■ モニターのキャリブレーション 8 ■ 

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350名無しさん@お腹いっぱい。
>>347
argyllは汎用フリーソフトだが、精度が全然高い。実検証してi1proのICCprofileとの一致性を確認したが、
許容範囲内の誤差に収まったから使用可能と判断したとある
つまり、比較すれば微妙だが、違うプロファイルが生成される。
i1proやColorMunkiの測定(特に輝度)変動をargyllは検出してしまうので使い方が難しい

かといってi1matchはドライバで誤差に関して少し大雑把に丸め込みをしているため、
反射原稿なら問題ないがTVほどのコントラスト比だと正確に測定できず、結果として色域が誤って測定される
i1profilerはそのような色域の誤差はでないが、逆にこちらはこちらでblackオフセットに関して
argyllより鈍感(ガンマの丸め込みが行われる)
もちろんPCでは実用上問題ないレベル

argyllは黒近傍のRGB比を白色の相関色温度から変化させずに黒にもっていくのか(X-riteはこっち)、
RGBの出力のいずれかが0になる直前で3色の混色比を白色の相関色温度相当を守って
補間しながら0に近づけるか、黒のxy色度(0.333,0.333)に向かって線形に変化させるか(規定はこれが正しいが
実用では灰色の色度がねじれるため使わないを
パラメータで指定することさえできる
やりすぎといえばそうだが、なるほどとは思う

i1matchはbradford変換より正確なCIECAM02を使用できる点はargyllにない優位点
D65からD50への色温度変換マトリクスはCIECAM02の方が正確