GURPSガープス全般の話題 第37版

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636NPCさん
GUROS Magic原書とガープス魔法大全で妙なところを発見

Magic原書p.160のWraithの緑色の囲みのAdvantages(有利な特徴)のInjury Tolerance(No Blood, No Brains, No Vitals, Unliving) [10]
日本語では「ダメージの影響を受けにくい」(血液がない、脳がない、重要器官がない、無生物)に相当。

日本語版ガープス魔法大全の囲み「死霊(レイス)」(p.88)では「重要器官がない」に40CPを払っている。これは
訳者が「均一(Homogenous)」の間違いだろうと独自に判断して10CPのところを40CPに直したのだろう。

しかし、どっちが正しいのだろう?

「ダメージの影響を受けにくい」(Injury Tolerance)は、

Basic Set:Characters原書のInjury Tolerance(B60)によると
No Bloodで5CP、No Brainsで5CP、No Vitalsで5CP、Unlivingで20CP
これらを合計すると35CP。

日本語版ベーシックセットキャラクター「ダメージの影響を受けにくい」(p.68)では
均一(Homogenous : 「脳がない」「重要器官が無い」の全てを含んでいる)だけは40CP。
No Bloodに相当する「血液がない」は5CP。
No Brainsに相当する「脳がない」は5CP。
No Vitalsに相当する「重要器官がない」は5CP。
Unlivingに相当する「無生物」は20CP。

原書の情報に忠実に従うと、魔法大全の死霊(レイス)(p.88)の「ダメージの影響を受けにくい」
は40CPのところを35CPに直す必要があるのでは。

原書のほうは間違っている可能性が高い。日本語のほうも間違っているか
どうかはわからない。