Q.「ゲームの進行はどのような順番で行うのですか?」
A.1イニングの進行は、
艦艇移動→艦載機移動→砲撃→ミサイル攻撃→対空射撃→特殊兵器使用→損害適用
の順番で、損害は敵味方同時適用です。
Q.「敵味方の行動は同時処理との事ですが、後出ししたほうが有利ではありませんか?」
A.後出し問題は紳士的態度で自重を期待するしかないですが、あまりテクニカルな機動を後出しでした場合はGM
のほうで単純化します。
Q.「船体を用いて敵の射線を遮ったり、敵艦を盾にしたりする事はできますか?」
A.残念ながらできません。
Q.「衝突(体当たり)時のダメージ判定はどうやるのですか?」
A.基本的に装甲と耐久力が大きいものほど有利で、速度が速いと大きな損害を耐久力に与えます。
以下の衝突判定表を使用してダメージ判定を行います。
■衝突判定表
装甲+耐久力の差分 0 1-2 3-5 6-8 9-
速度1(大) D-1 D-1 D-1 D-1 -
速度1(小) D-1 D-2 D-3,S-1 D-4,S-2 D-5,S-3
速度2-3(大) D-2,S-1 D-1 D-1 D-1 D-1
速度2-3(小) D-2,S-1 D-2,S-1 D-4,S-2 D-5,S-3 破壊
速度4-5(大) D-3,S-2 D-2,S-1 D-1 D-1 D-1
速度4-5(小) D-3,S-2 D-3,S-2 D-5,S-3 破壊 破壊
速度6-7(大) D-5,S-3 D-3,S-2 D-2 D-1 D-1
速度6-7(小) D-5,S-3 D-5,S-3 破壊 破壊 破壊
速度8-9(大) 破壊 D-4,S-2 D-2,S-1 D-2 D-1
速度8-9(小) 破壊 破壊 破壊 破壊 破壊
速度10-(大) 破壊 破壊 D-3,S-2 D-2,S-1 D-2
速度10-(小) 破壊 破壊 破壊 破壊 破壊
D-#・・・耐久力へのダメージ
S-#・・・速度へのダメージ
速度・・・衝突したイニングに両方の艦が使用した移動力の合計
速度#-#(大)・・・装甲+耐久力が大きい側に適用する損害
速度#-#(小)・・・装甲+耐久力が小さい側に適用する損害
例えば、ハーキンス艦(装甲6、耐久力12、使用移動力4)とガミラスクルーザー(装甲6、耐久力5、使用移動力5)が
衝突した場合、 装甲+耐久力の差分は(6+12)-(6+5)=7となり、 装甲+耐久力の差分6-8の欄(4番目)を使用します。
速度は4+5=9ですから、 ハーキンス艦には速度8-9(大)の4番目、「D-2」の損害を適用、 ガミラスクルーザーには
速度8-9(小)の4番目、「破壊」の損害を適用します。
Q.「方向転換や後進はどのように行うのですか?」
A.艦艇ユニットは1イニングにつきそれぞれ固有の旋回能力を持ち、その(1あたり60度)の範囲内で方向転換が可能です。
ただし同一ヘクスでの旋回は60度までです。 航空ユニットのように連続旋回はできないので注意してください。
その他にプレイヤーが望めば移動力を1消費するごとに60度旋回できます。
後退に関しては、2移動力を消費する事で1へクス真後ろへ後退できます。
艦載機は独立した旋回力を持たず、全て移動力を消費して旋回します。
Q.「方向の指示や表示はどのようにしているのですか?」
A.以下の通りです。
因みにこのゲームにおける艦艇ユニットは一部を除いて基本的にこの↓ように前後2ヘクスにまたがる存在です。
旋回は艦首軸を中心に行います。 ○○
AB
@ C
ED