今読んでる途中。
やはり予想通り、富士見的「アルシャードがわかる本」みたいだな。
「アルシャードがわからなくなる本」にはなっていないみたいなんでよかった(w
ビギナーズリプレイは、ある意味ここ数年のRPG市場に不在だった雰囲気のものだな。
「読み物としてではなくゲームのプレイ紹介用のリプレイ」なら、N◎VAやブレカナにもあった。アルシャードならQOGがそれにあたるな。
しかし、ここまで本当にハウ・ツーに特化したリプレイっていうのは、本当に久しぶりだ。
ああ、「D&Dがわかる本」を思い出す。そんな感じ。
願わくばこれが文庫で安価ならば・・・というところか。
それに加えて、様々な実験的マスタリングの紹介。だが、そのどれもがルールやデータでは表現されないテクニック。
今までとは打って変わって徹底的なまでに「システムに直結しない」事項(クリーチャーデータ除く)を細かく語る約100ページ。
これでゲーム環境が変化するかどうかの保障はいっさいない。ここにかかれた内容がどういう影響を与えるかはGMとPLの腕次第。
まっことローズ的。いや、門倉的。
いや、正直、アルシャードがこういう方向性で攻めるとは。
おもっていたより本当に「汎用的」なものを目指してるのかもしれないな、このゲームは。
井上純一が言っていたな。
「今まで市場はSWに頼っていて、特化したものばかりだして『隙間』ばかり狙っていた。そろそろ、SWに恩返ししなくてはならない」
ちょっとその言葉を思い出した。
OYMの記事の多く、特にビギナーズリプレイはこのスレに集っているような住人たちの多くにとっては役にたつものではないだろう。
でも、これは、確かに、「SWへの恩返し」の一つの形なんかもな。
・・・なにか微妙スタンダード向けの話になったかも。