スーパースタースクリーム「………………」
サウンドウェーブ「かなり堪えているな…」
レーザーウェーブ「ある意味親子と言っても過言ではない関係だったからな…」
ロード・ザラク「わしはデストロン内では外様でいい。だから今回は辞退させてもらおう。」
ブラックザラック「俺もデストロンに居るのは忌々しいフォートレスを倒したいからであって
大帝の座は目的ではない。」
オーバーロード「私も大帝の座よりは子供達を見届ける方が大事だ。」
デスザラス「わしも同じだ。」
パワードメガトロン「という、古参の破壊大帝の皆様の意見です。続きまして
ビースト系の破壊大帝の意見を聞きたいと思います。」
デビルギガトロン「まだ我々ではメガトロンには叶わないから我々も辞退しよう。」
パワードメガトロン「では、最後に後継者指名されたスーパースタースクリームさんの意見をどうぞ。」
スーパースタースクリーム「・・・俺が継ぐぜ・・・メガトロンを超えてみせる!!」
一同「(拍手喝采)」
クロームドーム(HM)「コミケは楽しかったぜ・・・。」
ハイブロウ(HM)「全くだぜ。」
ブレインストーム(HM)「掘り出し物も多かったしな。」
ハードヘッド(HM)「冬も行こうぜ!!」
フォートレス(HM)「さあ・・・大好きな始末書だ。たっぷり受け取れ。」
スカル「やっぱり、コミケのあとはアキバだな。」
ワイプ「当たり前だろ?」
ウィアードウルフ「冬も行くぞ。」
エイプフェイス「お台場の○険王・・・。」
スナップドラゴン「俺達は行かんぞ。」
シックスショット「お前たちよく帰ってこられたな・・・その心意気は褒めてやる。」
ダブルクラウダー「いったいお前たちは何してたんだ!!」
ギルマー・ブラッド・ダウロス「申し訳ございません!!」
オーバーロード「なるほどな…今回海外版の方が出ていたのはこの為か…」
ブラックザラック「貴様ら場の空気も読まずに…そこに直れ!!
全員まとめてこのタイラントスピアで…!!!」
オーバーロード「お、落ち着け!いいじゃないか。彼らだって悪気があったわけじゃないんだ。
おい、お前達も座れ。今は新大帝の誕生を祝福しろ。」
フォートレス「(やっぱり今回のスコルポノックは妙に熱い…)」
サウンドウェーブ「(スタースクリーム…)」
というより今更HMとリバースで分けなくても別に同一人物扱いでいいのでは・・・
フォートレス「何だクローンだったのか。」
クロームドーム「ホイルジャックに作ってもらってたんですよ(元ネタはPS2のゲーム)。
まさか勝手に活動してアキバに行くとは思いませんでしたけどね…」
ウィアードウルフ「すまなかったな。改めて、新大帝誕生おめでとう!」
デストロンプリテンダー「ちなみに俺達は本物です…ホントにすいませんでした…」
オーバーロード「そして、今後の我らの身の振り方も、
しっかりと決めておかなくてはな…。」
(長い長い時間が流れ…)
アイ「デストロン軍より入電。これより、会談を行いたいとの申し入れです。」
コンボイ「了解した…というより、もう来ているじゃないか。」
デスザラス「お待たせして大変申し訳ない。コンボイ司令官。
そして、我らデストロン大帝一同、協議の末…頼みがあってやって来た。」
コンボイ「…頼み?」
オーバーロード「その前に、今後の我らデストロン軍団を率いる、次期大帝だが…
メガトロンの遺言に従い、スーパースタースクリームが就任するという事で
意見が一致した。
若輩者ではあるが、よろしくお頼み申す。」
コンボイ「スタースクリームか…。」
スーパースタースクリーム「あれだけリーダーリーダーって、いろんな事してきちまったけど…、
今度ばっかりは本気だ。メガトロンに恥じない、
本当の意味でのリーダーになってみせる!」
コンボイ「そうか…おめでとう、スタースクリーム。」
スーパースタースクリーム「ありがとう…(やっぱ貫禄が違うな…)」
コンボイ「それで…頼みと言うのは?」
スーパースタースクリーム「サイバトロン軍総司令官コンボイ殿に
お頼み申しあげる!(土下座する)」
ウルトラマグナス「おい、何を…」
スーパースタースクリーム「あるふぁQが甦らせて、メガトロンの太陽が輝く新しい宇宙を…
俺達デストロン軍団にくれ! …この通りだ!」
大帝一同「…(皆頭を下げる)」
コンボイ「…頭を上げてくれ、スタースクリーム。そして皆も。
また随分と大きな頼みだな…して、真意の程を聞かせてはもらえないか?」
オーバーロード「分かっているとは思うのだが、今やこの戦いを通じ、
兵どもはサイバトロンと戦う事を無意味と感じている。
メガトロンが言ったように、サイバトロンだデストロンだという
軍団の面子など、新たな宇宙の誕生の前には、もはや意味がない。」
デスザラス「そして、新たな宇宙に甦りし者も、今のところあの少年と従者ただ一人。
彼らの為にも、宇宙再建の仕事はするのであろう?」
コンボイ「それは…まだあの銀河は生まれたばかり、彼らが生きていく為にも、開拓は必要だが…。」
ブラックザラック「単刀直入に言おう。その宇宙を開拓する仕事、我らにやらせて貰いたいのだ。」
コンボイ「君達に?」
デスザラス「左様、あの力が有り余るバカ共、有効に使ってやりたいのじゃ。」
コンボイ「………」
オーバーロード「異次元宇宙は生まれたばかり。そしてまだ幼い。
誰かが拓き、護らねばならない。…あそこには未来が有り、
そして我らの争いの源であった、エネルギーも潤沢にある。」
ジンライ「おいおい、やっぱりエネルギー目当てか!?」
スターセイバー「やめるんだ、ジンライ。話は最後まで聞こう。」
オーバーロード「そう思われても構わない。新たな宇宙のエネルギー、我らは欲しい。
そうすればもはや、エネルギーを巡ってお前たちと争う事も無い。
そして何より、我らを鬼だ悪魔だと石持て追う者も、あそこにはいない…。」
デスザラス「身勝手なのは分かる。我らの犯した大罪、死を持ってしても償いきれぬのも分かる。
なればこそ軍団一同、罪滅ぼしとして新たな宇宙にこの命を捧げる所存なのじゃ。
あそこには我らの英雄、メガトロンがおる。そして、いつまでも見守っていてくれる。
我らとて、安住の地は欲しいのだ…。」
コンボイ「エネルギーを暴堀せず、侵略行為の一切を行わない事を、約束できるか?」
ダークノヴァ「案ずるな。我らとてユニクロンにはなりたくない。
星に命が有る事は、プライマスが直々に教えてくださったのだ。
過剰採掘とスーパーエネルゴンへの不可侵は、約束できよう。」
スクラッシュ「そして侵略など必要は無い。我ら大帝が一人ずつ星を治めてもお釣りが来るわ。」
オーバーロード「我ら一同心血を注ぎ、新たな宇宙をこの宇宙に負けぬ栄華で包んで見せようぞ。」
バイオレンジャイガー「その暁には、デストロンゾーンと名づけ、
太陽神メガトロンを子々孫々まで祀るのだ。」
スーパースタースクリーム「聞いての通りだ…どうかお願いだ、ぜひ俺たちにやらせてくれ!」
スターロディマス「…やれやれ、すっかりやる気満々みたいですよ、コンボイ司令官?
悪気が無いんなら、任せてもいいんじゃないですか?」
コンボイ「…分かった。勿論様々な会議や世論との兼ね合いもあるが、私自身としては大歓迎だ。
我々からも出来る限りの支援を行おう。
そして共に、新たな世界に平和を築き、宇宙を一つに。
それが、メガトロンの最大の望みでもあるのだから…。」
スーパースタースクリーム「ありがとう…コンボイ。」
大帝一同「コンボイ司令官殿の寛大なる英断に感謝する…(深く礼)」
バイオレンジャイガー「そして新たなる指導者・スーパースタースクリームに、
新生デストロン軍団・初代『覇界大帝』の名を与えよう。
メガトロンの名に恥じぬ、立派な銀河を作り上げて見せよ。」
スタースクリーム「はっ…ありがたく拝領致します…。」
オーバーロード「我ら一同、厳しく指導させてもらうぞ、覚悟しておけよ。」
スーパースタースクリーム「…よろしくお願いします!」
デスザラス「皆、異議は無いか?」
コンボイ「異議なし。」
サイバトロン司令官一同「異議なし。」
『 異 議 あ り ! ! ! ! 』
一同「!?」
『 こ の 青 二 才 に 大 帝 職 が 務 ま る か 、
こ の 馬 鹿 者 ど も め が ! ! 』
スーパースタースクリーム「ま、まさか…この声は…」
メガトロン「ワシを差し置いて勝手に話を進めるでない!」
スーパースタースクリーム「ゲゲーッ!やっぱり!!」
コンボイ「…メガトロン…生きていたのか!?」
スーパースタースクリーム「ま…マジかよ…」
大帝一同「な…貴様なぜ生きておるのだ!?」
メガトロン「ま、ワシも腹を括っておった事は確かなのだがな…」
メガトロン「これで破壊大帝メガトロンも、一巻の終わりか…ユニクロン、一緒に来てもらうぞ。
思えば貴様もただ飢えるのみの、哀れな奴だったのだな…」
???『なりません!』
メガトロン「うわ!だ、誰だ貴様!?何も無いところから腕だけが出ておる!?」
???「御免…(メガトロンの胸からユニクロンのスパークを取り出す)」
メガトロン「おい、それは…」
???「ムン!(ユニクロンのスパークを、プラネットキャノンの光の中に投げ込む)」
メガトロン「な、何をするのだ、奴はワシが一緒に始末を…」
???「主を二度も失いたくはありませぬ、ガルバトロン様…。」
メガトロン「…ワシをガルバトロンと呼ぶ…?そうか、お前の手の者か…。」
ガルバトロン(スパリン)のスパーク「ナイトスクリームか…余計な真似をしおって…」
ナイトスクリーム「申し訳有りません、メガトロン様、ガルバトロン様…」
メガトロン「おいガルバトロン、貴様向こうで同じ事をやらかしたのか。」
ガルバトロンのスパーク「そうだ。向こうでのワシはユニクロンのスパークと共に
太陽に飛び込んだのだ。
…安心しろ、こちらでユニクロンがほろびた以上、
もうワシの中にもユニクロンは無い。」
メガトロン「道理でワシらしくないわけだ…危うく投身自殺させられるところであったわ。」
ガルバトロンのスパーク「では、先ほどコンボイと話したのは、すべて嘘だったと?
ワシは何もしとらんぞ。」
メガトロン「たわけ!皆まで言うな!」
ショックフリート「ショックショックショーック!!」
スノーストーム「ガルバトロン様ー♪」
アイアントレッド「ウホウホー!でかしたナイトスクリーム!」
ナイトスクリーム「遅いぞ貴様ら。」
スノーストーム「悪ぃ悪ぃ、ちょっと案内捕まえるの苦労してよ。」
ブリッド「○▽■×◎★☆!」
メガトロン「しかしどうするのだ、なんだかワシの葬式ムードになりつつあるぞ、これでは帰れんではないか。」
スノーストーム「折角ですから少し脅かしてやりましょうよ。ゴニョゴニョ…」
メガトロン「なるほど、それは名案だわい…(ニヤリ)」
メガトロン「…と、言うわけだ。」
オーバーロード「な、なんとしぶといのだ…」
バイオレンジャイガー「どこまで命根性の汚い奴………」
スクラッシュ「呆れ果てて物も言えん…すでに貴様の葬式の準備は進んでおるぞ…」
デスザラス「つまりワシらは悔やみ損か!…ええいもう許せぬ!
ならばこのまま本当に葬式出してくれるわ!
デ ス ト ロ ン 軍 団 、 ア タ ー ッ ク ! ! 」
(大帝総出でメガトロンをタコ殴りにする)
メガトロン「うわっ!やめろ、馬鹿者!生きておったのだから帰還を祝わんか!
痛い痛い、やめろ、やめろというのに…ま、待て、ワシが悪かった!
こらコンボイ、貴様ドサクサに紛れて何参加しとる!
助 け ん か こ の 馬 鹿 者 ー ! ! 」
いちまる「…アホらしすぎて開いた口がふさがらんわ…」
いちご「いちまる、はいハンカチ。」
いちまる「う、ウチ泣いとらんわアホ!」
スーパースタースクリーム「…こうなるような予感は、実はしてなくもなかったんだよなぁ。」
ナイトスクリーム「まあ、よかったではないか。」
スタースクリーム「ちげえねぇ。アリガトよ、『兄弟』」
メガトロン「ハァ…ハァ…酷い目にあった、本当に葬式出されるところだったわい。」
コンボイ「ああスッとした。それで?お前はこの裁定に異議があるとでも?」
メガトロン「当然だ!デストロンのリーダーはこのワシを置いて他にはおらん!」
スーパースタースクリーム「それじゃ、俺にデストロン軍団を任せるってのは
…こういう展開だと…」
メガトロン「ワシ亡き後はといったであろうが愚か者!銀河開拓の大任が貴様如きに務まるか!」
スーパースタースクリーム「やっぱりなぁ…。」
メガトロン「せいぜいワシの元で汗水たらして働いて、帝王の心得を一から学び直せ!」
スーパースタースクリーム「え!?そ、それじゃあ…」
メガトロン「貴様の大帝即位は、銀河の政(まつりごと)が落ち着くまで延期だ。」
スーパースタースクリーム「あ…ありがとうございますメガトロン様!
それでこそ俺のメガトロン様だぁ〜!!」
メガトロン「こ、こら何をするか!寄るな気持ち悪い!」
一同「やれやれ…」
メガトロン「そんな事より大事な事があるだろう。
おい『監視者』、時空混乱が収まって、
皆が元の世界や時間に戻るまでどのくらい掛かる?」
ベクタープライム「今回の時空混乱の規模はかなり大きいからな…
一朝一夕では収まらない。
少なくとも一月前後は掛かるのではないかと思うが…。」
メガトロン「ならば決まりだ。
者共何を呆けておる、早く祝言の支度をせぬか。」
スーパースタースクリーム「祝言ってなんだ?」
ジンライ「俺の国の古い言葉で、結婚式の事だよ(こっそり)」
スーパースタースクリーム「えーーーーっ!メガトロン様結婚なさるんですか!?
というか相手いたんですかーーー!?」
メガトロン「阿呆!(バキ!)結婚するのはこやつじゃ。」
コンボイ「…私か…??」
大帝一同「な、なんと…コンボイとメガトロンが結婚!!!???」
メガトロン「 た わ け ー ー ー っ ! ! (融合カノン砲を乱射)」
大帝一同「ぐわーっ!」
メガトロン「話は最後まで聞かんか。花嫁はこやつじゃ(エリータワンを指差す)
今更隠す事でもあるまい、この戦いが終わった暁にはと、約束しておったのだろう。」
エリータワン「…………(コクリ)」
メガトロン「そういう事だ、者共祝え。何しろ900万年越しだぞ。」
デスザラス「…なるほど…そう言う事か、ならば善は急げじゃ!」
バイオレンジャイガー「お前一応悪の帝王だろう…」
メガトロン「皆の者、急ぎ日取りを決めて支度に当たれ!
宇宙風水師も忘れるな!
場所は異次元宇宙・プラネットQ!
その日こそ、サイバトロンとデストロンの新たなる出発の日だ!!」
忠臣一同「ハッ!!」
コンボイ「………(展開が速すぎて言葉も出ない)」
ウルトラマグナス「やれやれ、連中の方が盛り上がってますよ。」
スターロディマス「本当にお祭り好きな連中だよ、全く…。」
エリータワン「でもこういうのも、悪くないわ…ね、コンボイ。」
コンボイ「ああ…連中に任せるのは若干不安だがな…」
<中の人モード・トランスアウト>
長い長い協議の末、スーパースタースクリームの次期大帝就任と、
デストロン軍団の今後を決める話し合いは終わりました。
新たなる大帝に選ばれたスタースクリームは、コンボイに土下座してまでも願い出ます。
新しい宇宙をデストロンにくれ、と。
デストロンの一同は、この一件で生まれた新しい宇宙を開拓し、移住しようと言うのです。
未来と希望に溢れ、エネルギーを巡って争う事も無く、星を求めて侵略もせず、
石持て追われぬ安住の地を築きたい、それが、一同の結論でした。
色々とまだまだ問題はあるでしょうが、この申し入れにコンボイ個人は歓迎の模様。
新たな宇宙の開拓は、デストロンとサイバトロンの共同プロジェクトとなり、
それを指揮するスタースクリームは、破戒大帝改め、初代覇界大帝に任命されたのです…
ところが…。
なんとエネルゴンの太陽になったと思われたメガトロンが、しぶとく生きていました!
自分自身ではユニクロンのスパークを道連れに大往生を遂げるつもりだったようですが、
すんでの所で救いの手が差し伸べられたのです。
それは、未来宇宙(可能性の一つ)で主ガルバトロンを失い、
そして自らも太陽に飛び込んで果てたナイトスクリームでした。
そう、メガトロンが突如としてマスターガルバトロンになり、性格も変わった理由はこれ。
彼は、太陽に飛び込んだガルバトロンのスパークと合体していたのです。
そのガルバトロンを慕うスーパーリンク3バカトリオも駆けつけ、
メガトロンは危うく投身自殺を免れたのですが、
世間は既にメガトロンのお葬式ムード、帰るに帰れなくなってしまい、
それならばいっそ驚かせてやろうと…いうわけ。
怒り心頭メガトロンをタコ殴りにするコンボイと破壊大帝一同。
なんだかんだでいつもの通り…??
そして、メガトロンが帰ってきたことで、
スタースクリームの大帝就任は「延期」。
…そう、メガトロンは今こそはっきりと、彼を後継者に選んだのです。
そして、時空混乱が収まるまであと一ヶ月…。
それならまだ皆がいるうちに、とメガトロンは本人達そっちのけで
コンボイとエリータワンの結婚式を強引に開く事にしてしまいました。
場所は新たな宇宙、プラネットQ。
そしてその日こそ、両雄の、サイバトロンとデストロンの新しい歴史の第一歩…。
まもなく、プラネットQにおいて、コンボイ司令官とエリータワンの
結婚披露宴が開催されます。
銀河規模のお祭り騒ぎになる事でしょう。
驚かれたかもしれませんが、そのご様子をお願いしたく思います。
なお、結婚式が終わったら、いよいよクロージング。
悲しいけれど、いくつかのお別れが待っています。
その節には皆様、お気に入りのキャラクターに、悔いの無いお別れを
演出してあげてくださいね。
その後、エピローグに入って、真ロボットマスターズは完結の見込みです。
ロード・ザラク「やっとスコーピオンの修理が終わったというのに結婚式とはな。」
ネビュラ「異次元宇宙には行かないのですか?ザラク閣下。」
ロード・ザラク「わしにはネビュランがある。贅沢は言わんよ。」
ネビュラ「コンボイの結婚式は出席なされますよね?」
ロード・ザラク「コンボイのやつ、まだ独身だったのか。
まあ、仕事が仕事だからな。」
ネビュラ「そういう閣下はどうなのですか?」
ロード・ザラク「わしか?わしは結婚とは無縁だろうな。
それにパティ君やローリを見ているのが楽しみになってきてな。」
ネビュラ「そうでしょうか?」
ロード・ザラク「そうだよ。」
ネビュラ「私は、いつでも閣下のそばにいますよ・・・。」
ロード・ザラク「・・・当たり前だ。そうでなくてはお前が居る意味が無いだろ?」
ローリ「ザラク様!プレゼントよ!」
パティ「はい。どうぞ。」
ロード・ザラク「これは反重力砲!!」
ローリ「もう宇宙は平和になったから要らないと思ったけど一応返さないとね。」
パティ「以前のようにならないように威力は調整してあります。」
ロード・ザラク「ありがとう。二人とも。
わしははしゃいでおるデストロンどもに冠婚葬祭のいろはを教えてやるとするか。
TFは戦争ばかりやっていたおかげで葬祭しか頭にないからな。」
オーバーロード「結婚式ってどうやるんだ?メガトロン」
メガトロン「なんだと?お前そんなことも知らんのか?」
ブラックザラック「どうするんだ?」
デスザラス「わしとエスメラルの場合は人間で言うジミ婚だ。参考にならん。」
ロード・ザラク「そんなことだろうと思ったぞ。」
メガトロン「ザラク!!戻ってきたか。」
オーバーロード「おお、ザラク殿が居れば心強いぞ。」
メガトロン「早速、人間の結婚式について教えてくれ。」
ブラックザラック「そうだそうだ。」
ロード・ザラク「ではわしが人間の結婚式について教えてやろう。
ネビュラ。」
ネビュラ「はい。ザラク閣下。」(ディスプレイが空中に現れる。)
オーバーロード「おお・・・これが人間の結婚とやらか。」
パワードメガトロン「結婚式か・・・この調子だと司会は俺様で決まりだな。」
ミネルバ「コンボイ総司令官結婚ですって。」
キャブ「これで争いが無くなれば俺達も本来の子供に戻れるって訳だ。」
秀太「僕もホークと一緒の生活に戻れるよ。」
ワイルダー「・・・。」
ファングリィ「嬉しくないのか?ワイルダー」
キャンサー「だって・・・。」
スクウィーズプレイ「お前たちはまだ子供だぞ?」
ブルホーン「お前たちも元に戻るんだろ?」
ホリィ・ブル「そうだな。だからお前たちは人間にもどれ。
無理してデストロンに居る必要もない。」
ファングリィ「まあ、どうしてもデストロンになりたいなら、あの兄弟みたいにTFになることだな。」
スクウィーズプレイ「俺達はネビュランに居る元のパートナーのところに戻るよ。
ザラクはあれで身内には優しいからな。」
サウンドウェーブ「でも本当に良かった…メガトロン様…」
フレンジー「兄貴、泣いてんのかい?」
サウンドウェーブ「そ、そんなことは無い!さあ!結婚式の準備をするぞ!」
レーザーウェーブ「メガトロン様が無事帰って来られたのも、お前の世界の者達のおかげだ。礼を言う。ありがとう…。」
シックスショット(弟)「いえいえ、お礼を言うのは僕の方です。今回あなた達と出会って
僕は少し変わることができたような気がします。」
スパリンレザウェのスパーク「俺様も同じだ。孤高の戦士もいいが、誰かの為に戦うってのも悪くは無いな。」
レーザーウェーブ「新しい世代のデストロンも捨てたものじゃないな。もう一人のレーザーウェーブ、
そして……その弟。」
シックスショット「シ ッ ク ス ショ ッ ト で す
戦いの時はちゃんと呼んでくれたのに…」
ライザック「私も結婚したいわ兄さん・・・。」
レオザック「ええっ!!」
エスメラル「私達のときはいろいろ忙しかったわね。」
デスザラス「丁度破壊大帝就任とかぶったからな。」
パティ「結婚するならザラク様みたいな人がいいわね。」
ジャン「姉さん!!」
アーシー「スプラング、結婚っていいわね。人間が羨ましいわ。」
スプラング「ああ、まったくだ。」
ザラクは、
アメコミ版では娘が居る。
しかも、ガレン(フォートレスマキシマスの初代ヘッドマスター)はその娘と恋人同士(悲恋に終わったが)。
あるふぁQ『そうなの、コンボイ司令官が結婚?で、会場がここ?
また急な話だね。』
メガザラック『皆が在るべき時に戻る帰るまでに、という心積もりなのでしょう。
良いでは有りませぬか。この戦の締めくくりには、丁度良い機会。
あるふぁQ様にも、このプラネットQの王族として参加していただきますぞ。』
メガロコンボイ「ようし野郎ども、俺がギガロニアに戻る前の、最後の大仕事だ!
工期は厳しいが、立派な式場を作るぞ!!」
ビルドロン部隊「ヘイ親方!」
ロングハウル「ただ、この星の景観にあった姿にする方がよさそうですね。」
メガロコンボイ「その辺は大丈夫だ、スズキ教授やフレイムコンボイの旦那から
それらしい資料をちゃんと貰ってあるから、
美観を損ねないようにアンティーク調で行くぞ。」
スクラッパー「セイバートロン星の新居は、俺たちに任せて下さい。
親方仕込みの腕前で、宇宙一に仕立て上げてみせまさぁ!」
ビルドボーイ「ようし、ビルドマスターもこっちに参加♪」
全員『 武 器 禁 止 ! 』
スパイク「やれやれ、こういう時が一番忙しいね、外交官と言うのは。」
カーリー「今回は大統領がご自身で各国に働きかけて下さっているから、
案外スムーズにいくんじゃないかしら?」
ウルトラマグナス「そしてトランスフォーマー側の調整は…」
アーシー「ロディマス、何逃げようとしてるの(ギロリ)」
スターロディマス「とほほ…」
ハイドラー「色々盛り上がってきてるな、俺たちもあれこれ忙しいよ。」
バスター「あーっ!すっかり忘れてた!」
(Dr・アーカビルの研究室)
アーカビル「…褒美?はて何のことじゃったかのう?歳をとると耳が遠くなっていかんわ。」
バスター「とぼけるな!あんた
>>293で褒美があるって言ったぞ!?」
アーカビル「それより飯はまだかの〜…わ、ウソウソデビルパワーはやめんかい。」
ハイドラー「で、その褒美とやらは?」
アーカビル「何を隠そうごまかそう、宇宙の天才ドクターアーカビルが…」
バスター「 前 置 き は い い 。 」
アーカビル「せっかちじゃな、ほれ。そこのカプセル見てみぃ。」
(カプセルの中で眠っている、二人の男)
ハイドラー「こ、これは…!」
バスター「俺たちの人間だった時の肉体…??」
ハイドラー「で、では、我々は人間に…」
アーカビル「戻れん。」
ハイドラー・バスター「ガクッ!じゃあこれは何だ、
期待持たせるような置き方するな!!」
アーカビル「まあ慌てなさんな、トランスフォーマーとなったお前さんたちを
人間に戻すなんて魔法、いくらなんでもワシにだってできん。」
バスター「んじゃ何の為に?」
アーカビル「お前さんたちに見せびらかす…わー、暴力反対じゃ!
じゃが、人間は無理でもバイナルテックの要領で
プリテンダーくらいにならなれない事も無いぞ。」
ハイドラー・バスター「そうか!その手があった!!」
アーカビル「左様、お前さんたち元々有名人じゃから、
DNAサンプルを手に入れる機会はなんとかなったわ。」
ハイドラー「考えてみれば、俺本職は俳優だったよな…。」
バスター「そうだよ、俺DJだったもん…。」
アーカビル「このボディはプリテンダーの金属細胞とお前さんたちのDNAから作られた
いわばサイボーグじゃ。
これにお前さんたちのスパークを移す、逆バイナルテックじゃな。
これが、オーバーロード大使からの頼まれモンじゃよ。」
ハイドラー「すると我らにも、再び超魂パワーが…」
アーカビル「お前さんたち、かなり後悔しとったと聞いての。」
バスター「有難い、これで俺たちも(一応)人間に戻れるよ、爺さん、早速やってくれ!」
ギルマー「結婚式の会場設営の手伝いを命じられたはいいが・・・。」
ダウロス「こうも働きづらいと・・・。」
ブラッド「ああ・・・・。」
サブマローダー「お前ら、サボるんじゃねえぞ!!」
ボム・バースト「お前らが怠けると俺達まで叱られるからな。」
スカルグリン「何も俺たちまで・・・。」
ジンライ「お前達頑張れよ!!そら、次の資材だぜ!!」
コンボイ「スピーチについてだが…」
スーパースタースクリーム「それなら俺が!」
メガトロン「お前などに務まるか!!」
スーパースタースクリーム「いいじゃないですか!」
メガトロン「ったく仕方ない…。あ、当然ワシも引き受けてやるぞ。」
エクシゲイザー(元マイスター)「もちろん、司令官の副官である私も!」
ウルトラマグナス「私もやるぞ。」
スターロディマス「私にも是非!」
コンボイ「ハハ…ありがとう皆…(当日は騒がしくなりそうだなぁ…)」
エリータワン「ねえ…ホントにこれ着なくちゃダメなの?」
メリッサ「オフコース!もっともっとダイタンにコーディネイトしないと、イベントにスケール負けしちゃいマース!」
ルーシー「だからってこういうのはちょっと…これじゃリオのカーニバルよ?」
アレクサ「もう!メリッサさんに任せると一気にハレンチになっちゃう!」
コンボイ「あの〜…もうそろそろ一息いれては…」
三人「 男 子 禁 制 ! ! 」
コンボイすみません…」
(式典のアクロバット飛行を練習しているジェットロン部隊)
スカイワープ「ちがう、スラストお前はもう少し左!サンダークラッカー、ループが早いぞ!」
サンダークラッカー「お前の事だろ?」
サンダークラッカー(GF)「何言ってんだよ、そっちだろうが!」
ダージ「どっちにしても字間違ってるじゃんかよ。」
ラムジェット「やめとけよ、エアーボット部隊に負けてるぞお前ら。」
アームバレット「え〜おせんにキャラメル、ポップコーンはいかーっすかぁ〜?」
ガスケット「違うだろバカ!おれたちゃラウンジの仕事!」
アームバレット「「うーん、こういうのは慣れてるつもりだったんだけどなあ…。」
ガスケット「お前なんのバイトしてたのよ?」
アームバレット「レース場の売り子。」
ガスケット「…………」
ブロードキャスト「アメリカにイタリアにオランダにポルトガルに中国に日本に…
ええい、地球人ってのはなんでこんなに言葉がバラバラなんだよもー!」
サウンドウェーブ「そうカリカリするな、考えるだけ無駄だ。」
ブロードキャスト「お前も人事じゃないだろ、通訳の仕事任されてんだから!」
サウンドウェーブ「心配いらん。」
ブロードキャスト「どうしてさ?」
サウンドウェーブ「どうせみんな日本語で話す。」
ブロードキャスト「ヲイヲイ…それ言っちゃ身も蓋もなかろうが…。」
ハードヘッド「それなら音楽頼むよ音楽、俺歌っちゃうぞ!」
バスター「そんならDJは久しぶりに俺にやらせてくれ。」
ブロードキャスト「勘弁してくれよもう…」
シックスショット「拙者らは会場の秘密警護でござる。」
シックスナイト「ま、一族の血筋柄こういう役だよな。」
グレートショット「む、曲者!(銃を撃つ)」
ヘルバット「アダー!俺なんにもしてないのにー!!」
グレートショット「済まん許せ、気配が曲者っぽいのでつい…」
ジャン「えーっと、招待状はイルミナとジョイスとクランプと…」
ホーリー「本当はイルミナだけ呼びたいくせに。」
ジャン「な、何いってんだよ!」
ボーダー「リーダーだったらクリッパーだけ呼ぶんじゃないの?」
ホーリー「うるさいなぁ!」
ピーポー「おーこわ、俺ラチェット先生んとこいくから、じゃーねー♪」
ファイヤー「んで、招待状どうすんのさ?」
ジャン「多分出さなくても来るよ、ジョイス辺りは特にね…。」
ラチェット「我々は当日の医療班だ、地球人もTFも、
他の宇宙人も来るから気を抜かないようにね。」
ホイルジャック「大丈夫、吾輩に任せてくれたまえ。」
一同「…………」
ライブコンボイ「ご老体は、やはり仲人と言う事でお願いします。」
チャー「いやあ、これだけめでたいのは久しぶりじゃよ、
マーベラス9での結婚披露宴を思い出すわい…」
(以下延々と思い出話)
チャー「…でその時の奴ときたらもう…ありゃ、みんなどこ行ったんじゃ?」
レッグガー『当日の巨大ケーキは我らジャンキオンに任せるアル。
何しろワタシ既婚者アルから経験豊富。
皆の衆、宇宙一巨大なジャンキオンケーキを作るアル。」
ジャンキオン一族「任せるアル!」
レッグガーの妻「そして仕上げは宇宙ネットショッピングで手に入れた
コブララエッセンスで…」
レッグガー「またそんなモン買ったあるか…お客さんみんなヘビになっちゃうアルよ…。」
フォートレス「マキシマスにこれだけの人数が乗り込むのは
いまだかつて無い事だぞ、掃除をしっかりな。」
クロームドーム「頼んだぞクローン…あれ?どこ行ったんだクローンのやつ…??」
フォートレス「連帯責任(モップを手渡す)」
クロームドーム「とほほ…」
ローリ「私たちはプラネットQの花を集めて、宇宙一おっきなブーケを作るのよ!」
パティ「それじゃ、いきましょうか!」
ミネルバ「トランスフォーム!さ、乗って下さい。」
バド「一緒に行かなくてもいいの、お兄ちゃん?」
コビー「わ、わざわざついていく事もないだろ?」
バド「一緒に行くのが照れくさいんだ。うはは♪なら僕行っちゃうよ〜、ね〜バンパー?」
コビー「分かったよもう…ホップ、ブリッド、行くぞ!」
ロードバスター「やれやれ、すっかりお祭りムードだな。
これまでの張り詰めた空気が嘘みたいだよ。」
ミーシャ「いいじゃないですか、平和な方が。…ところでキッカー、
さっきからどうしたんですか?」
キッカー「…何でもねぇよ。たださ…」
ミーシャ「ただ?」
キッカー「あの兄弟は、どこかで見ていてくれるのかな…ってさ。」
ロードバスター「…太陽…」
ミーシャ「大丈夫ですよ。きっともう、お腹が空く事はありません。
…だって、太陽だもの…。」
ロード・ザラク「わしらはどうしようかの・・。」
ネビュラ「閣下は誰も招待なされないのですか?」
ロード・ザラク「招待しようにもする人もおらんしな。」
ネビュラ「言われてみればそうですね。」
モンゾ「閣下、我々はどうします?」
ボラス「我々だけ何もしないでは義理が立ちませんよ。」
スパズマ「かといってどうする。」
クランク「ネビュランの野菜でも送るか?」
グラックス「TFは野菜を食べないだろ?」
サイクロナス「いやはや、平和が一番だな。」
ウィアードウルフ「全くその通りだ。サイクロナス」
スカルクランチャー「本当にな。」
マインドワイプ「でも、その前に・・・。」
エイプフェイス「けじめはつけないと・・・。」
スナップドラゴン「なあ・・・。」
一同「覚悟しろ!!このウサ耳が!!ネビュランでの恨み今晴らしてやる!!」
(全員でサイクロナスに襲い掛かる。)
サイクロナス「待て!!お前ら!!うわああああ!!」
パワードコンボイ「我々は何をしようか。」
チータス(リターンズ)「駄洒落大会!!」
ラットル(リターンズ)・ブラックウィドー「それだ!!」「それっシャ!!」
タンカー「もう結果は決まったんダナ。」
スラスト「そうなのかブーン。」
ジェットストーム「結婚・・・ブラックウィドーさん。」
ナイトスクリーム「ノーブル。結婚式に出ましょうね。」
ノーブル「・・・。」
一同「それは止めてくれ!!」
いちご「そんなこんなでお祭りムード最高潮のまま三週間近くが過ぎ、
いよいよ結婚式当日…
大空に祝福の言葉を描き上げるジェットロン部隊の航空ショーに始まり…
ジュンコ「なんだか2,3機落っこちたみたいだけど大丈夫かしら…?」
サンダークラッカー「お前どこ見て飛んでるんだまったく…」
サンダークラッカー(GF)「何で同じ方に向かってくるんだよ…」
ヘルバット「で、どうして二人とも俺の真上に落っこちてくるワケ…???」
次々に飛び出す宇宙の珍味に人々は舌鼓を打ち…
ウィリー「余はウィリクロンー!」
ブラー「余はブラクロンブラクロンブラクロンブラクロンー!!」
チャー「余はチャークロンじゃぁぁー!まだまだ若いモンには負けんぞー!!」
ブラックウィドー「やだ、もう酔っ払ってるッシャ…。」
ジェットストーム「違うと思います、ハニー…」
パワードコンボイ「うむ、バナナはどこの時代でもうまい。」
ラットル「シカトかよゴリラ…。」
世界各国からは次々と祝福の電報が寄せられ…
いちまる「えーとなになに?
『おめでとうコンボイ、今度こそ貴様を
ワシのコレクションに加えてやるぞ チャムリー卿』」
コンボイ「まだ懲りてないのかあの男…」
『余はカルボンビア王国のファガディ終身大統領である。
結婚式場はワシがいただくぞ。』」
オクトーン「あの親父…地球に戻ってぶん殴ってやる…」
いちまる「気ぃ取り直して次いこか。
『麿はコブラコマンダーでおじゃる。
地球は我らコブラ軍団のものであるからして
そこんとこヨロシクでお・じゃ・る。それでは、こ、こ、コ〜ブラ〜!』」
エリータワン「ダシール、そっちでお願いね。」
フリント『はいはい、すまないね姉さん、あのバカのせいで…Go!G・Iジョー!!』
いちまる「『アトランティスはわしの物だ、早く返せ ナーギル』
…誰やねんこんなん選んだアホは…」
宇宙の英雄の門出を祝して、有名人が多数出席し…
ジュマル王子「やあスリング!久しぶりだね、僕だよ、」
スリング「ハッサン…ってそっちのカッコで来たのかい?君王子だろう?」
トーキュロンの医師「いやあこのたびは真におめでたく…」
メガトロン「ワシは治療など必要ないぞ、それはガルバトロンの話だこの馬鹿者!」
ガルバトロンのスパーク「馬鹿とは何だ馬鹿とは!」
ラナーク星代表の二人「!!!(すでに取っ組み合いを始めている)」
音楽惑星王族一同「♪おめでとうございま〜〜〜す♪」
メガロコンボイ「歌は止めろ歌は、会場が崩れるぞー!」
ホワイトレオ「どうしておれたち出番が無かったんだ…」
アリゲトロン「まあいいじゃないか、呼んでもらえたんだし…。」
メリッサ「OH!もしかして貴方、ハリウッドスターのMr・ハイドラーじゃないデスか!?」
ハイドラー「そ、そういえばそうだったな…人間の姿だと目立つ…」
メリッサ「突如として謎の失踪を遂げたスター兄弟、こんなトコで会えるなんて、
これはプライマスのお導きデース!
ワタシ貴方の大ファン、映画もDVDも残らずチェキしてるんデスよー!!
(ハイドラーの手を握りブンブンと振り回す)」
ハイドラー「わわ、ちょ、ちょっと!こんなの芸能記者に見つかりでもしたら…」
バスター「そういや兄貴、その手の報道なかったもんなぁ。」
ハリウッドの映画監督「よし、今のシーンも映画に入れよう!」
ハイドラー「監督!なんでアンタがいるんですか!?」
監督「ドキュメンタリー映画だよ、これほどの素晴らしい題材逃してたまるものか!
当然君にもいろいろと頑張ってもらうよ〜、ハイドラー君。
あ、モイスト君もいっしょにどうかね?」
ハイドラー「遅かったか…まあ、カムバックの仕事のアテは出来たが…。」
ホイスト「監督、モイストではなくてホイストです…。」
何やかやで、やっと新郎新婦入場となりました…。」
パワードメガトロン「れっでぇーすあんどじぇんとるめーん!
大変長らくお待たせいたしましったっ!!
えー、司会はワタクシ、パワードメガトロンがお送りします、
パワメガちゃんってよんでね、ぐふふ♪」
ビースト一同「…だれか、あのオッサン止めろ…」
パワードメガトロン「えー、本日は〜ってマンモスちゃん
なに大砲かまえてんのや〜だな〜もう、
それじゃ、新郎新婦のご入場でーっす!!」
エリータワン「………(赤面)」
全員「オオオオーーーーー!」
メガトロン「やりよるな女子ども、結局はシンプルにまとめおった、よい判断だわい。」
ルーシー「さすがにサンバはちょっとと思いまして…。」
デスザラス「うむ、これぞ三国一の花嫁じゃ!」
エスメラル「私たちの時は所謂ジミ婚でしたものね…もう一度やります?」
レオザック「ついでにやっちゃいますか。」
オーバーロード「ギガやメガにも、こんな時期があったのだろうな…」
キャンサー「オイラ、写真持ってるよ。アルバム整理してたら出てきたんだ。」
オーバーロード「…そうか…お前たちも見ていてくれるな・・・。」
一同「それに引き換え…コイツときたら…」
メガトロン「一生に一度の晴れ舞台だというのになんじゃあれは、
全然変わっとらんではないか。」
ウルトラマグナス「いやいや、あの法衣にだけはこだわりがあるんだぞ。」
スターロディマス「大体アンタ、コンボイ司令官のタキシードだの
紋付袴なんて想像つくか?」
大帝一同「…(想像中)…ぶわははははは!」
スターセイバー「まあ、トランスフォーマーには被服の概念が薄いから、
これでいいんじゃないか?」
スーパースタースクリーム「俺の戴冠式のときもマントと冠だけだったもんなぁ。」
ロード・ザラク「汝エリータワンは、健やかなる時も病める時も、
彼の者コンボイを夫とし、生涯愛する事を誓うか?」
エリータワン「…誓います。」
ロード・ザラク「汝コンボイは、妻エリータワンと共に、
死が二人を分かつまで、共に寄り添い歩む事を誓うか?」
コンボイ「誓います。」
ロード・ザラク「よろしい」
コンボイ・エリータワン「創造主プライマスと、あの輝ける太陽に誓って…」
ロード・ザラク「では、指輪の交換を…」
いちご「あれ?こういう時は誓いのちゅーちゃうの?」
いちまる『アホ、種族考えい。必ずしもちゅーの概念があるとは限らんわ。」
いちご「残念…」
ロード・ザラク「えーでは…」
エリータワン「えいっ!(いきなりブーケを投げる)」
コンボイ「な、何をするんだいきなり!?」
エリータワン「だって、結婚式って花嫁さんが投げるブーケを奪い合うんでしょ?」
コンボイ「いや、それは普通教会を出る時にだな…」
ズ ガ ー ン ! !
観客「おわー!!」
パティ「ちょ、ちょっと集めすぎちゃったかしら…」
ミネルバ「…みたいねえ…」
ローリ「だって、トランスフォーマーサイズなら、
300kgくらいにはならない?」
コビー「あのな…んなもん投げたら空からオートバイが降ってくるのと
同じ被害が出るんだよ…」
バド「加減考えてよね、まったく…。」
パワードメガトロン「えーでは、来賓のスピーチってやつを…
長ぇんだよなこういうの。ま、ちゃちゃっとやっちゃってよ。」
いちまる「身も蓋もあらへんな…。」
メガトロン「オホン、ではまずこのワシ、新郎のコンボイとは斬っても切れない間柄の
デストロン軍団破戒大帝・メガトロンが祝辞を述べさせていただこう。
あーそも、我らデストロン軍団が誕生し、そしてコンボイと出会ったのは
今を去ること900万年前の事でして…」
スーパースタースクリーム「ちょーっと待ったーっ!」
メガトロン「スタースクリーム、何を邪魔するか!」
スーパースタースクリーム「みんな長話にイライラしてますよ。
とっととキリつけましょうや。
というわけで、俺からは…
お め で と う ! 他に言う事ねえや!!」
一同「 お め で と ー ー ー ー う ! ! 」
(銀河を包む歓声)
メガトロン「こ、こら何をするか貴様!まだ話し始めてもおらんのだぞ!
まだ他の来賓も大勢おると言うのに!」
スーパースタースクリーム「いいじゃないですか、まともに話したら日が暮れますよ。
てか暴動が起きますって。」
メガトロン「馬鹿者!こういうものはセレモニーなのだ、
格式が大切なのだ、直ちに再開させよ!
えー、会場の皆さん。ウチの馬鹿が無礼をしてしまい、
大変申し訳ありません…ってなんだこの有様は?」
いちまる「おっちゃん手遅れや、さっきのでもう宴会ムードやで。」
(先ほどの一言で、もう解禁になっている)
いちご「も、もう収拾つかなくなっとるけん、どうにもならへんわ〜」
メガトロン「これというのも貴様のせいだスタースクリーム!
折角のスピーチをぶち壊しおって!責任取れ責任!!」
スーパースタースクリーム「この方が皆の為ですってば、
そう怒らないでまわり見てくださいよ!」
メガトロン「むむう…まあ、確かに…ええい仕方ない!
詳しい話などあとでたっぷりしてくれるわ、皆の者、飲めや歌えー!
本日只今がコンボイ夫妻の、そして我らの新たなる門出の日ぞー!!」
一同「おおおーーーー!!!」(大歓声)
いちまる「やれやれ、強引にまとめおったな…。」
いちご「うちらも早よ食べようよ、いちまる。」
いちまる「あ、読んでくれとるみなさん。中の人からの伝言や。
お祭り騒ぎの様子が書きたりんっちゅー方の
追加UPも募集しとるらしいで。
それがひとしきりしたらお開きにしてクロージングやさかい、
今は大いに飲んで食って騒いでや♪」
いちご「いちまる行こ♪」
<訂正>
アブドゥル・ファガディの電報はいちまるが読んでいます。
なお、ダシール・R・フェアボーンは
「地上最強のエキスパートチームG・Iジョー」のキャラで、
G・Iジョーのサブリーダー、フリントの本名。
「2010」にもメリッサ大尉の父親として出演しています。
(なので、この人はフリントの未来の姿では、と言われています)
海外では声優さん同じですし…。
なお、エリータワンとこの人が姉弟である、というのは真ロボマスのみの設定です。
それでいて人間の姿をしている…つまりプリテンダーなわけ。
メリッサがキスプレイヤー…つまりTFとの融合が可能なのは、
彼女が人間とTFのハーフだから、という事にするために無理矢理設定しました。
(当然アンオフィシャル)
なので、キスプレイヤーが若い女性ばかりとは限らないはずです(笑)
そのメリッサ、憧れの映画スター、ハイドラーに猛烈なアタックをかけていますが…(笑)
いちまるに伝えておきましたが、結婚式の大騒ぎの様子なども、
よろしければお書き下さい。
結婚式の準備で長引くのもアレですが、あっさり終わっても寂しいですので…。
その様子が確認できたところでお開きにして、クロージングに入ります。
皆様、今しばしお付き合いの程を、平によろしくお願い致します。
もう一つ訂正。
空からバイク2台、でお願いします。
1台で300s超えるのはよほどのデカブツでないと(汗)
ちなみに私のバイクは250ccで乾燥重量157kgです(笑)
ハードヘッド「う〜ん、気持ち良くなってきたぞぉ〜!」
ブレインストーム「何だ、もう酔っ払ってるのか。ん?てことは…」
ハードヘッド「よぉし!カラオケいくぞーーーー!!」
ハイブロウ「やっぱり…」
クロームドーム「まあ、酔っ払うとすぐカラオケなのはあいつの癖だからな…」
ハードヘッド「頼むぜブロードキャスト!」
ブロードキャスト「はいはい。こうなることは予測済みだったよ…。
まあ折角のお祭り騒ぎだし、いきますか!トランスフォーム!!」
(カチャッ)
ハードヘッド「用意はいいか〜3!2!1!0!君は変わる心のままに〜♪」
スプラング「アーシー、一緒に踊ってくれるかい?」
アーシー「あら?スプラング、踊り上手なの?」
スプラング「こう見えても、ハードヘッドのカラオケよりはずーっと上手だよ?」
クロームドーム「ちょ、それは俺のセリフ…」
スプラング「(ギロ…)」
クロームドーム「あ、いや、どうぞお二人でごゆっくり…」
ウィリー「HMじゃアーシーとの関係消滅してたからねぇ…うっ!喉に詰まった!」
ダニエル「あ、ウィリー!それエネルゴンワイン…」
ウィリー「またかよ〜〜(気絶)」
ジェットストーム「ブラックウィドーさん!僕達も踊るデス!」
ブラックウィドー「もちろんッシャ!」
ハードヘッド「トランスフォーム♪トランスフォーム♪
君は…トランスフォーマ〜〜〜♪」
ブラックザラック「俺も一曲歌わせてもらおう。」
フォートレス「お前…歌えるのか?」
サウンドウェーブ「ではデストロン側は私が担当しよう。トランスフォーム!(カチャッ)」
ブラックザラック「Bad bad bad 正義なんて〜♪」
バイオレンジャイガー「やはりその歌できたか。」
ダークノヴァ「ん?声が変わってきているような…」
スクラッシュ「やれやれ、今頃になってデビルZの人格が目覚めおったか…」
デビルZ「闇にそびえるデビルZ 誰より強い破壊大帝〜♪」
エクシゲイザー「いや〜皆中々結構ノレるじゃないの〜イェイ♪」
コビー「エ、エクシゲイザー?」
バンブル「あ、コビーはまだ知らなかったね。」
スパイク「エクシゲイザー、つまりマイスター副官は結構音楽好きなところもあるんだ。」
ホイルジャック「やはり、転生して姿は変わっても中身は相変わらずのようじゃのう。」
パワードコンボイ「よぉし私も歌うぞ!ウォ〜ウォ〜争いがストップイット〜♪」
アイアンハイド「(耳を塞いで)や、やめてくれ!聴覚回路がショートしちまいそうだ!!」
ラットル「ごめん…うちのゴリラ、ああ見えてかなり酷い音痴なんだよ…」
パワードコンボイ「良い子のみんな、ノッてるかい?私はノリノリだぞー!!」
全員「うるさーーーーーい!!!」
パワードコンボイ「あれ?」
キックバック「(ケーキを貪り食いながら)ムシャムシャ…うめぇなシャープネル」
シャープネル「けどオレ腹の調子悪いうえに夕べから下痢気味なんだよな。ムシャムシャ…」
コンボイ「皆楽しんでいるなぁ。おや、デストロン達がやけにエキサイトしているが?」
プロール「メガトロンが熱唱しているんですよ。デストロン賛歌を。」
メガトロン「人が涙を流すなら〜デストロンは血を流す〜♪」
デストロン一同「イェーーーーーーーイ!!ハイル・メガトロン!!」
サイクロナス「あ、ちょっとガルバトロン様っぽいかも…」
トーキュロンの医師「何ならまた治療してやっても…」
サイクロナス「お 断 り だ。てゆーかまた星壊滅されるぞ…」
ダニエル「シックスショット、警備ご苦労様!はいこれ。(食べ物や飲み物を差し出す)」
シックスショット「おお!わざわざ持って来てくれたでござるか。ありがとう!」
ダニエル「二人もどうぞ。」
シックスナイト&グレートショット「どうもありがとう。」
ロード・ザラク「上手いぞこの料理誰が作ったんだ?」
モンゾ「上手い・・・。」
グラックス「おかわり!!」
ボラス「無粋なことは言うんじゃない!」
クランク「確かにそうも言いたくなるな。」
スパズマ「料理人をネビュランに連れて帰りたいぐらいだ。」
ネビュラ「誰が作ったんでしょうね?」
ゲルシャーク「サイバトロンの花売り娘〜トランスフォームは俺より上手い〜
あっという間にこころを変える〜ついて行くのもや〜っとこさ〜♪」
ファイヤーコンボイ「お、懐かしい故郷の歌を歌ってくれるとはなぁ…」
ブラックコンボイ「128番まであるとかいうアレか。にしても…
やっと俺の出番が来たと思ったら結婚式での登場とは…」
ドルレイラー「い、一応皆にフォローしておくがブラックコンボイもちゃんと俺達と
戦ってたからな!ただ映る機会が無かったというか…」
ブラックコンボイ「フッ…そのフォローだけでも嬉しいよ。どうだ?ワイン飲むか?」
ドルレイラー「いや、我々はコーヒー牛乳で。」
ブラックコンボイ「これからは正義の華を咲かせることになるかもしれんな。」
ファイヤーコンボイ「期待しているぞ。」
ブラックコンボイ「まあな…」
ガルバトロン(セカンド)「ウィ〜〜〜〜ヒック!上手いなぁこのオイルは…」
ギガストーム「ゲッ!兄ちゃんまた酔っ払ってる…。オイル癖悪いんだから
あまり飲んじゃダメだってあれほど言ったのに…。」
ガルバトロン「兄貴の俺様が酔っ払って悪いのかぁ〜?!あ〜〜ん?!」
ギガストーム「うわ〜〜兄ちゃん!暴走して会場メチャクチャにするのだけは…」
バタッ!!
ガルバトロン「グオ〜〜〜〜〜〜(爆睡)」
ギガストーム「ね、眠った…助かったんだな…」
ダージガン「危機一髪でんな。」
スラストール「ほな、ワテらはステージで漫才やってきます〜♪」
ヘルスクリーム「マックスビー、あなたも今日は遠慮せずに好きなだけ飲んで食べなさい。」
マックスビー「マックスラジャー!」
ウィアードウルフ「もうすぐネビュランに帰るのか。」
スカルクランチャー「そうだな。」
マインドワイプ「また平和な日々か。」
エイプフェイス「そう言うな。気長に待とうぜ」
スナップドラゴン「待てるか!!」
ギルマー「やっと料理が終わった・・・。」
ダウロス「何百人分だよ・・・。」
ブラッド「勘弁してくれ・・・・。」
サブマローダー「お前ら、まだ終りじゃねえ!!」
ボム・バースト「あともう少しだ。」
スカルグリン「根性見せろ。」
そうだー!まだ足りないぞー!もっと食わせろー!!
サベッジ「ウガーーーーーーーーー!!!」
ナイトスクリーム「やめなさい!!ノーブル」
チータス「だからやめとけって言ったのに。」
ラットル「予想通り・・・。」
スコルポス「メガトロン様、司会姿も決まってるなぁ」
インフェルノ「流石黄門様でごっつんこ!」
スコルポス「やっぱ俺、メガトロン様が大好きだぁ…」
ショックフリート「ショック!分かるぞその気持ち!」
テラザウラー「おや、ユーは…」
ショックフリート「ショックフリートだよ。よろしくね♪」
インフェルノ「お前も女王様に尽くすタイプでごっつんこ?」
ショックフリート「もちろん!ガルバトロン様への愛は誰にも負けない!」
アイアントレッド「ウホホ!自分も常にメガトロン様やガルバトロン様と一緒であります!」
スノーストーム「おい!転生前と転生後の口調が混ざってるぞ!」
オラ&ごっつんこ&ウホホ&ショック「メガトロン様バンザーイ!ガルバトロン様バンザーイ!」
スノーストーム「何やってんだか…」
テラザウラー「見てらんないザンスねぇ…あっちでワインでも飲んでくるザンス。」
クイックストライク「ガツガツガツ…美味いギッチョンでコブラー!…ムシャムシャ」
ナイトスクリーム(スパリン)「やれやれ、何をやっているんだか。」
アレクサ「ねえ、よろしければこれ食べる?」
ナイトスクリーム「ん?あ、ああ…ありがとう…」
アレクサ「あなた…前に会ったような気がするんだけど気のせいかしら?」
ナイトスクリーム「!!!!(な…何だ…?この女といると、妙に懐かしい気が…)
さ、さあ…私にはよく分からないなぁ…」
アレクサ「そうよね…ごめんなさい。変な質問しちゃって…」
ナイトスクリーム「いや、気にすること無いよ。これ、ありがとう。じゃあ…」
アレクサ「(スタースクリーム…きっと何処かで生まれ変わっているわよね…私信じてるから…!)」
スノーストーム「ん?ナイトスクリームの奴どうしたんだ?」
ナイトスクリーム(リターンズ)「呼んだかしら?」
スノーストーム「お前の方じゃねえよ!」
(花嫁姿のエリータを見て)う〜ん、美しい・・・。
秀太「あ〜食べた食べた。」
キャブ「確かに。」
メタルホーク「無理するなよ。」
エリータさんの写真を一枚!(カシャッ)
集合写真の時も是非我らを使ってくれ!!
ランページ「ミューちゃん…夢のようじゃのう…こうやって仲良く食事できるとは…」
トランスミューテイト「これからは…みんな仲良く…」
スキュウレ「スクーバ様〜私の分食べていいわよ〜♪…ってあら?どこかしら?」
ビッグホーン「イカ娘ちゃ〜ん♪何ならワシのも…グハッ!(足で弾き飛ばされる)」
スリング(ビースト)「お!カメラ回ってるぞ!」
アルカディス「そりゃそうだろう。全宇宙規模で中継されているからな。
映るなら今のうちだぞ?」
スリング「デッドエンド!お前も映ろうぜ!」
デッドエンド(ビースト)「興味無いな。戦いなわけでも無いのに…」
アルカディス「これを逃すともう出番無いかもしれんぞ?」
デッドエンド「!!…ま、まあ折角だし映ってやるか…」
アルカディス「フフッ…単純な奴ら…」
Dナビ「流石、口が上手くて悪賢いわねアルカディス。」
アルカディス「狡賢くて悪かったな…。しかし、あの時ユニクロンに寝返らなくて本当に良かった…」
ガイルダート「おかげでダイナソアも戻ってきたしな。」
メタルスダイノボット「平和か・・・俺に居場所はあるのかなぁ。」
タンカー「大丈夫なんダナ。きっと」
スラッグスリンガー「これからどうする?」
ミスファイヤー「俺達もネビュランに戻るか?」
トリガーハーピー「そうだな。気楽な特権階級暮らしも悪くない。狩りもし放題だぜ。」
スパイク「僕達の結婚式を思い出すなぁ。」
カーリー「ええ。」
バンブル「やあお二人さん。飲んでるかい?」
スパイク「ははっ、もちろんだよ。」
メガトロン「おいコンボイ!貴様も歌え!」
コンボイ「い、いや…私は別に…」
メガトロン「馬鹿者!主役が歌わなくてどうする!」
ハウンド「そうですよ司令官!皆も聞きたがってますよ?」
コンボイ「し、しかし…これといって得意な歌が無いからなぁ…」
オクトーン「お、あそこの子可愛いな…」
クインテッサ星人「今回は我々も祝福させてもらうぞ。」
コンボイ「やはりお前達も来てくれたかのか。」
クインテッサ星人「宇宙ペストの件では世話になったしな。
我々もこれからは新たな宇宙の開拓に力を貸そうと思う。」
コンボイ「ありがとう。今日は楽しく過ごしていってくれ。」
メガトロン「おいコンボイ!歌えと言っておろうが!!」
スーパースタースクリーム「俺が代わりに歌いますよ。マイク貸して!」
シャークトロン「ムシャムシャ…美味い美味い…」
エリータワン、コンボイと幸せにな…。お前と戦った日々は忘れないぞ…。
タイガーファルコン「出ないまま話が終わるといけないので、つい出てしまったでござるでしょう!
そろそろ大詰めだけどよろしくでござるでしょう!」
デプスチャージ「いーとー巻き巻き、いーとー巻き巻き…このフカヒレ美味いな。」
オブシディアン「今更になって結婚式の場面で登場?お前らアホちゃうか?」
ストライカ「えー加減にしなさい!!」
タンカー「君達も人のこと言えないんダナ。」
ダージガン&スラストール「おう、そこの二人!ワテらと漫才どうや?」
ロード・ザラク「ネビュランに戻ったらどうしようか。もうエクソスーツを着ることもあるまい。」
ネビュラ「とりあえず、仕事でカンヅメなのは確定です。」
ロード・ザラク「そうだな・・・。思い返してみると
ヘッドマスターとしての日々がとても楽しく思えてくる。」
ネビュラ「私も閣下のお手伝いができて嬉しく思っています。」
ロード・ザラク「もう二度とスコーピオンにもなるまい・・・。」
ネビュラ「たとえ閣下がエクソスーツを来ていなくても閣下は閣下ですよ。」
いちご「あ、いちまる見て。もうそろそろ日が暮れるで。」
いちまる「そろそろ夜やなあ…。」
メガトロン「そろそろ頃合か…コンバットロン部隊、手はず通りやれ!」
オンスロート「はいメガトロン様!
…コンバットロン部隊、配置に着け!!」
(コンバットロン部隊、砲撃戦態勢に入る)
コンボイ「!?…何をする気だメガトロン…お前まさか!」
メガトロン「フハハハハ!見よ、これぞデストロンの逆襲ー!
コンバットロン部隊、撃て!!」
コンバットロン部隊「ファイヤー!!」
コンボイ「榴弾!?止めろメガトロン、折角の和平を壊す気か!!」
メガトロン「馬鹿め、見るいいコンボイ!」
(ヒュ−−−−−−……ドドーン!!)
コンボイ「な…」
エリータワン「………花…火……!?」
メガトロン「早合点するな、慌て者め。」
オンスロート「よーし野郎ども、どんどんぶっ放せ!」
コンバットロン部隊「おー!」
コンバットロン部隊(カーロボット)「そう言う事なら俺たちも手伝うぞ!」
(次々に打ち上げられる花火)
会場の一同「たーまやー!」
「かーぎやー!!」
ブランカー「この辺りで俺たちもやるぞ、ターゲット・オン!」
サーショット「出番無かったからな、俺たち。」
クロスヘアーズ「なんでも、ブレインマスターとキャラが被るかららしい。」
ティーンズ「自分達もお手伝いします、教官(の教官)殿!」
いちご「きれーやなー…(うっとり)」
バトルトラップ「どうせ最後だ!」
フライホイール「俺たちも!」
バウンス「遠慮はいらねえ!」
ウイングスパン「撃ち方はじめ!!」
ブロードサイド「私たちもやりましょうか。」
サンドストーム「僕もパーッと行っちゃうよ!」
アダムス『勢い余って宇宙や高空の仕掛けを壊さないでくれよ。』
ビーチコンバー「そう言わないで、気を付けるから。」
シースプレー「グランドフィナーレくらい」
ミニボット・スロットルボット連合部隊「パーッとやらせてくれよな!」
ガードマインダー「我々もだ!スパークダッシュ、続け!」
スパークダッシュ「おー!」
ブラックシャドウ「俺たちも混ぜろや!」
ブルーバッカス「無礼講無礼講。お祭り花火は盛大にやるに限るからな、
今日ばっかりはエネルギーを気にせずに行くぞ!」
(その他、未登場の連中が次々に花火を打ち上げ始める。)
メガトロン「出番の無かった奴らがここぞとばかりに無茶苦茶やりおって…
では、仕上げと行くか…トランスフォーム!」
コンボイ「??」
メガトロン「何をしておる、早く撃たんかコンボイ。」
コンボイ「あ、ああ…??」
メガトロン「今回のイベント用の特殊弾頭だ。反動が大きいから気をつけろよ。」
エリータワン「なら私も一緒に撃ちましょう。(コンボイに寄り添う)」
メガトロン「先ほどの仕掛け花火の辺りを狙え、重力は気にしなくていいぞ。」
アダムス『メガトロン殿、精密照準データ転送したからここを狙ってくれ。』
メガトロン「ワシを誰だと思っておる、それはコンボイに言うんだな…ようし、撃て!」
コンボイ・エリータワン「 フ ァ イ ヤ ー 」
( ド ウ ン ! ! )
コンボイ「うおっ!(反動でひっくり返りそうになる)」
エリータワン「すごい反動ね(支える)」
メガトロン「だがそれだけの価値はあるぞ、見るがいい。:
ド ゴ ォ ォ ォ ォ ン ! !
コンボイ「…仕掛け花火…??」
エリータワン「見て!」
” T i l l a l l a r e o n e !! ”
コンボイ「Till all are one……」
エリータワン「『宇宙を一つに』…」
メガトロン「そう、これがフィナーレ用の最大級仕掛け花火だ。
内緒にしておいた甲斐があったと言うものよ。
ウ ワ ハ ハ ハ ハ ハ ! ! 」
コンボイ・エリータワン「…………」
(ただ花火に見入る)
いちまる「これで、銀河最大イベントもお開きやな。」
ベクタープライム「今はそっとしておきなさい。
あと数日で、時空混乱も収束を始めるのだから。
人によっては、辛い思いをするかもしれないからね…。」
いちご「ベクタープライム様も、お帰りになるのですね………。」
ベクタープライム「…………」
<中の人モード・トランスアウト!>
早朝に申し訳ございません、休日ながら仕事がありますので…中の人です。
皆様のご協力で、銀河最大級のお祭りイベントである
コンボイ司令官とエリータワン・ウーマンサイバトロン司令官の
結婚披露宴も無事グランドフィナーレを迎えました。
最後にメガトロン様が何かしでかすかと思いましたが…
こういう事でしたか…ああよかった(汗)
まだ未登場の皆さんも、ここで一緒に花火打ち上げていますのでご安心を(笑)
そして、ベクタープライムも言っているように、まもなく時空混乱は収束します。
これによってもとの時間や世界に帰る人も、
ネビュラン組のように、出身地へ帰る人もいるでしょう。
ここからはクロージング、
明るい未来へ向かう前の、ちょっとだけ辛いお別れイベントです…。
皆様のお手を煩わせるのは、これが最後になります。
悔いの無いお別れを、よろしくお願い致します。
最後の仕掛け花火の”Till all are one”は、
ザ・ムービーでのコンボイの今わの際の言葉で、
原題版だと「(宇宙が)一つにまとまるまでは…」という意味です。
(2010で復活したゾンビコンボイが口にしていましたね)
これが吹き替えだと、
「この宇宙が、平和になるその日まで…これ(マトリクス)を…」
となっていました。
この言葉が、いつしかサイバトロンの合言葉「宇宙を一つに」に
なったのがルーツだと私は聞いていますが…。
なので、英訳とは違いますが意訳で
「宇宙を一つに」の英詩はこれにしています。
(主題歌にもこの歌詞は有ります)
時空間を越えるお帰り組は、ベクタープライムとホップたち、
過去の世界から来た青年ジンライ
(ジンライ本人はこの時間軸のはずなので健在なのでトランステクターだけ?)
サイバトロン宇宙警備隊、ビッグコンボイと生徒一同
(メタルス組はG1一同と同じ時間にいてもいいと思います。
TFは恐ろしく長寿な一族なので、エネルゴアにいたとしても
コンボイ達より年下のはずですから…アニマトロス辺りにいたりしてw)
明らかに異世界であるギガロニアから来たメガロコンボイ、
(フレイムコンボイは本来同じ宇宙にいるはずので、
スピーディアと同様にアニマトロスは同じ時間軸にある事にします。)
およびそれに付随する敵方でしょうか(デスコブラは死んでしまいますが…)
尚、スパリン組の時空間組はデストロン側のみです。
サイバトロン側は時間を越えていないものとします。
未来のGF組…スーパースタースクリームのスパークもこちらに入るでしょうか?
サンダークラッカーや鼻つまみコンビは時間を超えていないと考えます。
同じ時間軸での帰省組は、ネビュラン組とパワードコンボイ以下メタルス組、
ニトロコンボイ、フレイムコンボイ。
(カーロボ一同は地球=過去のガイアというだけで
正確な時間軸が不明なので、同じにしてもいいでしょう)
(人間の子供達は年齢考えるとつじつま合わなくなりますが、
まあ、みんな同じにしておいていいでしょう。
ほんとはZ辺りだと考えればダニエルや秀太たちは
大人になっているはずですが、あまり気にしないで下さい、)
ストーリーの流れを追うと、およそこのようになるはずですので
参考にしていただければ幸いです。
細かい事を言うと「ザ・ムービー」以降でお亡くなりになったり
姿が変わったりしている連中も何食わぬ顔して出ていますが、
その辺は気にしないで、皆生きている事にしてしまいましょう(笑)
(ただし、バンブルがアクションマスターの時に
ゴールドバッグから元に戻っているような例は、
その人の一番代表的な姿で存在する事にします。)
レーザーウェーブ「(既にスパークと分離してG1の姿に戻っている)
それじゃあ、お前達ともそろそろお別れだな…」
スパリンレザウェのスパーク「色々と世話になったな。」
シックスショット(弟)「向こうに戻ったら、まずは兄さんの新しいボディーを
作ってあげようと思います。あなたのデータも参考にしてね。」
レーザーウェーブ「いい体を作ってやるんだぞ。それから…もう無茶して反逆するのは止めておけよ…」
スパリンレザウェのスパーク「ああ。それならもう心配はいらねえよ。」
シックスショット(弟)「今回の事で、僕達も色々学びましたからね。」
スノーストーム「おーい、お前ら。そろそろ行くぞー!」
アイアントレッド「ウホホ!ガルバトロン様達が待ってるぜー!」
スパリンレザウェのスパーク「へいへい。それじゃあ、あばよ、兄弟!」
レーザーウェーブ「元気でな。もう一人の私!それから…」
シックスショット「(どうせ名前は呼んでくれないんでしょ…)」
レーザーウェーブ「シックスショット!私の弟よ!」
シックスショット「!!!は…はい!もう一人の兄さん!あなたとの出会い、絶対忘れません!!」
ナイトスクリーム「そろそろ出発ですな…ん?お前は…!」
アレクサ「もう帰っちゃうんでしょ?これ、良かったら…」
ナイトスクリーム「こ、この雑巾は…!!」
アレクサ「昔、あるTFにも渡したことがある物なの。」
ナイトスクリーム「そ、そうか…。」
ガルバトロン(スパリン)のスパーク「そろそろ行くぞ、ナイトスクリーム。」
ナイトスクリーム「は、ははっ!それじゃあ私はこれで…」
アレクサ「え、ええ…(そうよね…やっぱりあの人なわけが…)」
ナイトスクリーム「こういう時はありがとうって言うんだったな…」
アレクサ「え…?」
ナイトスクリーム「(すれ違いざまに)…ありがとう…アレクサ…!」
アレクサ「(…ス…スタースクリーム…!やっぱり…やっぱりあなただったのね!
私の方こそ、覚えていてくれてありがとう!そっちの世界では幸せにね!)」
ガルバトロンのスパーク「じゃあ行くな、コンボイ…」
グランドコンボイ「ガルバトロン…」
アイアントレッド「ウホホ、おい、お前!」
ロードバスター「?じ、自分ですか?」
アイアントレッド「いいか?主はちゃんと守ってやるんだぞ!未熟者から成長するんだぞ!」
ロードバスター「は…はい!アイアントレッド殿!」
ショックフリート「ガル様を守るのは私だー!!ショーック!!!」
スノーストーム「やれやれ、どいつもこいつも…
(でも、こんな同僚や上司達と一緒にいるのも、悪くはねえなぁ…ヘヘッ)」
ガルバトロンのスパーク「ではさらばだ…コンボイやぁぁぁ!!ワシの新たなる世界が待っている。出撃!!」
スパリンデストロン「おーーーーーーーーー!!!!」
グランドコンボイ「(元気でな…ガルバトロン!私の生涯の友よ!)」
ニトロコンボイ「俺達もそれぞれの惑星へ帰らせてもらうよ。」
エクシゲイザー「あんたとの勝負は忘れないぜ!」
ニトロコンボイ「それは俺も同じだ。何なら一緒に来るかい?
君なら安心してスピーディアを任せられると思うんだが…」
エクシゲイザー「ありがたいけど…やっぱり俺、いや…私はコンボイ司令官の傍にいたいんだ。
副官マイスターとしてね。」
ニトロコンボイ「そうか。走りたかったらいつでも来いよ。待ってるからな!」
エクシゲイザー「ああ!」
サイドス「フレイムコンボイ!」
フレイムコンボイ「せ、先生!それにお前達まで!何故…」
ファングウルフ「迎えに来たのさ。我らのリーダーだからな。」
フレイムコンボイ「そ…それじゃあ…」
サイドス「今回のお前の活躍、陰ながら見守っていた。
今こそ認めよう。お前がアニマトロスの真のリーダーだと!」
フレイムコンボイ「あ…ありがとうございます!先生!」
グリムロック「俺グリムロック、フレイムコンボイもう立派なリーダーだ〜!」
フレイムコンボイ「これもお前のおかげだ!ありがとよっ!」
ダイノシャウト「さあ帰りましょう!フレイムコンボイ様!」
テラシェーバー「我らのアニマトロスへ!」
フレイムコンボイ「おう!!」
ブレンダル「やあメガロコンボイ。」
モールダイブ「俺達も迎えに来たぜ。」
メガロコンボイ「おう!…それじゃあ、お前らともこれでお別れだな…」
ビルドロン部隊「お…親方〜〜〜〜〜!!!!(号泣)」
メガロコンボイ「馬鹿野郎!離れていても、俺達の心は一つだ。
俺に教わった事を思い出して、宇宙開拓も頑張るんだぞ!」
ビルドロン部隊「へい!親方!!」
ビルドボーイ「おじさん、元気でね!」
メガロコンボイ「お前もな坊主!それと…あまり危険な物作るんじゃねえぞ?」
ビルドボーイ「う、うん!今回の事で色々と学んだからね…」
メガロコンボイ「じゃあなお前ら!最後に…俺が教えた言葉、ちゃんと覚えているだろうな?」
ビルドロン部隊「もちろん!」
ビルドチーム「せーの…」
「安 全 第 一 ! ! 安 全 第 一 ! !」
ハインラッド「みんな〜迎えに来たんだな〜」
スタンピー「ハインラッド!来てくれたんだね!」
コラーダ「…てことは、俺達もそろそろ帰るんだな。」
ブレイク「元の世界に帰っても俺はギンギンに燃えてるぜ!!」
マッハキック「ちょっと寂しいなぁ…でも、また会えるよな!」
ビッグコンボイ「もちろんだ。さよならは終わりでは無く始まりの言葉とも言う。
これからもきっと、様々な出会いが我々を待っているだろう…
フッ…最後の最後で、また俺らしくないことを…」
ロングラック「では、そろそろ行きますか。」
ビッグコンボイ「うむ。帰ろう!元の世界へ!」
生徒一同「イェッサー!!」
アルテミス「ライオコンボイ、私達も行きましょう。」
ムーン「皆は僕達が迎えに来たムーン。」
ライオジュニア「ムーン!久しぶりだね!」
ライオコンボイ「月の監視者達か。うむ、私達もそろそろこの世界とお別れだな。」
アパッチ「向こうでもご一緒するであります!」
タスマニアキッド「色々あったけど、今回の事は忘れられないなぁ」
ダイバー(ビースト)「キッドはんも何だかんだで楽しんではったしなぁ」
ビッグホーン「イカ娘ちゃん…」
スクーバ「男は諦めが肝心だぞ?」
スカイワープ(ビースト)「若も今回の戦いでまた成長なされたようだしな。」
サントン「めでたいゾウ」
ビッグモス他インセクトロン(セカンド)「我々も同行するぞ。」
ジョイントロンの3人「アミーゴ♪ミー達も一緒だぜ♪」
ナビ「みんな準備はOK?」
ライオコンボイ「よし!我々も新たな旅に出発だ!!」
マグマトロン「では我々も帰るか。」
ガイルダート「我らの故郷へ…ですね。」
セイバーバック「美しいひと時だった…。しかし俺の出番が少ないのは美しくない!!」
デッドエンド(ビースト)「これが最後だ。私も出ておかねば…。」
スリング(ビースト)「ダイナソアに帰っても暴れるぞ〜!」
アルカディス「狡賢くて悪かったな。(結局最後のセリフはまたこれか…)」
Dナビ「転送準備完了!いつでもOKよ!」
スリング「よし!頼むぜDナビ!」
Dナビ「私の事はカトリーヌとお呼び!」
マグマトロン「やれやれ仕方ないな。では…カトリーヌ、転送だ!
転送先は…我らの故郷ダイナソアだ!!」
ガルバトロン(セカンド)「では、我々も出発だな。」
ギガストーム「出発なんだな!」
ヘルスクリーム「さあ、帰りましょうマックスビー。」
マックスビー「マックスラジャー!」
ダージガン「ワテらはこの辺でお開きやな〜。」
スラストール「そやな〜。」
ガルバトロン「弟…お前も今回はよく頑張ったな。立派だったぞ。
間抜けなところもあるが、やはりお前のような弟を持てた事を俺は誇りに思う。」
ギガストーム「!!…ま…また誉めてくれたんだな…嬉しいよ兄ちゃん…
俺も兄ちゃんの事愛してるんだな〜〜〜〜〜〜(感涙)」
オートローラーズの4人「ガルバブルグ二世号、発進準備完了です!」
ハーフシェル他宇宙海賊シーコンズ「俺達は先に行かせてもらうぜ。」
スキュウレ「スクーバ様…また何処かで会えるわよね…?」
ガルバトロン「よし!発進だ!!」
青年ジンライ「それじゃあ、俺も帰らせてもらうぜ。」
メタルホーク「ジンライ、向こうの世界でもしっかりな。」
ジンライ「ホークこそ、皆の事頼んだぜ。」
オーバーロード「ジンライよ、そちらのギガとメガによろしく頼む。」
ジンライ「ああ。きっと分かってくれると思うよ。」
ビクトリーレオ「自分で言うのも変だが…頑張れよ!過去の俺!」
ジンライ「お前こそな、未来の俺!Jr達も頑張れよ!」
ヘッドマスターJr「ジンライ、元気でね!」
ブラックザラック「お前ももうすぐ出発だろ?先に別れを言っておく。」
ロード・ザラク「まだ少し時間はあるがな。トランステクターやエクソスーツは、お前に任せたぞ。」
ブラックザラック「任せろ。これで や っ と メガザラックの姿にもなれるしな。」
ロード・ザラク「そう皮肉気味に言うな…」
ブラックザラック「だいたい今回目立ちすぎだぞお前は。ウィアードウルフ達だって
本来なら俺の腹心のはずなのにだなぁ…」
フォートレス「おいスコルポノック!少し言いすぎじゃ…!」
ブラックザラック「だが…だからこそお前なら安心して奴らを任せられそうだ。
ネビュランの王はお前だよ、ロード・ザラク。」
ロード・ザラク「ありがとう…私の分も宇宙開拓を頑張ってくれ!」
ブラックザラック「お前こそ、部下達を頼んだぞ。」
ウィアードウルフ「スコルポノック様!たとえ傍にいずとも、
我らの主はザラク閣下ともう一人、貴方だけです!」
スリッグスリンガー「俺達もネビュランへの出発の準備をしてくる。短い間だったが、
あんたの下で働けた事を誇りに思うぜ、サイクロナス。」
サイクロナス「向こうでも元気でな…。」
スカージ「サイクロナスには俺達がいるから安心して行って来い!」
サイクロナス「スカージ…お前…」
スカージ「あれ?な、泣いてます?」
サイクロナス「う、うるさい!!(今回の出来事で随分涙もろくなったなぁ俺…)」
す、すごい!もう500KBに届きそうだよパパ!
ファングリィ(スパーク)「俺達もザラクに合流する。
じゃあな。ワイルダー。ネビュランで待ってるぞ。」
ホリィ・ブル(スパーク)「しっかりやれよ。ブルホーン」
スクウィーズプレイ(スパーク)「キャンサー、人間としてデストロンとして恥じない生き方をしろ。」
ワイルダー「また一人になるのは寂しいけどよ。」
ブルホーン「おまえのこと忘れないぜ。」
キャンサー「スクウィーズプレイ・・・ありがとう。ネビュランでまた会おうね。」
ギルマー「俺達も帰ります・・・。」
ダウロス「すみませんでした・・・。」
ブラッド「申し訳ない・・・・。」
サブマローダー「お前らはそんなんだからホークに勝てないんだよ!!」
ボム・バースト「頼りねえな・・・ったくよ。」
スカルグリン「お前らの活躍期待してるからな。」
ベクタープライム「我々は他の者達が全員それぞれの世界に帰るのを見届けた後、
最後に帰ることにするよ。」
コンボイ「最後まですまないな…」
ネビュラ「閣下!!私も連れて行ってください。」
ロード・ザラク「ネビュラ・・・。」
ネビュラ「・・・私を創ってくれた貴方のそばで働きたいんです!!」
ロード・ザラク「もうスコーピオンにはならないぞ。」
ネビュラ「私は言いましたよ?たとえ閣下がエクソスーツを来ていなくても閣下は閣下だと。」
ロード・ザラク「ブラックザラック、そういうことだ。スコーピオンとエクソスーツは返してもらおう。」
ブラックザラック「・・・仕方ない。メガザラックに戻るのは延期にしよう。」
ネビュラ「ありがとう・・・。」
スタースクリーム「あ…いつの間にか元の姿に…そうか、俺達もこれでお別れなんだな。」
スタースクリーム(GF)のスパーク「ああ。私のスパークを受け入れ、よくここまで
頑張ってくれた。本当にありがとう…」
スタースクリーム「おいおい、お礼を言うのはこっちの方だぜ。こんな俺に力を貸してくれたんだからな。
お前が前にも言ったように、憎まれるばかりが帝王ではないのかもな…。
英雄になってみるのも悪くは無い。いや…寧ろこっちの方がいいかもな。」
???「お迎えに参りました。」
スタースクリーム「ん?サ、サウンドウェーブ!?」
サウンドウェーブ(GF)「あー、あー、チェックチェック、マイクチェック…
ハハハ、失礼。どうやらこの世界にも私と同じ名を持つTFがいるみたいだね。」
スタースクリーム「俺だけでなく、まさかあいつに似たTFまでいるとはなぁ…で、あんたらは一体?」
ノイズメイズ「私はスーパースタースクリーム直属の特命刑事、ノイズメイズだ。」
サウンドウェーブ「同じくサウンドウェーブ。私達二人は元はプラネットXの出身だったのだが…」
GFスタスクのスパーク「そこから先は私が話そう。この二人も私とマスターガルバトロンの戦いの衝撃に巻き込まれ、
別の次元に飛ばされた者達なのだ。共に飛ばされた我らは同盟を組むことにしようと思ったのだが…」
スタースクリーム「その直前に例の異常現象であんたのスパークがこっちに飛ばされ、別れちまったわけか。」
GFスタスクのスパーク「そうだ。だが、ようやく見つけてくれたようだな…」
ノイズメイズ「さあ、我々も帰りましょう。」
サウンドウェーブ「プラネットXの再興も残ってますしね。」
GFスタスクのスパーク「うむ。では、これでお別れだ。達者でな兄弟。メガトロンを超えるんだぞ?」
スタースクリーム「ああ。お前もそっちの世界で宇宙一になれよ、兄弟!!」
スカイファイアー「スタースクリーム…これからはずっと力を合わせることができるんだね。
嬉しいよ、友よ…。僕も君の宇宙開拓を見守っているよ…!!」
パワードコンボイ「これで真ロボットマスターズは終わりだ。とりあえずはな…」
ラットル「ちょっとちょっと!何昔のセリフ使ってるのさ!」
チータス「てゆーかまだ終わってないジャン!」
パワードコンボイ「ハハハ、ちょっとしたお遊びだよ。だが、我々もこれで帰省になるな。」
コンボイ「仮にも私のスパークの力を得たTFとして、しっかり頼んだぞ…パワードコンボイ!」
パワードコンボイ「はい!初代コンボイ総司令官!」
メガトロン「お前もワシのスパークを使ったのだから、それ相当の活躍はするのだぞ?」
パワードメガトロン「も〜ご先祖様ったら心配性なんだから〜。」
スコルポス「そうですよ!俺達のメガトロン様なら大丈夫です!」
インフェルノ「黄門様バンザイ!!」
テラザウラー「やれやれ最後まで見事な忠臣ぶりザンスねぇ」
クイックストライク「でも良かったギッチョンで下の口ブラ〜。」
ランページ「そうじゃそうじゃ!皆仲良しになれたんじゃ!めでたいめでたい!」
ブラックウィドー「ねえシルバーボルト?帰ったら私達も結婚式挙げない?」
ジェットストーム「Oh!もちろんですハニー♪」
オブシディアン「こんなお祭り騒ぎの後にまた?お前らアホちゃうか!」
ストライカ「えー加減にしなさい!」
タイガーファルコン「お主たち、今回はセリフそれのみでござるな…
あ、拙者も出番少なかったけど忘れないでねー!!」
デプスチャージ「いーとー巻き巻きいーとー巻き巻き引いて引いてトントントン…
最後になってまた全部歌っちゃったよ…ハハハ…」
スラスト「ハッピーエンドだブーン。これでいいのだ〜」
メタルスダイノボット「それじゃあ、そろそろお別れだな!あばよ!」
タンカー「出発準備完了なんダナ!」
パワードコンボイ「よし、帰ろう!!」
パワードメガトロン「バイバイキーン♪」
ナイトスクリーム(リターンズ)「こらこら〜!私達も忘れるんじゃないわよ!
ファッションチェックしちゃうわよ?」
サベッジ「ウガーーーーー!!!」
パワードコンボイ「ごめんごめん!では改めて…皆また会おう!それまで元気で!!!」
ベクタープライム「やれやれ、これで時空混乱はほぼ収束したようだ。
それぞれの場所で、それぞれの未来を紡ぐのだ。
そして、君達も…。」
コビー「ホップ、君達も行くのかい?」
ホップ「我々はベクタープライム様のお供ですからね。」
バンパー「○×▽■!」
ブリッド「■◎%$&★×!」
ルーツ「○▽◎×&#!」
ローリ「きっと、素晴らしい未来を作って見せるから…。」
バド「ライオコンボイたちの代まで幸せになれるように頑張るよ!」
ベクタープライム「その意気だ、未来を作るのは君達なのだから…。
バド、君にこれをあげよう。」
バド「これは…プラネットフォースのマップ…」
ベクタープライム「時を越えても、時間を越えても、私は君達の事を忘れはしない、
ずっと、見守っている…その約束の証だ。」
バド「ありがとう、ベクタープライム…。」
ベクタープライム「コンボイ、そしてメガトロン…
長い長い戦いの果てに、ようやく訪れた平和を大切にしてほしい。」
メガトロン「勿論だとも、なあコンボイよ。」
コンボイ「ああ、その通り。我々は力の限り激突して、ようやく踏ん切りがついたよ。
そしてこれからは同じ目的に向かって、歩んでいくのだ…。」
ベクタープライム「ありがとう、君達のような勇者がいれば、安心だ。
それでは私もお暇するとしよう…」
(消えてゆくベクタープライムの姿)
コンボイ「ベクタープライム…ありがとう…」
ベクタープライム「………宇宙を一つに………」
コンボイ・メガトロン「………宇宙を一つに………」
〜 半 年 後 〜
<セイバートロン星・銀河開拓船団の出港式>
サウンドウェーブ「メガトロン様、総員搭乗完了、まもなく発進できます」
メガトロン「ご苦労サウンドウェーブ。」
レーザーウェーブ『メガトロン様、セイバートロン星やジャールの事は、私めにお任せを。』
メガトロン「頼んだぞ、レーザーウェーブ。」
スタースクリーム「メガトロン様、目的地はどこになさいます?」
メガトロン「我々トランスフォーマーとしては、あのクラニクスとか言う惑星が最適であろう。
そこを本拠地とし、近辺の惑星のうち、即時移住可能もしくは準テラフォーミング可能な惑星に
開発基地及び居住区、エネルゴン採掘プラント、およびエネルゴン太陽発電施設の建造だ。
そこからはトランスフォーマーも地球人も、他の宇宙人も共通して居住できる街、と来るわけだ。
無論、むやみに街ばかり作っても、人はそれほどおらんのだから、
惑星環境への侵食は可能な限り控えたい。」
スタースクリーム「あるふぁQたちの星へは…?」
メガトロン「無論オムニコンを中心とした技術陣が支援を行う。
クインテッサの連中もそこへ来ればよかろう。
なにしろあの少年、王子様らしいからな。」
サイクロナス「行ったきりではないと言うわけですね。」
メガトロン「勿論だとも、ユニクロン出現時に出来た次元断層はすでに固定されておるわ。
そこを我らの新しい宇宙の窓口として、ゲート施設はすでに建造済みだわい。
ゲートの管理には双方から少年特使を派遣する事になっておる。」
デスザラス「デストロン側はワシのソロン、そしてサイバトロン側はあのジャン少年じゃ。」
スカイリンクス「往還定期便は吾輩とオメガスプリームの担当だよ。」
オメガスプリーム(G1)「オメガスプリーーーーム!!」
コンボイ「メガトロン、達者でな。」
メガトロン「貴様こそ新婚なのだから、そう簡単にくたばってもらっては困るぞ。」
デスザラス「子供が出来たら、必ずワシの所へ連れてくるのだぞ。」
オーバーロード「ネビュランの子供達を、よろしく頼む。」
バイオレンジャイガー「我らのデストロンゾーンに栄えあれ、そして母なる銀河に幸あれ。」
スクラッシュ「皆の者、これからが忙しくなるぞ、覚悟しておけよ。」
ダークノヴァ「ワシは一足先に行くぞ。別に船はいらんからな。」
サンダークラッカー(GF(「ふう、俺はどうするかな…元々スピーディアの出身だから、
向こうで真面目に働くか…おわ!?」
ガスケット「何やってんだよ、出発するぞ!(サンダークラッカーの首にロープをかける)」
アームバレット「俺たちゃ気ままな海賊暮らし、宇宙の海を冒険だー!」
クロミア「とっとと行くわよ、あんたたち!」
サンダークラッカー「おいちょっとまて、どう言う事なんだよこれー!
開拓船団に参加すりゃいいだろ!?」
クロミア「あたしは刺激を求めるオ・ン・ナ。自由に生きるのが一番よ〜♪」
ガスケット「では、新たな宇宙へしゅっぱーつ♪」
サンダークラッカー「結局こうなるのかよ〜〜〜〜〜〜」
メガトロン「なんだ、気の早い奴らがいるものよ…我々も負けてはおれんな。
では発進するとしよう、コンボイ、しばしのお別れだ、
こちらのデストロン共の事も頼むぞ。」
コンボイ「頑張れよ、メガトロン…宇宙を一つに…」
メガトロン「宇宙を一つに…
ようし、碇を上げよ!銀河開拓船団・全艦発進!グレートメガトロンに続け!」
サウンドウェーブ「グレートメガトロン・発進!」
コンボイ「…行ってしまったな…」
ロディマス「大丈夫でしょうかね?」
ウルトラマグナス『大丈夫だろう、まあ、ちょっとしたケンカくらいはあるだろうがね。」
コンボイ「それもまた、連中らしいんじゃないか?」
スターセイバー「そうですね。」
コンボイ「そして我々は、メガトロンたちの新たな銀河に負けぬよう、
我々の銀河の平和を護り、そして次の世代へと手渡すという大事な戦いを始めるのだ。
未来にいる、ライオコンボイやビッグコンボイに誇れる未来をな…。」
いちまる「未来永劫、この平和が続きますように…
うちらがおらんなった後もしっかり見張ってや…『MOON』」
いちご「頼むわね、『ARTEMIS』…。」
ムーン「そして、幾星霜が過ぎ去って…僕らはここにいるムーン。」
アルテミス「おかげで、サイバトロンとデストロンの歴史も少し変わったけどね。」
ビッグコンボイ「今日からお前たちの指導に当たる、ビッグコンボイだ。
一人前になれるように、みっちり鍛えてやるからな。」
ブレントロン「はい!ビッグコンボイ教官殿!」
コラーダ「俺たちのときとはえらい違いだな。」
ロングラック「まあ、やる気になっているならいいじゃないですか。」
マッハキック「あいつらも、ユニクロンがいなくなったから違う形で生まれ変わって、
仲間になったんだしさ。」
スタンピー「おかげでこっちにとばっちり来ないしね。」
ブレイク「でも、俺たちだって今やコンボイなんだから、今度は俺たちに生徒が着く番だな。」
ビッグコンボイ「お前たちもボヤボヤしている場合ではないぞ!
コンボイになった事と、一人前のコンボイになった事は全くの別問題だ!」
生徒一同「い、イエッサー!!(汗)」
ライオコンボイ「やれやれ…」
スクーバ「おかげでガイアの文明も、比較的保存状態がいい…というより
…おっと、ここからは君達の想像に任せるよ(本を閉じる)」
ムーン「でもでも、コンボイ司令官夫婦のその後くらい教えてくれてもいいムーン!」
アルテミス「それくらいは説明しておいた方がいいのでは…」
スクーバ「そうだね、ちょっとイジワルしすぎたかな。では、ちょっとだけ教えよう…。」
(銀河開拓船団発進から15年後…)
<プラネットQ・あるふぁシティ郊外の草原>
(二人の少年を乗せた小型バギーカートが、草原を爆走している)
???「うわっ!ちょっとちょっとトレジャー、飛ばしすぎなんじゃないの?」
トレジャーコンボイ「相変わらず弱虫だなあ、トミーは。そう言う事言うと…!?」
トミー「やめてよー!もっと揺れが酷くなったじゃないのさー!」
???「いい加減にしろっての!(ブレーキを踏む)」
トレジャーコンボイ「おわたっ!何すんだよリンク、急ブレーキかけたら危ないだろ?」
リンク「お前をそのまま野放しにする方が危ないっての!」
トレジャーコンボイ「へいへい…」
エリータワン「ほんとあの子たちと来たら…いったい誰に似たのかしら。」
コンボイ「やっぱり君じゃないのか…いや、何でもない何でもない…」
メリッサ「オジサマ、すっかりカカア天下デース♪」
ハイドラー「うちも人のこと言えんだろ…」
コビー「お母さんがそれだけ強烈だから、気押されて気弱な性格なのかな、トミーは。」
ローリ「リンクの性格は、まちがいなくあなた譲りよね…コビー。」
コビー「どう考えても君の性格だと思うけど…無鉄砲さはバドも…あいててて!」
メリッサ「折角のピクニックなんだから、ケンカはやめるデース。」
トレジャーコンボイ「さてと、そろそろ頃合かな…トランスフォーム!
父さん、母さーん!(両手をブンブン振る)」
コンボイ「トレジャー…何を始める気だ…?」
トミー「まずはアレから始めなくちゃ。おいで、トレジャーボックス。」
(トレジャーコンボイに合うようなサイズの小型トレーラーが自走してくる)
エリータワン「何あれ?あなたのバトルステーションの小型版…?」
トレジャーコンボイ「トランスフォーム!(トレジャーボックスがボディに変形する)
巨大合体・キャプテンコンボイ!」
ローリ「巨大と言っても…これでようやく普通のTFサイズだけどね(苦笑)」
コンボイ「あ、あいついつの間にこんな物作ってたんだ…(汗)」
キャプテンコンボイ「えっとねえ、ビルドボーイの兄ちゃんが手伝ってくれたの。」
エリータワン「………」
リンク「でも驚くのはこれだけじゃないぜ!出て来い、俺たちの船・タランシャーク!」
タランシャーク「お呼びとあらば即参上〜ッス!」
トミー「スーツ・オン!」
ハイドラー「トミー…いつの間にマスターフォースを…!?」
トミー「ごめんなさい、パパ、ママ。でもビックリさせたくって、
おじいちゃんと一緒に練習したんだよ。」
エリータワン「…あの子もグルだったのね…」
メリッサ「いつの間にこんなの作ったデスか?」
リンク「ジャンキオンでだよ。あそこならガラクタいくらでもあるしね。
パパのバイナルテックのデータもしっかり参考にしたよ。」
コビー「で、でも喋ったぞそれ!?」
トレジャーコンボイ「ああこれ?なんかその辺で拾った光の玉放り込んだら動くようになったんだ♪」
ローリ「そ、それってもしかして…誰かのスパークなんじゃ…」
タランシャーク「いえいえ、アタチは坊ちゃんたちに拾ってもらえて幸せッスよ。
アタチもようやく目が覚めたッス。これからは坊ちゃん達の面倒見させていただくッスよ!」
コンボイ「…ま、まさか…あの時のダブルフェイスの影武者…(汗)」
エリータワン「なんでそんなもの拾ってくるのかしら…」
トレジャーコンボイ「さーてここからがお立会い、みんな行くぞ!」
タランシャーク「はい坊ちゃん!」
トレジャーコンボイ「坊ちゃんじゃなくて『 キ ャ プ テ ン 』!!」
リンク「ようし、これぞ本邦初公開、俺たちの友情合体だ!
(タランシャークに乗り込み怪しげなレバーを引く)」
トレジャーコンボイ「トランスフォーム!」
トミー「ご、ゴッド・オン!」(タランシャークの背中に合体)
ハイドラー「ご、ゴッドマスターだと!?」
リンク「合体準備よし、来い、コンボイ!」
キャプテンコンボイ「よっしゃー!合体だぁ!!
超 巨 大 合 体 ・ パ イ レ ー ツ コ ン ボ イ ! ! 」
(決めポーズ)
一同「(唖然)…」
コンボイ「よくもまあこんな物を自力で作り上げる…」
ハイドラー「しかもゴッドマスターになってるぞ、うちの子…」
コビー「あれ、リンクが設計したんだよな…この展開だと…。」
パイレーツコンボイ「へっへーん♪どーんなもんだい!!」
ローリ「何というか…ひょっとして…海賊のつもりなのかしら…??」
三人組「勿論!」
メリッサ「確かに、見てくれはスゴイデス…」
エリータワン「で…こんなもの作ってどうする気なの、あなたたち?」
パイレーツコンボイ「勿論、宇宙冒険だよ!オイラもいつか、あのキャプテン・クロミアみたいに
宇宙を旅して人助けをする、立派な海賊になるんだ!」
コンボイ「…しょ、将来が不安だ…」
ハイドラー「まあアイツら、どういうわけか遭難船にばっかり出くわすから
人命救助で有名にはなってるけどなあ…(汗)」
コビー「でもあんまり見習わない方がいいような…」
タランシャーク「とりあえず、アタチの方であんまり無理しないように監督はするッスけどね。」
コンボイ「他に頼るものもないし…頼むよ。なるべく早く代わりの身体は用意させるから。」
タランシャーク「いえいえ、アタチはこれが一番ッスよ、ウシャシャシャシャ!」
リンク「それじゃ、ちょっと宇宙散歩してくるからねー!」
トミー「す、すぐ戻るから…」
パイレーツコンボイ「ようし、機関最大・面舵いっぱーい!
おわぁぁぁーーーー!!」
(猛烈な勢いで右へぶっ飛んでいく)
パイレーツコンボイ「こらリンク、トミー!何やってんだよヘタクソ!!」
トミー「えー!だって僕達…」
リンク「お前の言うとおりにやってるだけだろ?考えもしないで専門用語使うな!」
パイレーツコンボイ「よ、ようしやりなおし、機関反転取り舵いっぱーい!」
トミー「落〜〜〜ち〜〜〜る〜〜〜!!」
リンク「いい加減にしろよもう!トミー、推力60%、舵輪は俺でやる!タランシャーク、制御だ!」
タランシャーク「しっかりしてくださいよ、坊ちゃん…。」
パイレーツコンボイ「坊ちゃんじゃなくてキャプテン!」
タランシャーク・リンク「とりあえず船の動かし方勉強してから!」
パイレーツコンボイ「とほほ〜…」
トミー「安定したから推力落として、シップモードに戻ろうよ。」
トレジャーコンボイ「ようし、タランシャーク号!銀河の海へ出発だー♪」
リンク「だから散歩だっつーの…」
コンボイ「やれやれ…大丈夫なのかあの調子で…」
ハイドラー「まあ、いいじゃないですか。」
コビー「なんだかんだでチームワークとってるみたいだしね。」
メリッサ「凸凹トリオデース。」
ローリ「なんだか、昔の私たちみたいね。」
エリータワン「これからは、あの子達の時代なのね…。」
コンボイ「まあ、これくらいワンパクな方がいいか。
三人とも、夕食までには戻って来るんだぞ、我々はあるふぁ王宮にいるからな!」
三人組「はーい!」
タランシャーク「じゃ、宇宙からプラネットQ周辺の遊覧航海と行くッスよ。」
トレジャーコンボイ「ようし、オイラたちの宇宙海賊船タランシャーク号…」
トレジャーコンボイ・トミー・リンク 『 発 進 ! ! 』