良いサークル/悪いサークル(関西編)Part.10
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確かに古い話だった。2002年年末の奇跡への道のり亭でのセッション。
せっかくだから具体的に書いてみる。
全卓初心者対応(大歓迎)と言うものの、全然期待できないのはマスター紹介から明らか。私はガンパレを
全く知らないので、大丈夫かと思いつつとりあえず、同じ卓の知人に期待。
キャラクター作成。予想通り。世界観の説明からして、私の知らないゲームや小説を引き合いに出され、
「ドラゴンアームズみたいな」とか言われても判らないのは一緒だし。しかも、マスター以外のプレイヤーの
茶々入れがうるさくて、情報が錯綜して判り難い。いや、君達が、思い入れがあるのは判るけど、知らない
私にとってはどうでも良いことだし。そして、オリジナルだけあって、ルールが明文化されておらず、謎。
少なくとも、マスターがプレイヤーとルールについて相談するなよ。プレイヤー的にはバランスが心配に
なっちゃうよ。あと、気になったのは、マスターの滑舌が悪いこと。言ってることがよく判らないのですが。
判定方法も判らないので、適当に作成するしかなかったあたりが非常に苦痛でした。
世界観も雰囲気もよく判らないので、キャラクタープレイは適当。どうも、マスターとかプレイヤーは
不満だったようですが、だから知らないんだってば。そのあたりフォローしてくれるのが初心者対応の
マスターじゃないの?しかも、原作知らない人も大歓迎とか言っていたのに(ちなみに、全然知らなかったのは
私だけでした)。
続き。
セッション開始後、間もなく戦闘。私の持ち機は飛行できる機体だったのだが、このゲーム、高さは射程に
全く関係ないらしい。当然のように、上から撃っている限り、射程1の武器でも一方的に攻撃できるようでした。
絶対バグだろ、これ。あと、ヘクスに対してユニットが大き過ぎ(2cmぐらいのヘクスに、ガンダムのフィギュアを
使用していた)。せっかく視覚化するための小道具なのに、判りにくくしてどうするのか。もっと小さなユニットを
使用しろよ。あと、机も小さかったです。ガープスなどのヘクスシートを使用するシステムが多いのですから、
もっと大きな机を用意しておくべきだと思いました。
また、ルールもその世界の常識もはっきりと判らずにやってるんだから、ルール的なミスで被害が拡大したり、
PCが巻き込まれたりしても、プレイヤーから責められるのは勘弁して欲しい(キャラクターが責められるのは
良いのですが)。どうも、プレイヤーとキャラクターの区別がついていないプレイヤーが多くて辟易。
シナリオについて言えば、プレイヤーとして何をすれば良いかの課題・障害が判らないままだらだらと進んで
行く感じで、プレイヤー的にはだれ気味。16時20分が終了時間のはずなのに、大丈夫なのかと心配。キャラクターと
しても、何をすれば良いのか判らないので、どうでも良いような時間つぶしと雑談に費やされて、さらにシナリオが
進まない感じ。
で、訳の判らない間に指令が来て、最終戦闘。でも、全然危機感ないんですけど。と言うか、あまりに楽勝。
バランス悪いんじゃないですか。ゲーム的にもストーリー的にも退屈なセッションでした。
続きの続き。
結局、非常に大きな問題点は、システム的にもシナリオ的にも何をして良いか判らなかったところ。シナリオ的には
前述した通りだったのですが、システム的にはどういうことを目的とするゲームなのかの説明が全くありませんでした。
話に聞くところガンパレというのは人間関係を構築するようなゲームだと思うのに、そのようなところがシステム的に
全くなかったのが大問題。と言うか、システムの説明がほとんどなかったし(もっと言うなら、説明自体ほとんど
なかったと言うべきか)、システムによるサポートがあったのかもしれないのですが、マスターの脳内にのみ存在する
ルールでは、知らないプレイヤーにはないも同然。例えば、士気というパラメータがあったのですが、これをどのように
使用するかのルール説明が全くありませんでした。想像するに、一種のヒーローポイントで、人間関係を構築するような
キャラクタープレイに励むとこの値が上昇して、最終戦闘で士気ポイントを使用して超人的に活躍するというものでは
なかったかと。しかし、人間関係は設定されたものの、それを活用するような意義も機会もないままに終わってしまったのでした。