【卓ゲ全般】困ったちゃんスレ165

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824 ◆RXEeacAQZA
ルール談義で場を止めるのはよくないこと。
卓ではGMの判断が絶対。
そんなことさえわかっていなかったころの、若く苦く申し訳ない体験談。
先に言っておくが困ったちゃんは俺。

システムはGURPS。
ワールドはオリジナルのファンタジー世界。
俺は「反射神経」「我慢強い」「頑強1レベル」持ちの脳筋格闘家PC。
ヒロインは何回か前から登場中。ものすごい大妖怪に孤独な戦いを挑む戦巫女。
傷を負って倒れていた戦巫女を自宅にかくまった格闘家PC。外で襲撃を受け、これを撃退して帰宅。
様子を見るために寝室に入ると宣言。
GM「するとヒロインはよろよろ起き上がってあなたに近づきます」
PC「ばか、寝てろよ。まだ傷はふさがって……」
GM「その瞬間、ヒロインは『ごめんなさい、PCさん!』と叫んでPCのみぞおちに膝を入れる。倒れるPCを尻目にヒロインは逃げる」
PC「倒れちゃったら逃げるわけだね、これは負けられない!」
GM「……え?」
825 ◆RXEeacAQZA :2008/03/29(土) 03:46:17 ID:???
PC「反射神経あるから不意討ちされないよ! 15CP払うだけの価値はあるね」
GM「いや、いくら反射神経があってもこの不意打ちは無効化できないだろう」
PC「このひと《空手》持ってなかったよね。蹴りは当たりにくいと思うんだけど」
GM「不意討ちだから当たるの」
PC「能動防御判定は?」
GM「不意打ちだから判定できないって。何度も言ってるじゃん」
PC「ダメージは?」
GM「わかったよ振るよ。(振る)叩3点」
PC「ヘビーレザーと頑強で弾くね」
GM「いや、不意打ちで鎧のないところ打つから通る。ダメージが通って朦朧とする」
PC「えーと、2点じゃ朦朧としないんだけど」
GM「するの」
PC「我慢強い持ってるから、ダメージでは朦朧しないんだけど」
GM「不意討ちだから効かないの。おまえ今朦朧だから。ヒロインは立ち去ります」
PC「追いすがります。ランニングにアホほどCP入れたからヒロインより足速いはず」
GM「だから今おまえは朦朧なんだって。一切行動できないから」
PC「えー。どうにかならないかなあ。ここで手負いのこいつを野放しにしてもデメリットしかないんだけど」
GM「そーいうシナリオなの!」
PC「えー」
826 ◆RXEeacAQZA :2008/03/29(土) 03:47:32 ID:???
GM「ヒロインは『さよなら…』と言い残す」
PC「まさかお前、一人で……ぐっ、とうずくまる」


以下はそこそこ順調に進行。楽しいセッションだったが、あとでGMに「やめてよねああいうの」と怒られた。
他のPLが超ヒマしてた上、KYな俺は気付かなかったが空気が死ぬほど悪かったらしい。
あと朦朧の処理がわかるやつが卓に一人もいなかった。
今なら言える、なんか正直すまんかった。
827 ◆RXEeacAQZA :2008/03/29(土) 03:52:03 ID:???
ルールの処理があちこちあからさまに間違ってるのは気にしない方向で。
基本的にどんぶり勘定とフィーリングで回してる鳥取だった。