…そう…桜の精のように。
無い袖は振れないと言いますが
しかしあなたの袖、指先からは
絶え間なく花びらがほとび出るように。僕には見えますね。
…………
そうこうしているうちに二つの花びらは盗られてしまいましたので。
それではせめて あなたのその桜貝のような爪先を一時……。
お借りすることをお許し下さいますか。
>>333 今のところ一張羅というところかな。
衣紋掛けには数着かかっている。が、これは昔のものですね。
学業を修めた時を期にでしたか。テーラーで上衣から靴まで作ったので
そうですねェ。今のもので三着目でしょうか。
「男の服はミリ単位」と言いますね。
もう少ししたらまた測りに向かおうと思っております。
>>332 おッと。
煙草の火が落ちた。──…ん?
やあ君。足元にそんなに吸い殻を落としてどうしたんだ。
何をぶつぶつ言っている。本性だと?
そんなものは長く付き合っていれば自ずとわかるだろう。
まあ そうおこるな。
こちらの方々と話が弾んで、君との約束を失念していたんだ。
ずっと付き合ってさえいれば。僕の本性などそうだな、百年も後には判明しているだろう。
その頃まで付き合ってくれる人だと思っているよ。
僕は声さえ掛けられれば応える。
要は君が声を掛ければ──それだけの事をしてくれればいい。
眠っていようが死んでいようが、必ず応えるとも。
小一時間も待たせた? それはすまない。
それでは埋め合わせにコーヒーでも頼もう。
勿論こちらの方々も一緒に。
君、ご婦人も多いのでまずはコーヒーを。
六つ…
…いや。
何杯だと思う?給仕のあなたは。
メイド『いらっしゃいませ御主人様!』
>>332 本性ねぇ…ふふ。
では手品です。
僕の左右の手を御覧あれ。
握った手のどちらかに、
僕の本性が入っているとしましょう。
さて、どっちの手かな?
>>333 確かに一張羅ではありますね、
なにしろ影に出入りするたび、
この身体ごと新品にかわるものですから、
きたきり雀に加えて、
新調する間もないのです。
…信じない?
まぁそれはあなたの裁量ですよ。
>>335 ははぁ…
初対面の女性を口説くのも、
たしなみのひとつではある…
しかし見境なくというのは、
あなたにとって、どうかな…
人でなしと言われてしまいますよ?
僕のようにね。
フフ。
…メイド!?
まさか君は、御婦人の生んだ卵を、
平気で食べてしまうようなことは、
しないだろうな?
いや待て、そもそも男か女か、
それすら怪しい。
今度日をあらためて、
じっくり確かめさせてくれませんか?
>>340 これはこれは。
非常に声の通りが良い溌剌とした女給さんですねェ。
店に出たての…ああ成程…。お仕着せがまだ板に付いてないが、ふむ。
時が経てば、きっと────あなたにもっともっと馴染んで行くのでしょうね。
おっと。少しじっとしていて。
後ろの紐がよれてます。直して差し上げましょう。
…………はい 出来た。
そうだな。
では今日はあなたに注文取りをして貰いましょうか。
早速ですが紅茶を人数分。出来るかな?
あなたの分も。
>>341-343 もう一人
別に彼女は他人のモノではないのでしょう。
初見で口説いたところで人でなしなどと言われる道理は、ない。
それとも何か。彼女は既に──誰かの恋人だとでも言うのかな。
…しかし後半の方。いささか言ってることがよく分からないのだが。
なんだって? あの院長が。
面白いな。まァ、医者だからな…それは多少おかしくても仕方ないだろうね。
なァんだ、このカフェ、けっこう繁盛してるのね。
あ〜あ、うちの下宿ももう少し、まともな下宿人で賑わってくれたらなァ…
>326-329 ロクデナシ
あァ、もう、同じ顔が二つもあると、ややこしいわねェ。
でも最初は見分けがつかなかったけど、並べてみるとやっぱり少し違うものだわ。
どこが違うのかって聞かれても困るけどさ。
とりあえず、どっか抜けててだらしがないのがうちのロクデナシ…ってことで、良いのかしらね。>328
>329
「ツン…」ってなァに?
あたし、エゲレスのことばには詳しくないのよねェ。
そういったハイカラごとは、得意な人たちに任せることにするわ。
>330
>((ノ≧∀≦)ノ⌒vv)
あ〜あ…、また今度は、どこのご婦人をだまくらかしたのやら。
あんたがどこで誰と何をしようがあたしはぜんぜん構いませんけどねェ、
下宿のお床の中に連れ込むのは、あたしがいないときにしておきなさいよ、もう…。
>(あちらは視線を外してよそを向いている、では、両方、僕が頂いてしまおうかな…)>331
・・・・・・・・・(お茶ぶっかけてやろうかしら。)
>332
>(本性はどっちなんだと小一時間)
この人の本性、ねェ…知らない方が幸せかもしれないね。
見ちゃったら、百年の恋とやらもいっぺんに覚めちゃうんじゃないかと思うわよ。
まったく…昼の日中から布団に潜り込んで、二日酔いでうんうんうなってる姿を、
ここにいるお嬢さんたちに見せてやりたいわよ、本当にもう!
>333
>(いつも似たような服を着てますよね。あの黒服は一張羅なんですか?)
一張羅も何も、うちのロクデナシの場合、あれしか持ってないんじゃないかしら?
だってね、お床にいるときまで、あの洋装のまんまなんだもの。
バカみたい、変な帽子までかぶってさ。
いつか引っぺがして、洗ってやろうとは思ってるんだけど。
もう一人のお兄ィさんの方は、どうだかわかりませんけどね。
でも何となく、どっちもどっちな気がするわ。
>>325 は、はじめまして…ご丁寧にどうも……同じ顔でこんな物腰だと、調子狂っちゃうわ。
……って、ちょっとォ! ど、どこ見てんのよォ!
あァ、ちょっとォ、隠してた手紙のことまで!……なンで中身までわかったのかしら?
と、とにかく! あ、あたしは騙されませんからね!
うちのがロクデナシなら、あんたのことは「人でなし」サンって呼ぶことにするわ。
どうせあたしは、洋装の似合わない、ぱっとしない娘ですよォ…ふん!
>(それではせめてあなたのその桜貝のような爪先を一時……。お借りすることをお許し下さいますか)>338
・・・・・・・・・・・・・・・・(ほんッとうに、どっちもどっちだわね。)
>340
>(『いらっしゃいませ御主人様!』)
あなた、ここの女給さん?
でもお客に向かって「ご主人様」って変ねェ…あら、女給じゃなくて召使さんなの?
でも使用人がそのおうちのご主人に向かって「いらっしゃいませ」っていうのも、
よけい奇妙な感じがするわ。銀座じゃァ、妙なことが流行っているのねェ。
いっけない! 明日の朝餉の仕込がまだだったわ、そろそろ失礼しますよ。
あら、いっけない! あたしとしたことが、声をかける相手を間違えちゃったわ。
上の
>>325ッていうのは、
>>335の人でなしサンへ、ですよ。
変ねェ、シャンとしてたはずなのに・・・やっぱりあんたの傍にいると、奇妙なことばっかり起こるのね。
花見て一杯!
寝起きの悪い人を一発で起こせるようなコツって何かありませんか?
ほっぺにチュッ☆
めくれた薄皮もらっていきますね…
おや。席にこんなに桜の枝が。
この店でもそろそろ上客と見られるようになったかな。
>>346-347 もう一方の女
ふくれた頬もかわいらしいですね。
しかしまぁ、なんとも速いものだ。
あの分だと朝餉の支度は間に合ったのでしょう。
>>348 中国の詩人の言葉に「一杯、一杯、また一杯」というものがあるね。
詩人は酒に呑まれたように一生を終え、終わりの時も酒で逝った。
のまれたのは詩人か酒か。
花見の席に集まる有象無象もはたして花を見る為にのんでいるのか否か。
……どうでもよいねそんなこと。
何はともあれ、君にも一杯……また、一杯。
>>349 そうだな。
そういう人は扱いに困るが──。
逆に、夢と夢の間に現実があると思えばよいのではないでしょうか。
日々に追われ生き急ぐのも大事ですが、所詮そんなに大事なことなどないのです。
性格上治らない方には、そう言ってやれば
もしかしたら自ずと起きられるようになるかもしれないな。
「もしかしたら」という但し書き付きではありますが。
>>350 そうですね。それも人を起こすには良い手です。
花は人の熱い手で触れられると、そこからしおれてゆくと言う。
しかし時には花の首が落ちる程に。深くしてやって目覚めさせるのも良いでしょう。
…それにしても、あなたにそうも無意識に魅力を振りまかれると当惑してしまいますね。
何故といって、そのようなあなたを他の者が放っておかないでしょうから。
ですがこればかりは……花の宿命と諦めるほか無いのでしょうね……。
>>351 何故。
僕の面の皮など一体何に使う?
あ、こら。
そう手でつままないでくれ。子供ですか、君は。
たとえ比喩でなく、本当にめくれたとしても
もう新しい皮膚組織が出来上がっているだろうに。…全く…。
丁度良い。君の手の下に──今日の勘定書がある。
それなら持っていってもよろしいよ。
ああ。持った者の使命だ。
何だか一杯喰わされたような顔をしているねェ。もし良ければ溜まったツケもどうぞ?
薄紙も、ひとひら、ひとひらと重なると存外あるものです。
…ふふ…まァ、そこまでは言いますまい。冗談ですよ。
だが今日の分は払っていただこうかな。僕を驚かせたお代です。
さあ。君もぐっと行ってくれ。一杯、一杯、ふふ…………もう一杯。
好き。
好き?
>>354 …ん…。
おやおや。静かだと思っていたら、いつのまにか眠っている。
昼間の疲れが取れていないのかも知れないが。
しかしまたこれは──なんともかわいい寝言ですねェ。
勿論好きですとも。
あなたの夢にどんな方が映っていようと、ね。
僕が代わりに答えてしまう程に。……あなたに許されている時までは。
>>350 あァ…
いけない、僕はうたた寝をしてしまったらしい。
やあお嬢さん、僕を起こしてくれたのですね、そのあいらしいくちづけで。
感謝しなくてはなりません。
夢を従えていた筈の僕も今回ばかりは、夢魔に魅入られてしまったらしい。
君の唇が僕を呼び戻してくれなければ、どうなっていただろう。
いつか頃合のよい日に謝礼をさせてはもらえませんか。
ん…怪しんでおられるのですか…
口先だけの誘い言葉に聞こえるのですね…
さて確かに言葉と云うは、
時折、幾つもの解釈を持ち、
正しく伝わらぬ時もある。
だが、
言葉選びの得手不得手に関わらず、
目に見え耳に届く言葉のその陰に、
人の本意は微かに姿を見せているのです。
その本意が相手に伝わるとしたら、
それは誠意あるからこそ、ではないでしょうか。
どうですお嬢さん、
僕の誠意は伝わっていますか。
…おや、
ロクデナシの言葉に説得力はないと?
成程成程ごもっとも。
フフフ…
こんばんは。
あらあら、皆酔いつぶれちゃって。だらしないわねェ。
>348
>(花見て一杯!)
そういえば、上野の桜もきれいに咲いていたわねェ。
でもね、>348さん、一杯ならいいけど、くれぐれもほどほどにしときなさいよ。
あたしも前、つい花見のお酒が過ぎちゃって、可笑しな幻を見ちゃったことがあるもの。
どんな幻だったかって? ・・・桜の根元に・・・だめだめ、口に出したりもできないわよ!
何年前だったかしら・・・あァそうそう、ちょうどうちにロクデナシが来た頃だったわね。
>349
>(寝起きの悪い人を一発で起こせるようなコツって何かありませんか?)
・・・・・・>350さんに、聞いてみたらァ?(ジト目)>350、>356
そんなまだるっこしィことなんかしないで、
ホウキとハタキでたたき出せばいい、って思うんだけどねェ・・・。
鉄鍋を耳元でがんがん叩く、なンてのも、けっこう効くかもしれないわね。
>351
>(めくれた薄皮もらっていきますね…)
や、やだ、何すんのよ!
・・・いたっ!もォ〜・・・何だったのかしら、今の。
え、何? 何かあたしの顔についてる?
え・・・・・・何もついてないから可笑しい・・・・・鏡を見ろッて?
何だって言うのよ、いったい。・・・・・・・・きゃあぁぁぁぁぁァッ!!?
あ・・・・・・夢?
やっぱり桜の下なンかに立ってると、ろくなことがないわ。
>352 人でなしサン
・・・・・・「もう一方の女」って言い方、なンなのよ。
まァ、呼び名に関してはお互いさまってことにしておいても構いませんけどね。
>(しかしまぁ、なんとも速いものだ。あの分だと朝餉の支度は間に合ったのでしょう。)
もちろンよ。すばやく、てきぱき、ちゃきちゃきと。
でもまァ・・・こんなところに来るときくらいは、少しはゆっくりしたいものだわねェ。
>354 (好き。 好き?)
>355 (しかしまたこれは──なんともかわいい寝言ですねェ。 勿論好きですとも。)
はいはい、おあつくて結構なこと。
>356 ロクデナシ
はァ・・・何が「夢魔」だか。
いくら格好をつけてみたってね、あんたがどっかで酔っ払った挙句、
お熱なんかをもらってきて、みっともなく2〜3日寝込んでたって事実は、消えないんですからね。ほら、どうせあんた一人じゃ滋養のつくものも作れやしないでしょ。
はい、お弁当・・・って、ここはカフェだったわね。
余計なお世話さま。
雨止まなくって、寒いわねぇ。
>>356 もう一方
よく見たら外套が煤だらけじゃないか。
どこかで乱闘でもしてきたような顔でもある。
ま。今夜はちゃんと寝床で寝るがいい。
女性に迷惑は掛けるなよ。……勿論、誰とは言わないが。
>>357-358 もう一方の女
呼び名… そう、呼び名ね。
はい。その通り。あなたを見たままに言ったまで。
「もう一方の宿主」という呼び方も頭の片隅によぎりましたが
それも如何なものかと思いましてね。
そちらはまだ信用しておられないようですし、お名前も…そうですね。
僕のような者には軽々しく名乗られない方がいいでしょうから。
──お弁当の残りのお重は、こちらの皆さんと美味しく戴きました。
>>359 これは──雨宿りも兼ねて来られたのかな。
ええ……。まったく酷く降りますね。
ですが逆にいうと、雨のお陰で、あなたという方が飛び込んで来てくれた。
こちらは外よりかはまだ暖かいよ。さ。……いらっしゃって下さい。
人は雨に由来する原体験を持っていると言いますね。
あなたには何かそんなご記憶はあるかな。
ふとした瞬間に、蝸牛がゆっくりと動くのを見入っていた記憶を
唐突に思い出した男がいました。
僕はその記憶を喚起するヒトの仕掛け自体は
正直、面白いともつまらないとも思いません。
が、それに由来するものは何か。…それは知りたいと思う。
さァ、あなたには何かそんなご記憶はありませんか?
心に詰まった、悩み事は?
こんな日に飛び込んで来たのはあなたです。
夜は長い。僕が飽くまで──ゆっくりと聞かせていただきましょう。
文庫新装版で怪奇編が飛ばされたのは何故だと思いますか
>>362 飛ばされた? 僕が?
…そう。
春の風は強いですからね。
いえ。飛ばされてなぞいませんよ。
さては君、幻でも見たかな?
それに服を新装したところでね。
この格好を翻すつもりは毛頭ありませんので。
春だと言って新しく装うなどとはね。ええ。思いもしません。
見てくれが変わっても僕は僕。……ですが、そうだな。
服装が急に変わったりすると友人に見つかっても
誰だか判別できなくて素通りされてしまうかも、ね?
それはそれで…ふふ…面白いかも知れませんね。
素敵なお兄様に会えると言うのはここですか?
山百合と野バラ、どちらがお好み?
お二人供、あんまりフラフラフラフラしていると、気付いた時にはひどく厄介なのに手綱を握られてしまいますわよ。
お気を付けになって。
どうしてそんなに艶っぽいのですかね?
>366
ソレって誰のコトを言ってるのかなぁっ?
>>364 ハッハ! これはこれは…!
…いや失礼。…
人違いですよ。あなた。他をあたって下さい。
素敵な、えぇ、なんですって?
そんなふうに呼ばれる人がいるのかい。
そして呼ばれたら「如何にも、そうです」と?
どんな方かは知らないが、まるでそれは──道化だなァ。
一応「お兄様」には当て嵌まるかも知れないが
殊更に年下を構ったりはしないのでね。
そんな親しまれ方は不釣り合いでしょう。この歳で学校友達でもない。
いえ。勿論あなたを笑ったわけではありません。
ただ、そう呼び習わす輩を想像して、可笑しくなってしまったのさ。
歳をとり、目下の者が増えればね。
そんな慕われ方も悪くないと思えるのかも知れないが。
しかし…そんなものは、僕にとっては相容れぬ感慨だ。
ああ、ちょっと待ってくれ。
もし本当にその「素敵なお兄様」がいたら教えに来てくれないか。
その「お兄様」とやらの道化の顔。一目見てみたいものです。
>>365 生業が生業ですので、僕はよく街を歩くのです。
周遊、遊覧と言えばまぁ上等な方で、実情は……。
岐れ路に欺されて、時には大変辺鄙な地に立っていたりもする。
そんな時、蔓やツタを見つけると、救われたような気になりますね。
辿っていくと必ず洋館か何かありますから。
そんな理由で野バラの方が好きです。
君がもし浪漫的な回答を求めていたのなら、どうもすまないね。
僕はこのような者だし──まァ、少しはご勘弁下さい。
>>366 フラフラしているのはあなたです、お嬢さん。
全く、この店は未成年は入れない筈だが。まるでザルだなァ。
その履き慣れない高い踵の具合は如何ですか?
なんなら、ここで脱いでもよろしいですよ。
──はい 言ったそばからこれですね。
そォら、つかまれ。
どうです? 知らぬ男に初めて抱かれたご気分は?
これに懲りたら、これからは年相応の格好をするがいいでしょう。
ただでさえ女性はいつでも不安定で危なっかしいものなのですから。
高い踵の靴など穿いていなくともね。
>>367 あァ これは。
つい先にもう一人が残していった遺留品。
でなくて──…。
忘れ物の、外套だ。
確かに。ほの明るく、布それ自体が光っているようにも見えるね。
天井からの灯りをこう弾くように。艶やかに。
まるで全てを明らかにはしないといっているようだ。
それに角度を変えるとね。…見たかい?今。
何か「ハネ」のように反射する。
僕もこんな物を着ていたような気がしますが
……やはり夢は夢ですね……あんな僕は、まるで僕ではない
……まあ夢の中ぐらいならば 僕が僕でなくても良いのだが
────醒めた今はそう思える。
失敬。他人の夢の話ほどつまらないものはないですね。
それでは代わりに君の夢をひとつ聞かせてもらいます。
さあ、君はどんな夢を見る?
いや、それとも、視たいかい?
>>368 おやおや。
温子嬢におかれてはついに夜遊びですか。
内緒ですが、実はこの場所は、高貴な方々がお忍びで遊びに来る所なのですよ。
だから、ほら、解るでしょう?
酔って絡んだりしたら…コレです。
……内緒ですけど。
そうだな。お歳も近いし、
>>366のお嬢さんと二人で遊びなさい。
夜が明けたら送っていきましょう。
朝日を浴びてうたかたの泡になるなどと
粋な事はなしでお願いしますよ、『お姫さま達』。
マミー♪
おすすめのお酒とかってあります?
最近よく飲むようになったんですけど、どれが美味しいのか見当もつかなくって。
レトロスタイルとモダンスタイル、どちらがお好き?
あれから誤解を解くのに少々時間が掛かりましたが。
温子嬢を無事送り届けて来ましたよ。ええ、もう一人の方も。
また、ふらりと来て下さると嬉しいですが…ね。
>>373 お嬢さん。
何かご機嫌になる出来事でもありましたか。
その楽しげなご様子だと──。
うん…何でしょうね。
あなたをそこまで楽しませる物とは、一体如何なる物事なのか。
一人だけで秘密などせず、どうぞこの僕にも。
コッソリとでも良い。さ。教えて下さいませんか。
>>374 そうですね。
こうやって棚を見るだに、沢山ありますから。
最初はまぁ、戸惑われるかも知れないな。
折良くここは酒場。
色々と試してご覧なさい。
気に入った酒があれば、給仕にその名前を尋ねればいい。
そうやって酒を識っていくのですよ。お嬢さん。
例えば、そうですね。
これなどは如何ですか。
……………………
…………
どうかな?
あなたのお口には合うでしょうか。
この杯のリキュールは混成酒。つまり、混じりもの。
あなたの中にはさて、どれ位の思い人が混じっているのでしょうか。
まァ、その辺りは訊かないでおきましょう。
…はい。では、乾杯。…
>>375 さァて。
僕は別段思い入れはないな。
ことに、様式などと言うのはね…。
懐古も近代──先進も、言ってしまえば、どちらも無くてはならないものだからね。
旧いモノを疎む程、僕はこの混雑とした浮き世を疎んではおりませんし。
ですが、もしかしたら。
それに左右される人々を見るのは、とても、とても、好きなのかも知れないなァ。
和装が良いかとか、それとも洋装が良いかとか。
悩み耽るご婦人を見るのは、悪くはないものでしょう。
まあ 大抵はそんな場面は見なくて──。
……やはり様式などは、気にならなくなりますが、ね。
オオ マミヤ シンデシマウトハ ナサケナイ
もしかして人妻…もとい熟女好き?
>>378 ん…。あぁ……、そうですね……。
取り敢えずは、まあ。なんだろうね。
荒野で苦しみ抜くような思いで力尽き、そうやって死んだとしますね。
そのあげく「情け無い」と断ずるような神ならば。足蹴にしてもいい。
そう僕は思います。
それから──。
あなたが何人であるのかも。
ま…少々、気になる所かもしれないな。
さて…………。
煙ばかり吸っては吐いている、そこのもう一方の君。
気紛れなあなたに、はい。
ご婦人のお声だけでも聞こえ易くしておいた。
あなたならば、聞こえるでしょう?
>>366,368,373
こちらの処遇もあなたに。まだ、生温かいですから。
>>378 来なければ……そうだなァ。
あなたのいい人を奪ってしまいましょうか?
ふふ…どうです?
>>379 ああ。というわけです。僕は、
>>378の方を見張り番をしていなくてはならない。
僕のどこをどう見て人妻愛好者と思われたのかは
ですから、後でじっくりお訊きしましょう。
……そんな星に生まれついただけな気もしますけどね。
後で勿論膝詰め談判ですが、うん…そうですね。
もう一人が見えたら、丁度良い。
その方にまず訊いてみて下さい。
独り占めしたいわ
ジャムのフタ開かないからとってー
活動写真はお好き?
うう、酔ったかも…
あァ…
ん…呼んでいたのか?
煙で見えなかったなぁ。
>>366 へぇ…そいつは参った…
きっと僕などは、ひどく厄介な相手が方々にいるに違いない。
御忠告有難くお受けしておこう。
まぁ、それができりゃ苦労はしない、とも言うがね。
>>368 …君は身に覚えがないというのだな…。
…きっと誰かさんも同じようにいうのだろうよ…。
…おおコワ…女はコワイよ…。
>>373 君は…。 お母さんを探しているのかい?
いつぞや屋敷で手品を見せてあげたことがあったな。
覚えている。
今日は可愛い姿で来たね、そう、その方がずっといい。
…はぐれたのか? …またこの帽子を覘いてみるか?
…違う? …そうか、僕に会いに来たのか。
いいだろう、周りは大人ばかりだが店の雰囲気は悪くない。
また手品を見せてあげよう。
ほら…。
>>378 ははっ!全く言霊とは恐ろしい、知らぬ間に死んだことになっているじゃないか。
とりわけあなたのような大物の言葉には用心が必要だ、博士殿。
…だが僕が死んで困るのはあなたでしょうに。
遊び相手がいなければ、さぞ寂しいと思いますがね。
フフフ…、 そんなナサケナイ顔しなさんな。
お望みならいつでも遊んであげますよ。
>>379 …別段そればかりでもないのですがね。
若い娘も嫌いではありませんよ。
たまたま人妻や熟女と連れ立っている姿ばかりが目につくのでしょうねぇ…。
秘め事というは人に明かされぬからこそ秘め事。
みなさんの知らない僕も、あるということですよ…。
>>382 --------------------------------------------
〜今宵、貴女を夢の世界へ御案内〜
低価格にて極上の一時を御提供致します
妖艶!不埒!純粋!小悪魔!陶酔!
あらゆる夢幻紳士を取り揃えまして御座いまする
貴女好みの御方を御選び下さいませ
ゆめかうつつか貴女がその御方を独り占め
〜クラブ魔実也〜
--------------------------------------------
あなたはこれを見て来たというのですか。
一体誰だ、こんなチラシを配り歩いているのは…
まぁいい放っておくとしよう、僕はなんだか面倒になってきた…
>>383 ほう、これはなかなかの趣向だな。
いいかいお嬢さん、これは『開かない』のではないよ。
『開けてはならぬ為に封印してある』のだ。
さて、この持ち主たるあなた、ここに何を詰めたのだね?
開けろというなら開けてもみるがね。
何が出てきてもよいように、覚悟はできているのだろうね…?
>>384 あぁ…長いものなら好きだ。
ゆっくり眠ることができるし、それに。
同伴の御婦人との親密な触れ合いにも適している…
しかし問題もあるにはある。
暗い館内にいると、いつの間にか別の女性の横に座ってしまうんだなぁ…
>>385 はは、貴方も呑まれてしまったか。
なに構うことはない。
この店なら酔いつぶれたとて貴方を捕って食うようなことはしまい。
なんとなれば僕の下宿に案内してもいい、僕の部屋を貸そうじゃないか。
僕の代わりに布団にくるまっていてくれたまえ。
そうすれば僕は今しばらく、夜遊びに興ずることができるのでね…
朝になって、あの娘の剣幕に肝を潰さぬ様、くれぐれも御注意を。
あぁくわばらくわばら…
ところで僕のいい人とは一体誰のことだろう。
大勢いるので、見当もつかないのだが。
…君、なぜ含み笑いをしているのだ?
来る者拒まずと聞きましたけど、あたくしもアリなの?
あてくしも
なんか特殊なフェロモンとか出てるんですか?笑
すいません、今ココ何人のマミがいるの?
セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなの?
>>379 長く待たせてしまいましたね。
あの場では膝詰め談判と言いましたが、ええ、まァ…ね。
お待たせした挙げ句に、そこまでは出来ませんから……。
こういうお話は僕一人だけに懸かる事ではないので
全てをつまびらかにするとは行きませんが。
対話して楽しく、気に入るような方は、少なからず人生経験があるものです。
お若くても、お年を召していても。
やはりそれは永遠不滅の真理と言えましょう。
街と同じように女性も日々移り変わっていくものだ。
そうやって傍観者として眺めている内に、いつの間にか…という事もある。
伴侶という存在は近すぎて互いに見えなくなるのでしょうか。
それとも、ある種馴れ合いになるせいなのかな。
ハッキリとは解りかねますが。
それが夫婦の形であるのなら、やはり傍観していたいものです。出来る限り。
>>382 そうですね。
人は所詮、自分自身しか独り占めには出来ないのかも知れないな。
例えばこうやって手をのばし、あなたの顎を捉えてみても。
こちらを向かせている目が本当に僕を見ているかは。…「僕」には分からないのです。
だからこそ、腕を差し出して、全てを包み込みたくなるのでしょう。
>>383 決心がついたのなら、何故もう一方の方に頼まなかったのです。
…こういうのは二度目の方が開け易いものなのですが…。
……仕方ない。中身が飛び散ったりしないか心配ですから。
そこの君。
忙しいところすまないが、この瓶をゆっくり開けてみてくれないか?
>>384 そうだね。小屋に足を運ぶのもいいですが
昨今など一歩外に出ると看板を見ない事はないでしょう?
夕方から夜に移る時、電飾が次々とついていくのを見るのも楽しいな。
自分の背よりも大きな看板が続く道は
まるで幼くなったように感じられて一種不思議でもありますね。
丁度、この辺りにそんな袋小路があるのです。
こうやって話している内にご案内したくなって来ました。
どうです?この席がはけたら、君も一緒に行きませんか。
>>385 あなたはここに来るまでに、散々寄り道してきた。そうなのでしょう。
そんな無様な姿を晒す前に、どうしてここに一直線に来なかった?
……青い顔で同情を誘っても介抱などいたしません。
……ご自分の事はご自分で面倒を見るんだ。
何か憂いがあって呑んだのかい。
それなら余計あなたはここに来なくてはならない。あぁ、何故とは聞かないでも宜しいから。
横になるならなりたまえ。こうして目の前で煙草を吸っててやるさ。
>>386-388 もう一方
いえ。別に笑ってなどは。ただ、厚い雲の上にも月が輝いているのだと窓を見ただけです。
そのチラシを配っている者を見つけたら、あなたから釘を刺しておいて下さいませんか。
「誇大広告に過ぎるぞ」…とね。
>>389 おかしな事をおっしゃる方ですね。
拒んでいるかいないかなど僕の態度を見れば一目瞭然。
口に出さねばいけない程に、あなたは血の巡りの悪い方でしょうか?
そうらそら、見ている間に。膚に色が差し始めました。
今さら拒むと言っても、もう遅い。
さ。もっとその美しいお声を出して、僕の鼓膜を震わせて──この胸に響かせて下さい。
>>390 これは困りましたね。
あいにくと僕の腕の領域は、これこの通り。それ程広くはないのです。
丁度良い事にもう一人おりますが…あちらでも宜しい?…はい、それではご存分に。
彼の懐が果たして広いかどうかは、実地に飛び込んで行って確かめて貰いましょう。
>>391 殊更おかしな体質などは持っていないし
あなたの言うような「気」──…ですか?
そのような物も持ち合わせた覚えはありません。
大昔の言い伝えの、徳の高い方とか。
そういう一風変わった方なら別でしょうね。
僕はただの凡夫に過ぎません。「業」があるかないかはまた、別として。
>>392 それではご紹介しましょう。
ここに僕。そして、あなたのすぐ横に──彼が、おります。
無為に迷わせてしまったのなら、申し訳なかったね。
もう一方は煙に巻かれて見え辛いですが、確実に血肉を持って、其処にいます。
多いか少ないかのご判断はそちらにお任せしましょう。
あなたの望む者がいれば良いと思いますが、さて、如何に?
>>393 男というものは自惚れのある生き物です。
これはご婦人を見ると自然に出てくる病と言ってもいいでしょう。
あなたのような方に無邪気にそう問われると、ほぅら、ね。…こんな具合に。
お可愛らしいのは勿論あなたの罪ではありませんが。
ですがどうか……他の者の前では隠しておられますように。
なんだかホストクラブみたいねw
小さい胸の女でもいいですか?
400getしていい?
…みなさんを煙に巻くつもりはないのですが。
>>390 やぁいらっしゃい。
飛び込みたいのなら飛び込んでおいで。
「ロクデナシの懐は寒い」と承知の上ならばね。
>>391 …そんなものがあれば苦労はしまいよ。
昨今の学術書によれば、人は会話の際、相手の顔だけでなく様々な部分に視線を移動させているというのだが。
僕の場合どうやらご婦人方はぼくの指に注目するようなのだ。
「指先の魔法」とでもいおうか。
時に御仁…。
貴方の目には…、 ほら…、 僕のこの指は…、 どう映るね… ?
>>393 これはこれは、なかなか調子のいい。
少々間延びしてはいるが七五調には変わりない。
そうそう、馴染みの置屋に「あや奴」という三味の巧い芸妓がいるのだ。
今度、節でもつけて唄わせてみたいものだねぇ。
…美麗であれ可憐であれ、その人らしければ、それでいいのだよ。
まァ、時には本来の自分でない格好をするのもよろしかろう。
違和感を感じて戸惑う姿も、また可愛らしいというものさ。
>>399 ははっ、そんなもの空を飛ぶには邪魔なだけだ。
どうやら君にも翼があるようだから。
次に目覚めた時には一緒に遊覧飛行でもしようじゃないか。
>>398 …シッ…!
失礼。
咄嗟に口を塞いでしまいました。
この一角は暫く僕の一存で占領させて貰っているわけですが──。
近頃は、ほら…、給仕の目線が少しばかり突き刺さるようになって来ましてね。
酒場の中で「倶楽部」などと言って、あまり騒ぐとこれがまた…。
ますますツケの払いをせっつかれてしまうので。…いや、失礼した。
>>399 君がそんな事で悩んでいるのなら、今すぐそんな考えはお捨てなさい。
…大方、先程の口さがない酔客の戯言でも耳に入ったのでしょう。
ああいう輩は、自分が手にし得ないご婦人を見ると、あんな事を言って
自分を納得させるのです。……気にされないのがご賢明だ。
同じ男として詫びておきます。 …済まなかったね。
>>400 四というのは昔から「死」に通じる不吉な数字といいますね。
では僕から「死」に纏わるお話をさせていただこう。
学生の頃からの恩師に横溝という方がおられてね。
もう随分と長らくお世話になっている。
この方がまた面白い…ふふ…いや、とてもいい方で。
とくだん、熱心な交流があるわけではないが
たまに何かあると必ず声を掛けて下さるのです。
あの人はこちらがちょっとした──そう。
奇妙な体験を話しても全く恐れないひとだ。
しかし剛胆かと思えば酒に酔うと涙脆く、人間的な所も垣間見せる。
ある時、知人の通夜の帰り二人で歩いていたらこうおっしゃった。
「君も死ぬのかい」
僕はその時
「勿論です」…と答えた。
……他に答えようがなかったと言っていい。
いつも泰平としてこちらの話を聞いて下さる人で
やはり少しは変わった人物なのかと思っていたが
心細い姿も見せるのだな、とその時思ったのです。
ただそれだけの話です。まァ、どうという事もないね。
もし良かったら、またこちらにお寄りなさい。
もう一人も僕も待ってます。
>>401 もう一方
…煙…。……いや。
雲は徐々に晴れてくるようですね。
なんだか、かなり賑わってますね!
これもマミさんの人気の賜ねぇ
どうしていつもろくでもない男にばかり走っちゃうのかしらね。
男を見る目ってどうやって鍛えたら良いもんです?
今まで大失恋ってした事ありますか?
もう少し痩せた方がいいかな?
今晩は。
お揃いですね。
>>404 確かにあなたの言うとおり。
前を通る給仕が、ホラ、ご覧なさい。
忙しそうにグラスを積んでは、ああやって右往左往している。
こうして見渡して見ると、この店の回転率はそう悪くはないのでしょうね……。
……あっと。…失礼……。
…………煙草を喫ってもよろしいかな?
あなたも何か頼めばいい。そこの給仕が世話をしたくて伺っています。
命令すれば床に膝もつくだろう。
…そんなつもりではない?…それは、それこそ罪でしょう?
>>405 ふむ…。
君はいつもロクデナシに引っかかってしまう人かな。
年若いのにもういっぱしの「ロクデナシ専門家」というわけだね。
話を統合すると審美眼──いや、鑑定眼は持ち得ているが
それをあなた自身の心が裏切ってしまって止められない。
心とは複雑怪奇なもの、といった呈かな。
そうだね。
でも、分かっていても恋に落ちていく女性は
端から見ていて綺麗なものだよ。
幸せそうでも苦しそうでも──えぇ──…
それはそれは綺麗な貌をしている。
そうしてもっと綺麗になってゆくのでしょう。
僕は、あなたが綺麗になっていくのに賛成です。
今でもそんなに美しいのですからね。
>>406 僕が失恋をするように見えますか。
──という冗談はさておいて。
ええ。勿論ありますよ。この通り、目を見て下さい。
嘘などはついておりません。
……恋を失うことが無ければ、人はいつまで経っても人にならず、子供のまま。
子供のような大人など或いは子供よりも見苦しいものでしょう。
大失恋をすると人は一冊の本が書けると言いますね。
大袈裟だが、人ひとりの身の上に降りかかる出来事として、それだけの事はあるのだろう。
僕の失恋ですか? …それは秘密。
>>407 あなたはそのままで素敵でしょう。
何故そのような突飛なことを。全く、理解できないな。
あなたの輪郭はあなただけのもの。
その佇まいをもっと大事にして下さい。
…こういう事柄は言葉を尽くしても仕方のないものだ。
思い人を抱きしめた時感じるのは思い人そのままが良い。
我が侭かもしれませんが……それを願います。
ね。理解るでしょう。
そんなお顔をされると思わずこう
すぐにでも理解らせてしまいたくなってくる。
……僕にそんな真似をさせないで下さい。いいですね。
……。そうだな。
もう一方の彼ならば。
乙女心は理解しているだろう。 …僕に代わってこの方をどうか頼むよ。
折良く先日礼金が懐に入った所だ。
気が向いた所で、そうだな。
──滞納した家賃を払って来て差し上げましょう。
なァに。礼などは要らない。久しぶりにあのお嬢さんのお顔も拝見したいからね。
…では……よろしく頼む。
たまには拳で語ったりしませんか?
絶対領域って、グッときませんか?
>>410 あァ〜お〜い…、 あァ行ってしまった…。
宿代肩代わりは歓迎するが、あの娘にいらぬ入れ知恵でもしそうだな…。
>>407 やァ、
>>399 や
>>401 を聞いて、どうやらその気になったようだね。
身を軽くすれば風に乗る、身が軽くなれば心も軽くなる、そう考えたのだろう?
それでは、あえて忠告をしておくとしよう。
高い上空は思いの外冷える。
気分良く舞い上がったとしても、華奢な身体ではたちまち凍えてしまう。
翼で飛ぶはひどく疲れる。
長く空に留まろうとするなら、あまり痩せ過ぎぬ方がよい。
折角、空を舞うのだから、遥か高くまで行こうじゃないか。
曇天を選んで、雲海の上に出よう。
蒼い天蓋には白い月がかかっている。
静かに語らいながら時を待てば、ほら…。
彼方から朝日がやってくる。
まァ、あれやこれやと思い詰めぬように。
身体も心も、ただ健康でいてくれればよろしい。
>>411 …拳というより指先で語ることが多いようだなァ、僕は…。
>>412 ああいいね、グッとくるとも。
…知ってちゃおかしいか?
様々な女性と語らっていれば、流行りの言葉も耳に入ってくる。
どう語らうか、ってそりゃァ君。
>>411 に訊いてくれたまえよ、僕の返答はその御仁が知っているから。
猫耳つけてみませんか?
ストレスの解消法は?
あら、連休はお休み?
どうも。
手持ちが家賃分には足りなくて、工面していたら遅くなってしまいました。
>>411 この拳をかい。
こんなもの振るった所で、どうにもなりはしないでしょう?
自分ながら、ほら。
重くもなんともないからね。
何か手の中に握っていれば少しは勢いがあるかも知れないが。
まァ、趣味でもないしそれに、こうやって煙草を持っているのに忙しい。
君もそんな所で徒手空拳していないで、かけてゆっくりしていきたまえ。
──こう、立ち上る煙は、色そのままに紫煙というね。
上の方ではどんな思惑か、その時々によって健康に良いと奨励したり
悪いと言ってみたり、百面相の如くに態度を変える。
しかし流されるのは一部。
これに魂を売った者は如何に売価を吊り上げられようが、篩い落とされることはないだろう。
指に挟んでは流れる煙は、もしかしたら吸う者の生命を
吸って流れるものなのかも知れないな。
煙は血の色──…といったところだ。
この身体を捌いてみればもしや緑か青であるのかも。
見ないことには分かりません。ね。
>>412 「絶対」に「領域」と付くと、また大層大仰であるね。
この世に絶対というものがあるかも不確定なら
領域というのも、さて、どこか朧気でしかとは掴めない。
しかし、それを口にする君は、断固とした熱気に満ちている。
いいでしょう。腰を据えてお聞きしよう。
……
>>411の方に訊けば一発で解る?…だから、何がだ?
>>413 もう一方
礼などはいらないし、それに
大事な方は大事に隠しておいた方がいいでしょう?
…あんな良いお嬢さんに夜道を歩かせるのは忍びないものだ。
まあ、朝帰りも程々にして、せいぜい包丁などで刺されないようにしてくれ。
>>414 猫の耳というと、偏愛してたまらぬ方が掌篇などにしているね。
僕に着けるとなれば、それは猫の耳を切り取ってこねばなりますまい。
あの三角の尖ったものが無くなれば、まあ猫自身も寂しい事だろうから──。
やはり在るべき所に在る方がいいでしょう。
僕も猫もね。
>>415 心的軋轢……ね。
まあ、僕には無縁と言っても宜しいが
それでも人はそういうものとは無縁とは言い切れないでしょう。
大概、人との接触で抱えるものが多いのかな。
例えば交雑する道を通るだけで心的に疲れてしまう方もいるね。
これは僕などにとっては気晴らしにしかならぬものが
疲れる人にとっては疲れるという事だ。
ある友人などは、隣に居たと思えば
一瞬後には混雑の波に呑まれて迷子になってしまう。
毎度の事でわざとやっているのかと呆れる程だが
これがわざとでもなく自然にやっている事だという。
それがその人間の性であるなら、仕方のないことだ。
だが──それを気に病んでしまうのも人間の性だろう。
雑踏の中、道を見失ってどうしようもなく立つ者は
必ずこう、ぐっと拳を握っているものだ。
……夢の中で夢だと思うように、その時、自分は拳を握っている。
その事を覚えていれば、ハッと気付いて、拳をほどくことが出来るだろう。
迷子の子供の掌は強張ってほどくのに骨が折れるが
大人であればいつかきっと気が付く筈だ。
…………………………………………。
それはいいが、そんな事を言う君も疲れているのではないかな?
見ればずっとそうして手を握っています。
さ。手を開いて。
はい。
……下宿屋のお嬢さんに頂いた飴だ。
お駄賃にと貰ってきたんだ。 君にあげよう。
>>416 はて。……社用族の方々ならば、お休みになられるのかな?
確かに戸口を見れば、まるで金曜の夜のように賑わっているが。
まぁ、よくは分からないが、僕はそういうものとは無縁であるからして。
君の言う、そのお休みとも無縁の身でしょう。……恐らく。
愛しい人とひとつになりたい
男に告白された事はありますか?
一番萌えるというか、グッとくるシチュエーションは?
>>414 ん… あぁ、どうも。
といって手渡されてしまったが、さて、どう身につけるんだい…?
あァ〜、なるほど、こうつけるのか。
…おや、
>>373 のお嬢さんも喜んでいるじゃないか。
手品よりもこちらの方が楽しいようだ。
では暫くこのままにしておこうか。
…こら、あまり触るなよ…。
だがねェ、これで帽子でも被ってしまえば、隠れてしまうが、どうだろう。
今後、表を歩く僕を見て、
「その帽子の下にはもしや猫耳が」
などと思う方がいらっしゃるかもわからないね。
僕は時折、ご夫人の御宅に忍んで行く時、黒猫の姿を借りるのだが。
もしその時、これをつけっ放しだったとしたら。
『四つ耳の化け猫』 などと噂されて、あらぬ怪奇事件の種を蒔いてしまいかねない。
同姓同名の探偵達に追われるのは、さぞ複雑な心地だろう。
どうです、
>>417-420 の兄ィさん。
僕と追いかけっこでもしてみますか?
>>421 …さて、僕が質問に答える事が、君にとって、吉と出るか、凶と出るか。
実はこのようなものを持っている。
この粉末を飲み物にでも混ぜて、愛しい人とふたりきりで飲んでごらん。
君達ふたりはたちまちドロドロに溶けて、その場でひとつになれるはずだ。
ほら、君にあげよう。
ただ気をつけたまえ。
一度溶け合ってしまったら、もう二度と元には戻れない。
君も、相手もね。
その覚悟はできているか?
相手とふたりで、話し合ってごらん。
『私はあなたとひとつになりたいのだ』 と、はっきり意思を伝えるといい。
返答には生涯を費やすかも知れんがね。
それだけ待ってみてからでも、決して遅くはないさ。
どうか良い恋をしてくれたまえ。
>>422 フフフ…、 さァなんと答えたらよいものかなァ…?
あァ〜、そうだなァ…。
そうならないように巧妙に場を避けている、とでもしておこうか。
なにしろ僕は、面食いなのでねェ…、 フフフ…。
>>423 彼女は昨夜、気紛れで知られる黒服の男との、逢瀬を楽しんだばかりだ。
そして今日は別の場所で別の相手と向かい合っている。
彼女にとって大切なのはむしろ今日。
目前に座る人物との関係であることは自明である。
だが、こうしているその最中にも、思い出されてならない。
気紛れで捉えどころの無いあの、冷ややかな指先。
それなのに忘れることもままならない。
そして彼女の身体はまた、彼の許へと誘われてしまうのだ。
黒服の男は素知らぬ顔で、彼女を招き入れる。
時は宵。
深く、深く、闇が暮れてゆく。
まァ、こんな感じでしょうか。
猫耳をつけたまま語るのも、なんですがね…。
>>426 あのー、顔さえ良ければ男でもオケと受け取れるのですが…
なんていうか、お茶目ですよね?笑
花の季節ですね。
>>421 あッと。
どうしましたか?
こんな明るい内から胸に飛び込んで来られたら、僕が困ってしまいます。
ん?
お手紙を書かれたのですか。見ても、宜しいと?
ほう……これはまた綺麗な筆跡ですね。いや、全く美しい女文字だ。
恋文というものは、そうですね。
思いが込められているのならば。どんなものでも心に響くものだ。
言霊などと今さら例に挙げずとも、相手に渡すだけでも通じます。
白紙であっても、そう、その思う相手の名前さえ宛名にあれば。
その愛しい方の名前こそが、ただひとつの甘い言葉になる。
僕はこういう生業の者ですが、名刺などは持ちません。
その必要がないと言ってもよろしいが
見たままのこの姿を見て
呼びかけるその声がとても好きなのです。
目に見える物さえ不確かな、この一人ひとりの世の中で
あてになるのは、ただ、そちらから呼びかける呼び名のみ。
このお手紙は簡潔にして些かも無駄がない。
ましてや、このように美しい文字を書かれるあなたです。
きっと相手に通じます。…大丈夫です。
そうだね。この手紙をお相手にお渡しできる時がきたら。
その時は今のように思い詰めたお顔でなく──
ただ、微笑ってお渡しすればよい。
それだけで必ず相手はあなたの虜になるでしょう。
僕が保証致しましょう。
もし、あなたがご自分を信じられなくても。
この目に映ったあなたを思い出してご覧。必ず、思いは届きます。
>>422 ────────ああ なんだ そんなこと。
ありますよ。 ……それが、何です?
この歳まで生きてますからね。それは、…ね。あるでしょう。
ましてや青い春を学舎で過ごしたこの身です。
周りは盛んだったものだ。
少しばかり、懐かしいね。
>>423 ああ……草木が萌える季節ですね。
ホラ、そこの窓から見える柳も青々となってきました。
風に揺れて一瞬、視界が緑に染まる。やァ、…ウン……これは、気持ちがいい。
そこへ行くご婦人もどうだい?季節が変わった途端生き生きと輝いて見える。
昨日と今日も変わりはないだろうと思っているのは、当のあのご婦人だけだろう。
無自覚の輝きもまた、良いものだ。
…………
僕がニヤケていると? それは、あなたのお気のせい。
>>424-426 …追いかけっこなら、427の御方とおやりになればいいでしょう。……僕は知りません。
>>427 そうなんじゃないのかい。
──と、僕が答えるのもなんだが……。
例えば、姿のいい奴であれば見知らぬ男でも無償で依頼を受けるのでしょう。彼は。
少なくとも界隈で流れる噂はそういう類のものだからね。
あぁ、黙って頷いているな。本人が首肯するのであるから、果たしてこれは真実だね。
>>428 もう一方の彼は、そうだねェ。…茶目っ気というのかな、これは。
…僕としては同じような顔でああいう痴態を晒されると少々困りますが。
あなたがそうやって微笑んでいるのを見るのは、ええ。──…悪くはないよ。
どうぞあのもう一方にお声をやって、散々踊らせてやって下さい。
そしてこの僕はあなたの微笑みを最前列で拝謁する。
あなたが微笑って下さる限り、もう一方の彼も、ああして踊っていることでしょう。
フェティッシュとか、ありますか?
君、コーヒーを。
二つ…いや、三つだ。
>>433 ん。
そうだね…なんと、言えばいいのか。
改まっていうのも何だが。
あなたが今そうされたように、こう……。長く真っ直ぐ腕をのばして
コーヒーを受け取るような時。内心そのような気持ちになるね。
これが、気付かされるという事かな?
……。
……あぁ。今日のコーヒーはまた一段と美味しいね。
あなたと飲んでいるからでしょうか。
もう一方の彼の分も、ここに置いておきましょう。
恋は遠い日の花火ではありませんか?
>>435 こォら。
君はね……。
一体、何をボオッと突っ立っているんだ?
世話が焼ける坊やだ。
夜風は身体に障るよ。さぁ。 君。こちらへ。
季節はまだ夏には及ばないだろう。気が急いているのかな。
そう、急がなくともじきに観ることが出来る。
いくら観たいからとて
今、目を凝らした所で何も見えはしまい。
幻は見ようとすると掻き消えるものですよ。
こうして、目を──
さァ…閉じたまえ
閉じたら、思い出の中の恋人も、花が咲くように浮かび上がる。
瞼の裏に浮かぶ残像は、そうだな。
やはり、花の形なのでしょう。
……そう思えば、ええ……きっとそれが本当なのじゃないかな?
…ふふ……丸め込まれたような顔をされておりますが
僕も、まるで丸め込まれた気持ちですよ。
自分の、この瞼にね。
……く……ハハ!
……い、いや──。どうも、すまない。
君の顔を見ていたら笑えてきた。…どうしてかな。
まァ、どうせならば一人一人で幻を視るよりもね。
こうして一杯、二杯とグラスを重ねた方がいいでしょう。
どうしたらそんな色気が出せるんですかー?
思いは届きませんでした。
いくら手紙にしたためても、私の声は彼には届かなかった。
バカな女と笑ってください。
今夜だけ、お酒に付き合ってくださいませんか?
酒は何がお好きですか?
>>426 おやァ、そのように聞こえましたか…。
さァてね…、 そうならそうでも別段どうということもありませんが。
ただ…、 まァなんといいますか。
御婦人方を方々訪ね歩くのに、日々忙しいのです。
とてもじゃないが、男性諸君にまで気が廻りおおせるものではありませんでね…。
>>428 …そうかい?自分ではよくわからないね。
僕に茶目っ気があるとして、世の御婦人方がそれを歓迎してくださるというなら、それに越したことはない。
…いや?計算してなどいませんよ?それほど小賢しい男に見えますか?
…なに、あれやこれや妖しげな事件に巻き込まれて、いつも気張っているものでねェ。
時には気を抜いて、楽に振舞う場面があっても、よいでしょう?
有難い事に、此処はそういう処だ。
先客の皆さんや、
>>436 の兄ィさんのお邪魔にならぬ程度に、楽しませていただきますよ。
>>433 ははっ! 核心を突くねぇ君。
無いといったら嘘になるが、ここでつまびらかにはできないね。
なぜって、困るじゃァないか。
僕に先入観を抱いたお嬢さんが、僕に近寄りがたいという印象を持ってしまいかねない。
まァ逆の場合もあるがね。
僕の嗜好を知って近づきたいと思われるお嬢さんも、中にはいるだろうよ。
それはそれで歓迎しますとも。
いずれにせよ、壁は低くしておく主義なものでね。
>>435 …どうしたい?儚げな笑みなど浮かべて。
花火の幽霊でも見たのかい?
後ろ髪引く名残を惜しんで残影が掠めた、といったところかい。
貴方によぎる面影は、美しいかね?
美しいなら、それでいい。
清少納言も書いてるだろう、そのような事は。
あれは、桜の話だったか。
花火を見たことの無い御仁に、花火の良さはわからないものだ。
前に見た花火は、ああだったこうだった、だから次の花火はもっと楽しめる。
そういうものだと思うがね。
次の花火はさぞかし美しかろうよ、貴方にとって。
魔実也さん素敵ですね。私まだ未成年なんですけど
大人になったらお相手してくれますか?
未成年でも手を出すよね?w
444げっと!!
つ【抹茶チョコ】
445 :
以上、自作自演でした。:2007/05/07(月) 18:34:36
500踏んだら、帽子で魔法見せてもらう
気が早いよw
やぁ夢幻君、息災かね。
どうかね、これから飲みにでもいかないか?
>>437 色気?
……。
何を言っているのか……しょうのない──
大人の男にそのような事を言うとは
よくよく大胆なお嬢さんだ。
さぁ。こちらへ。膝にのりたまえ。
……ん……乗りにくいかな?
君の良いように座ればいい。…ああ。これでいいね。
さぁ。僕は君に指一本触れません。
ですが、君は先程から、僕の目を直視しては下さいませんね。
これが、大人というものなのですよ。お嬢さん。
例えば「弄んで」と願った所で、それを叶えたりするのは
偽の大人──だから、たとえ誘われたとしても、乗ってはいけないのですよ。
さ。どうかな。もう膝から降りますか。
それとも、このままここで大人になって──蝶のように僕の上で羽化してみますか?
いくら君が天使のように可愛らしく魅力的だからといって
そのまま羽化登仙などはしないように…ね。
君には地上が似合う。どうぞずっとここにいて下さい。
僕の膝などにいなくてもよろしいから。ね。
>>438 失恋の痛手を慰めて夜通し飲む時は
必ずといっていい程、男も女も、どちらかが
相手を誘って慰めて鞘に収めるものだ。
元の鞘があるかはどうかはともかく、ね。
しかし、僕はあなたのような
綺麗な目で真っ直ぐこちらを見てくる方まで
手にかけたくないものだ。できれば。
では……今夜はあなたの言うとおり。
この膝を折って、奉仕にこの身を捧げましょう。
…この僕は、この通り、いつも空手です。
カバンもコートも持ちません。
それは、いつでも、あなたのような方を胸に抱き込めるように。
そういう意味があるのです。
さぁ。苦しそうな泣き笑いはあなたに、絶対に似合わない。
指一本も触れませんが、こう、あなたの背を包んで差し上げる。
>>439 こういう酒場なのでは時流というものがあるからねェ。
大体バーテンに任せているが──。うん…好きというと、ウィスキーだろうか?
こういう話は尽きませんね。
僕にこんな話を振ると、朝まで付き合わせてしまいますよ?
ふふふ……その覚悟はおありですか?
>>440-441 すまなかった。君の首に縄を付けて引っ張ってしまったね。
もう、そのままのすがたに還っていい。
君も辛かったんだろう?僕も自分の事のように理解る。…すまなかったね、でも、もういいんだ。
君の外套が羨ましかったのさ。…ただ、それだけだ。
さぁ、外套を返そう。
まるで羽のように翻って素晴らしく似合うね。
僕などよりも余程男前だ。
やァ。肩に蝶が留まっている。こんなに沢山。
夜の蝶というやつか?──ふふ──色男はつらいな、君。
>>442 >>443 >>444 >>446 >>447 少し眠りますが、すぐに起きます。
耳元で囁いてくれる声が聞こえるから…ね。
>>448 先生!!
……吃驚しましたよ。
まさか、ご心配して来て下さったのですか?
こちらは変わりませんが、横溝先生は相変わらず髪には
霜が降り積もっているようで──。
…ふふ、すみません。
この口は毒がひとりでに飛び出すのですよ。教え子ということに免じて、ご容赦下さい。
>>442 ……君が僕のことを覚えていたら きっと逢えるだろう。
……空を飛ぶ鳥の翼が廃れることはない程の、…約束だ。
──でも、まあ、…ね?
まだ間があるのであれば、ここでゆっくりしていけばいいのではないかな。
限りある時間とは言えるか言えないかは、君の心次第だけどね……。
>>443 いつからそんなつまらん流言飛語が流れたというんです?
否定をするのも愚かしいな……。
嘘とも言い切れないのがまたなんともはや…だ。
>>444 あァ…。
君は…。
いつもすまないねェ。
ありがとう。謹んで頂戴するよ。
……甘い……苦い……アマ…イ?
……酒のつまみに良いな。
……そういえばここでサイドメニューを頼んだことがないが。
────ああ。そこの君。
チョコとナッツとチーズの盛り合わせを、この方に。
>>446 君が見たいものは何だろうね?
……ん。それこそ、僕の気が早いんだろうか?
まぁいい。その時にまだその気があったら
覚えておいてここに来さえすればいいのだから。
変わった術が使えても、何が見たいかは、そう、「君」にしか分からないのだからね。
>>447 ああ。
まったく気が早いなァ。
500も「死」にまつわるお話を用意していたが
今回は遠慮して置くことにしよう。縁起が悪いから。
>>448 横溝教授
横溝先生……まだ、教授で宜しかったのですか?
なかなか賀状も書けなくて。
来て下さって嬉しいです。
体調もこの通り万全です。
ご心配おかけしました。申しわけありません。
では……お誘い通りに、地下のバーにでも行きましょうか。
魔実也さんを見てると、どうにかされてしまってもいいナァとぼんやり思ってしまいます。
私ってば、こんなにふしだらな女だったかしら…?
5月なのに暖かくなりませんね。
最近出た『夜姫さま』という漫画に、あなたによく似た人が出てたんですけど、あなたから一言、言ってやって下さいよ。
便乗質問ですが…
「怪談KWAIDAN」の酒飲んでるだけの、凄くあなたによく似ている人にも、
一言言ってやって下さいよ。
今更なんですが…。
あなた確か『手の目』を探しに出てたんですよね…?
店に戻ったということは、
見つかったわけですか?
460 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/05/14(月) 12:43:21
道の端のツツジが美しいですね。
>>456 ふしだら? 大いに結構でしょう。
女性が思うふしだらとは、大概、男にとっては可愛らしい類のものですね。
それを打ち明けられて、ますます男はご婦人に参ってしまうという構造がある。
そういう意味では、女性とは元来ふしだら……いや、罪なものなのかも知れません。
……言うまでもなく、これは男のどうしようもない所です。あなたのせいではありません。
全く…。僕もあなたを目前にしているというのに、直視できなくなってきましたよ。
どうしてそんなにお可愛らしいのかな。秘訣などは、きっと無いのでしょうね……。
>>457 ああ。あの人ね。
よく似ている人ですって?
…………。
ああ。すまない。僕は初めてこの場所で絶句というものをしてしまった。
修行が出来てないですねェ。……ふ……やはり、僕は只の凡夫に過ぎない。
まあ。ここの方達はお優しくてお優しくて、僕などにとっては全く持って
手持ち無沙汰というところなのですが。
ふふ……もっと厳しく。してやっても構わんのだよ。君。
>>458 ん。それが便乗になるのかい?
別に構いはしない。それがあなたの口から発せられたものならば。
僕は甘んじて受ける。……それで、どうしましたか。
怪談……ほう。ハーンの怪奇短編集だね?
実に洒脱な日本語で纏められているものだ。
それと僕は何も関わりはありません。
──が、酒を飲んだりするだけの日は、まぁ──よくありますので。
その事を当てこすっているのでしょうか。
ええ。別に何とも思いませんよ。それよりも。
あなたも今度座敷でどうですか?
騒がしいのは苦手なので、気の合う友と差し向かいする、というだけの酒の席ですが、ね。
>>459 え。
ふふっ。 ……ははは!
──手の目とは?
それは、何です?
僕はいつもの通り眠っていただけですよ。
ほんの少し瞬きの間ね。
こう…ほうら。静かに眠っていただけだ。
いや、クックッ……ああ。失礼した。
面白い、面白いですねェ。「手の目」とは。
名は体を表すで、手が百目の如き様相になっているとか? ハハッ!
ここで「夢で遭った」と申せば信じて頂けるのかも知れないが
僕もまるであの一夜は「夢みたい」なものだった。
そんな「夢」などを詳しく話して白けさせるのは、…そうですね。
よしにしておきましょう。えぇ──全く。それがよい。
若旦那ァ! あたいのこと覚えてないってのかい?
ひどいよぉ。・(っд∩)・。
>>462 ああわかった。いま、いく。
泣くな。
お前は自覚は無いだろうが立派にその身は蠱惑を帯びている。
つまり──女なのさ。
その目玉から流れるのは涙ではいけないのさ。
お前が泣くだけで、お前の背負ったモノも、同じく泣く。
…今は 理解らなくてもいい。
いや、一生理解できなくてもいい。
お前が笑っているだけで
たくさんの人が笑っていられる。
怖いものなど何もないんだからな。
さぁ、あちらに向かって笑ってやれ。
ほらみろ!あそこの魑魅魍魎も、身なりのいい御仁も。
なんてことのない小遣いの小僧も。
耳が割れんばかりの拍手喝采だ。
これは、誰のものでもない。
お前の手にした「幸せ」だ。
それからなァ。
小便臭いのは閉口だって 再三いったろう?
今度は大人になってくるんだぞ。……その方が、ふん……。…安心だからなァ。
取りに行ったけどなかった。
次は一時間後に取りに行くです。
>>464 ああ。そうですか。
ありがとう。君。
まずは息を静めてそこにお座りなさい。
この人に冷えた水を。
…そうだ、そう…。ゆっくりと飲むんだ。
どうも使いっ走りのような真似をさせてすまなかったね。
突然変わった酒が飲みたくなってね。
…ふゥん。するとまだ、店主のご機嫌が悪くてあれは売って貰えないというわけか。…
自動電話を借りて直接交渉してみようとしよう。面倒なことだ。
あァ……。
君。呼吸は平常通りに戻ったようだね。
取り敢えず煙草でもやって一服しないか? ──さ。ひとつ。
最近、夜も暖かくなってきて、いつまでも人の気配を感じるようになりましたね。
さて、その中に血の通う肌を持たない方はどれ程なのか。
一昨日の晩はとんだお客が飛び込んで来たようですね。
僕は過去など振り返らない主義だが
はて。自分は何を喋っていたのか、少しばかり気になる所です。
>>466 こんなふうにかい。
僕も常に気配を感じているよ。君や──それから昼間の街々でも。
気配を感じるのは悪くはない。…いいものでも 悪いものでも。
どうしてかな? 何故か、生きているという感じがするのです。
特にご婦人は生きてて欲しいものであるが
見てると、こちらの神経細胞がめまぐるしく働いて
熱い血がポンプの如くに押し出され
まさに生きているという感覚を持つね。
向こうはまた、膚の下の色が美しく現出する。…実にいいね。
君の「生きている」とは一体なんだい?
今日の朝焼けを迎えるまでに、この話をつまみに飲もうじゃないか。
どうせこんなにだらしなく座っているのだし?
今さら生きた死んだなんていう話題もいいのじゃないかな。偶には。
まだ、空中に紫煙はのぼって行かないこの時間……。
朝靄でけぶってもいない、この中途な紫の空の時間……。
今日は暖かな陽気です。
うたた寝の最中に煙草の火を落として服に穴開けたことありますか?
おじちゃん、アメ玉おくれよ
470 :
以上、自作自演でした。:2007/05/16(水) 08:08:23
歳を重ねるごとに季節の移り変わる速度が増しているのを感じます。
もう夏なのでしょうか…?
魔実也さんは加護女のところにはもう行きましたか
まことによい気候ですねェ。
午前の光もたまには、えぇ。たまには良いものです。
>>468 ええ。
穏やかに。そして緩やかに。
正に小春日和と言えましょう。
ふふ……いい陽気だ。
僕は寝煙草などはやりません。
ですのでそのような面白い小話などは持っていない。
もしや、期待させてしまったのでしょうか?
そうだとしたら。どうもこれはすまない事をしました。
この上衣に穴を開けると、まァ、少し厄介でもあるかな?
なにせ一張羅であるからして──
魅惑で出来てるかのような眠りの精も
こればかりは手加減して欲しいものだ。
出来ることならばね。
>>469 ひとぉつ、ふたぁつ、みっつ……はい、いつつ。
ああ。意外に入るんだな。
もっと口を開けてご覧。さぁ。
君は洒落たハンチングを持っている。貸してみなさい。
はい。こうやって……、どうだ?
飴で一杯に満たしておこう。いいから兄弟にも持ってゆきなさい。
僕は飴などはよい。口いっぱいに頬張れば、どうだ?
様々な味が混じって、それこそ奇妙な味だろうかな?
…………おじ?
申し訳ない。おじ……と呼ばれて動揺してしまったようだ。
しまったことをしました。面目ないとは、果たしてこの事だろうかな……。
>>470 時とは不可逆なものですね。
だからこそ美しい。あなたの目に映る「時間」はあなただけのものであるから
その移り変わる速度というものに、僕もこの身に晒してみたくなろうとも。
しかし、それは、やはり……かなわないものだ。
歳月とは美しいだけのものではありません。
が、しかし、それに思いを馳せるあなたは、僕の指さえもすり抜けていくように透明です。
目を瞑れば夢は枯れ野を駆けめぐるが如し。その目蓋を透かして陽光がすり抜けていくようだ。
ですが。まだ夏ではないでしょう? 一応、言い置いておくが。
>>471 籠の女……ね。
さァて。僕にはその籠に何が入っているのか
そも、その当て字には何か意味があるのか。
全く見当が付きません。
いったい、それは何だと言うのでしょう。…それすらも判別不能だ。
僕は旧友を人並みには持っておりますが。
その名は一向に聞きません。
しかしもし、その者──人の形をしていると仮定してですが──訪ねてくるというのであれば。
この椅子の隣に、ハンカチでも敷いて持て成しをしましょうか。
それぐらいなら、ここのご婦人達も目くじらを立てないだろうし、それに。
案外、その者、ご婦人にも気に入られるのかも知れませんね。これは、僕の勘ですが。
以前に、子孫の話をされてましたね。
もしも子孫に会いにいけるとしたら、あなたはどうしますか?
今日は早起きさんなんですね
今晩は。
風が少し冷たい夜ですね。
>>474 …ふむ。
あなたは一足跳びに、こう。思考が跳躍するお方なのかい。
子孫など、現在ただいまの僕には、それこそ。
考えられることではありません。
それに、なんだね。
会いに行くというよりは、むしろ遭遇するべき事柄なのではないでしょうか。
あちらも然り。こちらも……また然り。
望んでもいない、頭の端にもない存在などどうでもよいというもの。
会いに行くだのと想像しようが、僕には関わりがないものとしか思われません。
>>475 つまらないことを言うな。
まるで遊興の跡に嘆息するかのような言い回しに聞こえるぞ?
まあ。実情はそう違わないものなのですが、ね。
お陰で今日は頭に靄がかかったようなもの。
皆様にお見せするお顔がないのです。ほら。この通り。──見てやって下さい。
ごめんくださいませ。
突然のお邪魔をどうかお許し下さい。
お初にお目にかかります。
私、加護女と申します。
家政婦をしております。
先日さる方から、このようなお召し物をいただいたのです。
「帽子」「男性用黒スーツ+気障ネクタイ」「煙草」
「ムシケラでも見るかのような視線」
素敵な取り合わせだな、と嬉しく思ったのですが。
どうも、私などよりもっと相応しい持ち主たる御方がいらっしゃるような。
そんな気がいたしまして。
私などが受け取ってしまってよいものだろうかと。
少々迷ってしまったのです。
ほうぼう訪ね歩く中で、このお店を教えていただきました。
まぁ…。
確かに。
間違いないようです。
あの…、 いかがいたしましょう…。
もし、私が受け取ることを、お気に召さないようでしたら。
こちらに置いていくほうがよろしいですか?
あ、ご心配なく。
きちんと皺を伸ばして、きれいにたたんでおきますから。
え?
いえいえとんでもない!
まだ袖は通しておりません…。
>>477 君、コーヒーを。
二つだ。
綺麗な綺麗な深夜のお客様。
一体、何を持ってこられたのかな?
これは!
以前にあつらえたテーラードのものですね──
今では少し肩幅などがきつい筈ですが──いえ、何故、ここに?
…あなたは贈り物に対して大変真摯な方なのですね。
伏せた目線が、睫毛が。控えめにそう語っている。
…………………………………………。
……………………………睫毛に雫が。
……あぁ、とって差し上げましょう。
しかしよくもまぁ、ここまで訪ね歩いてきたものだ!
肩が、夜露に濡れている。風邪などは召されぬように。
あァ、それとね?
その贈り物は既にあなたの物です。
そのまま持っているように。
贈り主の気持ちを無下にせず、出来れば、意図を斟酌しておあげなさい。ね。
…………気障、ネクタイ?
一句詠んで下さい
>>479 「鯨幕 風にあおられ 逃避行」
「朝寝して 言い訳聞かぬ それさえも」
只の探偵にあまり無茶をさせないでくれたまえ。
上の句は川柳なので、保険として二句だ。
あんまり帽子かぶってるとハゲますよ
とくに生え際等が。それはそーとものは試しに『デコピーン』!
ほんの少しでいいですからあなたの髪に触れさせてください
脳トレって効果あると思う?
これ、置いて行きますね
つ【薬用養毛剤サクセス】
いじめるよりはいじめられる方、ですか?笑
どうも。
昨晩のお客様は無事帰路に辿りついたのでしょうね。
>>481 ああそう。それでは確かに気を付けておきましょう。
ご親切に、どうも。やはりお齢のいった御方の言葉は素直に聞かねばね。
老いては子に従えというが逆も然り。
僕の外見に惑わされずにご忠告してくださるとは
なかなか肝の据わった人物と見えます。お若い頃はさぞや颯爽とされた方だったのでしょう。
気が早いと言われるかも知れないが、出来ることならあんなお歳の取り方をしたいものだね。
……目を瞑っても、先程の立ち姿が目の裏に浮かぶ。
道で偶然に遇った一期一会のお方だが、……また、会えるといい。
>>482 !?
……うぅッ!!
──何をします?──むやみに吃驚などさせることはないだろう、…君。
そのような至近距離からの指弾など、ほぼ、無意味な攻撃と言っていいし
指でささなくとも、こちらへの声だとは目線でもって理解ります。
何か、糾弾したいことでもありますか。
ならばその口でちゃあんと言うんだ。
それが大人というものなのですから。
解りましたか。解りましたか。えぇ? 解ったのですか、君は?
>>483 ああそう………………………………別に、よろしいですが?
触っている間は何故か……あ。………………………………。
…………………………………………沈黙してしまうが、いいのだろうかな。
分かった。分かったから。
どうかそれ以上神妙にしないでくれたまえ。
余計、沈黙を重く感じる。
だが、こうして獣にように掻き分けられていると、少しばかり言葉を忘れるな。
言の葉こそ、人間の繰り出す鋭利な刃。そしてやはり時には守るべき刃にもなる。
やれやれ。もう、いいかな?
そんなに検分されると本当に妙な気持ちになってきますよ。獣になったかのようにね。
>>484 ふん……?
あなたの表情から分析するに、根拠のない事のようですね。
この分析は僕の探偵作法を拠り所にしてはいるが
まァ、これもほぼ直感──
そして、なにかしらの経験から来るものであるのは説明などしなくとも明白でしょう。
まことに頼りない「拠ってきたる場所」。個人という脳髄の中の暗幕。
ですが。他人の顔色を窺って浮き世に扇情される位であるのなら。
直感頼りに毒の杯を呷ったり呷られたりした方が、僕は性に合っている。ふ……いや。全くです。
>>485 葉っぱを千切り取ったような、実によい香りがしますね。
こういう香りは好みだ。……君。
どうもありがとう。
整髪料と言えば百貨店で陳列されてはいるが
香りを試した事はついぞなかったのさ。
床屋の厭な汗くささがないね。それに、油っぽくもない。
うん……これは。よい香り。
友人や親しい女性が、僕の前で無理をして
煙草の煙を我慢していたりするので。時々ね。
それがこのような瞬発性の清々しい香りであれば。
知らずにご無理をさせることも、ないの、だろうな……。
>>486 そうだな。
例えば馴染みの友人などを例にあげてみよう。
この人物、特に秀でた箇所もなく、さりとて人々に疎まれるという程の箇所もない。
僕に言わせれば「人畜無害」。かてて加えて「呑気でお人好し」。
そんなところだろう。
だが、この友人が好きな人間は真実好きだし
一旦、話の俎上に上がれば、なんてこともない話だろうと
おかしくておかしくて堪らなくて、しかも自分では何が面白いのか絶対に分かり得ないのだ。
それが性分。そう。そうして僕もその友人は……けして嫌いではないのさ。
「場」とそれに纏わる「間」が関係しているのかもしれないと僕は思ったりしますよ。
人は無意識に、それにふさわしく演じているのかも知れません。
するとまあ。「間」は「魔」で在るのかも知れないね。 よくは分からねども。
…こんばんわ。
ふたたびお邪魔をいたします。
加護女です。
昨晩はありがとうございました。
お召し物を下さった御方にも御報告して参りました。
あの、身につけて参ろうかとも、少し思ったのですけれど…。
なにやら気恥ずかしくなってしまいまして…。
いつか御機嫌のよろしい時に、私の所にもおいでてくださいますか?
ではおいとまの前に、手土産を持参いたしましたので。
どうかお受け取りくださいませ。
つ【静岡名産 抹茶こっこ】
加護女さんだー。可愛いなあ。
魔実也さんは、強い女を屈服させるのは、好き?
女心と…。
それからなんでしたっけ?
今晩は。
口当たりのよい、優しげなお菓子を「加護女」からいただきましたよ。
──皆さん、是非。
>>491 あァ…。
それは良かった。
あなたへの、その贈り主はきっと喜ばれましたね。
僕の着衣がいつの間にかどこかに行ったと思ったら、その方に巡り廻ってきた。
とても数奇な運命です。
ですが、わらしべのように、モノが廻ることはよくあることなので。
あなたもその「わらしべ」ならぬ一着を……どうぞ気ままにお使いなさい。
しかし。
僕の服もあなたは着こなせるのでしょうねェ。
そのなんとも美しい女性の身で。
またこれは……よい色のお菓子を。
こちらの方達と僕とあなた。
分けて食べると、また、何倍にも美味しいものです。
>>492 ──ああ
可愛い…か。 可愛い、ね。
可愛らしいと言えばあなたの方こそお可愛らしいでしょう?
あの加護女という者は僕が見るに。
まぁ、十中八九分程は妖しい美しさで出来ている。
それに……、そうだなァ。
どんなに美しかろうと まっぷたつに割ったらどうでしょう。
きっと……僕とあの方は血の色もごく近く
隣り合わせの者達のようなものだ。
ええ。そんな気がするのです。
ですから。僕にとってはあなたの方が「可愛く」ってね──
……好ましいと思えます。
近しい血など、善くはないからね。
しかし、こうもこんこんと言わねばお解りになりませんか、ねェ?
それから──。僕は女性を屈服などしようと思ったことはついぞない。
その事をお話しようとするには、もっとあなたが大人になった時でなくてはなりません。
今そのままのあなたが充分可愛らしいのですから
もうそれ以上大人にならなくてもよいでしょう。
このお話は、そんな機会があれば。──また。
>>493 「いわし雲」。
だったように思う。
結婚を考えてる人がいます。
でもなかなか踏ん切りがつかないのです。後押し、してくれませんか…?
『抹茶こっこ』って初めて聞いた
『うなぎパイ』とどっちが美味しいですか?
500レス目まで禁煙席になりました
禁煙席だなんて気がつかなかったんだよう…
あぁ其処の黒服の兄ィさん後生だから席かわっておくれ…
ボケ と ボケ で成り立っている場所とはここですか?
喫煙解禁おめでたう。笑
500げとできませんですた
手品みせてくらさい
たまには黒以外の色も来てみませんか?
やァ、今日は服の下が汗ばむ程ですね。
>>496 君の顔を見ていると、そうだな。
…生き生きとして 充分、幸せそうに見える。
これは僕の直感だが、君は実はもう踏ん切りとやらもついているのではないかな?
僕などの後押しなど崖か河へ突き落とすかの如しだ。つまり、それによって
君が溺れ死のうとなにをしようと、所詮は他人事なのです。
どうなろうと知ったことではあるまい?
伴侶など面倒で頭の隅でも考えてみたことなどないが──……
そうですね。
優しくしても優しくしても、したりない存在というものがいても。
まぁ……宜しいのではないかと思います。
>>497 ああ。
君は、あのお菓子を口にしなかったのかい?
さあ。ここにまだある。どぉぞ。
この抹茶のお菓子は、香りも良く、味は……。
甘過ぎると思う一歩手前の絶妙さでしたねェ。
美味しいですよ、とても。
僕も今度は加護女に倣って、手土産にでもしてみようかと思います。
鰻が中身の……パイですか。それは奉書包みのようなものかい。
もしくは、煮凝りか何かが入れ込んであるのでしょうか。
僕は魚類は相当好きな方だ。
うん──それは──少しばかり興味がありますねェ。
いつか機会があれば。口にしてみたいものです。
>>504 今日はいい天気ですね。こんにちは。
そうですねェ。では君は何色が似合うと思われます。
どちらかと言えば、黒が主ではなく
白が差し色というふうに僕は思っているのでね。
白以外を変えるとなると、印象がまたガラリと変わるでしょうね……。
…………
夜にまたお伺いします。──では。また。
いつのまにか、なんと五百の席が暖まったと言うわけですね。
たんなる術ならまだいいが 話術など何も持たない僕に
根気よく声を掛けてくれて、君達。本当に、ありがとう。
これぐらいしか言えないが、今後とも……よろしく頼む。
>>498 まァ、僕は我慢のできない男ではないからして。
この針のむしろも、甘んじて受けましょう。
こうやって語らっていれば、なぁに。ほんの一瞬。
あなたも、ねぇ。そう、思うだろう?
>>499 本日これにて最後の一本だ。
こちらの席から投げるのであれば、まぁ許されるだろう。
御同輩。君にやる。心して味わってくれ。
こっちの火を移してやるから……近くに寄りたまえ。
…………………………あぁ ついた。
……やはり煙草は息をしてるのと同じだな。
……こころなしか、君の顔色も良くなってきている。ふふ──どうだ、生き返ったかい?
>>500 老境に差し掛かると物忘れが酷くなると言うね。
それもつれ合いがいるのであれば
また愉し、というものだろう。
人には必ず「忘れる」ということがある。
僕などの学生時代には、強面の教師などに指され
答があと一歩で出てこないという場面などに
「知りません」はとにかく禁句だった。
そういう場合「知らぬ」ではなく
忘れてしまった、すみません、と言わなければならなかったのさ。
「不勉強を居直るよりは、人間だれしも「忘れる」事はある。だからそれで許そう」
というのが理由ではあるが。
……まァ、これも人の機微──ひとつの情ではあるね。
そんな人には不可欠ともいうような「忘却」……。
様々な方を見てきたが、所謂一本道ではない
曲がりくねった道を歩いてきた方が、たまに時々よく「忘れ」ます。
はははと惚けて、いつも笑っているが
ふっとする瞬間など、その人物の懐の
苦渋に満ちた道程を覗いてしまう事がある。
そんな事柄は、僕だけに限らず、君もあるだろう。
そしてこちらが判っていることを悟っても。
やはりいつもトボけて、ニコニコと笑っている。
…………かなわないと思うね。これは実際。
そういう人物とお齢がいった人では、また物忘れの具合も違うが。
「辛いことをなるべく忘れておこう」という機微が働くのは
同じなのかも知れないね。
どちらにしろそれで本人が楽しそうに微笑んでいるのなら。
それはそれで善い。そんなように、僕は思いますよ。
>>501 君は……いつも笑顔を口の端に添えてくれますね。
僕はそれを常々嬉しいと思っている。でもこれは、いつもなら内緒のこと。
ですが今あなたは「おめでとう」と寿ぎの言葉を言って下さいましたから。
僕も言えますね。
コッソリと、二人だけにしか聞こえぬ耳打ちになりますが──
…ありがとう。……できれば、あなたの微笑みがいつも見られたら嬉しいですよ。
>>502 …やぁ。
どうも。
君を待っていた。
この間の方だろうか。僕は、あの時、殆ど眠っていたが
君の声が聞こえて起きた。
…そういえばこちらで魔法を見せたことがないと思ったんだ。
もうこのまま眠ってしまいたくなっていたが、君の声で目が覚めたのです。
だから、君という人を待っていた。
さぁ。僕の手品は本物の魔法と違わない。
それでもいいなら、どうぞ僕の胸の中に
一時だけ君を仕舞い込ませてくれ。
あぁ、こら。そう、身じろぎするな。
今さら君が男でも女でも、構わないのだから。
たまにはこういう事もいいだろう?
……じっと、していてくれ。
僕の心臓の音が聞こえるね。
これは僕だけの時間だ。
トクン、トクンと脈も打つ。
全身を支配してザァーザァーと血を流させる。
さ。もう僕の心臓の音に慣れたかい。
この音は今は君だけのもの。
僕より、胸に耳を当てている君の方がしっかと聞こえるはずだ。
次に聞こえる「音」を君に捧げる。
……どうです? 聞こえましたか。
これが僕の、僕だけの魔法。
僕をお起こししてくれた君に、ひとつだけ捧げよう。
拘束して、すまなかった。
もう自由にしていいですよ。
……起こしてくれて、ありがとう。
>>503 ああ。
こんな所に本が落ちてますね。足元に、危ないじゃあないか。
落とし主を捜すのはやや面倒だが、まぁ。
こちらの店に預けておけばよろしいかな?
チラリと頁が捲れて見えたが、何か美味しそうな色だったな。
なんだろう。あれは。
色男だねぇ
男にしては睫毛長いですよね
いつも身につけてるネクタイというかスカーフというか、
とにかくその布、
ひろげると長さ何メートルくらいあるんですか?
515 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/05/22(火) 17:56:57
君、コーヒーを。
三つだ。
>>512 「ヨッ 色男」。
──などと言ってみました。
劇場や歌舞伎の掛け声でよく聞きますね。
何ですか、君は何を見てそう言っているのですか。
窓の外のあの紳士かい。
それともそこでご婦人を口説いている若いの?
じゃなければ、後方に控えめに立っている給仕かな。
>>513 「男にしては」というのが少々引っかかりますが。
そうかい。
自分では、意識した事はないなァ。
案外目のすぐ上にあるから、どうでもいいと思うのかも知れないね。
繊毛のようなご婦人の睫毛は肌の上を滑るとくすぐったいものだ。
そんな時にしか、実際意識しないものだね。
……こう目を瞑ると、長さが分かるんだろう。
どうだい。やはり、長いのかい。……男にしては?
僕もどこまで行っても男であるからね。男にしては……、などと言われると
…………なんとなく気になってくるじゃあないか。
どうしたらいいんだい? 君。
>>514 君は面白い人ですねェ。こんなものに興味がありますか。
そうですね。…一体、一辺いくら程あるのでしょう。……僕も、よくは。
一度ここででも解いてみなくては、ハッキリとは分からないでしょうね。
このネクタイを解くとなると、襟元も開くことになりますから。
それは──『暗くなるまで待って』くれ。
君。給仕の君。
自分が飲む分のコーヒーを頼み忘れた。
──もう一杯、よろしく。
518 :
以上、自作自演でした。:2007/05/22(火) 20:25:54
っc■~~
>>518 ……うん。
美味しいよ。熱いのを夜中に飲むと何かこう心からホッとするね。
今、駄洒落を言いそうになったのはここだけの秘密ですよ。君。
君は
>>340の女給さんとは違うようだね。
ですが新入りだ。まだどこかぎこちない。
……だが。
このコーヒーは君がいれたものなのだろう。
先程から、後ろの方でせわしなく手を動かしていたね。
僕は見ていた。…くるくると立ち働く姿が好かったよ。
立ちのぼる白い煙と白いエプロンが目立ってね。
どうだい? もし君がこの職に飽いて。
職業婦人を辞める気になったら。
僕の所に、どうかな? …来てみませんか?
そんな丸い目でみつめないでくれ。驚かせてしまいましたか?
ですが、そういうところも可愛いですよ。
そういう顔をしていると、ほら、チップなど弾みたくなる。
店の者に気づかれないうちに。さァ…はい。どうぞ取っておきなさい。
そのコーヒーは何杯目?
たまには違う飲み物もどうですか?
案外、幼女も好きなんですね
おいてけ…おいてけ…
あ…いえ…おいてかないで…
本はお好きですか?愛読書は?
汗ばむ陽気になりましたね
あなたは夏はお好きですか?
笑ってみて、くれませんか?
君、名前を
名前を聞かせて下さい
ぜひ知りたい
お願いです
幻の方の魔実也さんはとても優しい人でしたね
いやいやぁ、初めての人は初めましてェ!
いつもの人はこんにちはァ〜〜っ!
今日は代わりに僕がここに来たよ。
朝、寝てたらあいつ──黒服で胡散臭いの──が夢枕に立ってさァ。
いきなり代役を頼むって頼まれて…ね。
全くこっちにも都合ってもんが…
今日はお母さんとアッコと資生堂パーラーで夕食だったのに……。ハッ!!
い、いや、とにかく… ごめんね?
あいつは、絶対にすぐ来るって約束しているから。
せいぜい二、三日か、長くても五日じゃないのかな〜?
僕がここで代わりにもてなすのは。
まぁ、付いてきてくれる人だけでもついて来て…ね?
じゃあ、ここの人達の声に耳を傾けて……。
ん。聞こえてきた、聞こえてきた!
>>520 僕、前に一度は中国茶煎れてたんだけどなぁ……。ポリポリ。
…でも、確かにここってコーヒーの注文が多いね。
あいつが好きなんじゃない?
ただそれだけって気もするなあ。僕のカンだけど……ね!
あいつって結構、考えてるようであんまり考えてないよーな気がするからなー。
コーヒーを頼むのも、多分、何も考えずに
「美味しいなァ」「琥珀色が綺麗だなァ」
「ミルクのおかわりは要求できないのかなァ」とかいって喜んで頼んでるんだと思うよ。
>>521 よよよよ「幼女」…?
はぅっ。しっ、しまった。思わず舌噛んじゃった。
……「幼児の女の子」ってそんないい方するのォ?
あいつがどう答えるのか、ちょっと見物かもね。あはは!
僕から見てかい?…ん。特に、そんな素振りはないけどね。
見た目の良さっていうのも、結構重要なんじゃないの、あの二枚舌。
>>523 ん!
押川春浪先生が一番好きかな。
もう亡くなってるんだけどね。
僕はこの人の本を読んで、本って面白いんだなァ、って思えたの。
一番最初は雑誌の付録に付いてた読み物かな。
百貨店のマネキンが人間に恋をして──っていうちょっとだけ大人っぽい読み切りでね。
あれを読んだ後、少しの間、人形をじっと見てしまう癖が付いちゃった。あはは。
>>524 もっちろん!
春夏秋冬、僕はどれも好きですッ。だけどぉ。
夏は一番好きだね!
なんといっても海が楽しいしさ。
あとは〜〜。スイカかなぁ。
スイカ割りも楽しいね。…最後は本気になっちゃうけど。
>>522 ど、どっちなんだよォ──。
困ったなァ。お姉さん半裸で…。わ! わァっ!!??
…………!!!!
は、半裸どころじゃないや。心臓、ばくばく言ってる。ばっくばく。
何。これもあいつがやった事なの?
はぁ…。健全な青少年としましては、こういうのどーするか困っちゃうんですけどォ…。
ま、まぁ。一杯、いかなァい? コーヒーだけど。
>>525 えぇっ。そ──そんな。今、ここで…?
……な、なんかハズかしいな。
えっと。
じゃあ。何か言わないと不自然だから。
帽子の影から隠しながらしても、いい?
…………。
「525さん、大好き」。
えへへ。
……ど、どうだったァ? …期待外れじゃ、なかったかなァ?
>>526 知らなければ言って聞かせましょう。
僕は少年探偵 夢幻魔実也。
…くれぐれも「まーちゃん」とか「甘いわ息子よ!」って呼ばないでね?
コホン。…分かりましたかぁ?
>>527 今朝、僕の夢枕に立ったあいつ──この言い方ってどうかと思うけど──大きい方ね。
確かに、少し優しい風情っていうの?そんなカンジだったなァ。
何があったかはよく分からないんだけどね。
「……かくかくしかじかなんだ。だから、こちらの方々を飽きさせないように、頼む」
ってね。
……「『かくかくしかじか』って、何だァァ──っ!?」
って、思ったところで目が覚めたの。コレ本当。
…………
僕じゃあここの人の期待を裏切っちゃうと思うけど、絶対に長居はしないから。
でも折角だから僕にも声を掛けて行ってくれると、その…嬉しいよ。
あ、「魔実也君」とか、そ、その「まーちゃん」…とか言ってくれれば
僕宛だって分かるから。ね?
あいつはすぐに帰ってくるし、帰ってきたら、きっとここに来た人全部に挨拶するから。
二人宛だったら、「魔実也君」とかもなしでいいよ。
その代わり、これは絶対あいつ宛の言葉です!って時は、「魔実也さん」…って呼んでね。
ん。伝えることは伝えたかな。
じゃあ! よろしくね!!
おっ、おかえり。久々だな
事件は解決した?
534 :
夢幻魔実也 (冒険活劇篇) ◆mUMmyxgn.M :2007/05/25(金) 18:45:56
>>533 事件?
ああああああぁぁぁぁぁぁああああああ
紅オコゼならまだ捕まらないよ。それが何だっ。
い、いやいや。
僕はここを頼まれたんだ。数日間でも、ちゃんと留守居をつとめなくっちゃね!
毎日事件だらけだよ。お兄さん……かな?ここ、相変わらず照明が暗くて
うぅぅんと……顔近づけないと……ああ、お兄さんでいいのかな。
とりあえず、お母さんが持たせてくれた中国茶、西湖龍井をいれるからね。
えっと、茶葉を入れて、熱湯を注いで……、で、フタをして、っとォ!
できたぁ!
はァーい! 533さん。お茶飲んでいってねェ!
女装してます?
あふぁ……。
>>535 してるよ。それが、何だっつーの。
今さらそんな事で僕が恥ずかしがると思ってー思ってー…。
ま、まぁ。…恥ずかしいけどさ。
ところで、予定繰り上げであいつが帰ってきたみたいなんで
僕はこのまま帰るよ。
じゃあ…。
どうも。
>>520 さぁ。
何杯目だろうね。
そういう君こそ、それで何杯目のコーヒーだ?
ふふ……。分からないんだろう。そうさ。君にだってそんな事わかるまい。
たまには違うものも注文しますよ。例えばコニャック入りのものとか。
色はあまり変わらないけどね。
色といえば。こうしてミルクを入れれば──…… っと。
乳白色と褐色の渦巻きが出来て……綺麗なものですね。
……ン。美味しい。
君もこっちへ来て覗き込んでみたまえ。どうだい。綺麗だよ。
>>521 ────ッ。
触らないで──くれ。今、カップの口が欠けてて指先を切った。
…ほうら こんなに。ポタリポタリと血が流れて
僕の袖口の白と、カップの白を汚す。
…すまないね。君との話の途中だったのに。…僕は少し余所見をしていて。
それで、何だって。
「幼女」……あぁ、きっと「幼児」と「女児」のかけ合わされた新しい言葉なんだね。
子供好きなのは、僕ではなく──あの、外套を着て出て行ったもう一方の御方でしょう。
僕とその幼女というのは何の関係性もないし、ましてや慣れ親しんだ事など全く、ないから…ね。
君があの外套を纏って夜の蝶と一緒に出て行った男を懐かしいと思うのは、仕方のない事だ。
ですが、あの者は血肉を備えた、生身の者です。戻れと言っても。無理でしょう。
…君は僕だけでは不満ではありませんか。…本当に?
……ああ。すまない。血で汚れた手で君の頬に触れてしまった。
……まだ、ポタリポタリと血が流れる。本当に、鬱陶しい程に。
……君。これ、止まらないんだ。良かったら舐めてくれないか。
>>522 こォら。
お前さん、ここまで来たっていうのか? …懲りないな。
その姿ではどこにも連れて行ってやれないぞ?
せめてこの手に乗る位にはなってこい。小さく小さく、帽子に入れる程に。
話はそれからだ。──酒も、肴も──な。
>>523 君はひょっとして僕が本好きに見えるのかな。
いいや──あまり、難しいものは読まないよ。
どうしても捜査関連で読まねばならない時などは母校の図書室や書庫を借りますね。
趣味のものは、昨今出回っている通俗なものは読みません、が、しかし。
外国の短編集など、そういうったものが好きな友人に勧められて少しは読むかな。
洋書はナイフでいちいち切るのが面倒ではあります。一気にやれればいいのだが。
刃物に限らず、武器は少し不得手でねェ。指などはよく切ります。
>>524 ええ。勿論。
あなたの爽やかなお声を聞くと。もっともっと夏が待ち遠しくなりますね。
浜辺などに降りるのも好きであるし、船遊びもいいと思いますよ。
まぁ時にはネクタイや上衣を脱ぎたくもなるが、なるべく街中では控えます。
浜木綿の花もいいものですね。咲き乱れると、あれは一種もの凄いものがあります。
>>525 いきなり笑えと言われても……ね。
なにか可笑しい事でもあれば、いいのですが。
そういえば、この間友人がエジプト熱に取り憑かれたのですよ。
そう、あのエジプト。あれにコロッと参ってしまった。
何が何でも行かなくては、となったが、身体の弱い彼を家中が止めてねェ。
僕達友人が集まって、ワニの剥製──ミイラのようにしたものですね──を
病中の彼にお見舞いに持っていったんだ。
そうしたら飼い猫がすぐさまビリビリと包帯を破いて食べてしまったのです。
なにか鰹節のようなものが仕込んであって、つまりは贋物だったらしい。
美味しそうに食べてる猫を見て、彼のエジプトへの熱は冷めてしまったらしいのですよ。
その時の友人一同の顔が可笑しくって──なにしろ大枚はたいたものだからねェ。
ふふ……! はは……っ。
あ、いや、失敬しました。つまらない内輪話ですね、これは。
>>526 よくよく忘れるのが癖なお人だな。仕方のない……。
君が僕の事を忘れないうちに言っておこう。
僕の名は夢幻だ。夢幻魔実也。
夢幻魔実也というのです。
>>527 幻の僕ですか。ふむ…。
……そうですね 心に強く思えばその人はこの世に現れるのかもしれないね。
反対に、誰の心にも思ってもらえない人は消えてしまうのかもしれない。
どうせ作られた幻なら、誰かに見られていたい……それなら、その幻もきっと本望でしょう。
>>535 いえ。
僕はしてませんし、する予定もこれといっては。ありませんね。
留守居を頼んだ彼宛のお声ですね。
ですが、断固として言いますが、僕は女装などしませんよ。
似合う者が服装倒錯する分については、特に何も思わないし止めたりはしません。
>>留守居を頼んだ方
どうもありがとう。一晩だけど、有難かったよ。
お前も久しぶりで楽しかっただろう?…立ったまま寝るなよ。
>>533 ええ。ただいま帰りました。
事件は解決しましたよ。少々、疲れてはおりますが。
…随分大雑把にいれてたようですが、お茶の味は如何でしたか。
…ああ。そういうふうにいれるものなのか。知らなかったな。
久々と言われて彼も嬉しかったようですよ。
もう一人のあれに代わって礼を言います。どうも。
途中で居眠りしてたですって? しょうがないな……。
まぁ、まだ徹夜はしたことがないんでしょう。ご勘弁の程を。
何か食べ物も注文してみない?
何が好きかな?
>542
ウチのオカンが「ちょっと関わってんけどな」と言うてた、
解決した事件って、どんな事件?
最近腹立った事はなんですか?
まーちゃん、また来てね☆
新聞の隅に載るような、たあいもない占い…なのですけど。
わたくし、今日はとても幸運な星巡りなのですって。
けれども何事もなく…今日という日ももうすぐ終わり。そんなものですわね。
…にゃあ。
しばらくだねェ兄ィさん。
ところで此処に小っこいのが寄らなかったか?
昨晩夜釣りをしていて引っ掛った魚が、そう言っていたんでね。
捜査に協力しろと言っておきながらあの小鼠め、肝心な時に捕まりゃしない。
面倒だから用件など放り出してしまおうかとも思ったが…。
鼠の姿を見かけたら、追いかけたくなるのが猫というものだろう?
まぁ急いたところで仕方ない、どうだい珈琲を一杯おごってくれないか。
兄ィさんの顔でも眺めながら、ゆっくり酔い覚ましするとしよう。
…にゃあ。
猫ひろしかよ!w
いつの間に萌えキャラに…?w
魔実也さんは車を運転なさるのでしょうか。
ほほう、早速お声がかかったね。
せっかくだ、応えてから辞するとしようか。
>>549 あいにくその御仁の名はついぞ耳にしたことはないが。
僕と同じ、猫を名乗るからにはさぞかし、女たらしのロクデナシに違いない。
できれば会いたくない男のようだねぇ。
>>550 ま、どのように思っていただいても構いませんが。
興味を抱いてくださるなら僕は歓迎しますよ。
道化を演じるのも時には楽しいものです。
クックック。
>>551 他は知らないが、少なくとも僕はしないね。
運転なぞしていたら、同乗する御婦人の顔が見れないじゃないか。
そんな無意義な時間など過ごすくらいなら、釣り糸でもたらしますよ。
おや、これはまた小さな可愛らしい帽子がおいてある。
>>503氏の置き土産のようだ。
…猫耳などつけていると、帽子の中に閉じ込めている連中が煩くてね。
物珍しさからか、我先にと触れたがるのだよ。
今夜はこの帽子を代わりに被ってみるか。
そうすればいつもと違う魚が、引っ掛かってくるやも知れないねぇ、はははっ。
やぁ給仕の娘さん、珈琲をもう一杯頼むよ。
こちらの兄ィさんのツケでね。
553 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/05/27(日) 17:22:53
小さいのは寝ながら千鳥足で帰って行ったようですね。
>>543 そうですね。
確かに飲み物ばかり頼んでいて、こちらの店にとっても
手持ち無沙汰なのかもしれませんね。
水菓子の盛り合わせなどどうでしょう。これならこちらの皆さんでつまめるし。
果物も好きですよ。料理屋などではやはり刺身等かな。
露地物の野菜もよいものであるし、まァ、その時々の旬のものが一番ですね。
>>544 ええ……。
捜し人だったのですが、三ヶ月も経ってやっと僕に依頼してきてね。
……大変窶れていましたが、なんとか救助できました。
勿論僕だけでなく様々な方面の手を借りてね。
君のお母上の名前は……ほぅ。……さんというのかい?
被害者の友人関係も洗いましたが
そんな名前の方もいましたね。……成程。
>>545 そうだなァ。
近所のご家庭で丹精されている花が花泥棒に盗まれていった事かな。
夜に咲く花で、帰り際とても綺麗でね。
その家の方も肩を落としていたが、僕もガッカリしたのさ。
花泥棒は果たして罪になるのかならないのか。僕としても興味深いものがある。
>>546 ええ。
あなたのお声があちらにも聞こえるように、僕が伝えておきましょう。
今回は無理に呼び出してしまったがこれも社会勉強と割り切って貰いました。
でもまぁ、これから、こういう機会はないと思いますよ。僕もそうでありたいものですからね。
急に飛び込みで事件が持ち込まれない限りは……ね。
それにしてもあなたのお声は可愛らしくて
同じく徹夜明けの僕には夢のように響きます。…ああ。五臓六腑に染み渡りそうですよ。
デビルチンポアターーーック!!!
>>547 そうだね。
何もない一日、つつがない一日というのが結局一番非凡なのかも知れない。
星の巡りは、あれはあれで理解る者にはめまぐるしく変わるものらしいね。
そんな中、幸運な星巡りをあえて蹴散らし
いつもの毅然とした自分の態度を変えないというのも
なかなか素敵でしょうね。僕は、──見ていてそちらの方が好みではありますよ。
くるくると巡る星に左右されるご婦人もまた可愛らしいものですが……ね。
>>548,552
……まずはその耳を外せ。話はそれからです。
……あなたとコーヒーですか。結構ですよ。
こちらも少し眠気が止まなくてね。
そっちの方はどうです?小さいの…の話はともかく、そちらの近況が僕は知りたいな。
下宿の、あのお嬢さんも相変わらずなのかい。
そういえば、あのお嬢さんはこう…なんだろうね。あれは。
足繁く通うと、いつかは名前を教えてくれたりするのかい?
>>549 ふふ、可愛い猫だなァ。
おいで、おいで……ゴロゴロするんだ、さぁ。喉を鳴らせ。
……。
別に僕は殊更猫好きという訳ではありませんが
中にはこんな懐っこいものもいるのでね。
>>550 萌えというのが草木の成長の事でないのは解りましたが
だからといって、腑に落ちるわけではありませんね。
同じ顔、格好で「にゃあ」などと言われると、少しだけ変な心持ちがしますよ。
少しだけですがね。…全く…
>>551 運転は出来ますが、無免許ですねェ。
この事については「昔何かあったんだな」と推測していただければ幸いです。
>>555 仏教用語に魔羅というのがあるね。罪や誘惑の根源、またはその使徒であるとか。
悪魔と言われるのもそこから来ているのかも知れませんね。
ま。子供は子供らしく外で遊ぶがいいでしょう。
…さ、おいき。
水菓子と果物は同じですよねえ?
>>558 うん。そうだね。
言葉に絡んできたのは君が初めての方だ。
実に興味深い。…こんなに長く時間が経って、初めてと言ってもいい。
ありがとうと礼を言っておくよ。どうも。
これからも宜しくご指導の程を頼む。
魔実也さん、大学では何を専攻されていたんですか?
盛り合わせのリンゴをかじったら血が出てきたんですよ!
あの女、あじなまねを!
僕どうしたらいいですかね?
今晩は。
>>560 う…ん…
僕は横溝先生の不肖の教え子だからねェ。
あんまり公言して横溝先生の名を下げたくはない。
そういえばいつか先生に名刺を貰ったな……。
一時は先生の元で勉学に励んでいましたので。
>>「横溝教授の名刺」
どうです? 得心がいきましたか。
>>561 ……。わかった。
取り敢えず、その血を拭きたまえ。
毒でも仕込んでいたと?…確証もないのに何故そういう?
銃弾でもでない限り、まァ。大丈夫だろう。
ロシアンルーレット? それは果物ですることなのかい?
……まったく、よくわからないなァ……。
まぁ、よく分からないことをするから、人間らしいと言えるのではあるがね。
溝呂木博士とは元々どのようなご関係で?
仔猫を拾ったんですが名前をつけてくれませんか?
……朝帰り。
すまない。まず煙草を一服させてくれないか。
>>563 横の繋がりで──この場合もう一方の方だ──に聞かされて知っているし
事件当時はカストリ雑誌にも載っていたからね。溝呂木博士の名前は知っているよ。
だが、勿論僕とは関係はないし、こればかりはもう一方の方に聞かねばね……。
なんとなく、一生遭わなくてもよいような気もするし
名前を聞くと薄ら寒くなってくるような気もするね。そこはかとなく……だ。
結論として「僕は男と関係した事がないし、これからもないだろう」というところだ。
しかしまぁ、わざと人違いをしてるんじゃああるまいなァ?
もしそうだったら指で直に頭を掻き回して修正してやろう。
>>564 ふむ。猫の情報が少し足りないが…。
「福」なんかはどうだろう。
「お福さん」。……雄なのかい?それとも雌?
どちらにしろ……やさしいのだな、君は。大事にしてあげるといい。
はしかが流行ってますが魔実也さんははしかはやりました?
朝帰りということは…やはり昨晩おみかけしたのは貴方でしたか!
表に刀の鞘が落ちてました
紫煙と硝煙、どちらが好きかね?
朝から酒注文してもいいですか?
あ、寝癖みっけ
朝御飯は和食派?洋食派?
573 :
以上、自作自演でした。:2007/05/29(火) 13:37:40
スナフキンのように釣りがお好きなあなたに質問
お取り込み中すいませんが、今度はいつ帰ってくるのでしょう?
ここにあの男の人いるかしら
私は待ってれば、きっと逢えるのかしら
私の呪われた魂は不滅だ!
夢幻君…いつも影から見てるぞ
うまくやったか?よろしい甲保
小僧の家のお茶にアレを混ぜたアルネ?
いーっひひひひひぃ!
夢幻クン、君は我々の脳交換倶楽部や要塞島などの計画を
見事に叩き潰してくれた。君はその報いを受けるのことね。
この毒は、毛沢東も末席に座する秘密結社、青幇に伝わる猛毒
「龍の眠り」アルよ!解毒剤は中国は福健省の甫田県に
あるという鉱石「虎の怒り」だけアルよ!
じゃあ行くか、甲保。日帝からくすねた潜水艦はどこアルか?
え?この樽がそうアルか?パカ!パカパカ!こんなもので…
わかったアルよ乗るアルよ
夢幻クンさようなら、中国四千年の英知の力を知るがいい!
ぎゃぁはっはっは!(一礼して去る)
今晩は。
今日はまず伝言を。
もう一人のあなた。あなたを呼んでいる人がいる。
…いいか、他でもない「あなた」を呼んでいるんだ。
>>563,575
に是非……応えてくれ。
そして、あなたの大事な人にも。ね。
……僕は絶対にこの方には触らない。指一本たりと触れません。
だから。
声が聞こえるのなら。
…心のままに、宜しく頼むよ。
なァに、いつものあなたなら笑ってこう言ってくれるだろう。
「僕も夢幻魔実也というのです」ってね。
…っ!
飛び立とうとする僕を呼び止める声は、誰だっ…。
…あなたか。 …懲りない人だ、溝呂木博士。
やはり食べ残しがあったようですね…。
>>563 ふん…。
大した仲じゃあない。
昔に関わりのあった女性が、たまたま彼の娘だったというだけだ。
向こうが絡んでくるのさ…、 時折駄々っ子のように悪さを仕掛けてくる。
釣りの合間に、暇に飽かせて、遊んでやっているだけだ…。
だが…、 そんな戯言では済まぬ時も、ある。
>>575 耳に届くほどの声で語るからには、すぐそばまで迫っているということですね?
…後悔、懺悔、恐怖。
感情を知って人間になった途端、前にもまして興味を持ちましたか、人間に。
いいでしょう…、 相手のひとつもしてあげましょう。
遊戯の時間です。
あなたは此処で悪さをしようとし、僕はその悪さを止めようとする。
まったく、旅にも出られないじゃあないか。
広げた翼も、また、たたまねばならぬようだ。
…だがその前に…、 翼をたたむ前に、「あなた」に声を掛けておきましょう。
>>574 …約束でしたね。
僕が見つける前に、あなたが僕を見つけたようだ。
あなたの肉体は美しい。
ずっとかわりはなかったようですね。
僕の背中に翼は視えますか?
…ずいぶん、待たせてしまったようです。
このとおり僕は、気紛れのロクデナシだ。
また、いつ何時、長い旅に出るやも知れません。
この再会は…、 ほんの束の間です。
そう…約束でしたか?
このとおり僕は、どちらでもあり、どちらでもない。
だが、あなたは、もう自分が何者か、理解しているようだ。
だから僕が示すまでもないでしょう…。
あなたは自由だ。どこへでも行ける。
お行きなさい。
そして時折、その美しくかわらぬ姿を、また僕に見せてください。
僕は…、 此処にいます。
ふふ…、 そう、僕も夢幻魔実也というのですよ。
すいませーん、魔実也さんの漫画って今どれだけ出てるんでしょうか
活劇編と怪奇編1.2.3は持ってるんですが
幻想篇、 逢魔篇、迷宮篇が出てます。
あ、あと<マンガ少年版>と『夢幻外伝』
『怪談 KWAIDAN』『学校怪談』『夜姫さま』にゲスト出演
『KUROKO黒衣』にも読みきりで1篇(何巻か失念)
ハヤカワ怪奇篇に描き下ろし漫画
ハヤカワ活劇篇に描き下ろし絵物語と描き下ろし漫画
少し早いですが。今晩は。
先程バッサリと振り翳される黒い翼が二人の上に見えました。
その者達にとっては何に由来するのでしょうか……。
さて。
>>566 うん……そうですね。
たちの悪い熱病は確かに幼い頃やっていました。
看病をしてくれた母の手を思い出しますね。
リンゴをすり下ろして、さじでもって口に運んでくれた。
なんとなく…ああ。懐かしいな。
君は見たところご無事のようですね。うん……良かった。無事で何より。
空気感染する病だが、あなたのものなら
貰ってもいいかも知れないね。むしろ貰いたいほどかも?
>>567 え。
あァ……! あの時の君か。
随分正体なく飲んでいたようだが、僕の姿を確かに捉えていたとすると……
あながち本気で酔っていたわけでもないんだね。
じゃあ、あれは縁起か?
まぁよい。時には子供のように駄々を捏ねたくもなるさ。
あの時、もたれ掛かって酒でも零したものなら、一睨みではすまなかっただろうが。
また隣同士、言葉もなくてもいい。飲んで朝を迎えようじゃないか。
>>568 ああ。ありがとう。
これは大事な刀の鞘なんだ。……といいつつ、使った時に無くしてしまったのですが。
君、手品を見せてあげよう。
ホラ、僕の胸から巾広のこんな刀がするすると──出てきました。
どうです?君が鞘を見つけてくれなかったら、僕は当分刀を胸に仕舞っておく所でした。
>>569 硝煙は
乾いた涙が頬をつたう。
が
紫煙は
……周囲の善良な友人、ご婦人の涙をたまに誘うことになってしまう。
……だが、どちらが好きかというとそれは勿論。
この肺を冒し、血の如く煙を吐いては命を削る、紫煙の方に来まっている。
それは僕という一個人のささやかな拠り所であるし──
硝煙は最後の手段に取っておきたいのさ。なるべくね?
>>570 迎え酒かね?
いいんじゃないか?
頼んだところで僕の懐は痛まないし──傷まないでしょうね?
まあ。もしやと思うが二日酔いで苦しいのなら、白湯でも頼みたまえ。
……どうです?
やはり、酒よりは、今は湯の方が身体に馴染むでしょう?
>>571 …!
寝癖……?
寝癖など付いてませんよ。意地の悪い方ですねェ。
これは、ちょっと奔放にはねただけです。ただ、それだけです。…洗面所に行ってくる。
……そういう君も、どこで夜更かしした? 後ろ頭が盛大にはねているぞ。
>>572 御馳走に預かれるのであれば、なんでも結構ですね。
ですが、どちらかというと和食がよいですね。
白いご飯と海苔などとか。
あなたは、目玉焼きには何をかける?
もしくは、何もかけませんか?
>>573 さァね。
僕が取り込み中と思うのは端の人間であって
もしくは使役する依頼人とかであり──当の本人は別に取り込んでなどいないのです。
風の向くまま気の向くままというところですが……そうですね。
僕は新緑と紅葉が好きです。目に美しい時期は、いい。
そんな頃に、大きな事件を解決にかかりたいものだ。できるならば。
ですが、僕はあなたのすぐ目の前に、ここにいますので。
なんならお好きなように使役して下さっても構わないのですよ。…ふふ…。
>>575 影から見ているのなら別にどうということもありませんね。
不滅の魂とは? もう一人の答えも判じ物めいて意図がいまいち汲み取れない。
これはぼくの情報処理の出来が悪いのかそれとも
あなたの胸を覗くと垣間見える「あの中」に入らなければ理解らないのかな。
いずれにしろ、見守って頂けるのであれば、まぁ、結構な事ですね。
……こちらの方達に手を出さなければ、ね?……
>>576 ……という夢を見たんだね。
確かに。 おかしな夢だな。
君。
君には「脳交換」や「要塞島」などのキーワードは、なんら
預かり知らぬ所なのだろう?
……ふむ。
人は夢が、あまりにも鮮明で良く出来ているものであれば
夢から醒めても、それを夢と関知できないのかも知れないね。
──少なくとも 心和む夢であれば
──ずっと、続いていても。それがその者の
真実ならば、それはそれで……よいように思う。僕は、ね。
それにしても、これは、この文章は。
夢日記にしてもよく出来ている。
君、想像力とはおろそかにできない──どころか、ちょっとしたものではないかね。
どうだい。これを世に出してみれば。特にこの悪役なのかね?…の二人はなかなか良いし
話を膨らませて出版を考えてみるのも手じゃないかな。
ま。本にするのも博打は博打だ。
大昔の泥船ならぬ、樽船かもしれないが。
少なくとも僕はもっと読んでみたいな。──君のそれを。
ふふ……それにしてもその二人の怪人物。
まるで「あれ」から聞かされたような有様だな。
今度からかいがてら、これをあれに見せてみたい。
よかったら、これ、僕に預からせてはもらえないかい?
>>580 そんなに「済みません」と謝らずとも、君は何も悪い事などしていないでしょう。
大きなお声を出さずとも、ちゃあんとこの耳に。聞こえております。
天使のように甘い声が。地上のものではないようなお声が。
さァ、こうやって耳を寄せるから……。どうかもっと囁いて下さい……。ね。
>>581 …ん 今
>>580のご婦人を口説いている所なんだ、忙しい。
>>582 ……そう、なんですって。ね、天使のように可愛い君。
ねえ若旦那
最後にお願いだ
あっしにもちゃんと名乗って
おくれよ
顔をこっちに向けて
あっしに名乗りを上げてくれ
おしまいおしまい
おさらばさらばさ
>>589 ……。
ああ。わかった。
だからそんな顔をするな。
僕の名は
夢幻です
夢幻魔実也
というのですよ
……まだ おさらばじゃない。
瞬きほどの時間がまだ──ほら──こんなに残っている。
お前はいい夢を視るんだ。見飽きるほどに。両手一杯に。
そして現しの世でもいい夢を見るんだ。これはさよならのかわりの、……約束だ。
591 :
沼:2007/05/31(木) 21:10:01
ここの夢幻さんは優しいですね。
暗闇がとても怖くて仕方ないのですが
どうすれば闇に隠れて生きる事ができますか?
心臓ください!
594 :
ミルク:2007/06/01(金) 16:40:28
探偵さん、探し物なの
それはとってもとっても大きい「ねじ」で
それがないと本当に本当にすごいことがおきて困ってしまうの
さがし出してね
お・ね・が・い
ねぇ、そろそろこっちも見ておくれよォ
596 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/06/03(日) 14:58:30
>>591 時と場所によって人は役目を変えます。君が言っているのはそういうことかな。
確かに、こういう語らいの場では表情などもいつもよりかは幾分柔らかいかと、思う。
しかしまあ「優しい」…というのも曲者だ。
何故って、優しいと思う心はあなたの中にあるものなので。
そう、ただ、それは写し鏡といってもいいのです。
それが見えてるだけなのかもしれませんよ?
>>592 ああ。
それはごくごく簡単な事です。
……はい……まず……目を閉じて。
……真っ暗に、なったかな?
こうしていればいずれ慣れるし、じっとさえしていれば、怖い事など何も無い筈だ。
──どうかな? もう、怖くなどはないでしょう?
>>593 駄目だ。
これは僕の大事な大事な器官。それをおいそれと他人などになれますか?
二つある器官ならともかく、それは無理さ。諦めてくれ。
ま。しかしだね。
この僕の心臓は、こうやって、君に差し上げることはできないが。
手でもって、またはメスでもって、ひらくことなどはしなくても。
言葉一つだけで踊らせたりすることは出来るさ。
勿論君にだってそれは可能なのですよ。
ふふ……。せいぜい見目の良い踊りを踊らせてくれ、君にそれができるならば──ね。
>>594 これはこれは珍しい──小さなちいさなお客様。
小さくて、それに色が白い──ああ。
だから、「ミルク」と呼ばれているんですね?
君の肌は、真っ白な陶磁器のような色に
朱色を一滴ひとたらしされたような
綺麗な綺麗な肌で、……見飽きないね。
さて。ご依頼ですね。わかっておりますとも。
お願いされたからにはこれは探さないとねェ。
そのねじはどれ位の大きさ? 形は? 材質……いや、何でできている?
よし。お嬢ちゃん。これから一緒に探しに行きましょうか。
>>595 どうしたんです?
あなた程の美しい方が「見られたい」などと。
羨望の視線には飽き飽きされていたのではないですか。
まぁ、そういうものに飽きるというのはなんとなく僕にも理解できますよ。
……お綺麗なご婦人でなくってもね……。
クッキーを焼きましたので
お一つどうぞ。
599 :
以上、自作自演でした。:2007/06/03(日) 16:49:32
私もクッキー欲しいなぁ
どうも。
いい夜ですね。
>>598 ああ。
よい色に焼けているね。ではひとつ……。
ん。
……これは。
これは美味しいねェ。どう、表現すればいいのだろうか。
百聞は一見にしかずというが、これも、同じようなことかな。
と、あ……っ?
ええと──もう一つ、戴いても宜しいかな?
せっかくのあなたの手作り、できれば、もっと堪能したいものだから。
>>599 なァんだ。食いしん坊さんかい? 君という人は。
──いいですよね?この方にもひとつ。
──だってそんなにいい味に仕上がってるじゃないかい
──たくさんの人に食べて貰って意見を貰うともっと上達するんだろう
はい。…どうぞ。
僕があの焼いた人から直々に奪ってきた──ふふ──焼き菓子です。
まだ熱くて崩れやすいから……ええ、そう……両手で持って、そっと召し上がれ。
私と一緒に踊っていただけませんか?
(BGM「また逢う日まで remix」)
ねえ…
>>603 あの…黒い男の人は誰?
なんて名前なの?
あたし…
あの人の事知りたいの
>>602 ああ…
やれやれ仕方無いね
今度会った時自分でお聞き
今度夢の中で会った時にね
きっとニヤけた笑い顔で
嬉しそうに名乗るだろうさ
お嬢さん、ワシの名は狂四郎
夢幻狂四郎というのですよ。
昼の空気もいいものですね。
>>601 喜んで。
少し激しい曲のようですがあなたと踊るのは楽しいね。
また逢う日まで、逢える時まで、もっと上手く踊れるように
僕の方も練習しておこうかな?
…………。
……曲が終わりましたね。
では、また逢う日まで。
>>602 やァ
お嬢ちゃん
僕の名を聞きたいのかね?
僕の名は──
僕の名は夢幻。
夢幻魔実也というのですよ。
>>603 その姿もよいじゃないか。
しかし、ニヤけた笑い顔とは?
……そんなに、ニヤけていたかな?
>>604 酔いつぶれるのはいいが寝椅子の方で寝てくれ。
よいしょ……っと。
折角の白いスーツが寝相で台無しになりますよ。
それにしても大きな方だ。寝相まで大の字で
余程大人物なのだなァ。
…夢幻、狂四郎? はて、どこかで聞いたかな?
607 :
以上、自作自演でした。:2007/06/04(月) 17:08:06
ここ好き
私も!(´∀`*)
私も、この場所や皆さん、夢幻さんが好きです。
だから、もう少しだけ、ここに居ても良いですか?
男なんですけど抱いてくれませんか?
あァ…、 飲みすぎた…。
酔い覚ましに迎え酒としゃれこむか。
ヤァ給仕のお嬢さん、キリンはあるかい?
>>580-582 ふぅん、僕たちのねぇ…。
そんな物を描くとはまた、えらく毛色の変わった御仁もいるものだ。
覗きの趣味でもあるのか。
ははっ、探偵が覗かれているとは傑作な話だ。
>>591 さァてね…。
只の気紛れじゃありませんか。
>>592 暗闇…。
怖いのなら近づかずに生きるのも手だ。
それとも、隠れなきゃならない理由でもあるのかい?
…逃げるなら手を貸すがね。
>>593 …脳なら、調達できないこともない。
同じ名を持つ『小悪魔』を知っている。
彼には相応のつてがあるらしいのでね。
…本当に欲しいかね?
そうなれば君もロクデナシの仲間入りだな、ははは…。
>>589,594,595,598,599
…こいつは兄ィさんにお任せだなァ。
酔ったロクデナシには眩しすぎる…。
>>601 いやァ良いものを見せてもらった。
色男と見目麗しいお嬢さん…、 実に絵になる。
また踊りに来てくれたまえ。
その時は僕がバンドネオンで伴奏をつけてあげよう。
>>602-603 訊ねられたら応えないこともない。
隠すほどのものではないよ。
面倒になったら、無視するかも知れんがね…。
>>607-609 あァ…、 賑やかになったな…。
お気に召すまま楽しんだらよろしい。
ただし、呑んだくれ、ロクデナシ、気紛れ屋、異形のものには…。
くれぐれも御注意を。
>>610 悪いが気が乗らん。
急いでいるなら他をあたってくれ。
ふふふ…、 眩暈がするな…。
理由もないが…、 深酒が過ぎたようだ…。
柱の陰の暗闇で…、 一休みするか…。
>>582 蒸し返すようだが、『帝都物語』にも出てる
どうも。
>>607 ん? ふふ。
……くすぐったい。
なんだい?
僕の「ここ」が好きなのかい。
君は変わった嗜好の持ち主だなァ。こんな所が「好き」だなんて。
まぁいい。別に嫌いと言われてるわけじゃないんだからね。
気に入ったのなら…いつでも触ってもよろしいですよ。お嬢さん。
あなたならばね。
>>608 …!!
……君も。こんな所が好きなのですね。
世の中には変わった方が一人、二人…。
この分だともう一人くらいはおられるかも知れないな。
……ここの場所の価値は客の自分には、勿論、計測することはできないが。
あなたの笑顔は値千金だと言うことは確かです。
その笑顔でどれだけ周りの方が嬉しく、幸せに思うか
君自身ははたして、理解っておられるでしょうか?
……それもまた、無自覚の幸せなのでしょうね。きっと。
>>609 この場所──酒場だけでなく、僕を好きと言ってくれて
嬉しいよ。どうもありがとう。
そうだね、ここからは目抜き通りが一望できるし
こうやって、窓をあけて、外の様子を見るのもよいものです。
風も心なしかあなたの周りで「くるり」と廻って、嬉しげに
踊っているかのようだ。
しかし、「もう少しだけ」とは……。
君は遠慮深いのかな。
それとも、そう言い置かねばならぬ事柄があるのなら
この僕に言ってご覧。
>>610 君。
その言葉は地獄への招待状です。
……なぁんて、ね。
そんなわけないでしょう。
君の両手に包まれている黄色くて柔らかい生き物はなんだい?
そうっと……。ああ。
まだ大きくなってない鶏の子供──ヒナ、それも「雄」なんですね。
こうやって掌で抱いて包んでやると、ヒナはその温かみに安心して
眠ってしまうようですね。…これは、かわいいものだな。
ほらごらん、目を瞑って幸せそうに眠ってる……。
ああ。君。
ありがとう。貴重な体験をさせて貰いました。
またこんな機会があれば、是非、僕にも声を掛けて下さいよ。
>>611-612 君と僕との間に言葉は不要だ。
だが一つ、お節介を。
君。給仕の君。
この人に水を。少しばかり酔って、喉が渇いているらしいので。
そこの柱の影に酔いつぶれているから…。ああ、すまないね…。
>>613 ふむ。
蒸し返すと言っても、君は善意でそう訂正しているのだろう?
なら、よいのではありませんか。
そんなことよりも、もっともっと僕に言葉を浴びせて。
心からの踊りを──見てみたいとは思いませんか?
それは、そう。あなたや、ここの方達だけでなければ
出来ない事なのですから。ね。
せいぜいこの僕を楽しませて踊らせてくれ──願わくば、君のあたたかな掌の上で。
今までの人生で一番幸せだったのはどんな時?
619 :
以上、自作自演でした。:2007/06/05(火) 19:02:58
いまは、幸せ?
誕生日の件。
昨日はワタシの誕生日でした。
魔実也さんの誕生日はいつですか?
どうも。
>>618 様々な事がありましたから「これだ」と言えないね。一番などと言うと尚更に。
でも、ただひとつ、あれが「幸せ」かどうかは自分でも理解らないが。
夜でしたね。──それは。
>>619 勿論。
これ程答えやすい問いは初めてな程です。ええ。
この胸で息を吸い。この胸で息を吐く。
それで、煙草まで吸えるのです、こんな幸せってないでしょう?
あなたがそんなに素直に問うてくれるから、つい、僕も素直になって──
子供のようになってしまいそうですよ、…何故かな。
>>620 さァ。いつだろうね?
僕などの誕生日、別に気になどかけなくても宜しいさ。
それよりも、昨日は君の誕生日だったんだね。
ええと──六月の五日か。
おめでとう。
君が健やかにこれからの一年を過ごせるようにと願っていますよ。
特別な事は出来ないが……そうだね。
僕からお祝いの……接吻を。君のその美しい髪に。……許されるならば……。
お化けが怖い
独りにしないで、お化けに食べられる
そこにいるの、あなたのそばに、お化けがいるの
あぁ、どうしよう、怖いよぉ
>>623 君。
落ち着いて、深呼吸だ。
ほら、そう……。
どうです?
もう、落ち着きましたか。
ああ。勿論──あなたを独りなどにはしない。
独りになるのは この僕だけでいいのだからね。
独りになるのは この身に沁みる程味わっております故に。
絶対にあなたを独りなどにして
置いていったりなどはしません。
もし。
置いていかねばならぬとしたら。
あなたのその「お化け」を消して
それから、僕も、消えましょう。
……しかし あなたが望むなら。
朝の光がどんなに眩しかろうと
僕はあなたの側にいます。きっとね。
さァ、今日はもう眠りたまえ。
眠りの精があなたの瞼にまとわりついているから……。 ほうら、ね……。
なかなか寝付けない…。
羊を数えて!
626 :
以上、自作自演でした。:2007/06/07(木) 06:30:37
一番新しいコミックス、ちょっとつまんなかったです
鬼!
629 :
623:2007/06/07(木) 19:25:01
一緒にいてくれて、ありがとう
でも、
むげんさん、
わたしに触らないでね
あなたも怖いの、でも
安心するね、ありがとう
ふぁ…、 寝慣れない長椅子は身体に悪いな…。
しかし、目覚めにあの娘の金切り声がしないというのも…。
間の悪い気分がするのは何故だ…。
>>613 まぁ当然といえば当然だろうねぇ…、 ここ帝都を語るなら。
同じ名を持つ黒服の探偵がこうもゴロゴロしているのなら。
講談の添え物にあつらわれるのも、むべなるかな。
で、そこに描かれているのはいったい、どの黒服だい?
>>614-617 ヤァ兄ィさん悪いね、有難く頂戴したよ。
なに…、 「ほどほどにしろ」 というか…。
まァ、それができれば苦労はしない、というものさ。
>>618 大物が釣れた時の話をしよう。
半日も糸を垂れてようよう上がった魚はね。
艶めかしく身をくねらせ、濡れた背筋が彩り鮮やかでねェ。
喘ぐ様に赦しを請うていたものだが。
そのような肢体を見せつけられて色めきたたぬは…、 男ではないね。
じっくりと衣を剥ぎ取って、甘い蜜を塗り、丹念に料理してあげたとも。
実に満ち足りた夜だったねェ。
あんな鰻を、また釣ってみたいものだ。
>>619 うむ…。
釣りがしたい。
でなければ煎餅布団にくるまっていたい。
それさえできれば幸せだ。
>>620 さて…。
忘れてしまった。
方々で生まれを騙ってきたものだからね…。
>>623-624,629
…まァ用心するに越したことはないでしょうね。
女にとって男はいつでも魔物です。
だが…。
女もまた、男にとっては魔物に違いない、ともいえます。
それをわきまえていさえすれば、よろしいのです。
実体のない影とは違いますよ。
もし、危なくなったら僕に声を掛けなさいな。
間に割って入りましょう。
なんですって…、 僕の方こそ信用ならないとおっしゃるか…。
>>625 数えておあげなさいな、兄ィさん。
僕は駄目だ、酔いつぶれて先に寝入ってしまうから。
…添い寝なら幾らでもできるんだがねェ。
>>626 聞き捨てならんな…、 それが本当なら。
彼の近くにいるだけで、厄介事に巻き込まれるということになるな。
それは困るな…、 ゆっくり釣りをする暇もなくなるじゃないか。
>>627 なにか不満があるようだが…、 どんな風刺絵なんだね?
絵にもいろいろあるだろう…、 その場で愉快に笑えるものもあるだろうが。
中には歳月を経てからようやく、味わいのわかるものもあるだろう。
釣りも同じだ、焦ったところでどうにもならん。
まァ腰を据えて、じっくりおやんなさい。
>>628 ほっ…、 ちょいっと。
ふん…、 どこから紛れ込んだかこの子鬼。
指で摘めるからには、まだ餓鬼だな?
ここはお前が来るにはまだ早い…、 怖い黒服が二人もいるのだ。
裏口から逃してやろう。
しかし…、 この餓鬼が見えるとは…、 貴方は。
…まァ、この店で悪さしないのであれば、僕はどうということもないよ。
折角だ、出会いの記念に乾杯でもするかね?
もうすぐ夜明けだ…
妻のところへ連れてってくれないか
634 :
以上、自作自演でした。:2007/06/08(金) 02:18:38
アトポス死ね
If it cancels easily, do before you went police.
It is a place with sufficient coldhearted.
There is also no piece of tenderness truly.
どうも。
夜明けの時刻です。
>>625 羊が一匹……
羊が二匹……
羊が百八匹……。
……ん。
なんだか変な羊を思い浮かべるようになってしまったぞ。
これはいかん。修正しなければ。
羊が百九匹……。
そうだな。
千まで行って眠れなかったら
今度は別の「何か」で数えるとしましょうか。
>>626 ええ。如何にもそうですが。
別に、それで困ってなどいないし……ね。
話の余興にはまァ、程々に向いているかな?
何と言ってもあちらから寄ってくるんですから
僕にもどうしようもありません。
──それでも懐いてくるものは、こちらの所存でどうともなりますが。
>>627 絵物語の事かな。
身銭を切ったのであれば、それは抗議しないといけませんね。
できればそれは、創作した者に直談判するといいでしょう。
そうやって良い物が作られていくのでしょうし、また
創る側としても頭を項垂れて聞き入る事が出来る。
いつだって創作する者は、そうでなくてはなりません。
>>628 やァ、これは。
もう一方の、助かった。ありがとう。
…なんとなくこの小鬼、面影が以前好いていた方に似ていてね。
どうしようかと迷っていたところです。…僕としたことが、ね。
>>629 誰も、あなたの領土を侵したりはしません。僕だって。
だから、安心してください。──大丈夫です。
そうですね。
ただ側にいて 触らなくても。
安心する。それは実は空気のようなものです。
あなたが望めば、僕はこの身を空気にも変えてしましましょう。
あなたの安息が、……一番の重要なのですから。ね。
>>630-632 ふふ……。ああ、下宿先のあのお嬢さんによろしく。
今度土産を携えてご機嫌窺いに行きますよ。
君みたいに、たまにはお顔を覗かせてくれると
僕としても嬉しいんだがね……。
君といると、なんだか頬が赤くなって娘らしく可愛いし……。
見ているととてもいいね。こちらまで頬が緩んできて困るが。
>>633 やれやれ。
あンたを連れて帰るのは一体これで何度目だ? 少しは自重してくれ。
ま、段々に夜明けが近づいてくる頃合いの線路の上を歩くってのも
なかなかよいものだがね。首と二人連れで。
>>634 ん……。
ここは外国人相手の港の酒場ではありませんよ。
つまり…『日本語で結構です』だ。
それにしても死ねとは物騒です。
そのように言われても無意味だし
こちらの方々が誤解したらいけません。
どうかお引き取りを。
最近鴉が生ゴミを荒らして困っています。
魔実也さん、止めるように説得してくれませんか?
>>639 お早う御座います。あぁ、頭が痛い…。
君ねェ。朝から何を言っている?
大体僕が何故鴉の説得なんかを……
……………………
…………
……
…へえ。
意外に通じるんだな。
ん。
腕に乗ると。──結構可愛らしいね。
じっとこちらを見ている。これは知能もなかなかありそうだな…。
641 :
以上、自作自演でした。:2007/06/08(金) 17:31:35
最近ジメジメしますね
ここは賑やかで良いですね。
とても暖かい。
まだアルコールを飲んでいないのに、とても朗らかな気持になってしまいます。
ねぇお兄さん、私と一曲、踊ってくださらない?
643 :
以上、自作自演でした。:2007/06/08(金) 17:58:38
邪気眼見せろよ邪気眼!!
最近なにかに感動したことは?
最近なにか買いました?
>>641 ああ。
じったり、というのかな。湿っていますね。
季節だから当たり前の事。ですが、やはり……。
厭なものは厭ですね。
そういっている内に湿度が増して来たような気がします。
…ん すまないが 少々襟元をくつろがせても宜しいかな。
ふぅ。
これで冷たい物でも飲めば
ようやっと落ち着いていられるような気がするね。
>>642 えぇ。勿論。
ピアノの君。では、曲は甘く緩やかなものを頼む。
こちらのご婦人を見てみてくれ。
そう──そういう印象で。……うん そう いいね
────では。お相手させて頂きます。…お手をどうぞ。
>>643 見せろと言われても。いきなり、なんなのかな。
あなたは… ふゥん。
見たところ──邪な気は持ってないようですね。
自分には持ち得ない物に憧れる気持ちは理解りますが
別にそんなもの、持ってないくても宜しいでしょう?
あればあったで、類は友を呼ぶといいます。
邪な気を持つ友など、あなたも、嫌でしょうに。
>>644 この酒場に行く途中、小さな家屋があるのですが
そこでね。燕の巣が出来ていまして。
これがなかなかピィピィと可愛くて。
思わず顔が綻んでしまいました。……ああいう小さなものは、いいですね。
>>645 ん。
これだね。
いつもの煙草なんだけど、何故かこの銘柄、切らしていてね。
そこらじゅうの店に行って注文するが、全て売り切れ。
いつものではなく二番目の銘柄にしようかと折れかけた時
ここの事を思いだしてねェ。
今、給仕のあの人に持ってきてもらったところですよ。
酔っ払いの女の子は嫌いですかぁ〜?
あっ! 煙草が切れてしまった!
魔実也さん、1本頂戴してもいいでしょうか?
知人に色気がなさすぎると言われてしまいました…。
わたしって、そんなに色気、ありませんか?
>>649 おッと。
あぶ──危ないッ!!
君、フラフラしているね。どう、しました……?
…ああこれは酒精にあてられているね。
それらしいご様子です。
そうっと、そうっと、ね。さ。
こちらへ来てゆっくり横になってみてご覧。
……まさか。
……アルコールが初めてだとかは……。
……
……そうなのかい?
は。
まいったね。これは。
上気して膚の下の色を覗かせる娘さんは非常に可愛らしいものですが。
そんなに、無自覚に魅力をお振りまきになると。
──ほぅらね。
こんなに物見高い方々が集まってきますよ。
「さっき倒れたご婦人は僕が送っていく」「いや私が」…なんてね。
皆さん。このお嬢さんは僕が責任を持ってお送りします。
さぁ、解散。解散です。
全く、可愛いお嬢さんとみると皆これだ。
いいかい。可愛い君。君のことですよ。
今日の所は僕が送って行きますから
今度からはちゃんと飲み過ぎないように。
もしくは。
僕がいる時に酔いなさい。…あまりその花のような容姿をひけらかさないように
悪い虫が寄り付いたりしないように。…ね。
けぶるような雨ですね。改めまして、今晩は。
>>650 ええそれぐらい。結構ですよ。
……っと。そうだな。そのかわり──
僕が煙草を切らして難儀をしておりましたら。
きっとあなた、ひとつくれてやってくださいな。
ふふ……。いつになるかは分かりませんが、その時は宜しく頼みますよ。
>>651 ふむ。
君はその知人を信頼しているんだね。
そして、その言葉を受けて、真摯に悩む。
……僕にとっては それだけで色気を感じますよ。何故かな。
きっと懊悩する女性のそのお姿が僕の何かをピンッと弾く。
そうして思うのでしょう、その胸に手を当てる仕草を
困った顔で小首を傾げる仕草を。
もっともっと、見ていたい…とね。
なんかだここはとろりとした雰囲気ですねぇ
嫌いじゃないですよ
今日は雨の日曜日です。
魔実也さんなら何をして過ごしますか?
やっぱり、お酒でしょうか?
どうも。
>>654 ああ。それは。
多分にこちらの方々のご気性に左右されているのだろうね。
上等のブランデーなどを「舌の上で転がす」といいますが。
さしずめ転がされているのは僕。
そして皆さんは熟成を待つ、お優しい人。粋な通人かもしれない。
そんなように思いますよ。──えぇ。
>>655 あぁ、すまない。
実は今さっき起きたところなのです。
ですから、雨はもう上がっていたようですね。またこれがカラリとは
上がっていないところがなんとも言えず季節柄で……。
そんな訳で、雨の日の過ごし方。
「寝るに限る」
……これでは少々、うん……。まずいかな?
お酒も──そうだね。今飲んでいるのは丁度ブランデーですが。
これがとろりとしてなかなかいいものです。
君もほら、注いであげるから。やってごらん。
いい休日に、はい……乾杯。
どんな暑い日でも黒いスーツ着るの?
あまりに女性に言葉を尽くされるので、
横で聞いていると落ち着かなくなりますね。
熱心に口説くのは構いませんが、お嬢さん方を
悲しませないでくださいよ?
魔実也さんは学校好きでしたか?
(´・ω・`)…あたしは嫌い。
>>657 どんな暑い日でも、です。
どんな暑い日でも。或いは寒い日であっても。
僕はこの格好を変えようとは思いません。ええ。決して。
じりじりと日に照らされても
布地の裏に汗の跡がついて難儀でも
僕は、この格好が好きで──一番しっくりと来るのですよ。
また、冬用の艶のある黒とは違い
夏用のものは少し生地が薄いのでね。
急に日射病で倒れたり──それこそご婦人並みに──には、ならないのでご安心を。
>>658 ふふ……。まずは「ご忠告有難う」と言っておきましょう。
しかしねェ。君。
僕たちなどよりご婦人の方が一枚、二枚と上手だとは思いませんか?
如何に睦言を呟いて、相手の心をとろけさせようと。
もしかしたら、それでも、別の存在に心は馳せているのかもしれないのですよ。
ですが。
僕はそんな「女たち」が好きですよ。えぇ──
たとえ散々「お前はもう少し控えろ」等と友人達から言われようともね。
ある意味、僕がここに生きて呼吸しているのは、その「ご婦人達」に奉仕する為に
いるからではないかと思ってます。…それは、いつからか。
古い記憶すぎて自分ながらしかとは分からないけども……ね。
>>659 ふふっ、君は、可愛いなァ。
そんなお顔で、「学校が嫌い」などと。
ついつい、年齢を考慮外にして
抱きしめてしまいたくなってくるではありませんか。
勿論、あなたにそんな事はしませんよ。
でもね。
学校が嫌い、と言って心の裡を晒す子供──
あえてここは「子供」と言いましょう──は
大人にとっては大概、良い子であり、…可愛い子なのですよ。
僕の目から見ても。
ほうら、あなたはこんなに可愛らしいし。
いえ。決して子供扱いしてるわけではありません。
ですが──どうしてかな、僕の心の栓がコトリと抜かれたように
あなたが可愛らしく……いじらしい、とても良い生徒に思えます。
…………。
あなたが嫌いでも、学校の方はあなたのことを好いているのかもしれませんよ?
一度そう思って、行ってご覧なさい。
もしかしたら別の面が見えてくるかも知れません。
ああ。そうそう。
僕が学校好きだったかどうか。
それは大が付く程「嫌い」でしたね。
意外でしたか?
でも、学校ってそう言うものですよね。……多分、ね?
魔実也さんにとっての
「紳士の嗜み」とはなんでしょうか。
今晩は。
湿った風も喉には優しいですね。
>>662 君。
それは重大なキーワードのひとつです。
しかし、それさえも。……人に寄りけりと言い切ってもいい。
この、個人主義の世の中ではね。
以前にも言ったかも知れませんが
決して「嗜み」とはひけらかすものなどではありません。
それはご存じでしょうから……。
ん…そうですね…。
着物の裏の刺繍のように、如何にも見えるようにではなく。
こうやって懐に隠しておく。…それが、嗜みです。
印象は全く違いますが、野山に咲く花々も。
「美しく咲いている」と自らは思いません。
そうやって人も──そして男も、懐に大事なものを隠して
生きていくのでしょう。
手の目は仲間になりたそうにこちらをみている。
どうしますか?
コマンド?
今から20年くらい前に貴方の事を好きになった当時、
貴方と同じような人がいて、同じように好きでした。
その人も同じように全身黒づくめで黒い帽子、
でも彼は半分吸血鬼って生い立ちでしたけど。
魔実也さんはそういう人外の血が流れてたりはしないんですか?。
王子様
さぁ、皆さん。夜の時間です。
>>664 何をそんな所でかしこまっている?
そんなふうにした所で、お前はお前だろう。
──早く来い。
>>665 思いというのは時間を超えますね。
ましてや恋心などは、どれだけの時間を超えることが出来るのでしょう?
僕にも分かりません。
同じように血脈も。
この「自分」が在るまでに、どれ程の人数の血が辿れるか。
眩暈がするかのような脈々としたこの──単純でいて複雑な「血筋」。
……やはり分からないとしか言えませんが、ただ一つ断言できるのは。
僕は少しは変わっておりますが、ただの人間で
今もこの膚の下で温かく血が流れているという事です。
>>666 ……とお姫様は、それから幸せに暮らしたということです。
……はい。おしまい。
お嬢さん、お話は終わりまで読みましたよ。
如何でしたか。
っと…… おや?
これはこれは──すぅすぅと可愛らしい寝息を立てて
僕の肩に寄りかかってすっかり眠ってしまっています。
まるで、この物語の姫君のように。
閉ざされた瞼は永久に、永遠に開かないかのように。
……美しい、睫毛だ。
君。給仕の君。
この人の為に毛布を。
あぁ、いい。
この姫君は僕があちらの寝椅子に運びますので。
こうして横たえて、お側にいると。
まるで自分が西洋の騎士になったかのような錯覚がしますね。
……錯覚にすぎないが。
──よい 夢を。
ここのところ仕事が大変忙しくて
今日もこんな時間になってしまいました。
これから朝までの僅かな時間、何をすれば
有意義に過ごせるでしょうか?
ねぇ君、僕の書いた『鳥葬』を読んでみてくれないか
671 :
以上、自作自演でした。:2007/06/12(火) 11:37:32
魔実也さんの額にマジックで『肉』って書いてもいいですか
>>669 まずは──お疲れ様。…僕には君の大変さが
言葉の上でしか分かり得ないが、確かに。
大変……全身お疲れのご様子だ。
そうだね。
子守歌を歌ってあげよう。
だから、ちゃんと休んでくれ。
例え、頭の中が仕事のことで一杯で眠れなくとも
こうやって身体を横たえれば。ほら、不思議。
休養をとりたいと君の瞼は段々、重くなる。
……君の仕事が上手くいきますように。そう、願っているよ。
>>670 僕は通俗小説は読みません。
ですが……。
……そうですね。
もう一方が確か読んでいた筈ですから。
その者から、ではお借りして読んでみますよ。
読み終わったら、感想などひとくさり。
面白かったのなら、夜明けまでお相手して下さいね。
>>671 別に。
書きたければ書けば宜しいでしょう。
躊躇うことなどありません。さぁ。
ところで、夕飯の献立の──何かなのかい?それは。
だとしたら紙か、自分の手に何の肉、と書いた方が
いいんじゃないのかい。それは。
………
大きな夢幻さんは小さいのの親父をどう思います?
会いたいです…
どちらかというとSとM、どちらですか?
ちなみに私はドMです。
今月は環境月間だそうです。
魔実也さんは地球のために
何かしてますか?
今注文したんだ、一緒につまんでみるかい?
つ【ギネスビールとチーズ盛り合わせ】
アブサンって呑んだことあります?
ずんどこべろんちょとちんぴょろすぽーんはどっちが好きですか?
どうも。皆さん、お揃いですね。
>>674 ああ。今日のあなたの姿はとても素敵です。
目の覚めるような美しさ──
そして控えめな表情。
……美しい、コントラストです。
今日は僕の「お話」を訊きに来られたのでしたね。
さぁ。こちらへ。
この舌が枯れるまで。
あなたに捧げるお話を五万と用意しましょう。
──さぁ こちらへ。
>>675 豪放磊落。──その、一言でしょうね。
この間こちらでも少しお会いしましたが
やはり器が大きな方だ。
ふふ……。
いやね。…………小さいのがことあるごとに父親の話をするものでね。
それを思い出して……ふふっ……ついつい……。
私生活はまぁ、そんなこんなであれから耳に入ってくるのですが。
政治的といいますか社会的には、たとえ上からの圧力が強くても。
絶対に己を曲げない、気骨のある快男子というところではないでしょうか。
結構、男に惚れられる気質じゃないのかな?
いえ。もちろん懸想の類ではなくってね。自ずと、慕われるのでしょうね。
>>676 僕が隣に居るというのに、君は
他の方に思いを馳せているのですね。
…切ないですが
そんな貌のあなたを見るのも
悪くはない。
……そう、思っておきましょう。
あまりしつこく話しかけて眉を顰められても
僕としては、……哀しいですから。
>>677 僕には被虐趣味はありませんねェ。
このスーツを埃が出る程叩いても。ちっともそんな物は、出てこない。
「どちらかというと」などと、ただし書きを付けずとも。
全くこの身には覚えがない感情です。
君はそれが真芯に来るのだね。
……特にそれに対して何も言わないでおこう。
……そういうのも好きな者がいると聞き及んでおります。
そんなわけで今回は此所までにしておくよ。……ふふ……。
>>678 そうですねェ。
都下を離れて野山に紛れ込んだりする時など。
岩盤からこんこんと清水が湧いていたりする。
疲労困憊の時など、その清水の美味しいこと美味しいこと。
僕は特に周りに優しい事などはしませんが。
こんな滋味のある水ならば。…守っていきたいと思いますね。
>>679 やァ。ありがとう。
早速ご相伴に預かりましょう。
…………。
あ。
ついつい夢中になってしまいました。
あなたも、さ、どうぞ。お注ぎしますよ。
ナッツ入りのこれ、美味しいですね。なんという種類なのかな?
……ん。おいしい。
>>680 ええ。ありますよ。
時と場合によっては飲み物もガラリと変わりますね。
普段、僕はチョコレートなどは好んで口にはしませんが
上等のブランデーなどを何かの折りにいただく時など
ブランデーに敬意を払って、こちらもまた質のいいチョコレート菓子を
あわせて戴いたりしていますよ。
アブサンでしたたかに酔っても。
まぁ──僕なら大丈夫でしょうね。
こちらの店には顔が利きますから。
朝まで寝てても、問題はない筈です。
そうだろう?
給仕の君。
>>681 それは君。
ちんぴょろすぽーん、だろう?
僕の心が──胸がそういってやまない。
「ずんどこべろんちょ」も良いようには思いますが
やはりここは「ちんぴょろすぽーん」でしょう。…男ならば、尚更だ。
どんなに「ずんどこべろんちょ」に惹かれようと。
やはりここは「ちんぴょろすぽーん」だ。絶対だ。
暑い日が続きますね。夢幻さん、カキ氷などいかがですか?
勿論私のおごりです、はい。
>>687 ああ。丁度喉が渇いていました。
どうも粋な計らいを。君、礼をいうよ。
ありがとう。
…ん──。
懐かしいシロップの香りが実にいいなァ。
赤い露がしたたってとても儚げに綺麗だね。
昨年目にしたどこかの河川の花火のように。
美しくて……。
こうして食べ終わると
なんだかそっけない。
君もこの気温にやられないようにしてくださいよ。
とても美味しかった。 …ありがとう。
冒険活劇の人は元気ですか?
スイカには塩をかけるほうですか?
風鈴もって来ましたけど如何です?
692 :
涼平:2007/06/13(水) 22:42:22
何だ!?
何をした?
何を言ったんだ?
君は誰だ!?
こう風が強いと、目にゴミが入ってしまってかないませんね。
↑↑↓↓←→←→BA
洋行とかもなさるようですが、やっぱりそういう場所でも怪異に遭遇したりします?
あちらは魔人、怪人の類も多そうですが。
どうも。
>>689 あれはいつだって元気ですよ。ご心配なく。
本当に、殺しても死なないってのはああいうのを言うのかもね。
今は宿敵というか仇敵というか──ああ、「紅オコゼ」?
……でしたっけ。それに手を焼いてるようですね。
まぁ、僕にはあれの領分には入りません。
何かあっても、別にどうということもないでしょう。
それにしても……あなたは、お優しい方ですね。
大丈夫。あれはあれで、楽しく過ごしていますよ。
変わりなく。あるいは、日々変わりながら…ね。
>>690 いえ。
訪問先などで出されることがあれば、その家の風習にならいますが。
僕個人としては、別にどちらでも、かかってなくても宜しいですね。
……夏など、母が白い指でもって塩をかけていたのを
今、目の裏にチラリと──思い浮かびました。
とすると、幼い頃は塩をかけて食べていた…ようだ。
ふふ……。懐かしい思い出を思い出させて下さって……
君。…どうもありがとう。
>>691 あァ。
風流というのはこういう物ですね。
これは昼間、往来で売っていたものでしょうか。
ガラスが涼しげで、なんとも華奢で──
見てるとこれも郷愁に埋もれそうですね。何故かな。
……風にあたってくるりと回っていますよ。
……可愛らしいな……。
>>692 僕の名は夢幻だ。夢幻魔実也。
その他に名乗る名はない。僕は、僕だ。
何もしていない。ただ、君がそこに現れて
僕の前に立ったんだ。
それは、何か君の心に悩み事の陰りがあるということだ。
さァ、ここに座って。落ち着いて話すといい。
まず始めに。君の名は──?
>>693 ああ──どうもすまない。
先程僕が窓を開けてしまったからね。そのせいでしょう。
砂粒のような埃があなたの目に?
どれ。見せて下さい。
……ん ちょっと見えにくいな もう少しこちらに寄って
……そう……
はい。取れました。
全部かどうかは分かりませんが、少なくともあなたの涙は止まったようだ。
美しい人が赤い目をしていると怖い殿方がつけ入ろうと考えるもの。
このハンカチで目を冷やして、少しお休みなさい。
>>694 君。
なんだか分からないが君に身体のツボを押して貰ったお陰で
なんとなく、生命力の泉というのかな。湧いてくるように感じました。
──ありがとう。
でも、本当に何をやってこんなふうに力が沸くのかな。
まさに、魔法の技のようだね。
>>695 そうですね。
もう一方はよく出かけているようですが
僕はお忍び──いや、違った、とにかくほんの少しの経験しかないのです。
そんなわけで怪異は目の端に捉えても、肩で避けて通ります。
向こうの方は体格が宜しいので、一種威圧感を感じるともいいますが
僕はこの地も大陸の人間も、本質はあまり違わないように思います。
一皮剥けば、皆、赤い血が流れる人間なのですからね。
デビルチンポアターーーック!!!
>>700 はい。……よっと。
また来たのか?懲りない子だな。
子供は外で遊ぶものだし──
ここへ来るには、少々、早すぎる。
ここから見える風景も、まだ、明るいだろう?
街灯の下でちょうど子供相手の物売りがいる。
小銭をあげよう。これで何か楽しいものを買っておいで。
……さ。おいき。
きれいな色の飴がほしいな
今日は恐ろしい雨の降りでしたね
夢幻さん、雨に濡れて等居ませんか?
それこそ何度も言われてる通り水も滴るなんとやら、ですかね。
>>703に便乗しようか
紫陽花の色素変化は土中の鉄分含有量で変わると聞き及ぶ
死体でも埋まっていればさぞかし美しいだろう
ところでこの店の近くに一段と鮮やかな紫陽花群があってね
なぁ探偵君
なにか耳にした噂などないかね
ククク…
魔実也さん、写真を1枚撮らせてもらってもいいですか?
それじゃ、撮りますよ……はいっ!チーズ!
どうも。
皆さん、おかわりなく。
>>702 うん?
色とりどりの飴玉があるが、君はどれがいいね?
金色、琥珀、紅、薄荷、黒色。
いろいろ、様々な形、色があるよ。どれも美しい。
……これが、いいのかい?
……わかった。
ご亭主。この色と、それから琥珀色のものも。
一緒に包んでくれ。宜しく。
なァんだい、僕の手元などじっと見たりして。
偶にはこんな大盤振る舞いも、宜しいではないですか。
>>703 ええ。
季節柄というにもこれはね──散々な空模様でした。
あなたは……?
ああ、大丈夫?
少しだけ、濡れたようですが
土砂降りには見舞われなかったようですね。…安心、しました。
お待ちなさい。
額に髪がかかっています。ほら……。じっと、していて。
もう宜しいです。あなたの髪に触れてしまったのをお詫びします。失敬。
最後の言葉は、その……特に、僕から言うことはありませんので。
有難くこの胸に。仕舞って置くことにしておきましょうか。
>>704 早くに出た実家の庭には見事に紫陽花が群れになって咲いていましたね。
最初は空色だった花弁が二、三年経つと何故か赤色になり……。
どうやって変化するのかと不思議ですが、
アルカリ性と酸性の土壌がそれには関係しているようです。
数年だけでも、手を入れないと土は上手く育まないのでしょうね。
ここの大通りからも紫陽花の植え込みは見えますが
あれは全部空色で、清々しい色です。
…噂? そんなものが?
まぁ妄言の類だろう。
こうやって人の噂を聞いてるとその手のが多くてね。
僕は少し飽いたよ。……まぁ、花は愛でるだけで結構だ。
>>705 ……ッ!!
ああ。驚きました。いきなりだったもので。
身なりは、これでいいとしても
こんな酒瓶を横に置いて──まるで相当の酒好き──
バッカスの神に魅入られているかのようではありませんか。
その、何だね。
──良く撮れていたら、僕にも見せてもらえないか。
僕のというより「君の写真」。少し、興味がある。
髪の毛、綺麗ですね。
…羨ましいなぁ。
>>708 そうかな。
僕は別に──こんなもの、どうということもない髪だと思いますよ。
近寄ると、ほうら。煙草の匂いも、もれなく付いてきますしねェ。
綺麗ばかりではありませんね。まさしく。
あなたが煙草の匂いをお嫌いでなかったら
どうぞ触ってご覧なさい。そんなに良いものではありませんよ?
……ね?
仮眠を取りたいので、時間が来たら起こして下さいませんか?
711 :
以上、自作自演でした。:2007/06/15(金) 12:07:35
いい匂いがする
どうも。
生ぬるい風が湿気を運んできますが、青い空は歓迎ですね。
>>710 給仕の君。
この方を生業を知っているなら
丁度いい具合の時間に起こしてあげてくれ。
耳元で鈴でもならしてね。そこにたしか風鈴があった筈です。
どうも、仮眠を取らねばならぬ程疲れ切って──
……このように青い顔をしているから。
なるべく。優しく。頼みますよ。
>>711 ああ。──…うん。
誰かの扇かな?それに、香が焚きしめられているようですねェ。
ほら、あの方。
ああやって仰ぐたびに、こちらにまで薫って来ますから……。
多分あの女性なのでしょうね。この香りの元は。
そういえば。今思い出したが。
昔々のお話では、徳の高い貴人などは
衣服などに焚きしめなくても自ら薫香を発していた、と聞きます。
今の世では、笑い話にしかなりませんが
誰にも「自分だけが発する香り」と持っていると考えると
少しばかり──楽しく思いますね。
713 :
黒猫:2007/06/15(金) 16:39:04
ニャーン
空が真っ赤です。
メカニズムを知っていても、何故だかざわざわしますね。
恋している時と独りぼっちで寂しい時って
どうしてごはんが食べれなくなるの?
魔実也さんは知ってますか?
魔実也さんの好きな味噌汁は
何味噌ですか? どんな具?
女性にひっぱたかれた事は?
……朝帰り。
まずは煙草を一服させていただこう。
>>713 ……とかなんとか鳴いているが。
人間の言葉を使ってくれないと
僕にだって解らない。
あ、こら。
勝手に膝に乗ってくるんじゃない。
──この膝は、そうそう安くないぞ?
まぁいいさ。
給仕の君。すまないがこの闖入者にミルクを。…皿で。
ふふ……。
まるで天鵞絨のような毛並みだ。
美形の猫だな。お前は。
>>714 赤光というのかな。
君もあれを見たのかい?
胸騒ぎというのはああいうのを言うのだろうね。
こう──心臓の辺りが落ち着かない感じだ。
天を仰げば赤い雲。
指先でかき混ぜてみたいと手をのばしたくなります。
>>715 恋というのはなにかを「乞う」という事にも通じるといいますね。
恋しい方が側にいない。恋しい方と一緒にいたいと「乞う」心。
それが食物を摂る心を凌駕するのでしょう。
元々、ヒトの食欲というのはそんなに強い欲求ではないと
僕の学生時代には聞いていました。
僕自身もそう思う。
だから、君のその恋しい方を思う心が食欲を簡単に翻し
心はすでにその方に飛んでいるのでしょう。
……簡単な事です。
>>716 あわせ味噌。葱。
それだけあれば充分です。
>>717 叩かれるというよりもあれは──
「撫でる」ようだね。
勿論、ありますよ。
この歳まで生きているのですから。当然。
ただ女性の掌は非常に優しくて
僕にとっては睦言のように甘やかなものですね。
手をあげられて、そのまま降ろして諦めてしまう方もおられますが
僕としては、そのまま叩いて下さっても宜しいのに、と思いますね。
人の心は、複雑です。
では私がぐーで殴ってもいいですか?
朝帰りなんてフケツ!
722 :
黒猫:2007/06/16(土) 11:31:29
ニャーン!
>立ち去る前に礼がしたいようだ…
つ【かたつむり】
魔実也さんは2年前の今頃何をしてましたか?
何でもいいです、何か話してください。
黄昏時には後、もう少し。
今晩は。
>>721 こらこら。
君。手加減、手加減。
……なァんてね。
いくら拳で来られても、女性の柔らかい掌など握ったところで……。
ほうら。…なんてこともなくほどくことが出来ますよ。
年上の友人に酒の席で聞いたが
「罪」の語源は「包む」。
すなわち、物事を隠したりする心が「罪」。
そのままの自分でいよ──ということらしい。
逆に「ほどく」──
そう、紐などを解く、というので「ほどけ」──「仏」というのだそうだ。
あなたもその美しい手を握ったりせずに
こう……。そのままに、美しいままにしていて。
僕の前にいて下さい。いいですね。
ふふ……っ。
それにしても僕に手をあげるとは……!
非常に希少なお嬢さんだ。
擦れっ枯らしの女性や奥方ではあるまいに。
そのお姿──きっと、覚えておきましょう。
>>722 お前。
これをどうしろっていうんだい?
だが……小さくて、可愛い蝸牛だなァ。
どれ、給仕の君。
ごほうびで貰ったよ。これは、うん。──君のものだ。
思いのこもった贈り物だ。大事にするように。いいね?
ああ。
振り返り、振り返りしては帰っている。
尻尾が真っ直ぐ伸びてまるで凱旋するかのように誇らしげだ。
……はぐれたりせずに、また、おいで。
>>723 丁度、友人の葬式に出ていたね。
命日を覚えているので、これは違いあるまい。
旧友だった。そして身体が……少々弱い性質でしたね。
いつも笑顔だったが、あの笑顔にどれ程の苦渋を隠していたのだろうか。
思い出す貌はいつも笑い顔。僕はよく隣でそれを当たり前のようにして見ていたものだ。
あの当たり前さが恋しいと、……弔問をすませて、初めて思えたのです。
あの日と同じ空を今日も見上げるが──やはり、当たり前だね。あの友人は、もういない。
ムゲンマミヤ。
カタカナだと、雰囲気が違いますね。
カラスヤサトシみたいに。
物知りですね、いいなぁ。
>>726 ああ。
名前。名前、ね。
──今 少し昔の事に思いをやってたものだから。
君の声が、遠くに感じてしまっていたね。
済まない。
ん。
そうですねェ。
手習いで教わるのは、勿論、初めは片仮名でしたね。
ですからそう書くと。そうだな。
少しだけ、幼い気がしますね。どうしても。
カラスヤというのは烏谷という文字でしょうか。
友人にも一人いますので。
珍しいのだろうが、極ごくまれ、という名字ではないのでしょうね。
ふふ……。
いつものことですが、やァ。今晩は。
>>727 僕はただの探偵ですので。
まァ、聞き耳を立てることが多いのです。
そんなわけで、君の期待を裏切って申し訳ありませんが──
そのように言われるような者では、決してありません。
…でも そうですね。
確かに年上の友人や年嵩の依頼人をよく相手にしますので
少しばかり、身に沿わない老獪な言葉遣いをしてしまうのかも。
何か身丈に合わない言葉や、間違いがあったら、君。
きっと、声を掛けて下さいね。そのままに、せずにね。
730 :
以上、自作自演でした。:2007/06/17(日) 04:08:33
世間的には、そろそろボーナス日だそうですね。
風の噂で魔実也さんもスゴい額のボーナスを
貰っているとお聞きしました。
一体何に使っているのでしょうか?
君、いつも事件を楽しんでるだろう
怒っていいかね?
あまり傘さしてるとこ見たことないのでよかったらこれ
つ【蛇の目傘】
その服、撥水加工?
無器用でも一途なサトリはいい娘だと思う
どの新聞とってる?
今日は父の日。
「お父さん」と呼ばせて下さい!!
あ〜まいわ息子よ!!
(ドーラばあさんの着ぐるみで乱入)
今日は父の日!! 父親を敬い、尊敬し、尊ぶ日だ。
先に生まれると書いて先生。つまりはお前の父=先生でもあるからなぁ。
思えばお前もワシに学ぶこともいくつもあったろうに……あぁ、最近ワシに似ておるしな。ノリが。
さぁワシを讃えろ! 褒めて褒めて褒めちぎれ!! 夢幻狂四郎バンザーイ!!とな!
いいんだぞ息子よ。どーんと父の日を祝いまくるがいい!!!
なんだ、小遣いくれるとな? 流石は息子、父のことをよぅわかっとるわい。
今日は宴じゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
……ハ?
夢幻違いとな?
そーいやぁ息子にしちゃぁやけにデカイわい。
ちゅうことは部屋を一つ間違えたか……
こりゃまた失礼しました。
(退場)
どうも。
皆さん、お揃いですね。
>>730 歳費など貰ってはおりません。
まぁったく。…勝手に貰ってると決めつけないでくれよ?
僕はそんなもの誰からも貰っちゃあいないさ。
まぁ、そういう物に当て込むよりも
まずこの酒場のツケを払わねば。
盆か暮れに払う仕組みだが──僕は特に当て込むものなどはないよ。
ただ溜まるから年二度払うだけです。──正直今は忘れたいが。
>>731 …………。
おこるな。
>>732 「もしも月給が上がったら、私はパラソル買いたいわ」
なんて歌がありましたね。
僕は殆ど雨雲が避けて行く性質だが、降られるときは降られます。
せっかくの贈り物なので、では。
この間の猫君にいただいた小さな蝸牛をあげよう。
……給仕に突っ返されてね。どうしようかずっと懐に忍ばせていたのさ。
……うん。つぶれてない。大丈夫だ。
はい。
可愛がって育ててくれ。
>>733 何故。
別に、この布地がどうかとか、君には関係ないでしょう。
水を弾く素材なら、先程頂戴した傘がそうですね。
今頃では、そのような便利な素材があるのかい?
……ふむ。……少し、興味が出てきたな。
>>734 ええ。
心根の優しい、良い娘でした。
本性もその通りの娘だったのでしょう。元々。「サトリ」は隠さない。
だが、村がそれを許さなかった。色々なことを彼女に要求した。
ひとつだけ許された事があったが──それは。
それはあえて口にはしませんが、僕は今でもあの時のことを思い返します。
果たして、あれで良かったのかと。止める手段は無かったのかと。
時が経っても、今でもあの白一色の景色が蘇ってきます。
真っ白な心を持つ、童女のようなサトリの姿と、共にね。
>>735 給仕の君。……おい、君、君。
新聞屋が表まで廻って来ていますよ。
勧誘の類でしょう。行っておあげなさい。
あまり表通りでわめくと営業妨害じゃあないのかい。
>>736 ええ。いいですよ。
分かりました。理由は深くは訊かないでおきます。
ではこれから今日一日、「お父さん」とお呼びなさい。
で、僕は君を何と呼べば?
──え?
演劇でなく本気だから本当の子供のように扱ってくれと?
…………。
これは、難儀な話になったな。
>>737 あァ……!
あなたが、あれの御父上の……。
はじめまして。
こうしてちゃんとお伺いしたのは初の事ですね。
この間は、あれからどうでした?
どうもない、と? ハハッ、さすがは噂の通りのお方だ!
申し訳ありませんが、あなたのご子息は隣の別室で休んでいますよ。
なにやら、百貨店巡りで荷物持ちをしているとかで。ぐったりとね。
そのままの格好で息子さんが待ってる部屋へ行ってみて下さい。
きっと、息子さんも気力が回復するでしょうから…………。
いやぁ、退場も見事だなァ。
あれは場数を踏んでいる。相当な──手練れだな。…ふふ…。
夢幻狂四郎。奇妙な魅力のある方だ。一度朝まで呑んでみたいものですね。
今度電話してもいいですか?
743 :
731:2007/06/17(日) 17:48:16
…おこるさ(ニヤリ
今晩は。
少し冷える夜ですね。
>>742 ああ。いいですよ。
こちらで繋いで貰えばいいでしょう。
内容によっては、それからすぐに会いましょう。
事件の発端はなるべく詳しく明瞭に話していただきたい。
電話線などでは伝わらない、顔色や雰囲気も疎かにはできませんから。
今ここで話すことが出来ない理由は、まァ、いろいろあるとは思いますが
僕はいつでも君の声を聞きます。
……安心しておいてください。
>>743 誰かと思えば君か。
ふん──今日はいつもとは違う格好だったので
声を掛けるべきか少々迷ったのさ。
帽子を目深に被ると君の眼鏡が少し見えにくくなる。
だが、君は君。
そして、僕は僕だ。
あれからどんなに時間が経っても
一緒だよ。どちらも、同じことさ。
Zzz… Zzz…
魔実也さん、ちょっとついて来て。
私一人じゃ行けないの。
封魔の鈴をつかった
748 :
732:2007/06/18(月) 12:23:33
蝸牛ありがとう
大事に育てます
どうも。
ここには寝相のいいお寝坊さんが沢山おられるようですね。
>>745 こんなによく寝ていらっしゃると、どうもこう。
自然、小声になってしまうね。
よく、眠っておられる。
果物が自然に熟れて地に落ちる音。
その音で目覚めたいものだ、と謳った詩人が昔いましたが
この方ももしかしたら、その詩人の心を持っておられるのかな。
だとしたら起こすのも忍びない。
このまま、そっとしておこう。
何しろグラスの音などでも起きないようだからね──
僕達が話していたところで、今さらどうと言うこともないだろう。
>>746 ええ。
あなたとご一緒ならば地獄の果てまでも。
喜んで参りましょう。
ああ──確かに。
何か人だかりであちらに行き辛い。
でも大丈夫。僕の手をしっかりとって。さ。
混雑もこう、一定の法則がある。
この場合は、そうだな。
円舞曲の時のような足取りで行けば宜しい。
……はい。お嬢さん。お連れしましたよ。
報酬はあなたのその整った爪先だけで──
ん……結構です。
──失礼。あまりに美しいお手だったもので。つい。
>>747 夕闇に紛れた小鬼達が一時静まりかえったな。
君。不思議な道具を使いますねェ。
非売品なのかい? それとも借り物?
いずれにしろ、たいした効果だ。
ただの御方ではありませんね。あなたも。
一度そのようなものを売っている場所に僕も案内を。
道順だけでも、耳打ちして下さっても宜しいですよ。
>>748 あァ……。
そう言っていただけますと僕としても有難い。
何しろ、元は黒い猫からもたらされたもの。
黒猫は昔から福猫と言います。まさに。
僕の手で触ったから、少々熱さに弱ってはいるだろうが
帰って水を掛けてあげれば、きっと元気になる筈ですよ。
ふふ……それにしても、あなたはご丁寧な方ですね。
そんなあなたに託して良かったな。──なァ、蝸牛君?
魔実也さん今日は何してた?
君、コーヒーをくれ。
二つだ。
>>752 うん。
実は今日は少し微熱があってね。
計ってはいないが……多少、いつもより温度が高いようで。
ここ数日続いてた調査を今日は打ち切って
昼まで眠っておりました。
で、まぁ、回復したので、こちらに顔を出したというわけさ。
夢は見たが朧気で……。
やはり熱のある時見る夢は何か不定形で不明瞭だね。
意味のない、不思議な夢でしたよ。
風鈴とか、黒猫とか
青い服を着たあれの父親とかが廻っていておかしかったな。
魔実也さんのそのスーツって
少しキツめじゃありません?
755 :
以上、自作自演でした。:2007/06/19(火) 08:37:30
すき
男女間の友情は成り立つと思いますか?
先生から年賀状もらったことあります?
帝都は三十度近くあるそうですよ……
どうも。
>>754 そうですかねェ。
僕としては、これといって着心地が悪い訳ではありませんよ?
寸法はいつものテーラードで測っていただいている。
服飾にはあまり詳しくはありません。
が、その職人の方は無口だがいつも良い仕事をして貰っています。
なので、あまり変な事を言って欲しくないな。
ほうら、こうして腕をのばしても何しても。
運動性はいささかも損なわれておりません。ね。
>>755 おや。
卓の上に、メモが。
──誰かが昨夜残していったものだろうか。
「すき」……非常に簡潔かつ流麗な筆跡です。
「好き」にも様々なものがあるだろうが、これを残していった方は
素朴な、心の清い方ですね。
多分。
…見ていると、そんな気がしてきます。
>>756 男女の間に友情を成り立たせるのは観葉植物を美しく保つ程に難しい。
……と、昔々の女哲学者が言葉を残していたね。
その女哲学者にはむろん師匠がいて、それはやはり男でもあった。
教えを受けながら、男女間の心の難しさをも、その身でもって学んだのだろう。
僕としては、そうですね。
贋物の友情でも何でも
「彼女」がそれで満足であるなら。
安息するのであるのなら──
──それでいいのではないかと思っているよ。
それはそれこそ贋物の保たれた美しさかもしれないが
それで見せる「彼女」の笑顔は本物だろう。
恋は人に押しつけるものではないし
言葉にするだけが恋ではないことはよく理解っておられるでしょう。
贋物の「情」でも。僕はそれごと「彼女」を受け入れます。
>>757 あぁ。
ありますよ。
先生──横溝恩師は非常な達筆でね。
宛名が読み難いのが難点だが、心はしっかり毎年お受け取りしております。
ここでお見せできないのが残念だ。本当に解読が難しくて……。あ、いや。
本当に達筆でね……。ふふ…。それは、もう。
あれを読み解くのは直弟子か、僕みたいな者だけだね。全く。
>>758 うだるような暑さとはこの事だねェ。
君も、そら。
お冷やのお代わりを頼むから。
涼んで行ってくれ。ゆっくりとね。
魔実也さん、今日は何か面白い事件ありました?
や。どうも。
>>762 吹聴できるような面白い物事は今日は無かったんだがねェ。
日中、とても暑かったでしょう。
石畳を歩きながら休み休み聞き込みをしておりました。
──ん。そういえば……。
途中、女性一人に声を掛けられたね。
道を尋ねられたのでこれこれ…と説明して差し上げたのだが。
よく見ると着物が右前で。
違和感を感じたまま別れた。
それだけでしたね。今日は。
事件というより、むしろこれは気が付いた事かな。
梅雨入りしたと思ったら、この陽気。
魔実也さんは毎年梅雨の時期は
どのようにお過ごしですか?
末期の食事に食べたいものはなんですか?
果物では何がお好き?
お祖父ちゃんが死にそうなの…
もう会えなくなるのやだよ。・(っд∩)・。
ふぅ。ここに入ると涼しくていいですね。
こんにちは。
>>764 本当に梅雨なのか疑わしい程ですね。これは。
例年ならばとっくに今頃雨降りなわけですが。
毎年、蝸牛のように、こうやって酒場に入り浸っているよ。
それは変わらない。
おッと。
そういえば。
ツケの期限が延ばせるか、まだ訊いてなかったな。
せめて十月まで延ばせるといいのですがねェ。
>>765 末期……。
喉を通らないかも知れないね。
それなら、玉子かけ御飯かな?
ああ。それと、水もお願いしたい。
>>766 そうだね。
わりと、傷んだ桃などが好きです。
かたくて、こわい桃よりは、風で落ちたようなものが好ましい。
けして歯が弱いわけではないですよ。
後はやはりミカン、冬ならばそれが美味しいですね。
>>767 肉親との別れは辛いものです。
生きていれば誰もがいずれは経験するものでもある。
君はお祖父様との思い出が沢山あるのだね……。
それゆえ離別しがたい。──僕にも、それはわかるよ。
さぁ涙を拭いて。
このハンカチを。
君が泣いているとお祖父様も悲しみます。
それに死ぬことだけが別れではない。
君の心からもしも。もしもですよ。
お祖父様への思いがなくなったら。
それは本当の真実の別れです。
僕の言ってることが理解りますね。
そう。
君の中でお祖父様はいつまでも生き続ける。
永遠に 永久に
……君が憶えている限り、ずっと守ってくれる筈だろう。
だから大丈夫。
とてもいいお祖父さんなんだね。
君の顔を見ていると分かるよ。
僕も──出来ることなら、一目お会いしたかったな……。
さ。
涙は止まったかい。
止まったら、また君の笑顔を見せて欲しい。
お祖父様もきっとそう願っているはずだよ。
その珍しい柄のハンカチーフは
外国製なのですか?
>>771 そうだね。
幾何学模様が美しいハンカチだ。
頂き物なので、外国製かとかは、なんとも……。
目を凝らすと銀糸で文字が刺繍してあるが
少々使い込みすぎて、ほつれてしまって読めなくなっているね。
というわけで、どこ製なのかは……分からない。
──このハンカチは、気に入っているよ。
幻想篇みると探偵事務所をお持ちのようですが。
たまには戻って窓開けないと湿気でカビ生えますよ。
ぜひ、魔実也夢幻のすべらない話が聞きたいです。
一発で…十分だ。
蝶のように舞い、華麗に突き立てる…
デビルチンポアターーーック!!!
……。
賑やかだと思って目覚めてみれば。
曲芸師の御来店とは、なかなか粋じゃないか。
>>775-777 ほぅ…、 宙に投げ散らしたカードから七だけを三枚。
一投で串に刺すとは良い腕をしているねェ。
…その技、何処かで見た覚えがある。
君は溝呂木博士の見世物小屋にいただろう?
無期限休業中の身か…、 それで今は流しをしているというわけだ。
だが…、 それ以外の理由で此処に来たというなら。
僕も歓迎してばかりはいられないね。
その影に近づくな。
彼に…、 溝呂木博士に近づくことだけは、僕が許さん。
照明の下華やいだ場所、そう其処だ、其処にいたまえ。
さてどんな芸を見せてもらおうか…。
やァ給仕のお嬢さん、此処にある薔薇を一輪、いただくよ。
さァ僕がこいつを投げてみる。
見事一投で突き散らしたなら、僕から一杯ご馳走しよう。
ほォら…!
>>773 幻想は幻想であって「本当」ではありません。
だから、君がそんなふうに思うことはないさ。
僕が居さえすれば──そして依頼人がいればそれで「場」になる。
僕は埃など被らない。心配することはないでしょう。
>>もう一方
やァ。
>>775-777の一部始終を見ていたが見事な技でした。素晴らしい。
ああ、薔薇の花弁が君の肩に落ちているよ。
まるで君の輪郭を彩っているようだ。
とってあげよう。……ん。はい。
>>774 あれは学生時代、冬だった。
学舎に行く中途で前を歩く横溝先生のお姿を見かけたんだ。
僕は「先生」
と思わず呼びかけた。
朝お見掛けするのが珍しくね。
そうしたら先生は無理に身体を捻ったのかどうしたのか
その場で転んでしまった。
僕はすぐに早歩きで先生の元に行き、手を貸して差し上げた。
その途端。
意外にも先生──横溝先生のつかまる力がお強くて
ついそこで二人とも体勢を崩して転んでしまった。
というわけで、雪道で転んだ話。
けして二人して滑ったんじゃない。
……それだけ。
○○○ワークと言えば何?
昨晩飲んだお酒が体から抜けずに困っています。
最近二日酔いがひどくなったんですよね。歳でしょうか。
783 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/06/25(月) 22:53:32
今晩は。
>>781 何かの謎かけかい?
うん? そうでもないのかな。
……えぇと……。
学術調査のために現地に行ったりするのはなんて言うのでしたか。
あァ、「フィールド」ね。「フィールド・ワーク」。
それと対義語……というわけではないだろうが
「デスク・ワーク」もありだね。
フィールド・ワーク、学術調査と称して事件を解決する大学教授…
助教授なんでしたっけ? そういう方も世の中にはいるようですね。
そんな面白い事をしている方と一度飲んでみたいな。叶うならば。
>>782 確かに少し青いお顔だなァ。
そら。冷たいタオルで額を冷やして。
少し行儀が悪いが、なに、誰か言ってきたら僕が説明して差し上げるから
体勢を楽にして少し、あのピアノの音にでも聞き入ると宜しいよ。
歳のせいか、という事だが……
僕もね。その日その日によって二日酔いになったりならなかったり。
酒との折り合いはむしろ精神的なものと関わるような気がするのです。
だから、あなたは僕から見て、まだお若いし
一概に歳だと感じるのもどうなのかな。
うん。──少しは顔色が良くなってきたね。
何か注文するかい?
では、給仕の君。ウィスキー、ストレート、ダブルで。ノーチェイサー。
本日、横濱まで足を伸ばしてきましたが
昔の面影は殆どなくなっており、少々驚いております…。
魔実也さんもこのように感じた思い出の場所はありますか?
横溝先生のヒゲに触りたい
少し早いですが、どうも。
今晩は。
>>784 そうだな。
懐かしいと言えばどこも懐かしいが。
幼い頃野原だった土地が見る陰もなくなっていたり。
まァ、いろいろあるさ。生きていれば、ね。
失礼。
丁度頼んでいた煙草が来た。
いいかな? 失敬して、では……。
この酒場も今は石造りで土台もしっかりしているが
もう五十年もしたら、重きに耐えかねて崩れゆくのかも。
そう思うと、真に浮き世は儚いと思う他ありません。
>>785 !!
今。何か足で踏んだが…。気のせいだったのだろうか。
「プチ」とかいう乾いた音がしたが……。
………………。
まぁ、いいだろう。
>>786 ああ……!
確かにあの髭は霊験あらたかというか、まあ。
そんなような気はするね。
触ったら少ぅしだけ長寿になるかも?
横溝先生は顔相を見るだに長寿、繁栄を表しているからね。
ですがそんな事を言ったら先生はどうなさるかな。
酒の席ですから、もしかして触らせてくれるかもしれませんねェ。ふふ、面白い。
旦那に預けたいんだがね。
つ【植林費用】
木精のいた山に使ってやってくれ。
なんだか魔実也さんは見てるだけでいい、って思える様なひとですね。
素敵だし。
外伝の魔実也さんは…
出掛けてる間に、掃除させて下さい。特に布団。干したいです。
苦手な食べ物はありますか、私は春菊が苦手です
魔実也さんの守護霊はどんな霊ですか?
>>790 ふぁ……あ?
そう言ってくれるのは有難いんだがね。
口煩い小姑が耳喧しく囀るかもわからん。
そんな気苦労をロハでさせるのも…、 気が引けるなァ…。
それでは代わりに手品を披露しようか。
先ほど
>>775-778 で散らした薔薇の花弁を一枚両手に包む。
いち…、 に…、 さん…、 ほぉら両手から現れ出でたるは。
『濃桃色の薔薇のブローチ』 にございます。
どうぞ、受け取ってください。
おやまだ花弁が残っているね、では続けて…。
はい…、 はい…、 はい…、 いかがかな。
『枯白色の薔薇のブローチ』 は、下宿の娘が来たら渡しておくれ。
『葉のある赤い薔薇のブローチ』 は、あの黒い天使に。
さて…、 残るひとつは。
兄ィさん、貴方にはこの 『白一重の薔薇のブローチ』 にしておこう。
お気に入りの娘を口説く時にでも使ってくれ。
さて、おいとまするとしよう。
場所を変えましょう溝呂木博士、僕の影に移ってらっしゃい。
じゃれあうにしても、相応しい時と場所というものがある。
冥王星にでも行きますか? うむ、それもいいね。
居並ぶ紳士淑女の皆々様、どうか店仕舞いの其の時まで。
ごゆるりとおくつろぎいただきたい。
では、ごきげんよう。
>>793 ありがとう… 素敵なブローチね
(目線は目の前の人物を真っ直ぐに貫くように)
これはあなたの手から出された魔法の花
(相変わらず目線は真っ直ぐに でも少しだけ和らいで)
わたしもあなたに生み出された花なのだわ
(そうでなくては このように肉体を保てないまま)
こうして視るとあなたには黒い翼が影のように差して
(でもそれは死の影じゃないの あなたはもっと別の存在で)
そう…また会えると私は感じている この胸で この身体で
(目を瞑って 口元は微笑みの形に)
今度会えたら ねぇ もっとお話してね
(いつか私が あなたを見つける時まで)
>>793 ダークピンクローズの花言葉は
…感謝でしたっけ?
>>793 ブローチ、有難うございます。嬉しかったです、大事にしますね。
…なんだか貰い過ぎみたいですよ魔実也さん。
下宿の彼女とふたりで、お帰りまでにお布団ふかふかにしておきますから、
冥王星で冷えたら、風邪引かないうちに地球に戻って来て下さいね。
どうも。
窓から見える柳が一層青々として映えますね。
>>789 懐からポンと出されたが、これは。
一見してかなりの額と分かります。
その額はあなたの収入の何割?
それとも……全額?
何割でも全額でもお金の重さは変わらないし
ましてやあなたのお気持ちの意味が
変わることはありません。
わかりました。
時間が解決する事も、お金が解決することも
或いは、そのお気持ちさえ同じならば。
山もきっと必ず応えるでしょう。
やまびこのように。その姿でもって。
>>790 見てるだけでは理解らぬこともあります。
あなたのお声で、是非。
僕の心臓を震わせるようなそのお声で。
思うように、あるいはネジを無くした人形のように。
見目のよい踊りを──そう、なるべく美しく──
踊らせてやって下さい。
>>791 今日は朝から煙しか吸ってなかったな。そういえば。
苦手というとまた違うが、品質の悪い煙草が苦手です。
刻みが甘いとか、または混じりものであるとか。
そういうものはあまり好きませんね。
食べ物では、苦手などはないです。
鄙びた場所で道に迷った時など、水に困って
蕗のようなものを囓ったりもしますが。
まぁ、お座敷で蕗を囓ってたらおかしいでしょうし
時と場合により、その旬のものを食べられたらよいでしょう。
>>792 さァね。なにぶん、いろいろなものが憑いたり離れたりとせわしい。
あまり気にしない事にしております。
闇の中で僕を見てぎょっとされる方、腰を抜かす方もおられるし
案外生き死には関係ないものなのかも。
僕? 僕は生き霊ではありませんよ。……まだ大丈夫です。
>>793 ありがとう。
あァ、綺麗なものだね。
一重の薔薇が好きだと、何故分かったのだろうか。
そう。僕は野山で道に迷った時などいつも
この野生の白い薔薇を目印に、道無き道を行くのです。
そうだ。ひとつ君に言い置いておこう。
この場所が本当の意味での無礼講になる前に
必ず一度は顔をお見せなさい。君と僕との約束です。
それでは僕も手品をひとつ。
この『白一重の薔薇のブローチ』に
ふぅ…… と ……息を吹き掛けますと
さァ。花弁の形の小さなブローチに早変わり。
殿方はネクタイピンに。…はい。
ご婦人はお帽子やスカーフに。…どうぞ。
ここにおられる方、皆さんに彼の「花」が行き渡りました。
それが運命の花になるか、ただ心和む花になって毎日を彩るか。
すべては手に取った ……あなた次第。
>>795 そうだな。
僕は無粋で花言葉などよく分からないが
彼はあれで結構な伊達者だ。
あえて言葉で飾らず、ああして思いを込めているのかも。ね。
>>796 あなたのようなお優しい方が受け取られてもう一方も満足でしょう。
心ゆくまであなたの笑顔を受け取ったに違いない。
一度で良いから、あなたのようなひとに騙されてみたい。
好きな女性に何回もアタックしているんですが全然振向いてもらえません。
ストレートに迫っても、ちょっと変わった趣向を用意してみても全く効果無しです。
何かアドバイスをいただけませんでしょうか。
ちなみに相手は巨乳でヘビースモーカーな女教師です。
あれっ、そういえば貴方、彼女とどことなく顔が似ているような…?
魔実也さんの座右の銘はなんですか?
>>793 何よ・・・もォ、知らない!
こんなの、ただの花じゃァないの。
あたしにとっては枯れた白いお花でしかないんですからね。
こんなので宿代に換えようなんて、赦しはしないわよ。
宿代払い終えるまで、あのお部屋はそのまんまにしておくんですからね。
ええ、本当にそうですとも!
灰皿がいっぱいですね
新しいのを持ってきましたから使ってください
たまには金田一耕介ばりの和装も見てみたいですな
美術館はお好きですかな。
>>803 枯れた白い薔薇には「相手に生涯を誓う」という花言葉があるそうですよ。
彼が意図したのか否かはわかりませんが。
どうも。
陽光が眩しいですね。
>>800 シッ。
……そんな事をあなたのその口から言われたら、そら。
一斉にこちらに男性の目が向いてしまいます。
出来るならあなたは今日は僕の影でそっとしておいでなさい。
お帰りもお送り致します。 …だから、そっとね。
>>801 そうだな。
巧妙な手口というと語弊がありますが。
一つ教えて差し上げましょう。
あなたはいつも自分の世界に相手を引っ張り込み
自分の陣地でだけ思いを打ち明けていませんか。
自分ではちょっと変わった趣向と捉えていても
それは相手に寄りけり。
あちらはそうは思って下さらないかも知れません。
口では嫌がっていても、公の場──つまり一目がある場ですね
で花などを贈ってご覧なさい。
もしかしたら、案外素直に頷いてくれるかも知れません。
>>802 「一石二鳥」。
>>803 おや……!
久しぶりにお見かけしましたね。もう一方の──お嬢さん。
相変わらずふくれた頬が可愛らしい。嫌い嫌いも好きの内──でしょうか?
彼と僕の間には言葉は要らなかった。なので、彼は自分の仕事に向かったのです。
……聡明なあなたは勿論ご存じだ。だから、僕にまでそんな貌をされずとも宜しい。
心弱い時、哀しい時、いつでもいらっしゃい。
彼の代わりにはなり得ませんが、お話相手にはなれますでしょう。
ね。
>>804 や。…どうも済まない。君に給仕のような真似をさせてしまったなァ。
その後、仕事はどうなった? ああ、上手く行っている?
君の事だからね。心配は無用だったか。……ふふ
何かまた怪異があったら呼びたまえ。いつでも馳せ参じましょう。
ああ、謝礼など構わん。君からはそんなものは一銭も要らないさ。
気分がいい時に君とこうやって飲めれば結構。
それ以上のものは──ないね。
>>805 装いも時と場を選びます。
ほんの少し前の場合は、葬式も白い和服の装いでしたね。
今では西欧ばりに黒い装い。かてて加えて洋装も珍しくはなくなった。
僕の場合は、ただこの格好が気に入っているのでね……。
あまり深い意味はありません。夏など和装も良いでしょうし。
勿論、袴まで付けませんが、夏の浴衣などは気に入っておりますよ。
こちらでお見せは出来ませんが。所謂寝間着という呈なので。
>>806 あァ……。
先程から見入っているのは美術史の本ですね。少々失礼して、では。
僕は門外漢ですが、散策のついでに、よく美術館には参ります。
緑豊かな土地も多いし、こう、ホッとするような場所が必ず作ってあるもので。
今頃は桜ではなく紫陽花が下生えと共に咲き誇ってるでしょう。
>>807 ただの黄色みがかった白──クリームではなく、そんな意味まであるのか。
あなたは見識の広いお方だ。……成程。誓いの花、ね……。
彼はもう遠くへ行っていると僕の胸が告げます。
なのでその意図を追求することは出来ないが──推理は出来るということだ。
僕の胸は告げています。彼の真実の心根を。
ですがそれは彼自身が戻ってきてから、彼の口から告げて貰いましょう。
彼もそれを願っていると思いますから。
あれ? 取り替えられた灰皿の裏に
血痕が見えたような…。あの灰皿、
事件の重要な証拠品だったのでは?
>>811 ふむ。
この灰皿かい。
どうもこれを鈍器として人を殴ったような形跡がありますね。
ほら。血痕の他に細い細ぉい髪の毛が付着している。
でも、ぬぐっておけば大丈夫。
何か問題が起きたらその時は対処しましょう。
>>812 僕も拝見。ほう……。
……様々な意味があるのですね。これは、勉強になったな……。
ふふ。でも、おかしいな。
折角心を秘めて花に思いを込めたというのに
こんなふうにあからさまに──いや。
推理されて。彼は今頃どう思っているのかな。
或いは思いの果ての果ての花だったのかも。
帰ってきたら、一杯奢らせてもらおうかな。祝杯として。
世の中には自分と同じ顔の人間が
三人はいる…と良く聞きますが
魔実也さんはどう思いますか?
五つ子だったら十五人も
いるんでしょうか?
海外旅行はした事ありますか?
あったらどこに行ったのか、なければ行ってみたい国を教えてください
>>814 そうだな。
僕の場合同じ顔は慣れてます。問題ないさ。
ただ、人違いはかなわないがね。
まあ……これも運命と受け入れるしかないのだろう。
五つ子…。
はは……君は面白いことを考える方だねェ。
単純に計算すればそうなのだろう。ふふ…。少し、面白いね。
血縁でなく赤の他人で同じ顔だから、驚いたり、面白いのだろう?
だったら、十五人いそうではありませんか。
それぞれ似通っててもきっと必ず個人に特徴があるのでしょうし。
>>815 ええ。
大陸に渡った事が一度あります。
お忍びのようなもので、あまり伸び伸びとは出来ませんでした。
今度もまた大陸、できれば香港島のその先の島にでも行きたいですね。
洋行した友人知人から、よくその地域の土産話を聞かされるもので……。
欧州もいいですが、まぁ、どちらにしろ旅行鞄はあつらえないといけません。
あの〜私はメイドなのですがぁ〜
ご主人様とはぐれてしまったのですぅ〜
なにか手がかりなど御存知ありませんかぁ〜
お脈を拝見。
819 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/07/02(月) 16:51:54
>>817 これは綺麗な──作り物のように美しいお嬢さん。
ご主人様とはぐれたと? ほう?
それで先程から人の顔を見ては落胆されていたのですね。
そのように両手を握りしめて。
手がかりはまずあなたからです。
名前は何と言うのです?
コッソリとでも宜しい。耳元で教えて下さい。
はい。わかりました。…実に綺麗な名前をお持ちだ。
それからご主人様……と呼んでいるお方の名前も。
ええ。…はい…分かりました。
ご主人様の服装は枯葉色のシャツ……。普通の若い方なのですね。
君のように精緻な…いや、失礼。立派なメイドを雇われる方としては
いささか見分不相応な心持ちもしますが。いや、失礼。
そうですね。
あなたの容貌は目立つ。
そして彼は何事もない限りあなたの元に来ることでしょう。
あなたのその愛されている顔を見れば──理解ります。
落ち着いて、紅茶の香りなどを愉しんで。
ここの方と一緒に。「ご主人様」をお待ちすることにしましょう。
>>818 いえ。僕は至って健康です。動悸もしておりません。君は、医者の卵?
では先程から上気した貌で落ち着かない、このお嬢さんの脈をとってさしあげてくれ。
ずっと両の手を握って、こわばっているが──はい、そっと、開いてね──
……この席は奥まっているが店全体を見渡せます。
……こうやって落ち着いていれば、やがてはあなたの「ご主人様」も来られるでしょう。
君、どうもありがとう。
このお嬢さんが落ち着くまで君も側にいてくれ。よろしく頼むよ。
僕は裏に行ってそれらしい方がいなかったか聞き込んで来ます。だからね。宜しく。
常に冷静沈着な夢幻さんですが、こいつは許せないって憤った相手とかいます?
>>821 そうでしょうか?
あなたにそうおっしゃられるとなんだか恐縮してしまう、ね。
僕は狭い場所を基点にして奔る、まだ青二才の探偵に過ぎません。
多少、こわいことなども慣れておりますが、基本的なヒトのかたち──は
……それほど他人と変わっていない筈でしょう。
許せない程非道い方は、そうですね。
こうやって目を閉じて──あくと。
ほうら、もう心には棲まなくなる。
…心が離れるのは早いです。
そういう意味では、冷静沈着なのかもしれませんね。
あなたに言う程のことではありませんでしたが
自分の妻を愛しているのかどうなのか。
ハッキリとされない方がいてね。
丁度、先輩にあたる方だが。
……お酒が不味くなるのでこのお話はよしにしましょうか。
とにかく僕は不貞も働かない花のような…そう、そうやっているのが
一輪の花のような方を泣かせるような方は……嫌いです。
優しい花は常に水をやらねば。切り花でも、野の花でも。一緒です。
一時停止違反で切符を切られました。
あと1点で免停なのですが、魔実也さんの
力で何とかならないものでしょうか?
>>323 君はいつも仮眠を取るといってはここで寝入る、あの方かな…?
お勤めご苦労様。今まで仕事だったのかい?
あと一点…ということだが気を付けていればどうということもないだろう。
僕の力など必要ない。君さえ気を引き締めていればね。
まぁ、一杯。
朝日にはまだ時間があるのでね──さァ、君もどうぞ。
天鵞絨のように居心地の良い場所。せめてここで和みたまえ。
それだけ呑んでおいて、まだ少しとは!
やっぱりお酒強いんですね。
強く抱きしめてください
店の外にアガパンサスの花が咲いてました
ちょうど窓から見えますよ
ほら
魔実也さんはじゆう人??
830 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/07/03(火) 18:59:29
どうも。
黄昏時とはこのような時刻なのでしょうか。
>>826 ん。そうなのかなァ?
君がそう言うのならそうなのかも知れません。──君も、強いし。
泥酔するほど「人生のお荷物」を負っていないのかも知れないね。
歳を重ねるごとに人は見えない荷物を負うことがある。
お酒の呑み方にもそれは表れます。
それは、仕方のないことでもあるが──
出来ればそういう姿を晒さぬよう、君の前には立ちたいね。
さァ。もう一度。…乾杯だ。
>>827 強く抱きしめると女性の華奢な肩は壊れてしまいそうです。
時々僕は思うのです。女性に無理を強いているのではないかと、ね。
では──
その花瓶の白い花を髪に挿して。えぇ。そう。
花が散らないように。散るまでは。あなたをこの胸に抱きましょう。
強すぎたらその花はひらりと床に散るでしょう。
そうならないように。あなたも花も最後まで無事なように。
さぁ── この胸をひとときあなたに。 ……おいで。
>>828 あァ……。
細首の……青紫の花ですね。
僕もこちらに入るときチラリと見ました。
ここから見ると丁度角度的に目に飛び込んでくる。
夏ですね。美しい。
花を愛でるあなたの横顔も…ふふ……ちょっとしたものですね。
研究者のようにも見えるし、ただの佳人のようにも見えます。
夕刻は不思議な時間ですね。
>>829 いいえ。
僕が自由かどうかと言ったら答は──否です。
だってこんなにも自分に縛られているでしょう。
煙草が切れれば買いに出向かなくてはならないし
食事もなければいけません。
ですが。
この肉体の呪縛があればこそ、このように愉しい時間が過ごせる。
それは──真実無二の真理です。
3サイズを教えて下さい。
少し早いですが、今晩は。
こちらから見える青紫の花が今日も美しいですね。
>>833 そういうものは君、女性に訊くものではないかね?
まあ。他のご婦人の所で訊く君はあまり想像したくはないから。
ここで訊くというのは、ある意味良いでしょうが。
…ふむ。
君。
何か測るもの──
巻き尺とかがあったら持ってきてくれ。
あぁ、ありがとう。
胸は脇下を測るのだったね。
テーラードで覚えたよ。
八十と……半分程……か。
腰は腰骨の所で測る。…えぇと… 六十八かな。
もう一つの箇所はテーラードでも測らなかった。
職人が目測でやってくれたのでね。
まァ、大体胸まわりと同じ位でしょう。
ん。
こんなところかな。
君。他の所で、特にご婦人の所で訊いて廻るなよ?
それだけは約束してくれ。いいですね。きっとですよ。
今週末は七夕ですね。
何か願い事はありますか?
今年のベガとアルタイルは逢えるのでしょうか。
今晩は。
>>835 願い事はこの胸の裡に。
君こそ、もう願うことは決まっているのかい。
こうやって……。
ん、はい、一杯。
注いだり注がれたりしていると
どうも思考が拡散して…いけないなァ。
僕の願いは秘密。
だから、君の願いも秘密でいい。
どうせ七日にはこの店にも大々的に笹が飾られるのですからね。
…もし。君が僕の願い事を気になったら探してもいいですよ。
探せられたら、ね。
朝日ソノラマが解散と聞きました
ヨースケ版『帝都物語』読んだことない私は再刊を心待にしていたのに…
あなたの活躍を拝見するのは
もう少し先になりそうです…
ジャズとクラシック
今この店で聞くならどっち?
つ【水ようかん】
魔実也さんは占いって信じる?
ちなみに僕は都合の良いものだけ
信じることにしています。
あ
ああああああの。僕のめッ、メイドが、お世話になってると聞いて
飛んできました。僕、その、こういう所初めてでちょっと勝手が
違ってしまって。ああ、すみません。お、落ち着かなきゃ。
>817
キララ。君、すぐに博士の所に行かなきゃ。
ゴメン、今は説明してる時間がないけど!!
えっと・・・
探偵・・・の方ですか?
どうも匿って下さったみたいで有難うございましたッ!
この子、変わった特技とか披露してませんよね?
い、いや、それならいいんですけど。はい。
昨夜ですが、もう一方の彼の夢を見ましたよ。
彼は元気らしい。少し、ホッとする心地がしました。
今晩は。お揃いで、皆さん。
>>837 そういえばここの所朝日を拝んでいないな。
解散というと、何か寂しい響きだね。
君も……肩に寂しさが付きまとっているが
何、僕の事を思うなら、ここに生身がおります。
故にまったくさみしく思うことはありません。
そォら。眉間の皺をといて。ほぐして。
空を見上げてご覧。──星ひとつない、曇天だ。
>>838 この店に低音で響く調べはいつも店主の意向でジャズナンバーだね。
だが、時々ピアノの君が超絶技巧の曲を朝方に練習していたりする。
君は知っていますか。
もしかしたら本人は知られてないと思ってるかも知れないがここの生ピアノ。
音を時々落としつつも、拾い上げては難曲に挑戦しているのです。
こちらの方達と僕が朝方に寝入りかけていても
ここのピアノの君は情熱の炎が落ちないらしい。
だからいつか聴きたい──このピアノの君の本当に弾きたい曲を。
その時は君と一緒がいいな。二人、寝入ったふりをして聴き入ろう。
>>839 ああ。
あなたは確か。昼間にあの坂ですれ違った方ですね。
荷物が多くて、せめて大通りまでお持ちしたいと思ったが
あなたの口元が美しくほころんでいて、つい、それに見入ってしまって
とうとう声を掛けられなかったのです。
君。給仕の君。
こちらの方達用に皿を。よろしく。
これはまた綺麗な。透明度が高いというのかな……。
小豆が沈んでいるのも、何かこう、こころ優しいね。
──フゥ。
冷たくて身体が休まりました。ありがとう。
どこのお品なのか是非教えて下さいませんか。これは僕も手土産にしてみたい。
しかしこうしていると、酒ばかり煽るのも何だな、と思うね。
こちらの方には教えられてばかりだ。時間の愉しみ方も。銘品も。
>>840 そうだな。
自分で占う時──本当にごくたまにね──は、勿論信じているよ。
自らを、というよりは、そう。──相手を。
占いは求める者にこそ発揮されるもの。
けして迷わない、心強い方には不要なものです。
ですが。僕としては……時にはそういうものも要るのではないかと思う。
何故といって、それが人間らしさでもあるから。
それで証明完了とはいかないところも、人間らしいとは言えないかい。
>>841 うん。
そういう君の気持ちは理解らないでもないが。
僕は帽子はこの帽子と決めているのさ。
なので、君には従えない。
確かに夏はパナマ帽などいいかも知れないが。
人には向き不向きがあるのさ。ま。諦めてくれ。
それにしても、どうして君はそうボウッとしてるんだい?
コーヒーでもとるから、ひとまずは眠気を払いたまえ。
何となく、そういう顔をしていると──
目の前で指弾したくなる。ばぁん…っと。
まァ、別に見飽きた君の顔など、今さらどうでもいいがね。
やァ。
改めまして、今晩は。
>>842 はい。確かにあなたの大事な方はお渡ししました。
良かったね。やっとお嬢さんの本当の笑顔が見られた。値千金ですね、これは君。
何? コーヒーを飲む暇もないと? …本当に?
……分かりました。まあ、君もとにかく焦っておられるご様子だ。
今回はどうぞ。さ。
お嬢さん。
今度はご主人様とはぐれたりなさいませんよう。
しっかりとこの方を掴まえておきなさい。
あ、あんな所で躓いて。
大丈夫なのかな。あの二人は。
七夕です、短冊にどんな願いを書きますか?
私は家族の健康を願いました。
今、魔実也さんが履いている靴はどんなの?
どうも。
>>847 ああ。──ここの店でも盛大にやってるね。
僕は今年は遠慮した口です。
もし書くのでしたら、そうですねェ。
来年も七夕が出来ますように、かな?
つまらない答でどうも済まないが。
君のように願うのが一番素敵だと思いますよ。
僕からもそう願って、空を仰いでおきましょう。
これでも年中行事で一番好きなのは七夕なのですよ。
人の願い事を見るのは、好きなのでね。
>>848 ん。
所謂スリッポン型ではない靴紐で締めるものです。
普通の革靴ですよ。……ほら、ね。
特に意匠もないですね。ですが手入れはそれなりに。
靴にこだわる方は、こだわりますね。
何足も持っていたりとか。僕は、まァ──あそこまでは出来ないな。
七夕くらい妙な事件には出くわしたくない物ですね
君、コーヒーをくれ。
二つだ。
>>850 妙な事件と言えば案外平々凡々な日常に潜むものですね。
僕の今日一日は平凡ではありましたが
貴重な一日だったとも言えるかも。
何しろ、君が顔を出してくれたんだからね。
どうです? コーヒーを飲み終わったら今度は本格的に飲むと行きませんか。
腰の重さは仲間内でも噂される程の君が現れたのです。
今日はここ近辺で起こった出来事など話して貰いましょう。朝までね。
魔実也さんのジョジョ立ちが見てみたいです。
ジョジョ立ちってなに?
じゃあ折角だからピアノで効果音をつけてあげよう。
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォッ!!
巨乳と貧乳どちらが好みですか?
窓から見える通りに金魚売りや風鈴売りの姿が見えますね。
どうも。
>>852 一応資料を持ってきてくれたんだね。…ありがとう。厭に用意周到だね。
よく分からないけどこれは、普通の人間では出来ない格好なのでは。
僕が普通でないと言われるのは、まぁ、慣れている事ではありますが。
ま。最近身体を動かしておりませんしね。
準備体操と思うことにして…。
>>853 君は知らなくても宜しいさ。
といいますか、今僕が目の前でしている格好がそれです。
参考になりましたか。
所謂デッサンモデルのように決めるもののようですね。
資料を拝見した限りでは。
>>854 初めにひとつ言いたいことは
「そのピアノでどうやったらそんな音が出せるんだ」だな。
まあいい。君もいろいろやってみたいのだろう。
今回はどうもありがとう。どうもありがとう。
二回言ったのは特に意味はありません。
これからもいい音色を聴かせておくれ。
>>855 貧しい、と書くとなにやら心苦しいものがあるね。
何か置き換える言葉は──ないのかい?
……どちらでもいいさ。あまりそういう事を考えたくはない。
だがまあ。そういえば、うちの家系は代々豊かな方が多いね。
和服でもわかる程であるから。
適当にあれば宜しいのではないかな。
それに……。
もし豊かだったり、少なかったりして劣等感を持っているのなら
その思い込み──呪いのようなものを、解いて差し上げたいですね。
流し目して下さい。
この場所も残り少ないですね
なんとも感慨深いです
…煙草を一服…。
……どうも。再びお目にかかれました。
>>858 この僕にそんな命令をするとはね……。
何か代償はあるのかい?
例えば…ん、そうだな。
君のこれまでで一番恥ずかしかった出来事を僕に語ってはくれませんか。
それで等価値という事にしておこう。
……
君も苦労したのだな。
まァ、今聞いた事は水に流そう。というか、流したい。
>>859 場所……。
ん。あぁ、済まない。
僕が少し行儀を悪くしていて君の場所を取ってしまっていたかな?
さ。どうでしょう。これで君の脚も楽にのばせます。
そうだな。
感慨深いと言えば。
こうやって君の隣で煙草を吸っていると思い出す事がある。
店に突然禁煙の貼り紙がしてあって、僕は驚いたね。
そんな酒場は経験の中でもなく、まさに傍若無人な仕業だったから。
……だが。それも終わってみればまさしくよい思い出。
もう一度あの目に合いたいとは思わないが──墓場まで持って行ける笑い話が出来ました。
この身が朽ちて君の目の前に立てなくなろうとも。
この場所が──この窓が卓がグラスが──憶えているだろう。
この空気と共に。
曇り空が続いて気が晴れません……
先程この間の黒猫とすれ違いましたよ。
今晩は。ご機嫌は如何でしょうか。
>>862 昼間少し晴れ間が覗いたがすぐにそれも閉ざされたね。
……曇り空から囚人の手のように光が帯を描いていた。
僕も君もそう。この身体というものがあるからして。
天候にも左右されるね。──こう。見事に。
しかしそれも愉しい。何と言ってもそれでさえ「独りではない」からさ。
君の気持ちも少しこちらに伝染する。
これが、人との交わりだろうね。
さ。禅問答はこれくらいにして。
ピアニストの君。そう、君だ。
この方の為に、ひとつ陽気な奴でも弾いてくれないかな?
…承りました、では。
敵になるやも知れぬ海の向こうの国なれど。
人々の日々の喜びには変わりなし。
捧げるは主賓の貴方に。
ホンキィトンク風に味付けいたしましょう。
【聖者が街にやってくる】
shall we dance?
魔実也さん……
今、旬なんですってよ
つ【桃】
ふふ……夜の時間が忍び寄ってきます。
今晩は。
>>864 うん……ああ……何か足元から浮き立つような気分だね。
君の音が膚の上を這い上がって……そうして、胸の中に落ちる。
楽しませてくれたお礼にこれを。君なら貰い慣れているだろうが。
少ないけど取っておいていれないか。さ。
ありがとう。また君の練習曲を聴いて朝寝できればいいな。ここで。
>>865 Yes, shall we dance.
お嬢さん。手袋の上からあなたの温かみが伝わります。
そんなに気を遣わなくてもよろしいよ。
僕も改めて踊るのは久しぶりですから
あなたのリズムで踊って下さい。
ほら……
まわりの方達が扇やグラスで顔を隠しながら僕達を見ている。
きっとあなたの艶姿に釘付けなのでしょう。
お相手できて光栄でした。 ──では。また。
>>866 はい。なんでしょう。
名を呼んだきり、口をつぐまれて。どうかされましたか。
うん。あなた、少し熱があるのではないですか。
少々失礼して──
……ふむ。少し熱が高いようですね。素人判断ですが。
おやおや、こうして顔を近づけていたら先程よりも熱くなってきてしまった。
上気した頬も潤んだ瞳もここでは毒です。さ。僕の影に隠れて休みたまえ。
休んだら、きっと胸の鼓動もテンポ良く刻むようになるでしょう。
>>867 おッと。
ハハッ! これは吃驚しました。いきなり寄越されるのですから。
しかし綺麗な桃ですね。……何という種類なのだろう。
剥いて食べるのが勿体ないくらいですね。旬のものは、美しい。
こちらの方々と一緒に、さァ…こう、切ってわけて…人数分…と。
なんて瑞々しい桃だろうか。君、本当にありがとう。美味しいよ。
ちょっと試させてくださいな。
>>870 ふん?
何を試したのかはよく分かりませんが
首尾良くいけたのでしたら、結構。
ああ。君──出て行く前に。
桃が切ってある。
昼間は暑かったから。さぁ、どうぞ。
それにしてもこういう一期一会の方は初めてですねェ。
つい引き留めて語らいたくなりますが、まァ。
敢えて追求しないでここで見ていようか。面白いし。
桃は魔よけの効果があるそうですね
や。どうも。
>>872 ん……。
イザナギが黄泉比良坂で投げた果物も一説によれば桃だったようだね。
櫛など桃などいろいろな物を投げて、元は妻だったモノを払った。
邪気を払う効果があるのでしょう。様々な民話やお伽噺もありますから。
と言っても、僕はあまり詳しくないが。
──ま、俗説です。
君も先程から見るだけで手を付けずにいます。
さァ。君は魔物の類ではないから食べられるでしょう?
はい。丁度冷たくて喉に優しいよ。
僕ももう一つ、戴こうかな。
では給仕の君。この方と僕に、もう一皿頼む。
今夜は何か胸がざわざわしているな。
闖入者…もとい、珍しく慌てた方が来られたせいかもね。
こんな夜もまあ……悪くはない。
魔実也さんにとって、師父と呼べる人はいますか?
静岡では夕立です!
このわけわからん気候について一言!
色で表現するなら紫といったような夜空です。
今晩は。
>>874 そうですね。
そう、呼べるのは横溝先生でしょうか。
あの人は含蓄のある方であるし、また洒落っ気も欠かさない方でね。
いつも微笑んで僕の話を聞いてくれる。
そして恐れない。
とても貴重な方です。
こちらが好いているのは無論周知でしょう。
だがそれに敢えて触れずある程度距離をおいて接して下さる。
様々な面で僕と違うし、大人な方だと思うね。
僕が年下に好かれたとしてこうも上手く接することができるだろうか。
思わず首を捻ります。
>>875 濡れ鼠のようじゃないですか。君、顔色も青いです。
今、給仕に拭くものを持ってこさせるから──さぁ。
あたたかいものを頼んで、肩に毛布を掛けたまえ。
……少しはよくなったかな。
そういえば、君の手からお茶の葉のいい匂いがするな。
もしかしたらお茶処の方なのかもしれないな。
ここの紅茶も美味しいですよ。
ブランデーなど垂らして。どうぞ一杯。
頭痛いー…
夜分にどうも。
>>877 これは。
君は昨日少し頑張りすぎたのかな……。
まだその余韻が残っているのでしょうか。
折角の美しい髪が乱れ掛かって頬を覆っております。
……綺麗な方が、勿体ない。
少々失礼して──髪をこの指で梳きましょう。
君。給仕の君。
この方に痛み止めのお薬を。
勿論お水も一緒にね。
…少し、僕の膝に頭を乗せていなさい。ああ。そう。
気楽な格好でいると宜しいよ。
目は瞑っておいで。
あ。錠剤が来ました。
さぁ、ゆっくりとお飲みなさい。
僕の半分は優しさで出来ています。…なぁんてね。
魔実也さん、このところ足繁くいらしてますね。
楽しいけれど、お身体はおいとい下さい
空いた時間があって、尚且つこのお店に居らっしゃらないときは
例えばなにをしてらっしゃいますか?
A定食? B定食? それともカレー?
いやそこはあえてそうめんでどうか
882 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/07/13(金) 20:15:47
しっとりとした時間ですね。
今晩は。お揃いで、皆さん。
>>879 あァ……ありがとう。
僕も少し早足だったかなと思っていた所です。
歩幅をゆとりを持ってゆるめてみましょうか。
お気を遣って下さって、どうも痛み入ります。
…ふふ。お優しいな、君は…。
グラフ誌を見たり、友人や親しいご婦人を誘って探索……
と言えば聞こえはいいですが、まだ未踏の路地に出向いたりしていますよ。
シネマの看板に灯りが点いて。青い闇に様々な色がパアッと浮かび上がる。
これはしかし宵闇のうちの楽しみだ。
本当に本当の昼間は、まァ、夢も見ずに伏せて眠っております。
あとは諸雑事で、母校に出向いたり
依頼人──先輩や同輩が多いが──に会いに行ったりとしております。
まだ引き受けるかどうか分からないと言っても、せっかちな方もいますね。
普段あまり顔を見せないから、余計呼び寄せたいようですね。
それから、そうだな。
同じ名を持つ者同士で集まったりもする。
小さいのが最近綺麗な女給風のお嬢さんを連れてきていて
仲間内では話題になっております。あれはどこの方なのかとね。
小さいのは口をつぐんでいるが、それもいつまで続くやら。
次に酒でも飲ませたら吐くでしょう。その娘との出会いの話を。
>>880 それではA定食を。ああ……御飯は少なめで結構。
君はライスカレーにするのだね。
僕もそちらにしたいのは山々ですが…。
ライスカレーはネクタイにはねるから止めておこう。
>>881 君はね……。
いくら長年の付き合いでも報酬は報酬だろう?
君に憑いていたタチの悪いものはこうして払った。
そのせいでガラリと目に見える風景が変わっただろう?
これからは君の好きにすれば良い、とは言ったが……。
素麺で解決するのはどうだろうか。ありなのかな、それは君。
台風ですよ、停電したらどうしよう
「天然」と言えば何を思い浮かべますか?
ウリィィィィイ
麦酒と焼酎と葡萄酒のうち、どれがお好みですか?
女殺油地獄
889 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/07/15(日) 01:28:38
すっかり夜も更けました。
今晩は。
>>884 闇は昔から恐れの対象ですね。
炎で闇を払って人間はより人間性を獲得した。
だから…君がそう恐れるのも無理はないです。
ですがここにいれば。
ほら、ね。足元から這い上がるピアノの音色。
人々の囁き。うたごえ…
例え停電の憂き目にあっても、蝋燭がちゃあんと準備されている。
あの綺麗な赤や黄色の蝋燭は君、ただの飾りではないのさ。
蝋燭に火がともれば、この気分をもっと優しくするに違いない。
むしろそれこそが醍醐味かも知れない。ですので。
…そんなに憂い顔をしないで、ね。可愛いかた。
>>885 そうだな。
「天然」と合わせて並ぶ「自然」でしょうか。
「天」と「自」の違いですが、僕がとっさに思いうかべたのはこれです。
また、天然の清水などはあまりの旨味に「甘露」などといいますね。
それを育んだり、美味しいと感じるのが「自然」。で、あるような気がします。
僕は国語学者じゃないから、勝手にそう感じるだけですよ……。
天と自には、まさに「天と地」程の違いがありそうで
案外そうでもないような気もしてきます。
>>886 やれやれだ。
また性懲りもなく吸血…吸いとる者が現れたか。
ふふ……。まァ、夜も長い。まだ尻尾を出すには早い時間ではないですか?
あなたのような者がいる限り僕はこうして夜も眠れない。
不眠とはほど遠い程の顔色をなさっておられる。
あなたのような者とやれて、光栄ですよ。
……勿論、酒の事ですよ。
こちらの方が出払ったら、すぐにお相手して差し上げましょう。
>>887 うん。一番気軽に飲めるのは麦酒だね。
一杯軽く──と、いうような時にも合います。
焼酎と言えばね。
学生時代の友人を思い出しますよ。
九州男児だったので、よく飲まされましたねェ。強いのなんの。
葡萄酒はかなり好きな方ですが、これも人と飲むのが良いですね。
一人でやる酒はウィスキー、ブランデー…あたりかな。
>>888 僕は女など殺しておりませんよ。
それにロクデナシといってもあそこまで酷くないし。
どちらかと言えばもう一方の彼に近いのでは……?
歌舞伎で見ましたが、こう、耳で聴くと……
もう一度観てみたい気もしますね。ええ。
終劇近くの印象は拭いがたく今でも残っておりますね。
魔実也さんが今日も一日元気でありますように…
旧支配者絡みの事件に関わったことはありますか?
また旧支配者についてはどう思いますか?
とある異国の地より質問させていただきます。
魔実也さんは24時間戦えますか?
894 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/07/16(月) 21:17:57
夜ですね。
>>891 ……はッ。
申し訳ない。
君を見ていたらなんでしょう。
…夢? 夢の中に出てきた者を思い出して…
ああそうか。
君はいつもの『彼女』なのですね。
けして『彼』ではない…
その事は僕もあなたの『彼』も触れないが…
君はとても美しく大輪の花のようだ。
ここでお目にかかれて光栄です。
名前を識っているんだね。そう。
僕の名は夢幻です。
夢幻魔実也というのですよ。
君らしい言葉だ。贈ってくれて、ありがとう。
お陰で今日も平穏無事でこうしていられます。
あなたの『彼』にどうぞよろしく。
こうして肉の身に縛られる僕ですが
それだけに、して差し上げられる事もある。
どうかずっとそれを忘れずに。…ありがとう。
>>892 ええ。
僕は語れます。君の言っている「旧支配者」たちの事を。
「アトラク=ナクワ」と呼ばれる大蜘蛛を実際この目にしたことがある。
真偽の程は確かではないがあの斬った時の感触──ではこの世のものでない性質を感じた。
「神性」と言ってもいいのだろうね。あの剣が無ければこちらがやられていただろう。
それから。水辺にて、不穏な気配を感じた事もあります。
同じ名前を持つこれも「一番古いかた」に訊いたら
それは「インスマス」という水棲生物ではないかと言われましたね。
>>893 異国の地から…うん、心が伝わってくるよ。
……戦えません。済まない。
早口言葉はお得意ですか?
攫って逃げて下さい
898 :
夢幻魔実也 ◆MAmi8ugen. :2007/07/17(火) 21:56:27
夏の気配が濃厚です。
今晩は。
>>896 え…と…。それは。
所謂、生麦生卵…とか言うあれの事ですね?
実は──ね。全くもって不得手なのです。
子供の頃からあまりそういう遊びはやりませんでしたし
今は…そうですね。余程の事がないとやらないのではないかな?
やってみてもいいが、ここの方達は僕の滑舌具合はお分かりでしょうし。
今さらその……そういう子供のような真似をしたくないですね。
それに、なんとなく。
失敗すると上から「金だらい」などが落ちてきそうで
こう、首を竦める心地といいますか。えぇ。
君。ところで、その後ろ手に持っている物は何だい?
たらいで洗濯をするなら外でやってくれないか。
>>897 攫って…ね。
君を縛るものは一体何でしょう?
僕には少しも君を縛っている物が見あたらない。
歩いて、こうして僕のところに来て
そうして微笑んでいる。
とても、自由に見えます。
自由だし、健康そうだし、とても美しい。
真昼の太陽にも負けないような──夏の花だ。
……その事に自ら気が付かないというのなら。
僕のこの目で理解らせてあげてもいい。
…ですが
そうだね…
まだまだあなたは自分の魅力に気が付いておられない。
そのままでも充分に可愛らしいあなたなのですから。
このまま蕾のままで愛おしむのも……良いでしょう。
さァ、この僕の手に。
あなたは開かないままに、すでに魅力的です。
攫うのは、花を散らすことになるので、それはやめ。
なのでこう、僕の側にいついつまでもいらして下さい。
そう。
攫うことは無理ですがこのままで──
匿っている事は出来ます。
……どうか、少しのうちだけでも。このままで。
ギガ・デビルチンポアターーーック!!!
君、コーヒーをくれ。
二つだ。
>>900 そう。朝起きたらこの文字が書かれていた。と。
壁いっぱいに。…意味不明の、この文字が?
成程ね。
君の寝室をでは、このコーヒーを飲み終えたら訪ねてみようか。
新しい発見があるかもしれませんよ。
それにしても、朝起きたら吃驚したんじゃあないのかい。
愉快犯にしても入念に入り込んでいるし──それに。
物盗りでもなかった。ただ、君の平常心だけを盗っていった。
これは不思議な事件です。
ああ……。
給仕の君、今日のコーヒーは何だい?
いつもと違う物ですか。実に良い香りだ。
飲み終わったら君の顔色も冴えてきました。
では、夕闇に紛れるまでの一時、君に随行していきましょう。
鮮やかな解決をお祈り申し上げます。
ではちなんで一曲。
【魔弾の射手】
曲のリクエストは受け付けるの?
太陽に手の目がいたよ
どうも。
お揃いで、お元気そうで何よりです。
>>902 ありがとう。
君の祈りが伝わったのかな。
結局、犯人はいないと言うことで早々に解決を見た。
どうも昔あの友人は「夜歩く」癖があったそうでね。
それが何かのきっかけで発現してしまったようだ。
……というわけで、あの壁の文字は自分のもの。
彼は癖のある筆跡の持ち主です。
まァ、九分九厘は彼の仕業でしょう。
しかし、君。何故その選曲を?
よく分からないが、それも芸術家らしくて──君らしくて良いか。
重厚な印象を軽やかなものに仕立て上げているね。気分がいい。
…………。
ま。ひとまずは一服させていただきましょう。
>>903 ふふ…君もあのピアノの音色にやられてしまった口でしょうか?
ピアノの君の現れる時間帯は大体えぇと……
この時間帯と… この、時間帯です。
ですので、その頃にメモをそっと渡してあげれば。
きっと応えてくれますよ。きっと、ね。
朝方はそぉっと練習に励んでいるので
見て見ぬふり。いえ。聴こえないふり、でね?
>>904 やァこれは。
ご丁寧にどうも。道順まで教えて頂けて実に痛み入ります。
なにしろここは足元が朧になって闇に溶けそうな程ですので。
光を照らしていただけるのはとても有難いのです。
ほう…。
年に一度の宴、ですか?
それはまるで七夕か何かのようですね。
懐かしい方々が並ぶのでしたら、嬉しがる方もさぞ多い事でしょう。
>>905 たとえ曇り空のように見えても、太陽は厚い雲の上で燦々と輝くものだ。
それは恒久的な──そう、永遠に近い程の約束。
その者が永遠にいるかどうか、僕には分かりません。
しかし、太陽がある限りは。その者の影が地に差すことでしょう。
もう一度ジョジョ立ちしてください
では効果音は重厚に。
ズギャアアアアアアァーン!
>>903 どうぞなんなりと。
ッと。
失敬。隣の方に凭れ掛かって眠り込んでいたようです。
……ん。君、済まないね。
>>908 この席も大変に温まった今日この頃です。
もう、無礼講としてもよい頃合いだ。
それで何をおっしゃるかと思えば──またこの間の立ち方をしろ、と?
…いいでしょう。僕が瞬時の間、あの格好をすれば、君が納得するのですね。
おっと。たとえずっとこの格好を見ていたいと思ったとしても。
「時間よ止まれ」などとはおっしゃられないように。…僕が疲れます。
………………
…………
……
本当に…何故このような格好が好まれるのかな……。
腰? 手? よく理解らないが、結構集中力がいりますが。
こういう格好を何気なく出来る方が…頻繁にいたら参りますね。何となく。
他にも何か僕に出来ることがあれば、この際です。
何なりと言ってくれたまえ。──その。
出来るかどうかは別として、考えてみますので。
>>909 あァ……。
君のピアノの音色は和みます。まるで、一番美しい瞬間に時間を止められたような心地がする。
そのピアノは昼間調律していたが、さすがにそれだけのピアノとなると時間もかかるようだね。
君はそのピアノで人々と時間を律する。さしづめ、時間調律師といった呈です。
どうか、いついつまでもその技を発揮して下さい。ね。……その破鐘のような音はともかく。
>>903 だそうです。
僕は音楽の趣味はあまりありません。
なので、僕に構わずに申しつけてあげてくれ。
多分その方が上達もするし腕も衰えないのでしょう。
お子様のほうの魔実也君はいないのかな?
魔実也さんはすごい時間に書き込みがありますけど、
いつ寝ているんですか?
よい夜ですね。
どうも。
>>912 ええ。
この通りこの酒場には──おりません。
あれは今頃自宅で寝ているでしょう。お子様ならば尚更。
昼間は大通りで何か大掛かりな捕り物をやっていたので
きっと今頃は安らかに眠っていることでしょう。
本来子供はここに来るべきではありませんしね。
この間の事例は、ま。応急手段ということで。
もし、あの者に会いたいのであればお声を掛けてやってほしい。
僕が伝えます。嬉しげに彼はやってくるでしょうから。
>>913 ……?
カチ込みなどは、僕はした事がありませんよ。
捜査はいつも秘密裏に。…その方が楽です。
寝る時間はこのとおり、こちらで過ごす時などはかなり遅いですね。
朝帰りと言うことです。昼に起きれば上々なのではないでしょうか。
915 :
以上、自作自演でした。:2007/07/20(金) 22:17:19
筋肉モリモリマッチョマンの変態だ
やァ。
改めまして、今晩は。
夜を愉しんでおられますか。
>>915 そうですね。
でもあまり他人ばかり気にするのは良くないでしょう。
人には人の生き方がありますし、実際──
窮地に陥った時など、特殊な技が活かされる事も多々あります。
極端な生き方をする者は他者から誤解を受けやすいが
そのぶん、その心は優しく、繊細な場合が多い。
ですので。一概にそう言うのもどうかと思われます。
──僕個人の意見だ。まァ、これも気にしないでくれたまえ。
(静かにドアが開き入ってくる黒い影)
…。
(銜えた風呂敷包みを置くと、一声)
ニャーン
つ【鯉こく】
つ【添えられた手紙】
-----------------------------
野暮用で此方に来ていた
近所の天の川で釣った鯉だ
馴染の小料理屋で捌いてもらった
この御仁への労いは煮干でよかろう
足りないようなら頭でも撫ぜてやってくれ
ロクデナシ
------------------------------
鯉こくはいただいたニャ!
添えられた手紙もいただいたニャ!
持ってっちゃ可哀相にゃ!
つ【かつおぶし】で我慢してあげてにゃ!
にゃ…にゃー!
や。
賑わっておられますねェ。
>>917 君はあの時の黒猫君だね。
──ん。可愛い、可愛い。
今日は手紙を持ってきたのかい?
それと…鯉こく…。
立派なお椀に入って、これはちょっとしたものではないかな。
早速こちらの方と戴くことにしよう。
鯉料理は骨があることもあるから、君はそうだね。
僕の膝に乗っていなさい。柔らかい肉を少しとってあげよう。
>>918 …あ……。
僕の分が。
>>919 …あ……。
いや君。それは困るなァ。
まあ、気持ちは充分、この猫君で伝わりましたから。
ここの方達が皆読み終わりましたら、君に差し上げても宜しいが。
それにしてもこの黒猫君をつかわした当の人間は
今どこで何をしているのやら。
こちら方達もお待ちの様子です。
野暮用が終わったのなら、早めに顔を出してくれると嬉しいのにね……。
>>920 物々交換ですか。
それにしても何故「かつおぶし」などを懐にお持ちで?
……こうして懐に入れておけばいつでも猫にあげられるから、と?
……成程。
あなたのような方が本当の猫好き。
「猫好きの嗜み」を理解っておられる方なのでしょうねェ。
>>921 はい。ミャオゥン。
>>922 あぁ、よしよし。僕が来るまでここで待っていたんだね。
お役目お疲れ様。…頭の良い、いい猫だな、君は…
ここの方達は善い方ばかりです。
君の役目も理解りますが、威嚇はなしですよ。
ふふ、わかったかい?
あ、あの…貴方にこんな事を聞くのは不粋かもしれませんが、やはり殿方はふくよかな女性より華奢な女性の方がお好きなものなのでしょうか…?
昔男に告白されたそうで…
一体どんな、どういう方だったんですか?
>>923-924 ニャーン
(黒猫は礼を言っている)
フーッ
(さて…そろそろおいとま)
月が皓々と輝いています。
どうも。
>>925 ……!!
誰があなたにそんな戯言を?
…いえ 深くは訊きませんが
そのようなことは根も葉もない流言です。
この際、はっきりと言った方がいいですね。
時代によって世の男の好みも変わりましょう。
だが、所詮は個と個。つまりは男と女の事です。
大衆に目を向けると様々な意見が飛び交っていますが──
そんな移ろいやすいものに飛びつく程
あなたは心弱い方ではありますまい?
不粋などとは勿論思いませんよ。
ですが、あなたはもっと自信を持った方がいい。
目を見ていると理解ります。
こんなにも聡明な輝きがあるあなたなのですから。
ね。
>>926 「秘すれば花」と申しますからね。
おおっぴらに誰かれ、と言うのは避けますが。
…そうですね。
同じ年の人と年下の人から好かれました。
その時、僕も相手もまだまだ未熟な年頃でしたので、ね。
相手の思いを受け取った後
「君は男もそうだが、女性もまだまだ知らなくてはならないだろう?」
と、諭していたものです。
内心面倒半分だったが、言ったことはまァ本心だった。
こういうのは酒の席でもあまり言いたくはないものですね。
ですが、あなたに免じて。少しだけ語ってみました。
後はなんなりとご想像にお任せいたします。
>>927 よしよし。いい猫だね。
膝に乗ってニャーンと鳴いている。…可愛いな。
ところで。そろそろ宴もたけなわです。この席も充分温まっている事だし。
この辺りで正体を現してもいい頃なのではないかな?
なァ──もう一方の君。
恋愛の対象としてなら上限はいくつまでですか?
宇宙人の密かなる侵攻から、この地球を
守るにはどうすればよいですか?
ポンッ!
(立ち上る白い煙)
…フゥーッ。
(息をついて散らされた煙の中から現れる黒服の男)
ニャ…、 あ、いや。
ヤァ、どうも。
煙の量が多かったかな…?
タダ酒が飲める宴があると聞いて、ちょいと戻ったものでね。
邪魔にならん程度に飲んで、帰ろうとしていたところだよ。
此処の店仕舞も近いのかい…、 あぁ成程そうらしいね。
この店に戻る機会も、もう無いと思っていたがね。
知り合いの黒猫が身体を貸してくれたのだ。
もうしばらく居つかせてもらうとしよう。
マァそうコワイ顔しなさんな…、 気紛れな性分なんでね。
溝呂木博士を冥王星に待たせているが…。
彼にはもう少しひとり遊びをしていてもらおう。
向こうで釣りを覚えてね…、 僕に負けるのが悔しいという。
僕が赴く頃には上達しているのやら。
さてどうしようか…。
賑やかなおしゃべりに加わってみるも一興。
少しは返答させてもらうとしようか。
外伝の魔実也さんへ
つオンザロック
可愛らしい女と美しい女、どちらがお好き?
それではいきましょうか。
>>933 オンザロック
ヤァ、気が利くね…、 礼を言うよ、本当は言葉じゃ足りんかも知れんがね。
一杯目は一気にあおるのが礼儀かな、では。
ククッ…。
返杯は…、 あぁそうだいいものがある。
ちょいと魔法を使って、未来の孫娘からくすねてきたのだ、フフフ…。
この焼酎は 『百年の孤独』 といってね。
ヤァ給仕の娘さん、久方ぶりだね、幾つか氷入りのグラスをお願いするよ。
人は皆、孤独なものだが、こうして注ぎあって孤独を分け合えば、あら不思議。
ささやかだが気も紛れるというものさ。
>>934 可愛らしい女と美しい女
どちらも好きに決まってるじゃないか。
自分らしく凛としたありようなら、それでいい。
…前にも同じ事を言った覚えがあるな、では言い換えてみるか。
男はおかしな生き物です。
強がったり自慢したり上に立ったりしたがる癖に、甘えたがるのです。
結局のところ、男は女の掌で踊るのが関の山なのですよ。
だから、可愛らしさも美しさも兼ね備えて、武器になさいな。
使い分けて男を操るくらいの気概をお持ちになられたら良い。
僕はそういう一癖ある女が好きだね。
…では昔語りでもいたしましょう。
僭越だが僕が一度辞した辺りから答えていこう。
まぁ勘弁してくれ。
>>794 黒い天使
僕達は、また会うやも知れぬし、会わぬやも知れぬ。
だが君はもう鎖から解き放たれた身だ。
だからどうか僕に縛られること無く飛びたまえよ。
次に会うのは偶然でよいのさ。
その方が楽しいだろう?
>>796 お嬢さん
すまないね、雑役など押し付けてしまったようだ。
掃除に飽きたら押入れの隅を探してみるとよろしかろう。
手品の種本がわんさとあるから。
面白楽しく過ごしていただければ有難い。
>>802 座右の銘
のらりくらり。
>>803 下宿の娘
…あぁ、まぁ、そのままにしておいてくれ。
宿代を溜め置ける所なぞ、そうそうないからな。
マァなんだ…、 何時とは言えないが…、 戻るには戻る。
>>795,807,812 花言葉
さぁて僕は気紛れなのでついぞ耳にした事はないね…。
(照れ隠しに目を逸らす)
>ところで兄ィさん
度々、厄介になりますよ。
まぁ…、 なんだ。
乾杯でもしますか、先ほどの 『百年の孤独』 で。
>>815 洋行
あるにはあるが…、 洋行に出る度厄介事に出くわすのだよ。
先だってもカモメに救われたようなものだ…。
いっそ最初からカモメの姿で行ってみるのもよかろう。
イタリアで舟歌でも聴くとするか。
>>821 こいつは許せない
…餌だけ食らって逃げる魚にはいつも閉口している。
>>835 七夕
冥王星からは高みの見物といった風情でね。
天の川のほとりで釣り糸を垂れながら見守ったよ。
逢引の最中に星が騒ぎ出した…、 どうやら花火のつもりらしかったが。
人の恋路は邪魔しない主義だ、だから帽子に吸い込んでやった。
おや…、 少し漏れ出したようだ…。
給仕のお嬢さん、照明を落としてくれないか?
ほぉら、瞬きだした…。
いやん先生見んといて〜
>>938 おっと、これは失礼…、 気をつけるようにしましょう。
だが当人達の依頼があればまた別でしてね。
こんな事を言うと驚かれるかも知れませんが、実を言うと僕は…。
…副業で探偵をやっているのです。(ニヤリと笑み)
>>838 ジャズとクラシック
昭和もまだ始まってそこそこだ、この国のジャズはまだ赤子のようなものでね。
ピアノ独奏で聴くなら…、 ショパンなぞどうかね。
>>839 水ようかん
…まだ残っているかい?
あ、もう無い…、 そりゃ災難。
>>840 占い
同感だ…、 好い事を言うね。
まぁ僕なぞ都合の悪い時には自分でこしらえてしまうがね、フフフ…。
>>852-854 オラオラ
ふぅん、こうかい…、 まるで螺旋を描いているみたいだなァ…。
おいおい誰だい、シャボン玉なんて飛ばすのは。
ズバァァァン!
なんて叫んだほうがいいかい?
しかし…、 この格好で釣りはできないなァ。
>>855 大きい小さい
惚れた女の胸ならば、どんな胸でも愛らしいと僕は思う。
>さて兄ィさん
好い飲みっぷりだねェ。
かけつけ三杯という言葉もある…、 もう少しどうです?
940 :
以上、自作自演でした。:2007/07/25(水) 00:08:16
さァ、役者は揃った。
これからもう少しのお付き合いの程を。…ね。
>>930 そうだな。
人によって違うでしょうが
僕は大体五十歳くらいなら。
僕のような若造が言うのも僭越ですが
こう、お歳の離れた方と話をしていますと
単純に楽しいのですよ。
また気が付かなかった女性の魅力を感じさせられます。
──あるいはそれは女性の、というより
ヒトの持つ魅力そのものかも知れませんね。
年上の方はこちらを包容しようと思われるでしょう?
だが上手くいかなかったり。…そんな時、拗ねた顔が可愛らしいですね。
まァ、そうはいっても大概において皆さん余裕をお持ちですが。
人を愛するのに重ねてきた時間は大切ですが
詮索は不要と言えるでしょうね。
そうやって生きてきてそこに在る彼女は
やはりあるがままに愛おしいです。
……何をやっているのかな。
先程は失礼しました。名乗り忘れだ。
もう一方の彼も来てくれたことです。少し窓を開けて夜気を吸おう。
>>931 再三言ってる通り僕は少し奇妙な事件に慣れてるだけの凡夫です。
示談で解決できるのなら、それが一番。
しかしやはり意志の疎通は難しいのでしょうかねェ。
四十メートルくらいの大きさになって対抗してみましょうか。
ふふ…何か想像すると… …おかしい。
>>933 ん。
僕も一口。
彼の飲み残しだ、大丈夫でしょう?
…………
ああ、そんな顔をして。ふくれたりなされるな。
折角の夜です、小さな悪戯くらいは許して下さい。ね?
>>934 美しい女ですね。
色々な魅力的な女性と会い、会話し、踊り
それから後、床についてこう目を瞑ると…
美しい手が闇の中から浮かんでくるのさ。
その人の容貌の美しさというよりも、そう。
所作の美しさ。すがすがしさ。
そういったものが目の裏に浮かんでは消え…
そして僕は眠ります。
ですから、「可愛い」というよりも「美しい」かたです。
何も外見だけの美しさではない。
むろんそれも含まれているでしょうが──
先程言った通り僕の射程範囲は広いですから
それだけではなくて、その心が滲むような物言い、姿が良いのです。
ですが。
一般的に、あばたもえくぼといいますから
可愛らしいのも、良いと思いますよ。ええ。
可愛らしくても美しくても。
無意識下に食い込むように、無邪気に美しく可愛らしい方は
つい、目で追ってしまうね。──夢の中までも。
>>938 や。姐さん。
もう先に飲っているのかい?
目尻がほんのりと赤らんで、うん……綺麗だね。
いつもよりも機嫌のよいそのご様子を見ると。あァ……成程。
密かな思い人がまた思いがけなく訪れた…といったところでしょうか。
ふふ……。あなたのいい人は僕の近くにいますね。きっと。
もう一方の君。僕の膝から降りて。さァ、あのご婦人の元へ行って来たまえ。
>>939 もう一方の君
あまり猫に懐かれないからおかしいな、と思ったら君か。
僕の膝は堪能したかい?
……ん ……っ
……ふぅ。
…孫娘からくすねた? 何が? ……君はやはり面白いなァ。
しかしこの焼酎は旨いね。少し胸に来るものがあるけど…
思い過ごしかな。また君に会えて嬉しいよ。
宴は今やたけなわといってもいい頃合いです。
仕舞いまで楽しんで行ってくれ。きっとですよ。
ヤヤッ!
魔実也さんのズボンにパフエをこぼしてしまった!
すぐにお拭きしますので早く脱いで下さい!
945 :
以上、自作自演でした。:2007/07/25(水) 11:17:20
また来たのかよ外伝版
なんかウザくね?
確かに前髪が目にかかってうっとおしいですね。
では!
チャキチャキチャキチャキ・・・
ーーはい!散髪終了!すっきりしましたよ〜!
947 :
以上、自作自演でした。:2007/07/25(水) 18:55:58
ここのキャラハンは幸せだな
なんか羨ましいよ
1000行くといいね
頑張れよふたりとも
最近、世の中はダイエットブームですが
興味のあるダイエット法はありますか?
き、貴奴らに竜巻旋風脚を
お見舞いしてやってください!
>>940-943 んっ…、 アァ…、 好い飲みっぷりですね…。
マァこうなれば孤独も何もありません、飲もうじゃありませんか。
>>944 フフ、兄ィさんの膝の上にいたものだから、僕が全部かぶってしまったなァ。
いやいやご心配なく、では下りるとして…、 うむ。(膝から離れる)
さぁ貴方の影をちょいと拝借しますよ…。(>944の影にすうっと溶け込む)
…ヤァどうも、あらためましてこんばんは。(柱の影から現れる)
なにほんの些細な手品ですよ、さぁこれでかぶった筈のパフェーはほら、その床の上。
ヤァ給仕のお嬢さん悪いが雑巾をお借りできるかい?
>>945 む…、 気がついていたのかい?
確かに貴方には方々で会ったし、何故か其の度に目が合ったな。
ここ数日、ある依頼を受けてこの近辺をうろついていたからね。
黒猫やら鴉やらの姿を借りていたから、悟られる事はなかろうと思っていたが…。
どうだい、雰囲気でわかってしまうものかね。
貴方の近辺を賑わせた格好になったが、まぁこれも探偵家業だ、大目に見てくれ。
…ところで探偵は副業と先に言ったが、本業は 『釣り』 です。
>>946 ヤァ有難いね、最近は溝呂木博士の相手ばかりで少々無精になっていたところだ。
…ん? いや随分切るんだね…、 すっかり目の周りが明るくなったな…。
ホゥ…、 分けた髪を前に下ろすと元の髪型に戻るのか。
大したものだ、貴方は腕の好い理髪屋だな…、 店の場所を教えてくれないか?
>>947 羨ましいなどと…、何を言っているのかな、貴方もここの客人だろうに。
頑張れと言われても、頑張るのは僕の主義ではないのでね。
まぁ一杯どうです? 店仕舞までゆったり寛いでいようじゃありませんか。
>>948 うーむ…。
起きる度にあの娘の声がすると思うと、太る暇もないからなァ…。
(はっと気づいたように周囲を見回す)
…いないだろうな…?
>>949 なにやら物々しい名前だねェ…、 大陸の御婦人の護身術かなにかかい?
天地ひっくり返って眩暈がしそうだな。
マァあなたも一杯どうです、同じ眩暈なら酒で感ずる方が楽しい。
では昔語りを少々。
>>862 気が晴れない
曇り空のその上は遥か彼方まで続く天空ですよ。
心の羽を広げて御覧なさい。
少しくらいならお付き合いしますとも。
>>867 桃
まだ残っているかい?
あ…、 もう無い…、 ひどく災難だなァ。
>>872 桃は魔除け
ホウ…、 じゃあ僕のようなロクデナシを除けるには最適だな。
できれば持たないで欲しいね、貴方のような人には。
>>885 天然
美味い酒と美味い魚だな。
天然ものほど好いものは無い。
あゝ、ここもそろそろ終わりが近づいてきましたわ
旦那がたとはここでおさらばですの?
魔実也さん、子供は好き? 嫌い?
今晩は。
どうも。皆さん、お揃いですね。
>>944 ん。
僕の方には被害は殆どなかった。
ほんの少し髪にクリームがはねた位です。どうぞお気になさらず。
あ、こ、こら。だから、僕は被っていないのですから。
強引にズボンを引っ張らないでくれたまえ。わかったから。
>>945 足繁く来るのがうざ…?
ウザ…というのはうるさい、と言うことなのですか。新語かな。
ふむ。
しかし、それでうざったいという事なら
僕などどう言ったらいいのか。申し開きもできないですね。
こちらに来て、皆さんと言葉を交わすのは阿片のように
素晴らしく中毒性があるのです。
無論、あなたもその中のひとりなのですからして──
どうか、機嫌を直して飲みましょう。甘いワインが手に入ったと聞きました。
果物と花で飾って…。はい。一緒に戴きましょう。
>>946 いやぁ君。一連の手技、拝見しておりました。
僕はまだ目にかかる程ではありませんから
君の鋏はひとまずご遠慮申し上げることにしますが。
それにしてもとてもいい職人技だね。惚れ惚れします。
もう一方の彼ではないが、店を出しているのなら教えてくれたまえ。
>>947 「月の砂漠を はるばると 旅の駱駝がゆきました」…
…これは「キャラバン」ですか。
君の言っている事は少々難しくて僕には理解しがたいが──
真っ直ぐに澄んだ目をされている。そのような君がいうことです。
ありがたくこの胸に仕舞っておきましょう。
…ありがとう。君。
>>948 うん……?
ダイエット、とは。耳慣れない言葉ですね。
一応こちらの本棚から…。よっと。
英語の辞書で調べてみますと、ほう。
食餌療法というのが第一義に来るのですね。
僕はそうだな…あまり、こういったものに興味はないたちです。
どうも面白い回答が出せなくて済まないね。
>>949 一応資料を持ってきてくれたんだね。…ありがとう。君は用意周到だね。
独楽のように廻り、蹴りを出す、と。
成程。
いえ、しかし僕は特に格闘術などは持っておりません。
丁寧に解説してあるからといって一朝一夕ではそんな…
で き た
……ところで、貴奴らとはどこにいて、どこを指しているのですか?
>>952 そうですね。
あなたと幾度もまみえた僕ですが
どの姿もとても好ましく映りましたよ。
僕にとっては、この場に立ち現れたあなたという人に
もうお会いできないのは……とても寂しいことです。
ですが。僕達には別れという区切りはありません。
いつでも、会おうと思えば会える筈なのですから。
そうでしょう?
ね。
ただ宴の仕舞いはある。
それは無限に続く襖のように
開けても開けても同じ景色ばかりでも
…いつかは それは 終わります。
僕はこちらにはふらりと居着き、言葉を交わし酒を飲み踊り
楽しみました。もう、充分に皆さんに情を戴いた。
しかし。もう一方の彼は、どう思っているか分かりませんので。
彼がまた河岸を変えて飲むことも可能性としてはあるでしょう。
>>953 僕自身はあまり好かないが…。どうして?
あァ、あなたが手を引かれてる子供…
ほう。
ずいぶん綺麗な目をしているね……ふゥん。
あまり真っ直ぐな目で見られると少し居心地が悪いが。
でも、君はとても幸せそうだ。きっと、よい関係なのでしょう。
子供は正直だし、その人間の背負った「業」のようなものを見抜きます。
子供に好かれる君は、きっとよい道を歩んできたのだろう。
はい。右手に握った飴玉。
──さァ、今度はどこから出てくる?
正解は… …はい。君の帽子の中だ。
その飴玉、二つあります。帰りの道行きに二人でね。どうぞ。
>>950-951 もう一方の君
ん…なんだ。頬にクリームがついているな。
そこの給仕のお嬢さん。ここへおいで。そう。
君が良ければ、彼の頬のクリームを舐めとってあげたまえ。にゃあ、ってね。
にゃあ
>>952 そうなるやも知れないねェ…。
マァ、僕達はそもそも気紛れな性質だ、突然どこかに現われるかもわからない。
それともここだけじゃ酒が足りないのかい。
場所を変えて迎え酒を、と言うのなら、そうだな…。
マァ頭の隅に置いておこう。
>>953 どういうわけだか、僕はそう訊かれる事が多い気がするな。
あの娘にも訊かれた、あれは海辺で迷子を背負った時だった。
なんだろうねェ…、 時折いらぬ節介を焼いてしまう。
暗い顔つきをした子供は、見ているこちらまでつまらん気分になるのでね。
ちょいとした手品で気持ちがほぐれるのなら、安いものだ。
>>959 あっ….。
あ、あぁ、これはどうも…。
フフッ…、 なにやらくすぐったい気分になる…。
…ん?
ニャーン?
ニャーン…
ニャーン!
ニャーン。
面白いな、案外通じるものだねェ。
…内容は僕と貴方の秘密という事でひとつ頼む。
>兄ィさん
ヤァ、ワインですって?
そいつはいい、僕にも見せてもらいたいですね…。
店仕舞も近いとは云うが、それはつまりまだ飲む間があるという事。
こうして僕達が顔を合わせる機会など、そうはないでしょうから。
フフフ…、 マァ飲みましょう…。
>>886 ウリィィィィイ
おや御仁、貴方もその立ち姿…、 ずいぶん慣れているようだ。
…踊り手なのかい? なるほど形が決まっている。
陽の目を見るのは近かろう、申し分無くやっていけると思うがね。
前途を祝して、この血のような赤葡萄酒で乾杯といこうじゃないか。
>>887 酒の好み
いつもは麦酒だが、先だって焼酎も飲んだし、今は葡萄酒。
…誰だい、節操無しなんていうのは?
焼酎は後に残らないから杯を重ねるには向いているがね。
深く深く酔いを求めるなら葡萄酒、まして色艶めいた場ならなおさらというもの。
今日はたまたまではあるがね。
うーむ、また二日酔いになってしまいそうだなァ…。
>>888 女殺油地獄
身につまされるねェ、まったく。
…誰だい、気をつけろなんていうのは?
こう見えても修羅場にならぬよう、努力はしているのだ。
>>892 旧支配者
僕はそれほど大層な事件に出くわした覚えは無いねェ。
いつも男と女のいざこざばかりだからねェ。
…誰だい、自業自得だなんていうのは?
>>893 24時間
…釣りならなんとかなる。
糸を垂らしてぼんやりしていればいいのだろう?
>>896 早口言葉
試した事は僕も無いね。
手が早いと言われることはしょっちゅうだが。
早口は毎朝のように耳元で聞いて少々閉口して…。
…はっ!?
いないだろうな…、 やれやれ…。
>>900 ダイイングメッセージ
今、兄ィさんに現場写真を見せてもらったのだが…。
こいつはなかなか大したものだね。
いや僕の部屋には勘弁願いたいものだ。
襖にこれがあった日にゃ、いったい何を言われるやら…。
…はっ!?
いないだろうな…、 やれやれ…。
>>904 宴
楽しゅうて、やがて悲しきなんとやら、とね。
しかしそうばかりが宴でもない。
その場だけが全てではないよ。
まぁ楽しく飲もうじゃないか?
こんな朝方に…見てしまいました
魔実也さぁ〜〜ん!おっはよーございます〜〜!
(腕をぶんぶん振る)
良い1日をっ。では〜〜。
お片付けはお好きですか?
今晩は。
今日のピアノは何かメロウな響きです。
>>963 ふふ……。元気な方だ。
…見てると、こちらまで元気になってきます。
僕も良い一日を過ごせました。
あなたに声を掛けられた彼も、きっと良い一日だったことでしょう。
言われてみればもう一方の彼の残り香、というのかな。
なんとなく残っているね。彼の曳く紫煙のように。
そういえば──
お香に詳しい人間に聞くと
「香を聞く」というそうではないですか?
知っておられましたか。
僕は知らなかったので、「ほう」と思ったんです。
その時は風流だなと思っただけでしたが
こんなに彼の香りと紫煙が充満していると
「見る」のもあながち違うわけではなさそうだね。
お早うの口づけは間に合わなかったが
お休みの口づけには間に合う頃かな?
では……少し失礼して。
ここなら宜しい? では…ここでは?
…ん。
もう一方の君、起きてるなら、ここに来て
左側からこの方を挟みなさい。
…とても綺麗な膚、ですね。
いつまでも無邪気に、可愛らしい君でいて下さい。ね……。
>>964 ……嫌いです……
だって君、使ったものはその通りに仕舞っている。
そうしているのに、何故その上「片付け」までやらねばならない?
その辺りがどうしても僕には分からないね。
無論人がいれば無塵とはいかないでしょうが
子供でもあるまいし。放っておけばいいのです。
とにかく…僕はそういうのは好かないね。
個々で片付ければいいでしょう。
>>960-962 もう一方の君
……………………。ニャーン。
ところで君、このワインは甘口だが度数は高いぞ。
何だか見てると、何かどんどん酔いが深まってきているな。
面白いからまァいいが……、ちゃんぽん飲みは身体に毒です。
取り敢えず給仕の君に水を頼みました。 …はい、飲んで。
この場所の思い出を100字で語って下さい。
君、コーヒーをくれ。
二つだ。
>>967 死刑、人死に、共犯、禁煙、性的質問、乙女
小さいの、爆弾、睡眠、浅い眠り、深い眠り
母と花木、学生時代、優しく見守る人々、夢
もう一人の彼、下宿屋のお嬢さん、黒い天使
紫煙と硝煙、涙。この手に一杯の大切な物。
……語る程に老いてはいませんが、たしかに。
この手に一杯の、こぼれ滴り落ちんばかりの
思い出が──あります。
それは君との思い出と同義でもある。
そうだろう? …ね。
まだまだ時間はある。ゆったりと過ごしていきたまえ。
この、曖昧で緩やかに流れる時間。
その記憶に、できたら──君という人の手で鮮烈な色を残していってくれ。
アァ…、 気がついたら夜じゃないか、フフフ…。
酒は時間を狂わせるのだ、延ばしたり縮めたりね…。
それはつまりだ…、 時間が人の身体を通して酒を得ているということだ…。
時間も酔うのだと思えば、実に親しみが湧くじゃないか、ねぇ…。
…失礼、寝ぼけていた。
>>963 ヤァ、今朝はどうも。
僕からも手を振ったのが見えたかい?
夜通し飲みあかしていたので、朝早くに笑顔で駆ける貴方を見間違えてしまった。
今日の朝日はまた随分と早い、とね。
あぁ、成る程、成る程、今日の仕事を終えて安らぎに来られたのだね。
僕ごときが近づいても、さて、良いものだろうか…?
いや、どうかしばらく近くに仕えさせていただきたい…、 こちら側でよろしいか?
では、お手を拝借…、 太陽という名の女神殿。
気障などとお笑いのようだ…、 いいとも、どうぞ笑って。
貴方の笑顔を見たいが為に、僕はこのような軽口を叩くのだから。
アァ、良い笑顔だ…、 どうも見間違いなどではないのやも知れぬ。
>>964 片付けをするほど物を持っていないからなァ…。
なにしろ気紛れにうろつくだけの男だからね、手元に何も残りゃしないのだ。
散らかるものなど無いから片付けるものも無い…、 いや待て、ふたつある。
釣りをした後の場は、他の者の為にも綺麗にしておく習慣があるな、それから…。
手切れとなった女性との関係は、後腐れないように片をつける事にしている。
おやおや、そう怖い顔をなさらないでいただきたい…。
>>965-966 ヤァ、兄ィさん
なんだかいつも水をもらってすまないねェ、フフフ…。
心配無用です、兄ィさんのワインならまだこんなに残っていますよ。
今回は手持ちがありますから、ちゃんと他の酒も飲んでいますのでね。
心配無用、心配無用…、 フフフフフ…。
え、ちゃんぽん…、 マァいいのですよその辺りはね。
ニャーン…。
>>967 ふらりと来て飲んで居所寝をして、気紛れに振舞った。
猫耳をつけて来て飲んで居所寝をして、薔薇の花弁を振舞った。
黒猫になって来て飲んで居所寝をして、鯉こくや酒を振舞った。
僕から語れる事なぞ、そう多くはないよ…。
僕よりも貴方の中にこそあるんじゃないのかい?
しかもそれが形を成すのは、宴が終わってしばらく経った後だ。
まぁ一杯どうだい、貴方の時間を此処でもう少し酔わせてみたまえよ。
>>912 小っこいの
…そういえば僕はいつもすれ違いだな。
会えば積もる話もないではない…。
まぁ気が向けば来るし、向かなければ来ないだろう。
同じ名を持つ僕達は皆、気紛れなのだよ。
>>915 アルカード
おや…、 あの御仁は確か、小っこいのの事務所で執事をしている…。
自在に姿を変えるのだから、マァ字義通り変態といえない事も無いが。
あれはあれで神経細やかな男だ、あまり口にせぬ方がよろしい。
あんな大男にさめざめと泣かれても、どうしようもない。
飲みたい時もあるのだろう、そっとしておいてやってくれ。
大英帝国王立国教騎士団ゴミ処理係の服装についてどう思います?
僕は貴方にそっくりだと思います
待ち合わせの時間まで十五分あります。
魔実也さんなら何をして時間をつぶしますか?
アァァァァカァァァァァドォォォォォォ!!!!!!!!!
君、コーヒーくれ。
五つだ。
>>971 ん──…?
どうしたんだい。
僕の姿、特に襟元…?帽子?など凝視して。
君には今更の格好だろう? 夏でもこの服、そしてこの帽子。
ああ。
英国にそんな機関があるのかい。仰々しいことだが
要するに神の名──国教の名において行使される物なのだろうね。
極東の地にいる一介の探偵には、それがどのような格好なのか
よく分からないけれど……。
そうだね。これは、もう一方の彼にも訊いてみたいところかな。
彼は人脈があります。ひょんなところで知っているかも知れません。
>>972 そうだな。
街で待ち合わせ、ならば。
そのまま人の流れを見て過ごすことになるでしょう。
店の中、特にこのような酒場なのであれば
まァ、お先に頂いているかな?
こうして、コーヒーなどの時もありますし
おすすめの旬菜などがあれば、それを摘んでいる場合も、ね。
僕は夜に待ち合わせをよくするので、あえていえば。
「暗いところで待ち合わせ」といった様相でしょうか。
>>973 あァ……。
どうも。言葉が不自由で申し訳ありませんが。初めまして。
一見して聖職者のあなただ。
だが、なかなかどうして、激昂される時もあるのですねェ。
いえいえ、分かりますよ。
神職に就く方々のご苦労は酒の席でもよく聞きます。
……
先程から、でも、ほら。窓の外に子供達が心配そうに見ていますよ。
あなたを待ってああやっているのでしょう。行ってあげて下さい。
積もる話があるのなら、勿論、いつでも相手になりましょう。
>>969-970 もう一方の君
あ、こら。胸を開いてだらしない。
トロンとした目で何を言うかと思えば、それは僕のワインです。
ご婦人と果汁で割って飲もうと大枚をはたいて… …いや。
それにしてもあれはアルカードだったのか。…遠目で気が付かなかった。
君、案外目がいいのだな。…こら、だからボタンをちゃんと留めたまえ。
お疲れではありませんか?
この近くにある銭湯にでも寄って
汗を流してはいかがですか。
アァ…、 コーヒーとは有難いなァ。
…ブランデーでも垂らしてもらえると、なお好いのだが。
>>971 彼の国を訪ねた折、ふと道に迷ってね。
知らず行き尽いた先で、奇妙な胸騒ぎを覚えた。
これ以上近づいてはならぬ、似た魂を持つ者によって眠りが侵される。
そういう声が頭の中に響いてきた。
マァ僕は無理しない性分なんでね、それに従い大人しく帰ったのだよ。
帰国してから其の事を思い出し、知り合いの家政婦に先読みを頼んでみた。
磨き上げた銅鏡に静かに影が映った。
数十年後、新たな主を得て復活する黒服の男の姿だった。
その家政婦によれば、その男の職業こそ、貴方の言うそれだったように思うが。
今思えば、確かに、兄ィさんのような姿形だったような気も、しないでもないような…。
マァ貴方がそう言うのだ、きっと似ているのだろうよ。
>>972 手品をして過ごすね。
夢中になって手繰っていると、そのうち子供が寄り付いてきてしまってね。
何事かと驚いた大人がその周りを囲む。
するとどうだい、待ち合わせしているはずの場所が人垣で埋まってしまう。
当然、待ち合わせの相手は僕に辿り着けない。
そこで僕は取って置きの大仕掛けを披露する。
最前列の子供たちの影に入るのだ。
そして待ち合わせの相手の影から現われる。
こうして些細な時間はたちまちキラキラとするわけだ。
>>973 …大声を出さぬほうがよろしいよ、御仁。
此の国を何処とお思いか…、 軍部台頭甚だしい大日本帝国だ…。
貴方のような立居振舞いでは、敵性人種と叫ばれてしまう。
僕は無頓着だから一向に構わんがね。
お探しの人物はどうやら其処、>915の席にいるようだ。
なに…、 人違い…、 そりゃ災難じゃないか…?
マァ折角だ、刺客家業も一休みして、一杯おやんなさい。
>>974-975 ヤァ兄ィさん
うぅ…、 どうも貴方には敵わないな。
ボタンボタンと…、 ハハッ覚束ない事この上ないようだ。
…なんだか面倒になってきた、暫くこの儘でよろしいか?
なに…、 駄目…、 そりゃ難儀だナァ。
>>976 ホゥ銭湯ですか、そいつはいいね。
少々毒気を抜くのもよろしいな。
酔い覚ましした処で、また飲みなおしになるだけなのだがね…。
どうだい、貴方も一緒に行くかね?
兄ィさんもどうです、背中くらい流してあげましょう…。
僕も足繁く通う下町の銭湯がある。
其処は昼間から湯を温めているので、僕は午前様のついでに寄るのだ。
堅気の御仁は夕方から来るので、昼間は…、 逆に面白いのだよ。
背中に背負っている連中が来るというわけだ。
裸一貫腹を割って話せば、案外気の好い連中でね。
前日渡り合った敵方とばったり出くわしたりもする。
ちょいと肝の据わった御仁になると、互いニヤリと笑って済んでしまう。
ヤァ世間は面白いものだよ。
>>918-921 ニャーン
ヤァどうも、先だっては世話になった。
実を言えば、いまだ黒猫の身体を借りているので、油断すると姿が戻ってしまう。
もし僕の姿が猫になっていたら、遠慮なく諌めてもらいたい。
今も喉から飛び出しそうなのだ…、 ニャーンの一言が…。
>>925 殿方の嗜好
はっきり言うが、それは人によりけりだよ、お嬢さん。
貴方が手に入れたい御仁がいるなら、それとなく訊き出せば良いのだ。
それに合わせればよいだけの事だ。
相手の心を掴んでしまえば、あとはどうとでもなるものだよ。
僕かい…、 僕は垣根を低くしておく性質なので、気にはしない。
>>926 男に告白
資産家で妻子も妾もいる御大に、稚児にならんかと誘われた事がある。
好い人物ではあった、洒脱で人望もあった。
顔を合わせ、言葉を連ね、時間を費やせば、身を重ねる事もあったやも知れぬ。
だがその御大はそれを端折ってしまおうとした。
僕は互いに対等の関係が好きなのでね、丁重にお断りしたよ。
>>930 恋愛対象の上限
貴方は気にするのかい?
僕は心地好ければどうでもいいがね。
>>931 宇宙人の侵攻
…相手が面白い連中なら構わんのじゃないかな。
違う連中が此の世に紛れているなんて、なかなか好いじゃないか。
悪さをするというなら応対もしようものだが。
悪さをする者なんぞ、此の世にゃいくらでもいるだろう?
同じ態度でおればよろしい。
魔実也さん達とおわかれするのは寂しいです、次スレの予定は
ないんですか?
982 :
以上、自作自演でした。:2007/08/01(水) 20:51:37
もう完走か
給仕の君、こちらの方達に同じ銘柄の麦酒を。
明るく飲めるようなものがいいな。できれば。
──どうも。今晩は。
>>976 そういう君も少し疲れ顔ではないかな。
ん──ほら──こんなに目の下に影が。
そんな時は湯が一番だね。君の言う通り。
僕?
僕は夕方に行くのが好きです。
よく行きますよ。
この近辺では朝方も営んでいる銭湯も多くありますが──
朝方に行くと夜の仕事の女性達がひっそりといたりする。
女性同士の秘密の会話が聞こえるとなんとなく申し訳なくてね。
ですから、僕は銭湯は夕方に入りに行きます。
おしろいの匂いや整髪剤の匂いがする朝方もよいのですが。
それにしても疲れているように見えたかな?
ありがとう。気を遣ってもらって済まないね。
僕は大丈夫だ。君も湯を使って身体を休ませて
また、楽しい話と笑顔を垣間見せて欲しい。
お嬢さん。甘口の飲み物など如何ですか。
蘭の花を飾って、さァ、どうぞ。
>>981 そうだね。
僕はふらりと寄り、少し此所の方々に寄りかかりすぎた。
情を沢山受け取ったのです。…もうこれ以上何かを受け取るには申し訳なく思う。
大樹に寄りかかって、雨宿りのひとときを過ごさせて貰った。
小休止には相応しくない程に、声を掛けてもらい、また掛けさせてもいただいた。
…というわけで、ここはひとまず、おしまいです。
ですが。もう一方の彼の心の裡は分かりませんよ?
もしかしたらまた酒場の奥で飲っているかも知れません。
それは… 僕にも分からない。
ごくごく近しく、この指の先まで似ている人間とはいっても
あたたかい血が流れる、れっきとした違う人間ですからね。
もしも。
彼がどこかへふらりと漂着──ふふっ、彼にはピッタリの言葉だね──するのならば。
どうか見つけて、彼を暖かい心地にしてあげて欲しい。僕にもそうだったようにね。
アーモンドの香りのするチーズなど如何ですか。
どうぞ。あなたも。一緒にいただきましょう。
>>982 「もう」という言葉は使い処が難しいですねェ。
何しろここは薄暗くて、こう…鼻の先まで近寄っても……。
あなたの目の奥の奥までは、見えない。
知性と聡明さを感じさせる優しい瞳です。
ですが、まだ、いまいち心が汲み取りにくい。
こうやって…酒を酌み交わすのはたやすいのにね。
不思議なものです。えぇ、言葉というものは。
でも、あァ。
飲みっぷりを見ていると、僕など近しくしていいのか躊躇うほどの
じょうぼん…「上品な」酒飲みのお方です。
そんなあなたの事です。何もかも理解っておいでのようだ。
ならば僕は取り敢えず……あなたに次の杯を注ぎましょう。
>>977-980 もう一方の君
だから、ボタンが掛け違って…。ああ、もう。
見てられません。こちらにおいで。ほら。
こういうものは、下からではなく上からまず掛けていけばいい…。
ん、はい…、はい…、はい…、よし。これで良い。
全く。僕は君の母上か?
同じ顔なんだからキチンとしてくれたまえよ──と、言ってる間にまた脱いで……。
銭湯の見方の違いが面白かった
同じ魔実也でも個性がでるんだね