１６いろと厨房みたいな事書いて下さい＠卓ゲ板

今日は雨でした。
雨になるとﾆｬﾝｽｳのお仕事は、”あがったり”になってしまうのです。
ﾆｬﾝｽｳのお仕事は、河原で良い石を拾って、それに顔を描いて一個１０円から３０円で売るお仕事です。
色んな人が石を買いに来ます。
いつもキュウリを食べているオケラのおじさんとかも来ます。
オケラのおじさんはニンゲンに見えるのですが、いつも「オケラだ」と言います。
いつも１０円で一番良い石を買っていってしまいます。
オケラのおじさんは、昔バブルというみんなが幸せだった頃、、おじさんによるとそんな時代があったというのですが、
「ジミヤ」という仕事をしていたので落ちているモノを見る目があるのだと教えてくれました。
でも、そんな目があっても下を向くコトに慣れてしまったので、もうダメなのだそうです。
一生オケラなのだそうです。
オケラのおじさんは、ﾆｬﾝｽｳに「だから、お客さんが来たらお客さんの顔見ろ、仕事が終わったら空を見ろ」と
毎回言います
前にﾆｬﾝｽｳが忘れっポイと言ったからだと思うのですが、毎回言います。
この前、はじめてキュウリを少し分けてくれましたが、ヘンな臭いがしてﾆｬﾝｽｳには食べられませんでした。
マグロの方が好きだというと、オケラのおじさんは「じゃらいねぇ」と言いました。
田舎の言葉だそうです。意味は、ﾆｬﾝｽｳが聞かなかったのわかりません。