http://ruku.qp.tc/dat2ch/0411/15/1095512800.html http://ruku.qp.tc/dat2ch/0411/27/1093842125.html ***飛騨高山・古びた山荘***
ここは人里離れた飛騨高山の奥地にある、
長い間ほとんど使われずに寂れた山荘である。
建物の中にはいろんなメカや装置が所狭しと設置されている。
大英図書館のジョーカーたちは、ここに潜伏していた。
ジョーカー「フフフ…全ては貴方のおかげですよ、ミスター高岡。
貴方が私の頭脳をコンピューターと合体させてくれたおかげで、
私はこうして廃人の淵から蘇ることが出来た」
高岡「喜んでいただけたのであれば、こちらも言うことはない」
ジュニアによってジェントルメンの膨大すぎる量の知識を自身の脳に注入され、
脳髄に破綻をきたし廃人同然となっていたジョーカーだったが、
特捜救急警察ソルブレインを憎む悲しき青年天才科学者・高岡隆一と出会い、
その高岡の手によりコンピューターとの合体改造手術を施された事で
常人の脳には収まりきらないジェントルメンの英知を許容し、
正常な状態を取り戻したのである。
高岡「私が英国留学中の際には、大英図書館にもいろいろお世話になりましたからな。
それで、例の写本の奪取とやらは上手くいきますかね」
ジョーカー「CLAMP学園に派遣したエージェントには、
奪取が困難な場合はせめて写本が敵対者の手に渡る前に
破却・消去せよと命じてあります。なぁに、仮に写本が奪還できなくとも
ティターンズとの取引に必要な知識は全てココにありますから……」
ジョーカーはそう言って、自分の頭を指差してみせる。