【綾鷹】コカ・コーラパーク 40【ジョージア】

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12懸賞スキスキ名無しさん
しかし、車椅子の女の子を笑わせるどころか呆れさせていたのは言うまでもない。
1ヶ月が過ぎた時、毎日のように散歩に来ていた車椅子の女の子が突然、来なくなってしまったのだ、
次の日も女の子は姿を現さなかった。
そして、1週間が過ぎたある日、女の子がふと現れたのだ。
江頭はすかさず駆け寄りいつものくだらないネタを見せたのだ、
しかし、いつもは全く笑ってくれない女の子が初めて少し笑ってくれた、
江頭は調子に乗り、下ネタを連発してやった。
当然女の子は「それは最低…」と一言。
 
そして、日も暮れ、 江頭は
 
「また、明日も来るから、ちゃんと待ってろよ」
 
女の子「勝手に来れば!!」
 
次の日、女の子は公園には訪れなかった。
 
江頭は頭にきて隣の病院に行き、車椅子の女の子を探した。
 
そして、担当の看護婦から、女の子が最近から急に容体が悪化していて、
 
今朝他の病院に運ばれ、昏睡状態だという事を知らされた。
 
そして、看護婦に女の子の日記を渡された。
 
そこには…「大好きな芸人、江頭」と書かれていた。
 
10年後
 
今でも月に一度はその公園に来ては、花を手向け一人でネタを披露するそうだ。
 
俺は江頭ほど純粋な男を知らない。
13懸賞スキスキ名無しさん:2014/02/11(火) 22:52:40.58
とある日のインタビュー
 
「江頭さんにとって芸人って何ですか?」
 
江頭
 
「目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
 
そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい。
 
それが自分の芸人像でありそして人生です。」
14懸賞スキスキ名無しさん:2014/02/11(火) 22:53:31.39
物資を届けようと思い立ったきっかけはNHKで
「いわき市が原発の問題で救援物資が届かない。
しかも老人たちが孤立してる」との話を聞いたから。
レンタカーはガソリンがないため借りられず、友だちに相談。
すると運送会社の人を紹介してもらうことができ、
「救援物資を運ぶのにトラックを貸してもらえませんか」
と直談判したところ,快諾を受け、2トントラックを無事に借りられた。
資金は2トントラックを借りた以上、物資を満載して届けたいとの思いから
アコムから借金して水やおむつ、ペーパータオルなどの物資を
「2トン車いっぱいに買える分だけ」購入し、いわき市へと出発。
向かった先はいわき市にある老人ホーム、
スタッフからは本当に必要な物資だったと、何度も何度も感謝された。
そして老人ホームを後にしようと車に乗り込むと
一人の看護師さんが物資を届けに来たのが江頭であると気付かれ
看護師さんたちがダーって集まってきて、
『エガちゃん!?エガちゃん!?』」という状態に。
江頭は「あ、バレたーーー」
と隠し通すことは諦めて帽子とサングラスを外し、ポーズを決めながら
「物資送るの遅れてごめんなー!」 などいつもの調子になると、
看護師さんたちは 「ゲラゲラ笑ってるんだよ」と、
和やかな空気に包まれたそうだ。
江頭は「感動しました」と言われることに対し、
「いや、違うんだよ。
ほかの芸能人はお金をもの凄い金額で募金してるじゃない。
オレはお金ないからさ。体で払ってきただけなんだよ」
と謙虚な姿勢を崩さず、
「オレはちょっとの人間を喜ばせて、ちょっとの物資だよ。
ながーく何日も何日もボランティアやってる奴に比べたら、
全然大したことじゃないんだよね。
いや正直な話言うと。ほんとなんだよ」