【氷】下の者が上の者をしのぎ倒すこと【帝】

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11日吉 若 ◆NpA......Q
そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
下克上!
好きだァー! 下克上! 愛しているんだ! 下克上ー!
氷帝に入る前から
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
下克上の事はもっと知りたいんだ!
下克上の事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
下克上を抱きしめたいんだァ!
潰しちゃうくらい抱きしめたい!
心の声は
心の叫びでかき消してやる! 下克上ッ! 好きだ!
下克上ーーーっ! 愛しているんだよ!
ぼくのこの心のうちの叫びを
きいてくれー! 下克上さーん!
テニスを始めてから、下克上を知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! ぼくに振り向いて!
下克上が僕に振り向いてくれれば、ぼくはこんなに苦しまなくってすむんです。
優しい君なら、ぼくの心のうちを知ってくれて、ぼくに応えてくれるでしょう
ぼくは君をぼくのものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でも下克上さんがぼくの愛に応えてくれれば戦いません
ぼくは下克上を抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが僕の喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
下克上! 君が関東大会のコートへ素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!