三国志キャラになりきろう!!

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818淳于瓊の手紙
時空管理局機動六課  高町なのは一等空尉 殿

お初にお目にかかる。私は漢王朝・冀州牧兼中軍元帥大将軍・袁紹配下の将であり、
監軍将軍を務めている淳于瓊と申す。

突然、斯様な手紙が届けられた事によって貴公はさぞ驚きを隠せぬであろうと思うが、
此れから語る内容は重要なる事実ゆえ、御許し願いたく存じる。

 実はつい先日、この地にとある男が金属製の鞄を2個抱えながら、何やら不思議な
能力を携えた少女の集団の追跡から逃れるという事件があり、その男は私と友人の
徐州牧(徐州の地方長官)である呂布に助けを求めてきたのである。我々としては少女に手を
あげる事は些か気が引けたのだが、何の罪も無い人間に襲撃する事は断じて許さぬゆえ、
我々は男を匿い、謎の少女達を駆逐する事に成功したのだが、その際、我々はその男から
謝礼としてその金属製の鞄の中にあり、文字が中に刻まれた謎の宝石を貰ったのだ。
 初めは私も呂布もその宝石の美しさに見惚れ、頂こうと思ったのだが、それを狙う少女達を
考慮に入れると、逆に怪しさを感じたゆえ、受け取りを断固拒否したのだが、結局はその男に
無理矢理押し付けられるかのように受け取ってしまい、途方に暮れる事となってしまった。
 此方としてはまた少女達の襲撃が再び始まるという可能性が無きにしも非ず、また我が地に住む民に
迷惑をかけることになる事は御免ゆえ、部下や同僚に所有者の探索を行うと共に、この石の事に
ついてを調べろことになった。その結果、正式に「ロストロギア」という石である事、そしてその石
には特殊な力が秘められている事が判明し、同時に御主等がその石と関わりがあるという事も分かり、
私自ら貴公等の居る地に赴き、石を直接渡しに赴きたく思ったのであるが、そうなると「越境」となる
ゆえ、この手紙と共に贈り返す事に至ったのである。
 此処に手紙と共にその石を同封するので、どうか、この石を受け取り、良き世の中にするよう用いて
もらいたい。
 
 話が長くなり、誠に申し訳ない。これにて私の話を締めくくらせていただく。では。


袁紹軍・左武衛営監軍将軍 淳于瓊