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山形の教育訓練給付金詐欺、大半は詐欺目的と供述

パソコン通信講座の運営会社「エスエスビー」（東京都）による
教育訓練給付金詐欺事件で、山形県警に詐欺容疑で逮捕された
同社社長、村山三義容疑者（５１）ら９人のうち複数の容疑者が、
「（同社内にＰＣ事業部が発足した）２００１年１０月ごろ以降の
受講者の大半は、給付金を詐取する目的で勧誘した」という趣旨の
供述をしていることが２８日、分かった。

　厚生労働省によると、同年１０月以降に受給した同社講座の受講者は、
全国で６６８人、給付総額は約１億６０００万円にのぼっており、
その大半が不正受給だった疑いが強まった。県警では厚労省にも協力を要請、
被害額の特定を急いでいる。

　２００１年１０月は、関連会社「アタル」社長の浦田俊嗣容疑者（５０）
らがエスエスビーに入社、同社内に「ＰＣ事業部」が発足した時期と一致
していることから、県警は、ＰＣ事業部で不正受給する受講者を勧誘した
とみて追及している。ＰＣ事業部は、２００２年７月にアタルとして独立した。