スタンダードTRPG議論スレ 257

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401腐死者ジェインソ
※ギガントマキアのスタンダード論

漏れがアル厨だからというのもあるかもしれないが、意外なことにギガントマキアはアルシャードとガチに同じ方向性のスタンダードねらいのゲームだというのがわかったのである。
では、ギガントマキアの超★新世代スタンダードファンタジー分について簡単に分析してみよう。

・世界観
風景はなじみよい中世西欧風ファンタジー、しかしガジェットはそれにとらわれないさまざまなものがこめられている。メカ分とか服装とかも。
それも当然である。あの職業:前書きのおっさんがいった「新しい時代のあたりまえ」として、こういうのはひとつのスタンダードジャンルなのだ。
しかも、これがアルシャードよりも要素をはるかにしぼっている。限定だ。ここが重要だ。つまり、アルシャードより先にいっている。
ギガマを「なんかわけのわからん設定だけあってイメージしにくい狭い世界」と思うのは早計だ。これはわかりやすいのを狙ったのだ。魔操機神とかライブレードな世界観というだけで通じる。
なんということだろう。ここに未来のメカファンタジーのスタンダードの答えがあったのだ。われわれはここに未来を見る。
アクエリオンやゾイドの方向なわけだ。カオスフレアよりも早くギガントマキアはこの地平についていたのだ。

・システム
ステージ制。もはや使い古されてきた感のあるシーン制に変わって立ち上げられた新しい概念。
これがいかにおスタンダードかは、これがまったく新しい概念にもかかわらず本スレでもここえも、たたかれもしないところだ。
つまり、みんなこれに不満も感じていない。まるでスルーするように体にとりこんでいるのだ。
いまだ議論の発生するシーン制nいくらべて、これは議論するまでもないものなのだ。議論するまでもないほどスタンダードなのである。
402腐死者ジェインソ:2005/12/06(火) 15:40:49 ID:???

・結論
ていうかね。ここからは本気だけど。ギガマはSW世代が一度はとおった厨な願望をそのまんま出してるのよ。
アルシャードもそういうのがねらいだったが、アルシャードはやっぱり、それでも今の時代でスタンダードガジェットとして定着したものを拾うわけだ。
しかしギガマは違う。もはや通り過ぎた青春の思い出。アルシャードがこぼれおとしたゴミからリサイクルしてつくりだした・・・・・ そう、これは宝石。
いやマジで。少年時代の夢だった厨要素。それを原石のまま。まるで「ALWAYS 三丁目の夕日」。
今おにゃんこ倶楽部のコンサートに行くようn亜甘酸っぱさ。ここにあるのはノスタル爺にさえならなかった原石の「若き日の恥ずかしさ」だ。


すごいよ? こんなゲームまずない。
SW世代の歴史を違う意味で踏襲した、裏スタンダードです。
しかし、これはSW世代にしかわからない共感かもしれない・・・・
君たちがSWを知ったころはもう脱初心者いててCD&DやRQにのみ少年の心の風景をもつ世代ならご愁傷様だ。このうれしはずかしさを体験できないある意味でかわいそうな非スタンダードな子たちだと断定して、この論を締めるとしよう。