106 :
NPCさん:
俺の名はホドガヤ。またマーファ板管理人に捕らえられてしまった。
この牢獄には俺を合わせて四人の囚人がいる。
ある日、マーファ板管理人の気紛れで一人だけが釈放されることになった。
管理人は言った。
「貴様ら四人で縦一列に並べ。
白い帽子と黒い帽子を三つずつ用意した。
今からこれを貴様らにかぶせるが、見ていいのは自分より前の帽子だけだ。
自分や自分より後ろにいる者の帽子を見たら即座に処刑する。
よし、全員かぶったな」
俺は不運にも前から二番目だ。
先頭の奴は黒い帽子をかぶっていることが確認できる。
管理人は続けた。
「よし、最も後ろの者に自分の帽子の色を答える権利をやる。
もし正解することができたら釈放だ。ただし間違ったら即座に殺す。
答えがわからない場合は正直に言え。
その場合は回答権が一つ前の者に移る。よし始め!」
俺は焦った。囚人はいずれも知力18以上、セージ5レベル以上。
常に的確な判断を下すに決まっている。
俺より先に正解する奴がいたらここから出られない。
一人目は言った。「……わかりません」
二人目は言った。「……パス」
俺は幸運に感謝した。もちろん俺は正解し、見事に釈放されたのだった。
(問題)ホドガヤの帽子の色を当てなさい。