マジック ドラフト戦術論

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43NPCさん
>>41
アポカリプスで通用するかどうかはわからんが、wizz編集室からmEt氏のコラムを拾ってきました。

[1641] 投稿者:mEt 投稿日:2001/02/28(Wed) 01:50

 遅ればせながら、対面の色を判別する方法を。
 結論から言えば、とてもうまくいっているドラフトの時は、対面も同じ色合わせである公算が非常に高いです。というのも、以下のような状況を考えてみて下さい。
初手:なにか適当に
2手目:Demize
3手目:Annihilate
 この段階で、上家とその上は黒くないことが判ります。で、黒くないということは、よほどすんげぇドローがないかぎり、少なくとも上家は赤や青にもあまり関与していない可能性が高くなるわけですが、まあそれはさておき。
 問題は上家のその上が黒くないということです。ということは、このドラフトがこのまま続けば、それはつまり上の上もうまくドラフトしているということで、つまり彼には(おそらく)緑や白のナイスカードが集中しているのではないかと考えられます。
 もちろんここで上家が色かえや日和見、カウンタードラフトで黒に流れる可能性は上がるのですが、しかしここからわかることは、「上の上」の上は、白や緑のカードを流している=赤や黒をドラフトしていると推測されるということです。
 つまり、自分が黒をとれているということは、対面も黒をカットしている公算が高いというわけです。
 ドラフトテーブル全体を絵に描くとわかりやすいのですが、このように対面で色をシェアしている場合、非常に良好なドラフトができることが多いです。結果として、凄く強いデッキになったのに1回戦でボツることが多くなるわけですけどね。