Q.「瞬間物質移送機の使用に必要な条件と移送可能なサイズは?」
A.瞬間物質移送機を使用する艦は停止していなければなりません。 砲雷撃も不可です。
そのうえで自艦の前2へクス以内とその両脇のへクスに存在するユニットを半径30ヘクス以内の好きな場所へ移送できます。
サイズについては特に規定はありませんが、いちおう艦艇なら1隻づつ、航空機は9ユニットづつとします。
Q.「瞬間物質移送機による転送のタイミングと行動制限などはどうなっていますか?」
A.艦艇又は艦載機の移動手順に移送を開始し、次のイニングの移動手順時にワープアウトして、直ちに移動と攻撃ができます。
Q.「潜宙艦のステルス能力とは具体的にはどういったものなのでしょうか?」
A. ステルス能力を備えたユニットに対してはレーダー探知能力を通常の5分の1として判定します。
レーダーの値が70なら14へクス、60なら12へクス、50なら10へクス以内でないと探知できないということです。
また、探知されていないステルス・ユニットからのミサイル攻撃は敵の対空兵装によって迎撃されることはありません。
ステルスに対するソナー弾は地球軍の戦艦クラスのみが使用でき、ランダムに決定した方向にソナー弾を20へクスの射程内に
発射し、着弾地点の半径5へクス以内にステルス・ユニットが存在した場合、通常ユニットと同様に攻撃を加える事ができます。
Q.「ソナー弾の発射には何か制限はあるのでしょうか?」
A.地球防衛軍の戦艦クラスが1イニングに1発ずつ発射できます。 そのほかには特に制限はありません。
ただし、ソナー弾の効果は発射したイニングのみです。
次のイニングにはまた次のソナー弾を撃ち出す必要があります。
また、ソナー弾の発射方向はランダムに決定され、基本的に指定は不可です。
これは本来は見えないはずの潜宙艦がマップに表示される為、本当はその位置が解らないという状況を再現しようとしたものです。
Q.「ヤマト・ルールとは何ですか?」
A.これは原作のヤマトの理不尽な強さをルールで表現しようとしたものです。
砲撃、ミサイル攻撃の命中判定、到達率判定のサイコロの目に+1できます。
また、被害判定時に存在しないor既に破壊されている箇所に命中した場合は損害無しとします。(通常は船体に命中となる)
また、搭載している艦載機は空中戦の際に特別に先制攻撃ができます。
Q.「波動砲発射手順と、その間のペナルティーとは?」
A.充填に2イニング、発射に1イニング、回復に1イニングとし、その間対空砲やミサイルは使用できますが砲撃はできません。
また、充填の最初のイニングだけは通常どおり移動できますが、その他は回復が終わるまで1移動1旋回しか出来ません。
中止した場合のペナルティーはありません。 イニング頭で宣言すれば通常の行動が可能です。
この場合、発射をしていない以上、当然回復も必要ありません。
Q.「アンドロメダ等、波動砲を2基搭載している艦は1度の充填で2回発射できるということでしょうか?」
A.その通りです。 2イニングに分けての発射も可能です。
Q.「小ワープに必要な手順とペナルティーとは?」
A.小ワープは波動砲と同様に準備に2イニング、ワープアウト後の回復に1イニングを必要とし、その間やはり同じように移動と
戦闘に制限を受けます。
ワープアウト地点はワープインの際にワープイン地点から最低30ヘクス以遠に設定してください。
中止した場合のペナルティーはありません。 イニング頭で宣言すれば通常通りの行動が可能です。
この場合ワープをしていない以上、当然回復も必要ありません。
Q.ワープアウトしたヘクスに他の艦が存在した場合はどうなりますか?
A.「移動力0」で通常の衝突判定を行ってください。
ただし艦首・艦尾ヘクスが両方とも重なってしまった場合は「双方破壊」です。
Q.「地球防衛軍・無人戦闘艦のルール上の扱いはどうなっていますか?」
A.特別ルールによって無人艦は行動に様々な制約を受ける為、データほどの活躍は困難となっています。
例えば、
1)1番艦を旗艦として原則として同じ移動をすること。
2)各艦は一番近い敵艦に砲撃しなければならないこと。
3)敵から7へクス以内に進入すると自動的に波動砲を充填すること。
4)味方艦であってもメインブリッジとサブブリッジが使用不能の艦は敵艦として認識してしまうこと。
・・・等々、しかし有人艦に指揮される場合は通常通りです。
Q.「波動カートリッジ弾の装填には2イニング掛かりますが、途中で中止した場合のペナルティーは何かありますか?」
A.例えば1イニング装填準備した後に装填を中止した場合は1イニングの間主砲が使用できなくなります。