「ひぃん!はぁっ!うぅ……もう、許して……っ!」
クラリスの座る玉座の足元、そこで触手に絡め取られたディーナがうめく。
ここはクラリスの拠点、クラリス・パラケルススの塔。
この塔の女主人であるクラリスは楽しそうにその光景を見つめていた。
クラリス・パラケルスス…
中世の錬金術師パラケルスス、彼は賢者の石を精製し、悪魔の王アゾットとその剣の中に封じこめパラケルススの魔剣とした偉大なる魔人。
その直系の子孫であり錬金術の術を受け継ぐもの、それが彼女だった。
その彼女の視線の先、実験の成果がディーナを犯し回っていた。
部屋銃にうねっている赤黒い触手、先は男根のような形をしており、最近一番の傑作だ。
「まぁ、形があまり洗練されてないのが問題ね…」
軽い口調でそんな事を呟くと横暴な女主人は憐れな被害者の少女に語り掛けた。
「どう?その子達の味は?その変の男達よりずっと上手でしょう?……あぁ、そうだったわね、処女だったんだからそんな事知るわけ無いわよね」
太い触手が出入りしているディーナの露になったそこは痛々しくも処女血によって汚されていた。
「いやぁ…気持ち、悪い、…なんでこんな事…っ」
触手は彼女の体に巻きつき、縛り上げ、乳房の上の桃色の突起を先端で刺激している。
いくつかの先端部はディーナの顔の近くを動き回り口を犯すタイミングを見計らっている様だ。
目の前を移動するその男根そのものにディーナは嫌悪と恐怖を感じる。
「あら、そんな事も分からない?あなたが邪魔だからよ。ただそれだけ」
「そんなっ!んっ!むぐぅっ!」
抗議の声を上げかけたその口に男根が捻り入れられる。
体内に侵入した同朋を歓迎する事を示すかの様に女淫を犯していた触手も動きの激しさを増す。
ずちゅっずちゅっじゅちゅっずちゅ
激しい触手による動きに腰は強引に動かされる。
無理矢理大きく広げられた脚の付根のその惨状はクラリスを満足させるに十分なものであった。
「あなたのそこ、丸見えよ。脚を閉じて隠さないと恥ずかしいわよ。大きなオチ○チンをぱっくり咥え込んだオマ○コまで丸見えで。あら?良く見たらあなたのヘアーって薄いのね、殆どあるかないか分からないじゃない」
無邪気に少女のようにころころと笑う残酷な女主人の前でディーナは大粒の涙を流すしか出来なかった。
「くすっ、かわいいわ、ホント」
クラリスがそう言って片目を瞑ると触手の動きがより激しいものへと変る。
「んっ!んんぅっ!っむぅ!んむぅっ!んんんっ!」
股間は陰部の奥まで、限界まで突き入れられ口は喉の置くまで犯そうと酷く強引に進入してくる。
そして体を這い回っていた男根も自分の体にそれ自身を擦り付けてくる。
ディーナがびくびくと男根達が脈動し、絶頂が近いと感じた瞬間顔の前にあった男根が白濁を噴き出した。その端正な顔を大量の精液で汚していく。
限界を向かえた男根達は次々と絶頂を迎えディーナの体中に欲望の塊を穿きかけていく。
口の中で、びくんと動いた。
「んっ!んんんんぅっ!!」
喉の奥に直接流し込まれる精液、拒絶する事など許さないその勢い。口の中に生臭い臭いと苦味が広がる。
体中の男根達が爆発するなか一つ、秘部を犯す男根のみはその堰を決壊させていない。
「うふふ、最後の仕上げね」
その犯す動きはそのままに、ディーナの体が持ち上げられ、クラリスの前まで移動させられる。
体の位置を調整し、クラリスの顔の前にはディーナの股間が持ち上げられる。
「あっ、…あんんぅ…何、を……」
精神を破壊される寸前といったやや光の薄れた目でクラリスの顔を見る。
「最後の仕上げよ、あなたの力を解放するの」
そう言ったクラリスは懐中からピアスを開けるピンとリングを取り出した。
「大丈夫、痛みなんて、無いわ」
ディーナが何をするか理解するまえにクラリスは動きを止めた触手が入っている口の上、そこに存在する突起部分に針を突き刺した。
「!!!!!!!!!」
ディーナが声にならない悲鳴を上げ体を激しく動かそうとする。
しかし体の自由を奪っている触手は非力な少女の力では少しも動かす事が出来ない。
「クリ○リスに、これをプレゼントするわ」
そう言ってリング通しを使い、リング…デモンズリングを強引にディーナのそこへ通す。
その作業が終ると同時に再び触手が激しい注挿を再開する。
まるでディーナを壊す様に激しく、激しく叩きつける。
ほぼ正常を失っているディーナに抵抗のそぶりは無い。
そして、程無くして射精が始まる。
ディーナの奥深く、子宮口に密着させたそれから白濁の精液が一杯になるまでどくどくと注ぎ込まれる。
どくどく、どくどくと……
ディーナは胎内に注ぎ込まれる液体の感覚に体を震わせ、意識を失った。
意識を失ったディーナを見てクラリスが少女のようににっこり微笑む。
「ま、今日はこんなものね、明日からの調教スケジュールも考えなくちゃいけないわね。忙しいわ、本当に」
クラリス調教日記 糸冬