激化する他勢力との戦い。力を持つ者達が、日々戦いを繰り広げている。
クラリス・パラケルスス−内外に名を馳せる現代最高の錬金術師−も例外ではなく、
旗下のホムンクルスを率いて戦っていた。
「ああもう、無粋なケモノのせいで外回りばっかり!」
ここは都内某所にあるWIZ−DOM拠点の一つである。めまぐるしく変わる状況の中で、
ディーナはこの拠点の守備を担当していた。彼女の得意な白魔法は、味方の傷を癒し、
敵の力を弱める。守るのにはうってつけであった。この拠点には彼女の私室もある。
その部屋の中で、ディーナはぼーっと考え事にふけっていた。
「わたし・・・どうなっちゃうんだろう・・・」
思い出すのは数日前、パラケルススの塔での出来事である。
彼女はその日、クラリスに頼みがあるからと呼びだされ、出されたお茶を飲んだ時点で−−−気を失った。
そして、気づいたときにはすでにローブを這い回る触手にはぎとられた後だった・・・。
「あっ!・・・・ずっと、あれから変な気分・・・」
自室の椅子に腰掛けているディーナの頬は紅潮し、瞳もうるんでいる。明らかに常態ではない。
それもそのはず、クリトリスにつけられたデモンズリングが、彼女を常に責めさいなんでいるのだ。
デモンズリングは古代の邪神が人間の権力者たちを操るために作った祭器と伝えられている。
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それは2つ一組のリングで、操る者は犠牲者の左手薬指にはめさせたリングを通して魔力を行使し、
犠牲者を望むように操ったそうだ。そのデモンズリングがディーナのクリトリスで
常に魔力を放ち、強力な催淫効果を発揮して彼女をこんな目に遭わせていた。
「うぅん・・・はぁ・・・・
「ダメ、我慢できない・・・今すぐあそこをいじって、むちゃくちゃにしたい・・・!」
「でも・・・でもできない!もう我慢できないのに!」
そう、彼女のその細い指先がクリトリスへとたどり着くことはできなかった。
彼女の腰には、鈍い色を放つ貞操帯が取り付けられていたのだった。
「しばらく相手してあげられないから、あなたはお留守番しててね」
「私がいない間、おとなしくしてなくちゃダメよ、ディーナちゃん♪」
貞操帯自体は特に変な魔力が付加されているわけではない。
単純に、鍵の堅牢さと材質の強度を高めてあるだけだ。
だが自慰防止板により膣付近は完全に隠されていて、指一本入れる隙間さえ無い。
かろうじて、排泄のために前にスリットと後ろに穴が用意されているにすぎない。
取り付けられて数日はこのおかしな拘束具によってトイレで苦労したディーナだが、
もう排泄には慣れてしまっていた。
「胸を触っていても、満足できないわ・・・」
ローブの上からでもぷっくりとふくれあがった乳首の形がわかる。
クラリスから貞操帯の他に身につけていいのはローブだけ、という命令を受けて、
ディーナは忠実に守っているのだ。その乳首をディーナは両方ともつまみ、こすり、
ひねって刺激を与えている。痛いような、しかし気持ちいい刺激が心地よい。
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だが乳首をいくらいじっても、あまり大きくない胸を揉みし抱いても、ディーナは全然満足できない。
「おまんこ、触りたいよう・・・」
泣きそうな顔でディーナがつぶやく。彼女の秘芯のうずきは止まらず、秘所は愛液にあふれている。
すでに椅子の上はびしょびしょに濡れており、ぽたっぽたっと床にたれている状態だ。
「指を入れて、いじりたい・・・ぐりぐりしたいよぉ・・・」
ふと、ディーナはあることに気づいた。秘所のそばに、もう一つの穴があることに。
「おしりもいじったら気持ちいいのかな・・・」
「ダメだよね、わたし・・・いやらしいことしか考えられないようになってる」
スリットからあふれる自分の愛液を中指にまぶし、ディーナはおそるおそる、自分の肛門に触れてみた。
そのまま、しわのまわりをゆっくりと円を描くように動かしてみる。
「ひゃんっ!」
「へ、変なの・・・」
おかしな気分ではあるが、不快ではない。こそばゆいような微妙な感触が、
脳に新鮮な刺激をもたらしてくれる。ディーナはすでに、淫らな考えに犯されていた。
入れてみたら、どうなるんだろう・・・?
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「ううっ!うーん・・・あ、あひっ!」
ディーナの中指が彼女の蕾に挿入された。初めてのため、多少の抵抗はあったものの、
愛液が十分な潤滑液となって、彼女はアヌスを中指で犯した。
第1関節・・・第2関節・・・とうとう根元まで埋まってしまった。
それを、一気に引き抜く。
「ああああああああああっ!いやっ、気持ち悪いっ!」
3日ぶりの便秘から解放されたときのような快感を得て、思わずディーナは叫んだ。
アヌスから指を引き抜くのは、排泄時と同じような感覚を引き起こす。
だが彼女の淫らな頭では、それを”気持ちいい”としか考えられなくなっていた。
彼女はアヌスへの抜き差しを激しく繰り返す。
「ダメなのに!おしりなんておかしいのに!でも気持ちいいのぉ!」
「あふっ・・・あ、ああ、うんっ、あああ!」
高度な白魔術書が並んだ本棚に囲まれて、書類の積もった机の前で激しく自慰するディーナ。
右手でおしりをいじり、左手で乳首をいじめ、焦点の定まらぬ目でよだれを垂らしながら自慰にふけるその姿は、
かつてWIZ-DOMにこの人ありと詠われた姿とはほど遠い。
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「うしろだったらいいよね・・・ていそうたいはつけたままだもん・・・」
「おしりで感じちゃうわるいこっておこられちゃうかな・・・」
もう何も考えられない。
ただただ手を動かす。
ディーナはハァハァと荒い息をつき、彼女の限界が近づいてきていた。
「おしりの穴、いいっ!ダメ、ダメ、感じちゃダメなのに!」
「ああっ!ああっ!」
「いやっ・・・い、いっちゃうっわたし、おしりでいっちゃうのっ・・・!」
「ああああっ!!いっちゃうーっ!!」
全身をふるわせながらディーナは絶頂に達し、そのまま机にくたーっと倒れ込む。
初めてのアナルオナニーでいってしまった。そんな自分を汚く、イヤに思う。
しかしその一方でディーナの心はゆがんだ満足感に満ちていた。
「わたし・・・・このままおかしくなっちゃうのかな・・・」
彼女の疼きは、まだ止まらない・・・。
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