吸血大殲6章 闘争者たちの血宴

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ルークvsセリオシリーズ
>875ルーク >881姉さん

姉さんへの処置が終了し『それ』の反応を確かめる為、私は振り向いた。
いや、正確には振り向くための動作指令をアクチュエーターに発した。
しかし、私の身体は動かない・・・
なぜならば、『それ』が私を抱きすくめ、牙を突きたてようとしていたからだ。

姉さんを心配に『思う』あまりに、戦場で戦いを忘れてしまうとは・・・・・
私も、まだ・・・・未熟。

しかし、これでは有りません。
私のデータによると、あと5・・・4・・・3・・・
そろそろ、『もう一人の姉さん』が目覚めます。

もう、大丈夫。
後は私を乗っ取り、利用されないために・・・・

――主電算回路カット・・・補助電算回路カット・・・感情回路カット・・・動力停止――

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
905怪人吸血Zバット:01/12/28 05:00
闘争の足跡だっ!

>874 >879 >882 >884 >885 >888 >889 >891 >893 >894
>897 >899
>899

エピローグ

かろうじて命をとりとめたドノヴァン。
力を振り絞り…剣を杖がわりにして起き上がる。
「……」
傷だらけの体。だがそれ以上に、ドノヴァンの心には重苦しい傷が、また一つ…
(また…私は…)
人間を守る狩人でありながら、決して人々に受け入れられることのない自分の存在。
呪われた自分の体。命が助かったことは、幸運なのか、不運なのか。
ふと顔に浮かぶ、哀しげな表情。

だが。
「…モンスターどもめ!!」
哀しみを怒り変え、ドノヴァンはまた歩き始める。
いくら傷つこうとも、歩みを止めるわけにはいかないのだ。
すべての闇を狩り尽くすまで…

狩りは、終わらない。
907モーラ ◆XvSx7DEo :01/12/28 05:04
>901 vsリップバーン

突進してくる狙撃者に向かって、私は即席で作ったもう1つ
の武器を投げつけた。
マスケット銃から放たれた魔弾がソレ…調味料の瓶を
撃ち落とす。
瓶が割れ、中身の粉末が狙撃者に降りかかる。

――ブラックペッパーとガーリックパウダー。

もがき苦しむ狙撃者に向かって体当たりするように、
私は飛びかかる。
左手には、山査子の杭を持って。

「灰は灰に! 塵は塵に!」

(トリップ判定)
>907 VSモーラ

(ブラックペッパーとガーリックパウダーを喰らって悶絶)
ゲホッ、ガハッ、ゴホッ!
……調子に乗るなぁ!!
(マスケット銃で殴りかかる)
(モーラのターンで判定)
909EDテーマ:01/12/28 05:10
>906
エンディング主題歌「孤影」

墜ちてゆく 迷い子のように
群れを離れた 狼のように
見えない鎖を 断ち切って
一人荒野の 明日に吠えろ

朱い夕陽は 弊れた戦士の血の涙
征けや怒りの 修羅の道
ああたかぶる 魂の
ああ栄光の 時きたる

ゆらめく陽炎 骸の叫びを背に受けて
煙ぶる血飛沫 閃く刃
ああたかぶる 魂の
ああ栄光の 時きたる
910モーラ ◆roMora.Q :01/12/28 05:17
>908
(判定:モーラ「X」 > リップバーン「/」 モーラの勝ち)

マスケット銃に割られた額から、血が伝う。
流れた血は目に入り、私から視力を奪った。
だが…私の手には確かに杭が狙撃者の心臓を貫いたのが、
伝わっていた。
目を見開く狙撃者の耳元で、私は囁く。


―嗚呼、悲しき事よ。狩人の生き様。
911真・エピローグ:01/12/28 05:20
>906
戦いに傷ついたドノヴァンは、その場から立ち去ろうとする。
そこに一人の男がドノヴァンに声をかけた。

男「その半裸の怪しい格好に剣、ドノヴァン・バインだな?」

ドノヴァン「……何の用だ?」

男「この町に来て、かれこれ5つの店で食い逃げをしただろう?
他の町でも有名らしいじゃないか、食い逃げの達人としてな。
……お前を逮捕する!」
(ドノヴァンに手錠がはめられる)
ドノヴァン「……アニタ、何とか言ってやって……!?」
(アニタのいたところに紙が一枚)
『お世話になりました』
ドノヴァン「アニターーーーーーーーーーーーー!」
(ドノヴァンの絶叫が夕暮れに木霊した……)
912怪人吸血Zバット:01/12/28 05:23
闘争の足跡(改訂版)だっ!

>874 >879 >882 >884 >885 >888 >889 >891 >893 >894
>897 >899 >906 >911 >909
913化蛇(ホウアシヲ):01/12/28 05:23
>896 >903 アルカード+レイオット
>892 堕天使アザゼル

「はぁはぁ……」

左肩を襲う苦痛に顔をしかめながら、円形遺跡の端に立つ高い岩から見下ろす。
打ち合わせした通り、フェザーの力でたまった水が揮発性の高いガソリンに変わるのを確認する。
その量は周辺一帯を吹き飛ばすのに十分な量がある。

「早くそこを離れてください!!」

フェザーに向かって叫ぶ。
だがフェザーは力を使い果たしたのか、
こちらへ向けて微笑みを返すだけで動こうとはしなかった。

次の一撃で全てが終わる。
もう演技をする必要はない。
もともと見ず知らずの男だ。
死んだところでどうということはない。

……だが。
あの男には命を助けられた恩がある。
できることなら助けてあげたい。

しかしフェザーを助けてからではあの二人に逃げられるかもしれない。
勧誘に失敗した上、わざわざ鬼眼王(カイヤンワン)様の敵を増やすようなことをしては
とてもベナレス様の下に帰ることなどできない。
そして何より、自分がいなくなったら、何よりも大事なあの人の命は、ハーン君の命は、
鬼眼王にとって意味のないもの。生き返らせてくれるという約束など果たしてくれないだろう。

見捨てるしかないの?
………
その時、心の中の誰かが呟いた。
*「…何を迷っているの?あなたはもう裏切っているじゃない」
「!?」
*「…あなたは自分一人のエゴのために大切な人たちを全て裏切ったのでしょう?」
「……それは……」
*「こぼれた水はもう元の器には戻らない。何も迷う必要はないわ。さあ……」

我に返った化蛇(ホウアシヲ)の目に映ったのは、
それまでフェザーの力で意識を奪われていた貴族風の男が
自分のいる高所めがけて跳んでこようとしているところだった。
だがさすがに空中では動きが直線的になる。

あと10メートル。

右の掌を斬りかかってくる貴族風の男と、その背後にいる黒い全身鎧の男、そしてフェザーに向ける。
そして彼等の立っている場所には、大量のガソリンがたまっていた。

あと5メートル。

貴族風の男が自分を斬り裂こうと剣を振り上げる。

「出でよ……光牙=iコアンヤア)」

右手から閃光が輝き、圧倒的な熱量を持った光の竜が出現すると、
貴族風の男の肩を貫き、遺跡の中央に向けて飛ぶ。

その一瞬の後、遺跡は大音響とともに爆発し、化蛇(ホウアシヲ)の身体は吹き飛ばされる。
大量のガソリンが高熱を発する光牙=iコアンヤア)によって引火し、爆発したのだった。
>910 VSモーラ

……あら?
(自分の心臓を貫いた杭を呆然と見下ろしながら)



……Ziek Heil!!
(発火)
915エピローグ ◆roMora.Q :01/12/28 05:48
「本当に嫌な天気」

悪夢の様な夜が明け、朝陽が城門にもたれ掛かる
モーラを照らしていた。
ダンピィルの身体を、太陽は容赦なく攻めたてる。
本来なら館の中で陽を避けたいところだが、
逸れた相棒と出会う為には目立つ場所に居なければならない。
少ない日陰に潜り込みながら、モーラは毒づいた。

(太陽を鬱陶しいと思えるのも生きているからこそ…だけど)

右足を吹き飛ばされ、右手を破壊され、更にはここの城に
巣食う吸血鬼は埋葬者に狩られた後だった。
これでは今回の件の報酬も出ない。
踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
モーラは視線を自分の右足に向ける。
ダンピィルの再生力は、千切れた足をしっかりと繋げた。
だが、未だに力が入らない。
元通りに動かせる日がいつなのか…それもまた、モーラ
を滅入らせる要因のひとつだ。

「だけど…まあ」

近づいてくるハマーに向かって、モーラは手を振る。
口元には、苦笑とも自嘲ともとれない微笑みを浮かべていた。
あの絶望的な状況下、こんなにボロボロになっても
生き延びることが出来たのだけは事実だ。
だから

「最低の幸運に感謝かしらね」

【めでたし めでたくもなし】
>913 アルカード+レイオット vs 化蛇+アザゼル

「早くそこを離れてください!!」

ホウアシヲの声が聞こえる。
動かない。
過激な割には、その辺りのは気を使うのだな…
何を迷う必要がある?
今日であったばかりの見ず知らずの男の為にチャンスを逃がすか…
馬鹿な人間だ…
だが、だからこそ可愛く、慈しみがいがある。
俺は彼女に向かい、微笑を浮かべた。
気にせずに殺れ、と…

ホウアシヲが迷いを捨て切れないまま、貴重な数秒が過ぎ
鎧男とコスプレイヤーが動き出す。

コスプレイヤーはホウアシヲに向かい飛翔し、鎧男は俺に攻撃する。
貴重な、本当に貴重な1秒…
コスプレイヤーは大きく剣を振りかぶり、鎧男の攻撃は俺を斬り裂く。
彼女が迷いを振り切った、半秒…
コスプレイヤーの斬撃が届く寸前、鎧男の攻撃で裂た傷が再生する。
彼女が何かを叫んだ瞬間…
コスプレイヤーはどうなったろう、鎧男は何をしている?
俺は…手の平に炎を呼び出した。

轟 音 ! !

辺りが紅に染まる。
はーい、知得留先生のパクリのモーラ先生です。
お久しぶりー。
さて今回は脚吹っ飛ばされたり、ドタマ潰されたり、
頭吹っ飛ばされたり、燃やされたりで、なかなかに
凄惨極まる闘争を繰り広げたワリには、同時進行の
>912に喰われまくっていて、報われねーって感じですね。
だから先生、このままお酒飲んで不貞寝します。
復習は各々、勝手にすれ。ではまとめよー。

>741>746>751>756>762>765>767>773>779>780>782>783>784
>786>790>791>813>816>818>820>823>833>837>844>849>852
>858>860>864>865>868>870>873>880>886>887>890>895>898
>901>907>908>910>914>915

長すぎ。
あと先生、あんなことで本当に粉塵爆発するかどうか、
全然分かりません。
大切なのはノリです。考えるんでなくて感じましょう。
それではまた次の闘争でお会いしましょう。
起立。礼。
あっ、知得留先生。ちょっと付き合ってください。
私の足を吹き飛ばしたことについて問い詰めたい。
(自分が頭を叩き潰したことは棚に上げる様子)
アルカード+レイオットVS化蛇+アザゼル

〜エピローグ:アルカード〜

俺は森の中で意識を取り戻した。
衣服は焦げ、全身が痛むが、意識ははっきりしてくる。
どうやら、鎧の耐火能力によって守られたらしい。
頭を抱えながら、ゆっくりと体を起こし、座り込む。
(焦りすぎた)
あの時、一度立ち止まっていれば、こんな状態にはならなかったろう。
俺も、まだまだ未熟ということか。

(奴は一体…)
今更ながら、初めからあった疑問が頭に浮かぶ。
逃がしてしまった今となっては訊く術も無いが、なぜか気になる。
(カイヤンワン…ホウアシヲ…聞いたことのない言葉だ)
だが、どこか東洋らしい響きを持っているのは分かった。
(計画がどうとか言っていたな)
闇の軍団、闇の者の悲願、というようなことを言っていた。
父とは無関係なのだろうが、どこか似たような響きの言葉だ。
(面倒なことになっているな、この世界も)

ふと、最後の一撃を加える直前の彼女の表情が気になった。
今思えば、それまでの厳しい表情が、たった一度緩んだ瞬間だ。
あれは何だったのか…これも、今や知る術も無い。

(眠りすぎたようだな…本当に、俺の感覚も鈍っているのかもしれん)
ゆっくりと立ち上がり、気を改めてコウモリに変身する。
そして、暗い森の中へ飛んでいった。
闇の中へ。
919イーヴァ:01/12/28 06:41
新スレ立ててきたよ

吸血大殲 第七章 大殲争・Vampirkrieg
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1009488808/
>916  アルカード+レイオットVS化蛇+アザゼル

〜エピローグ:レイオット〜

 閃光。
 轟音。
 そのふたつに反応して、即座にスタッフ操作。無音詠唱。
「――イグジストッッ!」
 <デフィレイド>発動。紙一重で、生み出された波紋が、爆炎からレイオットを防いでいた。
「くっ―――!」
 だが、それよりも早く、爆風がレイオットを襲う。レイオットはあらがうこともできずに、盛大に吹きとばされていた。
 だが。
 ごんっ!
 という音と共に、衝撃が襲う。
「がっ!」
 遺跡の入り口に停めてあったモールドキャリア。それに気付いたレイオットは、ふらつきながら運転席へ。
 エンジンを始動させ、方向転換。そのまま、アクセルを踏み込む。
 サイドミラーで、遺跡を伺う。轟々と遺跡を覆う炎の柱。
 さらに、アクセルを踏み込む。
 数分後。森を抜けた瞬間、レイオットは意識を失っていた。

 気がついたとき、周囲はすでに朝を迎えていた。
「……なんだったんだ、あいつら」
 しばし黙考。だが。
 結局、答えが出ない疑問だけが積み重なっていく。
 とりあえず――
「帰って、寝るか……」
 疲れている。家に帰って、ゆっくりと休みたい。
 ……その後、モールドを再調整しなければならないのだが。
 最近、出費だけがどんどん増えている。
 どこか憂鬱な表情で、レイオットは自宅に向けて、モールドキャリアを走らせていた。
921化蛇(ホウアシヲ):01/12/28 06:56
アルカード+レイオットVS化蛇+アザゼル

――――――――――エピローグ――――――――――――


風が、焦げた臭いを運んでくる。

あれからどれくらいの時間がたったのか、
吹き飛ばされて気を失っていた化蛇(ホウアシヲ)が目醒めると、既に雨は止んでいた。
あたりが明るさに気づいて空を見上げれば、東の空がほのかに白み始めている。

誤算だった。
相手の力はこちらの想像以上だった。
結局勧誘は成功せず、自分は重傷を負っただけ。
いくら相手を殲滅したとはいえ、これは失態だった。

「この失態、ベナレス様はお許しくださるかしら……」

煙で汚れた髪を無造作にかきあげると、黒い羽根が指に触れる。
羽根をじっと見つめていると再び風が焦げくさい臭いを運んでくる。

「………」

無言で後ろを振り返る。
そこには今も空へ向け、猛然と火の粉と黒煙を上げ続ける古代の遺跡があった。
あの男がくれた黒い羽根を水で包み、そのまま炎の中へ飛ばす。
羽根は炎の中で跡形もなく燃え尽きた。

「馬鹿な男……私を信用するなんて……」

もうベナレス様の下へ戻らなければ。
今の鬼眼王(カイヤンワン)様に残された時間は少ない。
あの人たちは必ずそこを狙ってくるはずだから。

目を閉じて精神を集中する。
その数秒後、空間転移術が発動すると
彼女の姿はその草原からかきけすように消えていった。
922イーヴァ:01/12/28 07:06
ルークvsセリオシリーズ
>902セリオ >904 セリオ量産型

空中で交差した二つの影は別れることなく地上に降りたつ。
……ルークはその凶悪な顎にセリオを捕らえていた。
セリオがレイジに感染したことを確認すると、
ルークはセリオから牙を外し、そっと地上に横たえた。
セリオとセリオ量産型を眺めながらルークは考え込む。

さて、どうしよう。
……ま、なんとかなるか。

あっさりと考えをまとめると、
その計画を実行に移すためルークはセリオにコマンドを飛ばした。

(トリップ判定 T>s ルークの勝利)
923ルーク:01/12/28 07:07
>922
922の名前はイーヴァじゃなくてルークです
アルカード+レイオットVS化蛇+アザゼル

エピローグ:アザゼルの場合

赤く…紅く…朱く…燃える炎。
熱せられた空気が悲鳴をあげ、天に昇る爆音。
その真っ只中に俺は佇む。

俺にとって炎は羊水、爆音は胎音…
炎から生まれた俺は炎では死なない。
だから、ここで佇み全てを見守ったのだ。

一人は炎に包まれ森で倒れた。
一人は爆風で弾かれ宙に消えた。
彼女は雨水と共に大地を滑った。

炎に抱かれ時を忘れ佇む
ふと
小さな羽根が俺の元に舞い落ちる。
炎と同化し、赤く…紅く…朱く…燃える羽。

「フラレたか……いや…そうでもない…」

俺は周り全ての炎を掻き集め吸収すると
十二枚の翼を羽ばたかせ飛び去った。
雨上がりの朝焼け空より赤い巨竜となって…

To Be Continued…?
アルカード+レイオットVS化蛇+アザゼル

闘争の記録だ。
>706>716>719>722>726>731>734>739>745>749>763>768
>769>777>781>810>829>832>834>843>856>861>867>883
>892>896>903>913>916>918>920>921>924

レイオット、化蛇、アザゼルには改めて礼を言う。ありがとう。
926ロングファング:01/12/28 07:38
>793 ロングファング VS 猪八戒
「ちっ!」
 数歩退いて追撃を避ける。左肩は問題ない、2秒で治癒する。
 掌の先に形成される"場"、それがこいつの武器だ。Eマグ並みに威力もある、正面突破よりは…

(手の先端に形成されるなら、死角は足元か背後…)

 爪先を狙って鉄パイプを投げつける。ついで右手でEマグを抜き、頭部を狙って射撃。
 "場"が弾丸をそらすのは計算のうち、狙いはマズルフラッシュによる目潰しだ。

 奴の視界から逃れるために姿勢を限界まで低くし、斜め前方に転がり込む。
 吸血鬼の瞬発力を利して一瞬で奴の斜め後方を取り、マグナムを3連射した。
続・真エピローグ?

アニタは路地裏を走る。首のない人形を抱えながら。

ドノヴァンには感謝している。でも自分まで捕まったら嫌だから
逃げた。最後までありがとうドノヴァン。

そんな風に考えつつ走りながらも、やはりアニタは無表情。
そのままこれからどうするかを考える。

やっぱりドノヴァンみたいな『お人好し』についていくのが
一番便利よね。それでいてちょっと強ければ好都合なのだけど。

アニタの魂はかなり暗黒に近づいてるようだった。
とりあえず足を止め、人畜無害そうでお人好しで馬鹿そうな
人間を探し始めた。が、所詮路地裏。辺りに人などいない。
特に気落ちもしないが少し歩くと、歓声らしきものが聞こえる。
歓声の方へ行ってみると開けた場所に、人垣が出来ていた。
人垣の足の間を這って進み、どうにか内側に辿り着くとそこでは
男が二人、立ち会っていた。
ストリートファイト、と呼ばれるものだと前にドノヴァンから
聞いたのを思い出した。
よく見ると片方の男、何故か『ピンク色の胴着』を着ている男は
ドノヴァンに似ていた。特に髪型が。

胴着の男がしきりに相手の男を挑発する。相手の男は激高し
飛びかかるが、それを待ってたとばかりに胴着の男が動く。

「ヒャッホ〜〜〜イ!!!」

胴着の男の体が光ったと思った瞬間、繰り出されたジャンプ
アッパーが相手の男を空中に吹き飛ばしていた。
相手の男は受け身も取れずに落下し、そのまま動かなくなった。

「余裕ッス!!」

ビシィッと鳴るはずのない擬音が響きそうな勢いで、胴着の男は
妙な決めポーズを取り観衆にアピールしている。
アニタは思った。こいつだ!と。
おもむろにトコトコ歩き、ピンクの胴着を引っ張る。

「あぁん?何だこのガキは?」
「・・・・・・。」


その後、タイで帝王と呼ばれるムエタイの王者がピンクの胴着を
着た男に敗れた際、首のない人形を抱えた少女が、傍らにいたか
どうかは不明である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スレ違い過ぎ。
新スレ立ってるからって調子に乗り過ぎだと思った。(滅)
>926 ロングファング

八戒は我が目を疑った。抉り取った左肩が見る見るうちに再生を初めていたからだ。
「なるほど…、生半可な攻撃じゃ倒せない…ってわけですか」
これなら、急所と思われる数少ないポイントに集中すれば良い…。
と、男は鉄パイプを足に投げつけると同時に銃を頭に向けて三連射!
「くっ…!」
八戒はとっさに「気の防護壁」を張り巡らせる。
消耗を避けるため、今日は三回分しか使えない…。
一瞬、視界が遮られると同時に男の気配が眼前から消えうせる…。
「こういう時は…後ろってのが定石なんですよ、ねっ!」
「気の防護壁」を維持したまま後ろを振り向くと同時に銃弾が防護壁に
衝突する…八戒は姿勢を崩し、強かに尻餅をついた。
「まずいですね…あの銃弾の威力は…いくら僕でも厳しいですねぇ」
八戒は人事のようにこの状況の算段をはじめていた。
929ハインケル(M):01/12/28 15:58
>876
ハインケル&ラグナロク、リロイVSダイ・アモン
(弾かれて、爆発したナイフを見て)

どうやら、邪魔者がいるみたいですね・・・愚かな。
おそらくはあの化け物でしょう。どういうつもりかは知りませんが、無駄ですよ。
(ゆっくりとハインケルの方へ歩いていく・・・。)

女・・・私は既に「吸血鬼」では無いのですよ・・・そんな私を「殺す」のですか?
あなたは・・・「ヴァチカン」は・・・無実の「人間」を殺すのですか?
(砂煙が巻き起こる)
フハハハハハハ・・・やはりあなた達は狂っている・・・。
あなたに良いことを教えてあげましょう・・・。
「神」はなぁ!!!「絶対者」にして、もっとも「無能」な存在!!
すなわち、0にして∞の可能性を持つ存在・・・貴様等の「得」となる存在じゃねぇんだよ!!!
(煙が辺りを包む)

・・・無駄だって言ってんだろ!!無駄無駄無駄無駄無駄、無駄ぁ!!!
(風の魔法を発動して、煙を吹き飛ばす。)
フハハハハハハ!!終わりだ、「ユダの司祭(ジューダスプリースト)」!!!
・・・なぁにぃ!?
(煙が晴れた道路には、彼女の姿が無い)

馬鹿な!!人間の反応速度ではありえないことだ!?
930ルーク:01/12/28 21:14
>922 ルーク
ルークvsセリオシリーズ
エピローグ

「早かったのね。待たせちゃったかしら?」
少女の声が響いた。
「いえいえ、かまいませんよ。こちらが早めに到着しただけですから」
「そう。そう言って貰えるとうれしいわ」
闇の中から現われたのは額に大きな絆創膏をした十歳ごろの少女。

最初に会ったときはこのガキがルークの使いだとは信じられなかった。
ここ最近めきめきと頭角を現し始めた新進気鋭の何でも屋、ルーク。
依頼人にすらその姿を見せず、しかし依頼はきっちりとこなすと聞いていた。
あの研究所のセキュリティの堅さと何よりセリオシリーズの戦闘能力の高さに、
万策が尽き藁をも掴む気持ちで依頼したのだが……。

「それで首尾の方は……」
少女は事も無げに言った。
「おおむね成功よ。ただセリオ量産型の脚部に中程度の損傷。
あとはハードウェアからソフトウェアにいたるまで大した損傷はないわ……」
「それじゃあ」
少女はさらに続ける。
「……だから研究所に返せばすぐに直してもらえるだろう、
ってルークは言ってたわ。恨まれてなきゃいいけど」
スーツ姿の男の愛想笑いが消える。
「それはどういう……」
「あのね、わたしたちはただのメイドロボだ、って聞いて依頼を受けたのよ。
家電メーカーならともかく死の商人に研究資料を提供してあげるほど、
わたしたちのモラルは低くないの。ああ、ちゃんと前金は返してあげるから安心して」

その場に静寂が満ちる。
「待て。そんなことをしてただで帰れると思っているのか?」
少女はまったく動じなかった。
「あら、あなたこそそんな安っぽい脅しでわたしをどうにかできると思ったの?
わたし、ひとりでここまで来るほど不用心じゃないのよ」
その瞬間、男の頭を巨大な手が掴む。
「なっ?」
「これ以上わたしたちに関わったらあなたをバラして、
ダンボールに詰めて、会社に送りつけるわよ。
お互い遠いところで幸せになりましょ。それじゃあね」

少女は再び闇に消え、男の頭を締め上げていた手も程なくして消えた。
男が後ろを振り返ったそのときには既にそこには誰もいなかった……。

END
931ロングファング:01/12/28 21:42
(空を見上げながら)今夜は雪でも降りそうだな…
感想だ。

>788 玲二&ヴェドゴニアVSヴァンパイアロード

銃器がメインの二人に対して、魔法使いのV.Lてのはかなり異色の対決だったかもな。
若い二人に対してヴァンパイアロードが青春?を思い出すのが実に印象的だったが。
クライマックスで二人が全開射撃するシーンは盛り上がった。

若干、やりとりが不自然かな、という部分もあるが
(惣太変身に対する玲二のコメントとか、灰の中から杖を見つけるくだりとか)
ま、細かいことだな。おもしろかったよ。

>912 ZバットVSドノヴァン
読んで笑え。それ以外に言うことが無くて困る(w
真・エピローグの落ちは傑作だ。

>917 シエル&アンデルセンVSモーラVSリップバーン
4者3つ巴、次々リタイアが出、四肢が吹っ飛びまくる凄惨な展開だったな。
月夜の古城でのハンター達のせめぎあいは、なるほど、連中の業が伝わってきたよ。
あと、トリップ判定が随所に用いられていた。雑スレでモーラが漏らした通り、
トリップ判定に振り回された部分もあったようだが、効果的だったと思うな。

ところでリップバーン中尉、
>泣く子はいね〜が〜?♪
…あんた、いつ日本に来た?(w
932ルーク&イーヴァ:01/12/28 21:48
>642>646>651>652>655>700>701>707>724>728>735>742>748
>761>772>838>848>855>863>875>881>900>902>904>922>930

というわけでまとめっ!
どうすんのよルーク、今回完全にただ働きじゃない。
しかもずいぶん派手にやられて!

ROOK-RES(001): それいったら相手の素性を
ろくに調べないで依頼を受けたイーヴァの責任は? EOS

う、うっさいわね。
月末が苦しいしそろそろ転校しなくちゃいけない時期だから何かと物入りなのよ。

ROOK-RES(002): まぁいいけどさ。
ちなみに最後にぼくがセリオに送ったコマンドは、
セリオ量産型を背負って研究所まで移動。その後リンクを解消。
ナノマシンはリンクを解消すると同時に自殺するように出来てるから問題はないはずだよ。 EOS

それじゃあ、最後まで付き合ってくれた皆さんありがとうございました。
今度はいつになるかわかりませんが、また会いましょう。
933ラグナロク ◆0109yQVs :01/12/28 23:07
ハインケルVSダイ・アモン 乱入

>876>929
(物陰から、様子を観察している)
煙が、唐突に起こされた強風により、吹き飛ばされる。
中から狂気の笑い声と共に現れたのは、「人形」の方だった。
姿形こそハインケル神父に似ていても、その声は耳障りで、ひどく不快だ。
一方、本物のハインケルは…。
跡形もなく消えていた。
「………!?」
突然の展開に目を見張ったが、即座に自分の冷静さを取り戻させる。
…恐らく、彼女は奇襲に出るつもりだ。もしそうなら、それを
成功しやすくさせるのが、今の私の仕事だろう。
……不本意だが、もう少し撃ち合いに付き合ってもらうとするか。
そう考えた私は、懐から拳銃を取り出す。先程気絶しているリロイから
拝借してきた代物だ。念のため、持って来た甲斐があった、と思う。
未だハインケルの姿を探し、辺りを見回す「人形」の頭部を正確にポイントする。
引き金が2度、3度と引かれた。
不快な銃声が辺りに響く。
>933 ハインケル&ラグナロク、リロイVSダイ・アモン

煙で視界が利かない間に、手近な電柱を伝って家屋の屋根の上に身を潜めた。
案の定、自分の偽物は呆気にとられている。
と、そこに横合いから、弾丸が吸血鬼めがけて飛んでいった。
飛んできた方に目を向けると、あの男が銃を持って立っている。
命中はしなかったようだが、吸血鬼の注意がそちらに向いたようだ。

……また、借り一つね。
心の中でだけそう呟きながら、自分の銃も偽物に向けてポイント。
「Amen!」
必殺の気合いを込めて、引き金を引いた。
935カミーラ:01/12/29 01:42
>866, >872

VS美夕&初音

カミーラは、異様な空気の振動を感じた。反射的に廊下の窓を蹴破り、
運動場の野次馬と化した生徒たちの中へと逃れる。一瞬遅れて、振動波
が彼らを襲った。

カミーラの周囲で悲鳴があがる。振動波を直接受けたもの、飛び散った
建物の破片を受けた者たちが、それぞれの傷の程度に応じたうめき声を
上げている。その中には、永遠に声を発することのできないものもいた。

「ちょっとやりすぎですわ、アセルスさん」

無傷のカミーラはそう呟くと、40mmグレネード銃を取り出し、初音と美
夕のいるあたりに撃ち込んでいく。派手な爆発の照り返しを受けたカミー
ラの顔は、純粋な歓喜に満ちていた。

彼女の耳に、遠くからパトカーのサイレンが近づいてくるのが聞こえた。

「思ったより、時間がかかりましたわね」
936美夕 ◆MIYU.g96 :01/12/29 02:00
vsカミーラ&アセルス

>935

アセルスが間合いを取り、剣に力を込める。
『!』
ラヴァは、その攻撃に覚えがあった。瞬時に飛び退くと、美夕を自分のマントで覆う。
次の瞬間、空気が震えた。
美夕は反射的に炎を放ち、気流の壁を作る。
凄まじい衝撃があたりを襲う。直撃こそ免れたものの、全身を内側から殴られたような
衝撃に、美夕は嘔吐感と痺れを覚えた。言葉にこそ出さないものの、ラヴァも同様だ。
「・・・・ぐっ・・・」
初音は一足早く逃れていたのか、校庭にいる。そこへ数発のグレネードが着弾した。
「しかたないな」
美夕は初音の側まで跳躍する。
「カーミラは後回し、先にあの子から黙らせちゃうよ」
そして、半壊した教室にいるアセルスに声をかける。
「さあ、勝負はこれからよ・・・!」
その言葉に反応したアセルスが飛び出すのを確認すると、初音に清涼飲料水のアルミボトルを
手渡す。
『何を考えてるの』といぶかしむ初音だが、かすかに漏れるにおいで中身に勘付く。
「あなた、とことんクズですわね」
「ほっといて」
初音は、そのボトルを糸でくるんで繭にすると、投石器の要領で遠心力を付けてアセルスに向け
投擲した。美夕は、その繭に炎をつける。
アセルスは、その燃える塊をたやすく避けた、はずだった。
瞬間、その塊が爆ぜ、巨大な火球と化す。
「・・・ジェット燃料って、すごいね」
937アセルス ◆I.vAsels :01/12/29 02:28
「さあ、勝負はこれからよ・・・!」
外に飛び出した美夕が挑発するように言う。
「ふ・・・望むところだ!」
アセルスは振動波によって半壊した教室から美夕たちのところに向かって跳躍した。

(カミーラの砲撃にあわせて、烈風剣を叩きつけてやる!)

そう思ったその時、美夕によって火をつけられた繭玉が向かってきた。
無論、たやすく避けた・・・はずだったその刹那。
繭玉が爆ぜ、巨大な火球と化した。

「何!?」

アセルスは反射的に月下美人を抜き、幻魔とともに
連続で火球に剣風を放った。

>二刀烈風剣
938比良坂初音 ◆EA9lggjE :01/12/29 02:54
>935>936>937
アセルス&カミーラvs初音&美夕

「さて・・・・・どうしようかしら?」
しゅうしゅうと音を立てて傷が治って行くのを確認しつつ
初音は考える・・・・・・
アセルスはどちらかといえば武人タイプ、策を弄するタイプではないだろう
美夕は百戦錬磨の狩人、しかも勇敢な護衛もついている。正面からの戦いでは遅れは取らないはず
なら・・・・1人でカミーラを追うか・・・・・と、考え外を見た矢先
グレネードランチャーを構えたカミーラの姿が!!
「ここには貴方の仲間もいるのよ!!、ほんといい性格してるわね!」
教室へと飛来する弾丸と入れ違いに校庭へと飛び出す。
爆炎を背景に着地した初音をさらに執拗にグレネードが狙う。
校庭にはちらほらと生徒の姿も見える・・・・・最近、意図的に結界を緩めていたのと
昼間なので術の効果が薄かったらしい。
弾丸が切れたのか、攻撃が止む、と同時に美夕も校庭へと降りてくる。
私はカミーラを追うわ、と美夕に告げようとした矢先、美夕が初音の機先を制す
「カーミラは後回し、先にあの子から黙らせちゃうよ」
美夕を追い、アセルスが瓦礫と化した教室から姿を現す。
と、美夕は初音に清涼飲料水のアルミボトルを手渡す。
そこから漏れ出す匂いは・・・・・
初音は美夕の狙いを瞬時に理解し、ボトルを繭にすると、アセルスへと投擲する。
数秒後、大爆発が起きる、いかに妖魔の君とてこれでは恐らく生きてはいまい。
炎に照らされながら2人はお互いの顔を見合わせ残忍に笑う・・・・・。
そのとき2人の耳にパトカーのサイレンが聞こえた。
939カミーラ:01/12/29 03:01
>936,>937,>938

「まあ、あの美夕って子。虫も殺さないような顔をしていながら」

生きながら火葬に付されつつあるアセルスを眺めやりながら、カミーラは
計算する。

「仕方ありませんわね」

カミーラは跳躍すると炎に包まれたアセルスを抱え、校庭脇のプールに
飛び込んだ。
940美夕 ◆MIYU.g96 :01/12/29 03:14
vsカミーラ&アセルス

>939

(やった!)
そう思った瞬間、カーミラがアセルスを救出、プールに飛び込んだ。
(へぇ・・・まだ生かしとく必要、あるのね)
美夕は、サイレンの音を聞くと初音をうながす。仮に逃れたとしても、あれだけの
熱風をまともに受けてはさしもの妖魔の君といえどまともに動けまい。
「騒ぎが大きくならないうちに、とどめ刺しちゃうよ」
「指図しないでくださる?私も偶然そうしようと思っていたのですけれど」
美夕と初音は、プールへ向けて駆けていった。
941アセルス ◆I.vAsels :01/12/29 03:35
(前回レス番入れ忘れた・・・)
>938>939>940VS美夕&初音
全身に激しい痛み・・・
誰かに抱えられて・・・
水音・・・水の中?

・・・アセルスは、水の張られたプールの中から顔を出し、
そこでようやく、カミーラに助けられたことに気づいた。

(助けた?いや違うな・・・まだ利用価値があるから生かされた、そんなところか。
どちらにしても・・・)

「・・・借りを作ってしまったな、カミーラ」
「全く・・・世話を焼かせますこと!」

ともかく、カミーラのおかげで事なきをえたようだ。
烈風剣も多少は熱波を拡散するのに役に立ったのだろう。
命は取り留めたようだ。だが。

(この火傷では、しばらくはまともに動けないか・・・
再生を待つしかない・・・くそっ)

じきに初音と美夕が向かってくるだろう。このまま水につかっていては
妖魔の君の名折れだ。
アセルスは、プールから上がった。
942比良坂初音 ◆EA9lggjE :01/12/29 03:44
>939>940>941
アセルス&カミーラvs初音&美夕

校庭はもはや地獄絵図だ。
生徒の誰もが傷を負い、すでに息絶えた者もいる。
もはやここまで騒ぎが大きくなると今の結界では対処しきれない。
しかし、流石に警察は面倒だ。
子蜘蛛を放ち、道路に簡易的な結界を作る
これで、当分パトカーはここにはやって来れまい・・・・・・
美夕に従い、プールに向いながら、初音は面白いことを思いつく
相手がプールを主戦場に選ぶなら、うってつけの罠がある。
初音は子蜘蛛に命じて、地下の配電板を操作させ・・・そこへ糸を伸ばす。
「今度こそ、黒焦げにしてあげる・・・・・うふふっ。」
943カミーラ:01/12/29 03:56
>940>941>942
VS美夕&初音

「しっかりしてくださらないとこまりますわ」

濡れネズミのような姿のアセルスに向かって、おなじくびしょぬれのカミーラが言う。

「本当にもう、しまらない格好ですこと。……ところで」

カミーラの目に妖艶な光が宿る。

「ちょっと失礼」

言うが早いか、カミーラはアセルスの唇を奪っていた。

「なにするのよ」

邪険にカミーラを突き放したアセルスにカミーラは言った。

「わたくし、生気を奪うこともできますけれど、与えることも
できますのよ。かなり再生も早くなると思いましてよ」

それから、カミーラは柔らかく微笑しながら言う。

「あなたの唇、本当に柔らかいですわね」
944美夕 ◆MIYU.g96 :01/12/29 04:10
vsカミーラ&アセルス

>943
プールへの道すがら、初音が何やら考え込んでいるようだ。
「何よ」
「プールから逃がさないようにできますかしら」
「できないことはないけど・・・どうせまた陰険な策でも使うつもり?」
「あなたには言われたくありませんわ。何ですの、あの焼夷弾は」
憎まれ口を叩き合いながらも、二人はプールにたどり着く。
すると、そこでは水に濡れたカミーラとアセルスが抱擁してくちづけを交わしている。
こういう状況でなければ官能的ともとれる姿ではあったが。
(ラヴァ、足止めお願いね。何かあると思うから、注意して)
『わかりました、美夕』
あいさつ代わりの炎を二人の足元に放つと、美夕はカミーラの前に降り立つ。
ラヴァはアセルスを牽制するように爪を伸ばし身構えた。

【つづく、以降は第七章で】
945美夕 ◆MIYU.g96 :01/12/29 13:23
美夕&比良坂初音vsカミーラ&アセルス・今スレ分まとめ

>732 >733 >737 >740 >750 >754 >758 >764 >774 >776
>851 >857 >866 >872 >935 >936 >937 >938 >939 >940
>941 >942 >943 >944

【第七章へつづく】
946以上、自作自演でした。:01/12/29 16:26
孤独ですか。
孤独と感じたらどうしますか。
947アーカード ◆aaRCARDU :01/12/29 17:59
>946
闘争、唯々闘争に明け暮れるのみ。
もっとも、孤独に感傷を感じるような心は持ち合わせていないが。
婦警やインテグラがいる限りは、孤独と感じる暇もないがな。
948ロングファング:01/12/29 18:08
成り行き上俺がまとめをすることになった。
前スレから続いていた血祭りは>501あたりまで。

>594 クリスマス大狂乱(勝手に命名)
(エミリオ 二人のレザード ダイ・アモン マロン ピロン
 ラスタバン アンデルセン)
>613 アーカード VS ゼン・ランドー
>693 玲二 VS ラバーソウル
>691 ハインケル VS VS 鋼線のベック
>698 レイオット&アドルフ・ヒトラー VS ベナレス
>788 玲二&ヴェドゴニアVSヴァンパイアロード
>912 ドノヴァン VS Zバット
>917 シエル&アンデルセンVSモーラVSリップバーン
>925 アルカード+レイオットVS化蛇+アザゼル
>932 ルーク VS セリオズ

ロングファング VS 猪八戒 途中経過
>503>504>506>507>507>694>709>793>926>928

>946 容量オーバ寸前だ、悪いが新スレで頼む。
949ロングファング:01/12/30 05:15
>948
クリスマス大狂乱に、天堂天山の名前を入れるのを忘れていた。
スマン。
このスレでの闘争分まとめ。
続きは次スレにある。

>794>795>796>797>798>799>800>801>802>804>805>806>807>808>809>811
>812>814>815>817>819>821>822>824>825>826>827>831>835>836>839>842
>845>846>847>850>854>859>862>869>871>876>929>933>934
951レオニード:01/12/31 00:54
>946
孤独か・・・城で何をするでもない無為の時はそう感じる。

孤独を感じた時は、暇潰しでも探す事にしてはいるがね。
952以上、自作自演でした。:02/01/10 12:17
age
953ラウンジャー葱
                      。     。                o o
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