457 :
NPCさん:
【未来】 アルシャード53 【売ります】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1140491747/873 これに対してのレスです。
今の代の12体の聖母について、クイーン・オブ・グレイス(QOG)とヴァーレスライヒ(WAR)を中心に解釈してみた。
この二つのサプリは互いに矛盾する記述もあったりするので、強引に解釈したところもあるがそこはまあご愛嬌ということで。
●皇女マリエル:
12体の聖母エイリアスのうち、「皇女」として祭り上げられている少女がこれ。基本ルールブックで紹介されている少女だ。
マリエルという名前は、この「現在の皇女」に対して設定されている固有名。(聖母が「マリエル」なのでなく、皇女が「マリエル」)
他の聖母エイリアスは世間からは隠されているが、聖母継承の儀式で「皇女」の聖母エイリアスが、聖母継承の儀式の失敗などで死亡した場合は、他の聖母エイリアスを民衆にはばればないように「皇女」にすげかえる。
民衆にばれないようにしてるのいは、聖母が交換可能な人造生命であるエイリアスであることを秘密にしてるため。
世間向けには、聖母とは教会の都合によって生みだされるでなく、聖母の一族の中から、ただ神の手によってのみたった一人が選ばれることになっている。
なお、この皇女マリエルもそうやって前の皇女の死亡によってすげかえられた。
ただし、今回に限っては「皇女」の死亡が公になってしまったため、「皇女」を秘密裏にすげかえることができず、仕方なく
「皇女マリエルと同じ名前をもつ生き別れの双子の妹がいた。
そして姉の死の後、神はこの妹を聖母に選んだ」
というかなり無理のある設定を世間向けに発表して、正式に「皇女の交代」を行った。
今の皇女マリエルはもともとは市井で育てられていた。自分がエイリアスであることは知らされていなかったようで本当にただの庶民として暮らしていたようだ。
現在は、普段は帝都の教会ブロックで暮らしている。基本的に皇女にされたことには嫌気がある様子。
ちなみに他の聖母エイリアスは7体が死亡、3体が脱走してるので残りは無きに等しい。
継承の儀の失敗は許されない状況。
458 :
NPCさん:2006/04/28(金) 00:00:10 ID:???
●姉マリエル:
「事故で死んだ」といわれる現在の皇女マリエルの姉(かつての皇女)は、天使たちの干渉によって行われた「神の子計画」の失敗によって死亡した。
「神の子計画」は、次代の皇帝をより神に近い存在にするために、従来の聖母計画に干渉する形で行われた計画で、聖母に対してより強力なマナを注入することで、「超★聖母」(意訳)を作り出そうとする計画である。
そのための実験場が積層都市イsカリオテ・ユダで、ここの住人10万人を純粋な喜びの絶頂の中で自殺させて、その死者をマナに還元。純粋で強力な喜びのマナを聖母に注入するというものだった。
結局、この都市に運ばれてきていた聖母エイリアスのうち5体はマナをうけいれられず死亡。
生き残った最後の一体こそ、この姉マリエルである。
しかし、飛空艇から帝都に降り立った時点でクリーチャー化して爆発。
この事件は目撃者も多かったのか、「マリエルの姿をした女性が死亡した」ということだけは隠蔽できなかった。
そのため、「マリエルという名の皇女は事故で死んだ」ということにされてしまった。
●聖母エイリアス5体:
5体の聖母エイリアスは、上記の”祝福されし都”事件ですでに死亡している。
●シスター・グレイス:
エイリアスであることを知り脱走した聖母エイリアス。QOGに登場。
この脱走にはロキ神ことアルフレッドがかかわっており、教務枢機卿であるアルフレッドが教会からグレイスを匿っているという奇妙な図式となっている。
アルフレッドの下で神官として別人として人生を送っている。現在は清貧院を経営している。
●黒騎士マリエル:
奈落の影響を受けて脱走した聖母エイリアス。。帝国内の権力を掌握し奈落を拡大することを目的として暗躍している。QOGに登場。
459 :
NPCさん:2006/04/28(金) 00:04:42 ID:???
●悠久マリエル;
「私を誘拐してください」のセリフが印象的な、リプレイ「悠久の地平」で出てきた聖母エイリアス。QOGに登場。
ある帝国基地に幽閉された環境で育てられていたが、アルフのメルツィイオクに古代兵器ナグルファルの起動の鍵に利用されて死亡。
しかし最後には歴史改変により、事件が起こる前に、事件にかかわっていた傭兵のジークに”誘拐”されて脱走。
現在、ジークと世界のどこかでストロベりってる。
リプレイ中は全PCが彼女を「皇女」だと信じて疑っていないようだが、彼女はそれまで「皇女」として世間に出されていた少女(姉マリエル)とは別の存在である。
彼女自身は自分を「マリエルです」と自己紹介しているが一度も皇女とはいっていない。
QOGの秘匿情報によると悠久マリエルは自身をエイリアスとは知ってなかったらしい。
彼女は自らをどういう存在として認識していたのかは実はリプレイだけではいまいちわからないが、自分が「聖母の一族」の一員で帝国に保護されていると思い込んでいたと思われる。
リプレイでは、「皇女」はグラーフによる基地への襲撃に巻き込まれて死亡したという報道がされたということになってている。
リプレイの柱には、「メルツィイオクがマリエルを誘拐でなく死亡としてわざわざ世間に”報道”したのは彼の陰謀」とあるが、これがどういう陰謀だったかはQOGを見てもよくわからない。
ただ、WARの記述と合わせて考えると、「教会が姉マリエルのクリーチャー化して爆発して死亡ということをごまかしたがっていたので、グラーフの襲撃に巻き込まれて死亡したという『事故』をメルツィイオクが演出した」ということだと思われる。
教会にはメリットがあってもメルツィイオクには益がないように思えるが、メルツッィオクが
「『事故』の演出のために、基地に隔離して育てている聖母エイリアスの一人をグラーフたちに襲わせる」
と教会に進言したとすると、彼の行動に理屈が通るかもしれない。この提案を教会がのんだならば、メルツィイオクは教会が厳重管理している聖母エイリアスの一人を教会のお墨付きで奪うことができるわけだから。
歴史改変後、メルツィイオクがいなくなっても「グラーフが皇女を死亡させた」という濡れ衣が貼り続けられてるかは不明。
ただ結局、歴史改変後もグラーフは襲撃と誘拐をしてるんだけど。
460 :
NPCさん:2006/04/28(金) 00:05:56 ID:???
●残り二人:
聖母計画でつくられる12体のうちの残りの2体はまだ公式では行方は明らかになってない。
教会が管理してるのか脱走してるのかすでに死んでいるのかも不明。
●イリーガルたち:
聖母計画とは関係なく、いくらかの者たちが私的に聖母エイリアスをつくっているようだ。
WARシナリオ「終末を告げるもの」に出てくるマリエルがその例として出ている。
このマリエルは天使たちの千年王国プランに賛同してる人間たちのうちの誰か(枢機卿の一人か?)により勝手に作られた聖母エイリアスで、ヒンビッヒ・バウアー中佐に預けられて、バルトロマイの軍事ブロックで暮らしていた。
後にフレーデヒト博士の神の子計画に利用されることになる。事件解決後はアルフレッドに匿われるのがデフォ。
聖母計画の13体目のスペアとして教会に管理されるのかもしれないし、イリーガルは「処分」されるのかもしれないし、シスター・グレイスのようにアルフレッドの気まぐれで教会かた匿われるのかもしれない。そこはGM次第。
マリエル、および今代の聖母エイリアスについて出ている情報はこれで全部だと思う。
意外なのが、QOGとWARをいっしょにして考えると教会は聖母のスペアをほとんど持ってないということ。
ヴァーレスライヒ設定では、シスター・グレイス、黒騎士マリエル、悠久マリエルはなかったことになってるのかもなぁ。
461 :
NPCさん:2006/04/28(金) 00:09:07 ID:???
天使にとっちゃマリエルなんてどうでも良いから、教会の上の方の人ももうどうでも良いのかも<スペアほとんどなし
462 :
NPCさん:2006/04/28(金) 00:38:32 ID:???
ただ、天使たちは教会におおっぴらに協力してるわけじゃないからな。教会のえらい人を利用することはあっても協力はしてないみたいだし。
神の子計画は教会の中でもイリーガル中のイリーガルで、それこそ教会からすれば異端に近い気がする。
聖母計画に携わっている者たちも天使たちのことなど知りもしないのも多いんじゃないか。
それに、教会としては、聖母という存在にこだわる理由(民衆へに求心力とか)もあるだろうから、聖母計画自体は普通に行われているとは思う。
”最初の聖母”にはまだまだ謎が多いしな。
463 :
NPCさん:2006/04/28(金) 06:24:28 ID:???
よーし、パパ
祝福されし都計画を阻止するエピックプレイやっちゃうぞ。