Q.「艦載機の扱いはどのようになっていますか?」
A.艦載機は1ユニットあたり機種に関わらず一律4ステップの耐久力を持ち、機数は約16機を表しています。
Q.「母艦に搭載する機種は好きなように編成出来るのでしょうか?」
A.艦載機の編成は定められた搭載力の範囲内で自由に行えます。
Q.「空母など母艦機能を有するユニットに設定されている【発着能力】とは何ですか?」
A.艦載機の運用能力のことです。
1イニングあたり、この数値の範囲内で航空ユニットを発艦・着艦させる事ができます。
ちなみに発着には航空ユニットの移動力のうち半分(切り捨て)を消費します。
Q.「航空ユニットには旋回能力が設定されていませんが、どうやって方向転換を行うのですか?」
A.全て移動力を消費することで方向転換を行います。(1移動力=60度旋回)
ただし、艦艇ユニットと異なり同一ヘクスにおける連続旋回が可能です。
Q.「航空ユニットも艦艇ユニットのように、移動フェイズ中に他のユニットと衝突したりすることがあるのですか?」
A.基本的にありません。 航空ユニットは敵航空ユニット以外の如何なるユニットもすり抜ける事ができます。
Q.「艦載機の武装には弾数制限等はありますか?」
A.航空ユニットのミサイルは1回発射すると補給(母艦への帰艦)が必要になります。
ただし空戦と機銃掃射は何回でも可能です。
Q.「艦載機による攻撃のルールは?」
A.ミサイルによる対艦攻撃は基本的に艦艇のそれと同じですが、スタック(同一へクスに複数のユニットが存在する状態)をし
ている場合、火力を合計して攻撃する事が可能です。(艦載機の1ヘクスあたりのスタック制限は3ユニットまで)
つまり、2〜3ユニットで大火力攻撃を行って1箇所に大きなダメージを与えるか、1ユニットづつ攻撃を行なってダメージは小さく
とも沢山の攻撃を行うか、を選択できます。(攻撃目標選択時に指示して下さい)
艦載機による対艦攻撃の射程はミサイル10へクス(幅5ヘクス)、機銃掃射の場合は艦艇の砲と同様、機体の火力に拠ります。
空中戦と対空射程は同一へクスのみです。
対艦攻撃を行った際に敵機と重なっていた場合は対艦攻撃と空戦を同時に行う事ができます。
(後述するCAPルールに基く迎撃を受けた場合は例外)
なお、ヤマト・ルールの適用を受ける艦載機は空戦において敵機に対して特別に先制攻撃をすることができます。
Q.「機銃掃射の場合もミサイルのように、スタックしている複数のユニットの火力を合計できますか?」
A.元ルールでは可能でしたが、強力すぎるので本ルールでは不可としています。
Q.「艦載機によるCAPとは何ですか?」
A.艦載機は任意の味方艦艇にスタックしてCAPを宣言することで、次イニングより半径10ヘクス以内に侵入した敵機を自動的に
迎撃(空戦)できるようになります。 CAPによる迎撃は通常の空戦とは異なり、敵機が対艦攻撃を行う前に実施されます。
なおCAPに参加するユニット数に上限は無く、通常のスタック制限もこれには適用されません。
複数の敵機が防空圏に侵入してきた場合は、GMが一番近い敵機スタックから優先して同数のユニットを割り振るようにします。
プレイヤーが細かい指示を出す事はできません。
CAPを解除する時は必ず艦載機移動フェイズ前にその旨を宣言してください。
Q.「艦載機の補給に要する時間はどのくらいですか?」
A.基地か母艦に搭載された状態から1イニングです。
Q.「元ルールでは『艦載機は発艦したイニングでは敵を攻撃することはできない』、とされているのですが?」
A.本ルールでは艦載機の発進イニングにおける攻撃は可能としています。
Q.「敵艦と接舷して白兵戦中の艦から艦載機の発艦は可能ですか?」
A.可能です。