Blender Part31

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26名無しさん@お腹いっぱい。
一方、この様に公式ビルドとしての提供を前提としている性質上、
trunk上では機能実験やあまりに荒削り又は大掛かりな新機能の開発は行えません。
そこで、Blender開発グループはそういった目的の為にtrunkのソースをコピーした開発ブランチを幾つも設置しています。
「bmesh」(新メッシュ編集システム開発用), 「freestyle」(輪郭線描画システム開発用),
「collada」(.dae(collada形式)の入出力システム開発用)、「render25」(レンダリングシステムの内部改造用)等色々あります。
各開発ブランチは、開発が進行し続けるtrunkとの齟齬が生じない様trunkから定期的にソースをコピーし同期(マージ)を取っています。
各ブランチは、基本的には開発が完了した時点で結果をtrunkに反映させ(コミット)て役目を終えるのですが、
開発ブランチによっては、例えばcolladaブランチの様に、開発しながら頻繁にtrunkにコミットするものもあります。

これらの様々な開発ブランチやtrunkの開発状況は外部の人間でもリアルタイムで見られ、亦ソースも入手出来る様になっており、
そうしますとコミットや公式ビルドのリリースを待たずに新機能を試したい人間も出てきます。
そうした物好きや或いは公開して意見を募る為に開発者自身がビルドするものが「非公式ビルド」であり、
そういったビルドを専門に扱っているサイトがGraphicAll.orgです。