【舞-乙HiME】マシロ(影武者)です PART4【漫画版】

このエントリーをはてなブックマークに追加
986以上、自作自演でした。
ttp://2ch.pop.tc/log/06/05/21/0035/1118898061.html
***地球・人類解放軍基地***
基地内、避難民のための居住区──
植えられた樹木や芝生によって人工的とはいえ、憩いの場所が
一角に造られている。アイヌの巫女でありシカンナカムイ流刀舞術の
使い手でもある少女剣士ナコルルが、子供たちの相手をしていた。

ナコルル「……!?(急に顔を上げる)」
子供A「お姉ちゃん、どうしたの?」
ナコルル「え…うん、何でもないのよ(何か…邪悪な気を感じた…)」
立ち上がり、子供たちに笑顔を向けるナコルル。
ナコルル「ごめんね、お姉ちゃん…ちょっと御用を思い出したわ。
少しの間だけ、待っていてね」

気配を追って、基地内を歩くナコルル。
ナコルル「……誰かを呼んでいる間は無さそう……」
やがて、基地内の中心部に行き着く。
ナコルル「この辺りは確か…何者!!」

天井から鋭い勢いで液体が噴射され、身をかわしたナコルルの代わりに
床と壁を溶かす!! ナコルルは天井に張り付いている敵の姿を追い、
そして驚愕の表情を浮かべた。
987以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 07:33:30
ttp://makimo.to/2ch/tv7_sfx/1118/1118898061.html
坂田龍三郎「…やあ、お嬢さん…」
ナコルル「あなたは…牢を抜け出したの!?」
ニヤリと笑みを浮かべ、元EP党党首にして日本の支配権を手にしていた
男・坂田龍三郎はその姿をグンタイアリ怪人に変えていく。
ナコルル、愛刀チチウシを抜いて身構える。

グンタイアリ怪人「キキキ……基地ノ機密ヲ盗ミ、
爆破スルマデ……邪魔ヲスル者ハ殺ス!」
ナコルル「そんなことはさせません…アンヌムツベ!!」

グンタイアリ怪人と戦うナコルル。だが、固い外皮に守られた
怪人の皮膚にはさしたるダメージも与えられず、逆に
怪人の吐く蟻酸に徐々に追い詰められていく……。

ナコルル「きゃああ!!」
刀を飛ばされ、仰向けに倒れた所をグンタイアリ怪人に馬乗りされるナコルル。
怪人の酸のヨダレが一滴胸の上に落ち、ナコルルは悲鳴をあげた。
グンタイアリ怪人「オット、大声ヲ出サレテハ困ル!」
両手でナコルルの首を掴み、絞める怪人。
ナコルル「あ……あう……くっ……(苦)」
必死で相手の手首を掴み返し、引き剥がそうとするが
怪人の魔の手は更にナコルルの細い喉に食い込んで行く……。
グンタイアリ怪人「死ネ……死ネ……」
988以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 07:37:55
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~yamazk/MANIC/aokaflame.htm
???「そこまでだ! ボルティックシューター!!」
一条の光がグンタイアリ怪人の後頭部を直撃!

グンタイアリ怪人「キエエエエエ!? キ、貴様…!」
苦痛のあまりナコルルを放し、驚く怪人。
ロボライダー「キングストーンがお前のことを教えてくれた…俺は
炎の王子・RX=ロボライダー!!」
グンタイアリ怪人「ミ、南光太郎…ゴルゴムノ恨ミ、今コソ思イ知レ!!」
ロボライダー「そうはいくか! 変身…RX=バイオライダー!!」
すかさず怒りの王子・バイオライダーのフォームとなり、吹き付けられた蟻酸を
無効化するRX。更に液状化して怪人に取り付き、体内の自爆装置を
抉り取る!!

グンタイアリ怪人「キギャアア…!!」(ボロボロの坂田の姿に戻る)
RX(に戻ってリボルケインを突きつける)「さあ、話してもらおうか…
Dショッカーでは今、何が行われている!!」
坂田「言う、言うから命だけは助けてくれ…アガ…ガガガ…」
ナコルル「……何か様子が……変です!」
坂田「ギャアアア…(燃え上がって消滅)」

RX、光太郎の姿に戻る。
光太郎「口封じか…。大丈夫、ナコルルちゃん?」
ナコルル「はい…ありがとうございます。私もまだまだ修行が足りません…」
光太郎「デストロン、ショッカーに続いてゴルゴムも…何とかしなければ…」
989以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 07:44:23
ttp://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/index.html
***天空城***
城内の応接間で呑気に将棋をさしているのは、
一人は、この天空城の主である竜の神マスタードラゴンの化身プサン。
そしてもう一人は、村上ユウコを美少女仮面ポワトリンに任命した、あの神様である。
自分の神社がある町が、まだDショッカーの占領下にあるため、
神様はここ天空城に居候していたのである。

プサン「聖なる六賢者が、トールやニコルの転生をキラやアスランにも伝えたか…」
神様「いずれ遅かれ早かれ知れること。本来であれば、一度生を終えた者を蘇生して
   再び戦場に駆り出すなどという行為は許されざるものだが、
   相手が反世界である以上、もはや手段を選んではおられませんからな」
プサン「しかし、彼らがあの事実を知ったらどうなる」
神様「郷伸一郎博士や小泉ミカも、まだあの事をバイオマンには教えていない」
ルーシア「それを知ったら、きっと郷博士の息子の史朗さんも悲しむと思います。
      やっと親子の再会が叶ったのに……」

二人にお茶を運んできたルーシアも、沈痛な表情で話す。

プサン「………」
神様「………」

そうこうしている間に、神様の王将にプサンの飛車が迫る。

プサン「王手」
神様「待った!」
プサン「正々堂々、公平な勝負に待ったは関係なし」
神様「なんじゃい、ケチ」
990以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:03:24
ttp://www32.ocn.ne.jp/~kemosuke/rensai/index.html
プサンと神様が「待った!」「待たない!」で喧嘩になりそうになった時…
観世音菩薩「やかましいよアンタたち、子供みたいな喧嘩はやめな!」
観世音菩薩は桃源郷の天界を司る五大菩薩の一人で『慈愛と慈悲の象徴』である。
一見美しい女性だが、実は両性体であり、その見かけとは裏腹に、
言動・行動は超男性的である。
ルーシア「これは観世音菩薩様。お迎えも致しませず」
観世音菩薩「気にしなくてもいいよ。この天空城もアタシにとっちゃ
       勝って知ったる屋敷ってやつさ…」
プサンもマスタードラゴンの姿に戻る。
神様「相変わらずのナイスバディですな…(///)」
マスタードラゴン「おや? 今日は二郎神はついて来ておらんのか?」
観世音菩薩「ああ、二郎神かい? あいつなら置いてきた。何せ反世界の邪帝王とやらが
       復活してから、こっちの方でも何かと騒がしいもんでね」
マスタードラゴンの質問に対して冷然と言い放つ観世音菩薩。
観世音菩薩とは500年来の付き合いになる部下である二郎神は、
おそらく観世音菩薩から留守番でも押しつけられ、今頃は
面倒な雑務をコツコツとこなしているのだろう、と思われた。
観世音菩薩「それにしても『神は絶対に過ちを犯さない』なんて空々しい事、
       一体どこの誰が最初に口にしたんだい? ええ?」
マスタードラゴン「我々神族も、所詮は地上の人間達が考えておるほど絶対な存在ではないのだ」
神様「ま、我々も最後は、正義の戦士達に殴られるくらいの覚悟は決めておきましょう」
マスタードラゴン「それで全宇宙が救われるならばな…」
観世音菩薩「殴られるだけで済めばいいけどねぇ…」
マスタードラゴン「我等も立場上、軽々しくは動けん。指揮はすべて聖なる六賢者と
           プリンセスユニオンに任せよう」
991以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:05:54
ttp://www.bpag.or.jp/index.html
***常春の国・マリネラ***
マリネラは今だDショッカーの攻勢を退けつつ、独立を保っていた。
この国の某所の地下に、オーブの国営企業モルゲンレーテの支社が所有する
秘密の機動兵器用格納庫があった。
…で、なぜマリネラにモルゲンレーテの支社があるのかというと、
それは世界王様会議や世界科学者会議を通じて
パタリロとカガリの父ウズミ・ナラ・アスハや
モルゲンレーテ本社技術主任のエリカ・シモンズとの間に
少なからず親交があったからなのである。

スタッフ「ニコルさん。フリーダム、ジャスティス、バスター三機の
     修理工程がこれで全て完了しました」
ニコル「ご苦労様です。作業が予定より早く終わったのも、ワーレン提督が
    フェザーンから必要な物資を運んでくれたおかげですね」
タマネギ「ニコルさん、お客さんがお見えですよ」

タマネギの声にニコルが振り向くと、そこには懐かしい顔ぶれが…
反世界の野望を阻止すべく転生してから、その気持ちを押し殺しつつも、
本当は真っ先にとても会いたかった相手がそこにいた…
992以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:08:16
ttp://game.snkplaymore.co.jp/
ニコル「……ア…スラン?」
アスラン「……ニコル…ニコル――っ!」

アスランだけではない。同じ場にいたイザーク、ディアッカも
駆け寄ってニコルの首に飛びついた。三人とも目に涙を浮かべ、
抱擁と言うには乱暴な手つきでニコルの体を揺さぶった。
ニコル自身も再会の嬉しさの余り、涙を禁じえない。

アスラン「ニコル! 本当にニコルなんだな!」
ニコル「……い…痛いですよ。アスラン…それにイザーク…ディアッカも……」
ディアッカ「バカやろう! 生きてたんなら連絡ぐらいよこせ!」
イザーク「フン…! あの泣き虫ニコルもしばらく見ない間に
      随分とたくましくなったじゃないか!」

その様子を、アスランたちに同行して来たキラも見ていた。

キラ.。oO(……彼が…アスランの親友だったニコル…)

キラは、図らずも自分が戦場で、一度その命を奪ってしまったその少年=ニコルに、
たとえ許されないとしても、せめて一言だけでも謝罪しようとニコルに近寄った。
その時、キラの肩に止まっていたトリィが突然飛び立ち、ニコルの手元に止まった。
993以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:10:29
ttp://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5799/index.html
トリィ「トリィ!!」
ニコル「……これは…?」
キラ「あっ、こらっ、トリィ!」
ニコルはトリィと共にキラのところに進み出る。
ニコル「……後になって知ったんですが、これ、アスランが君に贈った
    ロボット鳥なんですよね」
キラ「……うん。……アスランにもらった……とても大事なものなんだ……」
ニコル「これからも大切にしてくださいね」
屈託のない笑顔をキラに向けて、トリィを返すニコル。
それは、あの件の事は恨みには思っていない、すべて許す、という
無言の合図でもあった。その瞬間、キラの表情にも一筋の光が差し込んだ。
キラ「ありがとう……」
ディアッカ「ところでニコル、トールって奴もここに来てるだろう?」
キラ「…!?」
ディアッカの突然の質問に、ニコルは思わず言葉を濁した。
ニコル「え…ええ、確かにいることはいるんですが…」
ディアッカ「どこにいるんだ? 会わせてくれ」
ニコル「……でも君は今ミリアリアさんと…」
ディアッカ「余計なお世話だ! いるならさっさと会わせろ!」
ディアッカのすごい剣幕に押されるニコル。
キラ「ニコル君、僕もトールに会いたい。お願いだ。会わせてほしい」
ニコル「……わかりました。ご案内します。二人とも僕について来てください」
994以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:12:19
ttp://www.gokigenyou.com/
ニコルに案内され、別室へと通されたキラとディアッカは、
そこでついにトールと対面した。
だが、ミリアリアに会うように勧めるキラとディアッカに対して、
なぜかトールは頑なにそれを拒む。

キラ「どうしてなんだ、トール! 君がMIAになってから
   ミリアリアがどんなに君の事を思ったことか!」
ディアッカ「まさかお前、俺に遠慮なんかしてるんじゃないだろうな?」
トール「そんなことないさ。それよりも俺が転生してる事は、
    まだミリィには話してないんだよな?」
キラ「あ、ああ。そうだけれど…」
トール「頼む。ミリアリアには俺の事はこれからも内緒にしていてくれ」
ディアッカ「貴様――っ!」

トールのいかにも冷たい言葉に反応して、思わず彼の胸倉を掴むディアッカ。

ディアッカ「ミリアリアがどれだけおまえの事を心配してたか、わかってんのか!?」
トール「わかってるよそんなこと!!」
ディアッカ「…!?」
キラ「ト、トール!?」

トールは、自分の胸倉を掴んでいたディアッカの両腕を強引に振り払うと、
呆然とするキラとディアッカを前に、ゆっくりと話し始めた。
995以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:15:07
ttp://piro52.tripod.com/maskOff/index.html
自分たち天使は、あくまでも仮初めの生命を与えられているに過ぎないこと。
反世界の侵略者を倒す使命を果たしたその時は、その魂は再び天上へと帰り、
地上での肉体は消滅してしまうこと。これまでの長い歴史においての戦いは、
来たるべき反世界との戦いに備えた訓練でもあったということ。などを…

キラ「そ、それじゃあ…!?」
ディアッカ「お前もニコルも、まるっきし捨て駒じゃないか!」
トール「俺たちだけじゃないよ。郷博士にククルさん、モグラ獣人さん、
    壬生屋さんにジルフィーザ様、それに……」
キラ「もうよしてくれトール!」
ディアッカ「くそっ!」

キラは信じられない、いや信じたくないという表情で、両目に涙を浮かべている。
ディアッカも怒りの余り、壁にパンチをぶつける。

ディアッカ「ニコルや他の転生した人も、そのことは知っているのか?」
トール「……ああ、知ってるよ…」
ディアッカ「もしそれが本当なら……俺はその天界の神々とやらを
      一人残らずぶん殴ってやる!」
トール「あまり神様たちを責めないでくれよ。あの方たちだって、
    本当は苦渋の決断だったんだ…」
キラ「……でも、そんなのって!」
トール「あの世で天使に選ばれた時から覚悟はしていた。
    ……ディアッカ、ミリィのこと…頼むな。俺…もうあいつの
    悲しむ顔なんて…見たくないしさ…」
ディアッカ「………」
キラ「トール……」
996以上、自作自演でした。:2006/05/30(火) 08:17:58
ttp://www.rescue-w.jp/index.html
隣の部屋で、その様子を一部始終盗み聞きしていたパタリロとマライヒは…

マライヒ「パタリロ、なんとかしてあげられないの?
      お前は魔界の大公爵アスタロトとも知り合いなんだろ?」
パタリロ「冗談はよせ。天使の彼らに魔界と契約を結ばせる気か?」
マライヒ「でもこのままじゃ、あの子達があまりにもかわいそうじゃないか!」
パタリロ「こればかりは、さすがの僕でもどうにもならん…」

横では、同じく話を盗み聞きしていたタマネギ武官たち数人が
ハンカチ片手に滝の如く号泣している。

フィガロ「オギャー! オギャー!(泣)」
マライヒ「おやどうしたんだい、フィガロ。泣いちゃだめだよ。よちよち…」
フィガロ.。oO(……ごめんねママ……でもこれから迫り来る危機に対処するためには
         彼らの力もどうしても必要なんだ…)
997殺人コアラ
(´・ω・`)