177 :
NPCさん:
栄枯盛衰は世の習い。
つうかさ。1はここ数年のTRPG事情に疎いと思われ。
98年夏の「ビーストバインド」の商業的成功以降、TRPGは商売として復活
しつつある。
2001年だけに限っても、新作TRPGだけで13タイトル発売される。
この中には、旧作のリニューアルやサプリメント、関連小説は含まれていない。
海外でも「D&D」「トラベラー」「ヒーローウォーズ(RQの後継ゲーム)」
の御三家を筆頭に、TRPGが盛り返しつつある。今年のJEN−CONなんか、
TRPGのほうがTCGより元気よかったくらいだ。
また、書店流通の雑誌『TRPGサプリ』の創刊をはじめ、ホビーショップ流通
の『ゲーマーズフィールド』や、M2のなんとかいう雑誌(すまん、名前忘れた)
も健闘している。
もちろん、本当に市場として復活するかどうかは、これからの展開しだいなん
だけどな。
一方、TCGはというと、『遊戯王』以来、国内ではこれといった大作が発売
されず、低迷中。『アクエリアンエイジ』や『エターナルなんちゃら(忘れた)』
なんかのスモールヒットでなんとかしのいでいる形。海外の新作も、どれも話題
性にとぼしい。
もちろんトレカそのものは市場として有望だけど、TCGとなると、トレカを
趣味としてる人からも煙たがられてるのが実情だしな。
とっくにブームの山は越えているわけだ。
TRPGでいうと、93年頃の状態かな。
というわけで、1は「俺たちもTRPGみたいに衰退していくのはいや〜ん」と
いう嘆き節だと思われ。むしろこれからどうTCGを温存していくか、TRPG側
も真剣に考えてやらないとな。