Blender Part9

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801名無しさん@お腹いっぱい。
"Verse" HP ttp://www.blender.org/modules/verse/index.php
を自分用に要約したので貼ってみる。

。oO(>>782によると、VerseをサポートしたBlenderはまだテスト中、リリース未定。
  要約をさらに要約するとこんな感じ。
  @ここ数年の進化を考慮して、3D形状の汎用互換フォーマットを定義
   サブディビジョンサーフェス、シェーダー設定、HDRIテクスチャ、モーションデータなんかも追加。
  A但しファイルじゃなくて、汎用ネットワークプロトコルで実装した。
   「何か/伺か」のSSTPみたいに、アプリ同士で自由に通信しデータを共有できる。
________
*Main
・Verseは(3DCGプログラム用の)ネットワークプロトコル。
 様々なアプリケーション間で通信・データ共有させ、統合アプリケーションのように動かす事が目的。
・設計もAPIもシンプルなので、互換アプリが作りやすい筈。
・データ共有の形は、ポイント・トゥー・ポイントか、クライアント/サーバー形式(サーバがマスターデータを管理)
・フォーマットはポリゴンベースのシンプルさ=アプリケーション非依存だけれど、カスタムデータも格納可。
 また最近の進んだ仕様も取り入れた。
 ・UVマップ、ディスプレースメント/UVマップ、照明、HDRI、シェーダーツリーなど
 ・Physicノードでは、クロス、ヘアー、煙、炎の物理シミュレーション(のデータ)にも対応。
 ・textノードでオブジェクトにスクリプトを関連付け、objectノードからアクセスできる。
  スクリプトエンジンはVerseと独立していて、プログラミング言語は自由。
・現在Verseは開発中。 
 使いたい人は、自作アプリに組み込むか、他所で対応アプリが出るまで待て。
802801続き:2005/06/25(土) 19:30:55 ID:8krXezwl
*DataFormat
・ポリシーはシンプルかつ自由度/将来性の確保。
 形と「どう見えるべきか」だけ扱い「どう表示するか」は受信ソフト任せ。
・最近出てきた表現手法(HDRIなど)を含め、多様なデータをノードで管理。
  ノード情報(named vector、文字列、数値を持たせられる)
  サブディヴィジョン・サーフェス(ポリゴン、NURBS、Bezierに変換可能)、ディスプレイスメントマップ
  1-3次元のHDRIビットマップ(解釈はユーザまかせ。圧力、温度、密度など)
  シェーダー・ツリー、BRDF(双方向反射率分布関数)、
  移動と変形、クォータニオンによる回転、モーションカーブ・アニメーション、スケルトン(骨格?)
  ライト、テキスト
・モデルのUV座標マップやHDRIビットマップなどで任意のユーザーデータを表せる

*Networking
・IP(プロトコル)のロスト・パケット再送待ち時間を無くすため、Verseは再送を待たずに
 パケットを処理する。 これはパケット受信順が逆転すると誤動作するが
 コマンドに「今○○だったら」という前提条件を付けることで回避した。
・この機能はAPIに隠蔽されていて、一般の開発者は気にしなくていい。

*Verse Server
・VerseサーバはHub(≒分散処理の中心)として働き
 多くのクライアント間の通信とデータ共有を可能にするアプリ。
・全データのコピーをサーバーとクライアントで持つため、クライアント全部、
 またはサーバが落ちてもデータは残るから安心。
・但しこの方式は強制ではなくサーバーのカスタマイズは自由。
 (クライアント・サーバー=クライアントにコピー無し、proxy=サーバ上にコピー無しなど)
・セキュリティ・性能のため、クライアントにアクセス権(のポリシー(ルール))を設定可。

(以下略)