清松みゆきは女だぞ!

このエントリーをはてなブックマークに追加
955NPCさん
ハウスキーパー(housekeeper):
メイドを統括する人事権管理職にして、屋敷の管理全般に責任を負う統括責任者。家政婦と訳されるが、日本の今日的な意味の「家政婦」とは全く異なる。上級使用人。メイド等の下積みを経てメイド長など順調に出世し最後にたどり着くポスト。

ハウスメイド(house maid):
いわゆるメイド。女中。特にこれといった専門担当を持たず、文字通り、家中の仕事をひととおりこなす。最も一般的な種類のメイド。主な仕事は部屋の掃除やご主人様の衣服などの世話。

レディースメイド(Lady's Maid)
侍女。レディの一切の身の回りの世話をする。上級使用人。ハウスキーパーの人事権が及ばない特権がある。ご主人様が男でもレディースメイドと言う。
「おかえりなさいませー」
のメイドさんはレディースメイドなのかも知れない。

ウェイティングメイド(Waiting Maid)
侍女。職務内容はレディースメイドと大差ないが、上級使用人でない。

ナース(Nurse)
乳母。だが、授乳が主業務の日本の乳母とは異なる。専ら子供の躾を行い、子守その他はナースメイドと呼ばれる部下に任せる。

ナースメイド(nurse maid):
ナースの補佐として、主に授乳させたり、子守りをする子守担当の専門職。授乳させる既婚者からベビーシッター的な役目の未成年まで結構幅広い構成。

コック(cook):
料理人。厨房の管理職兼統括責任者。ハウスキーパーの管理下にない治外法権。上級使用人。

キッチンメイド(kitchen maid):
コックの管理下にある。コックの補佐として、厨房の雑用全般をこなす。調理そのものについては関与するのは下ごしらえ程度である。
956NPCさん:2007/11/11(日) 16:39:37 ID:???
スカラリーメイド(scullery maid):
コックの管理下にある。厨房の最下級職。食器洗い、厨房の掃除その他の雑用がメイン。つらい仕事だがお皿を割るのは勘弁して欲しいですの。

スチールルームメイド(stillroom maid):
お茶やお菓子の貯蔵・管理を行う食品室の管理をする専門職。コーヒー、紅茶等の飲み物の用意、及びビスケット・ジャム・その他のお菓子、リキュール漬け等の保存食を作っておくメイドさん係。
現代の感覚では仕事の少ない珍しい職のような気がするのだが、メイド解説書の類には必ず載っている。大英帝国ではアフタヌーンティの習慣からか大邸宅には配置されるのが当たり前だったらしい。
今は失われし、優雅な午後の一時をくつろぐ為には欠かせないメイドさん。

ラウンドリーメイド(laundry maid):
洗濯女中。この専門職が置かれていればかなり大きなお屋敷。使用人の洗濯担当と主人の洗濯担当は厳密に分けられていたらしい。

パーラーメイド(parlor maid):
客間女中。接客担当。接客担当であったため、容姿の良い者が採用され、待遇もハウスメイドなどより上。

トゥイーニー(Tweeny)
ハウスメイドとキッチンメイドの両方の下働きを兼務するメイド。最下級でしかも激務。
ハウスキーパーとコックの板挟みになって泣いたりするんだろうか。

メイド・オブ・オール・ワークス(Maid of All Works)
すべての役割を一人でこなすメイド。一人しかメイドを雇えない家というのも、当たり前だが多かった。最下層とみなされ、再就職する場合も大きなお屋敷に雇われるのは難しかった。

このほか、チェインバーメイド(Chamber Maid) 、デイリーメイド(Daily maid) 、等

ガヴァネス(governess):
住み込みの女性家庭教師。大英帝国では寡婦の就職先としてガヴァネスのなり手が多く、上流家庭ではこれを雇うのは一般的だったようだ。雇い主とは雇用関係だが使用人とは別格の待遇を受けて
いた。だからもちろんメイドさんではないのだが一応。一般に上級使用人とは仲が悪いと相場が決まっていたようだ。

フレンチメイド
メイド風の格好で接客する風俗業の女性。