611 :
NPCさん:
公開日記で追悼文を書いていい人ぶってる大先生の久し振りの燃料
以下マイフレ限定日記より
ヨアヒム・パイパー(パイパー・カンプフグルッペのあのひとですな)に
ついての新しい伝記が物議をかもしている。
もともと、著者はパイパー弁護派で、彼は普通の軍人だったとする本を
書いているのだが……その後のリサーチで、とても、そんなことはいえないと
転換し、パイパーを糾弾する伝記を書いたのだ。
ヒムラーとの深い関わり、ユダヤ人絶滅政策との関係、捕虜や住民虐殺
など(マルメディだけではない)、その伝記の紹介をみているだけで、
頭がくらくらしてくる。
しかし……私が、ううむと唸ってしまったのは、パイパーの長兄に関する、
ある疑惑である。この兄は、精神病にかかっており、ゆえにナチの「安楽死」
計画、T4の対象になって、殺された疑いがあるというのだ。
パイパーは二回、ヒムラーの副官をやっていて、「安楽死」の対象者が
死んでいくのをガラス越しに目撃したこともあるという。ならば、兄が「安楽死」
させられたことも知っていたはずで、にもかかわらず熱狂的なナチであったと
するなら、これはもうモンスターであろう。
実際、ゲーマーのなかには、パイパーはドイツの「英雄」だと本気で思ってる
単細胞もいそうだし、ここは慎重に。
何はともあれ、その本を読まなくちゃ。
「ゲーマーのなかには、パイパーはドイツの「英雄」だと本気で思ってる
単細胞もいそうだし」
「ゲーマーのなかには、パイパーはドイツの「英雄」だと本気で思ってる
単細胞もいそうだし」
大切なことなので二度言いました。