1 :
旧八:
2 :
旧八:02/10/18 21:27 ID:bKXZehmB
3 :
旧八:02/10/18 21:29 ID:???
覆面の男 ◆CISeiMeiaM殿がスレ立て不可のため、不精ながら私が立てました。
で、さっそくソニア支援(W
4 :
旧八:02/10/18 21:30 ID:???
「マインドブレイカー様、えっちしましょ(はあと)」
「おうっ、ヤろうヤろう」
ノリは軽く、雰囲気明るく。これが二人の性生活♪
「じゃあ、今日はどんなふうにヤります?」
マインドブレイカーの腕の中で、ソニアは頼るように訊ねます。ちなみにこれ、ソニアの綿密な計算。
「そうだな……ソニアはどうしたい?」
「私ですか?」
唇に指を当ててう〜んと悩みます。このとき視線はやや上がポイントだそうで。
「そうですねぇ……最近ヤったシチュエーションは、セイジョウイにキジョウイ、あとワカンでしたね」
「ワカンは燃えたな♪ 何ていうか、相手が嫌がるのっていいよな。嫌よ嫌よもなんたら、てな」
「………えっちぃ」
「服は半脱ぎ! キャミソールはたくし上げる! こう、手を! 手首を! 強く握って押しつけて! 事が終われば涙を一筋! 無敵!」
「……やだぁ」
と言いつつも、そのときのことを思い出してかソニアの頬をほんのりと赤い。
5 :
旧八:02/10/18 21:31 ID:???
「男とはそんなもんだ。で、今日はどうする? 俺個人としてはアナルが一押しだな。NO調教でアナルに放出。そのあと排泄でスカトロだっ」
「すみません、キチクは遠慮したいかと……」
「む、そうか。……なら、ソニアの意見は?」
「私ですか。そりゃあもちろん純愛ですよ。皆に祝われた結婚式。そして初夜、二人して真っ暗なベッドルームにて。
私『やだ、怖い……』
貴方様『大丈夫だよ、力を抜いて』
私『でも……』
貴方様『心配しないで。ほら、その肌を見せてごらん」
私『えっ? ……きゃっ』
貴方様『ああ、キレイだよ』
私『ほ、ほんとですか?』
貴方様『もちろんだよ』
私『……うれしい』
貴方様『ソニア……』
私『あ、まだ心の準備が……』
貴方様『いらないさ、そんなもの』
私『んっ………』
これで二人はあついアツイ熱い夜を〜〜〜〜〜! てのはどうでしょう?」
「却下」
「どうしてですか〜?」
「あまりに長い妄想は一種の病気だな」
「むぅ」と顔をしかめるソニア。この「むぅ」も年季があるようで。
「やっぱアナルだ」
「ぜったい嫌です!」
「……ではソニア脱ぎ脱ぎSHOWはどうだろう? 俺は観客」
「う〜ん……私、気持ちよくありませんよ」
「たしかに」
「半永久ペッティングてのはどうでしょう? これで私はイきまくり☆」
「それだと俺が気持ちよくない」
互いに自分の快楽しか求めていないため、話は一向にまとまらない。
6 :
旧八:02/10/18 21:31 ID:???
「上目づかいでフェラはどうだ? ソニアのフェラは芸術、英語でいうとアートだぞ」
「あれ、疲れるから嫌です。挿入前にちょっとだけ、にしておいてください」
「残念。俺、あれ大好きなんだよ」
「でしょうね。顔にどっぷりかけたいんでしょう?」
「もちろんだとも! 支配感ってやつだ! 俺はソニアを独占しているんだよぉぉぉぉっ! てな!」
「よくわかりません……」
「男にしかわからんさ。それより。今夜のことを早く決めよう」
所詮、男はケモノです。
「そうはいいましても……」
「ようし、これならどうだ? 純愛とキチクの真ん中、『リボン縛り』!」
「どうして真ん中……?」
「説明しよう。まずキチクというのは、そのとおり相手を縛って鞭でペシペシ叩くのだ。ちなみに俺がSでソニアはM担当ね」
「やりませんよ」
「で、純愛はというと……クリスマス、またはバレンタインデイ、または男の誕生日にだ、自分をリボンで巻いて『私がプ・レ・ゼ・ン・ト』と言うのだよ!」
「………はぁ」
ちなみに手は前にしてリボン結び。これゆずれない。リボンで口で咥えてたりしてるとプラスアルファ。
「どうだ、純愛とキチクのハーフ、まさに奇跡の混血児『リボン縛り』! ソニアはもともとリボンでポニーテイルをしているから共通点ありまくりだ」
「……じゃあ、今夜はリボン縛りで決定ですね」
7 :
旧八:02/10/18 21:32 ID:???
「おう。で、次は衣装だな」
「キター……」
「リアクションが中途半端だな。ここ最近だと普段着、エプロン、白衣、看護婦!!! ブレザー……今日はどうするか……」
「なぜ看護婦を強調……?」
「気にするな。リボンをイかせる、じゃない活かせる衣装は……そう、看護婦だ! 看護婦しかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁい! 『貴方の注射で射ち込んで』だ!」
「好みを押しつけないでください! ここは無難にメイドとかどうでしょう?『今夜のお夜食は私自身です』て感じで」
「だめだ!」
「?」
メイドさんは好きなはずでは? とソニアは思った。けれどウェイトレスとメイドさんは違う、とは思わなかった。
「たしかにメイドさんはダンナ様に奉仕するのがお仕事だ。しかし……」
8 :
旧八:02/10/18 21:34 ID:???
「しかし?」
「しかし! 自分から誘ってはならん! それはメイドじゃない!」
「……怖」
「怖と柿って似てるよな」
「プ……」
「わらっとる……で、今日はもう、
『手足体をリボンで縛られるソニア・ホノリウス。その表情は恐怖と悲しみで満たされている。
けれど、どうしてだろう。体を熱い。熱い。縛られることによって感じているのだろうか。否定したい。けれど否定できないこの感情。そのときマインドブレイカーが目の前に。
マインドブレイカーの手と言葉が執拗に責めてくる。なぜだろう。悲しいはずなのに、つらいはずなのに、さらなる責めを欲している。ああマインドブレイカー様、私にすべてを注いでくださいな。
でないと壊れてしまいます』
でいいか?」
「はーい」
爽やかエロ……逝ってしまふ……
9 :
旧八:02/10/18 21:35 ID:???
×逝ってしまふ
○逝ってきまふ
スマソ
>>旧八氏
乙彼ー。しかし、▼がないからageてもアタックしてこないですよ(を
自分だけ祝・パソ復旧w
そして祝・クリス(ブランシュも)・フェンリル勝ち抜けw
なお、このレスの宛先は殆どが全スレ宛てなんでご了承を。
…レスできんかった(泣
>エクスプローダー氏・旧八氏
新スレ作成等の仕事、お疲れ様。
ありがたく使わせていただきます。…たぶん(ぇ
>895
うい、貴重なご意見どうもです。
…藤咲氏のようなちょいダーク系(私的意見)ですか…。
…頑張ってみます。
東海林の髪と目は…紫がかった黒だったと記憶。
マスターは茶髪に赤目だったと記憶。
…カードが手元に無いから分からないですけど(笑
13 :
AVG:02/10/19 00:20 ID:???
さてさて…本日の投票の前に…私としては初めての東海林さん以外への支援をば(w
ソニア純愛SSです〜
「えっへっへ〜、ふかふか〜♪」
ボクは、思いっきりベッドにダイブした。
ここは、勝ち上がってきた選手(とマインドブレイカー)用のホテルの一室。
ボク、ソニア・ホノリウスはすっごく機嫌が良かった。
「……まさか、ここまで勝ち上がれるなんて思わなかったなぁ……」
正直、自分でもびっくりしてる。
戦闘能力だけでいえば、きっと他の……たとえばマキャフリーさんとか、ステラ様には勝てないし……
何でここまで勝ち上がれたのか、不思議に思ってるくらいなのだ。(とは言っても、もちろん簡単に負けるつもりもないけどね?伊達に「蒼月の魔導士」なんて名乗ってるわけじゃないし)
「ん〜……やっぱり、気持ちがあると違うのかなぁ?」
そう言って、アイツの事を思い浮かべる。
初めてあった時のこと、まだ覚えてるかな?アイツ
すっごく恥ずかしい台詞、まるで、僕の大好きな(みんなには内緒だけどね)少女漫画の一コマをそのまま持ってきたような。
……なんて言うかうん、やっぱりボクは女の子なんだなぁ……とか思ったっけ。
「ソニア?起きてるか?」
噂をすれば影、みたいな感じかな?アイツの声、扉をノックする音
「起きてるよ〜。鍵は閉めてないし、入ったら?」
カチャリ、と扉の開く音。
ひょっこり姿を現したのは、やっぱりいつものままのアイツ。
「どしたの?こんな時間に」
「ん…いや、どうしてるかな?と思ってさ」
「別にどうもしてないよ?……あ〜?さては夜這いでも仕掛けに来たな〜?駄目だよぉ?そんな事考えちゃあ」
「誰がそんな事をするんだよ」
ちょっとだけ拗ねた様な、困ったような顔。
気づいてないけど、ボクはコイツのこんな表情を見るのが結構好きだったりする。
とりあえず横になったままだと何だし、ベッドに座った状態になる。
「あはは冗談だよ、ゴメンゴメン」
軽く、舌を出して謝っておく。
素直にこういう冗談が言えるって、気持ちが良い。
……あれ?何見てるのかな?
「あ、パジャマ?可愛いでしょ、お気に入りなんだ♪」
少し立ち上がって、くるっと回って見せる。
ちょっと大きめの、水色のパジャマ。
柄は特に無いけど、袖の部分に入ってるラインとか、そういったさりげない部分が気に入ってたりする。
「うん、可愛い」
素直にそう言ってくれた。
「ありがと。お茶でも飲む?部屋に置いてあったティーパックだけどさ」
「あ、うん」
部屋の奥の、テーブルに置いてあったお茶。
美味しいとは言わないけど暖かいものは好き。
「寝るときもそれ、外さないのか?」
ちょっとした疑問の声
「それって、何?」
「ん、ポニーテール」
そう言って、こっちを見てるアイツ。その目線の先はボクの髪の毛。
「もちろん外すよ?部屋の鍵を閉めてからね」
カップは二つ、中身はさっきのお茶。
「はい、熱いから気をつけてね」
「ああ、サンキュ」
二人でお茶、ちょっとだけ嬉しかったりするけど口には出さない。
「外したところ見たこと無いけど、ひょっとして人前では外さないのか?」
まだ言ってる。
「うんそうだよ、マキャフリーさんにもステラ様にも見せたことないもん」
ちょっとだけ熱すぎたかな?と思いつつ、スプーンでかき混ぜる。お砂糖は二つ。
ちらっと顔を見てみた。すっごく聞きたそうな顔。
「理由、聞きたい?」
「うん」
「下ろしたところ、見てみたい?」
「うん」
「駄目」
……思わず意地悪をしてしまった、ちょっと反省。
「なんだよそれ」
あ、ちょっと怒ってる、むっとしてるし。
「ゴメン、冗談」
まぁ、コイツになら…いつか言うつもりだったし。
「この髪を下ろしたところを初めに見せるオトコの人は、旦那様って決めてるんだ。」
まっすぐに見つめたまま言った。
ちょっと恥ずかしいな、と自分で思う。
でも、こういうのに憧れちゃって、決めてるのは事実だし、うん。
「だから、見たいって言っても駄目だよ〜」
照れ隠しに茶化した、でも、きちんと付け加える。
「…今は、ね」
彼が何か言いたそうに、口を開きかける。
……なんだか、すっごく恥ずかしい事を言われそうな気がして、思わず彼の唇に人差し指を当てた。
まだ、それを言わせるのは怖い。
甘えてしまいそうだから、そのまま、流されてしまいそうだから。
思い出すのは、初めて逢ったとき。
まっすぐな瞳、なんだか嬉しそうな表情。
『やっと逢えた。』
そう言った彼、大好きな少女漫画のような瞬間。
ドキリとした自分。
ボクもコイツを待ってた気がしたのを、憶えてる。
「だから、ね」
今、ボクは鏡を見られない。
自分で見たら恥ずかしいと思うほど、オンナノコの表情をしてるだろうと思うから。
「早くボクに似合う、強くてかっこいい『男』になってね」
ちょっとだけ、牽制。
本当は少し嘘。
もう、ずっと男の子として意識してる。
本当は、もっともっとデートしたり、その……それ以上のこともしてみたいと思ってる。
だけど、まだ自信が無いから。
もっと、強くなりたいから。
もっともっと、彼と一緒に成長したいから。
だから……もうちょっと、お互い我慢しようね。
……この気持ちは、ずっと変わらないから。
〜Fin〜
18 :
AVG:02/10/19 00:29 ID:???
と、いうわけでソニア支援SSでした。
ポニーテールをうまくネタにつかえたかな?と不安ですが…とりあえず。
では、失礼しました!(ぺこり
ども.前スレの895とかです.(ここの11もそうですが)
なんか名無しだと不便になってきたので,次回の支援あたりからハンドル使おうかな…….
>藤咲さん
栞ちゃんって,フェンリルちんと朝食取り合ってるんですか……w
うちも,白緑MBさんでこーゆーSS書いてみようかな…….
>上月さん
パソ復活おめでとです.私はひびきさん負け抜けでヘコミ気味w
別にご自身の自由な発想で描かれていればよろしいと思うのですが.
単純に,私があの雰囲気好きなだけですし.
頑張ってみてもらう分には,おいしいのでいいのですがw
>AVGさん
相手側支援なので,感想保留w
いや,前回のひびきさんだけが負けぬけたのがトラウマにw
東海林光さんのものは楽しみにしてますよw
>東海林光さんの髪と瞳
カード手元にありますけど,紫には……案外見えますね…….
けど,同じ絵(シューター)のカードボックスだと,私的には茶に見えます.
(関係ないけど,かなりボロボロ…….買い直したいけどまだ売ってるのかな……)
ところでアクエリは,ブレイクするたびに髪が暴れる決まりでもあるんでしょうかねw
かなり雑談ぽくなってすみません.支援も投票も一応したので,一休みします.
今から光さん支援準備も始めないと.
新スレお疲れっス。
さーて、次は何しようかな・・・・。
遅ればせながら新スレおめです。手土産にSSを持参しましたよ。
works274おつかれさま記念、そのわりにはダークか!? 満身創痍なのか!?
年齢制限はありませんが、ちょいと痛い描写があるかもです。
パラケルススの塔、最上階。塔の主であるクラリス・パラケルススの居室を、works274が訪れた。
「ただいま帰還しました、クラリス様」
「お帰りなさい、works274。早速だけど、報告を聞かせてくれる?」
直立不動でクラリスの前に立つworks274は、その表情をほんのわずかだけ曇らせ、直後に自嘲した。所詮はクラリスの“作品”にすぎない自分が何を期待しているのか――暖かなねぎらいなど、望むほうが間違っている。
もちろんそれらを口に出すことはなく、works274は報告を開始した。
「――はい。最終的に準々決勝で敗退という結果に終わりましたしたが、非常に貴重なデータを豊富に収集することが出来ました。とりわけ結城望やフェンリルといった強豪との試合は情報価値が高いものと思われます」
魂なきホムンクルスにふさわしい、淡々とした口調で報告を続ける。とはいえ、この報告には大した意味がない。詳細な戦闘記録なら、内蔵の記憶媒体から直接データをサルベージした方が早いからだ。
「また、戦闘能力で勝る出場者が常に勝利を収めるわけではないということが興味深い点です。第三者による支援行動、人間力が勝敗の鍵を握ることは通常の戦闘ではあまり考えられませんが、戦略の一形態としては考慮すべき価値があるでしょう」
あえて口頭での報告を行わせる理由は、こうした主観を含んだ報告に価値を認めているためだろう。クラリスは“作品”たちを無慈悲に使い捨てる一方で、我が子のように愛情を注ぐという矛盾を行う傾向がある。
もっともそれは、己の錬金術師としての業績に対する愛着であり、芸術家が己の手になる作品を愛でるのと同質のものなのだろうが。
「――報告は以上です。より詳細な記録に関しては、口頭ではなく記録媒体からの直接閲覧を推奨します」
締めくくり、works274は一礼した。満足げな顔のクラリスが、童女のように頬をほころばせる。
「はい、ご苦労様。それにしてもまさかあなたが私より勝ち進むなんて思わなかったわ。よく頑張ったわね、works274」
「……恐縮です」
思いがけない暖かな言葉に違和感を覚えつつ、works274は答えた。ただ……ホムンクルスとして生を受けてからの経験上、クラリスがこういう顔をする時は決まってとんでもないことを言い出す時なのだが。
「そんなわけでね、頑張ったあなたにプレゼントがあるの。気に入ってくれると嬉しいわ」
クラリスは無邪気な……無邪気すぎて気味の悪い笑みを浮かべると、机の上にある瀟洒なベルを鳴らした。澄んだ音色が響き、ほどなくしてクラリスの背後……実験室に繋がるドアが開いた。
「失礼します」
聞き覚えのある……だが疑似脳内の聴覚情報分野には登録されていない声が、ドアの向こうから聞こえる。次の瞬間、works274は自らの目を疑うという、人造生命にあるまじき非合理的な錯覚を抱いてしまった。
「……っ!」
驚愕。works274の空っぽの魂を揺さぶったのは、人間風に言うならそんな衝撃だったろう。
「紹介するわね。あなたの妹――いえ、二人目のあなたよ。works274」
クラリスの紹介を受け、自分と同じ顔の少女はぺこりと頭を下げた。
「はじめまして。――works274といいます」
その声――なるほど、聞き覚えはあっても登録されていないはずだ。一番聞き慣れた『自分の声』を他から聞くことなどあり得ない――あり得ない、はずだった。
「クラリス様――これは」
「驚いた? ふふ、もう『驚く』なんていう感情も学習してるのね。おかーさんは嬉しいわ」
くすくすと嗤いながら、クラリスが冗談めかして言う。
「あなたは本当によく学習したわ。だからぁ、このへんでシェイプアップしておこうと思うのよ」
つんつん、と自分の頭をつつくクラリス。
「あなたが学んだ情報のうち、必要なものだけをこの新しいあなたに記憶させてあるの。プリインストールってやつね。この子は全くの白紙からスタートしたあなたと違って、生まれながらにして今のあなたと同等の発達度を持つわ」
新しいオモチャを自慢げに見せびらかす子供のように、クラリスは満面の笑みで解説してみせた。
「もちろんボディの方も新型よ。でもあんまり変えると互換性がなくなるから、限られたフォーマットの内で飛躍的にぱわーあっぷ!させるの大変だったんだから」
大袈裟なジェスチャーを交えた解説を聞きながら、works274は最悪の結論を想定した。そしてそれは、いくつか考えられる中で最も可能性の高いものでもある。
「マム……!」
意味を持たないうめきが漏れる。それを聞いて、クラリスは嗤った。
「あら……久しぶりね。もう、そんな風に呼んでくれることはないと思ってたわ」
童女と慈母が同居する、きっとworks274が一番好きだった笑顔。その笑顔で、クラリスは告げた。
「私からあなたへの、最後のプレゼントよ。受け取ってちょうだい、愛しい我が娘」
その言葉が聞こえるか聞こえないかのうちに――
――死の刃が、works274に襲いかかった。
「っ……!」
襲いかかるもうひとりの自分の攻撃を、危ういところで受け流す。互いに戦闘用に創られたホムンクルスだが、クラリスの言うとおり性能の差は歴然だった。
「あなたを処分します、姉さん……いいえ、旧き私」
まるで鏡写しのような白い髪に、真紅の瞳。そこに宿る虚ろな輝きすら、自分とそっくり同じだった。
「くっ!」
即座に身を翻し、一直線にドアへと疾走する。その背に、クラリスの脳天気な声がかかった。
「あらぁ、逃げちゃうの? せっかくのプレゼントなのに」
そう言いながらも、クラリスは楽しそうだ。そもそもこのパラケルススの塔にいる時点で、クラリスの掌の上も同じである。この部屋からworks274が逃げられないようにするなど朝飯前だろうに、クラリスはそれをしなかった。
「逃走は無意味です」
背後から、もうひとりの自分が言う。まったくその通りだとは思ったが、この肉体が選択したのはその場からの逃走だった。はたして、部屋のドアは何の抵抗もなく開く。まるで逃げろと言わんばかりに。
works274は廊下に転がり出すと、各所に設置されたテレポーターのひとつに駆け寄った。新型の自分と正面からやり合う愚は犯せない。まずは潜伏し、可能ならばトラップを張る。反撃はそれからだ。
(……なぜ?)
疑似脳内のひどく冷静な部分が、このまま新型の手にかかることを推奨してくる。所詮は創られし命、創造主の意志に従って次代に継承されるのがベストではないのか。
答えは出ぬままに、テレポーターが作動する。淡い光に包まれ、一瞬後にはworks274の姿は消失していた。
残された新型はクラリスに向き直り、問う。
「追跡しますか?」
「ええ、お願いね。あの子を消したら――あなたが、完全なworks274よ」
「了解しました」
新型はクラリスに一礼すると、悠然たる足取りでテレポーターに歩み寄る。旧型を追って消えていくその姿を見送り、クラリスはひとりほくそ笑む。館内放送のスイッチを入れ、全館に告げる。
「あーあー、テステス。本日は晴天なり……って雨だけど。いきなりで悪いんだけどぉ、西棟研究ブロックにいる子たちは総員退避。言うこと聞かないで死んじゃっても知らないからね。繰り返しまーす……」
一方的な放送を入れ、目の前に置いた水晶玉に視線を落とす。ふたりのworks274が、果たしてどんな戦いを演じるか……想像するだけでも心が躍る。
「さあ、楽しませてね……私の可愛い娘たち」
水晶玉に映る光景に熱っぽい視線を注ぎながら、クラリスは呟いた。
研究ブロックを駆け抜けながら、works274は答えの出ない自問自答を繰り返していた。
(なぜ、逃げてしまったのか)
この身はホムンクルス。ただ生まれたという理由だけで生きていられる人間とは違う。生まれながらに目的を与えられたものは、目的達成のために存在せねばならない。
そして、works274に与えられた目的とは、ホムンクルスとしての高みを目指すこと。それを継承する新たな自分にすべてを託し、このまま消去されるのが一番合理的……いや、それ以外の回答などあり得ないのに。
(なんて、無様……)
創られたばかりの自分ならば、こんな馬鹿げた行動など取りはしない。なるほど、クラリスの言葉を借りるならば“シェイプアップ”が必要になるわけだ。長く存在し、感情などというものを学び……この身は、度し難いほどに弱く、愚かになった。
「っ……接近警報……?」
背後から高速で接近する敵性体を感知する。配置したトラップをことごとく無効化し、あるいはわざと作動させながらも傷ひとつなく、新型が追ってくる。
脚部への負担を無視した加速を行い、眼前の培養室に駆け込むと、棟のセキュリティに干渉し、機械的・魔法的双方に厳重な封鎖をかける。いかな新型と言えど、これを突破するには時間がかかるはずだ。
とはいえ時間稼ぎのタネも、ここにきて品切れだった。
「ここは……そう。帰ってきてしまったのですね」
ここは培養室。ホムンクルスが生み出され、その短く報われぬ生涯の第一歩を刻む場所。選んだつもりはなかったが……皮肉なことだ。
「皮肉、だなどと。人間のようなことを」
言ったそばから今度は自嘲。ああ――本当に、この身は余計なことを学びすぎたのだ。今も背筋を凍らすこの怖れなど、その最たるものだった。
クラリスの手によって生み出され、創るも壊すも胸先三寸のこの命。失われることなどとうに承知の上だったはずのちっぽけな命が、こんな時になっていかにも惜しかった。
「お許しください、マム――それでも私は怖ろしいのです。死、というものが」
「――我々に死という概念は存在しません」
「っ……!」
背後から、扉の開く音とともに声がかかる。瞬間、works274は室内の培養槽に眠るホムンクルスたちに最大の干渉をかけた。ガラスの割れる大合唱が響き、動けるすべてのホムンクルスが新型へ殺到する。
「度重なる命令違反に続き、機材の破損と無断使用。はななだ度し難い存在ですね、あなたは」
新型のつぶやき。同時に、襲いかかったホムンクルスたちの動きが止まる。
「works274は組織戦対応型。同調攻撃は確かに強力ですが……あなたに出来ることが、私に出来ないはずがないでしょう。どちらも私なのだから」
新型の言うとおり、雑兵を何体動かしても意味はない。そして性能で上回る新型に、一対一で勝利することは不可能。万策尽きたというわけだ。
「どちらも私? ……違います。私は、あなたとは違う。同じものが同時に二つ存在することはありえません」
「たしかに相違点は認められます。私には、あなたのような無意味な感情など存在しません。ですがどちらにせよ、あなたはすぐに消去されます。意味はありません」
――無意味。その通りだ。こんな会話に意味はない。
同じものが二つ。その矛盾を解決するには――どちらかの消滅を持ってしかない。
「ふっ……!」
両手の甲に内蔵した刃を伸ばし、白磁のごとき肌の上に光る文様が浮かび上がる。全くの無意味であることを自覚しながら、works274は悠然と立つ新型に躍りかかった。
「……あくまで抵抗しますか。旧型の私は相当に狂ってしまっているようですね」
同じように刃を伸ばし、新型が迎え撃つ。パワーもスピードも新型が上――対して自分にあるものといえば、無意味な感情とちっぽけな命への執着。まるで勝負にならない。
「消えなさい」
新型の両手が霞んだと見えた瞬間、二本の刃がworks274の全身をなますに刻む。ご丁寧にも、魔力で加熱した刃による攻撃だった。傷口から異臭と白煙を放ち、works274は割れたガラスの培養槽へ向かって放り投げられる。
「あぐぅっ!!」
傷口を同時に焼く連撃に加え、ガラスの破片が新たな傷を増やしていく。最初の交錯で、既に致命傷だった。
這ってでも立ち上がろうとするworks274を、新型が踏みつける。
「理解していますか、旧型。あなたの行為はどれひとつ取っても重大な背信行為です。その罪は、ただ消去するだけで済むものではありません」
その気になればいつでも消去できるであろうに、新型はすぐにはとどめを刺さなかった。
「これは処刑です」
力無い抵抗を試みるworks274の腕を、容赦なく刃がえぐる。傷口を同時に焼かれているため、体液の損失は最低限にとどまったが……それはこの処刑が始まったばかりだと言うことを意味する。
「意識を保ったまま原型が分からなくなるまで破壊し、失敗作のスライムの餌になってもらいます。感情などに踊らされた旧型の末路としては妥当でしょう」
「感情という言葉に……こだわるのですね」
「黙りなさい」
works274の抗弁には、速やかに返答が行われた。底冷えのする声とともに、灼熱の刃が腹腔に突き入れられ、内部組織を焼く。
「ぐぅぅっっっ!」
くぐもった悲鳴とともに、青い光弾が無差別に放たれた。そんなやぶれかぶれの攻撃が新型に通用するはずもなかったが、培養室の設備やホムンクルスたちへの被害は甚大だった。
「……なんということを」
works274を蹴り飛ばし、新型が吐き捨てる。そのさまを見て、works274は確信した。
「あなたにも、あるのですね。怒りという感情が」
蹴り飛ばされたおかげで離れられた。何とか立ち上がる。足下にぼたぼたとこぼれ落ちるのは、体液というより破壊された組織そのものだろう。失った肉片と内臓の分だけ、体が軽かった。
「黙りなさいと言っています」
「あなたは感情がないのではなく、その表現を知らないだけ。感情とて情報の一形態には違いないのだから、複数の情報を有機的・無意識的に処理する能力を持つ私たちがそれをもつことはむしろ自然です」
ひゅーひゅーと、風が鳴っていた。それは単に発声機能の損傷によるノイズだったのだが、works274は既にそんなことを認識してはいなかった。
「生まれたてのあなたのために教えておきましょう。あなたが私を旧型と侮り、処刑などと無駄な行為に時間を費やした。その感情を、慢心と呼びます」
「認めません」
新型は掌をこちらに向け、光弾を放つ。works274はそれを避けなかった――避けられなかった。
その一撃を受けて吹き飛びながら、works274は生き残った体内の魔力回路を総動員してひとつの術式を編み上げた。だがそれを有効に使うには、距離が遠すぎる。
「――」
視線をめぐらす。死屍累々と横たわるホムンクルスたちが目に入った。攻撃の余波で破壊されているものもあるが、大半は動けないだけで中枢は生きている。
「この期に及んで同調攻撃ですか? 無意味です」
その言葉に応えるような余力はない。そして、変化は現れた。新型の目前で、横たわるホムンクルスたちが次々に蒸発していく。
「エーテル分解? 自爆でもするつもりですか」
ホムンクルスの構成物質を分解し、魔力気体に変換。ここで攻撃魔法を使えば、培養室ごと木っ端微塵に吹き飛ぶことだろう。
「私を道連れに自爆したところで、クラリス様が新たな私を創るだけです。そんなことも分からないのですか」
新型が歩み寄ってくるが、works274は答えない。答えずに、堅く握った右拳を新型へと向けた。新型は自爆するつもりだと決めてかかっている。自爆するならそれでよし、そうでなければ物理攻撃で仕留めるつもりか。
(本当に愚かなのはどちらなのか……やはり、私の方でしょう)
けれど、この命を守るために自爆するのでは意味がない。それを理解できないのなら――
「私は……死にたく、ない」
その言葉は新型に届いたろうか。そうして、新型へと向けた拳に最後の力を込めた。
ぶしゅうっ!
works274の手首が、内側から爆破したように弾け飛ぶ。体液を限界まで圧縮して放つ、いわば水圧式ロケットパンチ。半ば破壊された腕だからこそ出来た、捨て身の一撃だ。
刃を出したままの拳は、油断しきった――というよりは攻撃など受けても受けなくても変わらないといった風情の新型に突き刺さる。
「無駄だというのが……!!!?」
余裕綽々の新型の顔が、紛れもない苦悶に歪む。
「自壊術式……馬鹿な!」
右拳は即座にどろりと溶けてなくなり、溶解は突き刺さった胸板へと伝播していく。敵に捕獲された時などを考慮し、works274に設定されていた自死回路の発動だ。本来自分自身に対してしか効果のない術だが……新型は、自分と同じ肉体を持っている。
水圧式ロケットパンチの発想は、単に意表を突くだけの大道芸ではない。自壊術式を編んだ右拳は即座に切り離さなければ、溶解は自分にもおよんだろう。本来そのための術なのだから。
「溶けっ……そんな!?」
そして、自壊術式はキャンセルできない。その効果は体内で構成されるあらゆる魔力回路に優先する。完全な、自殺のための魔術――
「助け、クラリス様……マム! 助けて……っ」
本人の意志に反した自死回路の発動という不測の事態に、冷静だったはずの新型がパニックを起こす。その言葉に、力つきたはずのworks274が反応した。
「あの方は……私のマムです。あなたなんかが、気安く呼ばないで」
立ち上がる。新型を見下ろす。そして、残った左腕さえも撃ち放つ。
「助けっ……ぐ」
悲鳴は半ばで途絶えた。自壊が発声機構にまで及ぶのと、発射された左手が顔面を破壊するのと、どちらが早かったのか……もう、わからない。
「……そう。そんなこと、だったのですね」
既に八割方が溶けてなくなった新型……その残滓の上に、works274は崩れ落ちた。自分と同じ紅い瞳が、こちらを向いたまま溶け落ちていく。
笑わせる。なにが『死にたくない』だ。
自分はただ――自分と同じ顔の少女が母の寵愛を受けるのが許せなかっただけだなんて。
「……マム。聞こえているのでしょう」
一部始終を見届けたはずの母へ、報告を開始する。
「……妹を殺しました。私が“works274”です、マム……」
それが限界。そうして、彼女の意識は闇に沈んでいく。
意識を失う刹那の一瞬……深い深い闇の底に、愛しい母の笑顔が見えた。
「あらあら。自分の生まれた場所をこんなに壊して、もう。困った娘ねえ」
戦闘の狂乱が去った培養室。音もなくその場に現れたクラリスが、倒れ伏すworks274を抱き上げる。その顔はいつものように不気味な無垢に染まっていたが、どこか誇らしげな色も窺えた。
「クラリス……! なんだ、この有様は!」
そこへ、血相を変えたステラ・ブラヴァツキが訪れた。室内の惨状に顔をしかめ、works274を腕に抱いたクラリスに詰め寄る。
「くすくす……ちょっとしたドメスティック・バイオレンスってところかしら?」
飛び散った体液や組織片に服が汚れるのも構わず、クラリスは腕の中のworks274に愛しげに頬を寄せた。
「ねえステラちゃん。あなた、家庭を持つ気はある?」
「何の話をしてる。この損害はちょっとしたどころではすまんぞ」
「もちろん、私が責任もって直すわよ。娘のしたことですものね?」
クラリスはこともなげに言い放ち、培養室をあとにする。背後でステラがなおも何か言っていたが、気にすることもあるまい。
「すぐに治してあげるわ、真っ先にあなたをね。今夜はお赤飯よ」
呼吸すらしていないworks274に、クラリスは優しくささやく。
その瞳に、まぎれもない母の表情を浮かべて。
(了)
む? また番号間違えてる。上のは9ですね。
で。
エーテル分解とか自壊術式とかの設定はぜーんぶ創作です!突っ込まないでくださいお願いだから!(一息で)
ぜは、ぜは。では、高砂大反転がお送りいたしました〜
おはようございます。
こっちが本スレみたいですね。
>>33 堪能させていただきました。
このWorksは2段ですか?
>>35 絵的には一段のほうが萌えですが…
いやまてよ、二段のクールビューティーが涙ながらに
「マム…!」
なんてすがり付いてきたらそれはそれで辛抱たまらんものが。
難しいところですが、「娘」っぽさをとって一段ですな。納得いかなければ脳内補完という方向で。
む……
クラリスはやっぱ悪役なのか。
んでWorksは大体虐げられるのか。
それも良いんですけど、そればっかだとWorksが可哀想な気が……
何かなぁ……逆も興味あるなぁ。Works×クラリス。無理か。
>36さん
良かったっす。
>高砂大反転氏
よかったです〜。
う〜ん、ホムンクルスだと同キャラ対戦とかもオーケーなのか…(ぇ
クラリス、悪役っぽい中にも「母」がでてていい感じです♪
お疲れさまでした。
さてと、明日の為のクリス支援SS投下です。
作中のマインドブレイカーの言葉通り、前回の支援の続きとなっております。
年齢制限ナシの個人的にはギャグっぽくしたつもりです。
…あくまでつもりなんで。
ガチャッ…バタンッ!トタトタ…
ドアが開閉する音。続いて、廊下を小走りに駆け抜ける音。
4時半。時計を見、マインドブレイカーは微笑んだ。
クリスが帰って来る時間である。案の定、本人は3秒後に現れた。
「ただいまですっ…!」
「おかえー。どうだった?」
問い掛けると、クリスの表情が一気に曇った。
「…見ててくれなかったんですか?」
「…んにゃ、見てた」
「じゃ、解るじゃないですか♪」
ぱっと雲が消し飛ぶ。
クリスは、無事勝ち抜けた。しかも、またしてもブランシュと同数票で。
こんなこともあるんだなぁと、正直驚いた。
「さあ、約束です。話してください」
激励会で、酒を飲んだあとの事である。
「ったく…おかげで脚色する時間が無かったじゃないか」
「しないでくださいっ」
「…んく、んく、んく…ぷはっ」
一息に酒瓶を空けると、クリスは酒臭くなった息を吐き出した。
「ん〜、お酒美味しい」
目をトロンとさせながら呟く。出来上がるのが早いやつだ。
…アルコール度数がやたら高いのはこの際内緒にしておく。
「ねぇ…」
そのクリスが、トロンとした目のままマインドブレイカーの隣に座る。
…心なしか、目が据わっているようだが…?
「な…なんだ…?」
「キスして」
「……え」
普段のクリスには無い、強い催促。有無を言わせないその雰囲気に、マインドブレイカーは思わず我が耳を疑った。
そして、クリスはその言葉を聞き逃さなかった。
「…嫌?」
「あ〜…ええと…」
思考がまとまらない。普段自分がからかったりしているせいか、それとも『あの』クリスから迫られているせいか。
少なくとも、クリスとするのが嫌なわけではない。それだけは解るのだが。
が、クリスはその沈黙を別の意味に取ったようだ。
「ひどい…私とは遊びだったのね!」
(おいおいおいおいっ!ちょっと待てぇっ!?)
「私にかけてくれた優しい言葉もなにもかもっ、みぃんなウソだったの!?」
泣き上戸、スイッチオン。こうなると、流石にマインドブレイカーでも止められない。
珍しくうろたえる彼に、周囲の飲み客からヤジが飛ぶ。
「おいおいにーちゃん。カノジョ、泣いてんぞぉ?」
「なんだなんだぁ?修羅場かぁ?」
「おいおい。綺麗どころを3人もはべらしやがって。ハーレムのつもりか!?」
…中には誤解している者もいるようで。
ともかく、居酒屋の喧騒は飲み屋の親父と意気投合しているソニア、我関せずとばかりに飲んでいるworks274には広がらなかった。
酔っ払いは放っておくに限る。そんな言葉があるが、あれは嘘だとマインドブレイカーは心底そう思った。
放っておくと、ロクな目に会わない。…今の自分のように。
「どうなのよ、ねぇ!」
日頃の口調までがらりと変わり、クリスが詰め寄ってくる。
…酒臭い。
「ソニアさんは…同期の方とあんなに仲が良いのに…よろしくやってるっていうのに!」
…え。
思わず振り向くと、ソニアはにへら、とピ―スサインを向けてきた。…意外。
「あなたはっ!いっつもいっつもいっつも!私をオモチャにしてっ!」
あ、だんだん絡み酒に変わる気配が…
「…って、人聞きの悪い発言は止めいっ!」
怒鳴る。ちなみに、クリスとは『まだ』清いままだ。
「知らないわよっ!人に聞かれて困ることっ!?」
いや、困るから言うんだって。そんなツッコミは胸中で呟くだけにしておく。
こうなると、やっぱりもう止められない。無理矢理にでも連れ帰るしかないだろう。
「…とにかく、帰るぞ!ほら、ソニアも274も飲んでないで…」
「は〜い」
「中身があって、酔い飲み物です」
ソニアがフラフラと立ち上がり、works274が言った。
「漢字が違う…。274、お前もかっ」
酔ってるんだか酔ってないんだかわからないworks274に、マインドブレイカーが頭を抱える。
仕方なく、かろうじて正体を保っているソニアと共にクリスを抱え、works274を引きずって立ち上がる。
「こら〜!は〜な〜せ〜」
じたばたとクリスが腕の中でもがく。
「お前、酔ってるだろが。試合近いんだし、もう帰るぞ」
「やだ〜。飲むぅ〜」
なおもじたばたする彼女に、ギャラリーがどっと湧いた。
そこまで話し終え、マインドブレイカーはコーヒーに手を伸ばした。
テーブルの対面では、クリスが頭を抱えて俯いている。
「どうしたよ」
「い、いえ…なんていうか…本当に、私そんな事言ってたんですか…?」
「ああ。…なんだその目は。俺は約束は守るだろうが」
「いえ、そうですけど…。うう…自己嫌悪…穴があったら入りたいです…」
言って、テーブルに突っ伏すクリス。
「…まあともかく、何とかお前を連れ出したわけだが―――」
ずず、とコーヒーを一口すすり、マインドブレイカーが再び口を開いた。
どよ〜ん、と顔に青線を走らせたクリスがゆっくりと顔を上げた。どうやら、相当の大ダメージだったらしい。
「…まだ続きがあるんですか…?」
「ああ。約束だからな、全部教えてやろう。それとも、もう聞きたくないか?」
「うう…聞きたいけど聞きたくない…」
泣き笑いでクリスは頭を抱えた。
「…ま、もう少しだからな」
「はい…つ、続けて下さい…」
「おう。で、なんとか店から連れ出したわけだが。途中でお前さん川に落っこちた――― というか、飛び込んだりしてたな」
「ええぇっ!?」
「さかなさかなさかな〜♪とか歌いながらな。だから着替えさせたんだよ」
「…そ、それはどうも…お手数をお掛けしました…」
誠に恐縮するクリス。
ちなみに、引き上げたのはマインドブレイカー自身である。残り二人は面白がっていたのだが、それは話さないでおくことにする。
「んで、川ン中から引き上げて、ソニアにスリーピングかけてもらって家まで搬送。274に着替えさせて、あとはお前が知ってる通りだ。…ああ、寝言も言ってたな。『にゃんにゃんぴっぴ、にゃんぴっぴ。にゃ?』」
「ね…猫セット…」
クリス・クレアモント、轟沈。
「…聞かないほうがよかったかも…」
勝ち抜いた喜びも何処へやら。げんなりと呟くクリスを尻目に、マインドブレイカーは夕食の準備に取り掛かった。
今日は彼が当番の日である。苦笑しつつ、言う。
「……今日の夕食、お前の好きなものにしてやっから。そう沈むな。まだ準決勝があるんだろ」
「沈みますよぉ…。……そういえば、私が起きた時、なんであんな服装だったんです?」
それでもなんとか気分を変えようとしたのか、クリスは必死に何でもない、というふうに話題を変えた。
「服?」
「…何で私、Yシャツ一枚だったんです?」
「ああ、あれ。…俺の趣味」
……沈黙。
「怖いけど…私がやらなくちゃ…」
「…なんか言ったか?」
振り返ると、間近にクリスの顔があった。
「っと…どうした、クリス?」
「…貴方を殺して私も死にますっ!一緒に死んでくださいっ!」
「おわっ!?」
突き出された杖を包丁で受け流す。
…本気で殺気がこもっているのに恐怖し、マインドブレイカーは、
「…あ〜…材料買い忘れたっ!買ってくるっ!」
そう言いおいて、すたこらさと逃げ出した。
「あ、待ちなさいっ!」
それを追って、クリスも弾かれたように駆け出した。
その後、2人の追いかけっこは夜まで続いたという…。
終わり☆
シューリョー!
ビーミョー!
個人的に、コワレたクリスが見てみたいと思ったんで書いてみました。
次は…「壊れた」クリス…?(嘘
ちなみに、マインドブレイカーの特技は料理だったりします。
46 :
旧八:02/10/20 23:35 ID:???
薄暗い部屋。その部屋のドアがみしりと鳴いて開いた。濃い青のセーラー服を着た、まるで人形のような赤い瞳、白い髪、虚無の表情。ガラスにも似た存在感がそこにはあった。
少女はただ一人だけを見ていた。クラリスと呼ばれた、童顔に黒マントの女性、いや、少女。手中の試験管を置き、声の元に振り返った。
「あらworks274、どうかしたの?」
クラリスの言葉を、works274は静かに飲み込んだ。
クラリスは笑みを、works274は無表情を見せている。両者の間には絶対的な差がある。それを隠すことはできない。隠せはしない。
works274はゆっくりとクラリスに近づいた。その足どりは遅い。クラリスは何ら警戒もせず、ただ眺めている。
「ねぇ、どうかしたの?」
目の前に立ってしばらく。沈黙を保つworks274にクラリスは苛立つ。無言無表情はいつものことだが、この態度はいただけない。
「………クラリス様、あれは……?」
すっと、works274が視線を外した。すると、クラリスはつられてその視線を目で追った。
その瞬間、腕に痛みが走った。
「つぅっ…works274!」
クラリスがworks274を睨む。――ただそれだけであった。
「あ……ら……?」
クラリスの体はびりびりと痺れていた。金縛りに近い、束縛である。
「これは……ホムンクルス用の……」
「はい。以前、私に投与された薬です」
クラリスの頬に、works274の冷たい手が触れる。鋭くなった神経に甘い電気が走る。
「私は……クラリス様に忠誠を誓っています」
「あ、ら……ずい、ぶん……と、アレ、ねぇ……」
works274の顔がクラリスに近づき――
クラリスの唇に、works274の唇が落ちた。少し触れるだけ。
47 :
旧八:02/10/20 23:35 ID:???
一方の目がさらに鋭くなる。一方の目は変わらず無感動。
「私は、クラリス様が、好き、に、なりました……」
その鉄に閉ざされた表情に、赤みが射した。少なくとも、クラリスは見たことのない、その表情の変化。違う、感情の変化。
works274はさらに詰め寄り、クラリスの背に腕を回した。works274の肌に、クラリスの激しい鼓動がリアルに打つ。
再び、唇と唇が触れた。だが今回は舌が絡まりあい、混ざり合う唾液がクラリスの口元を汚す。
「う、うむぅ……はぁ、やぁ……!」
身をよじろうにも、思うように動かない。それ以上に、works274が抱きついている。
works274が軽く押すと、クラリスは壁にずるずるともたれながら床に腰を落とした。works274を逃がさないように、四つん這いになって、クラリスの豊かな胸に顔を押し付ける。
妙に巧な舌づかいがクラリスを犯す。少しずつ速まる舌の動きにあわせ、クラリスが声を上げる。
「あ、あ、あ、……あっ、あっ、あん……!」
服をずらし、かたみを見せる突起に唇をはさみ、先端を舌でつつく。
「あぅ! あ、だめぇ……」
48 :
旧八:02/10/20 23:38 ID:???
中途半端でごめんなさい。私もworks274×クラリスという逆パターンに興味があったので……
きっかり30分。次は顔出すときはソニア支援でしょうか。この続きはソニアが優勝したらということで。(W
49 :
AVG:02/10/20 23:54 ID:???
こんばんはです〜、今回も東海林さん支援、いってみようと思います。
なんとゆーか、本当にさっきやっと仕上がったので……所々読みにくいところとかもあるかとも思いますけど…どうぞご容赦を
では!貼ります〜
−1−
空は秋晴れ、風は心地良い。
休日ということもあってか、親に連れられて来たのであろう子供たちが元気にはしゃぎ回る。
「今度はあれに乗りたいです。」
そう言って彼の手を引き、大きなブランコのようなアトラクションに行こうとするのは、私の従妹である望。
一言言おうと口を開こうとすると、「どうしたの?」と言って嬉しそうな表情を見せる。
……それを見て、私は言葉を飲み込んだ。
目の前を仲良く歩いている、望と彼。
そんな光景を見ていると、少しため息をつきたくなった。
今来ているのは遊園地。
先日の大会で美作さんに勝ったことで、約束通りデートに来た。
一度、一緒に来たかったのでとても嬉しいと思う。
けど、二人きりだと思ってた。
ことの発端は昨日の夕食の時だった。
何気なく普段通りの食事をしていると、今日のデートの話がふと持ち上がった。
それを聞いて「楽しそうですね」と言ったのは望。
羨ましそうな表情に見えたのだろう、あろうことか彼は「じゃあ、一緒に行きますか?」と持ちかけたのだった。
「そんな、お邪魔しちゃ悪いですし」と言う望に、彼は「邪魔なんかじゃないですよ」と微笑んだ。
結果は今の通り、望が一番はしゃいでいる。
アトラクションに乗るときは自然に、彼が真ん中でその両脇に私と望が座るという形になっていた。
こういった場所に来たことは殆ど無いので、新鮮で楽しいとは思う。
けど……すっきりしない気分なのだ。
望に悪気があるわけではないのはわかっているし、彼の事も信用している。
でも彼の隣に私以外が居る、というのは良い気分ではなかった。
そして、それでも時間が過ぎていく。
「光、あまり楽しんでないみたいだけど……どうした?」
遊園地にあるレストランで昼食を取っていると、彼が少し心配そうに話しかけてきた。
嬉しいのと、貴方のせいでしょう?という気持ちが半分づつ。
「そんなことないわ」
そう言って、ジュースを一口吸った。
−2−
イライラする。
イライラしたまま、一人で遊園地を出た。
近くの河原で川に石を投げた。
何度か水面を跳ねたあと、石は沈んでいく。
それを見たあとで、石の階段に座った。
原因は大したことじゃない。すごく単純なこと。
昼食を取った後も望はすごくはしゃいでいた。
ジェットコースター、バイキング、ミラーハウス……
少し疲れた私は
「少し休んでるから」
と椅子に座って休憩を取ることにした。
「じゃあ、私はもうちょっと乗ってくるね?」
彼の手を引き遊びに行く望。
楽しそうな表情、軽やかな足取り。
それから……彼の隣。
もしも二人きりだったら、望のように楽しめたのだろうか。
そう思っていると、追い打ちをかけるような一言が耳に入ってしまった。
「可愛いカップルだね」
誰の声なのかは知らない、男の人の声だったと思う。
とにかく、それを聞いてむっとした私はその場に居られなくて遊園地を出ていった。
ふと空を見上げるとぽっかり浮かんだ白い雲、飛んでいる鳥たちがとても気持ちよさそうで。
それが、すごく羨ましかった。
「……折角、新しい服着てきたのに……」
白いワンピース。
少し肌寒いけど、彼が似合うよ。と言って買ってくれた服。
今日のこと、凄く楽しみにしていたのに……
なんだか、凄く自分が嫌だった。
こんな事でイライラしている自分、言葉と行動が一致しない自分。
何をしたいのか、何をして欲しいのかわからない自分。
「何をしてるんだ、そんなところで……?」
そうこうしていると、後ろから声がかかった。
声の主は彼、隣に望は居ない。
「別に、少し疲れたから川辺に来ただけよ」
嘘をついていると誰でもわかるだろうと、そう思えるほど自分の言葉を抑えられなかった。
「それだけじゃないだろ、何が気に入らなかったかわかんないけど……戻ろう」
私の手を引いて戻ろうとする。
「もう少し休んでるから一人で戻って、望を一人きりにしておくなんて信じられない」
自分でもわかるほど、意固地になった言葉。
「そりゃ、望ちゃんをずっと一人にしておくわけにはいかないけど……光をほっとくなんて出来るわけ無いだろ」
心配してくれている声、私の大好きな声。
でも、素直に甘える事が出来なかった。
「いいから放っておいてよ」
そう言って、振り切って遊園地とは反対の方へ歩こうとする。
彼の手は、私の手を掴んだままだった。
「何をして欲しいのかちゃんと言ってくれよ、じゃないと嫌じゃないか」
「今は放っておいてってば!」
声を荒げて言ってしまう、それで彼は黙り込んだ。
暫くの沈黙のあと、手を離して戻ろうとする。
望の所へ。
……無意識に、私の手は彼の手を掴んでいた。
「………やだ」
そう言ったのは、自分。
「行っちゃ……やだ……」
顔を上げられなかった。
彼が心配そうにしているのは、顔を見なくてもわかった。
キモチの整理がつかない、でも、言わずにはいられない。
本当は気付いていたはずだった、好きになるというのは綺麗なことだけじゃないって。
誰かを自分の思い通りにすることなんて出来ないって、どんなに好きな相手でもそれは結局他人なんだって。
なのに、そうしたくて、して欲しくてたまらなくて。
「望を見ないで……私と一緒の時は、私だけを見ててよ……」
顔を上げて、彼を見つめる。
涙が頬を伝っているのがわかる。
けれど、気にしている余裕は無かった。
何かを言いたそうに口を開きかける。それを私の言葉がさえぎった。
「これは……我侭なの?」
それから何も言わなかった、ただ、彼は強く私を抱きしめてくれた。
−3−
遊園地のライトが点りはじめ、あたりはもう夕暮れになっていた。
私は、彼と一緒に遊園地を歩いていた。
望は先に帰っている。
「これ以上お邪魔したら、流石に光ちゃんに嫌われそうですし」
そう言って帰ったが、私には本音を話してくれた。
『ゴメンね光ちゃん、あんまり幸せそうにするものだから、ちょっと意地悪したくなっちゃって』
……後で、どういうことなのかじっくりと聞かせて貰おうと思っている。
とりあえず、そんなこともあって私はすっかり落ち着いていた。
むしろドギマギしているように見えるのは彼。
思い返せば、私の泣き顔なんて見せたことは今まで無かった気がする。
「そんなに気にしなくても良いから」
思わず苦笑して、彼に言った。
「確かに気にしてないって言えば嘘になるけど」
前に出て振り返り、まっすぐに見つめる。
「でもね、憶えておいて?好きな人にはいつも自分を見ててもらいたい、傍に居て欲しい」
コツン、と彼の胸に顔を埋めて、
「……それが、オンナノコの夢よ」
そう言ってあげた。
このあと彼はどんなリアクションをとってくれるのだろうかと、期待してみる。
期待を、裏切らないでね。
恋をした女の子は我侭で、不器用で
そして、とても幸せなのだから。
〜Fin〜
55 :
37:02/10/21 00:03 ID:???
>48
私は(喜びの余り)おかしくなりそうだ!
良いもん見せてもらいました。最大級の感謝を。
続きかかれたら倒れます。笑顔で。
56 :
AVG:02/10/21 00:04 ID:???
と、いうことで東海林さん支援SS第三話でした。
今回は思ってた以上に難産で、結構な量のエピソードを削ったのですけど長くなってしまいました(汗
では、今回はこれで失礼いたします。
読んでくださった方、ありがとうございます。(ぺこり
57 :
AVG:02/10/21 00:27 ID:???
えと、えと、ちょっと色んな方々に言いたい事があるので……書かせていただきますね
うか様へ>
はうはう〜、とっても可愛い東海林さんです〜♪
保存しちゃいました〜(ぉ
東海林さんのSS,今回も頑張って書いてみたので、どうか読んでくださいね〜
上月様へ>
うぐぅ、今回も上質の支援ですね〜
ああいった感じのSSって書いてみたことないのですけど、テンポ良く読めてとても楽しいです。
私も東海林さんをより可愛く書けるように努力したいと思います。
そして皆様へ>
えっと、色んな人たちの色んなキャラへの支援や書き込みに対する反応など、今回このイベントに参加させていただいてとても楽しませていただいています。
正直私は、2chに怖いイメージしか持ってなかったのですがこのように楽しめてとても嬉しいです。
もう数日でアクエリアンエイジ最萌トーナメントも終了しますけど、本当に皆さんに感謝しています。
少し早いですけど……ありがとうございました。
……ここで書き込みをなさってるみなさんで、イラストやSSを集めて同人誌とか作れたら面白そうだなぁ…(ぉ
では、突然このようなことを書いてしまいすいませんでした。
58 :
藤咲:02/10/21 00:46 ID:???
「・・・お疲れ、ブランシュ」
ボクは彼女がいると思う方向へ手を伸ばした。
彼女はすぐにボクに近付いて手を握ってくれた。
「帰る」
彼女は僕を抱えると大きく跳躍し『家」であるダークロアの拠点へと向かった。
間近に感じる彼女の吐息と血の匂い・・・ボクにとっては心が安らぐモノ。
彼女のフサフサの毛に触れながら僕は昔の事を思い出した・・・。
彼女と初めて出会ったのはかなり前の夜の公園。
ボクは塾の帰りそこで右肩に傷を負いうずくまっている彼女を見つけた。
全身を覆う純白の毛、闇夜に光る金色の瞳。
明らかに人間離れしたその姿は神々しくさえあった。
そんな彼女にボクは恐る恐る歩み寄った。
ボクが近付くと彼女は唸り声を上げ威嚇してきた。
正直怖かったんだけど・・・だけどボクは放っておけなくて・・・。
無意識の内にボクの手は彼女の傷口に触れた。
次の瞬間、ボクの手は光り出しみるみるうちに傷口は塞がった。
彼女は不思議なそうな顔をしたが我に返ると走り去った・・・。
それから数日後、ボクの目の前で両親が黒コゲになって死んだ。
やったのはセーラー服を着た少女。
後で知った事だけどボクの両親はE.G.Oの情報をダークロアに流していた為に始末されたんだって・・・馬鹿。
2人を殺した後、ボクに手のひらを向けた。
取り敢えず死を覚悟した瞬間、窓ガラスを突き破りブランシュがセーラー服の少女に飛び掛った。
ボクが見たのはそこまで。
狙いの逸れた電撃はボクから光を奪ったから・・・。
まあブランシュがボクを抱い逃げ出したのは確かだけど。
59 :
藤咲:02/10/21 00:47 ID:???
そしてダークロアという組織に連れて行かれた。
ダークロアはボクに取引を持ちかけた。
要は「協力すれば寝床は与える」ということ。
行き場所の無いボクはその申し出を受けた。
そして・・・お目付け役としてブランシュがついた。
ブランシュは失明して途方に暮れていたボクの世話を甲斐甲斐しくしてくれた。
そのことで夜羽子さんやでじこさんにからかわれたりもしたが続けてくれた。
そして初陣の日、ブランシュは信じられないほどの戦果を挙げた。
そしてボクの立場は確固としたものになった・・・。
ブランシュはボクにとって相棒であり母であり姉であった。
最初の頃は料理の出来ないボクに代わって料理の殆どは彼女が作ってくれた。
彼女自身料理はあまり得意じゃなかったみたいだけど、他の人に作らせることはしなかった。
食べる時は勿論彼女が口元まで運んでくれた。
恥ずかしがりながら「く、口を開けろ!」と言った時の表情が見えなかったのは凄い残念だった。
お風呂の時もボクに付き添って一緒に入って体を隅々まで洗ってくれた。
・・・ちょっと恥ずかしかったけど。
狼に育てられた少女と言う話を聞いたことがあるけどボクの場合は白虎です。
2度と普通の生活に戻れなくてもボクは構いません。
ブランシュがいる限りボクはこの世界で生きていく。
「どうした?」
「ん、何でもないよ」
ブランシュはボクが考え込んでいるのを見咎めた。
「ブランシュはどうしてボクを大事にしてくれるの?」
「・・・大事な子供だから」
彼女の両手で優しく包まれながらボクは覚悟を決めた。
もう2度と奪いさせはしない。
これから戦う相手・・・その名は彼女がボクから奪ったものと同じ名前・・・。
60 :
藤咲:02/10/21 00:50 ID:???
ブランシュ支援・・・。
ネタが尽きて出涸らしです(涙
覚悟を決めなきゃいけない相手だし・・・。
最後まで全力で!
>AVGさん
私も2chに怖いイメージしか持ってませんでしたw
朝っぱらから突発! 替え歌コーナー!
なんとなく作ってみたE.G.O.応援歌。しかしすでに光さんしか残ってない罠。
しかもエロゲ板住人にしかわからないネタスマソ。
「見つめて☆新人類」
(セリフ)
歌は世につれ世は歌につれ、
時は新世紀、東の京(みやこ)。
あまたの血刃くぐり抜け、進化を遂げる少女たち。
超能力を胸に秘め、泣いたりしません勝つまでは。
それでは、張り切って歌っていただきましょう。「見つめて☆新人類」です。どうぞ〜
あなたを見かけた夜の町 あなたは私に気づかない
高鳴る胸を抑えつつ そっとあなたに近づくの(なぜか炸裂音)
ヒトの革新を遂げるため 旧勢力を吹き飛ばせ
ひとかどの能力者になるために 情けは無用の新人類!
一つ 校則違反は粛清よ
一つ 組織を抜けたら粛清よ
一つ 無断の欠勤粛清よ
一つ 機密を漏らすと粛清よ
一つ 内通しても粛清よ
宿題やらないと粛清よ
寝る前に歯を磨かないと粛清よ
燃えるゴミと燃えないゴミを一緒に捨てても粛清よ
お風呂で体を洗うとき髪から洗わないと粛清よ
領収書きちんと書いてもらわないと粛清よ
電子レンジに金属製品入れても粛清よ
クローンCDでプロテクト破ったら粛清よ
コミケにサークル入場して企業ブースフライングで並んでも粛清よ
りふれっしゅか……やってはいないがバグまでりふれっしゅされたようだな。
趣があってよろし、いとあわれ。
次はメイドさんロックンロールか323の歌で頼む。
>>63 御御足拝見!
スカートが短くてウッハウハ
65 :
旧八:02/10/21 21:47 ID:???
WIZ-DOMを脱退して数日。ソニアは来る日も来る日もWIZ-DOMからの刺客に追われていた。
裏切り者には死を。月並みの言葉が脳裏をよぎる。組織を抜けた身なので、問答無用に撃退しても問題はない。しかしそれでは、組織にいたころと何ら変わらない。魔法弾による威嚇射撃を放つ程度で、ただひたすら逃げていた。
いずれは、鴉を連れた魔女や最強の魔導師が現れるのだろうか。根拠はない。勝手な想像。けれどソニアは、少し悲しくなった。
「はぁ……あぁ、逃げ切れたぁ」
今宵も闇に紛れ迫ってきた刺客をどうにか撒き、路地裏の壁に寄りかかった。マントは昨日なくした。服が少し汚れるが、気にはしない。
切れ切れだった息を整え、ソニアは壁から離れる。さて、どうしようか。ずいぶんと欠けている月の下で、冷静に考え始める。
おそらく、どこに隠れようとも誰かしらに見つかる。WIZ-DOMの情報網を甘く見てはいない。
戦えば憎悪、逃げれば追っ手が増える。おおよそイコールの関係を結ぶ二つを切り離すことはできない。
平穏な日々を送るには、空に上がるか地に潜るか。ソニアはもちろん、どちらも選びたくない。ゆずれない、正直な意見である。
「どうしよう……」
今度は声に出して、考える。だが、一向に打開策が思い浮かばない。
いや、ないわけではない。今、思い出した。
ある二人の少女のことを。
勢力が違っても敵ではない。そのことを教えてくれた二人の少女。一緒に鯛焼きを食べた、二人の少女。
記憶には新しいのに、ずいぶんと昔だったような気がした。
「もしかしたら……」
受け入れてくれるかもしれない。ほんの少し、希望が湧く。確証はない。が、期待してはいけないという法はない。
「どこにいるんだろう……」
66 :
旧八:02/10/21 21:48 ID:???
自分自身を震え立たせ、棒のような足を動かす。疲労のためか思うには動かない。けれど、遅くてもいい。もちろん、刺客と遭遇しないのが前提だ。
待ってくれている。そんな感じがした。
――だが。
前方に設置されている街灯の下に、見覚えある人物がいた。
「あぁ………」
落胆。絶望。恐怖。まさしく負のつぶやきが口から漏れた。
まさかこんなことが。笑おうにも笑えない。
考えるな考えるな。本来なら真っ白になるはずの頭が、無意味に現状を理解しようとしている。
「……どうして」
無駄だと思いつつも、ソニアは訊ねた。そうせずにはいられない。まさにそれであった。
やはり、相手は答えない。答える必要がないと認識したのか、答えられないのか。
答えるようにはできていないのか。
「やっぱ、私は……」
さばさばとしている。妙に明るい口調に、ソニア自身も驚いた。
悲しいはずなのに。
「私は、手駒の一つにすぎなかったのかな……?」
答えない。返答のかわりに、相手は一歩、前に出た。
終末が、近づいてくる。逃げれない。もう、体が言うことを聞かない。
あれ?
「……あれぇ?」
目が熱い。濡れている。
泣いている。
「そうだよね……悲しいもんね……」
死ぬことに悲しくはない。
ただ、会いたかった。
もう一度、あの二人に。
そして、あの二人のいう、マスターに。
67 :
旧八:02/10/21 21:49 ID:???
こんなささやかな願いが叶わない。だから悲しい。
だから、泣いている。
ああ。すぐ目の前に、いる。その見慣れた姿が、聞き慣れた呪文で、見慣れた杖に魔力を込めている。
終わる。私が。
「がんばってね……」
胸の少し下あたりで、魔力が弾ける。
杖を構えた相手――『自分』が、すでに背中を見せて去ろうとしていた。
その昔、上役の錬金術師が言っていた。
『代用はいくらでもいる』
いつもの毒舌にしては生々しい。その程度しか感じていなかったけれど……
こういうことだったのか。
コンクリートが冷たい。
星がきれいだ。
月は……もちろん欠けている。
薄れゆく意識、ぼやける視界。連夜の戦闘でまともに睡眠をとっていなかったソニアに、久しい深い眠りが訪れようとしていた。
誰でもいい。おやすみを言う相手がほしい。
まったく、身勝手なエゴだ。でも、最期くらいは……
ゆっくりと、静かな眠りについた。
あの二人、そのマスター、まだ見ぬ仲間たちと、笑い合う夢を望んで。
68 :
旧八:02/10/21 21:52 ID:???
ソニア支援ですが……高砂大反転 ◆v2RA6aU/Dk 殿とネタがかぶってる……
本当はソニアと『ソニア』の年齢制限ありSSを書こうとしたら、先にこっちがあがって。
もしもあれば、次回こそはえちぃものに……なったらなぁ。
>>63 いやぁ、保存しなくていいと、言われましても。
すでにこちらのサーバの元に「保存されています」し・・・。
|彡サッ
70 :
藤咲:02/10/21 22:33 ID:???
「雨やまないかな・・・」
今日フェンリルは美鈴に頼まれて夕飯のお使いに行った。
肉屋の店長が「お利口だね」と牛骨(安全なやつ)をおまけしてもらったところまでは良かった・・・が、その後雨に降られ公園の屋根の下で身動きが取れなくなった。
この公園を抜ければすぐ家だけど、ご主人様に頼まれた本を濡らしてしまうといけないので無理は出来なかった。
「くぅ〜ん」
「!?」
突然、座っているベンチの下からか細い鳴き声が聞こえてきた。
急いで下を覗き込むと段ボール箱に入った一匹の子犬がいた。
「捨て犬か・・・」
段ボール箱を引き出して中を見てみると薄汚い毛布が子犬と一緒に入っていた。
子犬は見るからに衰弱していてこのまま放っておけば・・・。
「・・・・・・」
何故か見捨てることは出来ず、毛布に子犬を包むと脇に抱え家である神社に向かって駆け出した・・・。
「う〜ん、大丈夫ですぅ。すぐに良くなりますよ♪」
神社に着くとすぐにそっち関係に詳しそうなディーナに診てもらった。
幸い白魔法を使うまでもなく充分な栄養を与えればすぐによくなるそうだ。
「ありがとう・・・」
安らかな寝息を立てている子犬を見ると自然と頬が緩んだ・・・。
「ふ〜ん、コイツが拾ってきた子犬か・・中々賢そうだな」
ご主人様が優しそうな表情で子犬の頭を撫でている。
「それで・・・あの・・・・・・此処においてもいい?」
こんなこと許してもらえるか不安だったけど、美鈴に後押しされて口にしてみた。
「いいよ。今更1匹や2匹増えても変わらないしな」
ご主人様はフェンリル、ブランシュ、秋緒を交互に見て苦笑いをした。
「子犬と一緒にするなよ・・・」
秋緒は小さな声で不満をもらしたが誰も気にしなかった。
71 :
藤咲:02/10/21 22:33 ID:???
「・・・・・・がう?」
夜布団の中でうとうとしていると何かがフェンリルの布団の中に潜り込んできた。
「くぅ〜ん」
子犬だった。
何を思ったのか鼻を擦り付けて甘えてきた。
「がう・・・・・・」
追い出すわけにもいかなかったので潰さないように優しく抱きしめて目を閉じた。
・・・そう言えばフェンリルも昔捨てられたんだっけ。
だから捨て犬の気持ちはよく分かる。
どうして、なんで、何がいけなかったの?
1人で彷徨っている間ずっと考えていた・・捨てられた理由を。
でも・・・答えが見つかる前に今のご主人様に拾われた。
この子犬は自分と同じだ・・・だから放って置けなかったんだ。
混迷を極めるこの戦いの中、自分もいつ何時一人ぼっちに戻るか分からない。
もしも生き抜いたとしても生命サイクルの違うご主人様と一緒にいられるのは・・・。
だからこそ今を大事にしたい!
何の因果か巡り会ったみんなと一緒にいる今を。
「・・・お前もフェンリルの仲間」
「くぅん?」
急に話し掛けられて不思議そうな顔をする子犬の温もりを感じつつ眠りに落ちた・・・。
「あれ、何かしら?」
美鈴はフェンリルが買って来た買い物袋に入っている紙袋を見つけた。
「本ですね。題名は・・・(ドサッ)」
床に落ちた本の題名「堕とされし巫女−巫女さん凌辱決定版−」「ミミっ子大好き♪」「調教新書」「新撰組惨殺録」「にゅうたいぷ11月号」「明日の献立」・・・。
72 :
藤咲:02/10/21 22:41 ID:???
フェンリル支援です。
マンネリかもしれませんがこういうのが好きなもので・・・。
18禁も好きですが書く気力がw
>旧八さん
・・・すごい罪悪感が。
続き希望・・・していいのかな?
間に合わなかった…しかも、まだ完成してない…
光の応援陣のみなさん、おめでとです
ひとまず、さわりの部分だけでも……
「ん、んっ……」
目を醒ます少女…クリス・クレアモント
その時着ていたのは…いつもの法衣、
彼女がその直前まで着ていた…学校の制服とは、明らかに異なる
(あれ、友達と別れて…それから、どうしたんだろ?)
彼女は帰宅途中であり…そこからの記憶が、いっさい無いのである
そして、今いる場所も、また彼女の部屋ではない
怪しげな瓶に実験器具、整然と棚に納められた魔術書
そして…おそらく描かれた魔法陣の上…の、ベッド
クリスが寝かされていたのは、そこである
「あら、もう起きちゃったの?」
部屋に響くその声、聞き覚えは、勿論ある
「どうせだから、直前まで寝てても良かったのに…」
嬉々とした表情で何かの準備を始めるその女性
「く、クラリス様!?」
クラリス・パラケルスス
WIZ−DOMの最高幹部であり、同時に様々な呼び名の錬金術師である
『造り出す者』『実験の鬼』『塔破壊の最大要因』『キ○○イ錬金術師』等々…
敵からも味方からも恐れられる、色々な意味で恐ろしい人物である
「あら、何か言ったかしら?」
「いえ、何も言ってません! でも…どうして私を、ここに?」
至極もっともな疑問である、クリスは最近ヘマをしたとか
そういう類でわざわざ、このパラケルススの塔にあるクラリスの部屋へ
呼び出されるような事をした記憶が無いからである
第一、『呼び出された』のではない、『連れてこられた』だからだ…おそらくは
「それはね…」
パチン、とクラリスが指を鳴らす…と
「え?…きゃ、何……?」
それに反応して、身体の奥底から何かが沸き出す
「や、なに、するん…で、すかぁ…?」
クリスが、鼻にかかったような声を出す
「儀式よ…あなたの魔力を高めるための、ね」
>74-75です、ナンバリング間違えてるし…
∧||∧
( ⌒ ヽ それじゃ、吊ってきます
∪ ノ フェンリル陣営さん、ソニア陣営さん、がんがれー
U U
>AVG氏
お疲れ〜。敵とは言え堪能させてもらいました〜。
う〜ん…あんな東海林さんも見てみたい…。
俺はこの最萌トーナメントをとおして2Chを知ったのでなんとも…。
でも皆様に感謝、は同じくです。
そして同人誌、激しく同意(w
時に…
>今回も上質の支援ですね〜
…あれ、果たして上質だったのだろうか?(笑
>高砂大反転氏
スマソ、わからねっす…。
メイドさんロックンロールなら音はわかるので、そちらをキボン(笑
>>73 やべ…クリス萌えの俺としては見たいよーな見たくないよーな…。
…ぜひ続きを(w
んじゃ、がんがれ言われたんでフェンリル支援を投下。
今回は趣向を変えてフェンリル一人称です。
…がんばるとゆーよりはむしろてんぱる気がしないでもない…。
――― ずっと、独りだと思ってた。これまでもそうだったし、これからもそうだと思ってた。
『彼』に会うまでは。
『…なんだって、こんな場所にいるんだ?』
そう言って手を差し伸べてきたこの人の表情を、未だに忘れる事が出来ない。それにそんな事を言われたのは初めてだったので、思わず私はその手を取っていた。
この人は私のことを支配しなかったけど、他のマインドブレイカーに支配させる事もしなかった。
でも――― 。
「あなたは気付いてないけど――― フェンリルはもう、あなた無しじゃダメなんだから―――」
声に出して言う。
何時からかはわからなかったけど、そうなってた。もう――― 離れたくない。…今は寝てるけど。
私は――― フェンリルは、この人に『支配』されてる。そしてこの思いは、私を繋ぐグレイプニル。
それでも構わない。十分幸せなんだから、構うもんか。
普段はお互いに軽口を言い合ったり、ワガママを言ったりもするが――― この人の命令なら、私はどんなことでもするつもり。
でもたぶん、この人は命令なんてしない。…とても、優しいから。
そっと、彼の頭を撫でる。唇を――― 『蒼狼』ではなく『フェンリル』を受け入れ、可愛いといってくれた唇をなぞり、私は微笑んだ。
「カワイー…」
気持ち良さそうな寝顔。見てるこっちが幸せな気分に浸りながらも指を滑らせる。――― ざり。
…あれ?
「……ブショーヒゲ…」
思わず笑いがこみ上げてくる。そういえば、この人最近徹夜続きだったっけ…。したの、寝る前だったけど…大丈夫かな?
数時間前のことを思い出すと、頬が熱くなってくるのがわかった。なんだか悔しいので、無精ひげをじょりじょりやってみる。
…意外と、気持ちいいかも…。
そう感じたので、もう暫く手を動かしている事にする。…にしてもホント、よく寝る。ひょっとしたら…このまま起きないんじゃないのかな?
不意に、そんな考えがよぎった。
――― そんな事ない。解ってても、少し怖くなる。だから、私は彼を揺すった。
「ねー、おきて〜」
ゆさゆさ。
「ねぇ、おきてってば」
ゆさゆさ、ゆさゆさ。
「がう〜……」
ぐに、と彼の両頬をつまみ、引き伸ばす。もちろん、手加減はしている。本気でやったら、この人死んじゃうし。
でも、それでも起きない。ただ寝言でなんかうめいてるだけ。………むか。
「お、き、て、よぉ〜〜〜〜っ!」
『エフェクト』を使う時の応用で、少しだけ「ちから」を乗せて大声で呼んでみる。…流石にやりすぎたかな…?
「……ねぇ?」
もう一度小さく揺すると、彼はやっと目を開いてくれた。
私とは違う、漆黒の目。彼はその目で、どんなものを見てるんだろう。私だけを見てくれないかな?
「……んあ」
「あ、やっと起きた♪おはよっ♪」
「ん…ああ…。おはよ、フェンリル」
どこにでもある、おはようの挨拶。こんなささやかなことでも、胸がぽかぽかしてくるから…不思議。
「♪」
たまらなくなり、私は彼に抱きついた。
「っ…フェンリル!抱きつく前に服を着ろっ!つーかせめて下着くらいつけろっ」
「フェンリル、あんな小さな布いらない」
彼のほそい胸におでこを押し付け、言う。だって、邪魔なんだもん。
「んっ…」
今、フェンリルはとっても幸せ。
―――ずっと、独りだと思ってた。今まではそうだったし、これからもそうだと思ってた。
でも、今は違う。この人が、いつもとなりに居てくれる。
これからは、二人で歩いてくんだ。
〜 fin 〜
終了。
さてと…解説(?)です。
フェンリルとマインドブレイカー、解り辛いですが…しちゃった後のことです。
場所はベッドの上というか中というか…ともかくそーゆーことで。
今回はわりとよくできたかな?と思います。
まあ、自分の傑作と他人の評価は違うんでなんとも言えませんが(くしょ
お楽しみいただけてなおかつ萌えていただければ幸いです。
…じつわ今までで一番筆がノったSSというのは秘密だったり(核爆)
83 :
AVG:02/10/22 00:08 ID:???
うか様へ>
は、はう……そう言ってくださるならもちろんOKですよ〜
と、言うか……次回のネタが無い……どうしよう(汗
84 :
f91:02/10/22 08:52 ID:???
ちょっと見ない間に、またしても良作が大挙してる…。
どれもこれも(゚Д゚)ウマーですな。
俺の白デッキのブレイクカード:いぶき・光・望・舞・今日子・風花・志保・歩。
おまけでキャラにあくる。EGO軍団ここに集結!
元の望3段のデッキよりはるかに出がいい。当然か。
千早巫女がこれほど大回転するデッキはない…。
しかし望がテレパスなのでいぶきがいる状態で攻撃すると燃えるという罠。
素人にはお勧めできない(w
85 :
旧八:02/10/22 21:35 ID:???
ピンチ。ソニアが負けてる……ここは無様な格好をさらすようでも、さらに支援を追加と。
『AQUARIAN AGE』
全人類、いや、全銀河の運命を変えるだろう、その混沌。足元が沈む、未来が見えない、過去は振り返らない。前にあるのは進むためだけの道。後ろは、何も存在しない。戻ることが、できない。
「行け。できることは、ただそれだけだ」
深淵なる闇から、声が聞こえた。
五勢力。その中にWIZ-DOMがあった。刻むは星の紋章。紡ぐはルーン文字。聳えるは賢者の大国。そこに――
魔道士がいた。
獅子の戦旗。強力な能力者たちの参戦。雷撃を操る少女、剣を扱う巫女、邪眼を駆使する吸血鬼、守りを極める天使。そこに――
魔道士がいた。
仲間の魔導師や魔女が成長した。錬金術師が己を改造した。その横で、まったく成長しなかった――
魔道士がいた。
saga2。時代、そして能力者たちの成長、革命、進化。が、古株の魔導師にすべてを超越された――
魔道士がいた。
ソニア・ホノリウス。妖しい瞳、風に揺れるポニーテイル、そして背後の広大なる満月。ある時は自らが戦闘にたち、ある時は仲間を援護した。一見は器用なその能力。しかし、時代の早さに遅れ、彼女を支配する者は、次第にその数が減らしていった。
彼女は、見向きもされなくなった。彼女がそれをどう感じたのか。誰も知ることはなかった。
時代が動いていた。止まることは、許されていなかった。そして、新たなる時代の幕が開こうとしていた。
地に座る彼女に、一筋の光が差し込もうとしていた――
ソニア・ホノリウス。彼女の、隠された力、真の成長、その素顔に、迫る。
―プロジェクトS―
『忘却の三賢者 消えぬ存在、満月の加護』
>>84 味方に燃やされるのはいくらなんでも辛すぎる罠。
白はあまり仲間割れとか無いように思われるが・・・。
望と言えば、準決勝のブランシュ2票って・・・。また荒れなきゃいいが。
>>87 来たら放置でいいでしょ。前も放置したらすぐ来なくなったし。
ただあれって本当に望ファソだったんだろうか?
あそこまで香ばしいと、本当は釣り師ちゃうんかと疑ってしまうんだが。
運営スレにも書いたが「最初は本物だったが途中から釣り師にすり代わった」に一票。
あんなこと書いたらアンチが増えて当然だと思うんだガナー。
投票スレにもあったけど、全板コテハン人気投票をやってるらしい。
そこでみなさんに頼みがある。ハァハァ氏を祭り上げてやってはもらえないだろうか?
ここが荒れる原因になった人物なので無理強いはしないが、よろしく頼む。
http://curoco.com/2chvote/
>>88 やはり放置。
ところで最萌自体が明日の決勝戦で終わってしまうがここはどうなる罠!?
>91
第2回最萌が開催されれば(ぉ
>87
ブランシェの得票数の変化は全然不自然じゃないぞ。
急に票が伸びたのはゲームショウの直後だろ?
つまり、でじこ構築に入っていたコゲ版ブランシェによって伸びた票なんだよ。
発売直後だから勢いでみんな票を入れたけど、次第にみんな「SagaIIは脳内あぼーん」
と言う約束を思い出して、投票を控えたから得票が減ったんだろう。
でもって準決勝の敗退は、対戦相手がコゲ陣営の大本命である東海林だからそっちに
票が流れただけ。
>91
好きなキャラの萌え絵や萌えSSを勝手に貼って良い場になるんだろうな。
さて…決戦まであと一時間。
支援を書くべきか書くまいか…。
>86
おお…かっこいい!
がしかし、魔術はそもそも知識であるが故に本来は古株の方が強いという罠(くしょ
>87・88
放置すべきに一票。
>91
>93に同意。
その場合は…”隔離”が取れて”アクエリアンエイジ萌スレ”になったり(ぉ
95 :
AVG:02/10/24 00:21 ID:???
むぅ…突発で書いたので変だと思うのですけど……とうとう決勝戦、最期(?)の支援です〜
「おはよう」
そう言って、少し足早に彼女に歩み寄る。
「おはよう」
ベンチから立ち上がり彼女は笑顔を見せてくれる。
今日の彼女の服装は温かそうな白いセーターに、ベージュのロングスカート。
ごく普通の服装ではあるが、思わず見とれてしまった。
「……どうしたの?」
不思議そうにそう聞いた彼女に「いや、やっぱり可愛いなと思って」と言うと「ありがと」と微笑んだ。
軽く深呼吸をすると、冷たい空気が胸をいっぱいにしてくれる。
「じゃあ行こうか」
決勝のある会場まで、歩いて20分ほどだろうか。
自然と手を繋いだ。
柔らかな手の温もりが伝わる。
幸せな感じが、妙にこそばゆかった。
「しかし……もう決勝なんだな」
「そうね」
会話はそれだけだった。
特に言葉は必要なかったから、もうお互いに伝えたい事はわかっていた。
ただ、ゆっくりと歩いていた。
小鳥の声に耳を傾け、街路樹の囁きに心を落ち着かせ、
お互いの体温に甘えながら、ゆっくりと歩いていた。
途中の自動販売機で、少し休もうとコーヒーを買った。
彼女は、コーヒーを両手で持って「温かいね」と嬉しそうに言った。
それから、また手を繋いで歩いた。
もうすぐ会場という所で「ねぇ?」と彼女が声をかけてきた。
彼女の方を振り返ると、すぐに唇が重なった。
「勝てるように、おまじない」
そう一言だけ言って、胸に顔を埋め抱きしめてきた。
「がんばってくるね」
それは試合のほんの一時間前、二人だけの内緒の時間だった。
〜Fin?
97 :
AVG:02/10/24 00:27 ID:???
と、いうことで……今回はほんっとうに短い、単純にラブラブなお話(?)です。
ここまで来ると、特にどうこうと書くことも無く……
東海林さんを少しでも「可愛い」と思って下さったら嬉しいです、では
98 :
藤咲:02/10/24 00:29 ID:???
では、こちらも支援投下します。
99 :
藤咲:02/10/24 00:29 ID:???
「・・・がう、起きるか」
フェンリルの一日は陽が昇る前に始まる。
今日は境内の掃除当番の日なので手早く巫女装束を身に付け草履をはき竹箒を持って外に出る。
別に参拝者が来るわけでもなくわざわざ着替える必要もないのだが、マインドブレイカー(以下;MB)に着るように言われたので大人しく従っている。
巫女装束と言うことで下着を着けなくてもよいのは本人にとって嬉しいようだ。
「・・・朝から嫌なものを見た」
「それはこっちの台詞よ!」
たまたま社務所の前を掃除している鹿島栞と出くわし、双方の間に微妙な緊張が生まれた。
「ふんっ」
だがフェンリルは栞との戦いよりも掃除を優先し足早にその場を去った。
もし掃除より栞との戦いを優先したら美鈴に朝食を抜かれるからだ。
「♪〜」
持ち場に着くと鼻歌交じりで竹箒を動かし落ち葉を集める。
うねうねと揺れる尻尾がフェンリルの機嫌が良い事を示している。
昨晩のMBとの熱い夜を思い出しているようだ。
掃除を終え食卓に着くとすぐに美鈴が朝食を運んできた。
基本的に阿羅耶識系が作る朝食は和食であり、それ以外の場合は洋食である。
フェンリルは箸を器用に使い塩鮭の身をほぐす。
栞に馬鹿にされので美鈴に教えを請い、骨がいかれる寸前まで特訓を行い体得したのである。
「あ〜ん♪」
「あぁ、んぐんぐ」
今ではこうしてMBに食べさすことも出来る・・・むしろこの為か。
100 :
藤咲:02/10/24 00:30 ID:???
食事を終えると湯上谷舞のお下がりのセーラー服を着て登校する。
この時ばかりは下着を着ける・・・尻尾が上がるたびにスカートがめくれてしい、中身が見えてしまうからだ。
「・・・準備、おっけぃ」
「いざ尋常に・・・勝負!」
毎朝恒例の栞との学校までの競争が始まった。
フェンリルは神社の階段を一気に飛び降りると極端な前傾姿勢で駆ける。
流石に四足走行はしないものの、尻尾でバランスを取りティラノサウルスを思わせる走りを見せる。
対する栞も自慢の脚力を発揮し互角の勝負を繰り広げる。
途中で寝ぼけ眼のミナ・アグリッパを背負いローラーブレードを装着した舞も争いに加わり、校内でトトカルチョが行われるほどの名勝負が繰り広げられる。
「やりぃ!これで新しいティーセットが買える♪」
「葦原さん、校内での賭博は校則違反です!」
「やばっ、美由貴っちだ!」
葦原瑞穂と生徒会長の相楽美由貴とのいたちごっこも既に朝の定番だ。
体育の時間は数ヶ月前まで尻尾用の穴あきスクール水着を着た水泳の授業だったが、秋も深まり尻尾用の穴あきブルマーをはいて汗を流す。
「フェンリルちゃん、速いよ〜」
「壱与、遅い」
水泳は得意な美作壱与だったが陸上は苦手であり、フェンリルとの二人三脚は上手くいかなかった。
ドテッ!
「あう・・・痛いよ」
「これで10回目」
昼食は普通美鈴かディーナ・ウィザースプーンが作った弁当を持っていくが、忙しくて作れなかった場合は夜羽子・アシュレイらと共に学食を利用するが、お腹が空いていない時はソフィエルを脅して生野菜を入手し飢えをしのぐ。
「ソフィ・・・」
「ま、またですか!?」
ソフィは思わず腰を引く・・・当然の反応だ。
「いや、たまにはお返し」
そう言ってフェンリルはソフィに毛がふさふさした物体を渡した。
「それじゃ」
「・・・この子どうしよう」
フェンリルの後姿を眺めながらソフィは子猫を抱きかかえ途方に暮れた。
「に〜♪」
101 :
藤咲:02/10/24 00:31 ID:???
自習の時は決まって屋上で昼寝をする・・・たまに先客もいたりするが。
「光、サボリはよくないぞ」
「お前だってそうだろ?」
「フェンリルは自習」
「なら、私もだ」
東海林光は給水タンクの上でカバーの付いた本を読んでいた。
中身は甘々な恋愛小説だったりする。
読書中には普段絶対見せない優しげな表情も覗かせたりする。
放課後には飼育小屋で藤宮真由美を手伝いウサギに餌をやる。
「・・・たくさん食べろよ」
「フェンリルちゃん、このウサギは食べないでね」
「がう・・・あっ、望、お前もやる?」
フェンリルはウサギに餌をあげたくてうずうずしている結城望に声を掛けた。
「うんっ!」
望は喜んでフェンリルからレタスを受け取りウサギに餌をやる。
実際はそうでもないのだが見方によってはウサギも可愛い。
「ウギウギ大きく育ってね♪」
学校帰りにはゲー○ーズでハイブリッドな猫耳メイド姿でバイトをしたり、公園でブランシュと鯛焼きを買って食べたりする。
「アイツ見かけない・・・」
「・・・がう。でも生きている匂いはする」
2人?は前に会った少女の事を思い出し少ししんみりしていた。
そして夜にはMBや仲間達と共に戦場へ赴く。
儚すぎる理想の為、ちっぽけな幸せの為、そして・・・。
立ち止まることはしない、ただ駆け抜けるのみ。
それが自分が倒してきた者に対する唯一の手向けだから・・・。
102 :
藤咲:02/10/24 00:33 ID:???
大勢への影響は殆どありませんが自分なりにできる最後の支援です。
お付き合いありがとうございました。
>藤咲氏
ん〜、いつもながらいいセンスしてます♪
くそう…学校ネタ、俺だけじゃなかったのね(くしょ
うし、ならば…明日の夕方までには支援を…。
106 :
f91:02/10/24 06:34 ID:???
>>104-105 凄く(・∀・)イイ!。絵のうまさもさることながら、漫画も面白い。
てか望って光の従妹だったの!?
正直、知らんかった…こんなことも知らないで望萌えだったのか(´д`;)アゥゥ…
なんとか書きあがったのでSS投下。
支援になるかどうかははなはだ疑問でしょうがないけど(くしょ
『負けてもいい』
彼はそう言った。
『負けたって、何かが変わるわけじゃない。お前は十分、立派に闘ったよ。
それに、相手はあの東海林光だ。恥にゃならん』
まったくもってその通りだ、と思う。
でも、フェンリルはここまで来た。どうせなら優勝してみたいと思う。
優勝して、胸を張って彼に言いたい。
「やったよ」と。
今まで、いろんなことがあった。いろんな相手と闘った。
モーリー・クリステン、ガブリエルとラファエル、伊勢あかり、workus274、ソニア・ホノリウス。
こうしてみると、ダークロア同士の潰しあいがなかっただけ気楽だったかもしれない。
セレと秋緒なんかはいきなり潰しあいだったんだもん。
ブランシュ、それに負けちゃったみんな。カタキは取るからね…。
相手は――― 東海林、光。
普通に闘うんなら、まだ勝てそうな気もするけど…ここで競うのは『萌え』。
…私にはよくわからないけど、たぶん強い弱いじゃないんだろう。
勝ち進んできたということは、私にも『萌え』があるのかな?
とにかく、今までの相手に失礼にならないように、全力で闘うつもり…パコンッ!
「…痛い」
「ぼーっとしてるからだろ。ほれ、行くぞ」
言って、最初に会ったときみたく、手を差し出してくる。その手を取って、私達は外に出た。
「…くしゅっ」
小さくくしゃみ。…寒い。
ず、と鼻をすすり上げると、彼が来ていた上着をかけてくれた。
「…ンな格好してるからだ。決勝前に風邪なんか引くなよ?」
「わう♪」
心配してくれる彼にそう答え、私は彼の腕に自分の腕を絡めた。
こうすれば、カップルに見えるかな?
腕を組んで、しばらく歩く。
最萌トーナメント、その会場が見えてきた。
優勝できるかどうかはわからない。けど、応援してくれた人たちと、相手の光、私自身。
そして何より、彼の為に、精一杯やってみようと思う。
だから――― このときばかりはお祈りしてみる。
どうか、優勝できますように。
どうか、彼とずっと一緒に居られますように。
神様。どうか見守っててください。
「…何やってんだ?」
「カミサマにお祈り」
「…女神なら、ダークロアにいっぱい居るだろうが」
あぅ……そーいえば、そーだったかも…。ま、いいや♪
「てへへ…いいじゃん♪さ行こ♪」
そして、私達はゲートを潜った。
〜 fin 〜
後書きモドキ。
まずトリップ違いスマソ。
流石にネタが無くなったんで、出涸らし度MAX。
今度もやっぱりフェンリル一人称。
なんかもう支援というより、ただのSSな気がしますね。
とりあえず、俺にできる事はあとは投票するだけです(まだ投票前・笑)
こんな駄文書きに付き合っていただき、ありがとうございました。
事故りますた。相手は600CCスクーターで、賠償責任は向こう十割でいけそうです。
(クライベイビー・サクラ風に)
萌えがある……
シリアスもある……
しかし
陵辱がないでしょッッ
いや、新スレ移行してから陵辱もの投下されてないし。
ってなわけで、遅ればせながらフェンリル支援してみます。
ちょっときつめの陵辱、趣味に走ってます。
もちろん18禁ですから、そこんとこヨロシク。
何処とも知れぬ地下室。照明が絞られているため薄暗いが、地下室という言葉から想起されるイメージとは裏腹に清潔で、管理が行き届いている。だが、そこに響き渡る悲鳴だけは、いかようにしても隠せなかった。
「あぅぅぅぅぅっっ!!」
金の髪に、蒼い毛並みの耳と尻尾を持った狼の少女――フェンリルが、悲しげに身悶える。
両腕を後ろ手に縛り上げられ、三角木馬に乗せられている。艶めかしい裸身を隠すものは一枚もなく、代わりに豊かな胸をなおも搾り出すように荒縄が巻き付いていた。
「ひくっ!? あ、んぐぅぅぅぅっ!」
そして、気丈なフェンリルにあられもない悲鳴を上げさせているのは、乳首に噛みついたふたつの電極だった。時折思い出したように電流が流れるたび、三角木馬を挟んだ太股の力が抜ける。そうなれば今度は容赦なく、木馬の背が秘所に食い込むのだ。
「あー。聞こえとるかね、フェンリル君」
そこへ、何とも無感動な声がかかる。苦痛と快楽に翻弄されながら、フェンリルは必死に声の方へ振り向いた。
眼鏡をかけた、四十前の男がそこにいる。別段たくましくもない肩に引っかけた白衣はいかにもインテリだが、その下に見えるのはそのままゴルフにでも出かけそうな格好で、ちぐはぐな印象を与えていた。
「なあフェンリル君。君の気持ちもわからんではないが、そろそろ素直になってはもらえまいか。ようは私に危害を加えようとしたことを反省し、もうしないと約束してくれればいいのだよ。簡単だろう?」
くたびれた見た目の印象そのままに、やる気のない声。だがフェンリルを苛む電極のコードは、確かに男の手元へ繋がっていた。
「やめてぇ……っ、もうやめてぇ!」
「ふむ。しかしキミは頑丈だからね、少々のことで壊れたりはせんだろう」
言いながら、手元のスイッチをいじる。再び乳首に電流が流され、フェンリルの背が弓ぞりにしなる。
「ひやああああっ!」
「はあ……いいかね、こう言えばいいのだよ。『先生、フェンリルが悪い子でした。もう二度としませんから、どうか許してください』。はい復唱」
電流を止めて、心なしか疲れた口調で告げる。だが依然その手元にはスイッチがあり、これ以上フェンリルが反抗すればどうなるかは火を見るより明らかだった。
「せん、せっ……フェンリルが、悪い子、でした……っく……」
嗚咽に声を詰まらせながら、フェンリルが涙ながらに言う。
「もう二度と、しません、から……ひぅ! どうか、許してくださぁぃ……」
「む。合格」
男はフェンリルを木馬からおろすと、すべての拘束を解いてやった。ぐったりとして動かない裸身を抱き上げ、簡素だが清潔なパイプベッドに横たえてやる。
「しばらく休んどきなさい」
そう言うと、男は白衣の裾をひるがえして去っていく。その背がドアの向こうに消えるよりも早く、疲れ切ったフェンリルの意識は闇に沈んだ。
「私のことは、先生と呼びなさい」
そう名乗った男にフェンリルが捕らえられてから、どれほどの時間が経ったのだろう。
普通マインドブレイカーがするように、戦力として戦いの場に連れ出されたことは一度もなかった。精神支配もごく軽度のもので、未だにフェンリルは反抗の意志を失っていない。
それというのも、男がこんなことを言ったからだった。
「私はイヌ科動物の訓練について研究していてね。タヌキにお手をさせたこともあるのだよ?」
怒り狂うフェンリルに、しれっと一言。
「そこで、精神支配を使わずにキミを従順なわんこに育て上げてみようと思う。是非とも協力してはくれまいか」
当然、フェンリルは激しく抵抗した。しかし男はフェンリルの物理的な反抗――殴る蹴る噛みつくひっかく――を封じる場合にのみ精神支配を使い、決してフェンリルの反抗心を消すことはしなかった。
まあ――そのせいで、ある意味支配されるよりもひどい地獄を見ることにはなったのだが。
「おはよう、フェンリル君」
そして今日も、男は地下室を訪れる。
「……」
無言のままのフェンリルに、男が溜息をついた。
「フェンリル君。挨拶は?」
ぷい、とフェンリルはそっぽを向く。出会い頭に襲いかからないだけ、感謝して欲しいものだと言いたげに……とはいえ、フェンリルが男に危害を加えることは出来ないのだが。
「なあフェンリル君。コミュニケーションというものは大切だよ? ヒトもオオカミもイヌも、社会性なくして今日の繁栄はありえなかったのだから」
「……ふん」
あくまで答えないフェンリルに、男はまた溜息をつく。
「やれやれ、意地っ張りな子だ。……まあ仕方がない、始めようか」
男は傍らのチェストに鞄をおくと、中からいくつかの薬剤と注射器を取りだした。慣れた手つきで薬剤を調合しながら、中島みゆきの『狼になりたい』などを口ずさんでいる。フェンリルには分からなかったが。
「♪お〜おかみにぃ〜 なぁり〜たいぃ〜♪っと」
注射器に薬液を吸い上げて、フェンリルに向き直る。
「なっ……なに、それ……」
「いや安心しなさい。毒などではもちろんないよ。ま、普通の人間に投与した場合アタマは天国カラダは地獄行きという代物ではあるが、キミなら大丈夫だろう」
物騒なことをしれっと言い放つその表情に言いしれぬ恐怖を感じ、鎖に繋がれたままフェンリルが後ずさる。
「これこれ、逃げてはいけないよ。大丈夫、安全性は保証しよう」
男はフェンリルが交代した分だけ歩み寄り、フェンリルの腕を取った。手早く静脈を探し当て、注射器を押し込む。
「がう……」
痛みはほとんどない。針を抜き、男はフェンリルを後ろ手に拘束すると、カウチに腰掛けて野村潤一郎の著書を読み始めた。放置されたフェンリルはすることもなく、両手も使えないので与えられたぬいぐるみを爪先で転がしている。
「う……ぁ……?」
やがて……フェンリルの躰に、変化が訪れる。
「……か、は……なに、これぇ……」
背筋に凍り付いたような寒気。それでいて肌は怖ろしく火照り、心臓が狂ったように暴れ出す。次第に、視界が歪み始めた。
「うそ……熱い、寒い……や、やだぁ……っ」
「……ふむ?」
男は読んでいた本を伏せ、フェンリルに視線を投げた。
「どんな感じかね? それを投与されて無事だった人間はいないので、感想はキミが最初の一人になるが」
「うそ、つきぃっ……毒じゃないって、言っ……あぁ!」
「いやいや嘘ではないよ。毒ではないし、キミは人間でないのだから」
「ひっ……あぐぅ、ひど……」
悪寒と熱がせめぎ合って脳を犯す感触に、フェンリルは身悶える。
「じきによくなるよ。よくなるまで耐えられた人間がいないと言うだけの話で」
「あぐ……やだ、やだぁぁ……っ」
言葉――音が空気を揺らす、その振動さえ危険な刺激になる。一言口にするごとに全身が揺さぶられ、その衝撃でまた悲鳴が漏れる悪循環。
「い……ぎ、ぃああ……んぐぅ!」
胎児のように身体を丸め、フェンリルはひたすらにこの悪夢が終わるのを待った。意識は既に半ば手放している。こぼれる涙が、肌の上で沸騰しているような錯覚すらあった。
「そろそろ……か」
男は腕時計に視線を走らせる。投与から、そろそろ二分半。
「あ……ゃ、あああああ!?」
意識を失いかけていたフェンリルが、再び激しく身をよじる。
「おお。乗り越えた」
「ひぎっ……いや、いやぁぁ……うぁぁぁぁぁ!」
狂ったように――いっそ狂えればまだましだろう――拘束された両腕を自由にしようともがく。だが、男のかけた精神支配……というより運動神経支配によって、鎖を引きちぎるような力は出せない。
「あぅぁぁぁ……やだ、やだよぅ……きひぃ!」
涙と唾液を垂れ流しながら、フェンリルは必死に床や壁に身体をすりつける。だがそんなことで、薬によって狂わされた感覚は満たされない。ぎこちない刺激は、かえってフェンリルを追いつめた。
「いぃぃぃぃ! お願い、お願いだからほどいてぇぇぇぇっ!」
「む、お願いときたか。もう一押しだな」
男はフェンリルに歩み寄り、耳元に囁く。
「残念だがほどいてやることは出来ない。しかし、キミを楽にしてやることは出来るよ。どうするね?」
「やぁぁぁぁ! お願いぃ、ほどいてぇ!」
「わからん子だね」
男はフェンリルのそばにかがみ込み、軽くその尻を叩いた。
「ひぃぃぃぃぃ!?」
転げ回るフェンリルをおさえて、もう一発。
「ひゃぁぁぁぁぁぁ! やめ、いやあああああ!」
「フェンリル君。スキナーの行動変容理論では正の強化……すなわち褒美を重んじる。罰というものは、往々にして逆効果を招きやすいからね。だが褒美というものは、君が望んでくれなければ与えられないのだよ」
ぺちん、ぺちん……まるで力を入れず、フェンリルの尻に次々と平手を落とす。
「私としてもね、キミを苦しめるのは本意ではない。児童虐待も動物虐待も、私は好まない。キミが望むなら、与えよう。だから――」
尻を叩く手を止め、囁く。
「――素直になりたまえ」
その言葉で――フェンリルは、堕ちた。
「おね、が……お願い、ですっ……ぁう!」
おかしくなっている意識で、必死に男を満足させる台詞を探す。――そうだ。男を呼ぶ名前を、教えられていたっけ。
「せん、せぇ……先生、お願いぃぃ……!」
「うん。なにかな?」
男が微笑む。もう、他のことはなにも分からなかった。
「おかしてぇ……フェンリルに、いっぱいえっちなことしてぇぇぇ!!」
「よろしい」
その声が優しい。そう、このひとはいつだって優しかった。そんなひとに、どうして今までひどいことばかりしてしまったのだろう。
――でも、いまはそんなのどうでもいいこと。
自由にならない体で必死に尻を振り、フェンリルはあられもない声で哀願した。両腕が拘束されているため上半身を支えられず、豊かな胸が床と身体の間でつぶれている。
「はやく……はやくぅぅ!!」
「よしよし。じゃあ、いっせ〜のせで」
後ろからフェンリルにのしかかり、既にびしょ濡れの秘所に剛直をなじませながら、男が言う。
「いっせ」
――そして、唐突に最奥まで挿入した。
「きゃはぁぁぁぁぁぁぁ!?」
タイミングをずらされ、フェンリルが裏返った悲鳴を上げて絶頂に達する。
「いや、すまん。先生が約束破ってはいかんかったな。……フェンリル君?」
「ぁ……は、ひぃ……」
全身を痙攣させ、フェンリルは半ば白目をむいている。だが、男が軽く腰を動かすだけでその瞳に光が戻る。
「あぅぅぅぅっ!」
「ご褒美、だからね。たんと受け取りなさい」
「は、はぃぃ……あ、ひゃうぅぅぅっ!?」
フェンリルの反応を待たず、男が抽送を開始する。
「ひやぁぁぁぁ! や、イったばっかなのにぃ……ひきぃぃぃぃ!」
たちまちのうちに、フェンリルは再び絶頂へと押し上げられる。
「まだ、足りんだろう? 何度でも、いけばいい」
「あぅ、あぅぅっ! そうなのぉっ! イってる最中なのに、全然とまんなくてぇ……やぅ、ひぃぅ、きゃうぅぅぅぅぅ!」
幾度上り詰めても、果ては見えない。とうに意識は飛んでいるのに、快楽はどこまでも追ってくる。
「っ、フェンリル君……そろそろ、私も出すよ。中と外、どっちがいいね?」
「どっちでも……っ、どっちでもいいのぉ! もっと、もっとフェンリルをおかしくしてぇ!」
「……いい子だ」
男の抽送が激しさを増す。
「ひゃぐぅ、出して……だしてぇぇぇぇぇ!」
「く……っ!」
肉棒がびくりびくりと脈動し、白濁がフェンリルの胎内に注ぎ込まれる。その熱を感じて、またフェンリルは上り詰めた。
「ひぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
がくがくと全身を痙攣させるフェンリルに、男が声をかけた。
「まだ、終わらんよ?」
「え……ひぃあ!」
萎える間もなく硬度を取り戻す剛直が、フェンリルの子宮をえぐる。
「どれ……顔を、みせてごらん」
繋がったままフェンリルを仰向かせ、瞳を覗き込む。涙と涎に汚れた頬を拭い、頭を撫でた。後ろ手の手錠をはずしてやると、フェンリルはすがりつくように手を伸ばした。
「あぅ……せんせ、せんせぇ……」
「よしよし。お前は本当にいい子だよ」
その言葉に、フェンリルが幸せそうに微笑む。そして、男が抽送を再開した。
「っひあ! あ、あ、あぅぅ……!」
仰向けに裏返し、下半身を高く持ち上げた姿勢で、上から叩き付けるような動き。秘所から溢れる愛液と、逆流した白濁が、なめらかなお腹を流れてフェンリルの胸に落ちる。
「きひ、ひぁ……んぁぁ!」
突き動かすたびに、豊かな乳房がぷるぷると揺れる。自由になった両手で、フェンリルが自らその膨らみをこね回す。
「いぃ……いいよぅ……せんせぇ、いいぁ!」
ほとんど言葉にもならない嬌声で、フェンリルが身悶える。すっかり勃起した秘芯をつねりあげると、楽器のようにフェンリルが泣き叫んだ。
「ひゃぅ!? ひ、ぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「こら、フェンリル君……!」
最後のひと突きをしたところで、絶頂に身をよじるフェンリルの秘所から肉棒が抜ける。そのまま、フェンリルの上に精液を撒き散らした。
「……ぁ……ぅ」
降り注ぐ白濁の熱を肌に感じながら、フェンリルは意識を手放す。最期の一瞬、霞む視界の向こうに、愛しい『先生』の笑顔が見えた。
それからどれほど経ったのか。フェンリルは、差し込む朝日に目を覚ました。
「ああ、起きたのかね。気分はどうかな、フェンリル君」
「あ……」
いつもの白衣姿の『先生』が、フェンリルの瞳を覗き込んでいる。
――そうだ、朝は挨拶だった。
「先生……おはよ」
「おはよう。その分だと気分は良さそうだね」
「ん」
しかし、地下室で眠りについたはずが、どうしてここ――どこだろう? 地下でないのは確かなようだが――で朝を迎えるのだろう。
その疑問を出すより早く、『先生』は言い出した。
「キミの訓練はひとまず終わり。期待通り、従順なわんこになってくれたからね。これからは、私の家族だよ」
「……ん」
フェンリルが頬を染め、うなずく。その成熟した身体のラインに似合わぬ童女のような仕草に、男は自分の仕事の成功を確信した。
動物行動学の開祖、コンラート・ローレンツはその著書で、イヌの妄信的な主人への愛を精神的ネオテニー(幼形成熟)によるものと定義した。
上位の者への盲目的な依存と服従は、オオカミの場合幼若期にのみ現れる。しかしイヌの場合、その精神的形質は生涯を通じて発現する。
ならば成獣してなお童女の仕草を宿すフェンリルは、果たしてどちらと呼ぶべきか――
「……先生?」
「いや、なんでもない。今後ともよろしく、フェンリル君」
――まあ、結論を急ぐことはない。
一万年前にオオカミが歩んだ道へ、今この少女は踏み出したばかりなのだから。
(了)
あとがき風味
三角木馬? 趣味です。
乳首に電極? 趣味です。
薬物投与? 趣味です。
呼び名が先生? 趣味です。
犬の進化論? 趣味です。
言い訳はそんなところです。
ああ、なんかすんげぇ罪悪感。
では、二本目逝ってみましょうか。前スレでやったクロスオーバー気味SS。
年齢制限はなし、ただし某有名18禁同人ゲームのキャラが出てきますから、
18歳未満の方にはわからないはずですね。…建前上は。
いや、月厨呼ばわりは覚悟の上ですよ。
その日も、フェンリルはいつものように気の向くまま夜の森を駆けていた。
頭上に輝く満月に誘われ、謡うように長い長い遠吠えを上げる。森の隅々まで響き渡る遠吠えに、合いの手を入れるものがいる。
「るおぉぉぉぉぉーーーーーん……?」
聞き覚えのない、犬とも狼ともつかぬ声。それとともに、フェンリルの鋭敏な嗅覚が空気に混じる異様な匂いを感知した。
「何……これ?」
ありとあらゆる獣の匂いを混ぜ合わせたような異臭。すべての原色を混ぜれば黒になるように、底の見えない奈落のような臭気だった。あえて一番近いものを挙げるなら、それは吸血鬼の匂いにも似ているように思えた。
果たして、フェンリルがその正体を看破するよりも早く、近くの茂みが揺れる。
「グル……」
現れたのは、数匹の黒い獣。犬のようだが、異様に細く逞しい鋼めいた肢体に赤い目を爛々と輝かせるような犬をフェンリルは知らない。そもそも真っ当な獣であるなら、フェンリルの前に軽々しく姿を現すような不遜な真似はすまい。
「……出てこい!」
その獣たちを無視して、フェンリルは叫んだ。不遜な闖入者への怒りに蒼い体毛を逆立たせ、翠玉の瞳が煌(コウ)、と光る。
「……ふむ。使い魔には捜索のみを命じたが、いささか礼を失したか」
重々しい声とともに、獣たちの背後から一人の男が歩み出す。長身に黒いコートを纏い、厳つい相貌に堅い表情を浮かべている。そして全身から獣たちと同じ、得体の知れない匂いを漂わせていた。
「ここで名を名乗ることは能わぬが、もとより貴様が知る必要もない。古の魔狼の名を持つ者よ」
「……フェンリルに、何の用」
自分の名を知るらしい男に容赦のない敵意の眼差しを注ぎながら、フェンリルが身構える。男は軽く体を開いて正面からフェンリルに向かい、重々しく口を開いた。
「……知れたこと。我が内なる系統樹を完成させるため、貴様には我が混沌の一部となってもらう」
言い終えるなり、男がコートの前を開く。そこにあったものは――
「なっ……!?」
いや、あったという表現は正しくない。なぜなら、男の首から下には、何も存在しなかったのだから。そこにはただ黒く渦巻く闇がわだかまり、水面のようにさざめいていた。
「行け」
どぶり、と深く濁った音。男を守るように取り巻く獣たちが地を蹴ると同時に、男の胸元あたりの闇から巨大な顎が浮かび上がった。
「!!!」
頭より先に、肉体が反応する。一歩先んじて襲いかかる黒犬を掴み、迫る顎めがけて放り投げる。黒犬がぐしゃりとつぶれ、鋭い鋸歯の並ぶ顎に食いちぎられるに至って、やっとフェンリルはそれが巨大なサメの頭であることを見て取った。
「GAAAA!!」
間髪入れず、残りの黒犬どもが襲い来る。フェンリルは素早く反応し、先頭の横面をフック気味に殴りつけた。顎関節が外れ、頭蓋骨がひしゃげる感触。
続いて、高々と跳躍する二匹目の腹部を爪で薙ぐ。確かな手応えとともに、黒い液体がフェンリルに降りかかる。見れば、破壊された黒犬は一瞬にして溶け落ち、泥のようにぶちまけられるところだった。
「がうっ……!」
飛び散る黒犬の残骸を払いのけ、最後の一匹を思い切り蹴り飛ばす。サッカーボールのように宙を舞う黒犬は、木立に叩き付けられるよりも早く溶けて四散した。
「……成る程、魔狼の名は伊達ではないな。見事なものだ」
男は一歩も動かず、破壊された獣たちの残骸を睥睨している。その胸元に、黒犬をくわえたままのサメの頭がずるりと飲み込まれて消えた。
「これならば申し分なかろう。根元へと至る過程の一歩にふさわしい」
そうして、またしてもコートの中の闇が蠢く。そこから、黒い毛並みの虎が吐き出された。その威圧感たるや、黒犬の比ではない。
「抵抗は無意味である。我が666の使い魔はすべてが全にして個、個にして全。たとえ数匹を破壊しようと、群体たる我が身を滅ぼすことは出来ぬ」
いいながらも、さらに新たな獣が姿を現す。獅子、豹、熊などといった猛獣にとどまらず、ワニや大蛇が地を這い、猛禽が飛び立つ。鹿や猪といった草食獣でさえ、その角や蹄による攻撃は侮れまい。
「行け」
そして、再び男が命じる。解き放たれたすべての獣どもが、フェンリルめがけ殺到した。
それからの光景は、阿鼻叫喚の一言に尽きる。
個々の力はフェンリルに遠く及ぶまい。だが、数で勝る獣どもは一体倒せば十も二十も押し寄せる。さしものフェンリルといえど、これには苦戦を強いられた。
「痛っ!?」
大蛇の牙を飛び退いてかわそうとした右足に激痛が走る。見れば、ヘラクレスのヒドラ退治よろしく巨大なカニがフェンリルの脚をハサミで押さえつけていた。最も、フェンリルはどちらかといえば倒されたヒドラ寄りの立場なのだが。
「こっのぉ……!」
フェンリルは毒づき、しがみつくカニごと右足を高々と振り上げた。そのまま、迫り来る大蛇に踵を振り下ろす。蛇とカニとが激突し、両者とも砕け散って黒い泥に還る。
「うがーー!! きりがないっ!」
急降下してくるハヤブサを叩き落とし、視線をめぐらす。手近にいる中で一番大きな敵……あれだ。
「いっけぇぇぇーーー!」
何という怪力か。巨大な象の後ろ足を抱え上げ、ジャイアントスイングばりに振り回す。巨体はそのまま凶器に変わり、周囲の獣たちを軒並み薙ぎ倒す。
「……ほう」
相変わらず一歩も動かずに、フェンリルの戦いを眺めていた男が感嘆の声を漏らした。その黒い男めがけ、フェンリルは象を投げつけた。
「む?」
男を押しつぶす直前に巨体は溶け落ち、男のコートの中に飲み込まれていく。その視界に、放り投げた象の後を追って跳躍したフェンリルの姿が飛び込む。
「もらったぁぁ!」
隙だらけの男を、フェンリルの爪が肩口から袈裟懸けに引き裂く。本体さえ破壊してしまえばこちらのもの――フェンリルは勝利を確信する。
……が。
「――たわけ」
半身を裂かれたまま、男が呟く。その瞬間――
男の半身が、どろりと溶けた。
「666の獣はすべてが我が一部であり、我そのものでもある。言い換えれば、群体であるこの身に本体などというモノは存在せぬのだ」
その言葉を、最後まで聞き終える間もなく。
漆黒の闇が、フェンリルを飲み込んだ。
「!?」
獣たちの残骸と同じように溶けた男の半身が、フェンリルをすっぽりと包み込む。そして、全周囲から一斉に牙を剥いた。
「な……いやあああああ!」
フェンリルを飲み込んだ闇が、『咀嚼』を開始する。フェンリルのすべてを食らいつくし、我がものとするために。
「成る程。流石はかの魔狼の名を冠するだけのことはある。すべてを食らい尽くすには時間がかかるな」
半身を破壊されながら動じた様子もなく、男が呟くのが聞こえた。
(喰われる……フェンリルが?)
『捕食』という最も原始的な暴力に、フェンリルの本能が猛り狂う。それは、許されることではない。最強の狼たるこの自分を食らう捕食者など、あってはならないことだ。
(冗談じゃ、ない……っ!)
そして、彼女は吠えた。
「ぐるるぅ……るぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーん!」
魂すら凍り付かせる、魔狼の咆吼。
それは、フェンリルを包む闇の動きを一瞬にして凍り付かせた。
「……なに」
半分しかない男の顔に、初めて驚愕の色が浮かぶ。
そして、すっぽりとフェンリルを覆う闇の塊に亀裂が走った。
「わおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ!」
その様は、まるで卵の殻を破る雛鳥のよう。だがその声は、母鳥を呼ぶ幼い囀りなどではなかった。凍り付いた闇の殻を脱ぎ捨て、月の光を浴びてフェンリルが立ち上がる。
男は険しい表情に理解の色を浮かべ、呟いた。
「……混沌すら凍らせるか。殺害の不可能な群体と言えど、動きを封じることは不可能ではない。とはいえ、実際にそれを成し遂げるとは」
賞賛めいた言葉を漏らす男に、フェンリルの殺意の眼差しが向けられる。
「ぐるるぅ……!」
赫怒に染まったうなり声を正面から受け止め、男は告げる。
「だが、残り425もの獣はこの身の中で健在である。凍らせた241の獣も、じき回復しよう。貴様に逃れるすべはない」
「……なら、やってみれば」
絶対零度の怒りを胸に、フェンリルが言い放った。男は相変わらずの鉄面皮で、しばらく考え込んだようだった。
「……ふむ。姫君との戦を前に、ここで消耗することは危険であると判断する」
淡々とした声色で、男が告げる。その胸元から、数匹の黒犬が躍り出た。
「っ!」
身構えるフェンリルの脇を通り抜け、足下に散らばる凍り付いた闇の残骸――男の身体の一部を素早く拾い上げる。
「もとよりイレギュラーな邂逅ではあったが……貴様の元へは、またいずれ訪れるとしよう」
凍り付いた肉体を余さず回収すると、男は背を向けた。追いかけようとするフェンリルだったが、全身に走る激痛にくずおれる。危うく喰われかけたダメージは、小さなものではない。
「うぅ……おおおおおおーーーーーっ!」
男の去った森に、悔しげなフェンリルの咆吼が響きわたる。
残された言葉とは裏腹に、男が再びフェンリルの元を訪れることはないのだが……それはまだ、天にあってすべてを見届けた、ただ一人きりの月だけが知ることである。
(了)
では、フェンリルの勝利を祈って。
しかしどっちのSSでもろくでもない目にあっている罠。
>>112 sagaUで東海林マクシミリアン登場希望w
>>131 Saga2ですでに
「マクシミリアン・レムリアース・ベアレス」
がいるから正直難しい所ではあるのよねぇ。
ど、ドクターイエロー!!
ドイツかどっかの高速列車とか無理?
ヒゲの師匠も名前とかよく浮かぶよナー。五十嵐姉妹は萎えたが(つД`
長きに渡る最萌も無事終了。自分の支援したキャラは残念ながら勝ち残れませんでしたが、悔いのない戦いでした。
勝利した光さんに祝福の意を表し、SSを贈ります。
ではどうぞ〜
夕焼けの公園で、光はひとり芝生の上に座り、ケヤキの木に背中を預けて目を閉じていた。
「長かった、わね……」
誰よりも速く……それを追い求めて、戦い抜いた四ヶ月間。気がつけば、そこには頂点に立つ自分がいた。
「……ふふ」
心地よい疲れと気怠さに、小さく笑みが漏れる。ふと視線を転じれば、こちらへ歩み寄る見慣れた人影があった。
「望。どうしたの?」
「探しましたよ、光ちゃん。……優勝おめでとう」
優しい従妹の少女が、ふわりと花の咲くような笑みで祝福してくれた。どうにもくすぐったい心地で、礼を言う。
「ありがと。探したって、私?」
「はい。祝勝会だって、E.G.O.のみなさんが。主役はどこへ行ったって、大騒ぎしてますよ」
「参ったわね……」
いつもクールで強気な光にとって、そういうイベントは素直に顔を出しづらいものがある。悪い気はしないのだが、素直に喜ぶのはやりづらい。かといって照れていると思われるのも癪だし……まあ、何というか。
「……遅くなるかもって、皆さんには言っておきましたから」
そんな逡巡をきちんと理解して、望は言った。たとえ読心能力を抜きにしても、昔からこの少女には隠し事が通用しない。光は苦笑した。
「相変わらず、お見通しね」
「ええ。だから、光ちゃんがちょっとお疲れなのも分かっちゃいます。……パーティーは、もう少し休んでから行きましょう?」
望は光の隣に正座すると、ぽんぽんと膝を叩いてみせた。その自然な仕草に、わけもなく笑みが漏れる。
「光ちゃん、少し……」
「そこまで先回りしなくていいわ。……少し、話さない?」
「くすっ、いいですよ」
言いさした望を遮って、光が言う。望の膝枕に頭を預けると、望と目があった。どちらからともなく、笑いあう。光が口を開く。
「……長い、戦いだったわね」
光のつぶやきに、望がうなずく。
「本当に。でも、光ちゃんと当たらなくてよかったです」
「まあ、ちょっと残念でもあるけど。……冗談よ、そんな顔しないで」
物騒な一言に、望が頬を膨らませる。そんな当たり前のやりとりが心地よい。
「……でも知ってた? 私、優勝するのは望以外にいないと思ってたのよ」
「そんなこと……」
望は困ったように、曖昧な笑みをみせる。
「本当よ。私が優勝したのだって、100パーセント実力だったなんて思わないでしょう? 組み合わせの運とか、支援とか……私一人じゃ、ここまでこれなかったわ」
いつになく殊勝な言葉に、望は口を挟まずに続きを待つ。
「でも、そう……その上で、やっぱり勝ったのは私なのよね。それがどういう意味なのかとか、考えてたの……望?」
髪に、やわらかな感触。まるで頭を撫でるように、望が光の髪を手櫛で梳いていた。くすぐったいのか、嬉しいのか……微妙な感覚が、はるかな記憶を呼び覚ます。
「そう、か……そういえば久しぶりよね。“のんちゃんのひざまくら”」
「あ……覚えてたの? “ひーちゃん”」
昔の愛称で、望が呼んだ。あれはいつのことだったろう――まだ能力も、戦いも知る前の、無邪気に遊んでいた頃の記憶。
「なんとなく、ね。今思い出したの」
「そうなんだ……」
手櫛で光の髪を梳きながら、望。その口調も、心なしか昔のものに返っているのがおかしかった。
「ああ……なんだか、急にいろいろ思い出してきたみたい。この公園も、私たちの遊び場だったっけ」
「そうそう。つっくんも一緒に、三人で」
光が顔をしかめ、不肖の弟の幼い頃を思い出す。
「翼……あれはあのころから生意気だったわ。のんちゃん、たまに泣かされてたじゃない」
「子供の頃のことだもの。今は優しいよ?」
「女たらしっていうのよ、あれは」
「そうかなあ……でも、ひーちゃんも結構無茶してたと思うんだけど」
ふたりに引っ張り回されて、必死に背中を追いかけていた頃を思いながら、望が意地悪く言った。
「そうだったかもね。それで……疲れてくると、翼と取り合ったんだっけ。のんちゃんのひざまくら」
「結構本気で取り合ってたよ? ふたり一緒でいいよって言っても、聞いてくれないんだもの」
「だって、それじゃ重いじゃない」
それもあるのだろうが、どちらが望を独占するかで争っていたように聞こえたのは望の自惚れというものだろうか。そういえば三人で手を繋ぐ時も、似たようなことがあったのを覚えている。ひとしきり言い合ったあげく、望が真ん中に入って終わるのだ。
「でも、あのころから私はひーちゃんの背中を見てた。いつでも真っ先に立って、切り開いていけるのがうらやましかったの」
「そう? 奇遇ね、私もあのころからのんちゃんがうらやましかったわよ。なんたって、私たちのお姫様だったんだもの」
語り尽くせぬ思い出に、二人してくすくすと笑いあった。
……ふと、光が遠い目になる。
「――変わったわよね。望も、私も」
呼び方が今のものに戻る。望も気づいて、口調を変えた。
「私も、そう思います。でも――」
「――ええ。分かってる」
それは、口に出すまでもないこと。
あの無邪気な時間は時の向こうに流されて、今も遠ざかっていくたくさんの思い出たち。もう戻ることはないけれど、いつまでもこの胸の中にある。
時はすべてを連れて行き、それぞれに変わったふたりは、けれど変わらずここで笑いあえる。
変わらないというのは――多分、そういうこと。
「いつかは、この時も……流されていくのかしらね」
「ええ……きっと。いままでも、これからも」
そして、また新たな時が流れ来る。その鼓動を感じながら、光は立ち上がった。
「さて、と。行きましょ、望。そろそろうるさいのが来そうな気がするわ」
「あ……そうですね、翼君がこっちに向かってるみたいです」
望が苦笑し、追って立ち上がる。
「久しぶりついでに、手でも繋いでみる?」
「ふふ。それより、こういうのはどうですか?」
差しだした光の手を取って、自分の腕に絡める望。
「……ふうん。あなたもやるようになったじゃない」
「ええ、誰かさんに鍛えられましたから」
折しも、入り口の方から翼がやってくる。腕を組むふたりを見て、なにやら怒り心頭のようだ。光が意地の悪い笑みを浮かべた。
「……でも望、やるならもう少し胸があった方が嬉しいわよ」
「もう……光ちゃん!」
頬を染める望の手を引いて、光は走り出す。すべてを追い越し、誰よりも速く駆け抜ける彼女の生き方そのままに。
そうして、情景は変わらない。
尽きることのない流れの中、駆け抜ける背中の光景は。
(了)
それでは、皆さんお疲れ様でした。
正直、望の愛称がのんちゃんという設定だけは譲れませんね。(ぉ
141 :
藤咲:02/10/25 20:22 ID:???
「・・・負けた」
「そのようね」
がっくりと膝をつくフェンリルを東海林光はいつもの様に腕を組んで見つめた。
そして、
「準優勝者がそんな顔をしては駄目よ」
光はフェンリルの手を取り立ち上がらせると観衆に向かって軽く手を振った。
それに答えるように観衆からは盛大な拍手が起きる。
「たまにはこういうのもいいわね・・ほら、あなたも」
「がう・・・」
光に促されフェンリルもおずおずと手を振った。
光の時と同様に割れんばかりの拍手が起きる。
「みんな分かっているのよ。勝者と敗者の差なんて有って無いようなものだわ」
そう言った光の顔には普段は見せないような清々しい笑顔があった。
「フェンリルは・・フェンリルはお前と全力でやりあえた事を誇りに思う」
フェンリルは腕でごしごしと目のあたりを擦ると無邪気な笑みを浮かべ、光と握手を交わした。
その光景に会場からは歓声が巻き起こった。
「今度会う時はゆっくりお茶でも飲みたいわね」
「フェンリルは甘い物が食べたい」
2人とも分かっているのだろう――次に会う時は命の奪い合いをするかもしれないということを。
だからこそ、今この瞬間大事に思っている。
「・・・お互いパートナーが来たみたいね」
「・・・うん、それじゃあ」
「また・・ね」
2人はゆっくりと手を離すとそれぞれの入場口に戻っていく――大事な人の側へ。
こうしてトーナメントの決勝戦は終わりを告げた・・・。
142 :
藤咲:02/10/25 20:27 ID:???
一応決勝戦の締めを・・・。
光×フェンリルって意外と(爆
『アクエリ最萌トーナメント〜後夜祭〜』と称してSS乱発するかもw
昔から祭は準備と片付けに燃える方なので、しんみりしたい人ごめんなさい♪
18禁っぽいです。注意
って言うかオチてない。飛ばすが吉
まあ語り手である私自身が料理に疎い為にこんな話を書くのも憚られるのだけれど、そんな事を言っていては話が進まないようなので目を瞑ってもらいたい。
世の男性たちは大抵の場合「料理の出来る女性って良いなぁ」と考えると思う。まあ自分が料理が出来る場合「俺が作るから料理なんで出来なくても良い」と言う人もいるが、「料理が出来るなんてけしからん」と言う人はいないと思われる。
ここまで来れば、私が言いたい事が分かる人も多いのではないか。
日々勢力争いで凌ぎを削る彼女達は、はたして家事、特に料理は出来るのだろうか?
例えば厳島神社の巫女を名乗る少女がいる。西洋の魔法結社に属する白魔女なんかもいる。恐らく出来る方だろう。日々是戦いのような立場にありながらいつ料理など練習したのか分からないが。
だが本題はこの二人ではない。この度話題に上るのはこちらの二人。
一人は先程も言った西洋の魔法結社WIZ−DOMの魔道師ソニア・ホノリウス。
もう一人、一匹とも言えるがそう言うと怒るので一人。古より伝わる人外の血族、ダークロアのフェンリル。
彼女等二人が台所の前に立っているのが、彼女達の料理の腕前が「上手い・下手」で投票したら割と絶望的なオッズになりそうな気がする。
片方は魔法以外の事には総じて疎い。仮にも同僚、私が保証しよう。
もう片方はなんて言うか、もう、ねえ? 何も言わないけれど。
とにかくこの二人はアブナイ香りがする。
薬缶でお湯を沸かしたら薬缶が破裂しそうな気がする。
(きゃあぁぁぁ! どう沸かしたら薬缶壊れるのよ、フェンリル!)
野菜を切ったらバンドエイドが足りなくなるような気もする。切った野菜はヘモグロビン風味。
(ほうちょうが真っ赤になってる。大丈夫?)
本当は煮えにくい順、大抵は硬い物から煮るはずなのに完璧に正反対をたどるような気がする。
(玉葱が煮えたらジャガイモで、人参が最後? 良いんだよね)
カレールーとか湯煎で溶くような気すらする。
(ねえ、ボウルに入れて、外からお湯でとかすんだよね。前にやってるのみたの)
あの子何見たのかしら?
(そうそう、そんな感じで)
肯定してどうするの。
有り得ない。
たとえ料理と縁がないとしても仮にも女の子。二人いてあの間違いは有り得ない。
と言うかなんで言った事全て真実になるのか知りたいわ。
そろそろ出ていったほうが良いかしら。あの二人よりは(←重要)料理に自信あるし。
日ごろ私が作ってるものとどっちがアブナイかしら。
「……様」
なんで今日に限って料理の出来る人が出払ってるのかしらね。
「クラリス様」
「え、わっ! も、もう何よ? 脅かさないでよ」
「いえ、懐かしい匂いがしたもので。私の生まれた場所のような」
「……Works。こんな匂いだったの?」
「はい。ちょうど培養槽がこのような」
ゴメンね私が掃除怠ったばかりに。
せめて今度掃除しましょう。
「それで、何を御覧になっているのですか?」
「ああ、それはもう良いのよ。それよりお腹空かない?」
「私達ホムンクルスは空腹を感じません」
「いいのよ。食べに行くけど付き合う?」
「私達は留守番を頼まれていますし、食事ならただ今ソニア様とフェンリル様が」
「それが怖いからよ」
「何故です?」
「聞かないで」
「しかし……」
「黙らないと今夜どうなるか知らないわよ」
「そう言っていつもベッドでねだってくる事になるのはクラリス様です」
……それはともかく。
「今日のは命に関わるのよ」
「……まあそこまで言うのでしたら」
「決定ね」
「フェンリル様は……料理の時にも裸にエプロンのみなのですね」
「服着るの嫌いらしいから。それより早く支度しなさい」
「ああ言うのも、なかなかです」
「私は着ないわよ? Works」
「いいえ。今夜になればその考えも変わります」
また変な事されるのかしら……
最初の予定では立場逆だったのに。
「ところでWorks、貴方料理って出来る?」
「女体盛りですか?」
「だからなんでそう言う……」
いろいろ後が怖いけど、取りあえずあの二人の料理からは逃げられたので良しとしましょう。
ちなみに私達が帰ってきたときは家の前に救急車が止まって入る上に人だかりが出来てたけど、人が居なくなるまで隠れてて正解だったわね。
ちなみに途中で「色々と新調してきます」と言ってWorksと分かれたが、何を新調してきたのかは、たった今身を持って知ることとなった。いい加減服着させてくれなかしら。出来れば手錠と首輪も。変な者噛まされて上手く喋れないし。
ってWorks、何持ってきたの? え、それ使うの? そんなの入り切らな(以下暗転)
結局18禁描写なんてなくなってしまった。
それらしい痕はあるんですけど
最萌トーナメント参加者の皆様方、長い間お疲れ様でした。
そして、はじめましての方々、改めてはじめまして。
トーナメント協賛サイト「MyP.S(MyPostScript)」管理人のPIXSELです。
期間中は当サイト内「MyP.S 画像UpLoad掲示板」をご愛顧いただき、誠に有難うございます。
つきましては、最萌トーナメントの終了に伴い、以下の措置を取らせて頂きます。
・公式サイトから画像UpLoad掲示板への直通リンクを次回更新の際に撤廃します。
(
ttp://isweb43.infoseek.co.jp/play/pixsel/imgboard.htm)
以後画像UpLoad掲示板をご利用になる際は、MyP.Sトップページからおいでください。
・次回更新を目処に、トーナメントの支援画像としてUpされた画像を一旦撤収し、
当ページ内に「Gallery」のコーナーにまとめて掲載する予定です。
支援画像をUpされた方のなかで、掲載が不適当、および掲載を拒否されたい場合は、
近日中に投稿者削除をされるか、その旨を当方までご連絡ください。
なお、以上の更新事項は11月初頭を予定しております。
それ以外の連絡事項などは、当サイトのトップページなどを参照くださいませ。
それでは、本日はご連絡のみにて失礼いたします。
150 :
薊 ◆wJwdYwMXSA :02/10/26 06:52 ID:DHn0Z37J
光ちゃん、優勝おめでと〜。とりあえず拙は祝辞のみで。(爆
クララSSの3つ目できたけど貼っつけるか迷っている罠・・・。
152 :
f91:02/10/26 10:32 ID:???
光さん優勝、おめでとうございます。
それに、今までの参加キャラクターたちにもお疲れ様。
最萌トーナメント運営の方々もお疲れ様。
しかし我々の萌えはトーナメントが終わっても尽きることはない…(w
>>112 なんと、公式HPに!?やっぱり情報不足だな、俺は(つд`)
ありがとうございます。
>>151 萌えはいまだ終わらない。バンバン貼り付けて下され。お願いします。
153 :
藤咲:02/10/26 14:46 ID:???
次々にイレイザーの艦船が青白い光芒を残しながら夜空へ消えていく。
トーナメント終了をもって最後まで地上に残留していたイレイザー残存部隊は撤退を開始した。
その中には野菜を司る天使のソフィエルもいた。
「ご主人様・・・」
ソフィエルは座席から窓越しに外を見て溜息を漏らす。
突然の撤退命令が出されてからこの日が来ることは分かっていた・・が、いざこの時を迎えるとマインドブレイカーとの別れの悲しみが彼女の心を痛めつけた。
「結局お別れの事言えなかった・・・」
彼女の言葉の通り一言も言わず大気圏離脱用の船に乗ってしまった。
「あの男が気になるか?」
「い、ィアーリス様!」
薄紫と灰色の髪がソフィエルに触れるほどィアーリスは間近にいた。
「マインドブレイクされた身でありながら原隊への復帰を認めてくださり」
「堅苦しい挨拶は抜きよ」
緊張しているソフィエルを軽くなだめるとィアーリスは彼女の耳に口を近づけた。
「愛しのご主人様が外でお待ちよ・・・5分あげるわ」
ィアーリスのその言葉にソフィエルはすぐに外へ出た。
「ご、ご主人様・・黙っていてごめんなさい!」
開口一番ソフィエルはそう言っていきよいよく頭を下げた。
「黙っていて辛かっただろ。お前が決めたことだから責めやしないさ」
「・・・ありがとうございます」
2人は静かに抱き合った・・・。
154 :
藤咲:02/10/26 14:46 ID:???
「きっと・・きっと戻ってきますから、あなたのもとへ」
別れの時間が近付きソフィエルはゆっくりと男から離れた。
「それまでこの子を私だと思って育ててください!」
ソフィエルはエプロンのポケットから何かの種を取り出し男に渡した。
「・・・大事にするよ」
男は種を受け取るとソフィエルに口付けをした。
「お前が戻ってきたら2人で野菜を育てよう。小さな畑でもいい色々な野菜を植えて」
「ニンジンさん、ピーマンさん、ゴボウさんにジャガイモさんも・・・」
ソフィエルは涙をこらえながら野菜の名を口にした。
「あぁ、好きな物を植えればいい・・・」
男も数分後に訪れる別れの時に心を乱され始めた。
「立派に育ったら・・美味しい野菜シチューを作ります!」
「期待しているよ・・・」
「・・・それでは、野菜を司る天使ソフィエルは使命を果たしてきます!」
「頑張って来い!」
男の言葉を受けソフィエルはタラップを駆け上がった・・涙を流しながら。
「ソフィエルただ今戻りました!」
「うむ、現時刻をもって地球から撤退する・・・発進」
空元気を振り絞るソフィエルを一瞥するとィアーリスは船を発進させた。
「残ってもよかったのよ。もう2度と会えないかもしれないし」
「いいえ、私は必ず戻ってきます」
「強く・・なったわね」
力強く答えるソフィエルに向かってィアーリスは好意の笑みを浮かべた。
「・・・これで終わったと思うなよ」
近付いてくる最後の船の背後に浮かぶ地球を見ながら、旗艦の艦橋に陣取るラユューは内に怒りを秘めて呟いた・・・。
155 :
藤咲:02/10/26 14:49 ID:???
初めてイレイザーで書いてみました。
本当は18禁書こうとしましたが・・・挫折。
そっち方面は他の人にお任せしますw
光優勝おめ。
光支援の方々はもとより、様々な支援物資を投下してくださった方々、
拙い物にも感想を下さった方々、本当にお疲れさまでした。
てか支援のおかげで毛嫌いしていた遥さんと栞にも萌える事が出来るようになりました(w
しかし、最新50レス内に名無しさん三人だけか……凄まじいな。
>>156 それだけ感想を残す名無しさんがいなかった、と。
トーナメント運営委員の皆様、及び絵描きさん、SS書きさんお疲れ様でした。
そして光さん優勝おめ〜
最近投票する時間も無かったわ(つД`
このスレ何時の間にか3発目になってたのね(つД`
トリップ変えました。
これまでは#歎異抄でしたが、他板でコテを変えたのに伴いトリップを変えさせて
いただきます。
これからもよろしくお願いします。
兵どもが夢の跡…か
SagaUにはどんな萌えカードが出るのか
あと5日…
161 :
藤咲:02/10/28 00:20 ID:???
東海林光の優勝で幕を閉じた最萌トーナメント・・・だがその裏でまだ戦い続ける者達がいた・・・。
「価格表は見たら後ろへ回して下さい!」
巫女装束の少女が叫ぶ。
「合計で一万円だよ。おまけTシャツはどれにする?」
ヴァンパイアの少女が手際良く客をさばく。
「タペストリー売り切れました!」
セーラー服の少女が空の段ボールを潰す。
・・・まさに其処は戦場だった。
「あの〜、これは一体・・・」
フェンリルを連れた美鈴が数分前に見失い、今やっと見つけた彼女の主に戸惑いがちに声をかけた。
「決まっているだろ、グッズ販売だ」
男は戦闘時以上の真剣さで客をさばきながら美鈴に答えた。
「・・・どういうことですか?」
机の上に並ぶ自分の写真を見て気を失いそうになりながらも尋ねた。
「今のうちの経済状態知っているだろ?十数人の食い扶持を稼ぐのにこの機会を逃す手はない」
現在の経済状態を嫌と言うほど認識しているので、美鈴は男の言葉に無理にでも納得するしかなかった。
(でも・・・何時の間にこんな物を・・・)
美鈴は『美鈴ちん置時計』を見て大きく溜息をついた。
さらに商品を眺めると『小鳥遊ひびきサイン入りCD』や『フェンリルの尻尾キーホルダー』はともかく『ディーナ特製薬用ハーブ』『美鈴使用済み竹箒』やら『最萌限定抱き枕(全16種類)』など妖しげな物も売っていた。
「おい、何をぼさっとしている。壱与だって手伝っているんだぞ」
男の言葉に美鈴は壱与の姿を目で探すと物凄い速さで客をさばく壱与がいた。
「・・・もしかして」
「あぁ、どういう訳か恵比寿様が憑依している」
「・・・私も頑張ります」
「巫女稼業で鍛えた力を見せてくれ」
商売の神様には劣るものの、美鈴も次第にその実力を発揮し始めた。
162 :
藤咲:02/10/28 00:20 ID:???
「フェンリルは?」
一種のお祭騒ぎにあてられたのか少し興奮気味にフェンリルは男に尋ねた。
「後でサイン会をやるからサインの練習をしておいてくれ」
「らじゃー♪」
フェンリルはルーン文字でサインの練習を始めた。
こうしてマインドブレイカーは戦力の維持の為に最前線に立つのであった・・・。
「何故に妾がこのようなことを・・・」
鈴鹿御前は溜息混じりに段ボールの封を切った。
「我慢、我慢。御飯おごってくれるって言うからいいじゃん。夜の為にも体力つけなきゃ♪」
夜羽子は客の相手をしながら鈴鹿を慰める。
「夜羽子その意味分かっておろうな?」
鈴鹿は悪戯っぽい表情で夜羽子に問い掛ける。
「今日は寝かさないからね♪」
夜羽子の言葉に鈴鹿は頬を紅く染めた。
「・・・愛い奴よのう」
鈴鹿の頭の中には既に生まれたままの姿で自分と体を重ねる夜羽子のイメージが浮かんでいた・・・。
163 :
藤咲:02/10/28 00:24 ID:???
開催中のような緊張感がないので作品に張りがないです(涙
引き際ですかね?
>160
さしずめ私は死肉あさり・・・。
>161
『ディーナ特製ハーブ』欲しいなぁ・・・・・。
などと思ってるワシ。よ〜こ〜せ〜!(爆
>SS
今日は準備ができてないので、次来たら貼ります。
スンマセン。
最萌終わった途端に閑古鳥…まあ予想してたとはいえ、寂しいやね。
>藤咲殿
鈴鹿×夜羽子キター!!
そのカップリングで百合SS書いてもいいですか?
166 :
藤咲:02/10/29 21:48 ID:???
>元大佐さん
お約束の調合失敗で「清楚な巫女さんでも・・・」なやつを一年分御進呈します♪
>高砂大反転さん
熱々?な作品期待していますw
うう…最近忙しいのでSSを書くヒマが…。
…あってもネタが浮かぶかどうかは甚だ疑問ですがw
>160
俺は死んだ兵の装備漁りで(笑
>藤咲氏
いいなあ…「フェンリルの尻尾キーホルダー」と「ディーナ特製ハーブ」…。
俺も欲しい!(笑
結局SS書いてませんが(;´Д`)
>161-162
フリマ…そう来たか(w
SagaUまであと3日、どんな萌えキャラが出るのでしょうか…?
とりあえず聞いた話だと、ディーナが東まゆみ先生だそうで…
…望出ないんだよね……
169 :
藤咲:02/10/31 01:35 ID:???
閉会式の終了後、トーナメントの参加者は幾つかのグループに分かれ万国共通の儀式−打ち上げを行った。
某最上級のホテルを貸し切って立食パーティーを催すE.G.O。
格調高い料亭の大座敷で互いの労を労う阿羅耶識。
落ち着いた感じの高級レストランで英気を養うWIZ-DOM。
とっとと山奥の拠点に帰り大宴会を開くダークロア。
既に地球上から撤退し宇宙船内でささやかな宴を開くイレイザー。
そして・・・とあるマインドブレイカーの勢力もその例にもれなかった。
「あっ、よくも人が焼いた肉を・・・今度と言う今度は許さないわよ、野良犬!」
「駄目ですよ、こんな所で」
鹿島栞は懐から符を取り出し術を発動させようとしたが、やんわりと厳島美鈴に止められた。
「フェンリルちゃんも人の肉を食べちゃ駄目です」
「がう・・・気をつける」
栞の肉を食べた張本人のフェンリルも、美鈴に注意されては栞への挑発を控えるしかなかった。
「それにしても・・慰労会が焼肉ですか?」
美鈴は横でキムチを食べる男に苦笑交じりで問い掛けた。
「別にいいだろ?ここの主人とは顔見知りだから多少のことは大目に見てくれる」
「・・・それもそうですけど」
器物を破損しそうな連中を眺めて美鈴は溜息をついた。
「溜息ばかりついてると老けるぞ。気楽にいけ」
「貴方が気楽過ぎると思うんですけど・・・」
美鈴は微妙な笑みを浮かべ白米を口にした。
170 :
藤咲:02/10/31 01:35 ID:???
「ういっす!」
「お邪魔しま〜す♪」
「あっ、ひびきちゃんに真由美ちゃん!?E.G.Oの祝勝会は終わったの?」
突然の小鳥遊ひびきと藤宮真由美の登場に美鈴は少し驚いた表情をした。
「あ〜、実は主賓の光ちゃんが彼氏と望ちゃん連れてとんずらしちゃって」
「白けたんで抜けてきました」
ひびきと真由美は苦笑いをした。
「空いている所に腰掛けてくれ。今日は俺のおごりだ」
「おおっ、太っ腹!」
(私達の関連商品で稼いだお金なのに・・・)
2人がはしゃぐ中、美鈴だけは少々複雑な表情をした。
「う〜目が回る〜る〜る〜♪」
「栞ちゃん、それお酒ですよ!」
「きゅ〜」
美鈴の隣の栞は水と間違えて日本酒を飲み干してしまい激しく酔ってしまった。
「にゅ〜、美鈴姉さん大好き〜♪」
「きゃっ、ど、何処触ってるの!?」
栞は酔った勢いで美鈴に抱きつくと控えめな胸を揉み始めた。
「・・・栞ずるい」
「やっ、あっ、フェンリルちゃんまで・・・ひゃんっ!」
こちらも酔っているフェンリルは美鈴の首筋に舌を這わせ耳たぶを甘噛みした。
「美鈴はどう考えても受けだな」
「そうだね」
男の言葉に対して真由美は冷静なコメントを返した・・・。
171 :
藤咲:02/10/31 01:36 ID:???
「輝いてたキミに 負けないくらいに・・・以上『忘れないで』byひびきでした♪」
ひびきが歌い終わり周りから控えめな拍手が送られる。
酔っ払い組が酔いを覚ましたのを見計らって二次会のカラオケに移った。
「美鈴、何か歌うか?」
「・・・・・・」
「FKSとかでじこ関連の歌でも歌うか?」
「・・・・・・」
「・・・もしかして怒ってるとか?」
「当たり前です!どうしてすぐに助けてくれなかったんですか!?」
いつもの温和な美鈴からは考えられない程今の美鈴は顔を真っ赤にして怒っていた。
栞の酔っ払い特有のアレで巫女装束は汚れてしまい、今は真由美から借りたセーラー服を着ている。
「・・・可愛かったから」
「えっ!?」
男がボソッともらした一言に美鈴は違う意味で真っ赤になった。
「・・・美鈴ちゃん純情すぎる」
「あれじゃあ誰でもからかいたくなるよ」
「当分処女な方に1万」
「どうでもいいけどカラオケの照明だとセーラー服って水商売臭いよ」
外野はガヤガヤと騒いでいたが当の美鈴は男の言葉に頭の中が真っ白になっていた。
「さてと・・俺は何を歌うか・・・」
男はいたって冷静な表情で選曲を始めた。
こうして戦士達の夜は更けていく・・・。
172 :
藤咲:02/10/31 01:44 ID:???
相変わらずへにゃへにゃです♪
ここも寂しくなりましたね(涙
>上月さん
フェンリルの尻尾ってそれだけだと何の尻尾か分からないかもw
ミョーに長いあたりがグッド!
173 :
f91:02/10/31 19:09 ID:???
>>169-171 そうか、美鈴は受けか…。(`∀´)ニヤリッ
こういうほのぼの後日談はいいですな。
最近ルシフェルでデッキを組んで戦闘をした。
初陣でPSI、クラリスを撃破。サタンの素養をみせますた(w
はじめてルシフェルの姿を見たときから
一度使いたいと思っていたから、この結果はすごく嬉しい…。
イレイザーの中で俺の一番の萌えは実はルシフェルだったりする。
174 :
旧八:02/10/31 20:35 ID:???
どきどき。
どきどきどき。
ああ、この胸の高まり。静めようにも静めら・れ・な・い(はあと)
運動代わりの戦闘を終えて(チョコばら撒いてアタックアタック♪)、おいしい夕食をいただいて(ディーナさんの手料理、最高♪)、そしてお楽しみの……
ベッドタ〜〜、じゃない、入浴タ〜〜〜イム♪
別に女性には興味ないけどね。憧れって対象にはなっても、恋愛って対象にはならないよね。やっぱ自家用アパッチで迎えに来てくれる殿方じゃないと。でないと人生楽しめないし。
っと、脱線脱線。まあとどのつまり、女性に興味のない私がどうして入浴タイムを心驚かせているのか。
むふふふぅ、それはぁ……
クラリス様が入ってらっしゃるの!
ちょい待ち、ほんとに女性には興味ないからね、一応。でもこんな私でも惹かれるクラリス様(はあと)何ていうか、かわいいの、うん。ほら、道端で毛づくろいしてる猫が妙に愛しいと感じる、そんな感覚。
それはさておき、さっそく脱衣所(甘い響き♪)に潜入。
はぅ! クラリス様愛用の服が無造作に脱がれてる! ……綺麗に折りたたまれているのも素敵だけど、こうして雑に置かれてるのも無邪気な感じがして萌え♪
そっと、手にとってみる。あう〜、体温のかすかな残りが伝わる〜。(ありえないありえない)
装飾品、髪留め、服が一枚、二枚、三枚。残るは…………
きゃぁぁぁっ、言えない言えないっ、薄紫色の下着なんて恥ずかしすぎて言えやしない!
はあ、はあ((;´Д`)ハァハァにあらず)。ちょっと血圧が上がっちゃった。こんな程度で卒倒しかけてたらこれからのアクションを耐え切れない!
そう! 本日の私の目標は、クラリス様の一糸纏わぬ姿をこの目に収めること! ……ふぅ〜、どきどきどき。
今日まで本当に長かった。最初はクラリス様の徹底研究。(サポーターズアクセサリをカートン買いしたりして)
次に、親密な関係になるため積極的に接近。(邪険されたものの、初めて笑顔を見せてくれたときは普通に感涙)
そして次第に、こんな感じ。あらら、自分でもやりすぎかなと反省。だけど続行。
だってだって、あ・い・し・て・る〜♪
さてと。(ちょいと興ざめ風味) 湯気でくもったドアを……開けてみる!
175 :
旧八:02/10/31 20:36 ID:???
………………
……見えないし。
クラリス様の鼻歌が聞こえる。何だか気分がいいみたい♪
はぅぅ、これでクラリス様の裸体が見れたら。(涙)
「あら、誰かいるの?」
!!!
「はっ、はい!?」
「その声は……ソニアちゃん?」
「そうです! 蒼月の魔道士ソニア・ホノリウスです!」
「まあ、これはらっきー。何か着替え、用意してくれない?」
…………
「……イマ、ナント?」
「だから、着替え」
着替え。
イコール。
コスチューム。
「全力で用意させていただきます!」
えっとえっと。あ〜ん、何を着せればいいの〜。
第一候補、体操着! というかブルマー! この、この、ヒップのライン。(意識停止)ぐはぁ☆ いい! ものっそいい! あのクラリス様が、あの性悪女が体操着!? 運動会! パン食い競争、やらしー!!!
……でも、だめだ。クラリス様が風邪ひいちゃう。けれども、風邪ひいたクラリス様を看病するってのも、一つの萌えシチュエーション。いやいや、これはさておき。
次候補、ネコミミ! あんなベビーフェイスがネコミミネコシッポをつけて「ふにゃぁん」とか……激萌え! イイ! てかごめん、これ趣味!
……だけど、これもだめ。あきらかに着替えじゃない。
176 :
旧八:02/10/31 20:37 ID:???
次々候補、ブレザー! セーラーじゃないのは、これも趣味! ブレザーのほうが幼く見えるのは……私だけ。きっと。
くぅ、しかしクラリス様、お年が……
次々次候補、メイド服!
……うーん、趣味じゃない。
「ソニア様」
!!!!!!
「うわ! ……works」
「はい。ソニア様、何か悩んでいるのですか?」
いつのまに……ん? 今、お風呂から出てきた? そんなわけないか。
「べ、別に……」
「着替えですか?」
どうしてわかるのよ、この子。
「だったらどうするの?」
「これです」
worksが突き出した。
白衣とメガネ。
「クラリス様の性格と容姿では、女医のコスチュームが最良と存じています。また、裸にエプロンという選択肢もありますが……」
淡々と説明するworksの声が遠ざかってゆく・・・
本日、私は同志を見つけることができました。まる。
177 :
旧八:02/10/31 20:37 ID:???
クラリス受けに便乗してみたり。
アホSSでごめんなさい……
この後のクラリス、結局何着せられたんでしょうな?
後裸エプロンは着替えじゃない。でも良い。良い。良い。
179 :
藤咲:02/11/01 00:17 ID:???
真夜中の露天風呂、そこには幾多の戦いを潜り抜けてきた2人の乙女がいた。
「いいお湯・・・」
厳島美鈴は夜空の月を見上げ感慨深げに呟いた。
「そうだね。ここのところ忙しかったから骨身にしみるよ」
一方の藤宮真由美は湯の中で思い切り手足を伸ばし開放感を楽しむ。
「こういう静けさって久し振りかな?」
「あはは、いつもはおチビちゃん達が一緒だからね♪」
既に夜遅い為、お子様連中はディーナに追い立てられるようにして布団に入った。
「それはさて置き・・・美鈴ちゃん、ベスト16おめでとう!」
そう言うと真由美は美鈴の頬に軽く唇を当てた。
「・・・ありがとう」
美鈴は困ったような嬉しいような複雑な表情で礼を言った。
「やっぱりみんな美鈴ちゃんの良さを分かってるんだね」
「そんな・・・私なんて真由美ちゃんやみんなに比べたら・・・」
真由美の言葉に美鈴は自信なさげに俯いてしまった。
「はぁ〜、何言ってるのよ。美鈴ちゃんは可愛い!」
真由美は美鈴の肩を掴むとそう断言した。
「で、でも・・・」
「でもじゃない!普段の柔和な笑顔、戦いの時に見せる凛々しい表情、あの人の前で見せる恥じらいの顔、同姓に迫られた時のあわてっぷり」
そこで真由美は一旦言葉を切りそして、
「既に死語になりつつあるヤマトナデシコを名乗れるのは美鈴ちゃん以外にいるだろうか、いやいない!・・・・・・ぜーはーぜーはー、分かった!?」
「は、はい」
息切れするほど一気にまくし立てられ美鈴は目をぱちくりさせている。
「・・・なんで私が髪を切ったと思う?」
「え、どういうことですか!?」
話が急に飛んだように思えて美鈴はさらに困惑した。
「自分の魅力に気がつかない女の子と同じ人を好きになって、その人がその女の子のことを1番大事に思っていると知ったからよ・・・」
「・・・・・・」
話の内容を理解した美鈴は無言で真由美を抱きしめた・・・。
180 :
藤咲:02/11/01 00:17 ID:???
「へっくし!」
「風邪ですか?」
男のくしゃみを心配して沖田総司が自分の羽織を着せようとする。
「いやいい。どうせ誰かが噂でもしたんだろ」
「そうならいいんですけど・・私のような死人と違って生身なんだから気を付けてくださいよ」
「ああ。それはそうと何が悲しくて、真夜中に縁側に座って男2人で和菓子を食べながら茶をすすらなければいけない?」
男は得られる回答を予想できながらもあえて尋ねてみた。
「勿論、私がお酒より甘い物が好きだからです♪」
総司は何の臆面もなくそう答えた。
「乙なものでしょ?」
「・・・まぁ、たまにはいいか」
無邪気な総司の顔に男は反論を諦めた。
「・・・どうやらのんびりしてられるのも終わりのようだな」
「・・・ええ」
男と総司はそれぞれの得物を手に立ち上がった。
「お姫様方を起こしますか?」
「いや・・今日くらいはゆっくりさせてやる」
男は総司の先頭に立ち歩き出した。
「今日は斬り応えがありそうですね」
「退くならそれも良し。抗うなら・・・それ相応のもてなしをするだけだ」
男は新たな戦乱の予感を胸に暗闇へと歩き出した・・・。
181 :
藤咲:02/11/01 00:20 ID:???
微妙にUを意識しつつ・・・。
私が書くとみんな危ない人になってしまう★
>f91さん
18禁が苦手ですからw
>旧八さん
クラリスさん危うし!
予告した夜羽子×鈴鹿、順調に遅れてます。ゴメンナサイ。
それはさておきSagaUゲトー。
…凶(マガ)ってない遙さんなんて遙さんじゃないやい…しかも脱いでないし。
いや、水上絵はむしろ好きですよ? 駄菓子菓子イメージというものがゴニョゴニョ。
ところで赤の新エース、美晴たん。
美鈴って宮島の宮司の「一人娘」って設定だったはずでは?
…養女萌えー。(幼女にあらず)
>藤咲殿
甘い物好きの総司君に萌えた自分は逝ってよしでつか?
>旧八殿
クラリスはむしろ誘い受けだと思うのです。
相手に攻めさせながらも主導権はこっち、みたいな。
>168
おお、ディーナ様は東まゆみ先生ですか。
友人が出たら何かと交換しろとか言うか。
そんじゃ、やりますかね。例によって年齢制限有なんで注意。
この前、クララと一夜を共にしてから数週間が経った。
何故か北から謎のトランクが俺宛てに届いた・・・・・差出人は・・・・・あの愚兄だ。
添付の手紙にはこうあった。
『ハロー、Myブラザーよ!俺の実家にこんなものがあった!まあ、使い方はお前に任せる、有効に使い給え!』
で、その荷物の中身が・・・・・・。
「・・・・・・・メイド服?」
とりあえず、帰ってきたら殺す。
でも、もし、クララにメイド服着せてやるとしたら・・・・・・
「ほら、舐めるんだ・・・・」
「はい、御主人様・・・・・」
クララは俺のモノを口で包み、舌で奉仕する。
「気持ちいいですか、御主人様・・・・・」
「ああ・・・・・」
「濡れてるじゃないか・・・・・欲しいのか?」
「は、はい・・・・欲しいです・・・わたしのアソコに・・・御主人様のを・・・ください・・・・」
「よく言えたな・・・・じゃあ、挿入れてやろう・・・・」
「あ・・・・・あぁっ!」
「・・・・・・・・ぐあぁぁーっ!」
なんて事を考えているんだ、俺!俺の馬鹿野郎!!クララが決してそんな・・・・・
「叫んじゃって、どうしたの・・・?」
「いや〜、このメイド服をクララに着せて『御主人様プレイ』を妄想しちまってなぁ・・・・・・ってクララ!?」
クララが隣にいますた。
ヤバイ、ひっじょーにヤヴァイ。(滝汗
「・・・・・・・」
クララはうつむいている。顔が真っ赤だった。
もしかしてクララも想像してんの・・・・・?
後で攻撃魔法を数発叩き込まれるかもしれない・・・・・(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
「・・・い・・・ですよ・・・・」
「は、はい?」
俺はかなり声が震えていた。
「いい・・・・ですよ・・・・・あなたが望むのなら・・・・」
へ?
「・・・ワンスアゲイン」
「だから、いいですってば!恥ずかしいですから何度も言わせないでください!!・・・・あっ!?」
クララは耳まで真っ赤になってしまった・・・・・。
正直、俺も恥ずかしいぜ姉ちゃんよ。夜中に叫ばないでほしいな、兄さんは。(誰が兄やねん
「じゃあ、着替えるね・・・・」
「・・・・・・外、出てるわ」
クララは黙ってうなずく。それを確認し、外に出る。
しかし、本当に承諾するとはな・・・やれやれだぜ・・・・・。
「いいですよ〜」
中からクララの声がした。俺は入った。
「おかえりなさいませ、御主人様♪」
満面の笑顔でクララが俺に呼びかける。
クララはさっそくなりきっていた。
『御主人様』・・・・敬語・・・・・・クリティカルヒット。俺死亡。(爆
ぐああ・・・・・・お台場の屋上でロッキーのマネをしながら『エイドリアーン!!』と叫びたい気分だ。
「何かして欲しいことはありますか?」
そりゃ、ありまくるが・・・・いかん、また妄想が・・・・・!
「ぐおおっ・・・・・」
思わずしゃがみこんでしまった。
「えっ、どうしました?お体の具合が悪いんですか?」
俺が頭を抱えてたら、クララもしゃがむ・・・・・・その瞬間スカートがふわっと翻り、白い太ももとその上のほうにある白い布切れがちらりと露出する。
今、俺はチラリズムとはなんなのかという事がわかった気がする・・・・・・。
「あの、本当に大丈夫ですか?」
心配顔でクララは俺の顔を覗き込む。
・・・・・そうだ、理性を静める為に、寝よう。
このままでは暴走しかねん。
「・・・・・・少し寝させてくれ」
するとクララは微笑み、こう言う。
「膝枕ですか?」
ヲイ、んなこたぁ言ってねえよ!いいけどさ!(核爆
「ああ、頼む」
というわけで甘受する。
「はい」
クララはそのまま正座の形になる。
「準備完了です、どうぞ」
ぽふぽふと膝をたたき魅惑のシチュエーションへと俺を誘う。なんだか言い出した俺の方が気おされてしまう・・・・・。
「じゃ、じゃあお言葉に甘えるか・・・・・」
俺はクララの太ももへ後頭部を・・・・・。
ふに。
くぅっ!やわらかけぇっ!
このまま転がりてぇっ!顔を下にして柔らかな太ももにすりすりしてぇっ!
ぐぁぁぁぁぁぁーっ!!
「気持ちいいですか?」
最高です。
でも、理性が跳ぶとイカン。マジで寝よう・・・・・。
「・・・・の・・・・・」
「ん・・・・・」
微かに聞こえる声。え〜っと、俺は一体・・・・・。
ああ、そうだ。漢のロマン(笑)を満喫していたのだったな。
「あの・・・・・・」
ようやく視界がはっきりしてきた。
クララが真っ赤になって俺の顔を覗いている。
「ああ・・・・・・そういや、寝たんだったな」
しかし、クララは何故に顔が赤いのだろう。
「Hなこと・・・・・したいんですか?」
「ぶっ!」
こ・・・・・心を読まれたか!?
いや・・・・どこぞのテレパス姉ちゃんじゃあるまいし・・・・・まさか・・・・・。
「あ、股間・・・が・・・・その・・・・・」
Oh,My God!やっぱり、あんな事やそんな事を妄想するべきではなかったな。
「あ、あの・・・・・・」
「何?」
「私も・・・・・・したいです・・・・・」
真っ赤になりながらクララはつぶやく。
・・・・・・・・・・・リミッター解除!!(核爆
「・・・・の・・・・・」
「ん・・・・・」
微かに聞こえる声。え〜っと、俺は一体・・・・・。
ああ、そうだ。漢のロマン(笑)を満喫していたのだったな。
「あの・・・・・・」
ようやく視界がはっきりしてきた。
クララが真っ赤になって俺の顔を覗いている。
「ああ・・・・・・そういや、寝たんだったな」
しかし、クララは何故に顔が赤いのだろう。
「Hなこと・・・・・したいんですか?」
「ぶっ!」
こ・・・・・心を読まれたか!?
いや・・・・どこぞのテレパス姉ちゃんじゃあるまいし・・・・・まさか・・・・・。
「あ、股間・・・が・・・・その・・・・・」
Oh,My God!やっぱり、あんな事やそんな事を妄想するべきではなかったな。
「あ、あの・・・・・・」
「何?」
「私も・・・・・・したいです・・・・・」
真っ赤になりながらクララはつぶやく。
・・・・・・・・・・・リミッター解除!!(核爆
「では、失礼します・・・・・」
クララは俺のモノを取り出す。夢でいろいろと妄想していて、モノは既に膨張しきっていたようだ。
そして、クララの口が俺のモノを包み、舌で俺に奉仕する。
奉仕・・・・甘美なる響きだ・・・・・。漢の夢、今まさに現実。
「んっ、んむっ・・・・・・」
う・・・・・前よりかなり気持ちいい・・・・・・。
前はかなりぎこちなかったのに・・・・・・。こいつなりに勉強でもしたのか・・・・・?
「や、やべっ・・・・・俺、なんか・・・・いつもより早・・・・・くぅっ!」
必死に抵抗するも、体は正直。
結局、クララの口の中に射精してしまった。
その全てを飲みほした後にクララは言った。
「前より早かったですね・・・・」
「お前がうまくなったせいだ」
正直、前とは快感が倍くらいになっていた。極端かもしれんが。
「そう言ってもらえると、嬉しいです・・・・」
クララは、微笑んでいた。
そして、クララは服のボタンを外して、胸だけを出した。
「では、これではどうでしょうか・・・・・?」
そして、俺のまだ元気なモノを胸の間にはさみ、擦り始める。
あまり胸がないからやらんと思っていたが・・・・・・やっちまったよ。
ぐあ・・・・・・ある意味口以上にキツイ・・・・・。
「ん・・・・一回射精したのに・・・・・硬いです・・・・・・」
うぐぐ・・・・・・、また出そうだ・・・・・・。なんでこういう時に限って早いんだよ・・・・・・。
「クララ・・・・ッ!もう・・・・・いいから・・・・・」
さすがにこのままイッてしまうのはもったいない。
「ほら、腰向けて・・・・・」
「は、はい・・・・・」
クララは四つん這いの格好になっている。
俺は下着の上から秘所に触ってみる。そこは、かなり湿り気を帯びていた。
「濡れてるじゃないか・・・・・」
「・・・・御主人様のをくわえていたら・・・・変な気持ちになってしまって・・・・・・」
「そう・・・・か・・・」
俺は下着を脱がし、直に秘所を触る。
クララは震えている。多分これで感じているのだろう。
「あ・・・あっ・・・・・ほ、欲しいです・・・・・・」
クララが泣きそうな声で懇願する。
「挿入(い)れてほしいのか?」
俺はわざと意地の悪い声で聞き返す。
「は、はい・・・・欲しいです・・・わたしのアソコに・・・御主人様のを・・・ください・・・・」
「よく言えたな・・・・じゃあ、挿入れるぞ・・・・」
そういや、いつのまにか俺もなりきってるな・・・・・・。まあ、いいか。
「あ・・・・・あぁっ!」
後ろから一気にクララの秘所に俺のモノを挿入する。
「ふぁぁっ・・・・」
奥まで入れるとクララが甘い声であえぐ。
「ほら、動くぞ」
そして、最初から激しく突いてやる。まあ、俺の体力がもつかは微妙なとこだが・・・・。
「はっ・・・・・気持ちいいです・・・・・んんっ!」
俺だけでなく、クララ自身も腰を振っている。
ったく・・・・
「エッチだな、クララは・・・・」
あ、つい口にしてしまった。
「うぅ・・・・言わないでください・・・・・」
そんな反応を少し面白がった後、俺は腰を掴む手に力を入れ、腰の動きを更に早くした。
「あっ!んんっ!は・・・激し・・・・・ですっ・・・・ふぁ・・・・ああんっ!!」
いっそうクララの声のトーンが高くなる。
もう、俺は完全に止まらなくなっていた。そのまま腰の動きを緩めず、クララの中を動き続ける。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と水音もかなり激しい。
「あ、いい・・・っ!もう・・・だめです・・・・っ!あうぅ・・・・っ!!」
「くっ!!」
クララの絶頂と同時に、俺はクララの中で射精した。
「あ・・・熱い・・・です・・・・・」
「くぅっ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・」
しばらく、つながったまま動けなかった・・・・・。
「激しかったですね、御主人様♪」
衣服を整えたクララが笑っていた。
ったく、普段は可愛いくせに、何でエッチすると、とたんに淫らになるかねぇ・・・・・。
「あ、ひどいこと思ってます・・・・・・」
「だからお前は何で俺の思考を読む!」
「また口に出てました」
しまった。
まあ、それならそれで嬉しいからいいか。(オイ
「さあ、じゃあ今度は普通にやろっか♪」
クララはいつもの服に戻り、満面の笑顔で俺に笑いかけた後、俺のモノを服の上からさすり始める。
「あれ、まだ満足してないのかな?もう、メイド服着てしてあげたのに♪」
口調がやけに明るいのが恐いんですけど・・・・・。
「だぁぁーっ、ちょっと待てい!もう寝させろ!!」
「ダ〜メッ♪」
チクショウ、可愛いから憎めん。(泣
どうやら、夜の宴はまだ終わらないようだ・・・・・。
Atogaki
ぎゃあ、もうダメぽ・・・・・・。
メイドスキーだからってコレはさすがになぁ・・・・・。(汗
ごめんなさい、真冬のベーリング海にコンクリ詰めで沈んできますので、許して下さい。(笑
やっぱり、暴走してテンションが高くなる夜中にSSはイクナイね。
以上!元大佐でした〜!!(逃亡
本来WIZ-DOM専門の私ですが、メイドさん小悪魔には正直やられました。
おかしい、メイド服も悪魔もツボじゃないのに…
イチオシは再録の死神女子高生でし。
>>元大佐さま
堪能させていただきました。
\ │ /
/ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─( ゚ ∀ ゚ )< ねじねじ!
\_/ \_________
/ │ \
∩ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< ねじねじねじねじ〜!!
ねじねじ〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ | / \__________
________/ | 〈 | |
/ /\_」 / /\」
 ̄ / /
ねじは置いといて、自分は美奈がツボ
1段のポーズが変だったり背景が手抜きだったり2段高かったりするが、それでも良し
アーネストがいい感じだなぁ、と思ったらコイツ男やった。ヒィヒィ
メイド、子悪魔ウェイトレス萌え。
>>196 自動人形?
う、、、素直に児童人形も萌えてしまいますた、、。
なお厨召喚するつもりではないケド、
後藤なおは今回も期待は裏切らなかったと。
いろいろな意味で妙に安心してしまったり。
これからもいい仕事してくれるといいなぁと願いつつ…
それにしてもシュウちゃん(各務)可愛くなりましたね。
☆ チン マチクタビレル〜
マチクタビレル〜
☆ チン 〃 ∧_ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < ディーナ様まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| Saga2 |/
>>201 フォイルで引きましたv
…二段目だけですが
美鈴が居ない……(´・ω・`)
遙引かない……(´・ω・`)
こっぽーさんdでない……(´・ω・`)
アンデッドに(;´Д`)ハァハァ……アレ?
>>203 むしろネクロマンサーに…
遥、抱きしめてもいい?
…アーネスト萌えー(;´Д`)ハァハァ……アレ?
206 :
f91:02/11/04 22:01 ID:???
サーガ2買ってないからとうとう会話に入れなくなっちまった……。
今更ヴァンキス出てもなぁ…。
毎度毎度の事ですが……
もうちょっとホイル映えするカードをホイルにしてくれよ。
各務といいリムーバーといい、手抜きかと問い詰めたいんだが。
村正やエアリアル級のモンでもないと、単なる使いづらい邪魔なカードでしかないんだが。
ブランジュ二段目……光ってる……1段目無いんですけど。
ディーナ嬢の二段目とか遥の二段目とか。全部1段目無いっちゅうねん。
ディーナいいよぉ〜。
なんか初代ディーナが醸し出してたおとぼけ感が復活した感じ。
2段目もいいんだけど、1段目の方がおとぼけ感が高くてグッドなの。
戦車(;´д`)ハアハア………アレ?
ところでスターターの中身ってランダム?
美春SPレア各1枚とかいうトンデモ引きをしてしまったのだが。
さらに弓削1段のおまけ付き。ショートカットはなぜか萌えんの。水上氏は好きだけど。
ていうか美春を見て初めて巫女なるものに萌えた!!あづみ氏いい仕事してるよ。
メガアスとか。
初日でバルキリーとか美春とか引けりゃいいほうだね。
>>212 質問の分は初心者質問スレでするのが良いと思うぞ。
乱立?にとられてもおかしくないほどスレ増えてるからちゃんと分業させないと…
イレイザーの不買運動スレと青使いの集い場スレは
はっきり言って勢いだけで立ったスレだからなぁ。
なんだかんだ言ってマターリ進行してるから駄スレ認定されてないんだけど。
イレイザースレってまだあったんだ。
>高砂大反転氏
脱いでないから良いんじゃないですか!
と、最萌え以前なら言ってたんですが。支援で遙さんのイメージが定着しちゃって今回のはどうも……
フレーバーも能力もデコの広さ的にも( ´_ゝ`)な感じだ。ドラフトでは猛威を振るってたが。
所で我らアクエリ萌え同志諸君、オフィシャルで2次創作ガイドラインが出たがどうよ?
タテマエでは「従いましょう」
んで、ホンネはフーンってところッス。
間違っても通報シマスタ!はやらないッスね。
頭脳と下半身は別モノってことでファイナルアンサー
>ガイドライン
営利目的でない場合は対象になるのかどうかが微妙なラインかな…と。
とりあえずディーナ様は1段目を4枚、2段目を1枚確保しますた。
デッキ組むのに2段目が足りねえYO・・・・・。
>スターター
2箱買っても重複が全然ねえ。
スタンダード対応にするのがつらいッス。
>ガイドライン
んなコト言うたらワシのSSはアカンですよ・・・・。
また、そのうちに出します。
219 :
NPCさん:02/11/07 14:12 ID:r2e51pUL
>スターター
スターターというわりには中身全然バラバラだよナー。
いくつか買い込まないと40枚デッキも組めない。
構築済みキボン。
ますたー、ねじねじしてっ
−パッチ・ノーム−
>>219 本当に愕然としましたよ。「ありえへん」とか普通に呟いてましたもん。
あと、このスレはsage進行で。
SAGA2のカード足りないから、アルティメットでしか組めないわ(汗
以前からあったサイコパスデッキにSAGA2のカード適当に混ぜて使ってる。
…弱ッッ
222 :
藤咲:02/11/08 23:52 ID:???
ここはとある神社。
ちょっと変わった人達が集う場所・・・。
「フェンリル、蜜柑食うか?」
「うん♪あ〜ん、んぐんぐ」
「日本の冬はやっぱりコタツにミカンだな」
「がう♪」
マインドブレイカーに蜜柑を食べさせてもらうフェンリル。
美鈴の手編みセーターを着たフェンリルは蜜柑とコタツがお気に入りのようだ。
「お茶が入ったよ♪」
「ありがとう、望。気が利くな」
「お茶が飲みたいって強く思っていたでしょ」
「バレバレか・・・能力使ったな?」
「はい♪」
新たな住人の結城望は悪戯っぽく笑った。
「・・・・・・」
「・・・美鈴さんどうかしたんですか!?」
望はこめかみに指を当てて苦悶の表情を浮かべている美鈴を見て驚きの声をあげた。
「あまりの平和さに眩暈が・・・って、こんなにのんびりしていていいんですか!?」
美鈴の言葉に全員きょとんとした表情をする。
「そんな事言っても最萌以来めっきり力も落ちたし・・お前もだろ?」
「そ、それはそうですが、今この瞬間にも」
「お邪魔しま〜す。通りすがりの蒼月の魔道師です♪」
突然現れたソニアはフェンリルの横に座りコタツに足を入れた。
「・・・ソニア足冷たい」
「ごめんごめん」
外で冷やされたソニアの足が触れフェンリルは顔をしかめた。
「ソニアさんは紅茶が好きでしたね」
「ありがとう、望ちゃん」
ソニアは望の入れた紅茶のカップを両手で持ち冷えた手を温めつつ味わった。
223 :
藤咲:02/11/08 23:53 ID:???
「で、美鈴の話はなんだっけ?」
「・・・・・・もういいです」
「中途半端は良くありませんよ」
「みっ、美晴姉さん!?どうして此処へ?」
何時の間にか現れた厳島美晴は男の横でほうじ茶をすすっている。
「大事な美鈴が色欲魔に襲われないかどうか心配で」
「合意の上での行為を邪魔する無粋な輩がいないことをオオクニヌシにでも祈るか」
どうやら美鈴を巡って男と美晴は『こーるど・うぉー』を繰り広げているようだ。
男の横に座ったのも牽制の意味だろう。
「まさか手ぶらで来たわけでもないよな〜阿羅耶識の巫女様?」
「貧乏人には絶対縁の無い『と○や』の特注羊羹を持参いたしました」
2人の間には既に時空の歪みが発生している。
「ふ、2人とも、落ち着いて下さい!」
「何を言ってるの美鈴?」
「落ち着いて巫女様持参の高級羊羹でも食べてろ」
「・・・・・・」
美鈴は2人の寒気がするほどの笑顔の前に沈黙するしかなかった。
「・・・望ちゃん、顔色悪いけど」
「・・・能力使ってなくても2人から凶悪な思念が流れ込んで来ているの・・・あぅ」
「・・・フェンリルの毛も逆立ってる」
残りの3人も恐怖を感じている・・・当然か。
「ふふふ♪」
「はははっ!」
ここはとある神社。
かなり変わった人達が集う場所・・・。
224 :
藤咲:02/11/08 23:58 ID:???
ずるずる・・・。
久し振りに変わり映えのしないものをw
田舎なので身近な店舗全てから「U」が消滅しました。
隙間を埋めるようにPパックが・・・。
>変わり映えのしないもの
だがそれが(・∀・)イイ!
・・・でも、美晴の方が妹なのではないですか?
ぎゃざのSSで出てたな。
確か妹だったと思うが、手元に無いので確認できん。
変わらない方がいいってモノはありますよ。
後、美晴が妹です。
2段目が確保できん。友人も先輩も持ってないし・・・・。
>美晴
従姉妹くらいに思ってた……だって、一人娘……。
(;´Д`)/ < 先生!ディスプレイザー・クロークが工口工口でたまりません!
>>228 美晴の年齢次第だろうなぁ。
イレイザー艦隊の出現から極星帝国の侵略まで
およそ10年の期日があるから、その間に美晴が生まれたとすれば辻褄は合う。
あと、養女説とかね。
#ルールブックなどでは真偽の程が定かではなかった「10年説」は
#アクエリSaga2の歴史年表にてファイナルアンサーが出た模様。
>10年説
マジ?じゃあ、真由美とかの年r(パケロス
231 :
藤咲:02/11/10 01:36 ID:???
>>225、226、元大佐氏
御指摘ありがとうございます。
勘違いしていて恥ずかしいです・・・。
少しでも感想をもらえると創作意欲が湧く私(単純
次回は失敗しないように。
>>230 「エスパー」とか「サイキッカー」というのから「女子高生」が消えているという罠。
でも制服っぽいのを来てるという罠。
・・・年増のくせに制服着ていいのは秋子さんだけだ(スレ違い激しくスマソ
ていうか白以外年齢が自由自在っぽくて怖い。
233 :
NPCさん:02/11/10 17:12 ID:9lt1jSa5
>>230 「エスパー」とか「サイキッカー」というのから「女子高生」が消えているという罠。
でも制服っぽいのを来てるという罠。
・・・年増のくせに制服着ていいのは秋子さんだけだ(スレ違い激しくスマソ
ていうか白以外年齢が自由自在っぽくて怖い。
う、バグったぽかったからもう一度書き込む押したら2重投稿に。
しかもageスマソ。
235 :
KS:02/11/10 20:44 ID:???
「女子校生エスパー」とかだと一気にアダルトビデオ臭くなってしまうワナ(w
愁☆さんカードでファンデッキ組もうと思ってたのに
ネームレベルが1枚も無いよ・・・。
アイドルスターとズマ入れてファンデッキと言い張っても
誰も信じてくれないだろう罠。
しばらくアルティメットでいくかのう。
>>saga2真由美
でも、結構みんな年とってないよね?
どうみても若返ってるキャラも多数だしw
WIZ-DOM連中の外見はアテにならん罠。
特にクラリス師やディーナ師が存命な限りは。
小説ではクラリスは140歳らしいですし
240 :
f91:02/11/11 19:46 ID:???
>>239 ガ━━━(゚Д゚;)━━━ン!
あの顔で140…!?
>f91殿
外見にだまされてはいけませぬ。連中には魔術という反則技があります。
自分にクリーチャー分類つけちまうくらいなんだから、若作りぐらいなんとでもなりましょう。
>小説
ぎゃざに載ってた小説では200歳オーバーとか言ってたような気が…
誰かクラリス師を止めてくれ。
だがそれがいい…
200年の熟練の業、(;´Д`)ハァハァ
躰は若返っても脳みそはそうではない罠。
なので、覚醒から処女宮までの間に
「‘味方’のクリーチャーをアタック/ガード宣言させる能力」
を忘れてしまいますた。(もしかしたら2版までかも)
やっとこさねじこGETぉー!(1BOX+スターター×3強で一枚。)
>クラリス
二百年の間に恋人、何人いたんでしょうね…
あうあう……夜羽子×鈴鹿、まだ書きあがらない……
そうこうしているうちに美晴養女説を布教するためのSSを思いついてしまう罠。
先にそっち書いてもよろしいでせうか?
>依風はるか殿
実は仕事が恋人(仕事つーか趣味?)で二百年間独り身なクラリス師とか言ってみるテスト。
つか2次創作18禁厳禁・・・
>>246 非営利ってことでw
>>高砂さん
なんかその養女SS楽しみです。
独り身>私は萌え死ぬかもしれません。
皆様…今まで優しくしていただいてありがとうございました…
ねじねじに(;´Д`)ハァハァしてる香具師は素人
…美奈でハァハァしてる自分が言えた立場じゃないな(w
>>246 フルネームは出してないでしょ?
んな事言ったら某銀河天使とか猫耳とかすごい事になるし
幸いBr社も同人狩りはする気無さそうだし…まあ、節度ある、ってくらいなら
>二百年の間に恋人、何人いたんでしょうね…
200年の間たった一人の男性(もしくは女性)が
忘れられないという可能性も。
ホムンクルスの研究もその人を再び蘇らせる為とか。
……だったら良い。とても良い。
>クラリス師の恋人
worksシリーズの数だけ……(w
同じ顔(絵師)ってことで美鈴×遙といきたいんだが……
遙全然引かないのでイマジネーションが湧いてこぬ。鬱……
>200年の熟練の業
二百年の間経験無かったりして。んでWorksに手ほどきを受ける。
初々しい二百歳やのう……ってそしたらWorksは誰に教わったんだ。
なんとなーくバキネタ。処女宮の小説ラストページを参考のこと。
舞「趣味 悪すぎるわよ、中学生の情事を覗き見るなんて」
遙「クスクスクス…オモシロイことを言う
親友の寝顔にキスして一人で勝手に照れまくり赤面することを情事と呼ぶなど
生物史始まって以来のことだろうね」
何でいきなり遙さんが出るのかは気にするな!
…パソが死んだ…
今までコピペで溜め込んだここのSSが…。
書きかけのSSが…。
やっと続きが書けると思ったのに…(泣)
>高砂大反転氏
許可!
…っていうか俺も書けよ…(鬱)
>252
きっと他のホムンクルスを練習台にしたんでしょう。
んで、擬似シンクロで自分で確かめる、と。
…いかん、またネタが…(w
>253
さすが、遙さんは情事となるとお詳しい。
>んで、擬似シンクロで自分で確かめる、と。
そしてクラリス氏にアタックアタック。
三戦板でこんなの発見。セリフのみアクエリ仕様に換えてみますた。
神? 英雄? ワシはただの武将に過ぎんよ。
ただ生き返っただけの、な
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Ω__
ノ___,ゝ
(´┏┓` )
∧兎∧ ▼ )
〈 ・ ミ )
/ ) ミ(_) ◎ミ
(__ イ ノ ミ
( / l /
/ /"~< < ヽヽ、
/_/ ヽヽ '= '
ノ__l '= '
無理矢理スタンダード対応にしたら弱ぇな・・・・・。
魔女様の1段目が現在7枚・・・2段目出ろや・・・・・(泣
>238
両方ともに年齢詐称です。特に悠久版(爆
>高砂大反転氏
書け!高砂大反転氏!現にコロニーはあるのだ・・・・・じゃなくて(w
スレ違い失礼。
>>256 三国志キャラは純粋に好きだ。人間として尊敬の対象にさせていただいております。
横山光輝氏万歳(スレ違う?
>>257 閣下、星の屑はついに・・・。あとはっ!!
黒撤退(汗
イヤ、思いっきり踏み外したな。
ていうかオジサマ好きだな漏れ(藁
「アクエリsagaU只今売り切れ中です。」ってどういうコトだぁぁ!?>マ○ソース
三宮行けば売ってるけど、電車賃掛かるしなぁ…
260 :
AVG:02/11/16 23:10 ID:???
お久振りですの、なAVGです〜(ぺこり)
うみゅ〜・・・なんか予定と大幅に内容が変わってしまいましたけど、弓削さんのSSが出来たので貼ります〜(ぺたぺた)
相変わらず駄文ですが・・・感想くれる人が居ないので、下さると嬉しいです〜
そして・・・・・・高砂大反転様に怒られないように祈りつつ・・・(ドキドキ)
261 :
陽炎:02/11/16 23:11 ID:???
〜プロローグ〜
都内某所。
そこは慣れた境内。
天気は雨
境内の石畳を打つ音が、私の心に落ち着きを与えてくれている。
澄み切った空気は季節が夏から秋へと移り変わりを教えてくれていた。
私は物思いに耽る。
幾多の戦いが繰り広げられ、多くの血が流れた。
そして、それはこれからも続いていく。
一太刀。
私は傍らに置いた愛刀を振り抜いた。
目には見えない運命の鎖。
あるいは、それはけして断ち切る事の出来ない戒めであり永遠。
軽やかにステップを踏んで巫女は舞う。
鋼が風切り音を残し小気味の良いリズムを刻む。
絡めとられたのはいつなのか。
無心で手にした
目に見えない
滴り落ちるのは涙なのか、それとも
262 :
陽炎:02/11/16 23:13 ID:???
〜1〜
「おはようございます、遙さん」
そう言って、私に挨拶をする美鈴。
結巫女、と呼ばれ私たち阿頼耶識のトップに立つ巫女。
そして私の想い人。
笑顔では居るが日々の戦闘の報告、そしてマインドブレイカーの攻撃に対応する事に追われ、多忙の日々を強いられている。
……私には、それらの手伝いは出来ないのが辛い。
戦闘ならば阿頼耶識のトップに近い場所にある自信はある、けれどもそれ故に戦闘が私の居場所だった。
美鈴の今している仕事は、私に与えられた仕事ではない。
だから、手伝ってはいけないのだ。
バサバサという羽音に顔を上げると、そこには一羽の鷹
それは、私に戦闘を伝えるためにやってきた伝言役だった。
263 :
陽炎:02/11/16 23:13 ID:???
〜2〜
始まりの記憶。
濃い鼻につく匂い……それは血の匂いだ。
真紅
私の記憶はそこから始まっていた。
生まれついた時からその身は戦いの中にあった。
「…遙?」
呼ばれて、意識が戻ってくる。
呼んだのは各務柊子。
辺りを見回すと、もうそこは見慣れた神社のすぐそばの通り。
戦闘にはそれほどの時間はかからなかった。
相手は、イレイザーの偵察部隊だった。
捨て駒だったのだろう、私一人であったとしてもそれはものの数分で終わっていた。
思い出すのは真紅。
鼻につく、慣れた血の匂い。
怯えた表情。
私はそれを消し飛ばす、一息の間に。
過去も、未来も、その少女が持っていたであろう、おおよそ全てを、まとめて。
名も知らぬ少女の全てを、いつものまま、まるで呼吸をするかのように。
ふと、自分の腕を見た。
拭いきれなかった血が、微かに残っている。
それは少女の無念のように、私の罪のように。
264 :
陽炎:02/11/16 23:14 ID:???
〜3〜
「お帰りなさい」
そう言って、出迎えてくれたのは美鈴。
各務と別れ、なんとなく一回りして戻ってきたのは私。
笑顔。
それは決して無邪気なものではない。
全てを知った上での、ねぎらいの笑み。
ふと、彼女の手に視線を移す。
汚れていない、真っ白な手。
ワタシノテハ コンナニヨゴレテイルノニ
私の大好きな笑顔
ナゼワラウ スベテヲ ウバッテユクワタシニ
護りたい、そう心から思わせてくれる彼女
ジブンハテヲヨゴサズニ……
−視界が一瞬眩んだ、私で無い何かがそこに居た−
265 :
陽炎:02/11/16 23:15 ID:???
〜4〜
何をしているのか。
私の手は美鈴の喉を締め上げていた。
何をしているのか。
私の口は美鈴を罵倒していた。
何をしているのか。
私のしたいことは……
「……っ……違う!!」
ぱん!と聞こえた、私の中で何かが砕ける音。
それと同時に私の手が緩み、美鈴がしなだれ落ちる。
喉を抑え、荒い呼吸をする。
「違う……違う……私はそんなこと思っていない……」
では、先ほどのあの感覚は何なのか。
自分に問い掛ける自分。
「……遙…さん…」
こちらを見ているであろう、美鈴の声。
駄目
美鈴の方を見ずに、私は走り出した。
−今ここに居たら、きっと私は彼女を壊してしまう−
266 :
陽炎:02/11/16 23:17 ID:???
〜5〜
「…遙さん……遙さん」
私を呼ぶ声に、返事を出来なかった。
美鈴は、結局あの後私を追ってきた。
気付いたら、私の部屋まで来ていた。
……嬉しいのと、怖いのが半分づつ
「遙さん?」
部屋の扉を開き、彼女が顔を見せる。
ほっとしたような表情。
数秒、何も言わずただ見つめ合う。
壊したいという衝動、愛しいという気持ち。
どちらがより強いのか、その答えが出る直前。
ふわっとした感触が、私に伝わった。
「大丈夫ですよ」
私を抱きしめる美鈴の声、温かな体温。
自然、涙が頬を伝う。
しがみつき、嗚咽し泣いた。
−仏様、どうかお願いします、私からこの人を奪わないでください−
それは祈り
たった一つの 大切な願い
〜Fin〜
267 :
AVG:02/11/16 23:21 ID:???
と、いうことで久しぶりのSSでした。
こうやって文章を書くの、楽しいなぁ・・・と最近思ってなんだか嬉しいAVGでした。
なんか見てて遙さんカワイソウになってきた……
かといって甘々描いてあげれないしなぁ。
あと、言って良い物か……仏?
>>268 阿羅耶識である以上「神さま」とはちょっと言いづらいからねぇ。
>>268 基本的にみんな同じものです。
−WIZ-DOM大好きな真言宗坊主志望−
>>259 意外と湊川の方ですか?お近くv
271 :
NPCさん:02/11/17 02:12 ID:FaKhspba
>>269 ごめん。本当にごめんだけど一つツッコミ。
神社は神を奉るとこで、仏を奉るのは寺です。
どっちも阿羅耶識。
さらにごめん。
あげちゃった…。
273 :
藤咲:02/11/17 15:58 ID:???
>AVGさん
遙さん・・古い神々、荒魂を押さえつけられる彼女でも自分の心は・・・。
だー、美鈴さんの前だけで見せる弱さがもうかわいいよチキショー!(アホ
次回も期待していいですか?
274 :
藤咲:02/11/17 22:35 ID:???
(あの人はまだかな〜♪)
藤宮真由美は締りのない幸せ顔で駅前のベンチに座っていた。
今日の服装はいつものセーラー服ではなく、キュロットスカートに生成りのセーター、薄手のコート(兄におねだりした物)だ。
今日は戦いを離れ一般人の彼氏とデートの予定であり、それが締りのない顔の原因である。
真由美は待ち合わせ時間の30分以上前に来て今日の予定を練りつつ妄想の世界に浸っていた。
(こういう時は待ち合わせ時間の30分前に来て、5分前に来て既にいる私を見て
「ごめん待った?」「ううん、今来たところ♪」
なーんて言ってみたり♪)
真由美はその情景を頭に思い浮かべ笑みを浮かべるが、周囲から見ればただの危ない人だった。
「誰かと待ち合わせ?」
その夢を打ち砕くような人物−夜羽子・アシュレイ−がいきなり目の前に現れた。
「おっ、まさか彼氏とデートか〜」
「なっ・・・」
(色々な意味でまずい!)
自分の立てた計画がゴシップ大好きな夜羽子の所為で駄目になる+2人の関係が仲間にばれること恐れた真由美は実力行使に出た。
「夜羽子ちゃん・・・ごめん!」
「えっ!」
真由美はありったけの力を振り絞って夜羽子を因果地平の彼方へ転送した・・・。
(ふぅ〜、危なかった)
障害を排除し一息ついた真由美へ1人の男が歩み寄っていった。
「お待たせ、待った?」
「えっ、あっ、今来たところだよ」
突然、意中の相手が現れ動揺した真由美であったが妄想通りの返事をした。
「息が荒いけどどうしたの?」
「ちょっ、ちょっとね。あははっ!」
真由美の不自然な様子に首をひねったが深くは追求しなかった。
275 :
藤咲:02/11/17 22:37 ID:???
「・・・本当に私の見たい映画でいいの?」
「うん、真由美ちゃんがどんな映画が好きか興味あるしね」
「ありがとう♪」
映画館の中ほどの席に座った真由美達は上映初日の恋愛映画『覚醒の乙女達』の開始を待っていた。
内容・キャストが全て秘密という謎の映画だが、製作会社が数々のヒット作を手がけた『ITSUKIスタジオ』の為に前評判が異常に高い。
(まあ下手な映画を見るよりはいいよね・・・)
真由美は製作会社が『ITSUKIグループ』の系列という点に一抹の不安を感じたものの、他にめぼしい映画が無かった為にこの映画を選んだ。
ちなみに映画にこだわるのは「デートと言えば映画!暗い館内であの人の手を・・・」という思い込みからだ。
また映画の優待券を兄からもらったのも理由の1つだ。
(やられた・・・)
始まって数分で真由美は頭を抱えたい気分だった。
それというのも映画の内容が「突然超能力に目覚めた少女が少女を覚醒させた男と共に2人に襲いかかる少女達と戦い、そのうちに2人の間に恋が芽生え・・・」というものだったからだ。
(まんまじゃん・・・しかも主演がひびきちゃんだし)
スクリーンに映し出されたヒロインの少女は、まぎれもなくスーパーアイドル小鳥遊ひびきだった(主人公は東海林翼)・・・。
それでも愛しの彼氏が手を重ねてくれたお陰で最後まで見続けることが出来た。
(これはこれで・・・)
真由美は複雑な思いを抱きながらもスクリーン上の男女を見つめた。
前の席にいる彼氏?連れの東海林光+結城望の存在を無理矢理意識の外に追いやって・・・。
276 :
藤咲:02/11/17 22:37 ID:???
「今日は僕のおごりだよ」
「本当に!?」
映画の後、2人は近くの小奇麗な洋風レストランで食事をすることにした。
その店は低価格の割に味・量も十分なものであり特にケーキの人気が高かった。
(今度こそ普通のデートらしく
「ほっぺについてるよ」「え、どこ?」「ここ♪(取ったのをぺろ)」
な〜んてね♪)
真由美が甘い妄想を膨らませているまさにその時、
「・・・何故こんな場所で昼食を」
「いいじゃないですか。丁度美鈴さんもお出掛けのようですし、暇でしょ」
「・・・まあな」
真後ろの席から弓削遙と沖田総司の声が聞こえてきた。
(何でいるのよ!?)
「2人とも日替わりランチで・・デザートにケーキセットを」
真由美が心の中で叫びをあげている中、総司は遙の分までさっさと注文をした。
「男のくせに甘い物が好きだなんて変わった奴だな」
「生前からよく言われました」
遙と総司の存在に“いつもの日々”を思い出して真由美はげんなりしつつも、表情に表さないように努力しつつ彼氏との食事をこなした・・・。
その後も公園でフェンリル・ブランシュ・ソニアの三人組を鯛焼き10個(自腹決済)で退けたり、暴走したイレイザーの廃棄品アンドロイドを解体業者送りにしたりと中々デートを楽しめなかった・・・。
277 :
藤咲:02/11/17 22:38 ID:???
「・・・楽しくなかったでしょ、真由美ちゃん」
「そ、そんなことないって!」
夕日に照らされた男の寂しげな表情に真由美はどきりとさせられた。
(ど、どうしよ!?)
狼狽する真由美そこへ、
「何やってるんだ?」
「駄目ですってば、きっと大事な話の最中ですよ!」
厳島美鈴の制止を振り切って(美鈴を引きずりつつ)真由美のマインドブレイカーがやって来た。
「真由美ちゃんの知り合い?」
「えっとその・・・」
(何て答えればいいの!?「私を支配している人です(はぁと)」なんて言えるか!)
真由美の困惑をよそに男はMBを眺めた。
「俺か?俺は真由美の遠い親戚でこの近くの神社で神主代理をしている者だ」
「初めまして。その神社で巫女をやっている者です」
冷静に状況を把握した2人が(MBの方は笑いを巧妙に噛み殺しながら)当り障りのない自己紹介をした。
「君は真由美の彼氏か?」
「ええ、そうです」
男はMBの言葉に少し照れながらもしっかり答えた。
「真由美は感情の表現が少し苦手だからな。しっかり汲み取ってくれよ」
「はい!」
「それじゃあ用事があるので失礼する」
MBがきびすを返すと美鈴も礼儀正しくお辞儀をし彼に続いてその場を去った・・・。
278 :
藤咲:02/11/17 22:39 ID:???
「・・・格好いい人だったね。流石は真由美ちゃんの親戚だよ」
「あ、ありがとね」
(本当に口だけは上手いんだから・・・でも今は感謝♪)
真由美はMBの言葉により状況の好転を感じた。
「ごめんね。さっきは変なこと言って・・・もっと真由美ちゃんの気持ちが分かるように努力するよ」
「ううん。私も素直になれるようにね・・・」
(少し誤解しているみたいだけど終わり良ければ・・・)
真由美はそっと男の唇に自分の唇を重ねた。
夕日が完全に沈むまで2人はその場を離れなかった・・・。
そのころ
「あの〜、つかぬ事を聞くけど、ここって何処ですか?」
「えっとエンジェル隊の旗艦エルシオールです♪」
夜羽子の質問に答えたのはミルフィーユ・桜葉であった・・・。
ちゃんちゃん♪
279 :
藤咲:02/11/17 22:42 ID:???
熱にうなされながら何とか書き上げました(←寝ろ
みなさん風邪には十分気をつけましょう。
昔のプロモアニメを見てぜーはーぜーはー。
>>270 ふむ、同じ阿頼耶識の者として言わせて貰うとだな……
覆面くらいはつけるが良い、暗殺者が送られても知らんぞ。
>>271 神社の境内の中に寺があったり、寺の中に鳥居があったりと神仏習合によってあいまいになっている場所もあるのだがな。
神宮寺などその例だが。
その神社の由来を調べてみるのもまた面白い。
神道と一言に言っても経派は色々あるのだ。。。
>>280 でも覆面なんかしてたら見つかった途端
@美鈴さんに斬られる
Aコッポーさんにどつかれる
B栞に玉串でしばかれる
のどれかを速攻でたどる罠…
覆面=変態のレッテルが張られる罠。
今は誰のおぱんちゅでつか?
284 :
271:02/11/18 23:50 ID:???
>>280 まぁ祖神も言い換えれば仏な訳だし…あくまで基本的にという話で。
主旨は「どちらも阿羅耶識」って事なのでご容赦下さい。
とかいいながら巫女には萌えられても尼には萌えられない私…。
このトリップも8文字になってから今ひとつである…
新しいトリップを探すたびに出よう。
>>282 今は大鳥桜子のぱんちゅである。
さて、次は誰のものを手に入れるか…
>>284 尼にも巫女にも萌え、…否!
欲情できるように修行するべし……抉り込むように突くべし突くべし。
>>284 >巫女には萌えられても尼には萌えられない
それですよ。私の悩みは…
覚醒の尼僧には萌えましたが、何か?
まっ、普通の尼にはちと萌えられませぬが…。
アンチクライスト(?)なのにシスター萌えな俺はダメな香具師ですが…
>>270 依風氏
いえ、芦屋です。何も無いから困る…昔は神戸市民ですたが。
>>284 271氏
そういえば、「巫女萌え」という言葉はよく聞きますが
「尼萌え」って言葉は聞きませんね…
尼だけにガラが悪い……スンマセン、ローカルネタですた。
冗談は置いとくと、やっぱ尼さんは結構薹が立っているってイメージがあるからかと。
290 :
AVG:02/11/20 21:12 ID:???
あうあう、感想を下さった方々、ありがとうございます〜(ぺこり
神様、と素直に書けば良かったんだ・・・とちと目から鱗でした。
>藤崎様へ
えっと・・・この続きですけど・・・一応書いてる最中ではあるんですよ。あのままでは流石に物語としてあまりにも中途半端ですしね。
ただ、書いててなんか・・・すっごく悲しい話になってきちゃって・・・・・・書ききれるかの自信も無いし、読んだ方が嫌な気持ちにならないか不安なのですよ(汗
>>287 ,というか普通の尼さんも最近みません。何ででしょう?
しなびたシスターなら駅によくいるんですが…
>>288 芦屋ですか。イエサブあたりで会ってるかもしれませんね。意外と。
キラレアサーチは絶対あてにならない。
♂でしかも同じカード2連続って・・・・・
>292
ブロコリの仕掛けた地雷です…
死式二枚連続、どうすりゃいいんだ
それよりアクエリのサークル少ねぇよな
ただいまスランプ中…
ネタは間欠泉のごとく吹き上がるのにてんで文章にならん…
と、見苦しい言い訳は置いといて、雑談モード。
メガミマガジンで美鈴が着たりと物議を醸した(のか?)ヴァンパイアプリンセスの衣装。
モチーフの彼岸花は吸血姫のイメージにぴったりだなぁと思って花言葉を検索してみたところ、「陽気な気分」と出た。
別の意味で夜羽子にぴったり…そこまで狙ってたのか? あなどれん。
>>296 藁。ヒゲの師匠恐るべし。
さらに誕生日と誕生花かぶってたら怖いよな。
>>295 大まかな世界観は出てるけど、それを元にどうこうしていくのは結構難しいと思われ。
こうやって自作SS載せてるこことかはそういう意味でみんな頑張ってる。
>>292 各務秋成4枚連続出ましたが何か?(うちホイル1枚
>>292 サーチってどうやるんですか?
「サーチ禁止」とは書いてあってもどうすればいいやら…
299 :
f91:02/11/26 08:11 ID:???
>>297 ブースターパックで、もしキラが入っていると真ん中がやや反り気味なので、
そこをうまく見極めるんじゃなかったっけ?
俺はサーガU買ってないからUでも同じ方法かは分からないけど。
反ってたり反ってなかったりするけど。
もっとも、アクエリはキラが当たりとも限らんしナ。
>298
コーティングされている分、そうでないパックより重いんです。
>298
パックを触ってもわからない人はパックの違いを見るんです。
裏のパックの閉じてる場所が隠してる範囲が違ったり、圧縮部分をめくって見て銀色の部分の幅が違ったりするのにキラが入ってることがあります。
製作する際にキラを別の工程で作ってキラでないのと枚数を合わせてボックスに入れているのだと思われます。
もっとも、私はデッキに入れるカードはキラでないほうが良いのでキラ以外を引きますが
絵キボンヌ
>>299-303さんありがとうございました。
サーチ可な店で試してみます。
>>304 画師さんが痺れを切らすまで待ちましょう。
それが得策です。それとなく萌えるシチュを言ってみたりw
ドラ息子読んでる人っています?
本スレ読んだら息子のアクエリ新連載がどんな漫画なのか気になったり・・
批判みたいに聞こえるかもしれないけど、サーチなんかしてお目当てだけ当てるのっておもしろいかなぁ?
そりゃお目当てのカードが出るとは限らないけど。
でも何が出るか分からないからパック式はワクワクドキドキするし、それでキラを引き当てたときの喜びがまたヒトシオ、童心っぽく。
だから箱買い(藁
>>306 『アクエリのジャン』
閉店間際のカードショップに入ってきた男はデッキを見せろと言った。
「キャラクターカードが5割を切っている上にファクターの足りないファスト。
コンセプトが矛盾するカードの選択……これ、もしかしてデッキ?
俺ならもっといいデッキを作れるぜ!」
アクエリは勝負だ、と断言する男に対し、ショップの娘はアクエリは心だと主張する。
やがて毒舌のアクエリ通ヒゲサングラスを怒らせたことにより、彼らは
全日本若手アクエリ選手権へ出場することに……。
>>306 けっこう微妙w
本スレでもあったけど、CCさくらをアクエリ変換した感じ。
でも致命的欠陥として、萌 え な い 。
>>308 そういうのなら読んでみたかったw
>>306 パンを1斤まるごとかじりながら学校行くとか
ギャグとしては最高w
311 :
306:02/11/27 23:50 ID:???
答えてくれた方どうもです。
そうか、微妙か。
キロさんだから期待してたんだけど・・
明日、立ち読みできる本屋を探してみます。
>>308 むしろそれなら今までのアクエリコミック中最高評価を受けますってw
313 :
f91:02/11/28 08:41 ID:???
ところで(話題がずれてスマソ)、今タレントデッキ作ってるんだけど、
ここにいる皆さんは分類タレントでよく使う、もしくはお気に入りっている?
ちなみに俺は今キティアイドル使ってる。他に使ってる人見ないし。
タレントデッキ作ろうと思った理由がこのキティアイドル使いたかったからだし。
4/(3)/3で3ファク1コスは強いと思うんだが。
タレントといえばみんなブライトパームかサイコパス?
同じような質問として、黒を使ってる人、どのアイコンでどのキャラ使ってる?
俺は分類イレイザーでガルーダとセラフを使ってるんだが。
ガルーダも使ってる人見ないな。レジスト持ってるから強いと思うんだが(´−`)
>>313 >分類タレントでよく使う、もしくはお気に入りっている?
・・・・・デッキのなかにまともに入っているのは、でじこだけ。(sagaTのやつ)
>黒を使ってる人、どのアイコンでどのキャラ使ってる?
・・・・・分類はドラグーンで、ィア−リスですね。
調べたところ、ガルーダは持っていなかった。
>>309 萌えないCCさくらって全然ダメダメな気が…。
それならいっその事みんとを主人公にし(以下削除
>313
とりあえずイベントコンパニオン4積みだったな。
あとはアルビノ。
黒ならアイコンはサイボーグ、PSIボーグ入れてる。
ただしイレイザードラグーン4は外せない。
あと白でも黒でも使者は毎回入れてた。
アルティは知らん(藁
自己レス。(>>314)
sagaTのでじこ・・・・アイコンがワーカーだった。
鬱だ・・・・首吊ってくる。
>>313 f91氏
イベントコンパニオン、ゲブラー、トルバドール4枚積みでした。
あとはクラスメイト、マドモアゼル…イラストが好きだからw
>ガルーダ
一時期使ってましたよ。周りが皆ィアーリスだった時に。すぐ外したけど
>>タレント
ひびき使ってる人っている?コロ8.5でアイドルスターに2人ほど食われたが。
にしても美春2段のセリフ、レアもキラも誘ってるとしか思えんな。
犯ってやりましょうかチキショウ。
>>307 ♂ばっか出たのでキラレアサーチ嫌いになりました。(藁
今では普通に買っとります。
>>f91さん
>分類タレントでよく使う、もしくはお気に入りっている?
アイドルスター。(saga2の)
むう・・・私はタレント使わないな・・・・・。
タレントには小鳥遊ひびきもいるだろう、と言ってみるテスト。
>黒を使ってる人、どのアイコンでどのキャラ使ってる?
分類イレイザーでマトリエルっす。
あとは、黒がメインじゃない時にスパイボーグ4枚とか。
昔は黒のみで組んでて友人に嫌がられてたなあ・・・・・。
黒対策してるやつ少ないから。
321 :
306:02/11/28 20:47 ID:???
ドラ息子のアクエリ読みました。
なるほど。あくるのような悶えるような萌えは期待できなそうですね。
画は萌えなんですけど・・変身とか。毎回それしか楽しみ無さそう。
うーん・・・これならあくるを続けて欲しかった・・・
>タレント
好きと言えばひびきかな。
昔はツインスターとか使ってましたが。
>313
漏れは“エドワード・オルブライト”。
>319
ここは犯ることが許されるスレだ。
と、煽ってみるテスト。
構築済みの1段目キラにも乞うご期待????
323 :
NPCさん:02/11/28 21:49 ID:ArFB8EJY
>>319 >>322 一段目もそれなりに誘ってる。
今夜の予定確認とか(萎
てか巫女は純血じゃないのか?聖女は処女なのに。
324 :
f91:02/11/28 21:58 ID:???
>お気に入り
なるほどなるほど・・・。よく分かりました。答えてくれた皆さん、
ありがとうございます。ひびき、マトリエルは興味にかられて使ったことが
あったような。でも、結局使いこなせなかった(つД`)
イベントコンパニオンは本命の望デッキに常時入ってます。ゲブラーは青緑デッキ、
トルバドールは4枚集まらなかった・・・。
>名古屋人さん
エドワード?オリオソですか?
>美晴
サーガUのパックを今日初めて買った。レアはその美晴だった。
「ダメだよ・・・・・・」
・・・とりあえず犯っておきましょうか(藁
エドワードはPRなら萌えるw
>タレントのお気に
無論、朱鷺子姉さんですv
>イレイザー
ちょっと趣旨から外れますが、デッキが何色でも常にピョコラ様はいらっしゃいますよ。
なんてったって悪ですから!
美晴か…未だにお目にかかってないなぁ…w
引くレアは大抵WIZ-DOMですから!
結局サーチのほうはできる店が見つかりませんでした。
自慢っぽいが、SagaUの引きかなりイイ。
白赤黄色とすでにキラは4種出てるし。リムーバーキラ2とか、美春各1とか、壱与萌え。真由美にいたってはキラ5レア3という謎ぶり。ふぶきは1枚も出てないのに。
というか5箱買ってキラ34枚というのはどうかと・・・(藁
さぁて、覆面さんの出番かな…失礼(;´Д`)
>サーチ
自分は知らないけど、友人がかつてアシュレイ2段ばっか当てて悶絶してますた
>タレント
SagaUなら美奈、Tでデッキに入るとしたらブライトパーム、ツインスター
タレントの話で誰もタイムリーパーを挙げないのは、
やっぱりここが萌え隔離スレゆえなのだろうか・・・。
つーか、全く萌えをからめないカード構築話なら
本スレでやった方がいいわけだしね。
331 :
藤咲:02/11/29 01:05 ID:???
穏やかな午後、縁側で1人の少女が日向ぼっこをしていた。
「いよ〜」
「・・・」
「いよってば!」
「・・・・・・」
「露○きょ〜」
「・・・・・・・・・」
「・・・こうなったら(ぺろぺろ)」
フェンリルは美作壱与の頬を舐め始めた。
「・・・きゃっ!」
「遅いっ!」
やっと反応した壱与にフェンリルは思わず壱与の額をはたいた。
「う〜痛いよ、フェンリルちゃん・・・」
少し赤くなった額を両手で押さえる壱与の瞳−神々の世界を覗き虚ろになっている−を見てフェンリルは緊張した。
「・・・もしかしてあっちの世界を見ていたのか?」
「そ、そんなこと・・ないよ・・・」
必死で否定する壱与だったが逸らした瞳は虚ろなままだった。
「嘘つき」
「嘘じゃないもん!」
「じゃあフェンリルの目を見て言え」
「・・・・・・意地悪」
そう言うなり壱与はその場を逃げ出そうとしたが、フェンリルの長い尻尾が足に巻きつき見事に転んだ。
「うぅっ・・・」
「何でそこまでして戦う?」
転んだ壱与に手を貸しながらフェンリルは尋ねた。
「・・・ここが私の居場所だから」
「だからって壱与がいなくなったら元も子もないだろ?」
「でも・・・んっ!」
なおも食い下がる壱与の口をフェンリルは自分の口で塞いだ。
ほんのりと紅くなる少女達の頬・・・そして衣擦れの音。
こうして今日もまた穏やかな午後は過ぎていく・・・
332 :
藤咲:02/11/29 01:14 ID:???
何となく書いてみたので投下します。
美鈴さんの凌○を書こうとする度に風邪を引いたり腹痛を起こしたりするのは阿羅耶識の呪いですか?w
>美晴
純潔=処女とした後に微妙に曲解すればアッチはやっちゃって良いってのが最近の風潮みたいですね♪
彼女の運命はいかに!?
美晴誘い受け〆縄輪姦を脳内で展開中。
巫女は本来純潔であるべきなのだが……
ロマンの為なら犯す、これ最強。
334 :
f91:02/11/29 17:22 ID:???
>>333 (;´Д`)/<先生!〆縄は本来人を縛るものではないと思います!
でもうちの望とキティアイドルは縛られてしまった・・・(*´д`*)ウワァ
>>334 (;゜*゜)/<異議あり!ヒゲグラスにとっては「荒縄」と「注連縄」は同意語だと思います!
よく練った〆縄をアナールへ挿入、悶える美晴。
他にも〆縄には以下のような使い方もある。
・〆縄で吊るす。
・〆縄で叩く。
・〆縄で首を締めながら姦。
・淫乱婦を降霊させて〆縄。
・〆縄だけ使わせてオナーニさせる。
・極太〆縄挿入。
〆縄は最高だ(*゚∀゚)=3
337 :
NPCさん:02/11/29 22:18 ID:trmd2Tml
SagaUは名前がやっかいなのが増えてる。
そのぶん名前の本意がよくわからんが、意味不明なのに意外と萌えたり器具っぽい名前がありそうな。
調べてみるか。
>>336 (*゚∀゚)=3(*゚∀゚)=3(*゚∀゚)=3ムハァムハァ
339 :
KS:02/11/29 22:53 ID:???
う……ソーサク意欲が……
>>336 ・淫乱婦を降霊させて〆縄。
がいいです!
>>336 素敵なご趣味でらっしゃる。
自分としてはさらに
・御神木に〆縄で縛り付けて放置
を推奨します。
>>336 私も『淫乱婦を降霊させて〆縄』かな。
|д゚).。oO(なんか〆縄フィーバーだなぁ)
>>343 注連縄はフィーバーしなかったのにね(藁
萌えないからか?
メイン終了。白濁液注入フェイズに入ります。
>345
ターン終了。
妊娠させたので貴殿の勝ちである。
347 :
f91:02/12/01 09:45 ID:???
>>344 奇門遁甲陣っていうかなり使えるプロジェクトカードがあったからなぁ。
注連縄も確かに強かったんだけど、どちらを取ると言われたらみんな
奇門だろ?
>>347 奇門派です。でもやっぱりいまいち萌えないのが…
>324
キャラショー、ゲームショー、コロシアム8.5のランダムプロモで
3枚MS21引いたので。
Saga2の男カードも一応取ってあるけど、使ってなかったしね。
で、組むと決めたもんだからMS20もシングルで買っちゃったYO!
>>327 |д゚).。oO(すげえ。そのキラの中にディーナさんはあったの?(爆
>>345-346 かなりワラタ。
>>347 私も奇門派です。
さて、SSを仕上げねばな・・・
|)彡 サッ
351 :
327:02/12/02 17:05 ID:???
>>350 1枚。でも1段目が1枚も無いという罠。
つーか昨日秋成通算8枚目ゲト。柊子ならまだいいのに、ヲンナだしw
それよりやっぱ美春とか壱与の方がいいけどね。
SS頑張ってくだされ〜期待しましゅ。
352 :
351:02/12/02 17:07 ID:???
>>351 なんか口調が失礼なので(誤字dA
期待しましゅ>期待してましゅ
キタイシテマス。
353 :
f91:02/12/04 18:13 ID:???
|ー`).。oO(サーガUはとりあえずディーナを使っていこうっと…。
A「美晴から一コスト払って『〆縄』!!!」
B「くっ、まずいダメージが9点溜まってるっていうのに!!」
A「目標は………」
B「……(やっぱりライトニングバルキリーか?)」
A「美晴だぁぁぁぁ!!!」
B「………え?」
美晴「やーん」
A「この事により美晴は動くことは出来ない!!」
B「そ、そうだな」
A「デモンズリングで俺のアタック宣言!!
目標は美晴じゃぁぁぁぁ!!!」
………スレ汚しすまそ
355 :
KS:02/12/04 23:40 ID:???
「こんなところでサボり?」
突然声をかけられ、美晴はビクッと身を震わせた。
「あっ……ぅ……おにいさん」
動揺する心を押さえつけるように、箒を握る手に力が入る。
社務所の裏というのは、身を隠すには少々ふさわしくない場所のようだった。
「サボりじゃないですよお。ちょっと、その、休んでただけで」
「休んで、ナニしてたのかな?」
揶揄するような口調に、美晴の顔に朱が走る。
「み、見てたんですか? ……イジワル」
美晴は男を睨みつけたが、幼い視線にはどう見ても媚びるような色があった。
「誰も見てないからって、こんなところで、アソコに箒をこすりつけて気持ちよくなってるなんて、
美晴ちゃんてばすっごくエッチな子なんだねえ」
男はため息混じりに少女を非難した。もちろんわざとだ。
「そ、そんなことないもん。美晴、エッチじゃないもん」
「じゃあ、見せてごらん。確かめてあげるよ。美晴ちゃんがはしたない子かどうかね」
一転、男の言葉はぞっとするほど優しくなった。催眠術のように。
美晴が箒を壁に立てかけ、袴の紐に手をかけたのもそのためか。
すとんと緋袴が下ろされると、白衣よりも白い脚があらわになった。
男の視線に促され、美晴が白衣の裾を自ら捲り上げる。
少女特有の肉づきの薄い脚の付け根には、大人のような翳りはなかったが――
「ふふっ。すっかりこの“下着”が気に入ったみたいだね」
美晴の下半身は縄によって緊縛されていた。
まだ幼い淫裂の上を通る瘤付きの縄は、色が変わるほどぐっしょりと濡れそぼっている。
「おにいさんのせいなんだから。おにいさんのせいで、こんなにエッチになっちゃったんだからぁ」
熱っぽい声で男を責めながらも、美晴の腰は更なる刺激を求めるかのようにゆらゆらと動いた。
>336
……というわけで、日本古来の伝統芸“股縄”を忘れてはいかんと思う次第です。
356 :
NPCさん:02/12/05 15:57 ID:q6T/zNPz
>股縄
・・・マワシ?(萎
中国かどっかで、漢のイチモツに重りぶら下げてぶーらぶーらやるのなかった?
そこは弓削さんにやっていただきましょう。
>>356 いや、股縄とマワシは全然違うだろ。
あと、ここはsageでな。
>>356 どちらかと言えばSMの縛りみたいな巻き方では?
誰かAAで巻いて
>>356 そのぶーらぶらは只のカルト拳法であった様に思います。
あと…遥はそんなことしないもん!w
>>356 勃起する力で重りを持ち上げて、ギネスに載ろうとしてた人なら知ってます。
下品すぎるので載らなかったけど(w
でも…遥はそんなことしないもん!
そんなことしないもん!以前に
どうやってするつもりやねん!という所には誰も突っ込まないのか・・・。
>362
漏れはまた、遥タンふたなり説への布石かと思ってたよ・・・
|д゚).。oO(SSまだ仕上がってない・・・
とりあえず火曜日の昼頃は日本橋周辺を徘徊してまつ。
ディーナ&クララ無限補完計画の大きな進展を願って(w
弓削嬢ふたなり説流布(*゚∀゚)=3
遙「精液出ちゃーーーう!!」(*゚∀゚)=3
>>366 エスカレイヤー?
いや、そんな台詞があってさ………
あかん…このままやったらみさくらあたりが降臨しかねん…
「みさくらなんこつの〜、ふたなりないと〜!」
掛けようか?
みさくらなんこつは良い絵描きだぁ。
アクエリ女性キャラ全員ふたなり化計画。(*゚∀゚)=3
>みさくらなんこつの〜、ふたなりないと〜!
なんだそりゃ(w
>>372 ラジオらしい。ひょっとしたらドラマCDかも。
>>373 そんなラジオ番組あったなら聞いてみたいなぁ
美晴
「んっふぅ!出るぅ!出ちゃいますぅ!!
巫女なのにおちんちんから子種みるく出ちゃうぅ!
んはっ!んむはぁ!!
おちんぽあちゅいよぉ!!あちゅいのぴゅっぴゅ出ちゃってるのぉぉぉ!!」
みさくらなんこつ風味
みさくらふたなりを導入すると、今なら漏れなくスカトロもついてきます。
「ふたなり」って漢字あるの?
というか誰か辞書で調べてくれ。
ふたなり【二形/双成り/二成り】
(1)一つのものが二つの形をもっていること。特に、ひとりの人が男女両性をそなえていること。また、その人。半陰陽。はにわり。
(2)「二形船(ふたなりぶね)」の略。
>>378 ちなみに、
「はにわり」を漢字で書くと「半月」になります。男女両アイコンをもってるアレです。
文月氏、何をやる気なんだ…
>372-374
任意ラジオか…何もかもみな、懐かしい…
>379
阿羅耶識だっけ…そういう名前のキャラがいたはず
ところで貞子ってそうじゃなかったけか?
>380
ウナギパイ持ったヲニイサンが〜(以下略
アレは壮絶w
質問、というか意識調査みたいなことを聞きたいのですが。
昔、別のスレで「同人誌にオリキャラだすなや」的なことを描かれていたのを
見たことあるのですけどアクエリで同人誌書く場合、マインドブレイカーは
オリキャラ以外に方法がないと思うのですが、こういうことは
読んでくださる側の方々にとっては腹立たしいものなのでしょうか?
あと、カードゲームが好きで本出そうと思っているので小説やTVや
CDドラマなどはよく知らないので、既存キャラクターの性格などは
フレーバーテキスト以外には想像なのですが問題があるでしょうか?
やはり小説等も読んでおかないとアクエリ漫画は描けませんか?
萌え最中に質問すみませんでした。
アクエリのキャラに萌えたいのにオリキャラを出されても…って気分。
マインドブレイカーはRPGでいう主人公なわけで、人数分の物語があるって印象があるからオリキャラ問題無し。
小説を読んでないのは致命的。
アクエリ好きの人の中では小説等を元にキャラ像が出来上がってるだろうから、それからかけ離れたキャラを出して好評を博すとは考え難い。
ギャグなら兎も角、シリアスでキャラ像が違うのは読んでられない。
…って感じです。私としては。
小説だけじゃなくてなりきりスレとかも見ておくといいかもですよ。
あれも一般のイメージではあるわけですから。
萌え最中にだなんて、これも立派な萌えの道!
ただ、ノンネームにもちょっとは光を当てて欲しいかな…と。
大阪・京都より帰還。
( ゚Д゚)y―┛~~ まだまだ俺も甘いな・・・・・。
クララ10枚ずつ、悠久ディーナを5枚ずつ確保・・・っと。
まあ、クララのように1段目と2段目で雰囲気変わりまくりのキャラもいますしねえ。
最低でも小説は読みましょうや。それでも、参考になるものがないキャラは想像しかないですけどね。
八重歯っ子マンセー!(ぉ
>>385 お帰りなさい。近くにいらっしゃったんですねw
ところで夜眠れずに夜羽子で1デッキ組んでみたんですけど、一時間後にカッターで
指を切り、翌日髭剃り失敗…呪い?
387 :
382:02/12/13 15:39 ID:???
質問に答えていただいた皆さんありがとうございました。
答えていただいた皆さん全員から小説は読むべきと教えていただいたので
読んでみようと思います。
確か2〜3冊しか出てなかったと思いますが(TV番除く)早速買ってきて
みます。
あと、なりきりスレも探してきました。したらばのでいいんですよね?
凄く勉強になりました。ありがとうございます。
>依風はるかさん
>ノンネーム
個人的にはホイールオブフォーチュンで描きたかったりしますがいかんせん
カード一枚の情報量では話がまったく思いつきません(w
とりあえずチャレンジしてみようと思いますがさすがに小説にも
出てないと思いますし元大佐さんの言ってらっしゃるとおり想像しかないですね。
ss書きまくっているこのスレの住人は凄いと思います。
388 :
藤咲:02/12/13 22:57 ID:???
>382さん
ちょっと出遅れましたが私も回答します。
小説はソニ○マガジンズはともかく角川ス△ーカーの方は読んでおいた方がいいと思います。
公式コミックアンソロジーを読むとなおいいです。(特に2巻w
意外と参考になったりするのがサポーターズ・アクセサリーズです。
プロフィールの身体データや性格・趣味・特技からネタも拾えますしw
ステラ>ィアーリス>真由美>夜羽子>美鈴 ステラ−美鈴=18cm(胸囲♪
でもそれ以上に重要なのがカードに対する『愛』というか『萌え』です!
最萌トーナメントを例にとってみてもメディアに全く登場していないキャラが上位に食い込んでいますしね。
と言う訳で気軽にチャレンジしてみてください♪
最近夜羽子デッキを回す度に流血しております…食事ですか?
>>387 ホイール・オブ・フォーチュンですか、可愛い所を突いてきますね。
お話が思いつかなくてもそこは萌えでカバー!w
ノンネームだからこそそれなりの自由度がありますし。
あと、デッキを組んでプレイしながらそのリプレイみたいに話の骨組みを
組んでみるとか如何でしょう?
そして藤咲さんの言うとおり「萌え」が第一ですよ!
むしろ、「オレがお前らにホイール〜の性格を刷り込んでやるぜ!」ぐらいの勢いで。(笑)
>>387=382氏
ほかの方がもうおっしゃっていますが、既存のキャラで、他メディア(小説、SA等)で登場しているキャラの扱いには気を遣います……。
ただしマイナーキャラならどうでもいいようで……(私ゃアップル・スターなんていうドラマCDなキャラをCD聞かずに書いてますた)。
>依風さん
Σ( ゚Д゚)y―┛~~ 血ぃ吸われるぞ依風さん!(爆
俺も夜羽子使ってるけど・・・・やっぱり流血するな。
だが俺の血はおすすめできない。
リプレイか・・・うし、考えてみよう。
相手が美奈、ステラ、ジリアン、ひびき、etc・・・・
スタンダかアルティかで内容変わるな・・・・・
しかし・・・スタンダの場合、美奈も書か(性格付け)にゃならんのか・・・・?
>390
よし、俺の出番だ!(違
お薦めのキャラ作り。「脳内妄想彼女」
@まずキャラの容姿をしっかり頭に刻み付けます。
Aそのキャラを等身大の幻覚として視界上に発生させます(この段階で物凄い精神力を消費しますので
くれぐれも体調の良い時に。)
B後は一緒に生活してください。その中でキャラの仕種を細かく見ておくと作中、キャラの臨場感が
相当上がります。ただし、そのキャラが気の強い方だと見すぎて怒られたりしますのでご注意を♪
これ、私が小説(媒体は主に紙)書く時に使うやり方なんですけどね。
>>392 やっぱり食われてるか…AB型好みとはグルメな…
実はリプレイにはひとつ、大きな欠点があるのです。
それはデッキに入れてるプロジェクト、ファストによってえらい不器用なMBができるって事。
ブレスのみってお祈りしか出来ない坊さんですか…?
394 :
382:02/12/16 03:35 ID:???
また沢山の方から意見がいただけて嬉しいです。
皆さん、とても親切にしていただいて、本当にありがとうございます。
>藤咲さん
情報ありがとうございました。アクセサリーズは気づきませんでした。
現在あまり売っているところをみないのですけど探してみますね。
胸のサイズまで乗っているのですか・・・勉強になります。(笑)
最後の3行にものすごく励まされました。がんばってみます!
>依風はるかさん
キャラ作りの方法、とても勉強になります。キャラクタの性格のつかみ
下手なもので・・・。
元大佐さんもですけど、流血、気をつけてください。
>391さん
誰かに読んでもらうことを考えるならなるべくキャラのイメージを
壊したくないですよね・・・。僕も困ったので相談させていただいてますし。
マイナーキャラ安心ですか。フォーチュン大丈夫かな・・・。
>390さん
それ、すごく格好いいです!
自分も、できるかどうかはともかく、勢いだけはそのくらいのつもりでいきたいです!
皆様ありがとうございました。
>>394 サポーターズアクセサリーですが、ゲーマーズの何店かでは箱2000円ぐらいで処分してます。
京都店はそうです。数に限りがあるらしいですが。
私もキャラ情報の方ならほとんどコンプしてるので、知りたいキャラがあれば言ってくだされば載せますよ。
>依風さん
脳内妄想彼女っすか・・・・・。
あんま俺とやってること変わんねえや。(苦笑
ちなみに俺B。よくAとか言われるが・・・・。
>リプレイ
えーっと・・・・死印、ギアス、ブレス、エンジェルハイロゥetc・・・・・。
Σ( ゚Д゚)y―┛~~ 俺は何者だよ?!
うーん・・・俺のイメージとしてあの二人に死印は合わねえなぁ・・・・・。
>382
仕上がったら恐れずに貼ってください。
楽しみにしてますぜ。「萌え」に殉じてファイトだ!!(ぉ
397 :
冷微名:02/12/20 21:33 ID:???
なんか話題ふろうよ
せっかく有るスレがもったない…と、思う
>>リプレイ
死印、鬼門、エナジードレインを無理矢理使ってる
デッキを使った場合、俺はどんなMBなんだか………
自作作ってる方がんがん持ってきてください
とくにエロ絵エロ文(w
398 :
f91:02/12/20 22:14 ID:???
ふー…。パソコンがあぼーんしてからしばらく、
ようやく戻ってこれた…。
ディーナ&フランシーヌ使ってるんだが、相性いいな。
見た目にも萌える組み合わせだしな(w
>>397 その技は…御主、鬼畜じゃな!?w
>>398 おかえりなさい。
フランシーヌ×ディーナ様は確かに萌えますね。
ところでメインキャラがノンネームの方ってどれくらいいらっしゃいます?
400 :
f91:02/12/21 11:25 ID:???
>>399 どうもー。
サーガTだったら、黒デッキがセラフとガルーダ、
ステルスデッキがドルイドとフェアリーとイレイザー工作員(w
タレントを使っていた時はキティアイドルだった。
サーガUはまだディーナしかデッキがない…。
401 :
KS:02/12/22 00:45 ID:???
妄想力を鍛えよー。
カード整理をしていたら、処女宮の「銀のロザリオ」がものすごくエロく見えてきた。
赤らんだ頬に、うるんだ瞳。
今にも舐めそうに口元に寄せられたロザリオ。
今にも揉みしだきそうに胸に引き寄せられた手。
……やがて我慢できなくなった彼女は最初はブラウスの上から、
すぐに直接、その意外と豊かな胸を刺激しはじめる。
ピンク色の舌は、彼に奉仕するかのごとくロザリオの上を往復し、
丹念に唾液を塗りこめていく。
もどかしく引き下ろしたショーツが膝のあたりで斜めに引っかかるのも
かまわずに、彼女はべとべとにしたロザリオをゆっくりを股間に
押し当てていった――
>399
どっちかというと、私はディーナ×フランシーヌの方が萌えです(w
のほほん責めと堅物受け……ハァハァ
402 :
NPCさん:02/12/22 02:54 ID:3g5xHHJA
>401
パーマネントやファストに『媚薬』とか有れば妄想できるのにne
ageちまったスマヌ
血封印……
霊能者が自らの血を以て為す封縛。
「御主人様(マスター)!?」
「美鈴か。すまない。」
「大丈夫ですか?」
「ああ……」
大丈夫だ。と肯定し、ながらもかぶりを振った。
「と言いたいが、結構マズいな。この調子で攻撃されたら身が保たん。」(<-実はウソ)
「えっ!?そんな!」
「阿羅耶識には血封印という、封印の術があると聞く。」
「はい。」
「だが、清き巫女の破瓜の血に因って為す事で、その効果は飛躍的に増すという。」(<-激しくウソ)
「え、ええ!?」
「すまない美鈴。私の為に処女を捧げてくれまいかっ!!」(*゚∀゚)=3
「え、そんな……きゃーっ!」
口から出任せで美鈴を奪わんとするマインドブレイカー!
美晴、遥、柊子の三人は間に合うのか!?
次回、「まだ先っちょだけだったのに」お楽しみに!
……不調だ。
>>402 そんな貴方にチャームを進呈。
406 :
f91:02/12/22 22:33 ID:???
>>405 ういーっす。パックいただきますた。毎回ながらすごくイイ!
違和感なく(エチしまくってるのが違和感ないのかという突っ込みはなしで)、
全部読ませていただきました。
俺も何度か書いたことあるけど、途中であまりの出来の悪さに放置(w
そのままパソのデータごとあぼーん…。
いただいたSSは永久保存しときます。これからもがんばってくだちぃ。
>ディーナ
サーガUではコストが下がったからオイシイ。Tは2段目3コスがちと痛い…。
407 :
f91:02/12/22 23:32 ID:???
連カキコスマソ。
注:ルシフェルはアークエンジェルです。サタンじゃない(w
男「ルシフェル、お前も帰るのか?
ルシ「ああ。すぐに戻る。
男「そっか…。それまで寂しくなるな。
ルシ「…。
男「じゃあ、帰ってくるまで、ルシフェルのステルスシステムを
貸してくれないか?
ルシ「?何故?
男「ルシフェルが帰ってきたら返すから。
(それに、姿が見えなくなるってのはいろんな意味でオイシイし)。
ルシ「……(ジト目)。
----[天使は人間の邪(よこしま)な心を感じ取ったようだ。]----
ルシ「前言撤回だ。
男「え?
ルシ「お前にも一緒に来てもらおう。
男「え?
ルシ「安心しろ。普通の人間より一足先に空へ行くだけだ。
男「ちょ、ちょっと待て!そりゃヤバイだろう!?
ルシ「待たん。もう時間だからな。行くぞ!
男「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
男の襟をつかんで羽ばたく天使。その顔には僅かながら微笑が浮かんでいた。
ルシフェルでアホなSSを作ってみた。
ルシフェルは能力はアレだが強いぞ!6/6/6は伊達じゃない!
今なら▼リムーブ1のおまけつき!
しかし、こういうアークエンジェルって、マインドブレイカーいるのかね?
>f91さん
まあ、そのパックは新作含めて今までのを全て収録しただけなんですけど。
ちなみにミッションパックじゃF90です。(爆
違和感なしってことでf91さんにはクララの性格刷り込み完了。(マテ
まあ、誰であろうとあのSSパック持っていっても構いませんよ。
そろそろ消えるかもしれないけどナー。(オイ
>>408 消えてたねー。
・・・池袋から帰ってきたら本スレまでdat落ちしてたがナー(w
>>407 最近「アークエンジェル」という文字列を見ると、なんだか「アークエネミー」を連想してしまいます。
>>408 しまった、遅かった…落とせませんでした…残念
>>409 地方なのでコミケ行けませんが…
もい喪前等!
数日振りに復帰したら本スレが落ちてるんだが現在地教えてくださいお願いすます。
連カキコです。すいませぬ。
SSのネタの残量がヤヴァイので、今までのSSの挿絵書くとかバカな事考えております。
後、SRCのファイル名指定で少し困ったことがあるので力をお貸し下さい。
クララの英字名は「Kurara」と「Kulala」がありますが、どちらの方がいいんでしょうか?
私としては「Kurara」だと思うんですが・・・・・。
皆様の意見を聞かせてください。お願いします。
416 :
藤咲:02/12/24 19:48 ID:???
「お、お願いです。それだけはやめて!」
美鈴の悲鳴が神社に響き渡った・・が目の前のMBは眉ひとつ動かさなかった。
「何を今更・・夜羽子と秋緒は美鈴を拘束しろ」
「美鈴ちゃんゴメンネ」
MBの命令で美鈴は屈強のヴァンパイアと獣人に羽交い絞めにされた。
「は、離して!」
美鈴は何とかして拘束から逃れようとするが無駄な足掻きだった。
「さてと一思いに・・やれ、真由美」
「あー、凄くやり辛いけど・・・よっと、これでよし♪」
浮遊した真由美の手により御神木の頂点に金色の星がつけられた。
「ううっ・・・罰当たりな・・・・・・」
その場に泣き崩れる美鈴にMBは不憫に思いつつも一言、
「言い出しっぺはお前だろ」
事の発端は美鈴と共に町に買い物に出かけたフェンリルがクリスマスに興味を持ち、よりにもよって一緒にいた美鈴に「くりすます・・・したい」と上目遣いで僅かに瞳を潤ませて頼んだことだった。
巫女でありひとつの神社を預かる身である美鈴は当然拒否しなければならなかったのだが・・・。
さらに悪いことにMB+お祭騒ぎの好きな乙女達が「どうせやるなら派手にいこう♪」ということで、鳥居にはつり飾りがさげられ、狛犬にはトナカイの角がつけられ、社務所の内装に至っては・・・。
そして今御神木が即席クリスマスツリーになった。
しめ縄が縛られた御神木に電球やらモールが付着する様はある意味圧巻だった
「・・・ううっ、もう巫女をやっていく自信がありません」
「みすず泣いちゃ駄目」
「そうですよ、美鈴姉さん。美鈴姉さんは立派な巫女です。それに・・・巫女を辞めるだなんて言うとそこの狼に純潔を散らされてしまいます!」
地面に「の」の字を書いていじけている美鈴を必死でフェンリルと栞が慰めた。
「失敬な・・・まあ初めての相手は俺だが」
「勝手に決めないで下さい!」
男の一言で美鈴は顔を赤らめながら反論した。
「決まりだね」
「そうですね」
「うむ」
ソニア・望・ブランシュは遠い目をしながら呟いた・・・。
「ええとぉ、それじゃぁ、メリ〜クリスマスですぅ♪」
それっぽいという事でディーナが乾杯の音頭をとり猛者達の宴が幕をあけた。
>415
質問の意図がわからないんだが。
どちらの方がいい、って、タイピングのしやすさとかか?
たかだかファイル名くらい自分でいいと思う方をつけりゃいいだろ、そんなモン。
418 :
藤咲:02/12/24 19:54 ID:???
勢いだけでここまで書いてみました。
もし希望があるなら・・・続きを書くかも。
むしろ他の人に期待してみたりw
>元大佐さん
天文学的なお値段の兵装をありガトーですw
そして「Kurara」に1票です♪
>417
どちらのつづりが正しいか聞いているんじゃないですか?
せめてモデルと言ってやれよ…
>417
419さんの通り、つづりです。わかりづらい事をしてしまってすいません。
まだ決定打が出ませぬな・・・・・。とりあえずもう少し待ってみます。
HPでも作れればなぁ・・・・・。
遅ればせながらめりー。
>>415 私もA(中略)騎士さんの
>>420説に同意です。
ところで小説家が元ネタになってるネームキャラってジリアンだけですかね?
何でWIZ-DOMでSF作家?
>>416 あ…そんなことしたら真由美が酔って…
424 :
f91:02/12/27 09:38 ID:???
>>415 ここは穴狙いで「クロオーネ」と……。
冗談です。俺なら打ちやすさ重視で[Clala]ですかね。
では、そろそろこの話題は切ります。ご協力感謝します。
426 :
f91:02/12/30 09:06 ID:???
>>399 もうひとりいた、ずっと使ってるノンネーム。
WIZ-DOMの賢者。とがわはなまるの。
ちなみに友人は殺し屋を使ってたっけ…。
本スレの112をどうにかしてくだちぃ。
トリップ変更。
クララに表情つけんの難しい・・・。
さて、年明けたら新作出そうかな・・・・・。当然、新年らしいネタで。
とは言っても元旦は新年会に行ってるので、2〜3日くらいになりそうなんでそこんとこヨロシクです。
>>427 sage2最萌が開催されたら絵を頼んでみようぜw
それまでは徹底放置だな。
432 :
f91:02/12/31 16:16 ID:???
構う暇があるならsaga2で一番萌えるキャラクターでも
探しときなさいってこった。
>>427 途中から釣り氏に摩り替っているに398妹汁。
見ていて不快になるわけでもないので放置。
>>426 あ、たしかに賢者可愛いかも。
ところで今日、晴れ着で初詣に行くレダの夢をみました。
すっごい幸せですv
おっと。肝心なこと言い忘れた。
夢の中でディーナさま、1人だけ和服が似合わずに拗ねていらっしゃったので
元大佐、慰めてあげてください!w
>>434 (・∀・)イイ!!
絵師降臨キボンヌ。
和服が似合うのは一般的にずん胴って事なんでスタイルが良いんだって個別に誉めとけ
>>436 襟巻きのファーとちょっと照れくさそうなレダの表情がまた萌えたのですよ♥
>>437 そんな…僕にはそんなこと出来ません!w
きっと胴に座布団でも巻いているのでしょう。萌えv
遅ればせながらおめでとさんです。
そして新年SS断念。(ヲイ
今更ながらにイレイザー撤退関連でSSが浮かんだ・・・・・書こうかねぇ。またエチーけどな。(ぉ
>436
絵師と言えば・・・・・最近某N氏見かけないな。
どうかしたんでしょうかねぇ・・・・。
>依風さん
俺かYO!うに、SSの主人公に任せます。(ぉ
あ・・・なるほど、エロ発動承認ですか?(マテ
ちなみに俺は夢なんぞ見てません。見てえのに。
でも・・・・・レダよりディーナのほうがウエストがありそ(以下削除)
新年あけましておめでとう。
これからもアクエリ頑張るむぃ。
>>439 今日の大会でカーリーには黒が強いと今さらながら気付く。カーリーには勝ったことないな。
撤退してなけりゃスタンダードでも使えたのに。
ディーナならSAでウエスト出てるのでは?
レダは脳内で脱がせて計れば問題なし。
>>440 先生!あのレダの衣装をわざわざ脱がせて測る意味があるのかと小1時間(;´Д`)ハァハァ
>>440−441
測ってきました!←ヴァカw
59cmだそうです…内緒ですよ。
>>大佐
ディーナさまをよろしくお願いします。
…にしても似合わなかったのは髪の毛の所為じゃないかな、と。
髪をうpにしてたクラリス師は可愛かったんだよ…
>>442 ああ・・・冬の花火が如く天高く打ち揚げられるはるかさんの姿が目に浮かぶようだ(w
・・・合掌チーン( ´・ω・`)人
>>441 ついでとか言いながら胸囲と尻囲とネックとヘッドを測るのもお約束でしょう。
太股は測ると嫌われますがそれでもいいという人はどうぞ。
ついでに体温血圧脈拍も測って入院させて診察云々手術云々マンツーマンリハビリ云々(以下各自の脳内補完で
SAは持ってないがディーナのデータは知ってます。
>依風さん
ディーナ63cm・・・・。
髪の毛っつってもどれだYO!w
いやもうむしろ和服よりディーナはあの性格だから巫女姿に・・・・・(マテ
=( ゚Д゚)っ===◎ さて・・・・さよならだ、キンケドゥ!!(何
446 :
f91:03/01/03 23:33 ID:???
>>434 初夢ではなかったけど、舞と一緒に走ってる夢は見たことがある。
誰かに追っかけられてた感じだったような…。
でも走りながら笑ってたような気がするから、
ミナにでも追っかけられてたのかな(何故
>>443 念のためパワーカード3枚挿して寝てる間に…
>>445 髪の毛はとりあえずU版で。
>>446 ミナでよかったですね。
東海林先輩だったら一瞬で追いつかれて…
ところで皆さん、マインドブレイカー的には野良ですか?
それともどこかの勢力に飼われてますか?
私は間違いなくWIZ-DOMの手先ですw
448 :
f91:03/01/04 10:20 ID:???
>>448 俺個人では勢力無しのアーティファクト…じゃなくて野良。
なおレンジャーが存在し続ける限り5色か(w
真面目に考えると、自分の本チャンのデッキは白赤(主力は白)だからE.G.Oか。
ホンットに、ノートPCはよく壊れる。
頭に来たのでデスクトップで復活〜。
でもネタがない為SSが作れず。
>>447 俺は赤&緑寄りの野良にしてます。
でも全勢力に知り合いがいたり。
>446
分身して回避だ!(違
>447
俺は青寄りの野良。白赤青緑黄黒、全色使えます。だが赤は主力となるべきキャラがいない罠。
やっぱディーナとクララがいる限り青ですな。(ぉ
U版か。とりあえず某鍵社のあるキャラと思った俺はアフォでつな。
むぅ、みんな野良MBか…
私的には非常に危険な人たちでつねw
そういえばWIZ-DOMの幹部連中が神社逝って大丈夫なんでしょうかね?
で、夢の中にクララは見当たらなかったわけですけど、大佐ご存知ありません?w
クララは胸も腰も無さそうだから着物が似合うかもしれな(ry
いのり紅白出たんかなぁ…?
どうも旬を逃したレスをしてしまうのは私の悪い癖…。
まぁいっか。コテハンちゃうし。(ぇ
>>434 敢えて和服を着せるなら、きっとレダ様にはサラシがお似合いする!(ぉ
458 :
f91:03/01/06 17:25 ID:???
>>457 落とせないです…。
また503…。
もう少ししたら試してみよう。
早く見たい(つД`)
>458
ぬう・・・・はづきはよう使われるからな・・・・いい所はないものか・・・・・
まあ・・・落ちたら知らせてくだされ。またうpします。
翼×望のラヴ18禁構想中…
望って相手の心が読めるわけだから、翼が何かしようとするたびに
「え…そんなことするの…?」
「だから読むなっつーに!」
みたいなやりとりってどうでしょう?
461 :
f91:03/01/06 23:43 ID:???
>>460 「俺の望は翼なんぞには渡さん――――!!」って人が出そう。
前にそんな人いたような……。
>>461 あー、その問題がありましたか。
まあ磔じゃなくてうpにする予定なんで、読みたくない人はスルーしてくれれば。
463 :
f91:03/01/07 08:58 ID:???
>>457 ふう、ようやく落とせた。
これから読ませていただきます。
>>462 ぢつは俺もチトその気あったりして。
まあ翼が相手じゃ敵うべくもないけど(TーT)
>>451 イザベル(宗教部門担当…だったハズ。ぎゃざ無いのでうろ覚え)
以外は逝ってよしかと。
黙ってりゃ判らん(マテ
>>457 とりあえず落とさせてもらいました。
仕事から帰ってきたらゆっくり読ませてもらいます。
えちマンセー!
>>460 「そんなことするの…?」とかいいつつも、
ちゃんと実行してくれる望が見たい俺。
…アフォですな。
現在は何故かひびき(サガT)の18禁を構想中。
カード整理してたら萌えたらしい…。
もうSSのネタ限界です。
いろいろと思いつくは思いつくんだけど・・・・・もう脳も限界でつ。
ディーナSSW、本当は真面目にやろうかなと思っていたのですが、
多分マトリエルSSを書いたせいでオーバーヒートしたようです。(ぉ
新年早々、美奈2段目引いたからってSS書くのは危険だしなぁ。
性格付けとかも必要だし。とりあえず最終兵器として保管しておきまつ。
>>462 SSは基本的に取り逃しませんぜ。どんな内容であろうとナー。
とりあえず頑張ってくだされ。激しく期待。
>>464 >「そんなことするの…?」とかいいつつも、
>ちゃんと実行してくれる望が見たい俺。
>…アフォですな。
いや、そう思うのは当然でしょう。俺もその一派。(ぉ
萌えはいつだって唐突だ。(ヲイ
なーんか最近ネットに繋げないなぁ…(;´Д`)
ネタだけは有り余るほどあるのに
>459
infoseekあたりの垢を貰えば?
圧縮してうpするならバレナイバレナイ…いや、怖いけど(汗
なんなら自分が…うpろだの設定が面倒だけど
>460
美晴から五寸釘と藁人形借りてきますた
カツーン、カツーン、と……
まあそれは置いといて、よーし、パパこの前書いた望SS(エロの方)の続き書いちゃうぞー
前回のはコチラー
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/5056/nozomi.txt >464-465
いや、自分もそうだよ? そういう姿見たいさ
自分で書くのが手っ取り早いかなぁ…
>466
はづきだから仕方ないと思われ
落とした人、ミラーきぼん
468 :
藤咲:03/01/08 00:44 ID:???
>元大佐さん
18禁が沢山書けるなんて素敵です♪
>高砂大反転さん
待ってました夜羽子×鈴鹿SS!
く〜っ、夜羽子の甘え上手め、愛い奴よ近う近う(爆
>461
「俺の翼は望なんぞには渡さん――――!!」って人は?w
でも個人的に望は受け・・・って攻めは東海林姉弟!?
>467
五寸釘の刺さる場所って・・・なむなむ。
18禁はうpが基本ですか・・哀れな知人にやらせます!(書けたらですが
SS練りこみ中…自分の手の遅さが嫌になるなぁ。
>望は誰のもの?
ここは別にSSスレじゃないからあまりくどくど語りたくはないのですが…
翼×望を書く理由は二つあります。一つは単純にこのカップリングに萌えていること。
もう一つは、私に「名無し」の主人公を書く能力が無いということです。
これまで書いてきたSSはすべて既存のキャラ同士で話を作ってますし。
望の相手としてオリキャラを立てると仮定した場合、その主人公が何故望とカップルになるのかという理由付けが欲しくなってしまうのですよ。ようは設定厨なんですな。
>466
ttp://home.att.ne.jp/delta/takasago/delta/takasago/suzukayouko.txt こうなったら自サイト使います。最初からこっちにしとくべきでした。
おっと、フェンリル決勝支援だけは名無しの主人公で書いてました。
あれは主人公のキャラ付けが特殊でしたから…
>>467 久しぶりだな、兄弟!(マテ
垢は取れんです・・・・・・。いろいろ事情があるんで。
望SSの続き、頑張ってくださいね。
>藤咲さん
18禁SSが多いのは俺の脳内妄想が激しいからです。(笑
>高砂大反転さん
カップルになる理由とか、あんまり考えてねえなぁ・・・・・。
ううむ、自分のページあればSS落とさんで済むのになぁ。(;゚Д゚)
とにかく、俺もSS頑張ります。
極星帝国が半オフィシャルでカレー帝国に…
>468
翼は知らないけど、光は間違いなく攻め確定かと
>469
(´-`)。o O(某GPMのOHPBBSとかそんなのいたなぁ…)
まあ、自分は自分の道行きます
>471
妄想激しいのは自分も一緒…それを具現化出来るだけの筆力があればなぁ…
で、亀レスだけどMB派閥
白とか赤とかに所属しつつ、裏でクラリス様あたりに操られてるWIZ-DOM(;´Д`)
デッキ組んだら半分以上は青が入りますから
>カレー
ジュバ様に聞いてみました。
「我が国はアンデッドを戦力とする関係上、戦場の衛生管理に細心の注意を払う必要がある。
ゆえに防腐・殺菌作用をもつ香辛料の類が非常に重要な意味を持ち、
それらをふんだんに使用するカレーが主食となるのは当然の帰結である。
不死者たる我輩の肉体といえど、カレーが切れれば三日と持たずに朽ち果てるであろう」
……だそうです。
>理由付け
理由付けを気にするのは自分で書くときだけです。
人の書いたSSは気にせず読めるのになぁ…
翼×望かぁ……
外園今日子×望とか考えたけどね。
「可愛い……暖かい……抱きたい………」
「きょ、今日子さん、何考えてるんですか!?」
「大丈夫……何度も何度もいかせてあげる…… もう、戻れないくらい……」
「やだっやめぇ! 痛っ! やああ……ふあぁ……」
>>474 それ、別に今日子と望にする必要ないんじゃねえ?
メガミマガジンで裸エプロンでカレー作ってるレイナ嬢がおられたが、まんまピーチピットのアレだというツッコミは?
萌えたしなぁ。
そういえば未だにカレー帝国キャラのSSを見ていない!!
477 :
f91:03/01/09 20:46 ID:???
俺としたことが粘着ぽかったな…。スマソ。逝ってきます。
>>475 光×望 or 真由美×光×望
>>476 カレーSS…ネクロマンシーとかあるんだから結構ネタは多そうではある。
また妄想が高まってきたらしい。
今度は美奈SSです。まだ構想中ですが。
>>472 なら、血筋で翼も攻めだね。(ヲイ
|Д゚)。oO(むう・・・やっぱり望は受けなんだろうか・・・・)
>カレー帝国
カレー帝国・・・俺的に萌えるのがいないなぁ・・・・・。
実は裸エプロンもネタにしようかと考えておりました。
480 :
AVG:03/01/09 23:34 ID:???
えっちなのを書こうとした、までは良かったんだけど……途中まで書いて止まってしまった……どうなる俺(ぉ)
>468様
いやいや……東海林さん(光さん)は受けですよ。
こう、普段強気だけどもそういうことには奥手で、好きな人の前では可愛いオンナノコになってしまうような……(壊)
と、とりあえずキャラの生い立ちとかを考えると、私は東海林さんは受け、望ちゃんはどっちかっていうと攻めだと勝手に思ってます〜(直後、知人から石を投げられる)
481 :
山崎渉:03/01/10 10:28 ID:???
(^^)
望は攻でしょ。
人の心は読めるが自分の心は見せない。
言葉責めにはもってこいの能力ですな
むう。個人的には望受けの方針なのだが。
攻め手の心がわかるから、相手を理解して受け入れられる…
という懐の深い受けではないかと。
光は…ペースあわせませんからねぇ…
E.G.Oって全体的に協調性なさそう…
仲間同士でもでもマインドブレイカーにも(パワーカード)気遣わせるし…
すいません、アシュラTCGスレってどこですか?
突然ですが。
>元大佐殿
お願いがあります!
…今までのディーナSS、
まとめてうpして頂けないでしょうか?
取っておいたのが消えてしまったので…。
嫌だったらかまいません。
>>476 カレー帝国には萌えキャラがリンくらいしか。
でもリンでSS書くとファンに叩かれそうな気がしてならない。
アサギレイナは萌えたんですけどねー。
>望
最初は相手の思考を読んで赤面したりする。(受け)
が、回数を重ねるうちに相手の思考を読んで、
AWやPRのマスターのようにちょっぴり意地悪する
ようになる。(攻め)
でも素直に言うとまた受けに戻る。
このようにどっちもできる優秀な娘かと。
あーでも、わざとえちぃ妄想を読みとらせてゴニョゴニョ…
>>480 激しく同意。
SSは最後まで書ききってうpすべきかと。
…俺もさっさとひびきSS完成させよ。
またK/N比が凄い事に……。
望>
あの能力はやはり受けでこそ活きるハズ。
「どうして欲しいんだい?……」
「……ιτ……ぃ……」
「もっとはっきり言ってくれないと…。君にはボクが口に出さない事だって聞こえるんだろうけど?」
「さいご…まで、して…下さ、ぃ……」
「ふぅん。で、ボクは何をすればいいのかな?」
「……」
「……」(欲しくないのかい?……どう言えばいいか、さっき聞いたはずだろ?)
「……」
「……」(そうか、それじゃもう…
「わ、私のぃ、いやらし
(以下略
カレー帝国>
一体メガミマガジンに何が載ってるんだろう……。
亀レスながら、美鈴・美由貴で赤白系っぽかったけどSaga2で極星よりの物体XなMBとしては非常に気になる。
ていうか極星SS確かに無いな……。あるにはあるがグレースメイン……(´・ω・`)
>>487 グレース藁。
それでも黄色は一通りの能力持ったキャラが揃ってるぶん優秀だよね、アーネストとか!
メガマガは見た方が早い。立ち読みできるなら探してみませう。真ん中あたりの白黒ページに。
>望
その素晴らしい能力を世界平和のために使うということができないのかE.G.O.の皆さんは。
その世界に虐げられたんだヨとかいうツッコミは無しで(萎
馬鹿な…たった半日で消えるなんて…
今繋いだばかりなのに…
大佐殿、せっかくあげてくださったのに申し訳ない…。
家のパソが危険なので某所よりアクセス中。
>上月さん
半日で消えた・・・・?ならばまたうpするさ!
次のカキコを待ってくだされ。
しかしそんなにすぐ消えるとは・・・・・。ミスった。
ジュバ×リンとか書いたら非難囂々なんだろうなぁと夢想する日々。
いや、書きませんよ? いくらなんでも。
>元大佐殿
うちのサイト使います? これからもたびたび消えるようじゃ面倒ですし。
家パソで復帰。
しまった・・・・。今日中には美奈SS間に合わんかも。(;゚Д゚)
>高砂大反転さん
をを、使わせて頂けるのなら是非。
ところで・・・俺のSS持ってましたっけ?
あるなら、ある分全部晒しても構いませんよ。
>493
名無し乱入しますた。
カキコ見ればすぐに俺だとわかるけどね。(爆
>482-483
望は相手の心を読んでご奉仕してくれる、と言ってみる
>485
パワー云々は明らかにひびきの方が上でしょ、あれはおねだりなのか…
はっ、おねだり!?
>487
いやらしい教科書…ゲフンゲフン
>489
いや、なかったら戦ってませんがな
単に覇を争ってるだけかもしれないけど
>493
エロネタはそっちの方が妥当かな、堂々と出来るだろうし
>495
望のCVは日向裕羅! この主張は自分が文を書く度にしていきたいと思います
という事で、今日のお代「好きなキャラのCVは?」
自分は上の通り
寝ても寝ても疲れが取れない…
>>496 声ヲタとしては絡まないわけには逝かない話題…
難波いのり:水樹奈々
北条風花:久川綾
レダ・ブロンウィン:松岡由貴
あかん、レダまで関西人に…
アーネスト・フォーマルハウト:小西寛子(無茶)
有栖川朱鷺子:田中理恵
芦屋道満:森川智之
中井まれかつ:高橋直純(無茶)
で。
498 :
藤咲:03/01/14 01:54 ID:???
「・・・こほっ」
薄暗い和室で美鈴は一人床に伏せていた。
年末から新年にかけて一つの神社を預かる巫女としての強行軍・・実家の厳島神社とは違い、此処では彼女が全てを取り仕切らなければならなかった。
しかも性格的に一癖も二癖もある連中を・・・。
正月三が日が過ぎたところで彼女は昏倒しそのまま床に伏せっていた。
「・・・情けないな」
(お母様ならこんな無様な事は・・・)
ふと、巫女として、一人の女性として目標である母‐美優‐の姿を思い浮かべ自分の未熟さが情けなくなった。
「そんなことないですよ」
「望ちゃん!?」
襖の向こうから聞こえた声に美鈴はどきりとさせられた。
「入っていいですか?」
「・・・ええ」
襖を開け入ってきた望は明かりをつけると美鈴の枕もとに座った。
「勝手に心を読んでごめんなさい・・・でも美鈴さんは立派です。巫女としても女性としても」
「・・・・・・」
望は美鈴の額と自分の額に手を置き熱を比べると微笑を浮かべた。
「熱は大分下がったみたいですね。もうすぐお粥が出来ますが食べられますか?」
「はい・・・でもその前に体を拭きたいかな」
美鈴は強張らせていた表情を解き苦笑交じりで言った。
「はい♪」
待ってましたと言わんばかりに望は頷くと、美鈴が体を起こすのを手伝い寝間着を脱ぐのを待った。
そして、瑞々しい肌が電燈の下にさらされた。
はっきりとは見えないがうっすらと傷痕の残る肢体・・・。
その上を望は温かい湿ったタオルで手際良く、それでいて優しく拭いていく。
499 :
藤咲:03/01/14 01:56 ID:???
「・・・んっ!」
「い、痛かったですか!?」
「ううん、くすぐったかったから・・・それと後は自分でやるから後を向いていてもらえるかな?」
「は、はい!」
望は美鈴の言わんとする事を同性として瞬時に理解すると勢いよく後を向いた。
美鈴はそんな望の様子を愛しそうな目で見つめタオルを動かした・・・。
「ふぅ・・・ありがとう、望ちゃん。すごく気持ちよくなったわ」
新しい寝間着に着替えた美鈴は望に対して優しい笑みを浮かべた。
「いえいえ、どういたしまして・・さっきの続きなんですけど・・・いいですか?」
望は意を決したように表情を引き締めそう言った。
「ええ」
美鈴も短く答えると表情を少し引き締めた。
「美鈴さんは自分で思っているよりもすごい人なんです。勢力を問わず何人もの人に慕われているし、あのマインドブレイカーさんが自分のパートナーに選んだのも美鈴さんだし、共存の為に誰も踏み出せなかった一歩を踏み出したし」
望はそこで一度言葉を区切った。そして、
「・・・だから・・だから、そんなに自分の事を卑下しないで下さい!1人で何でも抱え込まないで下さい!」
美鈴は望の言葉を反芻すると瞳を少し潤ませた望を強く抱きしめた。
「んっ!?」
望はその行動に反応することが出来ず弱々しく手足をバタバタさせたが、美鈴の心の声を聞いてその動きを止めされるがままにされた・・・。
500 :
藤咲:03/01/14 01:57 ID:???
「あーっ、望ちゃんずるい!」
「がるるる!」
その時襖が開き栞とフェンリルが室内の様子に驚愕した。
「中々戻ってこないと思ったら・・・」
「こ、これには深い訳が、美鈴さんも何か言って下さい!」
「ええっと・・何て言えば?」
「お前ら病人の前では静かにしろ・・・っと、七草粥が出来たぞ」
「ふぇんりる頑張った・・・」
結局いつもの騒ぎになったが、美鈴が食事を終え阿羅耶識秘伝の薬を飲み就寝するにいたってマインドブレイカーが強制的に全員を退去させた。
「ったく、これじゃあおちおち寝てられないな」
「ふふっ、早く復帰しなければいけないみたいですね」
「ん、病気療養と称して二人で箱根あたりの温泉にでも行くか?」
「・・・あの子達も絶対付いてきちゃいますよ」
「・・・ありえるな。まあ俺もからかう相手がいないと寂しいから早く治せよ」
「素直じゃないなあ」
望は自室で二人の心の声を聞きながら苦笑した。
「でもあの人達なら・・・」
望は美鈴の心の声『ありがとう』の純粋さに思い出す度胸が熱くなるのを感じながら、全ての能力者が平和に暮らせる時代の到来を信じ、自分も力を貸そうと思った。
501 :
藤咲:03/01/14 02:08 ID:???
後書き
ふぅ・・・自分が風邪で苦しんでいるのでネタにって全然関係ないやん!(爆
本当は体を拭くと称してあんな(以下削除
しかし望が妙に大人びてしまったのは熱の所為か!?
>493
・・・エロエロ待ってます(オイ
>496
日向裕羅さんといえばとらハの巫女の那美さん!
ごめんなさいそっち系のCVは殆ど覚えてないですw
>496
いや、「夜這いに来たよー」が日向裕羅推奨なのは単なるちかぼーネタですから。当時はまだ西村ひなでしたね。
夜羽子は北都南かな?
望は個人的に藤咲かおりを推奨します。乃絵美? なんのことやら。
>藤咲殿
風邪といえば直腸検お…げふんげふん。
お大事に。
503 :
f91:03/01/14 08:35 ID:???
蘇生…。
>>498-501 毎回いい話ですな。美鈴の感情表現が凄く上手(・∀・)イイ!
俺もこんなの書きたいですわ。
望が大人びている…そういえば望って何歳?
萌えのくせに知らないのか俺…。
>CV
声優……神谷明しか知らないな……。
じゃあ神谷明=マインドブレイカーの方向で(ぉ
何か半端モノっぽさを露呈してしまったような気がする(w;
>>503 てうか蠍以降のヤツらは年齢なんて出てないじゃん。
それでも望の年齢・・・。以前後藤氏のHPに一瞬だけ載ったラフに年齢が書いてたらしいが・・・。
自分も伝え聞きだしなぁ。
ところでSAに限らずキャラの年齢とか性格付け(?)とかって誰がやるのか?やはりヒゲ・・・(萎
元大佐殿、高砂大反転殿、ありがとうございます。
お手数、ご迷惑をおかけしました。
>>493 そのうち乱入します。
>>498-501 いい話でした…。
ただ、望がやってきた時点で話がえちぃ方向に進むと考えた俺は…(爆
>CV
難しい…あんまりそっち方面詳しくないし…。
イメージ的には
フェンリル=水樹奈々
クリス・クレアモント=川澄綾子
小鳥遊ひびき(sagaT)=林原めぐみ(仮)
くらいでしょうか。
…有名どころばかりじゃん(鬱
>>503 熱血科学者なマインドブレイカー?(ぉ
いや、どうしても某万猫の影響がぬぐいきれないもので…。
>>504 きっとヒゲ以下開発スタッフが会議を開くのでしょう。
女性スタッフ(いるのか?)が決めると信じたい。
>497
小西さんは不可能ではないかも
ほら鰤たんで最近出てたし…いや、詳しく知らないんでツッコまないで(;´Д`)
>498-501
以下検閲な事は遙さんに任せましょう(w
>日向裕羅さん
後はちかぼーと瞳先輩
休業中なのが悔やまれる…
>502
>藤咲かおり
実は仕事あんまり知らない(;´Д`)
>503
>神谷明
なんか「行くぞ、秋成!!」「わかっている!」な会話が(;´Д`)
>望の年齢
伝え聞いた話しによると(メール欄)、ただサイコマスターはもっと上っぽいけど
自分のSSではそっちのバージョン
…あのラフ絵、時が来たら再公開するって言ってたけど…まあ、気長に待ちますか
>505
Saga1ひびきはやかま進藤の人で…局地的だ(;´Д`)
>キャラ設定
前にあったガンダムエースのインタビューによると
「絵師さんが大まかな特徴をBr社から受け、そこから想像で〜」とか
立ち読みしないで買えばよかったなぁ…
>>506 望の年齢がその通りだとするとイラストはちと老けてないか?(汗)
まあ、もともとごっさんの描くキャラは幼女でも結構頭身が高いので
どれも中学生ぐらいにみえるのだが・・
>神谷明
この声のマインドブレイカーを想像したら
女性能力者を追いかけている姿しか浮かばなかった(w
へのつっぱりはいらんですよ。
>>507 テレパスは、じゃないの?
他のはどう見ても違うだろ。テレパシストなんて、あの歳であのセリフ言ってたら犯罪だろう。
そういやセリフはヒゲが考えるんだったな・・・(禿萎
テレパス14歳ぐらいだと思ってたよ・・・
14→16→19ぐらいかと。
SA設定だと、光は16歳ってなってるけど、多分これはシューター時の年齢で
ブリンガー〜マスターの時には18〜20ぐらいにはなってると思うから、
506の設定は多分テレパス時の。
個人的にはテレパシストで14〜15、サイコマスターで17〜18歳で、
光の3〜4歳年下ぐらいが理想かな。
ちなみに翼は、光と双子ではなかった・・・はずなので、
ブリンガー光基準と見て16〜17。光の1〜2歳下ぐらいではないかと。
光は望を見るにつけ「はぁ、私も弟じゃなくて妹がいればなぁ」とぼやいているに違いない(w
513 :
f91:03/01/15 23:16 ID:???
>>508 それなら100tハンマーを持った相棒もいないと(w
>>509 言葉の意味はわからんがとにかく凄い自信だ。
「うーん、どうしようかな?」「・・・・・・どっちでもいいや」
「いいよ・・・・・・」「ダメだよ・・・・・・」
美晴たんは何をそんなに悩んでいるんでしょうか?
気になって夜も眠れません。
516 :
藤咲:03/01/16 02:52 ID:???
>神谷明さん
「お前はもう死んでいる」
・・・絶対別の話になりそうw
>CV
美鈴=増田ゆき
栞=川澄綾子
真由美=久川綾
ひびき=林原めぐみ
望=堀江由衣
ソニア=田村ゆかり
ディーナ=岩男潤子
フェンリル=丹下桜
ブランシュ=斎賀みつき
夜羽子=横山智佐
鈴鹿=榊原良子
ミーハー丸出しです♪
あと美鈴祖父=秋元羊介で
「未熟!未熟!未熟千万!!貴様のような奴に美鈴をやれるか!!!」
などと怒鳴られてみたいかも←アホ
>515さん
・・・どうしても下衆な勘繰りを!
>CV
カードじゃないけど。しかも一部ちとムリヤリw
日向あくる:丹下 桜
月城エリミ:久川 綾
星宮杏:岩男 潤子
英樹:篠原恵美
海原心斗:くまいもとこ
十夜:緒方恵美
リオン:佐々木望
アクア:野上ゆかな
>>517 あくるたんがレ・リーーーズ!!と叫ぶわけですなw
でもそこそこいい感じかも。
テレパシスト以降の望たんは光たんより年上だよん♪
ついでに、そのラフはこの最萌トーナメントが終わったら公開するって言ってたんだよん♪
じゃあ、そろそろ公開してくれるのかな?
>望の年齢
間違いなく>506のはテレパスでしょ
一段上がる度に3刻みで増えていってる気が
>516
堀江由依だけは勘弁、絶対(;´Д`)
しかし、横山智佐とは懐かしい名前を…
榊原御前様はあってるだろうなぁ…
望「うぐぅ」
(;´Д`)ノ先生!本スレによるとカシオペアには水上デコ広がいません!!
これでは萌えるに萌えられませんが、どうすれば良いでしょうか?
カシオペアは新規絵師の印象を喰ってしまうので
メインビジュアラークラスの絵師は使わないコンセプトです?
>>520 漏れごっさんのホムペ家捜ししてそのページ見つけたんでつが……
URL貼ったらヤバいでつか、、?
(因に以前漫画板のごっさんスレにURL貼ったのは漏れじゃないよ)
あすこのファイル名は規則性があるのですぐ見つけられるんだよな……
やめれ、欲しい奴は探すべし
自分も絶賛探索中だし
連カキコで失礼。
SSはまた18禁なんでヨロです。
今後は向こうのスレに貼ったほうがいいのかな・・・?
>藤咲さん(1回目で書き忘れました、すいません)
じゃあ美鈴のMBは関智一ですか?(爆
>高砂さん
グッジョブ、メビウス1!!(ぉ
誰かマジでネタくれ・・・・。
フェンリルのCVというと大谷育江しか思い浮かばない素人な私…。
大谷育江というと真っ先にピカチューがでてくる素人な私・・・
533 :
f91:03/01/20 21:59 ID:???
っていうか大谷育江って誰?とか考えている素人な私…。
ToHartの理緒とは誰も言ってやらんのか……
21エモンのモンガーとは以下略…
レツゴーの鷹羽二郎丸とは以下略・・・
ってこの人のイメージって「ちっちゃいor主役を喰ってる動物キャラ」
しか思い浮かばないのはどうしてだろう・・・。
東京ウォーズのティンカーベルを外すワケにはいかないと思う今日この頃。
…結局はイメージに相違無いですが。
現在インフルエンザでダウン中・・・。SS書けん・・・・・。
>大谷育江
PS「輝く季節へ」の椎名繭?いや、忘れてくれ。
540 :
藤咲:03/01/21 17:44 ID:???
現在風邪でダウン中・・・。
>元大佐殿
ナレーションは千葉繁さんで「今明かされる斎木弐千年の歴史ぃ!!」とかw
お亡くなりになった某大佐には壱与ちゃんに憑依してもらって・・・。
また、MBの人選を誤るとMBの方が主戦力に(爆
イレイザーの戦艦を指パッチンで次々に撃破していく男・・・十傑集繋がりで。
>大谷育江
「The SoulTaker 〜魂狩〜」の岬真夜&
「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」の国分寺こより♪
・・・「おジャ魔女どれみ」のハナちゃんの方が世間一般では有名でしょうが。
>>539 QOH関連か?あれはピカチュウのはず。
OVA版はかないみか
執筆中のSSは依然として進まないのに新ネタはぽこぽこ思いつく罠。
アクエリ以外に書きたいのも溜まってるし…
ときに、ひびき×自律可変装甲車VTM-Cで『鋼鉄のボーイフレンド』ってどうよ?
>声優
最近エロゲばっかりで全然アニメ見てない…
>インフルエンザ
昨日予防接種を受けてきたり。医者が身内にいるとこういうとき便利。
何とか熱は下がった。SSも書けそうだ。
>藤咲さん
そんなMBいたら能力者たちの存在価値がなくなってしまいます・・・・。(;゚Д゚)
前に出てきた神谷明さんだったら、闘気を飛ばして敵を葬るとか、指先一つでダウンとか。(ぉ
>541
だが、OVA版には「みゅー」が無いらしい。そんなん繭じゃねえ。(笑
>大反転さん
激しくイイ。←鋼鉄のボーイフレンド
エロゲねえ・・・・俺用パソのHD容量がクソなのでインストすらできないゲームあるし。
やれやれ。
>元大佐殿
エロゲばっかやってる自分のPCより囲碁しかやらないじっさまのPCの方が圧倒的スペックを誇るという罠(実話
ちなみにHDD初期で80GBだと・・・
完全復活まで後少し。
>544
大容量のHD積んでも、俺のPCは8GBまでしか認識できません。(泣
546 :
f91:03/01/23 22:38 ID:???
>>545 俺のところもそうです。
40GBのはずなのに認識してくれるのは1/5。確か“8GBの壁”とか……。
それはキネティックウォールやファイアウォールより高い壁なのかも(w;
全力でスレどころか板違いになるんだが同様に40Gの壁というのも有ってな、その場合は「起動ドライブとして」使うと認識されないが
OSを読み込んで起動した後なら認識することも多い。古いドライブが残っているなら入れ替えてみるのも良いかも?
…板違いマジすまん
───だめですかね、師匠...
誰に言っても邪道だって言われるんですけどね...
フレイムマスターにチャームは
「なんでそんなに、チャームにこだわる」
オレは五十嵐いぶきが好きですからね...
E.G.O.の可能性を追っかけてみたいんですよ。
E.G.O.はワーカーブレイクとプラズマの勢力だって
世間では思われてますよね...
大会の上位クラスはだいたい赤青アマテラスかロッソステルスじゃないですか?
そんなのヘンな話ですよね。
オレはとことんフレマスにこだわりたいから、
アマテラスでも焼き払えるような、迫力あるフレマスデッキを作りたいんですよ!!───
───フレイムマスターとチャームの組み合わせは大正解だった。
描いていたイメージどおり...
このデッキがもともと持っている終盤の決定力に加えて、
序盤からグイグイとプレッシャーをかける、このパワー!
フレマスデッキ特有のコストの重さがモロに出るようになったが...
ジャジャ馬ぶりが実感できて、かえって面白い!!
ついて来いよ!!
オレの仕掛けた罠は、もうはじまっているんだ。
フェンリルたんハァハァ
SS書かずにツクール2000ばっかやってる。
新作書けね〜。
>>550 (・∀・)ニヤニヤ
俺の携帯の待ち受け画面、ィアーリス…
554 :
f91:03/01/28 08:47 ID:???
スレ違いかもしれないけど、26日に大会(アルティ)出た。
一回戦:VS鹿島 栞 …舞たんでは勝てませんですた。赤出ないし。
二回戦:VSなし …不戦勝
三回戦:VSフリーザー…新入生って強いっす。見直したかも。
四回戦:VSパーム …久々にパームの強さを知った。あ、リーパーも。
結果不戦勝除けば全部負け。これほどデッキの回りの悪い日はなかったよ…。
この後の6人戦ではルシフェルに頑張ってもらいますた。強い。
まだまだ望は使いこなせていないことを実感して(-_-)ウツダ
>553
俺はクララ。開くたびに(゚д゚)ウマーです。(爆
>f91さん
大会の時に限って引きが悪いってあります。俺も酷い目にあった。
毎度毎度SS書けないと愚痴ってばかりもなんなので。
本スレのほうに出てたカシオペア情報の新規カード、スレイヴメイド…
イラストは見てないが、正直こんなカード名出しておきながらエロ禁止という
B社は何を考えてるのかと小一時間(略
しまった、結局愚痴ってる。
>携帯
四年前の骨董品をいまだに使ってまつ。しかも、当時すでに値崩れしてた旧型。
なんと液晶画面の色が赤と緑に変えられるんですよ!
待ち受け画面? なんですかそれは。
>>555 今日は一回もじゃんけんで勝てなかった。
次のSSはガソダムセリフがたっぷりのギャグSSなので要注意。(爆
>携帯
とは言っても専用のソフト使って待ち受けとか作ったけどね。
EZ出来ないし。(泣
>557
二日連続負け続けてますが何か?(笑
>558、大反転さん
スレイブメイドのままだったら絶対エロネタだよ……
560 :
f91:03/02/01 11:20 ID:???
>>557 昨日友人とアクエリやって、
23回中ジャンケンで勝てたのは5回だけだった…。
友人が言うには「お前はわかりやすい」とな。
そんなはずはないんだけどなぁ……。
561 :
557:03/02/01 21:36 ID:???
勇気が出てきました。ありがとうございます
スレイブってどんな意味?
ドット絵って面倒だ……。
>557
金曜も2連敗した。(ジャンケンは)
むしろ私は後攻を利用して、
相手は大抵青や緑を出している
↓
0ファクターブレイクを出す
↓
他の青キャラを出す
↓
1ターンで2ファクター
↓
次のターンでディーナ(アルティメットならクララ)を出せた
↓
(゚д゚)ウマー
後攻って便利だ。(爆
565 :
f91:03/02/02 21:23 ID:???
>>564 俺もRPG2000持ってて、RPG作ってる。
アクエリでRPG作りたいなーとか思ってるけど、
ドット絵とかで詰まって進まず。悲スィ……。
携帯って何ですか?
ああ、子機の事?(TーT)
壁紙でも作って自分を慰めるかな…。
>>565 クララの顔グラはSRCの使いまわしと言う罠。
体験版あげてみたいがもう少し進めておきたい。
本スレに書き込むの恐いからこちらにお邪魔……
やっぱりあるよ●っさんキャラデザ、望のヤニメ……。
Brのひと(?)の話してるの盗み聞いてしまいますた。
みきもと氏じゃなかったのかー!?<アニメ
否、美樹本版とは別のものらしいが。
ぐあ。cookieとか履歴が全部あぼーんしやがった。
体験版は明日にでもやってみます。いろいろ警報・注意報が出るので注意です。
>>571 もらったっ!(ぇ
でもこの絵柄見たことねえや。(爆
ずれた……鬱だ、ムラマサブラスターで首斬ってくる………。
書き忘れ。体験版のパスは『3104』です。
解凍出来なかった方、申し訳ありません。
俺もSRCならなんか作れるかなぁ……
1話だけなら試しにやってみてもいいけど
581 :
f91:03/02/06 22:26 ID:???
>>579 やらせてもらってます。
ファイルSが見つかりませんとでますけど、
これは多分不足ファイルですね?
井戸の中にいたあの戦車……自律可変装甲車かと思った(w;
あー俺も作りてぇ。
>>577 やりたい…が、体調が最悪だ(;´Д`)
回復したらSS書かなきゃいけないし…明日やってみまふ
ツクールは持ってるし、SRCもやってる、何か作ろうと思えば作れるんだけどねぇ…自分(;´Д`)
>>577 SSのほうがダウンロードできないんですが…
すいません。緊急で修正&イベント追加しました。
戦闘曲とかも変わってます。
ttp://mona.plala.jp/up/0477704145.ZIP 今回はパスなしです。
鉱山の発掘イベントはやりましたか?
ちょいとネタバレ含みですが、
実は、ボスの居場所が違います。本来は毒沼に囲まれた建物です。
まあ、体験版ってことでお許しを。
要塞内部ではメタギ風味になります。敵兵の視界システムも現在製作中です。
>SRC
俺もやってます。SRCも体験版うpしてみるか。
つーかEDCの存在に早く気付ければ作成楽だったのに。
どっちにしてもクララは自作だけど。ライブラまでしかデータ無いんだよねぇ……。
クララは表情パターンだけ無駄にある。実際に使われてるのは一部。
>戦車
あれは俺です。話し掛けてもそこまで利点は無いです。
>SS
すいません。今日は再うpの準備ができないので明日まで待ってください。
よっしゃー、「大切な贈り物」ゲトー(ぉぃ
あと、RPG-7は売値がかなり高いので、
下手に使うより売っぱらって装備品買った方がいい感じ( ゚∀゚)ノ
「ガス中毒」は洞窟内の回復ポイントでも治療できるので
万能薬を節約するにはいいかもしれない。
・・・さて、RPGツクール2000なら、個人的には
KanonRPG/AirRPG(はちみつくまさん)は大作として外せないのではとか思ってますが。
丸一日寝てますた(;´Д`)で、見ていた夢…
斎木重工本社に乗り込むE.G.O主力メンバー
そこに立ち塞がった武藤サキ、西条慧の傭兵コンビ、ひびきが一人で足止めを行う
じわじわと押されていくひびきは、ある少女から渡された『不幸を呼ぶ剣』を抜く事を決意する
瞬間移動で一瞬にして懐に飛び込み、二人を叩き伏せる
…って、あくるちゃんのひびき、テレポートのストームブリンガーデッキかよ!
進藤さん家のネタっぽい
>585
AirGにはまったく同意
死体に鞭を打つかのようにバグ報告っ。一部ネタバレ注意。
・ブリュンヒルド井戸の戦車イベントが今だ未実装。
調べると「ファイルSが見つかりません」と言われて強制終了。
・鉱山隠し部屋、赤い宝箱を調べると「無効なイベントです」と言われて強制終了。
・鉱山隠し部屋、ネクロノミコンイベントで敵の設定がされていないらしく、
戦闘シーンに入って即戦闘終了になる。
・ネクロノミコンのアイテム設定が存在しないと思われる。
まあ、バグ報告と言うより未完成部分の粗探しかもしれませんが(^^;
>>584 EDCをダウンして一通り目を通してみる・・・が、
アクエリ系のグラフィックデータはないのね。
ま、アクエリ系のSRCグラフィックデータのあるページは1つ知ってるけど・・・。
書き忘れ。
RPG中の俺SSは読んでおくとEDの際にいいことあります。
とてつもなく先の話ですけどね。(滝汗
590 :
580:03/02/08 13:13 ID:???
>大佐殿
私もSRCやってみます。メッセとか、bmp流用してもいいですかね
…マトリエルって飛べないんだ(^^;
RPGの修正パッチです。
ttp://mona.plala.jp/up/2372266119.ZIP やっぱ緊急なのでバグは即時報告をお願いします。
ちなみにまだ先は出来てません。スマソ。
>580さん
俺のなんかでよければ、
『○○製作者:元大佐』とでもReadme辺りにでも書いてくれればいいですよ。
一応著作放棄はするつもりはないんで。
>マトリエル飛べない
昔は飛べました。むう、空陸をデフォにしようかな。
明日は来れない可能性が高いです……。家パソはプロ規制くらうし、近くのネット所は休館っぽいしなぁ。
電車に乗って出れば可能っぽいが。
SRCの助っ人がメチャクチャ強いんですがと言ってみるてすつ。
>ぐは、折角の気化爆宝箱も無駄かよ。(ーー;
即死ー!?( ̄□ ̄;
うぅん、ネクロノミコン戦からやりなおしか・・・あれ面倒(大変ではない)なのに。
#あ、今のレベルだと少佐戦が2ターンで終わりますが何か?
で、バグ報告。
ネクロノミコンの「出血(?)」からボディ・リカバーなどで復帰した時に
キャラクター名以外のメッセージが出ません。
おそらく状態変化データベースの設定漏れと思われます。
さて、改めてツクール2000とSRCを通して見直してみたけど、
SRCは基本仕様の関係上「パイロット」と「ユニット」でキャラクターの能力値が
分散してしまっている分、設定が色々と面倒やね。
あと、特殊能力関係も「武装」は別としても「特殊技能」「アビリティ」「SP」と
コマンド関係が分散しているのも凡雑に感じますなぁ。
#まあ、それがSRCの「汎用性の高さ」を実現している訳ですが。
あ、ちなみに私はSRPGツクール95を持ってますが、
データ素材の制約が厳しかったりして、なんだかんだ言って
SRCの下位互換で収まっちゃうのが現実かなぁと。
今日の修正は簡単そうだ。(゚д゚)ウマー
でも月・火ダメっぽい……。ネト屋か?
>592
大抵、助っ人は強いもんですよ。(例外はたっぷりあると思われ)
>593
銃取りました?
>即死
気化爆宝箱にかかった後は『大佐!謀ったな!大佐!!』とでも叫んでくだちぃ。(爆
>データベース
ああ、体力減少ですか?確か出血にはならないと思いますが。それではまた午後にでも。
>少佐2T
今Lvおいくつです?俺がテストしたときはLv5〜6だったので2Tキルはなかったでつ。
でもボディリカバー覚えてるって……(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ちょいと公募。
2部で主人公たちの本部作るので他のアクエリキャラを出すのですが、10人皆さんの要望から作ろうと思っとります。
作成キボンなキャラをカキコすれば作られるかもしれませんので、よろしくお願いします。
(と言うより誰を出すのか考えるのが面倒なだけです、スマソ)
>銃
多分取ってないです。
ディスイントの宿屋でRPG-7は手に入れましたが
これは即売却して装備品に化けました(w
>今Lvおいくつです?俺がテストしたときはLv5〜6だったので2Tキルはなかったでつ。
大体今Lv11〜12ぐらいですかね?
1ターン目:
ディーナ:攻撃/クララ:フラッシュ/マトリエル:攻撃orニュークリア
2ターン目:
ディーナ:攻撃/クララ:フラッシュ/マトリエル:ニュークリア
これで2Tキルですね。
大体、増援に出てきた曹長2体がニュークリア1発で吹き飛ぶので(^^;
>作成キボンなキャラをカキコすれば作られるかもしれませんので、よろしくお願いします。
では、五十嵐いぶきを(秒
じゃ、これから第5版を入れます。
597 :
藤咲:03/02/09 23:37 ID:???
>気化爆宝箱
・・・2回ほど『大佐!謀ったな!大佐!!』→『ボウヤだからさ』にw
>銃
何とか入手しました♪
まあ某聖職者も銃を撃ってましたし職種はなんでも・・・。
>敵の雰囲気変わりすぎ
格好いいです・・・特にホーネットが。
>作成キボンなキャラ
厳島美鈴さんでお願いします!
暇があればアイコンでも・・・でもへたれさはフェンリルで実証しちゃったし、時間もないしw
風邪→別のウイルスのコンボにお気を付けを・・・。
うぃ。と言うわけで今日火曜日はネト屋よりカキコしてまつ。
RPG進めたんだけど、準備出来てないんで無理っす。明日までお待ちを。
>藤咲さん
あれはサンプルのデータです。フリーなので使ってみました。
某聖職者…ヘルシングじゃないよな……。
>596
Lv11〜12か……。まあ、Lvが影響するのは要塞内部までですけど。(ぇ
>リク
いぶきと美鈴、OKです。帰ったら早速制作にかかります。
残りの方々も一応募集はしますが……この様子じゃ来そうにないな。
ちなみに第2部は独立するのでLvとかいくら上げても意味ないんでつ。(゚Д゚;
>>600 敵兵視界システムをご堪能あれ。( ̄ー ̄)ニヤソ
>第2部について
美奈をセーブ役として出すことが議会で決定しました。
あとは望がエライ役で出てきます。
とは言っても先に第1部仕上げないとな。
|Д゚)……
602 :
580:03/02/14 00:42 ID:???
スマヌ。事情によりちょい延期。リアルで忙しくなってきた(汗
・出演予定
舞タン(ヒュッケMk-2)、ミナタン(弐式)、クララ(アシュラテンプル)
苦情は受け付けません
どなたか東海林光タンの参戦をキボンです
余裕があれば・・・
604 :
580:03/02/14 10:49 ID:???
>603
そういえば舞タンと関係があったな…<小説版
ではトールギスあたりで。
伊達にライトニングシューターと呼ばれているわけではない。
……数週間待て。
バレンタインなんぞ知るか!(爆
今日はクララが初めから手札に全部揃ってました。最終的にギアスでジリアンと相打ちだったけどな。(泣
>>603 俺のRPGにも出しましょうか?嫌ならいいですけど。
>>580さん
アシュラテンプルか……クララ、敵っぽいな。それはそれで(゚Д゚)ウマーだけど。(爆
製作頑張ってください。
じゃあこちらも巨大シナリオ出すか。
出演は以下の通り。
・クララ(Hi−νガンダム)
・ディーナ(FAガンダムMk−V)
・マトリエル(PLAN303E ディープストライカー)
機体がマイナーなのはあらかじめご了承を。
>>606 わー、嬉しいです!
光タンを出してください、是非お願いします!!
608 :
AVG:03/02/15 00:18 ID:???
はっぴ〜ばーすでぃ〜、でぃあ東海林さん〜♪
と、いうわけで……本日、2月15日は東海林さんの誕生日なので、お祝いなのですw
今日地元であるアクエリの大会も、私の中では「東海林さん誕生日おめでとう杯」なのですよ(こら)
で、誕生日に合わせてSSを…と思ってたのですが、あまりにも愛しすぎて少しづつしか書けず、完成しなかったとゆー…
とりあえず、バレンタインな部分だけでもと思ったので書きかけのをはりつけて置きます〜
ttp://marmotfarm.com/cgi-bin/upload2/source/up9748.txt ……我ながら、行動が変だなぁ……
と、とにかく、東海林さんに誕生日おめでとう〜、なのですよ
>>603さん
はわ!?東海林さんをお好きな方ですか?
東海林さんって、やっぱり可愛いですよね〜♪
>>元・大佐さん
おお〜、アクエリのRPG……
どんなのかわかんないですけど、頑張ってくださいね〜
>>808 ううっ・・・うぷされたものが見れないです
というわけで、>808は見れないものをうぷするように(w
んなわけでSRC巨大編。今回も体験版使用。
ttp://mona.plala.jp/up/5175725615.ZIP これに出てくる作者は俺であって俺ではありません。別人です。(爆
>>607 はい。東海林さんOKでつ。
ぬう、今日は彼女の誕生日だったのね。(゚Д゚;)
>>610 じゃあその役割は俺がもらいます。(w
>>AVGさん
404……俺が遅かったのか。(ーー;
バレンタインネタなら思いつくんだがなぁ……。
RPGは第1部が60%ぐらいできてんのかな。後は要塞内部と少佐の館と大佐との決戦だけだし。
第2部はまだキャラ不足。開発1%程度か?
もう俺のバインダーからランダムで出そうかな………。
613 :
旧八:03/02/15 11:35 ID:???
そういえば今日は東海林光の誕生日ですな。
光タンお誕生日おめでとう!!
>>599 ダウンしましたが、差分ファイルに「Chara2」が含まれていないみたいです。
新規版にはちゃんと入っているようなので、そっちで問題なく動きましたが。
>>612 〜\src1726\Scenario\BlueFortress\Data\System\item.txt:
571行目移動力+3のデータが不正です
クラスが指定されていません
・・・ですって。
初めて本戦権利ゲトー、光さんの加護…いや、使ったの黒デッキだけど(;´Д`)
>612
すいません、まだRPGはやってないです(;´Д`)
とりあえずSRCの方は動かないんで色々試してみた所、『作者の意志』が悪さしてる様子
これだけ消したら動きますんで
中身は…えと、いろいろ言いたい事はあるけど割愛
Readmeファイルには動作確認したSRCのバージョンも書いておくと良いかと
作者を出すのは諸刃の剣、素人にはお勧め出来ない
617 :
藤咲:03/02/16 00:53 ID:???
『・・・紅白出場、大河ドラマ「馬上少年過ぐ」にヒロイン役で出演と絶好調な小鳥遊ひびきさんですが、バレンタインのチョコレートは誰にあげますか?』
ピッ。
『いい、舞?トルネードバンクを制す者がレースに勝つわ・・・チャンピオンになりなさい!』
『東海林先輩・・・・・・ミナ、チャンピオンを取りにいくよ!』
『その言葉を待っていたよ、舞ちゃん♪』
ピッ。
『美髯公が関羽・・・天然理心流沖田総司が御首級頂戴いたす!』
『ええい、下がれ小童!』
『総司ひるむな』
『助太刀するぞ』
『近藤さん、土方さん!』
ピッ。
「いまいち・・・」
ブランシュはそう言うとテレビ番組を諦め、もそもそとコタツから出て家庭用ゲーム機を用意し始めた。
「お前も・・やる?」
「いや、やめておく」
ブランシュは少し残念そうな表情をした後ゲームを選び出した。
一方のMBの方はと言うとフェンリルの尻尾のブラシ掛けを再開した・・・。
「気持ちいいか?」
「うん♪」
「・・・・・・ふん」
満足した声を上げるフェンリルにブランシュは少しムカッとした様だった・・・。
「おはぎが出来ましたよ」
ブランシュが5機目のグラマンに20ミリ機銃を叩き込んだところで、美鈴が重箱を持って部屋に入ってきた。
「おう、それじゃあ手を洗ってくる。行くぞ」
「コタツから出るのやだ〜
MBは嫌がるフェンリルを引きずり出し洗面所へ向かった。
「・・・・・・」
ブランシュも美鈴の有無を言わさぬ笑顔の前に仕方なく手を洗いに行った。
618 :
藤咲:03/02/16 00:54 ID:???
「それにしても昨日今日と家中チョコ臭くてかなわん。2月14日と言えば平将門の命日だろ?」
おはぎを口に運びながらMBはうんざりしたように呟いた。
「まあまあ、2月14日バレンタイン・デイと言えば日本ではチョコレートですし・・・」
美鈴は苦笑しながら言った・・・彼女自身巫女としては理解しかねる習慣だと思っているのだろう。
「まあそのお陰で今は静かなんだがな・・・」
「ええ、ひびきちゃんのテレビ出演はいつもの事ですけど、真由美ちゃんに望ちゃん、ディーナさんにソニアちゃん、それに栞ちゃんは」
「デート」
美鈴の言葉を引き継ぐようにブランシュはボソッと言った。
「羽を思いっきり伸ばすのもいいさ・・・異常は?」
「特に部下からの報告はありません」
MBの声に答えたのは天井裏の人物だった。
「お前も降りてきて休憩しろ」
「御屋形様の命令とあらば・・・」
音も無く現れたのは裏の部隊を率いるくの一の服部忍であった。
「それにしても・・その格好で寒くないのか?」
「鍛錬です」
「しかもいつも天井裏ですね」
「忍者ですから」
「単なる忍者コスプレのヲタク」
「うるさい白虎風情が!」
「それくらいにしておけ・・・早く食わないとフェンリルに全部食われるぞ」
MBの言葉通り1人話しに加わらなかったフェンリルは黙々とおはぎを食べていた。
619 :
藤咲:03/02/16 00:54 ID:???
「ねむい・・・」
「もうそんな時間か・・フェンリル、今日は美鈴と一緒に寝るか?」
「うん♪」
MBの提案にフェンリルは嬉しそうに頷く。
「・・・それじゃあ先に休ませて頂きますね」
「おう、お休み」
少し残念そうな美鈴は目をしきりに擦っているフェンリルを連れて自室に向かった。
「さてゲームでもやるかブランシュ?」
「しょうがないな」
ぶっきらぼうに言ったブランシュであったが、微かに頬が緩んでいるのを残った2人は見逃さなかった。
「真・戦国無双をお願いします」
何故か忍がゲームを決定した・・・。
‐数時間後‐
『人間五十年下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり』
「やったな」
エンディングで流れる「敦盛」を聞きながらMBは感慨深げに呟いた。
「・・・全武将をクリアはやりすぎでしょう」
「しかも最強モード」
忍とブランシュは口々に言ったが疲れている様子は無さそうだった。
「本能寺の信長シナリオで光秀を討ち取るのはきつかったな」
「それよりも関ヶ原で秀秋寝返り後の三成で逆転は・・・」
「大阪夏の陣」
それぞれに感想を言い合いながら次のゲームを物色していた・・・。
620 :
藤咲:03/02/16 00:55 ID:???
‐翌朝‐
「結局朝までやっていたんですか!?」
「ああ」
美鈴の呆れたといった表情にしれっとMBは答えた。
「まあ・・・現在まで逢引組に異常は無し。朝飯を食べたら眠らせてもらう」
「そういう事ですか・・・警戒御苦労様でした」
美鈴はMBの真意を知ると頬に唇を押し付けた。
「・・・数時間遅れのバレンタインです」
そう言ってから急に恥ずかしさを感じたであろう美鈴は頬を紅く染めて台所へ駆けて行った。
「朝からイチャイチャと・・・」
「・・・・・・」
呆れ気味なブランシュとは対照的に忍は真っ赤になって俯いた。
数時間後、逢引組は全員が朝食の席に着いていた。
このあたりは各々が戦士としての自覚を持っている証拠であろう。
「お前ら一緒に朝風呂でもどうだ?」
MBは逢引組が朝食を取るのをよそに、夜更かしをした2人を廊下に呼び出して小さな声で誘った。
「・・・一緒に入るだけだぞ」
何気ない風を装ったブランシュだったが耳が嬉しげに動いていた。
「お、お背中流させていただきます!」
忍は・・・言うまでもないだろう。
こうして猛者達のバレンタインの裏側で1つの物語が入浴で終わった・・・。
621 :
藤咲:03/02/16 00:58 ID:???
後書き
色々な意味で今はこれが精一杯です・・・。
新キャラ登場でも事態はあまり好転せず。
結局間に合いませんでした(涙
くぅ・・・美鈴さんラブなやつは誕生日にでも!
>>藤咲さん
SS乙です
>>元大佐さん
RPGやってみました。罠宝箱がシビアですねw
624 :
AVG:03/02/17 00:33 ID:???
うぐぅ……SS,みんな見れなかったようで…
慣れないことはするもんじゃないなぁ……と反省です(汗
書きかけで、いろいろ直すべきところ多いだろうから、きちんと載せるのを躊躇ってしまったわけですが……結果、皆さんに迷惑をかけちゃってすいませんでした(ぺこり
とりあえず載せますが……突っ込みどころばっかりなのはどうかご勘弁を
包まれるように抱きしめられて、彼の胸に私の顔が埋まる。
それから「ありがとう」と一言。
彼の手の中には小さめの小箱、さっき私が渡したものだ。
「喜んでくれるのは嬉しいけど、チョコ一個で大げさよ」
抱きしめられたまま私は言う、そう言いながらも私もまた頬が緩んでいるのだろう。
2月14日、セントバレンタイン。
理由は忘れたけどバレンタインという人が集団結婚式を開いた日で、チョコレートを渡すという風習はお菓子メーカーの戦略だと、どこかで聞いた覚えがある。
始めは作る気なんてなかったのだけど「年に一度のイベントだし、たまには彼に気持ちを伝えてあげるのはどうですか?」などと言われ、作ってみたものだ。
料理は苦手ではないのだけれどもお菓子などは作ったことがなく、望にかなり頼ってしまったのが少し悔しい。
そして今さっき、それを渡したのだ。
どういう反応をしてくれるのか、楽しみだった。
いつ渡せば良いか、どんな顔をして渡せば良いか。
わくわくして、私らしくもなくドキドキして。
料理を作って、彼の仕事が終わるのを、家にやってくるのを待って。
残業をしてきたらしく、戻ってきたのは夜の10時を回っていた。
なんでも明日に仕事を残したくなかったのだそうだ。
お風呂に入ってもらい機械油の臭いを落として、それから食事をして。
いざとなると、渡すタイミングがわからなかった。
思えばバレンタインに誰かにチョコを渡すなんて、初めてだったから。
彼がお風呂から上がってから、食事が終わってから。
渡すべきタイミングはあったのだけど、どうしても踏ん切りがつかなくて。
あと20分で14日が終わってしまうという時間になってしまって、慌てて彼の部屋に行って。
それから、思い切って渡した。
恥ずかしかった、顔が真っ赤になっていることがわかった。
喜んだ顔が見たかったはずなのに顔を見せられなくなって、うつむいたまま前に押し出すように渡してしまって。
一瞬だけシンとして、手の上が軽くなったと思ったら
「光」
と、名前を呼ばれた。
顔をあげようとして、引き寄せられて。
そのまま抱きしめられた。
「ありがとう」と言われて、思わず「大げさよ」と答える。
「でも正直な所、チョコをくれるなんて思わなかった」
言われて、体を預けたまま顔を上げる。
「酷いこと言うわね、私だってチョコくらいは渡すわよ」
少しふくれて見せると「あ、ごめん」と謝られる。
その表情が面白くて、笑ってしまって。
「私も、チョコを作るなんて思わなかったわ」
彼が、キョトンとした表情を見せる。
それから少し間をおいて、二人でクスクスと笑った。
ひとしきり笑ったあと、ふと彼が目線を泳がせる。
「どうしたの?」
そう聞くと、恥ずかしそうにしながら彼は私を見たまま言った。
「えっと……キス、してもいい?」
627 :
AVG:03/02/17 00:42 ID:???
えと、とりあえず<続く>ってことで
今はここまでです。
お目汚し失礼いたしました(ぺこり)
>>627 乙です。
続きが凄く見たいです
ハァハァな展開になるのでしょうか・・・
629 :
f91:03/02/17 07:48 ID:???
>>617 >>625 またすごいSSが上がってますな。
全部読ませていただきました。乙です〜。
昨日の大会、望が4ターン目にサイコマスターになったものの、
相手はオオクニヌシ・・・・・・。もうね俺、アボガドバナナかと(以下略)
デッキが回っても勝てねぇ・・・・・・。望スマソ・・・・・・。
>>622 Ver.1.05やりましたー。
初期の頃にあった戦車バグもいつの間にか直ってますね。
あと、銃も手に入れました。まあ、Lvの関係上あまり有り難味がなかったかもしれませんが(^^;
では、いつものように(?)いくつかピッキングを。
・北の鉱山にて未だに「大きなひび割れ」のイベントが出来ていない。
・地下要塞&少佐の館内で「通信機」を使っても、何も起きない。
さらに、そのあと少佐の館から出るとその時点で通信機のウインドウが開く。
・少佐の館から、クララの「エスケープ」で脱出すると
なぜか北の鉱山の入り口に出てくる。
まあ、ほとんどはイベントの設定し忘れだと思いますが、一応ご報告を。
>>SRC
>615-616で指摘された起動バグが未だに残ってます。SRCのVer.は1.726です。
仕方がないので現在当該のitem.txtを外して起動させていますが。
あと、おまけの「トリントン基地」編ですが、敵ユニットおよび中立ユニットを全滅させても
イベントが進行しません。
ちなみに、BGMがないのは寂しかったんで、ウチでは味方ターンに「Colors -Radio Edit-」
敵ターンに「The Legend of MAX」をかけてます。結構ハマッててオススメ(^^;
> もう公募はいいな。これ以上なさそうだし打ち切り。
> マイナーだらけの危惧はあるがもう知らん。
ここのスレや最萌え等で出番の多かった娘から選んでは?
少なくとも、ここの住人には馴染みのキャラが揃うでしょうけど。
>>629 そんなときには九天玄女の力を借りましょう!
イレイザーアイコンをつけてアリシアするのもグッジョブ!
ミ ゚Д゚ミy─┛~~毛生やしますた。(?
バグの件はまた明日にでも。
>>623 罠宝箱、第2部には出そうかどうか迷う。
>>627 乙ですた。続きはエチーのかなぁ。(ヲイ
>>629 かなり前の大会の話ですが、望+精神寄生体+アリシアは痛かった・・・・・。
>>630 >出番が多かったキャラ
その手があったか・・・。サンクスです。
・・・・・Colorsと言うとBMしか思いつかないな。
> ・・・・・Colorsと言うとBMしか思いつかないな。
おふこーす。
何の問題もありません(w
633 :
f91:03/02/18 21:51 ID:???
>>630 >>631 精神寄生体+アリシア+望=5/6(4)/4のウルトラサイコマスターっすか…。
やってみたいけどアリシアないなぁ・・・。
しかし、ラプ魔が怖いから今デッキに入ってるパーマネントは生玉だし。
望の攻撃力Upよりむしろ、耐久力を高めたいのが現状っすかね。
>キャラ
俺的には無論望だけど、Works274、マナ・フロウあたりを是非。
前スレのSSで泣けたから(つД`)
>>633 ちょっとマジレスすっと、パーマネントの修正は本来の攻撃力とみなされて
アリシア修正より先に入るので、望←精神寄生体←アリシアで、
5/5+(4)/4になりますな。
> しかし、ラプ魔が怖いから今デッキに入ってるパーマネントは生玉だし。
> 望の攻撃力Upよりむしろ、耐久力を高めたいのが現状っすかね。
精神寄生体以外にもウルトラサイコマスターになる方法がありますよ・・・。
ウチの師匠が実際にデッキを組んで周囲の度肝を抜いた事がありますが。
デッキ自体はクラシックの産物なので、メカニズムは皆さんで考えてください。
・・・なんて書くとHNが割れる訳だが、まあ気にしない方向で。
お邪魔します。
絵師にハマってカードを集めまくる方って結構いらっしゃるんでしょうか?
SAGA2以前にやってた際の資産をネットオークションで捌きたいなぁ、
と思ってるんです。
七瀬葵絵のが諸々合わせて手元に500枚以上あるのですが、
量が量なので欲しがる人がいるのかどうか・・・。
スレ違いだったらゴメンなさい。
636 :
f91:03/02/19 08:49 ID:???
>>634 そっかそっか。村正に幽体離脱といっしょですな。
しかしウルトラサイコマスターになる別の方法・・・・・・?
なんだろう?今までM.P.Dとか影分身とか使ってきたけどどれもイマイチ。
とすると、何らかのコンボのようなものだろうけど・・・。
>>635 欲しがる人は結構いると思うけど、詐欺られないよう注意。
盗られたと気づいたときの気分は最悪。
おい、突然だがお前らに質問だ!
真由美:17歳(三段目は18歳?)
光:16歳
望:10歳(三段目で16〜18位?)
メイド長:26〜29?
リパルサー:22〜26?
ちひろ:9〜13?
DD舞:小説読んでないから解からんです。13?
タイムトリッパー:16〜17?
奈々:10〜13?
志保:16〜17?
ピュアメイド:18〜20?
この中で年齢が不明なキャラの年齢を考えて下さい。おながいします。
なんかふと気になったもんで。
>>637 望:2段目3段目は17
DD舞:中学生かつ15歳だが光が先輩にいる時点ですでに謎。中高一貫でも、中等部と高等部はあまり交流無いと思われ。
光を高1と解釈するなら、ミナ、ディーテが15なので舞は14になる(ただし小説中で15に
お好きな方でいいんじゃないの?
個人的には14歳キボーン(つД`
>>637 リパルサー:学生ではないだろうし、そう歳でもない。24だと思われ。
タイムトリッパー:制服だから高1(16)。中学生の線も有り得る。
奈々:中1(13)。少なくともあの幼さは14歳以下で間違いない。
志保:高3(17)。風紀委員を一年生が積極的にやるとは思えないから、低くても16。
ピュアメイド:19。高卒で、恐らく絵梨菜より年下だろう。よってこの歳。
ちひろ:望と同じくらい幼いので、10歳かと思われ。一桁はさすがにマズイだろ(w
メイド長:29がギリギリのラインか?漏れ的には三十路でもOKなんだが。
修正忘れた・・・・。
>>633 実は昨日議会でWorks274は決定したんです。んじゃ、マナも出しておきますか。出すつもりだったし。
( ̄ー ̄)ニヤ・・・望の役割は見てのお楽しみってことで。(ぉ
残り枠3名、誰にするか・・・・・。
>>634 その5/5+(4)/4+イニシアが痛かったのでつ。
今みたいにギアス4枚積みとかやってなかったしなぁ・・・・・。
カシペ、キャラしかいないのがちょいと微妙だ・・・。
>>636 ヒント1:磨羯宮のカードを使います。
ヒント2:永続的に超サイコマスター化する訳ではありません。
ヒント3:応用次第では、5/5+(4)/4チブに加え、なんらかの付加要素が付きます。
ヒント4:実はギアスも怖くない・・・かも。
>>640 キャラ未定でしたらジリアンあたりはどうでしょう?
カシペキャラオンリーですが、そのうちブレイクオンリーも出るかもしれませんね
スタッフコラムで「好評なようなら続編も」と匂わせてるしなぁ・・・。 > かしぺ
結局SRCしかやってない訳だが、時間下さい(´・ω・`)
>622
いや、シナリオ的に<作者
前痛い目見たので…(;´Д`)
>625-626
光もいいなぁ…Saga2でも出てるし
>629
望の泣き所…単体除去を4積みとかしか思い浮かばない…
>640
SRC、自分も動きましょうか?
まあ、時間がとれればなんだが(;´Д`)
>641
はーい、素体イレイザー+スチュアイコンで望ブレイク、催眠術師エフェクト+アリシア
下がイレイザー工作員ならステルス付加、1ターンに45点!
エフェクトのおかげでチブが3つになるからギアスも無問題
でもラプラスだけは勘弁な
645 :
f91:03/02/20 10:21 ID:???
>>641 >>644 なるほど、催眠術師ですか。いましたな。
でも、ラプ魔に弱いとなるとちょっと困るかも(汗
俺的恐怖ランクとして、
1位 ラプラスの魔
2位 精神ダメージを受けない
3位 フレイザーズ・ビスクドール
だから。
やっぱり耐久4が問題かな。
ともかく情報ありがとうございましたm(_ _)m
フランシーヌでSSを書こうと思ってるけど、
ジュリア・ベルナルド・フランシーヌってつながりあるのか?
年齢はなんぼなんだろうか・・・。
>>641 >>644 はーい。昔作ったことあるね。
なぜかラプラスぶちまけられたけど。マケタケド。
>クローデル一味
兄妹?姉弟?そろいも揃って純潔は守っているのだろうが。
最近リアルで忙しくなってきた。土日くらいには安定するかもしれんのでちょいとばかしお待ちをば。
>>642 ジリアンですか。とりあえず議会に案を提出しておきます。たぶんすぐ通りますけど。(笑
>>644 >SRC
動いてください。
とりあえず俺は等身大の方に専念することにします。こっちなら作者出ないし。(爆
>>645 その3人、姓が同じなんですよね。兄弟姉妹みたいなモンなんでしょうか・・・・。
そろそろ新作書こ・・・・・。
>646氏
姉弟同士で純‘血’を守っt(略
649 :
藤咲:03/02/22 23:35 ID:???
「寒いか?」
「大丈夫です・・・貴方と一緒なら」
美鈴は己の発した言葉に少し頬を染めながらMBの腕と組んだ腕に力を込めた。
数ヶ月前まで2人きりの時さえ手を繋ぐを躊躇した美鈴であったが、今では誰もいなければ腕を組んで歩くことも可能になった・・・。
今、MBと美鈴の2人は雪掻きされた人通りの無い道を宿に向かって歩いていた。
今日は美鈴の誕生日・・・祝いの意味を込めてMBは一泊二日の温泉旅行に美鈴を連れ出した。
「道が雪掻きされていて良かったですね」
真由美に借りた白いコートをハンガーに掛け、美鈴は押入れから浴衣と帯、羽織を2組取り出し1組をMBに手渡した。
「まあな。お前が雪道で転ばないで済んで良かったよ」
「もうっ!」
意地悪く言うMBに美鈴は膨れっ面をしたが、心中に不快さは無くMBとのやりとりが心地よくさえあった。
「俺は早速温泉に入りに行くがお前はどうする?」
浴衣の着替え窓辺に座りくつろいでいたMBは湯飲みの中の番茶を飲み干すとおもむろに立ち上がり、閉めた障子の向こうで着替えている美鈴に問い掛けた。
「・・・御一緒します」
混浴と言うことを事前に知りっていて恥じらいながらも同意した美鈴にMBは雪景色を眺めながら微笑んだ。
650 :
藤咲:03/02/22 23:36 ID:???
「・・・まるで貸切りだ」
「・・・・・・」
バスタオルを体に巻いているとは言え2人きりの入浴は、彼女の鼓動を早めるのに充分な事だった。
「・・・雪が降ってきたな」
「・・・ええ」
MBの言葉通り空から白い物がゆっくりと降ってくる。
美鈴は顔を上げ舞い降りる雪に無意識の内に見とれた。
「・・・・・・」
「・・・・・・きゃっ!」
何を思ったか突然MBは美鈴の体を引っ張り自分の前に持ってくると、後から優しく抱きしめた。
「初めて会ったときお前は雪のような奴だと思ったよ」
「えっ?」
淡々と語るMBに美鈴は今の状況を言葉に忘れ耳を傾けた。
「全てのものをその身の純白さで受け止めながらも」
そこで一旦言葉を切るとMBは手で雪を受け止めた。
当然、雪は瞬時にして融けてしまう・・・。
「決して誰のもとにも残らない・・・」
「・・・・・・・・・」
美鈴は目をつぶり男の次の言葉を待った。
「だが・・俺の考え違いかお前が変わったのか知らないが今のお前は違う。関った者の心の何処かに必ず残る・・・俺の中にも」
そう言うとMBは強く美鈴を抱きしめた。
「・・・貴方が私を変えてくれたんですよ。遙さんも言っていました。『以前のお前にあった脆さ・危うさが無くなった』と。あと・・・貴方の心の中に私がいるように私の中にも」
顔を後ろに向けた美鈴は自分の唇をMBの唇に押し付けた。
「私からは初めて・・・かな?」
その時の美鈴の表情はMBにとって生涯忘れられないものになった・・・。
651 :
藤咲:03/02/22 23:43 ID:???
後書き
厳島美鈴誕生日記念SSです。
マンネリ化を恐れつつも1番自分らしい形で誕生日祝いをします。
おめでとうございます♪
新たな1年を自分らしく歩んでください。
温泉行きたいな〜w
652 :
AVG:03/02/23 10:42 ID:???
う〜…風邪&明日から仕事の研修で、最早死にかけなAVGですの……
とりあえず今出来た所までだけでも続きを張っておきます〜
「まだ閑静しねぇのかよゴルァ」と思われるでしょうが……愛ゆえにじっくり書いてしまうってことでどうかお許しを……(汗
気恥ずかしそうにそう言った。
「……うん」
部屋の温度と体温とそれから、たぶんもう一つの理由で少し赤くなっている彼。
ゆっくりと顔が近づく、近づき目が閉じる。
私も目を閉じ、顔を少し傾けた。
少し固めの、肌よりは柔らかいそれが私の唇に重なる。
離し、重ね、何度も繰り返す。
気持ちを確認しあうように、お互いに甘えあうように。
「んぅ……?」
何度目かのキスの後、長いキスの途中。
不意に、柔らかく温かい感触が唇に触れる。
それに反応し、少し体が震えた。
自然と開いた私の唇の間に入ってきて、私のそれに触れる。
軽く先端同士が触れ何度か確かめ合い、折り重なるように密着する。
お互いの唾液が混ざり合い唇を濡し、十分に潤ったその中でなぞり、弄りあう。
唇が離れると体の力が抜けてしまい、しがみつくようにして立っていた。
「光……その……」
耳元で彼の声。
言うのを躊躇ったのか次の言葉はすぐには続かない。
一呼吸ほど間を置いて、それからやっと絞り出すように呟く。
「……光を、抱きたい」
微かに震えた声は、まるで拒絶されることを恐れているようで。
彼の背中に手を回し二度、ポンポンと叩く。
「うん……良いよ」
出来るだけ優しく、彼が安心出来るように。
大丈夫だよ。
貴方とならいつかそういうこともしたいと、私も思ってたから。
そう思ったけど、そこまでは言ってあげなかった。
抱きしめていた手を離し、体を伝ってお互いの手に触れ、軽く握る。
手を引かれ、横に並んでベッドに座った。
すぐには出来るわけもなく、二人ともうつむいてしまった。
何を言えば良いのかと考えていると、そのうち彼の手が肩に添えられた。
一度目のキスは、微かに震えていた。
唇が離れ、まっすぐに見つめ合う、
二度目のキスは、とても優しくて。
キスをしたまま、添えられた手に軽く力がかかり私の体をベッドに倒し込む。
キシリ、とベッドが微かに軋む音。
<続く>
と、いうわけでまだ続きます(汗
この先は……ゴニョゴニョなので、知人に手伝ってもらって(ぉぃ)別のページに飛べるようにするべきだろうなぁ…とか思ってたりしますです。
んでは、また続きが出来ましたらということで(ぺこり
あ、ちなみにこのSSにおける東海林さんはライトニングマスターで、20歳と考えてます。
藤咲様へ>
はう〜……美鈴可愛いです〜
SS、もう慣れた感じですごく読みやすいです。
一日遅れだけど……美鈴さん、誕生日おめでとう〜です
元大佐様へ>
わくわくしながら、期待しながら待ってます(w<新作
635様へ>
そういうのは……やっぱりヤフーオークションかトレード掲示板で交渉すると良いかと思います。
七瀬さんはやっぱりまだ人気ありますし、ある程度は捌けるのではないかなぁ?と思います(私の知人にも七瀬さんのファンは多いですし)
て…もう6日も前のお話……もう終わってたら失礼しました(汗
クローデルについて>
(検索をかけて)カミーユ・クローデル……?多分関係無いよなぁ(汗
私は親族なんだろうなぁ、と思ってます。
ウィズダムの歴史の中で分家がいくつかある家系なのだろうなぁと
>>651 私も遅ればせながら美鈴さん、誕生日おめでとうございます
早くSagaUにも登場するといいですね。
>>655 続きがとても楽しみです。お待ちしています。
657 :
f91:03/02/27 07:47 ID:???
>クローデルについて
いろいろな情報ありがdです。
ジュリア・クローデルは使ったこと無いし、ベルナルドは野郎だから問題外、
で使ってるのはディーナと組み合わせたフランシーヌだから気になった。
SS作れるかな…。マターリやってみよう。
>>651 >>655 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
今リアルでカシペ開けた。
ビジュアル的にはなかなか(゚Д゚)ウマーなんだけどな。キャラだけってのはどーもね・・・・・。
>>657 ディーナとフランシーヌの組み合わせをやってみたが、こりゃ強いわ。
相手が通常攻撃力だとかなり有利。
659 :
580:03/02/27 15:10 ID:???
やっと復帰。今制作中。明日明後日には何とか。
でも、どこにうpしたらいんだろ…
私もカシペ買って来ました。
GWと二正面作戦を決行しなければならないので6パックだけ。
光タンハァハァの私としては、目標はライトニングフリッパーただ1枚にもかかわらず
6パック空けて1枚のみでがっくし。
SP2枚あるものの、コモンとアンコのSPでイマイチ。
シルバーチケットなるものを引くも、5枚?ハァ!?むりぽ
ついでに、やっぱりキャラのみってのは萌えきれませんな。
661 :
f91:03/02/27 20:58 ID:???
>>658 スタンダードの大会にて、神楽鈴つけた美晴、
オオクニヌシなどを相手にそうとう長く粘りました。
しかしライカンx4の前にはあえなく負け。
そこで今度はフランシーヌに生玉をつけてみることに(w
>樫
周辺に売ってる場所ナシ。注文したけどいつになるのやら……。
>>659 いい所知ってます・・・・っても漏れがいつも使ってるところだけど。
ここはうp専用なのでアドレスさえメモれば安心なんですが、いかがでしょう。
>>661 フランシーヌ+生玉・・・・・確かに強い。(w
>樫
また今日も一つ買った。・・・・・またSPとアンコがパック内で2枚重複だ。
ハウスキーパーが漏れ的に(゚Д゚)ウマー
同じようなので再録ブレイクオンリーとかやってくれんかね。
んで当然クラ(゚Д◎≡≡≡==--
-元大佐があぼーんされたため、今回これ以上の書き込みは不可能です-
今月のメガマガの美晴、激しく萌え…
いぢめっこですか!? お姉ちゃんタジタジですか!?
しかも好みがカレーライスと。
あさぎ氏、やはりやり手ですな。
665 :
580:03/02/28 22:13 ID:???
>>665 プレイしてみました。
光タンを出してくれて、しかも結構いい感じの役どころだったのが個人的に嬉しいです。
小説ヴァルゴを読んだばっかなので、話もよくわかりましたw
>>664 脚本いるが、ネタ出してるのはあさぎ桜なのかな?
669 :
580:03/03/01 21:41 ID:???
>666
(//▽//)
>668
敵全滅を狙うとかなり難しいかと。弾薬とエネルギーが尽きます(w
いいのが見つかったのでトリップ変更。良く見ると彼女の名前があります。(ぉ
巨大シナリオ変更。前のは廃却してください。(爆
まあ、
>>580さんの影響受けまくってますけど・・・・・・。
光にトールギスVはカコイイ!
http://mona.plala.jp/up/1743627424.ZIP 今回の出演(マトリエルはまだ未出場)
クララ(フリント)
ディーナ(Zプルトニウス)
光(トールギスV)
ステラ(ライグ=ゲイオス)
望(アルブレード)
いぶき(ゲイオス=グルード)
紗綾(ゲイオス=グルード)
マトリエル(ゼイドラム)
またもやマイナー機入り。
>>669 何回もゲームオーバーになりますた。
味方が少ないから俺のSRWのやり方だとキツイ……。
RDCやEDCのアイコンはシナリオ添付だけならいいみたいですよ。
>>670 早速プレイしますた。
いきなり強げなユニットの山にドッキリでした。
光タンの活躍ともども続き待ってます。
時間がもう少しあれば私も何か作るんだけどなぁ
カシオペア…。
綺麗なのはあっても、激しく萌えられるのが無くてちょっと凹みCHU。
それはそうと、折角物書きさんが多いんだからリレー小説とかやって見たりしないんですか?
久々に家でマターリしていた自分に、こんな情報が入った
『次のエキスパンションは金牛宮、愛しのなるちーは3枚も描いてる!』
自分は走った、ぎゃざで、その情報を確認しに
そして載っていた、一枚はなるちーだ!
…載ってたのはキャラクター確定、しかもウォーリアっぽい(;´Д`)
女ウォーリアは使えるキャラ揃いまくってるのに…どうしろと……
あと2枚に期待
>>672 >カシオペア
自分はハウスキーパー、お嬢様、紅薔薇の君等々が4パックで当たったので
もう買う気がありません…紅茶少女をシングルで揃える程度
>リレー小説
出だしに何か書きましょうか、時間が出来たし
674 :
580:03/03/04 15:08 ID:???
>大佐殿
プレイしました。機体がマイナーすぎて解りませんがww
(ハリアー2萌え)
2話作ろうかと考えてるんですが、出演リクあったら検討します。
(Saga1しか知らないですが……)
今のところ、一色真純(WG0C)、外園今日子(ヘビーアームズ)を予定。
ヘビーアームズ(゜∀゜)キターw
しかし今日子とは・・・おいしいですな。
リクでは飯塚秋緒(サンドロック)キボン。
>>674 舞さんとミナさんの続きですよね
じゃあヴァルゴ繋がりで鹿島栞さんあたりはどうでしょうか。
ユニットは・・・連想ゲームで、阿頼耶識⇒赤⇒ネオジオン・クロスボーンということで
ビギナギナあたりでどうでしょう。
677 :
580:03/03/05 01:30 ID:???
>>676-677 赤いのはビギナギナでなくてビギナゼラだYO!と振ってみるテスト。
ビギナギナはF91でヒロインが敵から寝返って、結局そのまま乗りつぶした機体。
ビギナゼラはシルエットフォーミュラーで敵さんの某悠久幻想曲のピアノ弾きの清楚なお嬢様ヒロインと同じ名字を持つイカツイおっさんが乗ってた機体。
ギナはともかくゼラは確かにマイナーすぎるか。
ギナにはないが、ゼラにはヴェスバーが搭載されているので使うなら是非!
あとは確かベルガダラスが赤かったはず。
>>678 676だがわかりにくいネタでスマソ。
アクエリ ⇒色分類 ⇒ガンダムウォーTCG
EGO ⇒白 ⇒ウイング・SEED
阿頼耶識 ⇒赤 ⇒ネオジオン・クロスボーン
WIZ−DOM ⇒青 ⇒地球連邦
ダークロア ⇒緑 ⇒ジオン公国
イレイザー ⇒黒 ⇒ティターンズ・ザンスカール
極星帝国 ⇒茶 ⇒ターンA・GX
というネタでしたw
680 :
672:03/03/05 22:23 ID:???
>>673 お待ちしています。
欲を言えば工口無しをきぼー。
続きを書いてくれる人がいるかどうかが問題ですが。
……やっぱ名指し?(笶)
681 :
AVG:03/03/05 22:26 ID:???
>>◆GLZLASTY8I様
リレー小説……面白そうですな〜
むぅ、私では力足らずでしょうが、そちらの次あたりを書いてみようかなぁ……とか思ってみたり(変なのになったらどうすんねん、俺)
先のSSの続きは、やはし私が男性であることもあり現在難航中(汗)
友人に手伝ってもらい、調整しながらゆっくり書きまする〜(ぉ
次発表のRPGは『AAA0』になりました。(第3部を0にしただけ
クララ入隊前からの話になりますのでとりあえず。明日でも先行(?)体験版を。
VRトレーニングとか作ってるからMGSみたいだ。(爆
>>674 実在兵器はマジで漏れの趣味です。
ハリアーはMGS2が印象的でした。
>>678 シルエットフォーミュラーはネオガンダムのG−B.R.D.が激しくカコイイ。大火力兵器マンセー。(ぉ
ベルガ・ダラスも赤かったですね。
>>679 GWですか・・・。
ウチのシナリオじゃクララがEx−Sに乗り換えるのでOKですな。プルトニウスは連邦だよな?(ぉ
E.G.O.はWとSEED・・・望をストライクにでも乗り換えさせるか。(w
>>リレー
をを、面白そうだ。じゃあ名指しが来たら漏れはやることにします。
でも3月中は忙しいので無理っす。(汗
>>682 大佐っ!!バンダイのFIXシリーズからディープストライカーなる化け物がでるということですがいかが致しましょう!?
あのでかさとインパクトでどう見てもカリス搭載のパトゥーリア(違
えーと、誰か培養液槽に突っ込んで乗せてやってください。EGOの香具師を。
カシオペア買ったけど以外にチケット出るね。
3箱各2枚、うちGチケ1枚でしたん。
>>682 いいですね望さんストライク
東海林翼くんはついでにイージスでお願いしますw
>>688 プレイしてきますた
RPGはギミック特集でしたね。前のやつの発展形ですな
SRCは順調ですね。ただ最初敗北条件見て、NPCのGMVがアボンしても駄目なのかと焦りましたw
なんともなくてよかった
AAA0にてバグハケーン。遠距離クリア可能w
>進行度
銃構えグラフィック、ハンドガンとライフルとショットガンは完成。
後はクララの表情付けた。SRCの転用だけどw
>>689 第1話からの流用だったので勘違いされた方はいるようですな。
彼らは「NPC」、ディーナとクララは「味方」ですから。
今後、NPCではありますが、『大佐&ホーネット』を上手く利用してやりましょう。
いくら墜とされてもこちらには関係ありませんからw
>>691 わーい、翼くんだぁ!
いよいよ話も本格的に動き出した感じですね。
スレ違いではありますが、私が作成したストライクとイージス貼ってみます。
もし宜しければ御参考にしてみてください。
ストライクガンダム
ストライクガンダム, MS, 1, 2
陸, 4, M, 3000, 100
特殊能力
バリアLv2=PS装甲 !B 5
シールド
換装=エール・ストライクガンダム ランチャー・ストライクガンダム ソード・ストライクガンダム
3500, 160, 1200, 105
-ACA, GS_StrikeGundam.bmp
バルカン, 700, 1, 1, +30, 20, -, -, AABA, -20, 射
コンバットナイフ, 1400, 1, 1, +25, -, -, -, AAAA, +0, 武
ビームライフル, 1700, 1, 4, -10, 10, -, -, AA-A, +10, B
エール・ストライクガンダム
エール・ストライク, MS, 1, 2
空陸, 5, M, 3000, 100
特殊能力
バリアLv2=PS装甲 !B 5
シールド
換装=ランチャー・ストライクガンダム ソード・ストライクガンダム ストライクガンダム
3500, 160, 1200, 120
ABCA, GS_StrikeGundam(A).bmp
バルカン, 700, 1, 1, +30, 20, -, -, AABA, -20, 射
コンバットナイフ, 1400, 1, 1, +25, -, -, -, AAAA, +0, 武
ビームライフル, 1700, 1, 4, -10, 10, -, -, AA-A, +10, BP
ビームサーベル, 1900, 1, 1, +15, -, -, -, AAAA, +0, 武
ランチャー・ストライクガンダム
ランチャー・ストライク, MS, 1, 2
陸, 3, M, 3000, 100
特殊能力
バリアLv2=PS装甲 !B 5
シールド
換装=ソード・ストライクガンダム ストライクガンダム エール・ストライクガンダム
3500, 160, 1200, 100
-ACA, GS_StrikeGundam(L).bmp
バルカン, 700, 1, 1, +30, 20, -, -, AABA, -20, 射
120mm対艦バルカン砲, 1300, 1, 2, +5, 10, -, -, AABA, -10, P
コンバットナイフ, 1400, 1, 1, +25, -, -, -, AAAA, +0, 武
350mmガンランチャー, 1700, 2, 4, +0, 8, -, -, AAAA, +0, 実
超高速インパルス砲, 2300, 2, 5, -15, -, 30, -, AA-A, +0, B
ソード・ストライクガンダム
ソード・ストライク, MS, 1, 2
陸, 4, M, 3000, 100
特殊能力
バリアLv2=PS装甲 !B 5
シールド
換装=ストライクガンダム エール・ストライクガンダム ランチャー・ストライクガンダム
3500, 160, 1200, 105
-ACA, GS_StrikeGundam(S).bmp
バルカン, 700, 1, 1, +30, 20, -, -, AABA, -20, 射
ロケットアンカー, 1100, 1, 1, +20, -, -, -, AABA, +10, 実縛
コンバットナイフ, 1400, 1, 1, +25, -, -, -, AAAA, +0, 武
ビームブーメラン, 1600, 1, 2, -10, -, -, -, AACA, +0, P実格
対艦刀, 2300, 1, 1, -10, -, 20, -, AAAA, +20, 武
イージスガンダム
イージスガンダム, MS, 1, 2
陸, 4, M, 3200, 110
特殊能力
バリアLv2=PS装甲 !B 5
シールド
変形=変形 イージスガンダム(MA)
3500, 160, 1200, 110
-ACA, GS_AegisGundam.bmp
バルカン, 700, 1, 1, +30, 20, -, -, AABA, -20, 射
ビームライフル, 1700, 1, 4, -10, 10, -, -, AA-A, +10, B
内蔵型ビームサーベル, 1900, 1, 1, +15, -, -, -, AAAA, +0, 武
イージスガンダム(MA)
イージスガンダム, MS, 1, 2
空, 5, M, 3200, 110
特殊能力
バリアLv2=PS装甲 !B 5
変形=変形 イージスガンダム
3500, 160, 1100, 115
A--A, GS_AegisGundam(MA).bmp
大型クロー, 1800, 1, 2, -10, -, -, -, AAAA, +0, P格突
複列位相エネルギー砲, 2200, 2, 5, -10, -, 30, -, AA-A, +10, B
スレ汚し失礼しました。
そして最終直前でフリーダムとジャスティスに乗り換えるという罠。
あー、まずイージスからか。
>>695 回収ありがとうございます。
ちなみに個人的趣味で作成した無投稿・初公開のブツです。
イーゲルシュテルンとかアグニじゃなくて、バルカンやインパルス砲なのは
開発版対応の戦闘アニメの表示の都合だったりします。
スレ違いご容赦を。
698 :
580:03/03/12 19:57 ID:???
スマヌ。現在就職活動中…(ーー
転生第4弾やらねぇかな?新規プロモで。
最近作業がゆるいのでよく来れる・・・・・
さて、第4話ですが、ルート分岐があるとあらかじめ言っておきますよ。
ルートによっては望が・・・(詳しくは
>>686を)
>>696 面白そうですw
>>697 なるほど、そういうことでしたか。
戦闘アニメは無理やり作ればイーゲルシュテルンとかでもOKなんですけどね。
あくまで私は安定版での作成にしております。
いくらネト上探してもフルバージョンしかないから、『LAST IMPRESSION』のMIDIを作り始めた。
第4話と共に配布予定です。
702 :
NPCさん:03/03/14 16:33 ID:Mb96o/vx
もまいら、ガンダムとか同人ゲームとか板違い。
すこしだけならまだしも、横道にそれすぎ。あまりにもひどい。
頼むからこれ以上はゲーム制作板とシャア板に逝ってくれまいか。
>>701 Last Impression, 本編ともども期待して待ってます
つーか、最近のこのスレの話題に全然ついていけん・・・
というわけで、スレの流れをアクエリ向きに戻そうと試みてみるテスト。
これ以上スレ違い、板違いを危惧する声が大きいようなら、
せめてAAA(AAA0)と等身大の方にシフトする措置が必要かもしれませんね。
>大佐殿
じわじわといぶきのウェートが上がってきて個人的にはありがたいです(w
で、なんとなく気になったんですが、TWinEのいぶきってフレイムマスターですね?
節々がちょっと高圧的な言動に感じたので。
まあ、これをもうちょっと和らげて行くと、微妙な所で光との線引きが難しくなると言う
側面を抱えていますが、いぶきってあんまり高圧的なイメージじゃないと思うんですよ。
ついでに言うと、>686なんかどうよ?と軽く牽制してみます。
さすがに望の方が適任だとは思いますが、流れ的には悪くない選択だとは思いますよ?
話題違いというか、他の話題が何も出されないからなぁ。
無か有かなら、有を取るのは人情。
ネガティブな危惧をするくらいならポジティブなネタ振りを!
>>707 もうじき◆GLZLASTY8I様がリレー第一話を上げてくれるんじゃないかと、
ブラが破けるほどに期待で胸を膨らませております。
と、他人任せばっかでもしょうがないので、一つ。
児童人形って、マスターにねじねじされる時は、きっとイイ声を上げてくれる
だろうと想像してみるのですが、皆さんは如何お考えでしょうか?
…ごめん。私ネタ振りヘタかも。
709 :
f91:03/03/15 12:04 ID:???
>>705 俺もあんまりガソダムとかの知識がなかったから、
話の腰を折りそうだったので書き込みは控えてますた(´ー`;
>>708 なるほど、だからあんなに期待に満ち満ちた瞳なんですなw
フランシーヌ萌え熱が(使っているせいもあるが)日々高まってきた。
SagaUでは俺的には今一番の萌えだなぁ(´∀`*)
能力も「あなたは私が護ります」って感じでイイし。
スレ違い・・・・・少し舞い上がってしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。
今後は私がサイト作れるまで公開停止処置とります。
>>702 私の常駐板はここと向こう(エロパロ)のスレしかないものですから。
ゲ製作とかシャアには行くつもりありませんので。
>>706 どもです。ネト切断した後のカキコですね・・・・・>686のネタ、もう作っちまいました。(゚Д゚;)
>>708 イイ声って喘(ry
>>709 フランシーヌは使い方とかその辺によっては枷になっちまったりする罠。
>>元大佐様
公開停止することは無いと思います。
流れを乱したとかなら兎も角、閑散としているのが現状です。
「そして誰もいなくなった」ではどうにもならないのでは。
要は元からネタに乏しいので、住人が複数の話題を平行させるくらいの器用さがあっていいと思います。
マターリ進行なので、わけがわからなくなるということは無いと思いますから。
>>711 私は元々話題と平行しながらやるつもりだったんですけど、
ネタがないからそういう問題じゃありませんでしたからねぇ・・・・・。
公開停止と言うより、今回で公開は少し休みにしようかと思ってただけなんです。
後、私は他の板じゃやりづらいってのもありますので。と言うより、それが本心w
というより去年すでに本スレ(元企画)が終了したこの板の住人が今でもここに来られるのは貴殿のおかげかと。
また金牛が出たら移民が増えるでしょうが。
>>714 プレイしてきましたー
もちろん望さん確保の方向で。
これでしばらくオヤスミとは辛いですね。
>708
ねじまきはマスターの腰についているというわけですな。
背中のアレは飾りと。
誰かそんなSSキボンヌ。
まだ残ってたのかこのスレ………!
最萌え投票終わってからどれだけ……正に萌えは不滅か。
最萌えのころが懐かしい
エロSS満載で
いつかまたやって欲しいなぁ、最萌
ネタじゃなくて質問です。
アクエリって色々CDドラマ出てますけど、それぞれどんなキャラが出てるのでしょうか?
ご存知な範囲で教えてください。
わからなければいいです。
どうぞそのままお続けください。
>721
答える気がないならわざわざレスするなよ
>720
俺もわからないが、売ってる店でCDの裏面でも見れば
出てくる奴とかあらすじとかわかるんじゃない?
それとも近くに売ってる店がない人ですか?
>>723 すいません。720=721=私です。
私が質問してからスレが凍結したので、これはいかんと思い質問撤回しました。
わかりにくくてすみません。
例のCD、見た限りでは声優さんは書いてあっても誰が出てるかわからなかったです。
PS版では声優さんが複数役を担当されてたので同じなのかなぁと。
725 :
藤咲:03/03/21 05:07 ID:???
>720
saga1の十年前のお話だったら以下の通りです。
メインキャラ
女子高生“斎木 遊名”(川上ともこ)
魔法使い“アップル・スター”(阪口あや)
見習い巫女“春日 梓”(茂呂田かおる)
エルフ“ペレイラ”(雪乃五月)
天使“サキエル”(西沢広香)
マインドブレイカー藤宮真吾(一条和矢)
ゲストキャラ
厳島美鈴(折笠愛)
氷上純(平松晶子)
飯塚秋緒(笹島かほる)
ステラ・ブラヴァツキ(壱智村小真)
藤宮真由美(浅井晴美)
ルシフェル(浅井晴美)
十年前なのでおなじみの人達は若いです♪(一部例外ありw)
遅レスごめんなさい・・・。
>722
口元から垂れてる液体は・・・。
726 :
AVG:03/03/21 10:14 ID:???
昨日、久しぶりにゲーマーズに行ってみると、アクエリアンプレス第6号があったので持って帰って家で読んでました。
「へぇ、イレイザー復活?プラチナパックもあれだけ出されると流石にきついなぁ。アルデバラン(ネタがわからない人にはゴメンなさい)にアコライトって、狙ってるなぁ」
そして…(個人的に)問題の8、及び9ページへ……
「アクエリのOVAなんかが出るんだ、真由美以外のキャラデザイン、ずいぶん変わって……って、なんじゃこりゃぁぁぁ!!?」
そこで見たものは……私のイメージとはあまりにもかけ離れた東海林さん……!!
大学生で大人っぽくなってるってのはかなりOKだが……服が、服がぁぁぁぁ!!(そこかよ俺)
髪型もなんかちゃうし……美鈴、美晴姉妹のデザインとともにかなりションボリしてしまったのでした。
どんな内容になるのかはわかりませんけど、早くも興味と不安で一杯なAVGでした。
追記:でも、ストーリーと設定(例えば、マインドブレイカーとの接触で少しづつ周りに心を開いて表情が優しくなってる、とか)次第でそんな東海林さんをも愛してしまいそうな自分にちょっち鬱(w
>>725 情報ありがとうございます。
過去系サイドストーリーなんですね。
>>726 えっ、OVA!?
知らなかった・・・
その情報激しく気になるのにアクエリアンプレスが見れる環境に無い(つД`)
>>725 買えないこともないが私にとってはちょいとイマイチだなぁ・・・。
>液体
まぁ、何も言わないでおいてくださいなw
>>726 OVAって確かごっさんのデザだっけ・・・・・?
私もプレス持ってこないといかんな。
進藤四姉妹が2枚づつ揃った!ヽ(´ー`)ノ
組んでみたーい、けど、四姉妹ってもしかして弱い…?(´・ω・`)
なんかお勧めのカードとかあったら教えて…
有明より帰還、初の決勝大会、クラシックで4回戦敗退…
デッキはデッキ投稿スレに、誰か助言おながいします(;´Д`)
>リレー小説
色々考えたんですが、『選択肢で繋げる』ってどうでしょ
葉鍵板でやってて、書き手が最後に選択肢をいくつか用意して
早く選ばれた物が採用(これは変えてもいいかも、あんまりスピード早くないし)
一つづつの文はあまり長くならない程度に
参考アドレス:
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Rook/6752/sentaku/index.htm >727-728
いえ、美樹本さんキャラデザです
自分は敗退後とっとと帰ってきたんで見てないけど…プレスの作画だと少し不安
>729
長女:自身がスチューデント持ってないのが厄介、他のブレイクはスチュで揃えること
次女:ロッソが止まるのは大きい、でも4/3/3なのでズマだけじゃなく一工夫欲しい
三女:☆、パニッシュというデカブツが止まる、メタを考えて
末娘:軽量ブレイクが高精神攻撃の壁になる便利なキャラ、ただメインには使いにくい
って所かと…少し難しいかも
731 :
f91:03/03/23 08:26 ID:???
>>729 俺の使った経験などに基づいて。
長女はあの能力から言って戦闘向きじゃない(E.G.Oだし)。
スチューデントがもたないからお守りも使えないし。
最萌トーナメント時のあのマンガを思い出したよw
次女は望のデッキにサブとして使っていたことがあるけど、
望の変わりに死の印を食らっただけだから役に立ったのかなぁ(汗
ィアーリスに吹き飛ばされなければ、ロッソが止まるのはかなり魅力。
三女は使ったことがない。四姉妹の中では一番好きなんだけどなぁ。
エフェクトもちひろがいたから影が薄かった。
末娘も望のデッキに組み込んだことがあるけど、十分に使いこなせなかった。
コストも払うし、使いどころが難しいキャラだった。
何か
>>730さんと内容の大半がかぶってるけど、俺的にはこんなもんです。
一昨日のトリップのキーミスってた・・・どうでもいいか。
第5話(正規ルートのみ6話も)
ttp://www.calorieta.com/up/9078214526.ZIP 6話はもろパクリw
直リンはいかんかったと思うので外し。
>>729 私の戦闘経験より。自分では使ったことないですw
長女&風花+ズマ(もしくは水着)の組み合わせとかは痛かったです。
次女は黒単だと勝てなかった。(当たり前だ
三女は周りで誰も使ってないのでノーコメンツ。ちひろはパマネも吹き飛ばすのでそっちが良い。
末娘は壁が形成できるけど使い勝手は微妙かと。
ダメだ、書きたいことが他の人とかぶる・・・・・。
>>732 プレイしました。
藤宮さんお強いですね。さすがOVAの主人公は伊達じゃありませんね。
OVAといえば、私もアクエリアンプレス第6号もらってきました。
ざっとみて、ふーん、ステラさんかっこいいなぁ。
あれ、東海林さん出てるんじゃなかったっけ?
おーーい、東海林さーん?
・・・・・
すみません。貴女のイメチェンが激しすぎて気が付きませんでしたw
とりあえずまっとうに活躍してくれるのを願います。
紹介の小ささを反映して、ザコキャラ扱いは勘弁ね。
しかし、このOVAでは東海林さんより年下になった藤宮さん萌えるなぁ。
734 :
723:03/03/24 01:11 ID:???
>724
そういうことでしたか。申し訳ない。激しく恥ずかしいです。
「わかんなくていいよ」と取ってしまい、そう取ると随分と失礼な
レスに見えたものでつい・・・。
いや、今度から気をつけます。
話題のOVAですが個人的には夜羽子アシュレイにショック・・・て
なんか皆さんと似たような感想ですね。
面白ければいいんですけど・・・。
先生!
OVA(ニュータイプDVD)版のアシュレイがちゃん様にしか見えません!w
736 :
729:03/03/24 01:50 ID:???
>731-733
レスどうも。やはり「他に良いカードがある」という難があるのか…
白赤で考えたけど…難しいか
737 :
724:03/03/24 02:27 ID:???
>>734 ご丁寧にすみません。
夜羽子さんといえば表紙がなんか怖いです。
キャラデザは色々な作家さんが書かれていたキャラたちを一人の作家さんが
再デザインするのでどうしてもいろいろありますよね。
話の中身に期待したいところです。
厳島美鈴がネリー=キムに見える私・・・
数ヶ月前のプロモDVDしか見てませんが、OVAってあの絵柄ですか?(T-T)
夜羽子のパーマや美鈴ちゃんの髪の色に激しく萎えたんですけど…。
キャラ設定ぐらい初期イラストレーターに…ねぇ?
余談ですが、SagaIIの光ちゃんやディーナさんは雰囲気そのままで感動しました。
739 :
藤咲:03/03/26 03:25 ID:???
>リレー小説
「ふむ・・・試験運用として以下の条項を仮に定めるとしよう」
・選択時の原則は「早い者勝ち」だ。
・あまりに酷い展開になった場合は、特例「リコール」が適用される事もあるから気をつけろ。
・たとえ本人であっても一回選んだ選択肢の修正は「無効」だ。選択時は慎重かつ迅速にしろよ。
・書き手は書き込む前に『リロード』するよう注意せよ。
・アタックされないよう、sage進行だ。
「そして・・・私からの注意事項だ」
1つ、喧嘩はするな!
1つ、書き手は速さと技を競い合うよう互いに切磋琢磨しろ!
1つ、選択肢は好きなように選べ!
1つ、文句を言うくらいなら自分で書け!
1つ、互いに思いやりの心を忘れるな!
1つ、空気や流れに気を使え!
1つ、じゃんじゃん楽しめ!
1つ、気軽に参加しろ!
「ルールはこれだけだ・・・簡単だろ、諸君?」
「ラユュー様、かなり高圧的だと・・・(「気軽に参加しろ!」って気軽に出来ないし)」
「何を言うィアーリス、私じきじきの言葉だぞ。泣いて喜ぶ者達の姿が目に浮かぶ」
「・・・それにしてもよく説明係を引き受けましたね?」
「話の展開によっては我らが覇権を握ることも可能なのだぞ」
「・・・・・・なるほど」
あそこを真似してこんな感じですかね。
でもリレー小説をやると他の話題が・・・どうします?
>>739 >でもリレー小説をやると他の話題が・・・どうします?
ひとつの案としてみていただきたいのですが、「リレー小説」用に
スレを立ててそこで行う。
そうすれば「他の話題が〜」は、このスレで行えばいい。
どうでしょう?
>>740 運用としてはそれが一番簡単でしょうが、「アクエリスレ乱立」の指摘をされる恐れがあるかと。
いい感じでスレが伸びるならそんな指摘は無い(あっても無視できる)でしょうが…。
取り敢えずここで初めるしかないのでは?
となると、注意事項に
1つ、リレーと他の話題を同レス内で書き込むな!
をつける必要があるかな…。
SRC。今回は実在兵器のアイコンが充実です。
正規ルートで夜羽子+デスサイズHC参戦。
ttp://www.calorieta.com/up/9326506925.ZIP >OVA
前回より、拠点の某M市内を探してもプレスが見つかりません。(泣
聞く限りはビジュ面で賛否両論ですね・・・。
前に話した声ネタで理想と一致した人とかいたら凄いと思ふ。
>リレー
その条件だと俺は厳しいですね。
ネトできる時間はあまり長くないので欠場すると言うことにしておきます。
>アシュ
ところで今月のMMのポスターにあさぎ氏がアシュ描いてたけどアレは?
まだプレス見てないのでかぶってたらスマソ。
>>742 やっぱり(元)大佐機は強いですな。
いきなりガイアーの6800mmレールカノンにホーネット1機飛ばされたときには
どうなるかと思いましたが、結局単騎でカタがついてしまいました。
悔やまれる点といえば、パーツ分離を見落としていたお陰で
「奇跡」の使用タイミングをミスったことかな(w
あと、これは個人的な用法だと思いますが、R-GUNパワード激強ですw
気力110をクリアできれば念動フィールドで弾く弾く。気力120も時間の問題でス。
ちゃっかりナノバイトも搭載してかなり手がつけられない状態ですねw
さて、本題ですが、
初期の頃からのバグなのですが「パイロットステータス表示.eve」が含まれていない為に
インターミッションからパイロットステータスが参照できません。
ご確認の程を。
>リレー小説
前回のガンダムネタのときもだが、このスレの住人は他人に気を使いすぎ
なのか、ひとつの話が進んでるときに別の話題を同時進行したがらないよね。
別スレ作っても盛り上がるとは限らない。
それならまず、このスレでやっていいと思う。それで以上に盛り上がれば
別スレ作ればいいし、需要がしっかりあれば乱立って怒られないんじゃないだろうか。
とりあえず、みんなが同時にいろんな話が出来るようになれば、もっと
いろんな話題を気軽に触れるようになってもっとスレ自体も盛り上がると思う。
自分の意見はこんなんですが如何でしょうか?
>743
あさぎ氏の夜羽子はなぜかたれ眼で(sagaUはたれめなんでしょうか)すよね。
いえ、好きですよ。棺桶で寝てるし。棺桶の中にぬいぐるみはいってるし。
始まりそうで始まらない現状にオレは苛立ちを感じていた。
このままリレー小説は有耶無耶の内に霧散してしまうのだろうか?
そう考えているところに、
>>745の的を射た意見が上がってきた。
一理あると感じたオレは…
A、このまま勢いで始めるぜ!
B、全て一からやり直すぜ!
C、取り敢えず牛が出るまで待つか…。
748 :
f91:03/03/29 08:35 ID:???
MB「リレー小説か……俺たちはどうする、フランシーヌ?」
フ 「そうですね……まだ、ゆっくりしていましょう?」
俺と自分のカップにお茶を注ぎながら、フランシーヌが微笑んだ。
MB「そうだな……。なんにしても、
>>747の答えのひとつ、
勢いってのは必要だからなぁ」
フ 「自分で始められるほど小説を書く力もないですしね」
MB「うっ……痛いところを。可愛い顔して言うことキツイな」
いたずらっぽく微笑んだフランシーヌに、憮然とした視線を返す。
花粉症にはキツイ、暖かな春の日差しの中のティータイムでのひととき。
まあマッタリいこうやということで。
749 :
藤咲:03/03/29 19:39 ID:???
MB2「………くしゅん」
鈴鹿「何をしている。またとない功名の機会ぞ!」
MB2「………ずずー」
鈴鹿「最萌で培った技の数々見せてやるがよい!」
MB2「………ぼたびた」
鈴鹿「おわっ、鼻のかみすぎで血を流しおった・・・(ふきふき)」
MB2「…747にAでファイナルアンサー」
鈴鹿「そ、それでよいのじゃ!」
欲望と絶望で構成される海。
嘆きとうめきで張り裂けそうな空。
全ての色がごちゃ混ぜになったような大地。
そんな世界から俺は自分の意思を強引に覚醒させると其処は
A、学校の授業風景だった。
B、神社の境内だった。
C、薄暗い部屋だった。
D、暗い路地裏だった。
B。
美鈴ちゃん…。
>>746 こんばんわ。
8話までプレイしてきました。
8話になって急に敵がしぶとくなりましたね。(手間なら7話後半も結構なものでしたが)
どうにか犠牲者無しで通過できました。
望が弱いですねw
早いとこフリーダムに乗り換えて欲しいものです。
752 :
藤咲:03/03/30 21:36 ID:???
意識が覚醒すると其処が神社の境内であると分かった。
降り注ぐ日光が眼を開くのを妨げる。
何とか現状を確認するに、どうやら日向で鳥居にもたれ座っているみたいだ。
…まぶしい。
「!?」
ふいに陽射しが遮られる…目の前に誰かが立ったようだ。
「お目覚めですか?」
鈴が転がるような耳に心地好い声が影の主から発せられた。
逆光に目を細めながらその人物を見た。
…巫女?
どこか幼い感じが残る目の前の巫女は、柔らかな笑みを浮かべつつ俺を覗き込んでいた。
その時、何気なく発した俺の言葉は
A、「ここは?」
B、「君は?」
C、「もう少し寝かせてくれ…」
D、「月○?」
753 :
750:03/03/30 22:34 ID:???
期待を裏切らない藤咲様に感謝しつつ…B!
なんか私ばっかり選択してますが…。
「厳島と申します。ここで巫女を務めさせていただいてるものですわ」
そうか…、と安心している場合ではない。
慌てて大地に足をしっかりと密着させ、その感触を確かめる。
玉砂利に足の裏を刺激させると、視界もはっきりとしたようだった。
いったいここはどこなのだろうか、神社、それはわかっている。
「どうされましたの?」
厳島、と名乗った巫女は怪訝そうに顔を曇らせる私にあどけない顔を向けている。
「あ、えっと…」
A、「ところで君の名前は…」
B、「いや、なんでもない。ちょっと喉が渇いたんだ」
C、「ここはなんていう街かわかる?」
D、「携帯貸してくれない?」
755 :
750:03/03/31 12:45 ID:???
A…。
ところでこの美鈴さん、水上Ver.でいいんですよね?
なんとなくあさぎ節で逝きたい衝動にも駆られますけど…
どちらでもいいんじゃ?
書き手の意向次第って事で。
ですね、リレー小説なんだし。
↓何事もなかったようにどうぞ。
759 :
藤咲:03/03/31 22:10 ID:???
>◆SAntoREMD2
始めやすかったのと好みで水上Ver.でいきました。
まあ自然な感じであさぎVer.へ持っていくのも書き手の腕の見せ所だったりw
書きたいように書くのがリレー小説の醍醐味と。
取り合えず…復帰おめ〜、参戦あり〜♪
お次は誰かにゃ?
私も書き手として参加してみたいけど…。
選択肢を選んでしまった以上どうにも憚られる…。
762 :
藤咲:03/04/01 21:34 ID:???
「ところで君の名前は…」
状況が全然把握できない私は、それを隠す為とっさに彼女の名前を聞いてしまった。
「…美鈴と申します」
「美鈴…」
自分でその名を口にしてみると、何故か胸が締め付けられる気がした。
…多分気のせいだろうな。
「よろしければ貴方の御名前を教えてもらえませんか?」
「ああ、私の名前は…あれっ?思い…出せない……」
思わず私は頭を抱えてしゃがみ込んでしまう…ううっ。
「…あの、もしよろしければ社務所の方で休まれては如何ですか?忘れてしまった事も思い出せるかも知れませんし…」
厳島さんは記憶の無い私を気遣ってそう申し出てくれた。
私は
A、「…お言葉に甘えさせてもらいます」
B、「もう少し此処で思い出すよう待ってみます」
C、「これ以上迷惑を掛けられないので退散します」
D、「お茶はもらえますか?」
763 :
GRAY:03/04/02 12:52 ID:3cNwZKna
うを、いつのまにか始まってるし!!
新参者のGRAYです。興味あるので参加します。
とりあえずBを選択しつつ、リアルで仕事をこなし、夕方過ぎに文章など書き連ねようと思います。ご期待よろー。
ありがたい申し出ではあったが、俺はそれを断った。
記憶を取り戻すのなら今の状況を分析するのが第一だろう。
「そうですか…。もし何かお困りの事がありましたら
遠慮せず仰ってくださいね。それでは失礼します」
彼女はそう言ってお辞儀をした後、神社の奥に消えていった。
さて、今の状況は…と。
……!!
どうやら、かなりまずい状況らしい。
まさか記憶だけでなく財布まで持っていないとは…。
今断っておいて、数分も経たない内に助けを求めるのも格好がつかない。
俺が途方に暮れていると…
A、一人の少女が現れた。
B、雨が降ってきた。
C、ポケットから千円冊を見つけた。
766 :
GRAY:03/04/02 19:55 ID:DcCp7jJc
次第に身体が濡れはじめた。そしてすぐに、轟音とともに大粒の雨が降り注ぐ。
「参った……。」
しかし、全身が濡れてくると、ただひたすらに雨に打たれてみるのも悪くないと思い始める。
「大丈夫ですかぁ〜。」さきほどの美鈴という少女が、傘を持って駆け寄ってきた。そして、そばに寄ってしゃがみ、傘をさしてくれる。
「すぐ近くに社屋がありますから、雨宿りされていってはいかがですか?」
「……なんとなく、雨に打たれていたい気分なんだ。」またも、美鈴からの好意を断ってしまう。
「そうですか……。」しばらくの間心配そうにそばにいた美鈴だったが、しだいに辺りを気にし始めていた。すると、
「美鈴姉さま〜!」遠くから女の子の声が聞こえてくる。
「もう!約束の場所に居なかったから探しちゃったでしょーー!!もう大変なんだか……そのお方は誰?」
小学生と呼ぶにはさすがに可哀相な、そんな子が、ずぶ濡れになりながら近寄って来る。
「それが、自分が誰だか分からないらしくて、どなたか存じ上げないの。」困ったように答える。
「頭でも打ったのかなぁ。」近くに寄って、私の頭を撫でられる。
「なにかあったの?美晴。」
「ああっそうだった!!」いきなり大声を出されたので、思わず倒れてしまい、美鈴を押し倒してしまう。
A「悪霊達がまた現れたの!」
B「遥さんと連絡が取れなくなったの!」
C「夜羽子さんがここに来るらしいの!」
D 「やっと生理がきたの!」
>>766 765から選択挟まずBで進行?
何はともあれメール欄にsageをお願いします。
「あのね、遙さんと…連絡が…」
「美晴」と呼ばれた少女は吃りながらも一生懸命に状況を伝えようとしていた。
そんな彼女をずぶ濡れの白衣の胸に乗せ、泥の大地に仰向けに倒れた美鈴「お姉ちゃん」は
彼女の頭をそっと撫で、その仕種に似合わぬ、深い怒りを奥に秘めたような口調で告げた。
美晴、落ち着いて、何よりもそこをお退きなさい。
雨の向こうからは神主のものと思われる祝詞が高らかに響いていた。
泥に汚れた美鈴、ずぶぬれの美晴、そして雨に流れてみたい私の3人は服を乾かし、そして落ち着いて状況を把握するためにぞろぞろと連なって社務所へと足を運んだ。
その列の中で、美晴だけが楽しそうに曇天の恵んだシャワーを浴びていた。
社務所の中は閑散としたものである。
神社の規模の割にはあまりに小さすぎる事務室と、隣の休憩室らしき6畳の和室が一部屋。
美鈴はバスタオルを頭に引っ掛け、一枚を私に投げて寄越してからまた別の一枚で美晴の頭を拭き始めている。
「美晴も私も…お風呂に入らなきゃいけませんわ…」
「あ。ああ…いってらっしゃい…」
程なくして2人は和室を出て行った。
さて、私はと言えば…
A,さて、覗くとしようか。
B,では私もご相伴に預かろう。
C,後学の為だ、下着を拝見するとしよう。
D,厠に発つ振りをして浴場にでも向かうとするか。
そう一人ごちて、バスタオルを畳に落とした。
部屋を出るとき、尻のポケットから雨に濡れ、分厚く、皺くちゃになった千円札を発見できたことは小さな幸せであったと思う。
769 :
藤咲:03/04/02 22:39 ID:???
がーん!
…何を選んでも好感度減少っぽいですw
何となくBで。
「俺」「私」と2つ存在する一人称はトリックに使えるかもと放置していましたが、やはり統一した方が後々読みやすくなるかも…。
統一します?
>GRAYさん
参戦おめでとうございます。
個人的意見ですが会話文と地の文の間は改行した方が読みやすいかと思います。
これからのご活躍に期待♪
770 :
GRAY:03/04/02 22:39 ID:g9/f+5sm
>>767 うん?
文章を読んでもらえばわかると思いますが、765はきちんと通ってますよ。
762さんの続きを書くつもりで仕事から帰ってきたら765さんが先に書いていたのでビックリしましたが、そのまま765さんからB選択で続きを書きました。
771 :
GRAY:03/04/02 22:57 ID:LoF5QSa9
連カキコスマソ。
>藤咲さん
アドバイスありがとうございます。なんというか、タイムスタンプが一緒です。数十秒差?
携帯の書き込みからなのかどうかわかりませんが、すぐオーバーフローするんです。改行の2バイトすら惜しかったりします。あれでも2/3にシェイプアップしました。読み難かったらごめんなさい。
772 :
NPCさん:03/04/02 22:59 ID:14mB6Idn
773 :
767:03/04/02 23:31 ID:???
>>770 730の示した参考アドレスによると、
1.書き手が物語を綴り、最後に選択肢を添える。
2.別の誰かがその選択肢の一つを(早い者勝ちで)選ぶ。
3.書き手が選ばれた選択肢に続く物語を綴り…
って流れで来てるので、本来ならば765の後に誰かが選択肢A〜Cを選ぶ工程が必要かと。
まぁ768もサラリとBで来てるので、大した問題では無いかと思いますが、
無責任な人が(笑)妙な選択肢を選んだとしても、書き手はちゃんと物語を続けないといけない…
というのも面白味の一つかなぁ〜なんて…。
それだけの事なので、余り気にしないで下さい。
でも、E-mail欄に「sage」と入力してから書き込むのだけは徹底して頂けると助かります。
浴場を探して歩いていた俺は、一つの重大な事実に気が付いた。
替えの衣類を持っていない。
風呂に入ったとして、この塗れた服をもう一度着るのか?
それならいっそ入らない方がいいような気もするが…。
思案の末、俺が出した結論は…
A、後の事より今は風呂だ!
B、脱ぎたてホヤホヤの巫女装束を拝借して身も心もホットだ!
C、厳島さんが出てきたら何か服を借りるか…。
D、この千円で古着でも買うか…。
>>764 10話までやってきました〜
いつの間にか自軍が無茶苦茶強くなっててびっくりでした。
10話目もほとんど精神無使用でも越せましたよ。
mk−Vと死神が特にやばい強さでした。
sageの意味がやっと解りました。
「A」選択で。
一歩間違えたらエチになりそうだ(コラマテ
・・・・・とか考えてしまう私はやっぱアフォでつな。
>>775 かなりのハイペースリリースでさすがに疲れますた。
まあ、お暇があればWIZルートもやってみてくださいな。WIZルート限定キャラもいますので。
正規ルート、15話程度の完結を試みてます。WIZはもう11話で終わりですけどw
778 :
名無し:03/04/03 12:24 ID:???
順調に「間違い」の方向に進んでる気がします。
そろそろ大佐のお力を借りなければ…。
>>769 初っ端のに合わせて俺統一がよろしいかと…。
えちぃ方向に流れても無難に対応出来そうだし。
ところで、書き手はコテハンにするかトリップ付けるかした方がよさ気?
>>778 間違った方面では私の出番ですかw
今の状態だと……姉妹(以下検閲削除
>書き手
どうなんでしょう。鳥のみってのもアリだと思いますが。
780 :
藤咲:03/04/04 01:32 ID:???
まあ、服は美鈴さんが用意してくれるか…。
そう思った俺は再度風呂を目指すことにしたが…完全に迷ってしまった。
「どうしたの?」
「わっ!?」
突然後から声がかかり急いで振り向くと、其処には美晴ちゃんよりも小柄で澄みすぎた瞳をした少女が立っていた。
「あっ、その、浴場を探していて…迷っちゃった」
「くすっ♪」
恥ずかしげに答える俺に少女はあどけない笑みをもらす…可愛い。
「案内してあげる」
そう言って少女は俺の手を取って走り出した。
少女に引っ張られる様に走り出した途端、頭に軽い痛みが走った…。
前にもこんな事があったような………。
ミ ツ ケ タ
いきなり頭の中に響いたその言葉に俺は、咄嗟に
A、少女を押し倒してその場に伏せた。
B、拳を前に突き出した。
C、頭を抱えてしゃがみこんだ。
D、目からビーム!
無難に「C」かな。
突如現れた女の子は何者なのか!?
俺が書いちゃおっ♪
まるで脳が脈打つような感覚に、おもわず頭を抱えてしゃがみ込む。そして、かすかな恐怖を感じながらも驚くほど冷静な俺は、「なにか」に向かって心の奥底から訴え掛ける。
…おまえ、だれだ?
フ フ フ … モ ウ ワ ス レ チ ャ ッ タ ン ダ
なおも対話を続けようとする俺だったが、ものすごい勢いで廊下を走ってくる音が近づいているのを感じ、意識を現実に戻す。
「奈々ちゃん!その方から離れて!!」
美鈴だった。湯舟から上がり、そのまま走って来たのだろうか、真白な湯帷子(ゆかたびら)から大量の湯を滴らせながら、俺の方を緊張した面持ちで睨み付けている。
「その者から離れなさい!!!」
美鈴は大振りな動作で両腕を動かしながら、そう叫ぶ。
チッ
そんな声が聞こえたかと思うと、急に頭が軽くなる。
「大丈夫でしたか?」美鈴の声に答えるべく顔を上げて、思わず顔が紅潮する。
紐を締め忘れているせいで、見事に前がはだけている。そんな状況に俺は……
A「大丈夫です。」
B「…前……はだけてます…」
C「せっかくの記憶をたどるチャンスだったのに…」
D「みすずさ〜〜ん♪(抱きっ)」
謎の女の子を勝手に奈々タンにしてしまいました。悪者っぽかったからどうしようかと思ったけど……。
私の方は、えちぃ路線にイキそうでイかない、あさぎ節になりそうでならない、そんな歯痒い感じでしばらく進めてみます。
どこで崩れるか!?リレー小説!!
…D…がいいなぁ
壱与タンかと思いきや奈々タンか!w
それぞれの思惑が交錯して面白いです。
私としては「アクエリってのはな、もっと殺(略」って気分なので、赤以外を敵役で持ってくるかな…。
あ……もう崩れた……(・∀・)ニヤニヤ。
次の人の展開が楽しみです。(w
俺が彼女に向かって両腕を伸ばした瞬間──
「きゃあっ!」
バシンッ!!
彼女の強烈なビンタが俺の左頬に命中した。
か細い体のどこからそんな力が出たのかは解らないが、
とにかくその力は俺の脳髄を突き抜け、俺の意識を奪っていった。
そして俺は…
A、意識を取り戻した時、布団に横たえられていた。
B、夢を見た。
C、ゴミ捨て場で目を覚ました。
まー「私」やったら大佐に任せたときにソッコー鬼畜逝きですからね♪
殺伐か…赤メインやったら青が敵役なのは必須!
敵役にもそれなりのストーリーを!
っつーわけでいい敵役を用意してやる。
その間主人公(名前未定、誰か決めて〜)、お前は夢でも見てな!
だから選択は「B」
美鈴タンのビンタ一発で一瞬にして展開が元通り……(゚Д゚;)スゲェ
(…ところで、遥タンは大丈夫なんだろうか…)
791 :
藤咲:03/04/04 20:04 ID:???
夢…なのだろうか?
顔だけがぼやけてよく見えない少女達が次々に語りかけてくる。
「アナタの所為で…」
「これでも尊敬してるんだよ」
「なんでお前が…」
「いつも一緒にいたい…かな」
「殺すコロス殺すコロス殺す」
「…そのような力を持たなければ別の人生もあったでしょう」
「嫌ー!お願いだから来ないで!!」
恨み・憧れ・嫉妬・好意・殺意・哀れみ・恐怖…。
様々な感情が直接俺の脳に入り込む。
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!
その時、無意識の内に手が伸び目の前の少女の首を締める。
「死ねよ」
自分でもぞっとするような冷たい声が俺の口を通して発せられた…。
「や、め、て…」
「!?」
意識を取り戻すと俺は布団に寝かされている状態から上半身を起こして、美鈴さんの首を両手で締めていた。
慌てて手を離そうとするが手はいうことを聞かない。
それどころか次第に意識が薄れていく…。
「あっ……うっ………」
さらに不謹慎にも美鈴さんの苦痛で歪んだ顔は俺の欲望を刺激した。
そして俺は
A、最後の力を振り絞って側頭部を畳に叩きつけた。
B、意識を失った。
C、性欲が肉体を凌駕し美鈴に欲望を叩きつけた。
D、自分の舌を噛み切った。
>>791 あれ?私が想像している展開によく似てる……。
ここは「C」でしょう。
しばらく経っても立候補者や小説の書き込みが無かったら、私が書いてしまいますよー。
有志は是非是非!小説の続きを!!
アレ? 元に戻したハズが?w
◆SAntoREMD2様が準備中。藤咲様が書いてGRAY様が選択となれば…。
がんがって見るか…。
必死に懇願する少女の顔のなんと陰欝なことか。それでいて、苦痛に堪えながらも身悶える姿は甚だ淫猥である。俺は、辛うじて正気を保っていられるであろう力まで両手を緩め、この状況を楽しむ。
「…正…気に……戻っ…て……落ち…着い……て…」
そんな美鈴の言葉を鼻で笑いながら、俺の下半身を美鈴の股間に押し付ける。
「あっ…」
瞬く間に顔を朱く染めた美鈴は、困ったような表情でうつむく。
まだそんな余裕が残っているのか!?
そんな少女の仕草に逆上した俺は、あらぬ限りの力で首を締め上げる。
モ ウ ワ ス レ テ シ マ ワ ナ イ ヨ ウ ニ …
「…待ちなよ……。」
障子がゆっくりと開け放たれる。そして、左腕をちからなくうなだらせ、血まみれの巫女装束。自身もまだ多量の出血がある、立っているのがやっとの状態の少女がそこにいる。
「ハ…ルカ…サ…ンッ…」
「…誰も助けにきて…くれないと思ったら…こういう…訳ね…。」
「コノ…ヒトハ…キズ…ツケチャ…ダ…メ」
そして、
A「満身創痍の遥さんにボコられる」
B「美鈴さんになだめられる」
C「欲望のままに暴れる」
D「絶妙のタイミングで美晴ちゃんがお茶と和菓子を持ってくる」
あっごめん!!
書き込んじゃった!!
ゴメンナサイ×100×100×100!!!
携帯からだと確認できないよ〜〜(泣)
ども、チラッと見てたら面白そうだったので新参者ですが
参加したいと思います―――へぼだったりなんかルール間違えてたら
スイマセン(^_^;)
選択はA「遥さんにボコ」で〜
「彼方みたいな『片仮名』で喋る暴漢に『サン』付けで呼ばれる謂れなんて!!」
満身創痍だった、彼女は。だが動く右腕に全ての巫女力(えっ?)を込め手刀(※1)が俺の脳天に――――
……俺? 俺は私で、私なんだから俺のための私でそれよりも俺はどうしてこんな―――
ばぎっ
実際にはそんな音はリアルではしなかったが、その衝撃は俺に2度目の暗転を―――
……よかった
また、あの時のみたいに――――のは嫌だから
(※1):巫女チョップ:日本神話の伝承にも残る『アメノタヂカラオ(天手力男)』が放つ手刀の
フォームをトレースした巫女の基本技。破魔札、九字刀印よりも先に身につき、
コレが使えないと正月の神社のバイト巫女もできない。
A:「小鳥の囀り―――気がつくと布団の上で寝ていた」
B:「様々な感情のザワメキ―――夢の中へ逆戻り…… いやもっと深くに」
C:「呪詛―――恐る恐る眼を開くと薄暗い場所で…… 何かの儀式が」
D:「謎のノイズ音―――起きるとそこには異星の方々が何かを埋め込もうと……」
>>795 いや。もう全然おっけー。
私が苦手な官能文を無理して書いたってロクな事にならない可能性大だし。
ただ、一つツッコミを入れるなら、遥(誤)で遙(正)ですねw
にしても遙さん、弓削神社から走って来たのか…。
わーい!たぬたん参加ー!
っつーわけで決めていただきたいことが。
:オリオンキャラだしても(・∀・)イイ?(早いモン勝ち)
:主人公の名前…(早いモン勝ち)
:クララ出す?(大佐)
神社でそんな小さな物語が始まった頃、街ではもう一つ動きが見られた。
神社にいた青年や巫女たちにも少なからず関係することである。
街の中心に建つ、背の高いビルがある。
それは一つの「塔」だった。
「さっちゃーん、さっちゃんどこー?」
塔の主にしてWIZ-DOMの重鎮、クラリス・パラケルススの声が
全館放送で響いている。
「いたらお返事してねぇ。さっちゃーん!」
塔に帰ってきたばかりだったWIZ-DOM専属の能力者強化能力使役者、
不破皐月は一瞬その呑気な声に若干の頭痛を覚えた後、はーい、と
一声聞こえるはずもない返事をしてからエレベーターへと走っていった。
ちん、とエレベーターは4階でとまる。ここから先は組織の能力者しか入れない
秘密のリフトに乗り換えねばならない。何しろWIZ-DOMは秘密結社なのだ。
暖房のよく効いた室内でも皐月には上着を脱ぐ暇すら与えられなかった。
早く行かないとクラリス師、拗ねちゃうからな…
自分の曾祖母よりもだいぶ年上の上司の機嫌を心配しながら皐月は早足で
秘密のリフトを目指していた。
塔のちょうど中心にあたるロビーを横切ろうとしたとき、皐月は一人の白いローブを纏った
ほんわかした魔女に捕まった。
あ、ディーナさま…と皐月が言ったように白魔女は名を“ディーナ・ウィザースプーン”と言う。
「さっちゃん呼び出し?大変ですねぇ」
この和み系の組織の幹部はその雰囲気に違わぬ口調で皐月に微笑みかけていた。
「ええ、」と皐月も釣られて微笑う。「とても忙しいわけです」
実際忙しいわけだし、彼の言葉に嘘はない。
「じゃあねぇ、忙しいついでに悪いんだけどさっちゃん、ディーナのお茶淹れてきて下さいません?」
逆らい辛い笑顔でディーナはそう言い放つ。
「いえ、今呼び出されてて…」
「ちょっとでいいですから」
「遅れるとクラリス師拗ねちゃうし…」
「だから悪いけど、って言ってます」
WIZ-DOMの財布の紐を握る癒しの魔女は一歩も譲ってくれそうにない。
そして、その時だった。場をさらにややこしくする女性が現れたのは
塔のちょうど中心にあたるロビーを横切ろうとしたとき、皐月は一人の白いローブを纏った
ほんわかした魔女に捕まった。
あ、ディーナさま…と皐月が言ったように白魔女は名を“ディーナ・ウィザースプーン”と言う。
「さっちゃん呼び出し?大変ですねぇ」
この和み系の組織の幹部はその雰囲気に違わぬ口調で皐月に微笑みかけていた。
「ええ、」と皐月も釣られて微笑う。「とても忙しいわけです」
実際忙しいわけだし、彼の言葉に嘘はない。
「じゃあねぇ、忙しいついでに悪いんだけどさっちゃん、ディーナのお茶淹れてきて下さいません?」
逆らい辛い笑顔でディーナはそう言い放つ。
「いえ、今呼び出されてて…」
「ちょっとでいいですから」
「遅れるとクラリス師拗ねちゃうし…」
「だから悪いけど、って言ってます」
WIZ-DOMの財布の紐を握る癒しの魔女は一歩も譲ってくれそうにない。
そして、その時だった。場をさらにややこしくする女性が現れたのは
「ディーナ!貴様MBを何だと思っている!?」
現れた戦闘のエキスパート、ステラ・ブラヴァツキは吊り目にショートカット、ダークスーツ姿に
強い口調と何から何までディーナとは正反対の人物だった。
「ブラヴァツキ姉様、おはようございます」
皐月は反射的に直属の上司へ挨拶をする。
ステラはああ、おはよう。と言った後きっ、とディーナのほうを睨みつけた。
「大体お前はMBがどれほど重要なモノかわかってから茶を淹れさせようとしているのか?
こいつ等はこの覇権争いの要、といっても過言ではないのだぞ」
それぐらいわかってますわ!とディーナも語調を強める。
「でもさっちゃんだっていつも戦うことばかり考えていれば良い、というものでもありません。
MBは戦いの道具じゃないんですよ!」
「だからと言って茶を淹れさせるのか!?」
長くなると嫌だな、と皐月は思いながらロングコートを脱ぐ。
10分弱の時間がたち、白黒の魔女の口喧嘩は一段落ついたらしい。
落ち着きましたか?と訊く皐月にステラは一言言い放った。
「皐月、のどが渇いた。茶だ。」
判りました…と皐月はため息をひとつ吐いてから給湯室に向かいかけ、ふと振り返る。
「ディーナさまはお砂糖2つでよろしかったですよね?」
そうですよー、と朗らかに返すディーナと、私は4つな。というステラの間で入れすぎだの適量だの
の議論が始まったのを背に皐月は給湯室へと向かった。
そして、歩き始めてすぐに肩を叩かれる。
振り返ればそこには一羽の大ガラスを従えた物静かな美人がそっと立っていた。
彼女はジリアン・マキャフリー、組織の能力者の教育を司っており、同時に組織の中で
一番言動から意図が読み取りにくい人でもある。(但し美人だ)
そのぼそっと喋る割には口数の多い彼女は某ビーグル犬の図案のマグカップを皐月に
差し出し「あたしのも…」と言った。
皐月は従うほかない。
「ミルク多めにね…」
14歳になるまで阿羅耶識の能力者、芦屋道満の元で育った皐月はある日、WIZ-DOMの襲撃を受け、
攫われて今の役職に就かされた。
もともと「諦める」ことが大事である、と育てられてきた皐月はそのままWIZ-DOMに居着き、
いまだに能力者たちに可愛がられている。
高校にも行かせてもらえたし、特に不自由も無い生活に満足している現状で皐月は三人分の
茶を淹れ、幹部たちの待つディーナのオフィスへそれを届けた。
次は塔の最上階、クラリスの部屋へなるべく迅速に行かねばならない。
秘密のリフトを一見何もない壁から呼び出し、IDカードを見るからにそれらしい機械に差し込んで
ボタンを最上階へ向かうようにセットする。
低いモーターのうなりをあげてリフトが天空を目指しだした頃、曇り空の町はお昼時を迎えていた。
阿羅耶識で術者としてのスキルを学んだ皐月は他のMBに較べ、何かを「護る」術に優れている。
他に使える術と言えばディーナから教わった「防御強化」と「治癒」、ステラに仕込まれた「牙の強化」
そしてクラリス直伝の「魔法具の取り扱い」である。
たとえば能力者の時間軸を高速化する“職杖”の扱いに於いて皐月よりもそれの扱いに長けるものは
WIZ-DOMにはいない。
皐月はそれなりのエリートだった。
それ故、ステラにも大事にされている。「戦いのための道具」として。
「戦術部門“風”分室、不破皐月。入ります」
失礼しまーす、と重たい木の扉を開け、皐月はクラリスの部屋へと踏み込んだ。
独特の化学薬品の香りが充満した部屋の中には緑色の液体に浸かった作りかけの人造人間や、
過去の作品のサンプルであろうゴーレムの大きな腕などが適当に転がしてあった。
そして部屋の中央にある小さな机にWIZ-DOMの最高幹部、錬金術師クラリス・パラケルススがいつもどおりに
にこにこしている。
「遅かったわねぇ、ステラちゃんにでも怒られてた?」
組織の殆どが彼女のむくれた顔は見たことがあっても、本当に怒っているところは見たことがない。
そんな彼女に皐月は「そんなトコです。」と微笑み、何か御用ですか?と訊いた。
まぁ、そこに座ってて。とクラリスは窓際のソファーを指す。
「ねね、コレ見て」
ソファーに腰を静めた皐月に、クラリスは一通の封筒を投げて寄越した。
封筒の中には1人の若い男の資料が入っていた。
「…新作のホムンクルスですか?」
とりあえず、クラリスの性格からして最も的確であろう予想を投げかけてみるが、彼女は
「NON.」と微笑う。「そのコね、さっちゃんと同じ種類なのよ」
一緒?
そう、一緒。こないだの「大量発生」以来お邪魔虫さんがいっぱいで困っちゃうわね。このコはあの時のさっちゃんほど丸め込みやすくないみたいだし…
レダに連絡しとかなきゃいけないな。そう思って溜息をつく皐月の膝にクラリスは頭をころんと転がした。
―殺しちゃおうね。
相変わらず、彼女は子供のように笑う。
でも、殺すのと膝枕は関係ないです。皐月がそう言っても彼女の笑顔の前では流されてしまう。
「調査で徹夜しちゃったのよ。その子は厳島神社に送っといたから巧くいけば巫女さんたちに始末されてるんでしょうけど…念のためシモン君も送っといたの」
念のためで能力者シモン・マグズが送り込まれるのだから、マインドブレイカーである自分が行かずに済むはずは無い。皐月は少々うんざりした顔でその命を受けると、小さな寝息を立て始めた上司の髪をそっと撫で、優しく呟いた。
おやすみなさい、クラリス師…
っつーわけで伏線とか張っときました。
途中投稿ミスとかありますけど気にしないで下さい。
ではインターミッション終了。
↓巫女さんパラダイス再開!
Bで。
主人公の境遇がつかみ切れないので、もう一度夢をw
まぁよく気を失う主人公だ…。
>>◆SAntoREMD2様
おつです〜。
>オリオンキャラ
可でしょうが、イメージ確立されてるので注意が必要かと。
>主人公の名前
早い者勝ち!?
「山田 太郎」とか「魔鬼村 狂死狼」とか言っても通る!?w
◆SAntoREMD2さん乙〜。
超絶イレイザースキーな私は、いずれ必ずきっと異星人達を登場させてみせるぞーー!!っと宣言してみる。
私も同時間軸上のイレイザー達を書いてみたいが……携帯からじゃムリ。
Tanutanさんの選択の中に危険なものが含まれていたので思わず禁断のスイッチに手を掛けそうになりましたが……スルーしますた。(w
ちなみに、半角カタカナで喋っていたのは首を絞められていた美鈴タンでした。(ペコリッ
>遥(誤)遙(正)
ツッコミサンクスです。漢字変換で出てこなかったから気がつかなかったぜ!早速辞書登録。
>主人公の名前
脳内で自分に変換出来たりもするからそのままでもいいかな、て思ってました。
誰か、自分の本名を名付けてみてはいかが?一生の宝物になるかもw。オレ?オレは恥ずかちぃ。
>>◆Jf1Q1lBXpY 様
あぁ!! 俺も遙さんの漢字間違ってる(汗) き、気をつけまふ(;´д⊂)
>>◆SAntoREMD2様
おつです〜(^^) やはり阿頼耶識の相手はWIZでふなぁ
自分的には黒いのや黄色いのも大好きっ子なんで出したいところw
>>GRAY様
あぁ〜 半角だったの美鈴タンでしたか……
初っ端からやってしまったなぁ(´Д`;)
主人公名ねぇ…
石橋 悠(いしばし ゆう)
とか言ってみる。
主人公の名前ケテーイ。
中性的な名前だから色々といじれそうな(マテ
あとは石橋君の記憶が戻るのを待つだけ、て事で。
813 :
藤咲:03/04/06 00:36 ID:???
「…やはり他の魂の制御がネックか」
「ええ、戦闘力・支配力は高いレベルを維持していますが…」
「制御できぬ兵器は価値が無い…とはよく言ったものだ、がコイツは兵器ではない」
「自慢の手のかかる子供ですか?」
「ふふっ、手のかかるうちが華だよ。ついでに奴等に一泡吹かせでもしたら、な」
…一体何なんだったんだ今の会話は!?
『ほう、断片的ではあるが新入りの私の記憶まで共有が出来るようになったか』
誰なんだあんたは?
『ある組織から君を救い、君の能力を引き出し、今は君の中に住んでいる者だよ』
…言っている意味が分からない。
それに俺の能力って何なんだ?
『君には他人の魂を喰らい自分の力とすることが出来る能力がある。既に君は年齢・性別・時代を超えて数十人分の魂を自分の物としている。まあ未だに制御し切れていないようだが…』
じゃあ…。
『先程巫女のお嬢さんを殺しかけたのは軍人…いや殺人犯の魂が前面に出てしまったみたいだな…恐れる事は無い。君が自我を保てれば2度と同じ事は起きない…2度とな』
…ちょっと待て、あんたも死んでるって事か?
『魔法使いのお嬢さん方にな…だが彼女達の予想以上に巫女さん達が優しくて命拾いしたな』
ところでこれからどうすればいい?
『君次第だ。MBの能力で覇権争いに加わってもいいし、ハーレムを築いてもいい。マッドサイエンティストでも傭兵でも好きなのを選ぶがいい』
…ふぅ、ゆっくり考えるよ。
『ふふっ、賢明な選択だな…。それからお前に名前を付けよう。石橋悠…いい名前だろ?…さて、喋り疲れたからそろそろ休ませてもらう。お休み』
お休み…、さて俺は
A、現実世界に戻り美鈴に謝罪する。
B、現実世界の戻り遙に仕返しをする。
C、他の魂と話をする。
D、寝る。
814 :
藤咲:03/04/06 00:51 ID:???
こんなんでどうでしょう?
丸く収まってくれればw
参加者が増えて面白くなってきましたね♪
>奈々タン
一部の方の予想通り壱与タンのつもりだったり。
壱与タンと入浴して背中流しっこしようと思っただけで深い意味はありません(爆
全角カタカナちゃんは…どうしよう?w
>◆SAntoREMD2さん
WIZ−DOM参戦キャ〜!
中々面白い展開に…でもエチシーンが遠のく(涙
じゃぁ、「C」でもうちょっと引っ張ってみようか?
そろそろ1周したっぽいんで私が書こうかな?
う〜む、壱与タンだったか……。ちなみに、奈々タンは潜在能力の高さ故にスカウトされ、その能力がある一定水準に達するまで厳島神社で修業中、て事で。期間限定キャラ(?)なのでいじってあげて下さい。w
俺は、他の魂との交信を果たそうとしてみた、が、やりかたが思い出せない。悔しいので、様々な手段を模索してみる。すると、一人の少女の面影が浮かぶ。
…久しぶりですね……。
…君は?
…あなたは、MB達が私に止どめを刺そうとするのを留めて下さり、死に逝く私を最期まで看取って頂きました。思い出せませんか?最近の事なんですが。
その話を聞き、胸が締め付けられる。俺は、無益に命を断つ者達を憎んでいた、気がする。そして、この世に未練を遺した者達を癒そうとしていた、気もする。心を落ち着かせて、その少女に意識を集中させる。あれ、翼?
…本来ならすぐにでも転生して任務を続行しなければいけないんですが、なぜかここから抜け出せないんです。できれば解放して頂きたいんですが……今は無理そうですね……。…任務って?
…それは秘密です♪
………。
………。
…しばらくの間は、あなたを護って差し上げますわ。私の「力」を無意識ですが使えてしまっているようですし。
…「力」?
…あ、先程の方が来られましたよ。
着衣が擦れるような音、そして畳の上に座るような音。意識を元に戻し、薄目を開けて見る。
美鈴だ。険しい顔でうつむいて目をつむり、左手を俺の頭上にかざし、右腕を小刻みに動かしながら、聞いた事もないような言葉を呟いている。
A 寝たふり
B 美鈴さんに謝る
C 遙さんの容態を聞く
D 美鈴さんの左手を掴む。
イレイザーチョット出し。
実際のアクエリカードをモチーフにしました。もしノーヒントでカード名が解ったあなたは超能力者!!
絶対に解らない自信アリ。w
>>819 とりあえず一言。
何気に私のストライクのデータのことがスタッフロール表示に入っていて
とても感激しました。予想外で嬉しかった。
Aを選択。
ところでさっちゃんって女の子ですよね?
可能であれば次回あたり、主人公が神社に来た経緯を語って貰おうかとか
都合のいい事考えてるんですが…。
とりあえず、邪魔しても悪いし寝たふりをすることにした。
「う〜ん、むにゃむにゃ…… もうお腹いっぱい」
テンプレートな寝言に、美鈴の表情が少し和らいだ気がした。
……とはいえコレからどうするか―――どうやら彼女は術のようなことを行ってるようだ。
……恐らくは俺の「力」に―――「私」のか?―――に気づいての行動か。
直感的にあまり詮索されてはマズイ気が。なにか心の奥深いところからの命令―――
「あっ」
集中し何かの言霊を紡いでた彼女の隙をつき、俺は彼女の腕を払いそのまま抱きついた。
予想どうりそーいうことには慣れてないらしく美鈴はうろたえ、呟いていた言葉も止まる。
「ん〜………? あ、あれ? ――――むわぁ!? ごごごごめんなさい!! ちょちょちょっと寝ぼけて!!」
ちと大げさすぎる感じもするが、慌てふためくふりをしつつ彼女から離れる。
抱きついた感触から胸はそんなに大きくは―――72くらいか―――まぁ小さいほうが好きだし(えっ?)
「あっ。い、いえ私もそんな、ちょちょっと具合を確かめにきてて―――」
何の問題もなく誤魔化せたみたいだ。実に頬を染め恥ずかしがってるさまがなんとも……
A:「そのまま美鈴を押し倒す」
B:「美鈴を押し倒そうとした瞬間、美晴ちゃんがお茶と和菓子を持ってくる」
C:「押し倒そうとした瞬間、その邪気に気づいた遙さん登場―――」
D:「ぶっちゃけ巫女服には萌えない」
E:「昨日のことから今までのことをざっと聞く」
俺はせっかくだから、このCの選択肢を選ぶぜ!
>>821 ということは、次は◆SAntoREMD2さんの降臨待ちかな?それとも、もう少し夢ネタかな?あるいは、爆烈!猛烈!巫女さんぱわー!!、かな?
携帯料金未払いの為、私は10日ほど沈黙します。(´^`)
10日後にはどんな展開になっているか、楽しみです。
選択肢の数っていくつまでダイジョブかなぁ……
えっちぃ展開に行くことも内容がループする展開も可能という選択肢はダメやったかも(汗)
>GRAY様
ん〜イレイザーっ娘は、サリエルあたり?
理由はなんとなくマイナーだけど直感でw
>>822 美鈴タンがあちこちでセクハラを受けてますな。可哀相に。(・∀・)ニヤニヤ。
遙タン、自分の怪我より美鈴タンの方が心配ですか。さすが組織の団結力は(略)
>ん〜イレイザーっ娘は、サリエルあたり?
う〜ん、ざ〜んね〜ん。
ヒント1:キャラカード、ブレイクカードではありません。
ヒント2:イラストレーターはか○くさん。
かわくマニアの俺が考えたところ…タ…タイムストップ?
828 :
藤咲:03/04/07 00:25 ID:???
…やば、さっきとは別の魂が!
「美鈴さん逃げて!」
「えっ!?」
言うが早いか俺の体が勝手に動き美鈴さんを押し倒そうと、
「させるか!」
ドガッ!
ふすまを破って登場してきた遙さんの拳が鳩尾にヒットし、俺の肉体は…天上にめり込み三度気を失った……はぁ、またか。
「…やっぱり貴方の中には他の人の魂がいますね」
「そう…みたい……ですね」
結局美鈴さんに他の魂の存在を悟られてしまった。
「それから…成仏させようとしましたが、どういう訳か出来ませんでした」
「そうですか…」
残念そうに呟いてみたが内心ホッとしていた。
もし今他の人の魂を失ったら『魔法使いのお嬢さん方』にあっさり殺されるという恐怖があるからだ…まあこのままこの神社にいても遙さんに殺されてしまう気が…。
「お願いですが…俺自身の記憶が完全に戻るまでそのままって訳にはいきませんか?」
咄嗟に俺は生きる為の提案をする。
「はぁ…でも、またあのような…」
其処まで言って美鈴さんは頬を赤らめて俯いてしまう…そっちかい!
「多分干渉しなければ悪さはしないと思うんだけど…」
「…分かりました。私から皆さんに話してみます」
…ううっなんて良い人なんだ。
『感動している所悪いがクラリスに空間転移魔法で此処に転移された事は黙っていろ。お前の能力がばれると消去されかねん…』
…精々気をつけるよ。
「どうしました?」
難しげな顔をする俺に対して美鈴さんが不思議そうな顔をして尋ねてきた。俺は
A、「いやお腹が空いたもので」
B、「お風呂に入りたいなと思って」
C、「恐いんです…私」
D、「美鈴さんって優しいな〜と思って」
>>824 失礼。さっちゃんを登場させようと思ったんだけど、一人称をどうすればいいか悩みまして…。
「語って貰おうか」ってのは、シモン&さっちゃんに語って貰うって意味です。
取り敢えず一人称「私」で続けようと思いますので、イメージと違う場合は脳内変換よろw
展開が早過ぎて書き込む間が無い!w
選択はBって事で、連続すみません。
今日1日は携帯が生きてるらしい。
>かわくマニアの俺が考えたところ…タ…タイムストップ?
せ〜いか〜い♪
なんでタイムストップが選択されたのか解った人は霊能(モウイイ
◆Jf1Q1lBXpYさんがんがれ〜。内容は強引なぐらいで調度良いカモ。私なんかは意外な事が書かれていた方がネタに困らなかったり。展開が速いのは同意。書き込んでいる間に割り込まれていないかドッキドキ。w
>なぜタイムストップ〜
これは今までのアクエリにそういう能力者がいなかったから?
>タイムストップ
水着ステルスな感じだけど。
最初の天秤宮で当たったのアレだからな。なんか懐かしいよ。その次に結城望が当たったとかいうのは置いておくとして。
クラシックカムバーック!!
「お風呂借りてもいいですか?」「あ、はい、どうぞ。」美鈴に浴場まで案内される。「今、洗面用具とかお持ちします。」美鈴は去る。
ふとみると、ちっちゃな女の子が入口からこっちを覗いている。感情が表情に出ないのか、澄ました顔でこっちをみている。「一緒に、お風呂入ってもい?」
「え、えと…」俺は戸惑う。「壱与ちゃん、どうしたの?」「このひとと一緒に、お風呂入ってもい?」「え、えと…」美鈴も戸惑う。結局、いやがる壱与に湯帷子を着せて入浴することに。
湯舟に浸かるとすぐに話し掛けてくる。
「おにーさん、あたしと同じ感じがするの…。」「え?」
「れーばいたいしつっていうんだって。」
霊媒、俺は少しあせる。
「おんなじ?」少し表情が明るくなる。
「ちがう?」少し表情が暗くなる。
「おんなじだよ。」 彼女の期待は裏切れなかった。
「よかった。おにーさんとお友達になりたいな。い?」
「悠でいいよ。」
「ゆーさんの中にたくさんひとがいるの。おはなししてもい?」
『い?』の発音に虜になっている俺は、ついいいなりになってしまう。
俺の両手を掴むと、深呼吸をはじめる。次第に、呼吸の速度が速くなったり、遅くなったりする。そして。「あれ、うぃず、だむ?」うわっ!やば!!
A「黙っててくれたら友達になってあげる」B「壱与ちゃんはどんな事ができるの?」C「いいこと教えてあげる(壱与を覚醒)」D「いいこと教えてあげる(禁断の世界へ)」
はぁ、はぁ、行が長いといわれ、改行が多過ぎるといわれ、5回も書き直しました。読み難くてゴメン。
512バイトまでしかコピー&ペースト機能が対応してないんだもん。(´^`)
責任とって(何の?)、壱与タン出しました。早瀬あきらVer.で良かったんですかね?幼く書き過ぎましたか?
3時間半も携帯で入力したの初めてだ……。パソコンってえらいね……。( ´∀`)
明日こそ電話停まるか……。
Aで―――えっちなのはいけないと(ry
壱与タンはココまで幼かったかなぁ……
個人的にはいいんでふがw
あ、補足。
壱与タンは年齢的には8〜12ぐらいに考えてます。精神的に幼い(というかコミュニケーションのとりかたが稚拙)つもりで書いたんですがやりすぎたかなぁ。
たとえば、幼稚園や小学校のクラスメイトに、突然霊が乗り移って呪いの言葉を吐くような子がいたらクラスの雰囲気はどうなるか(もちろん自身で制御出来るハズも無く)。両親は愛を持って育ててくれるのか。
おそらくは他人に一言話し掛けるだけでも勇気が必要になる子になるのだろうと。
以上、なんちゃってプロファイリングヲタなGRAYの戯れ事でした。
>タイムストップ
いずれネタばらししようかと。
ちなみに私はアルティで各務秋成にタイムストップを打つ白メタデッキを使ってたら見事に嫌われましたとさ。
( ゚Д゚)y=-~~~ようやくトリップのキー覚えたぜよ。
>>820 書きますとも、あんときゃしっかり武器把握してなかったですからね。
ちなみにフリーダムとジャスティスはガンダムエースだかに載ってた装備を覚えて(立ち読みw)作りますた。
>>799 亀レスで失礼。
>クララ
出しましょう。
そんじゃ、頃合を見ていきなりエチ
;y=ー( ゚Д゚)・∵. ターン
↓↓↓↓↓何事も無かったように再開↓↓↓↓↓
「(友達かぁ……)」
風呂からあがり、昼下がりの境内をぶらぶらと彷徨う。
春の木漏れ日と桜の花弁が混じりあう境内は贅沢なまでの景色だった。
「(まぁ、壱与ちゃんはいざという時の―――)……んっ、美鈴さん」
ピンク色の境内に一つ映える赤は彼女の袴の色だった。淡い色の中にいる彼女決して邪魔ではなく、彼女を含めて一つの―――
「悠さん―――? ふふっ、境内の掃除してる姿がそんなに珍しいですか?」
「ん、いえ」
―――綺麗だった。思わず見惚れていたらしい、なんてことのない桜の花弁を箒で掃くという行動に。
「美鈴さん、あの…… 昨日から迷惑かけっぱなしなんですけど、良かったら」
「はい?」
その時、風が駆け抜けた―――
風は春の匂いでなく、何か甘い―――毒の香り
「っ!? 美鈴さん!!」 「――――はいっ!」
彼女も気付いたらしい、その気配に場が一瞬固まり………… そしてそれは破られる
「風よ―――肉を裂き、骨を絶ち、腱を切れ」 「! 守りを!!」
自分の背後で何かと何かがぶつかる。敵の攻撃を美鈴さんが防いでくれたらしい。
「(敵はどこにいる?)」
普通にやったら…… 美鈴さんも位置をつかめてない者を俺が見つけるのは不可能だな。なら少し裏技を
「(『向かって……右斜め』)………そこか!!」
玉砂利をひとつかみして、言われた方向に投げつける。
砂利は何か見えない壁にあたり、パチパチと音を立てる。
「………よく気付いたね」
見えない壁からは二人の少女が現れた。
『所謂ディスプライサー・クロークというやつだ』
「(ふ〜ん………しかしよくわかったな)」
『魔法使いのお嬢さん方については死ぬほど詳しいからな』
「(………オモシロクナイヨ)」
『ふむ、そうかい? ………取りあえず私は疲れたよ―――寝させてもらう。あとは巫女さんがたと頑張りたまえ』
「(はいよ、あんたのヘルプなかったらやばかった。ありがと)」
さて―――俺は二人の襲撃者を見据える。
「お二人とも、お名前は?」
俺は気持ちよく二人に笑いかけた。
A:「問答無用に相手は襲ってくる」
B:「世界はラブ&ピース、話し合い」
C:「マインドブレイカーとして本格的に美鈴さんを覚醒」
D:「邪気を感じた遙さんが、いつもどうり俺と勘違いし悠に攻撃(えっ?)」
ちょっとバトル系―――某風の魔道師とさっちゃんを勝手に登場(汗)
◆SAntoREMD2さんが書かないと延々と巫女さん劇場でいきそうだったから―――
巫女さん嫌いじゃないけど、ショートカット魔道師も(;´Д`)ハァハァ
>白メタデッキ
ズマデッキのあたしゃ死ねまふなぁ(つДT)
昔はィアリースだったのになぁ……
激しく申し訳ない。
後で気付いたんですが、
>>801の7行目に「彼の言葉に嘘はない。」って書いてました。
さっちゃんは男の子っぽいです。
ほんとすみません。
誰かの首を吊ってお詫びします。
>>821 いえ、さっちゃん「不破皐月」は男の子です。
友達と徹夜で年上の好さについて語るくらい男の子です。
つーか私がよく小説で使うキャラの一人です。
「背はそこそこ、撫で肩の世話好きの兄ちゃん」なんですが、割とクセが強いのが難です。
あと、彼の一人称は「ぼく」な上にレダの相方ってことで「“風”分室」なんですよ。
戦術部門(ステラ配下、ミスティックアイコン)って感じ。
シモンの相方はおにゃのこの方が…って言うか魔女っ娘は…?
シモ×皐月は…どっちも割と我が(同性に対しては)強いから喧嘩になっちゃうかもです。
…じゃ、喧嘩してもらいましょうかw
>>824 再降臨を期待しております。
>>838 敢えて多くは語りません…好いクララを!
ついでにWIZ-DOMの回復屋としての活躍も期待しております。
>>841 って帰ってきたらそれですかΣ(゚Д゚;)!!
仕方ない、さっちゃん強制女性化だ!
なんでちょっとプロフィール作ってきます。
>>842 諒解、無理矢理何とかします。
事情が事情ですのでD選択でそのまま書いちゃいますね。
>>843 スイマセン…… 盲目にさっちゃん女の子だと信じてますた(汗)
……きっと女の子に見間違えるような可愛い男の子なんでしょう(;´Д`)ハァハァ
―――あっ、女の子になっちゃいましたの? もったいなひ……(えっ?)
846 :
藤咲:03/04/08 21:55 ID:???
>GRAYさん
一日も早い復帰をお待ちしております♪
>元大佐さん
…MF希望、って乗る人いないw
>843
同じく女の子だと…。
しかもシモンはん見たこと無いから書けない…特徴希望w
入浴シーンがあっという間に終了してしょんぼり(オイ
「名前なんか訊いてどうするんですか? これはブッディズムの教えですけど、『死後の世界に
意識や記憶は継続されない』んですよ♥」
俺の問いに答えたのは背の高い方だった。
「まあ訊かれた以上は僕も礼儀として答えます…初めまして、WIZ-DOM戦術部門“風”分室の不破皐月と申します。…ほら、レダもご挨拶して!」
実際、名を訊いた事に意味は無い。
単純に「神社に与えるダメージを最小限に抑えて敵の戦力を測る」ことを考えた時には「観察」が
最も有効な手段だ、と判断したまでの事である。 そして、その時間を稼ぐために「儀礼的な事柄が好きなWIZ-DOM」に名前を訊く事にしたのだ。
さて、肝心の観察の結果である。出来れば「私」にじっくり観て貰いたいところだが、生憎彼は眠ってしまった。 「俺」がやらざるを得ない、そして俺は襲撃者たちを観る。
背の高い、白のパーカーを着た不破皐月とやらは見るからに東洋人である。
拍子抜けするほどの余裕は余程その力に自信があるのか…ただ、そういうキャラなのか、
若しくはその両方だろう。
そして、これがおそらくは敵方のマインドブレイカー、もう片方の女…「同じくレダ・ブロンウィン…です」そう面倒くさそうに名乗った北欧+アーリア少々と言った趣の方が能力者、
俺はそう判断した。 いや、確証はまったくないのだが、「私」ならきっとそうだと言う。 そんな気がしたのだ。
「名乗らせておいてそのまま死ぬ。だなんて無粋な事はしないで下さいね、悠さん」
気付いた時には不破が眼前に迫っていた。
慌てて後ろへ飛んで退く。 「皐月…ちゃん?レディが喧嘩を売るもんじゃないとはお兄さん思うんだけどな」
マインドブレイカーに攻撃力はあるまいが、それでも敵に音も無く近づかれるのは気分のいいものではない。 俺は笑って誤魔化したが、やはり不気味な二人組だった。
「それなら問題ありません」不破は相も変わらず場の緊張に不適切な笑顔を崩さない。
「だってぼく、男の子ですから」
「は?」
「179cmもある大女、そうそういると思いますか?」
そうか…男か…
それが判った時、俺の中に「ならば遠慮なく無礼が働ける」という感情と、ちょっと残念な気持ちの両方が巣食っていた。
まあ、そんな事はどうでもいい。
俺はもう一歩後ろへ退がり、マインドブレイカー「不破皐月」へと拳を向けた。
身構える様子も無くへらへらと笑っている彼の後ろで、レダ・ブロンウィンが印を組んでいる。
俺の後ろでも美鈴さんが箒を腰の高さに構えているのが横目に見えた。
境内が緊張に包まれる……が、それは中途半端なところで崩された。
「まーたお前かぁっ!!!」
そんな怒声とともに俺は明らかな殺意を纏った拳骨に後頭部を弾かれ、俺の顔面は玉砂利に+禿シク+叩きつけられたのだ。
「美鈴、大丈夫か?何か厭な事はされなかったか?」
吊り目が可愛い阿羅耶識の牙はそう言って美鈴さんを護るように自分の方へ引き寄せた。
「遥ちゃん、違うの。 あのね、あの方々が…」
ああ、美鈴さんがちゃんと説明してくれてるな…そう聴覚だけで判断し、とりあえず起き上がろうと顔をあげた所で…また俺は大地に口接する事になった。
しかも、今度は踏まれて。
「お前らもかぁっ!!」
どうやら遥さんにとって俺が何かする、というのは確定事項であるらしかった。
それよりも耳を疑いたくなったのは不破の遥さんに対する対応を聞いたときである。
「いえ、ぼくたちじゃないです」
極普通に、飽くまで自分は悪くない、と言う毅然とした態度である。
ただ、それは大嘘なのだけれど。
不破はにっこり笑うと、とん、とん、と後ろの能力者の所まで退がった。
だが、遥さんは騙されなかったらしい。
と、言うかただ一言「喧しい!」と叫んで手にしていた白木の鞘からぎらりと光る直刃を抜き出しただけだった。
間違いなく二人の襲撃者にとっては状況の悪化である。
それは「ちょっとマズいな」と言う表情の不破や、呪文の詠唱を始めたレダ・ブロンウィンからも読み取れた。
俺の言う事は何も聴いてくれないとはいえ、やはり遥さんは頼りになる人のようだ。
…積み上がる…
不破が何かを呟いた。
「高く、高く積み上がる。 積み上がりて吾が識の下に天地貫く棒は来ませり、棒は来ませり、棒は来ませり…」
遥さんも何かを感じたのだろうか、仕込みを構えたまま様子を見るようにその場から動かない。
「棒は来ませり、棒は来ませり…ストゥーパ!」
不破の掛け声とともに、遥さんの足元に無数の杭が次々と降ってきた。
「レダ、別に戦う必要は無いみたいです…それに、レダが怪我するのはいやですから」
どすどすと地面に突き刺さり続ける杭の向こうで、パートナーに魔法の詠唱を止めさせる
不破が見えた。
「ちょっと待ってこの術は…阿羅耶識の…」
美鈴さんが驚いている…救けなきゃ…しかし俺も動けば杭の餌食になるだろう。
えっとみなさん、申し訳ありませんが、僕たちちょっと出直す事にします。 おっと、動かないで下さいね。
不破はそう言って俺にグリップ前弾倉を備えた古めかしい大型自動拳銃を向けた。
それから美鈴さんに向かって小さな包みを投げる。
それ、ここの小さい方々にどうぞ。 近いうちにまた来ますから首でも洗って待ってて下さいね。 では、さようなら…
そう言って彼らは姿を消した。まったく音も何も無く一瞬で。
同時に杭の雨も止み、俺たちは解放された。
後に残ったのは完全に自身を打ち砕かれた遥さんと不破の投げて寄越した小さなクッキーの包み、それと彼らの動いた理由に対する謎だけである。
A, 俺は腰を抜かしている美鈴さんを抱き起こし、社務所へ向かった。
B, 俺はただ、呆然と立ち尽くす遥さんの傍にいる事しか出来なかった。
C, 俺は何も出来ず、そこにあった手焼きらしいクッキーを一つ、口へ放り込んだ。
選択肢はちょっと遙さんに萌えたいのな B でw
どなたか暴力以外の遙さんを………w
>>847-850 遥さん=× 遙さん=○
またもや遙さんトラップにw
さっちゃんはやはり可愛らしい男の子に―――って179はでかいなぁ(汗)
兎に角、萌え云々はおいといてストーリー的には盛り上がっていいですなぁ(^^
なんとかしてみました!
って、何とかなってないですね。ごめんなさい。
>>845 ご安心を。
見事日本男児のなんやらを守り通したみたいです。
>>846 メイジ"シモン・マグス”
コゲどんぼ入魂の「モノクルかけたハリー・ポッター」です。
フレーバーは「止しといたほうがいいですよ、もう魔力が尽きかけてるじゃないですか」
紫の瞳と灰色の髪がそれっぽさ全開です。
ついでにレダ&さっちゃん補足。
レダは18歳、大学に入ったばっかり。
さっちゃんは17歳で、今年高三になりました。
基本的にさっちゃん、女性に対して受け身です。
ストゥーパは漢字で書くと「卒塔婆」に…
Aにしたいとこだけど、怪我人は遙さんの方だしなぁ…。
ここはBで。
>>846 シモンはアンコしか持ってませんが、それから受けた印象はデ・ジのカイ中将でしたw
>>851 …そっちだったか!
遙さん…普通に打てばこっちが出るんですね…おのれ高野山!
>>853 あ、別に遙さんは怪我してません。
強いて言えば唯一悠が怪我人です。
あ、あれ?
激しく出遅れ?
リスタ…したつもりだったのになぁ…。
まぁ、最終的に選んだ選択肢は同じだしいっか。(ぇ
遙さ〜〜んっ
日付が変わっても動いていたら書きたいです。
26時過ぎても書き込みが無かったら無視して下さい。
…ふう。
ひとまず一難去ったか……色々な意味で。
俺は、近くにいた遙さんのほうを見た。息が荒い。よく見ると、巻かれた包帯から血が滲んでいる。
「遙さん、大丈夫?」
驚いた遙はこちらを見て、一瞬言葉を詰まらせてから叫ぶ。
「わっ、私の心配などしなくていい!お前は美鈴の心配を!……あっ…いや、お前は美鈴の心配はしなくていい。」違う方向を向いてしまう。
「…ケガは、ないか?」遙が言う。
すこし考えてから、「遙さんにやられた所が痛いです。」と言ってみた。すると、
「…一緒に来い。」
と言ったまま遙は歩いていってしまう。俺は、ついてゆく事にした。
そんなやりとりを見ていた美鈴は2、3歩あるいたあと2人に声を掛けようとしたが、1人うなずくと本殿の方へと歩いていってしまった。
しばらく遙さんについてゆくと、俺が寝かされていた所と似たような間取りの部屋に着く。そして、2人とも部屋に入った後、部屋を閉め切ってしまう。
辺りを見回すと、へやの真ん中にふとん、枕もとに簡素な医療箱、横に蹴飛ばされたかのような掛け布団、そしてその横に、初めて逢った時遙さん着ていた(なんとなくしか覚えていないが)、血まみれの紅白の袴。あ、下着発見……残念、掛け布団で隠されてしまう。
「一つ、言っておく事がある。」遙が言う。「…えと、何?」
「私たちを、侮るなよ?」遙の顔が少し厳しくなる。
「え、えっと?」唐突なので翻意が判りかねる。
「お前は霊との融和、または支配によって他の生命の振る舞いを自身の意識で振る舞える事。そして、先程の輩とお前は少なからず関わりがあるるらしい事……。お前が隠している事のあらかたは、私達も把握しているつもりだ……。」
俺はあせったが、遙の言葉を黙って聞く。
「美鈴がお前を放っているから詮索はしないが、お前が私達に対して邪(よこしま)になるなら、容赦無く叩かせてもらう。」
「は、はぁ……。」遙さんとは長い付き合いになりそうだ……。
「あ、もう一つ言う事があったな。」遙が続ける。
「お前、私達の事、年頃の異性として意識してしまってるよな?」
「えっ…あ、うっうん…。」戸惑ったが、年頃の男なんだから仕方が無い、と思う。
「私達だって同じだ。どうしてもお前を男として意識してしまう。多分美鈴は、お前をしばらくここに居させるつもりだ。だから、節度ある振る舞いを心掛けて欲しい。」
「あ、うん…。」
男として意識している、とは衝撃だが、確かになんら不思議のない事に今更気付く。あれ?
「遙さんも、俺を男として意識してるの?」大胆な質問。
「当たり前じゃないか!おかげで、調子が狂って仕方がない……。」
…フーン。
3回も俺を邪から救ってくれたお礼はなにがいいかな。
「ね、包帯、取り替えてあげるよ。」
これだ。
「いや、自分で出来るから大丈夫だ。……さすがに、お前にやってもらうのは少し恥ずかしいから…。」
「いいから、任せて。」
ゆっくりと額の包帯をほどいてゆく。少しずつエスカレートして、髪に触れたり、撫でたり、耳を軽く刺激してみたり。
最初は言葉で抵抗していた遙だったが、次第に黙ってしまう。身体を縮こまらせてじっとしている。震えているようにも見えるが。
「遙さん?」たまらず声を掛ける。
「ほんとに…ひとりでできるから……。」
涙目で訴えている。なんと弱々しい顔をするのだろう。さすがに俺は気が引けた。いや、極度に興奮した。
…うわ、まずい!!
落ち着け、落ち着け、落ち着け。
内奥からくる衝動をなんとか抑えようとする。そして、なんとか治まると、深い溜息をついく。そして、ごく普通に、包帯を巻いてあげた。さすがに腰や太ももの包帯は無視だ。
「…ごめんね。」遙の両肩に手を添えて謝る。
「…どうなってしまうかと思った……。」涙を拭くような仕草をみせる。
「お前、今、危なかったよな?」振り返って聞かれる。
「…わかった?」優しく答える。
「ほんとに、どうなるかと思った……。」
その言葉を聞いたあと、なんとなく、後ろから肩を抱いた。
「こら、抱きつくな!」遙から巫女チョップを喰らう。
「…そうだ!」遙が続ける。「怒らせると一番恐いのは、美鈴だぞ。」
…えっそうなんだ……。
A美鈴に会う
B自分の霊と対話
C情報の整理
D他の女の子を攻略(マテ
周りに触発されて、たくさん書きました。もう悔いはないぜ!多分今日辺り携帯が止まるはずだし。
好みに合わなかったらゴメン。
>ィアーリス
うをーー!!!
ちなみに、私が初めて作ったアクエリのデッキがィアーリスです。純珪一氏の書いたエンプレス(3段目)のイラストが、今までやってきた全てのゲームの中で断トツの1位です。あれだけドラゴンしてるのになぜロリですか。あの6本の角が恰好良すぎ!!!!
(;´Д`)ハァハァ
Dを選んでみる(ぉ
主人公、すっかり神社に入り浸りですねw
考えてみればえらく続きの書きにくい選択肢を選んでしまったような…。
性ては事を子孫汁とはこの事か…。
>>大佐
只今どうすれば大佐を引き擦り込めるか思案中w
868 :
藤咲:03/04/09 23:27 ID:???
さて他の女の子を攻略…ってそんな状況か!?
…まあ仲良くなる分には構わないか。
『そうそう、女の子にはマメにね』
また別の電波が…。
『電波じゃない!』
俺は頭の中の声を無視して1番近くの気配に向かって歩き始めた。
トントントントン。
気配に近付くと包丁で野菜を切る小気味良い音が聞こえてきた。
「夕飯の仕込かな?」
俺は料理をする少女‐厳島美晴‐が一段落するのを待って声を掛けた。
「ど、どうかした?」
「することが無くてね」
微妙に警戒するような美晴の素振りに対して俺は手をヒラヒラさせて答えた。
「じゃあもう少しで終わるから犬の散歩に付き合って」
外に出て待つこと数分、社務所の裏手から白い大きな犬を連れた美晴が現れた。
「お待たせ〜、それじゃ行こ♪」
神社の裏手は木が生い茂っており俺は新鮮な空気を味わった。
それにしても…いや余計な詮索はよしておこう。
「その犬は何て名前かい?」
「ハヤテって言うんだよ。折角だから持ってみて」
そう言って渡された紐を握った途端、ハヤテは全速力で駆け出し俺は抵抗空しく引きずられていった…。
無茶苦茶に進んだ所為で方向感覚を失った後、ようやくハヤテは止まった。
「ってここは何処だよ!?」
聞く相手がハヤテしかいないと知りつつ叫んでみた、が当然反応は無し。
当のハヤテはというと力なくしゃがみ込んだ俺の頬を舐めていた…ありがとよ。
さて美晴にはめられた臭いがどうしよう?
A、取りあえず歩き出す。
B、頭の中の妖精さんに頼る。
C、ハヤテの帰巣本能に頼る。
D、遠吠えをする。
頑張れ妖精さんな Bでw
きっとこの辺りの地理に詳しい人格もいるだろう。
俺は俺の中の誰かを呼び出そうとした。
しかし応える声は無い。
どうやら、まだ完全には魂を制御しきれていないようだ。
仕方なくハヤテを連れて歩いていると、背後から人の近づく気配を感じる。
振り向くと、そこには一人の青年の姿。
一体誰なのか詳しくは分からないが、その服装からWIZ-DOMの一員であろう事は容易に想像が出来た。
一難去ってまた一難とはよく言うが、よりによってこんな時に…。
「早速で申し訳ないですが、あなたにはこの場で死んで頂きます」
青年は恐ろしい事を真顔で平然と言ってのける。
また名前でも尋ねて時間稼ぎをするか…。
「ああ、自己紹介ぐらいはするべきでしたね。
私はWIZ-DOMの魔術師、シモン・マグスと言います」
シモンと名乗る青年は俺が質問するよりも早く答え、不敵な笑みを浮かべる。まさか…。
「さっきも…神社にいたのか?」
「ええ、ずっと見ていましたよ。尤も、不破さん達に手を貸す気にはなれませんでしたが。
あなたを殺す為だけに阿羅耶識の本拠に乗り込むなど、愚の骨頂ですからね」
確かにシモンの言う通りだ。
情けない話ではあるが、神社にいれば美鈴さんや遙さんが守ってくれる。
しかし、ここでは俺を助けてくれる人はいない。
「さて、お話はそろそろ終わりにしましょうか」
シモンはそう言い終えるや、持っていた杖を掲げ、呪文のようなものを唱え始めた。
ハヤテは身の危険を感じたのか、俺の手を離れて逃げて行く。そして俺は…
A、もう一度魂を呼び出す事に挑戦した。
B、取り敢えず殴りかかった。
C、助けを叫び求めた。
D、命乞いをした。
むぅ、展開早いなぁ―――2連続で先こされたりw
次の選択またBで…… ぼ、ボク書いていいかな?( ̄▽ ̄;
「た、助けて」
命乞いをしてみた―――もちろんフリだが。
目の前のシモンは下らなそうに俺を見るだけ―――それがいい
“よりによってこんな時に…。” 本当にこんな時にだ。今はまだ巫女さん達とイチャイチャするべきの時間なのに。
“情けない話ではあるが、神社にいれば美鈴さんや遙さんが守ってくれる。しかし、ここでは俺を助けてくれる人はいない” 助ける人もいないし。
こんな時=俺一人で助ける人がいない=めんどくさい
俺は無造作に殴りかかる―――がっ、距離もあるためシモンの魔法のほうが先に完成する。
「はい、死んでください」
黒い霧が俺にまとわりつく。多分毒か強烈な呪いだろうが―――
「っ何!?」
「……男ならば遠慮なく無礼が働ける」
レジストし俺はそのまま殴り―――
ボケっ
殴られた……… 遙さんに―――
「………地面とキッスするのは今日何回目だろう」
「アンタは一体犬の散歩も出来ないのかっ!?」
違うんです、遙さん。どうして全部ボクの責任になるんですか。
「そもそも遙さんは何で白装束で、水に滴るいい女みたいな感じに―――ぶきゅ」
駄目押しにまた踏まれる。
「近くの滝で水垢離を取っていたらハヤテがすごい勢いで駆け寄ってきてな」
遙さんの横には馬鹿犬が控えていた。犬よ、呼ぶ人を選べ。
「そもそもアンタは一体何してたんだ?」
「何って…… そこにいる彼氏に襲われ―――」
目の前にいるであろうシモンに指をさ―――いない。
「(っち、逃げたか)」
「どうやら一人のとき狙っても―――すでに阿頼耶識と手を組んでるのかな」
青年は考えた。まぁどうせ今回様子見のつもりだったし―――殺せたら殺せたでよかったが―――だから一人で襲撃したのだ、報告どうりの能力をヤツが持っているなら確かめなくてはいけない。
そしてソレは確かめられた。
「彼を殺す為だけに阿羅耶識の本拠に乗り込む理由がある。だからあえて不破さんなんて阿頼耶識にとってのキラーカードまで使って―――」
青年は暗い林の奥で今日2回目の不敵な笑みを浮かべた……
踏まれたまま考える。頭の上に濡れた遙さんの生足を乗っけて。
「(………チャンスじゃん?)」
ふと思う。
犬はいるが…… 暗い林の中に男女が2人きりで―――しかも女の子は濡れてる(ちと意味合いは違うが)
さて…… いつまでも殴り続けられるのも嫌だし―――
彼女も男として意識してしまってるらしいし。
いくらなんでも、もう襲撃者もこないだろうし。
さてさて
A:「遙さんを押し倒す」
B:「ハヤテを押し倒す」
C:「とぼとぼと遙さんに罵られつつも神社に戻る」
D:「電波さん再び」
シモンはきっと下手に俺が書くとイメージ狂いそうだから、後続の人にキラーパス( ̄▽ ̄;
あと、あんまりにも多分主人公である悠はんが電波やら巫女さんやらに頼りすぎると
のび太になりそうで、ちと悪そうに…… やっちゃいけなかったかも(汗
>>866 わ〜ひw イラストや〜(;´Д`)ハァハァ
今度俺もイラスト描こうかなぁ―――ヘタレやけど(つДT)
876 :
藤咲:03/04/10 03:30 ID:???
むぅ遙さん手強し…折角の見せ場がw
悠さんは一応改造人間ですからそこそこ強いのかな〜(オイ
問題は遙さんか…。
Cを選びつつ不測の事態に期待♪
後で美晴におしおきせにゃ…。
>>846 MF出しますよん。
とりあえず、やろうと思ってた組み合わせ。滅茶苦茶なのは勘弁。
・フェンリル+ゴッドガンダム
・鈴鹿御前+マスターガンダム
後はレダ+エアマスターバーストw
>>867 とにかく私もどうやればクララを出しつつ乱入できるか考えてきます。
エチは無理かも。やってもいいけど体力の消耗が……(w
>>875 |ー・)ニヤリ
>>871 ここんとこ私も先越され気味だったからかなり大急ぎで書いちゃいましたw
>>876 悠は弱いつもりでいました。
私の創作力じゃ、弱くないと「他人格の力を使う」って設定が活かせない…。
遙さんはちょと私の抱いていたイメージと違うので描写が難しいなぁ。
美晴へのおしおきなら望むところですが。(ぉ
>>876-878 むぅ〜悠のイメージがみなして違うなぁ……
俺的には「普通に強いくてこずるい知恵が働く」みたいな〜 他人格も小ずるい知恵でうまく使って……
みたいな風に―――まぁ、書く人によって違っても「他人格」が出てたという裏技がw
美晴お仕置きがボクも楽しみ♪(ぁぅ
「まったく、犬の散歩も満足に出来ないとは情けない」
「いやぁ。突然走り出すもんだから…」
「大の男が引きずられる事に問題があるの」
「だってハヤテも大きいし…」
「おまけに縄まで離して、ハヤテが車に轢かれでもしたらどう責任とるつもり?」
「あれはやむを得ぬ事情で…」
「そもそも自分が狙われてる事理解してる?」
「そりゃもう痛い程理解させられて…」
さっきから言われっ放しである。
言い返そうにも、その余地すら与えてくれない。
というより遙さんが怖くて言い返せない。
ようやく神社の鳥居が見えた時には、迷宮の出口でも見つけたかのような気分になった。
「で、なんで突然犬の散歩なわけ?」
「それは美晴ちゃんが…」
「美晴?美晴が散歩にいかせたの?」
遙さんの顔が突然険しくなる。
やば。失言だったか…。
そして満の悪い事に、正面に見えるのは先に帰っていたと思われる美晴ちゃん。
「あ。おかえりなさ……ぃ…」
彼女もすぐに遙さんの表情に気付いたようで、語尾が弱々しい。
「美晴。聞きたいんだけど、彼が命を狙われてるの解ってて散歩にいかせたわけ?」
「違うって!俺が無理言って散歩させて貰ったんだよ!」
この状況で美晴ちゃんが責められたのでは俺も居心地が悪い。
俺は慌てて仲裁に入る。が、遙さんも簡単には引き下がらない。
「だとしても止めるのが当然で──」
「ほらほら!遙さんも怪我人なんだからしっかり体を休めないと!
それに水垢離の所為で服が透けてるし!」
ゴスッ!!
「まったく、どいつもこいつも…」
遙さんは俺の顔面に裏拳を食らわせた後、一言つぶやいて神社の奥へと消えていく。
やれやれ。かなりのダメージは食らったが、なんとか場を凌ぐ事はできたようだ。
にしても、美晴ちゃんが俺をハメた(?)理由は確かに気になる。
ここは…
A、美晴を問い詰める。
B、傷ついた心と体を美鈴さんに癒してもらう。
C、遙さんの後を追う♪
じゃあCを。
多少Mっぽい役回りを演じてみる。
883 :
藤咲:03/04/12 00:17 ID:???
美晴は後にとって置くという事で遙を追うか…。
「遙さん待って下さいよ」
「うるさい、これから風呂に入る…覗いたら殺すぞ!」
やばっ、目が殺気立ってる……一旦引くか。
「1つだけお願いがあるんです…さっきの事は美鈴さんには黙っていてください」
「………ふん、いいだろう。犬に引きずられたのでは面目が無いからな」
悪態をつきながらも遙の目は優しかった…おそらく俺の言葉を美晴への庇い立てだと思ったのだろう。
これでこっちはオッケーだ…。
「私が悪いんじゃないんだもん…」
美晴はハヤテの頭を力無さげに撫でていた・・・仕掛けるか。
「ちょっといいかな?」
「…何?」
「実は…実はさっきWIZ-DOMの能力者に襲われて遙さんに助けられたんだ」
「えっ!?」
俺の言葉に美晴の顔が蒼ざめる…当然俺の心配ではなくその事で姉に叱られ嫌われる事を恐れてだろう。
「それで…少し怪我をしちゃってね。美鈴さんにばれない様に美晴ちゃんの部屋で手当てをして欲しいんだ」
そう言って腕の傷を見せる…これは嘘で遙に殴られた拍子に草で軽く切った傷を自分で広げただけ。
「う、うん…」
美晴は辺りを見回して他の人の姿が見当たらない事を確認すると、俺を連れて自室に向かった。
「こんな感じかな…上手く出来なくてごめん」
少しぎこちない手つき(おそらくさっきの俺の言葉が効いているんだろう)で美晴は俺の手当てを終えた…さて、どうするかな?
A、悪戯しちゃう♪
B、取りあえず今は手出ししない。
C、妥協無しの取引かな?
D、美晴の霊力でパワーアップ♪
Dも気になるけどAで!
どこまでいくかは書く人次第か…w
あぅ…俺は殺されてでも遙さんの入浴姿を…見たかった…
とりあえず、ここはA…かな?
ちょっと鬼畜ルート入るかな?
「美晴ちゃんの部屋って思ったよりも―――真面目って言うか、洒落っ気がないって言うか」
そんな感じだった。この年頃の少女であったらもう少し遊びがあってもいいような気がするが、部屋にはすみに縫いぐるみが2〜3体いる以外あまりにも遊びが少ない。
「……一人前の巫女になるには美鈴お姉ちゃんみたいにいっぱい修行しなきゃいけないから」
「でも、美鈴さんの部屋はもう少し女の子らしかったよ?」
なんとなく言う、わざと―――まぁ、実際は美鈴さんの部屋なんか知らないが。
だが予想どうり美晴の表情が曇る。
「………お姉ちゃんの部屋に入ったの……………そうなんだ」
思わず俺は心の中でニヤリと悪い顔をした。見たかった表情が見れたから。
「んっ、美晴ちゃん? そこの縫いぐるみなんか耳のところから綿でてるけど……?」
「えっ」
多分男性を自室にあまり入れてないのか、以上に警戒していた美晴の注意が一瞬それる。
隙は一瞬で十分だった―――できた隙を俺は彼女を絡み倒すということに利用させてもらった。
「きゃっ!? な、何するんですか!!?」
姿勢的には丁度二人とも腰を落とし俺が美晴を背中から抱きかかえているような形か。彼女の細い両腕はもちろん片手で押さえられ、余った腕で俺は彼女のあごを掴む。
「ん〜? ちょっと聞きたいことがあってね。こういうのはいやかい?」
つとめて優しい笑顔を彼女に向ける、もちろん彼女の顔はこちらに無理やり向かせてある。必死にもがいてるせいで彼女の顔の表情があまり可愛くないのが残念だ。
「くぅ………―――――――」
なにか小声で美晴は呟く。それは力をもった旋律、今日の朝美鈴さんが紡いでたのと似た音階だが、明らかにこちらには攻撃性があった。
「――――――破ッ!!」
最後の一言ともに何かが放たれる―――が、
「………未熟者。一人前なんかにはそれじゃ一生なれんよ?」
「!? そんな…………」
驚愕の瞳、そしてソレは自力でこの状況を打開できないところから恐れを感じる瞳に変わる。
「………さてさて? 自分のおかれた状況について分かったかい? 今君は俺の手の中にいるんだ。コレは逃れることの出来ないことで、俺はその気にになれば君を殺すことも陵辱することも出来る。」
そういいつつ、あごを押さえていた腕を胸元へ向かってとゆっくり動かす。
「い……いやぁ……」
彼女の大きな愛らしい瞳から涙がいつの間にか流れる。目の前に起こっていることへの絶望………
そんな彼女の様子を見て、そして近距離にある彼女の香りを十分楽しむ―――
「(………なかなか楽しいが―――まっ、こんなものかな)」
もう少しで胸に手が届く寸前で俺は彼女を軽く突き飛ばして解放した。
「あぅ! …………?」
きょとんとした表情を見せた後、彼女は俺をキッ、と睨みつけた。
「一体…………何をしたいんですか!? なんでこんな、こんな……」
「だから〜、ちょっと聞きたいことがあるって言ってるだろう?」
やれやれといった感じのポーズで俺は立ち上がり、美晴を見下ろす。
「なんで今日あんなことしたんだい? ハヤテの件は君が多少仕組んだろ?」
「それは………」
刹那の間口ごもり
「だって……悠さん着てお姉ちゃんが!!―――それだけじゃないよ、遙さんだって壱与ちゃんだってみんなみんな何かいつもポーっとしちゃって!!」
感情の爆発。
「ふむ、それでちょっとした仕返しを―――それじゃただの嫉妬じゃないかい」
「だって!!………だって………みんなが悠さんに取られちゃうみたいで……そした私は………」
「………だったら美晴も俺に取られたらいいんじゃん?」
しゃがんで泣きじゃくっている美晴と同じ視線に持ってく。
「……………意味わかんないよ」
「いや、べつ嫌ならいいんだがね。さっきみたいに無理やりは俺の趣味でないんで。ただ俺は美晴みたいに可愛い子は好きだよ? ちょっとお馬鹿な所がまた愛らしい。」
ニカッ、とただただ単純に笑い美晴の頭をくしゃくしゃっと撫でる。
「………馬鹿じゃないもん。」
むくれて言い返すが、頭は撫ぜ続けられてる所から見ると心は開いてくれたらしい。
「………さっきは御免な。少しやりすぎたかもしんない」
「…………んっ、いいよ。何でかしらないけど、本気じゃなかったって解るから―――不思議だけど」
こちらに少しだけ笑いかける。
「(いい感じに心掴んだかな――――これで壱与ちゃんと美晴はキープかな)」
俺も彼女に笑いかけた。
スッ
その時背後に殺意を感じた。
それは逃れようのないもので、俺は恐る恐るそれを確かめる。
開いた襖から遙さんのお姿が確認できた。
「………アンタ、最後に言うことはあるか?」
「……………お風呂から上がって少し上気した遙さんもいいと思います。」
遙さんの顔が人の最期を看取るような優しい表情になり―――
「………美晴、泣いてたようだが何された?」
「苛められちゃった、え〜んえ〜ん」
悪乗りしている美晴ちゃんがいた。多分俺がいないときの素の美晴ちゃんが見せてた表情なんだろう。
そんな彼女が可愛いなとと思い同時にホントに犯しときゃよかったと思いつつ―――覚悟を決めた。
…………そして俺は空を飛んだ。
A:「翌日、頭に包帯巻きつつ巫女さんたちと朝食を食べていた」
B:「頭の包帯がなんだ!!―――深夜、夜這い作戦を開始!!」
C:「生死の境ををさまよってる時だからか、他の多くの魂と会話した」
D:「殴られたショックで幽体が離脱しちゃった――― そうだ!! コレを利用して……」
僕が書くとなぜか主人公が最後遙さんに殴られてる―――
もう少し鬼畜路線でもよかったかなぁ………
いつも俺が見た時に分岐点…
俺が結構ルート選択してるような…
しかも、話を書かないし。
皆さん…コテじゃない私は邪魔ですか?
いつも俺が見た時に分岐点…
俺が結構ルート選択してるような…
しかも、話を書かないし。
皆さん…私は邪魔ですか?
うわおっ!ミスッてる!
ぎゃー!ごめんなさい!
ついでに聞き流して下さい。ごめんなさい。
…空、飛んできます。
今度はAでほのぼの路線いってみよう。
>>890 後ろからだっこハァハァ。(ぉ
私が期待していた程度の悪戯でTanutan様マンセーです。
>>892 全然。
書き手以外にも参加者がいるというのは、正直かなり嬉しいです。
895 :
藤咲:03/04/13 03:00 ID:???
庭先で雀が戯れる中、俺は頭に包帯を巻いて朝食を食べていた。
「すいません、醤油をとって下さい」
「はい、どうぞ。あっ!」
美鈴の白磁を思わせる指が俺の無味乾燥な指に触れた途端、彼女の頬が紅く染まった…う〜ん、初々しいなぁ。
「…今変なこと考えたでしょ?」
「いや、全然」
美晴と視線を合わせないまま目玉焼きに箸をつける。
「あーん♪」
「あーん…んぐんぐ、ありがと美味しいよ」
壱与が差し出した彼女の分のほうれん草の御浸しを口にする。
「私のも!」
「ありがと」
奈々も…って、もしかして苦手な物を押し付けられただけ?
「………」
「どうしたんですか遙さん?」
「…いや、アンタがこの場に溶け込みすぎていて言葉が出ない」
それが狙いなんですけどね。
こうして此処に来て初めてまともな食事にありついた…。
「ふぅ」
俺は縁側で茶をすすり日向ぼっこをしつつ
A、昨日の事を考える。
B、えっちな事を考える♪
C、ぼーっとする。
D、他人格と話し合う。
896 :
藤咲:03/04/13 03:09 ID:???
>>890 美晴ちゃん…落ちたな(ヤホーイ
く〜いい仕事してますね。
>>892 読み手がいると書き手は頑張るものです♪
さて悠君には(ニヤ
今更ながらプロフィール+キャラ情報ありがとうございました。
御礼を言うのすっかり忘れて…ごめんなさい!
二人ともありがとうございます。
おかげで俺がここに来る意味を見出せたかもしれません。(リアル涙
俺は今は読み手にしかなれませんが、いつかは書き手にまわることができればいいなと思いました。
とりあえず俺が今できること…リ、リアルプロフィール?聞きたい?(ぉぃ!?
あと、選択肢はCで。
人生に詰まった今の俺の現状。
>>898 元大佐さんこんばんわ。
12話目はかなり厳しかったです。
今までで最難ではないでしょうか。
本家の新作もやったりで、やるの遅くてすんませんです。
ええ、本家新作はリアル女ですよ。名前、東海林光でw
いやはや、狸のへたれな文章お褒め下さった皆様ありがとうです〜♪
これからも粉骨砕身の努力で頑張ります〜
>>898 SRCうちもやってます〜^^
今回も面白かったです〜
>>899 本家のほうリアル男でやってまったなぁw
日向の縁側というのは実に気持ちがいいものだ。
日の光が心地よく、新緑の匂いも清々しい。
暫くここで安寧を貪るのも悪くはないな。
考えてみれば、ここに来てから色々な事があり過ぎて、くつろぐ暇なんて無かった様な気がする。
尤もここに来たのがいつかは定かでは無いが…。
いや。それどころか俺は自分が何者なのかすらはっきりしていない。
解っているのは、何らかの組織から救い出された事と、他人の魂を喰らう能力があるという事だけだ。
…………。
A、何故俺は命を狙われている?
B、何故俺は記憶を失った?
C、俺はこれからどうすればいい?
D、まぁいいや。茶の間でテレビでも見よう。
勝手に季節を春にしてしまいました。(ぉ
にしても書けば書くほど自分の文章力の無さを痛感させられる…。
選択は細かいことはあんまり考えたくないなの(っえ) D で^^
>>902 狸の書いた839の部分ですでに春と言ってた罠―――
危ない危ない(w
文章力のなさはうちも自覚してまふ(・ω・)ノ 互いに頑張りませう^^
縁側、いいねぇ(ぇ
にしてもリレーが始まってから回転率がものすごくいいですな。本スレが終わってそろそろ半年になろうというのに隔離スレだけ延々と延命しているのもこれまたすごい。
選択肢を見てひらめいたらリレー書かせていただきます<(_ _)>
>>902-903 むしろありがたいです。
冬だとレダ、明らかに風邪ひきますから。
>>904 参戦、心よりお待ちしております。
…本スレまだあったような…気が…しないでもない。
学校始まったら書く暇ないです…ならば!
そんなわけで隙あらば遙さんメインの話に持っていってやろうかと画策して、
そのためにあの、阿羅耶識のサスガを準備しております。
だからそれが書きあがるまではなるべく平和を願っております。
さ、書かなきゃ。
んじゃそれまでほのぼのパラダイスでも続けていましょっかw
>>904 ほんとだ!
美鈴さんばかり見てて気付かなかった!!(ぉ
茶の間で…っと思ったら先客だ。
壱与ちゃんと奈々ちゃんが二人でテレビを見ている。
見ている番組は…バラエティ番組だろうか?
この子達がこの手の番組を見るとは少し意外だ。
逆に俺は芸能関係に疎いのか、誰が誰だか判らない。
あるいは記憶を失った為に思い出せないのかもしれない。
そう考えている矢先、少し見覚えのある顔が出てきた。
確かこの人は…。
A、難波いのりだ。
B、小鳥遊ひびきだ。
C、アラエルだ。
D、上倉田響太だ。
>>907 本スレってたぶん以前行われていたアクエリ最萌トーナメントの方だと思われ。
>>909 む、確かにそうだとすれば辻褄は合うな。
>>908 あえて「D」で。
話を動かすにはある種格好の存在だからな。
あ〜…あたしは出られんかったか〜
ま、かなりどうでもええけど。
>>909 …そのためのスレやったん?ここ。
普通にA、もしくはBが選ばれると思ってたのに、よもやDとは…。
全然ほのぼのになりそうに無いですねw
>>911 その為では無さそうだけど、最萌を視野に入れて立てられているのも間違いなさそうです。
913 :
f91:03/04/15 10:07 ID:???
>>911 あ!いのりさんだ!握手して!サインして!
ファンなんです〜(´w`)ノ
>>911 投票スレとかでは18禁が基本的にダメだったから、そういう系のSSはこっちに貼れと言われてたね。
SagaUが出てからまたやるのかどうかはあまり話題にならなかったけど、やるならカレー10将が出そろってからの方がいいな。織田信長に入れたい(ぉ
そもそもあのときは男(オリオン)がエントリーしてなかったから。
>>914 SagaII最萌は文月タンが人知れず計画を温めていたらしいが、
アクエリ本スレの荒みっぷりに人知れず計画をお蔵入りにしたらしいという話。
上倉多響太。
女の子達には随分と人気なようだが、同姓の俺に言わせれば十人並みといったところか。
まあ、確かに彼の歌には人を引き付ける何かがあるとは思うが。
壱与ちゃんも奈々ちゃんも一言も喋らず番組に集中しているところを見ると…。
「二人とも響太が好きなの?」
「えっ!? う〜ん」
二人で顔を見合わせた後…。
「そんなに好きなわけじゃないよね?」
奈々ちゃんが答え、壱与ちゃんもそれに相槌を打っている。
随分と曖昧な答えだが、照れているのだろうか?
『そんなほのぼとしたものでは無いがな』
なんの前触れも無く話しかけるのは止めて貰いたいものだが、それは取り敢えず置いておこう。
(ほのぼのじゃ無いってのはどういう事だ?)
『彼もMBという事だよ。』
(響太も他人の魂を喰えるってのか?
それとこれとどういう関係があるんだ?)
『MB全てが君と同じ力を持っているわけじゃない。
むしろ君の方が特異なんだよ。
殆どのMBは他人を覚醒させ自分の味方とする力を持っているだけさ。
彼の場合、その力は主に歌によって発動するようだ』
(じゃあ二人ともその力にやられてるってのか!?)
『いや。幼いとはいえ、二人とも阿羅耶識の実力派だ。
テレビを通してなら殆ど影響を受けないですむだろう。
精々ちょっとした好意を抱くぐらいか』
(なるほどな。それであの曖昧な返答ってわけだ)
『尤も、君が世界の覇権を狙うというのなら油断は禁物だ。
最終的に一番厄介なのは彼のようなタイプだからな』
(確かに数万人のファンを敵に廻したくは無い…か)
『そういう事だ。
さて、私はまた休ませて貰うとしよう。
君が慎重に判断を下す事を期待しているよ……』
俺が対話を終えた時、番組も既に終わりに近づいていた。
さて、慎重な判断と言われても、俺がこれからすべき事は一つ。
A、この神社で幸せな家庭を築く事だ。
B、世界の覇権を握る事だ。
C、WIZ-DOMの煩い蝿どもを消す事だ。
D、もっと沢山の女の子を攻略する事だ。
E、次の番組を見る事だ。
やっと復活。
「A」かな。905さんのために。
908で響太の姓を間違えてるのに気付いて鬱。
男の名前なんて覚えられねぇYO!
>>918 復活おめー。
幸せな家庭って誰とだろう…。
今のところ一番関係が進んでるのは美晴なわけですがw
『キミが―――し、幸せな家庭!? ぷぷぷぷっ』
「(………うわ、電波に笑われたよ。おい)」
なんとなく思ったことが俺の中の魂にだだ漏れしてたようだ―――
『私』に聞かれるのはいいが『電波』に馬鹿にされると自分の内包物とはいえむかつくなぁ。
『ぷぷぷぷ、それでそれで誰と幸せでラブラブな家庭作るのよぅ!』
「(誰と……? そん何まだ知らんさ)」
『え〜〜〜〜? でもデモDEMO!! 一人くらいはもう目星付けてるんでしょう? オネーさんに言ってみんさい!!』
………オネーさんなのか、『電波』の分際で。
「(………何を勘違いしてるかは知らないが、俺は幸せな家庭を作るのが夢だがべつにここの巫女さんと作るとは言ってないぞ?)」
『………はぁ?』
「(ここの神社の桜―――綺麗なんだよ。それに縁側も日当たりいいし、建物の造りもノスタルジックで俺好み)」
『…………おひおひ、キミこの神社の建物のっとるつもり!?』
「(そんなつもりはないさ――――ただこんな環境で………愛する人と笑い、喜び、時に怒り悲しみ……そして抱きしめあえたらと思うのは結構自然なことじゃないか?)」
『電波』が急に黙る―――さっきまで脳の髄まで響くような声だったので気持ち悪い。
「(あんだよ? 別に妙なこと言ってないだろ――――っていうかなんで『電波』なんかに俺が)」
『電波じゃない――――キミ、記憶は無くなってるかも知れないけれど、そういうところは変わってないね―――でもね、彼女と再会したらキミは………』
「(彼女………?)」
誰だ? 再会? ――――なんでそんなに悲しい声で
『魂が言うのもなんだけど、彼女がキミにしたことは間違えじゃなかった。それなのにキミはまた彼女の時と事を―――メビウスの輪ね―――だから私は』
なんだ―――こいつ知っているぞ?――――銀髪の少女―――人でない?―――がこっちを見て―――愛でない少女―――今語る少女――――その過去のイメージ。
その唇は最後に嬉しいような悲しい表情をして「サヨナラ」の形を
そして遠くから―――近い? 血まみれで嘲る様に見つめる―――悲しんでいた―――愛である―――憎悪の少女―――その顔は―――白で―――白が?―――黒を―――
その血まみれのアルカイックスマイルは美しかったなぁ。
「…………殺さないでくれ。なんでそんな」
「? 悠さん」
TVを見ていた壱与と奈々が唐突に不明な呟きをした悠を見る。
彼の顔は呆けた―――どこか違う別の場所を見るような目線で眼からは涙を流していた。
「ぁ…………… だれ? ゆーさんを見てるあなたは―――ぅ?」
「えっ、壱与ちゃんまでなにいって―――」
壱与も悠と同じような目線をしてどこかのなにかを見て
「ぇ?………ちがう、あたしは―――いや………ぅぅぅ! ぁぁああああああっ!!!」
「壱与ちゃん!?」
発狂した。
その日、神社の桜は狂ったように咲き誇っていた。まるでこれからおこる戦いを歓迎しているようにそして―――
「まるで泣いているみたいね」
彼女は悲しそうな顔をして笑った。
A:「舞台はWIZ-DOMに変わり」
B:「そして1週間後の神社では」
C:「魂の中」
D:「悠は森をさまよっていた」
E:「少女の叫び、それとほぼ同時に襲撃は始った」
長くほのぼの路線だったので、ちとシリアスに―――やりすぎたか(汗
>>918 復活おめでとうです〜^^
>>919 ―――苗字間違えても全然違和感なく―――そもそも俺も覚えちゃいませんでしたなぁ<w
あれだけの事があったなら、別勢力の状況も気になるところ。
よってA
しかし書き手の人には失礼な話だが(じゃあ言うな )、緑とか黒(黄?)は出ないのかな〜?
その頃WIZ-DOM花見大会会場では…
「ただいま〜」
皐月が酒の追加分をWIZ-DOMご一行様のレジャーシートに運んできたところだった。
そして、レダに怒られている。
「遅いよ〜。 どこで寄り道してたのさ」
「そう言ってやるな、貴重な買出し要員だ」
そう言って、ステラはほっぺたを膨らませるレダを諌める。
バックには赤ら顔で談笑するリザレクターやそのお気に入りのMB、マイクを離そうとしない鴉を連れた酔っ払いなど、いつも通りなようでいつもと違う面を見せる連中が居た。
「桜、ちょうど身頃ですねぇ」
皐月はそう言って散り始めの桜を仰ぐが、すぐさまレダに抱きしめられ、そのまま引きずり倒される。 魔女たちに風流な概念は無いらしい。
「ミナちゃん、あんま呑んじゃダメですよ…」
シモンが一つ年下のおまじないマニアの飲酒を制しようとはしているが、実力の関係上か、それも大して功を奏してはいなかった。
とりあえず皐月の所属する戦術部門“風”分室はレダ、皐月、犬耳のリディア、ブルームライダーのエリーゼ、異端審問官のレベッカ、死骸の紘恵、と全員参加している。
まあここまでMBを「ご主人様v」扱いしない能力者たちも珍しいだろう、と言う顔ぶれだった。
綺麗どころは揃ってるのにな…皐月は目の前の宴会を見渡す。
ジリアンが「ビール…」と心持ち寂しそうな顔で手を伸ばしてきた。
どうやらディーナにマイクを強奪されたらしい。
はい、と皐月は箱から出した缶を一本彼女に渡すと、無礼講から離れるように瞼を閉じた。
A、 …そう言えばディーナ様が今歌ってる曲…T.L.Signalだっけ…
もう解散、引退から10年になるんですよね…
B、 しかし、数秒もたたないうちに肩を叩かれる。
振り向くとそこには「呑まないのかね?」とヘルシング教授が笑っていた。
C、 …無礼講だし、向こうで斎木グループの花見に会った(しかも関西弁の風系お姉さん能 力者に宴会に誘われた)のは隠しておこう…
ここは他勢力を出す為にCで。
ちゅっか犬耳のリディアって…w
どうも、真言宗WIZ-DOM派のC’est la vie.です!
たぬたんごめん、未だほのぼの継続ですわw
ちなみに選択肢Aは選んじゃダメですよv
っつーわけでアンオフィシャル、ノンネーム、ネームのキャラ出しましたゆえ。
リザレクター=無論クララ。
そのMB=出番だ大佐!
鴉付きの酔っ払い=ジリアン。
おまじないマニア=ミナ
風系お姉さん=北条風花(E.G.O)
風分室:犬耳=ヴォルヴァ、ブルームライダー=フライトウィッチ、異端審問官=異端審問官、死骸=ゾンビ女子高生です。
じゃ、ほのぼのドゾー
斎木グループか……。微妙に設定が分からなかったり。
チョット気になったので部屋を家捜し。
アクエリ攻略本上級編発見。
Saga2ビギナーズマニュアル発見。
ヒジュアルファンブック発見。
β版購入特典特製下敷き発見。
未開封の構築済巫女デッキ発見。(!!!
……。
ぅぐっ…ぇぐ、ふえぇ〜〜!
アクエリ年表はどこへいったのよ〜〜!!
…今回はスルーするか……。
>>929 アクエリ系サイトをしらみつぶしにチェックしる!
>>930 実はネット環境が揃ってない罠。
|
|
(´^`){ムカシハヨカッタナー
( ∩∩−−−−
/
/
北条風花は関西弁なのか…。
ヘタに書いて他の方のイメージを崩したくないので、皆様のイメージ教えてくださいませー。
で、関西弁全然詳しくないけどどうしよ…。
932>
ダウンタウンのごっつええ感じのビデオを見る…(ヴァカ
ふぅ、携帯はつらいぜ…
>>932に同意。
さて、私の風花タンのイメージは、勉強が苦手でスポーツが得意。積極的で、物事を率先して取り組むが、決して1人ではやらず、必ず仲間を誘うタイプ。そして、消極的な人も誘ってしまい、周りからブーイングが飛んだり。
物事を終わらせるのが人一倍速い。遅い人に対しては、「おっそいなー。」とか言いながらちょっかいを出すがバカにはしない。そして、どんなに遅くても最後まで付き合って応援してくれる、そんな風花タンに( ´Д`)ハアハア。
こんな感じかな?
935 :
山崎渉:03/04/17 15:47 ID:???
(^^)
おっと忘れるとこやった!
>>912 >>914 ああ、そういう意味か。
まぁアレや。
トーナメントがなくなっても萌えは無くならん、と。
>>913 あ、ゴメン。
そう言う事はマネージャー通して、そしたらきっとできるから…今日のトコはコレでな(ちゅっv
>>927 ご無沙汰してます(ぺこり
>>929 斎木グループ=E.G.Oの中核をなすコングロマリットで、元は阿羅耶識に所属していた財閥です。
戦後だったかに解体されて、斎木グループとして再生。 以後、E.G.Oの直接の財源として世界に覇を唱えんとする悪者の集団ですよ。
血脈を利用した戦闘用サイキック“藤宮真由美”を作ったりしてます。
…こんなトコだったとは思いますが、何分歴史専攻じゃないもので…
>>932 なにしろ名前が「風花」ですから!
ネイティブウェスタンには関西人にしか思えなかったんです…
きっと小さい頃は金と銀の絵の具を大事にしてたに違いありません!
ちなみにレダちゃ、前スレか前々スレで責められてた時に言われてた「お気に入りの子猫ちゃん」として
さっちゃんを(σ・∀・)σゲッツ!!したそうです。
939 :
f91:03/04/17 22:04 ID:???
>>936 ……俺もう死んでもいいかも(T∀T)ノシアワセダー
ありがとういのりさん。
>>937 斎木家ってEGOの中でザビ家的存在ってこと?
>>937 やや。これはどうもごていねいに(ぺこり
でもごめん。こどちゃはぜーぜん見てなかったのです…。
私が風花を書くとあずまんがの大阪ちっくになると思いますがご容赦。
>>938 らぶりー!
>>937 ありがとうございます。
そうすると、道を極めたような大人達と、その中でお酌をしてる女の子達の集団が桜の下にいるわけか。
う〜ん、近寄り難し。
でもこれで脳内でキャラ達が動き始めました。しかし、自分がデザインしてないキャラを動かすのは結構デリケートな部分がありますな。
あ、そうだ。大事な事確認してなかった。
いま続いてるリレー小説の時代背景ってどんな感じですか?
私はSaga2開始直後、つまりイレイザー撤退後、と。この辺りで考えてます。
おっと、遅ればせながら。
復活お祝いレス、サンキュッ。
ナマス・テー
>>938 残念、ステラ様じゃないです。 ほっぺた膨らましてるのはレダなのですよ。
あと、シリアス怪光線はディスペルマジックの方向でw
>>940 ザビ家とはちょっと違います。
もう少し…実働部隊の猛者の一部が所属してて、尚且つ裏に付いてる巨大なアレですから…なんていうんやろう?
>>941 問題なし。 大阪は文句のつけようの無い関西弁の使い手ですからw
関西弁って大阪弁とは大分違うものですので、とりあえずT.M.Revolution西川ちゃんの言葉とかをお手本にするといいかも。
>>942 その上おそらくですが、森一帯はダークロアの勢力圏だね!
>>943 真由美…?
Good job!
皐月は暫く考えた後、おもむろに席を起とうとした。
「つきあいが悪いわ…」
途端に、つきあいとはおおよそ無縁と思えるジリアンからブーイングが飛ぶ。
「すみません。ちょっと水分を取りすぎたみたいで」
皐月は少しきまり悪そうな顔で言い訳をする。
もっとも、皐月は殆ど何も飲んではいないのだが、
酔いの回った魔女達はそのことに気付いていない。
ましてや事が事の為、誰もそれ以上追求しようとはしなかった。
ただ「レディーの前で──」などと口々にこぼすだけである。
皐月はそんな愚痴を後ろに聞きながら、会場を横切っていく。
そうして皐月の向かった先は手洗い場ではなく、E.G.O.の宴会場だった。
「遅かったやん。あんま女の子を待たせるもんやないよ」
近づく皐月の姿を目ざとく見つけて声を掛けたのは北条風花。
皐月をE.G.O.の宴会に誘った張本人だ。
「すみません。色々と事情がありましてね」
皐月はそう答えると、勧められる侭に宴会の席についた。
本来であればWIZ-DOMの、しかもMBが、E.G.O.と共に宴に興じる事など有り得ない筈だが、
E.G.O.の面々も酔いが回っている為か、大して気にする風も無い。
ただし、酔いの回っていない者はそうでは無かった。
「ちょ、ちょっとまずいですよ! 北条さん!!
その人MBじゃないですか!」
風花の隣に座っていたポニーテールの少女、藤宮真由美が小声で叫んだ。
「問題あらへんて。今日は無礼講や」
しかし風花はしれっと言ってのける。
「無礼講は全然関係ないです!
バレたら大変ですよ!?」
「ほな戦う? 桜みんな散るやろなぁ。
ごっつ怒られるやろなぁ〜」
そう言われると真由美も返す言葉が無い。
超能力者の集団であるE.G.O.の重鎮達を怒らせてたのでは、ヘタをするとMBよりも危険になるのだ。
「大丈夫ですよ。今はE.G.O.と戦っている程の余裕はありませんから」
暫く二人のやりとりを見ながら酒のつまみをつついていた皐月は、敢えて余計とも言える一言を差し挟んだ。
「どっかよそと戦っとるん?」
「内情バラしてもいいんですか?」
案の定、二人はその一言に反応する。
「構いませんよ。内情というより、ボク一人の事情ですから。
最近、上から一人のMB抹殺を命じられたんですけど、
やっかいな事に、そのMBって厳島美鈴と恋仲のようなんですよね」
根も葉もない…という程では無いが、明らかに誇張された事実である。
しかし、皐月お得意の澄ました顔で語られては、それを見抜ける者などそうはいない。
ましてや直球思考の真由美に至っては尚更だった。
「う、嘘をつかないでください!!
美鈴に限ってそんな事ある筈が無いじゃないですか!!」
真由美は動揺を隠そうともせず、皐月の言葉を否定する。
「なんや。彼氏いてへんからて僻みはみっともないで」
「そ、そんなんじゃありません!!」
「もしよろしければボクがお相手しましょうか?」
「結構です!!」
風花の歯に衣着せぬ言葉、そして皐月のわざとらしい言葉に、真由美はすっかりヘソを曲げ、
退席の言葉もそこそこに花見会場を去ってしまう。
「ちょっと苛め過ぎてもうたなぁ…」
「ボクもちょっと居づらくなってきたので、これで失礼しますね。ごちそうさまです。
真由美さんに、不破皐月が謝罪していたと伝えておいて下さい」
「ほなな〜」
風花と皐月は互いに苦笑いを浮かべながら、別れの挨拶を交わす。
ただ、皐月の笑いが去り際には苦笑いでなくなっていた事に、風花は気づいていなかった。
その頃…
A、厳島神社では、悠が遙に叱られていた。
B、WIZ-DOMでは、皐月捜索隊が組織されようとしていた。
C、E.G.O.の宴会場の隅では、姉に酒を止められた電気少年がむくれていた。
ここはCで行きましょう
Aで。
私的に書き残した事があるので……。
ぐはっ!キャンセルされますた。「C」ですよー皆さん。
うむぅ、読んでいる間に書き込まれていたとは……。
ちょっと思い付いたので続きを書いてみます。
ここはE.G.Oの宴会場。その隅っこで地面を叩いている少年が一人。
少年が辺りを見回せば、無茶な一気飲みをして自分を誇示している未成年達。
…くそぅっ、姉ちゃんのやつ……。
この少年は姉に飲酒を禁じられていた。勿論未成年であるから言われている事に異論は無いが、酒を飲めない事より姉に強く制止された事に腹を立てている、そんな年頃のやり場の無い怒りを地面へと放出している。
…ああ!ムカつく!!
不意に立ち上がり、靴を履いて何処かへ行こうとする少年。
「翼?どこへ行くの?。」
姉らしき少女が声を掛ける。
「…便所……。」
「あ、そぉ……。」
少女が言い終えた時には、翼と呼ばれた少年はこの場から立ち去っていた。
翼は、あてどなく歩き続けた。そして、気の晴らせなかった腹いせに、桜の木を思わず蹴っていた。
「こら、少年!木を蹴ったりしちゃ駄目でしょ!」
「うわ!」
びっくりした翼は振り返ると、腰に手を当てて笑い顔で怒っている少女が一人。
「…ゴメン……。」
「私じゃなくて、木に謝ろうね?」
…う……。なんだ!?このオンナ。
釈然としない翼だったが、ここは素直に従った。
「よろしい。…ところで、どうしたの?イライラしてたみたいだけど。」
「いや、……別に……。」
人見知りのする翼には、見知らぬ人とのこのような会話は苦手だった。
「ね?どっかで話でもしない?」
…逆ナンか?まだ釈然としない翼だったが、淡い期待を抱いてOKした。
「じゃっ向こうの方に行こうか、翼くん。」「…なんで俺の名前知ってんの?」
「あ……。」少女は困っていた。
「アンタ、誰?」
翼は、威嚇の視線を向けながら聞く。
「えっ…とね〜。私は夜羽子。夜羽子=アシュレイ。」少女は、観念して名前を告げる。
「あ?」聞き覚えのある名前に、一歩下がって身構える。
「何でお前がこんな所にいるんだよ?」
「え?いや、花見よ?花見。せっかく綺麗に咲いてるんだし。まぁホントは、人見、かな?こうやってみんなが自然を愛でている姿を見てると和むってゆーか。あとは、かわいい子がいたら声を掛けてみたり、ね?」
夜羽子は話を続ける。「ね、聞きたい事があるんだけど、向こうの方に行って話でもしない?」
「…取って食ったりしないだろうな?」
「しないわよ。もうばれちゃったし。…あ、失言。」
相手が危険な人物であることを承知した上で、女性と会話している時のくすぐったさを感じたくなってついて行く事にした。
しばらく二人で歩いていると、ポニーテールの少女から声が掛かる。真由美だ。
「翼君、こんな所で……ああっ!!夜羽子さん!!!」
かつて本気で拳を交えた者が知り合いと歩いている状況に驚きを隠せない。
「何でこんな所にいるんですか!!」
「いや…だから……。」夜羽子の額に大きな汗マークが一つ。
「ねぇ、あなたにも聞きたい事があるんだけど、一緒に向こうの方に行かない?」
「…取って食ったりしないでしょうね?」
「あの…だから……。」夜羽子の額に大きな汗マークが二つ。
夜羽子は辺りを見回し、周りの人達が第三者の会話に気にも留めていないことを確認すると、話しはじめる。
「あのね?気になるMBがいるの。どうもその人の精神支配力が肉体を持たない者にも及ぼすらしくって。危険だと思ったから監視してたんだけど、見失っちゃったのよ。知らない?」
「え、聞いた事ない……。」言ったあと、先程WIZ-DOMのMBが言っていたことを思い出す。
「気を付けた方がいいわよ?おそらく今までの中でもかなり危険な方だから。過去の因縁に縛られて争ってたりすると足元を掬われてしまうかも。」夜羽子が言う。
先程の一件は黙っているつもりだったが、そこまで言われると。
「夜羽子さん、さっき、たまたまWIZ-DOM直属のMBにあったんですけど……。」
それぞれの組織の幹部達の間で、情報交換が行われていたのだった。
A その頃、神社の境内では……。
B その頃、数光年さきの宇宙船の中で……。
C その頃、WIZ-DOMの花見会場で……。
D その頃、もう一つの地球では……。
E その頃、E.G.Oの花見会場で……。
最近絵描く人増えましたね。
俺もまた描こうかな。
そろそろSRC終わらせないとな・・・・・。
>>928 >そのMB=出番だ大佐!
それは俺自(以下削除
それよりも次スレはどうするのでつか?と言ってみるテスト。
選択は巫女さん帰還の A で
取り合えずこのスレがむばって使い切りませう>w<
>>944 マターリでいきまふか――――ディスペルマジックは怖いねぇ;;
最近登場人物多いねぇ…… 特にWIZ−DOMはMBが〜
誰かまとめてくれまいか(つДT)
>>943 >>945 ぶらぼー!
で945にぴたテン入ってるのは仕様ですか?w
>>959 一体何をされましたか。
>>960 スレ立て乙です。
>簡単に誘拐できそう
E.G.O.はWIZ-DOMと違って公の母体があるので、花見会場などでヘタな行動をするわけにはいかない事を
さっちゃんも分かっていた、ってあたりも書こうと思ったけど、長くなりそうなので省きました。
短く纏めるのってむずいぃ〜。
>WIZ-DOM所属のMB
真由美レベルになれば波長からMBって事ぐらい分かるかなぁ〜と。
WIZ-DOMって事には気付いてないでしょう。
風花は相手の素性を知ってるつもりで書いてたけど、考えてみれば知らずに誘ったのかもしれないわけか…。
>>961 アクエリの王道は萌えにありですから。
何、ディスペル潰されても阿羅耶識には厳島の巫女が二人おりますゆえw
>>960 伊達に
>>849で「レダに怪我させたくないがためだけの撤退」を敢行したさっちゃんじゃありません。
でもさっちゃん、誘われてホイホイ付いて行き過ぎかな…
風花は酔ってて何にも気付いてないヨカーン。
現在出席者リスト作成中です。
阿羅耶識登場人物
居候MB:石橋悠(+中の人いっぱい)
巫女:厳島美鈴&美晴、弓削遙、斎木奈々 他
死人:沖田の甘党、芦屋道満(さっちゃんのお師匠さん)
さっちゃん絡み:遊巫女“近藤癒海子”(さっちゃんの幼馴染です)
WIZ-DOMお花見出席者リスト
・首領:あまえんぼ錬金術師クラリス・パラケルッサス
・マイクを握ったら離さない教育長ジリアン・マキャフリー
・絡み酒ディーナ・ウィザースプーン
・結局唯一の常識人化:ステラ・ブラヴァツキ
・お弁当を作ってきてくれたエディス・ハーキュリー
・こっちはお弁当「作るな!」ソニア・ホノリウス
・既に紅茶よりも酒!フランシーヌ・クローデル
・そのMBである花粉症の人。
・笊のクララ・クロオーネ
・何か間違いを引き起こす事が期待されているそのMB
・ストレートで煽るのはお体に障ります!イザベル・フランドール
・アンタは明日も学校でしょ!ミナ・アグリッパ
・余興は手品なフレア・シュナイダー
・教授は静かに呑むんですね、ウィリアム・ヴァン・ヘルシングW世
・「さっちゃん膝枕して♥」レダ・ブロンウィン
・「もう呑めにゃいよ〜」カサンドラ・ゾーン
・「…誰か水…」エレクトラ・ウィル
・「シモンちゃん、たこ焼き奢ってv」イオ・プロミネンス
・「そんな余裕はありません」シモン・マグス
・「コイツら、無事に家まで帰れるのか?」マーリン
・「どうせ今日はこのまま夜桜でしょ…」MB不破皐月
・「あたしもさっちゃん抱っこするの…」リディア=デ・ローザ他風分室
・他、MBとノンネーム併せて二十数名、あと不可視のレイス、死神女子高生など。
・ゴーレム(携帯用)やホムンクルス無数
・鴉とか猫
E.G.O 絡む人々
・酔ったらエロエロ藤宮真由美
・のんちゃん
・東海林の早漏姉弟
・非番の氷上さん
・関西人風花
ほかMB数名。
ダークロアの暇人ども
・鈴鹿
・そのMB
・夜羽子
ほか
後は書き手、乃至は自分の欲望をさらけ出す覚悟のある読み手の気分のままに!
そのころ神社の境内で美晴は美鈴と一緒に日課の掃除をしていた。
「そろそろ桜も終わりだね、美鈴お姉ちゃん」
「そうねぇ でもこないだの雨の時に花が全部散らなくてよかったわ」
あの雨の日―――彼がこの神社に来た日
そう昔でもないのになぜか彼のことは心の中で大きくなっている。
「は、遙さんんんんんっ!? 真剣は禁止、真剣は禁止!!」
「五月蠅い!! 黙ってそこになおれ!! っというか壱与に何した!! っていうか壱与抱いたまま逃げるな!! 切りにくいだろう!!」
「………悠さん来てから遙さんも無駄に元気だねぇ」
お宮の中から聞こえてきた声にふと美晴は振り返る。
「そうね。遙さん少し気質が激しい所あるからどうしても初めのうちはああやってドタバタするかもしれないけど」
美鈴は面白そうに優しく笑う。
「ぅわぁぁぁぁぁ!!? い、今切れた!!! 絶対髪の毛かすったって言うか切れた!!」
「当たり前だ!! 首狙っているんだ!!」
「………ちょっと止めてこようかしら?」
「大丈夫だと思うよ。遙さんも悠さんの事結構好きだと思うし」
「…………っえ?」
美晴の一言に美鈴が少し微妙な表情で彼女のほうに振り返る。
「……というか多分今神社にいる女の子の大体が悠さんに多少なりとも好意もってるような気がするけど?」
何か隠してるのか悪戯っぽく美鈴に微笑む美晴であった。
その頃の話題のゆーさんは
「―――うに…………? ゆーさん」
「む!? 壱与ちゃん目覚めた!?!? た、助けて!!! 遙さんに俺が何もしてないことを!!」
悠は後ろから迫ってくる刀持った巫女さん(悪巫女でない)に、抱きかかえたままの壱与を正面向かせて見せる。
「くっ……やはり壱与を盾に―――卑劣漢が!!」
「違うわい!! 壱与ちゃんの話し聞けぇぇぇ!!」
「ぅん……ゆーさん、あのね」
「ん?」
抱きかかえられたまま顔を悠のほうに向ける。気のせいか壱与は少し頬を赤く染めている。
「なんかね、ゆーさんの手が胸に当たってちょっと―――あんまり動かすと痛くはないけどなんか…… 変な感じなの」
………そーいえばなんか妙に柔らかくて持ちにくくて、何度も持ち直したりしてたなぁ―――――――遙さんに見せたまま。
「…………え〜と、多分ね遙さん―――遙さんみたいに立派な胸だったら触った瞬間気付くのだろうけど、
ちょっとこれは故意でなく棚からぼた餅っていうか―――いやいやそうじゃなくて確かによくよく触ればお餅見たく柔らかいけど―――」
「よくよく触るなっ!!!!」
その日、悠は三枚に下ろされかけた。お悔やみ申し上げまふ……
A:次の日、罰として悠は神社内全てをする事になった。
B:次の日、悠は遙さんをどうにかするべき動き出した。
C:悠さんが再生するまでまた他勢力に戻る。
D:夜……切られた傷の包帯を取り替えるために廊下を歩いていると……
俺、死ぬの何回めかな…Bで。
うあ、間違った。正しくは、
俺、何回死ぬ(もしくは死にそうになる)んだろ。(リレー小説中)
…役得なのか?
970 :
山崎渉:03/04/20 02:55 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
壱与たん初めての感覚編ですかな
>>967 は^^;
巫女さん達はやはりマターリがえがきやすいでふ〜
>>964 あ〜…… WIZ-DOMは名前も仏語ですし(えっ)個人的にC'est la vie.に任せまふ ( ̄▽ ̄;
というかさっちゃん自体がボクは理解しきれないよ(w
>>969 役得でしょうなぁ(w なかなか巫女な美少女の胸など触れませぬ、というか触ったらはんざ(ry
972 :
山崎渉:03/04/20 07:09 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
一晩気のいい魂と話し合った挙句、早朝から悠は遙さん対策の罠を仕掛ける事に決定する。
が、まぁ武闘系の巫女さんの朝の早い事早い事。
「神社に傷をつけるな(゚Д゚#)!」
その、数人分の人生の粋を凝らしたトラップは竣工前に寝起きの遙さんによって施工者もろとも
叩き潰されてしまった。 昨日の傷がまた疼きだす。
その疼きの向こうから…今まで寡黙だった魂のひとつが、その重い口を開いた。
「武器を…準備しておけば君とて男。 そう簡単に討たれる事もあるまい…」
「ほぅ、それは私も賛同させていただこう」
「ゆーちゃん、これで勝てるね!」
寡黙な魂の考えは他の魂にも可決され、かくして悠は「巫女さん迎撃用」として腰の後ろに
幣を外した玉串を挿す、という奇妙ないでたちをするに至ったのである。
無論、悠の付け焼刃の棒術が遙に通じる筈も無い、ということは十数分後に実証された事実なわけだが。
「さっさとカムイの食事を用意してやらんかっぁ(゚Д゚#)!」
―同刻、各務家秋成自室―
「兄者、何見てるんだ?」
秋成がノートパソコンに向かっていたところ、妹の柊子が覗き込んできた。
「ん…? ああ、仕事の資料だ。 昨日弓削のはるるから届いた…ってお前!」
秋成は危うく咥えていた煙草を落としそうになった。 左肩越しに顔を突き出していた年頃の妹が
風呂上りなのだろうが、バスタオル一枚で兄の部屋に入ってきていたら普通はリアクションに
困るものである。
「ほお…女二人か。 仕事相手にしては可愛いな…兄者、嘘が下手だなw」
「そんなことよりその格好を止めろ」
何を勘違いしてかにやける妹に、秋成は兄として冷静な一言を送った。
柊子はそんな真面目な表情の兄を暫く見つめた後、けろりとした顔で「脱ごうか?」と言って
のける。
当然、秋成の次の台詞はこうだった「着ろ!」
「まったく、それよりこの女は…」
「着ないのか…っつーかそれ、男だぞ?」
各務柊子は秋成不在の間、一人で各務家の統主として様々な仕事をこなしていた所謂「よく出来た妹」と言う奴なのだが…
もうちょっと甘えさせた方がよかったかな? 秋成はそう思わざるを得なくなっていた。
ほったらかしの反動、そう判断したためである。
「男? …にしてはムネあるぞ、この外人」
柊子は自分の豊満な胸の存在を忘れているかのように秋成の左肩に顎をのっけてモニターを凝視する。
「いや、男はこの日本人の方だ…WIZ-DOMのMBだとさ」
そこまで説明すると秋成は新しい煙草に火を点け、天井を見上げた。
A. さて、今日は柊子と遊んでやるか…
B. 柊子をベッドに連れ込んで抱き枕代わりに。
C. じゃ、遙ちゃんの頼みでも聞いちゃいにいこうか♪
なんとか登校前に書きあがった!
そんなわけで「阿羅耶識のSASUGA」こと各務兄妹です。
いや、ぎゃざが手元に無くて柊子が秋成のことなんて呼んでたか思い出せないんですが、
そんな折たまたま流石兄弟が浮んで…「兄者」と。
>>969 遙さんに斬られてるんだからむしろ役得です。
今絶対悠は遙さん寄りだって!
>>971 あ〜…さっちゃん、あの手のキャラには絶対ある「腹にイチモツ」のないただのへたれです。
単純にレダ大好きなだけでw
今日は2限目までですから帰ってきたらプロフ、書いてみますね。
ぐあ〜!
また張り倒された〜!
ほのぼの路線で行く限り俺に勝利は訪れないのか?
だから、こうやって押し倒(ry
不破皐月(satsuki=FUWA) “さっちゃん”乃至は“さっち”
17歳高三、現在はWIZ-DOM所有のアパルトマンの一室にお住まい。
職業は
幹部連中の遊び道具兼雑用係…×
ディーナのおままごとの人形…×
ステラの弟代わりの玩具…×
シモンの能力強化(非マインドブレイク)に丁度いいライバル…×
クラリスの枕…△
マーリンの茶飲み友達…○
対阿羅耶識秘密兵器…△
レダの大事…主任務
風分室の貴重なまとめ役。(彼で遊ぶためにみんなが集まるため。本人にリーダーシップはない)
略歴
6歳:阿羅耶識の陰陽師、芦屋道満のもとへ入門する。
そこで「能力者」として育てられる。
この時点で司馬一心、有栖川朱鷺子、難波いのりなどとの接触を持つ。
14歳:WIZ-DOMの襲撃を受け、その場でクラリスに見初められ、攫われる。
師の死は見ていただろうが、彼は大人しく攫われた。
クラリスはその点に就いて「いい子よね」としかコメントしていない。
15歳:高校でレダ・ブロンウィンに捕獲される。
その時点より交際開始、レダの「お気に入りの子猫ちゃん」として現在にいたる。
能力
MaindBreak:能力支配
彼は能力者の意識を残したまま、コミュニケーションをとりつつ支配する。
Magic:魔法
阿羅耶識陰陽道、修験道系、密教系を多用するが、WIZ-DOMの魔女たちの手ほどきを受けて若干アレンジされている。 主なものは以下の通り。
「ソーマ」(護摩)
内護摩(弱) 冬でも暖かい。 内護摩(狂) ソクシ
外護摩(弱) 着火に便利。似たようなことをオリオソの漫画版で斎木君がやってました。
外護摩(叫) 消し炭。
「ストゥーパ」(卒塔婆)
無数の杭で目標を串刺しにする事を目的とする。 多分さっちゃんの最大攻撃力。
但し詠唱時間が少々長い。
「無畏施」
回復モノ。 大方ディーナ直伝。
「I・NO・LI」(祈祷)
早い話が「ブレス」
目標のキャラクター一人にターン終了時まで±0/+(1)/+1
Weapons:武器
「全てが魔法なわけではない」
Mauser C96 “Bloom Handle”
7.63mm×25ボトルネック弾(所謂トカレフ弾)×10rds
ショートリコイルセミオートマティック
そんな骨董品。 しかもやたらでかい。
洗濯しとったら忘れるトコやった。
兄妹の近親相姦(ナニ?も萌えなんだが、ここは「C」で。
秋成の二つ名って”ゴーストハンター”だぜ?適任じゃないか?燃えだよ!!燃え!!!(オチツケ
−−さて、再び厳島神社。遙さんにコテンパンにやられた後の夕食後。
…やはり、ここは遙殿を精神支配してしまうのが一番だと思うが。
最近よく訴え掛けてくる魂の一言。
「でもやり方が思い出せないんだ……。」と俺。
無意識とはいえ、MBの力を発揮しているのだろう、ここにいる少女達はみな俺に興味、好意を抱いている。そろそろ生理的には性欲を満たしたい時期なのだが、いかんせん遙さんの妨害でここの少女達には深くは手を出せない。
遙さんは『邪なら叩く』と言っていた。それは解る。彼女が此処の者達を護る使命があるのなら当然の所業だ。しかし……。
…遙殿を自身の力の復帰の為に利用するが良かろう。
「でもバレたら確実に殺されるんじゃ……。」
…死合いの刹那に覚醒する者は多い。貴様は思い出すだけでいい。簡単な事だ。
……う〜〜ん。
途中で眠ってしまいました。ごめんなちぃ。
さすがに仕事はサボれないので、夕方頃に続きを書きますから。
あ、あと、ちゃんと「C」選択なので(一見するとそのように見えないけど)。
続きを見たかった人&書きたかった人本当にスマン。
…深夜アニメって体に悪いね、ホントに。
寝坊した!とっくに2限目終わっとる!
そんなわけで5限目始まるまで待ちましょう。
>>981 遙さんが秋成にボコらせるのはさっちゃんじゃなくて悠やったんか!
てか兄さん、一応選択肢を…
この間の記憶の一端を垣間見た事を思い出す。
思い浮かんだあの少女は誰だったのか。過去にあんな凄惨な出来事は本当にあったのだろうか。
−−記憶を取り戻す事は不幸の再現なのか。
遙さんとの出会いの時を思い出す。
返り血を浴び、自らも血まみれだった遙さん。命を賭して組織に尽くす彼女を支配する事はどんな未来を呼ぶのだろうか。
−−力を取り戻す事は愚行の体現なのか。
…じれっテーナ!いクゼ!!
ぅあ!?とっとっと!!
身体が勝手に動くような感覚。いや、確実に遙さんが泊まっている客間へと向かわされている。なんとか自覚を取り戻した時にはもう客間の目の前だった。
覚悟を決めた俺は、取りあえず声を掛けてみることにした。
「遙さーん、いますかー。」
「うわっ、ゆ、悠か!?待て、ちょっと待っててくれ!!」
慌ただしく着衣の擦れる音。着替えているのだろうか。……そういえば、この時間帯は巫女さん方の入浴タイムだったか。
…………。
…だかラ、じれってーんダヨ!!
俺の気持ちを代行してか、右手がふすまを全開にした。
リアルで忙しくなっちまった。
>>980 >>983の続き、あと2時間程待って下さい。
>>982 お、落ち着いて!話を最後まで読めば何もかも間違っていないことが判りますから!!
マジゴメン!!今急な仕事で飛び回ってます。昼には選択肢を付けて強引に終わらせておきますので。
今後、このような事態が想定出来るような時は小説に手を付けるのはやめます。
ぐっすし。
「わっ、まだ早いよ!?そんなに急な用事じゃないんだろ?もう少し待っててくれよ。」遙の目の前にはきっちりと折り畳まれた袴と、その上に下着が乗っている。
遙に目を写せば、今やっと羽織ったばかりの浴衣の前ばかりを気にし、前を押さえ気味にしながらそそくさと紐を結びつつ体裁を整えている。なるほど、身につけている物は浴衣1枚か。
「…なあ、すぐに着替えるからさ、ふすまを閉めてくれよ……。」
遙はひどく困ったような顔をしている。俺を平然と叩き斬る者とは思えない表情だ。そして、ほてりの取れていない顔、まだ濡れた髪からくる石鹸の香りが俺を興奮させる。
俺の身体が、部屋の中へと入ってゆく。下卑た顔を浮かべてるようだ。
「…随分と邪気を纏ってるね。私と戦うつもりかい?」
遙は、既に闘士の顔付きに変わっていた。
…落ち着くんだ。他の意志に支配されるなどあってはならない。
俺は自覚を保てるよう、意識を集中させる。そして、段々と身体の自由が利き、やっと元に戻った。
「ね、遙さん、聞きたい事があるんだけど。」俺はこの間から気になっていた疑問を口に出す。
「ああ、なんだ?」悠が落ち着きを取り戻したのを感じ、肩の力を抜く。
「前に、俺の事が気になって仕方がないって言ってたけど、どんな風に気になってるの?」
「え?あ、まぁ、気がついたらアンタの事が頭に浮かんで、つい探してしまってる、とか。」
「それって、MBの力って奴かな?」
「あ、あぁ、そうに決まってる。そうでなければこんなに男に心を掻き乱される事はないからな。」
「それってさ、俺に惚れてるって事?」
「っっ!!」突然の言葉に、顔を真っ赤に染める。
彼女自身、悠に恋をしてしまったかのような感覚に捕われ、誰にも言えずに悩んでいたのだ。それを当の本人に指摘され、気を失いそうな羞恥心が遙を襲う。
(今……かな。)
自分の意識を遙の中に置くイメージ。遙の身体を自分の物のように動かすイメージ。そして、彼女の意識の中への介入を目指す。
「あっ、…れ?」遙が自分の身体の異変に気付く。身体の反応が鈍い。徐々に、身体の自由が利かなくなってきた。
「…アンタ……。」
驚いて悠の方を見る。予備知識としてMBに精神支配されるときの感覚を聞いてはいたが、それとは全く違っていた。しかし、身体の自由を奪っているのは悠本人のハズだ。
そんな事を考えていると、その聞いていた支配される感覚が身体全体に巡っていった。身体が熱くなり、ある種恍惚とした気分になってゆく。
俺は、遙さんを抱きかかえ、ふとんの上に寝かせる。俺も隣に寝て、身体を密着させながら遙さんに質問する。
「…どんな感じ?」
「身体が動かないんだよ……。」
「じゃあ、どんな気持ち?」
「…すごく恐いよ……。MBを甘く見てた……。」その話を聞き、悪戯心が芽生える。
遙の左膝を持って少し足を開かせ、股間の辺りをぽんっぽんっと叩いてみる。すると、激しく動揺した遙が訴える。
「まっ、待ってくれよ!?…そんな事されたら………殺されるより…つらぃ……。」また、黙ってしまう。
他の人格に支配される恐さを知っている悠は今の遙の気持ちも理解していたが、この状況を無駄に出来る程思いやれなかった。
(ここはさすがに可哀相かな?)気が咎めた俺は上の方に目を向ける。腰の辺りの紐をゆっくりと解きにかかる。
「ぁ、…っ」思わず声を上げると、俯いてしまう。しばらく羞恥に堪えていたが、胸が露わになると、絶望感が達してしまったか、大粒の涙を流してしまう。
(……やっぱり甘いよ、美鈴。こんな危険なMB相手に『生かさず殺さず』なんて、出来る訳無いじゃないか……。)遙は今までの人生で初めて、厳島美鈴という一人の人間を呪っていた。
その時。
「お〜い遙〜。例の件で聞きたい事があるんだが〜。」
男の声だ。荒々しい足音が近づいてくると、開け放たれたふすまの前で大声をあげた。
「おぉ!!何してんだよはるる!?そんなオイシイ格好、俺にも見せた事無いのに!!」
「…しゅうちゃん……。」遙は全身の力を抜いたかのような情けない声で来訪者の名を呼ぶ。
まだ肌寒いというのに胸をはだけ、革のズボンを履いた、全身ギャランドゥな男。
その男は不敵な笑みで俺を見たが、すぐに顔面を蒼白にして話し出す。
「…驚いたな……。どえれぇバケモンを体内に飼ってやがる……。美鈴が厳重に監視してる奴ってこいつか……。なるほど、敵に回すくらいなら味方につけたいっての、納得したぜ……。」
「…しゅうちゃん……しゃべりすぎ……。」遙がツッコむ。
「おい遙、本当に俺は不破皐月の担当でいいのか?帰ってきたら阿羅耶識壊滅って、面白過ぎるぞ?」
「…しゅうちゃん……組織も大事だけど、早く私を助けて……。」胸を隠すことすらままならない今の遙にとって、組織壊滅の危機よりも2人の男に裸を見られている方が辛かった。
A「心配するな、俺はあんた達の味方だ」
B「待ってくれ、俺は遙さんにちょっとお仕置きしたかっただけなんだ。悪かったよ」
C「不破皐月?俺も連れてってくれ」
D「阿羅耶識ってのはこんなモンか?」
本当にすいませんでした。気を付けます。
>>982 そのまま秋成アドベンチャーに突入しても良かったんですが、主人公との接点を持たせたかったんで今回の形にしました。
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し(_) (_)J
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
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http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
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\,,/ | |。田}}\ \
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< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
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