288 :
age虫:
俺的クトゥルフモンスター描写を無意味に繰り返すage虫が、なんだか。
「チャウグナー・フォーン −不実に止まるもの−」
ゾウのような頭をした、しかしそれ相応に利発そうな顔の随分太った人物が、
台座の上で胡座をかいている、そんな巨大な彫像の様に見えます。顔から伸びる
ゾウの鼻?に当たる器官、その先端に円盤状の物が付いている事が、ようやくゾ
ウとの区別を付けています。普段は全く動かない彫像の様ですが、夜、或いは自
らの座るその玉座の領域に自身を讃えない他の存在が入ってくれば、彼は台座か
らよろめき出てそれを襲います。彼は礼拝される事をこよなく愛し求め、それを
しない事に対して強い敵意を向けます。現在の所、彼はチョーチョー人の一部部
族に礼拝されていて、その深い山奥に有る誰知らぬ洞窟の中で、そこそこ満足し
て祀られている様です。パワー的にはグレートオールドワンとしてはさほど大し
た存在では無いのですが、彼は自らを讃えない劣等な存在が許し難く、そういう
存在は捕まえて、鼻の円盤状の器官でその頭部を掴みます。するとその犠牲者の
意識に強い衝撃が与えられて精神が破壊され、そのまま狂った様な表情でチャウ
グナーフォーンを讃える様に成り、そのまま彼の遊び相手に成るのです。何日も
繰り返される事で、犠牲者はやがて醜いチャウグナーフォーンのミニチュアの様
な姿へと変異していき、やがてチャウグナーフォーンと同じ姿に成って死亡しま
す。その鼻の円盤は攻撃にも使えます。それが接触した部分は決して自然治癒し
ない傷を負います。彼は礼拝されたからと言って、何か見返りを与えると言う事
はしません。ただ求めるだけです。自身をクトゥルフの様に崇めよ!と。