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663ダガー+パンクでポン
『意志の黄金(オリハルコン)』

この金属は地上界に自然に存在することはなく、本来神界にしか存在しない。
この金属はブラキの最高司祭の《コールゴッド》によって
その肉体をオリハルコンに変換させる事で僅かに地上界にもたらされる。
この金属の融点は非常に高く、長時間に及ぶ《ヒートメタル》の呪文を除いて
地上界の技術では加工が不可能なため、一部のブラキ神殿でしかオリハルコン製武器を製造できず、
また市場で取引きされる事もほとんどない。

この金属は与えられた精神力を消費する事によって瞬間的に張力・硬度・重量を
変化させる事の出来る、言わば生きた金属である。
この金属で作られた武器に対して《トランスファーメンタルパワー》を使用すると、
最大で【(必要筋力÷6)+1】点に等しい精神点を貯蓄できる。
1点以上の精神点を貯蓄しているオリハルコン製武器は、修正を持たない魔法の武器として扱う。
また、貯蓄している精神点を1点消費するにつき、攻撃力を1点上昇させる事ができる。
または、打撃力ロールを1回振り直しして任意の結果を選ぶ事ができる。
この効果は接近攻撃の直前に宣言する事。
これは基本的に「魔法の拡大」のルールに準拠するが、
その最大拡大倍数はそれぞれ【接近戦闘技能Lv.÷2】倍に制限される。

マーシェリア(ファーランド)に於いて公にオリハルコン製武器を使用するのは、
ブラキを奉じ、クヨート国に仕え、その近侍階級を独占している“錬の部族”の精鋭たる“錬剣士”だけである。
彼の部族はブラキ神への信仰を通して己と剣の結びつきを高め、
己と剣とを一組同一の存在として、生涯鍛え続ける一振りの剣に見立てている。
彼らは戦場では高品質のシャームシールによる独自の剣術を用いる
手練れのブラキの神官戦士にして、同時に優れた刀鍛冶でもある。
その中より、限られたオリハルコンの剣を帯びる事を許された者は“錬剣士”の称号で呼ばれる。