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NPCさん:
黙々と遊ぶと思われていたTRPGゲーマーの約2割が、実はほとんど遊んでいないことを、
北海道大大学院農学研究科の長谷川英祐助手(進化生物学)らが15日までに確認した。
長谷川助手らは、コンベンションなどに生息するTRPGゲーマー約5人ずつの3つの卓(システムは同一)を、
TRPGカフェに移し、1卓ずつ録音機で発言を記憶させながら観察。
1シナリオ3時間、昨年5月からの5シナリオで、行動類型を分類した。
すると「情報収集をする」「報酬の交渉をする」「トラップを外す」などの
シナリオを遊んでいるゲーマーは各卓の約8割で、「絵をかいている」「自分の最近見たアニメについて話す」
「何もせず寝ている」だけで、ずっと遊ばないゲーマーが約2割いた。
このうち1つの卓で、最もよく動く1人を取り除いてみたところ、
次によく動くゲーマーの負担が増えたが、遊ばないゲーマーは何があっても遊ばなかった。
遊ばないゲーマーは、前夜徹夜して遊べないか、そもそも寄生するだけの存在とも考えられるが、
長谷川助手は「遊ばないことでセッションに何らかの貢献をしている可能性もある。
集団で行動するPTにとってどんな個性が必要なのか、興味がある」と話している。