ソードワールドってどうよ?そのに

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書き逃げと思われるのも嫌なので一応引用しておきます。

「サンダー断層の決戦」では、リコル公爵の乗る
マローダーをはじめとする重量級メック部隊が、
ローリーの乗るローカストなど最軽量の20トン・メック3機に
襲いかかってくるシーン。
このときの恐怖がゲームを知っている人間にはこたえられません。
実際にゲームをしてみればわかることですが、20トン・メック3機では、
敵がマローダー1機であっても、ちょっと太刀打ちできません。
作者ウィリアム・H・キースJrの筆力だけでも
十分すぎるほどではあるのですが、
それに加えて、ゲーム上での圧倒的な戦力の差の認識が、
迫りくるマローダーを、具体的な恐怖として、
ローリーの身になって感じさせてくれるのです。
 そして、最後に非常に贅沢な要求をゲーム小説に突きつけたら?
つまり、ゲーム世界で起こりえることでありながら、
特異であるとか、抽象化が必要であったとかの理由で、
ゲームが再現を放棄した部分を、小説として補ってくれないだろうか?
というものです。