313 :
305:
後半は正確に書くなら折ろうと試みた、です。
そもそもこのパーティー前衛が
敏捷15で後ろ回し蹴りばかりするダルケス使い。
ゴーセスのみに特化したガヤン神官。
のマーシャルアーツコンビに戦闘系魔術師の超DQNマンチキンパーティー。
1話目は好いようにやられてやったが、2話目以降はそうはいかねぇ、教育してやる。
と、まず用意したのはPCより明らかに弱いが全員前衛の盗賊集団。
一人が間接決められている間にもう一人が切り刻むというコンセプト(ついでに余った奴は後衛を攻撃)。
さてここでガヤン神官のとった行動は、
切りかかってくる奴を完全に無視してもう一人の右腕と右足を破壊する、だった。
死亡判定が必要なまでにダメージを受けながらも執拗なまでに関節を破壊する目の前の女に盗賊は恐怖を覚えたという。
関節を破壊し終わり「……次」と言われたときは死ぬかと思った。
ちなみにこの戦闘で後衛のカアンルーバエルファが死亡。
頼むから全力防御してくれ(フェイントソードで反撃してきた)。
314 :
305:03/05/06 18:13 ID:???
3話目に用意したのはアイアンゴーレム。
関節技は効かず投げるのも無理。非力なダルケス使いの攻撃は通じず戦闘系魔術師は論外と云うすばらしい存在です。
とりあえずかかってきたものの相手になりません。
実はアイアンゴーレムは倒す必要の無い回避できる障害だったので、5ターン目に戦闘系魔術師が死んだところでガヤン神官は他の仲間に羽交い絞めにされて撤退していきました。
「……離して、もう少しで、もう少しで折れるから……」
折れるかっちゅーの。
315 :
305:03/05/06 18:30 ID:???
さて5話目に用意したのはまるでゴムでできているかのような超柔軟悪魔。
関節技は効かず投げるのも無理。打撃ももちろん通用しないすばらしい悪魔です。
一応救済措置としてこの悪魔の柔軟さを打ち消す霊薬を用意していたのですが手に入れられずに戦闘に突入。
全滅だなこれはと思っていたのですが、悪魔の打撃を受け止めてそのまま掴み状態に入ったガヤン神官が語りだします。
「……私にはこれしかないから。
だから……折ります。」
すかさず【腕間接】。もちろん効きません。殴られます。それでも離しません。
そして、自分のターンが回ってきました。ガヤン神官はさらに【腕間接】。
「……このままひねりちぎります」
5ターン後、仲間二人の犠牲と引き換えに遂に悪魔の腕をちぎり取ることができました(他の連中は悪魔にしがみついていた)。
悪魔は語ります。
「ふふふ、面白い。この私の体をこんな方法で傷つけたのはお前がはじめてだ。
女。お前に時間をやろう。次に合うときまでにもっと腕を磨いておくのだな。
がーはははははははははははー」
悪魔は去っていきました(全滅を免れる救済措置です)。
パーティを危機に陥れる、良くないキャラだ・・・。
317 :
305:03/05/06 18:44 ID:???
もういいかげん嫌になっていたのでこの回を最終回にすることにしました。
このパーティー実は悪事を働いていてガヤン神殿と闇タマットに目をつけられていたし、
何より莫大な借金があるので、夜逃げしたことにしました。
「……私はまだまだ未熟だけど。
……私にはこれしかないから。
……いつかきっと、アイアンゴーレムも悪魔も、そして神だって折れるようになってみせる。」
本当にこのキャンペーンは酷かった。
このパーティー陽動のために人間爆弾を仕立てて敵アジとに突っ込ませるという極悪作戦がデフォルトな連中なんですよ。
ちなみに全5話で合計7人死にました(正確には6人ですが)。
うち一人は1シナリオ中に復活の霊薬を用いて2回死ぬという離れ技をやっています。
セリフは最後の奴以外は実際にセッション中にでたものです。
あー、一応このパーティーの盗賊の名台詞も書いておきましょう。
「だからさぁ、爆弾作ろうって言ってんだよ。歩行型の」
長文すいませんでした。