641 :
千影 ◆snKsJ8xs :
・・・純白の雪が舞い、風が吹き荒れた昨日の夜・・・・
・・・・つい、魔術儀式に熱が入ってしまったんだ・・・・魔力の高まりを
私自身、感じ取れたからね・・・お陰で、いつもは出来ない事まで
上手くいったよ・・・・兄くんと話をするのを忘れるほどに・・・・
・・・今夜はゆっくり話そう兄くん、私のこの声が、兄くんに届くように・・・
>542-543 >546
・・・もう、年は明けてしまったね。だけどこの位のと時間の違いは・・・
・・大した事無いんだ。兄くんももう判っているだろ?・・・・
・・・そう、お互い、長い刻を転生を繰り返し、過ごして来たんだからね・・・
・・・・去年は私にとっては・・・・兄くんと久々に逢えた記念すべき年だったよ・・
今年は・・・兄くんと二人だけの世界に行ける年にしたいものだね・・・・
・・・その時まで、もう少し待っていてくれるかな、兄くん・・・
>545
・・・そう、私は遊びには行けないけど・・・・頑張ってと挨拶だけは
ここでさせて貰う事にするよ・・・・
これ位しか・・・私には出来ないからね・・・・
>548
・・兄くんの・・・トリップの呪文・・・・フフッ、兄くんの想いを感じるよ・・・
・・・私も久々にトリップの呪文を変えてみたくなったからね・・・
・・・そろそろ本題に移ろうか、兄くん・・・・・私のは初夢、か・・・・
・・本当に・・・聞きたいのかい、兄くん・・・
・・・・兄くんが聞きたいのなら・・・特別に教えてあげるよ・・・・・
・・・でも・・・余りいい夢ではなかったんだ・・・前世での悲しい記憶・・・
兄くんが・・・私を置いていなくなってしまった時の記憶・・・・
・・・久々に見てしまったあの夢・・・・起きた時には・・・・・
・・・私の目から、涙が出ていたよ・・・・泣いてしまったなんて・・・
いつ以来の事なんだろう・・・・
・・・・これで改めて判ったんだ・・・やっぱり、兄くんは運命の鎖で繋がれた
特別な人だってね・・・・
今度は・・・兄くんの初夢を聞かせてもらえるかな?・・・私と同じ夢なら・・
・・・・運命的なものを感じるね、兄くん・・・