★ソフト複製訴訟:メーカー3社と司法試験予備校が和解
・マイクロソフトなど3社が「パソコンソフトを無断複製された」として、
司法試験予備校「東京リーガルマインド」(LEC、東京都港区)に
損害賠償を求めた訴訟は11日、東京高裁(永井紀昭裁判長)の
勧告を双方が受け入れ、和解が成立した。
内容は公表されていないが、約8500万円の支払いを命じた1審・
東京地裁判決と同様に、LEC側が不法コピー分の正規価格から
算定した賠償金を払うことで合意したとみられる。
訴えていたのは、マイクロソフト▽アップルコンピュータ
▽アドビシステムズ。LECは「エクセル」などのソフトを複製し、
136台のパソコンで使っていた。
01年5月の1審判決は「ソフトを買い直したため賠償の必要はない」
とするLEC側、「制裁的に正規価格の2倍を請求できる」とする
メーカー側のどちらの主張も認めず、正規品の小売価格を
損害額と認定した。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20021212k0000m020043000c.html