懸賞板ネクシィーズのスレッド その6

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421懸賞スキスキ名無しさん
第2話:暴走の証明 -TESTATION-
247 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar 投稿日:04/05/18 00:59 ID:S1OEsgW2
「課長、winnyの開発者が解りました。」
「誰があれを開発しているんだ。」
「金子勇です。」
「金子勇だって!?あいつは1週間前に捕まったんだぞ!」
「ええ聞きました。彼の話では捕まった金子勇の脳を謎の中2美少女の体に移植したそうです。」
「何故そんなことをしたんだ!?」
「それが彼の遺言だったからです。」
「少佐、聞いてます?winnyの目的は著作権侵害ではないそうです。」
「やっぱりね・・・」
「ええ、金子勇の目的は新しいデジタルコンテンツのビジネススタイルを確立することだと思われます。
金子はソフトウェアの開発に天才的な才能を発揮し大学在籍中にスカウトされた人物ですが、
生まれつき自分の性に疑問を感じていたらしく、
医師からも擬態化しない限り美少女にはなれないと言われていたようです。
しかし、そんなことを声高に言えば黄色い救急車に連れて行かれ、社会的信用も失われる。
ほとんどソフトの開発への執念で33歳まで男として生きていたような状態だったそうです。
似たような境遇に育ちながら、女顔だったおかげで切除手術のみで美少女になれた大場は、金子の逮捕間際の遺言
「肉体が捕まったら社会的信用を気にする必要はない、そしたら脳を取り出し中2美少女につないでくれ」
という約束を実行したんだそうです。」
「それで、何故両親に復讐を?」
「逮捕前金子は性別の違う身体に自分を生んだ両親を恨み、
ことあるごとに美少女に生まれ変わりたいといっていたそうです。
逮捕されれば社会的信用を気にすることなく美少女の体を手に入れられる。金子はその夢を大場に託したんです・・・」