ＭＥＴＡＬ　ＧＥＡＲ　ＮＥＲＶ-ネルフ潜入-

スネーク、君に依頼する任務は２つ。
１つはネルフ本部にある人型兵器の証拠写真。
そしてもう一つは必要とあらばその人型兵器の破壊だ。
国連の特殊部隊が一時的にネルフ本部に停電を起こす。
その間に本部に侵入してくれたまえ。
尚、現地協力者として加持リョウジをスカウトしている。
潜入後に連絡を取りたまえ。以上だ。

ルールは>>2、又は>>2-5の辺りにある筈だ。
頼んだぞ、スネーク。

上　等　だ　よ　。

殺意抱きま〜す♪

基本的なルールは、スネークはＥＶＡの主要キャラを殺してはいけない。とゆうことだね。
もちろんスネークも殺されてはいけない。おいおい君のような伝説の英雄が死ぬわけないだろう？
まぁそんな感じだよ。
そしてこれも大事、ＥＶＡとＭＧＳ以外のキャラは参加しちゃ駄目だよ。
それで、ＭＧＳのキャラでスネークの援護をするキャラ以外の参加は不可。
なぜならオセロットなんかがＥＶＡのキャラ達をくってしまう、・・てことだ。
このスレはジサクジエンはＯＫだ、面白いのを頼む。
できればナイスなノリで書き込んで欲しい。
よし、わかったらいよいよ作戦開始だ。期待してるよ、スネーク。

どりちん

ミスタァ〜〜〜アアアアアッ♪

オマンコ

やめてくださいどりるちんちんわび続けろとっくにバレてんだよ。

で、ＭＧＳってなにさ。

2の限定版が欲しい

上等どりるげっそりｼｬｯﾎﾎ美人

>9
メタルギア？

にょほほほほほ！ここはでじこ様が乗っ取らせてもらうにょ！さーて、でじこに質問あるかにょ？

でじこたんはアメリカ人に大人気ですか？

>14
大人気にょ。既にポケモンは越えたにょ。ハリウッドからも出演依頼が沢山きてるにょ。人気ものはつらいにょ〜

宮崎はロリコンだからでぢこ作るかもナ
しかも声優は当然の如く、幼女にタッチ

>16
じゃ、今年の映画はニ馬力制作かにょ？

でじこヲタはオナって氏ねよ。いや、マジで。

おい！誰だいつの間にかキャラ板に作った奴は！前回、家庭用ゲーム板で失敗してんのに、愚かな歴史を繰り返すきか！もう荒らされてるし、立て逃げかい！

age

おい、エヴァ板逝けよ。

エヴァ板追い出されたらしいよ

オタコン、聞こえるか？
スニーキングポイントに到着した。

感度良好だスネーク。様子はどうだい？

ﾁｭｰﾎﾞｰﾊｯｹｿ、特殊ベークライト注入、逝ってよし！sage。

連中の専用地下鉄道の車両搬送貨車の上だ。吹きっさらしで風は強いが、乗り心地は悪くない。
俺の他には青いスポーツカーが一台。
人が乗っているようだが、ここからでは確認できない。
トンネルは緩やかな螺旋を描いて降下しているようだ。
ところでオタコン、さっきの大きな振動はなんだ？
威力の大きい爆弾の爆発、のようだったが・・・

こっちでも調査中だ。
どうやら国連軍が新型の爆弾を第三新東京市郊外に投下したみたいなんだけど・・・
ごめん、詳しいことは良く分からない。引き続き調べてみて、何か分かったらすぐ連絡するよ。

ああ頼む。
今、青いスポーツカーに接近を試みている。・・・く、見通しが良すぎてここが限界だ。
ルノー？運転席にいるのは女性のようだ。
助手席にも人影が見えるが、この位置からでは良く見えない。
とりあえず運転席の女性の写真を送信する。

受信した。すぐ検索するよ。
・・・こいつはいきなり大物の登場だ。
その女性はネルフ本部勤務、作戦部長の葛城ミサト一尉だ。
でも名前と肩書き以外の資料が殆どない。
ネルフに関しては組織そのものも高度な機密になってるから、
組織構成や職員のデータもなかなか手に入らないんだ。すまない。

気にするなオタコン。敵の情報が少ないのはいつものことだ。
・・・と！トンネルを抜けた。たった今、地下空洞の天井部分に出た。これは・・・スゴイな。
想像以上に大規模な空洞だ。天井から複数の構造物が・・いや、あれはビルか？
空洞の地階部分には森林、湖、黒いピラミッド上の建造物。あのピラミッドの中に、今回の目標が？

そうなんだ。
その黒いピラミッドこそ特務機関ネルフ本部。
今回の目標は、さらにその地下数百メートルの
専用ハンガーに格納されてるはずだ。

見た目は、新興宗教の総本山かどこかのイカれた金持ちが立てたリゾートホテルみたいだが。
あれが・・・・世界を破滅に導く禁断の決戦兵器の基地、とはな。
今までに潜入したどんな施設とも似ていない。オタコン。お前のサポート、頼りにしてるぞ。

・・・・オタコン、どうした？応答してくれ。

ああ、ゴメン。
さっきの国連軍の爆弾投下について調べてたんだ。
中国の軍事衛星に侵入して画像を拝借した。
やっぱり強力な爆弾の大規模な爆溝が出来てるね。
大きさや深さから逆算して
極局地核使用後の状態に酷似してるんだけど・・・
その割にはX線や他の電磁波の発生が認められない。
今までにない全く新しいタイプの兵器みたいだ。
わかったのは、これくらい。
あんまり役に立たないかな。

いや。どこでどんな情報が役に立つか分からん。また分かったことがあれば報せてくれ。
大分地面が近づいてきた。壁面をぐるぐる回るおかげで、施設全体がよく見える。
・・・・贅沢だな。湖に巡洋艦が浮いてる。それも旧式の中古艦なんかじゃない。
フェイズドアレイ＝レーダーに垂直発射式のミサイルベイ。排水量こそ大きくないが高級な新鋭艦だ。
森林地帯の中にも道があるな。道の脇には規模の小さい菜園らしきものも見て取れるが・・・・
組織的に維持してるものではなさそうだ。
巡洋艦を除けば、病人向けの保養地みたいにのどかな景色だ。

スネーク、たった今日本のテレビ放送の全チャンネルに臨時ニュースが流れた。
内容はこうだ。
「本日正午頃、国籍不明の大型飛行機が自衛隊機の静止を振り切り、
第三新東京市に接近。総理は集団的自衛権を発動し、
国連事務総長の承認を得た上で自衛隊機による攻撃に踏み切る。
不明機は山林に墜落、爆発炎上中。
付近の山林に小規模の火災が発生しているほか、被害はない。」
あきらかな情報操作だね。
よっぽどネルフと決戦兵器が大事らしい。

国を挙げて秘匿してる組織だってことだな。

そうだね。

ところでオタコン、内部協力者のことだが。

カジ・リョウジのことかい？

どういう人物だ？信用できるのか？

スネーク、聞こえるか？俺はエヴァ板にあった当時からの住人だ。ここのルール作りにも一役かっていた。ゲーム板にあったのは倉庫に沈んだらしい。とにかく、あんな失敗がないように頑張ってくれ。

ああ、聞こえている。誰だか知らないが、期待に応えられるよう努力する。
このミッションが成功すれば、ネルフに流れている国連予算の多くを難民救済や
戦乱で荒廃した地域の復興に充てることができるようになる。
放火者・・・・と言ったな。幸運を祈ってくれ。

バースト通信のジャミングをやすやすと破るなんて！
連絡を入れてきたということは、僕らの通信は筒抜けなんだろう。
スネーク。今の放火者って人物、要注意だよ。
一応暗号化ルーチンを変更するけど・・・
少なくとも彼は、コンピュータや通信技術に深い造詣のある人物だ。
大して苦労もせずに解読化しちゃうと思う。
分かってるだけの条件で調べては見たけど、
こっちの持ってる資料では、該当する人物のヒットはない。
まったくの正体不明だ。
でも発言の内容からは僕らには好意的みたいだね。
正直、僕とスネーク二人でここまで進行してきたからちょっとさびしかった。
今後も時々、連絡をくれるといいね。
おっと、不安要素が増えるのをスネークは歓迎しないかな？

やっかいごとが増えるのには慣れている。
それにオタコンの言うとおり、話した感じからは害意はないようだった。まあ何にせよ
俺は俺の仕事をするだけだ。
放火者・・奴とはまた、どこかで会えるような予感がする・・・

にゃあ〜。こんにちはです。千紗といいますぅ。スネークのお兄さん、頑張って下さいですよ。あと、同人誌をオフセットするときは塚本印刷をよろしくです〜。

地面がもう目の前だ。鉄道の速度も落ちてきた。停車駅が近いんだろう。予定通り飛び降りて徒歩で目標施設に接近する。

気を付けてねスネーク。
潜入前に怪我でもしたら二ヶ月かかった準備が台無しだよ。

ああ！また発信元不明の通信が！
暗号化ルーチンは変えたばかりなのに・・・
でもこの女性も僕ら、
と言うかスネーク。君を応援してくれてるようだよ。
どうなってるんだろう？
バースト通信破りのバーゲンセールだ。
もしかして・・・？

ああ、こっちにも聞こえた。千紗、だったな。声援には感謝する。いつの時代も女性の応援は、男のやる気を引き出すものだ。
同人誌・・・・と言うと前にオタコンが言ってたオタク・コンペティションで販売される自費出版物のことか？
悪いが俺とオタコンに本を出す予定はない。未来に残すべき事柄は、相手を選んで自分で伝える。すまない。

千紗、ここだけの話だけど、僕はそのうち出すかも知れないんだ。
その・・・「同人誌」。
そのときはまた、この周波数で連絡するね。
塚本印刷。覚えておくよ。

オタコン！！

ああっゴメン、スネーク。つい・・・
いやほら・・・あれだよ！
今回のこの秘話通信の筒抜け状態は、
もしかしたら彼女が一枚噛んでるのかも知れないね。

メイ・リンか？もちろん彼女ならそんなことも可能だろうが・・・・彼女の仕業だとして、動機はなんだ？

例えば、これは僕の希望的観測だけど
彼女、少しでもスネークの力になりたくて、
君を応援してくれそうな人にだけ
バースト通信のジャミング解除プログラムを渡してるんじゃないかな？

・・なるほど。そうかもな。
っと！そろそろよさそうだ。貨車から飛び降りる。それっ！

・・・・今着地した。

大丈夫かい？

着地の衝撃でステルス迷彩が壊れた。

我慢してくれよ、僕らは正規軍じゃ・・・
って、ちょっと待ってよスネーク。
ステルス迷彩、着込んでたの？
それなら、それを使ってさっきのスポーツカーに
もっと近寄ればよかったんじゃない？
そうすれば助手席の人物が誰だかわからないまでも、
もっと情報が得られただろうに。

う！・・・・い、いつまでもこんなものに頼るつもりはない！

作戦部長自らが車で迎えにいくような人物だよ。
それ相応に重要な人物と見て間違いない。
その人物の写真が撮れていれば、
僕らフィランソロフィーにどれだけプラスになったか・・・

・・・うむ。

おまけにろくに使いもせずに
一着しかないステルス迷彩壊しちゃって・・・
うちは零細経営なんだから、
装備は有効に大事に使ってくれよ。

ぐ・・・・悪かった。返す言葉もない。

まあいいさ。
とにかく敷地への潜入は成功だね。
着地地点は本部施設からは遠いのかい？

スネーク？
・・・聞こえてる？

ジェットさんよ。本当にこんなとこにそのスネークって賞金首いるのかよ。

　　 ＿＿＿　／￣￣￣￣￣
　　（　´∀｀）＜　スネークさんこの破壊兵器どうすればいいんですか？
　　（　　　　） 　＼＿＿＿＿＿
　　｜ ｜　|
　　（_＿）＿）













　　　　／⌒＼
　　　　（　　　）
　　　　 |　　　|
　　　　|　　　|
　　　　|　　　|
　　　 ／￣ ￣＼
　　／　　　　 　◎　◎､　　　　　　＿＿＿＿＿
　　|Y　　Y　　　　　　　 ＼ 　　／
　　| |　　 | 　　　　　　 ▼ |　＜ ヒャヒャヒャハハハハ！！
　　| ＼／　　　　　　＿Д.|　　＼＿＿＿＿＿
　　|　　　　　　 ＿＿＿ノ
　　＼　　　 .／
　　　｜ ｜　|
　　　（_＿）＿）

聞こえるか？本部に入るにはIDカードがないと入れない。警備も厳重だから
ステルス迷彩が必需品になる。もしないならダンボールを上手く使うんだ。
オレか？オレは次スレを立てて、見事に失敗した哀れな厨房さ。
そんなことはどうでもいい。オレの二の舞にならないように頑張ってくれ。

スネーク。エリアD36の西に武器庫がある。それなりのものが揃っているぞ。

スパイク。その情報はエドがハッキングして調べたんだ。多分、信頼できる。

多分って何だ！ったく気が乗らねぇーな。

そういうな。四千万ウーロンの賞金首だ。おまえの好きなタンパク質がたらふく食えるぞ。

碇、放置でいいんだな。

ああ、問題無い。

>>66
ああ、聞こえている。返事が遅れたのは・・・・いや、気のせいか。
着地したのは目標施設から300程離れた森林地帯のなかだが、木々の間に人がいたように思えたんだ。

中学生くらいの青い髪の少女だったように見えたが・・・・今はもう影も形もない。
見間違いだと思うが・・・・

応答待ってたよ、スネーク。
急速に大深度を降下したから、高山病に似た症状が出たのかもしれないね。
いつもより動悸がしたり、汗を多くかいていたり
めまいがしたりはしないかい？

待たせたな。
いや、そういった症状はない。こんなところに少女が立ってるはずがないものな。
恐らく気のせいだろう。

>>68
見たこともない物体だが・・・・これは本当に兵器なのか？すまないが情報が少なすぎてアドバイスが
思いつかない。俺がもし戦場でこんなもにであったら、とりあえず距離を置いて可能なら航空戦力による
爆撃を要請するだろうが。

>>69
IDカードによる認証システムか・・・・厄介だな。そうそう都合よくステルス迷彩のような量産前の兵器を
現地調達できるとは思えないが、助言に従い、慎重に行動するようにしよう。

>>70
エリアD36の西、だな。覚えておく。状況にもよるが必要ならルートに組み込むことにする。

そうかい。ここのところ激務が続いてるからね。
無理はしないで、体調に異常があったら
ミッションは中止だよ。
生きてさえいればやり直しが効くけど
死んでしまったらなんにもならないんだから。

分かっている。相変わらず心配性だな。それよりこれからの段取りだ。

そうだった。
以前紹介した、めそ・・・ゴ、ゴホン！
この通信は傍受されてるんだったね。
『教授』を覚えているかい？
彼はフィランソロピーの出資者の一人なんだけど、
今回のミッションは彼のセッティングなんだ。

今から18分後に、
先だってネルフ本部に潜伏している協力者が
2分30秒だけネルフ本部のブレーカーを落とす。
短い時間だけど、
これより長くブレーカーが落ちた状態が続くと
電源回線が予備に切り替わって自動で復旧してしまうんだ。

なるほどな。15分で本部の入り口まで行き、2分以内にそこをくぐり抜ければIDカードなしで
入り口を抜けられる、ということか。

その2分30秒の間に、入り口を潜り抜ければ
警報は鳴らないし、監視カメラも心配しなくていい。

オタコン。そこからネルフのシステムに干渉して警戒システムを無力化できないのか？

できるんだけど・・・ちょっと時間がかかるんだ。
ネルフのイントラネットワークは
3台のメインコンピュータと12台のサブコンピュータで構成され
外部のネットワークとは限られたゲートを除いて隔離されてる。
ゲートの開錠コードには「落とし戸付一方向関数問題」を応用した
暗号化技術が使われていて、この解読に手間取るんだよ。
今ここにあるコンピュータだと、そうだね。
概算だけど、運がよければ80年、
最悪の場合1200年くらいで解読できるかな。

話にならない、ということだな。分かった、素直に教授のプランに従おう。
そういえば現地協力者がいる、ということだったが、それも教授が？

そのとおり。
ネルフ内務部所属カジ・リョウジ。階級は一尉。
戦略自衛隊レンジャー、ドイツのＧＳＧ9で訓練を受けてる。
銃器・ナイフを使った戦闘、戦時下でのサボタージュの訓練を受け
医学、薬学、バイオテクノロジーの分野で博士号を持ってるそうだ。

華々しい経歴だな。ミッションを代わってもらいたいくらいだ。

彼は事情があって自由に動けない。
本当は彼はまだネルフのドイツの支部にいることになってるんだ。
こっちの状況は教授を通して彼に伝わってると思うから、
そのうち接触してくると思うけど・・・
一応周波数を言っておくね。140.85だ。
どれだけの協力が期待できるか分からないから、
あまりアテにしないほうがいいかもしれないね。

了解した。ミッションを継続する。

・・・・・・・>600だ！
>600以上生き延びたスレはない！！！

今日も平和そのものだな。

先刻のNN爆雷による被害の状況がまとまりました。
ジオフロント直上からは逸れていたので、本部施設には直接の影響はありません。
MAGIシステムも現在平常通り動いています。
ただ、御殿場方面のレーダーサイトの一部に被害が及んでいます。

森林の合間を縫って本部施設に接近。正面ゲートが見えてきた。30まで接近。茂みに身を隠す。
警備は・・・・歩哨が二人、武装はFAMASと腰に大型拳銃のホルスター。拳銃の種類までは分からない。
監視カメラが一台、ゲートの右手の脇にあるのが、恐らく未確認情報にあったICカードを使ったID認証
システムだろう。協力者がブレーカーを落とすまであと4分。この場で待機する。

電源が落ちると同時に、ゲートを駆け抜ける。歩哨についてはこの際だ、放っておくことにしよう。

それで、戦自はなんて？

電源が落ちた。幸運を祈ってくれ！

現在調査中、だそうです。

こちらスネーク。無事本部施設内部に侵入した。一階入り口近くの部屋に入った。
・・・・ここはどうやら来賓室のようだ。木目調の壁とそれなりに豪華な調度品がある。
カメラや警戒システムの類はない。今、電源が復旧した。しばらく様子を見る。

行動を再開する。ドアから様子をうかがうが、人影はない。全体に明るくて無駄のない施設だ。
身を隠す場所が少ない上に、長い廊下は見通しが効く。正直言ってやりづらい。
M9の麻酔弾の装填を確認、廊下を駆け抜けて次に身を隠せる場所を探す。

・・・・ふう。ツイてるな。誰にも出会わずにエレベータ・ホール脇のトイレに潜り込んだ。
依然ヒト気はない。施設の規模の割りには勤務してるスタッフは少ないのかもしれない。
エレベータ・ホールに階層別の案内図が掲示してあるようだった。確認してみる。

案内図をデジタルカメラで撮影、今トイレに戻って確認している。
オタコン、そちらにも送信しておく。意見があったら聞かせてくれ。
・・・・この図を見る限りだと、少なくとも施設の地下構造は21の大階層とそれぞれに3から5の
小階層からなるらしい。ところどころ工事中のステッカーが貼られているところを見ると、まだ
施設のすべてが完成してるわけではないということか。

食堂、居住区、会議室・・・やはり浅い深度の施設は重要度の低いものが中心だ。
NNP分離施設、剥離実験場、分散HOL試験場、U=C沈殿槽と保守点検班詰め所・・・
何のための施設かよく分からないが、実験室や化学プラント、研究施設が多いようだな。
この案内図の最下層はエリアD36、資材倉庫と中央リネン室、第一から第十一空調施設、
食糧貯蔵庫、浄化浄水施設と主警備管制室・・・・

これより深い深度の施設については描かれていないな。だが、目標の決戦兵器やその関連施設、
作戦発令所や中央電算室はこの案内図に描かれた施設よりも、もっと地下深くにあると考えるのが
妥当だろう。まずは、エリアD36を目指す。

エレベータは二種類あるようだ。
小階層各階に停まる「普通」と大階層にしか停まらない「特急」だ。
今覗いて見たが、「特急」エレベータの中には監視カメラがある。まさか破壊するわけには行かないから
「普通」エレベータを使って居住区のあるエリアA11に向かう。スニーキングスーツのままでは「特急」
は使えない。それに誰がどう見ても侵入者と分かってしまう。居住区で、ネルフ職員の衣服を探す。

エリアA11に到着した。再びトイレに隠れる。ここにもヒト気がない。
施設や装備に潤沢な予算が使われている割には、施設内の対人警戒システムやスタッフが脆弱なようだ。
エレベータ・ホールの案内図だと居住区の通路を抜けた南東に備倉庫がある。ここにならユニフォームの
予備くらいあるだろう。

通路の両側に、職員の私室と思われる部屋がずらっと並んでいる。1000人規模の職員が常時住み込めそうな数だ。
だが実際ネームプレートが入ってる部屋は少ない。やはり実働人員は・・・・
！！

背後のエレベータが着いた。近くの空き部屋に身を隠す。足音が近づいてくる・・・・！
すぐ隣の部屋に入った。ネームプレートは入っていなかったハズだが！？
・・・何かゴソゴソと・・・・これは、シャワーの音？
現在の時刻、勤務交代の時間なのかもしれない。と、なると続いて次々に職員が私室に
帰ってくることもありうる。危険だがイチかバチか、南東の備品倉庫まで駆け抜ける！

こちらスネーク。備品倉庫に到着。とりあえず発見はされなかった。
事務用品や生活用品が種類別にきれいに棚に収まっている・・・・あった。
ネルフ職員の・・・・これは作業用のツナギだな？ブレザータイプの制服もあるにはあるが
東洋人の体型に合わせてあるようで、俺には着られそうにない。大型の工具箱の中身を出して
身に付けていた弾薬や救急キットを移す。帽子も借りよう。目深にかぶれば顔を見られなくて済む。

備品倉庫を出る。これで特急エレベータが使える。
勤務交代時間かもしれない・・・・というのは思い過ごしだったようだ。相変わらずヒト気はない。
次の大階層まで、普通エレベータで降りて・・・うわっ！

さっきの部屋を出てきた女性職員とぶつかった。小柄でショートカット、髪は濡れていてシャンプーの匂いがする。
彼女が落としたラップトップのパソコンと書類を拾う。慌てず、自然に・・・・

女性職員「きゃ、すいません。ちょっと、ぼーっとしてて・・・・」
スネーク「いえ・・・・」

彼女はエレベータに向かうだろう。俺は一旦今きた方向に戻ることにする。気づかれずに済んだようだ。

女性職員「ちょっと待って！！」

！！・・・気づかれた！？振り向かず工具箱にゆっくり手を伸ばす。音を立てないようにフタのとめ具をはずす。

女性職員「動かないで！」

彼女が駆け寄ってきた。銃の類は持ってなかったはず。気の毒だが当身で気絶してもらうか？

女性職員「こっち！ちょっと来てください！」
スネーク「！？」

彼女は俺の手を取ると自室に強引に引っ張りこんだ。・・・・予想外の事態だ。

>101
とんだ茶番ね。
だいたい、本当にうちを守ってくれる気があるなら
爆弾落とす前にさっさと撃墜するでしょうが

まだ表立って我々をどうにかつもりはないということだよ。
表面上は事故を装っているのだからな。
今回のことも、おそらく我々に対する探りのようなものだろう。

女性職員「ほらぁ、こんなになってるのをほっといて！」

彼女はどうやら俺の左腕の怪我に気づいたようだ。貨車から飛び降りた時に樹木の枝が
引っかかって擦りむいた浅い傷だが、傷の面積は広くて一見派手な怪我に見える。

女性職員「男の人ってどうしてこう・・・ヤダ、傷口にも砂が付きっぱなし！ちょっと
　　　　　そのままでいて下さいね、ちゃんと消毒しますから。」

彼女は傷口を水差しの水で洗うと、救急箱を出してきて消毒をはじめた。

女性職員「小さな怪我でも、菌に感染すると大変なことになる場合もあるんですよ。」

器用な手つきで、俺の腕に包帯を巻く。
その手際からネルフ職員は救急医療の訓練もそれなりに行き届いていることが分かる。

女性職員「・・・はい、おしまい。非番になったら包帯は替えて下さい。
　　　　　これ以上怪我をしない範囲で、おしごと頑張ってくださいね！」
スネーク「あ、アリガトウ・・・・」

日本語の礼が「ありがとう」なのは知っていたが、上手く発音できてなかったかも
知れない。彼女は俺の様子を見てクスクスと笑っていた。とにかく侵入者として疑
われてはいないようだ。

(´-`).｡ｏＯ（ネルフ側とスネーク側の動きが微妙にかみあってないな…）

戸口で一度お辞儀をして部屋を出、気を取り直して、もう一度備品倉庫がわに移動する。
廊下の角から見ていると、やはり彼女はエレベータを使って大分下に降りたようだ。
ふう・・・・念のため、少し間を置いてから俺も下を目指す。
今の女性スタッフ・・・・部屋のネームプレートに名前がなかったのが残念だ。
礼も、もう少しきちっと言いたかったが・・・・と、敵の職員に感情移入してるゆとりは
今の俺にはないんだった。何千何万という人の命が掛かったミッションだ。
戦場で心を揺らせば、待っているのは無残な死だけ・・・・そんなことは分かっているハズなのに。

司令、念のためエヴァパイロットに招集をかけますか？

その必要はない。
我々が老人達の遊びに付き合ってやることはない。

オタコン、聞こえているか？
各階のエレベータは一本では繋がっていない。防衛上の理由だろうが、何階か降りるごとに
必ずフロアを通らなければ次のエレベータにたどり着けない構造になっている。この姿なら、
機密水準の低いエリアであれば怪しまれることはないと思うが、慎重に下層に向かって移動する。

>121
しかし、碇。
これだけで終わりとは思えないぞ。
陽動ということもありうる。

特急エレベータを利用して研究施設中心の大階層に到着した。
さすがにここにはちらほら人がいる。みな白衣姿で・・・・しまった・・・
胸ポケットに写真入のIDカードを吊っている。俺はツナギ姿で工具箱を持っており
メンテナンススタッフを装ってはいるが、IDカードはない。

エレベータ脇のトイレからモップとバケツを持ち出し、工具箱はバケツに突っ込む。
廊下の天井から下がっている案内に「ロッカールーム」の表示。
しめた！さりげない足取りを心がけてロッカールームを目指す。

ロッカールームに到着。ドアは施錠されていない。今は誰もいないようだ。
ツナギの前をはだけて、M9を懐に忍ばせる。端から順にロッカーの中を確認するが・・・・
ほとんどが空か、カギが掛かっている。当然と言えば当然だが。このロッカーは・・・・
普通の着替えと白衣の予備がかけてあるが、IDカードはない。恐らく研究施設の多くが、
カードなしでは入れないようになっているんだろう。そんな施設でカードをロッカーに
忘れるような間抜けはそうはいまい。

さて・・・・どうするか。
このまま次のエレベータを目指す・・・・という手もあるがこの様子だと、そこまでにIDカードの
認証が必要になるゲートがあるということも十分考えられる。その場で慌てたのでは遅すぎる。
かといってフロアのスタッフから強奪すれば、いずれ俺の侵入はばれて、高度な警戒態勢がしかれて
しまうだろう。・・・・・どうする？

ここは試しに現地協力者カジ・リョウジを呼び出してみよう。

・・・・こちらスネーク、聞こえていたら応答してくれ。
・・・・タマゴは鍋に入った。繰り返すタマゴは鍋に入った。

スネーク、聞こえる？僕だよ。
連絡が途切れてゴメンね。
実は、装備を積んだバンを、
ハコネ山中のネルフのレーダーサイトの近くに停めてたんだけど、
さっきネルフのスタッフが来て点検を始めたもんだから隠れてたんだよ。

ちょっと見ない間に、
随分頑張ったみたいだね。
テレホ前にこんなに書き込んで
・・・大丈夫かい？

ああ、心配ない。何度かヒヤッとしたこともあったが切り抜けた。階層別の案内図は見たか？

ああいま見てる・・・
けどこの案内図じゃ、
あんまり詳しいことは分からないな。
今は研究施設のフロアだったね。

そうだ。なんとかここまではこれたが、このフロアを自由に動くにはIDカードが必要らしい。

ちょっとまってね。
スネーク、近くにUSBポートの付いた端末はないかい？

端末？・・・・いや見当たらない。
オタコン、端末があったとしても「落とし戸付きナントカ」の暗号は解読できないんじゃなかったか？

落とし戸付き一方向関数問題・・・だよ。
ネルフに外部から侵入するルートは、
君の言うとおりゲートの開錠にとても長い時間がかかる。
でも、内側の端末に接続ができれば話は別だ。
内部のコンピュータ同士の連絡の取り合いに
強力なセキュリティーを掛けてしまったら
動作が遅くなって実用に耐えないからね。
もちろんそれでも電子的な検問や合言葉はあるだろうけど
外との仕切りに比べたら格段に楽に通り抜けられる筈だ。

そういえば・・・・さっき身を隠すために入った居住区の職員の私室には作りつけの
モニターとターミナル端末があったな。USBポートの有無までは確認してないが、常識的に考えて、ないということはないだろう。

その端末に君の持ってるデジタルカメラを接続してくれたら
君のナノマシン経由でデータのやり取りができる。
さすがにシステムをダウンさせたり、警報装置を欺いたり
まではできないけど・・・
もっと詳しい施設の構造や地図情報なんかは
引き出すことができると思うよ。

分かった。現地協力者とも連絡がつかないんじゃどの道選択肢はない。居住区まで
引き返すことにしよう。地図情報が手に入れば、IDカードを手に入れられるか？

それは・・・
正直なんともいえないな。
目立たないようにハッキングするから
12台あるサブコンピュータの内の
一台が統括してるコンピュータ郡、
接続する端末の所属するLANの情報だけ
自由にできると考えてほしい。
その中に、IDカードの保管場所とか
そういう情報があれば、話は早いんだけどね。

僕がその場にいられるなら、
カードの偽造ぐらい訳ないんだけどな。
実物を15分、いや11分拝借できれば
全く同じものが作れる。
スネークに磁気：IC並列認証式カードリーダーも
持たせておけばよかったな。
そうすれば遠隔操作でも多分レベルの低い認証キー
位は作れたのに。

・・・・それを今言っても仕方がない。装備を少なめにしたいと言ったのは俺だしな。
！・・・人が近づいてくる！空のロッカーに身を隠す。しばらく交信は無しだ。また連絡する。

幾ら隠密行動とはいえ、
ちょっとサガリ過ぎかな？
一度アゲて置くね。

それにしても現地協力者のカジはどうしたんだろう。
教授の連絡ミスかな？
もしかすると、
前に情報をリークしてくれてた放火者って人物が
カジ・リョウジなのかも・・・

・・・あまり憶測でものを言うのはよくないか。
スネーク、がんばってくれよ。

　　　　　　　　　　　　真っ暗だ、何も見えないよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうどうでもいいや
　　ア　スカどうしてるかな
綾波？！綾波はどこいったんだ？

！？・・・何だ？
オタコン！聞こえるか！？今、奇妙な幻覚を見た。暗闇に一人ぼっちの少年が・・・・
誰かを必死で呼んでいるようなイメージだ・・・・孤独、恐怖、焦燥感。
それらの入り混じった感情が流れ込んできて・・・・・・気分が悪い。

スネーク、落ち着いて。
ゆっくり深呼吸をするんだ。
今君が見たのは、もしかすると・・・
決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者の精神ノイズかも知れない。

精神ノイズ？

スネークそしてオタコン。新しい情報だ。加時は現在、エレベーター内に作戦部長とともに閉じこめられている。おかげで連絡が取れないようだ。私が変わりにネルフ本部、LCLプラントの地図をオタコンに転送する。以上。

真っ暗じゃねぇか。おい、エド、地図を転送してくれ。

そうだ。
未確認の情報だったから君には言ってなかったんだけど、
今回の目標、人造人間エヴァンゲリオンの操縦方法は
これまでの兵器と明らかに一線を画す方式らしい。
兵器の操縦デバイスは殆ど飾りで、
主たる操作は搭乗者の兵器に対する精神リンクで行うようなんだ。

はいはい、うーんとにゃにゃにゃにゃ。はっきんぐして、地図を手に入れたから スパイク送るよ〜。

にわかには信じがたいが・・・・そんなことが可能なのか？

って、エド！これどこの地図だよ！

にゃー、間違えちった。今度はほんとのほんとだよ〜。

なるほど、ここからしばらくいきゃ、武器庫か。ところで、エド。スネークってやつの居場所わかるか？

僕にも詳しいことは分からない。
でも当然搭乗者の資質には、自分の心理動作を
外に向けて発信する能力・・・一種のテレパシー
見たいな才能が必要なんじゃないかな？

・・・ちょっと待って、スネーク。
例の放火者から連絡だ。
協力者のカジはアクシデントで身動きできないそうだ。
送られてきたのは・・・なんだ？
LCLプラント？・・・すごい！
ダクトや電気配線までがミリ単位で表示できる電子設計図だ。
スネーク、IDカードがなくても、
そのフロアのダクトからLCLプラントに出られるよ。
そのプラントを経由すれば、さらに深い階層にも降りられそうだ。
居住区まで戻らなくて済んだね。

通信を逆探知出来ればわかるよ〜。とりあえず、オタコンのPCにはっきんぐしてみるよ〜。

放火者・・・度々済まない。詮索されるのは迷惑だろうから、協力の理由を尋ねたりは
しないが、感謝している。機会があれば恩は返したい。今は助けられる身の上だが、
力になれることがあったら言ってくれ。
オタコン、地図をデジタルカメラにダウンロードしてくれ。
チャンスを待ってダクトを利用してLCLプラントに向かう。

厨房からのハッキングか！くっ、スネーク達頑張ってくれ！

！！
スネーク、僕のコンピュータがハッキングを受けてる！
Cモードで対応、攻撃ワームを解凍・・・くそっ速い！
駄目だ・・・ふせ・・・ス・・・・の、だけが・・・てくれ・・

なんとか、ジオフロント内に侵入できた。任務はロンギヌスの槍の調査及び危険性があれば封印か。しかし、ジオフロントじたいを封印したほうがいいんじゃねぇか？

ありゃりゃりゃ、エドのはっきんぐつーるが壊れちった。スパイクだめだよ〜。頑張って自分で探してねぇ〜

オタコン！応答してくれ！オタコン！
くっ・・・・どうやら決戦兵器を狙ってるのは俺たちだけではないらしいな。
取りあえずプラント設計図のダウンロードは間に合った。オタコンがハッキングを受けたなら
こっちの位置も状態も把握されたと考えて間違いない。通信を断って痕跡を消す。
速やかに移動して、不測の事態に備えよう・・・・

おい、エド！こんな広いとこどう探せっうんだよ。まっ、なるようになるか・・・

（´-`）.｡oO（どうやって進入したってんだ……）
（´-`）.｡oO（スネーク達の立場無ぇじゃん）

ふう。スネーク聞こえる？
ハッキング戦はどうやら引き分けだ。
5台持ってきたコンピュータのうち2台がクラッシュした。
けど完全にダウンする前に、
向こうにも強烈なドラゴンフライを送り込めた。
多分ダメージがあっただろう。
何者かは分からないけど、
国家機関クラスのサイバーテクニックだった。
これまで以上に慎重にね。

スネーク、聞こえる？
聞こえたら応答してくれ。

放火者がリークしてくれたプラント設計図を詳細に検討してみた。
どうやらLCLプラントは隠匿性の低い施設の下、ではなく
その周りをぐるっと囲むような形で建造されてるね。
かなり大規模なプラントだ。
最後に君がいた位置からだと、
トイレの通風孔からダクトに入り
分散HOL試験場の上を通って
まっすぐ210メートル進めばLCLプラントの区画に入るよ。
プラントに出たらメンテナンスハッチから
第211区画集中共同溝に出られる。
共同溝に沿って下降すれば、さらに深い深度の施設に行ける筈だ。

この設計図には
警報装置や監視カメラの類は画かれてないけど・・・
その手の設備を後から増設していないとは限らない。
油断しないでね。

こちらスネーク。
ぐっ・・・・オタコン、聞こえるか？LCLプラントで待ち伏せを受けた。

何だって！？
無事かい？スネーク！
相手は、
まさかネルフの警備員？

ああ、流石に無傷とは行かないが作戦行動に支障はない。
相手はネルフの警備員じゃない。もっと別の特殊な部隊のようだ。
ステルス迷彩付の装甲服を装備したごついのが5人、一斉に攻撃してきた。
二人を倒し、武器を奪ったまでは良かったんだが・・・・
残りの三人は息の合ったコンビネーションでこっちの退路を断つような戦い方を
仕掛けてきてな、さらに二人を倒したが、残る一人には逃げられてしまった。
左肩とわき腹に浅い傷を負ったが止血の処理は済んだ。
傷そのものより、変装用のツナギについた血痕が問題だ。かなり目立つ。

今死体を調べてるが・・・・三人は白人、一人は黒人、年のころは20代半ば、全員男だ。
認識票や身分証明書など、素性の分かるものは持ってないみたいだな。
それにしても妙な装備だ。アーセナルの天狗兵の武装に似てるようだが・・・・

天狗兵・・・
スネーク！
もしかしてその装甲服、
全身真っ赤に塗装されてないかい？

・・・・ああ、プラントが暗くてよく見えなかったが、改めてみると頭からつま先まで
真っ赤だな。時期がクリスマスならサンタと間違えそうだ。

やっぱり！
間違いない！それは『レッドマン』だよ！
まさか実戦に投入できるほど開発が進んでいたなんて・・・

レッドマン？
オタコン！ジャパニメーションのヒーローの話は、プライベートな時間に千紗とでもしてくれ！
こっちは殺されるところだったんだぞ。

違うよスネーク、
アニメの話じゃない。
『レッドマン』と言うのは米国が開発していた
中央集積演算型包外骨格動甲冑のことだ。
一言で言うと「考えるパワードスーツ」・・・と言えばいいのかな？

もともとは、
軍や警察での格闘技訓練中の
怪我や事故を防ぐためのプロテクターという名目で研究が始まり、予算もついたんだけど
実態はそんな可愛いものじゃない。
複合合成樹脂装甲の防御力は戦車並みで、
最新の能動補佐アクチュエータは装着者にオリンピックのメダリスト
並みの身体能力を提供する。
ここまでなら、
君が今まで戦ってきた「サイボーグ・ニンジャ」や「天狗兵」と
似たような性能なんだけど・・・・

『レッドマン』の最大の特徴は
「ティンカーベル・システム」と呼ばれる経験の蓄積を
動作ナビゲーションにフィードバックするシステムに
対応していると言う点だ。

レッドマン一体一体が経験した実戦のデータを、
ホストコンピュータに蓄積して成功経験は奨励、
失敗経験は修正シミュレーションを繰り返した上で
論理演算の統計処理に反映させる。
そうすることで個人の「実戦経験」を
部隊全体の「実戦経験」に昇華させるんだ。

例えばスネーク、
君が敵に倒されて運悪く死んでしまったら
君が今までに得た経験や知識は失われてしまうだろ？
『レッドマン』を装着した兵士が死んでも、
『ティンカーベル』は生き残る。
装着者の死、その殺された経験をも糧にして
よりしたたかで老獪なオペレーションプログラムを練り上げる。
今はまだ、実戦経験そのものが少ないから、
データの蓄積もたいしたことないだろうけど・・・・
このシステムが中隊、大隊単位で投入されたら、
そのコンピュータの学習能率は付加級数的に上昇するだろうね。
今倒した4人も、最初の二人は比較的楽だったろう？
残り三人が手ごわかったのは、最初の二人の戦闘経験が
残りのメンバーに十分フィードバックされたからだよ。
ティンカーベルが君の戦い方を憶えた、と言っていいかも知れない。
最後の一人を逃がしたのはまずかったかもね。
次に会うときは相当やっかいな存在になってるだろうことは疑いないよ。
気をつけてね。スネーク。

いかん、スネーク
今すぐゲーム機の電源を切るんだ！

＞１８５
ちょっと切れないな・・・

>>185
大佐！？キャンベル大佐か！？
・・・・いや、ありえない。大佐は今は退役し、カンザスで養蜂家をしているハズだ。
通信の混線か・・・・？

>>184
オタコン、こいつらが嫌な相手だとことは分かった。問題は、誰がこの待ち伏せを仕組んだか、だ。
俺がLCLプラント経由のルートを通ると知っていた人物はごく限られている、と考えいていいな。
恩人を疑いたくはないが・・・・一番疑わしいのは・・

・・・僕も同じことを考えていた。
LCLプラントの情報をリークした人物、だね。
彼はミッションのごく初期から僕らの通信を
モニターしていた。
極秘のはずのネルフ本部の事情に明るく、
あまつさえ電子地図をリークできるなんて
不自然だとは思ってたんだけど・・・

だが彼が黒幕だとまだ決まった訳じゃない。先入観を持つのはよそう。
それに今回の俺たちの通信は複数の人間に傍受されてしまってるようだしな。
冷静に考えれば、この通信が傍受できる立場の人間なら誰でも、罠を張るのはたやすい。
俺は彼とは直接会話したが、信用していいという印象だった。根拠のないただの勘、だが。

そうだね。議論しても結論は出せなそうだ。
・・・ところでスネーク、
奪った武器はこれから先も使えそうかい？

いや、残念だがどれも弾切れだ。
おまけに見たこともない大型ライフルで俺の好みじゃない。ああ、この銃。サブ・バレルが
小型グレネードになってるな。実包もある。一発当たりの大きさはショット・シェルを少し大きく
した程度。これならかさ張らない。何かの役に立つかもしれん。六発ほど持っていくことにする。

この次は・・・・メンテナンス・ハッチから共同坑に入って下を目指すんだったな。
ミッションを継続する。

共同坑を降りてるが・・・・勾配がかなり急だ。ほとんど垂直と言っていい。
降りられるところまで降りてみる。壁一面大小のケーブルやパイプがびっしりだ。
この通路自体もたっぷりとした大きさで作られているから、窮屈じゃないが・・・・
大都市の地下さながらだな。とても一国連機関の地下施設とは思えない規模だ。

スネーク、聞こえる？
通信の傍受に対する対抗措置、
こっちでもう少し工夫してみるよ。
いくらスネークでも、度々待ち伏せに会ったら
命がいくつあっても足りないだろう？
この会話も聞かれてるだろうから
何をどうするかは詳しく言わないけど、
単に暗号化ルーチンを変更するだけよりは
ずっとましになるはずなんだ。
システムの構築と置き換えに少し時間が掛かる。
その間通信を切るね。
じゃ、また後で。

分かった。頼む。
う・・・・思った以上に血を失くしたようだ。この共同坑の中は安全そうだ。
俺も少し、休憩を取る。

こちらスネーク。ミッションを再開する。
共同坑ぞいに降りてるところだが・・・・終点が見えてきた。行き止まりだ。
ケーブル類は小さな横穴に分散して壁の中に続いてるが、とてもじゃないが俺は通れそうにない。
近くのメンテナンスハッチから、フロアに戻る。

メンテナンスハッチから外の様子を伺うが、とりあえず人気はない。
十分に注意しながら、外に出る。

ここは・・・・共同坑の中とあまり変わらないな。
コンクリート打ちっぱなしの薄暗い廊下に出た。天井付近にはやはり何本もの
ケーブルが廊下に沿ってのたうっている。空調の効いていたさっきまでの施設とちがって
ヒンヤリと寒い。壁に文字が書いてある。「LVEL 21　B-36」・・・・か。
どうやら最初に見つけた案内図の上での最下層にはたどり着いたようだ。

このあたりはまだ工事中みたいだな。ところどころに建材や作業道具類がまとめて置いてある。
電源車や投光機、ユニット式のトイレ、弁当やカップヌードルのゴミ、ヘルメットがずらっと並んだ
スチールの棚・・・・！
あれは・・・・

君は一体何時間ゲームをしているんだ？
他にすることはないのか？

作業員の置き忘れたジャンパーだ。有り難い！
これを着込めばツナギの血痕を隠せる。
？・・・・ポケットに畳んだメモ用紙が入ってる。書いてある内容は・・・
『F5 R6 Y5 D1 A3 XY』・・・・何のことだか分からないな。
オタコン、このコードに何か心当たりはないか？

>>201
む、また妙な通信か。だが声が・・・・似ている。そんなことはない筈なんだが。
オタコン。聞こえるか？
・・・・暗号化システムの更新が、まだ終わってないのか・・・？

貴方、誰？

！！

!!
俺は・・・・今日付けでこの工区に配属された電気設備の作業員だ。
どうやら道に迷ったらしい。君は？

・・・・沈黙もまた答え・・か。
まあいい守衛に聞く事にしよう。主警備管制室がどっちだか知らないか？

知らない。忘れたんじゃなくて、知らないの。私、3人目だと思うから。

スネーク、聞こえる？
お待たせ。ようやくシステムの立ち上げが終わったよ。
プログラマたちの間で『七鍵守護神』って言われてる方式の
暗号化システムに切り替えた。
七つの異なった暗号プロトコルを
0.1秒から2秒ごとにランダムに
使い分けて通信内容を隠蔽する。
並みのコンピュータで解読しようとしたら
タイムラグができてノイズしか再生できないし、
まともに解読しようとしても単純に7倍の手間が
かかる。これでかなり通信の秘密は確保できるよ。
思ったより時間がかかっちゃったけど・・・

>>208
・・・・不思議な娘だな。これからどこに行くんだ？このあたりは工事中で
あんまり安全とは言えないが、一人で大丈夫か？

>>209
オタコン、今第三者と接触してる。今はまずい。後で連絡する、すまん。

大丈夫。私が生まれ育った場所だもの。

タバコ屋を右にいって交番を左に曲がり５００ｍ直進。
すると警察署がありますので中に入りＢ１に階段で降りて、牢屋が、
ありますので中に入って扉をロックすると右側で手を振っている人達
が見える場所がそうです。
＞＞スネークさん

！！
無線で連絡開始。
侵入者がいる造園をたのむ。

>>211
?・・・・ここが、か？
もしかして、君の両親・・保護者に当たる人が近くに？

ぎゃーーー
（グシャ）

碇司令。

私は２人めだ。

！！
スネーク、そのまま聞いて。
こっちにも聞こえたよ。「イカリシレイ」と言うのは
ネルフ本部の最高責任者『イカリ・ゲンドウ』だよ！
いくら変装してても司令官と鉢合わせするのは
得策じゃない。
タイミングを見計らって、その場を離れるんだ。

>>216
・・・・イカリ、司令と知り合いなのか？つまり君はイカリ・ゲンドウの娘？

追っかけてきます。

いいえ。
あの人にとって、私は代わりの人形。
・・・・でも、いい人よ。

>>221
・・・・そうか。何か、深い事情がありそうだな。だが自分のことを人形だなんて
言うものじゃない。付き添いが必要か？俺でよければ送っていくが？

犯罪に走るなよーーー。
お達者でーーー。

>>222
ダメだよ、スネーク！
司令官のいるところなんて、他の職員も大勢いて
警備も厳重に決まってる。
一見作業員の服装をしてても、
誰かに気付かれる公算が強い。
確かに神秘的な女性なようだけど・・・
放っておくんだ、見つかっちゃうよ！

監視衛星で見張ってるからね。
あと背中にＣ４ついてるよ。

私が行くのは、貴方が入ってはいけない場所よ。

>>226
そうか・・・・。ではここでお別れだな、お嬢さん。誰かの代わりであったとしても
大事にされているならそれは喜ぶべきことだ。いつかその誰かを越えて、君がイカリ
司令にとっての一番大事な人に、なれるといいな。
もう会うこともないだろうが・・・応援している。

私が、一緒になりたいのは・・・・
(Fadeout)

・・・行ってしまった。
不思議だ。今の少女に会うのは初めてのはずだが、
どこかで会った事があるような気がする・・・・

スネーク、聞こえる？
どうやらやんわりフラレちゃったみたいだね。
一時はどうなるかと思ったよ。
いいかい、君は命がけの作戦中なんだよ。
ちょっとした油断が即重大な危機に繋がるんだ。
相手の雰囲気に呑まれて、おしゃべりに付き合っちゃうなんて・・・
いつもの君らしくないよ？

心配かけたみたいだな、すまない。オタコンの言うとおりだ。俺はどうかしていた。
ここは敵の基地で、よりにもよって敵司令官の関係者と立ち話をするなんてな・・・・
彼女がまとっていた空気みたいなものが、そうさせた。・・・そうとしか説明できない。
あの少女はこんな深い深度の、しかも未完成な施設で何をしていたんだろう？
技術者とも警備員とも思えないが・・・・・

こっちでも調べてみたけど、
司令官のイカリ・ゲンドウに娘はいないね。
シンジという名前の中学生になる息子はいるようだけど。
その女の子・・・の正体は不明だ。

ああ、本人も司令の娘じゃないと言っていた。・・・・分からんな。
まあいい。いずれにせよ今回の作戦にはあまり関係がなさそうだ。
ミッションに戻る。

ところでスネーク。
君今流暢に日本語しゃべってたよね。
君にそんな特技があるなんて、知らなかったよ。
どうして隠してたんだい？

ああ、まあな。だが簡単な挨拶を除けば日本語で話すこと自体7、8年ぶりになる。
新兵の頃、半年ほどオキナワに駐屯していたことは以前に話したろう。
そこで仲良くなった現地の人間から教わったんだ。

「仲良くなった現地の人間」って・・・
ははあ分かった。女の人・・・だね？
な、る、ほ、ど、ね〜。
意外とすみに置けないな君も。

・・・・ノーコメント、だ。

あ、そうそう。スネーク。
さっき言ってたメモ用紙に書かれていた
アルファベットと数字のコードだけど。
心当たりは・・・ないなぁ。
なにかの暗号かパスワードなんだろうけど。
ゴメンね、力になれなくて。

ミスターエメリッヒ、聞こえるか？協力者の加持リョウジだ。
連絡が遅れてすまない。こっちで少しトラブってな。
教授から聞いていた周波数、上手くつながらないようだが・・・
聞こえたら応答してくれ。ミスターエメリッヒ。

聞こえましたが、私はエメリッヒではありません。
もう１度ご確認のうえおかけ直してください。

ああ！そうか、しまった。
すまないミスターカジ。
こっちで勝手に通信の秘話コードを
変えちゃったんだ。ちょっとまって・・・

・・・これでよし。
感度良好だよ、ミスターカジ。
僕はハル・エメリッヒ。
教授から聞いてるかな？オタコン、と呼んでくれていい。
よろしく。

スネーク、聞こえてる？
例の協力者カジ・リョウジと連絡が取れたよ。
彼の通信機の秘話コードも遠隔操作で
僕らの暗号化システムとシンクロさせた。
もう直接会話できるはずだ。

>>241
俺のことも「カジ」でいい。
今回のパーティーの主役は？声が聞こえないようだが？

うーん、僕も呼び出してはいるんだけど・・・
何かあったのかな？

・・・ふむ。状況を知りたい。
伝説の英雄は、今フロアのどのあたりなんだ？

最後に位置を報告してきたときには
「レベル21　B-36」って言ってたけど・・・
今はもう多分そこからは移動してる。

第21層・・・なるほど、流石だな。動きが速い。
こっちで用意していた研究施設に出入りできるようになるIDカード・レベル2は
不要になってしまったか。
間に合ってればエレベータで第21層までは楽に行けたんだが。
B−36ならまだ工事の終わっていない区画だな。
工事中の区画では比較的広い部屋を「仮事務所」として使っている。
そこには現場作業員のための予備のIDカード・レベル4が保管してあるはずなんだ。
B-36から東に4ブロック、北に1ブロックいったあたりの部屋。
そのどれかが仮事務所担になってるはずだ。
君の相棒に連絡がついたら、仮事務所を探せと伝えてくれ。
また何かあったら連絡してくれていい。すぐに答えられる、とは限らないが。

こ・ら、まほ・です。たった今・・フに侵入・・した。は・、任・・ネル・・セイントの関係をしら・・・・・ですね。了解しました。

(´-`).｡ｏＯ（あと2回ここ巡回したらトイレに行くか…）

ガキ共のプラグスーツが入っていたダンボール箱を何故、俺が捨てに行かなければいけないんだ！
（ダンボール箱を仮事務所に投げ飛ばす）
はっ、腹が・・ト、トイレ〜。

あ、今日は。別に荒らしに来たわけじゃないんです。私は、ドキュンちせの変わりに謝りに来ました。ごめんなさい。皆に不愉快な気持ちをさせて本当にごめんなさい。だから、もう邪魔しないよ。頑張ってね。

こちらスネーク。オタコン、聞こえるか？
協力者カジ・リョウジの声はこちらにも聞こえていた。が、ネルフ職員らしき人物が
近づいてきたので身を隠していたんだ。今はもうどこかへ行ってしまったが。
職員が用のある部屋。もしかするとカジの言っていた仮事務所かも知れない。
行ってみることにする。

スネーク！
無事だったんだね！
なんだか、すごく久しぶりな気がするよ。
この施設のセキュリティーはIDカードによる
認証システムに大きく依存してる。
他の分野に比べて、対人警戒関係の予算は
さほど大きな枠ではないみたいだね。
IDカード・レベル4を手に入れれば
行動自由度はぐっと増すと思うよ。
頑張って！スネーク！

偽善保全あげ

こちらスネーク。読みは当たった。
どうやらここが「仮事務所」らしい。大きなホワイトボードには汚い字で工事日程が
書きなぐられている。かなり散らかってるな。作業手順、資材の説明、業務管理関係
書類ファイルがデスクの上に乱雑に重ねられている。床にも紙やらダンボールやらが
散らばっていて、間取りの割りに狭い感じを受ける。一番奥に耐火金庫。機密書類や
IDカードが入ってるのは、恐らくこいつの中だな。

スネーク・・・タレコミには気を付けろ・・・
オレはおまえの・・ファンの一人だよ・・

>>256
何者だ？・・・・この台詞、聞いた覚えがある。
が、この通信は『奴』ではない。・・・・ありえないからだ。
「タレコミに気をつけろ」とは、カジからの情報を指すのだろうか？それとも何か別の・・・

まあいい、ミッションを続ける。
金庫に近づく。ん？・・・えらく無造作に投げ出されたダンボールがある。
箱の口から中身がはみ出している。なんだこれは？ウェットスーツ？
にしては生地が薄手で材質も妙だ。鮮やかな色使いの全身タイツのような・・・・
赤、白、青白のツートンの三種類が・・二、三着ずつあるようだ。良く見ると脇や膝
といった良く動かす部分が劣化し、素材にひび割れやほころびが来てるな。
着古した特殊なスーツを捨てた、という感じに見えるが。サイズは背丈は小さい。
しかし各部の太さはかなりゆとりを持って作られてるようだ。
オタコン、これが何か知っているか？

ん？仮事務所のほうで音がしているような気がするが………？
こんな時間に誰もいるはずが無いし、気のせいだな。(そのまま立ち去る)

こちら、まほろ・す・在、セン・・・・マを移動中。もうすぐ・・仮・・に着きます。以上

！
人の気配がする！ふう・・・・どうやら行ってしまったようだ。
ネルフの基地と言うところは・・今までに潜入したどの施設とも似ていない。
設計思想も、人員配置も、遭遇する事態も人物も全て俺の経験や知識で割り切れない
ものを感じる。潜入を開始してからずっとだ。
さっき通ったLCLプラントも、真っ暗で巨大な空間に何か大量の液体が流れている音が
するだけの気味の悪い施設だった。俺は来てはいけないところに転がり込んで、見ては
ならないものを見ようとしている・・・・そんな気すらしてくる。

弱気は禁物だよ、スネーク。
ちょっと作りが変わってるだけで
人が作った施設なんだ。
そして君は一流の工作員だよ。
「超」を三つつけてもいいくらいのね。
ニッポンのことわざに
「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」
っていうのがある。
意味は「不安や恐れを抱いていると
つまらないものも恐ろしい怪物や幽霊にみえる」
ということなんだよ。

困難なミッションだけど君ならやれる。
自信を持って！スネーク！

・・・・？
なんだ？無線の調子が・・・・混線か？良く聞き取れない。
オタコン、奇妙なスーツを発見した、写真を送る。正体を調べてみてくれ。

ああ、今見てる。
！・・・これは！
確か、教授のファイルに・・・
ああ、あった。やっぱり。
スネーク、これは決戦兵器エヴァンゲリオンの
パイロットスーツに間違いない。
精神リンクによる操縦の補助をする機能があるらしい。
スネーク、こっちで詳しく調べて見たいから、
二、三着持って帰ってくれないか？

あまり荷物を増やしたはくない。
どれも作りは似通ってるぞ。オタコン、一着でいいだろう？
色が三色あるようだが、何か意味があるのか？どの色を持って帰ればいい？

そうだね、えーと・・・
赤か、白。いやっ
・・・赤を頼む。
赤いスーツを持ち帰ってくれ。

？
何か態度が変だぞ？オタコン。お前、俺に何か隠してないか？

ばっ・・・な、何を言うんだよ、スネーク！
君が僕に・・・違った、僕が君に隠し事なんて・・・
そんな、滅相もないよ。
つまらないこと聞くなよ。興ざめだ！まったく・・・

・・・・そうか？
わかった、赤いスーツを小さく畳んで持ち帰る。後で教授のファイルは見せてもらうぞ。

！！・・・足音がする。廊下だ。人数は一人、足音の感覚が広い。ゆっくりとした歩調だ。
この人物は・・・音を立てないよう気をつけて歩いている！オタコン、俺以外にも教授は工作員のセッティングを？

いや、そんな話は聞いていない。
フィランソロピーとは無関係の人物のはずだ。
相手も工作員なら、見つかったら危険だ！
気をつけて！

近くにあるダンボールに身を隠す。ここなら、周囲に溶け込めるはずだ。
しばらく交信はなしだ。戦いは避けたいが・・・・

わかった。
もし可能なら
安全な範囲で相手の様子も探ってみてくれ。
僕らと同じくネルフに敵対する勢力なら
共闘できる可能性もある。
そうできないまでも、
僕らが一方的に「利用」できるかもしれない。
安全な範囲で、だよ。ムリはしなくていいから。

わかった、やってみる。

も、もれる……ソ〜〜〜ッと、ソ〜〜〜ッと、

age

・・・・気の回しすぎか。どうやら何かを我慢して歩いているただの警備員のようだ。
俺はまたてっきり、対異星人用の・・・・いや、なんでもない。
なんにせよ戦闘になったら厄介だからな、取り越し苦労で幸いだ。

そうだね、かわいい女性の姿のものとは
流石の君も戦いづらいだろうし・・・
ってあれ？僕いま変なこといったかな？

警備員がそばにいないならチャンスだ。
金庫からIDカードを頂いちゃおう。

ああ、そうしたいのは山々だが。中身が盗られづらいところに金庫の金庫たる所以がある。
当たり前だがロックされてる。ダイヤルじゃなく液晶画面と複数のキーが錠前らしい。
数字、日本のカナ、英字のキーが一通りあるが何を何桁押せば開けられるのか見当もつかん。

グレネードは？
まだ持ってたよね？
それを使って鍵を壊せないかな？

・・・・上手く行きそうにないな。
このグレネードは専用ランチャーから射出されて初めて、爆発までのカウントが始まる構造だ。
直接火にでもくべない限り、思うようなタイミングで爆発は起こせない。それに鍵が壊せても、
むしろ二度と開けられなくなりそうなんだ、この金庫は。逆に爆発が大きすぎる中のカードまで
使えなくなる可能性もある。それじゃあ意味がないからな。

確かにそうだね。
どこかにパスワードを・・・
あ！そうか、上手い！
スネーク、ちょっと前に君は
作業員のジャンパーから
「メモ」を手に入れていたね。
そこに書かれてたコードを
試してみたらどう？
ダメでもともとでさ。

ああ、そういえばそんなメモを持っていたな。
わかった、やってみよう。

・・・・ビンゴ！開いたぞオタコン。
中身は人事関係の書類、紙幣が二束。日本円だ。他には・・・・
いろんな種類の鍵がフックに掛かって並んでいる。このケースは何だ？
ああ、あった。4枚あるが1枚だけもらおう。IDカード・レベル4だ。

確か情報では、このフロアに武器庫があるはずだったな。
このカードで入れるかどうかは現時点ではわからないが・・・・
あの赤い奴ともう一戦交えるにはM9では役不足だ。できれば7.62ｍｍ以上の
口径のアサルトライフルか、口径が小さくてもてっ甲弾のようなものが手に
はいるといいんだが・・・・
次は、エリアD-36にある武器庫を目指す。

?
廊下に何か落ちてるな・・・・これは・・
・・・なぜこんなところに？

やっと、仮事務所につきました。それにしてもこの施設はセイントのものと似ている・・・やはり、ゼーレとセイント間に何か関係があるのでは？とにかく、仮事務所の中を調べてみましょう。

ここには、何も無いみたいですね。確か、武器庫の近くに情報処理室があるはずです。そこに行ってみましょう。

スネーク。聞こえる？
君の近くで極低周波を使った遠距離通信の形跡を感知した。
施設内の連絡でこんなエネルギー効率の悪い通信手段は普通使わない。
どうやら僕ら以外にも、
施設に侵入している外部の人間がいるようだ。

こっちには低周波通信の受信デバイスがないから、
通信の内容までは分からない。
カジが使用していた周波数帯とも違う。
注意して！君のように単独とは限らないよ！

スネーク、
ところで廊下には何が落ちてたの？
割と気になってるんだけど・・・

こちら、放火者。現在侵入している奴等のデータを送る。
スパイク・スピーゲル賞金稼ぎだ。スネークを捕まえにきたらしい。銃の腕とジークンドーの腕はかなりのモノだ。

御神苗優:スプリガンの一人。奴の着ているAMスーツはあらゆる銃弾をはねかえし、普段の三十倍の力を出すことができる。きよつけろ。

まほろ;ヴェスパー最強のアンドロイド。敵意を向けなければ、攻撃してこないはずだ。

!
七鍵守護神も蟷螂の斧、か・・・
放火者。あなたは一体・・・？
僕ら以外にもこんなに沢山の侵入者が？
失礼だけど、ちょっと信じられないな・・・
それにスネークはあなたのことを信じているようだけど、
僕は疑いが捨てきれない。
ネルフに敵が多いのは理解できる。
その成り立ちも振舞いも勝手で強引な点が多いようだからね。
それにその運営には巨額の資金が不透明に動いている。
でも・・・

スネークは聞き渋ったようだけど僕は敢て聞こう。
放火者。
あなたは本当に僕らの味方？
・・・それとも。

聞きたいことはそれだけじゃない。
「七鍵守護神」のクリアリングには
スーパーコンピュータ並みの並列演算処理能力を持った
特殊なハードウェアが必要だ。
一個人の仕業とは考えにくい。
他の侵入者の情報にしても、それをなぜあなたが？

同じく未確認な情報に「タレコミに気をつけろ」
と言うのもあった。
スネークは実際に待ち伏せにあってる。
心配なんだ・・・スネークが。
僕は、銃を取って彼と一緒に戦ったりはできないから・・・

さぁな、あんた達が味方と思えば味方。敵と敵と思えば敵になる。ただ、それだけの存在だ。

応答なし、・・・か。
とにかく君以外の
侵入者がいることは確かだ。
気をつけて、スネーク！

>>295
分からないな・・・
悪いけど、僕のあなたに対する態度は
保留させてもらうよ。

非常事態発生！
NERV本部内にラムダ・スペクトルの発生を確認。マギに侵入しています！
ただちに擬似エントリーを展開します！

こちらスネーク。オタコン、聞こえるか？
今レベル21の廊下を移動中だが・・・前方の部屋から人の気配がする。
奇妙なのはその部屋の前にメイドがつけるようなヘアバンドが落ちていたことだ。
中の人物に気付かれないよう注意して部屋に接近し、中の様子を伺ってみよう。

うぐぅ、変なとこに来ちゃたよ。しかも、迷っちゃった。どうしよう？

Cモードで対応！クソッ速い！

こりゃあ人間ワザじゃないぞ！防壁を展開！

・・・防壁を突破されました！擬似エントリーをさらに展開・・・
失敗！エントリー展開を妨害されましたっ！

うぐぅ、なんかここ銃とかがいっぱいあるよ。ん？案内板にはエリアD-36って書いてある。でも、よくわかんないよ。

パスワードを読んでいます。
12桁、16桁・・・・Dワードクリア！
保安部のメインバンクに侵入されました！

にゃははは、まぎさんこんにちはぁ。

！
警報ブザー！発見された！？
・・・・いや、何か様子がおかしい。くッ・・・目の前の情報処理室に身を隠す！

その必要は無いわ。
正体は、先ほどからの正体不明の通信波と、ATフィールドの干渉で生じている、ただのノイズよ。
人間の思考パターンに酷似しているけど、マギに実害は無いはずです。

むしろ通信中の何者かこそ、お気の毒だわね。
マギの能力のおかげで、暗号を通り抜けたノイズが、まるで本物の人間みたいに反応する。
彼ら、亡霊が垂れ流した妄想を真に受ければ、自滅するでしょう。
労せずして、侵入者は排除されることになるわ。

くっ、リツコはまだ来ないの？！

逆探まで18秒・・・
逆探に成功！この施設内です！・・・B棟の地下・・・
エリアC−36、情報処理室です！

コマネチッ！
コマネッチ！！
（物すごい速さで走り抜ける。）

（・・・わかった、頼む。）
警報を止めろ！誤報だ。検知器のミスだ。
委員会にもそう伝えろ。

！
ネルフの人ではないみたいですね。敵意をもたなければ、危害はくわえません。あなたは誰ですか？

動くな！・・・・女か？
何者だ！？

あ、あのお爺さんに道を聞いてみよう。すみません〜。

しゅわ〜っ！！
（壁を溶かす。）

スネーク！大丈夫？
大分混乱してるみたいだけど！？

>314
なにかね？道迷ったのか。しかたない、発令所にきたまえ。

sageで逝こうよ。

>>316
オタコン！今のところは無事だが・・・
何だ！？この感じは・・・研究棟で経験した精神ノイズ、か？
しかし、何の脈絡もないイメージが次々とわいては消える・・・・
今目の前にメイド姿の女性が見えるが・・・これも幻覚？
む・・・・気分が悪い。

警戒体制を解除しました。
でも・・・いくら無害なノイズと分かっていても、これだけ多くの擬似人格のアクセスを
放置するのは、気持ち悪いですね・・・・

マヤちゃんおつかれ。とりあえず、しばらくsage指向でいくわよ。

MAGIも通常モードに戻します。現在、自己診断中。
・・・結果が出ました。干渉波の影響で内部温度が若干上昇してますが、
許容範囲内です。問題ありません。

警備員A｢？？｣
警備員B｢どうした？｣
警備員A｢警報は誤報だったそうだ。｣
警備員B｢ちッ。何だ………ん？｣
警備員A｢ん？どうした？｣
警備員B｢しっ！………警報は誤報だ、といったな…？｣
警備員A｢ああ……｣
警備員B｢声がする。｣
警備員A｢！｣
警備員B｢情報処理室からだ。｣
警備員A｢………応援を呼ぶぞ｣
警備員B｢ああ。任せた。部屋はオレが見張っておく｣

あと、4スレで警備員が情報処理室に警備員が殺到して来ます。

！
警報ブザーが切れた。警戒態勢は解除されたのか・・・？

総員第一種sage配置だ。ん、冬月なんだその少女は？

メイドの姿もない・・・今の警報で警備の巡回も増えるだろう。
早急にD-36に向かう！

4レスの間違いであったため、残り5レスに延長されました。
警備員A｢だめだ。無線が混乱している。｣
警備員B｢糞！｣

しまった！そこの人、逃げますよ。

D-36の西エリアに到着・・・・資材倉庫か。
よし！このカードで扉は開くぞ。資材倉庫に身を隠し、念のためしばらく様子を見る・・・

なるほど「七鍵守護神」ね。
通常ならトップレベルの堅牢性を誇るセキュリティ方式だけど、エヴァの至近で使用したのが運の尽きよ。
通信方式を変更しなければ、侵入者はトリップ状態が続くことになる・・・・果たして、気づくかしらね。

にょ！乗っ取ろうと思ったら人がいっぱいにょ。

警備員A｢……？誰もいないじゃないか……｣
警備員B｢あれ……？｣
警備員A｢まったく。｣
警備員B｢………配置に戻るぞ｣

だめだ・・・まだメイド服姿の女性の姿がちらつく。
オタコン！聞こえるか？
どうしたらいい？

冬「道に迷ってたのを見つけたのだが」
碇「だからと言って、発令所に連れてくるな」
あ「うぐぅ」
碇「少女。お前の名前は？」
あ「月宮あゆだよ」
碇「どうやって、あそこに来た？」
あ「いつのまにか、あそこにいたんだよ」

スネーク。僕だよ。
今君が見た幻覚は精神ノイズじゃない。
君を中心に奇妙な波形の電磁波が
発生したのを確認した。
パターンと発生時刻から、どうやら
僕らの通信に共鳴して発生したイレギュラー
な電磁波らしい。
それが君の神経系レセプター郡とナノマシン
に影響を及ぼして像を結んだのがさっきの
幻覚の正体のようだ。
今はどう？もう平気？

スネーク！顔を知らなくたって、匂いでわかるぜ。あんたからは血の匂いがぷんぷんしゃがる。
(スネークに銃をむける)

今電磁波の波形パターンを解析中だ。
共鳴の波、片方は僕らの通信だけど・・・
もう片方の波形は見たこともないパターンだな。
ここの設備じゃ、ちょっと正体は分からない。

この様子だと・・・そうか、
どうやら暗号プロトコルと周波数帯を頻繁に
かえる通信方式が原因かもしれないな。

仕方ない、
「七鍵守護神」の使用はしばらく見合わせよう。
これで幻覚は減ると思うけど、
通信は傍受されやすくなる。
注意してね！スネーク。

殺しゃしないさ。賞金がパアになるんでな。

あなた、誰？・・・(スネーク

（耳打ち）リツコ・・・司令と副司令、なにか空間に向かって話し掛けているように
見えるんだけど・・・しかも鼻の下伸ばし気味に。

えっ？（司令塔を見上げて）
ま・・・まぁ、そのうち収まるでしょ（汗）。

>>338
誰彼かまわず銃を向けるんじゃない、若いの。その格好・・・・賞金稼ぎか？
言っておくが俺を捕らえても賞金は手に入らないぞ。

>>339
君は・・・イカリ司令のところに戻ったはずでは？また会えるとはな・・・・
さっき作業員だといったろ？工事に必要な資材を取りに来たんだ。

冬月「碇、ようやく帰ったみたいだな」
碇「ああ」
冬「無事に帰れるといいが・・・」
碇「問題無い」
冬「しかし、あれだな」
碇「なんだ？」
冬「将棋やらんか？」碇「却下する」

俺とオタコンに賞金がかかっていたのは半年前までの話だ。
テルアビブの空港で俺とオタコンはチャーター機ごと死んだことになっている。
死人に賞金を払うほど、バウンティーハンターのギルドも酔狂ではあるまい？
情報が古いんじゃないのか？確認してみることをすすめるが。

そう・・・さよなら・・・

スネーク。君って結構まめだね。
過去ログ読んでもない人にもレスするなんて（笑
ミッションの妨げになりそうなら
いっそ幻覚と割り切っちゃってもいいと思うよ。
ごめん、素のコメントで。

ジェット！こいつが言ってる事は本当か？
ジェット「それがな・・・まことにいいにくいんだが、本当だ・・・」
そういう事は早く言え！くそ！（どっかに行きました）

>>345
縁があったらまた会おう。イカリ司令にヨロシクな。

>>346
そういうな、オタコン。トラブルを楽しむのもこういったミッションの味のひとつだ。
荒らしまがいでない限り、なるべく無視はしたくない。

冬「碇、スネークはどうする？」
碇「しばらく、ほかっておけ」
冬「だが、ゼーレにどう言い訳する？」
碇「老人達には口出しできんよ」

>>347
おい、若いの！・・・名前を聞いておけばよかったな。この施設にここまで深く潜入して
なおかつ俺を補足するとは。情報の精度はともかく、腕がいいのには間違いない。
若いがたいした奴だ。お互い頑張ろうや若いの。・・・センパーファイ。

(見回り中。無線を背負っている。巡回している模様。倉庫に入ってきた。)

まずい！警備員だ。
資材の空ダンボールに身を隠す！

(カツ、コツ、カツ)………異常、無し。(倉庫の奥へと進んでい)
｜　￣￣￣
｜　　□←スネーク
｜　　┌―――――
｜　　｜
｜↓　←警備員　
｜　　

どうしよう、綾波からははぐれるし、アスカは加持さん探しにいっちゃうし。困ったな。ここはあまりこないから、道を知らないだよな。ん？あの、作業員に道を聞いてみよう。すみません。(スネーク

発令所まで、どういけばいいんですか？

>>354
しっ少年！今はまずい！俺はあの警備員に金を借りててな、追われていて
隠れているところなんだ。今は持ち合わせがなくてとても借金は返せない。
悪いが協力して、一緒に隠れてくれ！

えっ？は、はい？！取りあえず隠れます。

・・・・行ったか？

・・・大丈夫なようだ。
すまないな少年。狭いダンボールに、こんなむさくるしい男と隠れさせて。
ところで君は何者だ？ここは子供が来るようなところじゃないハズだが。

ん？誰かいるのか…？(戻ってくる)

？

気のせいか

！
いかん！奴は怒ると友達でも撃ってくるんだ！
場所を変えよう。奥の部屋・・・・・これが武器庫か！
くッダメだ！俺の持ってるIDカードじゃここの扉は開かない！

でじこ様がまたもこのスレを乗っ取ったにょ！何か質問あるかにょ？

「……乗っ取ったにょ！何か質問あるか……」

……あいつ、またテレビ付けっぱなしで巡回かよ……
査定にも響くんだから、その辺こまめにやってくれないと困るぜ。

（ぶちっ）

ナイスフォローだ！
っておかしいな。
僕は誰に話しかけてるんだ？
こっちにも電磁波の影響が？

>363
見てたのに・・・。まぁ、いいわ。碇君を探しに行きましょう。

（そういえばさっき会った作業員の男の人・・・ちょっと素敵だったな。
お父さんに、・・・どこか感じが似ていて。包帯は替えてくれたかしら？）

>364
ああ、俺もここが好きだからな。
……俺は誰に話しかけてるんだ？

>365
うおッ！？何時から居たんだ！？
……まあ、いいか。
碇君なら、小一時間ほど前に向こうの通路でうろうろしていたぞ。

オタコン、聞こえるか？こちらスネーク。
なんだか知らないが礼を言いたい気持ちだ・・・電磁波のせいか？とりあえずありがとうと言っておく。

>367
そう・・・行ってみるわ・・・
トコトコ
・・・なにしてるの？碇君。発令所はこっちよ。

>369
……？　　人違いだと思うが。
いや、オレは日系人のジョニーと言うんだが……(よく見る娘だな……)
その、猪狩(←聞き間違い)って子は俺に似ているのかい…？

ねるふ　ほんぶ　ふくざつです。
まいごに　なるます。
というより　なったです。

スネーク、聞こえる？
武器庫の扉は開けられそうかい？
君に話しかけてきた
少年の正体は分かった？
見かけが少年でも、
見たままの年齢とは限らない。
油断しちゃだめだよ。いいね。

>470
違ったわ。ハリケーンミキサー！
（ジョニー死亡）

>373
うっ・・・！
(ジョニーの死＝アムロ、逝きます！！)
か、は、腹に一撃を喰らったせいで身が………。
(走り去ってゆくジョニー)

>>374
ライデン！ライデーーーーン！！（ジョニー

あ、綾波！ここだよ！

ひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(スネークとシンジとすれ違う)
ん？あの作業員どこかで見たよう……ひぃっ！

>>376
なんだ・・・二人とも、知り合いか？君たちは一体何者だ？
ここにいるからにはネルフの関係者・・・ではあるんだろうが。

と、立ち話をしていると、さっきのあいつが戻って来てしまうな。
どうにかこの武器庫に入れるといいんだが・・・

碇君、こんな処にいたの。発令所はこっちよ・・・

スネーク、聞こえる？
さっき僕らの通信と共鳴した
正体不明の電磁波を覚えてるかい？
気になって突っ込んだ解析をしてみた。

面白いことが分かったよ。
あの電磁波はかなり特殊な電磁波で
特定のエネルギー波の余波として
二次的に発生するものによく似ている。
こっちの観測機器の精度がちゃちだから
確実とはいえないのが悔しいな・・・

それでその「特定のエネルギー波」って
いうのが極めて珍しいものなんだ。
「スカラー波」と言って、簡単に説明すると
物体の質量が時空間そのものに造る歪みが
波として伝わったもの・・・なんだけど。

99年のマクマホン教授の論文でその存在は
予言されていた。けど観測方法の技術は
確立されていなかったんだ。
現在ではスカラー波を追いかける
唯一の方法は副次産物としての
電磁波を計測すること。
その指標して使われている電磁波。
それが今回の電磁波にそっくりだ。

でも肝心の「ネルフがスカラー波を
どういった目的で使用してるか」
は分からない。
そんな兵器今まで聞いたことないし、
もしかしたらスカラー波そのものも
何か他の現象や物質の
副産物なのかも知れない。

一応次に同じ電磁波が発生したら
もう少し詳しい情報が
得られるように準備しておくね。

・・・・・・！？
おい、そこの作業員。どうしたんだ？（見慣れない奴だなぁ…）
セキュリティカードでも無くしちまったのか？
無くしたんならきちんと申請しておくんだぞ。
ん？あ、時間だ。
定時連絡、定時連絡。倉庫、及び武器庫、異常なし。
（倉庫を出てどこかへ行ってしまう）

そう言えば、オレ。テレビつけっぱなしだったような気もするなぁ……
（声と靴音が遠ざかっていく）

・・・・ふう、行ってしまったな。
こちらスネーク。オタコン聞こえるか。

正体不明の子供たちも、警備員もここを去った。結局武器庫は開けられず、だ。
仕方がない、子供たちは発令所に行くといっていた。工事中の区画なのが幸いだ。
足跡がたどれる。とりあえずそっちのほうに行って見ることにする。

・・・！！　何！？

倉庫の入り口ドア、その一枚向こうの装甲隔壁が降りてる！このままじゃ閉じ込められる！
ダメだ！間に合わない！・・・・・
くっ・・・今隔壁が完全に降りた。廊下には出られないし、奥にある武器庫にも入れない。
袋のネズミ・・・いや、蛇だな。

単純に発見されたと言うわけではなさそうだが・・・一体？

！

・・・なるほど。謎が解けた。
オタコン、すまない。しばらくの間通信はできなさそうだ。仕事ができた。

季節外れの装甲サンタの登場だ。妖精憑きの甲羅男。
さっき見たより大きな銃、火炎放射器？背中にしょってる箱は恐らくミサイルだな。
こっちは麻酔弾仕様のM9。こいつはちょっと部が悪いか？かといって逃げ道もない。

奴はまだ俺を探してる。単独のようだ。こっちから機を見て仕掛ける。
カタがついたら連絡する。長丁場になるかもしれないが・・・必ずだ。
このチャンネルが沈んでしまいそうなら上げておいてほしい。

幸運を祈ってくれ！

んん〜〜〜んっんんん〜〜〜〜♪
ん？装甲隔壁が降りてるな。いったいどうしたんだ？故障かな？
ガチャ(隔壁を上げるスイッチを入れる)
ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ
…………？………なんともなってないな…。
あ〜〜定期連絡、定期連絡。こちら倉庫。隔壁が降りていたのでみまわ……り？？
『どうした、応答しろ』
た、たたたったたたたたたったった、大変です。人が死んでいます！
ッていうか、焼け焦げて炭になっています。
背中で爆弾が爆発したような状態です。
周りの物資に炭化した肉片や血がこびりついて無茶苦茶です！
……！！　　ぶ、武器庫の扉が開いています！　
事故ではありません。何者かが侵入して、この男を殺害、武器を奪って逃走した模様！
繰り返す、何者かが武器を奪って逃走した模様！！


(………警備員の頭上の通風孔鉄格子のネジが外され、ばれないようにはめ込んであるのだが、
警備員はまるで気付く事はなかった………)

ageときます。

スネーク、聞こえる？メイ・リンよ。覚えてる？
今回も激務のようね。私も協力させてもらってもいいかな？
中国にはね「長い糸を放って大きな魚を釣る」っていうコトワザがあるの。
ゆっくり構えれば大きな成果があるっていう意味よ。
スネーク、混線が多いようだから任務のことで焦ってしまうことがあるかもしれないけど、
落ちついて行動してね。
今回はコトワザぐらいしか言えないけど、息抜きがしたくなったら連絡してね。
周波数は120.55よ。

　　

あら、これは・・・
（レイはSVインフィニティ・リミテッド5inとマガジンをひろった）
弾も全弾入ってるわ。儲けものね。

こっちに秘密の通路があります！！

儲け物って・・・変だよ、綾波。
なんで、所内なのに銃なんか落ちてるの？

わからないわ・・・でも、この事は二人の内緒にしましょ。（シンジのこめかみにSV5inをつきつけながら）

(・・・ん？なんだか外が騒がしいな……拾った？獣？隠斧？マガジン？何の事だ…？)
からからから。がたん、ざー。ガチャ。
ふう。

!!　ごっ、ごめん、そうだね、はは、は。
（ま・・・・まさか・・・・綾波に化けた使徒!?）

ギィ(←トイレのドアをあけた音)
おわっ！(←キンニクマン風)
なんか女の子が男の子に銃を突きつけてるよ、オイ！
とめなきゃとめなきゃ。ｶﾞﾀｶﾞﾀ(ﾟдﾟ)
どうするべきか、
１見えないふりをして立ち去る。
２一応声をかける。
３引き金を引くために必要な指の腱を切る。
４銃をこちらも向ける。
５もう一度便所に入る。

と、とりあえず見てない不利をしてあっちに立ち去ろう。そ〜〜〜っと。

そう、よかったわ。碇君、発令所に行きましょう。

偽善あげ

カノソラディーヲー！！！またもやってきましたこのラジヲ。今日のお代はこれ！なりきり日記！キャラになりきって空想日記を書いてみよう！どんなキャラでもオッケー！さぁ、逝ってみよう！

作戦失敗！うぐぅ・・・やっぱり夜中じゃ駄目か・・・

月宮アユ『作戦失敗！うぐぅ・・・やっぱり夜中じゃ駄目か・・・』
ふんふんふ〜〜ん。やっぱりアユちゃんはかわいいなぁ。カノンは名作だ。
DC版だけど。そっれ。続き、続き。

ラジヲネルフの時間だ。DJは碇ゲンドウ。
今日のお代は「言い訳でゴー」
面白い言い訳考えるコーナーだ。さあ、素敵なネタを待っているぞ。
ああ、始まりだ。

訳も解らないので例を書く。
例
閉店の時間を過ぎているのに店に来た客の言い訳。
「CMで今すぐお店にはしれっていってから来てやったんだよ」

放送開始からはや、三十分。まったく誰も書き込まない。放送中止の予感。

放送終了。どしょっぱつから大失敗。

ああ、次回は今夜だ。
次は書き込め！

>404
しっかし、あんな魚眼女の何が良いんだろうなぁ……
俺にはさっぱり理解できない世界だぜ。
……で、今度は何してるんだ？

「……次は書きこめ！」
……へぇ、なかなか上手く出来てるじゃんか。MADムービーって言うんだっけか？
何にせよ、これ見たらみんな大笑いだろうな……あの碇指令が、こんな事……

まあ、ばれない程度にしとけよな。
本物の指令に見つかったら、懲戒免職じゃ済まねぇぜ、きっと……

>409
その碇司令本物よ。どうやら最近趣味でラジヲ始めたらしいわ。
ふふふふ。

>410
げ……マジかよ！？
ったく……正体不明の化け物がうろついてるっつーこのご時世に、呑気なもんだぜ……
こんな状態で侵入者なんかに入られたら、この基地、一溜りも無いんじゃないか？

ま、あの厳重な表警備を抜けて入れるような奴が、居る筈も無いか。
ははははは……

碇君とまたはぐれてしまったわ。何処に行ったのかしら・・・

こちらスネーク。
・・・・オタコン。聴・・・聴こえるか？

連絡が遅れてすまない。
く・・・・思ったよりてこずってな。
倉庫内に現れたレッドマンは二体いた。一体は倒したが、もう一体には、また逃げられてしまった。
恐らく最初の待ち伏せの時にもいた奴だ。小隊長だろう。
こっちも大分痛めつけられた。骨折や出血を伴う裂傷はないが、体中火傷だらけだ。
幸いミッション継続は可能だが。少し・・・休息を取る。

はぁはぁはぁ

今度ばかりはもうダメかと思ったが・・・・悪運だけは強いらしい。
場所が資材倉庫じゃなかったら、黒こげ死体になってたのは俺のほうだっただろう。
装甲の継ぎ目や眼を狙ってみたがM9では歯が立たなかった。
一人目は死角からペンキを浴びせ火炎放射器の燃料パイプをかっ切ってやった。
上手く誘爆が起きて、こいつは片付いたんだが・・・・

>815
ドンドンドンドンドンッ！
（SV5inを発射）
効かないわね。やっぱり、この特殊徹甲弾で・・・

問題は二人目だ。こいつにはこっちが身を隠している場所が完全に見抜かれた。
攻撃をかわしながら持久戦に持ち込んだんだが、あまり上手い作戦じゃなかったようだ。
俺はああいうギミックスーツの類は稼働時間がそう長くはないと踏んだんだが、
偏見だったみたいだ。ギリギリで炎を避けながら逃げ回る俺のほうが先に息が
上がってしまった。・・・・歳は取りたくないものだな。

そうしてる内に身を隠す遮蔽物もあらかた焼かれてな。
イチかバチか、まっすぐ突っ込んですれ違いざまにグレネードシェルを投げつけてやった。
それを反射的に火炎放射器で撃った反応のよさがあいつの不幸だな。シェルは至近距離で
したたかに爆発。倒せはしなかったがダメージはあったようだ。恐ろしい程の身の軽さで
換気ダクトに滑り込んで逃げ去った。

タンタンタンタンッ！ドゴーン！
（レッドマン二人目殺害）
早く、碇君を見つけないと・・・

「多くをむさぼると十分に咀嚼できない。」って知ってる？
一度にたくさんのものを習っても深く理解できない、って意味よ。
スネークは付け焼刃の敵たちと違っていくつもの困難を乗り越えてきたじゃない。
弱気にならないで。

・・・・変装用の作業着もジャンパーもボロボロだ。腕の包帯もどこかに落とした。
内側に着込んでいた強化アラミドのスニーキングスーツは・・・大して痛んでないが、
生身の皮膚は火傷になってしまっている。右足は広い範囲で水泡が浮いてるようだ。
ヒリヒリと痛い。メディカルキットで消毒だけしとこう。文字通り焼け石に水だろうがな。

ふう・・・今はフロアとフロアの間の隙間、「中二階」のような場所にいる。
さっきの戦闘で崩れた壁から無理やり滑り込んだ。工事が終わったら二度と日の目を見ない
空間なんだろうが、俺にとってはおあつらえ向きの隠れ場所だ。
レーションを食べて、しばらく休む。燃えカスみたいな作業着も脱いでしまおう。
どうせもうまともな作業員には見えない。

>>421
メイ・リン！メイ・リンか？本当に？
よくこの周波数が分かったな。久しぶりだが、元気そうで何よりだ。
戦闘の間は通信を切ってたんだが、もしかしたら無視した格好になったか？
そうだったらすまない。今回は本当に危なかったんだ。

それよりメイ・リン。「レッドマン」について何か情報はないか？
今はまだNATIC・・・・国防省の兵器開発局に在籍しているんだったな。
オタコンの話ではあのロブスターの化け物はメイドインU.S.Aだそうだが・・・・

スネーク聞こえるか？連絡遅れてすまない。おわびといっちゃなんだが、エリアD-3の倉庫にいい物がある。気にいるかわからないが・・・

オタコンの言ったとおりだ。戦えば戦うだけこっちが不利になるのを実感する。
長年連れ添った夫婦みたいに、こっちの動きが手玉に取られるんだ。
装甲も厚くパワーも火力もある。おまけに実戦投入前の兵器のはずなのに稼働時間も十分ときてる。
なぜ正式採用されないんだ？俺の知る限り個人兵装としてはかなり完成されたシステムに思えるが。
コスト面の問題もあるんだろうが、それ以外にもなにか理由が？
あのコスプレ野郎に見た目の派手さ以外の欠陥があるんなら教えてくれ。

……スネーク。
中国では「米が煮えてしまうと飯ができる」って言うことがあるの。
事すでに成って、もう変えられないことのたとえよ。
許さないんだから。

スネーク、情報はないの。
本当に今回はプライベートでやっているから。
お役にたてなくてごめんなさい。
息抜きにまた話してね。
一応言っておくけど、
私の周波数は、120.55よ。
でも私のは他の人に筒抜けになってしまうようだから。
セーブしたくなったら言ってね。

(スネークのところへ話し声が聞こえてくる。よく聞こえてはこない)
A｢………どうや……侵入……｣
B｢敵………まさ……できるは……｣
A｢それが潜………らし…｣
B｢何！……当の事だ……｣
A｢警備を……しなければ｣
B｢わかった。｣

>>424
ああ、聞こえてる、カジ・リョウジ。こっちはなんとか正気を保ってやってる。
赤い装甲服の部隊に奇襲を受けた。念のため聞くが、奴らはネルフの所属部隊か？
あるいはその手の部隊や兵装に心当たりはないか？
エリアD-3か、ちょっとまて・・・・
・・・ここからだと、かなり距離があるな。様子を見て、
できれば覗いてみることにしよう。情報の提供に感謝する。

いや、違う。もしかしたら、戦自の部隊かもしれない。こっちで少し探ってみる。あと、以後俺を呼ぶときは「鈴」とよんでくれ。
コードネームさ。こっちもばれると色々まずいんでね。

どうやらさっきの戦闘の跡が発見されたようだな。まあ人間戦車がアレだけ派手に暴れたんだ、
発見できないほうがどうかしてる、というところか。

>>426
プライベートでスパイ活動のバックアップとは、相変わらずだな。
・・・バースト通信の解読ソフトを俺のファンに配ったのは君か？
オタコンが泡を喰ってたぞ。通信方式を変更したら妙な幻覚に囲まれるし。
力になろうとしてくれる気持ちはうれしいが、こういうことはやる前に一言相談してくれ。
まあなんにせよ、お互いまた生きて話せたことは素直に喜んでよさそうだ。
また何かあったら連絡をくれ。こっちも寂しくなったらコールする。

>>429
鈴の音に誘われてヘビが這う・・・・『パリサイ人からの手紙第7章の11節』だな。
分かった。だが俺は「酒樽に落ち、酔い溺れて罪をあがなう」つもりはない。
頼りにしてるぞ。できれば、いい音色を聞かせてくれ。

>431
は、博識だ！！
………俺はいったい誰の言葉に反応したんだ？
疲れているんだろうか。

まさか吉野家で牛丼をかけられるとは・・・シナリオ外だ。
>432
何をやっている。持ち場に戻れ。

>433
ハッ！
………吉野家？何の事だ？………気のせいか？

スネーク！無事だって信じてたよ！
こっちはいろいろ大変だったんだ。
近くで痴漢騒ぎがあったらしくてね、
悪いことにその犯人の背格好が僕と似てたんだよ。
ニッポンの警察に職務質問されて、
手一杯だったんだ。

また一体やっつけたんだね。
『レッドマン』は試作段階の兵器だ。
今回、実戦に投入されてるとはいえ、
そんなに数がそろってるとは思えない。
システム自体の完成度は高くて、
敵に回すのは厄介だけど、これから先
10体も20体も出てきたりはしないと思う。

それと、こっちでも心当たりをいくつか当たって
レッドマンの弱点や問題点を探ってる。
スネークの言うとおり、あそこまで完成してて
正式採用に踏み切られていないのには
きっと理由があるはずだ。
何か分かったらすぐに知らせるよ。

火傷の具合はどう？痛むかい？
無理をしないで、休むときはきっちり休んだほうがいい。
自分が生身の人間だってこと、忘れないでね。

・・・・・オタコン、か。
どうやら俺は、少し眠っていたらしい。夢を見た。新兵の頃の夢を。

夢？
オキナワの女の人の夢かい？
起こして悪かったかな。
こんな質問も、
君には不愉快だった？

いや、いい。その通りだからな。それにもう、昔の話だ。

今は安全な場所だったよね。
よかったら、少し話をしないか？
君が自分のことを話すのが苦手なのは知ってる。
でも、たまにはいいだろ？

どんな、女性だったの？
スネークに日本語を教えた人って。
軍属の女性兵士？

・・・・いや。日本には「軍」はない。セルフディフェンスフォース・・・
「自衛隊」は「軍」とは言わないらしい。彼女は軍属ではない。外国人居留地の学校の先生をやっていた。
酒場でからまれていたところを助けたのが縁でな、空いた時間で俺に日本語を教えてくれたんだ。

物心ついたときから戦場を渡り歩き、荒んだ世界しか知らない俺にとっては
彼女と過ごした時間は・・・・ほとんど奇跡のように感じられた。
一緒に食事をしたり映画を観たり・・・普通の恋人同士のように。
戦う術と殺しの技しかしらないこの俺が、だ。
結局、長くは続かなかったが。

二人の間に何があったの？
どうして、別れちゃったんだい？

俺の任地が変わった。それだけのことだ。俺から彼女に別れを告げた。
後から仲間に聞いた話じゃ、土地の名士の家に嫁いだらしいが・・・・
その後のことは分からない。調べようともしなかった。

俺は親の愛を知らん。愛情がどんなものか分からない。
女を抱くことはできても、子を成すこともできん。
恋人としても、夫としても、父親としても欠陥品だ。
彼女は嫌いじゃなかったが、幸せにすることは俺にはできない。

・・・だから、メリルとも別れたのかい？
愛情が分からないから？
幸せにできないから？

・・・・

そうだ。俺は男としては欠陥品だ。俺の居場所は戦場にしかない。

こちら、鈴。
解ったことがある。君が言っていた奴らだが、戦自の特殊実験部隊だ。それ以上はここからじゃわからない。あと奴等には発信機が埋め込まれている。武装を持って逃走した時の保険だとおもうが・・・その周波数を送る。以上。

スネーク、聞いちゃった。
初めてスネークと会話したとき、伝説の人が口説いてきて、
とても軽い人だと思ったの。
でもやっぱり違うね。
私、スネークは、
一人でいろいろ背負いすぎだと思うの。任務と同じで、ね。

スネーク。
女の人はね、幸せにしてくれる人よりも
「この人と一緒なら不幸になってもいい」
と思える男を好きになる・・・って言うよ。

それに、ミス・オキナワと別れる時に、
君はそうしたくない、とは感じなかったのかい？
もう少し一緒にいたい、とは思わなかった？

>>447
背負いすぎ・・・・か、誰かに肩代わりしてもらえる問題じゃないが、
そうだな、今後は時々こうして誰かに話をするのも悪くないかもしれない。

>>448
別れたかったと言えば・・・・・嘘になる。

ん？消毒液の匂いがするな……？
どこからだ…？
こっちか……。
(スネークのいる中２階の辺りまで来る)
？
この辺りから匂うんだが……

>>448
フフ。それってほんとに女心を理解してるの？
少なくとも私はそうだけどね。

>>449
それが「愛情」だよ。

と、カ・・・じゃなかった『鈴』から連絡だ。
「レッドマン」が戦略自衛隊の実験部隊だ、と言ってる。
この周波数・・・レッドマンの追跡マーカーだ！
ちょっとまって・・・

・・・よし！
君のソリトン・レーダーにデータを送信した。
周辺の音響水準にもよるけど20メートル以内に
レッドマンが現れたら画面に黄色の光点が出る。
背後を取られたり待ち伏せされたりする危険性は
大分減るよ。

………………？
気のせいか………？
(去ってゆく)

>>451
メイ・リン！久しぶりだねぇ！
元気そうで安心したよ。
僕の知識は、残念ながら本から得たものばかりだ。
女性の心理は複雑怪奇で僕が一番苦手な命題でね。
でも最近は完全に理解する必要はないんじゃないか、と
思い始めたよ。

男も女も謎があったほうが面白い。
それに女心を理解できてなくても
女性を好きになることはできるし、
優しくすることもできる。
そうだろ？

・・・なーんてちょっと僕らしく
なかったかな。

>>454
久しぶりね。
またスネークに間違ったコトワザ教えてない？

そんなことが聞けるなんて、驚き〜

オタコン、おしゃべりはここまでにしよう。

>>446
ヘビから鈴へ。その情報は確かか？襲ってきた兵士のうち、少なくとも三人は欧米人だった。
戦略自衛隊にも外国人くらいいるだろうが、実験部隊なんて特殊な部署に3人も配属されている
というのは、ちょっと不自然な印象を受けるが？
それとも、もともとの開発元である米国と戦略自衛隊の間に何か取引が？

ネ・・・・は・・・いなヒゲオヤ・・・・・弟揃っ・・・びに・・・・・・・・

>>455
や、やだなぁ・・・
もうあんな柄にもないことしてないよ。

驚いた？僕も変わってるのさ。
こういうのを君の国では、
「男子三日会わざればカツ目してこれを見よ」
って言うんだったね。
意味は・・・言うまでもないか。
これこそ孔子に教えを説く・・・かな？

どうだい？
頑張って勉強してるだろう？

鈴から蛇へ。
それは、米軍がその装甲服を様々な気候で試す為に戦自に依頼したんだろう。
それで、これは推測だが君が侵入した事は事前からしられて板野かもしれない。君を殺すにはそいつに使い慣れた奴がやったほうがいいからさ。あくまでも推測だがな。

>458
…ガガガ………釈迦に説法とも言うぞ………

それからしばらく、連絡できなくなる。こっちにも色々仕事があるんでね。

>>461
分かった。また何か掴めたら頼む。オーバー。

さて・・・・十分休んで気力も体力も大分回復した。
意外場面で意外な人物から恋愛カウンセリングもしてもらえたしな。
火傷の痛みは相変わらずだが、苦痛は無視できる。ミッションを再開しよう。
「鈴」からの情報にあったエリアD-3の倉庫を目指す。

警備が強化されている模様だ……

碇君はどこにいったのかしら・・・
さっきの赤い奴にやられてないといいけど・・・

・・・・巡回の警備員が増えてる。こっちの変装の装備も今はもうない。
状況は厳しいな。できるだけ中二階の中を利用して目的地を目指し、姿をさらして
移動する距離が最低限になるようにしよう。

・・・・ダメだな。ここから先は壁材がまだついてない。
南に3ブロック、東に2ブロックの間は、廊下に出て進むしかない。

・・・行くぞ!

>465
げ……やっと見つけたぜ。
おい、さっきから『レッドマン』壊して回ってたの、お前だろう？
いいか、あれはここの警備と防衛をだなぁ……（小一時間ほど説教）
……と言うわけで、敵じゃないんだ。
碇やお前はもちろん、ここの関係者を傷つけるようなことはまず無い筈だ。

だから……これ以上施設を破壊しないでくれ。
さっき指令から『お前の監督不行き届きだ。給料から経費天引き』って言われてな。
……さ、行くぞ。

〜〜〜♪
あ、定時連絡、定時連絡。異常な……あり。
敵発見、敵発見。応援を頼む！
糞！喰らえ！！(銃を乱射しながら下がってゆく)

・・・・曲がった先の進路に警備員がいるようだ。
気の毒だが、ちょっと眠ってもらう。

麻酔弾は頸部に命中。警備員を昏倒させることに成功した。
こいつをこのまま引きずってD-3の倉庫に身を隠す。

早く！誰か来てくれ！逃げられてしまう！！

>>470
大きな寝言だ・・・仕事熱心な奴のようだ。こういう人間は敵とはいえ敬意を覚える。

俺の動きのほうが一瞬だけ速かった・・・・もう少しでも遅れていたら、
寝言のままに通報されてしまっていただろう。紙一重だ。危なかった・・・・

スネーク！だめだ！隠れて！
敵の増援はそっちに向かってるみたいだよ！

>470
(ん〜。あいつまた酔っ払ってるのか？)
あ〜こちら本部。前向きに善処しておくから顔を洗って来い。
オーバー。

何！？
遅かったか！
分かった。眠ってる警備員をロッカーに隠して
俺は通気ダクトの奥、ダクトの角を曲がった死角に身を隠す！

>467
レイここにいたか。いくぞ、レイ。
なに？シンジがいない。おい、お前。エヴァ初号機パイロットを探してこい。
(シンジめ、また迷ったな。)

・・・誰も来ないぞ。
大丈夫だった・・・・のか？

いや・・・・
外から微かだが人の気配がする。もう少しこのまま様子を見る。

(あまり装備を付けてはいない)
A「また通報だぜ」
B「おいおい。これで今日7度目だぜ。おまけに、一回は誤作動だったしよぉ」
A「面倒だからさっと流そうぜ」
B「ああ。」
(スネークが隠れたロッカー付近に来る)
A「異常なし」
B「え〜。異常なしですので、これから戻ります。どうぞ」
詰め所『了解』

足音が去ってゆく

ふう・・・・
今度こそ大丈夫・・・か？

(D-3倉庫前)
ぶ〜〜〜〜。冷えるなぁ……。うっ！は、腹が……(脱兎の如くトイレへ)
(スネークが来る前に倉庫前の警備はいなくなった)

スネーク、聞こえる？
「鈴」が言ってた情報について裏が取れた。
結果は、鈴が言ってた内容、
半分正解で半分間違ってる。
「レッドマン」の光学迷彩には
ニッポンの大手光学機器メーカーの
技術が使われてるようだ。
戦略自衛隊にも観測機器や照準器、
戦闘機のガンカメラなんかを収めてる
「トーア・オプティック」ってメーカーだ。

先月から新型ステルス迷彩テストのための
日米合同での評価訓練が申請されている。
でも場所はそこじゃない。
赤木山麓の新演習場ってことになってるな。
うーん・・・胡散臭いね。

日本製光学機器のテスト、なんてお題目で
ホントの目的は合法的に
米軍の特殊部隊を日本で活動させること・・・
ってところじゃないかな？
米軍の実験小隊が丸々ひとつ、
今は一応「戦略自衛隊第3実験小隊」ってことで
国内の活動を許されてるみたいだ。
けど正確な人数やレッドマン自体の
配備数は高度な機密に指定されてる。
ロボハッカーにセキュリティーを
破らせてみてはいるけど・・・
時間が掛かりそうだ。

調べた限りじゃ手続き、書類上
なんら問題はないけど・・・
実際のところ、レッドマンの装着者が
本当に米軍の兵士なのかも怪しい。

注意して、スネーク！

ネルフ、国連、戦略自衛隊に、今度は米軍か。放火者の正体も未だ不明・・・
話は単純ではなくなってきたな。ま、いつものことだが。
オタコン、教授に言っておいてくれ。
次からは潜入する相手の周囲や背後の勢力についてもっと詳しい調査と事前のレポートを
要求する、と。「次があれば」の話だが。

わかった。

・・・チャンスだ。警備員がいなくなった。D-3倉庫に侵入する！

ここは・・・・
どうやら荷受直後の資材を当座置いておくための倉庫だな。
まず、まとめてここで受けて、種別ごとに仕分けしてそれぞれの倉庫に分配して片付けるのだろう。

ほとんどが建材や工具なんかの工事関係の資材だ。こっちは食料、飲料、医薬品・・・・
？
ちょっとまて、これは・・・・
いいぞ、チャフ・グレネードだ。これは使える。
ムリせず身につけられるだけ・・・4個もらっておこう。
他には・・・・工作員向けの荷物はない。まあ沢山あっても怖いがな。

このシャッターは・・・・
資材搬入用の大型エレベーターか。ここが最下層には・・・・なってないみたいだな。
シャッター脇のこの扉、メンテナンスハッチ？
ここから下に降りられるかもしれない。入ってみる。

それにしても・・・
よくやっつけられたね。
レッドマンを。生身の君が。
本当に君には驚かされるよ。

そのころ、ネルフ内の一室で、一人の男がビデオを見ていた。
その男は、老人であった。
白いヒゲ。長く、白い髪を、後ろで一つに結わえている。
左腕で、右腕を押さえていた。
その右腕だけが、異様なまでに太かった。
「いいぞ……兄弟。」
その男が見ていたのは、スネークと、レッドマンとの倉庫での戦闘であった。
いつの間に撮らえたものなのか？
その男は、実に嬉しそうに、その画面を眺めていた。
「待っていたぞ、兄弟。今のところは、予定通りだ。」

運が良かっただけだ。
あのツノ付きの隊長が、俺の投げたグレネード・シェルに反応できないボンクラだったら、
今頃俺は地獄で悪魔とクリケットでもしてるところだ。自分の生首でな。
それに・・・・

それに・・・なんだい？

いや、なんでもない。恐らく思い過ごしだろう。気にしないでくれ。

そんな・・・
そこまで言ったなら最後まで言ってよ！
そんな言い方されて、
どうやったら気にせずにいられるっていうんだい？

気にしなければいいんじゃないのか？
・・・・なんていうのは流石につれないか。
レッドマンの隊長な、
俺が真正面に飛び出した時に撃つのを一瞬ためらったように感じたんだ。
感覚で捉えられるか否かのほんの刹那、なんだが。
俺を見て動揺した・・・・のか、あるいは着てる人間はあまり実戦経験がないのかもな。

システムの処理落ち、
かも知れないよ。
それに米軍の兵士なら
君の知り合いだったのかも。
レッドマンは優秀な兵器だけど、
着てる人間の心の動揺を
カバーする性能はない。

ま、着てるのが誰であれ、
機会の調子が悪いのであれ、
敵として向き合ったら
ためらうのは命取りだ。
隙があったら容赦しちゃダメだよ！

分かってる。
敵に情けをかけられるほど俺は自信家じゃない。
そうして生き残れるほどの才覚もない。
なにより・・・・俺はクリケットは苦手だからな。

そうならないように全力を尽くすさ。

「スネーク。スネーク。聞こえたら返事をしてくれ。」

「返事がない……。と、言う事はあれは噂だったのか。良かった………」

あれ？
おかしいな・・・こんなところに来るつもりじゃなかったのに・・・。
資材用エレベーターなんて、初めて見たよ・・・。

>498
シンちゃんここにいたの。発令所はこっちよ。

冬「五百だな」
碇「ああ、ようやく半分だ。」
冬「碇、このスレは千になると思うか？」
碇「キャラハンが飽きなければいくかもしれん」
冬「ところで、碇。しょう・・」
碇「やらん」

あげちまえー！

>501
ageるだけで何もしないなんて、不潔。
・・・あれ？ わたし何を言ってるの・・・？

スネークはどうした。飽きたのか？

まあ、どうでもいいが。
ああ、独り言だ。
何だ冬月、その目は？

・・・なんだかにぎやかだなぁ。
スネーク、聞こえる？僕だよ。

今、資材搬入用の大型エレベーターの前、だよね。
これは一般論だけど兵器の格納庫ほど
物資の往来の頻繁な部署はない。
新型で規模の大きな決戦兵器となれば尚更だ。
そのエレベーターが更に下に伸びているんだとしたら、
行き着く先はエヴァンゲリオンのハンガーか
少なくとも関連部品や資材、燃料や弾薬の倉庫・・・
だと思う。機密に近い分、警備も厳重なはずだ。
機械警備だって、流石に今後は増えてくるだろう。

受けた傷は痛むだろうけど、
君の肩には何千何万という難民の生活が
かかってるんだ。くじけないで、スネーク！

>>504
こちらスネーク。感度良好だ、オタコン。
「爆砕ボルト」と表記されたダンボールに身を隠し、エレベーターに紛れ込んだ。
運ばれた先は・・・・またここは倉庫のようだが。

！！

なんて規模だ。今までの倉庫とは桁が違う。
目の前のこれは・・・巨大なコンセント、か？一戸建ての家ほどもある。
壁には埋め込まれるようにして、ライフルのような武器が格納してあるがこれもでかい。
拳銃・・・・デザートイーグル風の造りだ。ナイフに槍、斧・・・あっちのは刀か
どれもこれも見覚えのあるデザインだが、大きさのスケールが大きく違う。
遠近感が狂う。自分が小人になったような気分だ。

・・・・途方もない武器が並んでるが、どれもこれも単体じゃあ使い勝手が悪そうだ。
ということは、これは「オプション」。ネルフの極秘決戦兵器とは、大型の極めて
人間に近いフォルムのもの、と考えて間違いなさそうだな。

あれ？やだ！お気に入りのブローチ、どこかに落としちゃった！
あれ、お母さんからもらった大事なものなのに・・・
第二発令所の辺りかしら・・・？それともさっき部屋に帰ったとき？ああ、もう！

>>496/497
大佐・・・？キャンベル大佐か？
いやそんなはずはない。退役した大佐はカンザスでのんびり暮らしているはずだ。
疲れてるのか・・・・俺は。

あっちに置いてあるのは鎧・・・・装甲板の予備か？紫色で独特の光沢がある。
接近してみる。

スネーク、オタコンだ。
装甲板に近づいたら、
写真を撮って送ってくれ。
一枚取ったら二枚目は
角度を変えて撮影するんだ。
写真に写った物質の反射光、
その分光スペクトルを解析すれば
表面素材の組成について
いろいろなことが分かる。

それから一応、その巨大な武器も。
最終目標の決戦兵器の写真と一緒に
僕らのHPで公開しよう。
大分本命に近づいてきた感じだね。
頑張って、スネーク！

分かった。だが武器のほうは、写真にとってもできの悪い合成写真にしか見えないぞ。
実在の武器をそのままスケールアップしたような造りだからな。写真でだけ見たなら
悪い冗談にしか思えん。今こうして目の前にあっても、現実感が沸いてこないくらい
だからな。が、なんの役に立つかわからん。また今度来た時に、とも行かないだろう。
武器と装甲板、写真にとって送付する。

・・・・今送った。

受信した。

・・・これは、
・・・ふむ、変わった組成だね。
M.I.T、マサチューセッツ工科大学の
データバンクにアクセスして照会してみよう。
ちょっと時間がかかるかな。
何か分かったらまた連絡するよ。

あきはば〜ら♪
あきはば〜ら♪
てんちょさんのおつかいにょ〜♪
（スネークのいる所に近づいてくる。）

頼む。

！

誰か近づいてくる。積まれているコンテナの下に身を隠す！

あきはば〜ら♪
・・・
血と火薬の匂いがする。
きのせいね・・・

あきはば〜ら♪
あきはば〜ら♪
（そのまま、何処かに去って行く）

第１３格納庫に高エネルギー反応！
パターン・・・萌葱（もえぎ）色？？

あ、いえ、パターンロスト。
どうやらただのノイズだったようです。

>507
ああ。やっぱりスネーク、君なのか！？
昔の軍の知り合いから聞きつけた情報で君のことを探していたんだ。
情報が大きく漏洩している。
そうでなきゃ、引退したこんな老いぼれにまで君の潜入情報が入ってくるはずがないだろう。
よく聞いてくれ。スネーク。
おそらく、君もオタコンも何者かに騙されているはずだ。
情報提供者が怪しいのではなく、その情報提供者すら知らず知らずに操られている可能性もある。
いいか。これは引退した年寄りの老婆心からの忠告だ。信用しようがしまいが勝手だ。
スネーク。私はここで君の無事を祈っているぞ……今となっては君の無事を祈る事しか出来ない自分が嘆かわしい……。

冬「現れたな」
碇「間違い無い。でじこだ」

>>517
大佐！・・・元気そうだな。何よりだ。養蜂の方は上手くいってるか？
以前もらった手紙に、今住んでる村は空気が良くて気候も温暖だと書いてあったが。

何者かに騙されている・・・・本当か？大佐。やはりそうなんだな。
情報が漏れているのは薄々感じていた。実際、正体のはっきりしない特殊な部隊に奇襲を受けてる。
だが、ここまで来て尻尾を巻いて逃げるわけには行かない。来月の先進6各国経済会議・・・V6。
その席で新たな年度の国連予算の決議が取られる。今ここでネルフの巨額浪費を暴く意義は計り知れない。
それに大佐、あんたは俺に教えたはずだ。
「必ずやり遂げるという強い意志、それを両足と撃つ弾丸に込めろ」とな。
俺の意志はまだ衰えちゃいない。忠告はありがたいが・・・・
危険を冒すものだけが勝利する。

話ができてうれしかったよ、大佐。生きてここを出られたら、オタコンと一緒にそっちを尋ねよう。
ロシアンティーを用意しておいてくれ。ジャムでも、ママレードでもなくハチミツで。

>519
………わかった。スネーク。
私も年をとって覇気が萎えてしまっていたようだ。
その通りだ。最後までやりとおすという強い意志が、戦場で最も重要だったのだ。
やはり私は年をとりすぎてしまっていたようだ……ありがとう。
スネーク。それじゃあ、私も軍の知り合いから情報を収集しておこう。
もっとも、この通信はその古い知り合いのものだからそう簡単に連絡は出来ない。
養蜂の仕事もあるのでね……。
君が帰ってきたら私は久々に紅茶とジャムを抜いたロシアンティーをいただく事にするよ。
祝杯で、ね。

あげてみたり。

スネークは今日はもうこないのか……

……ハッ！寝ていたらしいな。俺は。
…………何か寝言でも言ったのかな？妙な違和感があるんだが……。

ああ、なんか言ってたみたいだな。蛇がどうとか……
何にせよ、あと一時間もしないで交代だ。もうちょっと頑張ろうぜ。

スネーク。聞きこえる？僕だよ。

スペクトル分析の結果が出た。
91.1％の確率で、写真の装甲板の素材は『単結晶カーボネイト』という合成樹脂だ。
去年の冬、カーネギーメロン大学の研究室が開発したばかりの「グルーオン＝CP対称結合」
という技術を応用した生まれたてホヤホヤの最新素材だよ。

合成樹脂ではあるんだけど、特殊な製法で物理的特性を変化させ、
大きな部材がまるでたった一つの結晶のように振舞う・・・つまりちょっとやそっとじゃ
割れたり裂けたりしない塊になるってことだね。
破断圧力は15700ｔ/立方センチメートル、融解温度は摂氏1650度、元が樹脂だからかなり弾性もある。
これだけ聞けば理想の装甲なんだけど、実のところ欠点も多い。

第一にコストだ。
材料よりもむしろ、製作に必要な施設の建造にとてもお金がかかる。単純に比較はできないけど、お膝元のカーネギーメロン大学では、
1セント硬貨程の単結晶ナイロンの切片を得るのに17000ドルの費用をかけた、と言われている。
そんな大きな装甲板を製造しようと思ったらそれこそ天文学的な予算が必要なのは疑いない。

第二に加工の難しさ。
単結晶素材はその堅牢さゆえに加工に大変な手間がかかる。作った後に形を変えるのは不可能に近いから、
君の目の前にある装甲板なんかは、はじめからその形で結晶化されてるんだろう。
これは部品の数だけ金型と専用の装置があるってことを意味してる。どう考えても高くつかないわけがない。

第三に粒子兵器に弱い、ってことだ。
「グルーオン＝CP対称結合」技術は素粒子間に働くπ中間子力を電気的に増幅して異なる複数の原子の中性子を
お互い共有させることにより、強烈な結合力を生み出してるんだ。だから例えば陽電子や反陽子といった
粒子を加速して目標にぶつける兵器に狙われると、CP対称が破れ、もとの合成樹脂の特性に簡単に戻ってしまう。
まあ、粒子加速器はそう簡単に小型化できないから現在はまだ世界のどこにも反陽子砲や陽電子砲を
実戦配備している軍隊なんてないと思うけど。

とにかくそれは防御力は並外れてるけど値段も輪をかけて並外れてる装甲版・・・ってことだ。
通常の軍隊の兵装が相手なら、明らかにコスト効率の悪い選択だね。

湯水のように資金を投げ打ってまで少しでも高い防御力を得ようとするなんて・・・
ネルフの連中は、決戦兵器で一体、何と戦うつもりなんだ？

>523
ああ。
……しかし、何だ。最近変なんだ。
今も“足切りを免れた”だなんて単語がふと頭に浮かんできたりして……
ここで行われているあの巨大兵器が俺たちの脳に何か影響している……なんてことはないよな。

うーん……ま、疲れてンだろうな。
って言いたいとこだけど、ここの組織なら、そんな事もありうるかも知れないな……
……でもさ、あんまり考え過ぎるなよ？
世の中には、知らないほうが良いことだってあると思うんだ……

おっと、交代の時間だな。お先！

ああ。オレはこの報告書をまとめてから帰るよ……。

（警備員の会話を立ち聞き）
……
に、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……。

こちらスネーク。オタコン、聞こえるか？
時間帯が時間帯だからだろうが、この特殊兵装の倉庫にも、それほど人員は配備されていない。
ここから確認できるのは簡素な詰め所に警備員が、少なくとも2人・・・・
いや、たった今一人出て行った、通常のエレベーターを利用してよそへ行ったようだ。

資材や建物自体の構造上の死角を縫って、得られるだけ情報を得てみよう。

おや？あれは・・・
さっきの少年。あんなところで何を頭を抱えてうずくまってるんだ？
そういえば、あの子の正体はまだ不明だったな。写真を撮って送付する。

・・・・それにしてもオタコン。文章が長いぞ。

スネークの応答がなかなかこないからだよ・・・
つい一杯しゃべっちゃうんだ。
今回なんか改行もおかしくなっちゃった。
ごめんね。

うずくまってる少年の写真を受信した。
1枚目は・・・なんだいスネーク、
これは警備員Dじゃないか。
君、彼のファンなのかい？

2枚目、今度は・・・また！今度は書類をまとめてる
警備員だ。まじめにやってくれよ。

3枚目、うん。
ちょっとうつむき加減だけどよく撮れてるね。
これで検索してみよう。

あら、これは。
（レイはスパス12と散弾5ケースを拾った）
これで戦いが楽になる・・・

！

スネーク、この少年は決戦兵器エヴァンゲリオン初号機の
専任パイロット、「イカリ・シンジ」だよ！
前に話したネルフ本部司令イカリ・ゲンドウの
一人息子でもある。
・・・まさか。時代が変わったみたいだ。
この坊やみたいなのがパイロットだなんて。

でもそれなら、あんな子供が極秘施設の
地下深くをうろうろしていたのも合点が行くね。
連れの女の子も、零号機か弐号機のパイロット
なんじゃないかな。

ああ、それからもう一つ。
ペンタゴンの「レッドマン実験小隊」のファイルを
ハッキングさせてたロボハッカー、報復のたちの悪いセンチピード
をもろに喰ってお釈迦になっちゃった・・・とほほ。
PCは2台もクラッシュするし・・・今回は散財だよ、僕。

あの少年が？パイロット！？
古来あれくらいの年齢での初陣がなかったわけではないだろうが、それにしても・・・・
大型兵器のパイロットをさせた上で戦場に送るなんて、
ユニセフが定める「児童の健全育成に関する権利条約」に完全に違反している。
そもそもこの国の法律でも18歳未満の青少年の労働には、時間帯や職種など
細かな規制があると聞いているが、守られている気配はないな。

接触した感じでは、それなりに前向きな態度でこの基地にいるようだったが。

ふう・・・・・ああ、もうこんな時間だ・・・・・・。
帰ろう・・・・・・。

！

もう一人の警備員が詰め所を出た。・・・なんだか疲れた足取りだな。
敵とはいえ、思わず声援を送りたくなる。・・・自分の弱さに負けるな。
訓練で流す汗の量が、実戦で流す血の量を少なくする。
今のうちに地味な努力を重ねておけば、五年後十年後は鼻歌交じりだぞ。
一生のうち一度だけの時期だ。最後までやり通せ！十年後に後悔せずにすむように！

む・・・・歳を取ると説教くさくなっていかんな。

スネーク・・・予備校の先生みたい。

？

あれ？何だ、この音。
こっちで無線にカリカリってノイズが入ってる。
スネーク、そっちの方でも雑音が入ってる？
空電キャンセラーはきちんと作動してるんだけど・・・

さてと、交代の時間か。

カツ、コツ、カツ
(足音がスネークに近づいてくる)

>528
ちょっとシンジ君！
さっき呼び止めたのに、聞こえなかったの？
ほら、発令所に行くわよ！

くっ！
ドンッドンッドンッ！（スパス12を連射）
これで、二十体目。あと、五体ね。
私の失敗作は・・・

あ、ミサトさん。
あの、し……質問しても……
い、いや、やっぱりやめときます……後悔しそうだから……。

いや。こっちは感度良好だぞ。
コード類がトラック無線の電波でも拾ってるんじゃないか？

それより面白いものを見つけた。
銃だ。それもかなりの変り種だな。「リベット・ガン」だ。工事につかう大型拳銃状の道具で
シリンダー内でガソリンの小爆発を起こし、爆圧で専用のクギを射出する。普通はな。

だがこれは特別製みたいだ。恐らくさっきの特殊装甲の接続や固定に使うんだろうが、
ガソリンではなく、ニトロのカートリッジがついてる。装填されてるクギも極太の大型だ。
クギの素材もも単なるスチールじゃなさそうだな。薄い緑色の鈍い光沢。冷戦時代に開発された
てっ甲弾「KTW弾」の技術の応用だろう。本体はテフロン加工のチタニウム、弾芯は劣化ウラン
・・・といったところか。飛距離は30Mも飛ばないだろうが、近距離なら多少の壁や装甲は
打ち抜けそうだ。大きな音がして、そうとう反動がありそうだが。
クギも20発装填されてる。気に入った。これは借りていくとしよう。

>540
失敗作は、あなたよ。
・・・・わたしも、同じ。

!

足音が近づいてくる。積み上げてある資材・・・かけてある青いビニルシートに潜り込む！

？

・・・・銃声？・・遠くてよく分からないな。何か別の音か？

ふぁ〜〜〜〜(大あくび)
夜勤はつらいなぁ……
(スネークのそばを通り過ぎる。詰め所に入ってゆく)

>543
だから、殺し合う・・・生き残った者が成功品。
さよなら・・・
ドンッ！（>543の頭をスパス12で吹っ飛ばす

スネ・・・・
・・・しいな、こっち・・線連絡・・・・てみるけ・・・ら、・・を

オタコン？どうした、大丈夫か？よく聞き取れないぞ。

・・・・・・・・

オタコン！応答しろ！何があった！？
オタコン！聞こえないのか？

・・・ああ、大丈夫だよ。スネーク。
君の言ったとおり、近くの道路を長距離トラックが
通過してたみたいだ。

今はもう何も問題はない。

そうか。ならいいが・・・・

倉庫のゲートはどれも詰め所から見える位置にある。
通り抜けるのは見つけてくれと言ってるようなものだ。だが頭上の作業用キャットウォークの扉は別だ。
詰め所からも死角になっている。照明の位置の関係で柱の影が伸びていて、梯子を登っても目立たなそうだ。
梯子を登り、キャットウォークを伝って、次の部屋への扉を目指す。

・・・・ん？これは。
・・・・ブローチだ。猫のシルエットをかたどったちょっと大きめの。
だがこれは・・・いや、そんなはずはない。

？

どうしたんだい、スネーク。
そのブローチに何か問題が？

これは・・・
俺が人に贈ったものなんだ。ずっと昔に。新兵の頃に。
別れ際に手渡した、最初で最後の贈り物だ。

(ガチャッ)←扉の開く音
カツ、カツ、カツ
(去ってゆく。どうやら巡回に向かったようだ)

例のオキナワの女性？
似たようなデザインの別の品なんじゃないの？
猫の形のブローチなんて、沢山ありそうだけど。

いや、裏側に俺が頼んで彫ってもらった文章が入ってる。
「蛇は楽園を去る。美しいイブを残して」
間違いない・・・なぜこんな場所に落ちているんだ・・・一体、どうして？

！

人の気配だ！キャットウォークの裏側、支柱に張り付いて隠れる！

こういうスレは
上げんじゃねーよ。
わかったか警備兵。

うぅっ・・・・・・・・。
LCLに、還る前に・・・・これだけは、伝えないと・・・・。
（携帯からメール送信）
あとは、お願い・・・・
ﾊﾞｼｬｯ

あと、四体・・・

！

通信が入った。・・・？
これはテキスト形式だな。デジタルカメラに表示してみよう・・・・

な・・・に・・？
バカな！そんなことが・・・あるわけがない！何かの間違いだ！

どうしたんだい？スネーク。
通信は誰から？その内容は？

・・・・いや。たいしたことは書かれていない。
俺を混乱させようとするダミーの情報だ。気に留める必要はない。

気になるなぁ。
いいじゃないかスネーク。
たいしたことじゃないんなら、
何が書いてあるのか教えてくれよ。

気にする必要はないと言った！
今はもう聞くな。
ミッションが終わったら、話すと約束する。

うっ！さっき、撃たれた傷が・・・
・・駄目。まだ、死ねない・・碇君・・・・ガクッ
（残り三体）

ん？


・・・・・・・！！
敵だ！！！

ミッションが終わったら・・・か。
楽しみにしてるよ、スネーク。

>>568
待ちなさい！この子は敵じゃないわ。
・・・初めてみるでしょうけど、この子供がエヴァンゲリオンのパイロット、
碇シンジ君よ。覚えておいて。

ほら！そんな物騒なもの、さっさとしまう！・・・んねっ♪

考えてみたら、僕も三人目ってことになるのかな……
!! 意味不明の独り言……やっぱり僕にも影響してるのか……。

仕事熱心なのは感心するけど、あんまり肩肘張ってると疲れっちゃうわよ〜。
でも、あなたみたいな熱血クン。嫌いじゃないわ。間違って味方を撃たない程度に
ガンバッて、ね。

>570
は、はい！失礼しました！！
では自分は巡回に戻ります！
三佐殿、失礼します！！

＞＞570
ナイスフォローだ。

・・・と、また？
僕、どうしちゃったんだろ。パソコンの電磁波の浴びすぎかな？

葛城三佐。そして、シンジ。何をやっている。
早く、発令所にいけ。

碇、いつまで「蛇」を
這い回らせておくつもりだ？

>576
その件に関してはオレに全てを一任してくれた。

>577
・・・・！？
碇、この男は何者だ？

>578
議長。唯のプッチンプリン好きの男です。
問題ありません。

>579
碇が冗談を言う男だとは知らなかったぞ・・・？
・・・・いいか、貴様がシナリオを変える事は許さん。
「蛇」を始末しろ。

>580
わかりました。
（これもシナリヲのうちだ。）

スネーク、聞こえる？僕だよ。
ここまでいろいろあったけど、
どうやらこのミッションの最終目的地も
近づいてきたね。
デジタルカメラのバッテリーは大丈夫かい？
エヴァの写真、しっかり撮って来てくれよ。

通常の戦車や戦闘機の場合だと、兵装や燃料は
輸送効率を考慮して、本体である兵器の近隣に
格納されることが多い。事情は特殊な決戦兵器
であるエヴァでも同様のはず。
これだけ大きいと兵装の輸送にかかるエネルギーや
時間も馬鹿にならないのは明らかだしね。

もう一息だよ。死なないで、スネーク。

やれやれ。今日も夜勤か……

………今、また｢スネークはまだかなぁ｣なんて考えてたぞ。
なんで蛇なんかを待ち焦がれてるんだろうか……

>577-578
誰だ？こんなMADアニメを作ったのは？
警備員Dかな？
そう言えば蛇と女と月は同一視されるものであり、聖書のアダムとイヴの話の蛇は
実はイヴ自身だったと何かの本で読んだ事があるぞ。現にミトコンドリアの遺伝子を
調べるとアフリカの一人の女性に辿り着く事から女性から人間に進化した事をさしているとか・・・・・
なんで急にこんな事を思ったのかな？

猿との交配で薄れた原初リリンの血脈。
それを今なお色濃く保ち続ける者の一人に、彼女の象徴と同じ称号が与えられた・・・。
リリンが「因果」と呼ぶ、伏線の一つだね。

こちらスネーク、ミッションを再開する。
警備員は・・・何か考え事をしているようだ。
危険だがすぐ真後ろ、背後を駆け抜けて扉に向かう！

ふう・・・・なんとか見つからずにすんだようだ。
次のフロアは・・・

・・・・なんだ？
またキャットウォークに出た。がこの部屋は・・・
大きなコンサートホール大の空間だが・・・床一面に水が溜まってる。
それもそうとうな深さのようだ。そこが見えない。透明度の高い湖を連想させる。
向こう岸の壁面には、水面とほぼ同じ高さのプラットフォームがある。
水密ハッチ型のドアもな。ここから見た限りでは・・・・先へ行くドアはこいつだけだな。

今俺がいるキャットウォークから水面までは14,5メートル。
ウォークの端に水面までの梯子があるが。水面は泳ぐしかないのか・・・・

・・・いや、よく見るとモーター付のゴムボートがあった。
ただし残念なことに、向こう岸のプラットフォームに、だ。
冷たい水中を泳いで体力を消耗するのは不本意だが、他に選択肢がない。
だが、この水の正体が分からないのが不気味だ。サメでも飼っているんじゃないだろうな。
この広さ、その気になれば鯨でも飼えそうだが。
オタコン、何かわかるか？この施設について。

わかったら連絡してくれ。
ここにはどうやら人っ子一人いないようだ。今のうちに泳ぎきってしまおう。
カメラや銃は防水ザックに入れて密封する。リベットガンは作り自体が精密ではないし
液体火薬は密封されてる。このまま泳いでも問題ないだろう。

梯子を降りる。・・・梯子は水面までじゃなく、その下にもずっと伸びてるな。
ああ、壁に目盛りと数字が書かれている。水面から天井に向かって・・・・
「51 ||||| 52 ||||| 53 ||||| 54 ||||・・・・・」
恐らく水深、単位はメートルだな。

こんなに深くて広い水槽で、何をしようっていうんだ？

水にバンダナを浸してみる・・・・溶けたりはしないな。臭いもない。
温度はやや低めだが、致命的な低温ではない。味も・・・・特にしないな。
酸や有害な薬品の溶液ではないようだ。泳いでも安全だろう。

防水ザックを浮き輪にして水に入る。・・・・やはり冷たい。
この温度じゃ、時間をかけたらその分体力を消耗するな。のんびりしてる暇はなさそうだ。

む？・・・・水中に何か見えるな。
向こう岸の水面下の壁面になにか大きな構造物が作りつけられてるようだが、よく見えない。
何か異様な感じだ。潜って確認してみよう。

・・・・これは？

水中にあったのは・・・巨大な、上半身だ。人間の。だが首がない。
我ながら上手く説明できていないな。
水中の壁から三体、人間の上半身・・・・皮膚はなく筋肉むき出しの上半身が生えてる。
首はなく、替わりに大小のケーブルが首から出て壁につながってる。
腰周りからも何本ものケーブルが出て壁につながってるようだ。

なんだこれは？一体何に使うんだ？ま
さかこれは・・・建造途中の「エヴァンゲリオン」？それとも部品取りに使うクローン予備か？
何でもいいが、気味の悪い壁飾りだ。こんなわけの分からん巨大水槽、さっさと抜けて・・・

ごぼっ！・・・何ッ！

う、うぉおおおおおっっ！！

・・・・・・ん？
今、叫び声がしたような・・・・・・？

スネーク。聞こえたら応答して。
何があったんだい？大丈夫？

それはそれとして、一度あげておくね。

何で上げるんだよ
お前等だけでひっそりやってろよ。
保全の為、なんてのは無しだ。

>>593
あっ。も〜
私の無線機勝手にいじらないでよ。
スネーク聞こえる？ちょっと彼が変なこと言わなかった？
あれ？スネークーーーー

いただきまんも〜す！！
ぐわ〜ん！
（スネークをギターでぶん殴った音）

>595
？
誰だ、こんな所に変な人形を置きっぱなしにしたやつは。
音の原因はこれかな？
(スネークには気付かずに立ち去る)

スネーク、ミッションの腰を折るようで悪いが、
他のネルフの侵入者は
近くから大量の特殊な精神ノイズによって足止めされている。
それとその空間は、いわく付きの「巨大な何か」があるらしい。
くわしい話しは「鈴」に聞いてくれ。
では、期待している。センパーファ…イ…ザ・ザザ………ザザザ・・・

すねーく、泳いじゃったの。やばいよ、そこ。あーあ。ん？貴様は！えこ・・・ザーーッ

>598
何でそんなに伝法な口調なんだYO!

600だ。
あと400。全てはシナリオ通りだ。

標的を照準に入れて、スイッチ。
>593を照準に入れて、スイッチ。
>595を照準に入れて、スイッチ。
>598を照準に入れて、スイッチ。

スネーク、大丈夫？
君の目の前にいるそれは、「模擬体」と呼ばれる
エヴァの各種実験を行う装置だ。
エヴァ本体と同様のマン＝マシン・インターフェースを持ち、
操縦系統のフィードバックや、新たなOSとホストコンピュータ間の
相互コミュニケーション、その動作試験やデバックに使われているようだ。
実験装置で上半身だけのつくりだけど、
再現されている部位に関してはエヴァ本体と同等の性能を持つ。
戦うなら特に腕には注意だ。
つかまったら命はないよ。
がんばって、スネーク

応答がない・・・
まさか、やられちゃったのかい？

オタコンは反抗期らしいな、
俺みたいなクズの言う事に
いちいち反応してちゃキリが無いぞ。
最早どうでもいいが・・・
手伝ってやろう、上げだ。

スネーク！応答してくれ！スネーク！

>>594
メイ・リン！スネークから応答がないんだ。
そっちで何か分からないかい？
さすがのスネークも
水中でゴジラサイズの敵が相手じゃ
かなわなかったのか・・・？

スネーク？・・・スネーク！

スネーーーーーク！！

・・・・耳元で叫ばないでくれ。聞こえてるよ、オタコン。
また・・・命を拾ったようだ。自分でも・・・

・・・・驚いている。

戦いは敵の戦力に応じて、相応の火力を投入すべきだという理屈は知ってたが、
「実感」したのは初めてだ。つまり巨人が相手なら、巨人に戦ってもらうべきだ、
ってことだ。

意外な話だが、あの化け物にチャフ・グレネードが効果があったのが僥倖だ。
ネルフのチャフは金属箔で電波を乱反射するだけじゃなく、ランダムな周波数の
電波を発振する「子爆弾」が幾つも入っていたらしい。
お陰でこっちの無線も完全に通じなかったが、むき出しのケーブルだらけの
人体模型もそれぞれのケーブルがジャミング電波をまともに拾って、
大混乱だったぞ。無茶苦茶に腕を振り回し始めたときは、真剣に死を覚悟した。
奴の腕が造る水流の渦やうねりで、洗濯機の中のパンツの気分を嫌と言うほど
味わった。・・・・パンツも苦労してるようだ。

最後には、逆にその水流に乗って
奴の首から生えてる一番太いケーブルにたどり着いた。
そうなればやることは一つしかない。
至近距離からスーパー・リベットガンをしこたまぶち込んでやった。
残弾が3発だから・・・17発撃ったところで動きが止まったんだな。
息も絶え絶え、とはこのことだ。

水面にほったらかしだった防水ザックを回収し、這うようにしてプラットフォームに
たどり着いた。プラットフォームのドアの奥は、水中作業員の為のロッカールームでな。
今はその空のロッカーの中から通信している。生きた心地がしなかったぞ・・・本当に。

スネーク！
無事だったんだね。
よかった。
今度こそ本当に死んじゃったかと思ったよ。

あいにくと地獄が満員でな。苦手なクリケットをせずに済んでる。

スネークさん､次はどこに侵入します？

？

とにかく無事で何よりだ。
怪我はない？
ミッションは継続可能かい？

>>612
む、久しぶりの怪通信・・・次の侵入先か。今のところ予定はないが、今回のミッション、
単純に決戦兵器の写真を撮っただけでは終わらないような予感がする・・・・
思い過ごしだといいんだが。

>>613
ああ、とりあえず無事だが。また少し休憩を取る。
スニーキングスーツはドライ効果が高く、濡れても問題はないが、
後付のケプラー繊維の耐弾パットは水に濡れるとその性能がいちぢるしく低下する。
このままここで、少しの間スーツが乾くのを待つ。

チャフ・グレネードは三個使った。残りは一個。水面に浮いてたザックの内容物、
デジカメもM9も無事だが、ソリトン・レーダーが故障したようだ。
メインセンサーの多指向性集音マイクが全く作動しない。
精密機械だからな・・・・グレネードの水中爆音でイカレたらしい。
俺もさっきから耳と鼻の具合がおかしい。耳に関してはキッチリ手で押さえてたんだが
飛行機で感じるものに似た違和感がある。鼻は・・・かっこ悪い話だが鼻血がなかなか
止まらない。
まあ、あんな化け物を相手にしてこの程度で済んだのは、むしろ幸運と言えるが。

しかし、オタコン。こうしてると初めて会ったときを思い出すな。

ああ、そうだね。君はロッカーの中がお気に入りみたいだ。

それよりソリトン。レーダーがやられたのは痛いな。
レッドマンの追跡ビーコンをキャッチできなくなる。
相手はステルス迷彩も標準装備だ。
気をつけたほうがいいよ、スネーク。

・・・・

そういえばそんな奴も残ってたな。
最初の待ち伏せのときに正攻法、資材倉庫ではビックリ攻撃と俺の手の内は
ここまででかなり向こうに掴まれてる。ティンカーベル・システム・・・・
次に戦うときは「スネーク・キラー」を相手にするつもりでいたほうが良さそうだ。
それにしても、あのレッドマンの部隊を操ってるのは誰だ？ネルフか？日本政府か？
それとも米軍なのか・・・・？

「らりるれろ」、かも知れないね。
僕らには敵が多い。
なにも僕らを消したがってるのは
大きな組織だけじゃなんだ。
君が今まで倒してきた敵の関係者・・・
家族や友人、仲間なんかも個人的に
かなり僕らを恨んでるはずだ。
目の前の大きな敵に気をとられて
背後への注意を怠らないようにね。

油断しないで。スネーク。

ふむ・・・・

了解した。ミッションに戻る。そうだ、オタコン、先週借りたカラヤンのCDな、
実はまだ聴いていないんだ。すまんがこのミッションが終わってから聴くから、
もうしばらく貸しておいてくれ。

なんだい？こんなときに。

いいよ、別に。返すのはいつでも。
聴き終わったら言ってくれ。
僕は君に貸すまでに覚えちゃうほど聴いてるから。

・・・・そうか。
それを聴いて安心した。スーツも大分乾いてきた。
鼻血も止まったようだ。耳の違和感もやわらいできた。
休憩はおしまいだ。

ミッションに戻る。

スネーク。生きているか？
なんだか胸騒ぎがして連絡をとってみたんだが。


ああ、それと、軍の知り合いに探りをいれてみたが、連中はレッドマンが日本で
実験されている事は知っていたが、それがネルフだとは一切承知していなかったようだ。
勿論、信用できるわけではないがな。
ひょっとすれば、全て承知なのかもしれない。
まあ、そっちでレッドマンがいなくなれば米軍はネルフ内での試験は承知していなかったということになるな。
以上だ。
こちらはもうじき昼だ。

葛城三佐、赤木博士。
現時刻より、セントラルドグマ・エヴァンゲリオンハンガーは全面立ち入り禁止とする。委員会の査察だ。これは最優先事項だ。いかなる理由の何人も査察団に干渉することは許可しない。部下にも徹底したまえ。・・・いいね。

>>622
大佐！・・・民間人の身分で軍に探りなんか入れて大丈夫か？
もういい歳なんだ。無理をしてあまり危ない橋を渡らないでくれ。
あんたになにかあったら、メリルも悲しむ。

やはりな。オタコンの調査ではレッドマンの実験は赤木山麓の演習場で行われる
ことになっていた。正式の手続きや書類も全てその内容で報告されているらしい。
となると奴らがここにいる目的は正規の実験なんかではなく、
アンダーグランドオペレーション・・・・不正規作戦行動だ、ということか。
それならばその最終目的は、単に俺を殺すためだけではなさそうだな。
もちろんそれも目的の一部ではありそうだが。これだけ大掛かりな仕掛けを
したんだ。もっと別の・・・さらに大きな目的があるように感じる・・・・

心配かけてすまないな、大佐。
ロシアンティーをご馳走になったあとは、俺におごらせてくれ。
カンザスで一番上手いブランデーを出す店を教えてもらった上で、そのお礼として。

（別室にて盗聴中）
・・・査察、ねぇ。
ダミー風船しかり、ダミープラグしかり。
よほどダミーがお好きと見える、碇司令は。

>>625
(あら。めずらしー！加持さんがMDなんか聴いてるわ♪）
加〜持〜さん！何聴いてるの？あたしにも、聴・か・せ・て♪

いや、これは・・・（擬装用スイッチオン、と）
「彼のたくましいXXが、熟れた肉体を激しく責め立て」
聞いての通り、官能小説の朗読なんだが・・・好きかい？

こちら、すねーく。今、司令室で冬月副司令と将棋をしてある。
なかなか強い。くそ！銀が取られた！

>>627
(カ・・・加持さん・・・欲求不満かしら？完全におっさんの聴くものじゃない。）
カンノー・・・ショーセツ？へ、へえ。日本じゃそんな名前の歌手が売れてるの？

碇君知らない？探しているの。

（・・・こんな時だと言うのに抜き打ちの査察？呑気なものね、委員会も。
侵入警報の誤報といい、資材倉庫での不審火といい・・・気持ちが悪いわね。）

・・・またも、なりふり構っちゃいられないか。

>>630
あら、ファーストじゃない。バカシンジのことなんか知らないわよ。
あ・・・そいうえば伊吹二尉と一緒に落し物探してたかな？
エヴァ用の装備ハンガーのほうで。

あんた、どうしたの。その怪我。ちょっと見致命傷に見えるけど。ダイジョブ？
赤木博士を呼びましょうか？

01　レスも600を越え、蛇も神話に沿ってEVAに接近しつつある。

04　裏死海文書ノ導きノママニ。

05　全テハ我々ノしなりおノママニ。

03　コレデマタイッポ、約束ノ日ニ近ヅク。

02　土ヨリ創ラレシ賎シキ「ひと」ヲ「神」ヘト昇華サセル・・・

06　「人類補完計画」！

01　碇、狂いなき計画の遂行を願うぞ
。

そう、わかったわ。大丈夫。ほとんどが返り血だから・・・

>>634
そ、そうなの？（一体誰の・・・って怖くて聞けない。）
そのカッコじゃいくらバカシンジでも近寄らないわよ。
一回シャワーでも浴びて着替えたら？
(・・・って我ながら間抜けなアドバイスね〜）

>633
その為のネルフですから。

スネーク、聞こえる？
僕だよ。

レッドマンの情報だけど、
やっぱりなかなか集らないな。
敵のことを褒めるのはシャクだけど、
調べれば調べるほど、長所ばかりなんだ。
冷戦当時から米軍が研究を進めていた戦術インターネットは
「艦船」、「航空機」、「車両」と積載限界の大きい
戦闘単位から順に適用・搭載が進められてきたけど、
レッドマンは近い将来の「一兵卒」への適用の雛形だ。
火力も防御力も機動力もバランスよく強化され
持久力も十分。ネットーワーク化によるチームワークの
連携、データの蓄積と各場面へのフィードバックは
こと戦闘においてはハードウェアの持つ戦闘力を最大に
引き出すことは間違いない。

力になれなくてすまない。
頑張って、スネーク。

・・・え！？
退去、ですか？全員？・・・はい。・・・いえ、そうではないですが・・・
分かりました・・・警備管制室に戻ります。

何だってんだ・・・急に・・・・・

！

ああ、あなたでしたか。どうしてこんなところに？
ここらは査察が入るために、立ち入り禁止になりますよ。

(出勤してきたばかり)
どうした？なにかあるのか？

>639
お疲れさまです、なんか上層部の査察らしくて・・・
でもま、ハンガーに入るな・・・って。でもま、黙って入っちゃっても
わかんないでしょうけど。あそこはある意味、ウチラの縄張りですしねぇ。

こちらスネーク。ミッションを再開する。
ロッカールームを出る。

広い廊下だ。人気はない。奥に進む。

動く歩道だ・・・乗って進もう。
大き目の自動ドアを抜けると・・・・

！！

なんて大きさだ。ものすごい規模の吹き抜けに出た。
上も下も終わりが見えない。巨大な縦坑のところどころに、今俺が使ってるような
動く歩道の橋が架かってる。

この施設は・・・本当に決戦兵器の基地、それだけの施設なのか？
大規模な都市と同等の規模・・・いやそれ以上か？
例え地上が滅んでも、ここだけで人類を存続させられそうだ・・・

・・・動く歩道を降りる。

廊下の案内表示に従えば・・・ハンガーはこっちか。
いよいよだ。思えばここまでいろいろなことがあったが、
ようやくここまで来た。敵決戦兵器の写真を撮影し、
ネルフの超巨額予算の不正な使い込みを暴露する。
国連の予算決議は見送られ、再検討の上、さらに有意義な使い道・・・
現在の状況なら必ず難民や被戦災者たちへの援助が増額されるはずだ。

だが、このまま何事もなく終われるとは思えん。
レッドマンの生き残りも黙って見ちゃいないだろうし、このミッションの背後には
得体の知れない大きな影がうごめいているのを感じる。
写真をとった後、また地上まで脱出しないといけないしな。

しかし、そのとき、スネークの頭上で目を光らせる奇妙な物体があった。
レッドマンだ！
｢きしゃあああああああああ！｣
奇声を上げてスネークに飛び掛るレッドマン。
しかし、その奇声のおかげで何とか身をかわすことの出来たスネーク。
ほぼ“蛇殺し”と化したレッドマンにスネークは勝てるのか！

>>644

ぐ・・・！
まさかこんなところで仕掛けてくるとは！！
ここじゃあ不利だ！急ぎハンガーに向かう！！

スネーク！大丈夫？

まともな武器も対策もなく、
どうやってレッドマンと戦う気だい？

>>646
全くだ！できれば戦いたくはない！だが向こうはヤル気満々だ！

見えた！ハンガーの入り口！！とにかく到着したぞ、目的地に！

これは・・・顔！？
巨大ロボット！？

これがネルフの決戦兵器・・・エヴァンゲリオンか・・・

とにかく一旦隠れて様子を見よう。


・・・・ところでオタコン。確認しておきたいことがある。

なんだい？スネーク。

何でも言ってよ。僕に答えられることなら。

・・・・お前は誰だ？

下手な芝居はやめて、そろそろ正体を現せ。

・・・僕に言ってるのかい？
どうしたんだよ、スネーク。

僕は僕だ。
ほかの誰かじゃないよ。

なら、俺の本名を言ってみろ。
本物のオタコンなら、いえるはずだ。

この通信は傍受されてるんだよ、そんなことはできない。

それじゃあイニシャルだって構わないんだ。
どうした・・・何を黙ってる。

・・・

・・・・俺たちが初めて会ったときの話をさっきしたな。
お前は「君はロッカーの中がお気に入りだ。」と言った。
逆だ。初めて会ったとき、ロッカーの中にいたのはオタコンだった。

それにレッドマンを操っている組織が「らりるれろ」かもしれない、とも。
「愛国者」の名前ならともかく「らりるれろ」という別名はオタコンには言ってない。

極めつけはCDの話だ。
俺は音楽を聴く趣味はない。オタコンは多少聴くようだが・・・俺とCDの貸し借りなんて
今まで一度もしたことがないぞ。

・・・・ドジを踏んだな。

ひどいな・・・だますなんて。

オマエタチノコトヲ、シラベルノハクロウシタンダ・・・

ワタシノ・・・ワタシノ「はる」ヲ
トリモドスタメニ・・・

ソリッド・スネーク！！アナタガ邪魔ナノヨ！！

ハル・・・オタコンを取り戻す、だと！

まさか・・・・お前は！

そう・・・私はジュリー。
ジュリー・エメリッヒ。あなたがオタコンと呼ぶ、ハル・エメリッヒの義理の母親。
レッドマンとティンカー・ベルシステムの開発主任でもある・・・
初めましてソリッド・スネーク！そしてさようなら！

スネーク！スネーク！
聞こえる！？ようやく無線が回復した。
そっちは大丈夫かい！？応答して！

>>662
ああ、大丈夫だ。今第三者と接触してる・・・しばらく交信はなしだ。あとで連絡する。

>>661
なぜ・・・オタコンの母親が俺を狙う！あいつは俺の大事な友人で、パートナーだぞ。

友人・・・パートナーですって！？笑わせるわね。

あなたと出会ってからあの子は変わってしまったわ。
今では命の危険を冒して、テロリストの真似事までしながらあなたの片棒を担がされている。
そんなことを黙ってみてられる母親がいると思うの！？

それに・・・あなたは私の娘を殺した。
かわいくて賢い・・・私のエマを・・・

許せない。・・・絶対に。

俺たちの仕事に危険があるのは認める。
だが、俺は一度もあいつに手伝いを強要したことはない。
全ては一人の男として、あいつ自身が選び、望んだ行動だ。

それに、ひとつ言っておく。あんたの娘を殺したのは俺じゃあない。
重要な機密を握っていたために、テロに巻き込まれて命を落としたんだ。

同じことだわ！あなたもその場にいて、エマを見殺しにしたんでしょ！！
このままじゃ、私のハルまで・・・あなたに憑いた死神に魅入られる。
あの子が死んでしまうなんて耐えられない。私はあの子をあなたから引き離す。
そのために、手段は選ばないわ。

私の用意した最強の兵士・・・あなたがもっとも戦いにくい相手。
気に入ってもらえるといいけど・・・あなたに倒せるかしら。
妖精のささやきに導かれて戦う、奇跡を味方につけた真紅の騎士が。

・・・・このことを知ったら、オタコンは悲しむぞ。ジュリー。考え直すんだ。

今組んでる連中とは手を切れ。下手をすると利用されるだけ利用されて、
最後はそいつらに殺されるぞ！

それはどうもご親切に。その言葉、リボンをかけてお返しするわ。
今あなたたちが身を寄せてる「フィランソロピー」や「教授」がまっとうな組織や人物だと
本気で思ってるの？来世では、自分の足元をもっと慎重に確かめながら歩く人間に
生まれ変わりなさい。

時間だわ。さようなら、ソリッド・スネーク。
私のエマ、そしてハルを巻き込んだ自分の愚行をあの世で後悔なさい・・・・
オーーーーホッホッホッホ・・・・

何？どういう意味だ！答えろ！ジュリー！

・・・・く、通信が切れた。

オタコン、聞こえるか？こちらスネーク。

ああ、聞こえてるよスネーク。
状況は？今どこにいるんだい？

・・・接触してた第三者って・・・誰？

・・・後でまとめて話そう。
今は決戦兵器のハンガーだ。
最後のレッドマンに追われてる。奴の弱点は分かったか？
こっちは素手も同然だ。一発逆転のアドバイスを頼む！

ああ、集まった情報の中で有力なのが
ひとつだけあった。

僕のメール友達の一人で日本の軍事オタク
HN「アイダ軍曹」が彼の私的記録からの抜粋を
送ってくれた。これがきっと決め手になる。
倒せるかどうかは分からないけど
レッドマンに隙を作れるのは確かだ。
チャンスは一度。あとは君次第。
よく聴いて、説明するよ。

こちら、すねーく！
何て事だ。部屋のストーブが壊れた。だが、さいわいもうすぐ春だ。二月に壊れていたら俺は今頃どうなっていたか・・・

大変だな、兄弟！
共に暖め合おう！！

>674
りきっど！貴様生きていたのか？！
おたこんどういうことだ！！

『おたこんどういうことだ！！』

変なノリのゲームだな・・・。
セカンドインパクト後初の大ヒットゲームのパロディ版ってことで、前評判は高かったんだけど。
ハズレかな、「SDメタルギアソリッド」。

(画面をちらちら見ている)

……タイトル画面で上、Ｂ、セレクトボタン同時押し。
弾薬＆レーションフルで開始……（ぼそ）

>警備兵D
……お前、オタクだろ……。
………オタ…
なんか聞き覚えのある名前だな…。
なんだったかな…。

ＤＣカノンにハマってるお前が（>404）言えた台詞かよ（笑）
……あ、次貸してくれな。

オタ？……んー、ヲタ？
何だ、お前のことじゃんか。あっはっはっは（バンバンバンバン）

おたこん！Airが売切れだ！どうすればいい？！

>681
兄弟！俺のDC版で良ければ貸してやる！

>682
りきっど！俺はPC版を探している！くそ、しかたない。加奈でも買うか。

(シンジがやめたあとやっている)
・・・・・・・・・どういうゲームだ。
まったく。俺だったらはじるすやはじいしゃを買うぞ！
・・・・・・そういう問題ではないか

age！！
このスレ面白いYO！

こ、これは・・・おたこんどういうことだ！初音のないしょ、初回限定が売られている！しまった！加奈なんか買うんじゃなかった！金がたりん！！

レッドマンを制御してるティンカーベル・システムは
膨大なデータの蓄積とそのデータに基づいた
高度で複雑な論理演算を必要とする。
その処理にはやはり超高性能のスーパーコンピュータが何台も必要で
これはとても個人携行の装備に組み込めるものじゃない。

つまりレッドマンのメインコンピュータは外部端末として
レッドマンとは別に存在するんだ。脳みそが外にあるってことさ。
そしてその行使デバイスとしてのレッドマン、
OSとしてのティンカー・ベルの間を取り持ってるのは、
これまでの兵器となんら変わらない「電波通信」なんだ。
要するに電波通信さえかく乱すれば、レッドマンは単なる
ありきたりのパワードスーツになっちゃうってことだ。
この点が懸念で、軍はレッドマン正式採用を見送ってるだと思う。

何をすればいいかは・・・わかってるよね。
頑張って！スネーク！

>686
兄弟！！金を貸してやろうか？
だが、担保としてONEの限定版を貰うがな！！

こちらスネーク。「悪いニュース」と「最悪なニュース」がある。
悪いニュースは・・・
オタコン、折角の情報だがもう使えないってことだ。
最悪なニュースがそうさせてくれん。
レッドマンが人質を取って、俺に投降しろとわめいてる。
くそっ利口な奴だ。本当に戦いにくい。

人質はネルフの女性職員だ、ショートカットの・・・あの娘は！
俺を手当てしてくれた・・・！く・・・本当に最悪だ。

こっちにあるのは射程20ｍのリベット・ガン三発、M9の麻酔弾が9発、
特製チャフが1発にデジタルカメラと壊れたソリトンレーダー・・・
チャフでかく乱しても人質はそのままだ。奴を撃てない。
だが奴をじらせば殺さないまでも、あの娘の手なり足なりは打ち抜くだろう。

出て行くしか・・・手はないか！？

>688
りきっど！残念だがONEの限定版はない。だが、デジキャラットファンタジーの初回限定（台湾版）ならある。これで手をうってくれ！

>690
兄弟！俺はブロッコリーに魂は売り渡さん！！
残念だが、初音のないしょは俺が買う！
やはり貴様は馬鹿(ソリッドアイボリー)だな！！！

なんてことだ！
こんなことなら発売日に並ぶんだった・・・じゃない！

ネルフの職員は正規の国際公務員だ！民間人なんだよ！？

スネークに取っての赤の他人の民間人を
まさか敵が人質に取るなんて・・・

それにしても
君が第三者を簡単に見捨てられない、って
奴らにはどうして判ったんだろう？
これもティンカー・ベルによる
一種のプロファイリング・・・なのか？

ともかくこうなってしまっては、
君も人質も両方が助かる方法を見つけるのは
とても・・・難しい。
最悪の場合、君だけでも生きて帰って欲しい。
命令やアドバイスじゃない・・・
これは友人としての願いだ。

無事に帰ってきてくれ、スネーク！

>691
りきっど！！なんだと？！こうなれば、絶対にプリズム・ハートは貸さん！！

>693
なにィ！？わかった、シスプリと交換だ！

>>692
俺の性格が読まれている・・・！

それについては心当たりがある。

いくら高性能の戦闘OSでも、敵の持つ価値観まで具体的に評価はすまい。
統計で処理するには個人差による反応の違いが大きすぎる。
人質に対する態度・・・なんて運動能力や射撃精度、攻撃・防御の傾向とはワケが違う。
奴が俺に対して「人質が有効だ」と判断した根拠は別にあるはずだ。

オタコン、そっちとの通信が途絶えてる間に「赤い瞳の少女」と名乗る人物から
メールによるタレコミがあったんだ。信じたくはなかったが・・・状況から判断して
真実味を帯びてきた。最後のレッドマン、その装着者は・・・・俺のことを知っている。


・・・・そして俺も、奴のことを。

>695
いいだろう。ピュア・ストーリーズと初音のないしょを交換だ。

「……にぃ！？キサマ、それはシスプリ初回ｇ……

プチッ

……あ、電池切れた。
購買行って買ってこなくちゃ……やれやれっ、と。

>>696
なんだって！一体・・・
あれを装着しているのは誰なんだ！？

僕も知っている人物？それとも・・・

スネーク、例え知り合いでも、
相手は女の子を人質に取るような奴だ。
どういう知り合いだか知らないけど
今君の目の前にいるのはレッドマンと言う名の
紛れもない「敵」だ。そのことを忘れないで！

>>698
ピピッ！！
こちら警備管制室。警備各員に指令。
仕事だぞ。それも作戦部長葛城三佐じきじきの命令だ。
目標は”ファースト・チルドレン”綾波レイ及び”サード・チルドレン”碇シンジ。
端末に目標二人の写真と、身体的特徴を転送する。
両者とも第二種警戒待機にも関わらず許可なく部署を離れ、現在行方不明。
アホな話だが・・・探し出して保護して欲しいそうだ。
信頼できる情報では、エヴァンゲリオン用の装備ハンガー方面に向かったらしい。
知ってのとおりエヴァンゲリオン格納庫周辺は、査察のため立ち入りが制限されているが
・・・場合が場合だ。目標捜索に必要な最低限の時間と区域で立ち入りを許可する。

ガキの気まぐれに付き合うのはシャクだろうが、これも給料のうちだ。
とっとと見つけ出して、小言のひとつも言ってやれ。・・・よろしく頼む。オーバー。

ピッ！！

さて、買い替え終了……っと。
続きを……って（>700）何ぃ！？
……綾波と碇か。最近どうも挙動が不振だからな……銃撃ったり暴れたり。
まあ、DCカノンの恩返しだ、捜してきてやるよ。
せーぜー動く的代わりに打ち落とされねぇように祈っててくれ。オーバー！

通信機の感度を最大に設定して……これでいつ連絡が来ても平気な筈だ。
あいつらには周波数も教えてあるし、何かあったら連絡来るだろ。
ま、その前に見つけちまえば、問題無いんだけど……なっ！

暇ね・・・。思わず、川澄舞のコスプレをしてしまったわ。碇君どんな反応するかしら？

（・・・マイク貸し・・・いでしょ、硬いこといわないの！）
警備各員、聞こえる？作戦部長の葛城です。　目標の二人は決戦兵器の専属パイロットよ。
人類が生き残るための切り札なの。絶ッッ対に無傷で保護して。　
ってもこっちのせいでもあるのよね〜、二人を見失ったのは。手間かけさせてゴメン！　
・・・で代わりと逝っちゃなんだけど、目標のいずれか一人を見つけた職員に
あたしのポケットマネーから「金一封」を進呈するわ♪
二人ともを見つけたらもちろん「金二封」・・・（って言い方しないのかしら？）
と・・・とにかく臨時ボーナスよ！面倒だろうけど頑張って！ヨロシク、ね♪

『「シャア！どこだ！」「ガンダムとはな！」』
はぁ・・・ガンダムかっこいいよなぁ。
つーか、シャアがいいんだよな。俺もこんな男になりてぇ。
そういやネルフも人型ロボット作ってるらしいけど、やっぱガンダム・・・んなわきゃねえか。
♪ちゃららーちゃらららーらー（忍者のテーマ）
ん・・・メールだ。何っ、マジかよ！金一封！？
こうしちゃいられねー！ガンダムは家に帰ってからゆっくり見るとして
速攻でネルフに逝ってくるか！

（通信が入る）

（今度は葛城三佐直々の入電たぁ……こりゃマジな事態って奴なのかもな）
了解（ラジャー）、引き続き探索を続けます。
ただ……ご褒美は金一封よりも、三佐とお食事の方が嬉しいですな。
……なんてね。オーバー！

（と、懐からメタルギアSDが落っこちて誤作動）

『……の事態はあんたの意思なのか！？答えてくれ、スネーク、スネークッ……』

>>703
これがあなたの言う「名案」？・・・ミサト。
景気のいい話だけど・・・給料日前にそんな約束して大丈夫？
金一封は3万が相場って知ってて言ってるの？

・・・言っとくけどこれ以上、私は貸さないわよ！

・・・すいません葛城さん。僕も今月、幻の名盤「スペース・ハリアー後期型」の基盤、
マギ・オクで競り落としちゃって、貸せるほどお金ないです。

（電算室）
劇場版ビバップのDVDどこにいったのかしら？見ようと思ったのに・・・

(電算室に入って来る)
見つけたー！(クライベイビー・サクラ風に)
しゃんまんえ〜〜〜〜〜ん！
さ、さあ、三佐がお呼びです。探し物は私が捜しておいてあげますから。
ついてきてください。ついて来て！お願い！！

いや・・・

からんからん
（音響閃光弾投棄）
ドゴーン！！

（何処かへ消える）

＞706・707
ぐ！
何よ二人とも。人類の未来より目先の口座残高のほうが大事なわけ？
いっ、いいわよっ！あたしがネルフにしかツテがないと思ったら大間違いよ！
耳をそろえて6万つくるから！見てなさい！

サードチルドレンの養育費の前借り？・・・正気かね葛城三佐。
今月分の養育費なら十分な額が口座に振り込まれているはずだ。
それでも足りないのなら、正規の書体で文書を起こし財務課に上申して手続きしたまえ。

これは葛城三佐・・・今日はどういったご用件で？

ああ、追加経費の手続きですね。ええと・・・これが申請書です。
必要事項に記入してこことここ、それからここに直接の上役の判をもらってください。
それと経費を使う必要に迫られた業務の「命令書」のコピー、使った経費の詳細が分かる
領収書の添付が必要です。
領収書はA4の白紙にノリで貼って番号を振り、
別紙で各番の経費の簡単な解説を箇条書きで書いてもらいます。

申請書の受理後、担当者が確認して不備・問題がなければ
来月のお給料に反映して振り込みます。それでよろしいですか？

二万までなら貸せるわよ。
あたしとミサトの仲じゃない水臭い！・・・利子はトイチね！

おたこん！カノンで不覚にも泣いてしまった！

アスカから聞いたよ。困ってるらしいじゃないか。
一晩付き合ってくれたら、指輪一個分くらいの額は貸すよ。
どうだい？悪い取引じゃないだろ？

・・・・・・・・・

またまた、なりふり構っていられないか・・・。


シンジ君、どこにいるの！？早く出てきて！
あなたが（私の財布の）最後の希望なのよ〜っ！！！

僕もぐっと来ちゃったよ・・・じゃなかった！

スネーク、状況は膠着状態かい？
長引けば敵地にいる君が不利だ。
ときには・・・非情になるのも仕方ないよ。
君にはまだやれることが沢山あるはずだ。
生きて帰って！スネーク！

くしゅっ！

・・・誰かうわさしてるのかな？

>715
甘いな兄弟！俺はAIRで三日間泣き通しだ！！

まだ続くね。一応応援。

おたこん！どういうことだ！説明してくれ！なんで、カノンのアニメはアレなんだ！
顎とか。

終わったな。

元キャラの役者が違うからねぇ。
たった２人で挑むアウェイゲームは、想像以上に過酷だったようだよ。
そうは思わないかい？ >>1君。

そこを登るにはアクションボタンを押せ！

たまには鬼畜ゲームもいいぞ…スネーク。
何故そんな事がわかるかって？
…ファンの一人だからだよ。

スネーク、聞こえる？
僕だよ。僕の通信機がダウンしてた間の
君の通信記録を復元して再生した。

・・・・ジュリー、だったんだね。
君にレッドマンを差し向けたのは。
なんといっていいのか・・・

彼女は・・・僕が彼女の元を去った事で
屈折してしまったのかもしれない。
通信にもあったようにジュリーは
軍事コンピュータ技術の専門家だ。
父とは国家安全保障局の技術開発部で出会った。
米軍の装備が10年後の紛争を想定して開発されて
いることは、君も知ってると思う。
彼女はその最先端を行く戦術インターネットシステム
の開発と適用の拡大に大きく貢献していた。

でも、まさか・・・あんなものまで造ってたなんて・・・

すまない、スネーク。
僕の身内の逆恨みで、君を危険にさらしてしまって。
勝手な言い草だけど、生きて帰ってくれ。
そして僕にきちんとした償いをさせてほしい。
負けないで、スネーク！

デテコイ！ソリッドスネーク！！

民間人ヲ巻キコムノハ、貴様モ望マナイ筈ダ！
今カラ10数エル！貴様ガ隠レ続ケルナラ、
コノ女ノ手足ヲ撃チ、耳ヲソイデ目ヲ潰ス。
ソウサセタクナケレバ姿ヲ現セ！

ヒトーツ！

>728
人の定めか・・・
人の希望は悲しみに綴られているね・・・


遅いなぁ・・スネーク君。

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!
待っていたぞ、スネーク達。
お前達の活躍は、見ているだけで興奮し、俺の体をうずかせる。
さあ、もっと見せてくれ！お前達の闘い、その中に見える輝きを！

フターツ！

く・・・いよいよチェックメイトか！

奴の中身が俺の思ってるとおりの人物なら、戦いは避けたい。
オタコン、ジュリーの暴走はお前のせいではない。気に病むな。

>>730
ディープスロート！・・・まさか！？
いやそんなはずはない・・・・前にも一度言ったが、ありえないからだ。
この通信は奴ではない。
・・・応援には感謝する。どこの誰だかは知らないが。

ちょっと！離してッ！痛いったら！！
何だっていうの！このっこのっ！（レッドマンのすねをガシガシ蹴る）

ミーッツ！

・・・・・・・を・・に・・当て・・・・・・
スネ・・・・・・・・君・予想通りの・・・・・物・・・・・
ため・・・い・・・・・・まね・・・・・・
く・・く・・・は・・・ず・・・（ブツッ）

副長：各艦準備完了です。予定通り0410時には新浦賀水道を越えられます。

艦長：了解した。後は潜入班の合図待ちだな。

副長：今回の作戦、上手くいけば新しい時代の始まりですね。

艦長：ネルフの決戦兵器。一説には世界を滅ぼす性能もあるという・・・
　　　そんなものを、こんな東洋のちっぽけな島国の手には預けて置けんよ。
　　　巨大な力と権力のコントロールには「経験」が必要だ。
　　　その点で実績があるのは、地球上に残った国家ではわが国だけだ。
　　　世界を滅ぼすような兵器を我々が独占してこそ、世界の平和は保たれる。

副長：・・・よろしいのですね。全て、このままで。

艦長：当然だ。『正義』はこちらにある。・・・対空監視を強化せよ。ここまで来てヘマはできんぞ。

副長：・・・・了解。
　　　

ヨーッツ！

総員第一種戦闘配備！地対空迎撃戦用意！！

イツツ！

ムッツ！

(どこからともなくクナイがレッドマンに向けて飛んでくる)

まったく・・・無関係な人間を人質に取るというのは
よくないね。
私としても、見逃すわけにはいかないな。
　
これ以上続けるつもりなら、この私が相手になろう！

ビュン！

ドゴォーーン！！

うわっなんだ？

（オタコンの隠れ家にて）
ハル・エメリッヒだな。
用件を聞こう。

>>741？
誰だ！・・・お前は！まさか・・・ウィンド！？”ワンマンアーミー”のウィンドか！
キャンプデービットで別れて以来、８年ぶりか。なぜここに！？相棒の女豹は元気か？

いや、そんな場合じゃなかったな。ウィンド、気持ちはうれしいが、これは俺の戦いだ。
助けは必要ない。歴史の影で、世界情勢のバランスを取り続けているお前の手を煩わすのは申し訳ない。
ここは俺に任せて、先に進んでくれ。アイソラ市はこっちじゃない。旧東京の方だ。

！！・・・なんだ？爆発の、衝撃波？
オタコン、聞こえるか？上で戦闘でも始まってるのか？情報が欲しい。応答してくれ！

「カキン！」（ハンドガードにクナイが当たる）
ム！
スネーク、カ！？
・・・イヤ。奴ノ武器ジャナイ・・・
ソレニシテモ、アダマンチウム製ノ装甲板ニココマデ深ク傷ヲ付ケルトハ・・・
何者・・・？

ソレハサテオキ、ナナツ！

う〜ん、この書きこみ方、やる気はあるけど忙しいってとこか？

僕を、僕をエヴァに乗せてください！

最後の……使徒？

＞744
来てくれたんだねデューク東郷。会えて光栄だ。
・・・と！握手の習慣はないんだったね。失礼。

君への依頼は国連認可のＮＧＯ「フィランソロピー」の基幹メンバーの一人、
メソーナ・ルパーザ教授のヒットだ。ただし条件がある。
彼が、我々フィランソロピー実働班に対して
裏切りを行っていればの場合に限る、とさせてくれ。
調査期間は一週間。
この条件を飲んでくれれば報酬は通常の２５％増しで支払おう。
君の調査の結果、教授がノットギルティーだった場合も
同額の報酬をスイスの君の口座に振り込ませてもらう。
未確認の情報だがルパーザ教授は、フィランソロピーや僕らを利用し
第三勢力のために動いているらしい。
・・・米国を牛耳り世界の歴史を捏造し続ける影の政府。
君ならあるいは知っているかもしれないな。

引き受けてくれるかい？

＞745
スネーク、聞こえる？僕だよ。
地上では・・・君の言うとおり戦闘が始まってるらしい。
ニュースは・・・例によって報道管制中だね。どのチャンネルも。
ここからじゃ、ネルフが何と戦ってるかよく分からないな。
砲撃や爆発の音が聞こえるから、単なる白兵戦ではないようだけど、
かといって空爆や戦車戦でもなさそうだ。
今から位置を移動して、視界の開けたところに出てみる。
何か分かったらまた連絡するよ。

ヤッツ！

わかった。引き受けよう。

おい！オタコン、Kanon最終回は見たか？？？

（どうやら 様々な組織が人型兵器を狙っているようですね 私も急がなければ、優も無事に潜入してくれればいいのですが、
んっあれは？）

お、朧さん俺っすよ。まだペーペースプリガンの大槻っす。
合流地点忘れてたんすか？は〜ぁ御神苗先輩の支援とはいえ
キッツイなあこの任務。
と、ともかく散開地点までは一緒に行動するんで
そこんとこよろしくっす。

>754
ん？・・・この混戦電波、僕を名指し？聞き間違い、かな？

あーあー。聞こえるかい？
僕はカノンのアニメはちょっとアレなので
2分以上見続けてられなくって・・・
当然最終回も見ていない。ごめんね。

・・・あ！道路が封鎖されてる。
展望台のほうには出られないのか。
回り道して山頂を目指してみよう。

>753
引き受けてくれるのか。ありがとうっゴルゴ13！
君にこんなことを言うのは失礼かもしれないが
もし影の政府が黒幕なら、いくら君でもミッションの
コンプリートはかなり困難なはずだ。
今回の依頼の情報が敵に伝われば、君自身の命すら危なくなるだろう。
野ウサギのように用心深く狐のように狡猾に、ね。
幸運を祈ってる。頼んだよ。

ずいぶんと忙しそうだな。
だが、レッドマンという危機はまだ過ぎ去ってないんだぜ、オタコン。

奴の通信電波の周波数が判明した。そこに対して、たしか「七鍵守護神」と言ったか。そのパターンを送り込んでみてくれ。最強レベルでだ。
うまくいけば、ティンカー・ベルの通信電波を混乱させ、機能障害を生じさせるだけでなく、例の幻影で、精神的にもヤツを封じ込めることができるはずだ。
保護回路によって通信が遮断され、スーツの機能が回復するまでにタイムラグがある。そこが狙い目だ。

あとはスネーク、お前さんに期待するよ。

＞759
鈴！貴重な情報をありがとう！
どこからこんな情報を？・・・流石だね。
スネーク！聞こえてた？
こうなったら一か八かだ。
ティンカーベルのシステムダウンが
どれくらいのあいだ持続するのか分からないけど
トリガーを一回引くくらいの時間は稼げるだろう。
君にとってはそれで十分・・・だよね。
僕はいつでも守護神を召喚できるよう準備しとく。
ゴーサインは君が出してくれ。
例の干渉波はレッドマンだけでなく、
当然君のナノマシンと神経系にも先の
Ｄフロアで経験したのと同様の影響をもたらす。
また突飛なイメージや映像が
浮かんでは消えたりすることもあると思う。
それでもチャンスは一発きりだ。二発目はない。
落ち着いて狙うべきただ一点に集中するんだ。
大丈夫。君ならやれるよ絶対。
信じてるからね。頑張ってスネーク！

大変だ！！スネーク 次のメタルギアでは老人になっているらしいぞ。