【卓ゲ全般】困ったちゃんスレ189

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343NPCさん
様子を見ていると、いきなり外から大声が流れてきました。
「Aさーん!助けて―!」
「暴れるんじゃない!」
その声を聞いた私は扉越しに叫びました。
「お巡りさんですか?もしかしてG県厨・・・・」
そう言い掛けた時、扉に物凄い音と衝撃が響きました。
「さわんないでよ!変態!セクハラ!!」
どうやら扉の前でG県厨が暴れているのをお巡りさんが押さえている様です。
そんなお巡りさんから扉の内側にいる私に声が掛かります。
「すみませんが、すぐに応援を呼んでください!巡回中で一人で、押さえきれません。」
その申し出に私は慌てて手にしていた携帯を回すと、応援の要請電話を掛けました。

344NPCさん:2008/07/12(土) 04:17:29 ID:???
荒らし=スレ住人

スレ住人=荒らし


の恒等式が成り立つ
345NPCさん:2008/07/12(土) 04:18:23 ID:???
外ではお巡りさんが必死に呼びかけているのが聞こえてきます。
私は扉を押さえつつ、自分の居るバスルームを見渡しました。
何か役に立ちそうなものは無いか・・助かる術はないか・・・・
バスルームに窓は一切無い。換気扇が一つ。バス用品が幾つか。
武器になりそうなものはヘアースプレーとトイレ洗浄用の柄のついたブラシ。
ヘアースプレーはライターでもあれば武器になりますが
(危険です。良い子の皆様は決して真似をしないで下さい)
ライターがありません。それでも希望を捨てずにポケットをあさると
指先に何か硬いものが触れます・・・家の鍵と車の鍵をくっつけているキーホルダ―でした。
扉は相変わらず軋みます。破壊は時間の問題です。私は意を決して扉から離れると、
換気扇に近付き、お巡りさんを呼びました。
「お巡りさん、聞こえますか!」
その私の声に答える天の助けの声が・・・
「Aさん、御無事ですか!大丈夫ですか?応援呼びましたから、もう少し頑張って!」
お巡りさんが無事で外に居てくれる。これが唯一の救いでした。私は換気扇越しに
お巡りさんに今の状態を説明。慌てる私の言葉を、お巡りさんは必死に理解しながら
落ちつくように声を掛けてくれます。どうにか私の現在の状況をわかってもらうと、
車のキーを使い、換気扇に掛かっているカバーのネジを開け始めました。
震える手で上手くいきませんが、なんとかカバーを外す事が出来ました。
私は換気の外カバーを無理矢理開くと、そこからキーホルダーごと外に落としました。
「家の鍵です。」
お巡りさんは確かに受け取ったと返事をくれました。今まで幾多の襲撃を防いでくれた
鉄扉でも、開いてしまえば後はドアチェーン、これならなんとかなるかも・・・
346NPCさん:2008/07/12(土) 04:26:38 ID:???

微かな希望が見えてきました。ですが、扉への襲撃は激しさを増します。
既にG県厨母の言葉はヒステリーを通り越して、猿の惑星に突入しています。
理解は出来ませんが、恐ろしさはMAXです。武器はトイレブラシのみ。
一回の攻撃を防げるかどうか怪しいものです。その時、私は最大の武器に気が付きました。
しかし、それは母厨と直接向き合う諸刃の武器、いちかばちかの賭けです。
扉も既に限界の状態でした。
(蹴っていた足もとの外側が割れたらしく、内側が直接波打っているのが見えるんです)
どっちにしろ、これ以上は持たない。
そう思った私は最後の覚悟を決めました。出来れば決めたくなかったけど。
母親厨がずっと扉を叩き続けているという事は、武器は持っていないと私は解釈しました。
持っていたらそこで終わりです。でも、扉が破かれれば、これ又おしまいです。
私は意を決して扉に手を掛けました。そしてドアノブを押さえながら鍵を外すと、
一気に扉を勢い良く押し開きました。母親厨はいきなり開いた扉を避けるように、
一歩後ずさりをしました。かわされてしまいました。母親はやっと出てきた私に笑みを浮かべました。
恐かった・・・鬼のような形相で、笑うんです。本当に目が光ってる様に感じました。
背筋が寒かった・・・金縛りってこんなななの?という状態です。
私は自己中心的かも知れませんが、自分が可愛いです。母親厨に何かされるのはごめんです。
ですが、そんな私に母親厨は飛びかかってきました。私は最大の武器を使用しました。
最大の武器、それは自分の体です。
母親厨は普通の体型、相対する私は何度も言ってますがコニーです。
私は既に手加減と言う言葉を忘れ、飛びかかって来た母親厨に力一杯体当たりをしました。
母親厨は本当に飛びました。そのまま床に転ぶように落ちました。