他スレより
>54 :NPCさん :01/11/03 05:34
>グローランサって、多神教ですよね?
>統合するというと、主神を据えたということなんですか?
PCから見て過去の時代に世界征服を実現しそうな勢いの魔術師の帝国がいた。そいつらが神知者。
神知者が支配域を広げるにつれ各地の神話を研究し、その中から類似点に折り合いをつけて統一神話をつくろうとした。
神が実在する世界だけに、世界の成り立ちとかのローカル色が薄い部分ではどの地方の神話でも似たものになっている。
世界は混沌から生まれ>
かつては世界の中心に宇宙山と呼ばれる山があって>
宇宙山の皇帝が死んで世界が暗黒に包まれて>
混沌が世界に侵攻してきた>
みんなでものすごく努力して混沌を追い払いました。めでたしめでたし>
そしたら、太陽が戻ってきて時が巡り始めました(1日の半分は地底で死んでる=夜)。
どっとはらい。
みたいな流れがあって、
元々はイェルム側の神話ではイェルムを殺した他のはオーラナトゥスと言う反逆の神々の王であり、
オーランスの神話ではオーランスが倒したのは単に「皇帝」と呼ばれる存在でオーランス神族は別に固有の太陽神(エルマル)を持っていた。
それを神知者がくっつけて、今では公然のもととなっているイェルムを殺したのはオーランスと言う解釈を生み出した。
ではエルマルはどうなったのかと言うとイェルムの息子イェルマリオがこれに相当するとみられ、そのカルトに成立には人間の英雄の手による歴史改竄の後が伺えたり、
他の地域の太陽神として遊牧民の崇めるカルグザントが存在するが、それはイェルムの乗る馬車を引く馬と見なされているとかの、
つじつま合わせというか、アメコミのハシラ解説書きみたいな事神知者はやった分けです。
当然、神知者は絶対では無いので設定上の矛盾に対する有効な格言として「神知者の勘違い」と言うものが・・・・・