ソフトイマージXSI part7

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643名無しさん@お腹いっぱい。
某有名プログラマのブログから抜粋(ちなみにすでに閉鎖済み)

>maya を使っている技術指向な方々は XSI は嫌だと思うかもしれないが、
>オペレータスタックは maya の依存グラフ(DG)に比べてメリットが無い
>訳ではない。オペレータスタックはコンストラクションヒストリを表現
>するのには実に向いていると思う。基本的に積み重ねなので。
>maya は全てが DG だが、それゆえの不自由も無いわけではない。例えば、
>DG はアトリビュート間のコネクションで構成されているので、基本的に
>依存関係はアトリビュートを塞ぐ。複数のものを重ねにくいのだ。それを
>するにはブレンドノード等の別の道具が使われる。XSI のスタックでは、
>どんどん「効果」を積んでいけるので、そういった不自由はない。
>また、「自分自身の前の状態を入力として自分自身を書き換える」という
>maya では容易に出来ない「スタックならではの芸当」が当たり前に出来る。
>というかそれが基本である。コンストレインもそうなので、Distance コンス
>トレインのような「そのオブジェクトが動かされた後に参照先との距離で位置
>を補正…」のような事が出来る。また、スタックで積んでいく以外に、横の
>繋がりを定義出来るので、基本的には maya の DG で出来る事は 100% 出来る事になる。
644名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 02:09:29 ID:Uvew0z+h
>XSIのスクリプトオペレータとはMaya の『エクスプレッション』に相当する機能。
>XSI のオペレータをスクリプトで記述する機能。と言ってしまうと、XSI は COM に
>よりスクリプトでも C++ でも同様の事が出来るので、プラグインのオペレータと
>なんら変わりが無いことになってしまう。そもそも、Maya では、スクリプト=mel、
>プラグイン=C++ と厳密に分かれていて API も異なったわけだが、XSI ではプラグ
>インすらスクリプトで記述出来る。XSI では、プラグインとは外部ファイルで定義
>されている何らかのカスタマイズ(SPDLという記述言語を用いる)という概念なようだ。
>Maya のように dll に対しての呼称ではないのだ。
>だから、スクリプトオペレータとは、プラグインオペレータと同じ事が出来つつ
>「一時的なものならプラグイン化せずシーンに埋め込んで手軽に使えるよ」という
>機能であると考えれば納得。
>そんな感じなので、スクリプトオペレータの仕組みを理解すれば、プラグインオペ
>レータの開発についても殆ど理解出来ると言えるのではないだろうか。Maya で
>例えると、XSI ではエクスプレッションを理解しただけで C++ でのノードプラグ
>イン開発も理解した事に繋がる…となる(Maya ではそんな事はない)。