>>341-345 http://www.yoshinoya-dc.com/ ***スマートブレイン本社ビル・地下シェルター***
スマートブレインの本社ビル地下にある
外界から厳重に隔絶された一室に、
ジョー・カーペンターとウェンディ・イアハートの二人は
監禁されていたが……
ジョーカー「……!」
村上「どうもお待たせしました」
社長の村上自らが現れる。
村上「はじめまして。当スマートブレイン社・社長の村上といいます」
ジョーカー「知ってますよ。わざわざご挨拶には及びません。
噂には聞いていましたが、飛ぶ鳥落とす勢いのスマートブレイン社が
実はオルフェノクの巣窟というのは本当だったようですね。フフッ…」
捕われの身ながら、余裕綽々のジョーカー。
http://www.nakau.co.jp/ ウェンディ「私たちを一体どうするつもり!?」
村上「……いえ、あなた方をここにご招待するのに
手荒な真似をしたことは謝罪します。私はただ単に
ここにいらっしゃるジョー・カーペンター氏と
直接ビジネスがしたいのです」
ジョーカー「いいでしょう。それではそのビジネスのお話とやらを承りましょう」
村上「コンピューターと合体したあなたの頭脳に収められた
ジェントルメンの貴重な知識を、我々に提供して頂きたい」
ジョーカー「ほぉー、それはそれは……」
村上「我が社の科学力を持ってすれば、あなたの頭脳の中から
一度は失われた全てを見通す眼の書の原本を復元することも
決して不可能ではありません。我々のほうからジェントルメン復活のための
新たな器となる肉体をご用意しましょう」
http://www.econ.ne.jp/map/ ジョーカー「………」
ウェンディ「なんですって!?」
村上「Mr.カーペンター、英国主導による、より良い新しき世界秩序構築こそが
あなた方大英図書館の目的のはずです。残念ながら、かっての七つの蔵書全ての
復元までは困難ですが、そのうち一つでも復元できれば、あなた方の理想とする
世界実現に限りなく近づけるものと思いますが……?」
ジョーカー「確かに私共にとっても魅力的な話ですね。一度失敗した
ジェントルメン再生計画が今度こそ上手くいくかもしれない。
しかしだからといって、我々大英図書館がティターンズと手を切ってまで
スマートブレインと手を結んでやらなければならない理由がどこにありますか?」