MTG Sideboard Online 日本語版: 4th Edition

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4074 ◆Kd5J9jlXm6
《陰謀団式療法》ははずれ、ヘルナンデスの手に2枚の《行為》があることもわかった。
わずか数ターンしか残されておらず、「ジャーマン・ジャガーノート」にとって非常に困難な状況であった。

ヘルナンデスは、2日目に残るための計画を立てていた。《ベイロス》と
《ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord》で攻撃し、ブッディのライフを8に減らすと、
《起源》を召喚して、刺激的なフィナーレを試合にもたらそうとした。

追加3ターン目、ブッディは《起源》で《貪欲なるベイロス》を手札に戻す。《魂売り》で攻撃し、
ヘルナンデスのライフを1まで減らした。

追加4ターン目、ヘルナンデスは《棺の追放/Coffin Purge》をトップデッキし、ブッディの墓地から
《起源》と《不浄》を弾き出した。

追加5ターン目、ブッディに勝ちはなくなった。《生ける願い/Living Wish》で《不浄》を持ってくるが、
それを墓地に落とす手段がどこにもなかった。ヘルナンデスの場には十分なブロッカーが残っており、
そのまま引き分けで終わり、両プレイヤーとも初日落ち、という結果になるかに思えた。

プレイヤーは投了することもできるが、そのことを話し合うことはできず、他の手段で結果を決めることもできない。
したがって、ブッディはスコアシートに1-1と記入し、サインをしてヘルナンデスに渡した。
ヘルナンデスはそれにサインせず、代わりに自分が投了することを決めた。
「ジャーマン・ジャガーノート」は命綱を握られ、結局2日目に残ることができたのだ!


最終結果: カイ・ブッディ、マーク・アントニー・ヘルナンデスに勝利 2-1


原文:http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/gprei02/fm9a
訳:74 ◆Kd5J9jlXm6

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裏で賞金を山分けしてもらう算段でもしてるんだろな、と思ったり。