サンプル
PCA ドワーフ。Bと不安定な関係の恋人。
PCB ハーフエルフ女。Cと親戚。
PCC 人間の騎士。Dに命の恩人と慕われる。
PCD エルフ女。Eの幼なじみ。
PCE 人間の騎士。Aに命を救われ、以後従者に。
(かなり昔、実際にプレイした時のメモから。)
これは何かというと、ここ十年以上私がゲームの際に
使用しているオプションルールで、キャラ作成前に
行うものです。(特に不評はありません。)
以上のような人間関係を構築してから実際のキャラ作成に
取りかかってもらうのですが、マスターが何か事前に考えて
ハンドアウトを作るわけでなく、その場で作ります。
そのやり方ですが、まずGMの右手側のPLから順に
A→B→C→D→E→(A)と決めます。
そこでおもむろに、「ADウィズ」の〈パートナー(略)表〉を
取り出します。(w
基本的にAに対してのBの関係といった繋がりで、ぐるっと
PCを一周させます。
この関係を見直すと、大抵矛盾かPLの不満が出てくるので、
全員の納得がいくまで振り直させます。
人間関係が決まった所で通常のキャラ作成に入りますが、
肉親などは別の種族にできない事を忘れないよう注意します。
ファンタジー系のゲームならかなり使うことができるハズです。
(SWなどなら生まれ表を先に振っておく必要があるかも。)
コレを使う利点ですが、
コレを使う利点ですが、
○GMがラク。一々キャラ設定を細かく考えなくて良い。
○プレイがスムース。全員何らかの関係があり、話を振りやすい。
○NPCを出しやすい。PLに表を振らせてNPCにするなど。
○バラバラにならない。(ぺらぺら1巻参照。)
○次回の展開を考えやすい。人間関係からいくらでも話を作れる。
○考えなくても良い。今作ったので、シナリオで対応しなくても良い。
○PRしやすい。「叔父さん」「先輩」など簡単にセリフで説明できる。
などです。
特に不評があったことはないですが、大好評というワケでも
ありませんので、その程度のモノなのでしょう。
(おわる)