吸血大殲 第九章 貴族達のサーカス

このエントリーをはてなブックマークに追加
608黒蘭(M):02/01/30 00:09
>607 私と江漣さん
「ふう... あの子は一体どこへ行ってしまったのでしょう。
...あら。」
(江漣さんに気付きます)
「すみません〜」
>606
カノンVSリロイ&ラグナロク
真の「魔剣」を決める闘争

「人間だと・・・!?ならば、何故魔の気配を漂わせている?」
女の一言に、リロイの表情が僅かに歪んだ。
人間ではない。人外。化物。魔の気配。
今まで、何人もの人間に対し、言われ続けてきた言葉。

だが、何と言われようとも彼の答えは一つしかない。
いや、それ以外にリロイにとっての進む道は無い。
「人間」として、生きると。
だが、二回目のその言葉は、リロイの口から出される事は無かった。

「答えられんか・・・・ならば、闘いで答えを見つけるのみ!」

言って女は短剣を構え直す。

「・・・そういう事だな。それが一番手っ取り早い」
リロイは答え、私を力強く握りなおし、中段に構える。

「そして・・・わたしの答えも見つけだす・・・」
女の呟きが取り残された一瞬後、剣同士のぶつかり合いによる
火花が散った。
余りにも速過ぎる、人の限界を超えた二人の攻防。
暗闇の中に、血生臭い戦闘に似合わぬ美しい火花が、
咲いては散っていく。

幾度目かの剣戟の後、リロイは相手の僅かな隙を突き、
脇腹を狙った斬撃を放った。
610エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 00:17
>608 黒蘭
 
背後からの声。非常にマズイ。
足元には二つの死体。右手に小太刀、左手に銃。
どう言い訳出来る状態じゃない。
 
私は顔を見られる前に、慌てて走り去った。
611黒蘭(M):02/01/30 00:21
>610 私と江漣さん
「...。道をお聞きしたかったのですが。」
(死体に気付く)
「まあ...。おかわいそうに。」
(瞼を閉じさせて胸の前で手を組ませ、黙祷)
「―は! あのお方がお持ちになられていたものは!」
(慌てて追いかける)
VSヒトラー、リップバーン
>598
あしきゆめの拳がゆっくりと降りてくる。
あれが私の体に触れれば、私は死の永遠に囚われるだろう。
 
私は、左手に持ったままだったカトラスを意識した。
ゆっくり降りてくる腕を十分にひきつける。かわされれば、次は無い。
 
3・・・2・・・1・・・ここ。
 
カトラスをすばやく閃めかせ、内側から外側に向けて突き立てる。
そのまま、無理やりに体勢を入れ替え、ヒトラーの体を地面に向けた。
 
「これで・・・終わりよ・・・っ!」
 
頭を鷲掴みにした掌に、さらに力をこめる。
私の腕はより一層青みを増し、繁華街の空に青い軌跡を残す。
 
地面はもう、すぐそこまで迫っていた。
613エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 00:30
>611 黒蘭
 
慌てて走り去った私の耳に聞こえてきたのは、予想していた悲鳴などではなく
徐々に大きくなる足音だった。

「追手か。ここままだと、追いつかれるわね」
 
私は、徐々に人通りの少ない路地へと駆け込んでいった。
614カノン ◆4X2AishA :02/01/30 00:32
カノンvsリロイ&ラグナロク
『意志ある魔剣のぶつかり合い』
>609
 
 剣戟の中リロイの剣が脇腹を狙う
 一瞬の不意、紙一重で避けられるはずの斬撃・・・
 回避するのが一瞬遅かった・・・
 
「クッ・・・隙を突いたか・・・」
 
 傷は深くなかったが力の均等を崩す要因となる
 しかし【ルシエド】を構え直しリロイへと突撃
 【ルシエド】の黒き刃に気が広がっていく・・・
 
「ルシエド・・・しばし力を貸せ・・・」
 
 そうすると刃の気が増幅し剣と剣がぶつかり合う


 
615ナオミ ◆Might22o :02/01/30 00:35
>605
神殺しに挑んだ女VS最も神に近い男
 
まさか【戦の魔王】をも退けるとは…とんでもない化物だわ。
流石に反撃する余裕までは無かった様だけれど。
凌ぎ切った直後、男の身体が一瞬微かに揺らいだが、
 
「ハ、わざわざサヨナラ言ってやったのに、何していやがる。
いいかげん目障りだ、とっとと消えろ。しつこいオンナは嫌われるぞ?
……ってな、ク、ク、クハハハハハッ!」
 
一呼吸しただけで減らず口を叩けるだけの力を取り戻していた。
 
これは不味い事になってきた。
足を止めての撃ち合いではこちらの方が不利だ。
私が一つの術を発動させている間に、
相手は一撃毎の威力こそ私には劣る物の、複数の術を同時に行使している。
しかも手の内を既に半分以上見せているのにも関わらず、
相手には有効打を一度も与えていない。
こちらは先程の魔力弾だけで大ダメージを被ったというのに…
消耗戦に持ち込む他に手は無いのか?
とにかく突破口を見出さなければ…
 
余り効果の見込めない銃をヒップホルスターに戻す。
間髪入れず、空いた右手で【倶利伽羅の黒龍】を投擲。
そして左手に別のカプセルを持ったまま、
遮蔽物になりそうな物や地形を意識しつつ右歩行へと走る。
いざという時に息切れなどという、馬鹿みたいな真似は晒さない程度の速度で。
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
>594
サイファ
『……やらせません』
(冷気に対し、同じく冷気を放ち、相殺)
ラルフ
『隙だらけだ! そこの悪魔!!』
(エレジーに気を取られたアスモデウスに対し、聖別された斧を投げつける)
 
グラント
『ぎゃああああああああああ!』
(岩の雨を直撃)
グラント
『か、身体がああああ!? 貴様ああああああ!』
(そのまま吹き飛ぶ)
617閑馬永空:02/01/30 00:40
>603 荒木又右衛門VS閑馬永空 
 
 何度刺されても慣れんな。心の臓を抉られる、この痛みには。 
 
 この時程、普通に生きている連中を羨ましく思わぬ時はない。何しろ彼らは一度味わうだけで済むのだから。
 呻きながら、ぐい、と刀に最後の力を掛けた。鍔元まで刃は又右衛門の肉体に埋まる。
 
「轟亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜」 
 
 咆哮しながらも又右衛門の、又右衛門自身と閑馬を貫き通した刀が小刻みに上がって行く。二人の肉と骨を斬り裂きながら。
 何と言う剛力か。一旦肉に刺さった刃を、更に斬り進めるとは。
 
 憮侮武ッ! 
 
 刃は抜けた。二人の魔人の半身に裂いて。 
 閑馬の疵口から大量の蟲どもが零れ落ちる。身体が再生しない。
 それは「血仙蟲」が死に掛けているという証。閑馬自身も、また。
 まだ握っていた愛刀の柄から閑馬は手を放した。というより、手は意思に反して離れた。 
 腑羅、と後ろによろめく。胸元に突き立った井上真改蟲殺を引き抜き、二刀を携えて又右衛門が馳せ寄る。
 魔風と化して。
 
 そうか。死ぬのだな、儂は。 
 
 闘争の最中に有るまじき穏やかな、それは非道く穏やかな一瞬。血にたぎった最前とは別個の笑いを、閑馬は浮かべていた。
 
「……儂も、虫として生きるのは……もう、疲れた」 
 
 伍! 悟! 呉! 度怒呑ッ!! 
 
 魔界転生の大魔剣が、無限の時持てる不死身を蹂躙し尽くした。 
618黒蘭(M):02/01/30 00:40
>613 私と江漣さん
(路地へ追いかけていきます)
ヒトラー VS ふみこ VS リップヴァーン
>612
一瞬の躊躇。
幾度も繰り返した、過ちを思い出しての、恐怖。
それが、私の動きをコンマ数秒遅らせた。
 
ふみこがカトラスを突き立て、体を入れ替える。
そして、右腕にさらに力がこもる。
青い光はその強さを増し、私の肉体を破壊していく。
  
しかし、このまま落下すれば、彼女もまた無事では済むまい。
勝者はあくまで勝者たらねばならない。
 
私は残る力をかき集め、空間を開く。
彼女を、地上に送り届けるために。

「キミの勝ちだ、ふみこ」
 
呟きは、彼女に届いただろうか?
620エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 00:51
>618 黒蘭

路地の陰に隠れ、追跡者を一旦やり過ごす。
目の前を、丸い大きな髪飾りをつけた少女が通り過ぎて行った。
その少女の背中には、一振りの日本刀らしき刀。
 
『さっきの男の仲間かしら?』
 
私は物陰から飛び出すと、少女に向けてパイソンを構え言い放った。
 
「動かないで」
>614
カノンVSリロイ&ラグナロク
真の「魔剣」を決める闘争

常人には捕らえる事すら叶わぬ高速の剣戟の合間を縫って、
脇腹へと差し込まれるように放たれた一撃は、
狙い通りに女の横腹を抉った。
真赤な血液が、ぽたいぽたりと女の脇腹から流れて、
路地を濡らしていく。

血液量から見て、重い傷ではなかった様だが、手傷を負わせたことに
よるこちらの有利性は大きい。
更に追撃を加えようとリロイが剣を振りかぶる。

「ルシエド・・・しばし力を貸せ・・・」
彼女の台詞と同時、女の構えている漆黒の短剣が
妙な気を発し始める。明らかに人間の出すエネルギーとは違うし、
<存在意思>とも異なる力だ。これは一体?

思っているうちに、短剣による一撃が来た。
咄嗟に剣を構え、防御の体制を取る。
鈍い衝撃音。

先程までの物とは全く比較にならない重い一撃により、
剣だけでなくリロイの全身までもが衝撃により打ち据えられる。
ずん、と音を立てて足元が沈んだ。

「・・・・・こいつは」
622黒蘭(M):02/01/30 01:00
>620 私と江漣さん
「ええ、すぐにでも立ち去ります。あなたが持ち出されたあの刀をお渡しいただければ。
あれは大事な物なんです。返していただけませんか?
あまり多くは出せませんがお礼もさせていただきます。どうでしょうか。」
623エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 01:16
>622 黒蘭

「残念だけど、そう簡単に渡すわけにはいかないのよ」
私は、少女との間合いを慎重に保ちながら言った。
この子、こんな状況にあって、全く慌てていない。

「悪い事は言わないわ。おとなしくここから去りなさい」
少女の足元に向けて、一発威嚇目的で発砲する。
「今度は、脅しじゃ済まないわよ」
624黒蘭(M):02/01/30 01:22
>623 私と江漣さん
(音にビックリしました)
「あら、変わったオモチャですのね。爆竹ですか?
ですがここで私も引き下がるわけには参りません。
それに貴女からは...、血の匂いがします。」
625カノン ◆4X2AishA :02/01/30 01:25
カノン&ルシエド vs リロイ&ラグナロク
『意志ある魔剣のぶつかり合い』
>621
 剣の出すエネルギーとエネルギーのぶつかり合い
 触れることなく鍔迫り合いが行われている
 『・・・こいつは』の言葉に応える・・・
 
「魔剣ルシエドの持つ【惑星に存在する意志】の力の一部【欲望】の力だ・・・
 人間であろうとする貴様の力など及ばない程のな・・・!」
 
 少しずつだがリロイの剣が出すエネルギーを押している・・・
 そして、わたしは最後のリミッターを解除する・・・
 最大リミッターの解除・・・
 シルエット(義体)のエネルギー放出を
 最大限に引き出した技【ビートイングラム】だ・・・
 
「これが・・・わたしの・・・闘いの答えだ・・・!」
 
 シルエット(義体)のエネルギー放出が増幅していく・・・・
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
>616
 
デ「はっははーっ! 見たかこんチクショウ!」
 
吹き飛ぶグラントに気を良くしたデモゴルゴン。だが・・・
 
ア「ぐおあぁっ!」
 
ラルフの斧をまともに食らったアスモデウスの叫び声に、意識を闘いへと引き戻される。
 
デ「てめぇら! 調子こいてっとなんべんでも死なすぞ!」
 
そう叫び、
 
デ「おらおらおらおらあぁっっ! <ダークスピア>ァッッ!!」
 
激しく拳を突き出し、闇で構成された無数の鋭い槍をラルフに向かって打ち出す!
 
(※メール欄参照)
627エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 01:38
>624 黒蘭
 
『同業者?……少なくとも、それに近いところに居る子みたいね』
驚きは少なかった。私も、あれ位の年齢の時、既に人を殺した経験があったのだから。

しかたがない。少し乱暴な手段になるが、おとなしくしてもらおう。
素早く近寄ると、手にした銃のグリップで少女の延髄めがけ振り下ろした。
628黒蘭(M):02/01/30 01:44
>627 私と江漣さん
(鞘から刀身を少しだけ覗かせ、銃を壊します)
「やっ!」
(鞘を付けたまま江漣さんのみぞおち目掛け突きを入れさせてもらいます)
629エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 01:53
>628 黒蘭
 
手にした銃が突如砕けた。
『これは!!』
間髪入れずみぞおちに向けて繰り出された突きを、体をひねって何とか躱す。
 
しかし、コレではっきりとした。
この少女と、さっきの辻斬りには何らかの関りがあるに違いない。
ならば!

私はフェイントをかけると、足払い気味の蹴りを放った
630嗤う悪霊(M):02/01/30 01:55
>615
(激突!2大ハチュー類顔大決戦!)
 
……やっぱり阿呆か。
暗闇を利用して遮蔽物に隠れているつもりのようだが、物陰から兎耳が生えてやがる。
一応、罠と言う事も考えられる、肉眼と霊視眼で十分に凝視し、行動を追う。
と、女は走り抜けざまに筒を投擲してみせる。とっさに筒を霊視。
霊気のパターンからすると、さっきの炎の鬼神だろう。 
 
「ハ、またそれか。芸が無いぞ、え?おい?」
 
既に攻撃を見越して馬鹿歩き――兎歩とも縮地とも呼ばれる地脈移動法――のステップを
踏み始めている。
筒を充分に引き付けてから、転移。
出現座標は女の右側面7mほど離れた場所、地脈が近いだけあって、ほぼ狙ったとおりの
位置に出現する。完全に接敵するつもりだったが、相手が移動してることを考えれば上出来。
 
さすがに女は驚いた顔をして見せてくれる。
ハ、こっちばかり間抜け面さらしたんじゃ不公平ってもんだ。これでオアイコ。
 
生半可な攻撃じゃまた回復される、相手が呆けている隙をついて<捕捉>を圧唱。
<捕捉>はレンジも効果範囲も狭く、こんな機会でもなきゃまず当たらん。
 
移動のスピードを殺しきれてなかったのか<捕捉>を食らった女は大きくバランスを崩す。
見れば、左手にはまた筒を持っている。発動されるとうっとおしい。
「ハ、またそれか?手癖が悪いな、教育してやろう」
と、筒を持った腕と上半身一帯を目掛けて、ロッドを向け、呪弾を圧・・・・・・

(最初のジブリール起動まで後5ターン)
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
 
>626
ラルフ
『うおお!?』
(槍を鞭でいなすが、捌ききれない!)
ラルフ
『がっ……!? ……サイファ! なんとかしろ!!』
サイファ
『分かっています……。闇に帰れ、悪魔ども……!』
(白い巨大な爆裂光弾をデモゴルゴンたちに放つ。)
ラルフ
『おい、俺も巻き込む気か!?』
サイファ
『私が死ぬより、マシです。それでは……』
(光弾がラルフ、デモゴルゴン、アスモデウスの中心で炸裂する……!?)
 
(吹き飛ばされたグラントはまだ、死んでいなかった!)
グラント
『……けっ! 舐めた真似を……。身体がもたねえ……、肉だ、肉を食わねえと……!』
(気配を消して、壁をつたって、天井へ……)
『小娘、てめえの肉、食わせろ!』
(エレジーの真上から、エレジーに飛び掛る!)
632黒蘭(M):02/01/30 01:59
>629 私と江漣さん
(騙されて転んでしまいます)
「くっ。」
(転んだ状態からそのまま顎から突き上げるように刀を振るいます)
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
>631
 
ア「ぬううぅう・・・」
 
ラルフの斧に予想外の大ダメージを受け、アスモデウスは思わず膝を折る。
 
ア「(まさか日属性・・・聖なる武器か? 此奴等が?!)」
デ「おい! なにボケてやがる! 立てねぇなら寝とけ!」
ア「くっ、何の此れしき!」
 
立ち上がるアスモデウス。
その時、ローブ姿の屍食鬼が巨大な光弾を撃ち出した!
 
デ「っ! やべぇっ!」
ア「これはっ・・・アレで相殺するぞ!」
デ「おおっ!」
 
とっさにコンビネーションを取る2人の悪魔!
その周囲に闇が凝縮していき・・・
 
ア&デ「「<シャドーブレイク>ッッ!!」」
 
光弾を呑み込むべく、質量を持った闇の奔流が渦を巻く!!
 
 
(※グラントには気付いていない)
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)

>633
ラルフ
『ぐおおおおおおおおお!』
(光弾とシャドーブレイクに飲まれて、半身が吹き飛ぶ)
サイファ
『こちらの切り札を……!? ちいっ! ……グラント? なるほど』
(牽制でアスモデウスとデモゴルゴンに向かって火球を数発、放つ)
ラルフ
『肉だ……肉を!』
(上半身だけになって、デモゴルゴンの足にかぶりつく)
  
グラント
『いただき! 軟骨だ、軟骨がうめえええんだよ!』
(エレジーを床に押し倒し、肩に喰らいつく) 
635エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 02:19
>629 黒蘭
 
倒れた相手に追撃をかけようとした瞬間、喉元めがけて正確な突きが襲い掛かってきた。
なんとか首をひねって躱そうとするが、避けきれず、首筋に熱い線が走る。
 
慌てて飛び退き、首筋に手をやり傷の具合を確かめる。
大丈夫、それほど深い傷ではない。血管までは達していない。

改めて少女と対峙する。
可愛い少女だった。
長い黒髪。それを編み込んだ先を、丸い大きな金属の髪飾りで止めている。
そして、手には刀。

あの刀が曲者だ。原理は解らないが、どうやらその刀は『金属』を破戒することができるらしい。
その証拠に、右手には木製の銃のグリップだけが残っていた。

少女が体勢を立て直す前に、グリップを少女めがけて投げつける。
それと同時に少女に向かって大きく踏み込んだ。
636黒蘭(M):02/01/30 02:26
>635 私と江漣さん
(隙ができる事を恐れて刀をそのまま上段で振りぬき銃の残骸を弾きながら江漣さんを袈裟懸けに斬り付ける)
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
>634
 
悪魔たちがサイファの火球を避ける!
 
ア「おのれ猪口才な! その呪文、封じさせてもらうぞ!」
 
一気に間合いを詰めたアスモデウスの抜き手が、凄まじい速度でサイファに突き掛かる!
 
ア「食らえ<地獄突き>!!」
 
そして・・・
 
デ「うお痛ぇ! うっとおしぃっつってんのが聞こえねぇのかこのタマ無しがぁっ!」
 
デモゴルゴンは足を持ち上げると、かじりついたままのラルフごと
叩き付けるように壁を蹴りつける!!
そこへ・・・
 
「きゃああああああああっ!!」
 
エレジーの悲鳴!
とっさに振り返った悪魔たちが見た物は・・・!!
 
 
 
肩を押さえて座り込むエレジーと、
ゾウリムシのブフーラで凍り付き、身動きの取れなくなったグラントだった!
638エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 02:32
>636 黒蘭

少女が、銃のグリップを刀で弾く。その行動は予想通りだった。
しかし少女の剣技は、私の予想を遥かに上回っていた。
 
微塵も体勢を崩すことなく、少女の刀が袈裟懸けに振り下ろされる。
躱せない!!

「くっ!」
咄嗟に腰に差しておいた小太刀を引き抜き、少女の刀に合せる。
一か八かだった。ここで刀が崩れれば、私は真っ二つだ。
639由美江:02/01/30 02:43
ハインケル&由美江VSタバサ&タバサ(LV60D)

>567

「人の身で、全知にして全能なる主に肩を並べるつもり?やめといたら、
道程の遼遠さに絶望するだけだから」

由美江は傲慢そのものといった口調で言い放つ。

「もっとも、あなたはその前に、ここで旅を終えるんだけど。残念ね」

とは言ったものの、由美江は相手を責めあぐねていた。わざと隙を作ってみるか、
由美江は、刀を下げ、相手を誘った。
640黒蘭(M):02/01/30 02:43
>638 私と江漣さん
(短刀に銀蘭が押し留められてしまいます)
「やはり魂鋼...。 貴女も使いこなす事ができるご様子ですね...。
ではやはり貴女も...。」
(つばぜり合いを始めます)
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
 
>637
(壁に叩き付けられる)
ラルフ
『肉、にく、ニ…ク……』
(ラルフフェイク死亡)
サイファ
『がはっ!?』
(地獄突きによりそのまま、うずくまる)
  
グラント
『……食わせろ、小娘!』
(凍りついたまま、無理矢理、エレジーの喉笛にかみつこうとする)
642エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 03:02
私の刃と少女の鞘がぶつかり、金属同士の軋り合う、耳障りな音が響く。
……砕けない。やはり、この小太刀と、彼女が持つ刀は同等の威力を秘めているようだ。
「魂鋼? それが金属を破戒する、この兵器の名称なの?」
鍔迫合いの最中、お互いの顔が近付き、少女の呟きを聞きただす。
643エレン ◆Elen1cxc :02/01/30 03:02
>642 は >640黒蘭へ
644黒蘭(M):02/01/30 03:13
>643 私と江漣さん
「何を言っているんですか?」
(大して気に止めません 膂力で劣るようなので力を利用して短刀を下へ反らし、
刀の柄で江漣さんの顎を打ち、後ろへ間合いを取ります)
「残念です。貴女の事は良い人だと思いましたのに。」
(銀蘭を抜きます)
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
>641
 
凍り付いてもなお、恐ろしく緩慢な動きでエレジーに迫るグラント。そこへ・・・
 
『ぎゃっ?!』
『ぐはっ!』
 
うずくまっていたサイファが投げつけられる。
 
デ「エレジー様ぁっ!!」
ア「お怪我は! 大丈夫ですかっ!」
 
ほとんど動けなくなった屍食鬼共を無視して駆け寄る2人の悪魔。
 
「・・・だいじょうぶよ。この子のおかげで助かったわ」
 
見れば、ゾウリムシの呪文によって傷はすでにふさがっていた。
 
デ「よかった・・・すんません、俺があのとき・・・」
 
「あやまるのは後よ」
 
エレジーが立ち上がり、そのまま殺せるのではないかと言うほどの視線を屍食鬼共に叩き付ける。
 
デ「・・・おぅ、よくも好き放題やってくれたなぁ・・・」
ア「・・・私の言葉・・・憶えているだろうな・・・」
 
 
『『・・・いいっひぃいぎゃああぁがぶらぁばばばぁっっっ!!!!!』』
 
 
凄まじい打撃音と、なんとも形容のしがたい悲鳴が轟く。
それは、誰もいない屋敷の中でしばらく反響していた・・・。
646ビリー・ロン:02/01/30 03:23
割り込んで悪いな、今スレの闘争履歴、中途版だ。

>25 ブギーポップ vs ヴァンパイア・プリンセス
>30 バイロン(ブルーソルジャー)VS アベル・ナイトロード(エピローグのみ)
>64 殺人貴 vs アーヴィング・ナイトウォーカー
>77 カミーラ VS ラルフ・グルト「鉄火を以ってする闘争」
>121 ビリー・龍(ロングファング) VS ハックルボーン神父
>129 シエル vs 柳川拓也
>228 ウピエル VS 雨宮啓
>305 バレンタイン兄弟+グール軍団 vs カズマ&劉鳳
>325 バイロン 対 ウピエル(銃弾狂想曲)
>332 イナズマ VS 黒沼
>378 ベナレス VS アルトルージュ&プライミッツマーダー
>402 アーカードVSアーカード
>433 なあじゃVSラインドウェル 
>466>468 紅丸&ラグナロク&セリオ(姉) VS ベナレス 『サンフレッチェオクタマ』
>515 アセルス&カミーラVSエリザベス&死神(DEATH)VS比良坂初音
>529 eath Game in Vampire Arena 〜レイオット・スタインバーグVSミア・フォーテー
>534 レイオットVS魔族
>585 仮面ライダーギルスVSデビル・ザ・クロック 「仮面ライダーギルスΑ」第一話『遭遇』
>595 『平成吸血鬼侠客伝・三代目襲名』美夕&エレン&吾妻玲二 vs 坂東英二&天堂天山

間違いや抜けがあったらいってくれ。
647ナオミ ◆Might22o :02/01/30 03:40
>630
マジカルバニーVSスペルジャグラー
 
反撃に備え、遮蔽物となる物や地形を経由しながら駆け続ける。
カプセルを投擲する直前より奇妙なステップを踏み始めた男の意図は読めないが、
【倶利伽羅の黒龍】の発動に合わせて投じる予定の【満月の女王】を握りしめ、
走りながら精神集中を始める。
が、カプセルが割れ、中より不動明王が現出する直前、
 
ふいと男が姿を消した。
 
「…っな!」
 
この場面で隠形を使う意味が無い…とすると、転移術!?
と思い至るも時既に遅し。
私より見て右方向に男が姿を現し、杖をこちらに向ける。
と、いきなり全身の自由が利かなくなり、大きくバランスを崩してしまった。
前のめりに倒れて行く最中、
 
「ハ、またそれか?手癖が悪いな、教育してやろう」
 
魔力弾を撃ち放つ気配を感じ取った。
指は…反応は鈍いが、何とか動く。
 
「…足癖の悪い貴方に…言われる筋合いは無いわね…」
 
左手首を魔力弾が吹き飛ばす寸前、左手が辛うじてカプセルを手放し、地面へと落とした。
私が地面に倒れ、固く目を瞑り、第二弾が左肩を抉るのと同時に、地下空間に満月が現出した。
今の私には見えないが、犬・獅子・馬の三面を持つ魔女のシルエットがそれに重なり、
その6つの目が男を睨み付ける様子が手に取る様に解る。
 
左の肩と手首からの出血が酷いが、
【観世音の済度】のお陰で私の体力は著しく増強されており、
死に至る迄には、まだ多少の時間的余裕が残されている。
第三弾は側頭部に浅い角度で当たり、ヘルメットにより弾かれた。
観世音菩薩と幸運のお守りの御利益を目一杯実感した瞬間であった。
そして、もう一柱の神の御利益を賜るべく、
失われた左手の代わりに右手で新たなるカプセルを手に取り、その場に転がした。
(ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行)
>645
 
〜結末〜
 
・・・屋敷の中は、相変わらずひどい有り様だった。
そこかしこにかつて人間だったモノのかけらが飛び散り、
壁や床には至る所に大穴や焼け焦げが残っている。
さらに、どこから飛び込んできたのか、大きな岩塊までもが転がっていた。
 
(もう、この屋敷には、昨日までとおなじ今日は来ないだろう)
 
(そして、あの庭も、昨夜までのように私を迎えてはくれないだろう)
 
闘争の高揚のおかげで、あのやりきれない想いは一時とは言え忘れられた。
だが、その事実が、どうにも少女を不機嫌にさせる。
 
(・・・こんなつもりじゃ・・・なかったのに・・・)
 
ふ、と、目を上げる。
そこには、背中にナイフを突き立てられた女性の死体。
そして、その下で恐怖に震えている幼い少年。
 
 
 
少女は、また、やりきれない想いを抱えてしまった。
 
 
 
「・・・行くわよ」
 
緑色の不可思議な生き物を抱え
紫の堕天使と蒼い悪魔を従えて
どこか場違いな格好の少女は
どこへともなく去っていった。
 
 
・・・好きだった夜の庭に、思い付くだけの「ありがとう」を言いながら。
対ヒトラー、リップバーン
>619 エピローグ
地面がすぐ目の前まで迫っていた。
潰れるな・・・、そう思った次の瞬間。
私の体は空中ではなく、地面に足をついていた。
それを認識した刹那、力を無くした総統の体が、私の目の前にどさりと落ちる。
 
あの高さから頭から落ちたのだ。
頭部はもはや見る影も無く、地面にその中身を撒き散らした。
腕や足はあらぬ方向に曲がり、または潰れ、破裂し、
地面は血と内臓の抽象画で飾られ、飛び散った何かが私の足に付着した。
 
それでもまだ、一部の肉片は蠢き、元の形に戻ろうとしていた。
無言で、それを踏みつけ、潰す。
何の感慨も沸かない・・・はずだ。けれど・・・。
 
あしきゆめが、最後に言った言葉はなんだったのか、私にはわからない。
だが、その声、その表情は・・・。
 
「悪役を演じるなら、最後まで、演じきりなさい・・・。
 最後の最後に、素顔を見せるのは・・・・・・・・・・・・・・・卑怯よ・・・」
 
呟く。化物は、人の感情では悲しまない。悲しまないはずだ。そのはずだ。
なら、この感情は悲しみではない。この目から落ちた一筋の水滴も、涙ではない。
だけど。
 
とにかく今は、時間が欲しかった。
あのヴェアヴォルフのことも気にかかる。
あの化物が現れたということは、とうとうあの少佐も動き出したということだ。
最後の大隊、いずれは滅ぼさねばならないだろう。
だが、それでも今は・・・。
 
野次馬が集まってきた。私は歩き始める。この場に留まる理由は、もう無い。
 
軽く目を瞑って、ある日のことを思い出す。
 
さようなら、私の総統。
 
「こちら、ふみこ・O・V。総統命令第403号を完了。これより、帰還します。以上」
ラルフフェイク&サイファフェイク&グラントフェイクVSエレジー一行
 
導入
>583 >586
 
経過
>587 >590 >591 >592 >593 >594 >616 
>626 >631 >633 >634 >637 >641 >645
 
結末
>648
セリオvsヴァージニア・O
>8 >9 >12 >14 >18 >20 >22 >24 >72 >76 >78 >87 >90 >97
>111 >115 >119 

遅れてしまい、真に申し訳ありません。 
652ナオミ ◆Might22o :02/01/30 03:59
【食欲権化のデジモン○イマーナオミVS嗤うポケモンマ○ターΩ】

途中経過よ

>479 >480 >484 >493 >503 >540 >548 >557
>580 >605 >615 >630 >647
纏めね。
 
>136>137>139>142>146>152>157>166>241>252
>288>348>350>363>370>381>398>419>425>435
>441>446>452>476>483>488>492>496>500>536
>542>546>550>555>566>569>579>584>589>598
>612>619>649
 
改めてみると長いわね。
654アーカード ◆aaRCARDU :02/01/30 08:41
吸血大殲第10章 戦鬼ヲ憐レム歌
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1012347069/
 
次スレだ、移動しろ。
655吾妻玲二 ◆REIJI2xI :02/01/30 09:28
エレンvs黒蘭、まとめておく。
>607>608>610>611>613>618>620>622>623>624>627
>628>629>632>635>636>638>640>642>643>644
656アセルス ◆AseLLUSs :02/01/30 12:56
激しく遅いけど・・・
>515のレス番まとめに
 
>194(初音のターン)
 
が抜けてます。
 
吊ってくる・・・
657ラグナロク ◆0109yQVs
カノンVSリロイ&ラグナロクVSドノヴァン・バイン
真の「魔剣」を決める闘争

>353>362>380>389>395>403>408>414>427>434
>443>450>453>454>457>473>475>478>482>485
>486>490>495>505>537>539>543>545>547>553
>560>561>565>571>602>604>606>609>614>621
>625

途中経過だ。

To Be Contiunued……